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コナミ「未来へ続く」【遊戯王5DsTF】

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223 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/04(水) 04:18:36.33 ID:Iguvu9Z90


あげは「そして、超電磁タートル!」バッ




《超電磁タートル/Electromagnetic Turtle》 †
効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻 0/守1800
「超電磁タートル」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):相手バトルフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
そのバトルフェイズを終了する。


タートル「…」



ジャック「シンクロで対抗してくるか!」



あげは「☆4の超電磁タートルに☆4のこけコッコをチューニング!」バッ



☆4+☆4=☆8カアッ



あげは「シンクロ召喚、ギガンテックファイター!」バッ



《ギガンテック・ファイター/Colossal Fighter》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻2800/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードの攻撃力は、
お互いの墓地の戦士族モンスターの数×100ポイントアップする。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分または相手の墓地の戦士族モンスター1体を選択し、
自分フィールド上に特殊召喚できる。


ギガンテックファイター「!!」ゴゴオン 攻2800



コナミ「ヒュ―ッ!」


MC「出たー!もはや珍しくもなんともないシンクロモンスターだ!



224 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/04(水) 04:26:09.49 ID:Iguvu9Z90


ズズズズ


龍亞「攻撃表示?やられるよ…」



あげは「守備にしたってカラミティの効果でダメージ受けるし、何よりこれ!」カチ



《追走の翼/Follow Wing》 †
永続罠
自分フィールドのSモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、対象のモンスターは戦闘及び相手の効果では破壊されない。
(2):対象のモンスターがレベル5以上の相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターを破壊する。
対象のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、この効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
(3):対象のモンスターがフィールドから離れた場合にこのカードは破壊される。


あげは「追走の翼をギガンテックファイターに装備!」


パアアッ



ジャック「!」



コナミ「図体的に絶対飛べなさそうな翼が生えたぜ!」



あげは「これでカラミティを倒せる、ギガンテックファイター攻撃!」



ギガンテックファイター「!」ギゴゴゴゴ



ブンッ バギャアンッ!!!



カラミティ「オオオオァ!」ボオオオンッ!!



ジャック「くう…!そのカードの効果で☆5以上のモンスターは破壊されるか!」



225 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/04(水) 04:39:02.32 ID:Iguvu9Z90


MC「きまったー!カラミティ撃破だ!」


遊星「だが、カラミティの中から…」



ジャック「相手によって破壊されたとき、レッドデーモンが蘇る!」バッ



レッドデーモン「!」ゴバアッ 



龍亞「だけど!レッドデーモンの効果も追走の翼を装備したギガンテックファイターには通じない!」



コナミ「そうなんだ!」



あげは「ターン終了!」手札0



ジャック「ドロー!」シュッ 手札2



ジャック「ミラーリゾネーター特殊召喚!」バッ


《ミラー・リゾネーター/Mirror Resonator》 †
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/悪魔族/攻 0/守 0
「ミラー・リゾネーター」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドにのみ存在する場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2):1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このカードはこのターンにS素材とする場合、対象のモンスターの元々のレベルと同じレベルとして扱う。


ミラー「ギギ」守0



ジャック「☆8のレッドデーモンに☆1のミラーリゾネーターをチューニング!」バッ


☆8+☆1=☆9 カアッ



あげは「!」


ジャック「深淵の闇より解き放たれし魔王よ、その憤怒を爆散させよ!シンクロ召喚、えん魔竜 レッド・デーモン・アビス!」



《えん魔竜 レッド・デーモン・アビス/Hot Red Dragon Archfiend Abyss》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/闇属性/ドラゴン族/攻3200/守2500
チューナー+チューナー以外のドラゴン族・闇属性Sモンスター1体
「えん魔竜 レッド・デーモン・アビス」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、
自分の墓地のチューナー1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。


226 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/04(水) 04:52:54.43 ID:Iguvu9Z90


アビス「オアアアッ!」ガバアッ


コナミ「おいおいおい…」



MC「新たなるレッドデーモンだ!」



バサアッ



あげは「う…!」



ジャック「効果を発動する!追走の翼の効果はターン終了時まで無効となる!」バシュウンッ



ギガンテックファイター「うお…?」ズズズ



龍亞「追走の翼が無くちゃどうしようもない!」



ジャック「とどめだ!アビスでギガンテックファイターを破壊!アビス・レイジ・バスター!」




アビス「!!!」攻3200ズッギュウウウンッ!!!!


ゴオオオオッ!!!!



コナミ「ダメージは丁度400だぞ!」




あげは「バスターモード、発動!」カチ



《バスター・モード/Assault Mode Activate》 †
通常罠
自分フィールド上のシンクロモンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたシンクロモンスターのカード名が含まれる
「/バスター」と名のついたモンスター1体を
デッキから表側攻撃表示で特殊召喚する。



ジャック「なに!」
227 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/04(水) 04:57:46.99 ID:Iguvu9Z90



あげは「ギガンテックファイターをリリースして、デッキから/バスターを特殊召喚!」バッ



バッシュウウウウウンッ!!


《ギガンテック・ファイター/スラッシュバスター/Colossal Fighter/Assault Mode》 †
効果モンスター
星10/闇属性/戦士族/攻3300/守1500
このカードは通常召喚できない。
「バスター・モード」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
全ての相手モンスターの攻撃力は、
自分の墓地に存在する戦士族モンスターの数×100ポイントダウンする。
このカードが特殊召喚に成功した時、
自分のデッキから戦士族モンスターを2体まで選択し墓地へ送る事ができる。
また、フィールド上に存在するこのカードが破壊された時、
自分の墓地に存在する「ギガンテック・ファイター」1体を特殊召喚する事ができる。


ギガンテック「!」ガションッ 攻3300



コナミ「ギガンテックファイターの/バスターだー!みんなのヒーローだ!」



龍亞「おおー!」



ジャック「く…」



あげは「さらに、デッキから二体、戦士族を墓地に送ることができる!」シュシュッ



あげは「これで墓地に戦士は3体!」



ジャック「…はっ!」



アビス「……」ズズズズ 攻3200→2900



MC「攻撃力が逆転した―!」


ジャック「…ターン終了だ!」手札1
228 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/04(水) 05:09:44.10 ID:Iguvu9Z90


あげは「ドロー!」シュッ 手札1



ジャック「アビスの効果発動、/バスターの効果を無効とする!」



ギガンテック「!」ビシ 



アビス「!」攻2900→3200



あげは「効果を無効にされたとしてもこっちのほうが強い!/バスターで、アビスを攻撃!いっけー!」



ダンッ


ギガンテック「!!」ブオンッ!!!



コナミ「黄金の左フック!」



龍亞「これは…!」



ジャック「まだだ!トラップ発動、キングス・シンクロ!」カチ


《王者の調和/King's Synchro》 †
通常罠
(1):相手モンスターが自分のSモンスターに攻撃宣言した時に発動できる。
その攻撃を無効にする。
その後、以下の効果を適用できる。
●その自分のSモンスターと自分の墓地のチューナー1体を除外し、
除外したモンスターのレベルの合計と同じレベルを持つSモンスター1体を、
エクストラデッキからS召喚扱いで特殊召喚する。



カアアッ



あげは「な、なんなの…!?」



ジャック「その攻撃を無効として、アビスと墓地のトラストガーディアンを除外する!」


カアアッ


ジャック「そして、合計レベルのシンクロモンスターを特殊召喚する!」



あげは「!」
229 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/04(水) 05:20:06.10 ID:Iguvu9Z90


☆9+☆3=☆12 カアッ



ジャック「荒ぶる魂、バーニングソウル!」バシュウン



ジャック「王者と悪魔今ここに交わる、荒ぶる魂よ天地創造の叫びをあげよ!シンクロ召喚!出でよスカーレッド・ノヴァ・ドラゴン!」



ボボボボボボ


スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター
星12/闇属性/ドラゴン族/攻3500/守3000
チューナー2体+「レッド・デーモンズ・ドラゴン」
このカードの攻撃力は自分の墓地に存在するチューナーの数×500ポイントアップする。
このカードは相手の魔法・罠・効果モンスターの効果では破壊されない。
相手ターンに1度、このカードはゲームから除外する事ができる。
この効果を使用したターン、相手モンスター1体の攻撃を無効にする事ができる。
この効果で除外したこのカードは、そのターンのエンドフェイズ時に自分のフィールド上に戻る。


スカーレッド「!!!」ボオオッ 攻3500→4000



コナミ「ヤベえ出た、スカーレッドノヴァだ!」



龍亞「逃げるわけにはかないよ、そうでしょ!」



あげは「そ……そ、そういうこと!」


ボオオオオッ



MC「ついに出た――――!最強のスカーレッドノヴァだ!しかも何という奇襲!」



遊星「バーニングソウルに益々磨きがかかってるな」



ジャック「墓地にいるチューナーはフレアリゾネーター、よって攻撃力は4000Pだ!」



あげは「こ、攻撃終了!」


ギガンテック「ぬう…!」ピタッ



あげは「……ターン、エンド」手札1
230 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/04(水) 05:24:50.03 ID:Iguvu9Z90


ジャック「ドロー」シュッ 手札2



あげは「/バスターの効果が復活!」バッ



スカーレッド「…!」攻4000→3700



ジャック「残念だったな、400Pの差がある!」



コナミ「LPを0にされる数値だ!」



ズズズズ


ジャック「攻撃だスカーレッドノヴァ!バーニング・ソウル!」



ボボボボッボボボボボ


スカーレッド「!」キイイインッ



龍亞「!」



あげは「墓地の超電磁タートルの効果発動!このカードを除外してバトルフェイズは終了する!」バッ



ジャック「!」


ビシイイッ!!!



