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【ダンガンロンパV3】王馬「ロボット差別王にオレはなる!!その2だよー」【安価】 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/01(火) 20:39:33.99 ID:4YJlEjgvO
王馬「更なる高みを目指すよ!」

        !注意!

※ネタバレあるかもしれないです

※紅鮭の世界だけどもう10日以上続いてます

※安価で行動してロボット差別します

※キャラ崩壊がある場合があります

※キー坊がかわいそう

※キー坊がかわいそう

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満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1711617334/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1711590867/

旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711498027/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459578/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:23:40.62 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459420/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:22:39.08 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459358/

2 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/01(火) 20:41:13.47 ID:4YJlEjgvO
       ☆ルール説明☆

@このスレでは安価で王馬に『ロボット差別王』を目指してもらいます

Aロボット差別レベルが設けられており最初の王馬はLv.5です

Bレベルアップの仕組み

Lv.1~20  ロ差2回でレベルアップ
Lv.21~35  ロ差3回でレベルアップ
Lv.36~55 ロ差4回でレベルアップ
Lv.56~70 ロ差5回でレベルアップ
Lv.71~90 ロ差6回でレベルアップ
Lv.91~100 ロ差8回でレベルアップ

Cロ差1回につき台詞のあとに”↑1”とマークがつきます

例:王馬「おはよう、キー坊!今日も鉄臭いね!」↑1
…となります

D1日の終わりに王馬の総ロ差数を確認し、レベルアップします

E特定レベルまでレベルアップするとランクアップします
ランクアップしたら何か特典がもらえるようです

F王馬はモノナミンV3を使って一日3回行動をします

ですが必ずしもロボット差別をしなければならないというわけではありません

ご級友と絆を深めあうもよし、学園について調べるのもいいでしょう

ですが今回の目当てはあくまでもロボット差別であるということをお忘れなきよう…

…噂では、あることをすると一日の行動時間をさらに増やしたり、ロボット差別経験値を増やすことはできるすとか…

また安価によりイベントが発生することもあるそうです

いろいろチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

長々と説明しましたが、ルール説明は以上とさせていただきます

とりあえずは安価でロボット差別をしていきましょう

それでは快適なロボット差別生活をエンジョイしてください

キーボ「まだロボット差別するつもりですか!?これもういじめですよね!?」

王馬「仕方ないじゃん…オレだって、本当はこんなことやりたくないんだ!」

王馬「キー坊を思ってのことなんだよっ!!」

キーボ「絶対嘘ですよね……」
3 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/01(火) 20:43:31.14 ID:4YJlEjgvO
      ☆現在の仲良し度☆

    絆のカケラ 恋愛フラッグ
赤松楓   5      3
天海蘭太郎 3      ―
入間美兎  5      2
キーボ   0      ―
獄原ゴン太 5      ―
最原終一  6      ―
白銀つむぎ 2      1  
真宮寺是清 2      ―
茶柱転子  3      0.5
東条斬美  6      4
春川魔姫  4      1
星竜馬   1      ―
百田解斗  5      ―
夢野秘密子 6      5
夜長アンジー1      0

☆恋愛フラッグについて

恋愛フラッグを6つ手に入れるとお相手様との恋愛フラグがたちます

…ですが必ずしも手に入れることができるわけではありません

プレゼント等を渡しお相手様とのイベントが発生することや、お相手様があなた様のことを強くお思いになっている場合などにより初めて手にいれることができるのです

恋愛フラッグを6つゲットしたのちにデート等を重ねていき、告白し、ゆくゆくは恋人に…なんてこともあるかもしれませんがあくまで今回の目的は『ロボット差別王になる』こと…ゆめゆめお忘れなきよう
4 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/01(火) 20:46:18.82 ID:4YJlEjgvO
王馬「ここまでのあらすじだよー!」


・ロボット差別した。
・モノタロウは鉄屑(という名前)になり、オレはとーちゃんになった。
・夢野ちゃんと最原ちゃんと東条ちゃんのパンツをゲットした。
・ロボット差別をたくさんした。
・キー坊が最近鋼鉄の肌のように冷たいときがある。
・ロボット差別しまくった。

王馬「にしし…ロボット差別ばっかだね!」

王馬「さ、またロボット差別の続き、しよっか?」

        ☆15日目☆

王馬 小吉

Lv.75  ランク:ロボット差別博士


☆現在のモノクマメダル:140枚
☆現在のコイン:728枚

☆現在の所持品
ロボット用オイル         
しょうが湯     風船爆弾ガム
猿の手       ハッカシガレット×2  
日本人形のウィッグ スコラティーン   
ホームプラネット  鉄屑        
ロボット探知器   蝶ネクタイ型変声機 
腕時計型麻酔銃    入間にもらったメガネ
パーツカタログ   ケチャップ
恋が敵う☆おまじない全集   モノ甚平 
クリスタルバングル 宇宙の卵 
秋色ストール    テディベア 
ドッグタグ
5 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/01(火) 20:49:02.88 ID:4YJlEjgvO
王馬「朝か…」

王馬「鉄屑のクマ皮生えたかな?」

      ―入間の研究教室―

ガララッ

王馬「鉄屑ーいいこにしてたー?」

入間「おかえりなさい、あなた…ご飯にする?それとも」

王馬「あーっと、もうめんどくさいからその先は言わせないよ?鉄屑は?」

入間「あっちで遊んでるわ…早く顔を見せてあげて」

王馬「頭でも打った?あ、元からおかしかったね、ごめん」

鉄屑「とーちゃん!」タタタ

王馬「へぇ、立派なクマ皮が生えてるじゃん!」

鉄屑「えへへ…やっぱりクマ皮がないと、オイラじゃないからね!」

王馬(自分の名前忘れたやつが何言ってんだ…)

入間「どうだ?前のクマ皮とそっくりだろ!オレ様に感謝しやがれ!」

王馬「あ、そうだ、ずっと忘れてたんだけど対モノクマ兵器はできた?」

入間「また、スルーかよ…ずっと前にできてるっつーの!」

入間「ほらよ、”エレクトハンマー”と”エレクトボム”だ。使い方はかくかくしかじかだぜ!」

王馬「ありがとーじゃあね」

入間「え、え、それだけ…?もっと何か言うことないの?」
6 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/01(火) 20:56:55.82 ID:4YJlEjgvO
いきなり訂正です!ほんと申し訳ないです!ロボット用オイルは抹消で!

☆現在の所持品
        
しょうが湯     風船爆弾ガム
猿の手       ハッカシガレット×2  
日本人形のウィッグ スコラティーン   
ホームプラネット   鉄屑        
ロボット探知器    蝶ネクタイ型変声機 
腕時計型麻酔銃    入間にもらったメガネ
パーツカタログ   ケチャップ
恋が敵う☆おまじない全集  モノ甚平 
クリスタルバングル    宇宙の卵 
秋色ストール       テディベア
ドッグタグ
7 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/01(火) 21:03:05.53 ID:4YJlEjgvO
王馬「えー…?」

鉄屑「お願いだよとーちゃん…お母ちゃんと話してあげて?そろそろ絆のカケラも埋まりそうだし…」

王馬「じゃあ仕方ないね……」

入間「なんで、あたしの扱いこんなに雑なの…?」

王馬「今まで自分がしてきたこと思い出してみなよ」

入間「いいことしかやってねーな」

王馬「そういうとこだよ」

入間「???」



入間「ほらよ」

ゴト

王馬「…なにこれ」

入間「あ?朝だし腹減っただろうからオレ様が特別に飯作ってやったぜ!」

王馬「え、いらない」

入間「はぁーっ!?オレ様の手料理だぞ!!誰もがうらやむオレ様の手料理だぞっ!?」

王馬「いや、ここに来てから東条ちゃんのご飯ばっか食べてるから、ただでさえかすむ入間ちゃんの料理がさらにかすむっていうか…」

入間「い、いいから食えよぉ…朝5時から起きて作ったんだぞ…?」

王馬「しかたないなー今度土下座してね?」

入間「わ、わぁーったよ!」

王馬「へー…アップルパイか。美味しそうだね、嘘だけど!」

入間「だろっ!?」

王馬「嘘だって…はぁ」

王馬(あんまり食べたくないなー)

王馬(と、渋々切り分けていると…)

王馬「…ん?」

王馬(…なんか細長い金色の糸みたいなのが…)

入間「……!」
8 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/01(火) 21:07:10.57 ID:4YJlEjgvO
王馬「ちょっと何、ごみ入れてんのさ…って」

入間「………やっぱ、細かく刻むべきだったな…」ボソ

王馬(よく見たら、これ……)

王馬「ちょっと…人の食うもんに何入れてんの…豚便器の髪の毛をオレを食わせようなんていい度胸してんじゃん」

入間「ひぃぃぃ…わ、悪かったって…だからそんなに怖い顔で睨まないで……」

王馬「睨みたくもなるよ…もう少しでキミの汚ない髪の毛食べさせられるところだったんだよ?」

鉄屑「それおいしい?」

王馬「絶対吐く」

鉄屑「でろでろでろでろ…」

王馬「ねぇ…まさか髪の毛だけじゃ飽きたらず変な薬とか入れてる…とかないよね?」

入間「…ぎ、ぎくぅっ!」

王馬「………」

入間「ま、待って!許してくれよ!」

王馬「無理」

入間「なんでもするから!」

王馬「むしろなんにもしないで」

入間「一生お前のために発明するから!!」

王馬「は?……お前?」

入間「お、王馬……様?」

王馬「一生無償で死ぬまで働いてくれる?」
9 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/01(火) 21:10:49.02 ID:4YJlEjgvO
入間「は、はぁ!?なんで無償なんだ」

王馬「それじゃ、ばいばーい」

入間「お、王馬様のために働きますぅ!!だから、だから、見捨てないでぇ…」

王馬「じゃ、オレの部下の部下の部下の部下の部下の部下の部下の雑用の雑用の雑用になってね!」

入間「身分低すぎだろぉ……」

王馬(思わぬところで使え、じゃない、便利そうな部下が手に入ったね!)

王馬(ま、これがオレたちの関係でいいでしょ!多分)

鉄屑「でろでろでろでろ…」

王馬「いつまで吐いてるんだよ…」


☆入間美兎の絆が深まった!!

☆入間美兎のパンツをゲットした!

☆入間美兎の恋愛フラッグをゲットした!(現在フラッグ3個)


       ―王馬の個室―

王馬「……パンツがどんどん集まっていく…」

王馬「まぁ気を取り直して…何しよっかな?」


@ロボット差別しよう!

Aデートチケット使おっか?(人物指名)

Bどっか行こっかなー(場所指定)

Cにしし、いたずらでもしよっか!

Dその他自由記述

>>10 @〜Dの中から選択してください
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/01(火) 21:11:32.61 ID:4hSAWbVlo
2 星、アンジー
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/01(火) 21:13:21.90 ID:2E+WicpmO
1
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/01(火) 21:15:31.28 ID:WDBqkFc30
早速星とアンジー攻略か
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/01(火) 21:19:56.04 ID:9/cPUlURO
複数ってありだっけ?
14 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/01(火) 21:24:42.30 ID:4YJlEjgvO
>>13 
特に決めてなかったのでありってことにしときます!

安価把握しました!
星とアンジーの組み合わせは正直予想外だったので今日はここまでにします
新スレでもよろしくお願いします、くますみー
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/01(火) 21:27:43.71 ID:4hSAWbVlo
おつおつ
好感度案外偏ってたんだなあ、低いキャラも上げていきたいわ
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/01(火) 21:28:00.40 ID:WDBqkFc30
おっつー
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/01(火) 21:41:03.81 ID:kJwHBfJDO
乙です
新スレでも差別にめげないキーボを見守ります
星くんさんとアンジーちゃんなら公式アンソロでテニス(?)してたのが記憶に新しい
18 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/03(木) 19:24:27.76 ID:m8Y7z+lhO
>>15
確かに差が激しいですね…これだけ人数多いと仕方ないかな?と思うこともあります、作者も時々忘れますし…天海くんとか白銀ちゃんとか…

>>17
あのふたりがテニスを!?見たい…
本屋にアンソロ売ってないんですよ…ほしい…もうAmaz○nで買うしかないか…でも金ない…

…では、更新再開します!
19 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/03(木) 19:27:02.94 ID:m8Y7z+lhO
王馬「あんまり遊んだことのない、星ちゃんとアンジーちゃんを誘ってみよっか」

王馬「…あのふたりとか」

王馬「…でも、このデートチケットならなーんかいける気がするんだよねー!」

王馬「さーて、ふたりはどこかな?」

王馬「とりあえず、個室まで行ってみよっかな」



ピンポーン

シーン…

王馬「…アンジーちゃんは、いないみたいだね」

王馬「星ちゃんはどうかなー」

ピンポーン

ガチャ

王馬「あ、やっほー星ちゃん!」

星「…よう。何か用か?」

王馬「うん、アンジーちゃんと星ちゃんのふたりと遊びたいんだけど、今暇?」

星「…夜長もか?珍しい組み合わせだな」

王馬「まぁね!…で、どう?もう先約あるかな?」

星「…いや、ないぜ。暇だしあんたに付き合ってやるよ」

王馬「さっすが星ちゃん!そう言ってくれると信じてたよー」

星「ふん、どうだか…」
20 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/03(木) 19:56:08.12 ID:m8Y7z+lhO
王馬「いやいやほんとだって!…で、あとはアンジーちゃんだね。どこにいるか知らない?」

星「夜長なら食堂じゃねーか?さっき食堂の前ですれ違ったぞ」

王馬「おっけーじゃあ早速レッツゴー!」

         ―食堂―

王馬「あ、いたいた!おーいアンジーちゃーん!」

アンジー「およ?小吉に竜馬だねー、アンジーに何か用かー?」

王馬「うん、今からオレたちと一緒に遊ばない?」

アンジー「んーとね、ちょっと待ってねー…」

アンジー「んーーー…」

星「…夜長は何してるんだ?」

王馬「神さまと話してるんじゃない?」

星「なるほどな…」

アンジー「いいよー!神さまもふたりと遊ぶべでげすって言ってるよー」

王馬「そんな口調なんだね、おもしろい神さまだなー」

星「で、どこで何するのか決めてるのか?」

王馬「にしし、もっちろん!…っていうのは嘘!実は決めてないんだー」

星「やれやれ…」

アンジー「…主は言いました。カジノに行くべき、だと」

王馬「あ、カジノ?いいじゃんいいじゃん、星ちゃんはどう?」

星「…俺は別にどこでもいいぜ」
21 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/03(木) 20:07:06.37 ID:m8Y7z+lhO
アンジー「ほんとはね、プールと迷ったんだけど、ちっちゃい背の竜馬が危ないかもしれないから、カジノにしたんだってー」

アンジー「にゃははー神さまに感謝するんだよー?竜馬ー」

星「…………」

王馬「ど、どんまい、星ちゃん」

星「……別に気にしてねーよ」

王馬(絶対してる…)

アンジー「にゃははーアンジーが一番のりだぞー」タタタ

王馬「あっ、待ってよ!オレ、一番のりだけは譲れないんだよね!」タタタ

星「……騒がしいやつらだ…」スタスタ

         ―カジノ―

王馬「そういえばさ、ふたりともコイン持ってるの?」

星「ああ、持ってるぞ。毎日もらうからな…もっとも、俺は使ったことないがな」

王馬「…ん?」

アンジー「そだねー毎日100枚ずつもらってるよねー」

王馬「オレもらってないんだけど…」

アンジー「いい子にしてないからだよー小吉は神さまの言う通りにするべきだねー」

王馬「えーオレはいつでもいい子だよ!?今でもサンタ来るもん!」

アンジー「えー神さまじゃなくてサンター?」

星「やれやれ…あっちのミスじゃねーか?」

王馬「ま、そうだろうねー。おーいモノクマー」
22 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/03(木) 20:25:12.62 ID:m8Y7z+lhO
ニョン

モノクマ「すんまそん、すんまそん、忘れてました。はいどうぞ」

ニョン

☆コインを1500枚ゲットした!

