ウルトラマンエックス「私は不愛想な宇宙人じゃない!」輿水幸子「天然ですね!」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 21:54:03.28 ID:aPyHnv130

本田未央「ウルトラの星を信じる時!」ウルトラマンダイナ「本当の平和が訪れる!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1497882181/#header
上記スレの続編となります。

アイドルマスター シンデレラガールズ×ウルトラマン


・物語はシンデレラガールズ2期からとなります。

・このスレにはオリジナルの設定・解釈がふんだんに取り込まれています。
 例・シンデレラのいる地球はエネルギーに満ち溢れていて、3分以上戦える等。

・現在のオーブ、次回作のジードの設定と矛盾している点もあると思いますがご容赦ください。

・スレ内のウルトラマンゼロとダイナは本編以上にはっちゃけています。

・今回からアニメ本編とは異なる展開が増えてまいります。


 アイドルマスター シンデレラガールズ×ウルトラマン


 前回のあらすじ

CP解散の危機に、凛とアーニャがプロジェクトクローネのメンバーに選ばれてしまう!

常務に反抗する二人だったが、新たなる挑戦・出会いの未来に惹かれ、仲間の後押しと共に参加することに!

スペースビーストの大群も退けたウルトラ戦士たちに、地球の人々は歓声の声を上げる!

遂に迫った秋のアイドルフェス!

だが、ヤプールは静かに時を待っていた……。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1498740842
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 21:55:13.73 ID:aPyHnv130

 宇宙の彼方


『ケケケケケ』


ウルトラマンマックス「ぐぅ……攻撃が、通用しない……! ここまで、凶悪だとは」


『キャキャキャキャキャ』


マックス「このままでは……こいつは、あの地球に……」



きらり『マックスちゃん! ありがとう! また、遊びに来てほしいにぃ☆』

きらり『うん! 待ってるにぃ。これ、美味しいアメ! よかったら、ど〜ぞ☆』



マックス「諸星きらり。すまない。どうやら、約束は果たせそうにない……」



 ケケケケケケケケケケケケケケ、キャキャキャキャキャキャキャキャ!!!



『そして、ウルトラマンマックスは消息を絶った』


・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・

・・・


3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 21:56:13.36 ID:aPyHnv130

 地球 仮 CPルーム

武内P「こちらが、五十嵐響子さんです」

五十嵐響子「五十嵐響子、15歳ですっ! 特技は家事全般! よろしくお願いします」

島村卯月「わ〜、よろしくお願いしますね!」

小日向美穂「よ、よろしくお願いします……」 ボロ

響子「っ!? 小日向さん、大丈夫ですか!?」

武内P「小日向さんは少々、ムリをされていて……」

美穂「だ、大丈夫です……! まだ、私の頭上にはウルトらの星が輝いてます……!」

武内P(それは死兆星なのでは……)

響子「え、えっと。あの、島村卯月さん!」

卯月「そんなかしこまらなくても。アイドルを始めたのは、同じくらいなんですよね?」

響子「だ、だって! 島村さ……卯月ちゃんがウルトラマンゼロと戦ってくれなかったら!

 私、弟や妹がいて……ウルトラマンも普通の女の子より詳しくて……。

 あのエンペラ星人や邪神ガタノゾーアが現れた時、本当に怖くて……!

 だから、本当に! ありがとうございました!!」

卯月「わ、私はそんな! ゼロさんに身体を貸したくらいで……!」 テレテレ

響子「それでも! ありがとうございます!」 ペコリ

卯月「〜〜〜〜〜//////」

武内P「……」 ニコ

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 21:58:03.43 ID:aPyHnv130

武内P「この3人でユニット『ピンクチェックスクール』を組んでいくことになります」

卯月・美穂・響子「「「はいっ!!!」」」

武内P「既に本田さんも高森さん、日野さん『ポジティブパッション』を正式に結成いたしました」

ゼロ(in卯月)「なら、俺も挨拶しないといけないな。新しい仲間に」

響子「えっ! まさか……」

ゼロ「俺はゼロ。ウルトラマンゼロ。セブンの息子だ。よろしくな!」

響子「う、ウルトラマンゼロ……さん……! やっぱり、まだ卯月ちゃんと一緒にいたんですね!」

ゼロ「ああ、よろしく頼むぜ?」

響子「はいっ! 私、さっきも言いましたけど、弟と一緒にウルトラマン見てて!」

ゼロ「そっか! 未央や美波も、弟とみてたって言ってたな!」

響子「ゼロさんのお父さんの活躍なんてもう! 見知らぬ星の為に、命の限り戦って!」

ゼロ「おっ! そ、そうか? ま、まぁ、俺の親父だからな!///」

美穂(ゼロさん、照れてる〜) ニコニコ

響子「レオさんが師匠なんですよね? あの不屈の闘志! 凄いですよね〜!」

ゼロ「ま、ま〜な! 師匠ズは俺でも一本取るのに苦労するからな!///」

卯月(ゼロさんったら、可愛いなぁ) ニコニコ

響子「それから! それから!」

・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・

・・・

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 21:59:39.79 ID:aPyHnv130

響子「あぁ、すみません! ウルトラマンさんとお話しできると思ったら、興奮して……」

ゼロ「気にするな! と言いたいところなんだが、卯月たちには時間がないからな」

美穂「大丈夫です! お肌の大敵ですが、睡眠時間を削れば……」

卯月「あの、美穂ちゃん? さすがにそれは……」

武内P(何が小日向さんをここまで駆り立てるのでしょうか……? ありがたいことですけど)

