蛍「イチJOの奇妙な冒険 ―サイコレズは砕けない―」

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1 : ◆leBvKgSNz2 [saga sage]:2017/05/28(日) 00:00:06.36 ID:yuJDuFX/O
『空条承太郎! 一条蛍に会う』


承太郎「やれやれ… ヒトデの更なる生態系を調べるためにまたこの杜王町に来ることになるとは思わなかったぜ…」

承太郎「まずは、いつもの『杜王グランドホテル』にチェックインするか」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1495897206
2 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 00:01:17.22 ID:yuJDuFX/O
【警告】

このssは『ネタss』であり、『スタンド等のパワーバランス』や『キャラ崩壊』などは全く考慮しておりません。よって過度なジョジョラー(特に承太郎ファン)や、純粋な難民(特にほたるんファン)は


      これより先は
      読んではいけない
3 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 00:04:03.90 ID:yuJDuFX/O
■杜王グランドホテル

承太郎「さて、カウンターは…」

れんげ「駄菓子屋! この『ボヨヨン岬』って所に行ってみたいん!」

承太郎「やれやれ、先客がいたか」


夏海「まさか、兄ちゃんがまた福引き当てるなんてね」

小鞠「へー、『ジャンプの漫画家』も住んでるんだ」

このみ「『人が住んでる送電鉄塔』だって! 変わった人がいるんだねー」

ひかげ「『少女の幽霊に会える小道』に『二つ杜トンネル』か…… 心霊スポットばっかだな…」

楓「この後、午後は自由行動で、18時になったら『アンジェロ岩』の所に集合だ」

卓「…」


承太郎「……」


蛍「あっ、この『トラサルディー』っていうお店、前にテレビで紹介されてましたよ」

?「…」ドドド


承太郎「!!」

承太郎(…やれやれ。あの女、スタンド使いか…)ゴゴゴ
4 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 00:05:57.54 ID:yuJDuFX/O
承太郎(悪いスタンド使いには見えねえが、一応調べておく必要はあるな…)

一穂「チェックインできたから、部屋に行くよー」


■廊下

小鞠「それにしても、ここはずいぶん都会だね!」

蛍「そ、そうですね!」

蛍(ここもまだ田舎ですよ、なんて言えない……)

?「…」ドドド

承太郎(やれやれ… あの女、スタンド像を出しっぱなしじゃねえか。あれじゃあ、スタンド使いだってバレバレだぜ。他のスタンド使いに会ったことが無いのか?)

蛍「あっ、ちょっとお手洗いに行って来るので、センパイは先に部屋に行っててください」

小鞠「うん、分かった」

蛍「…」タッ タッ

承太郎「!」ドドド

蛍「……そこに誰かいるのは… 分かっているんですよ…!」ゴゴゴ

承太郎「…やれやれだぜ」
5 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 00:08:59.35 ID:yuJDuFX/O
承太郎「てめー、スタンド使いのようだが何者……」

蛍「あなた、さっきから、小鞠センパイをストーカーしてましたよね…?」ゴゴゴゴゴゴ

承太郎「何だと?」

承太郎(やれやれ、尾行していたから、俺を不審者だと勘違いしたって訳か……)

承太郎「悪かったな。だが、俺が尾行していたのは、お前がどんなスタンド使いなのk……」

蛍「確かに小鞠センパイは可愛いから気持ちは分かりますが、私以外に小鞠センパイをストーカーする人を見逃す訳には…」ブツブツブツブツ

承太郎「…」

承太郎「おい! 人の話を聞け! うっとおしいぞ このアマ! 『くだらねーチビ』の話なんてあとにしな」


蛍「…」プッツーーン!

