本田未央「ウルトラの星を信じる時!」ウルトラマンダイナ「本当の平和が訪れる!」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:23:01.84 ID:SNHQwYxJ0
美波「ギリギリまで」 アーニャ「頑張って!」 ウルトラマンガイア「ダァーッ!!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1496585531/

 上記スレの続編となります。

 アイドルマスター シンデレラガールズ×ウルトラマン


・物語はシンデレラガールズ2期からとなります。

・このスレにはオリジナルの設定・解釈がふんだんに取り込まれています。
 例・蘭子の操るティガダークに、強力なエネルギー吸収能力が宿る等。

・現在のオーブ、次回作のジードの設定・時空列と矛盾している点もあると思いますがご容赦ください。

・スレ内のウルトラマンゼロとダイナは本編以上にはっちゃけています。

・今回からアニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」本編とは異なる展開が増えます。


 前回のあらすじ

CP解散の危機に直面するが、既にレベルマックスの卯月たちは特に挫けず、前向きに、明るく立ち向かう!

凛とアーニャがプロジェクトクローネに参加することになっても、特に軋轢もない!

本物のガイア、アグル、ダイナ、コスモスと共に根源的破滅招来体を退ける!

度重なる凶悪な侵略者の襲来と、ピグモンに庇われたことで常務にも変化が……。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1497882181
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:25:56.87 ID:SNHQwYxJ0

島村卯月「ネオフロンティアスペース。マルチバースに存在する、宇宙の一つ」


神崎蘭子「新たなる時代を迎えた地球に、二人の巨人がいた。古の巨人、ウルトラマンティガ。

 光の巨人でありながら闇に囚われ、そして光へと回帰したもの。残された肉体、石像は

 人であり光であるマドカ・ダイゴと一体となり……遂には邪神ガタノゾーアを倒した」


渋谷凛「邪神との戦いから七年後、もう一人のウルトラマンが誕生した」

本田未央「その名は、ウルトラマンダイナ! 所説はあるものの、その正体は全くの不明」

新田美波「ただわかっていることは、彼はグランスフィアを倒し地球を救った英雄であること」

アナスタシア「そして、異次元に飲み込まれ……消えました」


蘭子「マドカ・ダイゴは人間として生きる道を選び」

未央「アスカ・シンはウルトラマンとして生きる道を選び」

卯月「ティガの正体は、厳重に秘匿されて……」

城ヶ崎美嘉「ネオフロンティアスペースの戦いは、幕を閉じた」


凛「ウルトラマンダイナは後に多くの宇宙へ姿を見せることとなった」

美嘉「光の国へ」

卯月「フューチャーアースへ」

アーニャ「もっと、もっと、たくさんの、宇宙へ」

未央「そして、遂に――」

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:26:49.43 ID:SNHQwYxJ0

アスカ・シン「ここの料理、うめぇっ!」

安倍菜々「お口にあったようでなによりです!」

春野ムサシ「アスカって普段、何食べてるの?」

アスカ「え? 光エネルギー」

高山我夢「光合成!?」

藤宮博也「人間辞めてるな……」

モロボシ・シン「お前、光の国にいる時もバリアなしで平然としてたからな」

アスカ「最後にものを食べたの、いつだったかな〜。あ〜、宇宙船の中でモモっぽいの食べたな」

菜々「モモっぽいもの、なんですね」

 ハハハハハハ!


未央「ご覧いただけるだろうか? 英雄となったアスカ・シンは」

凛「……パスタ、食べてるね」

美嘉「しかも大盛り」

アーニャ「きのこ、パスタです。輝子の、ですか?」

美波「違うと思うわ」

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:28:03.56 ID:SNHQwYxJ0

 346プロ 敷地内喫茶店


菜々「いや〜、ウルトラマンさん達が来てくれて繁盛しているのは良いんですが……」

アスカ「菜々ちゃん、おかわりいい?」

奈々「はぁ〜い! ただいま〜! 人手が欲しくなります!」


アスカ「いや〜、彼女、偉いよな! 17歳でアイドルやって、学校行って、ここでバイトしてるなんて」

我夢「そ、そうだね」 ササ

藤宮「偉いな」 ササ

菜々「…………」 ジー

ムサシ(???)