アンジー「よかったねー小吉!」

王馬「うん、それじゃあ早速遊ぼっか!」

星「…そうだな」



王馬「んじゃ、まず何から遊ぶ?やっぱ定番のスロット?」

星「俺はなんでもいいぞ」

アンジー「アンジーはスロットがいいー!みんなで競争だー」

王馬「おっ言ったね、アンジーちゃん!オレは強いよー?」

アンジー「にゃははー小吉にも竜馬にも負けないぞー!」

星「…ふん」

王馬「とりあえず一時間たったら一回集合ね!よーい、スタート!」



王馬(しばらくスロットを回して続けた…当たりがあまりでないからちまちま稼ぎ続ける…)

王馬「あーもう、あんま稼げないなー…っともう一時間か。早く行かなきゃね」

☆1000枚稼いだ!

星「俺はこれだけだ。あんたは?」

アンジー「これだけー……神さまは今日不調みたいだねー」

星「神とやらでも不調になるんだな…」
23 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/03(木) 20:43:48.11 ID:YDAGyLHOO
アンジー「もっちもちー、お!小吉はどうだったー?」

王馬「微妙だね、こんだけしか…って星ちゃんすげー!バケツ10杯分くらいあるじゃーん!」

星「大げさなやつだぜ…精々、バケツ一杯分だろ」

王馬「いや、それでも十分多いんだけどね?」

アンジー「バケツ用意しとけばよかったねー」

星「やれやれ、こんなことになるとはな…こんなにあっても仕方ねーな」

アンジー「竜馬の部屋に飾ろっかー?」

王馬「こんなものを飾ってもしょうがなくない?」

アンジー「それもそうだねーアンジーだったら絶対飾らないねー」

王馬「なんで言ったのさ…」

星「………」

星「……おい、あんたら、何かほしいもんはねーか?おっと、カジノの景品で頼むぜ」

アンジー「およ?もしかしてー竜馬、なんかおごってくれるのー?」

星「ああ」

王馬「でもなんか悪い気がするなー」

星「いいんだ。俺にほしいものなんてないからな…」

アンジー「それじゃー遠慮なくもらっちゃおっかなー」

王馬「んじゃ、オレも!」


24 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/03(木) 20:48:47.52 ID:YDAGyLHOO
undefined
25 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/03(木) 20:50:40.90 ID:YDAGyLHOO
長すぎたみたいです、すいません、分けよう…

        ―景品交換所―

アンジー「えっとー、これとこれと!あとこれも!」

星「ほらよ」

王馬「ほんと遠慮ないねー」

星「別にいいさ」

アンジー「わーい、竜馬のポイントアップだねープラチナクラス目指して頑張ろうねー」

王馬「また神さまってやつ?」

アンジー「もっちもちー」

星「…興味ねーよ」

星「…で、あんたは何がほしいんだ?」

王馬「うーん、どうしよっかなーこれだけあると10年くらい悩んじゃいそう!」

星「…………」

王馬「…嘘だって」

王馬(あんまりいっぱいもらうのは気が引けちゃうし、1個だけにしようかな…)
26 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/03(木) 20:52:05.01 ID:YDAGyLHOO
☆プレゼント☆  必要コイン

シルバーピアス    1000枚  
クリスタルバングル  1000枚 
がんじがらめブーツ  1000枚 
才囚学園の腕輪    300枚 
モノ甚平       300枚 
てんとう虫のブローチ 1000枚 
ドッグタグ      1000枚 
ロボット用白ヒゲ   1000枚 
クロの章       300枚 
机上トラベル紀行   1500枚 
ステンレストレイ   1000枚 
テニスボールセット  500枚 
ハイエンドヘッドホン 2000枚 
テディベア      800枚 
マボロシロッド    1000枚 
レイヤーキャリーバッグ 1000枚 
藍染袴        1000枚 
代理ンガル      800枚 
ひょうたん虫具    1000枚
ガジュマルの鉢    2000枚 
過剰に踊るはにわ   1000枚 
時計型ゲーム機    1000枚 
コロシアイ四十六手  460枚 
泉のオブジェ     1000枚 
エレキテンペスト   1000枚 
宇宙のたまご     2000枚 
死亡フラッグ     49枚 
生存フラッグ     777枚 
強運のボタン     100000枚 
超高校級の人狼    800枚 
愛の鍵        10000枚 
デートチケット    100枚 
モノナミンV3     50枚

☆本モード限定グッズ

モノクマ特製ロ差水…
モノクマが心を込めて作った水。飲むと一定期間ロボット差別経験値が2倍になる。
必要コイン:6000枚

モノクマ特製ロ差薬草…
モノクマが心を込めて摘んだ草。ちょっと苦いが食べると一定期間ロボット差別経験値が3倍になる。
必要コイン:15000枚

キーボのパーツ…
キーボのパーツ。無臭。なぜならロボットだから。これをキーボにあげるとキーボの絆のカケラをゲットすることができるようになる。
必要コイン:802枚


>>27 星ちゃんがプレゼントしてくれるらしいから、遠慮なくもらっちゃおうね、でもさすがにあんまりもらうのは悪いから1個だけにしとこーっと。どれ選ぼっか?
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/03(木) 20:53:47.86 ID:eCH7fKKto
キーボのパーツ
28 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/03(木) 21:05:44.37 ID:YDAGyLHOO
王馬「じゃあ、キー坊のパーツで!」

星「ふっ…」

王馬「え、どうしたの?」

星「いや、悪い。あんたが意外に謙虚なのと、キーボのパーツを選ぶっつーところがな…」

アンジー「神っちゃったー?つぼっちゃったー?」カラダブンブン

星「……少しな」

王馬「失礼だなーオレをなんだと思ってるの!?」プンプン

王馬「オレにだって人の心はあるんだよ!?心がないのはキー坊だけだよ!」↑2

キーボ ウッ…,コレハロボットサベツノイタミデス…

星「あんまり言ってやるな…あれでけっこう傷ついてそうだしな」

王馬「はいはーい」

アンジー「でもでもー、そんなのもらってどうするのー?」

王馬「えーと、キー坊にあげよっかなって」

星「そもそもあいつのパーツがなんでこんなところにあるんだ?」

王馬「在庫一掃セールでしょ」

アンジー「あー…いっぱいありそうだもんねー」

星「…そういうもんか?」

王馬「そういうもんだよ」



王馬(…さーて、どっちかになんかプレゼントする?)

王馬(でもプレゼントしなくてもデートチケットのおかげで十分仲良くなれた気はするよねー)

王馬(どうしよっか?)

☆現在の所持品

しょうが湯     風船爆弾ガム
猿の手       ハッカシガレット×2  
日本人形のウィッグ スコラティーン   
ホームプラネット   鉄屑        
ロボット探知器    蝶ネクタイ型変声機 
腕時計型麻酔銃    入間にもらったメガネ
パーツカタログ   ケチャップ
恋が敵う☆おまじない全集  モノ甚平 
クリスタルバングル    宇宙の卵 
秋色ストール       テディベア
ドッグタグ

>>30 なんかプレゼントする?
29 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/03(木) 21:06:14.37 ID:YDAGyLHOO
今日はここまでにします!
くますみー
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/03(木) 21:10:57.53 ID:3d4kNVS9O
乙です

星にハッカシガレット
アンジーに風船爆弾ガム
31 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/04(金) 20:23:05.65 ID:tgobsdSPO
更新再開します
32 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/04(金) 20:23:43.53 ID:tgobsdSPO
王馬「星ちゃん、アンジーちゃん、これあげるよ!今日遊んでくれたお礼だよー」

星「いいのか?結局俺まで、もらうことになっちまったな…」

星「だが、嬉しいぜ。ありがとよ」

アンジー「やったー!風船爆弾ガムだー!今日はほんとに神った日だねー!!」

        《会話発展!》

アンジー「へー、竜馬はハッカシガレットが好きなんだねーアンジーは嫌いだねー」

星「人の好みはそれぞれだろ?」

星「あんたがもらったやつだって俺は苦手だしな…」

王馬「オレは好きだよーそうだ、一緒に膨らませようよ!」

アンジー「いいぞー」

星「おいおい…ここでやるのか?」

星「…破裂音がすごいんだろ?…勘弁してくれ」

王馬「んーまぁ星ちゃんがそこまで言うなら止めとこっかなー」

アンジー「へー?はんじーほほまでふふはませはのひー?」

王馬「うん、なんて言ってるか分からない」

星「ここまで膨らませたのに止めるのか?…だとよ」

王馬「分かるの!?」

星「まぁな」
33 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/04(金) 20:42:54.85 ID:tgobsdSPO
アンジー「……んー…」

アンジー「んんー!、ごくん!」

星「あんた…ガムを飲み込んだのか?」

王馬「あーあ、お腹が破裂するよー?」

アンジー「大丈夫だよー神さまが守ってくれてるからねー」

王馬「ま、嘘なんだけどね!なんで飲んじゃったの?」

アンジー「えーとー今日は竜馬にいっぱいいろんなものもらっちゃったから、竜馬に免じて我慢してあげるのだー」

星「…そうか、まぁカジノの景品なんかでよければいつでもあんたにやるよ」

アンジー「ほんとー?じゃあ次は何もらうか決めとかないとねー!」

王馬「たはー!さっすがアンジーちゃん、遠慮ないねー!」

星「ま、それがあいつのいいところなんじゃねー?」

王馬(星ちゃんがお父さんのようだ…)



王馬(その後ふたりとしばらく雑談して個室に戻った…)

☆星竜馬の絆のカケラをゲットした!(現在カケラ2個)

☆夜長アンジーの絆のカケラをゲットした!(現在カケラ2個)

☆夜長アンジーの恋愛フラッグをゲットした!(現在フラッグ1個)


        ―王馬の個室―

王馬「夜だね、何しようかな?」

鉄屑「何しよっか?」

王馬(うわっ。やべ、こいつの存在忘れてた…)


@キー坊にキー坊のパーツをあげてこよっか

A…誰か来たみたいだ(人物指名)

B夜の散歩もありだよねー

C眠い

Dその他自由記述

>>34 @〜Dの中から選択してください
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 20:43:29.78 ID:Q6C+T09io
2天海
35 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/04(金) 20:45:46.06 ID:tgobsdSPO
>>33 訂正 星くんが桑田みたいな口調になってた…

星「ま、それがあいつのいいところなんじゃねー?」

星「ま、それがあいつのいいところなんじゃねーか?」
36 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/04(金) 20:51:33.08 ID:tgobsdSPO
ピンポーン…

鉄屑「ん?」

王馬(…誰か来たみたいだ)

ガチャ

王馬「はーい…」

天海「こんばんは、王馬君」

王馬「あれ、天海ちゃん。こんな時間にどうしたの?」

天海「いやー…えっとっすね…」

王馬「…なに、ここじゃ言いにくいことなの?」

天海「いや、…まぁ今は誰もいないみたいですしここで平気っす」

王馬「…で?オレになんの用事?」

天海「それは…」

天海「>>37
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 20:59:00.67 ID:tiy/4XmnO
ちょっと俺のことお兄ちゃんって呼んでみてください
38 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/04(金) 21:21:51.21 ID:tgobsdSPO
天海「ちょっと俺のことお兄ちゃんって呼んでみてください」

王馬「は……?」

王馬「……ワンモア」

天海「ちょっと俺のことお兄ちゃんって呼んでみてください」

王馬(関わらないでおこう)

王馬「…………」スー…

天海「ちょ、ちょ、ちょ!無言でドア閉めようとしないでくださいよ!」ガシッ

王馬「………………」

王馬「そんなことのために、ぐっすりすやすや寝ていたオレを叩き起こしたんだ?」

天海「あ…寝てたんすか?…すいません」

鉄屑「すごいね!とーちゃんは立ちつつしゃべったまま寝れるんだね!」

王馬「お前は黙っとけ」

天海「やっぱ、嘘っすか…嘘ついちゃダメっすよ?」

王馬「ちょっと…弟を諭すみたいに言うのやめてよ」

天海「まぁ王馬君は弟みたいなもんっすからね」

王馬(こりゃ重症だ)

王馬「……もう話すことないからさっさと帰ってよ」

天海「ありますよ!お兄ちゃんって呼んでください!せーの、さんはい!」

王馬「お…」

天海「お?」

王馬「………」

王馬「お前なんかに誰が言うかよ、バーカ!!」
39 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/04(金) 21:28:49.93 ID:tgobsdSPO
天海「お兄ちゃんに向かってなんて言いぐさっすか!!」

王馬「だから!誰がお前の弟だ!頭沸いてんのか!!」

王馬「砲丸で殴るぞ!」

天海「嫌っすよ!俺の頭は平常っす!」

王馬「それもどうなんだよ!」

天海「いいから、ほら…お兄ちゃん!」ジリジリ…

王馬「………」

王馬(頭おかしいぞこいつ…どうしよう)


@ママ助けて!!

