【艦これ】吹雪「大変です、司令官!」 キット「パート2突入です」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/29(土) 21:23:29.43 ID:ymCFksWg0
前回980まで行ったから、次投稿したらパート2立てようって思ったら、1000まで埋まってたし。
と、言う訳でパート2いっきまぁーす。


前スレ
【艦これ】提督「車買ったんだ」 明石・夕張「ふーん、そうですか」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463837899/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1501331009
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/29(土) 21:29:07.71 ID:ymCFksWg0
きりがいいので、今回からグラーフの提督に対する呼称を「アドミラル」から「アトミラール」に修正します。
字にすると英語も独語も両方「Admiral」だから違いが分からない。台詞聞いても「アドミラール」ってよく分からん英語に聞こえるし。もう全部英語にしてつかーさい。
そして「アドミラル・ヒッパー」がアトミラールではなく、アドミラルだから余計にややこしい。


ついでにどうでもいい設定ですが、
艤装を装備していない艦娘と提督の力関係(腕力的な意味)は以下の通りです


ブチキレ吹雪>>>朧>>鳳翔さん>(武蔵?)>長門>霰>>>提督>>>その他の艦娘+イ級・ヲ級(ノーマル吹雪もココ)


・ブチキレ吹雪
 絶対零度の凍気の使い手。誕生日(進水日)的には蠍座だけど、名前的には水瓶座に方が似合う(と思う)
 怒りという負の感情を乗り越え、明鏡止水の境地にたどり着いた時、誰にも止められなくなる。唯一のケッコン艦故、飛びぬけた錬度を持つ


・朧
 積尸気の使い手。敵にまわすと一瞬であの世送りになる
 朧と言えば蟹。蟹と言えば、キャンサーのデスさん・死刑執行人さん、ネオデンマーク及びOZの蟹を連想した結果、蟹座の黄金聖○士的なキャラになってしまった


・鳳翔さん
 日本産空母の元締め。フェニックス響の師(今考えた)。死の女王島に封印された暗黒艦娘を監視しているとか、いないとか(実際にやる予定無し)
 提督に対して好意的なので、赤城たちを泣かせたりしない限り、手を上げることは無い


・武蔵
 長門以上に強そうだが、まだ居ないため不明


・長門
 腕力だけなら(現状)艦娘一強い。艤装未使用で腕相撲大会をやったら多分最強。提督に対して999ヒットコンボを叩き込んだ過去を持つ


・霰
 自分と同じ名前の某アニメのキャラクターから影響を受けた。つおいものが大好き
 素手で地球を割る霰よりもつおい長門とは一体・・・


・提督
 人間の中では強い方。ビームサーベルと日本刀を装備しているので、艤装を装備した艦娘や深海棲艦が相手でもある程度戦える。素手での戦闘は流石に無理。砲撃を受けると当然死にます
 「素手で深海棲艦を倒せるかって?俺は戦闘民族ナントカ人でも、聖○士でも、流派○方不敗でも無い。だいだい、素手で倒せるなら、地下室で水攻めに合った時、自力で扉を破壊して脱出してるっての」


・その他の艦娘たち
 艤装が無いとリミッターが掛かる設定なので、腕力では男である提督には勝てない
 フェニックス響の鳳翼天翔も「一度見た技は二度通用しない理論」により効果が無い
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/29(土) 21:31:14.18 ID:ymCFksWg0

-執務室-

長門「先日のレ級の件だが」

提督「そういえば、褒美は何がいいかまだ聞いてなかったな」

長門「うむ」

提督「俺に出来ることなら何でも言ってくれ」

長門「その・・・提督にしか出来ないことだ///」

キット(長門さんは何故顔を赤くされているのでしょう?)

長門「では言うぞ!」

提督「うん」

長門「わ、私を」

提督「うん」

長門「提督の膝の上に載せてもらって、頭を撫でて欲しいにゃん///」

提督「・・・。マジで?」

長門「恥ずかしいんだから何度も言わせるな///」

提督「お、おう」チラッ

吹雪「え?えっと、長門さんの要望なので叶えてあげて下さい」

提督「分かった。おいで」

長門「では、失礼する」

ナデナデ

提督「こんな感じでいいのか?」

長門「ああ、最高だ!」キラキラ

〜1時間後〜

長門「満足した!」

提督「それは良かったです」グッタリ

長門「では、私は失礼する!」キラキラ

ガチャ

バタン

吹雪「随分お疲れですね」

提督「ああ、女性に対してこんなことを言うのは失礼だが、吹雪よりはるかに体が大きい分、それなりに体重もあるからな」

吹雪「司令官が押しつぶされないか、少し心配でした」

提督「いや、流石にそこまで重くは無いさ」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/29(土) 21:33:23.32 ID:ymCFksWg0

コンコン

清霜「清霜です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

清霜「司令官、見てみてー」

ガチャ

提督「ほう。山下清の絵か。どうしたんだ?」

キット「確かに山下清の作品のようですが、未発表作品でしょうか?このような作品は記録にありません」フォンフォン

提督「え?マジ?」

キット「マジです」フォンフォン

提督「言われて見れば確かにそうか。戦艦武蔵(艦娘では無い)なんて描いている訳が無いよな」

吹雪「山下清って放浪の画家と呼ばれた、ちぎり絵の人ですよね?」

提督「ああ、そうだ。よく知ってるな」

吹雪「はい。司令官が土曜の夜にあの番組を観ているのを後ろから見ています。クオリティ・ウィズ・サプライズ」

提督(むしろこっちが驚きだよ!後ろから見ているって早霜かよ!)

提督(ん、何か視線を感じる様な?)チラッ

早霜「ふふふふふ」←扉の隙間から観察中

提督「ひっ!?」

夕雲「うふふふふ」←扉の隙間から観察中

提督(夕雲まで!!!)

清霜「これは清霜作だよ」

提督「は?」

吹雪「え?」

キット「今、何と?」フォンフォン

清霜「だ・か・ら、清霜作だよ!」

提督「ば、バカな!?」

清霜「この絵はしれーかーんにっ、あげる!その代わり、武蔵さんが早く着任出来るようにしてね」

提督「善処します」

吹雪「絵は壁に飾っておきますね」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/29(土) 21:35:36.16 ID:ymCFksWg0

コンコン

秋雲「秋雲だよ」

提督「どうぞ」

秋雲「あー、スランプだー!提督!マンガのネタを頂戴!」

提督「いきなりネタをくれと言われてもな」

秋雲「えー簡単じゃん。提督と吹雪が秋雲さんの目の前でイチャイチャしてくれたら、それをマンガにするから」

吹雪「///」

提督「おまっ、一体どんなマンガ描く気だよ!」

秋雲「どんな?って、そりゃエッチぃのだよ!」

提督「R-18かよ!清霜の教育に悪いだろ、清霜の前でそんな話をするんじゃない!」

秋雲「えーいいじゃん。清霜だってそろそろ、そういうことに興味が出てくるお年頃だし、提督は毎晩そういうことしてるんでしょ?」

提督「してねーよ!吹雪の歳を考えてから言ってくれ」

秋雲「吹雪の歳って、艦娘なんだから年齢とか関係ないでしょ?」

提督「憲兵もケッコンした艦娘なら、相手が駆逐艦だとしても口出しはしないと言っている、だがこれは罠だ!」

秋雲「罠?」

提督「奴等、俺が吹雪に手を出した瞬間に乗り込んで来て逮捕する気なんだ。俺が居なくなったら鎮守府が解体されて、皆を路頭に迷わせることになる。そして・・・」

秋雲「そして?」

提督「新聞の一面に『○○鎮守府の提督、淫行容疑で逮捕』『日常的に艦娘を性的虐待か?』などと掲載されることを考えてみろ」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/29(土) 21:37:09.46 ID:ymCFksWg0

空母K「あの変態がいやらしい目で見てくるのが不愉快でした。アレが捕まってどう思うか?やりました(プライバシー保護のため音声は(以下略))」

航戦Y「あんな変態が鎮守府のトップだなんて、不幸だわ」

戦艦K「アイツが逮捕されてせいせいしたデース。妹たちもこれで安心出来マース」

戦艦H「(提督が逮捕されたから、もう)大丈夫です!」

軽空母C「あの野郎、お姉にまで手を出そうとしてたなんて本っ当に信じられない!」

航巡K「アレが提督だなんて、有り得ませんわ!」

航巡S「だよねー」

戦艦Y「私はホテルじゃありません!」

駆逐艦Y「あの人、気持ち悪いっぽい」

駆逐艦S「彼には失望したよ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/29(土) 21:39:05.79 ID:ymCFksWg0

提督「と、なる訳だ・・・」

秋雲「いや、マジで考え過ぎだよ(汗) その人たち絶対そんなこと考えて無いから」

提督「あと3年もすれば吹雪も人間で言う18歳相当だ(と思う)。この鎮守府と皆を守るためにも、それまでは何もしない!」

秋雲「はぁー、こりゃ提督と吹雪のエッチぃのは無理だな」

清霜「ねーねー、あーるじゅうはちって何?」

キット「清霜さんはまだ知らなくていいことです」フォンフォン

夕雲(ピュアな清霜さんに余計なことを吹き込むなんて・・・秋雲さんには後でお話が必要ね)ギリッ

早霜(司令官とイチャイチャ・・・いいなぁ)

清霜「ふーん(後で夕雲姉さまに聞いてみよっと)」

秋雲「ん?そういえば、その絵、どうしたの?」

提督「清霜作だそうだ」

秋雲「まっさかぁー」

清霜「本当だもん!」

秋雲「山下清の作品でしょ?」

提督「そう思うだろ?だが、よく考えて欲しい。山下清が戦艦武蔵なんて描くだろうか?」

秋雲「言われてみればそうかも」

提督「そうだろ?」

秋雲「それじゃ、まさか・・・」

清霜「だから清霜の作品だもん!」

秋雲「そんな・・・」ガーン

秋雲「今までこの鎮守府で一番絵が上手いのは、この秋雲さんだと自負してきたのに。清霜に負けたなんて・・・」orz

提督「そんなに落ち込むな。秋雲と清霜では方向性が違うだろ」

吹雪「そうだよ!絵画とマンガだからそんなに気にしなくても」

秋雲「二人とも、そんな慰めは要らないよ。秋雲さんは筆を折るから。いや、この場合はペンを折るか?」

提督(想像以上に深刻だ)

秋雲「ところで清霜、いつ何処でこんな才能を身に付けたの?」

清霜「んーとね、夢の中に清っておじさんが出てきて、真似してたら出来るようになってた」

秋雲「ぐはっ(吐血)」バタッ

ピクピク

提督「秋雲!しっかりするんだ!」

吹雪「秋雲ちゃん!」

キット「余程ショックだったのでしょう」フォンフォン
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/29(土) 21:41:36.26 ID:ymCFksWg0

響「響だよ」

提督「悪いが今、取り込み中で」

響「山下清と言えば、おにぎり。おにぎりと言えば、この私、響だ!」

提督(聞いてないし)

提督「響、何て言うか・・・その、夢を壊わすようで悪いが、山下清がおにぎりが好きってのはメディアが作り上げた話で事実では無いそうだ」

響「」ガーン

提督「だから、その」

響「同士ガングート、司令官の処遇はどうしますか?」

提督「ガングートって何だ?誰に話しかけているんだ?」

吹雪「さあ?」

キット「ロシアにその様な名前の戦艦が存在したはずですが」フォンフォン

響「了解」

提督「あの、響さん?」

響「銃殺刑だ」

提督「は?」

響「司令官を銃殺刑に処すると言っている!」

提督「えっと、意味が分からないのですが」

響「同士ガングートは司令官に対して銃殺刑を求刑した」

提督「いや、だからガングートって」

スッ

提督「何故、そんな物を持っている?」

響「私は艦娘だ。拳銃の一つや二つくらい持っているさ」E:トカレフTT-33

ブーン

提督「何が何でも俺を殺さないと気がすまないようだな。いいだろう、ならば相手をしてやろう」E:セイバー

響「剣と銃で勝負になると思っているのかい?」

提督「その言葉、そっくりそのまま返そう」

響「そっちのは抜かないのかい?」

提督「必要ない。こっちは響を斬ってしまうからな」

響「嘗められたものだね」

清霜「大変だよ!止めないと!」

秋雲「んーいいねー!新しいマンガの題材に出来そうだ!」

吹雪「響ちゃん」

響(な、何だ!この恐ろしく攻撃的な凍気は!?)ゾクッ
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/29(土) 21:44:35.83 ID:ymCFksWg0

響「ど、どうしたんですか?吹雪さん」

吹雪「どうして『吹雪さん』なんて余所余所しい呼び方するのかな?お姉さん傷付いちゃうよ。確かに響ちゃんは特V型だけど、電ちゃんまでの特型駆逐艦は皆、私にとって可愛い妹だよ?」ニコッ

響(顔は笑っているのに、目が笑ってない。そして、途轍もないプレッシャーを感じる。受け答えを間違えば死が待っている!)

響「姉さん」

吹雪「うん、それでいいの。でもね・・・」

響「でも?」

吹雪「例え可愛い妹でも、司令官を傷付けるのは許さないから」ゴゴゴゴゴ

響「ひっ・・・」

吹雪「あっちでお話しようね」ガシッ

響「嫌だ!離せ!」

ズルズル

響「うわあああああああぁぁぁぁぁぁ」

バタン

ァァァァァァァァァァーッ

提督「廊下からまだ叫び声が聞こえる(汗)」

清霜「あわわわわわ」ガタガタ

秋雲(絶対に吹雪だけは怒らせない様にしよう。あの恐ろしさ、陽炎や夕雲の比じゃないよ)

〜数分後〜

ガチャ

吹雪「ただ今戻りました」ニコッ

提督「お、おう。おかえり(響のことは下手に触れない方がいいだろうな)」

清霜(吹雪さん怖い吹雪さん怖い吹雪さん怖い)ガタガタ

提督(場の空気を何とかしなくては・・・、そうだ!)

提督「清霜、さっき貰った絵のお礼にアイスでも食べないか?もちろん、吹雪と秋雲の分もあるぞ」

清霜「え?いいの?」

提督「もちろんだ」

清霜「わーい!司令官、ありがとー」

〜しばらく後〜

秋雲「秋雲さんはそろそろ帰るねー」

提督「おう、お疲れさん」

清霜「清霜もそろそろ帰るね」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/29(土) 21:45:46.26 ID:ymCFksWg0

-廊下-

夕雲「秋雲さん」

秋雲「ん?どったの?」

夕雲「清霜さんに余計なことを教えてくれたみたいね」ゴゴゴゴゴ

秋雲「え?えっと、一体何の話をしているのやらさっぱり」

夕雲「問答無用です!」

秋雲「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!」


-執務室-

ギャァァァァァァァ!

提督「今の悲鳴は!」

キット「秋雲さんのようですね」フォンフォン

提督「ちょっと様子を見てくる」

吹雪「行かない方がいいと思いますよ」

提督「どうして?」

吹雪「女の勘です」

提督「?」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/29(土) 21:48:24.85 ID:ymCFksWg0

-甘味処 間宮前-

暁「響じゃない。何してるの?」

響「ちょっとした罰ゲームさ」

電「首から何か提げてるのです」

雷「えーっと、なになに『私は司令官に手を上げました』って何コレ?」

電「そんなことより大変なのです!響ちゃんの足元が凍結してるのです!」

暁「これってまさか・・・」

雷「こんなことが出来るのは、吹雪お姉さんしか居ないわね。つまり」

響「違うんだ。私はただ、同士ガングートが司令官を銃殺刑にすべきだと主張したから」

一同「銃殺刑!?」

響「司令官がいけないんだ。山下清はおにぎりが好きと言うのは事実では無いなんて言いだすから」

暁「これは響が悪いわね」

雷「そうね」

電「なのです」

響「!!!」

暁「響はほっといて行きましょ」

響「待ってくれ!今から間宮さんの店に入るんだろ?大事な妹を見捨てる気なのかい?」

電「吹雪お姉さんを怒らせたくは無いのです」

雷「だいたい、司令官を銃殺刑にしようとした響がいけないんじゃない」

響「違うんだ!同士ガングートが」

暁「だから、ガングートって誰よ?って、急がないと数量限定の戦艦パフェが売り切れるわ!」

電「大変なのです!」

雷「急がないと!」

ガラガラ

暁「間宮さーん、戦艦パフェ3つお願いしまーす」

ピシャン

響「・・・。おのれ司令官、許さんぞぉぉぉぉーっ!(血涙)」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/29(土) 21:48:59.40 ID:ymCFksWg0
世に文月のあらんことを

本日はここまで。
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 21:27:03.53 ID:Q7k3RxTL0
海風の水着エロい。流石、駆逐ビッグセブン(神風、春風、夕立、海風、浜風、浦風、秋雲、夕雲、長波 ※個人の主観)の一人だ。
他にも大きい子は居た気がするけど、残りの子たちはそんなに好きじゃないから別にいいや。
時雨もそこそこあると思うけど、ビッグセブンに入る程ではないよな。あと、磯風、朧も。
早霜、沖波も中破グラ見ると結構あるっぽい。でも、沖波は水着グラになると縮んでる様な?寄せて上げてる?

本日分、始まります。
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 21:31:23.73 ID:Q7k3RxTL0

-執務室-

ミーンミンミンミン

赤城「提督」

提督「どうした?」

赤城「鰻が食べたいです」

提督「食べてきたらいいじゃないか」

赤城「まだレースの賞金残ってますよね?」

提督「もちろん残ってるぞ。いくら何でも一晩で使い切る訳が無いだろ?ドンペリでも開けたら無くなりそうだけど」

赤城「鰻が食べたいです」

提督「だから、食べてきたらいいじゃないか」

赤城「人のお金で食べる焼肉が美味しいのと同じで、鎮守府のお金で鰻を食べたいのです!」

提督(セコッ!セコ過ぎる)

ツクツクボーシ

提督「あえて言おう、味と値段が釣り合ってないからダメだ!正直、あの値段で鰻を買おうとは思わん」

赤城「お肉はいいのに、鰻はダメなんですか!もういいです。自分で捕って食べます!」

提督「止めとけ。天然鰻ははっきり言って美味くない」

赤城「ま、まさか提督」

ミーンミンミンミン

提督「ああ、食べたことあるぞ」

赤城「提督だけズルイです!」

提督「ズルイも何も、もう十年程前の話だぞ。赤城はまだ産まれてないだろ?」

赤城「私が産まれる前だとしてもズルイものはズルイです」←あくまで艦娘として産まれてからなので、軍艦時代は含んでいない

提督「むちゃくちゃ言わないでくれ。俺は君らよりいくつ年上だと思ってるんだ?」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 21:33:31.36 ID:Q7k3RxTL0

赤城「うぅ・・・。で、味は、お味はいかがだったんですか?」

シャシャシャシャ

提督「食感は確かに鰻なんだけど、凄く淡白な白身魚って感じで脂が乗ってなくて、鯛の方が美味だな」

赤城「それを聞くと養殖の方がいいって思えてきました」

提督「だろ?それと、金剛やウォースパイトに鰻って言葉を聴かれると不味いから気を付けてくれ」

赤城「はい。蒲焼や鰻丼は食べたいですが、ゼリー寄せは遠慮したいです。コマンダン・テストさんが調理するなら話は別ですが」

提督「それについては全面的に同意する」

赤城「今日の所は引きますが、私は諦めませんから。では」スタスタ

ガチャ

赤城「あら、吹雪さん。お疲れ様」

吹雪「お疲れ様です!」

赤城「お仕事頑張ってね」ニコッ

吹雪「はい!」

バタン

吹雪「赤城さん、カッコイイですねー」

提督「そうだな。食が絡まなければ、カッコイイ、一航戦だ」

吹雪「?」

提督「エアコンの件はどうだった?」

吹雪「後で確認に来てくれるそうですが、早くとも三日は掛かるんじゃないかってことでした」

提督「クッ・・・。暫くは扇風機だけで我慢か」

吹雪「あれ?何だか扇風機が」

提督「回転速度が落ちてるよな?」

ピタッ

吹雪「あ、止まりました」

提督「扇風機殿は拙者に死ねと申されるか!」

吹雪「落ち着いてください!」

ミーンミンミンミン

ツクツクボーシ

シャシャシャシャ

提督「蝉共うるせー!」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 21:37:08.07 ID:Q7k3RxTL0

コンコン

長門「長門だ」

提督「どうぞ」

長門(何だ?この気だるさ全開の声は?)

ガチャ

提督「あ・づ・い」グデー

吹雪「暑いです」グデー

バタン

長門「暑いならエアコンを使えばよかろう」ピッ

シーン

ピッ

長門「おかしいな」ピッ

提督「故障中だ」

長門「こんな時に故障か。では、扇風機で我慢するしかあるまい」

吹雪「扇風機さんも先ほど亡くなられました」

長門「災難だな」

提督「ああ、明石にエアコンの修理を依頼したが、早くても三日は掛かるそうだ」

長門(それでこんなにもだらけているのか)

提督「暑い、だるい、暑い、だるい、巡り巡って、今は溶けそう」

吹雪「私ももう無理です」

長門「提督よ、情け無いぞ。キットも何か言ってやれ」

キット「」

長門「キット?」

提督「キットなら暑さが原因の熱暴走で停止したぞ」

長門「!!!」

吹雪「初雪ちゃんなんてもう溶けてるかも知れません・・・」

長門「いくら暑いからと言って人が溶けたりする訳が無かろう」

吹雪「長門さん、知らないんですか?私たち吹雪型は雪女なんですよ」

長門「何を馬鹿な」

提督「いや、本当だ」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 21:40:07.17 ID:Q7k3RxTL0

長門「て、提督?」

提督「吹雪とその姉妹(白雪、初雪、深雪)は皆、艦娘でありながら雪女でもある。だから俺も吹雪に触れたくても触れられないんだ、体温で溶けてしまうから」

長門「!!! では、初雪は本当に・・・」顔面蒼白

提督「ああ、もう手遅れかも知れん」

長門「初雪ぃぃぃぃ!」ダッ

ガチャ

バタン

吹雪「プッ」

提督「あはははは!」

吹雪「長門さん、信じちゃいましたね(笑)」

提督「まさか真に受けるとは思わなかったぞ(笑)」

キット「アドミラル、吹雪さん、あななたち中々のワルですね」フォンフォン

提督「いつも卯月からもっと酷いイタズラをされているんだ、この位いいだろ?」

吹雪「そうだよ」

キット「まぁ、この程度なら長門さんも直ぐに冗談だと気付くでしょう」フォンフォン

提督「しかし、早く何とかしないと、この暑さでは仕事にならんぞ」

キット「車内で仕事をされますか?」フォンフォン

提督「それも有りっちゃ有りだが、狭い空間にずっと座っているのもな」

キット「エコノミークラス症候群を発症する恐れがあります」フォンフォン

吹雪「何処か涼しい所にでも行きたいですね」

提督「それだ!」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 21:41:58.64 ID:Q7k3RxTL0

-吹雪型私室-

ドンドンドンドン

長門「初雪!居るか?長門だ!」

ドンドンドンドン

長門(返事が無い!)

長門「入るぞ!」

ガチャ

長門「そ、そんな・・・!本当に溶けてしまったのか・・・」←びしょ濡れの布団を発見

長門「そうだ!この布団を冷やせば初雪を元に戻せるかも知れない!」

長門「今すぐ助けてやるからな!」

初雪「長門さん・・・何してるの?」←トイレから帰ってきた

長門「初雪!?」

初雪「初雪・・・です」

長門「初雪ぃぃぃぃ!」ギューッ

初雪「暑い・・・離して・・・」グッタリ


※布団がびしょ濡れなのは汗が原因であり、お漏らしではありません
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 21:45:28.79 ID:Q7k3RxTL0

-執務室-

提督「と、言う訳で欧州方面の支援に行って来ようと思う」

大淀「まさか提督が欧州のことまで考えていたなんて・・・大淀、感激です!」

提督(遊びに行くついでにちょこっと支援してこようって程度に考えていただけに、罪悪感が・・・)

提督「とりあえず、メンバーは吹雪、コマンダン・テスト、瑞穂で考えている。残りは検討中だ」

大淀「では、飛行機は私が手配しておきますね」

提督「頼む」

大淀「では、失礼します」

ガチャ

バタン

提督「残りの三人は誰にするか・・・。誰か連れて行きたいメンバーは居るか?」

吹雪「うーん、そうですね(睦月ちゃんと夕立ちゃんも捨てがたいけど・・・そうだ!)」

吹雪「扶桑さん、山城さんなんてどうでしょう?」

提督「扶桑に山城か。あの二人なら火力も申し分ないし、瑞雲で制空権も取れるか。よし!扶桑姉妹は決定だな」

吹雪「では、あと一人ですね」

提督「出来れば姉妹の居ない子がいいな」

吹雪「そうですね。陽炎ちゃんや、夕雲ちゃんの様な姉妹の多い子から選ぶと、○○だけズルイ!私も連れてって!ってなりそうですね」

提督「翔鶴、瑞鶴の様な二人姉妹でも同じだけどな。うーん。大和か島風辺りが無難か・・・。でも、大和は抑止力として鎮守府に置いておきたいし」

吹雪(長門さんたちが問題を起こさなければ、大和さんを連れて行きたいですが。やっぱり心配です)

提督「そうなるとやっぱり島風か。よし、島風に決定!じゃあ、扇風機を買いに行くぞ!」

吹雪「はい!」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 21:50:02.44 ID:Q7k3RxTL0

-出発当日の朝 鎮守府 滑走路-

提督「あの、大淀さん?これは一体」

大淀「見ての通り、コンコルドですが?」キョトン

提督「いや、それは見れば分かるよ。何でこんな物があるのかを聞いているんだ」

大淀「フランスまでは遠いので、少しでも早く着けるようチャーターしておきました!」ニコッ

吹雪(あの・・・司令官、この飛行機って昔、事故を起こして運行を止めたんじゃ?)ヒソヒソ

提督(ああ、そうだ。何処から用意したのか知らんが、彼女は俺に恨みでもあるのか、それとも純粋な好意なのか・・・)ヒソヒソ

島風「おうっ!これが早いと噂のコンコルドですね!」

山城「墜落事故を起こした飛行機だなんて、不幸だわ」

扶桑「飛行機に乗るのは初めてだから楽しみよ」

山城「!!! そうですね!楽しみですね、姉さま!」

瑞穂「そういえば、キットはどちらに?」

提督「ああ、キットなら飛行機への搭乗を断固拒否してな、昨晩、海上ルートで一足先に出発したぞ」

瑞穂「では、向こうで合流ですね。でも、間に合うんでしょうか?」

提督「本人が計算して間に合うと言っていたから大丈夫だろう」

吹雪「そうですよ。今頃、きっとスーパー追跡モードで海上を疾走してますよ」

瑞穂(『キット』と『きっと』をかけた駄洒落でしょうか?)

コマンダン「提督、そろそろ出発いたしましょう」

提督「そうだな。では、留守中は頼むぞ」

新提「任せておけ!」

長門「私たちが居れば安心だ!」

提督(君らが一番心配だ)

吹雪(あなたたちが一番心配です)

提督「大和、頼んだぞ」

大和「はい、お任せください!」

提督「留守番してもらう分、何か土産は買ってくるから」

大和「楽しみに待ってます」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 21:53:35.42 ID:Q7k3RxTL0

-機内-

扶桑「本当に空を飛んでるわね」

山城「街があんなに小さく見えます!」

島風「はっやーい!でも、私の方がもっと早い!」

提督「以前、聞いた話だが、地中海は近い将来無くなってしまうそうだ」

吹雪「えぇー!無くなっちゃうんですか!?」

提督「近い将来と言っても数百万年先らしいけどな。惑星の一生にとって数百万年は大した時間では無いらしい」

コマンダン「ウイ。過去には完全に干上がっていた時期もあるそうですし、そういう場所なんでしょうね」

瑞穂「海が無くなってしまったら漁師の人たちは困ってしまうでしょうね」

提督「そうだな(ただし、数百万年先まで人類が居るかは知らんが)」

吹雪「フランス語で可愛いって何て言うんですか?」

コマンダン「ミニヨン、若しくはミニオンです」

提督「映画に出てくる黄色い小人って可愛いと不気味の中間の存在って感じだよな」

吹雪「えー、そうですか?私は可愛いと思いますよ」

提督「男女の感覚の差か」

コマンダン「あの、提督、黄色いキャラクターは発音は似ていますが、フランス語ではありませんよ」

提督「!!!」

コマンダン「可愛いは『mignon』で、あちらは『minion』です」

提督「そんな・・・米国の映画なのに何故フランス語なんだ?変だな。とは思っていたが、全く違うかったなんて・・・はめられた」orz

瑞穂(はめられたって、これは単に提督が勘違いしていただけなのでは?)
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 21:57:12.06 ID:Q7k3RxTL0

-シャルル・ド・ゴール空港-

提督「入国審査も済んだし、キットと合流したらフランス海軍基地へ向かおう」

瑞穂「でも、キットは四人乗りなのでは?」

山城「四人乗りのキットに六人だなんて・・・」

提督「迎えが来てくれることになっているから大丈夫だ」

赤城「初めてのパリ旅行、楽しみですね、加賀さん」

加賀「流石に気分が高揚します」

提・吹「!!!」

吹雪「な、何だか知っている人の声が聞こえた様な?(汗)」

提督「き、気のせいだ!」

瑞穂「あら、あちらにいらっしゃるのは」

提督「ストップ!それ以上、言っちゃいけない!言えば現実になる」

熊野「巴里観光は今時のレディの嗜みの一つですわ」

鈴谷「お、提督じゃんちーっす」

提督「(うわぁ・・・)君ら、ここで何してるんだ?(汗)」

熊野「見ての通り、フランス旅行ですわ。おほほ」

鈴谷「コマさんが居るから、言葉も困らないし。いい感じじゃん!」

三隈「くまりんこ!」

最上「楽しみだねー」

赤・加「提督」

提督「!!!」ビクッ

赤城「この度はお招きいただき、ありがとうございます」ペコッ

加賀「鎧袖一触です」ペコッ

提督「いや、招いた覚えが無いんだが」

赤城「え?大淀さんから聞いてませんか?」

提督「???」

加賀「今回の旅費は経費で処理してもらえるそうよ」

赤城「お土産代として軍資金も頂きました」

提督「経費!?」

赤城「お土産はやはりエッフェル塔のキーホルダーでしょうか?」

加賀「パリ饅頭も捨てがたいです」

提督(パリ饅頭って何だよ!マカロンか?マカロンのことなのか?)
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 22:00:52.55 ID:Q7k3RxTL0

大鯨「皆さーん、ちゃんと一列になって付いて着てくださいねー!」

伊19「ワクワクするのね!」

伊58「(艦娘になってから)初めて日本の外に出たでち」←日本以外の土地に上陸したという意味

伊8「ドイツ語なら任せてください!」

呂500「ここはフランスだから、フランス語ですって」

伊26「きた きた きた〜!パリに来た〜!」

伊14「フランスに来たからには、いっぱいワインを飲まないとねー」

伊13「イヨちゃん・・・飲みすぎはダメよ・・・」

伊401「フランスにも運河とかあるのかな〜?」

伊168「今年のパリコレで発表された服をお土産に買って帰ろうかしら」

提督「!!!(潜水艦娘たちまで居る!)」

秋津洲「提督、何を驚いてるかも?」

提督「うわぁぁぁ!あ、秋津洲!?」

コマンダン「ふふっ。何だか賑やかになりそうですね」

瑞穂「え?ええ、そうですね(汗)」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/06(日) 22:03:14.86 ID:Q7k3RxTL0
今年の夏は地中海の深海鎮守府を叩く話にしようと思って書いてたら、夏イベは欧州か。
やはり夏の欧州はいいぞ!ってことだな。クソ暑い時に間違っても南方には行きたくないしな。暑い時は北方、寒い時も北方!涼しいって最高!
夏の欧州は本当にいいぞ!何がいいかと言うと、湿度が低い!ジメジメしてない!だから体感気温が低い!涼しい!
そしてユーロのレートがおかしい!ボッタクリだ!ついでにフランスは物価が高い!

このスレが冬まで続いてたら今度はインド洋でも攻略するか。
秋か冬のイベントはインド洋方面でもいいのよ。何だか知らんが、毎度名前の挙がるレイテでも可。

本日はここまで。
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/06(日) 22:08:11.35 ID:523hRXfWo


つまり夏イベは砲弾と航空機の応酬になる、と・・・
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/10(木) 23:09:12.91 ID:hIaIcOAP0
メンテナンス延長?
知ってた。
一言だけ言いたい。午後の演習で入るはずだった経験値をよこせ!

今回は欧州だからリットリオ、ローマ、グラーフ、アクィラのドロップ有りそうだし、未所持の提督の所に来るといいねー。
ただ、アクィラだけはねぇ・・・。君、本当に正規空母?

本日分、始まります。
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/10(木) 23:11:15.31 ID:hIaIcOAP0

-鎮守府 執務室-

新提「ちょっと雉を撃ってくる」

長門「了解」

ガチャ

バタン

コンコン

電「電です」

長門「どうぞ」

ガチャ

バタン

電「あれ?長門さんお一人ですか?」キョロキョロ

長門「ああ、新提はトイレに行った」

電「司令官は居ないのですか?」

長門「何を言っている?提督ならフランスに出張(と言う名のバカンス)中じゃないか」

電「チッ」

長門「電?どうした?」

電「せっかくお盆に帰って着てやったのによぉ」

長門「さっきから様子が変だぞ。それに心なしか透けてないか?」

ぷらずま「ああ、そうさ。俺様は深海棲艦の怨念、ぷらすま様だ!お前を食ってやろうかぁ?」

長門「」

ぷらずま「おい!聞いてるのか?」

長門「」

ぷらずま「コラ!立ったまま寝るんじゃねぇ!」

コンコン

天龍「天龍だ。遠征の結果報告に来たぜ!」

シーン

天龍「新提、長門さん?居ないのか?」

シーン

天龍「入るぜ」

ガチャ

天龍「何だ、ちゃんと居るじゃねーか。ん?電、お前何で執務室に居るんだ?どうやって先回りしたんだ?」← 一緒に遠征に行ってた

ぷらずま「俺様は電じゃねぇ。深海棲艦の怨念、ぷらずま様だ。お前を食ってやろうかぁ?」

天龍「」

ぷらずま「お前もかよ!寝てないで話を聞け!ママから人の話はちゃんと聞きましょうって教わらなかったのかよ!」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/10(木) 23:13:43.77 ID:hIaIcOAP0

朧「長門さん、執務室から変な気配がしますが」

ぷらずま「がおー」

朧(悪霊?)

ぷらずま「どうだ?怖いか?」

朧「積尸気鬼蒼焔」

ぷらずま「うぎゃぁぁぁぁぁ!体が、体が燃えるぅぅぅぅ!うわぁぁぁぁ!」

朧「お盆だからって出て来なくていいから」

ぷらずま「ぎゃぁぁぁぁぁぁーっ!」

朧「それと、もし今度現れたら、二度と帰ってこられない様にするから」

ぷらずま「はい!申し訳ありません、もう二度と現れません!あぁぁぁぁぁーっ!」

朧「燃え尽きたみたい」

新提「ふーっ、スッキリした。ん、朧か。ん?長門と天龍はどうしたんだ?」

朧「お化けでも見たのかも知れませんね」

新提「?」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/10(木) 23:14:55.99 ID:hIaIcOAP0

-シャルル・ド・ゴール空港-

『歓迎 提督ご一行様』

提督「えっと、あそこに明らかに俺たちを指していると思われるプラカードを持っている人が居るよな」

吹雪「ええ、間違いなく私たちですね」

コマンダン「確認してきます」

提督「頼む」

コマンダン「Bonjour!」

〜数分後〜

仏大尉「お待ちしておりました!深海側の鎮守府を三つも破壊した貴方が支援に来ていただけるなんて、感激であります!」

提督「そんな大げさな」

仏大尉「大げさなどではありません!貴方はそれだけの戦果を挙げたたのですから!」

コマンダン「あの、ここで立ち話も」

仏大尉「そうですね。早速、移動しましょう。バスを用意してあります」

提督「私は自分の車がありますので」

仏大尉「?」

キット「アドミラル、こちらです」フォンフォン

仏大尉(車が喋った!噂には聞いていたけれども、本当だとは!)