《超電磁タートル/Electromagnetic Turtle》 †
効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻 0/守1800
「超電磁タートル」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):相手バトルフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
そのバトルフェイズを終了する。
231 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/04(水) 05:28:00.60 ID:Iguvu9Z90
ここまででー
あげは LP400  手札1 ギガンテックファイター/バスター 

ジャック LP4000  手札2 スカーレッドノヴァドラゴン 

ジャック君切り札級多過ぎなんだよなあ
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/04(水) 08:57:22.98 ID:UhtVp4mmO

レモンシリーズはジャックのスタンスも相まってボスラッシュ的な雰囲気
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/04(水) 19:53:23.15 ID:Vn+/KV/EO
乙だ!

最後はレモン5体でFGDだな!
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 21:06:05.23 ID:2xv11H84o

やっぱり大型シンクロの連打は盛り上がるな
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/05(木) 22:37:34.76 ID:WW6D42ub0
乙!
このジャックと渡り合っているあげはのポテンシャルよ。
手加減無しのジャックはキング時代より輝いている気がww
236 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/06(金) 02:15:36.99 ID:Porser+b0


バチチチチチチ


コナミ「うわちゃちゃちゃっちゃちゃ!どうなった!」



オオオオオオオ



龍亞「墓地効果で守ったんだ!」



ジャック「ち……カードをセットしてターン終了」バッ 手札1



あげは「はー……」


MC「墓地のモンスター効果で何とかしのいだが、スカーレッドノヴァは3700の攻撃力と相手ターンに除外できる効果を持っているぞ!」



遊星「除去されようとそれを躱して異空間へ…ハルバードキャノンのように入り込んでくるモンスターでなければ捕えられない」



あげは「ドロー!」シュッ 手札2



あげは「カードをセットして…ターン終了」バッ 手札1



ジャック「ドロー」シュッ 手札2



ジャック「バトルだスカーレッドノヴァドラゴンで攻撃!バーニングソウル!」


バシュウウウッ



スカーレッド「!」キイイイイイインッ!!
237 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/06(金) 02:24:10.76 ID:Porser+b0


コナミ「い、隕石だ!」


キイイイイイイン


あげは「永続トラップ、燃える闘志!」カチ



《燃える闘志/Fiery Fervor》 †
通常罠
発動後このカードは装備カードとなり、
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体に装備する。
元々の攻撃力よりも攻撃力が高いモンスターが相手フィールド上に存在する場合、
装備モンスターの攻撃力はダメージステップの間、元々の攻撃力の倍になる。



ジャック「!」



ギガンテック「!」ボッ 攻3300→6600ゴオオオオオッ



龍亞「うわあ……!攻撃力が!」



コナミ「スカーレッドノヴァを上回ったぜ!しかも、スカーレッドノヴァは自分のターンには脱出できない!」



遊星「攻撃はもう止まらない」



キイイイイイイイイイインッ




ジャック「手札から速攻魔法、禁じられた聖典発動!」バッ



《禁じられた聖典/Forbidden Scripture》 †
速攻魔法
お互いのモンスターが戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
ダメージステップ終了時まで、
このカード以外のフィールド上のカードの効果は無効化され、
その戦闘のダメージ計算は元々の攻撃力・守備力で行う。



ズズズズ………!


あげは「え…」


ギガンテック「!」攻6600→3300


スカーレッドノヴァ「!」攻3700→3500







ジャック「小細工さえ排除できれば、わがスカーレッドノヴァに自力で勝るものはない!バ―ニングソウル!」


ズッギャアアアアンッ!!



あげは「うわあああーーー!!?」LP400→200ザザアアアアアッ
238 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/06(金) 02:32:27.97 ID:Porser+b0


オオオオオッ


ザザザザ



コナミ「あげは!」



あげは「う……!」



ジャック「/バスター撃破」



あげは「/バスターの効果発動!墓地からギガンテックファイターを復活させるよ!」バッ


ゴバッ



ギガンテックファイター「!」攻2800→3100



ゴゴオオンッ



ジャック「ふ、まだ楽しませてくれそうだな!」



あげは「うぐぐ…」



ジャック「ターンエンドだ!」手札1



コナミ「ギガンテックファイター/バスターが……だが、ここからだ!」



あげは「ドロー!」シュッ 手札2



239 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/06(金) 02:57:30.31 ID:Porser+b0



ワアアアアアア


あげは「……カードをセットして、ギガンテックファイターを守備表示に変えてターン終了!」バッ 手札1



龍亞「とりあえずは無限の壁…」



コナミ「ジャックじゃ安心はできねえな…」



ジャック「ドロー」シュッ 手札2



ジャック「トラップ発動、ロストスターディセント!」カチ



《ロスト・スター・ディセント/Descending Lost Star》 †
通常罠
(1):自分の墓地のSモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを1つ下げ、守備力を0にして守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、表示形式を変更できない。



ジャック「甦れレッドデーモン!」バッ!



レッドデーモン「…」☆7



コナミ「やろー…ってことは!」



ジャック「バリアリゾネーター召喚!」バッ



《バリア・リゾネーター/Barrier Resonator》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/悪魔族/攻 300/守 800
このカードを手札から墓地へ送り、
自分フィールド上に表側表示で存在するチューナー1体を選択して発動する。
選択したモンスターはこのターン戦闘では破壊されず、
選択したモンスターの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。



あげは「合計レベルは8ってことは…!」



ジャック「真打を見せてくれる!☆7のレッドデーモンに☆1のバリアリゾネーターをチューニング!」バッ


☆7+☆1=☆8 カア



ジャック「王者の鼓動今ここに烈をなす、天地鳴動の力を見るがいい!シンクロ召喚!我が魂レッド・デーモンズ・ドラゴン!」



《レッド・デーモンズ・ドラゴン/Red Dragon Archfiend》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードが相手の守備表示モンスターを攻撃したダメージ計算後に発動する。
相手フィールドの守備表示モンスターを全て破壊する。
(2):自分エンドフェイズに発動する。
このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、
このカード以外のこのターン攻撃宣言をしていない自分フィールドのモンスターを全て破壊する。
240 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/06(金) 03:12:08.62 ID:Porser+b0


ドドドドドド


レッドデーモンズ「オオオオ!」攻3000



コナミ「やべえ!とんずらとんずら!」



龍亞「ついに出たー!かっけー!」



あげは「ううう!」



MC「ついにでたあああ!ジャックアトラスのフェイバリットだー!!」



ジャック「守備表示にしたのが仇となったな!だが、墓地に戦士族が貯まったせいでもう一体のレッドデーモンズの効果ダメージが使えなかったのは幸運だったか」



ジャック「しかし、これで貴様とのデュエルも終わりにさせてもらうぞ!」



ドドドドドド



ジャック「スカーレッドノヴァもチューナーが墓地に増えたことで攻撃力が上がった!」



スカーレッドノヴァ「!」攻4000→4500 ボオオオッ



ジャック「バトルだ!レッドデーモンズドラゴンでギガンテックファイターを攻撃!アブソリュートパワーフォー―ス!」



レッドデーモンズ「!!」ゴオオオッ



コナミ「うお!守備のギガンテックファイターは効果で灰にされるぞ!?」



241 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/06(金) 03:26:44.25 ID:Porser+b0

ドッギャアアアン!!!!
ゴオオオオオッ



あげは「ギ、ギガンテックファイターが…!」




MC「破壊されたーーー!」



ジャック「これで決める!スカーレッドノヴァ、直接攻撃だ!バーニングソウル!!」バッ



スカーレッド「!!」キイイイイイイン 

キュイイイイイイイイイイイイインッ!!!



コナミ「あげはー!」





あげは「…ふ…ふふふ、ここでにやり」



ジャック「なに!」



あげは「トラップ発動、王魂調和!」カチ


《王魂調和/King's Consonance》 †
通常罠
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃を無効にする。
その後、以下の効果を適用できる。
●レベルの合計が8以下になるように、
自分の墓地からチューナー1体とチューナー以外のモンスターを任意の数だけ選んで除外し、
除外したモンスターのレベルの合計と同じレベルを持つSモンスター1体を、
エクストラデッキからS召喚扱いで特殊召喚する。



ジャック「…」



コナミ「そ、そいつぁー!」



あげは「攻撃を無効にして…墓地のカメンレオンと鍵戦士キーマンを除外してシンクロ召喚する!」


ジャック「/バスターの効果で墓地に言っていたモンスターか…」


☆4+☆2=☆6 カアッ


あげは「楽勝優勝皆勤賞、全部いただき!シンクロ召喚獣神ヴァルカン!」バッ


《獣神ヴァルカン/Vulcan the Divine》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/炎属性/獣戦士族/攻2000/守1600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「獣神ヴァルカン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合、
自分及び相手フィールドの表側表示のカードを1枚ずつ対象として発動する。
その自分及び相手の表側表示のカードを手札に戻す。
このターン、自分はこの効果で手札に戻したカード
及びそれらの同名カードの効果を発動できない。
242 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/06(金) 03:33:28.85 ID:Porser+b0


ヴァルカン「!」



あげは「効果によって、ヴァルカンとスカーレッドノヴァを手札にもどす!」



コナミ「ジャックのターンなら逃げられない!ヒュ―!」



龍亞「ヒュー!」



スカーレッドノヴァ「ぬおおおお」シュン



ヴァルカン「!」シュンッ



ジャック「俺のバーニングソウルが…エクストラデッキに」シュウウウ



ジャック「……カードをセットして…ターン終了だ」バッ 手札1



あげは「…・・は…はあ…なんとかスカーレッドノヴァは…」



龍亞「でもまだレッドデーモンズドラゴンいるよ!」



コナミ「シンクロ失ったし、気を抜くなおらあ!」



あげは「ド、ドロー!」シュッ 手札2
243 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/06(金) 03:48:24.26 ID:Porser+b0


ドドドドドドドド


ジャック「……」


あげは「…」



あげは「…カードを二枚伏せて、ターン終了!」バッ



ゴオオオオオ……



ジャック「…ドロー」シュッ 手札2



ジャック「我が魂がまだ場に存在している!この攻撃で貴様を倒す!」



あげは「こ…こっちだって全力で勝ってやるんだから…!」



ジャック「ふ、直接攻撃だレッドデーモンズドラゴン、アブソリュートパワーフォース!」バッ


ゴオオオオオッ!!!