シン「よう、みんな!」

卯月「ゼロさん!(やっぱり、人間の姿『も』格好いいなぁ……)」

未央(しまむー、顔が乙女だ……)


美波「そう、4人のウルトラマンはまだいたのです……」

アーニャ「ダイナは住所不定、ですが、ガイアとアグル、いいですか?」

美嘉「そんなお家のない人みたいな言い方はやめてあげなって……」


我夢「僕らも帰ろうとは思ったんだけど、気になることもあるし」

藤宮「この会社の美城常務が礼をしたいから是非にとな」

凛「え、常務が?」

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:30:01.39 ID:SNHQwYxJ0

アスカ「この地球は俺達の活躍がテレビでやっていたタイプなんだろ? 是非ってな」

ムサシ「僕らの歓迎会も開きたいって。滅多に受けないお誘いだから、たまにはね」

アスカ「その一環で、俺らがここで飲み食いできるのも常務さんの計らいなんだよ」

菜々「先にお茶からどうぞ!」 トン

アスカ「ありがと! いや〜、たまに人間らしい食事をしないと、人間だったこと忘れそうで」

我夢「それはヤバい」

未央「マジで順調に人間やめてきてるじゃん!?」


蘭子「頭の方も、ヒカリさん並みになればいいんですけどね」 ニッコリ

美波「蘭子ちゃん、落ち着いて。ね?」

アーニャ「ダイゴのフリまでした件、まだ怒ってます」

凛「とはいえ、パワータイプで鳩尾殴ったんだし……」

ムサシ「あれはあれでひどかったね……」


卯月「ゼロさんはアスカさんとお喋りを?(人目があるから、ちょっと気をつけなきゃ)」

シン「ああ。近況の報告を。ついでに、俺も飲み食いさせてもらってる」

卯月「そうですか〜」 プクー

シン「どうした?」

卯月「別に〜!(私もゼロさんと一緒におしゃべりしたいです!)」 プンプン

蘭子「プンプン!」  美嘉「……別にいいけどさぁ〜?」

シン「???」

未央・凛(鈍い……)

6 : :2017/06/19(月) 23:30:20.64 ID:2wehXF140
765を出せよ
そこまでして出さないなんて、
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:30:57.85 ID:SNHQwYxJ0

美城常務「満足していただいているようでなによりです」

ピグモン「ピグッ!」

卯月「あ、常務さんにモロボシくん。モロボシくん、もうケガはいいんですか?」

ピグモン「ピグッ!!」 ピョンピョン

我夢「はは、元気そうだね!」

藤宮「人間を庇うとは。勇気のあるやつだ」

ピグモン「ピグッ!」 エッヘン

常務「ウルトラマンゼロ、あなたからお預かりしたこの子のお陰で私は助かりました。ありがとうございます」

シン「礼には及ばないぜ。俺も少々、強引に押し付けたからな」

部長「彼女も律儀に面倒を見ていたようだからね」 ニコ

常務「あなたには借りがありますから」

シン「ピーちゃんが自分で助けたってことは、みっしーのことを少なからず、想っていた証左だ」

卯月(相変わらず、呼び名が安定しませんね……)

常務「情けは人の為ならず。そういうことですか」

常務(……みっしーって、私か!? 反論したいが……彼の年齢じゃ、仕方ないか……) ハァ

シン「改めて、礼を言うぜ! ありがとな!」

常務「お気になさらず。あなた方にしていただいていることに比べれば、私のしていることは微々たるものです」

8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:32:03.44 ID:SNHQwYxJ0

凛「へぇ、今更侵略者に怖気づいたんだ」

未央「ちょ、ちょっと、しぶりん」

常務「ああ、そうだ。侵略者は、恐ろしい。私が想像もつかない絶対的な力を持っている」

凛「っ……」


常務「暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人、異次元人ヤプール、根源的破滅招来体。直に見たわけではないが

 超時空魔神エタルガー、邪神ガタノゾーア、闇の支配者ダークルギエル……。彼らは、恐ろしい。

 私もエンペラ星人や破滅招来体の危機を間近に浴びて、ようやく理解できた」

部長「美城くんを責めないでほしい。この世界には、怪獣の『か』の字もない地球だったのだから」


ムサシ「凜ちゃん」

凛「ご、ごめんなさい……」 ペコ

シン(おっ、ムサシの言うことは素直に聞く……いや、凜もすぐに自分の過ちを認めたってことか)


常務「いや、いい。君がそうした気持ちになるのも無理はない。

 侵略者と戦い、見知らぬ世界で、人々のために戦い続けたあなた方に敬意を払い、持て成したいと思います」

 
アスカ「もてなしなら十分してもらってるぜ」 モグモグ

我夢「よく食べるね……」

菜々「あの、常務……。ちょっと、仕入れの事でお話が……」

常務「……あ、あとで、追加発注の明細を私のパソコンに」

凛(……え? 常務のポケットマネーなの? 違うよね? ……違うよね!?)

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:33:04.70 ID:SNHQwYxJ0

常務「委細承知とまではいきませんが、ネオフロンティアスペースの英雄アスカ・シン様。

 慈愛の勇者コスモスと共に戦う春野ムサシ様、大地と海に選ばれた高山我夢様、藤宮博也様。

 地球人として相応の持て成しをさせていただきたいと思います」

シン「ちなみに、346プロを、東京全土にバリアを張って頑張ってたのはミラーナイトだからな!」

常務「わかっています。今度、お礼の品を」

シン「ちげーよ。直に『ありがとう』って言ってくれれば、それでいいんだよ」

常務「……ありがとうございます」 フフ

卯月(あ、常務さんが少し笑いました♪)


未央(ミラーナイト、頑張り過ぎて寝込んでるからね〜)

美波(大丈夫かしら?)




