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【小林さんちのメイドラゴン】天使と悪魔とドラゴンの会合【ガブリール】 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/11(土) 22:47:53.48 ID:MPmm5+v40
小林さんちのメイドラゴンとガブリールドロップアウトのコラボ短編です



ある日の郊外


ヴィーネ「けど、珍しいわね、いっつも部屋に引きこもってるガヴが、街の買い物に私を誘うなんて…」


ガヴ「あー、実は家のパソコンの調子が悪くてさあ…急いで、新しいのを買おうかと思って。ったく、せっかくの休日なのにさあ、ネトゲできなくて…台無しだよ」


ヴィーネ「いやあるでしょ、休日にやることなんていくらでも!…けどガヴ。今日の買い物はできるだけ早く切り上げましょ」


ガヴ「え?どーしたのヴィーネ?なんかこの後用事でもあるの?そういえば、さっきからずっとそわそわしてるけど…」


ヴィーネ「いや、実は昨日、魔界からの連絡で分かったんだけど…

この周辺に潜んでるんですって…ドラゴンが…」


ガヴ「はあ?ドラゴン?」


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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 22:49:37.74 ID:MPmm5+v40
ヴィーネ「ええ…どうも「別の世界」にいたドラゴンが何匹が人間界に来てこの街に潜伏してるらしいの…、
それも世界に混沌をもたらすレベルのドラゴンみたいだから、危険だから気をつけろって…」


ガヴ「あー、そーいえば私にも、天界からそんな連絡あったな」


ヴィーネ「あったの!?」


ガヴ「うん、それでなんか見つけたら、人類の存亡に関わるレベルの被害をもたらす危険性MAXだから、天使として退治しとけとかなんとか…」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 22:51:49.05 ID:MPmm5+v40
ヴィーネ「退治って天使ってそんなこともするのね…け、けど、ガヴ、いくら天使の仕事とはいえ、ドラゴンを退治なんて危険じゃないの!?」


ガヴ「はあ?いやいや何言ってんのヴィーネ…そんなの危険に決まってんじゃん…」


ヴィーネ「そ、そうよねっ、どうするのよ、そんな危険な仕事まかされて…」


ガヴ「え、いやだからさ…するわけねーじゃん、そんな危険な仕事」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 22:53:50.29 ID:MPmm5+v40
ヴィーネ「は?」


ガヴ「別にそんな仕事ほおっておいたって、天界にはテキトーに報告しときゃバレないよ…
それに私、ドラゴンが暴れて、人類が滅ぼうが、なんとも思わないし…」


ヴィーネ「あ、あんたってやつはああ!!人類存亡の危機だっていうのに、何言ってんのよこの駄天使は!」


ガヴ「あーもう、めんどくさいなあヴィーネは。どーでもいーじゃん、今そんな話はさあ…それより早く買い物済ませて早く家帰ろ、ね」


ヴィーネ「なんで私がだだこねて、なだめられてるみたいになってんのよ!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 22:55:34.57 ID:MPmm5+v40
一方……その同時刻 商店街にて


小林さん「…あのさあ…一体どうしたんの、トール。私とカンナちゃんに一緒に買い物についてきてほしい、だなんて…それに今日朝からずっとそんな怖い顔してるみたいだけど…」


トール「買い物だけではありません小林さん…これからしばらくは私と一緒に行動を共にしててください…」


小林さん「何それ…一体どーいうこと??」


トール「実は昨日、ルコアさんから教えてもらった情報なんですが…このあたりに潜んでるそうなんです…

…天使が」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 22:58:36.59 ID:MPmm5+v40
小林さん「はあ?天使?」


トール「ええ…」


小林さん「天使って…あの天使?実在したんだ…

けど、天使がいると、なんで私とカンナちゃんがトールと一緒に行動しなきゃいけないわけ」


トール「何言ってんですか小林さん!天使ですよ!天使!神の使いですよ!?
あんな残酷で狡猾で危険な奴らが、この街にいるっていうのに何を悠長なことをいってるんですかっ!

2人は私が必ず天使の魔の手から守ってあげますからっ!」


小林さん「残酷で狡猾で危険って…トールの中の天使像って、一体どーなってるのさ…」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 23:02:52.44 ID:MPmm5+v40
トール「と、いうわけなんで小林さん…1人きりで行動するのは大変危険な状態なんです…
私が天使の奴を見つけ出して、駆除するまでは、四六時中、行動を共にしてください…!」


小林さん「いや……けど、そんなこと言っても、休日の今日はともかく、平日は、私、仕事があるし、カンナちゃんだって学校が……ってあれ?」


トール「どうしたんですか、小林さん?」


小林さん「いや…さっきからさあ…、いなくない?カンナちゃん…」


トール「え!?あ、あれ!?」

……
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 23:04:33.08 ID:MPmm5+v40
そのころ……

ガヴ「ええっと、電気屋さんは確かこのあたりに…」


ヴィーネ「ちょ、ちょっとガヴ!」


ガヴ「なんだよヴィーネ」


ヴィーネ「みて…あそこの商店街の入り口にいるメイド姿の女の人…ここからでも、ものすごいオーラを感じる…ま、まさかあの人が……」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 23:07:50.66 ID:MPmm5+v40
ガヴ「あー、なんだ気づいたのヴィーネ。ホントにこの辺にいたんだって感じだよね、ドラゴン。メイド姿で商店街にいるとか、なんかウケる」


ヴィーネ「え!?その言い方、私より先に気づいてたのガヴ!?」


ガヴ「え、あーうん。けどまあ、今はそんなことよりさ、電気屋探さないと私のパソコンが…」


ヴィーネ「あ、あ、アンタってやつはあああ!!人類を滅ぼしかねない危険な生物を見つけたっていうのに何悠長なこといってんのよお!」


ガヴ「ばっかヴィーネ!大声出すなってば!相手に天使がいるって、気づかれたらめんどくさいでしょ!
いいからさ、ここは、早く去ろ?ね?そんな、かっかっしないで、ね?」


ヴィーネ「いやだから、なんでさっきから、私が我がまま言って諭されてるみたいになってんのよっ!」



10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 23:11:25.39 ID:MPmm5+v40
…商店街の入り口