A夢野ちゃんを売ろう

B逃げるんじゃねーからな!(とんずら)

Cその他自由記述

※ドアは天海ちゃんの謎のパワーで閉めることができない…よって部屋に逃げることは難しい。

>>40 @〜Cの中から選択してください
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 21:32:53.60 ID:ko1CuZ5Oo
1
41 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/04(金) 21:48:27.92 ID:tgobsdSPO
王馬「マ……」

天海「ま、じゃなくて、お、から始まる言葉っすよ?」

王馬「ママ……」ボソ

天海「よく聞こえないっすね!ワンモア!」

王馬「ママ助けて!!」

天海「ママじゃないっす、お兄ちゃんっす」マガオ





/
これは滅私奉公よ!!
\





スタッ…

東条「呼んだかしら?」

天海「!?」

東条「あと王馬君、私はママじゃないわ、メイドよ」

王馬「ごめーん。それでさ、あいつ頭おかしいんだよ!オレにお兄ちゃんって言えって脅迫してくるんだよ!」

東条「天海君…それは本当かしら?」

天海「ほんとっすよ。王馬君がお兄ちゃんって言ってくれたら最高だと思いません?」

東条「…私はメイドよ。個人的な意見は言えないわ」

王馬「東条ちゃん、あいつどうにかしてよ!これじゃおちおち寝れないよ!」

東条「…依頼として受け取るわ」
42 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/04(金) 21:59:48.97 ID:tgobsdSPO
東条「天海君、申し訳ないのだけれどこれで我慢してもらえないかしら?」

天海「…?」

王馬(そうすると東条ちゃんはすこし顔を赤くして…)

東条「お兄ちゃん」

王馬(と言った)

天海「ごはぁっ!いや、まだまだいけるっすよ」

東条「お兄ちゃん…?」

王馬(なんかごめん東条ちゃん)

天海「ぐはぁっ…くっ…ここで倒れるわけには…いかない…っす」

東条「お兄ちゃん!」

天海「なん」バターン

王馬「あ…倒れた」

東条「……これでいいかしら?」

王馬「ありがとう…」

東条「いいのよ、メイドとして当然のことよ」

天海「…お兄ちゃんって…呼ん…」ブルブル

王馬「うん…えっとなんかごめんね?物理的に排除してくれるかと思ってて……」

東条「…できれば、あれは忘れてくれると嬉しいわ」

王馬「忘れるように最低限の努力はするよ!」

東条「王馬君が言うと嘘に聞こえるわね…」

王馬「そんなことないよ!」
43 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/04(金) 22:05:21.34 ID:tgobsdSPO
東条「じゃあ天海君は私がどうにかしておくわ」

天海「」

王馬「うん、後始末まで悪いね、おやすみ」

東条「おやすみなさい…」

王馬(そういうと、東条ちゃんは天海ちゃんを担いでどこかへ行った。すごいパワーだ)

天海「…」ニヤァ

王馬(天海ちゃんはずっとにやにやしててきもかった。忘れよう)

☆天海蘭太郎の絆のカケラをゲットした…(現在カケラ4個)



王馬(疲れた…さっさと寝よう)

鉄屑「オイラのこと忘れてない?」

王馬「忘れてるに決まってるじゃん!」

鉄屑「そっか!」

      ☆15日目終了☆

☆今日の総ロ差数:1回

☆ロボット差別経験値:2
44 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/04(金) 22:08:53.18 ID:tgobsdSPO
        ☆16日目☆

王馬小吉

Lv.75 ランク: ロボット差別博士

☆現在のモノクマメダル:140枚
☆現在のコイン:3228枚

☆現在の所持品
        
しょうが湯      猿の手
ハッカシガレット    日本人形のウィッグ
スコラティーン     ホームプラネット
鉄屑          ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機   腕時計型麻酔銃  
入間にもらったメガネ  パーツカタログ 
ケチャップ       恋が敵う☆おまじない全集 
モノ甚平        クリスタルバングル 
宇宙の卵        秋色ストール 
テディベア       ドッグタグ

王馬「朝か…」

鉄屑「ラジオ体操しようよ!健康的だよ!」

王馬「遠慮しとく…」

@キー坊にキー坊のパーツ渡しにいこっかな?

Aデートチケット使う?(人物指名)

Bどっか行こうかな(場所指定)

C久々にいたずらでもしよっか

Dその他自由記述

>>46 @〜Dの中から選択してください
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 22:09:33.58 ID:L8GpE3+s0
2夢野
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 22:09:49.71 ID:l7pbBxTlO
2 夢野
47 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/04(金) 22:09:54.93 ID:tgobsdSPO
今日はここまでにします、くますみー
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 22:14:23.13 ID:AiGYUHvQO
おっつー
見事に満場一致だったな
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 00:39:39.97 ID:mdhq2lPiO
おつー
東条さんさすがメイドの鑑や……
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 06:44:00.04 ID:AjW+es14o
ママ呼びしてもしっかり協力してくれるあたり親愛度の高さが出てるな
しかし天さん……
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 08:38:19.86 ID:DbqJYG1eO
カケラゲットしたのに嫌そうな雰囲気放っててワロタ
52 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/09(水) 20:33:45.18 ID:JLuigOlVO
>>49
東条「メイドだ−−」

王馬「メイドだからねー!」

東条「…王馬君、私の言葉を遮らないで頂戴」

>>50
天海「俺がどうしたんすか?」

天海「俺はただお兄ちゃんって呼んでもらいたかっただけっすよ!!」

王馬「だめだこいつ早くなんとかしないと」

>>51
王馬「にしし、ばれちゃった?」

天海「なんで俺の絆のカケラをゲットしたのが嫌なんすかね?」

王馬「自分の胸に聞いてみなよ」

天海「???」

更新再開します!
53 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/09(水) 20:35:44.81 ID:JLuigOlVO
王馬「んー…夢野ちゃんと遊ぼっか」

鉄屑「オイラは?」

王馬「…一緒に来る?」

鉄屑「生”き”た”い”っ”!」

王馬「漢字違うよ?…もー仕方ないなーおとなしくしてなよ?」

鉄屑「わーい、とーちゃん大好き!」



ピンポーン ガチャ

夢野「…んあー、王馬か。朝から何の用じゃ?」

王馬「今から遊ばない?どうせ暇でしょ?」

夢野「暇とは失礼な……まぁ暇じゃが」

王馬「でしょー?じゃあ、遊ぼうよ!」

夢野「うむ…ちょっと待っておれ。支度してくるわい」

王馬「ほーい」



鉄屑「でね、そのときモノファニーが吐いたんだ!」

王馬(心底どうでもいい)

夢野「待たせたのう」

王馬「もう、遅いよー。あと10秒遅かったら先にい行っちゃうところだったよ!」

夢野「その場合、ウチは途方に暮れるのではないか…?」

王馬「にしし!まぁ嘘なんだけどね!」
54 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/09(水) 20:41:16.67 ID:JLuigOlVO
夢野「やれやれ……それで、どこに行くのじゃ?」

王馬「決めてないよ?」

夢野「当然の如く言うでない…」

王馬「んー夢野ちゃんが決めていいよ?」

夢野「ウチか?…うーむ、そうじゃのう…」

夢野「…そうじゃ!ウチの研究教室はどうじゃ?」

王馬「え…そんなところに連れ込んで鉄屑を解体するつもり…?」

夢野「ウチの研究教室をなんじゃと思っておるのじゃ?おまけにお主は対象に入ってないのじゃな…」

王馬「嘘だよー、じゃあ行こっか?」

夢野「…もう疲れてしまったわい」



        −道中−

夢野「そういえば、昨日天海が変なことを言っておったのう」

王馬「天海ちゃんが?…もしかしてお兄ちゃんって呼んで、とか言われたの?」

夢野「んあっ!?お主…魔法でウチの心の中を覗きおったな!?」

王馬「まぁね!」

夢野「そ、それは…ちょっと、困るのう…」

王馬「にしし、嘘に決まってるじゃん!」

夢野「なんじゃと!?…まぁよしとするかのう」
55 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/09(水) 20:48:11.27 ID:JLuigOlVO
王馬「オレも昨日そう言われたからそう思っただけだよー」

夢野「あれは…ちょっと引いたのう…まぁ転子がすぐに投げ飛ばしてくれたおかげでなんとかなったがの」

王馬「そうなんだ…」

王馬(投げ飛ばされてなおオレのところに来たのか…っていうか夢野ちゃんと同等の扱い!?)

夢野「んあ…着いたの。うむ、今日も良いマナで満たされておるのう」

王馬「オレは埃しか見えないよ?掃除もちゃんとした方がいいね!」

夢野「毎日東条がしておるわ!」

王馬「自分じゃないんだ…」



王馬(しばらく夢野ちゃん曰く魔法の道具を見せてもらった…)

王馬「これ、ピラニアじゃん!あそこの鳩とアジを食わせて脱出ショーするんだね!」

夢野「食わせるわけなかろう…それにここにアジはおらんぞ?」

王馬「…」

夢野「…なぜウチを見るのじゃ…それにこのピラニアは死肉しか食わんタイプじゃ」

王馬「ふーん、そうなんだ…」

鉄屑「ねぇねぇ夢野さん、これは何?」

夢野「んあ?それは…空間魔法で使う道具じゃな」

王馬「はいはい、人体切断ね」

夢野「んあ…まぁ、そうとも言うのう…」
56 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/09(水) 20:56:30.02 ID:JLuigOlVO
鉄屑「へー…」

夢野「な、なんじゃ…ウチをじっと見つめてきおって…」

鉄屑「あのね、オイラこれやりたい!」

王馬「よしなって鉄屑…失敗しちゃったら永遠に切断されたままだよ?」

鉄屑「いいよ!」

夢野「失敗などせんわい!魔法じゃからな!」

王馬「へー、じゃあやってみてよ!」

夢野「んあ…分かったわい。では外に出ておれ。しばらくマナを吸収せねばならんからのう」

王馬(道具の準備するんだな)

王馬「はいはい、鉄屑も行くよー」

鉄屑「はーい」



夢野「待たせたのう。では早速魔法を披露するのじゃ!」

王馬「わー楽しみーパチパチー」

夢野「なんじゃその棒読みは……まぁよい。今回は上級魔法じゃから実は少し緊張しておる」

王馬「やっぱ人体切断って難しいんだね」

夢野「まぁ安心せい。ウチは魔法使いじゃからこのくらい、ちょちょいのちょいなのじゃ!」

夢野「では、鉄屑よ。この台の上にある箱の中に入るがよい」

鉄屑「はーい」ヒョイ

夢野「よいの?では、ゆくぞ…」

王馬(そう言うと夢野ちゃんはでかい電動のこぎりのスイッチを入れ…)

王馬「そこは魔法じゃないんだ?」

夢野「だ、黙っておれ!」ブイーン
57 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/09(水) 21:01:34.41 ID:JLuigOlVO
王馬(今度こそ、スイッチを入れるとのこぎりが徐々に鉄屑の入っている箱に近づいていき…)

鉄屑「…今まで楽しかったなぁ」

夢野「なぜ壊れる前提なのじゃ…」ブイーン

王馬「…!」ゴクリ

王馬(ついに箱が切断された…!)

夢野「…鉄屑、気分はどうじゃ?」

鉄屑「吐きそう」

夢野「………んあ?」

王馬「えー失敗したの?まぁ鉄屑だからいいけどさー」

夢野「そんなことはないわい…では元に戻そうかのう。…ふー、時魔法は緊張するのう…」

王馬「あ!失敗したからって、戦闘の最初に戻る魔法使うなんて卑怯でやんの!」

夢野「戦闘じゃないわい!それにそこまで戻らんわい…ほれ!」バサー

王馬(…と、夢野ちゃんは箱の切断面に布を被せた)

鉄屑「オイラどうなっちゃうのー!?」

夢野「安心せい、体はもう元通りじゃ!」バサー

王馬(そしてその布をとったときには…)

鉄屑「あ、あれ?まっぷたつになってない?」

王馬「おー、すっげー元に戻ってるー!」

夢野「かーっかっかっか!大成功じゃ!お主のその顔を見れてウチは満足じゃ!」

王馬「ねぇねぇタネ教えてよ、今度キー坊でやるからさ…」

夢野「タネなどない。魔法じゃからな」

王馬「えーケチだなー」

鉄屑「オイラ…まだ生きてる!」

王馬(しばらく夢野ちゃんにマジックのタネを教えるように頼んだ…断られたけど)



王馬(もう十分仲良くなれたと思うけど…夢野ちゃんに何かプレゼントする?)

☆現在の所持品 >>44

>>58 プレゼント渡す?
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/09(水) 21:17:45.26 ID:o1TS5kW9O
テディベア
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/09(水) 21:36:24.81 ID:D3dmggDjO
夢野ちゃん恋愛フラッグ集まったかな?
60 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/09(水) 21:53:16.90 ID:JLuigOlVO
王馬「あ、そうだ。テディベアあげるよ」

夢野「んあ?良いのか?」

        《会話発展!》

王馬「いいよ、今日のマジックのお礼だよ!」

夢野「…何度も言っておるじゃろう。マジックではなく魔法じゃ…」

王馬「…ずっと思ってたんだけどさ、それって本気で言ってる?」

夢野「んあ…?なんのことじゃ?」

王馬「魔法のことだよ」

夢野「そのことか…。みな、魔法をあまり見たことがないせいか、魔法をマジックと言うのじゃ」

王馬「……ん?」

夢野「ウチは魔法を使っておるのに…近頃、あまりに言われるものじゃから不安になってきたわい」

王馬「えーと……夢野ちゃんは魔法使えるの?」

夢野「今さら何を言っておるのじゃ…ウチは”超高校級の魔法使い”じゃぞ?」

王馬(これは……重症だ)

王馬(まぁいいや)

王馬「みんな、魔法使いが珍しいんだろうねー」

夢野「そりゃそうじゃろうな!なんいっても魔法使いじゃからな!」

王馬「魔法使いってすごいよねー!なんでもできちゃうんでしょ!?」キラキラ

夢野「当たり前ではないか!」フッフッフ
61 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/09(水) 22:01:33.23 ID:JLuigOlVO
王馬「じゃあ世界を闇に陥れこともできるんだろうねー!」キラキラ

夢野「もちろんじゃ!………んあ?闇に陥れるじゃと!?」

王馬「すっげー!じゃあさ、オレの組織に入って、世界征服しようよ!」

夢野「せんわい!!」

王馬「でも、できるんでしょ?じゃあ、オレと組んだ方がいいと思うけどなー」

夢野「断る…ウチは笑顔が見たいだけじゃ」

王馬「ふーん…ま、今日の勧誘はここまでにしといてあげる!」

夢野「まだ続くのか…?」アセ

王馬「にしし…覚悟しておいてよね!じゃーね!」タタタ

夢野「ん、んあ〜〜〜……」アセアセアセ

☆夢野秘密子との恋愛フラグがたった!!