提督「待たせたな」

キット「アドミラルの到着予想時刻を計算して、先ほど到着したところです」

瑞穂(本当に到着しているのですね)

仏大尉「今日はこのままパリ市内のホテルに滞在して頂き、観光でもして頂けたらと考えています」

提督「では、そうさせてもらいます」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/10(木) 23:16:51.30 ID:hIaIcOAP0

-パリ市街 バス車内-

伊58「あの人たちは何をしているでち?」

コマンダン「あれはパリ・ブラージュと言って、海の無いパリで海気分を味わうために、セーヌ川沿いにビーチ(の様なもの)を造って楽しんでるんです」

伊58「ふーん。わざわざ川にビーチなんて、毎日、海を見ているゴーヤたちには分からない感覚でち」

コマンダン「確かに私たち艦娘にとって、海はあるのが当たり前ですからね」

山城「姉さま、凱旋門です!」

扶桑「あれが、かのボナパルトが建設させた凱旋門ね」

伊168(ボナパルトって・・・間違ってないけどね。あえてそっちで呼ぶ?)


-キット車内-

仏大尉「我々が『コート・ダジュールの亡霊』と呼んでいる深海棲艦の対処をお願いしたく」

提督「コート・ダジュール?では、ニースですか?」

仏大尉「はい」

キット「ニースと言えば、イギリス人の散歩道と呼ばれる遊歩道が有名です」

提督「あんな綺麗な海で暴れるとは許せんな」

吹雪「知ってるんですか?」

提督「ああ、昔、行ったことがある」

吹雪「ま、まさか、元カノと海外旅行ですか?」

提督「そんな訳無いだろ。まだ学生の頃の家族旅行だ。学生が彼女と海外旅行って何処のボンボンだ?」

吹雪「よかった」

提督「今と違って、まだ深海棲艦の存在が認知されていない時代で、平和だったからな」

吹雪「平和な海を取り戻さないといけませんね!」

仏大尉「貴女方、艦娘だけが最後の希望です。マドモアゼル」

提督(カッコカリとは言え、一応ケッコンしている訳だから、マダムの様な・・・。いや、結婚ではなく、ケッコンだからいいのか?)

仏大尉「奴等は決まって夜に現れます。そして・・・」

提督「そして?」

仏大尉「奴等はどの様なトリックを使っているのか、攻撃が全く通用しません」

提督「攻撃が通用しない?」

仏大尉「まるで実体が無いかのように攻撃がすり抜けます」

吹雪「まるで幽霊ですね」

提督(まさか?いや、そんなはずは無いか)

キット「幽霊と言えば、深海棲艦の怨念『ぷらずま』が居ましたね。彼女(?)と出会うまで、幽霊などと言う非科学的な存在は有り得ないと思っていましたが」

仏大尉「幽霊だなんて、面白い冗談ですね」

提督「いえ、残念ながら本当の話です」

仏大尉「!?」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/10(木) 23:17:37.75 ID:hIaIcOAP0
短いですが、本日はここまで。
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/17(木) 22:18:57.56 ID:8uVqe7u70
世の提督たちはE2のヌ級に相当ご立腹のようですが、個人的にヌ級は言うほどでも無かった。
ただ、ラスダンで沸いてきた駆逐古姫、テメーは絶対許さん!ぶっ○す!いや、当然沈めてやりましたけどね。
奴のせいで、ラスダン10回程出撃したし!エンドレスワルツになりかけたし!

E3もやっぱり、ヌやヴェアアアより、古姫がムカツク!開幕でアレを沈めたら、その時点で勝ったー!ってなるし。
ボス(旗艦)より目障りな随伴って何なんですかね?

本日分、始まります。
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/17(木) 22:22:37.10 ID:8uVqe7u70

-翌朝 ホテルのロビー-

提督「俺たちはこれから南仏のニースに移動するが、皆はどうする?」

大鯨「私と潜水艦の子たちは提督に着いて行きます」

伊58「でち!」

伊19「なのね!」

伊168「はい!」

伊8「ですね」

伊26「そうだね」

伊401「行きます?行っちゃいます?」

呂500「ですって」

提督「ん?ヒトミとイヨが居ない様だけど?」

伊13「イヨちゃん、急いで!」

伊14「ぐー」zzz

吹雪「ヒトミちゃんがイヨちゃんの手を引いて走ってきましたね(汗)」

提督「アイツ、朝まで飲んでたな(汗)」

伊13「遅くなって・・・ごめんなさい」

伊14「ぐー」zzz

提督「いや、君たちは休暇で来ているから気にしなくていいぞ」

熊野「私たちはクリニュー中世美術館へ貴婦人と一角獣のタペストリーを観に行きますわ。その次はモン・サン・ミシェルへ。なので、コマンダン・テストさんを借りますわ」

コマンダン「え?あの・・・」

提督「貴婦人と一角獣なら毎日、執務室で見てるだろ?それに俺たちは仕事で来てるんだ。観光なら自分たちだけで行って来い!」

熊野「残念ながら私、フランス語は話せませんわ」

鈴谷「鈴谷もムリー」

最上「ボクも」

三隈「くまりんこ」

提督「英語が話せれば大丈夫だ」

熊野「仕方ありませんわ。提督に同行します」

提督(英語も無理なのか・・・。帰ったら、金剛とウォースパイトに頼んで英会話教室を開いてもらおう)

提督「赤城たちはどうする?」

赤城「私たちも同行します」

加賀「私たちはただバカンスに来たのではなく、提督のサポートも兼ねてます」

提督「それは心強いな」

仏大尉「では、移動しましょうか」

キット(コムリンク)「私は陸路で移動します」

提督「そう言うと思った。我々は陸路で移動しますので、コート・ダジュール国際空港で合流しましょう」

仏大尉「え?陸路で移動ですか?」

提督「大丈夫ですよ。あななたちが到着する頃にはきちんと着いてますから」


-路上 キット車内-

提督「さて、皆を見送ったし、俺たちも出発するか」

吹雪「そうですね」

提督「ナビを頼むぞ」

キット「お任せください」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/17(木) 22:24:58.84 ID:8uVqe7u70

-数時間後 コート・ダジュール国際空港-

提督「おーい、皆、こっちだ」

仏大尉(本当に到着している!?)

コマンダン「お待たせしました」

提督「じゃあ、行こうか。案内お願いします」

仏大尉「あ、はい」

伊14「海だー!泳ぐぞー!」

伊13「イヨちゃん、お酒が抜けてから・・・泳ごうね・・・」

提督「さっきまで寝てたのに、起きたら起きたで元気だな」


-仏海軍基地-

提督「荷物を置いて一休みしたら、悪いが近海の哨戒を頼む」

吹雪たち「はい(ウイ)!」

提督「この辺りの深海棲艦は夜にならないと現れないらしいから、軽く見回りをしたら休んでくれ」

赤城「提督、私たちも出ます」

提督「バカンス中なのにすまない」

加賀「さっきも言ったけど、私たちは提督のサポートも兼ねて来ているわ」

提督「それでも、休みは休みだからな。お礼に後でクレープでも奢ろう」

赤城「上々ね」キラキラ

加賀「鎧袖一触です」キラキラ

提督「皆が哨戒に出ている間に俺は作戦会議に行って来る」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/17(木) 22:26:39.17 ID:8uVqe7u70

-海上-

吹雪「本当に綺麗な海ですね!」

島風「おうっ!」

山城「こんな綺麗な海に姉さまと来られるなんて、幸せだわ」

扶桑「ふふっ。山城ったら」

コマンダン「この辺りは保養地として有名で本来、この季節多くの人が集まる場所なのですが・・・」

瑞穂「深海棲艦のせいか、人がまばらですね」

山城「おかげで私たちの貸切状態。ふふふ」

扶桑「山城、そんなことを言ってはいけないわ。多大な影響を受けている人も居るのだから」

山城「・・・。そうですね、姉さま。ごめんなさい」

吹雪「私たちが頑張って静な海を取り戻さないと!」


加賀「静かね」

赤城「ええ。艦載機からも深海棲艦の艦影は見えないと連絡が来ています」

加賀「提督の言っていた通り、夜にならないと現れないのかしら」

赤城「もう少し見回りをしらた、吹雪さんたちにも連絡して引き上げましょうか」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/17(木) 22:30:19.50 ID:8uVqe7u70

-夕食後 提督・吹雪が宿泊している部屋-

秋津洲「夏だから怪談話をしたいかも!」

提督「怪談?」

秋津洲「言いだしっぺだから秋津洲から始めるかも!」

提督「まだやるとは言ってないんだが」

吹雪「まぁまぁ、せっかくですし」

秋津洲「これは知り合いから聞いた話なんですけどねぇ、いつも通りプラモデルを作ってい時のことだそうです」

提督「・・・」ゴクッ

秋津洲「すこーし硬いパーツが有ったそうなんですけど、無理やりはめ込もうとしたんですね。そしたらボキッと、関節の軸が折れてしまったそうです」

提督(MG シナ○ジュでも腰の軸をへし折ったって話はよく聞くよな。この手の話を聞く度に思うのが、無理に押し込まずに、グリスを塗るとか、軽くヤスリ掛けしろよ)

秋津洲「でも、本当の恐怖はここから始まるんです」

最上(どうしよう・・・怖くなってきた)

秋津洲「折れたパーツに1mmのピンバイスで穴を開け、そこに真鍮線を指し込み、ニッパーで切断したそうです」

三隈(く、くまりんこ)

秋津洲「なーんか嫌な感じがして手元を見ると、そこには金属用ニッパーではなく・・・究極のプラモデル用薄刃ニッパーが握られていたのです!」

提督「うわぁぁぁぁ!」

最上「きゃー!」

三隈「くまりんこーっ!」

吹雪「?」

鈴谷「提督たちはどうしたの?」

吹雪「分かりません」

熊野「この程度の話で悲鳴を上げるなんて、提督たちもまだまだですわね」←理解できてない

提督「何て恐ろしい話だ・・・。そして、バカ過ぎる。瑞鳳がこの場に居なくて助かった」

最上「そうだね。瑞鳳さんが居たら大変だったよ」

三隈「くまりんこ!」

バタッ

提督「ん?何の音だ?扉の向こうで何かが倒れたか?」

ガチャ

瑞鳳「」ブクブク

提督「ず、瑞鳳!しっかりしろ!」ユサユサ

提督「え?瑞鳳さん?」

赤城「先ほど悲鳴が聞こえましたが、あら?瑞鳳さん?いつの間に」

提督「ついさっき来たようだ。とりあえずベッドに運ぼう」

赤城「それなら私たちの部屋に」

提督「いいのか?」

赤城「ええ。ベッドは余ってますし、同じ空母ですからね(それに、提督と吹雪さんの邪魔をするのも悪いですし)」

提督「瑞鳳を運んでくる」

吹雪「私は瑞鳳さんの荷物を運びます」

一同「行ってらっしゃーい」

鈴谷「じゃあ、次は鈴谷の番だね。あれは、ある夏の暑い日の夜でした」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/17(木) 22:33:13.60 ID:8uVqe7u70
前段終わった・・・燃え尽きて真っ白だ。油と弾を5万弱消費したのに対して、鋼はまだ8千程度しか減ってないし。
流石大規模、(資材を)殺しに来てるぜ!

仏棲姫戦一回目でプリンツの魚雷CIが600近いダメージをたたき出した時は、これ楽勝じゃない?ってなったけど、
その後、奇跡は起きず、精々200止まり。
少々苦戦したけど、クソ古姫が居ないからE2よりは楽だったな。
本当にあのクソ古姫は避けるわ、終幕雷撃で的確に戦艦潰してくれるわで、前段で一番ムカツク!


秋津洲の怪談はとあるアニメのネタですが、久しぶりに物凄く爆笑したな。
プラモが趣味じゃないと絶対に分からないであろうネタだけど。

本日はここまで。
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 22:14:36.79 ID:6x3e3uwp0
旗風を見てふと思った。
神風型って上から順に、ボイン、ぺったんこ?(とりあえず長女、三女、五女よりは小さい)、ボイン、ぺったんこ、ボインと交互に繰り返してないか?
松風は中破グラを見る限り胸板に見える。キャラがキャラなだけに本気で男の娘じゃないか?って思った(現在進行形)。
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 22:16:10.66 ID:6x3e3uwp0
E5は癒しとはよく言ったもんだ。
道中、特に初っ端の潜水艦マスはかなり腹が立つけど、支援出せば小鬼共は蹴散らせるし、航空マスは滅多に事故らないし。
ボス戦は開幕攻撃が一通り終了すると、中破したダイソンが一匹で呆然と立ち尽くしていたりするし。
もう、思わずひゃっはー!ざまあ(笑)!ってね。
戦いは手数だよ、兄貴!

E6まで終了で難易度はE2甲>>>E4甲>>E3甲>E6甲>E5甲>E1甲って感じだった。
E6は敵弱いけど、輸送作戦の消費が激しかった・・・。
でも、E6終了時点で消費した資材は春イベ終了時より少ないという・・・。まぁ、春イベの消費の内、1/3程度ローマ捜索が原因だけど。
そして、古姫だけはマジ許さん。

本日分、始まります。
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 22:20:57.62 ID:6x3e3uwp0

-瑞鳳を運んだ後 廊下-

提督「瑞鳳も来るなら来るで連絡してくれたら良かったのに」

吹雪「サプライズで驚かせたかったのかも知れませんね」

提督「ん?」

吹雪「どうしたんですか?」

提督「廊下の角のアレは何だ?」

吹雪「フランスの艦娘さんでしょうか?」

提督「それにしては様子が変だが」

吹雪「こっちに向かって来ましたね」

提督「あ、アレは!」

吹雪「!!!」

タ級ゴースト「Bonsoir!」

提・吹「タ級!」

提督「どうやって、侵入したんだ?いや、今はそれどころでは無いな。主砲で攻撃してやれ!」

吹雪「艤装はドックです!」

提督「うん、そうだよな。非常にマズイ」

タ級ゴースト「Je m’appelle Ta classe」

提督「あんな所に消火器がある。えいっ!」ポイッ

スッ

吹雪「すり抜けました!」

ガッシャーン

提督「まさか・・・本当に亡霊なのか!?」

タ級ゴースト「Adieu!」

吹雪「!!!(構えた!司令官を守らないと!)」

スパッ

タ級ゴースト「?」

提督「本当に斬れたぞ」

吹雪「え?斬れた?妖精さんの言う霊的な物を斬るって本当だったんですね!」

提督「ああ、その様だ。まさかこんな所で実演するとは思わなかったぞ」

タ級ゴースト「Ahaaaaaaaaa!」撃沈

提督「消えた?もう聞こえないだろうが一言言っておく。仏語は全く分からない訳ではないが、英語で話せ。多分、こう言っていたって程度にしか分からなかったぞ」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 22:23:06.68 ID:6x3e3uwp0

秋津洲「何か大きな物音がしたけど、何事かも?」

仏大尉「はぁはぁ。何かあったのですか?」

提督「タ級の亡霊?に襲われた」

仏大尉「奴等が基地の中まで侵入するなんて!」

提督「キット、さっきの奴が何処から侵入したか分かるか?」

キット(コムリンク)「さっきの奴とは?」

提督「さっき俺たちを襲ったタ級だよ」

キット(コムリンク)「監視カメラの映像にはアドミラルが何も無い空間に向かって消火器を投げた後、刀を振っている映像しか映っていませんが」

吹雪「嘘!?そんな・・・」

提督「さっきのが本物のオバケだとしたら、写らなくても不思議ではないということか」

ドドドドドドド

提督「今度は何だ!?って島風か」

吹雪「島風ちゃんですね。新手が現れたかと思いましたよ」

島風「提督、大変です!」

提督「どうしたんだ?」

島風「海に幽霊船みたいなのが現れました!」

提督「幽霊船?」

仏大尉「奴等本格的に責めて来る気なのか」

提督「まさか、俺がここに来たことを嗅ぎ付けて攻めてきたと?」

仏大尉「おそらくそうでしょう」

提督「よし、こうなったら迎え撃つぞ!」

秋津洲「やるかも!」

提督「悪いが、秋津洲は部屋で怪談をしているメンバーを呼んで来てくれ」

秋津洲「はい!」ダッ

提督「吹雪は赤城たちへの声かけを頼む。だた、空母は夜戦が出来ないから基地の防衛になるが」

吹雪「はい!」ダッ
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 22:24:44.70 ID:6x3e3uwp0

-ブリーフィングルーム-

提督「夜になり深海棲艦が活動を始めたのでこれより迎撃を開始する!」

一同「はい!」

提督「第一艦隊は吹雪を旗艦に島風、扶桑、山城、瑞穂、コマンダン・テストで出撃」

提督「第二艦隊は最上を旗艦に三隈、鈴谷、熊野」

提督「第三艦隊はハチ、イク、ニム、イムヤ、しおい」

提督「第四艦隊はヒトミ、イヨ、ゴーヤ、ろーだ。潜水艦娘たちは第一、第二艦隊のフォローを頼む」

一同「はい!」

提督「赤城、加賀、秋津洲、大鯨は基地の防衛を頼む。俺はキットと出撃して奴等の大将を直接叩く」

島風「大将を叩くって提督大丈夫なんですか?キットから指揮する程度にした方がいいと思いますよ」

提督「大丈夫だ。さっき、タ級の亡霊?を倒した。奴等の親玉も亡霊だとしたら、妖精さんに造ってもらったこの刀じゃないと倒せないからな」

島風「でも」

提督「心配するな。いざとなれば、キットに乗って逃げる」

仏大尉「提督さん、コイツも連れて行ってやってください」

リシュリュー「Je suis vraiment ravie de vous rencontrer amiral」

提督「あの、日本語話せる?(最上たちは英語もダメみたいだし、日本語話せないなら第一艦隊の編成を変えるしか)」

リシュリュー「ウイ。話せますよ」

提督「よし、では最上、頼めるか?」

最上「任せてよ!」

提督「いきなり連携を取って戦うのは難しいだろうが、頼んだぞ」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 22:26:01.98 ID:6x3e3uwp0

-鎮守府-

叢雲「アイツ、今頃何してるのかしら」ボソッ

黒吹雪「あれー?叢雲ちゃん、司令官のことが気になるんだ?」

叢雲「ちょっ、そんな訳無いでしょ///」

黒吹雪「司令官が居なくて寂しい分、お姉ちゃんに甘えてもいいのよ」

叢雲「バカなこと言わないで欲しいわね」

黒吹雪「そうだよね・・・」

叢雲「え?」

黒吹雪「同じ吹雪でも元深海棲艦なんて、姉だと認めたくないよね」ハイライトオフ

叢雲「え?え?」

黒吹雪「やっぱり私の居場所は海の底だよね・・・。私はここに居ちゃいけないよね」チラッ

叢雲「え?あの」

黒吹雪「司令官にお別れ出来なかったけど、出て行くね」チラッ

叢雲「ちょっと待ちなさい!」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 22:29:13.46 ID:6x3e3uwp0

-海上-

提督「早速おいでなすったな」

吹雪「私に続いてください!」

吹雪「お願い! 当たってください!」ドーン

島風「五連装酸素魚雷!いっちゃってぇー!」

山城「吹雪の砲撃は当たったのに、島風の魚雷はすり抜けたわ」

島風「おうっ!?」

扶桑「どうやら普通の深海棲艦と、提督の言う亡霊?が居るみたいね」

提督「この辺りの敵は任せた。俺は向こうの幽霊船に乗り込んでくる」

吹雪「はい!」

最上「了解!」

ドーン

ドーン

キット「あの船に生命反応はありません」

提督「本物の幽霊船か?亡霊?の親玉なら深海提督も亡霊かも知れんが。とにかく近づくぞ」

キット「はい」

三隈「くまりんこ!」ドーン

リシュリュー「Feu! Feu!」ドーン

熊野「あそこに透けて見えるリ級が居ますわ!」

鈴谷「きっとアレが提督の言ってた亡霊だよ!」

最上「いっけー!」ドーン

熊野「すり抜けましたわ!」


-仏海軍基地-

加賀「戦闘が始まったようね」

赤城「その様ですね」

秋津洲「出来ればこっちに来て欲しくないかも」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 22:31:58.55 ID:6x3e3uwp0

扶桑「吹雪ちゃん、あなたは提督の所へ行ってあげて」

吹雪「でも・・・」

扶桑「提督のことが心配でしょう?」

山城「ここには姉さまも私も居るんだから大丈夫よ。戦艦が二人も居て負ける訳が無いわ」

コマンダン「Exactement.ここは大丈夫です」

瑞穂「山城さんの仰るとおりです」

島風「ほら、早く行ってあげて!」

吹雪「皆さん・・・ありがとうございます!吹雪、行ってきます!」

扶桑「あの子を送り出したまではいいけれど、どうしたものかしら」

山城「普通の敵はいいけれど、亡霊の相手だなんて不幸だわ」


提督「横付け出来たな。よし!では、甲板上へ飛ばしてくれ」

キット「はい」

【EJECT L】ピッ

ピューン

スタッ

提督「深海棲艦共がうじゃうじゃいるのを想像したが、全く居ないな。その方が好都合ではあるが」

キット(コムリンク)「アドミラル、大丈夫ですか?異常はありませんか」

提督「今のところ何も無いから安心してくれ」

吹雪「よいしょっと。司令官、サポートに来ました!」

提督「吹雪?何してるんだ!お前、旗艦だろ」

吹雪「扶桑さんから提督のサポートに行くように言われたんです!それに、司令官が心配だから」

提督「来てくれたのは嬉しいが・・・いや、向こうは扶桑がいるから大丈夫か」

吹雪「向こうから何か来ます!」

提督「!」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 22:34:46.45 ID:6x3e3uwp0

地中海深提「死ぬのが」

スパッ

地中海深提「怖いか?向こう100年間、俺の船で働けば」

吹雪「何だか某カリブの海賊の映画に出てきそうな深海提督ですね」

提督「出てきそうと言うより、そのまんまだな。元・師匠が深海側で提督をやっていることを知るまでは、深海側の提督はあんなのばかりだと思ってたぞ」

吹雪「そういえば、人間ではない深海提督って始めてですね」

地中海深提「お前ら話を聞け!」

提督「まぁ、そうカッカしなさんな。自分の足元を見てみろ」

地中海深提「足元だと?」

蟹の爪「やあ!」

地中海深提「爪だと?」

地中海深提「まさか・・・無い?左腕が無い!うぎゃぁぁぁぁぁ!」

提督「さて、お前には考える時間を与えよう。このまま細切れにされてブイヤベースにされるか、未来永劫、海底で大人しくしているか。選べ」

吹雪「夕食のブイヤベース美味しかったですね♪」

地中海深提「ブ、ブイヤベースゥ!?もう二度と悪さはしません!許してください!」

提督「ここで俺が『許す』と言った場合、背を向けた瞬間に襲い掛かる気だろ?悪党の行動は相場が決まっている」

吹雪「悪党あるあるですよね。私の戦闘力は53万の人がいい例です」

地中海深提「そんなことしません!本当です!信じてください(泣)」

提督「ふーん。で、お前に言いたいことがあるんだが」

地中海深提「な、何でしょうか?」

提督「まず一つ目、お前の居場所はカリブ海じゃないのか?」

地中海深提「いえ、自分の担当は地中海ですので・・・」

提督「あ?」

地中海深提「ひっ・・・ごめんなさい、カリブ海ではなくてごめんなさい」

提督「チッ。まぁ、いい。で、次だ。海賊映画最新作のCMで衝撃のラストと言っていたが、実際2回も衝撃を受けた」

地中海深提「はい」

提督「問題は2回目の方だ」

地中海深提「はい」

提督「アレは何だ?」

地中海深提「何だ?と言われましても・・・それは、その脚本を書いた人に聞いてください。その・・・自分は映画の登場人物ではありませんので」

提督「コイツどうしようか?」イラッ

吹雪「やっぱりブイヤベースにしますか?」

地中海深提「何卒それだけは!」

提督「では、今すぐ深海棲艦共を撤収させろ。10秒だ」

地中海深提「へ?」

提督「10,9,8」

地中海深提「お、お前たち、直ぐに撤収しろー!」

提・吹「7,6,5」

地中海深提「急げ!急ぐんだ!」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 22:36:03.78 ID:6x3e3uwp0

-海上-

扶桑「深海棲艦が撤収していく?」

山城「何が起きたのでしょうか?」

瑞穂「あの幽霊船の方に集まっています」

コマンダン「提督が勝ったのでしょうか?」

島風「おっそーいー!」

伊58「ゴーヤに恐れをなして逃げていくでち!」

呂500「それは無いですって」


熊野「とぉぉ↑おう↓!!」

ドカーン

鈴谷「あれ?撤収してくよ」

三隈「くまりんこ!」

最上「どうしたんだろう?」

リシュリュー「このリシュリューに恐れをなして逃げていくのね!」

最上(多分、違うと思うよ)

三隈(くまりんこ・・・)

鈴谷(それは無いよねー)

熊野(ありえませんわ)
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 22:37:40.07 ID:6x3e3uwp0

-船上-

提・吹「2,1,0」

提督「これで全部か?」

地中海深提「はい!そうであります!」

提督「本当だろうな?」

地中海深提「間違いありませんッ!」

提督「ならば信じよう。だが、もし今後、海で暴れた場合は」

地中海深提「場合は?」

提督「ありったけの魚雷を打ち込み、チリ一つ残さないから覚悟しろ」

地中海深提「はっ、はい!」

提督「これは脅しでは無い。何なら、脚も一本斬ってやろうか?」

地中海深提「ひぃぃぃ!何卒お許しください!貴方様が我々を攻撃できることは重々承知しております!」

提督「良かろう。吹雪、帰るぞ」

吹雪「はい!」

提督「キット、今から帰る」

キット(コムリンク)「はい。梯子の横で待機しています」

提督「最後に念を押しておくが」

地中海深提「重々承知しております!」

提督「ならいい」


-海上-

扶桑「船が沈んでいくわ」

島風「キットが帰って来ましたよ!」

瑞穂「吹雪さんも無事みたいですね」

提督「撤収するぞ。詳しいことは基地に帰ってから話そう」

一同「はーい!」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/25(金) 22:40:33.17 ID:6x3e3uwp0
E6輸送を攻略中にローマ二隻目来た・・・。
春イベ攻略後の堀は何だったんだ?
攻略後は遠回りになるけど、攻略できないのは本末転倒だから、適当なところで攻略前堀は諦めてメーテル倒した後で堀に行ったのに。
マジで未所持の提督の所へ行ってやれ。
トレード機能があったら、ローマを出すから、武蔵頂戴と言いたい。

とりあえず、姉妹そろって二隻ずつ居るから、高速戦艦枠で困ることは無くなったな。
もう札なんて怖くない。けど、燃費悪いし、霧島の二隻目を育てた方がいい様な気がしなくも無い。

本日はここまで。
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/26(土) 00:48:04.87 ID:V7hsA5pw0
おおおおしゃあああああ←ボンドカー出してーとか言ってた人正直に言うとパート2探してて見つけて発狂した
51 :以下、名無しに変わりましてキットがお送りします :2017/08/26(土) 11:54:28.10 ID:V7hsA5pw0
はよ更新
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 23:58:12.80 ID:PnnHLkE60
E7、乙も丙も変わらないってことだったから、ネジ目当てに乙で攻略したら、クッソザコだった。EOのボスの方が強い。ボスより手前のPT小鬼の方が厄介。
でも、甲は無いわ。ここで調子に乗って甲を選択すると地獄を見るのが目に見えてるし。
そして、欧州棲姫の周りのエイ型?の艦載機がハンブラビ(MA形態)に見えた。
もうダメみたい。

甲略した人たちは甲勲章の呪いなのか、ソードフィッシュMK-V(熟練)が欲しいのか、両方なのか?
バカナノ?オロカナノ?ドエムナノ?ナニガ カレラヲ カリタテルノカ。

本日分、始まります。
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/27(日) 23:59:28.20 ID:PnnHLkE60

-仏海軍基地-

提督「と、言う訳で奴等はもう現れないはずだ」

ワー
ヤッター
オシゴトオワリー

仏大尉「本当ですか!?」

提督「万が一、現れた場合は日本へ連絡をもらえれば飛んできます。今度はチリ一つ残さず消し去りますよ」

仏大尉「ありがとうございます!」

提督「少し様子を見てからパリに戻ろうか。熊野はクリニュー中世美術館とモン・サン・ミシェルに行きたいんだったな?」

熊野「ええ、そうですわ」

提督「よし、じゃあ皆で行くか」

鈴谷「やったー!」

提督「せっかくだから、ルーヴルとヴェルサイユも行くぞ!」

三隈「くまりんこー!」

山城「提督とフランス観光だなんて・・・不幸だわ」

扶桑「そう言う割には嬉しそうな顔じゃない」

山城「そ、そんなことありません!」


-翌日-

提督「日が暮れたが奴等は現れないな」

吹雪「あれだけ脅しましたからね」


-翌々日-

提督「キット、奴等の反応はあるか?」

キット「例の幽霊船の反応はありません」フォンフォン
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/28(月) 00:01:30.22 ID:G/lAdftV0

-翌々々日 朝-

提督「約束どおり奴等は大人しくしているようだから、モン・サン・ミシェルのあるブルターニュに移動しようか」

伊13「提督、あの・・・イヨちゃんがまだ・・・。その、お酒を飲んで」

提督「うん、そうだと思った。イヨは俺が運ぶから大丈夫だ。寝かせてやってくれ」

吹雪「ヒトミちゃんも大変ですね(汗)」

提督「身内に大酒飲みが居ると大変だよな・・・。ザラとか飛鷹とか」

吹雪「ところで、司令官」

提督「どうした?」

吹雪「どうして皆でブルターニュに行こうと思ったんですか?」

提督「あの辺りはドーバー海峡に面しているからな」

吹雪「なるほど!向こうにも深海提督が居れば倒しておこうってことですね?」

提督「ああ、そうだ。向こうも地中海の担当ならそれでいいし」


-モン・サン・ミシェル周辺-

提督「一応、周辺の哨戒を頼む」

コマンダン「ウイ」

吹雪「行ってきます!」

イ級「ヒッ・・・」ガタガタ

ヲ級「アイツラコワイ、アイツラコワイ、アイツラコワイ」ガタガタ

タ級「に、逃げろー!」ガタガタ

リ級「地中海深提を破ったヤバイ奴等が来たぞー!」ガタガタ

吹雪「平和な海ですねー」

瑞穂「この辺りもやはり、地中海深提の支配海域なのでしょうか?敵の姿が見当たりませんね」

島風「皆、おっそーい」

吹雪「一人で先行したら危ないよ!」

扶桑「アレがかの有名な大天使ミカエル像ね」

コマンダン「ウイ。このモン・サン・ミシェルは大天使ミカエルのお告げにより建てられたとされています」

山城「海から見られるのは艦娘の特権ね」


赤城「これがかの有名なオムレツですね!」キラキラ

提督「ああ、思う存分食べてくれ」

加賀「さすがに気分が高揚します」キラキラ

大鯨「このオムレツ・・・鎮守府に帰ってから作ってみたいです」

伊58「本当でちか!?」

伊8「はっちゃん、楽しみです!」

伊14「ワインおかわりー」

伊13「イヨちゃん・・・飲みすぎはダメよ・・・もう、止めようね」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/28(月) 00:02:29.89 ID:G/lAdftV0

-ルーヴル美術館-

熊野「モナ・リザですわ!」

鈴谷「深海棲艦のせいで観光客が少ないからゆっくり見られるよねー」

吹雪「さっきから携帯ゲーム機で何してるんですか?」

提督「コイツに館内を案内してくれるソフトが入ってるんだよ。ほら」

吹雪「本当だ!作品の解説までしてくれるんですね」

伊26「見て見てー、あの絵、深海棲艦みたい」

伊19「流石に深海棲艦の絵なんて・・・本当にあったのね!」


-ヴェルサイユ宮殿-

伊168「この、マリー・アントワイムヤにひれ伏しなさい!」

伊401「ははーっ」

呂500「ははーっ」

提督(アイツ、何してるんだ?)

伊168「パンが無いならケーキを食べればいいじゃない」

提督「イムヤ、マリー・アントワネットはその発言をしてないらしいぞ」

伊168「!!!」

伊8「その発言がマリー・アントワネットによるものと言うのは否定されていますし、そんなことを言う人ではなかったそうですよ」

伊168「わ、私はマリー・アントワイムヤだからいいのよ!」

提督(イムヤって女王様願望があったのか?)
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/28(月) 00:04:14.34 ID:G/lAdftV0

-???-

???「ふん。提督め、いい気になりおって!」ガンッ

???「まさか地中海まで破れるとは。どうやら我々は彼等を見くびっていた様です」

???「次は誰が仕掛ける?」

インド洋深提「わしに任せておけ」

???「ほう。インド洋か。お前に目を付けられるとは、奴が可哀想になってきたぞ(笑)」

???「ところで、地中海はどうする?」

???「彼なら私の部下に始末を命じておきました。もう終わる頃でしょう」


-地中海 海底-

地中海深提「ま、待ってくれ!我々は仲間じゃないか!そうだ!話し合おう」

地中海深提「今回はたまたま調子が悪かっただけだ。だから、次は・・・うわぁぁぁー!」


-???-

ピロリロリーン

ユーガットメール

???「地中海の始末が済んだそうです。証拠の写真が届きましたが、ご覧になられますか?」

???「始末が済んだならそれでいい」

???「そうだな。わざわざ確認する必要も無いだろう」

インド洋深提「お前の命もあと少しだ。精々残りの時間を楽しめよ。ふはははは!ガングートよ、今こそお前の力を見せ付ける時だ!」

ガングート「提督よ、貴様は銃殺刑だ!」


-鎮守府-

響「!!! 同志ガングートが私を呼んでいる?」

暁(最近、響の様子が変じゃない?)ヒソヒソ

雷(変よね)ヒソヒソ

電(変なのです)ヒソヒソ
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/28(月) 00:05:18.20 ID:G/lAdftV0
今イベントは甲甲甲甲甲甲乙でクリアしたけど、後半はE6輸送が無駄に長いのと、E7で二回目のPマスに中々行かないことを除いて後半は癒しだった。
ルイージも掘れたし、完全終了!あとは精々、E1でボーキ堀だな。

今回でフランス編は終了して次回から日本に戻ります。

本日はここまで。
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/03(日) 21:32:31.40 ID:GiluQHXx0
やったー!
着任から2年3ヶ月にして、3群だけど初めてランカー入りしたぞー!491〜500位に名前が無かったから無理だったって思ったけど、480番代で入ってた模様。Z砲さん、ありがとー!
マンモスうれピー!
次のアップデートで真価云々って話だから楽しみ!
F6F3-Nって夜戦ってカテゴリーになってるけど、空母も夜戦で艦載機を飛ばす時代が帰って来る?
確かグラーフって実装直後は夜戦で砲撃ではなく、艦載機飛ばしてたよね。表示のバグだけど。
そして川内=サンが喜びそう。

本日分、始まります。
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/03(日) 21:35:17.15 ID:GiluQHXx0

-日本 某所-

夕張「わーい、たーのしー」パシャ

明石「提督たちは明日、帰って来るんだったわね」

夕張「提督が帰ってきたら、ハリボテの写真を見せてあげないと」パシャ

明石「どちらかと言うと、提督は1/1スケールの一角獣の方が喜ぶんじゃない?」

夕張「言われて見ればそうかも」パシャ

夕張「じゃあ、一角獣の代わりにティエレン28thでも」

明石「ティエレンって・・・確か鉄人って中国語だとティエレンらしいけど」←ナントカダブルオーを観てなければ、一生知らなかったであろう知識
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/03(日) 21:38:09.94 ID:GiluQHXx0

-翌日 鎮守府 執務室-

提督「一週間ぶりの我が家(?)だな」

吹雪「何だか懐かしいですねー」

リシュリュー「ここがアドミラルの鎮守府なのね」

大淀「あのー提督、そちらの方は?」

提督「フランスの戦艦、リシュリューだ。帰る前に戦艦寮に一部屋用意を頼んでただろ?彼女の部屋だ」

〜回想中〜

-シャルル・ド・ゴール空港-

提督「皆への土産も買ったし、後は日本へ帰るだけだな」

吹雪「久しぶりに皆さんに会えるのが楽しみですね」

提督「里帰りはどうだった?」

コマンダン「とても楽しめました。提督、Merci」

提督「それは良かった」


赤城「これをお土産に買っておきましょう」←免税店で買い物中

加賀「赤城さん、機内食が出るまでの間食にサンドイッチは要りませんか?」

赤城「お願いします!」

伊14「お酒も免税だから機内で飲む分を買っとかないと!」

熊野「今時のレディの嗜みとして、おフランス産の香水は買っておかなければなりませんわ」

ワイワイ

ガヤガヤ


リシュリュー「アドミラル」

提督「リシュリュー?わざわざ見送りに来てくれたのか?」

仏大尉「いえ、見送りではなく、リシュリューは正式にあなたの鎮守府へ異動することになりました。これが辞令です」つ辞令

提督「・・・。読めない。コマンダン・テスト、頼む」

コマンダン「えっと、今日付けで提督の鎮守府への異動を命じる。仏海軍元帥と書かれています」

提督「そうか。これからよろくしな、リシュリュー」

リシュリュー「こちらこそ、よろしくお願いします」

提督「大淀にメールを送っておくか」

仏大尉「またいつでも遊びにいらしてください」

〜回想終了〜
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/03(日) 21:42:05.14 ID:GiluQHXx0

提督「と、言うことがあった」

大淀「そうでしたか」

リシュリュー「はじめまして、戦艦リシュリューです」

大淀「大淀です。よろしくお願いします。部屋は今、妖精さんたちが準備してくれています」

提督「留守中、何か変わったことは無かったか?」

新提「何も無いぞ」

長門「ああ、いつも通りだ」

提督「・・・。大和、どうだった?」

大和「ええ、何も問題ありません。今回はお二人とも大人しくされていましたよ」

新・長(俺たち(私たち)全く信用されてない・・・)ガーン

提督「色々土産を買ってきたから、後で皆に配らないとな。配ると言うより、選んでもらう訳だが」

大和「もしかして、この段ボールが?」

提督「ああ、そうだ。食べ物、酒、香水等々好きな物を選んでもらおうと思ってな。大和、長門、大淀、新提は先に選んでくれていいぞ」

大和「ありがとうございます!」

コンコン

夕立「夕立よ」

提督「どうぞ」

夕立(提督さんの声!?)