ゼロ「……よし、やるか!」 

 分離 & 実体化 → シャイニングウルトラマンゼロ

響子「す、すごい! キラキラ輝いてる……!」

卯月「というより、なんで……」

シャイニングウルトラマンゼロ「今の俺でも僅かにしか使いこなせないが、この姿は時と空間に干渉できるんだ」

武内P「な、なんだかとてつもない能力……某吸血鬼や某ライダーを余裕で倒せそうですが……」

Sゼロ「俺が今からシャイニングフィールドを作る。そこではかくかくしかじか」

武内P「まるまるうまうま。……つまり、ドラゴンボールの精神と時の部屋が作れると!?」

Sゼロ「おぅ! そこで特訓すれば、問題なし! 肉体的には歳をとらないように俺が調整する!」

美穂「これが……ノアの勇者の力……。……え、これ、私達の為に使っちゃうんですか!?」

Sゼロ「親父に知れたら絶対に怒ると思うが……。みっしーが良い奴だとわかっても、負けたくないからな!」

響子「えぇぇぇ……。い、いいんでしょうか? プロデューサーさん」

武内P「ほ、本人がいいとおっしゃっているなら……」

卯月「一期の時から合宿に連れて行ってもらったりしてましたからね! 旅費削減の為」

響子「レオさんの特訓ですね! ……ジープとか、出てこないですよね?」

6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:02:13.12 ID:aPyHnv130

 ガチャ

輿水幸子「おはようございま〜す。こちらに美穂さんがいると……あれ?」

佐久間まゆ「ゼロさん? どうしたんですか? 実体化までして」

小早川紗枝「しかも……確かぁ、前の夏のフェスで一回だけそのお姿は見ましたなぁ」

幸子「滅多にならない形態というわけですね」

Sゼロ「この姿はシャイニング・アースでもエネルギー消耗が割と激しいからな。実はかくかくしかじか」

まゆ「特訓、ですか?」

紗枝「確かに、美穂はんはゼロはんと組むと張り切ってらっしゃるからなぁ」

幸子「常務さんが態度を軟化させたとはいえ、負けたくない気持ちはありますけど」

 ブゥン!

幸子「へっ? 時空の穴が……」

ウルトラマンエックス(ウルトラマンゼロアーマー)(人間サイズ)「テイヤッ!」 シュタ

幸子「ぐへっ!?」

Sゼロ「だから……それ俺のぉ」

卯月「エックスさん!」

美穂「幸子ちゃんの上に着地!? 変な悲鳴が!」

エックス「やぁ、みんな! て、ゼロ。何で実体化を」

Sゼロ「いや、俺が聞きたいくらいだ。ていうか、退いてやれ」

幸子「は、早く退いてください……」 ピクピク

大空大地「幸子ちゃん! ごごご、ごめん!」

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:03:36.59 ID:aPyHnv130

Sゼロ「で、お前ら何しに来たんだよ? 今、この地球は定員オーバーなんだぞ!」

エックス(inエクスデバイザー)「な、なんだよ。私だってたまには遊びにきたいんだ!」

響子「テレビで見たことないウルトラマンさん……。えっと、確か、エックスさん?」

卯月「エックスさんはサイバー戦士で、XIOの技術と合わせて色々なことができるんです」

幸子「カワイイボクに会いたいなら、仕方がないですね!」

エックス「いや、幸子は別に……」

幸子「……えっ?」

大地「もう、エックス!」

まゆ「実際、ただ遊びに来られただけなんですか?」

大地「実は最近……アスナが怖くて……」

卯月「え? アスナさんって、同じXIOの」

エックス「大地が君達を、この世界を模したゲームをしていたり、CDを買ったりしただけでなんだか、視線が」

武内P「ああ、ゲームやらアニメの話は伺っていますが」

大地「ルイもたまに怖い時があるし……」

響子「えぇ? ゲームをしたりCDを買っただけでですか?」

美穂「なんでだろうね」


まゆ(あぁ……)

紗枝(モテるイケメンは違いますなぁ)

8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:08:13.73 ID:aPyHnv130

エックス「有給休暇もたまっていたし、二人が怖いので避難も兼ねてこちらにきたんだ」

紗枝「想像以上にひどい理由できとりましたなぁ」

大地「それで、ゼロはなんで実体化してるの?」

Sゼロ「実はかくかくしかじか〜。というわけでな!」

大地「……え? 時間と空間を操る力をアイドルの特訓に使うの?」

Sゼロ「まぁ、親父は怒るだろうが……」

大地「自覚あるならやめようよ……」

美穂「それでも、それでも! 私、常務に勝ちたいんです! ぎゃふんと言わせたいんです!」

大地「えぇ……(困惑)」

紗枝「このスレの美穂ちゃんはちょっとテンション高いので、気にしないといてください」

エックス「まぁ、我々がプレイしているゲームを基準に考えると、大分テンションが高いな……」

幸子「なんだかビクトリーのショウさんもそんなことをおっしゃっていたそうですが……。
   お二人は誰を推されてるんですか? 当然、カワイイボクでしょうけど!」

エックス「そういえば、何故か幸子のSSRだけやたらと出て、ウザいから特訓素材にしようと」

幸子「エックスさんはボクに恨みでもあるんですか!? スターランクにして下さい!」

大地「い、いや、幸子ちゃんはカワイイと思うよ! ゴモラくらい」

幸子「それはどういう基準なんですか!? ていうか、ペットが可愛いって言ってるようなものですよね!?」

サイバーゴモラ「元気出せ。な?」

幸子「全く!……えっ?」

まゆ「サイバーゴモラさんまで連れてきて、あちらの防衛は大丈夫なんでしょうか……?」

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:09:49.77 ID:aPyHnv130

武内P「お二人が来られたのも、丁度いいかもしれませんね」

卯月「丁度今、コスモスさんとムサシさんがいらっしゃってるんですよ!」

大地「えっ! あの、ヒカルさんとショウさんの言ってた」

Sゼロ「他にもダイナ、ガイア、アグルと、みんな滞在中なんだ」

まゆ「既に帰られてますけどエースさん達光の国のウルトラマンさんに」

紗枝「ジャスティスはんも。ネクサスはんは連絡付きませんけど、滞在中やなぁ〜」

大地「そうなんですか! それは良い時期に来たかもしれないね!」

エックス「ああっ! 特にコスモスの話は、参考になりそうだ!」

幸子「大地さんも怪獣さんと共存するのが夢なんでしたね」

大地「人間が勝手に環境を変えてしまったせいで、住処を追われた怪獣もいるからね。
   スペースビーストのような共存できない怪獣もいるけど、可能な限り同じ命として共存したいんだ」

幸子「立派な心掛けですね! きっとボクのようなカワイイ存在がいれば、怪獣さん達も和むでしょうね!」

エックス「君のその無駄な自信はどこからくるんだ?」

幸子「ムダ!?」

まゆ「エックスさんの辛辣さは何なんでしょうか……?」

大地「お、俺は幸子ちゃんのこと好きだよ? SSRも最初に出たし、限定と通常2種類揃ったし……」

Sゼロ「愛梨と雫、どっちがよかった?」

大地「の、ノーコメントで」

幸子「むむむむむ!! ボクの可愛さが分からないなんて!」 プンプン!

紗枝「よしよし〜。幸子はんは可愛いどすぇ〜?」 ナデナデ

10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:10:55.46 ID:aPyHnv130

 ガチャ

アスカ・シン「よ〜す。て、ん? なんでゼロが実体化してるんだ?」

本田未央「お、噂の新メンバーも! ……て、大地さん?」

Sゼロ「こっちも噂をすれば」

響子(ダイナ! CPに入る所は目撃されてなかったけど、やっぱり普通に出入りしてたんだ!)