レッドデーモンズ「!」攻3000



あげは「トラップ発動、聖なるバリアミラーフォース!」カチ



《聖なるバリア −ミラーフォース−/Mirror Force》 †
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。


ジャック「うお!」


あげは「今こそこれ!レッドデーモンズドラゴンを破壊!」



ジャック「トラップ発動、スカーレッドコクーン!」カチ



《スカーレッド・コクーン/Red Cocoon》 †
通常罠
(1):自分フィールドのドラゴン族Sモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
(2):このカードの効果でこのカードを装備したモンスターが相手モンスターと戦闘を行う場合、
そのダメージステップ終了時まで相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。
(3):このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに、
自分の墓地の「レッド・デーモンズ・ドラゴン」1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。


パアアアッ

バアァァ――――ンッ!!!



レッドデーモンズ「ウォオオオオ」ボオオオンッ
244 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/06(金) 03:56:29.27 ID:Porser+b0



シュウウウウウ



コナミ「ついに全滅だあああ!」



龍亞「レッドデーモンが居なくなった!」



ジャック「カードをセットしてターン終了だ!」バッ 手札1



あげは「…!」



ジャック「この瞬間!レッドデーモンズは墓地から甦る!」バッ

ズゴオオオンッ



レッドデーモンズ「!」攻3000



コナミ「げっ!」



ジャック「レッドレーモンズは簡単には朽ちることはない」



あげは「くう………やったと思ったのにぃ…」



コナミ「ぐぎぎぎ…」



あげは「…ドロー!」シュッ 手札1


あげは「…カードをセットして…ターン終了」バッ 手札0



ジャック「…ドロー!」シュッ 手札2


245 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/06(金) 04:09:23.02 ID:Porser+b0


ジャック「恐るべきやつよ…ここまでレッドデーモンズたちの攻撃をいなすとは」



ジャック「だが、最後に勝つのはこの俺だ!行け、レッドデーモンズドラゴン!」



ジャック「アブソリュートパワーフォース!」



ギャアアアアアアンッ!!!


あげは「トラップ発動、リビングデッドの呼び声!」カチ



《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》 †
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。


あげは「墓地から…ギガンテックファイターを蘇生!」バッ



ギガンテック「!」ゴバッ 攻2800→3000



コナミ「墓地の戦士族は2体…攻撃力は互角だ!」



あげは「攻撃は…」



ジャック「俺に後退はない!トラップ発動、バスターモード!」カチ



《バスター・モード/Assault Mode Activate》 †
通常罠
自分フィールド上のシンクロモンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたシンクロモンスターのカード名が含まれる
「/バスター」と名のついたモンスター1体を
デッキから表側攻撃表示で特殊召喚する。



あげは「!」


カアアアアアア


ジャック「レッドデーモンズドラゴンをリリースし、デッキから/バスターを特殊召喚する!」


カアアアッ


《レッド・デーモンズ・ドラゴン//Red Dragon Archfiend/Assault Mode》 †
効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻3500/守2500
このカードは通常召喚できない。
「バスター・モード」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカードが攻撃した場合、
ダメージ計算後にこのカード以外のフィールド上のモンスターを全て破壊する。
また、フィールド上のこのカードが破壊された時、
自分の墓地の「レッド・デーモンズ・ドラゴン」1体を選択して特殊召喚できる。

246 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/06(金) 04:57:00.94 ID:Porser+b0


レッドデーモンズ/バスター「オオオオァ!」


あげは「!」



ジャック「攻撃力3500…これで終わりだ、レッドデーモンズドラゴン/バスターで攻撃!エクストリーム・クリムゾン・フォース!」バッ



レッド/バスター「!!!」カアアアアアアアッ!!



コナミ「こ、これは…!」



龍亞「すっごいエネルギー…」



あげは「ま、まだ!速攻魔法、突進!」カチ


《突進/Rush Recklessly》 †
速攻魔法
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで700アップする。


ギガンテック「!」攻3000→3700ズッ  ブウウン!!



コナミ「攻撃力が逆転した!反撃の右フックだ!」




ジャック「いいだろう、貴様の攻撃、一撃だけでも͡この身に刻み付けておくこととする」



ドッギャアアンッ



ジャック「ぐ…!だが、/バスターの効果でギガンテックファイターは破壊!」LP4000→3800ズズズ



あげは「!」


ボオオオン!



ジャック「そして、レッドデーモンズが墓地より復活する!」



ごッバアアアアッ!


レッドデーモンズ「!」攻3000


龍亞「これは…」



コナミ「ぐ…」






247 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/06(金) 05:10:08.80 ID:Porser+b0

ズズズズズ


ジャック「とどめだ!レッドデーモンズドラゴン、今こそすべての力を叩き込め!」


レッドデーモンズ「!」ギュウン



あげは「うわわ…!」


MC「この攻撃は決定的だ!」


龍亞「!」



ジャック「アブソリュートパワーフォース!」バッ


レッドデーモンズ「!」


ギュゴオオオッ







バッチイインッ!



コナミ「な、なんだどうなった!」



ジャック「……」


ジャック「そうか!もう一体の戦士族が…」



あげは「ふ……ふ……ふふん、ここで……またにやり」


《ネクロ・ガードナー/Necro Gardna》 †
効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻 600/守1300
(1):相手ターンに墓地のこのカードを除外して発動できる。
このターン、相手モンスターの攻撃を1度だけ無効にする。


あげは「ネクロガードナーを除外して攻撃は無効に!」



コナミ「そ、そんなもんあったのかよくとっておいたな!」


龍亞「ビビったー……」



あげは(自分の策略が上手くいかなかったりでタイミングつかなかっただけなんだけどね…)





あげは「……な、何度やっても同じ同じ」


ジャック「ふ…」
248 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/06(金) 05:15:55.49 ID:Porser+b0
ここまででー 長いよー終わらないよこれじゃ 来年には持ち越さない(鉄の意志)

あげは 手札1 LP200  

ジャック 手札2 LP3800 レッドデーモンズ
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 06:39:03.56 ID:YKcJQK/8O
コナミばりの土俵際の粘り
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 00:03:46.51 ID:iMxQDfVA0
だれかその鉄の意志を砕く腹パンを食らわしてやれ
251 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/07(土) 02:15:09.25 ID:bawgjQDg0


シュウウウウ


あげは「っはああ…」



ジャック「悪足掻きに過ぎないとは思うが、いいだろう」



ジャック「カードを1枚セットして、ターン終了」バッ 手札1



あげは「ドロー!」シュッ 手札2



あげは「…!」


あげは「死者蘇生発動!」バッ



《死者蘇生/Monster Reborn》 †
通常魔法(制限カード)
(1):自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。


カアアッ!


ジャック「!」



コナミ「ついにきたー!強力カード!」



龍亞「よみがえらせるのは…」



あげは「相手の墓地の、レッドデーモン・カラミティ!」


《えん魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ/Hot Red Dragon Archfiend King Calamity》 † 
シンクロ・効果モンスター
星12/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守3500
チューナー2体+チューナー以外のドラゴン族・闇属性Sモンスター1体
(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。
このターン相手はフィールドで発動する効果を発動できない。
この発動に対して、相手はカードの効果を発動できない。
(2):このカードが戦闘でモンスターを破壊した場合に発動する。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
(3):このカードが相手によって破壊された場合、
自分の墓地のレベル8以下のドラゴン族・闇属性Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。


カラミティ「!!」ゴバアッ
252 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/07(土) 02:31:20.27 ID:bawgjQDg0

ドドドドドド


MC[なんと!ジャックのモンスターを僕にしたー!」



遊星「強力モンスターが逆手に取られたな…前のジャックならば激昂してもおかしくなかっただろうが…」



ドドドドドド


ジャック「ふっはっは!敵として改めて感じる威圧感、すばらしい!」



カラミティ「…」ドドドドドド



龍亞「カラミティには効果ダメージを与える効果もあるし…」



あげは「バトル!カラミティでレッドデーモンズドラゴンを攻撃!クリムゾン・アブソリュート・ブレイク!」バッ



カラミティ「!!!」ボッシュウウウウウウウウウウウウウ



レッドデーモンズ「!」攻3000



ジャック「怖ろしい攻撃…だが、速攻魔法を発動!」カチ



《ぶつかり合う魂/Clashing Souls》 †
速攻魔法
(1):自分の攻撃表示モンスターが、そのモンスターより攻撃力が高い
相手の攻撃表示モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
その戦闘を行うモンスターの内、攻撃力が低いモンスターのコントローラーは、
500LPを払ってそのモンスターの攻撃力をダメージ計算時のみ500アップする事ができる。
その後、お互いがLPを払わなくなるまでこの効果を繰り返す。
その戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージは0になり、
ダメージ計算後にその戦闘でモンスターを破壊された
プレイヤーのフィールドのカードは全て墓地へ送られる。


あげは「!」


ジャック「LPを1000払うことで、レッドデーモンズドラゴンの攻撃力を1000Pアップさせる!」LP3800→2800ズズ


レッドデーモンズ「!!」攻3000→4000ズズズ



ドッギャアアアンッ!!!