ガチャ

夕立「提督さーん!」ダッ

提督「ただいま」

夕立「夕立、寂しかったっぽいーっ!」ギューッ

提督「寂しい思いをさせて悪かったな」ナデナデ

夕立「吹雪ちゃんもおかえり♪」

吹雪「ただいま♪」

時雨「ボクも提督に会えなくて寂しかったな」ボソッ

提督「時雨もおいで」

時雨「いいの?」

提督「当然だろ」

時雨「じゃあ、失礼するね」ギュー

ナデナデ

時雨(ああ、提督だ。本物の提督だ♡)クンクン

吹雪(夕立ちゃんはともかく、時雨ちゃんは榛名さんに次ぐ要注意人物なだけに心配です)
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/03(日) 21:46:17.62 ID:GiluQHXx0

夕立「そうだ!今回の出撃のMVPは山風だったぽい!」

提督「そうか。山風も頑張ってくれたか!そんな隅っこに居ないでこっちにおいで」

山風「・・・」

夕立「ほら、山風も来るっぽい」グイッ

山風「止めて、引っ張らないで」

提督「夕立、あまり強引にするのは良くないぞ」

夕立「はーい」

提督「山風、よく頑張ったな」ナデナデ

山風「止めてよ」

提督「悪い、嫌だったか。夕立たちは喜んでくれるから、つい癖で」

山風「・・・」

夕立「提督さん、その人だぁれ?」

提督「フランスから来た戦艦リュシュリューだ」

リュシュリュー「戦艦リュシュリューです」

夕立「白露型駆逐艦四番艦の夕立よ。よろしくね!」

時雨「僕は白露型駆逐艦二番艦の時雨。これからよろしくね」

山風「あたし・・・白露型駆逐艦・・・その八番艦。山風」

青葉「そして重巡青葉ですぅ。一言お願いします!」

リシュリュー「え?あの」

提督「おまっ!何処から沸いてきた?」

吹雪「青葉さん!?」

青葉「細かいことを気にしてはいけませんよ。それより新人さんへのインタビューを」

提督「あとで皆の前で挨拶してもらうから、その後にしろ」

青葉「えー」

提督「新聞書くの禁止するぞ」

青葉「な、何卒それだけは!」

提督「では、挨拶が終わるまで待てるな」

青葉「はいっ!待ちます!青葉待つわ、いつまでも待つわ」

提督(コイツ絶対反省して無いだろ)

提督「驚かせてすまない。コイツは趣味で新聞を発行していてな、新人が来ると毎回こうやってインタビューしたがるんだよ」

リュシュリュー「そうでしたか」

時雨「提督、キットの姿が見えないけど、どうしたんだい?」

提督「工廠で点検中だ」

時雨「長旅だったから、キットも労わってあげないとね」

提督「ああ、そうだな」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/03(日) 21:49:07.06 ID:GiluQHXx0

-工廠-

夕張「一通り点検完了っと!何処も異常は無いわね」

キット「ありがとうございます」フォンフォン

明石「ねぇ、キット。フランスはどうだった?」

キット「異文化に触れて色々と勉強になりました」フォンフォン

夕張「キットは真面目だねー」

キット「そういえば、アドミラルは妖精さんから貰った胴太貫で深海棲艦の亡霊を斬ったそうです」フォンフォン

夕張「へ?」

明石「ナニソレ」
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/03(日) 21:50:44.79 ID:GiluQHXx0

-1時間後 大ホール-

提督「よし、皆集まったな」

吹雪「はい。全員集合しました」

提督「異例ではあるが、今日から鎮守府に新しい仲間が増えたので紹介します。フランス生まれの戦艦リシュリューだ」

リシュリュー「Bonjour!戦艦リシュリューです」

ワー
ツヨソー

提督「見知らぬ土地で不安もあるかと思うが、困ったことがあれば俺か、コマンダン・テストか、周りの戦艦にでも相談してくれ」

金剛「任せてくだサーイ!」

提督「あと、ニュースを見てもう知っているかも知れないが、シュヴァリエの勲章を授与された」

雪風「しれー、日本でも勲章を貰ったことが無いのに、外国で貰っちゃってよかったんですか?」

提督「俺もそう思って一度は断ったんだが、ちゃんと話を通しておくからとプッシュされてな」

大淀「安心してください。何かあれば私が黙らせます」メガネクイッ

提督(怖えぇー!)

雪風「あわわわわわ」ガクブル

提督「ま、まぁ、そういうことだから安心してくれ」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/03(日) 21:52:48.77 ID:GiluQHXx0
シュヴァリエは芸術文化勲章の一つで芸術、文学で功績を挙げた人物に与えられる勲章ですが、
シュヴァリエを日本語に訳すと『騎士』なので、本来の用途とは違いますが軍事功労勲章的な扱いで使っています。
シュヴァリエ=ナイトですからね。


春、夏イベで登場した新艦及びローマ等の入手艦は秋の人事異動でまとめて登場させる予定でしたが、
フランスに行く話しを書いて、ゲームにフランスの艦娘が登場したので一足先に着任させました。
ガングート等は来月から登場予定です。

本日はここまで。
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/04(月) 06:59:37.85 ID:o5RMqsY9O
えっこの提督今まで相当貢献してるよね?
深海側の進行防いだりしてそれなのに勲章の1つもないって……
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 21:54:35.28 ID:oKWTF+U00
>>66
提督が受け取るはずだった勲章は某メガネの艦娘が「勲章じゃ腹は膨れねーんだよ!金寄こせ!」とお上を脅し、秘密裏にお金に換わっているんですね〜。
怖いですねー、恐ろしいですねー。
なので資金は潤沢にあり、一航戦、最上型、大鯨+潜水艦ズ、アッシマーに瑞鳳の旅費(とお土産代)が経費で処理されています。
某メガネの軽巡とは一体誰だ!?何淀かさっぱり分からない。
現実によくある、経理担当が会社の資金を横領している感じですね(経理が皆、そんなことをしていると思っている訳ではないですよ)。
ただし、私腹を肥やすためや、私利私欲のためでは無く、鎮守府に所属する全艦娘のためにしている様です。

提督は提督で、頑張った割には勲章とか貰ったこと無いよな。とか思いつつ、
給与と賞与はきちんと支給されているので別にいいや。って程度にしか思っていない模様。
これで給与未払いなら、海の底に沈んだゴリアテを回収して大本営に対して怒りのアフガンですよ(何だそりゃ?)。
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 21:56:32.02 ID:oKWTF+U00
イベント終了と同時にサラ改二実装?(グラーフがいいとか言えない)
改二は回避の低さをどうにかしてくだち・・・。
うちのサラ(Lv96)は旗艦にしているにも関わらず、被弾しまくりでち。
実装からの時間が空母内で一番短いにも関わらず(アークロイヤルはまだ出撃してない)、うちの空母で一番被弾してるでち。
マジでたのんます。真っ先に中破して置物化するのを避けるために、回避を上げるか、装甲空母にするか。

本日分、始まります。
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 21:58:21.22 ID:oKWTF+U00

-執務室-

提督「はぁー」

キット「どうされましたか?」フォンフォン

提督「いや、9月に入って多少は涼しくなったが、まだまだ暑いなーと思って」

吹雪「日本は湿度が高いですからね」

キット「こればかりはどうにもなりません」フォンフォン

提督「まぁ、そうなんだけどな」

吹雪「プールにでも浸かりたいですね」

提督「プール?それだ!」

吹雪「?」

提督「ちょっと出掛けてくる」

吹雪「え?いってらっしゃい」

ガチャ

バタン

吹雪「どうしたんだろう?」

キット「プールという単語に反応していたようですが」フォンフォン
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 22:00:14.31 ID:oKWTF+U00

-工廠-

提督「妖精さーん」

妖精ズ「はーい!」

提督「仕事を頼みたい。報酬はコレで足りるかな?」パカッ

『ジュラルミンケースいっぱいのお菓子』

妖精ズ「依頼の内容を聞かせてもらおう。受けるか否かは内容次第だ」

明石(今日の妖精さんたちは渋いわねー)

提督「実は・・・」

〜交渉中〜

妖精ズ「お安いご用です〜」

提督「じゃあ、頼んだよ」

妖精ズ「早速取り掛かるぞー!おー!」

青葉「面白そうですねぇ〜、これは早速記事に」

川内「ドーモ、青葉=サン。川内デス」

青葉「せ、川内=サン(汗)」

川内「今の提督たちの話を記事にするなら」

青葉「嫌だな〜そんな訳無いじゃないですかぁ〜、司令官が皆のために準備してくれているサプライズをばらしたりしませんよ〜」

川内「それならいいよ。でも」

青葉「神に誓って記事にはしません!」

川内「そこまで言うなら信じるよ。それじゃ」

青葉(危なかったー)
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 22:01:57.61 ID:oKWTF+U00

-執務室-

ガチャ

吹雪「あ、お帰りなさい」

キット「お帰りなさい」フォンフォン

バタン

提督「ただいま」

吹雪「何処に行かれてたのですか?」

提督「ちょっと工廠にな」

吹雪「また妖精さんに何か作ってもらうんですね?今度は何ですか?」

提督「まだ言えないな。三日程で出来るから、それまでのお楽しみだ」

吹雪「えー、気になります」

提督「じきに分かるさ。皆が喜んでくれるものだ」


-三日後 執務室-

ジリリリリーン

ガチャ

提督「もしもし」

明石「もしもし、明石です」

提督「おう、明石か。どうした?」

明石「妖精さんたちから頼まれたものが出来たから、提督に伝えて欲しいと言われまして」

提督「了解!直ぐに行くから」

明石「はーい」

提督「ちょっと工廠に行ってくる」

吹雪「はーい」

キット「いってらっしゃい」フォンフォン

ガチャ

バタン

吹雪「先日、妖精さんに頼んだ何かだよね。キットは知ってる?」

キット「ええ、知っています。ですが、もう直ぐアドミラルから皆さんに発表があるでしょうから、それまでお待ちください」フォンフォン
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 22:04:29.05 ID:oKWTF+U00

-工廠-

提督「妖精さーん」

妖精ズ「はーい」

提督「例のものが出来たと聞いて来たよ」

妖精ズ「はい!例のものは依頼通りグラウンド・・・」

明石(一体何を作ったのかしら?)

提督「素晴らしい」

妖精ズ「このボタンを押せば・・・ます」

明石(気になるけど、よく聞こえない)

提督「完璧だ。これ少ないけど御礼だから」つ間宮羊羹×10本

妖精ズ「ありがたき幸せ」

提督「それじゃ」

妖精ズ「いってらっしゃいませ〜」フリフリ

提督「明石、いい所に居たな。今から全員に知らせるが、一時間程したらグラウンドに来てくれ」

明石「はい(何が始まるんだろ?)」
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 22:09:13.77 ID:oKWTF+U00

-1時間後 グラウンド-

提督「皆集まったな」

吹雪「はい」

提督「では、これより重大発表を行います」E:拡声器

ザワザワ

提督「皆の活躍と労を労うのと、少々季節外れな気もしますが残暑を乗り切るために、妖精さんに頼んでプールを造ってもらいました!」

夕立「プール?そんな物見当たらないっぽい」

時雨「子供用のビニールプールかな?」

村雨「それだと妖精さんに造ってもらったなんて言わないんじゃない?」

白露「白露がいっちばーん!に入る!」

金剛「提督、プールなんて見当たりませんヨー」

提督「そんなに焦らなくても直ぐに分かるさ。では行くぞ」ポチッ

ゴゴゴゴゴゴゴ

利根「地鳴りがしておるぞ!ちくまー怖いのじゃー(泣)」

筑摩「姉さん、大丈夫です。落ち着いてください」

長門「地面が割れて下から何かが上がってきたぞ」

霧島「私の計算によると、迫り上がってきたのは・・・すばり、プールでしょう」

比叡「ヒエー!」

鳥海「それも、ただのプールではなく、ウォータースライダー付きでしょう」メガネクイッ

霧島「流石ね。そこまで見抜くとは」

鳥海「いえいえ、霧島さんほどではございません」

提督「あの二人は何をしているんだ?」

吹雪「さっぱり分かりません・・・」

伊8「メガネスト同士のプライドのぶつかり合い、そして友情を確かめ合ったのでしょう」ネガネクィツ

大淀「その様ですね」メガネクイッ

香取「ええ、間違いありません」ネガネクィツ

望月「だねー」ネガネクィツ

巻雲「その通りですよ、司令官様」ネガネクィツ

提・吹(もう着いていけない(いけません))

提督「えっと、まぁ、そういうことなので、思う存分遊んでくれ」

吹雪「でも、プールなんて造ったら水道代が大変なことに」

提督「その点は大丈夫だ」

吹雪「え?」

提督「目の前は海だ。水はいくらでもある」

吹雪「海水のプールですか?」

提督「いや、ろ過装置を通して真水にしてある。なので、思いっきり飲んでも大丈夫だ」

那珂「提督ったら、那珂ちゃんのポロリを期待してるんですねー。でも、残念ながら那珂ちゃんはそんなことしませんよぉー。きゃはっ♪」

提督「吹雪も着替えて、プールで遊ぶといい」

那珂「ちょっとー!無視しないでー(泣)」
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 22:14:07.86 ID:oKWTF+U00

〜しばらく後〜

キャッキャ

提督(うへへ、たまりまへんなぁ〜)←パラソル立ててデッキチェアで休憩中

提督(金剛、大和といった大人組みから、駆逐艦でも夕立、海風、浜風に浦風まで最高過ぎるだろ)ニヤニヤ

漣「ナマ足魅惑のマーメイドー♪」

提督「懐かしいな。俺がまだ高校生だった頃の曲じゃないか」

漣「え?ヴェステンフルスのアニキがこの曲を熱唱していた頃、ご主人様はまだ高校生ですか?」

提督「ああ、そうだ」

漣「し、信じられない・・・」

提督「俺をいくつだと思ってるんだ?」

漣「261歳くらい?」

提督「俺は老師か?五老峰で深海棲艦を見張る役目なんて与えられてないぞ」

漣「!?」

提督「何だよ、その反応」

漣「ところでご主人様」

提督「何だ?」

漣「漣の水着姿を見てどうですか?興奮しまくってませんか?」

提督「全然」

漣「そんなこと言っちゃって〜、ご主人様の主砲が・・・って何にも起きてねー!」

提督「女の子がそんなこと言うんじゃない!」

漣「何がですか?漣は主砲としか言ってませんよ?」

提督「今の流れで主砲って一つしな無いだろ」

漣「きゃー、ご主人様のエッチー!」

提督「いい加減にしないと怒るぞ」

漣「ほいさっさ〜。でも、ご主人様」

提督「今度はどうした?」

漣「その頃のご主人様が漣と出会っていたら、恋に落ちてませんか?」

提督「残念ながら無いな」

漣「ガーン」

提督(口で言うか?)
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 22:16:06.69 ID:oKWTF+U00

提督「決して漣に魅力が無いって訳では無いぞ。ただ、俺のストライクゾーンからは外れているってだけだ」

漣「フォローになってません」

曙「ちょっと、クソ提督!何やらしい目で見てるのよ!」

提督「漣にもそのうちいい男が現れるさ」

曙「無視すんな!(涙目)」

漣「ボノボノがせっかくおめかししたのに、見てもらえなくて拗ねてますよ」

提督「ん?曙、居たのか。水着似合ってるぞ」

曙「こ、このクソ提督!///」

漣「褒めてもらったんだから、素直に礼を言わないと」

曙「うるさいわね、漣のバカー!」ダッ

漣「行っちゃった」

提督「何だったんだ?」

漣「ボノボノなりの照れ隠しですよ、ご主人様」

提督「そうなのか?」

漣「ええ、そうです。ところでご主人様は何でTシャツ、短パンなんですか?泳がないんですか?」

提督「ああ、俺はここで休んでいるだけでいい」

黒吹雪「司令官」

提督「黒ブキも着が・・・ありがたや!ありがたや!」

黒吹雪「ちょっ、司令官!拝まないで下さい///」

提督「ありがたや!ありがたや!」

漣(それにしても潮ほどでは無いけど、大きいよなー。同じ吹雪姐さんなのに、何処で差がついたし)

吹雪「司令官」←黒ビキニ着用

提督「吹雪もきt」

吹雪「どうですか?似合ってますか?///」

提督「」

吹雪「あの、司令官?」

提督「」

吹雪「司令官!しっかりしてください!」ユサユサ

漣「ごすずん様、死なねえでくだせえ!」

黒吹雪「ちょっと、縁起でもないこと言わないでよ!」

提督「はっ!」

吹雪「よかったー、気が付いたんですね」

提督「吹雪がとても健康を持て余していたので、一瞬意識が飛んでいた・・・」
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 22:17:34.25 ID:oKWTF+U00

〜回想中〜

吹雪「プールはいいけど、水着どうしよう?持ってないし、潜水艦の人にでも借りようかな」

鈴谷「吹雪ちゃん、ちーっす」

吹雪「鈴谷さん、こんにちは。これからプールですか?」

鈴谷「そうだよー。吹雪ちゃんは?」

吹雪「私は水着持ってなくて、どうしようか考えてたんです」

鈴谷「そうなんだ。そうだ!いいこと思いついた!ちょっとここで待ってて」ダッ

吹雪「行っちゃった」

〜数分後〜

鈴谷「鈴谷のお古だけど、これあげる!」

吹雪「いいんですか?」

鈴谷「いいよー。もう着ないからね」

吹雪「ありがとうございます!」

鈴谷「さ、早いとこ着替えて提督を喜ばせてあげたら?」

吹雪「司令官を喜ばせるなんて、そんな///」

鈴谷「きっと喜ぶよー。熊野待たせてるから、それじゃーね」

〜回想終了〜
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 22:19:41.41 ID:oKWTF+U00

榛名「榛名も水着を提督に見て頂きたいです・・・」

金剛「じゃあ、見せに行くネー!」

榛名「ああっ、お姉さま!まだ心の準備が」

金剛「そんなこと言ってたら日が暮れるネー。さあ、行くよ!って先客が」

榛名「うぅ・・・榛名の心の準備が整う前に大和さんに先を越されてしまいました」

大和「提督、ラムネはいかがですか?」

提督「ありがとう、いただ・・・って何してるんだよ!」

大和「こうしたら喜んで頂けるかとおもって」←水着グラのポーズで胸にラムネを挟んでいる

提督「いや、その」

吹雪(私には真似できません・・・)

漣(うわぁ・・・、マジパナイ。姐さんの前でよくやるよ)ドンビキ

黒吹雪(私もああいうのをしてあげた方が良かったのかな?)

大和「冷たいので早めにお願いします♡」

提督「お、おう(これはアレか?どさくさに紛れて、おさわりオッケーってことか?)」

提督(いや、しかし、実際にやってしまうと憲兵沙汰になりかねない。それ以前に、吹雪たちの目の前でそんなこと)

提督(だが、大和が望んでいるのであれば・・・いや、それでも)

大和「提督?」

提督「」ブシャーッ

バタッ

漣「きゃー!ご主人様がマンガみたいに鼻血を噴いて倒れたー!!!」

黒吹雪「衛生兵!えーせーへー!」

吹雪「司令官、しっかりしてください!大和さん!何てことしてくれるんですか!」

大和「ごめんなさい!まさか、こんなことになるとは思わなくて」

提督(この時、俺は薄れ行く意識の中で思った。どうせなら大和の胸を触って、吹雪か大和に思いっきりビンタされて倒れる方が良かったと・・・)
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 22:21:28.08 ID:oKWTF+U00
今更ながら水着回でした。
少し前に、健康を持て余している吹雪のマンガを見つけてはまったけど、一年ほど更新されてないし。
あれほど健全な(エロスを含んだ)吹雪のマンガは無いから再開して欲しいな。

今度、沖波が艦隊に加わることにより、ネガネ艦娘たちが『神聖眼鏡同盟 メガ・ネリティア』を結成する模様。
何を言っているのか自分でも分かりません。そして、メガネフェチとかではありません。

本日はここまで。
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 21:46:47.91 ID:Wlv+Jk410
夏イベ終了しましたね。皆さん完走できましたか?
新艦は皆、うちに来たのでまだ居ない艦娘は武蔵と大鳳だけになりました。
あれれ?おかしいな〜。春イベ終了時から何も変わってないよ。 by 名探偵

やりましたよ!散々大型建造しましたよ!その結果、空母レシピで建造された『まるゆ』って何なんですか?
何処にボーキ7000の要素があるんですか(マジギレ)!
まるゆは最低値で引き当てるからこそ当たりなんだよ!

本日分、始まります。
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 21:49:23.99 ID:Wlv+Jk410

-執務室-

響「司令官、覚悟!」E:トカレフTT-33

提督「危ないから銃なんて振り回しちゃいけません!これは没収だ」


-数日後 執務室-

響「お命頂戴!」E:果物ナイフ

提督「ていっ!」

響「くっ!」

クルクルクル

プスッ

キット「お見事です。ダーツの的の真ん中に突き刺さりました」フォンフォン

吹雪「凄いです、司令官!」

響「今日の所は下がってやるが、まだ諦めた訳じゃないからな!」ダッ

ガチャ

バタン

提督「はぁー、ここの所、毎日のように凶器を持って襲い掛かって来るんだが、遊んで欲しいのか、反抗期なのか」

吹雪「もし反抗期だとしたら、曙ちゃんなんて可愛いものですね」

提督(何気に酷い発言だ・・・。一応、君の妹さんだろ?)

キット「遊びや反抗期でここまでするでしょうか?」フォンフォン

提督「普通しないよな。前に言ってたガン何とかってのも気になるが」

キット「ガングートです。ガングートについて調べてみたところ、ロシアにガングートと言う名の艦娘が存在することが分かりました」フォンフォン

提督「響との関係は分かるか?」

キット「残念ながらそこまでは」フォンフォン

提督「そうか」

吹雪「響ちゃんはまだ艦だった頃、ソ連に居たことがあるんですよね?」

提督「ああ。戦後、賠償艦としてソ連に引き渡されている」

吹雪「その時に何かあったんでしょうか?」

提督「うーん、吹雪は前世のことは覚えているのか?」

吹雪「私は・・・あまりはっきりとは覚えていません」

キット「個人差があるのでしょう」フォンフォン

提督「仮に前世で何かあったとして、今まで普通に過ごしていたのに、最近になって急に様子がおかしくなってきたよな」

吹雪「そうですね」

提督「こうなったら本人に直接確かめるしかないか」
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 21:51:50.30 ID:Wlv+Jk410

-翌日 執務室-

提督「響を呼び出したから、後は来るのを待つだけだな。キットは嘘を言ってないかチェックを頼む」

キット「はい」フォンフォン

コンコン

響「響だよ」

吹雪「来ましたね」

提督「どうぞ」

ガチャ

提督「暁も来たのか」

バタン

暁「司令官、お願いです!響を解体しないで下さい!」

提督「解体?何を言っているんだ?」

暁「だって・・・最近、響の様子がおかしいから、解体することを決めたんでしょ?」

吹雪「そんなことする訳無いじゃない。ねぇ、司令官」

提督「ああ、解体なんてしない。話を聞きたいだけだ」

暁「本当に?」

提督「本当だ」

暁「指きりしてくれる?」

提督「いいぞ。ほら」

暁「指きりげんまん(略)」

提督「これでいいか?」

暁「一筆もらえないと信用できないから、この書類に署名をお願い」

提督「どんだけ信用されて無いんだよ!いい加減、本題に入らせてくれないかな!」

暁「仕方ないわね。司令官が響に変なことをしないか、ここで見張ってるわ」

提督(何かすげー腹立つ)イラッ

吹雪(落ち着いてください)ヒソヒソ

提督「とりあえず座ってくれ。机に置いてあるジュースは飲んでいいぞ」

暁「響、飲んじゃダメよ!」

響「どうしてだい?」

暁「ジュースかグラスに睡眠薬を仕込んであるわ」

提督「???」

暁「眠らせたうえで何処かに連れて行ってイタズラする気なのよ!エロ同人みたいに!」

提督「何処でそんな言葉覚えたんだよ!しかも、言葉の意味分かってるのか?」

キット「秋雲さんの影響でしょう」フォンフォン

吹雪「司令官はそんなことしません!万が一、するとしても戦艦や重巡、空母の人が狙われます!」

提督「」
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 21:57:17.29 ID:Wlv+Jk410

〜しばらく後〜

提督「いい加減、本題に入っていいだろうか?」

響「いいよ」

提督「響、君は赤(共産主義)なのか?」

響「何を言っているんだい?私(の下着の色)は白だよ」

吹雪「本当に赤(共産主義)じゃないよね?」

キット「嘘ではないようです」フォンフォン

響「姉さんまでどうしたんだい?(下着の色は)白に決まってるじゃないか。赤は秋月だ」

提・吹「秋月(ちゃん)!?って何だか会話がかみ合って無い様な?」

響「何なら見せようか?」

提督「ん?見せる?」

キット「どうやって証明するのでしょう?」フォンフォン

スカートタクシアゲー

吹雪「見ちゃダメですぅ!司令官に下着を見せるのは私の役目です!」ゴキッ

暁(吹雪お姉さん、そんなことしてるんだ)←してません

提督「ぐえっ」

吹雪「ご、ごめんなさい!」

響(チャンスだ)ニヤッ

コンコン

鳳翔「鳳翔です」

提督「いてて・・・、もう少しで死ぬところだったぞ。どうぞ」

ガチャ
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 21:58:30.61 ID:Wlv+Jk410

暁「ちょっと、銃なんて取り出してどうしたのよ?」

響「司令官を亡き者にするに決まっているじゃないか」E:トカレフTT-33

暁「司令官を殺ろす!?冗談は止めてよ!」

響「私は本気だ。そこをどいてくれ、暁」

暁「どかないわ!」

響「どけ!」

暁「バカなことは止めなさい!司令官は何も悪いことなんてして無いでしょ!」パンッ

鳳翔「ああっ!何てことを!」

響「司令官コロス、司令官コロス、司令官コロス、司令官コロス」ハイライトオフ

吹雪「司令官、響ちゃんの様子がおかしいです!」

提督「!!!」

鳳翔「提督、直ぐに逃げてください!」

提督「どういうことですか?」

鳳翔「最近、響ちゃんの様子がおかしかったのは、何者かが響ちゃんに幻朧魔皇拳を使ったからです!」

提督「ナニソレ」

鳳翔「そして、暁ちゃんが響ちゃんをぶったことにより、僅かに残った良心も消え去り、完全な殺戮マシンとなってしまいました!もう私でも止められません」

吹雪「えぇー!」

暁「そんな・・・私のせいで・・・」

響「シネ、シネ、シネェーッ!」

パン

パン

パン

吹雪「きゃっ!」

提督「うわっ!」

キット「早く車内へ!」フォンフォン

ガチャ

バタン

提督「ふぅ、とりあえずキットの中に居れば一安心だ」
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 21:59:57.58 ID:Wlv+Jk410

パン

カンッ

パン

カンッ

パン

カンッ

提督「もう止めるんだ!」

カチッ

カチッ

響「チッ!弾切れか!」

キット「響さん、止めて下さい」フォンフォン

響「こうなったら」ダッ

提督「何処へ行く気だ?」

キット「ドックへ向かっている様です」

提督「ドック?艤装を取りに行ったのか!」

キット「その様です」

提督「鳳翔さん、響を止める方法は無いんですか?」

鳳翔「あの術は目の前で誰かが死ななければ解けないはずです」

提督「深海棲艦でも有効ですか?」

鳳翔「ええ、恐らく」

金剛「ヘーイ、提督!さっきから執務室が騒がしいケドって」

金剛(え?何この状況・・・壁には銃弾の跡、アカツキは泣いてるしどういう状況デース?)

提督「キット、シャッターを開けてくれ」

キット「はい」

ガラガラガラ

吹雪「私も着いて行きます!」

提督「吹雪は残ってくれ。何かあれば援軍を要請する。あと、金剛。悪いが説明している暇は無いから、吹雪や鳳翔さんから話を聞いてくれ」

金剛「アッ、ハイ」
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 22:01:14.34 ID:Wlv+Jk410

-ドック前-

提督「響、こっちだ!着いて来い!」

ブーン

響「自ら首を差し出しに来るとはいい心がけだね。キット諸共、あの世に送ってあげるよ」


-海上-

通りすがりのイ級「イー♪」

ドーン

バシャーン

ドーン

バシャーン

通りすがりのイ級「イー?」クルッ

響「墜ちろー!」

ドーン

通りすがりのイ級「イー!?」

提督「あんな所にイ級が。悪いが利用させてもらおう」

キット「上手く行くでしょうか?」

提督「やるしかない!」

ドーン

バシャーン
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 22:02:52.56 ID:Wlv+Jk410

-鎮守府 大淀私室-

大淀「今回は提督が外国で勲章を受け取ったせいで資金に出来ませんでしたが、艦娘基金もかなり貯まってきましたね」

大淀「あの子は、あの子だけは戦争が終わったとしても提督の側に居て養ってもらえるでしょうが、私たちはどうなるか分かりません」

大淀「提督のことを信じていない訳ではありませんが、皆が幸せに暮らせる様にお金を貯めておくに越したことはありません」

大淀「帳簿はデジタルではなく、紙媒体で正解でした。データとしてPC上で管理していたら、あっさりキットに見つかっていたでしょうからね。ふふふ」メガネキラーン


-執務室-

金剛「そんなことがあったんデスカ」

吹雪「はい」

金剛「アカツキ、貴女は何も悪く無いデスヨ」

鳳翔「ええ、その通りです」

暁「でも、でも、わだじのせいでじれいがんがじんじゃったら(泣)」

吹雪「キットも居るから大丈夫だよ!ゴリアテやに深海棲艦に襲われても生きてる司令官なんだから!」

吹雪(司令官も響ちゃんもちゃんと帰って来てくれますよね・・・?)
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 22:06:02.10 ID:Wlv+Jk410

ドーン

バシャーン

通りすがりのイ級「イーッ!」顔面蒼白

提督「イ級と並走するところまでは上手くいったな」

キット「射線上に並んだまではいいですが、どうやっイ級に当てさせるのですか?」

通りすがりのイ級「イー、イー!?」

響「無駄だね」

ドーン

ヒューーーーン

提督「今だ!急速潜航!」

ブクブクブク

通りすがりのイ級「イッ!?」

ドカーン!

通りすがりのイ級「イー・・・」撃沈

響「!!!」

提督「やったか?」

キット「響さんのバイオリズムが正常な値に戻りました」

提督「罪の無いイ級の犠牲により助かったな。それに明石、夕張、妖精様様だ。キットを大改修してなければこの作戦は不可能だったからな」

響「わ、私は何てことを・・・」ガクッ

提督「浮上しよう」

キット「はい」

ザッパーン

響「!!!」

ウィィィィーン(窓オープン)

提督「響、大丈夫か?」

響「司令官、来ないで!私は司令官を殺そうとしたんだ!」

提督「それは自分の意思ではなく、操られた結果だろ?」

キット「アドミラルの言う通りです」

響「私は艦娘失格だ。司令官を殺そうとする様な艦娘は必要無い。私自身を処分する」スッ

提督「バカなことは止めろ!キット、マイクロウェーブで連装砲をロックするんだ!」

キット「艦娘の艤装はシールド処理されているため効果がありません!」

提督「くっ、こうなったら・・・」

バコーン!

響「うっ・・・」気絶

提督「少々手荒だが、ドアビンタでなんとか止められたな」

キット「出来ればこの方法は使いたくありませんでしたが、仕方ありません」

提督「響を車内に乗せよう」グイッ

提督「響のみだと軽いが、艤装込みだと結構キツイな」

キット「出来ることなら私も手伝いたいですが、手がありませんので」
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 22:07:48.36 ID:Wlv+Jk410

-鎮守府 執務室-

ジリリリリーン

吹雪「着信?司令官からかも!」

ピッ

吹雪「こちら吹雪です!」

提督「吹雪か。響を止めることに成功した」

吹雪「司令官も響ちゃんも無事ですか!」

提督「ああ、俺は無事だ。響は自決しそうになったので、仕方なく殴って気絶させた」

暁「響はちゃんと生きてるのよね?」

提督「大丈夫だ。ちゃんと息はしている」

暁「よかった・・・」

提督「帰ったら医務室へ直行する。またバカなことをしない様に誰か見張りを就けたいんだが」

金剛「私に任せてくだサーイ!」

提督「では、頼む」

金剛「了解デース」

提督「あと5分程度で鎮守府に到着する」

吹雪「分かりました!」

提督「では切るぞ」

プーッ

プーッ

鳳翔「私たちは医務室前で待ちましょうか」

金剛「そうデスネ」

鳳翔「暁ちゃん」

暁「はい」

鳳翔「響ちゃんのお姉さんとして、響ちゃんを支えてあげてね」

暁「はい」

吹雪「私も出来る限りのことはするから」

暁「ありがとう、吹雪お姉さん。お礼はちゃんと言えるし・・・」

金剛(あんなことがあったから当然デスガ)

鳳翔(相当落ち込んでますね)
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 22:09:05.23 ID:Wlv+Jk410
ナイト3000の潜水モードを見た時に、お前はボンドカー(ロータス・エスプリ)か!とつっこんだ諸兄も多いはず?
ナイト2000,4000が水上走行可能なのに対して、3000は潜水ってことは水上走行は出来ないのか?よく分からないから出来ることにしておこう!
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 22:10:41.58 ID:Wlv+Jk410
サラトガの任務、5-5はレ級(2回目)とE風のおかげで苦戦しまくったけど、6-5は一発クリア。
毎月思うけど、5-5と6-5って難易度設定間違ってるだろ?
現状最終海域の6-5が5-5よりはるかに楽ってどういうことですかね?
秋月砲や90mm砲を持ってないと6-5はキツイだろうけど、秋月砲と90mm砲と機銃と電探を改修してると特に苦戦しないし。

本日はここまで。
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 22:17:23.33 ID:MJfwISNM0
乙 乙 
前パートで大和、武蔵揃えばコンプ報告した者だが、武蔵がきた!
あとは大和だけだぜ。悪いね>>1先に行かせてもらう!
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/22(金) 21:27:58.35 ID:gBz2SVhQ0
>>91
おめでとう!
開発資材1で建造すると武蔵を弾けるらしいので、少しだけ成功率が上がりますね。
8hを引いても大和or武蔵でドキドキするより、大和確定だ!の方が嬉しいし。

大鳳=サン、武蔵=サン、そろそろうちに来てくれてもいいのよ。
いや、来てください。おねがい島風!
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/22(金) 21:31:51.75 ID:gBz2SVhQ0
大型建造にサラが追加されたし、いずれイベントで春日丸もドロップする日が来るだろうし、
クォータリーか半年に一回でいいからカタパルトがもらえる任務が欲しいな。
イベントの報酬でもいいけど、その場合、改二実装フラグだったりするから下手に消費できないし。

本日分、始まります。
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/22(金) 21:33:10.13 ID:gBz2SVhQ0

-暗殺未遂事件から一週間後 執務室-

提督「響の様子はどうだった?」

吹雪「司令官はまだ会わない方がいいと思います。私が会いに行っても、『もう少しで姉さんをミボウジンにするところだった』って舌を噛もうとしましたから」

提督「そうか・・・。だが、アイツは不死鳥だ。必ず蘇ると信じている」

吹雪「司令官」ウルッ

提督「例え宇宙のチリになったとしても帰って来る奴だからな!」

吹雪「へ?」

キット「それは不死鳥違いです」フォンフォン

提督「!?」

キット「何を驚いているのですか?」フォンフォン

コンコン

大淀「大淀です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

大淀「提督、大本営より新提さんについての連絡が届きました」

提督「新提について?そういえばアイツ、うちで半年程度面倒を見るんだったな」

吹雪「と言うことは、配属先が決まったってことですか?」

大淀「はい。その通りです」

提督「では、アイツも呼んで話を聞こうか」

大淀「そうですね。本人も交えて話す方がいいでしょうね」

スピーカー「新提、大事な話があるので執務室へ来てくれ。繰りかえす」
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/22(金) 21:35:49.40 ID:gBz2SVhQ0

〜数分後〜

コンコン

新提「新提だ」

提督「どうぞ」

ガチャ

提督「ん?長門も来たのか」

バタン

新提「このタイミングで私が呼ばれたと言うことは」

提督「ああ、お前さんの配属先が決まったそうだ。詳細は大淀から」

長門「提督よ、貴様・・・あの誓いを忘れたのか!」

提督「誓い?」

長門「そうだ!誓いだ!」


提督「我ら三人」

長門「生まれし日」

新提「時は違えども兄弟の契りを(以下略)」


吹雪(三国志でしょうか?)