蛍「………てめー」ゴゴゴ

蛍「私の小鞠センパイがどうしたとこらぁッ!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

承太郎「!」

承太郎「まずいッ! 来る!」

蛍「『クレイジー・サイコモンド』!」バン

クレイジー・サイコモンド「レズレズッ!!」ブンッ


[本体]一条蛍
[スタンド]クレイジー・サイコモンド
[能力]破壊された物を『なおす』
6 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 00:12:50.01 ID:yuJDuFX/O
スタープラチナ「」ドガッ

承太郎「ぐっ!」

承太郎(このスタンド!『スタープラチナ』と『ザ・ワールド』が同じタイプのスタンドだったように、恐らく『クレイジー・ダイヤモンド』と同じタイプのスタンド……!)

承太郎(ということは、こいつは近距離パワー型! そして、その能力は… 『物をなおす』能力!!)

承太郎「スタープラチナ・ザ・ワールド!!」

13時21分43秒 カチッ

13時21分44秒 カチッ

13時21分45秒 ドンッ

13時21分45秒

承太郎「やれやれだぜ…」

承太郎「ここ、スタンド使いの町、『杜王町』に来ることになった時、何回かは『時止め』を使うことになるとは思っていたが…… まさかこんなアマ相手に時を止めなければならないとはな……」

13時21分45秒 ギュイン

13時21分46秒 カチッ

13時21分47秒 カチッ
7 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 00:22:45.96 ID:yuJDuFX/O
承太郎「…………ハッ!」ズキャン

承太郎「時が… 動きだした……!」ドドド

承太郎「いや…… まだ2秒どころか、1秒も止めてない……」ドドド

蛍「…」ゴゴゴ

蛍「あなたが何をしたのか、詳しくは分かりませんが…」ゴゴゴ

蛍「あなた今、『時の「流れ」』を『壊し』ましたよね?」ゴゴゴゴゴゴ

承太郎「ッ!!」ドドド

クレイジー・サイコモンド「私ノ能力デ『破壊サレタ「時ノ流レ」』ヲ『直シタ』」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

承太郎「まさか、てめー…! 『止まった時』を『なおした』とでも………!!」ドドドドドドドドド

クレイジー・サイコモンド「レズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズズレズレズレズ」

クレイジー・サイコモンド「レズゥゥッ!!」ドグォ









仗助「電話で聞いた話だと、承太郎さん、そろそろ着いてるはずだよな…」

仗助「あっ、承太郎さん久しぶりーっす!」

承太郎「」パニィ

蛍「まだ殴りたりませんよコラァッ!!」ドゴッドゴッ

仗助「うそだろ承太郎さん!」
8 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 00:23:48.31 ID:yuJDuFX/O
『東方仗助! 一条蛍に会う』

蛍「すみません、誤解してしまったみたいで……」

承太郎「いや、悪かったのは俺の方だ、すまなかったな…」

仗助「それにしても、クレイジー・ダイヤモンドと同じタイプのスタンドか……」

蛍「私の『これ』も、『スタンド』って言うんですね……」

仗助(そういえば、承太郎さんの『スタープラチナ』は… 同じタイプのスタンド、『ザ・ワールド』との戦いで時を止められるようになったって言ってたな……)

仗助(……よし!)
9 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 00:24:48.75 ID:yuJDuFX/O
仗助「蛍さん、俺のクレイジー・ダイヤモンドと戦ってもらえませんか? 俺に『時のなおし方』ってのを教えてください!」

蛍「えっ!?」

承太郎「仗助、こいつは、おまえが勝てる相手じゃねーぜ」

仗助「いきますよー!」

クレイジー・ダイヤモンド「ドラララ!」

蛍「きゃー!! センパーイ! 恐いです、助けてくださーい!」ババッ

仗助「……承太郎さん、あの人逃げてしまいましたけど、本当にあんなのに負けたんですか?」

承太郎「」
10 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 00:27:15.80 ID:yuJDuFX/O
『虹村親子』

■虹村家

億泰「へぇー、そいつが親父を元に戻せるかもしれないスタンド使いか?」

仗助「って… 承太郎さんは言ってるんだが……」

承太郎「…」

蛍「え… えいっ!」ヒュン

クレイジー・サイコモンド「…」ポカッ

蛍「すみません…。やっぱり、無理みたいです…」

仗助「…………だそうですよ…?」

承太郎「…」 

承太郎(こいつ、わざと手を抜いているのか? 俺と戦った時のパワーはこんなもんじゃなかったはずだ…)

承太郎(まさか…… この俺に恥をかかせるために、わざとやってるのか……? 俺が前に『チビのアマ』を馬鹿にしたのを根に持って…)

承太郎(!!)