ミラーナイト「教えてくれ、ゼロ。俺はあと何人殺せば……」 グッタリ

グレンファイヤー「ミラちゃん、疲れすぎて作品間違えてる」

ジャンナイン「重症だ」

ジャンボット「味方の光線の方がきつかったからな」



10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:34:03.43 ID:SNHQwYxJ0

常務「ああ、そうそう。モロボシくん、資料を」

モロボシくん「ピグッ!」 ササ

凛「ありがと……。ああ、クローネの」

美嘉(えっ? 今、モロボシくん、どうやって資料持ってたの??? てか、秘書なの!????)

常務「急で悪いが、本日から打ち合わせを始めたい」

アーニャ「わかりました」

凛「その打ち合わせ、うちのスタッフの岬さん(グレンの偽名)も一緒でもいい?」

常務「ああ、構わない。スタッフに両方の事情がわかるものがいれば、やりやすいだろう。

では、私はこれで。ウルトラマンの方々、ごゆっくり戦いの疲れを、癒してください」 ペコ スタスタ


未央「美城常務、いいとこあるじゃん!」

藤宮「違うな」

アーニャ「何がですか?」

藤宮「俺達に頭を下げた方が得だからだ。ピグモンを連れているのも、我が社が独占してますってアピールだ」

我夢「またそうやって」 ハァ

ムサシ「そうした気持ちもあるかもしれないけど、純粋な感謝や好意もあるよ」

未央「なるほど〜……」

美波「事情はどうあれ、できる人なのは間違いないわね」

シン「みっしーも悪い奴じゃないってわかったし、大丈夫だろ」

卯月「そうですね! ゼロさんを信じます」

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:35:22.47 ID:SNHQwYxJ0

 仮CPルーム

ムサシ「改めて、自己紹介をするね。春野ムサシ、今は家族と一緒に遊星ジュランの開拓をしているよ」

アスカ「アスカ・シンだ! よろしくな!!」

武内P「よろしくお願いいたします……!!」

卯月(プロデューサーさんが五体投地でも始めそうな勢いです!)

赤城みりあ「わ〜、本物のダイナさんとコスモスさんだ!」

ムサシ「いや、僕がコスモスってわけじゃないよ」

みりあ「違うの???」

美波「コスモスは別の人格なのよ」

城ヶ崎莉嘉「えっと、つまり〜、ゼロくんと卯月ちゃんみたいってことなんだ!」

みりあ「そうなんだ〜! コスモスさん、よろしくね!」

コスモプラック「……」 チカチカ

ムサシ「コスモスもよろしくって」

みりあ「えへへ〜♪」


双葉杏「本物のダイナかぁ……。テレビで見た時よりも、大人っぽいね」

アスカ「おっ、そうか? まぁ、俺も長いこと旅してきたからな」

杏「お父さんは、見つかったの?」

アスカ「いや、最初にワームホールに呑まれた時以来、会えてねぇな」 フルフル

諸星きらり(ダイナちゃんは、パパさんをずっと探してるんだにぃ……)

アスカ「けど、またいつか会えるだろ! 俺が、旅を続けていればいつか!」

杏「……そっか。そうだね! きっと、会えるよ! いつか、旅を続けている限り」

アスカ「おぅ!!」

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:36:16.05 ID:SNHQwYxJ0

ゼロ(in卯月)「それで、お前らいつまでいるんだよ?」


藤宮「ゾグの言っていた『入口』が気になる。俺達は俺達で、調査をしようと思う」

我夢「この世界じゃ僕らは有名人だし、色々と協力的な施設も多いだろうからね」


アスカ「俺ら、完全にただの遊びに来たつもりだったからな……」

ムサシ「ジュランはカオスヘッダーに任せてあるから、大丈夫だとは思うけど……」


多田李衣菜「カオスヘッダー?」

前川みく「名前からすると敵っぽいけど」

凛「確かコスモスのボスだけど、ムサシさんとコスモスの力で優しさを知ったんだっけ」

ムサシ「今は新しいジュランの守護神として、秩序の為に尽くしてくれているよ」

緒方智絵里「素敵ですね!」

三村かな子「うんっ! 敵だった人とも、分かり合えたなんて!」

美波「そういえば、この星にもジャスティスさんが来たんですよ」

ムサシ「ジャスティスが!? そうか〜。会いたかったなぁ」


ゼロ「敵と分かり合えたと言えば、卯月はエタルガーの奴に、謝らせたんだぜ?」

ムサシ「あの、エタルガーを!?」

卯月「え、エタルガーがちゃんと、負けを認めてくれたから」 テレテレ

アスカ「はぁ〜! すげぇな」

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:38:26.57 ID:SNHQwYxJ0

杏「ダイナだってすごいじゃん。スフィア相手に戦って……」

アスカ「アレは俺だけの力じゃないからな」

卯月「それは私も同じです! ゼロさんいなきゃ、あんなことはとても……」

アスカ「それに俺はスフィアとは分かり合えなかった」

未央「それは、相手が悪いって! あいつらもう、ムリでしょ」

美波「スフィアは他の星も攻撃して、無理矢理取り込んで、勢力を拡大してきていましたし……」

アスカ「同じ人間とだって、分かり合うのには大分時間がかかっちまった……」

杏「ゴンドウ参謀……とか?」

アスカ「っ! ……その名前が出てくるとはな。ホントに、俺の活躍がテレビになってたんだなぁ」


智絵里(ゴンドウ参謀っていうのは……?)

