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【東方】地霊殿に迷いこんだ【さとり】 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆2vvP.YLtuM :2017/02/12(日) 05:35:16.24 ID:5AjRo/OX0
少しずつssを投下していきます。初めてですが、完結させたいので、なにかありましたらご指摘ください。

オリ主、キャラ崩壊注意

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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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2 : ◆2vvP.YLtuM :2017/02/12(日) 05:41:11.40 ID:5AjRo/OX0
○○「ただいま…」ドサッ

手に持っていた荷物を床に置き、うつ伏せに倒れる。

一人暮らしで大学に通う○○は、入学したものの特にやる気も起きず、家と大学を行き来するだけの生活を送っていた。いっそのこと無人島0円生活でもしてみようか。○○はそんな幻想を抱くようになった。

○○「はぁ…。たまには長く楽しい夢でも見たいもんだ……」
3 : ◆2vvP.YLtuM :2017/02/12(日) 11:25:38.61 ID:5AjRo/OX0
○○「え、なにこれ??」

○○は気付くと、知らない景色に囲まれていた。
言葉にするならば、まさに『地獄』という言葉が当てはまるようだ。

○○(夢か…。自分で意識できる夢というのも珍しいな……。)

夢の世界だと考えた○○は、なにもしないのももったいないと考え、適当に歩き始めた。

○○(どうせなら楽しい夢を見たかったな)

??「おーい!こんなところで何してるのさ!」

○○「えっ、す、すみません!」

背後からの突然の声につい動揺する。振り返ると、赤い髪に猫の耳のようなものを付けた少女が珍しそうに○○を見ていた。

??「お兄さん、外来人だね。よりによって此処に飛ばされてきたのかい?」

○○は夢だと思っていたが、もしかして違うのかもしれない。確かに夢にしては意識もはっきりしているし、現実と同じような感覚がある。

○○「あのー、僕は夢を見ているんでしょうか?」

??「まあ信じがたいよね。とりあえず、近くにご主人様のお屋敷があるから案内するよ。」

○○「あ、ありがとうございます。あと自己紹介が遅れました、○○です。」

燐「あたいは火焔猫燐、お燐って呼んでね!」
4 : ◆2vvP.YLtuM :2017/02/13(月) 03:58:27.99 ID:2FJ3xsY90
○○「あの屋敷ですか?」

燐「そうだよ。あれが地霊殿。ご主人様のお屋敷さ。」

歩き始めて程なくして、二人は目的地に到着した。短い道中だったが、○○はお燐に色々なことを教えてもらった。この世界は幻想郷といい、人間と妖怪などが共存していること。そしてここは旧地獄という場所であることなど、にわかに信じがたいが、全て実在する世界であり、事実だった。

そんなことを聞いている間に、屋敷の入り口に着く。
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