承太郎(そういえば… ………やれやれ まさかとは思うが…)
11 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 00:33:18.58 ID:yuJDuFX/O
承太郎「おい、てめー…」

蛍「はい?!」ビクッ

承太郎「お前の先輩…… 確か… 名前は……」

蛍「小鞠センパイですか?」

承太郎「そうだ、小鞠だ」

承太郎「もしも… 億泰の親父を『なおす』ことができたら、その小鞠とかいう女とデートできる、としたらどうすr……」

クレイジー・サイコモンド「レズゥ!」バキッ

億泰の親父「……はっ! 俺の体が!!」ゴゴゴ

クレイジー・サイコモンド「肉ノ芽ニヨッテ破壊サレタ元の細胞ヲ『ナオシタ』」

億泰「親父!!」

蛍「これでセンパイとデートできるんですかッ!!?」

承太郎「…………………いや、俺はまだ仮定の話しか……」

蛍「…」

クレイジー・サイコモンド「億泰サンノ親父サンヲ元ノ怪物ノ姿ニ『直シm……」

承太郎「分かった善処する」
12 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 00:36:53.96 ID:yuJDuFX/O
『広瀬康一(エコーズ)』

■杜王グランドホテル前

仗助「うっす!」

億泰「へー。 あんたが蛍さんの言ってた小鞠っつう奴か……」

小鞠「蛍、この人たちは?」

蛍「昨日言ってた、仗助さんと億泰さんです」

小鞠「あー、蛍が困ってる人を助けたって言ってたけど、この人たちか」

康一「仗助君、この人たちが億泰君のお父さんを元に戻したの?」

蛍「あれ? そちらの方は?」

仗助「あぁ紹介します、『広瀬康一』っす」

康一「はじめまして広瀬康一です、仗助君たちと同じ高校一年生です」

小鞠「…」ジー

蛍「……はっ!」ゴゴゴ

蛍(こ、小鞠センパイが…『あいつ』を見つめている……! まさか、センパイ…… あの『ドグサレ野郎』のことが……ッ!!)ゴゴゴゴゴゴ

康一「?」

蛍(この『ド畜生』がァーーッ! この『クソカス』を今すぐブッ殺してやる!)ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

クレイジー・サイコモンド「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

小鞠「…」

小鞠(よしッ! この人、高校一年生らしいけど、この身長の低さ…!! 私の方が年下なのに、多分、私の方が背が高いッ!! 多分!!!)

小鞠(やったぁ!! 初めて年上の人に身長勝ったかも!!)

小鞠(……あっ! そうだっ!)



小鞠(「高1」の「康一」に勝ったッ!!)


小鞠(…)

小鞠「……… クククク… フッハッハッハッハッハッハッハッハッ」

康一「」ビクッ
13 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 00:38:33.27 ID:yuJDuFX/O
小鞠「ねぇねぇ!きみ、君! 身長何cm!?」キラキラ

康一「えっ? えっと、157cmです」

小鞠「……………………え?」ドゴーン

億泰「おい、こいつ急に目が死んだぞ…」

小鞠「…」

小鞠「……………………で、でも! 私は中学2年だから…… 蛍だって1年であんなに伸びたんだから! 伸びしろで考えたら私だってまだ……」ギギギ

小鞠「ってあれ……? 何か…… 私の背が縮んでいるような………」ギギギ

康一「そういえば、玉美さんも間田君も、僕と関わるようになってから背が縮んだような………」

小鞠「わ… 私のそばに近寄るなああーーーッ」

蛍(…勘違いでしたか……… 命びろいしましたね)