エックス「あなたが……ウルトラマンダイナ、アスカ・シンですか。お噂はかねがね」

大地「初めまして! XIOの大空大地です。エックスと一緒にユナイトして戦っています」

アスカ「あぁ! 噂は聞いてるぜ。『オーブ』とも一緒に戦ってくれたんだってな?」

大地「いやぁ、捕まっちゃうし、宝石にされるし……」

エックス「その後もデザストロの驚愕の正体に驚かされ……」

Sゼロ「はは、ちょいと苦労したな」

幸子「その割にはなんだか、和んでいますねぇ」

エックス「地球の言葉で言うなら……恋は盲目ってところかな?」

まゆ「はぁ……」 キョトン

大地「カワイイ女の子だったね」

エックス「ふっ。ジャグラーくんも隅に置けないな」

アスカ「っ! ジャグラーに会ったのか?」

エックス「ああ。大地を助けるのに、協力してくれたが」

大地「その後もなんだかんだ言ってSSP……人間を助けたり、ガイさんを助けるのに協力してくれました」

エックス「彼の協力がなければ、どうなっていたか。私の宝石化を解いてくれたのも、彼だからな」

アスカ「そうか……。そうか〜!」 ニコニコ

幸子(アスカさん、なんだか嬉しそうですね。ジャグラーさんという方、お知り合いなんでしょうか?)

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:11:42.96 ID:aPyHnv130

Sゼロ「それより、丁度よかった! 未央、藍子、茜! 準備は良いか!?」

日野茜「準備は万端です!!!」

高森藍子「う、噂のシャイニングフィールドですね……!」

Sゼロ「よし! じゃあ、行くぜ!!」 ピカー!

紗枝「まぁ。綺麗な色が広がって」

アスカ「ゼロって便利だよなぁ。俺なんか次元移動する時、ゲートを見つけてそこを通るのに」


卯月「いざ! 打倒凜ちゃん!」 ヒョイ

美穂「妥当常務! 我々は会社の歯車じゃないぞ〜!!」 ヒョイ

響子「ええっと……! が、頑張ります!」 ヒョイ

未央「しぶりんめ! 裏切り者の末路を教えてやるぜ〜!」 ヒョイ

茜「今まで感じたモヤモヤ! 全て燃やし尽くしますよ!!」 ピョン!

藍子「ま、待って〜」 ヒョイ


幸子「入っていっちゃいましたね……」

武内P「ウルトラマンのなんでも能力はわかっていましたが、ここまでとは……」

アスカ「いや、あいつは特別おかしいと思うぜ?」

エックス「『イージス 光る時』の恨みは忘れられない……!」

まゆ「恨んでたんですか……。一応、ゼロさんが来ないと『ツミ』だったわけですし……」

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:13:46.98 ID:aPyHnv130

 ガチャ

姫川友紀「紗枝ちゃん! 幸子ちゃん! お疲れ〜! て、大地じゃん! おっひさ〜!」

大地「あ、こんにちは」

アスカ「よぉ、友紀ちゃん!」

友紀「何々? 遊びに来てくれたわけ? アスカさ〜ん、今日も飲みにどうよ!?」

アスカ「おっ、いいねぇ!」

幸子(えぇぇ……? 今日『も』!?)

紗枝(ほんま、コミュ力たかいわぁ)


ゼロ「ふぅ、疲れた。オーブの時よりだいぶ短い時間だが、やっぱり疲れるな」 ヒョコ

まゆ「え? もう終わったんです……あ、そうか。時間が違うから……」

紗枝「こちらの一瞬が、あちらではえらい長い時間なんですなぁ」


卯月「ふぅ……! 少々、強くなり過ぎました……!」

美穂「そうだね……! まさか、私もスペシウム光線が出せるように!」

茜「今の私達なら、どんな敵にも勝てます!!」

未央「今なら私、自力でダイナになれる気がする……!!!」


アスカ「いや、ダイナは俺!」

エックス「一体どんな特訓をしたんだ!?」

大地「キャラ変わってるじゃん!!?」


藍子「未央ちゃん達ったら! 2週間ほど特訓しただけですよ!」

響子「そ、そうですよ! その間に、いっぱいお喋りしましたけど」


エックス「人間の女の子に肩入れしても、使っては良い力ではないな……」


13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:14:40.17 ID:aPyHnv130

友紀「おっ! いいね〜! なんか知らないけど、秘密の特訓?」

大地「なんだか恐ろしいタイミングで来てしまったような……」

エックス「せっかくの有給休暇だ。ゆっくり休もう」

卯月「ゼロさんも私の中でゆっくり……」

美穂「いえいえっ! 私の中で……!」

卯月「……美穂ちゃん?」

美穂「……ふふ」 ニコォ

響子「えぇぇ……」

ゼロ(アスカ、これ、なんか、ヤバい奴か?) テレパシー

アスカ(とりあえず、別の子の所にいっとけ) テレパシー

ゼロ「今日は間を取って響子の所にお邪魔しようかな!」

響子「えっ」

卯月・美穂「…………」 ジー

響子「っ!?」 ビクゥ

ゼロ「あ〜、そうか。普通、嫌がるよな。すまなかった」

響子「い、いえ! 大丈夫です! よければどうぞ!」

ゼロ「そうか? じゃあ、お言葉に甘えようかな!」

武内P(五十嵐さんはどうなるかなぁ……) ハァ

紗枝(ゼロはんも罪なお人やなぁ。あ〜、響子はんのところというと、女子寮やなぁ)

部屋にある鏡『…………』
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:16:02.63 ID:aPyHnv130

 プロジェクトクローネ レッスン室

ミラーナイト(人間態)「ゼロ、とんでもない加担をしていますね」

グレンファイヤー(人間態)「あいつ、幾らなんでもダメだろ」

速水奏「多分だけど、ウルトラマンゼロもグレンには言われたくないと思うわ」


神谷奈緒「特訓法はともかく! このままじゃ、負けちゃうぞ!」

北条加蓮「何をどう負けるのか判断基準が分からないけど」

渋谷凛「やるからには全力……。後から結成したユニットに遅れはとれない!」

大槻唯「クローネ自体もかなり最近だけど〜」


宮本フレデリカ「ていうか! ゼロちゃん加担し過ぎ〜! このままじゃ負けちゃうよ!」

唯「こうなったら……!」

フレデリカ「お、唯ちゃんに何か妙案が?」

唯「ゼロちゃんにお願いして、ピカピカフィールド唯たちにも使わせてもらおうよ!」

フレデリカ「ナイスアイディ〜ア! よし、賄賂用のお菓子を準備だ!」

塩見周子「ダメだこりゃ」

春野ムサシ(大地には後で挨拶に行こう)