トール「な……そんなバカな…カンナ…さ、さっきまで一緒にいたのに…」


小林さん「きっと、迷子になったんだよ、この辺、人多いからさあ…どうしよう、探さないと」


トール「そんな、いや…まさか…カンナに限って…はっ!!小林さん!私の後ろに隠れて!」


小林さん「え、何何、どーしたのトール」


トール「ほら、あそこの電気屋のそば……います!!………天使が!」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 23:15:27.28 ID:MPmm5+v40
小林さん「え、どこ…あそこって……なんか女子高生くらいの子しか、みえないけど…」


トール「ま、まさか…!あ、あいつらが、カンナを…!!!くそっ!」


小林さん「いや、絶対違うと思うけど…って、トール、どこ行くの!」


トール「決まってます!あそこの天使にヤキいれて、カンナを取り戻すんですよ!」


小林さん「いや、ちょっと待ちなよ」


トール「そして前言撤回です小林さん!
小林さんは、できるだけ私から…いえ、ここから離れててください、ここは間違いなく激しい戦場になりますから、とにかく、早く逃げて!!」


小林さん「え、ちょ、ちょっと!待ちなってトールってば!!」


……
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 23:19:21.97 ID:MPmm5+v40
……電気屋の前

ヴィーネ「だいたいガヴ!あんたってば、いつもいつも…!」


ガヴ「あーもう、こんな町中で説教はやめてよヴィーネ…って、げ…」


ヴィーネ「え?どーしたの、ガヴ…?って、あれ…?
あのメイド姿のドラゴンの人…、私達のほうに走って、向かってきてない…?」


ガヴ「あー…もう、ヴィーネが騒ぐからじゃん…
てか、なんか…ものすごく、めんどくさそうなことになりそうな予感が…」

……

トール「見つけましたよ、天使。こんな町中にいるなんて…どーやら、距離を保ちながら、ずっと私達を監視していた…そういうことですね…?」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 23:29:02.52 ID:MPmm5+v40
………

ヴィーネ「……が、ガヴ、ドラゴンよ、生ドラゴン…!、私、初めてみちゃったわ
…それに、近くでみると、ものすごくきれいな人ね…わたしこんなきれいな人も、見るのはじめてかも…それになんで、メイドの恰好なんてしてるのかしら」


ガヴ「いや……何ちょっと喜んでんだよ、ヴィーネ…騒いだお前のせいだぞ…まじ勘弁してよ」


ガヴ「……」


トール「……」

………

トール「(天使は…こっちの金髪のチビか…コイツ…あっちの世界でみてきた天使達とは、ちょっとタイプが違う…?
けど、この感じ…かなり優秀でレベルの高い天使とみましたよ…!くそ……!)」


ガヴ「(うわあ…やべー、物腰からしてかなりできるレベルのドラゴンだぞこれ…天界の授業で、習ったのよりずっと強そうじゃん…
ああもう、どーやってきりぬけよう…)」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 23:35:10.55 ID:MPmm5+v40
トール「…まさか天使が人間の姿で、この街にいるなんて…私としたことが、ホントにうかつでしたよ!」


ガヴ「ええっと……ゴメンナサイ、ニホンゴムズカシクテ、ヨクワカラナクテ…」


ヴィーネ「いや、なんで急に日本語がわかんなくなったフリしてんのよ!」


トール「…しかし、不意打ちとは、こっちの世界でも、相変わらず狡猾で卑怯ですね、天使!カンナをどこにやったんですか!とっとと吐かないとひどい目にあわせますよ!」


ヴィーネ「え?」


ガヴ「はあ?」

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 23:38:42.45 ID:MPmm5+v40
トール「とぼけても無駄ですよ、天使!どんな力を使ったしりませんが、おそらく、カンナはすでに何処かに監禁されている状態…、
そしてカンナを人質に使う気なのでしょうが!」


ガヴ「はあ?何言ってんの、カンナって誰のことだよ??」


トール「しかし、私もカンナも誇り高きドラゴン!天使ごときの脅しには、決して屈したりしませんよ!
さあ、どこにやったんですか、カンナを…さもなくば、ここで息の根を…」


小林さん「……天使ってこの子達のこと、トール?」


トール「なっ、こ、小林さん!?な、なんでここに来たんですか!ここから離れてって、言ったじゃないですか!!き、危険ですよっ!」


ヴィーネ「どうしよう、ガヴ…全然話が分からないし、また新しい人が来たわ」


ガヴ「この人は、人間っぽいけど…けど…、あー、なんか、ますますめんどくさいことに…」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 23:49:40.43 ID:MPmm5+v40
小林さん「…みたところ、普通の女の子っぽいけど…」


トール「見た目に騙されてはいけませんよ小林さん!そっちの金髪のチビ…さっき透視能力で確認したんですが…とんでもないものを隠しもってます!」


小林さん「とんでもないものって…?」


トール「驚かないでください…世界の終わりを告げるラッパ、です…
この天使…、吹くだけで世界を終わらせるレベルのアイテムを持ってる……、かなり危険なレベルの天使です!」


小林さん「いやいや、何よそれ、そんなゲームに出てくるようなアイテムが存在するわけ…」


ヴィーネ「え!?あんた、それ普段から持ちあるんてんの!?」


ガヴ「あー、うん…むしゃくしゃした時にいつでもふけるように…」


ヴィーネ「あほかああ!!!あんたの機嫌次第で、この世界が終わったらたまったもんじゃないわよ!!」


小林さん「え、なに、その反応!?ホントに持ってんの!!?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/12(日) 00:03:16.06 ID:GmfgblBD0
トール「そういうことなんで小林さん!急いでここから離れてください!私は、力づくで、この天使からカンナの居場所を聞き出して…」


ヴィーネ「ちょ、ちょっとまってください!確かにガヴが天使なのは間違いありませんけど…けど、その、カンナ?って人のことは私達、ホントに知らないんですけど」


トール「はあ!?今後に及んで何をとぼけたことを……、っていうか、お前…悪魔じゃないですか?なんで悪魔が、天使と一緒にいるのか知りませんが…
悪魔ごときが私に口を挟まないでもらえますか?見逃してあげるから、とっととうせなさい」