仗助「あれ…? 蛍さん、ずっと年上だと思っていたけど…… 先輩が中学2年ってことは… まさか… 中1ッ!?」

蛍「いえ、小5です」
14 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 00:44:13.49 ID:yuJDuFX/O
『間田敏和(サーフィス)』

■駅前

蛍「あっ! あなたが間田さんですか?」

間田「えーっと…? どなたですか…?」

康一「あっ、蛍さんだ!」

康一「間田君、この前僕に『ゆるゆり』って漫画を熱弁してたでしょ? 蛍さんも『ゆるゆり』が好きなんだって!」

間田「えっ!? 本当に!?」

間田(萌え漫画のことを語りあえる女子と話せるなんて…… 生きててよかったーッ!!)

蛍「はい、間田さんは『どれ』が好きなんですか?」

間田「あっ、ぼ、僕は…あかりちゃんが好きです! あっ、で、でも結ちゃんもいいですよね!」

蛍「いえ……『誰が』じゃあなくて、『どのカプ』が好きなんですか…?」ドドド

間田「えっ? あっ、僕はカップリングじゃなくてキャラが好きで……」

蛍「……」ドドドドドド

間田「あ… あの…… 蛍さん……?」

蛍「この『上っ面』がァーーッ!!」ドグシャア

間田「ひ、ひえええぇぇぇぇ!!」パニィ

康一「間田君?! 大丈夫!?」
15 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 00:46:47.30 ID:yuJDuFX/O
『一条蛍は恋をする』

■ボヨヨン岬

楓「ここが『ボヨヨン岬』、別名『神の岬』か…」

夏海「自殺しようとしてた女の人を岩が助けたんだって!」

れんげ「ウチもボヨヨンしたいん!」

一穂「危ないから駄目だよー」








蛍「……」

小鞠「蛍? どうしたの?」

蛍「あっ、すみません、ちょっと考え事をしてました」


蛍(………あの家、立地条件も含めて、監禁に最適な作りですね………)
16 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 00:55:12.07 ID:yuJDuFX/O
『イタリア料理を食べに行こう』

■レストラン『トラサルディ』

小鞠「ここの料理おいしいね!」

蛍「はい! しかも、健康にもいいらしいですよ」

小鞠「蛍、このお店を教えてくれてありがとう」

蛍「いえ、私もセンパイと来れて嬉しいです」

小鞠「えへへ… 私も蛍と一緒に来れて嬉しいよっ!」

蛍「えっ…」ドキッ

小鞠「あっ、この『鮑のリゾット』もおいしい! 蛍も一口食べる? はい、あ〜ん」

蛍「い、いいんですか?!」キュン

小鞠「うん。あ〜ん!」

蛍「い、いただきますッ!! あ、あ〜n」ドキドキ



















音石「邪魔するぜぇ! 逃走用の車と金を用意しろ!」

トニオ「お客様方! 脱獄犯デス、お気をつけ下サイ!」

小鞠「ぎゃぁぁーーっ!! 脱獄犯!?」

蛍「…」
17 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 01:05:00.88 ID:yuJDuFX/O
『レッド・ホット・チリ・ペッパー』

音石「俺はあんな狭い牢屋の中で縮こまってるような男じゃないぜ! もっと広い世界にでて、ウルトラ・スーパー・ギタリストになるんだッ!!」

蛍「今…… センパイが…… あ〜んしてくれていたのに…」ボソッ

クレイジー・サイコモンド「…」ゴゴゴ

音石「おまえは… 一条蛍! 噂は刑務署にも届いてるぜ。あの仗助のクレイジー・ダイヤモンドと同じタイプのスタンドらしいな。」

音石「だが、反省して強くなった俺は、クレイジー・ダイヤモンドの『なおす』能力への対策はうってある! 何も壊さなければ、なおすこともできない!」

音石「レッド・ホット・チリ・ペッパー! 『何かを壊す』前に、電線に引きずり込めッ!!」

クレイジー・サイコモンド「レズゥ!」バリリィッ


 シ ュ ゴ オ オ オ オ


■???