『こんばんは。ついに恋愛フラッグが6個集まりましたね!そして、夢野さんとの恋愛フラグがたちました。次回から、夢野さんに告白することができるようになります。どんな言葉で告白なさるかはあなた方次第です。もちろん、告白せずに普通に過ごすこともできます。既に心に決めた相手がいらっしゃる場合はその方を選んでも構いません。すべては安価次第でございます。悔いなき安価を……。では説明は以上とさせていただきます。』



鉄屑「オイラはそのあと、ひとりで帰ったよ!偉いでしょ!」

王馬「はいはい」

王馬「さて…昼だね」

@キー坊にキー坊のパーツあげに行こうか

Aデートチケット使おっかなー(人物指名)

Bどっか行こうか(場所指定)

Cいたずらでもしようかなー

Dその他自由記述

>>63 @〜Dの中から選択してください
62 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/09(水) 22:02:00.07 ID:JLuigOlVO
あんまり進みませんでしたが今日はここまでにします、くますみー
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/09(水) 22:03:09.12 ID:A/7CJ9bno
おっつおつ

2百田
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 21:01:29.92 ID:vxkXYdJSO
このまま夢野ルートかな?
正直東条も捨てがたい…
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 21:07:15.03 ID:yzfLUPiPo
確かに。東条いいな
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 21:50:35.51 ID:vxkXYdJSO
だよな、でも安価次第なんだよなーとれる自信ない
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 21:57:29.86 ID:uqBLEMIuo
東条派も多くてうれしい
二股はいけるのかこれ?
まあろくな結末にはならないだろうが
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 22:09:27.65 ID:vxkXYdJSO
どっちと付き合うかで荒れそうで怖いなー
あれこのssの主旨なんだったかな…
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 22:10:42.16 ID:5xqUVVjQO
いっそのこと8股目指すのはどうでしょうか
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/11(金) 06:45:23.85 ID:3bZV+Rg10
8股とか終わらなくなるから…何股でもロクなことになりそうにないし
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 22:27:07.87 ID:els/XISOO
よろしいならば男も交えて14股だ…
ところでこれ前スレのHTML化って依頼してる?
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/12(土) 23:03:19.76 ID:r8iZmkChO
何も知らないのいるとかホント夏だな
スレは1000越えた場合自動でhtml化だぞ
73 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/13(日) 13:26:45.06 ID:F2XVY0ONO
えーと、一応、2股も8股も14股もなし…ということでお願いします。修羅場が発生します。さすがのママも守ってくれないです。

それでは、更新再開します
74 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/13(日) 13:28:54.89 ID:F2XVY0ONO
王馬「百田ちゃんと遊ぼうかなー」

鉄屑「オイラはお昼寝するね、寝る子は育つんだよ!」

王馬「…にしても寝る時間早くない?」

鉄屑「ぐーぐー」

王馬「…………」



ピンポーン

王馬(どうやら、部屋にはいないみたいだね)

春川「……あんた、百田になんか用あるの?」

王馬「うわっ!背後霊かと思ったら春川ちゃん!」

王馬「それ、百田ちゃんにはしない方がいいよ、ショック死しちゃうからね!」

春川「…………」

王馬「に、睨まないでよ…。ところでさ、百田ちゃんがどこにいるか知らない?遊びたいんだよねー」

春川「あいつならさっき自分の研究教室行くって言ってたよ」

王馬「へー今日はずいぶん親切だね!頭でも打った?」

春川「……うるさい」イラァ

王馬「ま、いいや!教えてくれてありがとー」タタタ

春川「……」ハァ

春川「…少しは私も変われている…かな…」
75 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/13(日) 13:31:13.01 ID:F2XVY0ONO


王馬「階段長すぎでしょ…」ゼーゼー

       −百田の研究教室−

百田「…」

ガチャ

百田「…あ?」

王馬「う〜ら〜め〜し〜や〜」

百田「うおおおお!?なんだ!?ゆ、幽霊ななんんていねーよなっ!?」

王馬「いや、いるよ!」

百田「またテメーかよ!」

王馬「うん、オレだよ!暑苦しい百田ちゃんが涼しくなるように驚かせてあげたんだ!」

百田「ったく何しに来たんだよ…」

王馬「ん?百田ちゃんと遊びたいなーって思ってね!」

百田「あ?オレと?…っつってもオレは今忙しいんだがな…」

王馬「えー、そのださいひげの手入れならいつでもできるでしょ?」

百田「どこがださいひげだ!…いや待てよ。オメーがそうやって言うってことは……」

百田「このひげをかっこいいって思ってることだな!最初からそう言えよ!ははっ」

王馬「いや…最初からださいって思ってるよ…?」

百田「なんでこういうときは嘘つかねーんだよ!」

王馬「失礼な!オレはいつだって自分に正直なだけだよ!」

百田「だーっ!もういいからテメーは黙ってろ!」

王馬「おっけー、分かったよ!」
76 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/13(日) 13:34:39.15 ID:F2XVY0ONO
百田「…ったく。…ここは、こうか。んで、あっちはこうして、と」

王馬「ねーねーなに機械いじってるの?客が来たらお茶を出さないといけないって教わらなかった?」

百田「黙ってるんじゃなかったのかよ…つーかここにお茶なんてねーよ」

王馬「嘘だよ?で、何してるの?」

百田「ここに来てから訓練ができてねーからな」

百田「そろそろ訓練しねーとやべーと思って、こうやって機械の使い方をおさらいしてるっつーわけだ」

王馬「ふーん…」

王馬「百田ちゃんが、こんな機械使えるなんてね。まぁ見た目通りだよね」

百田「だろ?分かってるじゃねーか!」バンバン

王馬「いって、背中叩かないでよ。嘘に決まってんじゃん!」

百田「なんだと!?このオレの発するオーラが見えねーっつーのかよ!?」

王馬「見えないね!脳筋にしか見えないよ!」

百田「ま、いいぜ。テメーに分かってもらえなくてもオレは宇宙に行くんだからよ」

王馬「宇宙ねぇ…本当に百田ちゃんが宇宙に行けるの?」

百田「分かってねーな、オメーはよ…」

王馬「…どういう意味?」

百田「行けねーとか、行けるかもしれねーとかじゃねーんだよ。オレは宇宙に行くんだ!」

百田「いいか?これはもう決定事項なんだぜ!誰にも変えられねーんだ、もちろんテメーにもな」

王馬「…でもさ、訓練って厳しいんでしょ?高校生の百田ちゃんにそれができるの?」

王馬「現実的に考えてやっぱ無理なんじゃないのー?」
77 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/13(日) 13:38:40.70 ID:F2XVY0ONO
百田「王馬…オメーはほんとピュアなやつだな」

王馬「は?ピュア…?オレが?」

百田「ああ。テメーが言ったことを嘘って考えると、テメーはピュアだ」

王馬「へー、百田ちゃんはオレがまた嘘をついたって考えているんだね?」

百田「ああ、テメーは本当はオレが宇宙に行けるって言いてーんじゃねーかってオレは思った」

百田「小学生みてーに、純粋にな!」

王馬「…小学生?」

百田「ん?小学生のころはみんなでけー夢持ってただろーが。オメーは違うのか?」

王馬「ああ、確かに小学生のころはみんないろんな夢を持ってたね」

百田「ま、オレは今もだがな!」

王馬「それって百田ちゃんが小学生レベルってことじゃないの?」

百田「それとこれとはちげーんだよ!オレはいつまでも子供心を忘れてねーだけだ!」

王馬「やっぱ小学生じゃん…っていうか話こんがらがってきた…」

百田「…要はオメーはピュアって話だ」

百田「…王馬、オメーはさっき現実的って言ってたよな。だが、オレはオメーはオレと似てると思ってるぜ」

王馬「……どこが?」

百田「現実的とか言いながら、テメーも子供心、忘れられねーんだろ?」

百田「オメーの研究教室見たら分かるぜ。あれは夢を持ってるやつの部屋だ。オレと同じようにな」

百田「だから、オレはオメーが嘘をついてると思った。オメーはオレが宇宙に行けると思っていると考えたんだ」
78 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/13(日) 13:45:00.03 ID:F2XVY0ONO
王馬「…それも、嘘かもしれないけどね?研究教室だってオレが偽装したのかもしれないよ」

百田「まーた、そうやって嘘つくのか?まぁいいぜ。オレが宇宙に行ったらオメーも子供心持ってるって認めさせてやるからな!」

王馬「認めるもなにも持ってないんだけど!っていうかオレの研究教室に勝手に入らないでよ、プライバシーの侵害だよ」

百田「開いてるんだからいいだろ?とにかく約束だ!分かったな?」

王馬「嫌だよーだ!」ベー

百田「おっ、そう言うってことは…おっけーってことだな!よし、約束だぜ!」

王馬「なんか今日やたらポジティブだね?」

王馬「…ま、いいや。百田ちゃんが宇宙に行けたら、考えてあげないこともないよ?」

百田「なんでそんな上から目線なんだよ!」

王馬「にしし!期待せずに待っておくよ!」

百田「おう、待っとけよ!」

王馬(百田ちゃんと指切りする…百田ちゃんがいつか宇宙に行ったら本当のことを言うのも悪くないかもね…)

王馬「…ん?オレが本当のこと言っても百田ちゃんがそれを嘘って思ったら意味なくない?」

百田「安心しろ!オレは心で感じとるからな!」

王馬「意味わかんない…」

王馬(百田ちゃんの相手は疲れるな…)

王馬「ねーねー、これなに?ポチっと押しちゃってもいい感じ?ロケットパンチ出ちゃう?」

百田「出るわけねーだろ…ここじゃ、押してもなんにもねーが、これはな…」

王馬(しばらく、研究教室の機械の説明をしてもらった…よくわかんなかったけど)

☆百田解斗の絆が深まった!!

☆百田のパンツをゲットした!
79 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/13(日) 13:47:31.07 ID:F2XVY0ONO


       −王馬の個室−

王馬「…夜だね」

鉄屑「ぽーぽー」

王馬「昼寝、長いね。あと、それいびきなの?」

鉄屑「いえす…ぐーへーぴー…」

王馬「……………」

王馬「連れていくのは無理そうだね」

@あ、誰か来たみたい(人物指名)

Aどっか行こっかなー(場所指定)

Bキー坊にキー坊のパーツあげにいこうかな

C鉄屑見てたら眠くなってきた…

Dその他自由記述

>>80 @〜Dの中から選択してください
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 13:47:53.01 ID:vjoJKMU/o
1 真宮寺、白銀
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 13:48:07.55 ID:aNEafbD8O
1ゴン太
82 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/13(日) 14:00:11.20 ID:F2XVY0ONO
ピンポーン

王馬「あ、誰か来たみたい」

ガチャ

王馬「はーい」

真宮寺「やァ」

白銀「こんばんは、王馬くん」

王馬「…なんか珍しい組合わせだね?」

白銀「地味にわたしもそう思うよ」

真宮寺「白銀さん、用件を…」

白銀「あ、わたしが言うんだ?」

真宮寺「僕が言うのはちょっとネ…」

白銀「それもそうだね!」

王馬「いったいなんなのさ…早く言ってよー」

白銀「えーっとね…」

白銀「>>83をやらないか!?」
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 14:00:43.78 ID:aNEafbD8O
夢野さんに告白
84 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/13(日) 14:24:47.68 ID:F2XVY0ONO
王馬「……は?」

真宮寺「直球だネ」

王馬「はぁぁぁぁぁぁ!?」

白銀「王馬くん、地味に聞こえちゃうよ!しー!」

王馬「誰のせいだと思ってんの!」

真宮寺「とりあえず場所を変えようか…」

王馬「オレの部屋は嫌だからね」

白銀「じゃあ真宮寺くんの研究教室は?あの階なら誰も来なさそうだよね」

真宮寺「まァ別に構わないけど…」

王馬「じゃ、移動ね移動」



      −真宮寺の研究教室−

王馬「で、わけを説明してもらおうか?」

王馬「なんでオレが夢野ちゃんに告白しないといけないわけ?なんかの罰ゲーム?」

白銀「またまた、そんなしらばっくれちゃって!」

王馬「はぁ?」

王馬「そこまで言うからには、なんか根拠あるんだよね?」

真宮寺「あるヨ…僕はここに来てからみんなのことを観察させてもらっているんだ」

真宮寺「もちろん、キミや夢野さんのこともネ」
85 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/13(日) 14:45:30.07 ID:F2XVY0ONO
王馬「ああ、それでオレたちが遊んだりしてるのを見てなんか勘違いしちゃったんだね?」

白銀「勘違い、じゃないと思うんだけどなー…」

白銀「だってさ、キミ、けっこういろんな人とフラグたててるでしょ?」

白銀「けっこういろんなイベントこなしてきたし…そろそろ告白イベントの時期だと思うんだよね!」

真宮寺「イベントって言い方はあまり好きじゃないけど…僕もそろそろいいと思うんだよネ」

真宮寺「あんまり四方八方にフラグたてられても困るんだよネ。僕もみんなと仲良くなりたいからさァ…」

真宮寺(姉さんの友達を増やしにくいというのが一番の理由なんだけどネ)

王馬「白銀ちゃんはともかく…なーんか真宮寺ちゃんは怪しいなぁ…」

真宮寺「そんなことないんだけどなァ…」

白銀「告白イベントとか生で見てみたいしさ、ね、どう?やってみない?」

白銀「わたしたちも協力するからさ!」

王馬「なんでキミたちにそんなこと協力してもらわないといけないわけ?」

王馬「第一、オレがあんなアジの開きみたいなの好きになるわけないじゃん!」

白銀「そうやってむきになるのが地味に怪しいんだよねー。そう言ってるのも嘘かもしれないし…」

王馬「あー言えばこう言うんだね」

真宮寺「僕はどっちでも構わないヨ…」

真宮寺「キミたちの友情を見るもよし、恋を見るもよし…」

王馬「結局楽しんでるじゃん!」

白銀「で、結局どうするの?告白するの?しないの?」

王馬「えー…」

王馬(どうしようか…)


@わかったよ、すればいいんでしょ、すれば!