ヴィーネ「あ、悪魔ごとき…?」カチン…
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/12(日) 00:07:30.94 ID:GmfgblBD0
ヴィーネ「…その、悪魔ごとき、って言い方はちょっと聞き捨てなりませんねえ…っていうか、それ以前に初対面の人に失礼じゃないですかねえ…?」びきびき…

トール「いやいやいや、人、じゃないでしょ、悪魔でしょ、低俗な悪魔ごときでしょ!?っていうか、なんで悪魔が天使のことかばってるんですかねえ…?
もしかして、天使に屈服して、奴隷にでもなったんですか、みっともない」


ヴィーネ「違いますーガヴと私は友達ですー!人間界で友達になったんですー!そんな関係じゃありませんよ!」

トール「はん、どーですかねえ…!もしかして、カンナを拉致したのも、そこの天使の命令であなたが…!」


ヴィーネ「ガヴはそんなこと言わないわよ!
っていうかなんですか、そのメイドの恰好!ドラゴンが、そんなメイドの恰好なんかして!恥ずかしくないんですか!」


トール「んな…、は、恥ずかしいなんてあるわけないでしょうが!私は小林さんのメイドですよ!?
メイドがメイドの恰好して何がいけないっていうんですか!」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/12(日) 00:10:18.53 ID:GmfgblBD0
小林さん「…おいおい、トール、落ち着いて」


ガヴ「ヴィーネもちょっと落ち着きなよ…」


トール「小林さんはちょっと黙っててください!」


ヴィーネ「ガヴはちょっと黙ってて!」


ガヴ・小林さん「は、はい…」



………

ガヴ「(あーもう、どーしよかな…なんとかこの状況から逃げられないかなあ…正直めんどくさい)」


小林さん「にしても…カンナちゃん…どこ行ったんだろう…探さないと…」


………
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/12(日) 00:21:41.35 ID:GmfgblBD0
そのころ…街のはずれの道端では


イヌ「わんわん!」


カンナ「…………道にいた…この生き物みてたら…小林とトール様とはぐれちゃった…」


カンナ「どうしよう…ここがどこかもわからないし…2人の場所も小林の家の方向もわからない…このままじゃ…後で怒られるかも…」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/12(日) 00:24:28.71 ID:GmfgblBD0
?「そこの人間の子供!命がほしくば、その邪悪なる危険生物から離れなさい!」


イヌ「わんわん」


カンナ「……だれ?」


サターニャ「ふふ…だれ…ですって?いいでしょう、教えてあげるわ…!人間の子供よ…

……我が名は胡桃沢・サタニキア・マクドウェル!!地獄を総べるもの…!そして、そこの危険生物…そう、「イヌ」、を屠るもの、よ!」


カンナ「おおお……なんか、…なんか、マジヤバくね?」



………

そのころ、家にいたラフィエル


ラフィエル「は!こ、この気配は…!」


ラフィエル「間違いない…!サターニャさんが、これから、ものすごく『おもしろいこと』になる予感がする!

い、いけない、早く!早く、サターニャさんのもとにいかないとっっ!」



…………
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/12(日) 00:25:12.80 ID:GmfgblBD0
今日はここまでで。また暇なときにつづきを書きます。
感想おまちしてます
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/12(日) 00:30:02.46 ID:HJo2Y7+LO
全登場人物の中で一番まともなのが小林さんっていう
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/12(日) 05:36:20.41 ID:JivhRWRjO
唯一の人間なんだから当たり前だろ
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/12(日) 12:06:24.10 ID:8ukiQjTjO
乙 ええやん
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 20:25:59.44 ID:UmuWr7llo
いつになったら暇になるんだよいクズ!
楽しみにしてるんだからさっさと続き投下しろや!!
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/27(月) 01:12:03.15 ID:6I9Q6Cc40
はよ
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/27(月) 18:02:03.81 ID:a5kwyc13O
早漏かよ
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/30(木) 10:26:24.28 ID:jc1/+0Hi0
まだか
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/01(土) 06:11:45.28 ID:sX8mKHOG0
すっかり忘れてた


………


サターニャ「ぐす…また…とられた…メロンパン…くそ…いつもいつも…あのイヌめ…」


カンナ「……、大丈夫?サタニキア」


サターニャ「…う、うん…あ、ありがと…

って、はっ!…ふ、しかし、危ないところだったわねえ、人間の子供…、私があの危険生物“イヌ”を引き付けていなかったらあなたは死んでいたわ…
わたしに感謝なさい!」


カンナ「危険生物…、あの“イヌ”って生き物は、そんなに危険?」


サターニャ「やれやれ、まだまだ無知なのね…まあ子供だから無理もないけれど…
当たり前じゃない、毎度毎度、わたしの食料を奪いに来るあのどう猛さ…、まさに地獄の番犬だわ…今後は気を付けることね」


カンナ「地獄の番犬…、おお、”ケルべロス”みたい…確かに危険」


サターニャ「ええそう、よく知ってるわね…人間のくせに異界の生物の名前を…」

31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/01(土) 06:13:51.17 ID:sX8mKHOG0
カンナ「あっちの世界でも上級の魔物……ケルベロスを追い払った…、サタニキア…サタニキアはすごいやつ」


サターニャ「!?…ええそうよ!何よアンタ話が分かるやつじゃない!
どう、アンタ、なかなか話が分かりそうだし、アンタをこのサタニキア様の弟子にしてあげてもいいわよ」


カンナ「弟子…、弟子ってすごい?」


サターニャ「ええ、このサタニキア様の弟子になれるなんて、すごいなんてもんじゃあないわ。相当な有望株じゃないと務まらないわ。
けど、アンタ、見込みがありそうだから、どうしてもっていうなら弟子にしてあげないこともないわ」


カンナ「わかった、わたし、サタニキアの弟子になる」


サターニャ「!?」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/01(土) 06:15:27.93 ID:sX8mKHOG0
サターニャ「ふふふ…はあーはっはっ!!仕方ないわねえ弟子にしてあげるわ、人間の子供よ!
それじゃあ、アンタは今日から”サタニキアブラザーズ”、と呼ばせてもらうわ!!」


カンナ「わたし、名前はカンナ」


サターニャ「え、あ、そうなの、わ、わかったわそれじゃカンナ!アンタには、これからサタニキアの弟子として
たっぷり、悪魔的行為(デビルズアクション)を叩き込んであげるんだから、覚悟なさい!そうねえ、まずは…」