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:18:05.17 ID:aPyHnv130

 『ハーレム?』

十時愛梨「大地さん、また遊びに来てくれたんですね〜!」 プルン

及川雫「丁度〜、実家から牛乳が届いたんですよぉ〜!」 プルン

大地「いや〜///」 テレテレ

エックス「だ、大地……アスナとルイからメールが来てるぞ……」

大地「……え? なんで? どうやって?」 血の気サー

サイバーゴモラ(すまんな。俺の仕業だ)

エックス「内容……読むか?」

大地「……いや、や、やめておこう。エックス、そのメールは『届かなかった』。いいね?」

エックス「後が怖いな……」

愛梨「どうしたんですか〜?」 ムギュ

雫「牛乳、嫌でしたか〜?」 ムギュ

大地「はは……ははは……」


幸子「大地さんは前も後ろも、地獄のようですね……」

片霧早苗「ま、まぁ、若いんだし! せめていい地獄に進むべきね!」

堀裕子「エックスさんのサイバーアーマーなら……!」

友紀「それ、超能力じゃなくて化学じゃないっけ?」

紗枝「そもそも、人間が使えるものとちゃいますなぁ」

16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:19:07.68 ID:aPyHnv130

 『大地と、大地と海』

藤宮博也「お前がウルトラマンエックスと、大空大地か。噂は聞いてるぞ」

高山我夢「同じ研究者でもあるようだ。よろしくね!」

大空大地「はいっ! よろしくおねがいします」

美城常務(我が社が集合場所というのも……。とはいえ、利益的な意味でもいてくださる方が……)

今西部長「久しぶりだね、大空くん」

モロボシくん「ピグッ!」

大地「あっ! ピグモンがいる! 他の地球にもいるんだ!」

我夢「そちらはこの地球での僕らのスポンサーの美城常務。部長さんとは知ってるんだっけ?」

大地「お二人より先に、この地球には来てますので」

常務「美城です。以前、我が社を、地球を守っていただき、ありがとうございました」

エックス「守ったのはミラーナイトと、この事務所のアイドルたちだ」

常務「ふふ……そうですね(光の戦士というのは、こういう人たちなのだな)」 フフ

エックス「それで、私に聞きたいことがあると」

我夢「破滅招来体は知ってるかい?」

エックス「噂だけなら。スペースビーストと同じで、共存はできない存在だと」

藤宮「その上位存在が言っていた『入口』とやらに、心当たりはないか?」

エックス「入口? 聞いたことがないが」

大地「調査なら僕らも手伝いますよ」

藤宮「いや、俺達でやる。ジャンボットやジャンナインも協力してくれているから、大丈夫だ」

我夢「君は君の夢の為に、話すべき人がいるだろ?」

大地「はいっ!」

17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:20:08.85 ID:aPyHnv130

 『待望の人』

大地「お会いできて光栄ですっ!」

ムサシ「ああっ! 僕も君とは是非話がしたいと思っていたよ」

エックス「あなたが噂に名高い慈愛の勇者ですか!」

コスモス「初めまして」

大地「是非、話を!」

唯「わ〜、新しいウルトラマンちゃんだ! 飴舐める?」 ヒョコ

エックス「いや、舐めないが」

フレデリカ「じゃあ、マカロン食べる? 美味しいよ〜」

大地「あ、フレ……デリカさん(あったことないのに、ゲームの影響で愛称呼びするところだった)」

フレデリカ「あれ? フレちゃん、有名人? なら、私に会えてラッキーだね〜!」

大地(凄い。ゲームと同じで、全くブレない! というか、美少女っぷりが凄い)

唯「ねぇねぇ、一緒に写真撮ろうよ!」

エックス「はい、チーズ」 カシャ

大地「エックス!? まだルイルイとのこと根に持ってるの!?」

エックス「ここで写真に応じなかったら不愛想なウルトラマンだって思われちゃうし……」

周子「むしろ、ウルトラマンってゼロみたいな奴が稀でしょ」

グレンファイヤー「ゼロの親父さんとか、真面目だったからな〜」

コスモス「……イエーイ」 ボソッ

ムサシ「っ!!!????」

18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:23:02.67 ID:aPyHnv130

 『響子とゼロ』

響子「ウルトラマンさんと合体って、凄いですね! もう、パワーが溢れてきます!」

ゼロ「卯月も慣れるまでは制御に苦戦してたな〜。蘭子は……割と上手くできてたな」

ゼロ(思えば『光を継ぐ者』の前兆だったのかもな)

ゼロ「響子、急に巻き込んで悪かったな」

響子「いえ! けど、私は女子寮住まいだから美穂ちゃんとはそこで」

ゼロ「時間が経てば、大丈夫だろう。最近、美穂も蘭子も妙に合体を強要してきて……」

響子「きょ、強要ですか?」

ゼロ「きっと、みんなが寝坊しても俺が身体を勝手に動かしたりして、楽させたのがいけなかったんだな……」


卯月『ぐー……』

ゼロ『全く、卯月は。よいしょ、顔を洗って、ご飯を食べて、着替えて……』

卯月『むにゃむにゃ……。あ、気づいたらまた、家を出る準備ができています!』


響子「なんていうサービスの良さ……。蘭子ちゃんは?」


蘭子『傷ついた悪姫ブリュンヒルデ!』 ビシッ!

ゼロ『蘭子、ポーズはこっちのほうがよくないか?』 ビシ

蘭子『おぉっ! じゃ、じゃあ、ブラックスパークレンスを構える時は……』


響子「ゼロさんの性格が蘭子ちゃんと合うんですね……」

19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:27:13.02 ID:aPyHnv130

ゼロ「みんなといると楽しいからな。ついつい、肩入れしちまうんだ」

響子「私達としては、凄く嬉しいです! 人間、好きになってくれたんですね!」 ニコ

ゼロ「俺の親父も、人間の事は信じてるぜ。悩み、傷つくことがあっても……」

響子「はいっ!」

蘭子「響子ちゃん……あっ、ゼロさん!」

アナスタシア「ゼロ、今日はこっち、ですか?」

ゼロ「よぉ、蘭子! アーニャ! 邪魔するぜ? クローネはどうだ?」

アーニャ「大丈夫。うまく、やってます」

ゼロ「そうか。アーニャが元気でやってるなら、それでいいさ」

アーニャ「スパシーバ♪」

蘭子「わ、我も! あの、その、い、いっぱい、頑張って……」

ゼロ「わかってるって!」

蘭子「えへへ〜♪」

響子(みんな、ゼロさんのこと大好きなんだなぁ♪)
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:30:11.69 ID:aPyHnv130