A嫌に決まってるじゃん!

B(無視して帰ろう)

Cそんなことより別のことしようよ


@〜Cの中から選択してください
ただし、今回は重要な選択肢も入っているので一番最初に3標入ったものを採用します
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 14:48:17.83 ID:GmtMiXv/0
3
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 14:51:30.40 ID:kIUv8iozO
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 14:52:38.19 ID:vjoJKMU/o
4
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 14:55:48.93 ID:vIdr1NasO
1
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 14:56:49.76 ID:9wi4XdfHO
4
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 14:58:16.19 ID:GmtMiXv/0
4
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 15:09:02.12 ID:LrwfEPR+O
>>91連取りじゃね?
@
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 15:16:19.67 ID:Dy80azjwO
1
94 : ◆hq9TfeeMlAP9 [sage]:2017/08/13(日) 15:22:43.84 ID:F2XVY0ONO
連取りは無効…ということで@ですね
また夜にきます、いったんぐっばいならー
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 15:26:48.24 ID:tsgKzC1Lo
連取りっていうか変更したんじゃない?
個人的にはまだ告白はいいというか、王馬夢野はたくさんあるからまたかという気分
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 15:56:10.84 ID:qQtoKCStO
変更するならそう言えばいいだろ…紛らわしいわ
まぁもうどうしようもないがな
97 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/13(日) 20:37:54.99 ID:Xp8TWAi3O
王馬「………」

白銀「やらないか!?」

真宮寺「白銀さん…黙っておこうか。決めるのは彼だヨ?」

白銀「ごめんごめん、つい興奮しちゃって…」

王馬「………ったよ」

白銀「え、なんて?」

王馬「わかったよ、すればいいんでしょ、すれば!」

白銀「きたー!」

真宮寺「やけくそに決めるのはよくないヨ…キミにとっても…夢野さんにとってもネ」

王馬「ごめん、ちょっとカッとなっちゃったよ…」

真宮寺「…王馬君、キミは夢野さんのことをどう思っているのかな?」

真宮寺「彼女と過ごしていたキミは、嘘偽りのない表情に見えたヨ…」

王馬(いつ見てたの…)

真宮寺「まァ、あとは自分で考えてごらん」

白銀「なんだか親友ポジみたいだね!」

真宮寺「……キミの印象がかなり変わりそうだヨ…もちろんマイナスな方にネ」

白銀「地味にショックだよ」

白銀(むしろそっちの方がいいんだよなぁ)

王馬「…うん、もう一回考えてみる」

白銀「せっかく決めたのに考え直しちゃうの?…まぁ葛藤も悪くないかもね」
98 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/13(日) 20:51:10.09 ID:Xp8TWAi3O
真宮寺「それじゃあ、僕たちはあっち行っておくヨ」

王馬「うん」

白銀「え、わたしも?」

真宮寺「当然だヨ」

白銀「期待してるからね!!」ズルズル-

ガチャ バタン

王馬「………」

王馬(…なんでこんなことになったんだよ)ハァ

王馬(でも、しかたない…気持ち決めなきゃね…)

王馬(うーーーーん………)

王馬(………)

王馬(……………)





王馬(しばらくいろいろ考えた…そして…)

ガチャ

王馬「お待たせ。もう決めたよー、あ、これは嘘じゃないよ?」

白銀「…どうするの?」

真宮寺「……」
99 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/13(日) 21:03:25.30 ID:Xp8TWAi3O
王馬「……」

王馬「するけど?」

白銀「やっぱり?よーし録画は任せて!」

王馬「…真宮寺ちゃん、お願いがあるんだけど…」

真宮寺「大体予想つくけど何かな?」

王馬「白銀ちゃんと散歩してきて」

白銀「そんな犬みたいに」

真宮寺「任せてヨ」

白銀「任されるんだ…」

王馬「うん、よろしく!」

真宮寺「ククク…頑張ってネ。ほら、白銀さん行くヨ」

白銀「あーあ、見たかったなぁ…」ズルズル

王馬「……」

王馬「…白銀ちゃんってあんなキャラだったっけ?」

王馬「まぁいいや…行くって言ったからには行かないとね…」
100 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/13(日) 21:24:50.35 ID:Xp8TWAi3O


ピンポーン

夢野「んあ…なんじゃ、こんな時間に…これから寝るところじゃったんじゃぞ?」

王馬「ごめんごめん!アジの開きだから睡眠必要ないと思ってさ!」

夢野「なんじゃと!そんなことをわざわざ言いに来たのか!?」

王馬「今のは嘘だよ!んでさ、ちょっと大事な話があるんだけど、いい?」

夢野「んあ?…明日ではダメなのか?」

王馬「できれば今がいいかな」

夢野「そうか……そこまで言うのならその話につきあうとするかのう」

王馬「ありがと、それじゃあオレの研究教室に来てくれる?」

夢野「ここじゃダメなのか?まぁ別に構わんが…」テクテク

王馬「あ、安心してよ。人体実験とかはしないからさ」スタスタ

夢野「そう言われると逆に不安になるんじゃが…」

夢野「…じゃが、ここまで言っておいてただのイタズラじゃったらただですむと思わんことじゃ」

王馬「怖いなー、魔法でもかけるの?」

夢野「デスの魔法をかけてやろう。ザキもセットでお得じゃ」ソワ

王馬「どっちも同じじゃん…」

夢野「あと、転子に投げてもらおうかのう…あの月に届くくらいにな」ソワソワ

王馬「それも勘弁…」
101 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/13(日) 21:35:03.60 ID:Xp8TWAi3O
王馬(…っていうか)

王馬「…なんかソワソワしてない?…トイレ?」

夢野「お、乙女になんてこと聞くんじゃ!そ、そうじゃ!悪いか!」

王馬「…じゃあ行ってきなよ」

夢野「う、うむ!お花を摘みに行ってくるとするかのう!」ダダダ

王馬「……ほんとにトイレ?」



夢野「ま、待たせたのう」

王馬「いいよ。じゃ、行こっか」ポチッ

ブイーン…

夢野「なぜお主の研究教室だけ特別感が溢れておるんじゃ…」

夢野「ウチも特別な…そう、魔法陣で移動したかったわい」

王馬「悪の総統だからこのくらい隠しておかなきゃね!」

夢野「全員にばれておるではないか」

王馬「………」

夢野「…いや、そうじゃろ?スイッチもばれておるしのう…」

王馬「………」スタスタ

夢野「待たんか!置いていくでない!」

      −王馬の研究教室−

夢野「ほ、ほう…ここがお主の研究教室か…もはや、教室ではないのう…」ソワソワ

王馬「………」

夢野「……」ソワソワ

王馬「大事な話って言うのは…」

夢野「う、うむ!」ソワソワ

王馬「……えーと」

夢野「……………」ソワソワ

王馬(……このオレが緊張…?いやそんなわけないじゃん!)

王馬(言うぞ!もう言うからな!)

王馬「夢野ちゃん!」

夢野「んあ!?なななんじゃ!?」ビクッ

王馬「>>102
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 21:37:53.62 ID:IctLghSeO
好きだ!この気持ちは嘘じゃない
これから夢野ちゃんが悲しんでたりしたら優しい嘘で笑わしてあげるからさ、俺の彼女になってよ
103 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/13(日) 21:58:00.74 ID:Xp8TWAi3O
王馬「好きだ!この気持ちは嘘じゃない 」

夢野「んあ!?」マッカッカー

王馬「これから夢野ちゃんが悲しんでたりしたら優しい嘘で笑わしてあげるからさ、俺の彼女になってよ」

夢野「んあ…んあ…」マッカッカー

王馬「……返事を聞かせてよ」

夢野「ん、んあー…」ポロポロ

王馬「…泣くほど嫌だった?」

夢野「そ、そんな定番の返事はいらんわい…お主なら…分かっておるのじゃろう?」

王馬「…分かるけど、やっぱり夢野ちゃんの口から返事を聞きたい」

夢野「ぐす……分かった。ちゃんと言うぞ…」

夢野「王馬、ウチも…ウチもお主のことがす、す、好き…じゃ!」

王馬「…!」

夢野「これでよいか…ウチの気持ちは、伝わったかのう…?」

王馬「うんと伝わったよ、ありがとう。これから…よろしくね?」

夢野「うむ…うむ!」ポロポロ
104 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/13(日) 22:11:00.76 ID:Xp8TWAi3O
王馬「ちょ、まだ泣く!?」

夢野「…ウチは…お主は東条が好きなものとばかり思っておったからのう…」ポロポロ

王馬「東条ちゃん?まぁ確かに仲良くはしてたけど…あくまで友人っていうか…」

夢野「分かっておるが…嬉し泣きやらなんやらと混ざってわけが分からん…」ポロポロ

王馬「泣き止んでよ…アジみたいな顔がさらに歪んでるよ?」

夢野「な、なんじゃと!誰がアジじゃ!ウチがアジじゃったらお主はアジと恋人のただの変人ではないか!」ムッキー

王馬「にしし!それもそうだね!でもアジの恋人も、悪くないかな」

夢野「それは…褒めておるのか?」

王馬「当たり前じゃん!」

夢野「ふふ…涙も引っ込んだわい…」

王馬「そうそう、やっぱり夢野ちゃんは笑っていたほうがかわいいよ!」

夢野「んあっ!や、やめい…照れるではないか…」マッカッカー

王馬「分かりやすいなー、夢野ちゃんは」

夢野「お主は分かりにくすぎじゃ。まぁこれからお主のこともわかっていくわい、魔法でな!」

夢野「…お主、実は今照れておるじゃろう?」

王馬「や、や、や、やだなーそんなわけないじゃーん!」

夢野「そうやってわざとらしく動揺して誤魔化して本当は照れておるんじゃろう、魔法でお見通しじゃ!」

王馬「…ばれちゃった?実はオレ、心臓がドキドキしたら爆発しちゃうんだよね!」

王馬「あ。やばい…あと10秒で爆発する」

夢野「んあ!?嘘だと分かっておるぞ!?」
105 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/13(日) 22:21:24.07 ID:Xp8TWAi3O
夢野「んあ!?近づくでない!!」

王馬「2、1…」

夢野「縮まっているではないか!?」

王馬「………」

夢野「……」

王馬「………あれ、なんでそんな隅っこに逃げてるの?恋人になったからってそんな照れなくてもいいじゃん!」

夢野「な、なにも起こらないではないか…トイレに行っておいてよかったわい。もう少しでちびるところじゃった…」

王馬(本当にトイレ行ってたんだ…)

王馬「…もっとこっち来なよ」

夢野「う、うむ…」

王馬「さて!これでオレたちも晴れて恋人になったわけだけど…」

王馬「なにする?なにしたい?」

夢野「いっいきなり何を言うのじゃ!」マッカッカー

王馬「もー夢野ちゃんってば照れ屋さんだなー。何を想像したのー?ほらほら言ってごらんよー」

夢野「……で」

王馬「ん?なんて?」

夢野「……なでなでしてほしいのう」

王馬「なで…なで?……こう?」ナデ

夢野「ん、んあ〜…」

王馬「!?」

王馬(すごく気持ち良さそうだ…!)

夢野「んあ〜もっと…なでてよいぞ?」

王馬「う……きょ、今日はここまでにしておこう?もう夜も遅いしさ」

夢野「なんじゃ…せっかくいいところじゃったのに…まぁウチも…そろそろ眠くなってきたから構わんがのう…」

王馬「じゃあ、もう帰ろう、そうししよう!」

夢野「…んあ?お主、顔赤くないか?時間差で照れてきおったな?」

王馬「ち、ちげーし!」



        −寄宿舎−

王馬「じゃ、また明日。これからよろしくね」

夢野「うむ…よろしく頼むぞ」ニコ

パタン…

王馬「……」

       −王馬の個室−

王馬「…ふぅー…まさかこんなことになるとは…」

王馬「………まぁ…悪くないけど…」

王馬「寝よ…」

☆夢野秘密子と恋人になった!
106 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/13(日) 22:30:28.82 ID:Xp8TWAi3O
      ☆16日目終了☆

☆今日の総ロ差数:0回

        ☆17日目☆

王馬小吉

Lv.75 ランク: ロボット差別博士

☆現在のモノクマメダル:140枚
☆現在のコイン:3228枚

☆現在の所持品
        
しょうが湯      猿の手   
ハッカシガレット   日本人形のウィッグ
スコラティーン    ホームプラネット
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
入間にもらったメガネ パーツカタログ 
ケチャップ      恋が敵う☆おまじない全集
モノ甚平       クリスタルバングル 
宇宙の卵       秋色ストール  
ドッグタグ

王馬「朝か…」

王馬「夢、じゃないよね。そうだよね…」

鉄屑「とーちゃん、なんか嬉しそうだね!」

王馬「そんなことないよ!鉄屑の勘違いだね、きっと!」

鉄屑「そっか!」

王馬「あ、そうだ。真宮寺ちゃん…あと白銀ちゃんに報告しておこうかな」

王馬(白銀ちゃんに言ったら全員にばらされそうだな…)

ガチャ

白銀「おはよう!」

バタン

白銀「なんで閉めるの!?」

王馬「なんでいるんだよ!」

真宮寺「あ、僕もいるヨ。白銀さんが着いてきちゃったんだ…ごめんネ」

王馬「真宮寺ちゃんもいるのか…じゃあいいや」

白銀「ひどいよ」
107 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/13(日) 22:32:42.17 ID:Xp8TWAi3O
今日はここまでにします、くますみー
今、頭の中でえんだああああが流れてます
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 22:46:53.62 ID:XBmxgK9qO

