シンジ「高校受験…?」アスカ「私は大学出てるから関係ないわね」

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256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/02(日) 05:27:30.41 ID:UCHMRC380
シゲル『荷電粒子砲止まりません!シールド耐熱限界突破!』

アスカ『限界突破!? っ…!』

アスカ(熱い熱い熱い熱い熱い!)

SYSTEM DOWN! Q1137

シンジ「えっ」

マヤ『陽電子砲システムダウン! 砲身の歪みが限界を超えた模様です!』

マコト『エヴァ弐号機の装甲過熱、パイロットの意識レベル低下!』

ミサト『パイロットの保護が先よ!アスカ、レイ、荷電粒子砲を躱して!』

アスカ『んなことできたらやってるわ…!体が動かないのよ…!』

シンジ『ごめんアスカ、レイ!』

アスカ『わっ!』レイ『っ』

ミサト『初号機が弐号機と零号機を突き飛ばした!?』

シンジ『ごめんミサトさん、何度目の命令違反か分からないけど……!黙って見てるのはもう嫌なんだ…!A.T.フィールド全開っ!』
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/10(月) 05:41:03.22 ID:TrSl87Jc0
ミサト「アスカ、レイ、今のうちに!」

アスカ「言われなくても!」バッ

マリ「っはあ!はあ!やっと外れた!ありがとう」

カヲル「礼には及ばないよ、それより」

マリ「いつまでもビーム撃ってると、プレイヤーに嫌われるにゃー!」
バン

リツコ「バカ、近すぎる!」

マリ「にゃー!たーまやー!」

アスカ「シンジ、行くわよ!」

ミサト「待ちなさい、今のあなた達には攻撃手段がないのよ!」

アスカ「あるわ!シンジ、あの音楽忘れてないでしょうね」

シンジ「音楽?」

アスカ「あんたバカぁ? コアが2つであんたとわたしよ、あれしかないじゃない!」

シンジ「ああ、ユニゾン」

アスカ「行ける?というか行くしかないわよ」

シンジ「そう簡単には忘れないよ」

アスカ「ってことで、ミュージックスタート!」
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 13:41:49.91 ID:Cn7obGJn0
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 06:19:07.26 ID:zGE9GI3c0
シンジ(あの時と違ってビームとか出てくるけど大丈夫かな…?)

アスカ「余計なこと考えるな!」

シンジ「お見通しか!」

マリ「ありゃー、なんだか楽しそう」

使徒 オオオオオオ! ビシュッ

シンジ アスカ「よっ! はっ!」

ミサト「打ち合わせもしていないのにパーペキじゃない!」

リツコ「二人のシンクロ率は40%以上ね」

使徒 オオオオオオオオオオ!

アスカ「避けるわよ!」

アスカ シンジ「よっと!」

アスカ(ヤバイ、水田だ!)

アスカ「こんなところに水田作ったバカはでてこーい!!……っ!」

マコト「弐号機左上腕に被弾!装甲侵徹、神経破断!」

アスカ「ったたたた」

シンジ「アスカ!」

マリ「時間稼ぎは任せるにゃ!コード反転裏モード!」

アスカ「まだまだ!!」スック…ヨロッ

シンジ「無茶言うなよ!そんな状態でユニゾンがうまく行くわけ無いでしょ!」

アスカ「他に方法があるわけ?それにこんなのかすり傷よ!」

シンジ「かすり傷なわけ…!あ、そうか」

シゲル「初号機、プログレッシブナイフ装備。何をするつもりだ」

シンジ「…っ」グサッ

ミサト「左腕に刺した!?」

ゲンドウ「自傷行為なら家でやってもらいたいものだな」

冬月「ああ、しかしあそこまで深く差し込むとは、なかなか男ではないかね」

シゲル「神経破断!」

リツコ「どうやら自傷行為ではなさそうね」
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 06:35:09.76 ID:zGE9GI3c0
アスカ「何してんの!あんたまでケガしてどうすんのよ!」

シンジ「アスカの左手が使えないなら、僕も使えなければいいんだ。これでまたユニゾンができるよ」

アスカ「バカ!それなら神経カットとか他にあるでしょ!」

シンジ「同じ痛みじゃなきゃだめなんだ」

アスカ「でも…!」

シンジ「それに、こんなの擦り傷、でしょ?」

アスカ「…バカ。強がりに決まってんじゃない」

シンジ「知ってる。ほら、行こう」

アスカ「二人で地獄行きになっても知らないわよ!」ダッ

シンジ「二人で行くならどこでも!」ダッ

アスカ シンジ「はあああああああああ!!」

ミサト「走り始めた!」

シゲル「初号機、弐号機、シンクロ率が共に急上昇!ともに70%!」

ミサト「シンクロ率までシンクロし始めたわね」

リツコ「お互いのエヴァが共鳴してるんだわ」

ミサト「ありえるの、そんなこと!?」

リツコ「人にできてエヴァにできないことはないってことよ」

アスカ「これで!」グンッ

シンジ「終わりだ!」バッ

アスカシンジ「はあああああああああ!!!!」ゴゴゴゴゴゴゴ

マヤ「初号機と弐号機のつま先がコアを捉えました!」

バキ…
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 06:40:55.21 ID:zGE9GI3c0
マリ「おーい、だいじょぶ?」