音石「……ハッ!」

音石「な、何だ… ここは……ッ!!」ドドド

クレイジー・サイコモンド「…」ゴゴゴ
18 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 01:15:30.38 ID:yuJDuFX/O
クレイジー・サイコモンド「『何カヲ壊ス前ニ』…ト言ッテマシタガ…… アナタハスデニ、私ト小鞠センパイガ良イ『雰囲気(ムード)』ダッタノヲ『ブチ壊シ』タンデスヨ……」ゴゴゴゴゴゴ

クレイジー・サイコモンド「ナノデ、ソノ『ムード』ヲ『直シ』マス」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

音石「は、はぁ?」

クレイジー・サイコモンド「レズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズ」ドゴドゴ

クレイジー・サイコモンド「レズゥゥッ!!」ドゴォ

音石「ぎゃあああああああ!!」パニィ


■刑務署

音石「」パニィ

職員「おい、大丈夫か…!? しっかりしろ!」

音石明、刑務署内で謎の重傷を負い発見される。なお、脱獄をしようとしたことはバレなかったらしい
19 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 01:16:37.78 ID:yuJDuFX/O
■トラサルディ

蛍「センパイ! 脱獄犯はいなくなりましたよ!」

小鞠「えっ? ほ、本当!?」

蛍「はい!」

小鞠「うっ…… うぅ…………………」

小鞠「HEEEEYYYYーィ 怖かったよおおお」ギューッ

蛍(セ、センパイがッ! センパイが『ぎゅーっ』ってッ!!)ギューッ

小鞠「あっ… じゃ、じゃなくてっ! 蛍、怖かったよねっ、もう大丈夫だよっ!」ナデナデ

蛍「えへへ〜〜♪」スリスリ
20 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 01:22:59.86 ID:yuJDuFX/O
『やばいものを拾ったぜ……』

■道端

手帳「」

承太郎「おや…? やれやれ、手帳が道に落ちてるぜ……」

承太郎「届けてやりたいが、名前が無いから、誰の手帳だか分からないな……。持ち主には悪いが、中身を読んだら持ち主が分かるかも知れねぇ……」ペラッ

手帳『小鞠センパイ可愛い。小鞠センパイ可愛い。小鞠センパイ可愛い。小鞠センパイ可愛い。小鞠センパイ可愛い。 あぁ、小鞠センパイ(自主規制)。小鞠センパイ(自主規制)。小鞠センパイ(自主規制)。小鞠センパ………』

承太郎「」パタンッ

承太郎「…」

承太郎「…」

承太郎「………………スタープラチナ! ライターを持ってこい!!」
21 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 01:33:29.07 ID:yuJDuFX/O
『漫画家のうちへ遊びに行こう』

このssの時間軸は岸辺露伴の自己破産前、もしくは、自己破産した岸辺露伴が新しい家を入手した後と考えて下さい

■岸辺露伴の家の前

小鞠「ふぇ〜! 漫画家の家って大きいなー」

蛍「『ピンクダークの少年』の作者でしたっけ?」


■家の中

露伴「ほう… あいつが仗助と同じタイプのスタンドを持つという、一条蛍か……」ジロジロ

露伴「中々面白そうな奴だな… あいつの『リアリティ』を僕のものにさせて貰うか…」

露伴「まずは、家の中に招いて『ヘブンズドアー』で……」

クレイジー・サイコモンド「…」ドギャン

■???