もう少し女子といちゃいちゃするの見たかったがしかたないな
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 22:46:56.73 ID:vjoJKMU/o
乙です
良かった…真宮寺と白銀にプレゼントあげるタイミングありそうかな
せっかく安価取れたのに好感度上げられないかと思った
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/13(日) 23:04:35.62 ID:oK4a7GV1o
イチャイチャが目的のスレじゃないからこんなもんでいい
ロボット差別しないと
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/14(月) 10:56:31.05 ID:BuFP3I/jO
早くロボット差別してくれ
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/14(月) 11:38:01.22 ID:3N7EV11M0
生き生きしてる白銀ちゃんかわいい
そして転子の反応が気になる
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/14(月) 12:54:59.71 ID:XKdXGvW0O
こうしてここにロ差カップルが生まれるのであった
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/14(月) 21:58:07.20 ID:pbnz2g8oO
地味に新スレになってからロボット差別してなくない?
交流楽しいからいいけどさ

115 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/16(水) 17:19:06.08 ID:D8di9+c1O
2スレ目になってから多分1回くらいしかロ差してない…
キーボ的にはそっちの方がいいだろうけどそろそろロボット差別しないといけませんね!タイトル的にも

とりあえず17日目はほぼ行動決まりました、まずは白銀ちゃんと真宮寺のターン
116 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/16(水) 17:21:00.77 ID:D8di9+c1O
ガチャ

王馬「だってさー…」

白銀「だっても何もないよ!」

王馬「ねぇ、真宮寺ちゃん。キミの観察とかでさ、白銀ちゃんがこういう人だって分かってたの?」

白銀「こういう人ってどういう人?」

真宮寺「残念ながら分からなかったヨ…。クッ…僕の力不足のようだネ…」

真宮寺「これからはもっと人間観察の腕をみがくヨ!」

王馬「その意気だよ、真宮寺ちゃん!」

白銀「地味に心にぐさぐさきてるよ?」

白銀「まぁそれは地味に置いといて……どうだったの?」

王馬「え、何が?」

白銀「焦らさないでよ、夢野さんのことだよ!」

王馬「んー?白銀ちゃんはいつからそんなプライベートなことを聞いてくるくらい親しい関係になったの?」

白銀「くっ…絆のカケラ2個だと、なんか冷たい…!」

真宮寺「僕も気になっているんだけど…」

王馬「あ、じゃああっちで教えてあげる!」

真宮寺「ククク…楽しみだなァ…」スタスタ

白銀「ちょっと、わたしは!?」

王馬「なんか意外だね。こういうこと興味ないかと思ってたよ」スタスタ

白銀「わたしは興味あるよ!」スタスタ
117 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/16(水) 17:27:34.00 ID:D8di9+c1O
真宮寺「そんなことないヨ。僕にだって愛する人はいるんだからネ…」スタスタ

白銀「え、真宮寺くんに!?」スタスタ

白銀(知ってるけど)

王馬「へー気になるなぁ、真宮寺ちゃんの愛する人!」スタスタ

白銀「わたし、気になります!」スタスタ

真宮寺「うーん、…その話はまた今度ネ」スタスタ

王馬「人には聞くくせに、自分は言わないなんてずるいよー!」スタスタ

白銀「おーい、ふたりともー! わたしを忘れてんじゃないだろうなー! おいおい、待ってくれってー! わたしも混ぜてくれよー!」

王馬「しっかし、真宮寺ちゃんの愛する人かー想像つかないなー」

真宮寺「そうかな?」

白銀「……」

白銀「いくらわたしが地味だからってここまでスルーされると胸が痛むよ」ショボーン



王馬「あっちで白銀ちゃんがガン見してるけど…まぁ結果だけ言うと恋人になったよ!」

王馬「たはー!これでオレもついにリア充の仲間入りだよ!やったね!」

真宮寺「まァ、予想通りだネ…おめでとう」

王馬「ありがとー!今度、真宮寺ちゃんの愛する人も教えてよね!」

真宮寺「いいヨ。いつだって人の愛は美しいものだからネ…!」
118 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/16(水) 17:32:47.29 ID:D8di9+c1O
王馬「じゃ、そろそろあっち戻ろうか…白銀ちゃんがガン見…してないね。なんかひとりで笑っているよ」

真宮寺「本当だ…いつから彼女は変わってしまったのだろうネ…」

王馬「きっと頭でも打ったんだよ…」

真宮寺「そういえば彼女にも告白の件について教えるの?」

王馬「嘘つくに決まってるじゃん」

真宮寺「さも当然のように言ったネ。まァ、今回ばかりは僕もその方がいいと思うヨ」



白銀「何、話してるんだろうなー」

白銀「っていうか、なんでわたしと真宮寺くん、こうも対応が違うのかな…絆のカケラの数同じなのに…」

白銀「まぁいいや!わたしは地味に昨日のあつーい告白もなにもかも全部知ってるからね!」

白銀「これで視聴率もうなぎのぼりだよ…うふふ!」

白銀「あ、戻ってきた!おーいこっちこっちー」

王馬「じゃあ今日はここで解散ね」

白銀「え、ちょっと待ってよ!教えてくれないの!?」

王馬「何を?……ああ、あのことか」

白銀「そうそう、あのことだよ!」

王馬「あのあと、鉄屑がインフルエンザでうなされているって神さまからお告げがあったから部屋に戻ったよ」

白銀「ええっ!?告白は!?らぶちゅっちゅしてないの!?」

王馬「なんだよらぶちゅっちゅって…」

真宮寺「…………」

真宮寺(彼女は不合格です、是清)

真宮寺(だよネ)


王馬「……はぁ」

王馬(さっさとプレゼント渡そう)

☆現在の所持品 >>106

>>119 何をプレゼントしますか?

一旦ここまで、22時ごろまた再開します
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/16(水) 17:39:10.72 ID:IctmGOr8O
是清 日本人形のウィッグ
白銀 入間にもらったメガネ
120 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/16(水) 21:53:23.21 ID:D8di9+c1O
王馬「あ、真宮寺ちゃん。これあげるよ」

王馬「白銀ちゃんは……これでいいや、はいどーぞ」

真宮寺「日本人形のウィッグじゃないカ…!あァ素晴らしいヨ」

白銀「わぁメガネだ、嬉しいなぁ!」

        《会話発展!!》

真宮寺「王馬君、ありがとうネ…まさかこんないいものをもらえるなんて想像してなかったヨ!」

王馬(どこがいいものなんだろう…)

王馬「それならよかった、正直ずっと不気味だったんだよねー」

真宮寺「……?どこが不気味なんだい…?」

白銀「へーけっこう質のいいウィッグだね。そういえば真宮寺くんってきれいな髪の毛してるよね…うらやましいくらいだよ」

真宮寺「そうかな?まァきちんと手入れをしているからネ」

王馬(女子か!)

王馬「それに長いよねー!夜中に見たら幽霊が出たーって間違えちゃいそう!百田ちゃんが!」

真宮寺「さすがに間違わないと思うヨ……多分」

白銀「長い髪の毛、このウィッグが好き……うーん…」

王馬「あ、久々にうーん聞いた」

白銀「…うーん…あ、もしかして真宮寺くんの髪の毛って………ウィッグなの?」ヒラメイタ!

王馬「まさかの真宮寺ちゃん、ハゲ疑惑!?」

真宮寺「え?なんでそうなるの?」

白銀「だってそのウィッグと、同じくらい長い髪の毛だし…」

白銀「あ、そうだ!ウィッグならわたしもたくさん、持ってるよ。今度あげようか?いろんな色があるよ!」

王馬「ピンク色のウィッグとか似合うと思うよ!」

真宮寺「キミたちは何を言って…」
121 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/16(水) 22:04:55.15 ID:D8di9+c1O
白銀「真宮寺くんならドリルヘアーも似合うと思うよ!某ゴスロリギャンブラーのウィッグとかさ!」

王馬「それはさすがにないよ…コスプレイヤーのくせにセンスないなー」

白銀「冗談だよ…で、真面目に考えるとー」

真宮寺「勝手に話を進めないでくれるかな…!神経を抜き取るヨ……!?」

王馬「怖いなー、真宮寺ちゃんって怒ると、神経抜き取るの?」

真宮寺「そもそも、僕がハゲなわけないじゃないカ!…謝ってヨ」

白銀「…お?」

真宮寺「ねぇ、謝って謝って謝って謝って謝ってヨ」

王馬「うわ…ごめんって!白銀ちゃんの嘘にのっかっただけなんだよ!白銀ちゃんが戦犯だよ!」

白銀「わたしに丸投げしないでよ!俺は悪くねぇっ!俺は悪くねぇっ!!」

真宮寺「いや、ふたりとも悪いからネ?本当に神経を抜き取るヨ?」

白銀「すいませんでした」

王馬「ごめんなさい」

真宮寺「…今回はこのくらいで許してあげるヨ」

王馬「あざっす!じゃあオレはここで…」

白銀「あ、地味にわたしのメガネの話はしないんだね?」

真宮寺「キミはもうメガネかけているからいいんじゃない?」

白銀「そんなこと言ったら真宮寺くんだってもうウィッグつけてるじゃない…」

真宮寺「…………」

白銀「神経を抜き取るポーズしないでよ、冗談だよ、すいませんでした」
122 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/16(水) 22:16:40.47 ID:D8di9+c1O
王馬「あ、白銀ちゃん、そのメガネは部屋でかけるのをオススメするよ」

白銀「…?分かったよ」

白銀「あ、ところで夢野さんの件は…」

王馬「じゃあね」

真宮寺「またネ」

白銀「…………」

☆真宮寺是清の絆のカケラをゲットした!(現在カケラ3個)

☆白銀つむぎの絆のカケラをゲットした!(現在カケラ3個)

        −王馬の個室−

王馬「さて、昼か…」

鉄屑「ゲホッゴホッカハァッ!!」

王馬「鉄屑どうしたの?喉に埃でもつまった?」

鉄屑「ゴッホゲッホッチョゲプリィィッッ!!…インフルエンザ(仮)になったみたい…」

王馬(うるさい…)

王馬「(仮)なんだ…じゃあさ、キー坊にうつるか試しにいこうよ!」

鉄屑「そ、ボハァッ、う、ゴハァッ、だね!」

王馬「もう黙っておこうか」
123 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/16(水) 22:25:30.68 ID:D8di9+c1O


王馬「キー坊レーダーによるとキー坊は個室だね」

鉄屑「」マスク

王馬「よかったよかった、万が一人にもうつるインフルエンザだったら困るから個室で助かったよ」

王馬「じゃあ鉄屑ちょっと倒れてて」

鉄屑「」コクン

ピンポーン

キーボ「はい…またキミたちですか?」

王馬「大変なんだよ、キー坊!鉄屑が…鉄屑が……!!」

キーボ「鉄屑がどうかしたのですか?」

鉄屑「」

王馬「倒れて動かなくなったんだ!とりあえず中にいれてよ、ありがとう、お邪魔します!」

キーボ「勝手に入るんですか!?」

王馬「あれ、キー坊の部屋ちょっとカビ臭くない?キー坊と違ってオレには嗅覚あるんだから、清潔にしなよ…」↑2

キーボ「…それで、どうしてボクのところに来たんですか?入間さんのところへ行く方がいいと思うのですが…」

王馬「ん?キー坊の部品分けてもらおうと思ったんだけど?ほら、鉄屑とキー坊って似たロボ同士だし」↑2

キーボ「似てますか!?どこが!?」

王馬「ロボなのにポンコツなところ」↑2

キーボ「ボクはポンコツではありません!」

王馬「じゃあ鉄屑はポンコツだって言うんだ?冷たいロボだなー。だからキー坊の肌は冷たいんだね!」↑2
124 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/16(水) 22:35:18.79 ID:D8di9+c1O
キーボ「ぐ…そもそも、部品を分けるなんて無理ですよ!」

王馬「話そらすの?…まぁ嘘だよ。キー坊の部品なんて宇宙ゴミにしかならないんだけどね」↑2

キーボ「そんなことありません!高いんですよ、いろいろと!」

王馬「そっか…キー坊は部品の塊だったね…ところで全体で何円かかるの?」↑2

キーボ「さ、さぁ…いくらなんでしょう?」

王馬「でもさー、キー坊作った博士も報われないよねー」

キーボ「なぜですか?」

王馬「だって金かけて作ったロボがこれだもん、ちりとり専用だもん」↑2

キーボ「ちりとり専用ではありません!」

鉄屑「」

王馬「あ…こいつのこと忘れてた…鉄屑、もうマスク外していいよ」

鉄屑「はー…ゲホッゴホッカハァッ!!」

キーボ「急になんですか!?」

王馬「いやーこいつインフルエンザ(仮)にかかったみたいでさー」

キーボ「インフルエンザですか…?」

王馬「あ、病気にかかることがないキー坊は知らなかったかな?」↑2

キーボ「インフルエンザくらい知ってます!」
125 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/16(水) 22:41:33.57 ID:D8di9+c1O
王馬「でもインフルエンザの痛さや苦しみや悲しみや憎しみが分かるわけじゃないんでしょ?ロボだもんね」↑2

キーボ「インフルエンザで、憎しみまで感じるものなんですか?難しいですね、人間は…」

王馬「そういうものなんだよ。ロボは痛みもないだろうし、うらやましい限りだよ」↑2

キーボ「…だったら鉄屑はなぜインフルエンザにかかったのでしょう?」

王馬「ロボウイルスじゃない?」

キーボ「…ウイルスですか…だったらなおさら入間さんのところへ行くべきでは?」

王馬「にしし…どうしてオレがキー坊のところにやってきたと思う?」

キーボ「……?」

キーボ「………!まさか…キミは……!?」

王馬「にしし!どうやら分かったみたいだね?」

キーボ「や、止め−−−−」

王馬「さぁ鉄屑!ウイルスを撒き散らせっ!」

鉄屑「あいあい…ゲホォッ!!」

キーボ「止めてくださいー!!」



王馬「で、どう?インフルエンザかかった?」

キーボ「いえ…」

王馬「なーんだつまんないのー。キー坊の看病してあげたかったのになー」

王馬「ん?ロボだから熱とかでないか…薬も効かないだろうし…看病する必要どっちみちなかったね!」↑2
126 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/16(水) 22:46:49.61 ID:D8di9+c1O
キーボ「キミの看病なんてどっちみちいりません」