カンナ「トール様と小林を探さないと」


サターニャ「え、な、なに…?とー、トールさま…小林?誰??」


カンナ「そう、買い物に行く途中で、ケルベロスに気を取られてはぐれた」


サターニャ「え、なによ…急に…アンタ、何言ってんの??」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/01(土) 06:17:31.13 ID:sX8mKHOG0
ラフィ「サターニャさん、この子、ひょっとして迷子なんじゃないですか?」


サターニャ「ぎゃあああああ!!!な、何よラフィエル、いつの間に!なんでアンタが急に現れるのよ」


ラフィ「サターニャさんがいるところでしたら、私はどこでも現れますが」


サターニャ「気持ち悪いわっ!!……って、いや、そんなことより、何よアンタ、ひょっとして迷子なの?」


カンナ「商店街のほうに行くって言ってたけど…場所がよくわからない」


サターニャ「え、ええ〜…何よそれ…せっかくこれから、厳しい悪魔的修行をたたきこもうとしてたのに…迷子ならそう言いなさいよ…
仕方ないわねえ…、ええっと、商店街はこっちよ、ほら、着いてきなさい」


ラフィ「わたしもお供しますね、サターニャさん」


カンナ「ありがとう、サタニキア、それと…」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/01(土) 06:19:04.01 ID:sX8mKHOG0
ラフィ「ああ、はじめましてカンナちゃん。私は、ラフィエル…
ラフィとお呼びください。それと、こちらのサタニキアさんは、みなさんにサターニャって愛称で呼ばれていますよ」


サターニャ「ふふ…そうね、けどカンナ…弟子になって間もないアンタが
私を愛称で呼ぶなんて畏れ多いこと…アンタは私のことをサタニキア様、もしくは」


カンナ「わかった、サターニャとラフィ」


サターニャ「いや、人の話聞きなさいよ!!」


ラフィ「………」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/01(土) 06:20:59.56 ID:sX8mKHOG0
ラフィ「(これは…どうしたことでしょう)」


ラフィ「(このカンナちゃんの気配…この子、間違いなくドラゴンです…、
幸いまだまだ子供のようですし、我々が天使と悪魔であるかの判断がついていないようですが…)」


ラフィ「(そういえば天界からのメールで危険なドラゴンが下界に来ている、という情報がありましたが、この子のことでしょうか…
子供でも力は強いのでしょうが特に危険性があるように見えませんが…いやそれにしても、何の因果か、サターニャさんと出会うだなんて…)」


ラフィ「…ぞくぞく」

36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/01(土) 06:23:03.72 ID:sX8mKHOG0
ラフィ「(あ、ああああ!なんですかこれ、なんですかこれええ!めっちゃ、面白いですよ、夢のコラボですね!
いやあ、やっぱりサターニャさんは、外さないですねえ…!!
しかもサターニャさんはカンナちゃんの正体に気づいていないようですし…)」ぞくぞく…


ラフィ「(ああ、いけない天使ですね…わたしったら…天界からの指令では、危険なドラゴンを退治しろとのことでしたが…、
まずいですね、ぜんっぜん興味がわきません!
きっと、このカンナちゃんが探してるというお知り合いもドラゴン…!これは面白くなってきましたよ…!)」


ラフィ「(むしろもう…サターニャさんとカンナちゃんの絡みをずっとずっと見守り続けなければ…そして、むさぼらねば……面白エピソードを……!!!)」


サターニャ「お、おーい…何もだえてんのよアンタ…早くしないとおいてくわよ…ラフィエル」

………
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/01(土) 06:26:30.31 ID:sX8mKHOG0
そのころの商店街


トール「はん!残忍で狡猾な天使と、低俗な悪魔が連れ添って、電気屋に買い物に行くって、どんなシチュエーションですか!?
まったくもって納得いきませんね!」


ヴィーネ「メイド姿で商店街に買い物に来てるドラゴンの人に言われたくないんですけどっ!だいたい何ですか、残忍で狡猾な天使と低俗な悪魔って!?
さっきから思ってたんですけど、そういう決めつけって、私よくないと思いますけどっ!!」


ガヴ「おい…ヴィーネ…やめようよ…人集まってきたし…」


小林「トールもさ、もうそろそろ…」


トール「はああ!?何ですかあなた、悪魔のふりして善良な人間のふりですか!
っていうか、いい加減認めたらどうなんです!2人で私達のことを監視していたんでしょう!?カンナをどこにやったんですかっ」


ヴィーネ「いやだから、監視なんかしてませんし、そのカンナって人も知らないっていってるでしょう!」


ガヴ「だめだ、聞いちゃいねえ…」


小林「あーあ……」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/01(土) 06:27:57.31 ID:sX8mKHOG0
小林「………」


ガヴ「…ったく、せっかくの休日なのに…ネトゲする時間なくなっちゃうじゃん」ぶつぶつ…


小林「ところでさ」


ガヴ「え?」


小林「君はホントに天使なの?で、そっちの黒髪のコは悪魔?なんだっけ」


ガヴ「……、ま、一応そうですけど…珍しいですね。人間が何の抵抗もなくそんなこと聞いてくるなんて」


小林「ま、わたしは一応、そこのドラゴンと暮らしてるし…ドラゴンがいるんなら天使や悪魔がいてもおかしくはないね」


ガヴ「ふーん、って、え……、そこのドラゴンと一緒に住んでるってこと!?な、なんで」


小林「いやまあ…そこは話すと長くなるんだけど…一応、そこのドラゴンはさ、うちのメイドなんだよ」


ガヴ「は、はああ!?」


………
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/01(土) 06:30:14.33 ID:sX8mKHOG0
一方

サターニャ「ここが商店街よ…って、人多いわね」


ラフィ「今日は休日ですからね、たくさんの方が買い物にいらしてるみたいですね
これではカンナちゃんのお知り合いの方を探すのもだいぶ苦労するかもですが…」


サターニャ「アンタの知り合いってどんな見た目なのよ、ここまで来たんだから一緒に探したげるわ」


カンナ「トール様は金髪でメイドの恰好してる。小林は人間で、デスマあけだから、いつも以上によろよりしてるかも」


サターニャ「はあ…なによそれ…メイド姿ぁ?なによ、それ…そんなやつ商店街にいるの?
あと後半の小林ってやつほうは、見た目の特徴じゃないんじゃない…」


ラフィ「とりあえず商店街を適当に回ってみましょうか」


サターニャ「仕方ないわねえ…まずは」


カンナ「お腹すいた」ぐうう…


サタラフィ「「………」」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/01(土) 06:31:47.45 ID:sX8mKHOG0
うどん屋