アスカ「…っは」

マリ「ニヤニヤして、何思い出してたの?好きになったきっかけとか?」

アスカ「な、なんでもいいじゃない」

マリ「聞かせて聞かせてー、お姉さんに隠し事なんて良くないにゃ〜」

アスカ「血縁的にも精神的にもお姉さんなんかじゃない!」

アスカ(私って呆れるほど単純ね…完全にあのあとからじゃない)

アスカ(あのときのシンジの顔、しばらく覚えてそう)ニヘラ

ヒカリ「あ、またニヤニヤしてる!」

マリ「自分だけ楽しみやがってこのこの!」

アスカ「ちょっ、やめなさいよ、どこさわってんのよ!」

マリ「お?お?ワンコくんにはもうこんなことされちゃったのかな?」モミモミ

アスカ「あんたにはっ!関係ないでしょっ!」

アスカ(正直されてる、これよりすごいこと)
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 06:42:48.73 ID:zGE9GI3c0
面倒事があらかた片付きましたので、またペース上げます。約束をしては破りしては破りで申し訳ありません
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 06:44:13.81 ID:zGE9GI3c0
もはや見てくださっている方がどれだけいらっしゃるかも分かりませんが、完結を目指します。読んでくださっている方、特に励ましのコメントをかけてくださる方には本当に頭が下がります…
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/16(日) 06:57:44.84 ID:5GK6A/ILo
連休だから超書けるな
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 06:58:02.40 ID:zGE9GI3c0
シンジ「…そういえば、二人は将来のこととか考えてるの?(話題を変えないと…これ以上喋らされたら自分からあることないこと白状しちゃいそうだ…)」

トウジ「おいおい、そういう話はご法度って最初に言ったやろが」

シンジ「いや、その、高校とか大学がどうとかじゃなくて、もっと先のこと」

トウジ「…まあそれならええわ」

シンジ「トウジは?」

トウジ「なーんも考えとらん。継ぐ家業もないし、なりたい職業なんてないし」

シンジ「やっぱりそうだよね…」

トウジ「なんやその言いぐさは、やっぱりお前は考えなしやね〜って言いたいんかコラ」

シンジ「ち、ちがうよ、職業とかまで決まってる人ってすくないよねって」

トウジ「ほんとかあ?ほんとにそういう意味かぁ?」

シンジ「信じてよ…」

ケンスケ「シンジだけに?」

トウジ「………」

シンジ「………」

トウジ「何か言いました?」

ケンスケ「何も」

トウジ「なんかしょーもないダジャレ崩れみたいなのが聞こえた気がしたんやが気のせいかのう」

ケンスケ「気のせいだね」

シンジ「ケンスケは?何かある?」
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 07:22:54.90 ID:zGE9GI3c0
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267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 07:26:35.16 ID:zGE9GI3c0
ケンスケ「やっぱり僕はミリタリーが好きだからね、仕事も何かしら掠ってるのにつけたら嬉しいね」

トウジ「自衛隊にでも入るんか?」

ケンスケ「こんなやせっぽちが入ったら自衛隊の弱体化は必至さ…そうじゃなくて、戦史の研究とか。第二次世界大戦とか、まだまだ分かってないことが多いんだ」

トウジ「第二次世界大戦?お前この前エヴァ見てはしゃいでたやろ」

ケンスケ「それはそれ、これはこれ。それにエヴァの研究なんてそれこそエリート中のエリートしか無理だよ」

ケンスケ「で、そういうシンジは?」
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 07:30:41.80 ID:zGE9GI3c0
シンジ「うーん…研究者とか…なりたいかな…」

トウジ「おいおい、お前さっき決まってる人少ないよねって言っといて、自分は決まってるやないか」

シンジ「そうなんだけど、大学の教授とか、なるのがとても難しいらしいんだ…もしなれなくて、普通の会社員とかになっても僕は幸せなのかなって不安になったりする」

トウジ「可愛い嫁さんいるんだから幸せに決まってるやろ」

ケンスケ「でも完全に尻に敷かれるぜ、こいつ」ヒソヒソ

トウジ「アスカの尻なら敷かれてもいいとか思ってそうやないか、やっぱり幸せとちゃうか?」ヒソヒソ

シンジ「二人とも!」
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 14:33:58.29 ID:zGE9GI3c0
トウジ「悪い悪い、でもお前がならなかったら誰がなるんや」