鉄屑「ゴホッゴホッ…オロロロロロでろでろでろ…」

キラキラー

王馬「汚なっ!なにこれ……どら焼き?」

キーボ「鉄っぽいのもありますね…ですがおかしいですね、入間さんにメンテナンスしてもらったはずなのに…」

鉄屑「また食べちゃったんだ。てへぺろ☆」

王馬「かわいくないからね」

キーボ「っていうかまた部屋が汚れちゃったじゃないですか!せっかくきれいになったとおもったのに…!!」

王馬「よかったー鉄屑が良くなって!せっかくだからここでシャワーしていきなよ、今汚いしさ!」

キーボ「勝手に決めないでください!」

鉄屑「でも使っちゃっていいのかな?」

王馬「人間と違ってシャワーする必要ないから平気だよ」↑2

鉄屑「そっか!」

キーボ「いやいや」

王馬「シャワーし終わったら布団で体を拭くといいよ!ロボは布団で寝ないからね!」↑2

鉄屑「おっけー!」

キーボ「ちょっとまっ」

王馬「ついでにここでお泊まりもいいかもね!寝ないロボ同士、存分に語り合いなよ!」↑2

鉄屑「そうだね!」

キーボ「よくないです!全然よくないです!」

王馬「じゃあねー」

鉄屑「ばいばーい」

キーボ「ちょ」

バタン

王馬「あ、もう夜じゃん!お腹すいたしご飯食べよーっと」
127 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/16(水) 22:52:12.34 ID:D8di9+c1O



王馬「たまには、夜の散歩も悪くないねー」

王馬(夕食のあと、夜の中庭を歩いていると…)

茶柱「キエエエエエエエエイ!そこの男死ィッ!!」

王馬「ん?どうした…グエッ!?」ドッシーン

茶柱「フーッフーッ…!」

王馬「もう、茶柱ちゃん、いきなり投げないでよ!痛いじゃん!」

茶柱「とりあえず1回投げないと気がすまないので…」フーッ

王馬「とりあえず1発殴らせろって?親父か!……ってまさか…」

茶柱「ええ、聞きましたよ…夢野さんとお付き合いすることになったと…」

茶柱「ぐぬぬぬ…先を越されてしまいました……転子も負けていないと思っていたのに…!!」グヌヌ

王馬「そ、そうなんだ…」

茶柱「というか、王馬さんはまだ、夢野さんとお付き合いをしてもいいという転子の許可をとっていませんよね!?どういうつもりですか!?」

王馬「許可!?いつから茶柱ちゃんは夢野ちゃんのお父さんになったのさ!」

茶柱「キエエエエエエエエイ!転子は清らかな女子です!父などという男死ではありません!」

王馬「突っ込むところ、そこ?そうじゃなくて…キミは夢野ちゃんのなんなのさ?」

茶柱「…………」

茶柱「そんなの…お友達に決まっているじゃないですか!お友達だからこそ彼女のことが心配なんです!!」

王馬「茶柱ちゃん………」

茶柱「王馬さん、先日の看病の件であなたが、ただの嘘つき男死ではないことは分かりました」

茶柱「ですが、あなたはどうあがいても男死なんです。というわけで性転換してください」

王馬「どういうわけなの!?」

茶柱「あなたが性転換しないと、夢野さんを安心してあなたの恋人にすることはできません…正直、性転換しても不安なのですが」
128 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/16(水) 22:59:12.10 ID:D8di9+c1O
王馬「性転換って…さすがに嫌だよ!オレだって男のプライドってものがあるんだよ!?」

茶柱「そうですかね?王馬さんは背も低いですし、性転換したら女性の服も似合うと思いますよ!」

王馬「褒めてないよね?プライドがもうズタズタだよ?」

茶柱「いえいえ、褒めてますよ!ですので性転換しましょう!」

王馬「嫌だよ…」

王馬(話そらさなきゃ…)

王馬「っていうか、キミの許可をとらないといけないのは決定事項なの?」

茶柱「当たり前ですよ!悲しいことですが、転子たちはずっと一緒にいることができるわけではありません…」

茶柱「ですが、あなたと夢野さんはずっと一緒にいるわけでしょう?そこで彼女を守るのはあなたなんですよ!?」

王馬(結婚前提なの!?別れたら殺されそうだ…)

茶柱「だから今のうちにあなたが本当に夢野さんにふさわしい人か、見極めなければいけません!」

王馬「確かにそうだけどさ、それと性転換は関係ないよね?」

茶柱「何を言ってるんですか、性転換は重要ですよ!?」

王馬(いけね、また蒸し返してしまった…)

茶柱「というわけで、あなたが夢野さんとお付き合いする条件はふたつです」

王馬(勝手に話が進んでいく…)

茶柱「転子の代わりに夢野さんを守ることができるくらい強くなること、それから性転換すること、分かりましたか?」

王馬「ひとつめはいいんだけどさ、ふたつめはちょっと…無理じゃない?」

茶柱「な、なんですって!?」
129 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/16(水) 23:08:29.50 ID:D8di9+c1O
王馬「なんでそんなに驚いてるのさ…」

茶柱「だって…あなたは男死なんですよ!?自分の立場分かってるんですか!?」

王馬(どんな立場だよ…)

王馬「……」

王馬(茶柱ちゃんに納得してもらうにはちゃんとした言葉で言わなきゃダメだね)

王馬「茶柱ちゃん、オレは本気で夢野ちゃんが好きなんだよ。これは嘘じゃない、そんな嘘は絶対につかない」

茶柱「………」

王馬「もし、夢野ちゃんが悲しんでいたりしたらオレの嘘で笑顔にするって決めた…」

茶柱「嘘で…ですか?」

王馬「…この世に嘘をつかない人間なんていないでしょ?オレが彼女につくのは優しい嘘だけだよ」

茶柱「………」

王馬「…………」

茶柱「…どうやら、本気のようですね……」

王馬「当たり前だよ」

茶柱「…実は先程あなたを投げ飛ばしたときに、あなたの気持ちは分かっていたんです」

王馬(じゃあ、最初らへんのやりとりはいったいなんだったんだ…)

茶柱「そしてあなたの言葉を聞いてようやく確信しました。その気持ちは嘘ではないのですね」

茶柱「分かりました。ふたつ目の…性転換の約束はここにいる間はなし、ということでいいですよ」

王馬「え、ここにいる間…?」

茶柱「よく考えたらここには充分な施設がなかったですもんね!」

王馬「そういう理由なの!?」

茶柱「冗談ですよ!……多分」

王馬(目が本気だ…!)



王馬(一応、なにかプレゼントしようか…)

☆現在の所持品

しょうが湯      猿の手   
ハッカシガレット   
スコラティーン    ホームプラネット
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
パーツカタログ 
ケチャップ      恋が敵う☆おまじない全集
モノ甚平       クリスタルバングル 
宇宙の卵       秋色ストール  
ドッグタグ

>>130 何をプレゼントしようか?
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/16(水) 23:13:30.04 ID:FvgAhMRMO
秋色のストール
131 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/16(水) 23:28:31.49 ID:D8di9+c1O
王馬「あ、茶柱ちゃんこれいる?」

茶柱「はぁ…秋色ストールですか…」

王馬「あれ…あんまり好きじゃなかった?」

茶柱「やはり男死に女子の心を理解するのは不可能みたいですね…」

王馬「待ってよ、そんなことないって!喜んでくれると思ったんだけどなぁ…」

茶柱「ほんとですかぁ?…まぁあなたの気持ちは分かりましたし、今回は受け取っておきますよ」

王馬「ありがとう…?」

茶柱「ですが…女子の心が分からないようでは性転換してもあまり意味がありません!」

茶柱「まずは女子の心を学びましょう!そして性転換するのです!」

王馬「性転換は嫌だって!」



王馬「女子って難しいな…」

王馬「とにかく茶柱ちゃんに納得(?)してもらえたからいいか…」

☆茶柱転子の絆のカケラをゲットした!(現在カケラ4個)

       −王馬の個室−

王馬「はー疲れた、寝よーっと」

      ☆17日目終了☆

☆今日の総ロ差数:13回

☆ロボット差別経験値:26(+前のあまり5)

☆レベルが5上がった!

☆Lv.75→Lv.80
132 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/16(水) 23:34:33.17 ID:D8di9+c1O
        ☆18日目☆

王馬小吉

Lv.80 ランク: ロボット差別博士

☆現在のモノクマメダル:140枚
☆現在のコイン:3228枚

☆現在の所持品
しょうが湯      猿の手   
ハッカシガレット   スコラティーン    
ホームプラネット 鉄屑         
ロボット探知器 蝶ネクタイ型変声機  
腕時計型麻酔銃   パーツカタログ 
ケチャップ      恋が敵う☆おまじない全集
モノ甚平       クリスタルバングル 
宇宙の卵       ドッグタグ


王馬「ん、朝か…鉄屑はキー坊の部屋でお泊まりだったね」

王馬「さーて、まずはなにしようかな?」

@キー坊にキー坊のパーツ渡しにいこう

Aデートチケット使おっか(人物指名)

Bどっか行こうか(場所指定)

Cその他自由記述

>>133 @〜Cの中から選択してください
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/16(水) 23:39:31.47 ID:egj3MO5qO
1
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/16(水) 23:40:17.49 ID:vREi1bWS0
1
135 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/16(水) 23:44:41.49 ID:D8di9+c1O
王馬「キー坊にキー坊のパーツをプレゼントしにいこっと!」

王馬「キー坊は…また図書室か」

         ―図書室―

王馬「あ、キー坊!」

キーボ「…なんですか、またキミですか?」

王馬「なにさ、そんなにオレのことが嫌いなわけ?嫌いなんて感情もあるんだね、びっくりだよ!」↑2

キーボ「そういうわけではありませんが…日頃の行いを思い出してみればいいんじゃないですか?」

王馬「うーーーん…みんなと遊んだり、鉄屑で遊んだり……」

キーボ「あとは?まだありますよね?」

王馬「ないね!うん、やっぱり良いことばっかする人生って素晴らしいね!」

キーボ「ロボット差別してるでしょう!?」

王馬「いやー人生いいもんだね!そういえば、キー坊は人生ないんだよねーなんかごめんね?」↑2

キーボ「………」

王馬「にしし!そんなキー坊に、これをプレゼント!」

キーボ「…?なんですか…?」

王馬「じゃーん!キー坊のパーツだよー」

キーボ「…?」

キーボ「…!?え、あれ、え!?」

王馬「そんなに、これと自分の見比べなくていいよ…っていうか正直どれかわかんないし。ロボだし内蔵してるんでしょ?」↑2
136 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/16(水) 23:51:50.99 ID:D8di9+c1O
キーボ「ま、まさか…最原クンが…!?」

王馬「ん?最原ちゃんがどうしたのさ?」

キーボ「せっかく仲良くなった証にあげたのに…あっさり他人にあげてしまうなんて…ひどいです!」

王馬「ちょっと待って、話が見えないんだけど…」

キーボ「…?仲良くなったらパーツ渡すんですよね?」

王馬「な、なにそれ!?」

キーボ「え、知らなかったのですか!?てっきりキミも渡しているものかと…」

王馬「オレにパーツなんてないし…キー坊だけだし…」↑2

キーボ「驚きつつロボット差別するのやめてもらえません?」

王馬(いや…心当たりがないことはない…だって夢野ちゃんに最原ちゃん、東条ちゃん、あと百田ちゃんの…)

王馬(パ、パンツ…持ってるし…)

王馬「…オレも誰かにいつのまにか渡しちゃってる…の?」

キーボ「そうだと思いますけど…ボクは持っていませんが」

王馬「当然だよ。オレはこんなにカッコ悪いロボと友達になった記憶なんてないもん」↑2

キーボ「ぐぬぬ……それより、最原クン…ひどいです。後で訴えます」

王馬「あ、そのことなんだけどさ…これカジノの景品だよ?」

キーボ「え!?なんでボクのパーツが景品なんですか!?」

王馬「在庫一掃セールだってさ。ロボだし当然だね」↑2

キーボ「ボクのパーツの価値はそんなものなんですか!?」

王馬「ロボのパーツとか誰もいらないし、まぁそんなもんだろうね」↑2

王馬「だけど、キー坊に渡したら面白そうだから、思わずもらっちゃったんだ!」
137 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/16(水) 23:54:51.45 ID:D8di9+c1O
キーボ「どこが面白いんですか?全く理解できません」

王馬「だろうね、ロボにこれの面白さは理解できないよ」↑2

キーボ「…」

王馬「ま、いいや。はい、あげる!…で、仲良くなったら、そのパーツオレにちょうだい?」

キーボ「パーツなんていらないのではなかったんですか?」

王馬「いらないよ。入間ちゃんに高く売るからね」

キーボ「だったら、今渡せばいいのでは?」

王馬「はー…あのね、パーツっていうかパンツは履いた後のやつの方が価値あるんだよ!」論破ァ!