サターニャ「…この大悪魔サタニキア様が弟子のためにご飯をおごるなんて…師匠の懐の深さに感謝しなさい、カンナ」


カンナ「うん、ありがとう、サターニャ」


サターニャ「いい、見てなさいカンナ。最初に、ここの券売機で食券を買うのよ。
まずはここにお金をいれて…、ほしいメニューのボタンをデビルズプッシュするのよ!」


カンナ「おお…サターニャ物知り」


サターニャ「ふふ…当たり前じゃないカンナ…この大悪魔サターニャ様に知らないことなどないわ」


カンナ「サターニャ…サターニャは悪魔なの?」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/01(土) 06:33:36.83 ID:sX8mKHOG0
サターニャ「あら…ついつい口走ってしまったわね…そう、このサタニキアは大悪魔にして地獄の支配者…
人間のあなたには信じられないかもしれないけど……、ってあれ?」


サターニャ「カンナあんた…、よくみたら人間じゃあないわね…この気配…あれ、なんだったかしら…
ん…?そういえば、こないだ魔界から変な連絡がとどいてたわね…確か…」


ラフィ「あ、サターニャさん大丈夫です、何も思い出さなくて。
せっかく面白くなりそうなんですから、できる限り、脳みそは使わないでください」


サターニャ「急に何言ってんのよあんた!!?」

42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/01(土) 06:35:30.48 ID:sX8mKHOG0
店員「お待ちどうさま」


サターニャ「いいカンナ…これは”たぬきうどん”というのよ…ただ、実際にはたぬきが食材として使われてるわけではないの…
この悪魔的罠(デビルズトラップ)には十分気をつけることだわ」


カンナ「おお…デビルズトラップ…なんかカッコいい」


サターニャ「そう、そしてこの割りばし…これにも罠が含まれているの…
割る、と言ってもこれには割る方向がちゃんと決められていて…」


カンナ「ほうほう…やっぱりサターニャは物知り」


ラフィ「サターニャさんもつい最近知ったことなんですけどね」


サターニャ「う、ううるさいわねっ!いつ知ろうが、関係ないわよ」

43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/01(土) 06:39:30.33 ID:sX8mKHOG0
サターニャ「あ、ほら、ほっぺたについてるわよ、ほらぬぐってあげるから顔こっち向けなさい」


カンナ「サターニャ、ありがとう」


ラフィ「(サターニャさん、結構親切ですねえ…弟さんがいるという話ですし、弟子というより、妹とか、そういう感じで観てるんですかね……、
いや、実際は、めちゃくちゃ強大な力をもつドラゴンなんですけどねえ…)」




そして昼食後


サターニャ「さて、腹ごしらえも終わったし、はやくアンタの知り合いを探さなきゃね」


ラフィ「サターニャさん、たぶん方角的にはあっちのほうだと思いますよ」


サターニャ「え、何よアンタ、なんでそんなことがわかんの」


ラフィ「いえ、なんとなくですけど」


ラフィ「(どうもあっちのほうにカンナちゃん以上に強い力をもつドラゴンの気配がしますねえ、
それももう、だいぶ近いような)」


サターニャ「ふーん、まあいいわ…それじゃラフィエルがいう、こっちのほうから…って、あら、なんかあそこ、人だかりができてない?」


カンナ「あ、あそこにいるのトール様と小林だ。みつけた」


ラフィ「あれ、あそこにいるのは…ガヴちゃんとヴィーネさんでは?」


サターニャ「え、何よそれ…一体どーなってんの??」
………

………
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/01(土) 06:40:04.12 ID:sX8mKHOG0
今日はここまでで 次はなるべく早く更新しますんで…
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/01(土) 07:20:54.41 ID:5yiycYNiO
おつおつ
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/01(土) 12:32:38.37 ID:f82ubn6io
次は忘れないでください

47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/01(土) 19:14:38.19 ID:EsxSrgt70
乙乙乙
更新されてるとは嬉しい
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/02(日) 14:47:14.46 ID:WzNA5Lk/0
おもしろい
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/05(水) 19:20:54.76 ID:rPI1j5GaO
メインは小林さんちのメイドラゴンであり、俺ガイル勢からは八幡しか出ない予定です。 


ハチマン:全体的に濁った色をしているドラゴン(雄)(見た目はパ〇ドラのヴリトラを想像していただければと)。混沌勢に属し、実力も上位に属するが、基本自ら破壊は行わない。 
トールやルコアのように自前でマナを生成し、魔翌力に変換することができる。 
基本的にドラゴンも人間も嫌い。(例外あり) 
小林家に住まわせてもらう代わりに、小林の職場で働く。 

トール:原作通り、人間を劣等種と見下している。 
ハチマンとの関わりを持つ数少ないドラゴンであり、いろいろあって彼を好いている。 

カンナ:ハチマンとの関わりを持つ…(ry 
彼のことを兄のように慕っている。 

ファフニール:原作通り。引きこもり…ヒッキー…ハッ!!((察し 
彼らは気が合うだろう… 

ルコア:原作通り。ハチマンの事を気に入っているが、彼には苦手意識を持たれている。 

エルマ:調和勢。活動の少ないハチマンとの面識はない。 

小林:ドラゴン2人を養い、小学校にも通わせる、その財力はどこから来るのか…謎だ。 
今作品ではハチマンも共に暮らす。 

滝谷真:原作通り。 

その他:基本は原作通りとさせていただきます。 
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/05(水) 19:49:29.46 ID:vl6K3x5OO
>>49
八幡いらなくね?
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/05(水) 20:20:58.21 ID:XTUGiEWeo
>>50
おそらく嵐
構う必要なし
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 00:45:36.03 ID:SdMSdNUA0
………

ざわざわ…

ヴィーネ「だーかーらあ!何回違うっていわせるんですか!私とガヴはあなたの知り合いを拉致なんかしてませんってば!
いい加減、変な言いがかりはやめてもらえますか!ケーサツ呼びますよケーサツ!」