美波(人類の事を想ってはいたけれど、やり方が強引で……。アスカさんを捕まえて
      エネルギーを奪い、人造ウルトラマン・テラノイドを作ってしまったの)

アーニャ(人造ウルトラマン? それは、兵器、です。光ない存在は、ウルトラマンじゃ、ありません!)

美波(スフィアにテラノイドを乗っ取られ、光エネルギーも奪われたダイナを追い詰め……)

未央(最後は、ダイナを助けるために自分の生体エネルギーを光に変えて……死んだんだ……)

智絵里(しん……!? そんな、せっかく分かり合えたのに……)

武内P(方向性などは全く違いますが、常務と同じタイプの方でしたね……)


アスカ「あの人も、悪い人じゃなかったんだぜ? ただ、やり方が間違っただけで……」

シンデレラガールズ「……っ」

ゼロ「杏に見せてもらったが、彼もまた地球を愛した勇者だった」

14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:39:33.41 ID:SNHQwYxJ0

ムサシ「勇者を想うのは、また今度にしようか」

杏「ダイナ、ごめんなさい」 ペコ

アスカ「いや、いいさ。むしろ、嬉しいくらいだ。ゴンドウ参謀の本心を、わかってくれてる奴がいてさ。
    参謀の光が受けた時、あの人の気持ちを俺も理解できたからな……」

我夢(僕は恵まれていた。コマンダーを始めとした、XIGのみんなに、アルケミースターズ。そして、藤宮)

藤宮(俺も一歩間違えれば、ゴンドウという男と同じ運命だったんだろうな……)


ムサシ「それで、君達はアイドルフェスに参加するんでしょ?」

卯月「はい、そうなんです! 凜ちゃんがアレなので、私はわからないですけど」

凛「ご、ごめん……」

未央「あ〜あ。しぶりんのせいで、私らの出番が〜」

凛「ごめんなさい……」 シュン

ゼロ「凜を虐めるのは、また今度にしろ」

美嘉「いっそ、卯月と未央も新しいメンバーとユニットを結成してみるとか?」

蘭子「ならば是非! 我と小梅と、ローゼンブルクアルトラウム・スマイリングを!」

卯月「えっと、組みたいのは山々なんですけど……」

蘭子「何故!?」

未央「多分それ、バランス悪い」

蘭子「ガーン!」

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:40:36.01 ID:SNHQwYxJ0

アスカ「蘭子ちゃん、ドンマイ!」

蘭子「……ちっ」

アスカ「え!?」

凛「蘭子、恨み過ぎでしょ……」

みく「頑張ってダイゴさんの真似してたくらいだし……」

李衣菜「蘭子ちゃんが男の人の口調で、しかも『僕』って言ってるくらいだしね……」


アスカ「いやぁ〜、最初は俺もマジで本物のティガだって思うくらい、雰囲気似てたからさ」

蘭子「…………」 ピクッ

アスカ「声は違えど雰囲気同じだし、口調も真似てくれてたからついつい」

蘭子「ふふ〜ん」 ドヤァ

かな子(可愛い)

みく(可愛いにゃ)

きらり(可愛いにぃ)