オオオオオオンッ



コナミ「あ、相討ちか!?」



龍亞「ジャック、全然勝たせてくれないね…つえー…」



オオオオオオン



あげは「…ターン…終了」
253 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/07(土) 02:35:12.94 ID:bawgjQDg0


ジャック「ドロー!」シュッ 手札2



ジャック「俺も引いたぞ、死者蘇生」



あげは「!」



ジャック「甦れ、レッドデーモンズドラゴン!」バッ



カァアアアアッ



レッドデーモンズ「!!」



MC「三度復活だぁーー!レッドデーモンズドラゴン!」



あげは「う…!」



ジャック「種も尽きたな!いくぞ!」



コナミ「これは…」



龍亞「レッドデーモンズドラゴンの掌が光って」



ジャック「アブソリュートパワーフォー―ス!」



レッドデーモンズ「!!!」ッギャアアアアアアアンッ



あげは「!」


ジャック「今回はこの俺、ジャックアトラスの勝利だ!」


ドオオオオオオンッ







あげは「うわあああーーーー!!!」LP200→0 ザザザアアアッ ピイイイイ



254 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/07(土) 02:40:54.88 ID:bawgjQDg0


MC「!けっちゃーーーく!」


わあああああああああああああ



カーリー「ジャック――――!」



深影「流石ですアトラス様ーーーー!!!」



わああああああ



遊星「おめでとう」



ジャック「……」



ジャック「!キングはこの俺、ジャックアトラス、相手が悪かったな」



あげは「あうう……」ブスブス……




ジャック「……ふ、龍亞、コナミ、ケアは任せた」ザッ



ザッザッザッザッザッザ…………


コナミ「ああ!」



龍亞「おめでとうジャックー!」



ジャック「そのレディはまだまだ強くなるだろう、楽しみだ」


ザッザッザッザ



MC「KCグランプリの優勝は、やはり下馬評通りジャックアトラスだああああああ!」



MC「流石は元キングといったところか!」



ワアアアアアアアアアアアアア



ジャック「…」ザッザッザ





コナミ「あげはー!」


あげは「……うう…う」


コナミ「…仮面外すぞ」
255 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/07(土) 02:48:45.73 ID:bawgjQDg0


カチャ


あげは「うううう」ボロボロボロボロボロボロ



コナミ(ガチ泣きしている…)「おしかったな!だが、あと一歩感はすごかったぜ」




龍亞「そうだよ!自信をもって退場しよう!」



あげは「や、やっぱり……かちたかったから…」グス




コナミ「それはもちろんそうだな…肩貸すぜ」スッ




あげは「ありがと・・・」



龍亞「俺も貸すよ!」グッ



あげは「龍亞も…二人とも…ありがとう…」グス



MC「青葉あげはもジャックに遅れて退場だー!!二人のデュエルは素晴らしいものだった!」



遊星「そうだな」



ザッザッザッザッザ…………



ツァン「やっぱりジャック強いなあ」


麗華「頑張りましたけどね…」


雪乃「ふふふ、美しかったわ」


……………………………………


控室



あげは「……はー」



コナミ「あげは、お茶でも飲め」スッ



あげは「ありがと……」


あげは「まあ…自分でも全力でやったからね、悔いはないよ!」



龍亞「そうそう!」 
256 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/07(土) 03:00:52.40 ID:bawgjQDg0



あげは「ふー……二人とも、改めて、応援から、なにから、ありがとね」



コナミ「間近で見られてすごい迫力だったぜ」



龍亞「わー、視聴率もすごかったって!人気者だぜあげは姉ちゃん!」カチカチ



あげは「うー……照れるなー…」



コナミ「決勝戦だからな!」



龍亞「でも、これだけ人気だと、コナミ気をつけないと」


コナミ「んあ?」


龍亞「ひひひ、あげは姉ちゃんモテモテになって、彼氏として複雑かなって」


コナミ「そうなの!?」


あげは「は、初耳!?コナミってボクの彼氏だったの!?///」


コナミ「い、いや…多分違うと思うが」



龍亞「そ、そうなの!?二人ともそんなに意識してるのに…」


コナミ「えええええ……」チラ


あげは「…」チラ


コナミ「だ…だめだ龍亞のせいでもう顔が見えねえ…」ガク



あげは「な…なんでよー!///」



龍亞「デートっぽいこともしてたし、そうかなーって思ったのに」




コナミ「と、とにかく、飯でも食いに行こうぜ!」



あげは「うん…///」



龍亞「ええと、俺は…行かないほうがいいかな。どーしよ空気の読み方」



コナミ「こ、来いよこのやろー!変な気の使い方は場を乱すだけだぜ」


龍亞「えー、でもあげはねえちゃんが」



あげは「い、いや、行こうよ龍亞、なんなのその感じ、もー///」
257 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/07(土) 03:08:34.14 ID:bawgjQDg0


龍亞「じゃあ俺も行くね!何食べよっかなー!」


コナミ「ふー…」


あげは「…」



コナミ「あげはは何が食べたいんだ?」



あげは「んー…まあ、歩きながら考えようよ」



コナミ「あーそうだな」


コナミ「よっしゃいこう」


あげは「だねー」



龍亞(そっぽを向き合っている…)



龍亞「もー!二人とも、見てるこっちが恥ずかしいよ!」



コナミ「笑わせてくれるぜ!恥ずかしいことなんかねえ!」



あげは「あっはっはっは……///」



龍亞「はー…」



あげは「………ねえ」



コナミ「?」



あげは「手…つないでいこうよ」


コナミ「………………………………そ、そうだな」


あげは「……///」



258 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/07(土) 03:10:32.56 ID:bawgjQDg0
あげはルート 終

これからはルートをIFな感じで続きから書いていこうと思いまーす
259 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/07(土) 03:15:57.00 ID:bawgjQDg0


数日後


中央広場「…」



ワイワイワイ


ワイワイ


キヤーキャー


コナミ「少年少女が…元気に遊んで」



銀龍「戦いの傷跡も、大分癒えてきたように見えますね」



コナミ「ああ、この前のあげはとジャックの勝負も大盛り上がりだったしな」



セームベル「あんなにボロボロだった街がねー、ほんとすごいやー」



コナミ「だが、高日給な日雇いが無くなっていくのはちょっとまずいな」



銀龍「いつまでも不動さんのところで世話になるわけにも行きませんしね」



コナミ「ああ…遊星は気にするなって言ってくれてるがな…さすがにな」



わーーーわーーー



コナミ「俺があれくらいの時は…マーサの所か…」

260 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/07(土) 03:21:30.89 ID:bawgjQDg0


わーーーわーーー


コナミ「いい天気だなあああ…眠くなっちゃうぜ」


セームベル「…ZZZ」


銀龍「ふわああ…」



雪乃「あら、コナミじゃない」ザッ



コナミ「お!雪乃!」



雪乃「ふふ、偶然会うっていうのは嬉しいわね、まるで運命でつながっているみたい」



コナミ「そうだなあ」


雪乃「隣に座っても?」



コナミ「ああ、俺のベンチじゃないしな、どうぞ」

かで
雪乃「ふふ」ストン


コナミ「…」


コナミ「雪乃、仕事の方は順調みたいだな」



雪乃「ええ、おかげさまで」



コナミ「広告とかで結構見るしなー」



雪乃「コナミは、最近どうかしら?」



コナミ「体は健康だが、新しい住処を探してるんだ…ほら、キラーの野郎のせいでアパートが全壊しただろ」



雪乃「そうね……本当に不幸な事件だったわ」


261 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/07(土) 03:28:53.45 ID:bawgjQDg0



コナミ「一番不幸なのは店長だが…俺も大変だよ」



雪乃「それで、今は遊星の所に住んでいるのよね」



コナミ「ああ、だがいつまでも住んでるわけにもいかないしな」



雪乃「ふふ、私も男性の所なら何も言わないわ、男性の所ならね」



コナミ「うん……」



雪乃「私も助けてあげたいけど…あなたが許してくれないんだもの」



コナミ「本当に切羽詰まったら頼っちまうかもしれねえけど、そこまで追い詰められてないからな」



雪乃「ふふ…」



コナミ「ごめんな、俺もお前の映画とか舞台とか見たいんだが、こんな状態じゃな」



雪乃「わかっているわ、気にしないで」



雪乃「もう一回、マネジャーをやってくれてもいいのよ?」



コナミ「んー………」



コナミ「ん?」
262 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/07(土) 03:39:04.71 ID:bawgjQDg0



ザッザッザッザ



雪乃「?どうしたの……あ」



ディヴァイン「…」ザッザッザ


ライズベルト「…」フワフワ

ヒュプノシスター「…」



雪乃「……ディヴァイン」



コナミ「あいつ…随分とボロボロだな…」



セームベル「!あ、にいちゃーーーん!」


ダッ



コナミ「あ!セームベルがいっちまった」



雪乃「…」ギュ



ディヴァイン「…ん?」


ライズベルト「あ、セームベル!」


ヒュプノシスター「あ!」



ヒュプノ セームベル「「いやーー!!」」ガキイイン



ディヴァイン「ち……その精霊は」



コナミ「よーう」ザッ



263 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/07(土) 03:45:47.97 ID:bawgjQDg0


ディヴァイン「コナミ…と、おまえか」



雪乃「…」




コナミ「お前、まだサイコパワーで人助けしまくってるのか」



ライズベルト「はい、今日も…」



ディヴァイン「気持ちが悪い…おまえは何も言わないで良い」



ライズベルト「はーい…」



コナミ「ふーん」



雪乃「でも…随分と身なりが…」



ディヴァイン「ふふふ、指名手配犯の浮浪者らしくなってきたか」



雪乃「…」



コナミ「身なりには気を遣った方がいいぜ」


ディヴァイン「…」



セームベル ヒュプノ「イヤ―!」ガキン



ディヴァイン「用がないなら失礼する…」ザッ



雪乃「あ…」



コナミ「どこかいくのか?」
264 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/07(土) 03:50:22.05 ID:bawgjQDg0