トール「はん、低俗な悪魔無勢の言うことなんて信用できるわけないでしょうがっ!
っていうかケーサツってなんですかケーサツって!?この世界の法のことあんまりわかってないようですけど!?
ケーサツ呼んで、つかまっちゃうのは、カンナを拉致したあなたたちのほうなんですけどね、分かってます!?」


ヴィーネ「いやだからああああ!何回説明すればわかってもらえるんですか!?ガヴも私も、この下界で悪いことなんてしたことありません!!
ガヴだって、こっちに来て駄天しましたけど、犯罪をおかすような真似はしたことないですからっ!」

トール「はあ!なんですか、駄天って!?一体何のこといってんですか!?それ!?」


ヴィーネ「いやそれは私もよくわかんないんですっ!なんであんなに品行方正だったガヴがなんであんなことにっ!!こっちが聞きたいですよっ!!」



小林さん「…てな感じで、トールをメイドとして雇ったわけ。あ、言っとくけど、このトールの衣装は、私はメイド服としては認めてないから、
そこは勘違いしないでね」


ガヴ「ふーん、なんかよくわかんないけど、大変なんだな。けどそれにしたってよくドラゴンなんかと暮らせるね」


小林さん「いや、まあ、メイドとしての働きぶりは少しづつよくなってるから、役に立ってるっていったら立ってるんだよね。
ああけど、トラブル起こす割合考えたらプラマイゼロなのかなあ…」
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 00:48:45.66 ID:SdMSdNUA0
サターニャ「ガヴリールにヴィーネ…何やってんのあいつら。商店街のど真ん中で、なんか言い争ってる?
…それに一緒にあの2人…もしかしてあれがカンナ、あんたの知り合いなの?」


カンナ「そう。小林とトール様」


ラフィエル「あらぁ、あの可愛らしいメイドさんの服の方…あのオーラ……、あれは、ヤバめですね……いい具合に混沌チックなドラゴ…げふんげふん…」


サターニャ「ん?なに、あんた今、何か言おうとした?」


ラフィエル「あ、いえ別に…、いやまあ、面白くなってきましたねえ、ま、とにかく近づいてみましょう」

………

………
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/06(木) 00:51:33.16 ID:SdMSdNUA0
トール「は!もう、埒があきませんね!小林さんがいる前ですけど…こうなったら力づくで締め上げてカンナの居場所を吐かせる
しかないようですねえ…!!!」ずずず…


ヴィーネ「…な、なに!?急に…!!こ、このオーラ…!」


ガヴ「げ…、や、やば…」


小林さん「おいおい、トールっ」


トール「はん、狡猾な天使に低俗な悪魔よ!崇高なるドラゴンの姿をみて、恐れおののくがいいわ!今更、謝ったって」


カンナ「トール様」


トール「え?」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 00:55:37.04 ID:SdMSdNUA0
トール「あ、あれえ!??か、カンナ!?い、いつからそこに」


カンナ「今来た」


トール「そ、それにそこの銀髪と赤髪の女は!?また、天使と悪魔ですかっ!?一体どういうことなんですか?」


ラフィ「あらぁ、このメイドさんに…私達が天使と悪魔だって、あっさり見破られてしましましたね」


サターニャ「え、なんなのよこいつ、このメイドの変な女…この気配…
…なんか、ちょっと、まずい感じじゃないの、ねえ、ラフィエル」


ヴィーネ「ラフィエルにサターニャ!あなたたちなんでこんなところにっ!それに、その子は??」


ガヴ「ば、お、お前ら、そのちっこいのもドラゴンじゃねーか!
お前ら、何新しいドラゴン連れてきてんだよ!!話をややこしくするなよ!」


ラフィ「ごめんなさい、ガヴちゃん!サターニャさんを導ってたら、こんな流れになっちゃいました」


サターニャ「はあ、何言ってんのよガヴリール?ドラゴン?何の話してんの?……え?ドラゴン…え?」


ざわざわ…


小林さん「なんだなんだ…なんだかますますにぎやかになってきたなあ…」

56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 00:58:22.73 ID:SdMSdNUA0
トール「はっはーん、読めましたよ…つまり、敵は2人じゃなく、4人だったってことですか…
つまり、そこの金髪のちび天使と短髪の悪魔が私を引き付けてる間に、そこの残りの2人がカンナを拉致したってわけですか」


ヴィーネ「うちのサターニャとラフィエルもそんなことしないわよ!!いい加減、変なな決めつけしないでくださいっ!」


トール「はああ!現にそこの2人とカンナは一緒にいるじゃないですかっ!こんなの拉致以外にどう説明すれば…」


カンナ「トール様。違う。トール様達とはぐれた私を、サターニャとラフィが私をここまで連れてきてくれた」


トール「ほら、みなさいカンナもこう言って…え?カンナ、あなた何いって…」


カンナ「それに、サターニャはケルベロスを追い払ってくれた。サターニャ、すごいやつ。それに物知り」


トール「え?」
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 01:01:49.57 ID:SdMSdNUA0
小林さん「要するに、このガヴリールさんとヴィーネさんの知り合いの2人が、迷子になってたカンナちゃんをここまで連れてきたってことなんでしょ」


カンナ「そうそれ。小林察しいい」


小林さん「やっぱりそうなんだ。ありがとうね、2人とも。カンナちゃんを保護してくれて」


ラフィ「いえいえ、そんな礼にはおよびませんよ、カンナちゃんのおかげで、サターニャさんをよく導くことができました」


サターニャ「え、いや、そんなことよりラフィエル…、さっきガヴリールのやつ、ドラゴンとか言わなかった?
え、ドラゴンって、え、何…だれが…?え、まさか…」


トール「え、ええ?い、いやだって、小林さん、そこの新しくきた2人も天使と悪魔で…」


ヴィーネ「ほら、だからいったじゃないですか!わたしたちはあなたの知り合いを拉致したりしませんからっ!ふんだっ!」


ガヴ「いやもう、いいじゃんヴィーネ。
どんどん話ややこしくなってるから、もう行こうぜ…ラフィエルもサターニャも、ほらいくぞ」


ヴィーネ「ちょ、ちょっとガヴリール、手、ひっぱらないでよ」


ラフィ「あら、もう行くんですかガヴちゃん…まあ、ガヴちゃんがいうのでしたら仕方ありませんね、
さ、サターニャさんももう、行きましょ、ほらほら固まってないで、ぷぷぷ」