美波(こういうところ、中学生よね) ホッコリ


ゼロ「ダイゴといえば、タイガによく似た奴がこの世界にいたな。良い奴感が滲み出てたが」

アスカ「ああ、俺の後輩のタイガか? てことはこの地球、俺のソックリさんもいるのか」

美波「ややこしくなるんで、その辺は全カットです」

アスカ「あ、はい」

16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:41:45.13 ID:SNHQwYxJ0

武内P「神崎さんのユニットはともかく、いい案だと思います」

未央「私もしぶりんがそう言った時から、何か別の活動は考えてたんだよね」

卯月「えぇ!? そうなんですか?」

未央「いや〜、実はあーちゃんと茜ちんからお芝居やってみないか誘われてて」

凛「あ、このスレ内の未央は既に色々な人と友達になってるんだよ?」

武内P「実を言えば、渋谷さんにクローネの話が来た時から私も考えていまして」

武内P「連携の取れそうなほか部署と相談し、既に候補を決めています」

我夢「よかったね! なんとかなりそうじゃん」

卯月「わ〜! 楽しみです」

武内P「例えばですが、佐久間さん、小日向さん、櫻井さん、双葉さんなどを考えていますが」

杏「卯月ちゃんと組むのはもちろん大歓迎だけど……スケジュール的にきつくない?」

武内P「はい。実は都合のつく方が少なくて……」

智絵里「この時期ですからね……。杏ちゃんと卯月ちゃんのユニットも、見てみたかったなぁ」

ゼロ「見たいファンは是非『キラッ!満開スマイル』をチェックしてくれ」

未央「そうすると、しまむーは出れないってこと?」

武内P「いえ。実は小日向さんが候補に名乗り出ていまして」

卯月「美穂ちゃんとお仕事! わぁ、すごく楽しみです!」

美嘉「美穂ならゼロのことも知ってるし。いいね! あれ? けど、美穂って確か……」

かな子「紗枝ちゃん達と出ますよね?」

武内P「それが、島村さんの為に頑張りますと」

17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:44:01.05 ID:SNHQwYxJ0

小日向美穂「呼ばれて飛び出て! 正統派アイドルの小日向美穂です♪」

卯月「わぁ、美穂ちゃん!」

凛「どっから出てきたの?」

美穂「ウルティメイトイージスの力です」

未央「使えないでしょ!?」

美穂「卯月ちゃんと一緒にお仕事ができるの、楽しみで……。さぁ、ゼロさん! 私と合体を!」

ゼロ「え? 何で?」


アスカ(テンション高い子が正統派アイドルのわけか!)

ムサシ(違うと思う)

アーニャ(このスレの美穂、ちょっとテンション、おかしいですから)

美波(アーニャちゃんもね)


美穂「さぁ、プロデューサーさん! このウルティメイト美穂にお仕事を!」

武内P「えぇ……?」

卯月「あの美穂ちゃん、本当に大丈夫? 幸子ちゃん達とも歌うけど」

美穂「常務にぎゃふんと言わせるために、頑張ります!」

ゼロ「へへっ! こいつは頼もしいな!」

我夢(ダンスって大変って聞くけど、大丈夫かな……?)

 ガチャ

グレンファイヤー(人間態)「お〜い、しぶり〜ん。アーニャーン。打ち合わせ始るってよ」

凛「あ、うん。じゃあ、ちょっと行ってくるね」

みりあ「頑張ってね!」

18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:45:20.72 ID:SNHQwYxJ0

 プロジェクトクローネ ルーム


速水奏「集まってすぐに衣装合わせに写真撮影だなんて、節操ないわね」

大槻唯「いいじゃんいいじゃん! 楽しそうだよ〜!」

宮本フレデリカ「面白きことは、良きことかな〜」

塩見周子「適当でいいんじゃない?」


グレンファイヤー「ねぇねぇ、しぶりん。俺、常務の趣味が分からない」

凛「うん、私も。とりあえず、常務がカワイイより、綺麗派なのはわかった」


橘ありす「みなさん! もう少し、このプロジェクトに選ばれた実感を……!」

フレデリカ「ありすちゃ〜ん! そう言わないで〜」 ダキッ

ありす「ああ、もう! まとわりつかないでください!」


グレンファイヤー「お、ちびっ子もいる」

凛「橘ありす……ちゃん」

ありす「ちびっ子ではありません! 私はもう、大人です!」

グレンファイヤー「いや、子供じゃん」

ありす「子供じゃありません! 橘です!!」


神谷奈緒(クローネも結構、賑やかだな)

北条加蓮(うん。ちょっと意外)

19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:46:39.20 ID:SNHQwYxJ0

グレンファイヤー「そ〜、プリプリすんなって。嬢ちゃんら、可愛いんだからさ〜」

フレデリカ「スタッフさん、わかってる〜!」

ありす「プリプリなんかしてません! CPは専属のスタッフまで……。少々、優遇され過ぎなのでは?
    大体、ウルトラマンなんて子供っぽい……」 ボソリ

鷺沢文香(あっ……。気を悪くされなければいいですが)

凛(常務と同じで、間近で見るまではわからない。ってことなのかな?)