露伴「…」ドドド

クレイジー・サイコモンド「…」ゴゴゴ

露伴「誰だッ!? こいつが、一条蛍のスタンドかッ!」サッ

露伴「いや、その前にここはどこだッ?!」
22 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 01:36:14.34 ID:yuJDuFX/O
クレイジー・サイコモンド「アナタ今、私ト小鞠センパイガ二人キリノ『状況』ヲ壊ソウトシマシタネ」ゴゴゴ

露伴「そういえば、こいつのスタンド、普段は雑魚だが、『越谷小鞠』が絡むと無茶苦茶な理論で『もの』を『なおす』…と康一君が言ってたな」

露伴「なるほど… つまり『壊れた状況をなおす』と言いたい訳か…?」

露伴「……あれ? しかし、ちょっと待て! 僕は確かに壊そうとしていたのかもしれないが、まだ、『状況を壊してはいない』はずだ! 何で僕にスタンド能力がかけられているんだッ?!」

クレイジー・サイコモンド「イヤ… 前回、壊サレテカラ直ス、ノガ面倒クサカッタノデ、モウ壊サレル前ニ『直シテ』オコウカト……」

露伴「オイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイ」

露伴「そもそも、こじつけとか以前に自分自身のスタンド能力にすら従っていないじゃないかッ!! 言っていることが無茶苦ty…」

クレイジー・サイコモンド「レズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズレズ」ドゴドゴ

クレイジー・サイコモンド「レズゥゥッ!!」ドゴォ

露伴「ガバッ…!」パニィ

露伴「………………………で、でも… じ、実にスゴイ体験させてもらったよ…… これを作品に生かせば…」ドドドドドド










三日後

億泰「おい、知ってるか? 露伴がよぉ、『ジャンプ』を辞めて『コミック百合姫』で新連載を始めるらしいんだよ!」

康一「うえええ!?」

仗助「マジだったらヤベーな……」
23 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 01:40:34.49 ID:yuJDuFX/O
『「狩り(ハンティング)」に行こう!』

■町外れ

承太郎「やれやれ… まさか、あの時のネズミに子どもがいて、そいつがスタンド能力を身につけているとは……」

承太郎「しかも今日に限って、仗助たちはみんなを呼んで隣町に遊びに行っているとは…… 」

承太郎「…………………………あれ? 何で俺は呼ばれてないんだ?」

蛍「…」テクテク

承太郎「おや… あれは一条じゃねーか……」

承太郎「やれやれ… 癪に障るが、あいつに協力して貰うか…」

承太郎「おい、一条!」

蛍「あれ? 承太郎さんじゃないですか…… どうしたんですか?」

承太郎「これから『狩り(ハンティング)』に行く。一緒に来てk…」

クレイジー・サイコモンド「レズゥゥッ!!」ドゴォ

承太郎「グフッ…!」パニィ

蛍「小鞠センパイを『狩り(ハンティング)』していいのは私だけですッ!!」 ドーン!

ネズミは仗助が帰って来てから狩りました
24 : ◆leBvKgSNz2 [saga]:2017/05/28(日) 01:49:23.93 ID:yuJDuFX/O
『越谷小鞠の冒険』

■振り向いてはいけない小道

小鞠「あれ? 皆がオーソンに買い物に行っている間に、少し周りを散歩していたんだけど…… 今いるこの小道って、地図に載ってないよ!」

小鞠「ど、どっちに行けば帰れるんだろう?」キョロキョロ

小鞠「……?」フリカエリ

無数の手「…」ド オ オ オ オ オ !!

小鞠「ぎにゃああーーーーッ!?」ドドドドドド

蛍「センパイ!? 大丈夫ですか?!」サッ

クレイジー・サイコモンド「『異世界カラ手ガヤッテ来ルタメニ必要ナ亜空間ヲ構築スルタメニ破壊サレタコチラノ世界ノ空間』ヲ『直ス』! レズゥゥ!」ズバァァ

無数の手「」パニィ

小鞠「よ、良く分からないけど…… 助かったの?」

蛍「そうみたいですね」

小鞠「よ、よかったー……」ヘナヘナ
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