 『秋のアイドルフェス 控室』

卯月「ついにこの時が来ましたね……!」

美穂「うん……!」 ボロボロ

響子「あ、あの、美穂ちゃん? 大丈夫?」

美穂「スタミナドリンク30が10本残ってるから、大丈夫!」 ゴクゴク プハー

響子(ダメかも)

未央「いや〜、私としまむーは今回、お休みだと思ったし!」

卯月「美穂ちゃん、ホントに無理しないで……」

美穂「ムリなんて! 私も、大したことできない私でも……これくらい、戦いたいから!」

卯月「美穂ちゃん……」

紗枝「だからって、うちらのことないがしろにしたら、あきませんで?」

美穂「も、もちろんだよ!」

まゆ「ふふ、みんなで頑張りましょうね」

モロボシ・シン「みんな、頑張れよ! 今回は舞台裏から見守ってるぜ」

武内P「ゼロさん、すみません。スタッフの真似ごとまで……」

シン「気にするな。俺が好きでやってることだ」

エックス「だからといって、我々をスタッフとして使うのはどうなんだ?」

大地「ま、まぁまぁ……」

シン「こいつがいれば、システムの事は大抵できるだろ」

エックス「私をコンピューター扱いするな!」

ジャンボット(SD)「我々もいる。この地球程度のシステムならば、問題はない」

ルギエル(SD)「お前はまだいい。我なんか、ネコ耳のメガネ置きにされているのだぞ?」

エックス「君は自分の行いを悔い改めた方がいい」

21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:31:08.64 ID:aPyHnv130

凛「あ、みんな。ゼロ、今日は直に手伝ってくれるんだね」

シン「よう、凜! 俺が育て上げたピンクチェックスクールとポジティブパッション、勝てるか!?」

未央「しぶりんめ! 我がシンデレラ帝国は裏切り者を許さないぞ!!」

凛「あれ、おかしいな。私の記憶だともっと感動的に送られたはずなのに……」

茜「悪の幹部、プリンセスブルー!! 覚悟してください!!!」

藍子「か、覚悟しろぉ///」

加蓮「いやぁ、ムリに付き合わなくても……」

凛「もぅ、割と恥ずかしいからやめてよ。エックスに、大地さんも、ありがとう」

大地「せっかく来てるからね」

凛「アスカさん達は? ムサシさんも見てないんだけど」

エックス「美城常務の計らいで、特別席から観戦するそうだ」

ルギエル(SD)「はぶかれてやんの」

エックス「大地、こいつをエクスラッガーショットで吹き飛ばそう」

李衣菜「ルギエル、次は何の料理がいい? ブルーチーズに漬けてみようか?」 ニコォ

ルギエル(SD)「ごめんなさい」

大地「……これ、闇の支配者を名乗ってたんだよね?」

木村夏樹「はは、だりぃの方が完全に主導権握ってるな……」

安倍菜々「尻に敷かれてますね……」

22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:33:55.53 ID:aPyHnv130

アーニャ「美波、見てて、ください。私の、新しい、冒険」

美波「ええっ! けど、私だって負けないわ!」

アーニャ「ダー♪」

シン「いこうぜ、シンデレラガールズ! みんなの実力、みっしーに見せてやろうぜ!」

卯月「はいっ!」

卯月(きっと、私は本当は出られなかったから……いっぱい頑張るぞ〜!)

きらり「卯月ちゃん、やる気が凄いにぃ☆」

未央「しまむーだけじゃないぞー! 私も、超頑張るから!!」

未央(見ててよね、ダイナ!!)

みりあ「未央ちゃんもすごいやる気〜!」

杏「杏もたまには、本気を出さなきゃね」

エックス「ふっ、あの時のようにか? 大地にも負けない、強いユナイトだった」

杏「う、うるさいなぁ///」


李衣菜「あんたもビクトリーのフリ(SS一期)して、私らのこと助けてくれたくせにね〜」

ルギエル(SD)「……何のことだ」 ピク

李衣菜「ま、白を切るならそれでもいいけど?」

ルギエル(SD)(我は……この人間に、期待しているのか?)

ルギエル(SD)(ギンガの言葉が正しいことを、証明してほしがっているのか……?)

23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:35:38.62 ID:aPyHnv130

小梅「素敵な悪夢になるといいなぁ」

エックス「悪夢はダメなんじゃ……」

幸子「小梅さんなりの表現なので……」

大地(実際に見ると、小さくて可愛いなぁ) 

幸子(この目、ゴモラさんを見てる時の目ですね)

小梅「……」


小梅(……蘭子ちゃん、やっぱり……)

小梅(ダイゴさんと違って……最後は……『人じゃない』方を選ぶのかな……?)


大人の蘭子『それじゃあ、行きましょう! アスカさん!』

アスカ『おぅ! ウルトラマンとしてのイロハ、俺が教えてやるぜ!』


小梅(……やだなぁ。旅立つ蘭子ちゃんが、想像できちゃう)


蘭子「小梅?」

小梅「が、がんばろう、ね?」

蘭子「うむ!」


小梅(もし蘭子ちゃんがアスカさんみたいに宇宙へ旅立っちゃったら……)

小梅(「あの子」みたいに、この世界にいないのは……寂しい、なぁ)

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:37:38.22 ID:aPyHnv130

 特別席

 〜♪ 〜〜〜♪ 〜〜〜〜〜♪

部長「さすがだね」

美城常務「彼女達はよくやってくれていますよ」

常務「……宮本と大槻は、もう少し抑えてくれるとありがたいですが」 ハァ

ムサシ「彼女達も真面目……なんですよ? 根は」

常務「春野様にはクローネの護衛という名のお守り、本当にありがとうございます」

ムサシ「いえ……。僕も興味がありましたから。後、お守り言わないでください」


我夢(結局、『入口』についてはわからずじまいか……)

藤宮(ピースは揃っているんだがな)

我夢(エネルギー量の多い少女達、奇跡の起こりやすい地球)

藤宮(あの超時空魔神エタルガーが『謝った』というのも気になる)

アスカ(蘭子ちゃんがティガダークを操る能力があるなら、そいつは『卯月ちゃんの能力』なのかもしれねぇ)

ムサシ(僕がカオスヘッダーに優しさを届けたように、自分の想いを伝える力……)


常務「……難しい顔をされていますね」

藤宮「……悪いな。元々愛想のない顔でな」

常務「そのようなことはないと思いますが、今くらいはごゆっくりどうぞ」

部長「ゼロくんもいるから、よっぽどのことは起きないはずだよ」 ピコーン

藤宮(ん??? 部長の頭上に旗が立った???)