サターニャ「ど、どどどドラゴン…って、え…あ、あの狂暴で強大な力をもつ…え、ええ…う、うそ…でしょ…ええ…」


そのままその場を離れようとするガヴリール達4人


トール「え、ちょ、ちょっと……」
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 01:04:30.11 ID:SdMSdNUA0
トール「ちょ、ちょっと待ってください!!」


ガヴ「え、な、なんだよ…もういいでしょ、カンナとかいう知り合いも戻ってきたんだから」


トール「あなたたち、天使と悪魔ですよね…とくに、そこの金髪のちびと銀髪の女はかなり上級の天使と見えますけど……!
ほんとうにドラゴンである私とカンナに何も危害を加えないつもりで帰るつもりなんですかっ!とても信じられませんが!残忍で狡猾な天使のくせに…!」


ガヴ「はあ?天使が残忍で狡猾ぅ?何言ってんのお前…てか、こんなに慈悲深い2人の天使相手に何言ってんのまじで」


ヴィーネ「いや、だれが慈悲深いよ誰が…いい加減なこと言ってんじゃないわよこの駄天使がっ!」


サターニャ「くっく…まったく同感だわ…、そもそも残忍で狡猾なんてあくどいのは、天使ではなく、私達、悪魔の領分じゃない…
そう、この大悪魔、胡桃沢・サタニキア・マクドウェ…あ、ちょ!!!は、離しなさいよ、ちょっと!!!」


ガヴ「ラフィ、話がややこしくなるから、ちょっとそこのバカ悪魔、おさえといて」


ラフィ「ええ、もうやってますガヴちゃん」にっこり
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 01:06:33.28 ID:SdMSdNUA0
ガヴ「ま、確かに正直いうと、天界からは下界にドラゴンがいるって情報はきてたけどさ。
少なくとも私達2人は、アンタたちドラゴンにまったく興味ないし、どうこうする気ないから。な、ラフィエル」


ラフィ「わたしも、サターニャさんがどうカンナちゃんとコラボしてどんな面白エピソードがみれるのは興味ありましたが…
それ以外のことは正直全然興味ありませんね」


サターニャ「あんたはもうちょっとほかのことに興味もったら!??」


ガヴ「わかったらさ、もう金輪際、私達に絡まないでもらえる?正直、うぜえから」


小林さん「(………)」
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 01:10:21.89 ID:SdMSdNUA0
トール「………、本当にそれが本心ですか…?言っておきますけど、私はドラゴンの中でも破壊と支配を好む混沌勢のドラゴン…、
その気になれば、この世界を混沌の闇に染めることくらいたやすいんですよ?」


ガヴ「はあ?急に何言ってんの」


トール「いいんですか?この世界に住む人類だって愚かな劣等種だって思ってて、正直大嫌いですし…
正直、殲滅したいっていつも考えていますけど?そんな私を野放しにしてこのまま…」


ガヴ「あ、それは私もよく思うわ」


トール「はあ!?」


ガヴ「いやだって、たしかに人間って多すぎると思うし、うじゃうじゃうざいしね。わたしもよく人類滅ぼしたいって思ってるよ。結構な頻度で」


ヴィーネ「いや結構な頻度で思うなよっ!ほんとバカじゃないの!バカなんじゃないのアンタ!??この悪魔!!」


サターニャ「そーよ、それアンタやりすぎでしょ!この悪魔!この悪魔!」


ガヴ「いや悪魔はお前ら2人だろうが…何言ってんの?」


トール「いやいやいや、それはさすがにはったりでしょ!!そんなはったり噛まして、わたしを油断させようったって…!」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 01:14:56.59 ID:SdMSdNUA0
ガヴ「いやいや、さっきからそんなこと言ってるけどさあ…それじゃなんで、そこの人間と一緒に暮らしてるわけ?」


トール「えっ…」


ガヴ「話は聞いたよ。メイドとして雇われてるんでしょ?人類滅ぼそうって考えてるドラゴンがさ、人間の家でメイドとして働かないでしょ」


トール「なっ……そ、それは…ち、違いますっ!そ、それは、小林さんは…小林さんは特別なだけで…」


ガヴ「いやいや、ドラゴンが人間と一緒に、商店街に買い物に来てる時点で、アンタには人類をどうこうする気なんて、さらさらないってことなんでしょ」


ガヴ「ドラゴンとしての強力な力があったって、この世界でその力を振るう気ないんだからさ。自分はもう、別に天使にからまれるような
危険なドラゴンじゃないってことで、納得して、もう、いいんじゃない?」


小林さん「………、」
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 01:19:42.38 ID:SdMSdNUA0
トール「んな…ち、ちが…わ、わたしは、…ほんとうに人類のことは嫌いで…」


小林さん「へえ…、ほんとに慈悲深いんだねガヴリールちゃん」


ガヴ「はあ、何?急に人のことちゃん付けで呼んでなんなんすか…」


小林さん「ああ、ごめんね。急に話に割ってはいって。

私も聞いた話だから詳しくは知らないけど、トールはさ、昔自分の住んでいた世界で、天使や人間なんかに、仲間も含めて何度もひどい目にあったらしいんだ。
だから、天使なのに自分に危害を加える気がないガヴリールちゃんたちをみて、ちょっと戸惑ってるだけなんだとおもう」


トール「ちょ、ちょっと、こ、小林さんっ!?」


小林さん「それと、トールは、今ではこっちの世界ではうまく人間と調和して生きていこうと努力してる。
まあときどきトラブルを起こすことはあるけれど……、

人間に危害に加えることはもうしないし、むしろ、人間を知ろうと一生けん命努力してくれてる、と私は思う。
だから、危険なドラゴンじゃないっていう、ガヴリールちゃんの判断は、たぶん間違ってないんだとおもうよ」