大淀(桃園の誓いですか)

提督「いやいやいや、そんな三国志みたいな誓い立ててねーから!」

長門「劉備、貴様と言う奴は!」

提督「誰が劉備だよ!そこまで言うなら、お前も一緒に異動するか?」

長門「なっ」

提督「長門が居なくなるのは痛いが、どうしてもと言うなら考えるぞ」

吹雪「長門さんが居なくなれば戦力はガタ落ちですが、どうしてもと言うなら仕方ないですよね」

大淀「はい。長門さんが居なくなるのは困りますが、先日リシュリューさんも来ましたからね」

キット「少々キツくはなりますが、他の戦艦の方々でカバー出来るでしょう」フォンフォン

新提「どうする?私と二人で駆逐艦のパラダイス鎮守府を作り上げるか?お前が来てくれれば心強いが」

長門「クッ!駆逐艦パラダイスは捨てがたいが・・・」

吹雪「お二人はお似合いのカップルですし」

提督「まだ一週間ほど猶予はあるから、直ぐに決めなくてもいいぞ」

大淀「一応、異動される前提で考えておきましょうか」

長門「うぅ・・・陸奥えもーん、皆がいじめるよぉー(泣)」ダッ

ガチャ

バタン

提督「いじめているつもりは無いんだが」

キット「皆さんから一斉に迫られたのがプレッシャーとなったのでしょう」フォンフォン

提督「で、どうする?長門次第だが、どうしてもと言うなら考えるぞ」

新提「長門が来てくれれば心強いのは間違い無いが・・・」
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/22(金) 21:39:12.81 ID:gBz2SVhQ0

-翌日 執務室-

ジリリリリーン

提督「電話だ」

ガチャ

提督「もしもし」

元帥「もしもし、私だ」

提督(元帥だ!何かやらかしたか!?)

吹雪(この様子だと元帥からのようです)

元帥「君の所で預かってもらっている新提君なんだが」

提督「はい」

元帥「実は・・・彼が着任予定だった鎮守府が昨晩、襲撃を受けて壊滅した」

提督「はい!?」

元帥「完成したばかりの建物を破壊するなんて酷い奴等が居るもんだ。深海棲艦共に請求書を突き付けてやりたいよ」

提督「それで被害はどの程度ですか?」

元帥「夜だったおかげで人的被害はゼロだが、施設の再建にはしばらく時間が掛かる。悪いがもうしばらくそちらで彼の面倒を見てやってくれ」

提督「御意」

元帥「じゃあ、頼んだよ」ガチャ

プーッ

プーッ

吹雪「あの、司令官、元帥からですよね?何かあったんですか?」

提督「新提が着任予定で新設していた鎮守府が襲撃を受けて吹き飛んだそうだ・・・」

吹雪「えぇー!」

提督「長門」ボソッ

吹雪(確かに長門さんが犯人だとしたら、合点がいきますね)

提督「長門ぉぉぉぉぉぉぉーっ!」

コンコン

長門「長門だ。私を呼んだか?」←たまたま近くを通りかかった

提督「入れ」
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/22(金) 21:41:07.10 ID:gBz2SVhQ0

ガチャ

バタン

提督「長門よ、これから大事な話がある。正直に答えろ」

長門「分かった(何だ?随分、怒っている様だが)」

提督「昨晩、新提が配属される予定だった鎮守府が攻撃を受けて吹き飛んだ」

長門「な、何と!それで被害の程は?」

提督「夜間だったおかげで人的被害は無いが、建物は壊滅状態だそうだ」

長門「深海棲艦め!何と言うことを・・・」

提督「単刀直入に聞こう。犯人はお前ではないのか?」

長門「な、何を言う!私がそんなことをする訳が無かろう」

提督「偶然にしては出来すぎている!」

吹雪「昨日の今日ですからね」

長門「確かに昨日のことがあった以上、疑われるのは仕方が無い。だが信じてくれ!私は無罪だ!」

提督「昨晩は何処で何をしていた?」

長門「ずっと部屋に居た」

提督「証人は?」

長門「陸奥だ」

提督「身内の証言は証拠として採用されない」

長門「そんな・・・」

提督「と言いたいところだが、陸奥なら嘘の証言をすることはあるまい」

〜数分後〜

提督「昨晩、長門は何処で何をしていた?」

陸奥「夕食を食べて、お風呂に入った後はずっと部屋に居たわ」

提督「本当だな?」

陸奥「ええ、もちろんよ」

提督「・・・」チラッ

キット「お二人とも嘘の証言はしていません」フォンフォン

提督「疑って悪かった」

長門「いや、昨日の一件があったから疑われても仕方ない」

提督「詫びと言ってはなんだが、間宮さんの店で何か奢ろう」

長門「いいのか?」

提督「男に二言は無い。吹雪と陸奥も行こう」

吹雪「はい!」

陸奥「あら、いいの?」

提督「キットは留守番を頼む」

キット「はい」フォンフォン
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/22(金) 21:41:47.65 ID:gBz2SVhQ0

-甘味処 間宮-

吹雪「ご馳走様でした」

長門「あぁ〜、間宮のパフェは最高だ!」キラキラ

陸奥「ふふっ、長門ったら子供みたいね」

提督「俺は少し用事があるから先に帰っててくれ」

吹雪「はい(響ちゃんに会いに行くんですね)」
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/22(金) 21:44:08.28 ID:gBz2SVhQ0

-駆逐寮 暁型私室前-

コンコン

暁「どなた?」

提督「俺だ」

暁「司令官ね」

ガチャ

提督「悪いが響と二人きりで話をさせてもらいたい」

暁「分かったわ」

提督「三人で間宮さんの所にでも行くといい」つ間宮券×3

暁「雷、電、行きましょ」

雷「はーい」

電「なのです」

バタン

提督「響」

響「私は司令官に合わせる顔なんて無い」

提督「もう済んだことだ。忘れろとは言わんが、そこまで抱え込むな」

響「私は司令官を殺そうとしたんだ。許されるはずが無い」

提督「もし、俺が逆の立場でお前たちを手に掛けようとしたら、俺は自分が許せないだろう」

響「・・・」

提督「だが、俺は生きている。犠牲者なんて出なかったじゃないか(イ級は除く)。もう自分を許してやれ」

響「私はここに居ていいんだろうか?」

提督「当然だ。お前は俺たちの大事な仲間だ」

響「司令官にお願いがあるんだ」

提督「何だ?」

響「抱きしめて欲しい」

提督「分かった」ギューツ

トクン

トクン

響「司令官の心臓の鼓動が聞こえる」

提督「生きているって実感できただろ?」ナデナデ

〜数分後〜

提督「響?」

響「・・・」zzz

提督「寝てしまったか。そーっと布団まで運んで、俺も帰るとするか」


-窓の外-

電「はわわ。羨ましいのです」

暁「わ、私は一人前のレディだから羨ましくなんてないわ」←本当は羨ましい

雷「許せない・・・司令官は甘えさせる立場ではなく、私に甘えて来ないといけないのよ。だいたい吹雪お姉さんが甘やかすから」ブツブツ

電「はわわ!雷ちゃんが怖いのです。ハイライトさんがお出掛けしてるのです」

暁「羨ましくなんて・・・ないんだから・・・」グスッ
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/22(金) 21:45:23.47 ID:gBz2SVhQ0

-インド洋深海鎮守府-

インド洋深提「ふはははは!日本の鎮守府を一つ潰してやったわ!お前たち、この調子で頼むぞ!」

イ級「イー」

ヲ級「ヲー」

リ級「リー」

ガングート「次は奴を銃殺刑にしてやるか?どうやら駆逐艦のガキを使った作戦は失敗した様だが、私が直接手を下せば確実だ」

インド洋深提「それもいいが、ジワジワと戦力を削いで追い詰める方が楽しかろう?」

ガングート「まったく、恐ろしい人だ(笑)」

テレビ「先ほど入りましたニュースです。現地時間の昨晩、日本の鎮守府が何者かに襲撃を受け壊滅しました」

インド洋深提「見ろ!我々の功績がニュースになっているぞ!放送終了後、犯行声明を出してやるか!」

テレビ「襲撃を受けた鎮守府は稼動前だったということで、人的被害は無く」

インド洋深提「へ?」

イ級「イ?」

ヲ級「ヲ?」

リ級「リッ?」

ガングート「何だと・・・」

テレビ「続きまして天気予報です」
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/22(金) 21:50:50.83 ID:gBz2SVhQ0

-海上-

暁「・・・」ブルッ

電「暁ちゃん、どうしたのです?」

雷「顔色が悪いわよ」

暁「な、何でも無いわ!(汗)」

響「もしかして」

暁「ち、違うわよ!」

響「まだ何も言って無いじゃないか」

暁「おしっこしたいなんて思ってないんだから!」

響「鎮守府までまだ時間が掛かるし、ここでするしかない。敵影も見えないから今なら大丈夫だ」

雷「そうね」

電「なのです」

暁「野ションなんてレディのすることじゃないわ!」

響「お漏らしの方がレディのすることじゃないよ」

暁「うぅ・・・」

響「私たちは少し離れた場所で見張りをするから、今のうちに済ましてしまう方がいい」

暁「分かったわ。絶対に見ないでね」

響「分かってるよ」


-少し離れた場所-

響「そろそろ終わったかな?」

ザッパーン

響「な、水中からXXXが!?」

???「幻朧魔皇拳!」

響「うっ・・・」

???「お前の鎮守府の提督を抹殺しろ」

響「分かった」

???「さらばだ」ブクブクブク

暁「ふぅ、スッキリした。響ー、雷ー、電ーもういいわよー」

雷「はーい」

電「なのです」

響「・・・」

暁「響?」

響「ん?ああ、済んだのか。じゃあ、帰ろうか」
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/22(金) 21:54:20.72 ID:gBz2SVhQ0

-鎮守府 暁型私室-

響「うぅ・・・、うわぁ!」ガバッ

響「はぁはぁ・・・司令官?」キョロキョロ

響「そうか、あの後そのまま寝てしまったのか」

響「さっきの夢は・・・いや、ただの夢じゃない・・・二月程前に実際に起きた出来事だ。そうだ、アイツは、アイツが私を!アイツだけは絶対に許さない!」


-執務室-

新提「私が着任するはずだった鎮守府が攻撃を受けた吹き飛んだ!?」

提督「そうだ」

隼鷹「提督、どういうことだよ!」

ポーラ「そうですぅ〜、酷すぎますぅ〜!」

伊14「新提の送迎会で目いっぱい飲めると思ったのに!」

提督「お前ら、普段から目いっぱい飲んでるだろ!」

ポーラ「そんなこと無いですよぉ〜」

伊14「そーだ、そーだ!」

提督「文句なら鎮守府を吹き飛ばした深海棲艦に言ってくれ!」

隼鷹「こうなったら、誰も出て行かないけど送迎会をするしかないね!」

提督「ほう、そういうことをするのか。直に新人が着任して歓迎会を開くことになるから、それまで禁酒にしようか」

吹雪「そうですね」

キット「それがいいかと」フォンフォン

隼鷹「へ?」

提督「しばらく酒を絶ってから久しぶりに飲めば美味さも倍増だろ?」

ポーラ「ポ、ポーラ用事を思い出しましたぁ〜。失礼します!」ダッ

ガチャ

伊14「イヨも姉貴と出かけるんだった。それじゃ」ダッ

隼鷹「あたしは艦載機の整備をしないといけないんだった!」ダッ

バタン

提督「まったく・・・、あいつ等どんだけ酒飲みたいんだよ」

吹雪「困ったものですね」

新提「夕雲ママを初期艦として迎えて鎮守府を運営する計画が・・・夕雲ママァ・・・」orz

提督「何も見てないし、聞いてないことにしよう(そもそも夕雲を初期艦として選ぶことは出来ないんだが・・・)」

キット「それがいいかと」フォンフォン

吹雪「その方が幸せですね(汗)」
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/22(金) 21:56:52.94 ID:gBz2SVhQ0
深海棲艦に『セ級』が居たら面白かったのにって思った。

インド洋の部下のガングートの正体についてもう気付いている人も居るでしょうが、もう少しこのまま続きます。
インド洋の部下であることに意味はありません。適当に決めただけです。

本日はここまで。
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/29(金) 22:40:38.83 ID:ZUAV2mDP0
SPM清霜欲しいけど、何故か近所のゲーセンに置いてない。
いつか清霜を戦艦にしてやろうと思って、SPM長門の艤装を2つ持ってるのに。
本当はいずれ出るであろう陸奥に使うか、1/100スケールのロボに使って艦ダムにしようと思っていた訳ですが。
そしてSPM陸奥が発表されて、艤装のデザインが微妙に違うことに気付いた。
やはり、戦艦清霜or艦ダムしかない。

清霜置いて無かったゲーセンに鹿島が入荷してた。
スカートがかなり短い。パンチラ寸前だった。吹雪は鹿島に対して切れていい。

本日分、始まります。
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/29(金) 22:43:00.44 ID:ZUAV2mDP0

-執務室-

提督「本日の業務終了っと」

吹雪「お疲れ様です」

キット「お疲れ様です」フォンフォン

吹雪「司令官、一つ聞いてもいいですか?」

提督「いいぞ」

吹雪「最近、ふと気になったんですが・・・この鎮守府って誰が設計したんでしょうね?」

提督「知りたいかね?」

吹雪「ご存知なんですか!?」

提督「ああ、実はな・・・、F・L・ライトだ」

吹雪「フ、フランク・ロイド・ライト!!」

キット「まさか!」フォンフォン

提督「ん?知っているのか?」

吹雪「ライトと言えば帝国ホテルを設計した人で、当時の経営陣との衝突により担当から外された後は弟子の遠藤新がホテルを完成させています!」

提督「・・・。随分詳しいな(何で知ってるんだよ)」

吹雪「当然です!」

提督「さっきのは冗談なんだけどな」

吹雪「えぇー!」

提督「本当はル・コルビュジエだ」

吹雪「あのサヴォア邸や国立西洋美術館を設計したコルビュジエですか!」

提督(マジかよ・・・)

提督「一体何処でそんな知識を?」

吹雪「見ています。クオリティ(ry」

提督「あ、ああ・・・そういう」


-窓の外-

早霜「見ています・・・いつでも・・・いつまでも。ふふふ・・・」
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/29(金) 22:44:10.65 ID:ZUAV2mDP0

ゾクッ

提督(!!! 何だ?今、異様な気配を感じた様な?)キョロキョロ

吹雪「どうかされましたか?」

提督「いや、何でも無い。本当は藤堂高『流石にそれは冗談ですよね?』」

吹雪「築城の名手と呼ばれた人ですが、戦国武将は冗談だと分かりますよ」

提督「ばれたか。本当は俺も知らないんだ。キットは知ってるか?」

キット「いえ、存じ上げません」フォンフォン

提督「明日はテレビ電話で定例会議だから元帥に聞いてみるか」

吹雪「そうですね」

キット「元帥ならご存知でしょう」フォンフォン
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/29(金) 22:47:36.39 ID:ZUAV2mDP0

-翌日 執務室-

元帥「各鎮守府に来月から配属される艦娘のリストを送付したので目を通しておくように」

提督たち「はい!」

元帥「何か質問はあるかね?無ければ定例会議は終了とする」

提督「あの、お聞きしたいことが」

元帥「何だね?」

提督「個人的な内容なので、他の鎮守府の皆さんは・・・」

元帥「そうか。では、提督君を残して解散してくれ」

提督たち「お疲れ様でした!」

元帥「質問とは何だね?」

提督「はい、実はこの鎮守府を設計した人物のことが気になりまして」

元帥「ふむ(入札で選ばれた工務店が施工したが、それではつまらんな。少しからかってやるか)」

元帥「ル・コルビュジエを知っているかね?」

吹雪「え・・・」

提督「ル・コルビュジエ!?」

???「やっぱり父さんの設計した建物は凄いね兄さん!」

???「そうだな、弟!」

提・吹「!!!」クルッ

元帥「後ろがどうかしたかね?」

提督「いえ、何でもありません!」

元帥「君の鎮守府を設計したのはル・コルビュジエだ。いずれ世界遺産に登録されるやも知れぬ。くれぐれも丁重にな」

提督「は、はひっ!」

吹雪(驚きのあまり噛んでます)

元帥「他に何かあるかね?」

提督「いえ、ありません!」

元帥「では通信を終了しよう」ピッ

吹雪「あの・・・司令官」

提督「ヤバイ」滝汗

提督「全員集めて注意喚起をしなければ!」

ピンポンパンポーン

スピーカー「全員、今すぐ大ホールに集合するように!繰り返す」
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/29(金) 22:49:24.20 ID:ZUAV2mDP0

-5分後 大ホール-

ザワザワ

提督「全員集まったな」

提督「これよりとても大事な発表をするので、心して聞くように」

一同「はーい」

提督「この鎮守府はル・コルビュジエによる建築であることが発覚した!」

ダレソレー?

リシュリュー「!!!」

コマンダン「C'est vrai ?(マジで?)」

瑞穂「大変ですわ!」

ウォースパイト「Really?」

大淀「ま、まさか・・・」

金剛「大変デース!」

比叡「!?」

榛名「た、大変です!」

霧島「そ、そんな・・・」

鳥海「私の計算では・・・こんな事あり得ない・・・」

摩耶「んー?どうしたんだ鳥海?」

鳥海「これは大変なことよ、摩耶!」

摩耶「?」

龍驤「えらいこっちゃ!」

大和「嘘っ・・・!?」

不知火「し、不知火に落ち度でも?(ル・コルビュジエって誰ですか?)」

時雨「!!!」

夕立「?」

島風「それって早いの?」

陸奥「大変じゃない!」

長門「?」

新提「コ、コルビュジエだと・・・」
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/29(金) 22:51:51.18 ID:ZUAV2mDP0

足柄(ヤバイ!先日、トンカツを揚げた油を処分しようとした時に躓いて壁に油の染みを作ってしまったわ!)

暁「暁は一人前のレディだから知ってるわよ!」

電「暁ちゃん、すごいのです!物知りなのです!」キラキラ

響「ふーん。では、一人前ではない私に解説してくれるかな?」

暁「へ?えっと、その・・・」

朝霜「何だそれ?くいもんか?」

夕雲「朝霜さん、これは大変なことよ」

阿賀野「ねーねー、能代。何だか美味しそうな名前だよね〜」

能代「そ、そうね・・・(汗)」

矢矧(阿賀野姉・・・)

酒匂「ぴゃ〜(汗)」

山城「欠陥戦艦と呼ばれた私とは大違い・・・不幸だわ」

扶桑「山城、しっかりして!提督はこんな私たちでも愛してくれたじゃない!」

大淀「それは本当なのですか?」

提督「実は先ほど、君たちにマジで!?の波動を当てた」

天龍「マジで!?じゃあ、嘘かよ」

提督「と、言うのは冗談だ。元帥がそう仰っているので間違いない!」

吹雪「私も一緒に聞いていたので間違いありません」

天龍「マジで!?(無駄に大げさなリアクションをして超ハズイ。穴があったら入りたい)」

龍田「天龍ちゃ〜ん♡」ニヤニヤ

天龍「!!!」

リシュリュー「コルビュジエがこの国で国立西洋美術館以外にも設計したなんて聞いてないわ・・・」

提督「ポーラに隼鷹!絶対に洗面台と便器とバケツ以外の場所で吐くなよ!」

ポーラ「は〜い!うぷっ」

提督「言ってる側から吐こうとするなぁぁぁぁぁ!」

隼鷹「つまりこれは振りだろ?吐くなよ、吐くなよ、何で吐かないんだよ!って」

提督「んな訳あるかぁぁぁぁ!」

隼鷹「まぁまぁ、落ち着きなよ」

提督「誰のせいだと思ってるんだ!千歳、那智、イヨ、君らは大丈夫だと思うが」

千歳「はい。気を付けますね」

那智「任せておけ」

伊14「はーい」
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/29(金) 22:53:58.24 ID:ZUAV2mDP0

-執務室-

提督「全員に注意喚起したが、心配だ・・・」

吹雪「大丈夫ですよ」

キット「心配しすぎです」フォンフォン

コンコン

大淀「大淀です。来月着任する新人のリストをお持ちしました」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

大淀「こちらがリストです」つリスト

提督「ありがとう」

提督「駆逐艦が神風型の旗風、綾波型の狭霧に天霧、夕雲型の藤波と沖波か。結構多いな」

吹雪「特型の子が来るんですね!」

提督「空母が英国の正規空母のアークロイヤルに軽空母の春日丸。ウォースパイトの仲間が増えるな!」

提督「海防艦?新しい艦種も来るのか。占守、国後、択捉、松輪」

大淀「海防艦の人たちは対潜に特化しているそうです」

吹雪「それは頼もしいですね」

提督「補給艦の神威、潜水艦のルイージ・トレッリ。ルイージ・・・」

吹雪「何だか某ゲームの緑色の弟さんを連想する名前ですね」

提督「やはりそう思うか」

大淀「実際、その人を連想される方は多いかと」

提督「そして戦艦ローマ。ローマ!?」

吹雪「ローマってまさか!」

大淀「はい。リットリオさんの妹さんです」

提・吹「やったー!」

提督「後でリットリオに知らせてやらないと!」

吹雪「そうですね!あれ?もう一枚あるみたいですよ」

提督「本当だ」ペラッ

提督「!!!」

吹雪「どうしたんですか?」

提督「見てみろ」

吹雪「!!!」
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/29(金) 22:55:51.80 ID:ZUAV2mDP0

ドンドンドン

ザラ「提督大変です!ポーラがポーラが!」

提督「ザラか。ポーラがどうした?兎に角、入ってくれ!」

ガチャ

ザラ「ポーラが廊下で吐きました!」

提督「」バタン

ピクピク

吹雪「司令官!?」

大淀「提督!?」

ザラ「あぁ!ポーラのせいで提督が!」

吹雪「司令官、しっかりしてください!」ユサユサ

提督「ダメだ」ムクッ

提督「もうダメだ。切腹するしかない!」

吹雪「司令官、落ち着いてください!」

ザラ「止めて下さい!」

キット「アドミラルが切腹をしても何も解決しません」フォンフォン

提督「離せ、吹雪、ザラ!」

大淀「そうです、バカなことは止めて下さい!切腹に日本刀は長過ぎます。切腹するなら、短刀でないと!それに服装は白装束です!あと介錯はお任せください!」

吹雪「大淀さん、いい加減にしてください!司令官を殺したいんですか?」

大淀「そんなことはありません。ですが、きちんと作法に則ってですね」

ザラ「何でもいいから止めてください!セップークなんて馬鹿げてます!」

大淀「さあ、胴太貫をこちらへ!介錯してさしあげます」

吹雪「大淀さん!」
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/29(金) 22:58:29.18 ID:ZUAV2mDP0

大和「提督、元帥からメールがって何してるんですか!?」

吹雪「大和さんも一緒に司令官を止めてください!」

ガシッ

大和「一体何が起きたんですか?」

提督「離せ大和!切腹して詫びるしか無いんだ!」

吹雪「ポーラさんが廊下で吐いたせいで、切腹すると言い出しだんです!世界遺産(予定)が汚れたのは司令官のせいではありません!」

大和「世界遺産?提督、それは誤解です!元帥からのメールを読んでください!」つスマホ

吹雪「誤解?誤解ってどういうことですか?」

大和「元帥からのメールで、鎮守府がコルビュジエ作は冗談だと伝えて欲しいと」

吹雪「え?」

大淀「冗談?」

大和「はい。そう書いてあります」

提督「確かにそう書いてある・・・」

ザラ「良かったー」ヘナヘナ

提督「ザラ、このことはポーラには黙っておいてくれ」

ザラ「はい!ポーラにはしばらく反省してもらいましょう!」

提督「ところで、何で大和に元帥からのメールが届いたんだ?」

大和「元帥とはメル友なんです♪」

吹雪(お爺ちゃんなのにそんなことしてるんでんすか・・・。何と言うか今時ですね)

提督「まさか二人がそんな関係だったとは・・・」

大淀「大和さんお手柄です。提督が切腹をせずに済みましたし、一件落着です」

吹雪「司令官の首を刎ねようとした貴女の言うことですか」
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/29(金) 23:00:43.64 ID:ZUAV2mDP0

-インド洋深海鎮守府-

インド洋深提「ガングートよ、先日はジワジワと戦力を削いで奴を追い詰めると話したが」

ガングート「やはり私の力が必要となったのだな?」

インド洋深提「そうだ。やってくれるか?」

ガングート「私と貴様の仲ではないか!」

インド洋深提「やってくれるか!頼んだぞ!」

ガングート「勝利を貴様に!」

インド洋深提「潜入の手筈は向こうに潜入しているスパイが準備してくれる」

ガングート「では、そいつからの連絡を待てば良いのだな?」

インド洋深提「そうだ。提督よ、残り僅かな日々を精々楽しむがいい!ふははははは!」
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/29(金) 23:01:41.82 ID:ZUAV2mDP0
もし、艦これに仏艦が実装されてなければ、今回のネタは辰野金吾でやっていた。

サンマ漁は早く終わってくれ。
嫁の限定グラがお祭り女 宮川吹雪は複雑な心境過ぎる。
限定グラの無い子も多いのに贅沢言うなって怒られそうだけど、お祭り女はちょっとね・・・。

本日はここまで。
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 17:53:05.40 ID:/+UdyQiFO
吹雪「アカーン!」
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/08(日) 21:51:21.32 ID:j335QlTR0
>>115
もう、ね・・・、吹雪(cv:宮川大輔)で「アカーン!」「この水死んでる!」「やっすいやつやん!」等が余裕で脳内再生されてしまうんですね・・・
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/08(日) 21:53:11.86 ID:j335QlTR0
最近、卯月を出してないから、そろそろ出さないといけないという謎の使命感に苛まれつつ、先に磯風を出すことを決めてしまった。
夢の中に『モザイクのかかった何か』を持った磯風が出てきて微笑んでいたんです。磯風を出さないと命がヤバイ!でも、夢の中で死ねば現実に帰れるのか?(インセプションネタ)
うーちゃんも執筆中なので近々出します。

ミッチー改二来る?
確認してみたらミッチーかなりレベル低かったでござる。朝雲、山雲は余裕で改造可なレベルだったし。


本日分、始まります。
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/08(日) 21:55:37.56 ID:j335QlTR0

-10月上旬 執務室-

コンコン

大淀「大淀です。本日から配属される新人の皆さんをお連れしました」

提督「どうぞ」

ガチャ

ゾロゾロ

提督「よく来てくれた。俺がここの提督だ」

吹雪「秘書艦の吹雪です」

新提「副長の新提だ」

キット「アドミラルの愛車、Knight Industries Two Thousand. K.I.T.T キットとお呼び下さい」フォンフォン

大淀「では、私は失礼します。皆さんはご挨拶を」

バタン

旗風「司令、神風型駆逐艦、旗風、参りました。お供させて頂きます。よろしくお願い致します」

神風「よく来たわね。歓迎するわ!朝風と春風も待ってるわ」

松風「やあ、旗風。会えて嬉しいよ!」

提督(相変わらずヅカってるな)

吹雪(いつも通り、宝塚ですね)

旗風「神姉さん、松姉さん会えて嬉しいです」

松風「僕が鎮守府を案内してあげるよ。付いておいで!」

提督「鎮守府の案内は全員の挨拶が終わってからにしてくれるかな?」

松風「キミが沿う言うなら仕方ないね」

提督(妹が来て嬉しいのは分かるが、普通、全員の挨拶が終わるまで待つだろ)

天霧「さあ、いってみよう!綾波型駆逐艦、天霧だ。よろしくな、提督!」

狭霧「提督、あの、私・・・綾波型駆逐艦・・・狭霧といいます。お手伝いできるよう、頑張ります」

吹雪「綾波ちゃん、やったね!また私たちの姉妹が増えたよ!」

綾波「や〜りま〜した〜」

天霧「吹雪の姉貴に綾波の姉貴、これから宜しくな!」

狭霧「吹雪姉さん、綾波姉さん、会えて嬉しいです」

吹雪(私たち特型駆逐艦は最も姉妹の数が多い一大勢力。全員揃えば鎮守府で多大な影響力を持ってしまいます!」

提督(心の声がダダ漏れだ。と、言うか俺のヨメカッコカリって時点でもう充分じゃないですかね?)

夕雲「吹雪さん、確かにケッコンは貴女に譲りましたが、私はまだ諦めてませんよ?」

バチバチ

吹雪「私は負けませんから!」
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/08(日) 21:58:23.13 ID:j335QlTR0

提督(ヤベッ。二人で火花散らしてるし。ここに金剛たちが居たらもっとヤバかった。こっちに話を振ってくる前に次の子に行ってもらおう)

キット「では、次の方、自己紹介をお願いします」フォンフォン

提督(ナイス!)

藤波「お疲れ!夕雲型十一番艦、藤波よ。司令、よろしくね!」

沖波「夕雲型駆逐艦十四番艦の、沖波です。えっと・・・はい、頑張ります。よろしくお願い致します!」

夕雲「藤波さん、沖波さん、皆で頑張りましょうね」

占守「占守型海防艦1番艦、占守っす!司令、沿岸防衛はこの占守に任せるっす。海を守る、海防艦っす。うん!」

国後「占守型海防艦、その二番艦、国後。何それ?違うけど?そうね、クナって・・・呼んでもらってもいいけど」

択捉「司令、おはようございます!択捉型海防艦一番艦、択捉です。今日も頑張ります!」

松輪「海防艦、松輪です。あの・・・択捉ちゃん・・・私も・・・頑張ります・・・」

提督「海防艦は始めての着任だからまだ分かってないことが多いが、これから勉強するので宜しくな!」

占守「一緒に頑張るっしゅ!」


-執務室前-

子日「あわわわわ」ガタガタ

子日「今日は何の日?って突入してる場合じゃないよ・・・」
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/08(日) 22:01:12.73 ID:j335QlTR0

神威「給油艦、神威と申します。はい、北海道神威岬の名前を頂いてます。できる限り、頑張りますね」

提督「速吸、色々と面倒を見てやってくれ」

速吸「はい!速吸にお任せください!立派な聖○士に育て上げます!」

提督「いや、君は艦娘であって聖○士では無いだろ?」

速吸「速吸は艦娘であり、聖○士でもあります!」

提督「お、おう(俺にはもうこの子が分からない・・・。いや、この子だけでなく、朧や響もそうか?)」

春日丸「特設航空母艦、春日丸と申します。不束者ですが、務めを果したいと思います」

鳳翔「よく来ましたね。海の平和を守るため、一緒に頑張りましょう」

春日丸「はい!皆さんに追いつける様に努力します」

ルイージ「Ciao!あたしは、そう、Luigi Torelliよ。そね、トレッリ・・・。んー、ルイでいいや」

提督「君の兄弟にヒゲを生やして赤いシャツに、青いオーバーオールを着用したお兄さん居ない?」

ルイージ「皆、それ言うよね。ルイはそのゲームのキャラクターとは無関係だよー!」

吹雪(関係無いんだ)

提督「すまなかった」

伊58「でーっち、でちでちでち!これから立派な潜水艦娘に育ててやるでち!」

提督「はっちゃん頼んだよ」

伊8「はい!お任せください!」

伊58「でちっ!?」

提督「ゴーヤにはろーちゃんが居るだろ?」

伊58「アイツはもう立派に育ったでち!」

呂500「ろーちゃんはもう、でっちと一緒に居ちゃダメなの?」ウルウル

伊58「!!! そ、そんなこと無いでち!」

呂500「やったー!」

伊58(負けたでち)

ローマ「ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦4番艦、ローマです。よろしく。何? あまりジロジロ見ないでくださいね」

提督「リットリオ、長らく一人にさせてすまなかった」

リットリオ「時間はかかりましたが、来てくれて嬉しいです。提督、ありがとうございます」

アークロイヤル「私は、Her Majesty's Ship Ark Royal。Admiral・・・貴方が・・・。・・・よろしく。」

ウォースパイト「これから二人で英国文化を広めて、この鎮守府を英国色に染め上げましょう」

アークロイヤル「It's so cool」

提督「紅茶以外は広めなくていいから」

ウォースパイト「!?」

提督「お前さん、何時からそんなキャラになったんだよ」
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/08(日) 22:14:47.83 ID:j335QlTR0

ガングート「貴様が提督というヤツか。ふん。ガングート級一番艦、ガングートだ。いい面構えだ。いいだろう」

吹雪「!!!」

提督「ふむ。エテ公っと」

ガングート「ちょっと待て!誰がエテ公だ!私の名はガングートだ!」

提督「お前が俺に対して銃殺刑を求刑したガングートだろ?だからエテ公だ」

ガングート「私は猿では無い!貴様、銃殺刑にするぞ!」

提督「まったく。誰も猿だなんて言ってないだろ?エテ公とはロシアの女帝エカテリーナ2世のことだ」

ガングート「エカテリーナ2世?」

提督「ああ、そうだ。『エ』カ『テ』リーナ『公』だ」

ガングート(案外、まとも過ぎて反論できない)

提督「エカテリーナは夫であるアッティラを暗殺して皇帝の座に着いただろ?」

ガングート「ピョートル3世だ!アッティラはフン族だ!」

吹雪「そうですよ、エカテリーナの夫はオクタヴィウスですよ」

ローマ「オクタヴィウスは古代ローマの皇帝よ」

提督「だから、俺を八つ裂きにして鎮守府を乗っ取ろうとしているお前さんをエカテリーナにちなんで、エテ公と呼んだ訳だ」

ガングート「八つ裂きじゃない!銃殺刑だ!さっきはちゃんと銃殺刑と言っていただろ!」

???「ちょっと待ちなさい!」

ドアバーン

提督「ビスマルクか。ドアは静かに開けてくれないか」

ビスマルク「提督、さっきの発言は聞き捨てならないわ!」

提督「?」

ビスマクル「エカチェリーナはドイツ出身よ!」

提督「そうだな」

ビスマルク「それなのに、そこのロシア野郎がエカチェリーナですって!」

提督「確かにエカテリーナの産まれはドイツだが、ロシアの女帝にまで上り詰めたのは事実だろ?」

ビスマクル「それは事実よ!でも、だからと言ってこんな奴にエカチェリーナは許せない!」

ガングート「会って早々にこんな奴呼ばわりとは、貴様も銃殺刑にしてやろうか?」

ビスマルク「彼女は回顧録の中でロシア人を『疑り深く恩知らずで密告に走り、私利私欲を求める者が数知れぬほどいる』と綴っている。心までロシア人になった訳では無いわ!」

提督「よくそんなことまで知っているな」

ビスマルク「当たり前じゃない!いいのよ、もっと褒めても」

提督「流石ビスマルク!よっ、博識!」

ビスマルク「それ程でも無いわ///」

吹雪(完全に照れてますね)

ビスマルク「それにエルミタージュだけが、彼女の心の拠り所だったと言われているわ!コイツがそんな繊細な奴に見える?」

提督「まったく」
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/08(日) 22:16:45.81 ID:j335QlTR0

ガングート?「貴様っ!」

提督「それどころか、どう見ても戦艦ル級だ」

ル級「!!! な、何を言うんだ。私は艦娘だ。ガングートだ!」

提督「皆、この自称ガングートをどう思う?」

吹雪「何処からどう見てもル級です」

ビスマルク「ル級じゃない?」

一同「ル級」

コンコン

響「響だよ」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

ル級「同志ヴェールヌイ!良い所に来てくれた」

響「貴様。よくも同志ガングートの名を騙り、私を騙してくれたな!」

ル級「ま、待て、同志ヴェールヌイ」

響「私は響だ!鳳翼天翔ぉぉぉーっ!」

ル級「ぐわぁぁぁぁーっ!」大破

ドサッ

ル級「まだ、まだだ・・・提督の命を取るまでは」

吹雪「私の司令官を殺そうだなんて、いい度胸してますね」イラッ

ビルマルク「私たち艦娘に囲まれたこの状況でそんなことが出来ると思ってるの?バカなの?」

ル級「ひっ・・・」

ドカーン!