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:38:58.11 ID:aPyHnv130

 異次元


ヤプール「機は熟した!」

ヤプール「エネルギーは貯まり、宇宙のゆがみの調整も完了した!!」

ヤプール「別次元のウルトラマン共という不安要素もあるが……」

ヤプール「奴らが我が配下バキシウムを生かしたのが間違いよ!」 ※オリジンサーガ参照

ヤプール「今に見ていろ……ウルトラマン共!!」

ヤプール「新田美波、本田未央、双葉杏。そして、神崎蘭子に島村卯月!」

ヤプール「貴様らにコケにされた恨み、忘れはせんぞぉ……!」


ヤプール(だが、暗黒宇宙大皇帝のダークネストライデントを持ち去った者……今、何処にいるのだ?)

ヤプール(天使面をした連中が探していた入口も、このヤプールをもってしても探れなかった)

ヤプール「まぁいい。幻影帝王を蘇らせ、ウルトラ戦士共を始末さえしてくれればな……!」


26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:41:31.01 ID:aPyHnv130

卯月・未央「…………」

ジャンナイン(SD)「二人とも、脈拍に乱れがある」

ジャンボット(SD)「どうした? いつもとは違う乱れだが」

未央「いやだってさ、今回で冬の舞踏会が出られるかどうか決まるわけじゃん?」

武内P「美城常務が態度を軟化させたとはいえ、仕事へのポリシーを曲げることはないでしょう」

卯月「だ、だから、いっぱい頑張るつもりですけど! 凜ちゃんはライバルだし……」

シン「大丈夫だ」 ポン

卯月「ぜ、ゼロさん?」

シン「なんたってこの俺、ウルトラマンゼロが力を貸してやってるんだ! 大丈夫だ」

響子「そ、そうだよ! いっぱい! 練習したし!」

美穂「私もまだまだ頑張るから!」 ゼェハァゼェハァ

藍子「響子ちゃんはちょっと、休んだ方が……」 アセアセ

茜「凄まじい燃え方ですね!! まさに、魂を燃やしています!!!」

大地(美穂ちゃん、ホントにどうしたの?)

エックス(恋は盲目というか、猪突猛進という奴だろう……)

武内P「冬の舞踏会については、忘れてください。会場のお客さんと一緒に、笑顔で」

みりあ「楽しむんだね!」

武内P「はい、その通りです」 ニコ

シンデレラガールズ『はいっっっ!!!』

美波「シンデレラプロジェクト! ファイト!」

シンデレラガールズ「オーーーーーーー!!!」


未央(しぶりん、見てなよ。みんなが別々の道へ進んでも、バージョンアップしても)

未央(私達の底には、ニュージェネがある!)

27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:42:31.55 ID:aPyHnv130

鷺沢文香「…………」

橘ありす「文香さん?」

奏「大丈夫?」

グレンファイヤー「文香の嬢ちゃん、大丈夫か? 俺、憑依する?」

文香「えっ、い、いえ? さすがにそこまでは……」 

ミラーナイト「グレン、気を利かせてください。あなたじゃ女性は嫌がりますよ」

グレンファイヤー「あ、そっか〜。わりぃわりぃ……て、ミラちゃん? なんかひどいこと言った?」

ミラーナイト「おや、気のせいじゃないですか?」

アーニャ「私は、嫌じゃない、ですけど」

凛「あ、うん。そういう意味じゃなくて……」

文香「……」 クス

ミラーナイト「おや」

文香「あ、ごめんなさい……。その、賑やかで、楽しそうだと思って……」 フフ

グレンファイヤー「へへっ。ま、冗談はこれくらいにしてよ、頑張れよ!」

凛(グレンとミラーナイトの漫才には、いつも緊張を持ってかれちゃうなぁ)

加蓮「凜、次は卯月ちゃんだよ」

奈緒「ピンクチェックスクールで、次がポジティブパッション……!」

唯「結局、シャイニングフィールド借りれなかったよぉ〜!」

周子「本気で借りるつもりだったん?」

凛(……卯月、未央! 頑張ろうね!)

28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:42:59.86 ID:aPyHnv130

響子「……次」

シン「不安か?」

響子「大きい舞台は、初めてだから……。けど、大丈夫です!」

卯月「はいっ! 私達には、最っっっ高の仲間と!」

美穂「最強のウルトラ戦士がついてるからね!」

シン「おぅ! 見守ってるぜ、」

エックス「ようし、本番だ!」

大地(スタッフ衣装)「行ってらっしゃい!」


 ダッ!

卯月「ピンクチェックスクールです! よろしくお願いします!」

 ワーーー!! 卯月ちゃ〜ん!! 美穂ちゃ〜ん!! 響子ちゃ〜ん!!

 卯月ちゃ〜ん! ありがと〜〜〜!!


エックス「卯月は凄い人気なんだな」

シン「アイドルとしての卯月の人気と言われると、少し困ったところだが……」

大地「けどみんな、純粋に感謝しているみたいだし。彼女が頑張ったのも事実だし」

エックス「悪いものではないだろう」

ジャンボット(SD)「贅沢な悩みだな」

ジャンナイン(SD)「ん……? なんだ、この反応は?」

エックス「何か、来るぞ!」

29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:43:33.89 ID:aPyHnv130

卯月「では、聞いてください!」

美穂「お願いシンデレ……え? 何?」

響子「え? どこ?」


ヤプール「ウルトラ戦士ども!!」


ファン1「あ、あれは」

ファン2「ヤプールだ!」

ファン3「あいつ、エンペラ星人と一緒に死んだんじゃ……」


シン「あの野郎! やっぱり、生きてやがったか……!」

エックス「アレが、異次元人ヤプール……!」

シン「デュワッ!!」

大地「いくよ、エックス!!」

エクスデバイザー「エックス、ユナイテッド」

 変身 → ウルトラマンゼロ、ウルトラマンエックス

ウルトラマンエックス「イーーーサーーーッ!!」

卯月「ゼロさん! エックスさん!」

ウルトラマンゼロ「はっ! 今更ノコノコ出てきやがって! 卯月たちには指一本、触れさせねぇぜ!!」


ファン1「ウルトラマンゼロ!」

ファン2「それと、確かウルトラマンエックス!」

30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:45:17.59 ID:aPyHnv130

部長「ヤプール! まだ生きていたのか……」

ムサシ「アレは……」

部長「異次元人ヤプール。かつて、ウルトラマンエースが戦い、多くのウルトラ戦士を陥れてきた悪魔だ」

アスカ「そんな奴が……。行くぜ、お前ら!!」

 ダイナー!! ガイアー!! アグルー!! コスモースッ!!