ディヴァイン「…」


ディヴァイン「どこでもいいだろう」ザ


ライズベルト「エリア12、とかいうところに行くらしいです」



雪乃「エリア12って……元トップスエリアだわ、今も高級繁華街として…」



コナミ「おいおい、そんなところに今のお前がいったら目立つぜ?」



コナミ「そもそもなんでそんなところに…」



ディヴァイン「っち……いくぞ」ザッザッザ



ライズベルト「はい、おーいヒュプノ、いくよ」



ヒュプノ「あ!……う、うん!」



セームベル「まてええええ!」ダッ



コナミ「……とりあえず、ついていってみるか…」



コナミ「雪乃は…」



雪乃「ええ…私もいくわ、彼はまだ、怖いけども」



ディヴァイン「はあ………………勝手にしてくれ」

265 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/07(土) 04:03:17.57 ID:bawgjQDg0

…………………………

ザッザッザ


コナミ「ここか……確かに高層ビルが多くて…」


コナミ「俺とお前…特に目立つぜ」



ディヴァイン「ふん」


ザッザッザッザ


ディヴァイン「…」


ディヴァイン「…………あそこか」ザッザッザッザ


ワーーーーワーーーーーーー
ワアアアアアア



コナミ「お…なんだあれ…人だかりが…」


雪乃「あ…!そうよ、思い出したわ!今日は…」



ディヴァイン「…」ザッザッザッザ









「主演を務めた、ミスティ・ローラさん!」ワーーーワーーー



ミスティ「はい」



「なるほど…役に入り込むためにジム通い、そして語学の勉強を!」



ミスティ「ええ…今回の映画の役は、自分でも思い入れが深くて」



「暴虐によって弟を失った悲劇の主人公の復讐劇……重い設定ですが」



ミスティ「ええ、映画の中の彼女がどんな思いで………復……讐を…」



ディヴァイン「…」









雪乃「ミスティローラ主演の映画の…完成披露会見…」


コナミ「あ…本当だミスティだ……」
266 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/07(土) 04:08:46.58 ID:bawgjQDg0
ここまででー リンクスは5Ds実装はいつになるんですか(興奮)
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 05:33:42.98 ID:197Kjc2aO

おじさんに見せかけたミスティルートか!
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 09:46:28.96 ID:8WKzNSvyO
おじいさん、GXが追加されたばかりでしょう
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 09:50:48.56 ID:O59aGaq/O
リンクスはまず先行ドローの導入をだな……
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 16:48:56.92 ID:Yl4pDPxCo
IF総集編入ったか…まだゆきのんルート見てないのにな
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 19:28:39.19 ID:Cd+tVeGeo
青葉とくっつく世界線からズレただけでしょ
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/08(日) 00:11:04.59 ID:YmBCV4ty0
乙!
IF総集編に入ったけど、正直ネタが続くなら何時までも見ていたい。
それくらい好きなSS。
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/11(水) 21:48:56.74 ID:7t4jKvGG0
あげは編やったぜ!
もっと濃密に描いても良いのよ?
274 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/14(土) 02:46:48.28 ID:1tQNRc8I0


ディヴァイン「…」


ザッ


ミスティ「……」


「ん?ミスティさん?」


「…あの、トレンチコートの人、どうかしましたか」



ミスティ「……ええ…いえ、じろじろ見てしまったわ、暑くないのかと思って…」



「まあ確かに…」


「ははは、ではこの映画でー……」


ワイワイ



コナミ「ミスティの弟、たしかトビー…は、ディヴァインのサイコデュエリスト開発の過程で殺された」



雪乃「ええ……それを知った彼女は…地縛神でディヴァインを食い殺した…でも、こうして今まで彼は生き延びて」



ディヴァイン「…」



ディヴァイン「…」スッ



コナミ「あれは、懐からカードを取りだしたぞ?」



ライズベルト「ディヴァインさん…?」


275 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/14(土) 02:57:57.26 ID:1tQNRc8I0

ディヴァイン「…」


ディヴァイン「!」シャッ


ヒュオオッ!


オオッ



ミスティ「!」ピシイッ



コナミ「流石デュエリスト…鋭いカード投擲も人差し指と中指の間でキャッチだ」



雪乃「あのカードは…?」



「わ……あぶない…!」


「なんですかあの人…警備員の方!」


「カードをミスティさんに…」



ミスティ「…」カサ



ディヴァイン「………いくぞ」ザッ



ライズベルト「あれ、もういいんですか?」



コナミ「なんだよあのカード?」ザッザッザ



雪乃「…」



ディヴァイン「奴に絶好の舞台を用意してやったまでだ」

ザッザッザ









ミスティ「あれは……トビー…いえ…コナミね………本当によく似ている…」


276 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/14(土) 03:08:22.97 ID:1tQNRc8I0


ザッザッザッザ


コナミ「だが、ミスティはお前が地縛神に食われて消滅したと思ってんじゃねえかと考えてたが、冷静だったな…」



ディヴァイン「ニュースで報道されているからな私は、知ってても何も不思議はない」



雪乃「そうね…じゃあ、十六夜さんももしかしたら」



コナミ「知ってる可能性は高えなあ」



ザッザッザ



ライズベルト「あの人悲しい目をしていましたね、ディヴァインさんを見る目は一転憎しみが宿ってましたが」



デイヴァイン「くっく……優しいもんだ」



ディヴァイン「私が奴なら私など生存を確認した時点で殺しに行ってる」



コナミ「ふー…」



雪乃「……ミスティは、貴方を何よりも憎んでいる」



雪乃「会わないのが…あなたにとっても彼女にとってもよかったんじゃないかと私は…」




ディヴァイン「………くくく、そう単純でもあるまい」



ディヴァイン「貴様たちは無関係、余計な口出しは無用だ」



コナミ「………まー……究極そういう事なんだよなあ」


ザッザッザッザ



……………………


277 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/14(土) 03:22:26.84 ID:1tQNRc8I0


その日の夜



レストラン


遊星「乾杯」


アキ「乾杯」


アキ「ごめんなさい遊星、二人で食事がしたいだなんてわがままを突然」



遊星「いや、俺も楽しみにしてた、気にすることはないさ」



アキ「そう、それにしても。ふふふ」



アキ「遊星が飲食してるところ、なかなか見られない気がするわ」



遊星「そ、そうか…人並みに食べてるはずなんだが」



遊星「ふう……アキ、出発はいつだ?」



アキ「そうね…私の癒す力はほかの街でも役に立てる…一週間以内にはこの街を発とうと思ってるわ」



遊星「そうか…ふ、サイコパワーの真髄は癒しの力……お前なら多くの人を助け、救い出すことができるだろうな」



アキ「そうありたいわ、今まで傷つけてきた分はどれだけ癒しても消せはしない、けど、少しでも償えるなら」



遊星「……ジャック、クロウは既に外国で行われている大会に出場するために、龍亞龍可は親御さんの元へそれぞれ帰って行った」



アキ「ふふ、今度こそ長い別れになりそうね」



遊星「そうだな、だが、オゾンの下でつながっている、問題はないさ」



ppppppp


アキ「あら、ごめんなさい連絡が」



遊星「ああ」
278 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/14(土) 03:26:50.52 ID:1tQNRc8I0

pppp


アキ「………」p



アキ「……え、この名前…」



遊星「…」



アキ「まさか………」



遊星「?」



アキ「ディヴァイン…だわ」



遊星「ディヴァイン…そうか…アキ、お前はディヴァインが生きていたことは…」



アキ「それは…ニュースでもやってたし…脱獄したとは聞いていたけど」



遊星「……なぜ、今ごろメールを…俺や他人にもみられる可能性は承知のはず…アキ、見てみてくれ」



アキ「ええ……」p



アキ「…………これは……地図ね」



遊星「地図…ネオドミノシティか」



アキ「ええ……それも、これって…!」


遊星「!」




………………
279 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/14(土) 03:33:22.19 ID:1tQNRc8I0


数日後


中央広場


ミーーーンミンミンミン



コナミ「…」



コナミ「元竜魔王だよ俺…油売ってる場合じゃないよー」



銀龍「バイト生活からは中々抜け出せませんねえ」



コナミ「まったくだ…」



わいわい わいわい



コナミ「デュエル楽しそうだなあ、モーメント回転のために俺もやるか…」



雪乃「コナミじゃない」ザッ



コナミ「おう雪乃!数日ぶりだな、おはよう」



雪乃「ふふふ、おはよう、隣いいかしら」



コナミ「どうぞどうぞ、むしろ占領してて悪かったな」



雪乃「お邪魔するわね…コナミは、ここで何か?」ストン



コナミ「いや……とくには何も…だが、ディヴァインのやつをなんとなくでは探してたんだ」



雪乃「ああ……彼、少しこの前、雰囲気が違かったものね」



コナミ「そうなんだよ、笑っちゃいたが、精神的にガタが来てるんじゃねえかと思ってよ」


280 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/14(土) 03:41:10.21 ID:1tQNRc8I0