アーニャ「岬(グレンの偽名)は、大事な、仲間、です」

唯「そうだよ! グレンちゃんは立派なんだよ〜。……あ」

ありす「ぐれん? ……え?」

グレンファイヤー「いえ、岬です」


凛「ゆ、唯ったら、な、何と間違えたのかな〜?」 アセアセ

奈緒「そそそ、そうだぞ! 別に、ウルティメイトフォースゼロのグレンファイヤーだとか、誰も言ってないぞ!」

加蓮「……奈緒」

ありす「え?」

グレンファイヤー「いえ、岬です」


 ガチャ

仁奈「あ、グレンファイヤーがいるでごぜーますよ!」

グレンファイヤー「仁奈ちゃん、オレ様はお仕事をしてるでごぜーますよ」

仁奈「そうでごぜーますか。仁奈、探検中でやがりますよ!」

グレンファイヤー「あんま好き勝手、色々な部屋に行ったらダメだぜ? お仕事してる奴だっているからよ」

仁奈「わかったです! 仁奈、大人しくしてるですよ! グレンも、お仕事頑張るですよ!」

グレンファイヤー「おぅ! また今度な!」

 バタン

20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:47:53.11 ID:SNHQwYxJ0

グレンファイヤー「……岬です」

周子「いや〜、それはムリあるんじゃない?」

グレンファイヤー(擬態解除)「バレちゃしょうがねぇ! 俺様は炎の戦士グレンファイヤーだ! よろしくな!」

奏「あら、随分と楽しい仲間ができたわね」

グレンファイヤー「え? 反応、それだけ?」

奏「だって、予想できるわ。みんな、気づいているけど言わないだけよ」

グレンファイヤー「マジか〜」


ありす「……」 パクパク

フレデリカ「ありすちゃん、こりゃやばいね〜」

周子「地球を守ってくれてる戦士に、ケチつけちゃった」

ありす「べべべ、別にケチをつけたわけじゃ!」

フレデリカ「へいへ〜い、ありすちゃん、びびってる〜♪」


グレンファイヤー「まぁ、なんだ。ありすの嬢ちゃんもよろしくな!」

ありす「嬢ちゃんでは……」

凛「グレン達から見れば、私達はみんな子供だよ」

アーニャ「同じ子供、ナインくらいです」

21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:48:54.15 ID:SNHQwYxJ0

凛「そういえば、グレンって何歳?」

グレンファイヤー「ま〜、細かく数えてた事ねぇけど、しぶりん達よか年上だぜ」

凛「そうだろうね」

アーニャ「そういえば、グレンって、宇宙人、です……よね?」

唯「ジャン兄弟はロボットだし」

文香「ミラーナイトさんはエスメラルダ人との二次元人のハーフだと伺いましたが」

グレンファイヤー「俺もよく知らなかったんだけど」

フレデリカ「わぉ、自分のこと知らないなんて、おもしろ〜い☆」


グレンファイヤー「プラズマギャラクシーって宇宙には、グレンファイヤーって種族がいたからな〜」

凛「え“っ!?」


周子「つまり、グレンファイヤーは」

奏「グレンファイヤーという種族のグレンファイヤーというわけね」

ありす「ややこしいですね……」

グレンファイヤー「ま〜、俺の出生はともかく。俺は嬢ちゃん達よりうんと年上なんだし、諦めな!」

ありす「わ、わかりました……」

凛「ゼロなんか、美城常務のことも『女の子』呼ばわりするし」

文香「失礼ながらさすがにそれはどうかと思いますが……」

周子「ま〜、それはそれで失礼だよね」

奏「ウルトラマンゼロって何歳なの?」

アーニャ「5900歳は超えたと、言ってます」

フレデリカ「わぉ! すっごい年上」

22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:49:40.75 ID:SNHQwYxJ0

奏「それにしても宇宙人、ウルトラマンね。面白そうだわ」

凛「面白そうって……」

奏「一般論よ。この世界には宇宙人なんてきたことなかったもの。興味が湧かない方がおかしいじゃない?」

グレンファイヤー「この子、何歳? みなみんより年上だよね?」

奏「あら、失礼しちゃう。そっちのプロジェクトの、島村卯月ちゃんと同い年よ」

グレンファイヤー「マジか!?」

ジャンナイン(SD)「卯月と同い年なのか」

フレデリカ「あ、なんか増えた〜!」

唯「ナインちゃんだ! やっほ〜!」

ジャンナイン「やっほー」

アーニャ「ナイン。パトロール、お疲れ、様です」

ジャンナイン「僕の本体は地球全土を、小型端末で社内パトロールだ」

フレデリカ「おぉ〜、さすがロボット! なんだかよくわからないけど、すご〜い!」

ありす「こんな小さいのに、会話が可能で動くロボット……」 ドキドキ

周子「宇宙人のロボットだしね〜」

ジャンナイン「僕の誕生について、聞きたいのか?」

ありす「ちょ、ちょっと興味があります」 ワクワク

ジャンナイン「そうか。では、聞かせよう。兄さんと、ビートスターの話を」

文香(長くなりそうですね……。いえ、興味はありますけど)