ダイナ・ガイアV2・アグルV2・コスモス「シュワッチッ!」

グレンファイヤー「はっ、バカかよテメー! 正義の味方ご一行を相手にする気か!」

ミラーナイト「あの時と同じく、数の暴力で対処させてもらいましょうか」

ウルトラマンエックス「油断するなよ! 奴がこの場にのこのこ現れたということは」

ヤプール「その通りだ!!」

ジャンボット(SD)「ゼロ、各地に超獣が出現して暴れているぞ!」

一角超獣バキシム「ゴアァァァ!!」

ミサイル超獣ベロクロン「グゥゥゥ!!」

コスモス(ムサシ)「っ! アレは」

ダイナ「サイキが操ってたクグツ怪獣……?」

ヤプール「バカが! アレはこのヤプールが作り出した超獣だ!」

ガイアV2「なんだって!?」

ヤプール「ヤプールがいない間に野生化し、散らばって利用されていたようだが……。お優しいなぁ?

 お陰で、貴様らのデータはしっかりと集まったぞ!! 間抜け過ぎて笑えてくるわ!!」

アグルV2「ちっ……」

31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:47:57.27 ID:aPyHnv130

ヤプール「いでよ! エースキラー!!!」

 バリーンッッッ!!!

エースキラー × 4体 「「「「グォォォォ!!!!」」」」

武内P「え、エースキラーが4体……!????」

杏「ま、まさか……」

ヤプール「そうだ! それぞれにダイナ、コスモス、ガイア、アグルのデータを読み込ませてある!」

未央「うげぇ!? な、なんて丁寧な仕事っぷり」

ヤプール「褒めても許さんぞ! 特に貴様らは!!」

未央「いぃっ!? 相変わらず、心の狭い奴……」


蘭子「ヤプール……! 今一度、我が巨人が闇の底に葬ってくれようぞ!」

小梅「ら、蘭子ちゃん」

蘭子「小梅……」

小梅「……かえって、きてね?」

蘭子「うむ! 古の巨人よ、我に力を!」 ピカー


ティガダーク(蘭子)「光と闇、全てを超越せし古の巨人が相手ぞ!」

ヤプール「現れたな。一番の不確定因子め……!! だが、お前の相手はヤプールではない」

蘭子「えっ?」

大地「そういえば、ショウさんの話じゃグア軍団は……」

エックス「まさかっ」

32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:49:44.33 ID:aPyHnv130

ヤプール「いでよ、宇宙の歪み!!」

 ズズズズズ……

ゼロ「やはり、奴は……!! させるか!!」

ヤプール「おっとっ!」 ビー!

卯月「あっ」

ゼロ「卯月! ウルトラゼロディフェンダー!!」 カンッ!

美穂「助かったけど……!」

響子「あ、あいつ、何をする気? 絶対に、良くないことですよね?」

ヤプール「さぁ、今一度蘇れ!! 幻影帝王よ!! 貴様らの滅亡、地獄で見ているぞ!!」

  ドゴーンッッッ!!!

奈緒「ヤプールの身体が砕け散って……歪みに吸い込まれて!」

加蓮「なんで、そこまでして地球を……」

凛「あいつに何かを考えるのなんて、ムダだよ! 早く、避難しないと。ファンの人たちも……」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッ!!!

幻影宇宙帝王ジュダ・スペクター「ヤプール、貴様の恨み受け取ったぞ」

幻影宇宙大王モルド・スペクター「痛快! 痛快! まさか貴様に恨みを晴らせるとは」

幻影宇宙女王ギナ・スペクター「ヤプール、光栄に思うがいい。貴様の配下はグア軍団としてやろう!」

エックス「アレが、ジュダ……! しかも、分裂した状態で」

ゼロ「ちっ。面倒なことを……」

33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:50:45.45 ID:aPyHnv130

ジュダ・スペクター「いでよ! スーパーグランドキング・スペクター!!」 バババババ!!


スーパーグランドキング・スペクター「ギャァァァァァァァァ!!!!」


ジャンナイン「市街地に大型の怪獣が……まずいぞ、ゼロ!」

ジャンボット「超獣4体、エースキラー4体、グランドキングで9体だと……!?」

ゼロ「くっ! ウルティメイトフォースゼロ! ダイナ、ガイア、アグル、コスモス、頼む!」


ダイナ「任せろ!」

コスモス(ムサシ)「僕のせいで……!」

ガイアV2「言っても始まらないよ! エースキラーたちは僕らが」

アグルV2「超獣はウルティメイトフォースゼロ、頼む!」


モルド・スペクター「ハッハッハ!! 今度は我らが、戦力で上回ったようだな」

エックス「私がモルド・スペクターと戦う! 蘭子くんはギナ・スペクターを!」

ゼロ「ジュダは俺が! だが」

ティガダーク(蘭子)「グランドキングはどうすれば……!」

ギナ・スペクター「ウルトラ戦士共、今度こそ消してやる……!」


「スーパーグランドキング・スペクターは我々に任せてもらおう!!」

ゼロ「この声は!」

34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:51:34.19 ID:aPyHnv130

ウルトラマンレオ・アストラ「イヤァァァァァァァ!!!! ダブルキック!!!!」 ドゴーン!!

Sグランドキング・スペクター「ッッッ!!!?」


ゼロ「レオ! アストラ! 来てくれたのか!!」

レオ「宇宙の歪みが移動していることが分かり、調査にきた。まさか、こんな大混戦だとは」

アストラ「グランドキングは我々で押さえる! その間に、ジュダ達を!!」

茜「押さえるなんてケチなことはやめましょう!! 倒しちゃいましょう!!!」

レオ「君は」

茜「いやー、光栄ですね!! あのウルトラマンレオに会えるなんて!!!」

藍子「建物内だからよくわからないけど……」

紗枝「すごい。舞台裏なのに感覚だけで外の状況を把握しとります」

茜「私も一緒に戦わせてください!! ポジティブパッションの初陣、成功させたいです!!」

レオ「なんて熱い心だ。いいだろう、君の燃える心を信じよう!!」

茜「はいっっっ!!! よろしくお願いします!!!」

藍子「え、ええっと、茜ちゃんが心配なので……よろしければ」

アストラ「わ、わかった。宜しくお願いします」 ペコ


茜「宇宙に煌くエメラルドーーーーーッッッ!! レオーーーーーッッッッッ!!」

藍子「よくわからないけどアストラさん、お願いしますーーー!」


未央「よくわからないのにあーちゃんが行った―――!?」


35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:52:04.58 ID:aPyHnv130

ウルトラマンレオ(茜)「物凄いパッションを感じます!!!」

アストラ(藍子)「よ、よくわからないけど、頑張ろう!」

未央「しぶりんに力を貸してくれたなら! きて、ネクサス!!」

 バシュンッ!!