ル級「うわぁぁぁぁぁぁ!」HP:1

提督「まだ生きているだと!?」

ル級「まだだ・・・まだ終わる訳には」

コンコン

磯風「磯風だ。失礼するぞ」

ガチャ

バタン
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/08(日) 22:19:08.53 ID:j335QlTR0

磯風「新人に手料理を振舞おうと思い、作ってきたぞ」つポイズンクッキング

提督(何て匂いだ!)

吹雪(匂いだけで意識が・・・)

ビスマルク「オエッ」

ザワザワ

磯風「どういうことだ!?新人が死にかけているではないか!」

提督「は?おまっ、何を」

磯風「さあ、食え。元気が出るぞ」

ル級「うわぁぁぁぁぁぁ!」撃沈

磯風「お、おい!しっかりしろ!どうしたんだ?」

吹雪(磯風ちゃんの料理がトドメを刺しました・・・)

磯風「司令、どうしよう!新人が息をしていないんだ!」

提督「磯風、落ち着け」

磯風「落ち着いていられるか!早く救命措置を!」

提督「兎に角、落ち着いて話を聞いてくれ。そこに倒れているのはル級だ。深海棲艦の戦艦ル級だ」

磯風「バ、バカな!」

提・吹(俺(私)たちがゴリラと長門(さん)の区別が付かなかった時と同じだな(ですね))

コンコン

大淀「大淀です」

提督「どうぞ」

大淀「渋滞に巻き込まれて到着が遅れていた新人をお連れしました」

ガングート「遅くなってすまない。私がガングート級一番艦、ガングートだ」

一同「・・・」

ザワザワ

ガングート「?」

コンドハ ホンモノ?

マタ ニセモノジャナイノ?


-インド洋深海鎮守府-

インド洋深提「何っ!?シグナルロスト・・・だと?」

リ級「はい」

インド洋深提「バカな!ガングート(と言う名のル級)がやられただと!?」

リ級「間違いありません」

インド洋深提「奴程の手練れを破るとは・・・どうやら、わしは奴(提督)を見くびっていた様だ」

リ級「この後、どの様にことを進めますか?」

インド洋深提「面白い!実に面白い!奴をこちら側に引き込めば、我ら深海勢は無敵だ!何としても奴をこちら側へ引き込むぞ!」

イ級「イーッ!」

ヲ級「ヲーッ!」

リ級(相変わらず恐ろしいことを考えるお方だ)
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/08(日) 22:20:37.82 ID:j335QlTR0

〜しばらく後〜

提督「新人の訓練は香取に任せるとして・・・ん?」

吹雪「どうしたんですか?」

提督「今、ふと思ったんだけどな」

吹雪「はい」

提督「最近、と言うか結構前から鹿島の姿が見えないなと思って」

吹雪「あー、言われてみればそうですね」

キット「お二人ともその発言は本気ですか?」フォンフォン

提督「当然本気だが。他所に異動したって記録も無いしなぁ」

吹雪「どうしちゃったんでしょうね?」

コンコン

香取「香取です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

香取「提督、鹿島のことでお話が」

提督「丁度良かった!」

香取「?」

吹雪「さっき鹿島さんの姿を長らく見てないって話をしてたんですよ」

香取「提督・・・」プルプル

提督「ん、どうした?(何か怒ってる?)」

香取「激務に追われて大変なのは認めますが・・・」

キット(香取さんがご立腹なのも当然ですね)

香取「鹿島は民間交流の一環としてコンビニに出向したままです!」

提督「!!!」

吹雪(忘れてたとか言えない)

提督「も、もちろん覚えてるぞ(汗)」

香取「本当ですか?」ジトー

提督(香取の視線が痛い・・・)

提督「そういう訳で鹿島に会いに行ってくる。行くぞ、キット」

ガチャ

キット「はい」フォンフォン

バタン

吹雪「シャッター開けますね」

ガラガラ

提督「行ってくる」

吹雪「いってらっしゃい」

香取「はぁ・・・あの様子だと完全に忘れてましたね」
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 22:21:52.85 ID:e5tncAzYO
なんというかもうキットを中心としたドタバタ珍事件集だなこりゃ
いやこういうの好きだけど
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/08(日) 22:24:27.91 ID:j335QlTR0

-ローソン 駅前店-

鹿島「いらっしゃいま・・・て、提督さん!?」

提督「や、やあ!」

鹿島「でい゛どぐざーん」ダッ

鹿島「わ゛だじ、わ゛だじ、もう忘れられてると思ってま゛じだ」ギューッ

提督「わ、忘れたりする訳ないだろ(汗)」

鹿島「うわぁぁぁーん(泣)」

提督(すげー罪悪感だ)ナデナデ

〜しばらく後〜

提督「落ち着いたか?」

鹿島「はい。お恥ずかしいところをお見せしました」

提督「店長さんと話をしたいんだけど」

鹿島「分かりました。店長ー」

店長「はいはい。て、提督さん!?」

提督「どうも。鹿島のことで話をさせてもらいたいのですが」

店長「分かりました。奥で話しましょう。鹿島ちゃんはレジを頼むよ」

鹿島「はい」
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/08(日) 22:26:22.46 ID:j335QlTR0

店長「提督さんが来たと言うことは」

提督「はい。そろそろ鹿島を鎮守府に帰してもらおうと思いまして」

店長「ついにこの日が来てしまいましたか。鹿島ちゃんが居なくなるのは辛いですが、艦娘さんの仕事がある以上、仕方ありません」

提督(話の分かる人で良かった)

店長「ですが、こちらもシフトの都合がありますので」

提督「ええ、分かってます。今日、連れて帰るとは言いませんよ」

店長「では、今月いっぱいこちらで働いてもらって、来月から鎮守府に帰ってもらうと言うことでいいですか?」

提督「はい。それで構いません」


提督「と、言う訳で来月から帰ってきてもらうことになったから」

鹿島「はい!鹿島、誠心誠意頑張ります!」

提督「では、今日は失礼するよ」
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/08(日) 22:28:20.89 ID:j335QlTR0

-夜 鎮守府 大浴場(女湯)-

ローマ「こ、これは!ヴェスヴィオス火山の壁画!?何故、お風呂にこんな物が」

卯月「ヴェスヴィオス?それは富士山だぴょん」

ローマ「フジヤマ?ああ、日本の有名な山ね。あなたは?」

卯月「卯月だぴょん。皆からはうーちゃんって呼ばれているぴょん」

ローマ「私はローマ。よろしく」

卯月「ローマさんは日本のお風呂は初めてぴょん?」

ローマ「ええ。今日、来たばかりだから」

卯月「じゃあ、うーちゃんが手ほどきしてあげるぴょん!」

ローマ「郷に入れば郷に従え。そうね、お願いするわ」

卯月「任せてぴょん♪(いいカモを見つけたぴょん♪)」

卯月「まずは頭と体を洗うぴょん」ゴシゴシ

卯月「洗い流したら、浴槽に浸かるぴょん」チャプン

ローマ「ふむふむ」

卯月「この時にある歌を歌うといいぴょん」

ローマ「歌?」

卯月「うーちゃんがお手本を見せるから、同じように歌うぴょん」

ローマ「分かったわ(変わった文化があるのね)」

卯月「ヘイヘイホー」

ローマ「ヘイヘイホー」

卯月「ヘイヘイホー」

ローマ「ヘイヘイホー」

卯月(ぷぷっ♪古代ローマの公衆浴場をテーマにした映画と同じようにしてやったぴょん♪)
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/08(日) 22:30:10.60 ID:j335QlTR0

-数日後 大浴場(女湯)-

ローマ「ヘイヘイホー」

リットリオ「あら?随分ご機嫌ね」

ローマ「姉さんはどうして歌わないの?入浴時に歌うのがしきたりでしょ?」

リットリオ「え?」

ローマ「え?」

ルイージ「あはは〜、何それ〜(笑)」

ポーラ「ポーラ初耳ですぅ〜」

ザラ「私も初耳です」

リベッチオ「リベも知らないよ」

アクイラ「アクイラも知らないわ」

リットリオ「誰からその話を聞いたの?」

ローマ「卯月って子よ」

一同「あー・・・」

ローマ「?」

リットリオ「卯月はイタズラっ子で有名だから」

ローマ「それってつまり」

リットリオ「間違った知識を植えつけられたってことよ」

ローマ「///」プシューッ

一同(顔から湯気が出るほど恥ずかしいんだ)
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/08(日) 22:32:03.66 ID:j335QlTR0
鎮守府にやってきたガングート(ル級)は皆さんご存知?アンドロイド限定バグからのネタでした。

巨人・大鳳・瑞鳳(卵焼き)!
ヒィィィィィィーハァァァァァァァー!!!(意味は察してください)
そういえば、トップガン2ってどうなったんだっけ?5年位前に製作決定って言ってた気がするけど。

本日はここまで。
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 01:52:37.75 ID:Ruly9aLs0
そういえばイタリア料理でよく「うさぎ」を使いますね
いえちょっと思い出しただけで深い意味は無いですけど

132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/15(日) 21:49:10.77 ID:Yg+prnv90
>>125
気が付いたらドタバタ珍事件集になってましたね
何処で何を間違ったのやら・・・。今後、シリアスな展開も考えてます(何時やるとは言って無い)


>>131
では、イタリアではありませんが、うーちゃんは英国のナントカラビットのお父さんのようにウサギパイにして食べちゃいましょう(意味深)
ってのは流石に冗談です。はい。

でも、かちかち山のウサギさんってネタが浮かびました。
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/15(日) 21:49:47.47 ID:Yg+prnv90
霧島連山の噴火のニュースを聞いて、不謹慎ながらブチ切れた霧島ネキが頭から火を噴いている姿を想像してしまった。

本日分、始まります。
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/15(日) 21:51:59.65 ID:Yg+prnv90

-海上-

レ級「何とかここ(地球)まで帰ってこれたぜ・・・。あのゴリラ女にぶん殴られて月まで飛ばされた時はもうダメかと思ったぜ。もう少しで宇宙棲艦になるところだったからな」

シーン

レ級「おいおい、ここは笑うところだぜ?笑えよ!」

シーン

レ級「・・・。むなしい」

レ級「奴の鎮守府に乗り込んだ時にあたし以外はやられちまったからな。提督さんよぉ、テメーの首を取るまでは諦めねえからな!」

レ級「前にリベッチャオとか言うガキから聞いた話だと、この辺りはレーダーの有効範囲外のはずだ。ここから偵察機を飛ばして情報収集をしてやるか」
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/15(日) 21:55:34.19 ID:Yg+prnv90

-鎮守府 執務室-

コンコン

青葉「青葉ですぅ」

提・吹(何だか嫌な予感がする(します))

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

青葉「司令官」

提督「答えはノーだ」

青葉「まだ何も言ってませんよ!」

提督「どうせまた、ろくでもない話を持って来たんだろ?」

青葉「失敬な!青葉がろくでもない話なんて持ってきたことがありますか!」

吹雪「鈴鹿のレースとか、ですね」

キット「その通りです」フォンフォン

提督「そーだ、そーだ!」

青葉「あれはウォースパイトさんたちが優勝して結果オーライじゃないですか」

提督「ふぶきー、青葉が心の傷をえぐってくるよぉー」

吹雪「よしよし。青葉さん」

青葉「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!青葉が悪いんですか?」

提督「まぁ、そうなるな」

青葉「司令官まで」

提督「で、用件は何だ?」

青葉「え?」

提督「いや、何か用事があるから来たんだろ?」

青葉(もう、ついていけません・・・)

青葉「パリダカとか興味ありませんか?」

ワン!

提督「無い」キッパリ

青葉「本当はありますよね?」

提督「青葉よ」

青葉「はい」

提督「キットはラリーカーでは無い。砂漠を走らせようとするでない」

キット「アドミラルの言う通りです」フォンフォン

ワン!

青葉「えぇー!だって、キットは海の上やマグマの川だって平気で走るじゃないですかぁ〜」

キット「砂漠とは訳が違います」フォンフォン

提督「砂漠の様な地形を走行しようと思うと四輪駆動でなければ無理だ」
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/15(日) 21:57:52.69 ID:Yg+prnv90

-窓の外-

青葉「パリダカとか興味ありませんか?」

豆之助「ワン!」

偵察機(野郎、今度はパリダカに出場する気か)

豆之助「・・・」ジー

偵察機「何だテメー、あっち行け、シッシッ」

豆之助「ワン!ワン!」

偵察機「あっち行けっての」

ガブッ

偵察機「テメー、あたしの偵察機に何しやがる!」

ブンブン

偵察機「振り回すな!視界が揺れて気分が悪くなってきたぞ!」

時雨「豆之助、何を咥えているんだい?」

豆之助「ワン!」

時雨「ほら、汚いからペッしなさい」

豆之助「ワン!」ペッ

時雨「じゃあ、散歩に行こうか」

豆之助「ワン!」


-海上-

レ級「うぅ・・・あの獣が振り回してくれたおかげで気分悪い・・・」

レ級「だが、奴がパリダカに出場することが分かっただけで充分だ。ダカールの砂漠をテメーの墓にしてやる」
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/15(日) 21:59:30.07 ID:Yg+prnv90

-執務室-

提督「兎に角、パリダカには出場しないからな」

青葉「えー、ケチー」

提督「ケチで結構。それよりも大事な話がある」

青葉「何ですか?」

提督「昨日、着任した新人の歓迎会を兼ねて週末に月見パーティを開こうと思ってな」

青葉「いいですねぇ〜」

提督「青葉を宣伝大使に任命したい」

青葉「お任せください!そうと決まればうかうかしていられません。部屋に戻って新聞の作成に取り掛からないと。では、失礼します!」

ガチャ

バタン

吹雪「青葉さんって結構乗せられやすい性格ですよね」

提督「そう言ってやるな。新聞作りは青葉の趣味だし、こういうのは青葉が適任だからな」

キット「その通りです」フォンフォン

吹雪「確かにこういうのは青葉さんが適任ですね」
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/15(日) 22:00:38.12 ID:Yg+prnv90

これ書いてる時に知ったけど、もうパリダカって無かったのね・・・。
今でもパリを出発してダカールの砂漠を爆走していると思ってた。
とりあえず、この世界では今でもパリダカを開催していることにしておいてください。
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/15(日) 22:02:19.35 ID:Yg+prnv90

コンコン

夕立「夕立よ」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

夕立「今回の出撃のMVPは山風だったっぽい!提督さん、褒めてあげて」

山風「いいよ・・・そんなの」

提督「そうか。よく頑張ったな」ナデナデ

山風「構わないで(提督に撫でてもらえた。嬉しい)」

提督「おっと、スマン。夕立は喜んでくれるからつい癖で」

山風「・・・(何で?何で止めちゃうの?)」ジー

提督「そうだ!間宮券をあげよう。何か食べてくるといい」つ間宮券

山風「・・・。ありがと」

夕立「提督さん、またね〜」フリフリ

山風「・・・」

ガチャ

バタン

提督「はぁー。山風は中々心を開いてくれないな」

キット「そうですね」フォンフォン

吹雪「そんなこと無いと思いますよ」

提督「?」
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/15(日) 22:03:22.45 ID:Yg+prnv90

-金曜の夜 グラウンド-

提督「では、これより新人の歓迎会を兼ねて月見パーティーを始めます!」

一同「イエーイ!」

提督「今夜は無礼講だーッ!」

一同「イエーイ!」

提督「みんなー、好きなだけ飲み食いして楽しんでくれー!」

一同「イエーイ!」

提督「挨拶終わり。では、飲み物は持ったかな?」

一同「はーい」

提督「かんぱーい!」

一同「かんぱーい!」

ポーラ「て〜とくぅ、飲んでますぅ〜?」

提督「始まった瞬間から早速酔ってるのは流石と言うか、何と言うか」

ポーラ「そんなに褒められると照れてしまいますぅ〜」

提督「いや、褒めて無いから」

ザラ「ポーラ、酔って提督に絡むのは止めなさい」

提督「いや、今夜は無礼講だ。気にしなくていいぞ」

ザラ「でも」

提督「ザラも今夜くらいはポーラのことを忘れて羽を伸ばすといい。ポーラはちゃんと見とくから」

ザラ「・・・。では、お言葉に甘えさせてもらいます。ポーラ、くれぐれもご迷惑をかけない様にね」

ポーラ「はぁ〜い」
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/15(日) 22:07:08.73 ID:Yg+prnv90

秋津洲「提督」

ポーラ「わぁ〜、美味しそうなお団子〜」

提督「待て、ポーラ!」

秋津洲「ああっ!ダメかも!」

ポーラ「え〜、どうしてですかぁ〜?あ!アレですか?神様にお供えしてから的な」

提督「いや、ソレは食べ物じゃない」

秋津洲「提督の言う通りかも!」

ポーラ「???」

提督「パテをこねて作った団子の様な物だ」

秋津洲「食べたらお腹こわすかも!」

ポーラ「うわぁ・・・とんだトラップですね」

提督「飾るための物だからな」

秋雲「今年は新作、ちねり米の焼き飯もあるよー」

提督「去年、パテでちねり米って言ってたな。皿とレンゲ以外、全部パテなのか?」

秋津洲「お米は全部パテだけど、具はパテとUVレジンで出来てるかも」

秋雲「秋津洲さんと秋雲さんの合作だよー」

提督「毎度、君らのそのよく分からん情熱には感心させられるよ」

赤城「あら、美味しそうですね」

秋津洲「これは食べられないかも」

赤城「ええ、分かってますよ。有機溶剤の臭いがプンプンしますからね」

提督「え?」

秋津洲「へ?」

秋雲「嘘ぉー」

クンクン

提督「さっぱり分からん」

秋津洲「分からないかも」

秋雲「完成からそれなりに時間が経ってるから全く分からないねー」

ポーラ「無臭ですねぇ〜」

提督「流石、一航戦と言ったところか。犬、いや、象並みの嗅覚か?」

加賀「赤城さん、向こうで蒼龍たちがお待ちかねですよ」

赤城「ああ、ごめんなさい。では、失礼します」ペコリ

提督「楽しんでこいよ」
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/15(日) 22:09:02.70 ID:Yg+prnv90

提督「日本では月の模様がウサギに見えると言うが、イタリアでは何に例えられるんだ?」

卯月「ぴょん?」

ポーラ「イタリアでは蟹ですよぉ〜」

朧「!!!」

ISO波「提督、ポーラさん、こっち向いてください」

提督「ん?」クルッ

ISO波「はい、チーズ」

パシャ

ISO波「今度、プリントアウトしてお持ちしますね」

ポーラ「グラーチェ」

提督「あの、磯波さん?その高そうなカメラは?」

ISO波「青葉さんからお借りしました」

提督(青葉の奴、あんな凄いカメラを持ってたのか)

提督「そうか。壊さない様にな」

ISO波「はい!では、私は他の人を撮影してきます」ダッ

ISO波「吹雪姉さんも一枚撮りましょう」

吹雪「え?磯波ちゃん、そのカメラどうしたの?(汗)」

提督「まぁ、そうなるよな」
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/15(日) 22:11:18.08 ID:Yg+prnv90

川内「月は出ているかー!」E:提督のサングラス

提督「今年もそうなるのか」

ポーラ「あははははは!何してるんですかぁ〜」

川内「ニートごっこだよ」

提督「その言い方は辞めて差し上げなさい。誤解を招く」

川内「あ!提督、夜戦しよ!」

提督「マ○オカートで良ければ朝まで付き合うぞ」

川内「もしかして、小さいアレ買ったの?」

提督「ああ、そうだ」

川内「じゃあ、約束だよ!パーティ終わったら行くから!」

提督「執務室に来てくれ」

川内「やったー!提督と夜戦だー!」

提督「喜んで走り回るのはいいが、今年はサングラスを壊さないでくれよ」

川内「はーい」

ポロッ

提督「おぉぉぉーい!言ってる側から!」

川内「大丈夫大丈夫。まだ踏んでないから」

神通「姉さん」

川内「うわっ!って神通か」

神通「去年、提督のサングラスを壊したのにまたやりそうになって、反省していない様ですね」

川内「ちゃんと反省してるって!」

提督「今年はまだやらかしてないからその辺にしといてやれ」

神通「分かりました。提督がそう仰るならそうします」

那珂「みんなー、那珂ちゃんのお月見ライブ始まるよー」ダダダダダ

バキッ!

川内「あ・・・」

神通「!!!」

ポーラ「あーあ」

提督「」

那珂「ん?何か踏んだ様な?」

那珂「これってもしかして・・・」

ポーラ「提督のサングラスですねぇ〜」

神通「那珂ちゃん」

那珂「ち、違うよ!わざとじゃないよ!」

提督「神通、故意じゃないから許してやれ」

那珂「提督、ごめんなさい」

提督「次からは気を付けてくれよ」
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/15(日) 22:12:44.67 ID:Yg+prnv90

那珂「那珂ちゃん責任取ります」

提督「もういいから」

那珂「那珂ちゃんはアイドルだから本当はこんなことダメだけど・・・、提督なら枕営『神通、連行しろ』」

神通「はい。那珂ちゃん、向こうでお話しましょう」

那珂「あ〜れ〜」

ズルズル

提督(そんなに俺を豚箱にぶち込みたいか・・・)

川内「那珂ちゃんのおっちょこちょいには困ったもんだね」

提督「元はと言えば誰のせいだ?」

ポーラ「川内さんですねぇ〜」

川内「てへぺろ」

霧島「これは困りました」

提督「どうしたんだ?」

霧島「那珂ちゃんが連行されてしまったので、お月見ライブは中止するしかありません」

???「ちょっと待ったー!」

霧島「この声はまさか!」

白露「白露いっちばーん!」

時雨「時雨、二番」

村雨「はいはーい!村雨、三番だよ」

夕立「夕立、四番っぽい!」

白露「提督、ここは私たちに任せて!」

提督「何かやる気満々だし、任せるよ」

時雨「任せといて」

村雨「村雨の本気、見せてあげる♪」

夕立「任せるっぽい!」

白露「では、私たち四人で艦娘音頭を歌って踊りまーす!」

ハ- ヨイショ!
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/15(日) 22:14:55.74 ID:Yg+prnv90

秋津洲「瑞穂さーん、三方にこの特製焼き飯を乗せて欲しいかもー」

瑞穂「えっ、えぇ!?」

神威「提督、お団子を作ってきたので、良ければお召し上がりください。ポーラさんもどうぞ」

提督「ありがとう、ただくよ」モグモグ

ポーラ「いただきまーす」

提督「神威は歓迎される側だから、団子作りなんてしなくても良かったのに」

神威「神威が好きでやってことなので、お気になさらないで下さい」

ガングート「提督よ、今日は無礼講だと言っていたな?」

提督(酒臭っ)

響「提督、同志ガングートはウォッカをかなりの量呑んでいるから逃げたほうがいいよ」

ガングート「無礼講と言うことは、何をしても許されるということだ!提督よ、貴様は銃殺刑だ!ふははははは!」

提督「相当酔ってるな。しかも、ポーラより性質が悪い」

ポーラ「私でもあんなことしませんよぉ〜」

ガングート「避けられるなら、避けてみろー!」

パン

パン

パン

提督「はぁー、やれやれ」

ブーン

スパッ

スパッ

スパッ

ガングート「光る剣で全て斬るとはやるな!だが、まだまだ!」

吹雪「ガングートさん」ゴゴゴゴゴゴゴ

ガングート「な、何だ!この悪寒は!」ゾクッ

吹雪「向こうでお話しましょうか」

ガングート「は、離せー!」

ズルズル

提督「やってしまったな」

ポーラ「吹雪さんの余りの迫力に酔いが醒めてしまいました」


ドンドコ!

ドンドコ!

大淀「霞ちゃんを称えよ〜!」

足柄「称えよ〜!」

清霜「称えよ〜!」

朝霜「称えよ〜!」

霞「あんたたち!ことあるごとにドンドコするの止めなさいよ!///」
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/15(日) 22:17:04.92 ID:Yg+prnv90

-翌朝 戦艦寮前-

チュンチュン

ガングート「ん?朝か・・・」

ガングート「な、何だ!首から下が氷の塊に埋まって身動きが取れない!」

響「同志ガングート」

ガングート「同志ちっこいの!助けてくれ!体が氷の塊に埋まって動けないんだ!」

響「助けたいのは山々だけど、無理なんだ」

ガングート「何故だ!?」

響「その氷は吹雪姉さんが作り出した物だ。戦艦の砲撃でもビクともしない」

ガングート「な、何ぃ・・・」

響「昼頃には自然と溶けるはずだからそれまで我慢して欲しい」

ガングート「私が何をしたと言うのだ!」

響「忘れたのかい?」

〜説明中〜

ガングート(そうだった・・・)

響「そういうことだから、私は行くよ」

ガングート「ふっ。たかが駆逐艦と侮っていたが、流石は提督のヨメカッコカリと言ったところか・・・はっくしょん!」


-執務室-

提督「よし、このコースが終わったらしばらく寝る!」

川内「そうだね。夜戦も満足したし、眠くなってきたよ」
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/15(日) 22:18:11.80 ID:Yg+prnv90
本当は今回、うーちゃんパラダイスに突入しようと思いましたが、昨年の月見祭りを思い出したので、今年もやっちゃいました。
次から二週連続うーパラに突入します(予定)。

本日はここまで。
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 03:36:18.09 ID:1VCo8fAm0
うーちゃんが遂にカチカチ山でパイになるんですね!?
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/22(日) 21:11:19.90 ID:ujLtMoQb0
そろそろ秋イベが近づいてきましたね。
夏が日本⇒インド洋⇒地中海⇒ドーバー海峡⇒イギリスだったから、
秋は逆にイギリス⇒大西洋⇒パナマ運河⇒太平洋⇒日本って感じだったら面白いな。

本日分、始まります。
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/22(日) 21:13:30.21 ID:ujLtMoQb0

-廊下-

卯月「うぅ・・・、最近イタズラして無いからウズウズするぴょん」トボトボ

卯月「司令官の驚く顔を見たくて仕方が無いぴょん!」

卯月「そうだ!前に長門さん(ゴリラロボ)に襲われた時に計画していた落とし穴を実行に移すぴょん!」

ヲ級「・・・」キョロキョロ

卯月「あれはヲっきゅん!丁度いいから手伝ってもらうぴょん!」ダッ

卯月「ヲっきゅん、手伝って欲しいことがあるぴょん!」

ヲ級「?」

卯月「実は・・・落とし穴を掘って司令官を落としたいぴょん」

ヲ級「」コクコク

卯月「手伝ってくれるぴょん?」

ヲ級「」コクコク

卯月「? どうして喋らないぴょん?」

ヲ級「」喉を指差してジェスチャー

卯月「あー、喉を痛めて声が出ないぴょん?」

ヲ級「」コクコク

卯月「それじゃあ、手伝ってもらうのも悪いぴょん」

ヲ級「」大丈夫というジェスチャー

卯月「じゃあ、お願いするぴょん。レッツゴー!」

ヲ級「」ニヤッ

長門(あの事件以来、卯月に近付くと逃げられてしまう・・・。さらに睦月型の子たち全員から警戒される始末。それ故、こうして離れた場所から見守ることしか出来ない)

長門(何故か暁やリベッチオ、朝潮たちにまで避けられるし、私が何をしたと言うのだ・・・)

長門(吹雪のおかげで白雪や綾波からは避けられないが、私は幼女と触れ合いたいんだ!大きい子たちはいいんだよ!)


-しばらく後 グラウンド-

卯月「穴は掘れたし、緩衝材も敷き詰めたからこれで安全だぴょん」

ヲ級「」b

卯月「あとはブルーシートを被せて、砂でカモフラージュすれば・・・。これで完成だぴょん!」

卯月「ヲっきゅんが呼んでるって設定で司令官を呼んでくるから、ここで待ってて欲しいぴょん」

ヲ級「」コクコク
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/22(日) 21:15:33.74 ID:ujLtMoQb0

-執務室-

コンコン

卯月「うーちゃんだぴょん」

提督「どうぞ」

ガチャ

卯月「司令官、ヲっきゅんが呼んでたぴょん。案内するから付いて来て欲しいぴょん」

提督「分かった。ちょっと行ってくるよ」

吹雪「はい」

キット「いってらっしゃいませ」フォンフォン

バタン


-グラウンド-

卯月「あそこだぴょん」

提督「何でわざわざグラウンドに?まぁいい、どうしたんだ?」

ヲ級「」パクパク

提督「聞こえないからもう少し大きな声で頼む」

卯月「ヲっきゅんは喉を痛めて大きな声を出せないって言ってたから、近づいてあげて欲しいぴょん」

提督「そうか」スタスタ

スボッ!

提督「???」

ヲ級「」ニヤッ

提督「え?え?何コレ」

卯月「ぷっぷくぷぅ〜!ここでイタズラ成功のプラカードをって・・・忘れてきたぴょん!急いで取りに戻らないと!」ダッ

ヲ級「くっくっくっ、こんなにも簡単だとは」

提督「!!! 貴様、ヲ級じゃないな!」

ヲ級(敵)「そうだ。私は貴様の配下のヲ級ではない。インド洋深提の指示によりこの鎮守府に忍び込んだのだ」

提督「クソッ!こんな簡単に侵入を許すなんて」

ヲ級(敵)「傑作だったぞ。正面から堂々と侵入出来たうえに、艦娘共は私とお前の部下のヲ級の区別が付かなかったんだからな」

提督(不味いな。何とか体勢を立て直さないと)

ガシッ

ヒョイ

提督「離せ!」

ヲ級(敵)「このまま私と来てもらうぞ」ダッ
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/22(日) 21:16:33.36 ID:ujLtMoQb0

卯月「プラカードを取ってきたぴょん。あれ?司令官?」

卯月「ネタばらしの前に脱出されてしまったぴょん・・・」

卯月「でも、うーちゃんは知ってるぴょん。司令官は甘いから怒ったりしないぴょん♪」


-執務室前(外側)-

ソーッ

卯月(あれ?司令官はまだ帰ってないぴょん?何処へ行ったぴょん?)←窓からこっそり伺っている

卯月(ヲっきゅんに聞いてみるぴょん)


-廊下-

卯月「ヲっきゅんが居たぴょん!」

卯月「おーい!ヲっきゅーん!」

ヲ級「卯月じゃない。どうしたの?」

卯月「あれ?喉の調子はもういいぴょん?」

ヲ級「喉?何の話?」

卯月「え?だって喉を痛めて声が出ないって」

ヲ級「さっきから何を言っているの?今日は今、初めて会ったじゃない」

卯月「ぴょ・・・ぴょん?」顔面蒼白

ヲ級「卯月?」

卯月「大変だぴょぉぉぉぉぉぉーん!」ダッ
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/22(日) 21:20:26.24 ID:ujLtMoQb0

-執務室-

ドアバーン

吹雪「!?」ビクッ

卯月「大変だぴょぉぉぉぉぉぉーん!」

吹雪「何が大変なの?」

キット「落ち着いて順番に話してください」フォンフォン

〜事情説明中〜

吹雪「何てことしてくれたの!」

卯月「ごめんなさい・・・」

キット「落ち着いてください、吹雪さん。ここで卯月さんに怒鳴っても事態は好転しません」フォンフォン

吹雪「そうだね。司令官の現在地は分かる?」

キット「コムリンクからの微弱な電波をキャッチしました。現在も移動中です。急がないと通信範囲外になり追跡できません」フォンフォン

吹雪「急がないと!でも、私たちだけじゃ」

青葉「お困りの様ですね」

吹雪「青葉さん?」キョロキョロ

卯月「上だぴょん!」

パカッ

青葉「天井裏からこんにちは!青葉だよぉ!」

吹雪「変な所に居ないで降りてきてください」

青葉「よ!っと」スタッ

川内「ドーモ=吹雪サン。川内デス」

吹雪「せ、川内さん」

ヲ級「話は聞かせてもらったわ。私も同行する」

卯月「ヲ級院!」

ヲ級「誰がヲ級院よ!」

キット「遊んでいる場合ではありません」フォンフォン

吹雪「そうだった!早く出発しないと!」

キット「この人数を全員は乗せられないので、誰か一人は後ろを付いて着てもらうことになります」フォンフォン

吹雪「司令官を拉致した深海棲艦との戦闘が予想されるので、皆さん艤装を着けて行きましょう!」

川内「そうだね!」

青葉「ですね!」

卯月「ぴょん!」

ヲ級「そうね!」

吹雪「全員、自力で航行するから案内をお願い」

キット「分かりました」フォンフォン
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/22(日) 21:22:25.36 ID:ujLtMoQb0

-埠頭の倉庫-

提督「俺を殺すのが目的だろ?やるなら一思いにやれ!」

ヲ級(敵)「そんなに死にたいなら、たっぷりいたぶって殺してやろう」

装甲空母鬼「待て。コイツは生かしておけと言われたのを忘れたのか?」

ヲ級(敵)「ふん。命拾いしたな」

提督「何が目的だ?俺を人質に大本営を脅す気なら無駄だ」

装甲空母鬼「そんな嘘が通用するとでも?お前は我々深海側の鎮守府を四つも破壊した英雄だ。それを見捨てるはずがあるまい」

提督「俺なんかより優秀な指揮官なら他にも沢山居る」

装甲空母鬼「精々強がるがいい」

提督(何とかして逃げなければ。だが、どうする?隙を突いて逃げたとしても武器は執務室に置いてきた。逃げ切れるか?)

装甲空母鬼(この男を洗脳して我々の手先として利用しようとは、インド洋深督は恐ろしいお方だ。それにしても迎えが遅いな。何時になったら来るんだ?)