雪乃「そうね…私は、彼に対して恐怖しかないわ」



コナミ「ああ、だってもう少しで火あぶりの刑だったからな、わかる」



雪乃「彼が、その、人々のためにサイコパワーを使っているというのは素晴らしいことだと思う」



雪乃「でも、あの時の恐怖が消えることはない……これは多分、ミスティの憎しみも同じだと思うの」



コナミ「そんなもんだろうなあ、むしろ、何をいまさらって余計にムカついちゃうかもな…」



雪乃「……私たちが彼にできることって…」



コナミ「………ふー」



コナミ「まあ……あいつが見つからないんじゃ何言っても…」




コナミ「あ………遊星と十六夜」



遊星「コナミ、それと藤原」



アキ「藤原さん、コナミ、久しぶりね、おはよう」



コナミ「おはよう、ジャックたちはもう出発したって聞いたから、お前も居なくなったとばかり思ってたぜ」



アキ「ええ、明日には発とうと思ってるの」
281 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/14(土) 03:46:50.38 ID:1tQNRc8I0
ザッザッ



雪乃「じゃあ今は、チャンピオンと一緒に思い出作りのデートかしらね」



コナミ「愛なの?愛なの?」



アキ「もう、からかわないでちょうだい」




遊星「だが、いいところであったかもしれないな」




雪乃「それはダブルデート申し込みかしら」



コナミ「ダブル…だと」



遊星「いや……あいつ、ディヴァインと恐らく一番話せるのはコナミ、おまえだろう」



コナミ「!デイヴァイン・・・?お前十六夜の前だぜ…」



アキ「流石に知っているわ、彼が生きていたことくらい」



コナミ「そ、そうか……そうだよな遊星はそんなミスしないな」



雪乃「……え、その、ディヴァインがどうかしたのかしら?」



遊星「先日アキの端末にメールが来たんだ…ディヴァインからな」



コナミ「なに…」

282 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/14(土) 04:04:20.95 ID:1tQNRc8I0


雪乃「直接十六夜さんに…」



アキ「私も驚いたわ……内容は、地図だった」ピ



コナミ「どれどれ……ここって…公園か?」



遊星「ああ、だが数年前はアルカディアムーブメントが建っていた場所だ」



コナミ「あー……そういえばそうだな」



雪乃「シティとサテライトが一つになった際の大規模建造で、あの場所は公園になっていたわね…」



コナミ「つまりそれは、ここに来いってことか…日付は」



遊星「今日だ、それで俺たちは今からDホイールで向かおうと思ってる」



アキ「ええ、私としても、これは避けては通れないことだから」



コナミ「なるほどな……じゃあ、俺もいくぜ」



遊星「ふ、そうしてくれると心強い」



アキ「そうね、藤原さんは…」



雪乃「私も…行くわ、いざとなったらコナミ助けてちょうだいね」



コナミ「任せㇽオ」



遊星「……ディヴァインか」
283 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/14(土) 04:13:39.34 ID:1tQNRc8I0

…………………………


同時刻



ネオドミノシティ大公園



ディヴァイン「……」



ディヴァイン「…」



ザッザッザ



ミスティ「…ディヴァイン、このカードに書かれていた場所、つまりここ、アルカディアムーブメント跡地に何があるというの」



ディヴァイン「…これはこれは、あのミスティローラが来てくれるとは光栄だ」



ミスティ「ディヴァイン……二度とふざけないで、次私は理性を抑えられないかもしれないわ」



ディヴァイン「………ふん」



ライズベルト「……す…すごい憎しみの……うう」



ヒュプノ「うううう…」



ディヴァイン「…ついてくるといい、今日で憎しみの日々から解放してやる」


ザッ

ザッザッザッ



ミスティ「……」
284 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/14(土) 04:15:53.15 ID:1tQNRc8I0
ここまででー

やっぱりアーククレイドル突入から最終回までの怒涛の展開が大好きなんだぁ(小並感)
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 10:30:42.08 ID:BHrXqCxA0


ミスティ対アキの予感
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 12:09:13.80 ID:dH+rdVsRo

おじさん……
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/17(火) 23:43:38.19 ID:eqKydK5d0
最後を迎える前に初代の最終回のような コナミVS竜王ベクターが見てみたいな
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 08:23:19.31 ID:FFDkYt1XO
このメンバー見て、サディスティックポーションの話を思い出してしまった。
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 13:02:17.17 ID:AzvpV7R60
IF設定ありなら世界征服ENDみたいのも面白そうだよな
原作タグフォの持ち味だし
290 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/18(水) 21:39:18.58 ID:2Xn1VQB70


ザッ


ディヴァイン「…」


ミスティ「どこへ」



ディヴァイン「女子トイレだ、そこにアルカディアムーブメントの遺産がある」



ミスティ「…トイレに遺産が…?」


ザッザッザ



……………………



ディヴァイン「一番奥の個室トイレのタイルのひとつがはがれる」パコン



ミスティ「これは…」



ディヴァイン「そしてパスワード、指紋、網膜」ウイイイン



ガコッ  ゴゴゴゴゴゴゴゴ



ミスティ「う…沈んでるわ」



ディヴァイン「隠し通路として残っていたのさ、正規の入口は封鎖されてしまったからな」


ウイイイイイン



291 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/18(水) 21:50:11.29 ID:2Xn1VQB70


ウイイイイイイイン

イイイイイイイイイイイイイイン

ガコン



ミスティ「…」



ディヴァイン「ついた、いこうか」ザッザッザ



ミスティ「…」ザッ



ミスティ「これは……この装置は」



ディヴァイン「懐かしのサイコデュエリスト開発機構へようこそ、埃被ってはいるがまだ現役そうだな…素晴らしい」



ミスティ「開発…」



ディヴァイン「そう、こっちだ」ザッザッザ


ザッザッザ



ミスティ「…」



ディヴァイン「そこの寝台に寝かせ、コードを体に繋ぎ刺激を与え肉体に負荷をかける」



ディヴァイン「それによってサイコパワーを秘めた人間の潜在能力を引き上げる」



ミスティ「負荷ですって…?」

292 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/18(水) 22:01:59.84 ID:2Xn1VQB70


ディヴァイン「そう、それによって不幸な不幸な事故も多発した」



ディヴァイン「たしか………このファイルか」ゴソッ



ミスティ「ディヴァイン」



ディヴァイン「…なるほどなぁ死者は12人、なかなかの数字」パラパラ




ディヴァイン「見てみるといい、6人目だ」サッ




ミスティ「……6人目…!トビー…」パラ…



ディヴァイン「そうだ、お前の弟は不幸にも肉体に限界が訪れここで果てた」



ディヴァイン「社会的には事故となっており病院でお前もそう聞いただろうが、真実はこれさ」



ミスティ「……トビー…!………」グググ



ディヴァイン「…12人か…」



ガタン!


ミスティ「…!ディヴァイン!貴方が弟を殺したことなんてすでに知ってたわ、なぜ今ごろ私を激怒させるような真似を!」



ミスティ「何故私の目の前に今ごろ現れたの!」


293 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/18(水) 22:15:23.39 ID:2Xn1VQB70


ディヴァイン「…」



ミスティ「はあ……はあ…」



ディヴァイン「……………………ふふふふ」



ディヴァイン「美しい顔にそんな眉間の皺は似合わないぞ」



ミスティ「虫唾が走るわ!殺されたいのディヴァイン!」



ディヴァイン「そんなお前のために遺恨試合をしてやろうと思ってな」



ミスティ「…遺恨試合ですって…」



ディヴァイン「ついてくるといい、戦いの場に案内しよう」

ザッ



……………………………



ミスティ「ここは…デュエルフィールド」



ディヴァイン「そうだ、かつてサイコデュエリストたちの能力を確かめるために使用していた」



ディヴァイン「かつてはヘッドギアを被ることで痛烈な肉体のダメージと共にデュエルが楽しめた」



ディヴァイン「ここでも私の野望のために何人も死んだな…」



ミスティ「ディヴァイン、貴方は死んでいった人間に対してそんな他人事のように!」



ミスティ「今、この時になっても当時を思い出して懺悔の精神は生まれないというの!」




ディヴァイン「はははは!面白いこと言う」

294 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/18(水) 22:23:36.52 ID:2Xn1VQB70


ミスティ「!ディヴァイン……貴方の精神はやはり壊れているわ、暗黒に染まりきっている!」



ディヴァイン「ひどい言われようだ…私だってすまないとは思っているさ」



ディヴァイン「だからこうして、ここで遺恨試合を行ってやろうって言うんだ」



ディヴァイン「もっとも、私が勝てばお前も肉体に深刻なダメージを負い、ひとまず復讐されうる面倒な人間は消えてくれるから私のためでもあるんだがな」




ミスティ「その口を閉じなさいディヴァイン」



ディヴァイン「やらないのか、お前の弟の血で両手が染まっている私が目の前にいるというのに」



ミスティ「………」



ディヴァイン「成功しきった人生が惜しいか、それはわかるな…大切な弟とはいえ過去の存在だ、華やかなこれからのお前の…」




ダンッ!