ネクサス アンファス(未央)「さぁ、私達の初陣だ!!」

茜「私たちのパッションで、地球は救えます!!!」

藍子「うん……! これからが、私達の始まりだから……!」


卯月「未央ちゃんが、自力でネクサスさんを……」


レオ「グランドキングは我々に任せろ!」

アストラ「ゼロ達は三軍神を!」

未央「ようし! 私の色は、何色かな!? 光れ、未央ちゃんカラー!」

 ネクサス アンファス → ネクサス ジュネッスサンライト

卯月「わぁ、太陽みたいな輝いているネクサスさん!」

響子「すごい! 秋なのに、真夏みたい……!」


ネクサス ジュネッスサンライト(未央)「見せてやるぜ! 私達のファンファーレ!!」

茜「涙は流しません! 流すのは、勝利の汗です!!」

藍子「この戦いに勝って、誇らしく歌います!」

36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:53:05.95 ID:aPyHnv130

ギナ・スペクター「おのれ、ウルトラマンども!!」

ジュダ・スペクター「だが、我らを倒さぬ限りグランドキングは止まらないぞ!」


レオ(茜)「テヤーーー!!! レオパンチッ!!!」

 ドゴーンッッッ!!!

Sグランドキング・スペクター「ギャァァァ!!??????」


モルド・スペクター「何? 何故だ。何故、グランドキングがダメージを負う!?」

ゼロ「そうか! 輝きの地球、光エネルギーの多い茜たちには」

エックス「邪気を払う力が宿っているのか!」


ジュダ・スペクター「なんだと!?」

幸子「茜さん凄すぎですよーーー!!??? あ、僕もでしたか! さすが、カワイイ僕ですね!!」

ジュダ・スペクター「…………」 イラッ

紗枝「あ、幸子はんが標的にされてますな」

幸子「えっ!?」


大地「会場の人たちの避難もまだ終わってないのに! なら」

エクスデバイザー「サイバーゼットン、ロードします」 カキーン

エックス「なるほど、ゼットンシャッターで守りを固めたのか」

幸子「ほっ……」

モルド・スペクター「ちっ、小癪な……」

37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:53:41.72 ID:aPyHnv130

ジュダ・スペクター「おぼろげだが、覚えているぞ。このジュダを利用した輩が、お前と戦わせたようだな」

ゼロ「ふっ。あの時よりは手応えがありそうだな?」


モルド・スペクター「忌々しいギンガとビクトリーはいないようだが、面白いのがいるな」

ルギエル(SD)「むっ」

李衣菜「ルギエル、逃げるよ!」

みく「こうなったらトンズラにゃ!」

エクシードエックス「何度でも、貴様の闇を祓ってやろう!」

大地「俺達、ウルトラマンが!」


ギナ・スペクター「闇を纏う分際で、光の勢力に肩入れするとは」

ティガダーク(蘭子)「真の強者に勢力など不要! ゼロさんの為に、私が……!」

ギナ・スペクター「強者かどうかはさておき、男の趣味は最低みたいだな」


蘭子「…………はっ? 何? おばさんのモテない僻み?」 イラ

ギナ・スペクター「…………あっ? 小娘、なんつった?」 イラ


エクシードエックス「モルド・スペクター、提案がある」

モルド・スペクター「いいだろう」

エックス・モルド「「あの二人の戦いには手を出さない」」

ジュダ・スペクター(実際、ああなると姉上は手が付けられん)

卯月・美穂・響子「「「えぇ……?」」」

38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:55:05.56 ID:aPyHnv130

ゼロ「ゼロスラッガー!! オラッ!!」

ジュダ「バットキャリバー!!」

  ガキィィィン!!

ゼロ「ちっ! さすがに手強いぜ……!!」

ジュダ「なかなか、骨のあるやつだな……!!」


エクシードエックス「エクスラッガー! エクスラッガーショット!!」 ビィィィ!!

モルド「むんっ!!」 ガキィン!

Eエックス「弾いただと!?」

モルド「貴様の戦法は見ているからな! 一対一なら負ける道理はない!」 ブゥン!

大地「ぐっ……! さすがに、強い……!」


ギナ「この、小娘が!!」 ガンガン!!

ティガダーク(蘭子)「はぁっ!? おばさん!!」 ゲシゲシ!!

ギナ「誰がおばさんだ! お前もそうなるんだよ!!」 ムチアタック!

蘭子「光と闇に選ばれし戦士は永遠のアイドルなり……!!」 髪ヒッパリ

ギナ「いたたた! 髪を引っ張るな! 今時そんなキャラ付け流行らないんだよ!!」

蘭子「は、はぁ!? 格好いいでしょ!!!?///」


卯月「ゼロさんは互角に戦えてますけど」

美穂「エックスさんがちょっと押されてる! 相手に戦法が割れてるから……」

響子「……蘭子ちゃん、どうしましょう。ティガダークがダークっぽいけど、キャットファイトに……」

武内P「と、とにかく、避難を……(困惑)」

39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 22:55:41.31 ID:aPyHnv130

レオ(茜)「でやぁぁぁ!!」 ドゴン! バゴン!

アストラ(藍子)「えいっ! えいっ!!」 ガン! ガン!

ネクサス ジュネッスサンライト(未央)「シュトロームソード!!」 ブゥン!

Sグランドキング・スペクター「ギャァァァァァァ!!!!???」

未央「分解できない! ダメージはあるみたいだけど……」

茜「ネクサスさんの力でもダメですか!!」

藍子「地道に『邪気』を払うしかないんだね……」

レオ「君達のお陰で余力はあるが、強敵だ」

アストラ「できればゼロに加勢したいですが……」


未央「グレン! そっちはどう?」 テレパシー

グレンファイヤー「こっちはちょいと手強いが、普通の超獣だ!」

ジャンボット「もうまもなく、終わらせる!」

ミラーナイト「そうしたらすぐにダイナ達に加勢に入り」

ジャンナイン「グランドキングをタコ殴りだ。その怪獣を見ていると、何故か苛立つ」


李衣菜(それ、絶対にあんたのせいでしょ)

ルギエル(SD)(そういえば、そんなこともあった)

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