ケンスケ「そうそう、この学年で一番なりそうだよ、シンジは」

シンジ「買いかぶり過ぎだよ…」

トウジ「ええかシンジ!」ズイッ

シンジ「な、なんだよいきなり」

トウジ「お前はまだ中学も三年生や、中学三年のときからワシは科学者になるって確信してるやつがいると思うか? そんなんアホかナルシストかアインシュタインくらい頭がいいやつしかおらんわ」
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/17(月) 07:08:54.65 ID:J30/y1df0
シンジ「うん…ありがとう」

ケンスケ「そうだよ、不安になるのも分かるけど、もう少し楽観的でいたほうがいい」

シンジ「楽観的でいるのは苦手なんだ…」

ケンスケ「ミサトさんから少し分けてもらったらどう?」

一同「ははははははははは」

アスカ「隣うるさいわね」

ハハハハハハ ワイワイ

マリ「見回りの先生がいないからって調子乗ってるなあ」

アスカ「」…ピキ

アスカ「」ドン

男子一同「!?」

アスカ「…やれやれ」

シンジ「隣の部屋女子だよね」

トウジ「絶対アスカや」

ケンスケ「大丈夫かなあ、ジオフロント」

一同「クククククク」
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/24(月) 16:16:53.99 ID:iSDtCgR40
シンジ(このあと僕たちは深夜の3時くらいまでくだらない話をしていた)

シンジ(こんなに話し込んだのは修学旅行以来で、久しぶりに勉強のことも高校のことも忘れていた気がする)

シンジ(夏休みが終わる。死ぬほど勉強した、と言い切れる程ではないけど、できることはしたと思う)

シンジ(新学期のことを頭から追い出したくて、僕は努めてトウジとケンスケの話に参加した)
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/06(日) 10:44:02.54 ID:gextz33e0
指定模試 第二回 結果返却

アスカ「ふーん」ペラッ

シンジ「ど、どうかな…」

アスカ「まあまあね」

シンジ「まあまあ…」

アスカ「凡ミスが減ってるのがいいわね、数学とか、解き方がわかれば最後まで得点できるようになってきたじゃない」

シンジ「そ、そうかな…」

アスカ「ま、解き方がわからない問題もあるようだけど?」

シンジ「」ギク

アスカ「公式忘れちゃ仕方がないわよねー、中点連結定理忘れてたでしょ、ここ」

シンジ「ちゅ、中点れんけ…?」

アスカ「あんたバカぁ? 中点連結定理も知らないで受験しようとしてるわけぇ!?」

シンジ「あ、ああ、今思い出したよ」

アスカ「じゃあ言ってみ」

シンジ「え、えーと…中点が…こう…」

アスカ「やっぱりわかってないじゃない!」

シンジ「ごめんなさい…」

アスカ「はい、今日から3日間で3年間の公式覚え直し!」
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/06(日) 10:57:56.79 ID:gextz33e0
シンジ「み、3日間で!?」

アスカ「あったりまえでしょ、3年間かけるわけにはいかないもの」

シンジ「それでもさあ、一週間とかあるでしょ!?3日間は無理だよ!」

アスカ「だーめ。あんたには一刻の猶予もないのよ。あんた、合格可能性今どれくらいよ?」

シンジ「な、73%…」


アスカ「ちょっとは上がったけどまだまだよ、確実に受かるようにならなきゃ受験させないんだから」

ミサト「ただいまー、なんか騒がしいわね」

アスカ「騒がしいもラミエルもないわよ! みてよシンジの模試!」バッ

ミサト「どれどれ…んー…(私こんな点数取ったことないわ…)」

アスカ「ダメダメなのよ!」

ミサト「えー、でも73パーでしょ?いい線いってるじゃない」プシュ グビグビ

アスカ「だめよ!10回受験したら3回落ちるじゃない!」

シンジ「受験は一回だよ…」

ミサト「アスカはこの数字、低いと思う?」プハ- エビチュアイシテル

アスカ「低すぎよ」

ミサト「何パーセントなら満足?」

アスカ「これくらい」

式波 アスカ 様

合格可能性 第三新東京k高校 98%

ミサト「」絶句
シンジ「」絶句

アスカ「ね?」

ミサト「そ、そうね…確実に受かるわねこれは…」

アスカ「そういうこと。だからシンジ、せめて9割超えないと高校浪人させるわよ!」

シンジ「高校で浪人なんてありえないよ!」

アスカ「あ、そ、日本のことはよく知らないわ。それが嫌なら3日間で公式覚えきりなさい」

シンジ「結局そうなるんだ…」

ミサト「シンちゃん、がんばってー」

アスカ「覚えるまで寝かせないから」

ミサト「」ブフォッ ワタシノエビチュガッ

アスカ「なんか変なこと言った?」

ミサト「いえ、何も(きっと大人が汚れてるだけなのよ)」
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/05(金) 02:50:22.58 ID:X+nCpc2do
なぁ、再開しないか
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