ガヴ「家族ごっこ」

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12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/01(木) 18:48:41.31 ID:l32ONIMv0


ヴィーネ「ハニエルちゃん、お皿運んでね」

ハニ「はーい!!」

ガヴ「……」チラチラ

ハニ「んっどうしたの?お父さん?」

ガヴ「いや、お約束のパターンは無いかと心配してな」

ハニ「?」


ヴィーネ「ガヴご飯出来たわよー」

ガヴ「おぅ、おぉ今日も美味しそうな料理だな」

ハニ「今日も?何時も作って貰ってるの?」

ガヴ「げっ、いやほらお父さん役だからさそれっぽい事言ったんだよ」

ハニ「…ふーん」

やばい、勘づき始めているのかハニエル

ハニ「まっいいか頂きまーす!!」

美味しそうにヴィーネの手料理を口に運んでいく、その姿を見て遅れながら私も料理を口にする。うん、何時も通り美味しい料理だ。

ヴィーネ「じゃぁ、お父さんあーん」

ガヴ「うぇ!?」

ハニ「何してるの?」

ヴィーネ「夫婦はこうやって食べさせ合いながら食べるのよ?」

ハニ「そうなの?」

ガヴ「違う、違うからな」


13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/01(木) 18:53:50.85 ID:l32ONIMv0


ヴィーネ「ハニエルちゃん位の時だと娘の前では恥ずかしいって思ってしてないのかもしれないけど、私達は平気よーねぇガヴ?」

ガヴ「あー、分かったよほらあーん」

ヴィーネ「はいっ、美味しい?」

ガヴ「ヴィーネが作ってくれたんだから美味いに決まってるだろ//」

ヴィーネ(あぁ、照れてる可愛いんだから)

ハニ「」モグモグ

ガヴ「じゃっじゃぁヴィーネもあーん//」

私が味わった辱しめを受けるが良い!!そう思うがヴィーネには通用しない、嬉しそうに食べると幸せそうに此方を見ながら笑っていた……くそっ反則だろ

ハニ「お父さん達ラヴラヴだねー」

ガヴ「何処で覚えたんだ?」

ハニ「お姉ちゃんが言ってた様な」

ガヴ「ほぅ」

後で聞いてみよう


14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/01(木) 18:58:52.48 ID:l32ONIMv0


ガヴ「ほら、ハニエルもあーん」

ハニ「えっ、あっあーん」

ガヴ「」パクッ

ハニ「ー!ひどーいガヴお姉ちゃん!!」

ガヴ「ごめんごめん、それに今はお父さんだろ?」

ハニエルを宥めながらハンバーグを一口あげた、ハニエルのご機嫌は直ぐに戻ってくれた。我が妹ながらチョロい

ガヴハニ「ご馳走さまー(でしたー)」

ヴィーネ「じゃぁ、片付けしてるからガヴはハニエルちゃんと遊んでてね?」

ガヴ「おー、ハニエル面白い物を見せてやろう」

ハニ「何々?」

ガヴ「下界の可愛い動物の特集」

ヴィーネ「待って私も見たい」




15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/01(木) 19:08:50.14 ID:l32ONIMv0


ヴィーネの片付けが終わり、皆テレビの前に集まっていく。そして下界の可愛い動物に二人は釘付け狙い通り、これで少しゆっくり出来るあっ、いぬも居るのか姉さんが居なくて良かった。

ハニ「これは何という動物?」

ヴィーネ「ねぇ、ガヴこれは?」

ハニヴィーネ「ねぇねぇ」

訂正ゆっくり出来なかった、番組が終わると少し日が落ちていた。そのままお風呂へ入る事になった。

ガヴ「じゃぁ、ヴィーネハニエルと一緒に先 ハニ「お父さんも一緒に入ろ?」

ガヴ「……分かった」

ヴィーネ「ガヴ体洗ってあげるね?」

ガヴ「一人で洗えるよ」

いくらグータラとは言え、そこまで甘えられる訳が無い

ハニ「じゃぁ私が洗ってあげるね?」

ガヴ「おぉ、頼むぞ」

ヴィーネ「じゃぁ私はハニエルちゃんを洗ってあげる」

ガヴ「こうしてると普通の家族みたいだな」

ヴィーネ「私をお嫁さんに貰えば家族じゃない」

ヴィーネの言葉はスルーしながら洗いっこしてる二人を見ている。少しのぼせたのか頬が赤くなっているのが分かった。

ガヴ「流石に全員だと湯船が狭いな」

ヴィーネ「銭湯にしたらよかったね」

ハニ「誰かと戦うの?」

ヴィーネ「ううん、大きいお風呂屋さんの事よ」

ハニ「へぇー!!行ってみたい今度来たときに連れてって」キラキラ

ガヴ「次来たらなー」ナデナデ



16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/01(木) 22:47:47.48 ID:2QGNUIa/0