提督(何か使えそうな物はないか)キョロキョロ

ダンボール「よお!」

提督(無理だ)


-海上-

キット「アドミラルは正面に見えてきた倉庫に捕らわれている様です」フォンフォン

川内「私が一足先に乗り込んで敵をかく乱するから、皆はその隙に提督を救出して」

吹雪「分かりました。お願いします」
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/22(日) 21:24:27.81 ID:ujLtMoQb0

-倉庫内-

ガタッ

ヲ級(敵)「ん?何の音だ?」クルッ

川内「ドーモ=ヲ級サン」

ヲ級(敵)「き、貴様は艦む」

ゴスッ

ヲ級(敵)「ぐはっ!」

バタッ

川内「さて、この調子で暴れながら提督を探しますかね」キョロキョロ

リ級「さっきの音は何だ?」

ネ級「あっちの方から音がしたな」

川内「どうやら気付いたみたいだね」

リ級「お、お前は!」

ボコッ

リ級「ぐえっ!」

バキッ

ネ級「ぐぼっ!」


-海上 インド洋深提所有のクルーザー内-

インド洋深提「まだ日本に着かんのか?」

ツ級「まだ5時間は掛かります」

インド洋深提「そんなに!?もっと早くならんのか?」

ツ級「これでもフルスロットルですよ。だいたい、連絡を受けてから出発するのではなく」クドクド

インド洋深提(あー、面倒くせぇ説教が始まった。コイツの話は長いんだよな。だいだい、わしが上官でコイツは部下なんだけどな)
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/22(日) 21:28:18.35 ID:ujLtMoQb0

-倉庫前-

キット「そろそろ頃合でしょうか。川内さんのおかげで活動中の深海棲艦の数がかなり減っています」フォンフォン

吹雪「では突入しましょう!」

キット「まずは私が扉を突き破りますので、その後皆さんは突入してください」フォンフォン

一同「了解!」

キット「では、突入します」フォンフォン

ブーン!

装甲空母鬼「何の音だ?」

ドンガラガッシャーン

装甲空母鬼「!!!」

提督(キットか!)

卯月「司令官を返せぴょん!」

装甲空母鬼「飛んで火に入る夏の虫とはこのことか。たかが三隻の艦娘と深海の裏切り者に何が出来る?」

卯月「司令官はうーちゃんの大切な・・・」

提督(そんなにも俺のことを)ジーン

卯月「大切なオモチャだぴょん!」

ズコー

装甲空母鬼「貴様、ふざけているのか!自分の上司をオモチャなどと」

吹雪「・・・」ゴゴゴゴゴ

卯月(お、恐ろしいオーラを感じるぴょん!完全に殺気だぴょん)チラッ

吹雪「卯月ちゃん、帰ったらお話があります」ゴゴゴゴゴ

卯月「ひっ・・・。あ、あの、重ね重ね無礼なことをしたのは謝ります」
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/22(日) 21:28:53.24 ID:ujLtMoQb0

ギコギコ

プチッ

ヲ級「縄が切れたわ!今のうちに早く!」

提督「助かった!」

キット「アドミラル、早くこちらへ」フォンフォン

装甲空母鬼「逃がすか!行け!」

ヲ級「させないわ!全艦載機、発艦!」

バババ!

ドカーン!

提督「ふぅ〜、助かった。車内に居れば安心だ。敵さんも俺を生け捕りにする気なら本気で攻撃してくるなっての」

キット「人間と艦娘の違いを理解していないのでしょう」

提督「確かにそうかもな。艦娘なら大怪我で済んでも、俺は死んでるぞ」

装甲空母鬼「お前たち、あの車を破壊して奴を引きずり出せ!」

シーン

装甲空母鬼「何をしている!早くしろ!」

川内「無駄だよ」

装甲空母鬼「何っ!?」

川内「アンタの仲間は全部伸びてるよ。で、アンタが最後だから」

吹雪「形勢逆転ですね」

装甲空母鬼「クッ!だが、私がお前たちを倒せば済む話だ!」

キット「多勢に無勢です。大人しく投降することを薦めます」フォンフォン

装甲空母鬼「黙れ!行けっ!」

吹雪「お願い、当たってください!」バババッ

川内「突撃よっ!」

ドカーン!

青葉「索敵も砲撃も雷撃も。青葉にお任せ!」

ドカーン!

卯月「砲雷撃戦、開始するぴょん!」

ドカーン!

装甲空母鬼「無念」撃沈
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/22(日) 21:30:39.04 ID:ujLtMoQb0

卯月「司令官、ごめんなさい。卯月はどんな罰でも受けます」

提督「今回の件は敵の侵入を防げなかった俺にも非がある訳だから、卯月は不問にしよう」

卯月「へ?」

吹雪「大甘の甘、愚の愚です!司令官は私にだけ優しくしていればいいんです!」

川内「へぇ〜、吹雪って案外独占欲が強いんだね」

青葉「これは記事にしなければ!」

吹雪「ち、違います!今のはその///」

川内「残りの深海棲艦はどうする?」

提督「捕虜として大本営に引き取ってもらおう」

ツンツン

提督「おい、起きろ」

ヲ級(敵)「あと5分だけ」

提督「何寝ぼけてるんだ」

ヲ級(敵)「ん?き、貴様何故!」

提督「お前たちのリーダーと思われる装甲空母鬼は倒した。大人しく投降しろ」

ヲ級(敵)「バカな!?」

提督「大人しく投降すれば悪いようにはしない」

ヲ級(敵)「私が人間如きに従うと思うか?」

パクッ

ゴクッ

提督「まさか!」

ヲ級(敵)「ぐはっ!(吐血)」バタッ

青葉「服毒自殺!?」

提督「キット、助けられないか?」

キット「残念ながら既に死亡しています」フォンフォン

提督「残りの奴等が同じことをする前に止めないと!」

リ級「がはっ!(吐血)」バタッ

ネ級「ジークジ○ン!(吐血)」バタッ

卯月(何か変なのが混ざってるぴょん)

バタッ

バタッ

バタッ

提督「クソッ!遅かったか」

ヲ級「大人しく投降すれば悪い様にはしなかったのに・・・」

提督「作戦に失敗した部下に自決を強要するなど・・・それが指揮官のやることか!」ギリッ

吹雪「許せません」

川内「この後、どうする?」

提督「大本営に連絡して調査班を派遣してもらおう。全員死亡しているから話は聞けないが、何か分かるかも知れない」
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/22(日) 21:31:46.16 ID:ujLtMoQb0

-海上 インド洋深提所有のクルーザー内-

インド洋深提「連絡が途絶えた、だと?」

ツ級「はい。定時連絡も無く、こちらからの呼びかけにも応答がありません」

インド洋深提「まさか。兎に角、急ぐぞ」

ツ級「先ほども言いましたが既にフルスロットルです。これ以上は機関が持ちません」

インド洋深提「そんなことは分かっておるわ。可能な範囲で急げということだ」


-数時間後 海上 倉庫近辺-

ツ級「提督を監禁していた倉庫周辺に海軍の人間が集まっています」E:双眼鏡

インド洋深提「提督め、この状況をも打ち破ったというのか。面白い!ますます奴に興味が湧いてきたぞ!」
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/22(日) 21:33:02.59 ID:ujLtMoQb0
ツ級=サンの何処に目があるのか?とか、どうやって双眼鏡を使うのか?とか考えちゃダメだよ。お兄さんとの約束だ!

うーちゃんがパイになるか、否かは次回のお楽しみ。

次回もうーちゃん!本日はここまで。
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:30:09.89 ID:eZ9hJvRU0
今月は5-5出撃回数が二桁到達したぜ!ひゃっはー!
レ級とE風に振り回されて10回も出撃した奴がここに居るぞ!笑えよベジ○タ。
5-5と比べて6-5は癒しだよね。
マジで5-5はレ級かE風かどちらかにしやがれ下さい。

本日分、始まります。
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:32:21.35 ID:eZ9hJvRU0

-午前 工廠-

提督「久しぶりに建造してみるか」

妖精ズ「資材はどうしますかー?」

提督「そうだな・・・。この位でいってみよう」

妖精ズ「了解です。建造スタート!」

『06:40:00』

提督「6時間40分?あまり覚えのない数字だな」

夕張「そうですね」

吹雪「これってもしかして・・・」

提督「?」

吹雪「大鳳さんじゃないですか!?」

妖精ズ「ですね〜」

提督「な、何だと!?」

妖精ズ「おめでとうございます。大鳳さんの建造に成功しましたよ!」

提督「んばばんばんば」

夕張「メラッサメラッサ」

提・夕「んばばんばんば、メラッサメラッサ」

吹雪「二人ともどうしたんですか?突然、室戸市名物シットロト踊りなんて踊り始めて(汗)」

提督「え?」

夕張「へ?」

提・夕「室戸市名物シットロト踊り?」

吹雪「はい」

提督「バカな!」

夕張「そんな・・・」

提・夕「今までアニメの創作ダンスだと思ってたのに・・・」

吹雪「はぁ」

提督「大鳳の建造に成功した喜びを踊りで表現していた訳だ」

夕張「そう。喜びの踊りよ」

提・夕「それなのに、実在する踊りだったなんて・・・」orz

提督「夕張はまだいい。俺なんてこの歳になるまで知らなかったんだからな」

吹雪「あ、あの・・・」

夕張「元気出してください。そんなこともありますよ」
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:33:12.74 ID:eZ9hJvRU0

-夕方 執務室-

吹雪「そういえば、先日の一件でセキュリティを強化するって話でしたが、どうなったんですか?」

提督「正門に網膜スキャンを設置することにした。準備が出来次第、全員登録してもらうから」

吹雪「今回は正面から堂々と侵入したってことでしたが、それなら大丈夫そうですね」

提督「ああ、認証せずに通過したらアラームが鳴るように設定するから、一発で気付くだろう」

キット「正面から堂々と侵入するという大胆な手口には驚かされました」フォンフォン

提督「本当にな。堂々とし過ぎて逆に気付かないよな」

吹雪「相手がヲ級だったからこそですよね。ヲ級さんが鎮守府に居なければ通用しなかった手口ですし」

ジリリリリーン

ガチャ

提督「もしもし」

夕張「夕張です。大鳳さんの建造が完了しましたよ」

提督「そうか!直ぐ行くから待っててくれ」

夕張「はい。お待ちしてます」

ガチャ

提督「建造が完了したそうだ」

吹雪「早速、会いに行きましょう!」

提督「そうだな!その前に鳳翔さんも呼んでおくか」

ピンポンパンポーン

スピーカー「鳳翔さん、工廠へ来てください。繰り返します、鳳翔さん」
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:35:36.74 ID:eZ9hJvRU0

-工廠-

鳳翔「提督、どうされたのですか?」

提督「大鳳の建造に成功したのでお知らせしておこうと思いまして」

鳳翔「そうでしたか!では、後で赤城さんたちにも知らせてあげないと」

提督「早速、会いに行きましょうか」

吹雪「楽しみですね」

夕張「あ、提督!では、早速開けてみましょうか」

提督「頼む」

夕張「オープン!」

ギィィィィィ

モクモク

大鳳「そう・・・私が大鳳。出迎え、ありがとうございます。提督・・・貴方と機動部隊に勝利を!」

提督「やったー!大鳳だー!」

吹雪「やりましたね!」

提督「よく来てくれた。俺が提督だ。宜しくな!」

大鳳「こちらこそよろしくお願いします」

提督「鳳翔さん、空母寮まで案内をお願いしていいですか?」

鳳翔「はい。お任せください」

提督「鎮守府内の案内は明日の朝にしましょう」

鳳翔「そうですね。もう日も暮れますし、寮と食堂だけ案内しておきますね」
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:36:42.33 ID:eZ9hJvRU0

-夜 睦月型私室-

卯月「明日はハロパだぴょん!楽しみだぴょん♪」

テレビ「アバダ○ダブラ!」

弥生「校長先生・・・死んじゃった・・・」

卯月「弥生、怒ってるぴょん?」

弥生「怒ってません」

卯月「そうだ!以前、司令官に杖を買ってもらったんだった!」

弥生(いいなー)

卯月「うーちゃんだけ買ってもらって、怒ってるぴょん?」

弥生「怒ってません」

卯月(明日はこの杖で遊べるぴょん!)


-提督私室-

提督「明日は昼からハロウィンパーティだな」

吹雪「楽しみです!」

提督「せっかくだから俺もコスプレしてみるか」

吹雪「狼男とかフランケンシュタインですか?」

提督「いや、流石にそういう格好はな。客人が来ることは無いだろうが、あまりふざけた格好をする訳にはいかんからな」

吹雪「じゃあ、どうするんですか?」

提督「前に作ってもらった衣装があるだろ?」

吹雪「あー、閣下の衣装ですね?」

提督「ああ、そうだ。一応軍服だから不自然では無いだろ?」

吹雪「そうですね」

テレビ「アバダ○ダブラ!」

提督「そういえば前に卯月がハリ○タの杖を欲しがっていたから買ってやったな」

吹雪「杖?そうだ!いいこと思いつきました!」
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:37:39.70 ID:eZ9hJvRU0

-翌日 午後 執務室-

暁「暁は一人前のレディだからお菓子なんて要らないわ」

提督「そうか。では、響、雷、電の三人にお菓子をあげよう」つお菓子

響「ハラショー」

雷「ありがとう」

電「ありがとうなのです」

暁「・・・」チラッ

提督「どうした?暁は一人前のレディだから要らないんだろ?」

吹雪「そうですね。暁ちゃんは一人前のレディだから要らないって言いましたね」

キット「はい。間違いなくそう言いました。先ほどの発言を再生しましょうか?」フォンフォン

暁「・・・」涙目

提督「ほら、暁の分だ」つお菓子

暁「いいの?」

提督「ああ。変な意地張ってないで受け取りなさい」

暁「ありがとう!」

コンコン

漣「ご主人様〜、漣です」

提督「どうぞ」

ガチャ

響「じゃあ、私たちは次に行こうか」

暁「そうね」

雷「行ってきます!」フリフリ

電「なのです」フリフリ

提督「沢山もらってこいよ〜」
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:38:58.84 ID:eZ9hJvRU0

漣「ご主人様、トリックオアトリート」

曙「トリックオアトリート」

潮「トリックオアトリート」

朧「積尸気オアトリート」

提督「では、お菓子を・・・って今何か変なこと言わなかったか?」

吹雪「何か違う単語が聞こえた気がしますね」

漣「? ちゃんとトリックオアトリートと言いましたよ」

曙「私もよ」

潮「潮もです」

朧「積尸気オアトリート」

提督「へ?」

朧「積尸気オアトリートです。お菓子をくれないなら死んでもらいます」

提督「あの・・・朧さんはわたくしに何か恨みでも?」

朧「潮のことをやらしい目で」

提督(え?え?ちょっと待って!重巡、戦艦、空母辺りはまぁ、全く身に覚えが無いとは言わん。だが、潮をそんな風に見た覚えは無いんだが・・・)

朧「見ない提督にはお仕置きが必要です。潮には魅力がありませんか?」

提督「は?」

朧「吹雪姉さんより、潮の方が出るところが出てますよ」

潮「///」

吹雪「・・・」

漣「さらっと姐さんをディスるのはどうかと思うお」

曙(うわぁ・・・)

提督「お菓子あげるので勘弁してください」

朧「仕方ないですね。お菓子で手を打ちます」

提督(助かった)

漣「お菓子ももたったし、次行くお!」

曙「レッツゴー!」

提督(何だかんだ言って曙も楽しんでくれているな。良かった)

潮「では、失礼します」

バタン
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:42:26.24 ID:eZ9hJvRU0

コンコン

卯月「うーちゃんだぴょん!」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

卯月「アバダ○ダブラ!」

提督「うっ」

バタッ

卯月「ぷっぷくぷぅ〜♪」

吹雪「司令官もノリノリですね」

卯月「司令官、もう生き返っていいぴょん」

吹雪「もういいそうですよ」

卯月「いつまで死んでるぴょん?」

吹雪「司令官?え・・・」

卯月「どうしたぴょん?」

吹雪「息、してない」

卯月「そこまで本格的にしなくてもいいぴょん♪」

吹雪「脈も無い・・・」

卯月「え?冗談だよね?」

キット「残念ながら、既に亡くなられています」フォンフォン

卯月「冗談は止めるぴょん!」

吹雪「どうして・・・たの?」

卯月「へ?」

吹雪「どうして殺したの?」

卯月「ち、違うぴょん!うーちゃんはハリ○タの真似しただけだぴょん!」
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:43:10.59 ID:eZ9hJvRU0

ガチャ

時雨「どうしたんだい?」

夕立「何かあったっぽい?」

朝潮「し、司令官が倒れてます!」

吹雪「卯月が司令官を殺したの」

卯月「ち、違うぴょん!うーちゃんはただ」

時雨「提督の敵は僕が取るよ」←忠犬その2

夕立「最っ高に素敵なパーティ始めましょ」←狂犬

朝潮「司令官との約束を今、果たします」←忠犬その3

卯月「違うぴょん!うーちゃんは殺してていないぴょん!話を聞いて欲しいぴょん!」

吹雪「言い残すことはそれだけ?」←柴犬(忠犬その1)

卯月「ひっ・・・」

吹雪「これ以上、何も無いなら向こうで司令官に謝罪しなさい」

卯月「嫌ぁぁぁぁぁ!」ダッ

吹雪「もういいですよ」

提督「少々やり過ぎじゃないか?」ムクッ

朝潮「卯月さんにはいい薬になったと思います」

提督「もういいだろ?ネタばらしを」

吹雪「ダメです!」

提督(先日の発言(オモチャ呼ばわり)をまだ根に持ってるのか?)

提督「時雨、夕立、朝潮は下がっていいぞ。これお礼だから」つ間宮券
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:44:22.30 ID:eZ9hJvRU0

-廊下-

卯月「あぁぁぁぁぁぁぁ!」

ドン

卯月「きゃっ」

神通「卯月さん、大丈夫ですか?廊下を走ってはいけませんよ」

卯月「ごめんなさい」

神通「何があったのですか?」

卯月「司令官が死んじゃったぴょん!それで、うーちゃん逃げてきたぴょん!」←絶賛錯乱中

神通「提督が?一体どういうことですか?」

卯月「うーちゃんが昨日テレビでやってたハリ○タの真似して、アバダ○ダブラしたら司令官が死んじゃったぴょん!」

神通(なるほど。普段からイタズラされているから、逆ドッキリで死んだふりをしたのですね)

卯月「早く逃げないと吹雪と時雨と夕立と朝潮に殺されるぴょん!」

神通(せっかくだから私も乗ってみますか)

神通「卯月さんが提督を殺したのですね?」

卯月「ち、違うぴょん!うーちゃんは魔法使いじゃ無いぴょん!」

神通「提督を殺害した貴女を見過ごす訳にはいきません」

卯月「ひっ・・・」

神通「覚悟してください」

卯月「嫌ぁぁぁぁぁ!」ダッ

神通「少し怖がらせ過ぎましたか」

吹雪「神通さーん」

神通「吹雪さん。卯月さんならあっちの方に走っていきましたよ」ユビサシ

吹雪「ありがとうございます!」

神通「卯月さんへの逆ドッキリですよね?私も着いて行きます」

吹雪「お願いします」

卯月「あぁぁぁぁぁぁぁ!」

卯月(何処に逃げれば助かるぴょん!?そうだ!)

卯月(戦艦寮なら・・・!でも、金剛さんや大和さんに知られたら殺されるぴょん!長門さんだけが唯一の望みだぴょん!)
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:45:39.73 ID:eZ9hJvRU0

-戦艦寮 廊下-

卯月「うぴゃぁぁぁぁぁー!ゴリラさーん」

ローマ「卯月」←ハロウィンコス中

卯月「あ・・・ロ、ローマさん?あの、うーちゃんに何かご用ですか?私、急いでますので」

ローマ「この国にはカチカチ山のウサギさんって童話があるそうね」

卯月「へ?」

ローマ「ウサギがお婆さんを殺したたうえに、お爺さんに対してお婆さんで作った婆汁を食べさせて、狸がお爺さんに代わってウサギに火を放ったり、泥舟に乗せたりして復讐を果たすストーリだそうね」

卯月「え?え?それって狸とウサギが逆じゃ?それにカチカチ山とげんこつ山のたぬきさんが・・・」

ローマ「そんなことはどうでもいいのよ」

卯月「あ、あの・・・」

ローマ「今日はハロウィン。もてなす代わりにイタズラをしてあげるわ」

卯月「ひっ・・・」

ローマ「まずは貴女を捕まえて、生きたまま皮を剥いで、それから・・・首は大釜へ。うひひひひひ。黒魔術にウサギはぴったりなのよ。それに提督はウサギのパイが好物だと言っていたわね。特に、肉の柔らかい仔ウサギのね」

卯月「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁ!本物の魔女だぴょぉぉぉぉーん!」ダッ

ローマ「ちょっと脅かしすぎたかしら?でも、先日、お風呂で恥をかかされたんだから、この位いいわよね」←当然仕掛け人
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:46:29.07 ID:eZ9hJvRU0

-空母寮 廊下-

卯月「うぴゃぁぁぁぁぁー!」

赤城「あら、卯月さん」

卯月「ひっ・・・来ないでぇぇぇぇ!」

赤城「お菓子をあげようと思ったのに、どうしたんでしょう?」


-軽巡寮 廊下-

天龍「よう!卯月じゃねーか」

卯月「て、天龍ちゃんさん?」

天龍「おーい、神通!卯月が居たぞー」←捜索を頼まれただけで仕掛け人では無い

神通「見つけましたよ」

卯月「嫌ぁぁぁぁぁぁ!」

天龍「あいつ等、どうしたんだ?」


-重巡寮 廊下-

摩耶「おう!卯月じゃないか」

愛宕「ぱんぱかぱーん!」

卯月「ぎゃぁぁぁぁぁぁー!」←もう全員が自分を狙っていると思い込んでいる

摩耶「アイツどうしたんだ?」

愛宕「お菓子をあげようと思ったのにね」


-工廠-

卯月「うぴゃぁぁぁぁぁー!」

明石「どうしたんだろ?」

夕張「お菓子をもらいに来た感じでは無かったわね」
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:48:12.81 ID:eZ9hJvRU0

-中庭-

那珂「みんなー、今日は那珂ちゃんのハロウィンライブに来てくれてありがとー!」

ワー

キャー

卯月「うぴゃぁぁぁぁぁー!」

那珂「卯月ちゃんも来てくれたんだねー」

卯月「ひっ」

那珂「どうしたの?」

卯月「嫌ぁぁぁぁぁぁ!」

那珂「え・・・、何だったの?」

ザワザワ

ナカチャンガ ナカセター

那珂「ち、違うよー!(汗)」


-グラウンド-

卯月「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁーっ!来ないでぇぇぇぇぇ!」ダダダダダ

卯月「側溝の蓋の上に赤い風船!?」

卯月「あわわわわわわ・・・」
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:49:27.93 ID:eZ9hJvRU0

〜回想中〜

卯月「司令官、アイティーって映画が面白そうだから観たいぴょん(司令官はホラー系が苦手らしいからびびらせてやるぴょん♪)」

提督「アイティー?」

卯月「そうだぴょん。ピエロの映画だぴょん」

提督「マジかよ・・・。それはアイティーではなく、イットだ。あの映画、リメイクしたのか」

卯月「リメイク?」

提督「ああ、俺がまだ小学生の頃に公開された映画だ。あれはマジでトラウマもんだから止めとけ」

吹雪「そんなに怖いんですか?」

提督「ああ」

卯月「そんなこと言って怖いんでしょ?」

提督「当時はマジで怖かったが、今はもう平気だ。それに、アレは子供を怖がらせる映画だからな」

卯月「そこまで言うなら古い方でいいから一緒に観るぴょん!」

提督「分かったよ。だが、どうなっても知らんぞ」

卯月「やったー!(司令官の顔が恐怖に歪むのを鑑賞して楽しんでやるぴょん!)」

提督「吹雪はどうする?」

吹雪「う〜ん、私は止めときます」

提督「賢明な判断だ」

〜鑑賞中〜

卯月「うぎゃー!!!!」

卯月「きゃー!」

卯月「ピエロ怖いぴょぉぉぉぉぉーん!(泣)」

提督「だから言ったのに(汗)」

〜終了後〜

卯月「」ガタガタ

提督「はぁー、だから止めとけって言っただろ?」

卯月「今夜は眠れないぴょん・・・」

提督「部屋には睦月や如月が居るだろ?」

卯月「ダメだぴょん・・・子供だけだと襲われるぴょん・・・」

提督「はぁ・・・、分かったよ。部屋まで布団を取りに行こう」

卯月「一緒に寝てくれるぴょん?」

提督「ああ、今夜は俺と吹雪と三人だ。これでいいだろ?」

卯月「それと、あの・・・」

提督「トイレも付いて行ってやる」

〜回想終了〜
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:50:40.00 ID:eZ9hJvRU0

卯月「嫌ぁぁぁぁぁぁーっ!アイツが来るぴょーーーーーーん!!!」ダダダダダ

大淀「こんな所まで飛ばされていましたか。早く拾って飾りつけ作業に戻らないと」

卯月「嫌ぁぁぁぁぁぁーっ!」

大淀「卯月さんはどうしたのでしょう?」


-資材倉庫内-

卯月inドラム缶「はぁはぁ・・・ここなら当分見つからないはずだぴょん」

卯月inドラム缶「うーちゃんは司令官と仲良くしたかっただけだぴょん・・・。殺す気なんて無かったぴょん・・・(涙)」ガタガタ

提督「う・・・づき」

卯月inドラム缶「もう睦月ちゃんや如月ちゃんに会えないのかな・・・」ガタガタ

提督「う・・・づき」

卯月inドラム缶「司令官の声?司令官は生きてるぴょん!」

卯月「うーちゃんはここだぴょん!」ヒョコッ

提督「うづき、どうしておれをころしたんだ」←ボロボロの服に血糊のゾンビメイク

卯月「うぎゃぁぁぁぁー!!!」バタン

提督「お、おい!しっかりしろ!」

卯月「」ブクブク

提督「やっぱりやり過ぎだろ?トラウマものだぞ」

吹雪「この位しないとお仕置きになりません」

提督「しかしだな」

吹雪「司令官は卯月ちゃんと私、どちらが大切ですか?」

提督(その言い方は卑怯だろ)

提督「当然、吹雪だ。だが、卯月も大切な仲間だ」

吹雪「ふーん。でも、私を選んでくれたから許してあげます。なので根拠を見せてください」

提督「根拠?」

吹雪「根拠と言うより、証明と言うべきでしょうか?」
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:51:55.69 ID:eZ9hJvRU0

提督「どうしたらいいんだ?」

吹雪「簡単なことです。キスしてください!」

提督「・・・。分かったよ」チュッ

吹雪「ほっぺでは無く、唇にです!」

提督「そういうのは大人になるまで取っときなさい。将来、俺よりいい男が現れるかも知れないだろ?」

吹雪「そんなことありません!してくれないと拗ねますよ」

提督「吹雪、落ち着いて考えてくれ。今の俺の格好を見てもまだ、今がいい!って言えるか?」

吹雪「・・・。やっぱり今度でいいです」

提督「そうだろ?とりあえず、卯月は医務室に運ぶとするか」

吹雪「そうですね。倒れた時に頭を打ってるといけないので、一応診てもらいましょう」

提督「誰か付き添いが居た方がいいんだが、俺や吹雪だと目を覚ました時に驚かせてしまうしな」

加賀「提督。私が診ててあげましょうか?」

提督「加賀か。良い所に。頼まれてくれるか?」

加賀「ええ」

提督「では、医務室に運ぶとしよう。運んだら俺は着替えてくるから」

吹雪「では、パーティ会場で待ってますね」

提督「加賀は卯月が目を覚ましたら、会場に連れて来てくれるか」

加賀「分かりました。それにしても凄い格好ね」

提督「俺もここまでする必要は無いと思うんだがな、吹雪がどうしてもと言うんでな」

加賀「倉庫に入っていく提督を見かけた時は驚いたわ」

提督「驚かせてスマン」
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:54:04.46 ID:eZ9hJvRU0

-しばらく後 医務室-

卯月「う〜ん」パチッ

加賀「気が付いたかしら?」

卯月「ひっ・・・、うーちゃんは美味しくないから食べないで下さい!お願いします!」

加賀「大丈夫よ。襲ったりしないわ」

卯月「本当に?」

加賀「本当よ。それと、貴女に言っておかないといけないことがあるわ。提督は死んでなどいない」

卯月「え・・・」

加賀「あれは貴女がいつもイタズラをするから、そのお返しよ」

卯月「司令官は生きてるぴょん?」

加賀「ええ。深海棲艦に襲われても死なない提督がそんな簡単に死んだりしないわ」

卯月「よがっだびょん・・・じれいがん本当に死んじゃったとおもったびょん」

加賀「バカね。そんな訳無いじゃない」


-パーティ会場(食堂)-

足柄「ガオー!食べちゃうわよー」←狼女コス中

夕立「きゃー!食べられちゃうっぽい!(笑)」

夕雲「きゃー、怖いわぁ(笑)」

清霜「きゃー!(笑)」

暁「あ、暁は一人前のレディだから、こ、怖くなんてないんだから・・・」涙目

キャッキャ

提督「楽しそうだな」

足型「あら、提督も来たのね」クルッ

足柄(やだカッコイイ)ズキューン

足柄「あの、提督・・・、私をた・べ・て♡」

提督「足柄、駆逐艦の子たちの前でそういう発言は止めなさい」

夕雲「///」

清霜「足柄さんを食べるってどういうこと?」

夕立「足柄さん特製カツを食べるってことじゃないの?」

提督「ああ、その通りだ。足柄特製カツのことだ」

清霜「でも、どうして私たちの前でそんな話をしちゃダメなの?」

提督「今からご馳走が出てくるのに、カツを食べてしまったら満腹になってしまうだろ?夕食前にお菓子を食べて満腹になってしまうのと同じだ」

清霜「あー、なるほど。私たちが真似しないようにってことだね!」

提督「そういうことだ(何とか誤魔化せた)」
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:56:06.12 ID:eZ9hJvRU0

睦月「魔王睦月にひれ伏すがよいぞ」

吹雪「あはははは!睦月ちゃん何してるの?」

睦月「今夜の睦月は睦月ではない。魔王睦月にゃしぃ!」

秋雲(魔王睦月?そうだ!新しいマンガのネタが浮かんだ!)

提督「楽しそうだな」

睦月「およ?提督もコスプレ中かにゃ?」

吹雪「しれ・・・閣下、お待ちしておりました!」

睦月「閣下?」

〜想像中〜

提督「蝋人形にしてやろうかぁ?」

睦月「ひっ・・・、如月ちゃん、助けて欲しいにゃー!」

提督「ふはははは!如月なら既に蝋人形にして我輩のコレクションに加えてやったわ!」

睦月「嫌ぁぁぁぁー!(泣)」

〜想像終了〜

睦月「あわわわわわわ」ガタガタ

提督「睦月?どうした?顔色が悪いぞ」

睦月「蝋人形にしないで下さい!お願いします!」

吹雪「あの、睦月ちゃん?その閣下じゃないよ」

睦月「へ?」

提督「悪魔の格好に見えるか?」

睦月「・・・。確かに違うにゃしぃ」

夕張「あら、提督。エレガント閣下の衣装を着て来たんですね」

提督「ハロウィンだから仮装してみようと思ってな」

夕張「似合ってますよ♪」

提督「ありがとう」
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:58:03.84 ID:eZ9hJvRU0

加賀「提督。卯月を連れてきました」

提督「ありがとう。後は俺に任せて、パーティを楽しんでくれ」

加賀「では、そうさせてもらいます」

卯月「司令官、あの・・・ごめんなさい」

提督「俺のほうこそ悪かった。少々やり過ぎた」

卯月「全部、私が悪いんです。これからはいい子になるから見捨てないで下さい!」

睦月「卯月ちゃんはどうしたの?」

吹雪「うん、ちょっとね」

提督「先日のことなら怒ってないから、大丈夫だ(怒ってるのは吹雪だし)」

提督「だから卯月はいつもの卯月で居てくれ。皆、卯月の明るさに助けられているからな」

卯月「司令官」ウルッ

ウォースパイト「ウサギのパイが焼けたわ」

ローマ「あ・・・」

卯月「ウサギの・・・パイ?」ガタガタ

提督「どうした?」

ローマ「提督、実は・・・」カクカクシカジカ

提督「なるほど、そんなことがあったのか。後は任せておけ」

提督「卯月、落ち着くんだ。ウサギのパイだが、ウサギとは鶏だ。チキンのことだ」

卯月「チキン?でも、ウサギって」

提督「昔の人は鶏のことをウサギと呼んでいたんだ。ウサギは何て数える?一匹、二匹ではなく、一羽、二羽だろ?」

卯月「確かに一羽、二羽って数えるぴょん」

提督「そうだろ?(スマン、大嘘だ。だが、今はこう言うしか無い)」

瑞鶴「誰が七面鳥ですって!?」

提督「んなこと言ってねぇ!」

翔鶴「すみません、提督。ほら、瑞鶴。あっちへ行きましょう」

提督「兎に角、そういうことだから、ウォースパイトが焼いたパイはチキンだから」

卯月「分かったぴょん」
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:59:14.91 ID:eZ9hJvRU0

吹雪「閣下、そろそろ乾杯の音頭を」

提督「そうだな。ちょっと行ってくるから、睦月、卯月を頼む」

睦月「任せて欲しいのね!」

提督「では、ハロウィンパーティを楽しんでくれ。乾杯!」

一同「乾杯!」

ワイワイ

ガヤガヤ

アイオワ「アドミラル、サタデーナイトよ!」

提督「そうだな」

アイオワ「ノリが悪いわねー。サタデーナイトはフィーバーしないと!」

提督「えっと・・・つまり、トラボルタの様に踊れと?」

アイオワ「ザッツライト!ミュージックスタート!」

提督(ハロウィンってそういう祭りだったっけ?)

〜30分後〜

提督「疲れた・・・」

吹雪「お疲れ様です(汗)」

提督「アイオワの奴、どんだけ踊らせたら気が済むんだよ。そうだ、卯月はどうしてる?」

吹雪「睦月ちゃんと居ますよ」

提督「ちょっと様子を見てくる」

吹雪「はーい」

提督「卯月、楽しんでるか?」

卯月「楽しんでるぴょん」

提督(明らかに元気が無いよな)

提督「ほら、料理もケーキも沢山あるからいっぱい食べろよ」

卯月「うん・・・」

睦月「美味しい料理が沢山あるんだから食べて元気出すにゃしぃ」

卯月「うん・・・」
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 21:59:59.71 ID:eZ9hJvRU0

-3日後 朝 執務室-

ガチャ

提督「そろそろ執務を始めるか」

吹雪「そうですね」

バタン

提督(あれ以来、卯月が元気が無く心配だが、大丈夫だろうか?)

吹雪(卯月ちゃんのことを心配している様ですね)

ストン

ブーーーーーーー!