23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:52:07.16 ID:SNHQwYxJ0

 346プロ 喫茶店


高森藍子「ていう、劇なんだけど〜」

未央「おぉ! なるほど! あーちゃんもいるなら、ぜひチャレンジしてみるっきゃない!」

日野茜「ぜひ、チャレンジしましょう!! まずは、オーディションから全力ダッシュです!!」

藍子「ところで、未央ちゃん。あの……」


アスカ「コーヒーとケーキ、美味い」

菜々「コーヒーのおかわりはいりますか?」

アスカ「お願い」


未央「ご存知、ウルトラマンダイナのアスカ・シンさんだよ! デスティニーガンダムの方じゃないよ?」

藍子「そっちは仮面ライダーだから。ていうか、ダイナさん本人なんだ……」

茜「ダイナですかー!! この間はありがとうございました!!!」

アスカ「いちいち礼なんかいいって! 照れ臭い! 困ってる奴がいれば助ける。それが光の戦士だ」

茜「ダイナはですね! 私も視聴していたんですよ!!」

アスカ「マジ? 作品で残ってるなら、女の子はあんま見るもんじゃない気がするけど……」

茜「いや〜!『うたかたの空夢』など、非常に面白かったですね!!!」

アスカ「いや、タイトル言われても」

未央「ダイナが変な夢見てた時の話」 ※『うたかたの空夢』、恐らくウルトラ史上最大のカオス回。

アスカ「……えっ!? あれ、作品として残ってんのか!? やめてよ!」

未央「そういわれても……」

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:53:03.82 ID:SNHQwYxJ0

茜「けどやっぱり! 最終三部作でダイゴが出てきたのが嬉しいですね!!」

藍子「ダイゴさんって、本当のティガさん?」

未央「ティガ自身、なれるだけなら実は色々な人がなれるからね。ダイゴに、ダイゴの息子のツバサ、
   ダイゴの先祖と思われるアムイ。それに、マサキ・ケイゴも正しい心があれば変身できたろうし」

藍子「蘭子ちゃんも理由はわからないけど変身できるし」

茜「CPのみなさんも! 変身するだけなら、できるみたいですからね!!」

アスカ「スパークレンス、守備範囲広すぎだな……」


未央「ところでさ、ダイナ! 改めて、お礼を言わせてほしいんだ」

アスカ「だから、照れ臭いからっいいって」

未央「違う違う。私さ、エタルガーと戦った時、ダイナのスパークドール借りて変身したんだ」

アスカ「ギンガの能力か」

未央「うん。お陰で、しまむーを助けられた。ゼロのお陰だろうけど、サーガの奇跡もおこせた」


未央「だから、ありがとう!」


アスカ「そういうことなら、一応受け取っておくぜ。だけど」

藍子「きっと、未央ちゃんだから」

茜「ニュージェネのみんなだから起こせたんですね!!!」

アスカ「そういうことだ」

未央「へへっ♪ ダイナ、フューチャーアースじゃすごく大変だったんでしょ? ゆっくり休んでってよ!」

アスカ「はは、もう十二分に休ませてもらってるけどな」

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:54:43.60 ID:SNHQwYxJ0

アスカ「未央はそのニュージェネと仕事できないんじゃ、寂しいんじゃないのか?」

未央「……本音を言えば、凄く。常務のことはぶん殴ってやりたいってくらい、ムカついた」

藍子「未央ちゃん……」


アスカ「……昔、一緒に戦った奴にジャグラーって奴がいたんだ」

未央「ジャグラー?」

アスカ「そいつはウルトラマンオーブ、ガイの仲間で、ガイの良い先輩だった。
    ……真面目な奴だったのは、短い間でもよくわかった。強かったが、オーブに選ばれなかった」

藍子「その人は、今は……?」

アスカ「ガイの間違った優しさ、慕ってくれた者の死、不毛な争い……。色々なもんが重なって、闇に呑まれた」

未央「そっか……」

アスカ「あいつはやり方を間違えた。戦いを終わらすために、みんなの大事なものを壊した」

藍子「それは……悲しいですね……」

アスカ「それでもあいつは、闇に呑まれた後もガイを、オーブを助けていたらしい……」

茜「強い、人なんですね……!」

アスカ「そうだな。戦い方は間違えたが、あいつもみんなの為に戦った。ゴンドウ参謀みたいに。
    いつか、光の戦士として戦える時がくるだろう……。だから、未央」


未央「うん。私、常務のフィールドで戦ってやる! それで、勝つよ!」

アスカ「その意気だぜ!!!」


アスカ(ジャグラー。風の噂じゃ、完全に光の勢力から離反したと聞いたが……。どうしてるんだか……)


26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:55:53.64 ID:SNHQwYxJ0

 オーブの地球  映画の時間軸  銭湯


ジェッタ・シン「ワーッ! イェー!」 バシャバシャ!

ガイ「お前ら! ああっ、すみません!」

ジャグラー「……」 ニタァ

ガイ「お前っ!」

ジャグラー(マッパ)「先に上がってるぜ?」

 スパーン!


ジャグラー(マッパ)(よし、このままさり気なく……)

ジャグラー(マッパ)(ガイとの復縁を目指す!!)