ガヴ「さてと、ハニエルアイス食べるか?」

ハニ「うん、食べる!!」

ヴィーネ「私にも頂戴?」

ハニ「冷たくて美味しー!!」

ガヴ「良かったな」

ハニエルにこれだけ下界の物を食べさせれば、流石の姉さんも動いて天界の文明も少しは進むだろう

ハニ「…」ウトウト

ガヴ「眠いのか?」

ヴィーネ「今日は一杯遊んだからね、歯磨いてお姉さんが来るまで寝てましょうか」

ハニ「あーい」

ハニ「」シャカシャカ

ヴィーネ「」シャカシャカ

ヴィーネ「ちゃんと磨けた?」

ハニ「うん…」ウト

ヴィーネ「はいはい、ゆっくりおやすみ」


17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/01(木) 22:52:42.41 ID:2QGNUIa/0


ハニ「」キュッ

ヴィーネ「んっ?どうしたの?」

ハニ「お父さんとお母さんとねたい」ジッ

ガヴ「あー、疲れたし私も寝るか」

ヴィーネ「そうね、私も一緒に寝ちゃいましょう」

ハニ「」パァ

ガヴ「やはり3人は狭すぎるな」

ヴィーネ「そう?何か密着感があって良いじゃない」

ハニ「」スースー

ガヴ「もう、寝たのか若いって凄いな」

ヴィーネ「あんたいくつよ」


18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/01(木) 23:36:30.77 ID:2QGNUIa/0


ヴィーネ「ハニエルちゃん寝顔も可愛い、ガヴも昔はこんな感じだったのかしら?」

ガヴ「さあな、過去は忘れちまったよ」

ヴィーネ「はぁ、またそんな事言って……」

ガヴ「…zzZ」

ヴィーネ「ガヴまで、寝ちゃってもう…」

ヴィーネ「やっぱり、ガヴも天使なんだね」

私は眠っていたから分からない、ヴィーネが何をしようとしたか…正確には失敗したか

ゼル「今戻ったぞ、ハニエ…すまん取り込み中だったか…」

ヴィーネ「いや、違うんです!!」

私はヴィーネの叫び声で眼を覚ます。まだ覚醒してない意識では何が起きているかは分からなかった

ゼル「まぁ、そのなんだそう言うのも良いが本人の許可無くするのは…」

ヴィーネ「違うんですぅー!!」


ゼル「世話になったなガヴリール、今度来る時はまた更正させに来る時だ覚悟しておけ」

ガヴ「分かってるよお姉ちゃん」

ゼル「全く調子の良い奴め」



19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/01(木) 23:49:00.82 ID:2QGNUIa/0


ヴィーネ「ハニエルちゃん行っちゃったわね」

ガヴ「おぉ」

ヴィーネ「寂しいんでしょー」

ガヴ「別に」

ヴィーネ「素直じゃないんだから全く」

ガヴ「もう夜遅いし、今日こそ泊まってけよ」

ヴィーネ「どうしようかなー」

ガヴ「……」

返事を聞かずに、ベットに横になりパソコンを弄る私。その上に乗っかてきたヴィーネ

ヴィーネ「ガヴが寂しいなら、泊まっていくけど?」

ガヴ「どっちでも」

そしてヴィーネは私のお腹の下に腕を潜らせ私を抱き締める…

ヴィーネ「素直になりなさーい」

あぁ、お風呂で赤くなった理由もわざと聞かなかった理由分かった…私は無意識に照れていたんだな

ガヴ「ヴィーネは私と一緒に居るんだから泊まるのは当然」

ヴィーネ「んっどうしたのいきなり?」

ガヴ「なってくれるんだろ?」

ガヴ「私達と家族に」


20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/01(木) 23:51:32.21 ID:2QGNUIa/0



ゼル「今日は楽しかったか?」

ハニ「うん、とっても楽しかったよ!!」

ハニ「また、ヴィーネお姉ちゃんに会いたいなぁ」

ゼル「今度の帰省の時にでも会えるんじゃないか?」

ハニ「んー?どうして?」

ゼル「何となく……だな」

〜end
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/02(金) 00:02:19.21 ID:WI+sYaWR0
ガヴィーネマジ聖典
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/02(金) 08:57:53.42 ID:XCqUylviO
やっぱりガヴィーネがナンバーワン!
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