ミスティ「デイヴァイン…!私がだまらせてあげるわ…他の私と同じ境遇の人のためにも…トビーの冥福のためにも…貴方はこの世にいてはならない!」




ディヴァイン「あっはっはっはっは!!」



295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 22:31:44.92 ID:AzvpV7R60
ディヴァイン、お前・・・消えるのか?
296 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/18(水) 22:32:01.22 ID:2Xn1VQB70

…………


ネオドミノシティ大公園


キキイイッ


ザッ



コナミ「大きい公園だなあ」



雪乃「でも…こうも広いとデイヴァインがどこにいるか」



アキ「多分……私は分かるわ」



遊星「アキ」



アキ「三人とも、ついてきて」


ザッザッザッザ



ザッ


アキ「多分、あそこに」



コナミ「トイレにいるのか?それが分かるお前もどうなんだ…」



アキ「もう、さ、ついてきて」ザッ




コナミ「しかも女子トイレかよ!ディヴァイン女だったのか…そんなわけあるか」



遊星「信じられないな…」


297 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/18(水) 22:42:43.64 ID:2Xn1VQB70



アキ「正確には、個室トイレにアルカディアムーブメントの設備への隠し通路があるの」



コナミ「なにその事実!?」



遊星「いまだにアルカディアムーブメントの…」



アキ「でも、私も利用してたのはアルカディアムーブメント時代だったから…今でも動くのかしら…」



雪乃「あ…タイルが開いて」




アキ「ええと・・・確かパスは」ピピ



アキ「…」ピピ ピッ



遊星「厳重な認証だな…」



ガコンッ

ウイイイイイン


コナミ「おお……すげ…動いてるぜ」



遊星「ディヴァインは何を…」



雪乃「…」



コナミ「あいつミスティにも何か送ってたからな、何してんだろうな」




アキ「え!?……ミスティとディヴァインだなんて…」


298 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/18(水) 22:44:37.85 ID:2Xn1VQB70
ここまででー

コナミがトビーと似てるなら中々にはしゃいでる髪型なんだろうなあ 遊戯王的には坊主みたいなものか…
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 22:49:54.70 ID:AzvpV7R60
乙ー
おじさんがどうけじめをつけるのか見ものだな
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/18(水) 23:13:44.40 ID:VBFY8qVho
遊矢族や柚子族を考えたら髪型はそう似てる訳でもないかもしれんぞ
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/19(木) 01:15:28.43 ID:HHYUflPN0
ミスティ「トビー!なぜトビーがここに……逃げたのか?自力で(アルカディアムーブメントから)脱出を?トビー!」
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/19(木) 01:56:03.69 ID:loGgPjPDO
乙!
おじさんが自らを犠牲にソウルチャージで被害者を蘇生するのかと思ったらいつものデュエルだった
303 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/27(金) 01:06:31.13 ID:F1u3ptdh0


ガコオン


アキ「ついたわ、行きましょうみんな」



ザッザッザ



遊星「…ここがアルカディアムーブメントか、流石に活動は停止されてるみたいだが」



コナミ「蜘蛛の巣とか結構あるぜ…」



雪乃「でも…ここにディヴァインはいるのかしら」



アキ「きっといるわ…そしてミスティも」



ザッザッザ



アキ「う……予想はしてたけど…やっぱりここに来ると……胸が痛くなるわね」



遊星「アキ…大丈夫か?」



アキ「ええ……ディヴァインも…きっと」



ズズゥウンッ!!!!!!!



コナミ「うお!?なんだ……今のは地震か……」



304 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/27(金) 01:12:12.64 ID:F1u3ptdh0


雪乃「ひ!?」


グゴゴゴオオッ


グラグラ


遊星「く……!?地震じゃない…なんだこの衝撃は」



コナミ「爆弾が破裂したみたいな音だぜ…」



アキ「こ……この感じ…サイコパワー…」



コナミ「何!」



遊星「癒しが真髄のサイコパワーも…使い方を誤ればここまで…そして、ということはやはりディヴァインが!」



雪乃「誰かにサイコパワーで攻撃を…?」



コナミ「んー……そうなのかね…?」



アキ「とにかく、急いで向かいましょう!ついてきて!」ザッ!!



遊星「ああ」ザザッ!



コナミ「ディヴァイ―ン!」ザザザッ




コナミ「ん?」
305 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/27(金) 01:18:48.85 ID:F1u3ptdh0


ライズベルト「!あ、コ…コナミさん!」



ヒュプノシスター「あわわわ」



コナミ「お前らはディヴァインの精霊!ってことはやっぱりここか、どうした慌てて」



遊星「何…カードの精霊が…?」



アキ「そこに居るのね…」



ライズベルト「デ、ディヴァインさんが大変なんですよ!僕達の言葉ではもう止められません!」



ヒュプノ「ご、ご、ご主人が…あわわわ」



セームベル「ぱにくってるねー、なんかやばそう…」



コナミ「ディヴァインがデュエルで誰かを傷つけたのか…?」



ライズベルト「い、いえ……とにかく僕についてきてください!」ダッ



コナミ「おお!みんな、俺に続け!」ダッ



雪乃「あ、コナミ!」



遊星「アキ、コナミについていこう!それで大丈夫か?!」




アキ「そうね、分かったわ!」


ダッ



306 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/27(金) 01:30:39.91 ID:F1u3ptdh0

………


ズズウウウンッ



コナミ「衝撃が近くになってきた!」



遊星「コナミ、この先にディヴァインとミスティが!?」



コナミ「そのようだぜ!」



雪乃「ミスティが危ないのね…」



アキ「…」


ザザッ



ライズベルト「つきました!そこの窓ガラスから下を覗いてください!」



コナミ「ここか…!おいディヴァイン!」



アキ「ミスティ!」






ミスティ「はあ…………はあ………」LP4000



ディヴァイン「ゴホ……はははは……こんなものか…」LP3200



遊星「どうなってる…傷付いているのはディヴァインの方だ…まさかミスティにサイコパワーが…」



アキ「い………いえ…ここの舞台はかつてサイコデュエリストを戦わせて訓練するフィールドで…サイコパワーの無いデュエリストでもフィールドの技術で現実にダメージを発生させることができるの」



雪乃「つまり…ディヴァインはお互いが相手を傷つけられる舞台でミスティと雌雄を決しようと…」



コナミ「いや…これは」


307 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/27(金) 01:40:47.90 ID:F1u3ptdh0


ミスティ「…私は…バッドエンドクイーンドラゴンでディヴァインにダイレクトアタック!」ばっ



バッドエンドクイーンドラゴン「!」ブオオオン



ドギャアアンッ!!



ディヴァイン「ぐわああああああっ!!?」ザザアアッ LP3200→1300



ブワァアッ



雪乃「ひ!?な……何あのダメージは…あんなのを生身になんて!」



コナミ「おいおいおい…ディヴァイン!」



遊星「なんだこのデュエルは…」



アキ「ディヴァイン!ミスティ!」



ミスティ「はー……はあ…」



ディヴァイン「〜〜〜〜〜っぐうう!」ギギッギギ



コナミ「ディヴァインの足が変な方向に…おい中止だ!」



ミスティ「ディヴァイン!バッドエンドクイーンドラゴンの効果で手札を一枚捨ててもらうわ!」シュッ



ディヴァイン「〜〜〜〜っぐううあ………いいだろう……」シュッ



ミスティ「……………タ……ターン終了…」



308 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/27(金) 01:52:04.35 ID:F1u3ptdh0


ディヴァイン「はー……はー…………あ…く…」



ディヴァイン「ドロー…」シュッ



コナミ「聞いてんのかディヴァイン!サイコパワーの出力が高すぎだ!」ダンッ




ディヴァイン「…はあ…来たか…アキ…予想通り余計なのがいくつかついてきてるが…まあいい…」



ディヴァイン「ドローしたことによって、場の神の恵みが二枚発動する!」




ディヴァイン「LPが1000回復っ………はあ……」パアアア LP1300→2300


シュウウウウ


雪乃「あ…足も治って…傷も」



ミスティ「ディヴァイン………」


ディヴァイン「そして、さっき捨てたのは堕天使マリー……スタンバイフェイズに200P回復する…」LP2300→2500 パアア



遊星「堕天使マリー…そして神の恵み…サイキック族じゃない、奴のデッキじゃないのか…」



コナミ「回復しまくってるな…」



ミスティ「あなた……私を侮辱してるのね、ずっと回復の繰り返しで私を攻める行動は一回もとらない」



ミスティ「デュエル前の挑発的物言いも結局はブラフだった!貴方は私に傷つけてほしいだけなんだわ!」



ミスティ「そしてそれで…トビーや………他の殺めた人たちの償いとしようとしている…」



ミスティ「自分が罰がほしいために、今更私に会いに来て、アキさんを呼んで!今更!」



ディヴァイン「……はっはっはっは……!ミスティ・ローラ…少し違うな」
309 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/27(金) 02:08:53.48 ID:F1u3ptdh0


ディヴァイン「今更言われるまでもない……私の血は呪われている…ゴホ」



ディヴァイン「何人も殺めて…アキやお前たちを不幸にした……」



ディヴァイン「お前だって私を今の今に至るまで殺したいほど憎んでいるはずだ」



ミスティ「そうよ、だから決闘を受けたの、本気で貴方を乗り越えるためにね、しかし貴方はそれを侮辱したわ」



ディヴァイン「ダメなんだミスティ・ローラ…私はお前を傷つけることはできん」



ミステイ「腑抜けたのね…」



ディヴァイン「それは否めない…だが、私は罰がほしいんじゃない…」



ディヴァイン「私が救われる必要はない…だが…お前たちは救われなくてはならない」



ミスティ「………」



ディヴァイン「私を恨んでいる者たちのためにお前は私を痛めつけなければならない…気が済むまでな」



ディヴァイン「お前の責任でもあるんだよ」



ミスティ「それで…最終的には殺してほしいと…?私に、セキュリティのお世話になれって言うの?」



ディヴァイン「その必要はない…このデュエルでは命までは奪われないようにセットされている…ダメージは自分のサイコパワーでどうにでもなる…そして、私の最後のけじめは私でつける」



ディヴァイン「お前はトビーの仇である私に溜まった憎しみをぶつければいい…」



コナミ「何を言い出すんだディヴァインの野郎…」


310 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/27(金) 02:28:12.21 ID:F1u3ptdh0