ガイ(とりあえず、逃げよう)


27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:57:12.22 ID:SNHQwYxJ0

 仮CPルーム


武内P「というわけで、お二人には写真撮影などを中心にお仕事を」

卯月・美穂「はいっ!」

武内P「可能であれば秋のフェスにもお二人で出ていただきたいと思うのですが」

ゼロ「凜はクローネ参加だろうが、未央たちはどうするんだ?」

武内P「既に高森さん、日野さんと本田さんを交えた曲を考えています。新曲では、ありませんが」

ゼロ「なるほどな」

武内P「お二人にも追加のメンバーを加え、3:3:3にするのもいいかもしれませんね」

ゼロ「クール、パッション、キュートに特化したユニットか。それもいいな!」

武内P「実を言うと、既に候補がいます。今度、ご紹介したいと思いますが」

卯月「お仕事は任せてください! 間に合わせて見せます!」

美穂「うんっ!」

ゼロ「俺に秘策があるから、任せておけ!」

武内P「ゼロさんの力を借り過ぎるのもなんですが……お願いします」 ペコ

ゼロ(シャイニングフィールド、この地球で使う時が来たか)


美波(見てるこっちがほっこりするわ)

我夢(これが正統派アイドルか) ホッコリ

藤宮(……ふっ)


ムサシ(これって、中年入った僕らがアイドルの子を見てニコニコしてるって危なくないかな?)

杏(みんなビジュアルはいい方だから、事案にはならないと思うけど……)

智絵里(見た目で人を判断するのっていうのはよくないけど……)

かな子(けど、明らかに不潔な人だったら怪しく思えちゃうし……)

28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:58:36.52 ID:SNHQwYxJ0

 後日 346プロ 撮影所1


 パシャ! パシャパシャ!

ゼロ(うんうん、二人ともいい笑顔だな!)

美穂「えへへ。けど、それはゼロさんがいるからです」


美穂「途切れない侵略者に、スペースビースト……。凄く、不安です」

美穂「けど、ゼロさんが! 光の戦士たちがいてくれるから! 安心していられます!」

卯月「一人、闇の戦士もいますけどね♪」

美穂「ふふ、そうだね」


ゼロ「ああっ! 俺達、ウルトラマンに、光の戦士に任せておけ!」

美穂「はいっ! だ、だから、その、ゼロさん!」


美穂「ず、ずっと、この地球にいてくれませんか?///」


ゼロ「ずっと、か。そうしたいのはやまやまだが」

美穂「わかってます。ごめんなさい。ちょっと、言ってみただけです」

ゼロ「悪いな」

美穂「いえいえっ! この広い宇宙で、出会えただけでも奇跡ですから!」


卯月(皮肉、ですよね。侵略者がいるから、平和が脅かされるから、ゼロさんたちがいてくれる……)

卯月(けど、ゼロさんがいなくなった後でも、私は……ずっと、愛を歌い続けるから……!)


29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 00:00:01.85 ID:pCwNEJ7g0

 346プロ 撮影所2


加蓮「ふぅ……」

凛「お疲れ様。大丈夫?」

加蓮「うん。大丈夫。こう続けてだと、ちょっと疲れちゃうね」

凛「身体が弱かったんだっけ」

加蓮「今は大丈夫だけど、他のみんなに比べるとね」


グレンファイヤー(人間態)「すみませ〜ん、この荷物はどこに?」

スタッフ「あ、こちらにお願いします」


加蓮「あの元気を見習いたいなぁ」

凛「グレンは凄いから。ゼロともよく、組手してるし」

奈緒「てことは、ウルトラマンゼロと互角なのか? すげ〜」

凛「ていうか、グレン。クローネでもまじめに仕事するんだ」

アーニャ「グレンはいつだって、真面目、です」

奏「さすが、正義の味方ね。ああいう人、好きよ?」


ムサシ「へぇ、こうやって撮影してるんだね」

凛「あ、ムサシさん。見学?」

ムサシ「常務さんが、好きに見学してくれていいっていうから。せっかくだからね」

30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 00:01:24.10 ID:pCwNEJ7g0

文香「あの人は……コスモスの」

ありす「すごい穏やかそうな人ですね」


ムサシ「聞いたよ。君がコスモスのスパークドールを使って、戦ってくれたって」

凛「う、うん。けど、私はあなたと違って……優しさが何なのかも、理解できないから……」

ムサシ「そんなことはないよ」

凛「優しい人ならきっと、こっちのプロジェクトに参加するなんて、蝙蝠みたいなことしないから」


奈緒・加蓮「……っ」

凛「あ、ごめん。別に、二人と組むのが嫌とかじゃなくて」


ムサシ「君は、卯月ちゃんと未央ちゃんを見捨てたのかい?」

凛「っ!! そんなわけないじゃん!! 私があの二人を見捨てるなんて、絶対に」

ムサシ「なら、それが答えだよ」

凛「……っ」


グレンファイヤー(しぶりん、まだ気に留めてるのか〜)

ミラーナイト(そのようですね)

グレンファイヤー(お、ミラちゃん。調子はどうよ?)

ミラーナイト(アレだけゆっくり休めば、回復しましたよ)

ミラーナイト(シンデレラガール。後悔しない選択を、ですよ?)

88.81 KB Speed:0   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)