トール「ちょ、小林さん、や、やめてください!て、天使相手にそんな変なこと言わないでくださいっ!」


ガヴ「あーそうですか、ま、同居人のお墨付きもあるってことで、よかった。それじゃ、わたしはこれで」


ガヴ「………」


ガヴ「(やった…なんかよくわかんないけど、ハッタリがきいたな……
これでなんとかこの危険度MAXなドラゴンのいる、めんどくさい場から逃げれそう!!)」


トール「………」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 01:22:09.01 ID:SdMSdNUA0
トール「ま、まちなさいっ!」


ガヴ「(……げ)……、な、なんだよ…まだなにかあるの…」


トール「……、その、名前を」


ガヴ「はあ?」


トール「わたし、私の名前はトールって言います…、そこの金髪の天使…あなたがそこの4人の中のリーダーみたいですし…
…一応、あなただけは、代表で名前を聞いておいてあげます。

や、別にあなたたちを信用したわけじゃありませんが…、一応、カンナを保護してもらった恩もありますし…、
天使とはいえ、私達以外でこっちの世界に住む異形のモノにも滅多に会いませんから…せっかくなので」


ガヴ「………」
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 01:24:38.71 ID:SdMSdNUA0
ガヴ「うん、あのドラゴンに名前覚えられるとか、あとあとめんどくさいことになりそうなんで、ちょっとマジ勘弁し…」


ヴィーネ「天真!!天真=ガヴリール=ホワイトですっ!!」


ガヴ「ちょ、ちょっとヴィーネ!な、何勝手に人の名前、あいつに言ってんだよ!ばかじゃないの!ほんとバカなんじゃないのお前!?」


ヴィーネ「いや、あんた!そこはちゃんと礼儀として名乗りなさいよ!!失礼でしょうがっ!!」


トール「テンマ…?やはりあっちの世界の天使とはちょっと違ったおかしな名前ですね」


ガヴ「あーあ…名前、完全に覚えられたじゃん…めんどくさ…ま、もーいーや…もうつかれたし……それじゃ今度こそ」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 01:30:53.52 ID:SdMSdNUA0
ヴィーネ「まあ…一応、誤解も解けたみたいですし…こっちもいろいろ汚い口聞いてすみませんでした、トールさん…それじゃ」


サターニャ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ、わたしも、そこのドラゴンに名乗らせなさいよ、
わ、わたしは地獄を総べる胡桃沢…ちょ、ヴぃ、ヴィネット!ひっぱらないでよ!」


カンナ「サターニャ、ばいばい。また、今度いろいろ教えて」


サターニャ「あ、あったりまえじゃない!カンナ!ドラゴンだろうと、アンタは私の従順な弟子なんだからっ!
師匠として、またこんどいろいろ遊んであげるから、覚悟しなさいよ!それじゃねっ!」


ラフィエル「あらあら、その時はぜひご一緒されてくださいねお二人とも。それじゃごきげんよう」



………

小林さん「なんだか、おもしろい4人組だったね。はじめてみたけど、天使と悪魔ってあーいう感じなんだ」


トール「いや、全然違いますよ…なんなんですかあの4人は…まったくわけがわからない」


小林さん「ふーん、けど、トールが誰かの名前を聞くなんて、珍しいね。もしかして、ちょっと気になってるとか」


トール「……、ば、何言ってんですか、小林さん!そんなわけないでしょうがっ!
天使と悪魔なんて、所詮は崇高なドラゴンの足元にもおよばない存在なんですからっ!」


小林さん「はいはい」


………
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 01:33:53.35 ID:SdMSdNUA0
…………


…………



それから一週間後


小林さんちの家


トール「それじゃあ小林さん!わたしは商店街に買い物に行ってきますから!小林さんとカンナは、お留守番していてください」


小林さん「はーい、いってらー」


カンナ「トール様いってらっしゃい」


………

小林さん「トールってば、先週は天使が危険だどうのいって、私達に買い物まで付き合わせてたのに…
その天使の正体が、あの子たちだってわかって安心したみたいだね」


カンナ「無理もない。あっちの世界の天使は、とても危険。それに天使はすごく強いから、普段、トール様は天使をすごく警戒してる」


小林さん「ふーん、天使って強いんだあ…なんかあんまりイメージないけど…あの子たちも戦うと強かったりするのかな…」


…………
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 01:39:24.70 ID:SdMSdNUA0
…………

買い物に行く途中のトール


トール「ふんふん、さーて、今日の夕ご飯は何に…………、………っ!!!」


トール「……な、」


トール「なんですか…この気配……!間違いない……、また、…………天使の気配…!」


トール「けどこれは、この間あった、あのテンマ達とは違う……!それよりはるかに強力な力………、その天使が、この世界に来た……!?

こ、この距離からでも感じ取れるこの強力な力!!こんどこそ、天使が私達を始末しにやってきた、ってことですか!!
ま、まずい!はやく、はやく!!小林さんちに戻らないとっ!!」


………
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 01:42:04.45 ID:SdMSdNUA0
………

………

そのころ、とある郊外の路地


道行く会社員「もしもし?…いや、ですから、このままですとね…、………ん?」


たむろする近所のおばちゃん1「それでねえ…」


近所のおばちゃん2「あらそうなの、あはは…あれ?」


近所のおばちゃん3「なにかしら…きゅうに…空から……きれいな羽が…降ってきて…」


………


路地を歩く一人の天使の姿……


ゼルエル「……どういうことだ」


ゼルエル「あの2人にドラゴンの退治指令が下界に下されてからかれこれ一週間以上……
いまだにその結果が天界には報告が来ていない……」


ゼルエル「ガヴリールにラフィエル……一体何をやっている…一体いつまで、下界にいる危険なドラゴンを野放しにしているつもりなんだ…!!」


…………
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/06(木) 01:42:30.18 ID:SdMSdNUA0
今日はここまでで。また暇なときに書いていきます
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/06(木) 01:47:22.56 ID:qpardPxt0
引き上手すぎでしょ
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/06(木) 08:36:45.48 ID:qu4mgrruO
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/06(木) 16:26:03.56 ID:iTxDzMqT0
おつ
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/06(木) 19:10:50.81 ID:bH1zV1CCO
面白いっすw主さんには八幡クロス書いてほしいっすw
奉仕部はアンチでw
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/15(土) 23:11:17.89 ID:O9DXUaE50
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/21(金) 21:09:11.16 ID:Y6DI02m9O
まだなの?すごい楽しみなんだが?
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