アキ「ディヴァイン!貴方は十分に償ったわよ!コナミから聞いたわ…世界を護るために何度も戦ったって」



アキ「貴方が罪なら私も罪!共にミスティに謝らせて!」



ディヴァイン「アキ、お前は私とは違う、お前の罪の意識を芽生えさせるきっかけを作ったのも私だ」



ディヴァイン「狂気の男を見届けてくれ」



遊星「ディヴァイン…」



雪乃「コナミ…ディヴァインはとても不器用で歪んだやり方を…私たちは…」



コナミ「まあな、だけどこういう話で無関係者が入り込むのは…冷たいと思われるかもだが俺はやりたくない」



コナミ「あのディヴァインがけじめをつけたいって言うんだ…くそ」



コナミ「遊星おまえはディヴァインをどう思う」



遊星「俺は…勿論何人もの人を殺めた罪は生涯消えない、かつての俺なら狂気の男と片づけていたかもしれない」



遊星「だが知ってしまっている、ディヴァインの魂を、世界を護るために戦ってくれた奴を」



遊星「どんなにどす黒い過去を持っていたって未来は変えられる、サイコパワーという力も使い方によっては多くの人を助けることができる」



遊星「そして今日までディヴァインはそれを実行してきた…俺の耳にも入っている…俺にやつを責めることは…できない」



アキ「ディヴァイン、無理よ見届けるなんて…貴方は私に居場所を与えてくれたの…歪んでいたとはいえ心の支えになってくれた…」



アキ「貴方は十分償ってきたわよ!ミスティにだって通じるわ…わかってくれるわ!」
311 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/27(金) 02:48:05.42 ID:F1u3ptdh0


ミスティ「…」



ディヴァイン「…私もな、今更ながら分かったんだ」



ディヴァイン「近親者の死は重過ぎる…アキ、通じる通じないじゃなくもはや手遅れだ」



ディヴァイン「言葉なんて軽い…血は血で清算する、それ以外にはない…ゲホ…」」




雪乃「そ、そんな……彼は…じゃあ最後には自ら命を…」



コナミ「言われてないのについてきたのは俺たちだが…黙って見過ごすわけにもなあ…」



遊星「ああ…俺も奴が死ぬのは見過ごせない…なんとか…何とかならないのか」



ディヴァイン「私は…ターン終了だ」



ミスティ「…ドロー」シュッ



ミスティ「……トビー…お姉ちゃんが…今……そして…同じ境遇の人々も…」



ミスティ「……バッドエンドクイーンドラゴン!ディヴァインを攻撃!」バッ



バッドエンドクイーンドラゴン「!」ブオオオンッ!!



アキ「ミステイ ディヴァイン!」



ドオオオンッ!!!




ディヴァイン「っぐあああああ!?」ザザザザザアッ LP2500→600


オオオオオンッ


コナミ「くあ…!」
312 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/27(金) 02:58:37.44 ID:F1u3ptdh0

オオオン


ディヴァイン「かは……」

ザザアアア……




遊星「く……二人とも……やはりこれは間違っている!俺は黙ってみているわけにはいかない!」



アキ「遊星!」



コナミ「流石遊星!と言いたいが……今回ばかりは俺もお前も…」




遊星「こんな歪んだデュエルは認めるわけにはいかない…ディヴァインが回復したら介入させてもらう…」



シュウウウン…



ディヴァイン「かはっ…………はあ………」



ミスティ「…」



ディヴァイン「…く…はあ…」ザリ



ミスティ「…」



ディヴァイン「…………何の涙なんだ……」




ミスティ「…っ…」ポロポロ…



ミスティ「何故なのディヴァイン…っ……貴方は…っ……」



ミスティ「何故……今頃…人々のために…動くようなことをするのよ…」ポロポロ




ミスティ「邪悪なあなたならっ…………………く…っ…こんな気持ちには…っ…」ボロボロ


313 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/10/27(金) 03:01:44.40 ID:F1u3ptdh0
ここまででー 
あーあ、その辺にホルアクティ落ちてればいいのに(飯尾)
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/27(金) 12:08:27.60 ID:abUMUAlJo
時械神拾った(シーホース並感想)
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/27(金) 20:08:35.97 ID:A0IW/9UA0


見つからないものならば作ればいい!
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/27(金) 23:08:37.37 ID:q9FI7t6C0
乙!
このSSでの成果を踏まえると、おじさんが自分を許せるかどうかって所かもしれぬ
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 09:12:08.11 ID:m+EtpuAV0

リアルだと《グレイ・ウイング》拾ったことがあるなぁ
318 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/11/02(木) 05:39:15.97 ID:gQh39P+B0


ディヴァイン「……」グググ…



ディヴァイン「はあ…はあ…」



ミスティ「く…………貴方の事を生涯許すことはできない…けど」グス



ミスティ「それなら私だってダークシグナーとなって多くの人の魂を地縛神の生贄にしてしまったわ…」



ディヴァイン「私が復活してるんだぞ、他のやつらが復活してないはずがなかろう」



ミスティ「100%ではないわ……当時のサテライトの人達は…管理が行き届いてなかったもの」



ミスティ「死人に口なし…そうでしょう」



ディヴァイン「…お前がそれを勝手に悔やむのは勝手だが…ゲホ…」



ディヴァイン「憎き私への復讐とは関係ない…」



ミスティ「ディヴァイン、もう終わりよ……私にこれ以上貴方は責めることはできない」



ディヴァイン「………」



ミスティ「貴方が望むのは…強烈な罵倒と肉体へのダメージなのでしょうけど…私にはそれをしてあげる義理もない…」



ディヴァイン「違う…お前は他の犠牲者の分まで」



ミスティ「他の犠牲者ではなくて、貴方のためでしょう…?自分勝手なのはいつまで変わらないようね」



ディヴァイン「く……げほ…」
319 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/11/02(木) 05:58:18.37 ID:gQh39P+B0


ズダッ



遊星「ディヴァイン、もう終わりだ、これ以上ミスティを困らせてはいけない」ザッ



遊星「それは二人にとって何のメリットもない」



ディヴァイン「………はっはっはっは!流石は英雄出しゃばってくるじゃないか…」



遊星「ディヴァイン……確かに甘いことを抜きにするなら、絶対に和解なんてできない相手というのもいるかもしれない」



遊星「俺が入り込める話ではないが…お前は何度も人々を救い、人のために動いてきた、だからこそミスティはここまでお前に対して気持ちを抑えていられる」



遊星「過去は忘れられないが、未来に生きることでお前も救われるはずだ…自害なんてしないでもっとこの世の行く末を見届けてほしい」



ディヴァイン「……」



ミスティ「……ま、サイコパワーが強力な能力であることは疑いようはないし、私もその方が有意義だとは思うわね」ゴシゴシ



ミスティ「私の前には、できれば現れないでほしいけどね…できれば」フウ…




ディヴァイン「……ふふふふ………」



ディヴァイン「……私のターン、ドロー」シュッ LP600→1600→1800 パアアア



ディヴァイン「………ふう……」パアアア



コナミ「おお…傷が」



アキ「ディヴァインもサイコパワーを癒しの方向に…」



雪乃「チャンピオン・・・これくらいの高さなら躊躇いなく踏み出せるのね…」


320 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/11/02(木) 06:04:48.84 ID:gQh39P+B0


ディヴァイン「…」



ミスティ「…」



ディヴァイン「あとで私の腕を奪っておくべきだったと後悔しても遅いぞ…いいんだな」



ミスティ「くどいわね…精々世のため人のため生きていきなさい」



ディヴァイン「ふう…興ざめもいいところだ」カシャンッ 



ミスティ「…」カシャンッ


シュウウウウウン


コナミ「デュエルが終わった……」


アキ「ディヴァイン……ミスティ…よかった」




雪乃「はあ……心臓に悪いわ…」



ライズベルト「マスター…僕もホントにほっとしました……」


ヒュプノ「はあ…」



コナミ「いや…でもディヴァインこの後自害するって…」



ライズベルト「え…?いえ、マスターはそんなこと言ってませんよ…確かにややこしくこけじめをつけるって言ってましたけど…」



321 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/11/02(木) 06:34:42.87 ID:gQh39P+B0


………………


シュウウウウン


ディヴァイン「こんな肩透かしな結果で終わるとは思わなかった…」



コナミ「お前見てるこっちはハラハラだって」ザッ



遊星「ふう…」



ミスティ「…」



アキ「ディヴァイン…」



ディヴァイン「アキ…お前にとってはトラウマを蘇らせるだけだとはわかっていたが…私が責められることでお前の負の歴史の責任は私にあると再確認してほしくてな…無理を言ってすまなかったよ」



アキ「責任は貴方だけではないわ…アルカディアムーブメントの思想に染まりきっていた私も貴方と何も変わらない…」



アキ「もう……こんなことはやめて」ギュ



ディヴァイン「………」



雪乃「ディヴァイン、貴方は、その…これからどうするの」



ディヴァイン「私はさっき言ったように、自らの存在にけじめをつける」



コナミ「自害するんじゃねえんだよな…?ライズベルトから聞いたけど、結局なんなんだ?」



ディヴァイン「…………………あまりみたくない顔だが、仕方あるまい」スッ


322 : ◆y.Y/h1wyXqKb [saga]:2017/11/02(木) 06:41:02.38 ID:gQh39P+B0


アキ「それは…カード?」



遊星「次元の裂け目のカードだ…」



ディヴァイン「発動!」バッ



グゴオオオオオオオッ



オオオオオオン



コナミ「うお!異次元の裂け目ができた…まさかカイバーマンの所に行くのか?」



セームベル「うっそー!久しぶりにおにいちゃんと一緒に家に戻ろうかな!」



ヒュプノ「二人きりにはさ、させない…」



コナミ「だが…いや…これは違う裂け目っぽいな」



ミスティ「…あ……頭が追いつかないわ、まさか次元が裂けるなんて…サイコパワー…」



ウォンウォンウォンウォンウォンウォンウォン!!!!!



遊星「な、なんだ!?」



コナミ「この音は…クルマか!?」



ディヴァイン「ち…うるさい…」



アキ「じ、次元の裂け目からよ!」



ウォンウォンウォンッ!!!


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