提督「???」

吹雪「し、司令官?」

提督「ち、違う!俺じゃないぞ!ん?これは・・・」

吹雪「ブーブークッション?」

提督「こんなことをするのは・・・」

吹雪「卯月ちゃんしか居ませんね」

提督「コラー!卯月!」


-執務室前-

卯月「ぷっぷくぷぅ〜、大成功だぴょん!」ダッ


-執務室-

提督「はぁー。まぁ、いつもの卯月に戻ったと思えばいいか」

吹雪「杞憂に終わりましたね」

提督「アイツはこの位の方がいいよな」

吹雪「そうかも知れませんね」
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/31(火) 22:02:48.08 ID:eZ9hJvRU0
卯月は提督のことが大好き(恋愛感情では無い)だけど、不器用故、素直になれず、小ばかにした発言をしたり、
イタズラでちょっかいをかけることしか出来ないって感じで描いてみました。

吹雪の方はね、自分で書いといてアレだけど、何か某ギリシャ辺りの神話の、
女を見ると手を出さずにはいられない全知全能の神の嫁っぽくなったきたな。

本日はここまで。
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/01(水) 01:49:14.98 ID:S3wYhl0L0


なんだかんだ言って提督が一番楽しんでたんじゃ…
でも、うーちゃんが良い感じに料理されていて良かったです
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/02(木) 04:48:01.20 ID:d71h9j6+O
余りにも吹雪きの性格悪すぎるこれって下手しないでも精神壊れたりするやろ卯月が精神病んで狂ってしまうとか考えなかったんやろな
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 09:24:05.66 ID:LT13vPTc0
SS界のうーちゃんの扱いって大体こんなもんでしょ
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/12(日) 22:18:06.05 ID:c/NoRPVF0
>>183
提督が一番楽しんでるって?キノセイデスヨー

>>184
これで精神崩壊ならアムロ・レイ等、戦争をしているアニメのキャラは全員病院送りですよ。
特にフリット・アスノなんて7歳の時に目の前で母親殺される。14の時に恩人、初恋の人を殺され、以降ずっとそんな人生ですが狂ってはいませんし。

>>185
悲しいけど、うーちゃんの扱いってこんな感じですよね。今回は少々やり過ぎ感はありますが。
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/12(日) 22:19:33.64 ID:c/NoRPVF0
先日、うちにも大鳳が来ましたが、どの辺がママなのか分からない・・・。
夕雲ママ、浦風ママ、霞ママ、雷ママも全く分からない。
夕雲と浦風は好きだけど、どの辺に母性を感じるんだか。教えてエロイ人。
ただ、鳳翔さんがお艦ってのは唯一共感出来た。

本日分、始まります。
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/12(日) 22:20:55.97 ID:c/NoRPVF0

-執務室-

鹿島「鹿島、本日より鎮守府での業務に戻ります!誠心誠意務めさせて頂きます」

提督「長期の出向任務ご苦労だった(長いことほったらかしにしてたし、今度何かお詫びをしないと)」

吹雪「長い間お疲れ様でした。鹿島さんが帰ってこられて嬉しいです(今度、何かお詫びをしないといけませんよね)」

キット「お帰りなさい。鹿島さんが戻ってこられたので、これで香取さんの負担が減らせますね」フォンフォン

鹿島「吹雪ちゃん、キット、ありがとう」

香取「先日、着任した新人が待ってるわ」

鹿島「では、行ってきます!」

提督「頼んだぞ」

ガチャ

バタン

提督「鹿島も帰ってきたし、もう忘れていることなんて無いよな?」

吹雪「大丈夫・・・ですよね?」

キット「はい。現状、他は何もありません」フォンフォン

提・吹「良かった」

〜数分後〜

コンコン

大淀「大淀です。お客様をお連れしました」

提督(客?そんな予定聞いてないけどな)

提督「どうぞ」

ガチャ

提督「お、お前は!」

吹雪「!?」

キット「・・・」フォンフォン

大淀「ごゆっくりどうぞ。では、私は失礼します」

バタン
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/12(日) 22:24:33.66 ID:c/NoRPVF0

師匠(元・瀬戸内海深提)「久しぶりだな」

提督「何のマネだ?」

師匠「久しぶりに師匠が会いに来たというのに、つれない奴だ」

提督「何故、お前がここに居る?脱獄してきたのか?」

師匠「そう怖い顔をするでない。刑務所で模範囚として服役していたので、仮出所が認められたのだ」

吹雪「それで何しに来たんですか?」

師匠「そう邪険に扱わないでくれ。出所したはいいが、行く所が無いのでな。元帥に頼んでここに置いてもらうことになった。元帥からの手紙だ」つ手紙

提督「元帥からの手紙だと?」

『拝啓 やっほー、提督くん元気してるー?実はさぁ、君の師匠の元大将なんだけどぉ、むしょから出たはいいけど、行く所が無いって泣きついてきてさぁ、まー幼馴染だから見捨てられないし、君の所で面倒見てあげてねー。きゃはっ☆ 元帥』

提督「・・・」プルプル

吹雪(どうしたんだろう?)

キット「アドミラル、血圧が上昇していますが、大丈夫ですか?」フォンフォン

バタッ

吹雪「し、司令官!しっかりしてください!」

提督「何処のJKが書いた手紙だ!鈴谷かよ!」

師匠「何を言うか、正真正銘、元帥からの手紙だ」

提督「信じられるか!」

吹雪「何て書いてあるんですか?」

提督「読んでみるといい」つ手紙

吹雪「では、読ませていただきます」

吹雪「」ポカーン

提督「キット、筆跡鑑定を頼む」

キット「はい」フォンフォン

〜鑑定中〜

キット「残念なお知らせです」フォンフォン

提督「ま、まさか・・・」

キット「ええ、そのまさかです。正真正銘、元帥の直筆でした」フォンフォン

提・吹「」ポカーン
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/12(日) 22:28:41.78 ID:c/NoRPVF0

師匠「どうだ?これで分かっただろう?」

提督「吹雪、仕事を辞めて何処か遠い所へ行こうか。暑い所は苦手だから、どこか北の方へ」

吹雪「そうですね。フランスなんてどうですか?勲章を貰ったくらいですし、受け入れてくれるはずですよ」

提督「そうだな。それなら、コマンダン・テストとリシュリューも連れて行こうか。母国に帰れるなら、その方がいいだろう」

師匠「お主等、待たぬか!」

提・吹「軍のトップがこんなふざけた手紙を渡すなんて、この国はもうお終いだ(です)!」

師匠「そこはお茶目さんだと関心するところだろ!」

提・吹「出来るかー!」

師匠「わしには家族が居らん。頼れるのはお前さんだけだ。それにわしはお前さんを実の息子の様に思っておる」

提督「アンタには感謝している。アンタが居なければ、俺は今ここに居ないからな。だが、それはそれ、これはこれだ。金で寝返った奴が今更そんなことを言って信じられるか!」

吹雪「司令官の仰る通りです!」

師匠「こんなことを言っても信じてもらえんかも知れんが、実は深海側に寝返った振りをして奴等の動向を探っていたのだ」

提督「まさか・・・それじゃあ」

キット「残念ながら嘘です」フォンフォン

提督「え?嘘?」

キット「はい。アドミラルを息子の様にという部分は本心でしょうが、それ以降の部分で嘘を検出しました」フォンフォン

提・吹「・・・」ジトー

師匠「な、何を言うか!提督よ、キットは故障しているようだ」

提督「残念ながら、昨日、定期メンテナンスを済ませたところでな」

吹雪「明石さんたちからは何も問題ないとの連絡を受けています」

師匠「うっ・・・」

提督「二度も裏切られるとは思わなかった」

吹雪「酷すぎますね」

師匠「悪かった。この通りだ」土下座

師匠「わしにはお前さんしか居らんのだ、頼む!ここに置いてくれ」

提督「はぁ・・・。元帥からの手紙もある以上仕方ない」

吹雪「いいんですか?」

提督「仕方ない。放り出してまた問題を起こされても困るからな」

吹雪「確かにそうですね」

師匠「おお!ここに置いてくれるのか?」

提督「アンタのためじゃない。元帥からの命令だからだ」

師匠「そうだとしても恩に着る」
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/12(日) 22:32:55.19 ID:c/NoRPVF0

コンコン

青葉「青葉ですぅ」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

青葉「師匠さん、早速インタビューを!」

師匠「待て!落ち着かぬか!」

提督「アンタも青葉がこういう性分なのは知っているだろ?青葉、会議室に連行していいぞ」

師匠「お、おい!何を言い出すんだ!」

提督「インタビュー中に部屋を用意しておくから、行って来てくれ」

青葉「では、連れて行きますね〜」ガシッ

師匠「待て!離せ!」

青葉「ええ。たっぷりお話しましょう!」ズルズル

師匠「その『話せ』ではない!『離せ』と言ったのだ!」

青葉「ええ。たっぷりじっくりお話しましょうね」ズルズル

師匠「あぁぁぁぁぁぁーっ」

ガチャ

バタン

提督「はぁーーーーーーーーーーっ。空はあんなに青いのに」

吹雪(物凄いため息です。でも、仕方ないですよね)
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/12(日) 22:34:13.28 ID:c/NoRPVF0

-扶桑型私室-

扶桑「くしゅん」

山城「姉さま!?まさか、風邪お召しになられたのですか!?」

扶桑「落ち着いて、山城。私たちは病気に対する免疫は一通り持っているじゃない。風邪なんてひかないわ」

山城「では、まさか・・・未知のウイルスに姉さまは侵されている!?ああ、どうしましょう!このままでは姉さまが・・・」

扶桑「きっと、誰かが噂話をしているのよ」

山城「提督だわ!提督が姉さまのあんな姿やこんな姿といった、あられもない姿を妄想しているのだわ!」

扶桑「そうやって提督を悪者にするのは止めて」

山城「ですが、姉さま!」

扶桑「仮にそうだとしても提督なら悪い気はしないわ(それに、普段から出撃後の報告時にあられもない姿を見られているし。提督は報告は入渠後で言いと言うけれど、先に済ませておかないと)」

山城「あぁ・・・そんな・・・姉さまが提督に!!!」
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/12(日) 22:35:26.75 ID:c/NoRPVF0

-執務室-

コンコン

山風「山風・・・です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

山風「提督、あのね・・・」

提督「うん」

山風「さっきの出撃であたしがMVPだったよ・・・」

提督「そうか!よく頑張ったな」ナデナデ

山風「止めてよ、いいのに(もっと、もっと!)」

提督「おっと、スマン。つい、いつもの癖で。許してくれ」

山風「・・・(どうして・・・止めちゃうの?)」

吹雪(山風ちゃんはもう少し素直になった方が良いと思うよ)

提督「では、お詫び兼、MVPのご褒美として間宮券を進呈しよう。好きな物を食べてくるといい」つ間宮券

山風「ありがと・・・(もっと撫でて欲しかったのに・・・)」

山風「それじゃ・・・」

ガチャ

バタン

提督「相変わらず、あの子と接するには距離感が分からない」

キット「難しい年頃ですね」フォンフォン

吹雪「そんなに難しく考える必要は無いと思いますよ」

提督「そうだろうか?」

吹雪「はい」

提督「そういうものか?」

吹雪(司令官もキットも山風ちゃんの本心に気付いてないみたい)

提督「そうだ。忘れないうちに全員に連絡しておかないと」

吹雪「皆さんを集めて師匠さんの紹介をしないといけませんね」

ピンポンパンポーン

スピーカー「提督です。連絡事項があるので全員、ヒトサンマルマルに大ホールに集合するように」
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/12(日) 22:38:18.41 ID:c/NoRPVF0

-ヒトサンマルマル 大ホール-

ザワザワ

提督「全員揃ったな?」

吹雪「はい。その様です」

提督「では、これより今日、新たにこの鎮守府に加わった人物に挨拶をしてもらいます。皆に挨拶をしてくれ」

比叡「お姉さま、あの人は!」

金剛「!!! 提督のマスター!?」

一同「え?提督の師匠!?」

師匠「今日からこの鎮守府で世話になることになった元・海軍大将だ。よろしく頼む」

提督「金に目が眩んで深海側に寝返った奴だけどな」

ザワザワ

新提「何!」

提督「かつてのお前さんの仲間だな」

師匠「かつての?貴様も深海側に居たのか?わしは瀬戸内海だった」

新提「私は日本海だ」

師匠「まさかこんな偶然があるとは」

大和「あの」

提督「どうした?」

大和「どうしてその人が鎮守府に?」

提督「元帥からの命令でな。悪いが我慢してくれ」

大和「そうでしたか。それとさっき金剛さんの言っていた師匠とは?」

提督「文字通り、俺の師匠だった人だ。だが、深海側に寝返った様な奴だ。もう師匠でも何でもない。他に質問は?」

シーン

提督「無いか。では、先ほど青葉がコイツにインタビューをしてたので、詳細は明日の艦隊新聞でも見てくれ」

青葉「お任せください!」

提督「最後に一つ。深海側から足を洗ったとは言え、諸手を挙げて信用していい人物では無い。何かあれば後ろからでも撃っていいぞ」

吹雪「流石に言い過ぎじゃないですか?」

師匠「構わんよ。裏切ったのは事実だ。そう簡単に信じてもらえるとは思っておらん」

提督「そうういうことだ。では、解散」

師匠「イ級、ヲ級」

ヲ級「嫌よ」

師匠「まだ何も言って無いんだが」

ヲ級「私とイ級は提督の艦娘になったんだから、アンタの下に付く気は無いわ」

師匠(艦娘ってお前たちは深海棲艦だろ・・・)

師匠「久しぶりに会ったので話をしようと思っただけだ。わしの配下に付けとは言わん」

ヲ級「そう。ならいいわ」
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/12(日) 22:41:58.17 ID:c/NoRPVF0

-執務室-

提督「元帥も何を考えてらっしゃるのやら」

吹雪「きっと何か考えがあるんですよ」

キット「考えがあると言えば、『私にいい考えがある』と死亡フラグを立てる司令官が居ます」フォンフォン

吹雪「それって相当ダメな人だよね?(汗)」

コンコン

夕張「夕張です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

夕張「提督!アレの季節がやって来ましたよ!」

提督「アレの季節?」

キット「なるほど、アレの季節ですか」フォンフォン

提・吹(アレって何だろう?クリスマスはまだ早いし。でも、街はハロウィンが終わった途端、クリスマスムードだし。うーん)

吹雪「司令官、アレって何ですか?」

提督「さっきから考えているんだが、さっぱり分からん」

夕張「もぉー、分かってるくせに。私の好きなアレですよ、ア・レ!」

提督「夕張が好きな物で、今の季節に関係がある・・・」

ポクポクポク

チーン!

提督「あー、アレか!」

キット「気付きましたか」フォンフォン

吹雪「分かったんですか?」

提督「ああ、答えは秋刀魚だな?」

夕張「へ?」

提督「冗談だ。蕎麦だろ?」

夕張「正解!新蕎麦が出てお蕎麦が美味しい季節です!」

提督「よし、では週末は信州へ!と言いたいところだが、少々遠いので出石に出かけよう」

夕張「やったー!」

吹雪「出石って、江戸時代に信州からお殿様がお国替えでやって来て、蕎麦職人も一緒に来たから蕎麦が有名なんですよね?」

提督「よく知ってたな」

キット「よくご存知で」フォンフォン

夕張「へぇ〜、そうなんだ」

吹雪「出石は艦だった頃の私が建造された舞鶴から近いですからね」

提督「なるほど、それでか。そうだ!鹿島も誘っていいだろうか?」

夕張「私は構いませんよ」

吹雪「いいと思います。長い間、コンビにで頑張ってもらいましたし、美味しい物食べてもらいましょう」

提督「よし。では、後ほど鹿島を誘ってくる」

夕張「私も明石と大淀さんを誘おうかな」
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/12(日) 22:44:18.57 ID:c/NoRPVF0

-土曜の朝 正門前-

提督「では、留守中は頼んだぞ」

新提「任せておけ」

長門「土産を頼むぞ」

提督「ああ」

卯月「何処へお出かけぴょん?」ヒョコッ

鹿島「あら、卯月ちゃん」

卯月「鹿島さん、おはようだぴょん」

提督(見つかってしまった!)

吹雪「これから夕張さんたちとお蕎麦を食べに行くんだよ」

卯月「いいなー。うーちゃんも連れて行って欲しいぴょん!」

提督「見つかってしまった以上、仕方ない。でも、睦月たちには内緒だぞ」

卯月「分かってるぴょん!流石に睦月型全員を連れて行くのは無理があるぴょん」

吹雪「これ以上増えないうちに出発しちゃいましょう」

提督「そうだな。夕張、出発しよう」

夕張「はーい。と、言うことなので乗っちゃって」

明石「これ以上増えると、金剛さんか、サラトガさんか、ウォースパイトさんにも出してもらわないといけなくなるわね」

大淀「そうなると大変ですね。早く出発しましょう」

卯月「うーちゃん、助手席に座ってみたいぴょん」

提督(助手席は吹雪の指定席なんだが)

吹雪「構いませんよ。私は鹿島さんと後部座席に座ります」

提督「そうか。卯月、分かっているとは思うが」

卯月「大丈夫だぴょん!うーちゃん、そこまで非常識じゃないぴょん。運転中の司令官にイタズラして事故死なんて嫌だぴょん!」

提督「分かっているならそれでいい。では、乗ってくれ」

ガチャ

バタン

提督「よし、出発だ!」
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/12(日) 22:45:00.42 ID:c/NoRPVF0
この後、提督一行は美味しい蕎麦を食べたそうな。

本日はここまで。
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/13(月) 04:23:08.15 ID:YMY6aNduo
私のとろろ蕎麦もどうですか?
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 21:29:24.29 ID:8wfwvIL70
>>198

鹿島「遠慮しておきます」ニコッ

夕張「私もお腹いっぱいです」

憲兵「向こうで話を聞こうか」
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 21:35:04.87 ID:8wfwvIL70
今回のイベントで防空棲姫が出てきて良かった。
やっと15夏の雪辱(と言うかトラウマ)を果たせたよ。
当時は着任から日が浅く、E7までは行ったけど、あきつ丸も居なかったし、当時火力が一番強かったLv83の長門がボス戦で一人で足引っ張りまくったし、丙なのに手も足も出なかったし。
今回は弱体化しているとは言え、甲でボッコボコにしてやったぜ!

それと、レ級って先制雷撃が無いとただの戦艦だよね。タ級やル級と変わらない。夕立や綾波ならともかく、ブッキーが小破未満だったレ級を連撃で殴り倒した(撃沈)のを見てよっわ(笑)ってなった。
駆逐艦の改二が増えて吹雪の順位はだいぶ下がったけど、それでもまだ強いことが分かったよ。

本日分、始まります。
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 21:37:09.68 ID:8wfwvIL70

-鎮守府 中庭-

金剛「秋デスネー。お出かけにぴったりなシーズンデース」

榛名「お弁当を持ってお出かけはどうですか?」

金剛「いいデスネー!そろそろ紅葉も始まりマース」

アークロイヤル「紅葉か。この国の紅葉は美しいと聞いたことがある」

ウォースパイト「いいわね。車も有るし、お出かけしましょうか」

比叡(えっ、車で?)

比叡「私、ウォースパイトさんのDB5に乗ってみたいです!」

榛名「は、榛名も乗ってみたいです!」

霧島「かの有名な英国諜報員が乗った伝説の名車、DB5。私も乗ってみたいです」メガネクイッ

ウォースパイト「乗りたいなら私は構いませんが、貴女たちは金剛と一緒の方が」

比叡「いえ!お姉さまのトランザムにはいつでも乗れます!」

榛名「そうです!せっかくなのでDB5に乗せてください!」

霧島「是非ともお願いします!」

ウォースパイト「分かりました(汗) そういうことなので、金剛、貴女のKnight2000にアークロイヤルを乗せてもらえますか?」

金剛「もちろんデース」

アークロイヤル「よろしく頼む」

金剛「英国車もいいデスが、アメ車の良さを教えてあげマース。では、ティータイムが終わったら、提督に申請に行って来ますネ」
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 21:38:20.01 ID:8wfwvIL70

-執務室-

コンコン

金剛「金剛デース」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

金剛「提督、お願いがありマース」

提督「俺に叶えられる範囲の内容にしてくれよ」

金剛「大丈夫デース。実はマイシスターズ、ウォースパイト、アークロイヤルでお弁当を持って出かけようとおもいマシテ」

提督「ああ、それなら構わないぞ。次の金曜日は全員出撃の予定が無いし、行ってくるといい」

金剛「サンキューデース」

提督「そうだ、吹雪も連れて行ってやってくれないか?」

金剛「もちろん大歓迎デース」

吹雪「いいんですか?」

提督「ああ、秘書艦なら大淀にでも頼むから大丈夫だ」

パカッ

青葉「青葉にお任せです!」

提督(いつも通り天井裏から現れた)

シュタッ

川内「私に任せてよ!」

吹雪(やっぱりこの人、忍者ですよね)

ドドドドドドド

提督「この地鳴りはまさか・・・」

金剛「間違い無いネー(汗)」
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 21:41:58.82 ID:8wfwvIL70

ドアバーン

夕立「夕立に任せるっぽい!」

大和「大和にお任せください!」

時雨「二人とも落ち着きなよ。提督、ここは僕に任せてくれないかな?」

黒吹雪「吹雪の代わりが勤まるのは私だけです!」フンス

提督「いや、君も一緒に行ってきていいよ」

金剛「どっちのブッキーも大歓迎デース」

黒吹雪「ダメです!私には秘書艦の仕事があります!」

提督(ダメだこりゃ。もう引かないな)

瑞穂「提督、瑞穂をご指名ですか?」

高雄「私で宜しければ///」

愛宕「ぱんぱかぱーん♪」

摩耶「あたしに任せな!」

鳥海「私の計算では、私が最適かと」

漣「ご主人様!貴方のラブリーエンジェル、漣が勤めさせていただきます」

曙「はぁ?何言ってんの?クソ提督が選ぶのは私だし!」

瑞鳳「卵焼き焼いてきたよ」

足柄「カツサンドの差し入れよ!」

由良「由良を選んでくれますよね?ね?」

夕雲「もちろん私ですよね?」

赤城「一航戦の誇りにかけて」

加賀「ここは譲れません」

グラーフ「私こそが適任だ!そうだろ?アトミラール」

葛城「貴方は私がついてないとダメね」

扶桑「戦艦扶桑、(秘書艦代理として執務室へ)出撃いたします」

伊8「はっちゃんは準備万端です」

春風「司令官様♡」
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 21:44:11.88 ID:8wfwvIL70

ヲ級「もちろん私よね?」

翔鶴「提督のお力になれればと思っています」

瑞鶴「私を選んでくれないと爆撃するから!」

浦風「当然、うちを選んでくれるよね?」

浜風「私にお任せください」

蒼龍「やだやだやだ、私を選んでくれないとやだ!」

飛龍「ここで立候補したら多聞丸に怒られちゃうかな?」

大井「本当は嫌だけど、仕方ないから引き受けてあげます!」

大井「あーあ、北上さんと一緒に居られる時間がへっちゃうなー(棒)」チラッ

摩耶「嫌なら引き受けなければいいだろ?(ここで一人でもライバルを蹴落とさないとな)」

足柄「そーだ、そーだ!(一人でも減らさないと)」

大井「!!!(クッ・・・そう来たか!マズイ。次の手段を考えないと!)」

大淀「皆さん、落ち着いてください。提督が指名したのは私です!」

酒匂「ぴゃー♪」

提督(何この修羅場・・・。ここで大淀に頼むと言えば角が立つ、しかし、他のだれか一人を選んでも角が立つ)

島風「(決断が)おっそーい!」

天津風「急かしちゃダメよ」

島風「だって遅いんだもん!」

提督(つまり、俺に残された選択肢は一つしかない)


-球磨型私室-

北上「何か大井っちが物凄い勢いで出て行ったけど、何だったんだろ?」

球磨「凄かったクマー」

多摩「きっと提督の所だニャー」

木曾「大井の姉貴は何だかんだ言って提督のことが好きだよな」

北上「確かにそうだねー」
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 21:47:55.35 ID:8wfwvIL70

-金曜日 路上-

男A「お!いい女発見!」

男B「どこどこ?」

男A「後ろから来る車を見てみろよ」

男B「運転してる子、最高じゃねーか!」

男A「信号待ちで横に止まるぞ」

男A「そこのお姉さん、俺たちと遊びに行かない?」

金剛「私とレースをして勝てばいいデスヨ。次の信号まで先に到達した方が勝ちネー!」

男A「よっしゃー!勝ってやるぜ!」

吹雪「不味いですよ、金剛さん!」

金剛「心配しなくても大丈夫デース。レプリカとは言えナイト2000デス。そんじょそこらのカスタムカー風情には負けまセーン!」

吹雪「そういう意味ではなくて」

アークロイヤル「お手並み拝見ね」

金剛「青デース」

ピューン

男A「へ?」

男B「何してるんだよ!早く出せ!」

男A「お、おう!」

霧島「やってしまった・・・」

比叡「ヒエーッ!」

ウォースパイト「貴女たちが金剛のKnight2000に乗りたがらなかったのってもしかして」

榛名「はい。見ての通り、金剛お姉さまはハンドルを握ると人が変わるタイプです」

ピューン

警官A「おい!今の見たか?」

警官B「ああ、制限時速を50km/hはオーバーしていたぞ!」
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 21:54:00.90 ID:8wfwvIL70

警官A「そこの黒い車、止まりなさい!それと、後ろの車も!」

吹雪(やっぱりこうなってしまいました)

金剛「ポリスに見つかってしまいましたネ。振り切ってやりマース!」

アークロイヤル「流石だ」

吹雪「ダメです!大人しく止まりましょう」

金剛「仕方ないデスネ」

アークロイヤル「そうか。この国ではPolicemanに止まれと言われると、止まらないといけないのか」

吹雪「全世界共通です!」

キキーッ

警官A「俺は前の黒い車の所に行ってくる」

警官B「了解。では、俺は後ろの車に」

コンコン

警官A「免許書見せて」

ウィィィーン

吹雪「どうも(汗)」

警官A「(左ハンドル?)あれ?君もしかして・・・」

金剛「ブッキー、渡してくだサーイ」つ免許証

警官A(黒いトランザム?見覚えのある顔・・・まさか)

吹雪「免許証です」つ免許証

警官A「!!! し、失礼いたしました!お返しします。どうぞ!」

金剛「罰金はいくらデスカ?」

警官A「罰金なんて滅相もございません!お手数をお掛けして申し訳ありません。どうぞ、行ってください。安全運転でお願いします」

金剛「? そうデスカ。じゃあ、行きましょう」

ブーン

警官B「おいおい、何で行かせたんだよ?」

警官A「提督さんの所の艦娘さんだった」

警官B「あー、相手が相手だけに流石に反則切符は切れんよな」

警官A「ああ、普段から世話になってるからな。それに、この街の平和、いや、国の平和を守ってもらっているし」

警官B「提督さんはバリバリの武闘派って噂だよな」

警官A「素手で深海棲艦を殴り倒して、ちぎっては投げって噂だからな。下手なことをすると後が怖い」

男A「では、自分たちもこれで」

警官A「待て。お前たちは行っていいと言ってないぞ」

男B「やっぱりダメだった」
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 21:55:26.64 ID:8wfwvIL70

-鎮守府 執務室-

提督「はっくしょん」

夕立「提督さん、風邪ひいたの?」

提督「いや、誰かが噂をしていた様だ」

夕立「ふ〜ん」

提督「ところで、夕立さん。何故、俺の膝の上に座ってらっしゃるのですか?」

夕立「ここが落ち着くからっぽい〜♪」

時雨「あと5分で交代だよ」

夕立「はーい」

時雨「次は僕で、その次が大和さんで」

提督「ちょっと待て」

時雨「どうしたんだい?」

提督「何その順番」

時雨「さっきくじ引きで決めたんだよ?」

提督「マジっすか」

時雨「今日、集まってる全員の順番が決まってるから」

提督(生殺しじゃないか。地獄だ・・・)

青葉「司令官。実は昨日、元帥から任務が届きまして」

提督「何で青葉に?」

青葉「実は、青葉は元帥とメル友なんです」

提督「青葉、お前もか」

青葉「(お前も?)それで内容ですが」

提督「続けてくれ」

青葉「先日、吹き飛んだ新提さんが着任予定だった鎮守府の再建費用を捻出するために、艦娘主演の映画を作製することになりました」

提督「またかよ!」

青葉「来年のゴールデンウィーク公開予定で製作して欲しいとのことです」

提督「約半年で?」

青葉「無理なら夏休み公開でも構わないそうです。本来の仕事の方が大事ですからね」
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 21:56:51.39 ID:8wfwvIL70

提督「で、アイデアはあるのか?」

青葉「勿論です。一つ目がガサー主演で、考古学者のガサーが大冒険を繰り広げる『失われたクリスタル・最後の魔宮』」

提督「おい!」

青葉「どうしたんですか?」

提督「どうしたも、こうしたもあるか!某考古学者の映画のタイトルをくっ付けただけだろ!」

青葉「まーまー落ち着いてください。ストーリーの概要を説明しますから」

提督「分かった。聞こう」

青葉「考古学者のガサーがクリスタルで出来た死者の書を発見して、ピラミッドと言う名の魔宮で古代のミイラを蘇らせてしまいます」

提督「ちょっと待て!」

青葉「もー、何ですか?良い所なのに」

提督「自動車メーカーの様な名前の人物が主演のスピルナントカ監督作品に、古代エジプトの神官の様な名前の人物が登場するミイラ映画をくっ付けた内容じゃないか!」

青葉「そんなこと無いですよ!蠍王とか登場しませんし!」

提督「自分でパクリって言ってるじゃねーか!」

青葉「パクリじゃないです!リスペクトです!」

提督「都合の良い言葉を出してきたな」

青葉「それほどでも///」

提督「褒めてないから。蠍王と言えば、人気があったらしく蠍王が主役のスピンオフ映画あったよな」

青葉「ありましたねー」

提督「あれってアヌビスの軍団を率いて戦う映画かと思ったら、蠍王になるまでの過程を描いた映画だったな」

青葉「あれには驚きましたねぇ。え?そっちですか!?って」

提督「更に蠍王2ってのがあった」

青葉「そうなんですか?では、今度こそ」

提督「そう思うだろ?」

青葉「はい」

提督「今度は少年時代の話だった」

青葉「へ?では、アヌビスを率いて戦う話は?」

提督「そんなもの無い。本当に何なんすかコレ?って感じだった」

青葉「うーん・・・気を取り直して次行きましょう!」

提督「そうだな」
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 21:58:36.80 ID:8wfwvIL70

青葉「もう一つは、熊野さん主演で『富豪艦娘』です」

提督「もう突っ込まんぞ」

青葉「こちらのストーリーはですね、世界一の大富豪の孫娘、熊野さんが警察に就職し、金に物を言わせて事件を解決する刑事もの(?)です」

提督「うん、そうだと思った」

夕立「面白そう〜、夕立も出して〜」

青葉「司令官の許可が出たら、夕立さんの出番も考えますよ」

夕立「提督さぁ〜ん」

提督「夕立が出るのは構わんが、俺は絶対に出ないからな」

青葉「いいんですかぁ〜?元帥からの指令ですよ。いくら司令官と言えどもノーとは言えないはずです」

提督「前回の映画のキスシーンを忘れたとは言わせんぞ。あの後、吹雪が怒るわ、拗ねるわで大変だったんだぞ」

時雨「アレは吹雪が嫉妬するのも仕方ないよ。例え、角度的にしている様に見えるだけで実際にはして無いとしてもね」

青葉「あはは・・・。今回はそういうシーンは入れないので安心してください。それと強力な助っ人を呼んでます」

提督「助っ人?」

青葉「どうぞ、入ってください」

ガチャ

提督「!!! あ、あなた方は!」

淀長「ハイ皆さん、こんばんは」

水野「いやぁー、映画って本当に良いものですね」

バタン

提督「青葉、その人たちをどうやって連れてきた?(汗)」

青葉「恐山のイタコの人に頼んで呼んでもらいました。本当は黒澤監督も呼びたかったんですが、予算の都合でお二人だけに」

提督「帰ってもらいなさい」

時雨「夕立、交代の時間だよ」

夕立「名残惜しいけど、仕方ないっぽい」

時雨「じゃあ、失礼するよ」ストン

提督(ナチュラルに座ってきた)

青葉「残念ながら、契約が終了するまで帰ってもらうことは出来ません」

提督「クッ・・・。ん?青葉、お前さんいつの間に青森まで行ってきたんだ?」

青葉「行ってませんよ。今はオンラインでイタコに依頼できる時代です」

提督「マジっすか」

青葉「イムヤちゃんに教えてもらいました。スマホで見つけたそうです」

提督「イムヤの奴、スマホで何やってんだか」
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 21:59:33.74 ID:8wfwvIL70

-京都 嵐山-

金剛「渡月橋が見えてきましたヨー」

アークロイヤル「あれが、かの有名な渡月橋か」

金剛「ブッキーは懐かしいんじゃないデスカ?」

吹雪「えっ?あの、私、京都は京都でも舞鶴なので」

金剛「ウップス、そうでした。嵐山に海はありマセンネ。ソーリー」

吹雪「あそこの駐車場はどうですか?」

金剛「一日1000円デスカ。観光地の駐車場はボッタクリデース」

吹雪「観光地の駐車場はそんなものですよね。でも、向こうはさらに高いですよ」

金剛「仕方ないのでそこに停めましょう」

ウォースパイト「金剛がParkingに入っていきましたね。私たちもあそこに停めましょう」

比叡「あれ以降、お姉さまが何も問題を起こさず目的地にたどり着いたのが奇跡です」

榛名「きっと吹雪さんが同乗していたおかげです」

霧島「ええ、間違いないかと」
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 22:02:35.79 ID:8wfwvIL70

-執務室-

時雨「ねぇ、提督」

提督「どうした?」

時雨「提督の階級って大佐だよね?」

提督「ああ、そうだ。それがどうかしたか?」

時雨「おかしいと思わないかい?今までに深海側の鎮守府を四つも潰したのに、勲章の一つももらえず、評価されないなんて」

大淀(ま、まさか!時雨さんは気付いている?いいえ、これは鎌をかけているだけのはず。ここで慌てると相手の思う壺よ。冷静に振舞わないと)

提督「時雨がそう思ってくれるのは嬉しいが、俺なんてまだまだだ」

大淀「提督の武功を考えると、勲章の一つすらもらえないのは納得できませんが、元帥に何かお考えがあるのでしょう」

提督(大淀ぉ・・・、いや、ここで下手な発言をすれば大淀に危害が及ぶ危険性ある。俺が知らないふりをしたら丸く収まるんだ、何も言うまい)

時雨「提督のことを評価しない元帥なんて要らないよね。大丈夫、僕が提督を元帥にしてあげるから」ハイライトオフ

提督(ヒエーッ!ヤバイ発言してるし!)

提督「時雨、俺は現状で満足しているからな!だから落ち着こう」

時雨「ダメだよ。提督はもっと向上心を持たないと」

提督(どうしたらいいんだよ!もう詰んでるだろ!?)

扶桑「時雨、そんなことを言ってはいけないわ」

提督(ナイス、扶桑!)

時雨「僕の邪魔をするなら扶桑と言えども」

扶桑「これだけ人が居る場所でそんなことを言っては何処から情報が漏れるか分からないわ。後で二人で話し合いましょう」

時雨「そうだね。扶桑の言う通りだ」

提督「ちょっと待て!!!何でそうなる!」

時雨「何故かって?」

扶桑「そんなの決まってます。提督に出世して欲しいからです。提督の出世を望まない艦娘なんて居ません」

提督「いえ、でも、そういう物騒なことは止めて頂けるとですね、助かると言いますか」
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 22:03:50.11 ID:8wfwvIL70

-嵐山-

吹雪「このサンドイッチ美味しい〜です」

金剛「沢山作ったので遠慮せず食べてくださいネー」

吹雪「はい!頂きます」

ウォースパイト「良かったらこれもどうぞ」

吹雪「チョコですか?」

ウォースパイト「マーマイトよ」

吹雪「!!!(マーマイトって物凄くマズイって聞いたことがあるアレですか・・・)」

アークロイヤル「一つ頂こう」

ウォースパイト「どうぞ」

モグモグ

アークロイヤル「美味い」

吹雪(貴女はイギリス人(艦)だから平気でしょうが、私たち日本人(艦)は・・・って金剛さんが露骨に目を反らしてます・・・)
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 22:05:09.66 ID:8wfwvIL70

-執務室-

大和「提督、お茶がはいりましたので、ここに置きますね」

提督「ありがとう」

提督(この香りは・・・)

提督「大和なら緑茶かと思ったが、アールグレイか」

大和「はい。秘書艦として提督の好みを把握するのは当然です」

提督「そうか、ありがとう。ん?」

大和「どうかされましたか?」

提督「いや、何でもない」

提督(今、大和は秘書艦代理ではなく、秘書艦と言ったよな?つまりこれって、大和は、いや、今集まっている全員が明日以降も秘書艦として来る気じゃないよな?)

大和「・・・」ニコニコ

提督(大和の笑顔が怖い。秘書艦の座を巡って、執務室の中の戦争とか止めてくれよ。嘘だと言ってよバーナード)

瑞穂「摩耶さん、そろそろ交代のお時間です」

摩耶「もうそんな時間か。名残惜しいけど、仕方ない」

瑞穂「では、失礼いたします」ストン

提督(さも当然と言わんばかりに皆、膝の上に座ってきたが、頼むから止めてください。駆逐艦の子(一部例外あり)だけにしてください)
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 22:06:23.18 ID:8wfwvIL70

-嵐山-

金剛「紅葉も満喫しましたシ、そろそろ帰りまショウカ」

ウォースパイト「そうね」

比叡「お土産買って帰りませんか?」

金剛「いいデスネー。確かこの辺りに有名な七味唐辛子のお店がありマシタ」

吹雪「それってまさか・・・」

金剛「舞妓はんナントカって名前デシタ」

吹雪「やっぱり。以前、司令官がその唐辛子で大変な目に合ったって聞いたことがあります。辛い物マニア以外にはオススメできないとか」

金剛「食堂に置いておけば誰か使いますヨー」

吹雪「そうですね!辛い物マニアの人は喜びますね」

榛名(でも、辛い物マニアの人って居たでしょうか?)

霧島(私の記憶ではその様な人は居なかった様な・・・)

金剛「では、30分後に駐車場に集合しまショウ」
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 22:07:29.24 ID:8wfwvIL70

-夕方 執務室-

ガチャ

吹雪「ただいま戻りました」

バタン

黒吹雪「おかえりなさい」

提督「おかえり」ゲンナリ

吹雪「あれ?司令官、随分お疲れの様ですが」

キット「アドミラルにとって今日は大変な一日でしたから」フォンフォン

吹雪「やっぱり私は残った方が良かったんじゃ」

黒吹雪「今日は結構暇だったのに」

提督「色々あるんだよ。それと吹雪は悪くないから気にするな」

吹雪「でも」

提督「吹雪を連れて行く様に頼んだのは俺だからな」

吹雪(何があったのか気になるから、後でこっそりキットに聞いてみようかな)

提督(皆、普通に座ってくるせいで煩悩云々なんて口が裂けて言えない)
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 22:12:35.08 ID:8wfwvIL70

-夜 食堂-

鳳翔「長門さんはいつも通り甘口ですね?」

長門「ああ、甘口で頼む」

鳳翔「はい、甘口です」

長門「ありがとう」

陸奥「駆逐艦の子たちが長門の食べてるカレーが甘口だと知ったらどう思うでしょうね?」

長門「バレなければいいだけの話だ。あそこが空いているな」

陸奥「では、あそこに座りましょう」

長・陸「いただきます」

清霜「長門さーん」

長門「清霜か。どうした?」

清霜「長門さんは戦艦(おとな)だから辛い物も平気で食べられますよね?」

長門「当然だ。私はビッグセブンだからな!」

清霜「じゃあ、辛口カレーにこの舞妓はんって七味唐辛子をかけても平気ですよね?」憧憬の眼差し

長門「と、当然だ!」

陸奥(ご愁傷様)

清霜「じゃあ、かけますねー」

パッパッ

ドバー

長門(え?こんなにかけるのか?)

陸奥(甘口から一気に激辛ね)

清霜「こんなものかな」

長門(真っ赤に染まったカレー・・・)

清霜「どうかしましたか?」キョトン

長門「何でもない。では、食うぞ」パクッ

長門「う、美味い!」汗ドバー

陸奥(顔が引きつってるわよ)

清霜「わぁー!すごーい!」

長門「お、大人だならな」

清霜「早く清霜も立派な戦艦になりたいなー」


-夕食後 長門型私室-

長門「あーーーーー!辛いーーーー!」ゴロゴロ

陸奥「見栄を張るからよ」

長門「私はビッグセブンだ!辛口のカレーが食えんなど、恥ずかしくて言えるか!」

陸奥「その変なプライドは捨てた方がいいわよ。身から出た錆ね」

長門「あーーーーー!」ゴロゴロ

陸奥「はぁ・・・静かにしてよ」
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 22:14:09.89 ID:8wfwvIL70
世界一辛い(と販売元が主張している)一味、七味の舞妓はんひぃ〜ひぃ〜
京都市内各所で売っているので、気になる人は試してみてください。
一応、言っておきますがメーカーの回し者ではありません。

本日はここまで。
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/01(金) 22:25:36.15 ID:hqiyQpXz0
E4のマスの記号がもう意味分からない。どこまで拡張する気ですか?そのうちZZZとか出るの?

Z1:レーベ?
Z2:鉄機武者鋼丸のモデル。それ以上は知らん。
Z3:マックス?
ZZ:ガンダム
ZZ2:新手のガンダム?こんな奴居そう。
ZZ3:同上

本日分、始まります。
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/01(金) 22:27:09.59 ID:hqiyQpXz0

-10月中旬 執務室-

ジリリリリーン

ピッ

提督「もしもし」

妖精ズ「もしもし、提督さん?大変です!」

提督「大変?何が起きたんだ?」

妖精ズ「工事中に天井が崩落しました!」

提督「何だって!それで被害は?」

妖精ズ「全員無事ですが、崩落した場所の真上が大淀さんの部屋で、大変な物が落ちてきました!」

提督「大変な物?」

妖精ズ「兎に角、来てください!」

提督「分かった。直ぐ行くから、ちょっと待っててくれ」

ピッ

キット「大変な物とは何でしょう?」フォンフォン

提督「分からん。とりあえず行ってみるしかない」

キット「アドミラルの盗撮写真が大量に見つかった、とかならいいのですが」フォンフォン

提督「その程度であればいいが。周辺に青葉は居ないか?」

キット「青葉さんを含む、艦娘はどなたもいらっしゃいません」フォンフォン

提督「それでは、上から三段目、左から五冊目をっと」グイッ

ピーッ!

ピーッ!

キット「本棚の本が地下へのエレベーターの起動スイッチとはまるで忍者屋敷ですね」フォンフォン

提督「遊び心があっていいだろ?」

キット「アドミラルが気に入っているのであれば否定はしません」フォンフォン
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/01(金) 22:28:08.49 ID:hqiyQpXz0

-地下通路-

妖精ズ「提督さーん」

提督「お待たせ」

妖精ズ「これを見てください!」

提督「艦娘基金?何だコレ?」

妖精ズ「中を見てください」

提督「ふむ」ペラッ

提督「!!!」

ペラッ

ペラッ

提督「こ、コレは!?」

妖精ズ「提督さん」

提督「これを部屋に戻して、崩落した箇所は元に戻してくれ」

妖精ズ「ですが」

提督「後のことは俺が処理する。君たちは何も見て無いし、聞いてない。天井の崩落なんて起きなかった。いいね?」

妖精ズ「分かりました」

提督「後で差し入れを持っていくよ」
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/01(金) 22:29:22.91 ID:hqiyQpXz0

-現在 執務室-

提督(大淀の部屋から見つかった艦娘基金と書かれた帳簿。何も無ければ見なかったことにしようかと思ったが・・・)

提督(先日の時雨、アイツの目はやばかった。もしかしたら、大淀が俺に隠れて資金を貯めていることに気付いているのかも知れない)

キット「大淀さんの部屋から見つかった、帳簿のことを考えているのですか?」フォンフォン

提督「そうだ。やはり、本人に直接確かめるべきだろうか?」

キット「そうですね。私も先日の時雨さんの反応を見て、大淀さんから話を聞くべきだと思いました」フォンフォン

提督「やはりそう思うか」

キット「はい。あの時の時雨さんはアドミラルに仇なす者は全て敵だと言わんばかりの態度でした」フォンフォン

提督「元帥に対してもあの態度だったもんな」

キット「大淀さんにどの様な意図があるのか分かりませんが、彼女を守るためにも白黒つけるべきかと」フォンフォン

提督「そうだな。大淀を呼んで話を聞こう」
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/01(金) 22:32:37.91 ID:hqiyQpXz0

-しばらく後 執務室-

提督「急に呼び出して悪かった」

大淀「いえ、どうされたのですか?」

提督「君に聞きたいことがあってな。とりあえず掛けてくれ」

大淀「では、失礼します」

提督「ここだと話しづらいので、場所を移動する」

大淀「?」

提督「そのまま座っていてくれ」

大淀「ですが、座ったままでは」

提督「大丈夫だ。直ぐに分かる」グイッ

ピーッ!

ピーッ!

大淀「警報音?」

ゴゴゴゴゴ

大淀「一体何が!?」

提督「少し揺れるからしっかり座っててくれ」
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/01(金) 22:36:52.02 ID:hqiyQpXz0

-執務室(地下)-

大淀「ここは一体?」

提督「この空間はゴリアテの襲撃を受けた時に隠れてやり過した場所だ」

大淀「確かにあの時、提督は地下から現れましたね」

提督「この場所は夕・・・(ヤベッ。この時空の夕張はこの場所を知らないんだった。知っているのはツ級に俺が殺された時空の方の夕張だ)」

大淀「夕?」

提督「ごほん。限られた者しか存在を知らない場所だ」

大淀(夕?誰でしょう?夕張さん、夕立さん、夕雲さん・・・夕雲さん!?まさか)

〜妄想中〜

提督「ママ〜、僕、ママのおっぱいが欲しいでちゅう」

夕雲「もう、提督ったら甘えん坊さんですね」

提督「ママ〜、早く〜」

夕雲「ふふっ。仕方ないですね」

提督「わーい」

〜妄想終了〜

大淀「何て破廉恥な!」←オークラ先生の薄い本に思考を毒されている

提督「え?破廉恥?」

キット「大淀さん、どうされたのですか?」フォンフォン

大淀「え・・・?も、申し訳ありません!」

提督「話を続けていいだろうか?」

大淀「はい!お願いします」

提督(大淀の奴、どうしたんだ?まぁいい。とりあえず話の続きを)

提督「君に尋ねたいことがある。先日、妖精さんに地下空間の拡張工事をしてもらっていた時のことだ」

提督「君の部屋の床、ここから見ると天井に当たる場所が崩落して、上から物が落ちてきた」

大淀「!!!」

提督「落ちてきた物の中に艦娘基金と書かれた帳簿があった」

大淀「まさか・・・」

提督「悪いが中を確認させてもらった」

大淀「知ってしまったのですね」

提督「ああ、俺が受け取るはずだった勲章を換金するとの趣旨の文書と元帥のサインも確認した」

大淀「知ってしまったのなら、隠しても仕方ありませんね。ええ、そうです。全てお金に換えました。どうしますか?私を解体しますか?」
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/01(金) 22:39:02.40 ID:hqiyQpXz0

提督「大淀」

大淀「それとも、腹いせに酷いことをしますか?エロ同人のように!そうされても文句を言えないことをしでかしたんですからね」ヌギヌギ

提督「待ちなさい。スカートを脱ごうとするんじゃない!」クルッ

大淀「後ろを向いたりせず、私を見てください」

提督「ちゃんとスカートを履いたらな」

大淀「そうですか。提督は服を着たままがお好きですか」

提督「何故そうなる!」

大淀「えい!」ドン!

提督「うわっ!」バタッ

提督「いてて、何するんだ!」クルッ

大淀「貴方がその気にならないなら、私がその気にしてあげます」ストン

提督「こら!跨るんじゃない!」

大淀「吹雪さんより先に貴方の子供が出来れば」ブツブツ

提督「キット、助けてくれ!」

キット「大淀さん、止めなさい!」フォンフォン

大淀「大丈夫ですよ、提督♡」

提督「大丈夫じゃないから!兎に角、話し合おう!」

大淀「ええ、たっぷりと」ニコッ

提督(ダメだ。言葉が通じない!)

ドスッ

大淀「うっ・・・」バタッ

提督「お、大淀?」

川内「提督、危なかったね」

提督「川内!?」

川内「川内参上!提督の護衛なら任せといて!」

提督「何故この場所を?」

川内「どうして秘密の地下室を知っているかって?何故なら私は忍者だから」

提督(魚雷の様な訳の分からんことを言い出した。それに自分で忍者って言ってるし)

川内「冗談はさておき、とりあえず大淀さんを退けようか」

提督「そうだな。何時までも抱きつかれるかたちになるのは色んな意味で良くない」

川内「よっこらせっと。で、どうする?このまま床に寝かせとく?」

提督「まだ聞きたいことがあるから、キットに乗せておく。キット、ドアを開けてくれ」

キット「はい」フォンフォン
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/01(金) 22:41:06.67 ID:hqiyQpXz0

-廊下(地上)-

巻雲「沖波」

沖波「あ、巻雲姉さん」

巻雲「ちょっとこっちに」

沖波「はい」スタスタ

巻雲「沖波に大事な話があるから付いて着て」

沖波「分かりました」


-会議室-

コンコン

巻雲「巻雲です。沖波を連れてきました」

霧島「どうぞ」

ガチャ

沖波(た、沢山人が集まっています・・・。天霧さん以外は先輩方。まさか、新人いびり?)

バタン

巻雲「ようこそ!神聖眼鏡同盟 メガ・ネリティアへ」

沖波「神聖眼鏡同盟 メガ・ネリティア?」

天霧「何だソレ?」

ローマ「文字通り、メガネを着用している艦娘により構成された組織よ」

天霧(意味が分からん)

沖波「え?でもそれなら時雨さんも」

霧島「時雨さんはファッション伊達メガネです」

天霧「提督はどうなんだ?」

香取「提督のはPC用メガネで度が入ってません」

沖波「それじゃあ、瑞鳳さんは」

鳥海「彼女のはハ○キルーペです。拡大鏡はメガネではありませんし、常時着用してる訳では無いので除外します」

伊8「武蔵さんはまだ居ないので除外しますね」

天霧「なるほど」

望月「大淀さんも含まれるけど、さっき司令官に呼ばれてどっか行ったから今は居ないよ〜」

巻雲「それじゃ、本題に入るね」
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/01(金) 22:45:15.09 ID:hqiyQpXz0

-執務室(地下)-

提督「とりあえず、大淀が起きるまでティータイムでにもするか」

川内「やったー!私、金剛さんのティータイムにもお呼ばれしたこと無いし、初めてなんだよねー」

提督「それって単純に昼間寝てることが多いからだろ?」

キット「確かに川内さんは夜戦に出かけることが多い分、昼間は寝ていることが多いですね」フォンフォン

川内「言われて見ればそうかも」

提督「金剛のティータイムに参加したいなら、頼んでおくぞ」

川内「そうだね。頼んでもらおうかな」

〜しばらく後〜

大淀「うーん・・・、あれ?ここは?」

キット「お目覚めですか?」

大淀「キットの車内?どうしてここに・・・?そうだ!提督を襲おうとしてそれから・・・」

川内「悪いけど、私が眠らせたよ。提督を襲わせる訳にはいかないからね」

大淀「川内さん!あと少しだったのに!」

提督「大淀。何故、こんなことをしたのか教えてくれ」

大淀「提督を襲い既成事実を作ってしまえば」

提督「そこじゃない!」

大淀「?」

提督「例の帳簿の話だ」

大淀「・・・。提督、この戦争が終わったとしたら、私たちはどうなると思いますか?」

提督「戦争が終わっても暫くは事後処理があるだろうし、残党の掃討も必要となるだろう」

大淀「ええ、そうですね。でも、問題はその後です。私たちが必要無くなった時、大本営はどうするでしょうか?」

川内「・・・」

大淀「私たちを追い出すとは考えられませんか?戦うことしか出来ない私たちが突然社会に出ても生きていけません」

大淀「だからお金が必要です。鎮守府を追い出されても当面生きていけるだけのお金が」

提督「そんなことは俺がさせない!」
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/01(金) 22:48:35.37 ID:hqiyQpXz0

大淀「提督ならそう言って下さると信じていました。ですが、貴方も組織に所属する身。上からの命令を拒否できますか?」

提督「そうなったら、上の連中と戦争でも、クーデターでも何でもしてやる」

大淀「この国を守った英雄がそんなことをしたら、取り返しが付きません。深海棲艦との戦争が終わり、平和になったとしてもそれでは元も子もありません」

川内「そうだよ。提督がそこまでする必要なんて無いよ」

提督「自分の仲間すら守れず何が提督だ!」

大淀「全てがばれてしまったうえに、提督を手篭めにする作戦も失敗・・・私を処分してください。追放や解体されたとしても文句を言えないことをしでかしたのですから」

提督「ならば、帳簿の件は俺が指示したことにしろ」

大淀「何を言い出すんですか!」

キット「宜しいのですか?」フォンフォン

提督「さっき言ったはずだ。仲間を守れない奴に提督を名乗る資格は無いと。終戦後まで含めて俺には責任がある。それに」

川内「それに?」

提督「先日の時雨の発言が気になる。この件を知ってか、知らずか、大淀に危害を加えかねない発言をしていたからな」

川内「確かにそうだね」

提督「正直、少し怖かった。普段はいい子なんだけどな」

川内「確かに」

提督「そういうことだから、大淀にはこれまで以上に働いてもらうぞ」

大淀「はい!」

キット「一件落着ですね」フォンフォン

大淀「貴方の様な人に見初められた吹雪さんが羨ましい」ボソッ

川内「解決したし、私は帰るね」

シュッ

提督「アイツ本当に忍者だよな」

キット「はい。完全に忍者です」フォンフォン

提督「そういえば、珍しく一言も夜戦と言わなかったな」

大淀「確かに夜戦の『や』の字も発しませんでした」
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/01(金) 22:51:06.53 ID:hqiyQpXz0

-女子トイレ(地上)-

川内「ミッションコンプリート」

ペリペリ

伊13(ふぅ・・・、川内さんに化けて提督の護衛をするの・・・疲れるね・・・)

ヌギヌギ

伊13(でも、正体を明かす訳にはいかないし、川内さんは忍者っぽいから突然現れても違和感が無いよね)

〜回想中〜

元帥「君がこれから着任する鎮守府の提督について話しておきたいことがる」

伊13「はい・・・」

元帥「彼は優秀だが、困ったことがあってな」

伊13「困ったこと・・・何ですか?(艦娘にセクハラする提督も居るって聞くし・・・そんな人だと嫌だな・・・)」

元帥「彼はこれまで誰も成し得なかった、深海側の鎮守府を破壊することに成功した」

伊13「はい・・・」

元帥「だが、それ故、深海側から目を付けられて何度も命を狙われている」

伊13「はい・・・(違ってて・・・良かった)」

元帥「当然、彼の鎮守府の艦娘たちが護衛をしているが、君も彼を護ってやって欲しい。特別な訓練を受けた訓練を受けた君だからこそ頼める任務だ」

伊13「分かりました・・・」

〜回想終了〜

伊13(着替え終わったし、帰ろっと・・・)
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/01(金) 22:53:30.09 ID:hqiyQpXz0
川内=サン=忍者、忍者=川内=サンがこの鎮守府の共通認識です。
忍者とスパイは厳密には違いますが、ここでは同じということで。
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/01(金) 23:01:55.86 ID:hqiyQpXz0
-執務室(地上)-

ガチャ

吹雪「ただいま戻りました。今日も周辺海域に異常はありません」

提督「おかえり」

キット「おかえりなさい」フォンフォン

大淀「おかえりなさい」

吹雪「あれ?大淀さん」

吹雪(テーブルの上にはポットとティーカップ・・・)

吹雪「二人だけでティータイムなんてずるいです!」

提督「吹雪の分も直ぐに淹れるから待っててくれ」

吹雪「はい♪」


-会議室-

沖波「これより、メガ・ネリティアの一員として、その名に恥じぬ様、誠心誠意務めます!」

天霧「あたしも頑張るぜ」

霧島「お二人の活躍に期待しています。大淀さんは帰って来ませんでしたが、本日の会合はここまでとしましょう。お疲れ様でした」

一同「お疲れ様でした!」
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/01(金) 23:04:17.88 ID:hqiyQpXz0
イベント終わったー。
へっぽこ提督だけど純粋な西村艦隊で甲略してやったぜ。

クリア後の台詞には目頭が熱くなったな。もう全て許すと言いたくなったけど・・・だし、防空無傷。テメーはダメだ!!!
装備の良し悪しは関係なく、兎に角祈れとは何事だ!航空隊も陣形選ばせろ!輪形陣か警戒陣使えたらもっと楽だっただろ!
ここだけはマジで許せん!

本日はここまで。
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/02(土) 13:18:57.73 ID:2VlWrLero


純粋な西村艦隊(志摩ルート)
あと防空で陣形が変化すると航空隊基地が変形している可能性が
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 21:57:51.60 ID:+XLNnSEO0
>>232
軍艦が人(艦娘)になり、主砲が連装砲ちゃん、連装砲くん等になり、深海側には飛行場姫や港湾棲姫が居る訳でですから、
こちらも基地を擬人化してもいい頃だと思うんですよね。
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 21:59:24.97 ID:+XLNnSEO0
明日のメンテで多摩改二実装ですね。多摩、全く育ててねー。
イベントの度に思うけど、皆、軽巡って育ててるんだろうか?
連合艦隊は一枠しか無いから実質、神通か阿武隈の二択だし、
陸上型対策に大淀と一応夕張、遠征・輸送作戦に鬼怒が居たら事足りるし。
五十鈴は海防実装で仕事無くなった・・・。冬イベはE1に潜水棲姫居るといいな。五十鈴が輝ける数少ない舞台だし。
由良さんは・・・太ももがイイネ!

本日分、始まります。
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 22:00:53.10 ID:+XLNnSEO0

-執務室-

キット「!!! アドミラル、吹雪さん、動かないで下さい!」フォンフォン

提督「ん?どうした?」

吹雪「?」

パリーン

提督「何事だ!?敵襲か!」

プスッ

吹雪「司令官!アレを!」

提督「壁に矢?いや、矢文か」

吹雪「何て書いてあるんですか?」

提督「えっと、この鎮守府内に裏切り者が居る。今から名前を挙げる艦娘をテストせよ。神通、加賀、伊勢、摩耶、熊野、榛名、瑞鶴、大鳳、吹雪」

吹雪「私も!?」

提督「島風、夕雲、秋月、親潮 (中略) 速吸、間宮、龍驤。 艦娘Kより」

吹雪「艦娘Kって一体」

キット(今、名前が挙がった方々の共通点と言えば、まさか)

提督「艦娘K。カ行の名前は香取、鹿島、加賀、葛城、清霜、加古、鬼怒、北上、神風、風雲、陽炎、衣笠、黒潮、江風、霧島、木曾、熊野、この位か?」

吹雪「数が多すぎて絞り込めませんね。何かもう少しヒントがあればいいのに」

キット「お二人とも気付いてください。今挙げた中で矢を使う人物は限られています。いえ、実質一人しか居ません」フォンフォン

提・吹「う〜ん」

提督「さっぱり分からん」

吹雪「ですね」

提督「何だか知らんが、とりあえず名前の挙がっているメンバーを集めるか」
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 22:02:17.52 ID:+XLNnSEO0
艦娘Kの矢文に名前が挙がっている艦娘は


駆逐艦
春風、松風、旗風
如月、皐月、文月、菊月
吹雪、初雪、叢雲、綾波、敷波、曙、漣、響、電
村雨、春雨、海風、江風
満潮、大潮、朝雲、霰、荒潮
陽炎、初風、長波、舞風、浦風、藤波、嵐、沖波、野分、天津風、親潮、黒潮、谷風
夕雲、巻雲、朝霜、早霜
秋月、初月
島風


軽巡(雷巡含む)
大井、鬼怒、神通


重巡
加古、衣笠、足柄、摩耶、熊野


戦艦
榛名、伊勢


空母
加賀、龍驤、瑞鶴、飛鷹、大鳳


潜水艦
伊8、伊19、伊13、伊14


海防艦
択捉


その他
間宮、瑞穂、伊良湖、あきつ丸、速吸、秋津洲


です。全員出したらきりが無いので登場するのは一部になりますが。
このメンバーの共通点、分かる人には分かるはず。
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 22:03:47.34 ID:+XLNnSEO0

-会議室-

親潮「司令はん、今から何が始まるんですか?」

提督「え?親、いや黒、いや親潮・・・だよな?」

黒潮「司令はん、何をそんなに驚いてはるん?」

提督「君は黒潮だよな?」

黒潮「うち、黒潮やで」

提督「親潮が黒潮と同じような喋り方をしたから、色々と混乱してきてな」

黒潮「うちと一緒に居るうちにうつったんやな。言うても、親潮も舞鶴出身やし」

提督「そうだな(だからと言ってうつるか?)」

提督「えー、とりあえず本題に入ろう。皆に集まってもらったのは、ちょっとしたテストをするためだ」

ザワザワ

提督「一人ずつテストをするので、呼ばれたら隣の部屋に来て欲しい」

一同「はーい」

提督(誰から始めようか)

島風「はーい!はーい!」

提督「よし、島風から始めよう。移動するから付いて来てくれ」

島風「はーい!」


-別室-

提督「そういえば島風は舞鶴出身だったな」

島風「へぇ。そうどすえ」

提督「いや、京都だからって、祇園の舞妓さんの様な喋り方しなくていいんだぞ。舞鶴って確かに京都(府)だが京都(市)からかなり遠いだろ」

島風「そんなことおまへん。舞鶴産まれの艦娘は皆、この喋り方どすえ」

提督「吹雪がそんな喋り方している姿を見たことないんだけど」

島風「もう!提督ったらノリ悪ーい!」

提督「スマン、スマン」

島風「で、テストって何をするんですか?数学ですか?理科ですか?」

提督「今から見せる物の名前を教えて欲しいんだ」

島風「それだけですか?」

提督「ああ、それだけだ。早速始めよう」

『春菊』

島風「菊菜ですか?」

提督「ふむ。では、悪いが次は神通を呼んで来てくれ」

島風「え?もう終わりですか?」

提督「ああ、これだけだ」

島風「神通さんですね?では、失礼しまーす」ピューン

提督「相変わらず早いな」
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 22:05:35.55 ID:+XLNnSEO0

コンコン

神通「神通です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

提督「とりあえず座ってくれ。島風から聞いたかも知れないが、今から見せる物の名前を教えて欲しい」

神通「はい」

『南瓜』

神通「なんきん、です」

提督「ふむ。では、悪いが次は榛名を呼んで来てくれ」

神通「はい、分かりました(一体何のテストだったのでしょう?)」


提督「布引の水は赤道を越えても腐らないと言われているが、その理由は?」

榛名「有機物の含有量が少なく、適度なミネラルを含んでいるから腐りづらいと言われています」


提督「この食べ物の名前は?」

『冷やし中華』

瑞鶴「冷麺よ。韓国冷麺(平壌冷麺屋)の日本における最古の店は神戸にあるそうね」


提督「京橋は♪」

黒潮「ええとこだっせ(中略)グランシャ○ーへいらっしゃい♪」


提督「コレ、何て読む?」

『魚の棚』

荒潮「うおんたな、よぉ〜。常識じゃない」


提督「灘五郷と言えば?」

摩耶「今津、西宮、魚崎、御影、西郷だな」


提督「とーれとれ♪」

初風「ぴーちぴち、蟹料理♪って何歌わせるのよ!///」

提督「ついでに聞くが、作曲したのは誰だ?」

初風「浪速のモーツァルトよ」


提督「兵庫の初代知事は?」

伊8「伊藤博文です」


提督「箕面」

衣笠「温泉スパーガ○デン♪」


提督「尼崎市は何県?」

瑞穂「大阪府です」
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 22:07:23.01 ID:+XLNnSEO0

提督「今から目隠しをした状態で」

熊野「わたくしが抵抗出来ないのをいいことに、口にするのも憚られることをする気なのね!このケダモノ!」

提督「何でそうなる!味覚のテストだ!正月にやってる格付け的な奴だよ!(それに、やるなら鈴谷の方がいいだろ!)」

熊野「今、失礼なことを考えてませんでしたか?」

提督「そんなことは無い」キッパリ

熊野「まぁ、いいですわ。このアイマスクを着用すればよろしいのですね」

提督「そうだ」

熊野「準備完了ですわ」E:アイマスク

提督(ヤバイ。噴出しそうになった)

熊野「早く始めてください」

提督「では、今から100g3000円の神戸牛と100g1000円の国産黒毛和牛を食べてもらう。どちらが神戸牛か当ててくれ」

熊野「楽勝ですわ!」

提督「では、Aの肉だ」

熊野「あーん」

パクッ

モグモグ

ゴクン

提督「次に、Bの肉だ」

熊野「あーん」

パクッ

モグモグ

ゴクン

熊野「分かりました。最高級神戸牛ステーキはBですわ!」

提督「ふむ。合格っと(だが、正解はAだ)」
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 22:08:16.08 ID:+XLNnSEO0

提督「鶏肉を別の表現で何と言う?」

足柄「チキンよ」

提督「そうだけど、そうじゃなくて!日本語で頼む」

足柄「あー、かしわ」

提督「ふむ。合格」

足柄「提督、貴方まさか・・・トンカツよりチキンカツの方が好きだったの・・・?」

提督「へ?」

足柄「そうなのね・・・だからこんなことを聞いてきたのね?」

提督「いや、どちらかと言えば、トンの方が好きだが」

足柄「そうよね・・・やっぱりそうなのね・・・トンカツの方が・・・ってトンカツ!?今、トンカツって言った?」

提督「そうだ」

足柄「分かったわ!私の揚げたトンカツを食べたいのね?腕によりをかけて揚げて来るわ!行って来ます!」ダッ

ガチャ

バタン

提督「・・・。たまにはビフカツ食べたいです」
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 22:09:04.52 ID:+XLNnSEO0

コンコン

龍驤「龍驤や」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

提督「早速で悪いが、テストを始める」

龍驤「いつでもええで。ドンと来いや」

提督「関西電気」

龍驤「? どないしたん?」

提督「!」

提督「じゃあ、コレは?」

『ビリケン像』

龍驤「何やコレ?」

提督「!!」

提督「この魚は?」

『鱧』←実物を見せています。字の読み方ではありません。

龍驤「何やけったいな魚やな。鰻。いや、穴子か?」

提督「!!!」

提督「最後にコレは?」

『ミンチカツ』

龍驤「コロッケ」

提督「いや、確かに似ているが、ひき肉の」

龍驤「あー、メンチカツ」

提督「!!!! テストは以上だ。会議室に戻ろう」
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 22:09:59.04 ID:+XLNnSEO0
最近までビリケンさんって大阪のゆるキャラ(?)だと思ってたけど、100年以上前にアメリカで誕生って・・・。
しかも、千葉や箱根にも像があるって。いやー、色々と衝撃だった。
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 22:12:39.58 ID:+XLNnSEO0

-会議室-

提督「皆に聞きたいことがあるので答えてくれ」

一同「はーい」

提督「関西電気」

一同「ほーあん○会♪」

龍驤「な、何や一体」

提督「コレは?」

一同「ビリケンさん」

提督「この魚は?」

一同「ハモ」

提督「最後にコレは?」

一同「ミンチカツ」

龍驤「さっきから何やねん!」

提督「残念ながら龍驤は一つも答えられなかった」

加賀「答えられなかった?どういうことなの?」

足柄「貴女、大阪出身でしょ?」

龍驤「何言うとるんや!うちは横須賀出身や!」

一同「え?」

龍驤「だ・か・ら、うちは横須賀出身や!」

酒匂「ぴゃーっ!(威嚇)」

龍驤「ちょい待ち!自分、舞鶴に居たってだけで出身は佐世保やろ!それ以前に、いつの間に現れたんや!さっきまで居らんかったやろ!」

酒匂「龍驤ちゃん、そうやって酒匂を差別するんだ・・・」

龍驤「いや、ちょっと待ってぇな!事実を指摘しただけやろ!」

酒匂「司令(泣)」ダッ

ザワザワ

リュウジョウサンガ ナカセター

提督「よしよし」ナデナデ

酒匂「龍驤ちゃんが苛めるよぉー!(泣)」

提督「龍驤」

龍驤「ち、違うんや!うちはただ、ほんまのこをと言うただけで」

提督「真実は時として人を傷付けることもある」

龍驤「何でうちが悪者みたいになっとるねん!」
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 22:17:24.53 ID:+XLNnSEO0

浦風「龍驤さんは横須賀出身やのに、関西弁を使ってるんが悪いんじゃ!」

龍驤「そういう自分こそ、広島モドキやろ!」

浦風「あ゛?」

龍驤「いえ、その、浦風さんは広島弁で話されていますが、大阪出身ではないかと思いましてですね」

浦風「提督さん、龍驤さんが苛めるー(泣)」ダッ

提督「よしよし」ナデナデ

浦風(べーっ!)

龍驤(コイツ!)

提督「龍驤よ、貴様・・・酒匂に続き、浦風まで泣かせたな」

龍驤「違うんや!うちは悪無い!」

吹雪「何が違うんですか?」

龍驤(ヤバイ、ヤバイで!司令官に吹雪、両方敵に回したら命は無いで!)

加賀「今まで私達を騙していたのね・・・」

榛名「嘘つきは!榛名が許しません!」

瑞鶴「許せない!全機爆装、準備出来次第発艦!目標、龍驤さん、やっちゃって!」

摩耶「お前・・・あたしを怒らせちまったなぁ!」

春風「龍驤さんはわたくしたちを騙していたのですね」

龍驤「ちょい待ち!落ち着いて話し会お!って言うか、去年もこんなことやってたやろ!」

神通「油断しましたね。次発、装填済みです」

呂500「ビスマルク姉さんやオイゲンさんのようにはいかないけど、ろーちゃん頑張るって」←酒匂と同じく舞鶴所属なのでいつの間にか現れた

荒潮「あらあらぁ〜」

鬼怒「マジパナイ!」

酒匂「撃ちたかったんだぁ、てぇ♪」

浦風「おどりゃあ!」

大鳳「そうね。この際、徹底的に撃滅しましょう!」

霰「うっほほーい」

ドカーーーーーーーン!

龍驤「ぎゃー!」

加賀「運動してお腹が空いたので、間宮さんのお店にでも行きましょう」

瑞鶴「いいわね!」

間宮「団体さん、大歓迎です。急いでお店に戻らないと」

加賀「奢らないわ」

瑞鶴「奢ってくれなんて言って無いわよ!」

加賀「そう。ならいいわ」

ワイワイ

ガヤガヤ
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 22:20:44.88 ID:+XLNnSEO0

足柄「提督、冷めない内に食べてね」

提督「ああ、ありがとう」

足柄「それじゃ」

ガチャ

バタン

提督「吹雪は先に執務室に戻ってくれ」

吹雪「分かりました」

ガチャ

バタン

提督「行ったな。さて、どうしてこんなことをしたんだ?」

黒こげアフロ龍驤「何を言うてるんや?」

提督「とぼけても無駄だ。今回の件は全てお前さんが仕組み、加賀に頼んで矢文を打ち込んだんだろ?」

黒こげアフロ龍驤「君は全てお見通しか。そうや、全てうちが仕組んだことや」

提督「・・・」

黒こげアフロ龍驤「うち、横須賀出身やのに、こんな喋り方してるせいで大阪生まれやと勘違いされがちでな。皆に本当のことを知って欲しかったんや」

黒こげアフロ龍驤「そして、あわよくばキャラを変えよ思うて。もう自分が分からんのや・・・」

提督「ありのままでいいじゃないか」

黒こげアフロ龍驤「ありのまま?司令は大阪モドキなうちでええんか?」

提督「それが龍驤の個性だろ?」

黒こげアフロ龍驤「そうか・・・個性か。ありのままでええんか・・・」

提督「歌わなくていいからな」

黒こげアフロ龍驤「チッ。せっかくやから、Let It Be歌ったろ思ったのに」

提督「Goだ。Beは英国の人たちだから」

黒こげアフロ龍驤「今のはギャグや。受けんかったな」

提督「ごめん」

黒こげアフロ龍驤「謝られたら余計に虚しいわ。まぁええ。君がありのままでええ言うんやったら、うちは今まで通りに過ごすわ!」

提督「それがいい。そうだ!言い忘れるところだったが、執務室の窓の修理代はお前さんの給料から天引きだから」

黒こげアフロ龍驤「へ?」

提督「へ?やあらへんがな。誰のせいで窓ガラス割れた思とんや?」

黒こげアフロ龍驤「加賀」キッパリ

提督「お前だよ!お前が頼まなければ加賀はあんなことして無いだろ!矢文なんて時代劇みたいなことせずに、普通に届けろよ」

黒こげアフロ龍驤「そこを何とか!お代官様!」

提督「ダメ」

黒こげアフロ龍驤「おねげえしますだ!」

提督「ダメなものはダメだ。ここで許したら後輩たちに示しがつかないだろ」

黒こげアフロ龍驤「うぅ・・・アホなことしてもた」
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 22:21:56.68 ID:+XLNnSEO0
二年越しの海上突入がやっと終わったぞー!トータル30回近く出撃したぞ、クソがぁぁぁ!
(訳:ようやく終わってホッとしました。もう二度とやりたくありません。そして、もうこんな任務実装しないでください)

本日はここまで。
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