キーボ「そ、そうなんですか!?」

王馬「暖かみのないロボには分かんないだろうけど、そうなんだよ」↑2

キーボ「一言余計です」

キーボ「しかし、ボクとキミが仲良くなるなんて考えられません…」

王馬「…オレはいつかロボットと友達になりたいなって思ってるよ?」

キーボ「王馬クン…」

王馬「ただし…」

キーボ「え?」

王馬「もっとメカメカしくて、格好いいロボットと、だけどね!間違っても目の前のポンコツロボじゃないよ?」↑2

キーボ「結局ロボット差別ですかー!?」

王馬「ま、そういうわけで今後ともよろしく頼むよ?」

キーボ「…嫌です………」
138 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/17(木) 00:01:52.19 ID:ddCbcW4lO
王馬「じゃ、装着しようか。とりあえず取り外し可能な足をもぎとろうよ」↑2

王「いやーオレにはこんなことできないからうらやましいなー、もちろん嘘だけど!」↑2

キーボ「勝手に話を進めないでください!取り外しもできません!」

王馬「なんで!?足を取り外してその代わりにロケットつけて、大空を羽ばたいて、そのまま爆発しないの!?」↑2

キーボ「しませんよ!キミのロボットのイメージはどうなっているんですか!?」

王馬「少なくともキー坊のようなロボットではないよ」

キーボ「ぐぬぬ……」



王馬「さて、プレゼント渡すか」

☆現在の所持品

しょうが湯      猿の手   
ハッカシガレット   
スコラティーン    ホームプラネット
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
パーツカタログ 
ケチャップ      恋が敵う☆おまじない全集
モノ甚平       クリスタルバングル 
宇宙の卵       ドッグタグ

>>139 何をプレゼントしようかな?
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 00:06:59.13 ID:1MkYOwJIO
パーツカタログ
140 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/17(木) 00:13:28.87 ID:ddCbcW4lO
安価把握しました、今日はここまでにします、くますみー
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 02:17:04.68 ID:/DlzEjedo

久々にロ差が見れてスッキリ
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 10:03:58.32 ID:aLe5gK7fO
おつー
やっぱりロ差してる王馬はいきいきしてるな
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 22:05:05.16 ID:GlxwfMn0O
やっぱロボット差別が一番だな!心なしか>>1も楽しそうにみえる
144 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/18(金) 20:50:47.45 ID:44LuG8ITO
再開します
やっぱりロボット差別がナンバーワン!
145 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/18(金) 20:53:33.84 ID:44LuG8ITO
王馬「キー坊、これあげるよ」

キーボ「パーツカタログですか…キミのプレゼントにしては中々実用的ですね」

        《会話発展!!》

王馬「あのさ、素直にありがとうも言えないわけ?」

王馬「ああ、ロボだし感謝の気持ちもないか。これならペ○パーの方が100倍ましだよ」↑2

キーボ「誰のせいでこんな風になったと思ってるんですか?」

キーボ「…まぁありがたいとは思っているんですけど、実はこれもう2冊持ってるんですよね…」

王馬「ん?キー坊もガチャやってるの?」

キーボ「いえ…もらったんです。赤松さんと最原クンから…」

王馬「あー…キー坊がロボットだって思われてる証拠だね!みんな、キー坊だからこれでいいや、って感じなんでしょ」↑2

キーボ「やはりそうなんですかね…じゃあキミも…」

キーボ「あ、キミはいつもロボット差別してましたね」

王馬「……キー坊さ、ロボット用オイルとかも、もらったことあるでしょ!」

キーボ「…はい」

王馬「やっぱりねー!そりゃ、ロボだもん、オイル飲むって思うよねー!!」↑2

キーボ「飲みませんけどね」

王馬「じゃあこのパーツカタログいらない?キー坊ごと焼却していいかな?」↑2

キーボ「あ、少し待ってください…」ペラ…

キーボ「…これは、最新のようですね。やはりもらっておきますよ」

王馬「え、最新号発刊してるの?…まめだなぁ、あのガチャ…」
146 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/18(金) 21:05:54.33 ID:44LuG8ITO
王馬「んで、どんなパーツ載ってるの?ちょっと見せてよー」バシッ

キーボ「最初から見ておけばいいじゃないですか…」

王馬「ふーん…」ペラ

王馬「……キー坊ってこんなのが面白いの?全然面白くないんだけど…」

キーボ「そうですか?興味深いももも多いですけど…」

王馬「はぁ…やっぱ人間と感性が違うんだね。分かりきってたことだけどね」↑2

キーボ「ぐぬぬ…い、入間さんとか興味もつと思いますけどね!?」

王馬「あれはある意味人間じゃないよ」

キーボ「だったらキミはどんな本を読むんですか?」

王馬「男ならやっぱりえっちな本を読むべきでしょ!…あ、キー坊は性別なかったね…」↑2

キーボ「や、やめてください!そんなハレンチなものを学習したくありません!」

王馬「そうやって、拒否ってたら、いつまでたっても人間に近づけないよ!?まぁ永遠に無理なんだけどね!」↑2

キーボ「ぐ、ぐぐぐ……正直、ボクも興味ないことはないんですよ?…でも、それを学習することが怖いんです…」

王馬「計算された怖さなんてあてにならないよ。いいから読めって!」↑2

キーボ「っ!…いいでしょう、今度読んでみせますよ…!そうして人間に近づいてみせますよ…!」

王馬「どうあがいても無理なんだけどね、ロボだし、性欲ないし」↑2

キーボ「………!……!!」←言葉にならない



王馬「あれ、そういえば鉄屑はどうしたの?」

王馬(今さらだけど)

キーボ「え?朝にはいなかったので、てっきりキミのところへ戻ったものだと思っていましたが…」

王馬「帰ってきてないけど…まぁ鉄屑だしいいか。しょせん、ロボなんてみんな鉄屑だしね」↑2

キーボ「その認識は間違っていますよ、そもそもロボットというのは…」

王馬「ばいばーい」

キーボ「………」

☆キー坊の絆のカケラをゲットした!(現在カケラ1個)




王馬「昼か」

@ロボット差別するに決まってる

Aデートチケット使おうか(人物指名)

Bどっか行こっか(場所指定)

C鉄屑はどこへ行ったのやら

Dその他自由記述

>>147 @〜Dの中から選択してください
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 21:06:43.40 ID:1H5shctso
2 ゴン太、星
148 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/18(金) 21:14:53.16 ID:44LuG8ITO
王馬「ゴン太と星ちゃんと遊ぼうか」

王馬「……」

王馬「何しよう…まぁあとで考えるか」



         −中庭−

王馬「おーい、ゴン太ー」

ゴン太「あ、王馬くん、こんにちは!」

王馬「うん、今から遊ばない?」

ゴン太「もちろんだよ!」

王馬「あと、星ちゃんも誘いたいんだよね」

ゴン太「星くんならさっき食堂で見かけたよ!」

王馬「よし、早速行くか!」

ゴン太「うん!」

         −食堂−

ガチャ

王馬「やっほー、星ちゃん」

ゴン太「こんにちは、星くん!」

星「よう、王馬に獄原…俺に何か用か?」

王馬「うん、また遊ぼうと思ってね!」

星「そうか……まぁ暇だし構わねーぜ」

ゴン太「それで、何するの?」

王馬「うーん…>>149とかどう?」
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 21:17:36.69 ID:XkPTHt9nO
イタズラ
150 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/18(金) 21:30:27.85 ID:44LuG8ITO
星「イタズラだと…?」

ゴン太「そ、そんなのダメだよ!」

王馬「どうして?」

ゴン太「だって人にイタズラするのは、紳士的じゃない!」

星「クールじゃねぇな…」

王馬「えーでもさー、オレたち高校生なんだよ?もっと高校生らしく遊んでもいいと思うんだけどなー」

ゴン太「でもイタズラなんて…」

王馬「でもさっき、ゴン太は人にイタズラするのは紳士的じゃないって言ったよね?…じゃあ、ロボットならいいんじゃない?」

ゴン太「ロボット…ならいいのかな?」

王馬「ロボットにならイタズラしてもいいって偉い人が言ってたよ!おまけに、人にイタズラしてもいいって言ってたよ、偉い人が!」

ゴン太「そ、そうなの!?」

王馬「そうだよ」

星「おい…俺はそんなものする気ねーぞ?」

王馬「えー、いいじゃん。たまには童心に帰ってもいいと思うんだよね?」

王馬「やらなくてもいいからさ、見学だけでもしてってよー」

星「悪徳商法にしかみえねーな…」

王馬「楽しむのが目的だって!傷つけるようなことはしないからさ…ねーゴン太ー?」

ゴン太「うん!一緒に楽しもうよ!」

星「…ちっ。このまま、嫌だって言っても地の果てまでついてきそうな…」

星「分かったよ…今回だけだからな。俺は実行もしねーぞ?」

王馬「よーし、早速行くぞー!」

ゴン太「おー!」

星「……」

王馬「最初のターゲットは>>151だよ」

王馬「イタズラは、そうだなー…。にしし、>>153でもしちゃおっか!」
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 21:31:31.84 ID:fSrrZaxXO
夢野
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 21:32:20.88 ID:1H5shctso
茶柱
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 21:34:47.62 ID:sA+by7/xO
出会い頭に王馬が夢野にキス
154 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/18(金) 21:47:50.90 ID:44LuG8ITO
ゴン太「ええっ!?女性にいきなりキスなんて紳士的じゃないよ!」

星「おい…いくらなんでもイタズラが過ぎるぞ」

星「ましてや、付き合ってもいねー女にそんなことするなんぞ、男の風上にも置けねーな…」

王馬「ふーん、じゃあ付き合ってやらいいんだ?」

星「…どういうことだ?あんたら、もしかして付き合ってんのか?」

ゴン太「そうだったの!?ゴン太知らなかったよ…」

王馬「だって一昨日からだし、誰にも言ってないからね。知ってる人は知ってるだろうけどさ」

星「…どうやら、嘘じゃないみてーだな。ま、おめでとさん」

ゴン太「おめでどう!!あ、お祝いの品とかお送りした方がいいのかな?」

星「この場合は必要ねーと思うぜ?」

王馬「うん、いらないよ」

王馬(虫とかプレゼントされても困るし)

王馬「じゃ、イタズラするよ!」

星「それとこれとは別だろ…」

ゴン太「そ、そうだよ!レディーに対して失礼だよ!」

王馬「夢野ちゃんはキス好きだから平気だよ(大嘘)」

ゴン太「あわわ…そ、そうなの?」

星「どうせ嘘だろ…」

王馬「っていうか、もういいじゃん!高校生のノリでいくんだから、黙って見てなって!」ダダダ

星「やれやれ…とんでもねーことにつきあっちまったな…」

ゴン太「ま、待ってよ王馬くん!」
155 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/18(金) 21:50:05.30 ID:44LuG8ITO
訂正ざんまい

>>146
キーボ「そうですか?興味深いももも多いですけど…」

キーボ「そうですか?興味深いものも多いですけど…」

>>154
王馬「ふーん、じゃあ付き合ってやらいいんだ?」

王馬「ふーん、じゃあ付き合ってたらいいんだ?」
156 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/18(金) 22:05:54.61 ID:44LuG8ITO
王馬「じゃ、ふたりはそこの陰に隠れ…」

ゴン太「?」ドドーン

星「…」チョコーン

王馬「……サイズに差がありすぎる」

ゴン太「???」

星「…何か言ったか?」ゴゴゴ

王馬「なんでもないっす、行ってきますっす」ダダダ

ゴン太「天海くんみたいだね!」

星「それはスルーするもんだぜ」



王馬「来た!ガードは…いない!チャンス!」

夢野「…んあー」テクテク

王馬「行くぞ!おー!」ダダダ

夢野「んあ?王馬ではないか−−−−」

王馬「…………」スッ

夢野「んあっ!?」

王馬「…………」

※リップ音※

夢野「んあ…んあ…んあああ!?」

王馬「じゃあね、夢野ちゃん…」ダダダ

夢野「んあ……」ボーゼン
157 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/18(金) 22:13:00.31 ID:44LuG8ITO
その頃、星とゴン太は−−

星「…ほんとにやる気か、あいつ?」

ゴン太「あわ、あわわわ…」

星「少し落ち着け…」



星「ほんとにやりやがったな…ふっ、青春ってやつか?」

星「俺にはもう何も残っちゃいねーがな…あんたは大事にするんだぜ、青春ってやつをな…」

ゴン太「……………あわわ」マッカ

星「…聞いてねーな……」



ゴン太「お、王馬くん…お疲れさま?」

王馬「……」

ゴン太「王馬くん、顔あか−−いたっ!?」ゲシッ

星「…あんたでも照れるんだな」

王馬「あ、騙されてくれた?」

王馬「オレってー嘘の表情も作れるんだよ、すごいでしょー?」

ゴン太「すごいね!」

星「ふん、まぁ高校生らしかったんじゃねーか?」

王馬「…それはどーも」
158 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/18(金) 22:15:47.08 ID:44LuG8ITO
星「頬ってところが初々しいがな」

ゴン太「そうだったの?ゴン太、ちゃんと見てなかった…」

王馬「見てなくていいよ!星ちゃん、オレになんか恨みでもあんの!?」

星「いや、ないぜ?」ニヤ

王馬「……もう、この話はやめだ、やめ!!」

王馬(人前でやるイタズラじゃなかったね…)

王馬「さ、次いくよ、次!!」

ゴン太「まだやるの?ゴン太もう、見てられないよ…」

ゴン太「イタズラってあんなに照れることだったんだね…」

星「普通は違うぞ」

王馬「それじゃあ次のターゲットは>>159(夢野以外)ね!」

王馬「イタズラは>>161とかどうかな?」
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 22:18:01.31 ID:J4Z63pYDO
キーボ
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 22:19:51.50 ID:1H5shctso
あえてロボット差別せず人間扱いする
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 22:21:53.68 ID:fSrrZaxXO
ゴン太と星もロボ差
162 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/18(金) 22:36:49.65 ID:44LuG8ITO
星「ロボット差別だと…?」

ゴン太「差別なんて紳士的じゃないよ!」

王馬「ああ、言い方が悪かったね。ロボットと交流するんだよ」

ゴン太「それなら大丈夫だね!」

星「……どうせ、文句言っても屁理屈で返すんだろ?もうそれでいいぜ…」

星「ただし、これと、あともう一回で最後にしてくれ」

王馬「あと一回はやってくれるんだ?ありがとー星ちゃん!」

星「……」ハァ



キーボ「………」

王馬「あ、歩く鉄屑のキー坊じゃん!」↑2

キーボ「またキミですか…」

星「よう、キーボ」

キーボ「ああ、星クンもいたんですね、こんにちは」

星「…………今日も固そうだな。じゃあな」スタスタスター

キーボ「どんな挨拶ですか!?」

ゴン太「え、えっと、……」

キーボ「?どうしたんですか、ゴン太クン…」

ゴン太「うーんと…」
163 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/18(金) 22:44:08.25 ID:44LuG8ITO
王馬「ゴン太、ゴン太!」ボソ

ゴン太「え?」

王馬「知ってた?ロボットはみんな鈍器みたいなもんなんだよ!」↑2 ボソ

ゴン太「そうだったの!?」

キーボ「…?」

ゴン太「えーっと…今日も、いい鈍器加減だね!」

キーボ「…!?」ガーン

王馬「よし、撤収だ!…って星ちゃんもう行っちゃってるし…」

王馬「戻るぞ、ゴン太!」ダダダ

ゴン太「うん…えっとごめんね、キーボくん!」ダダダ

キーボ「え、何を謝ってるんですか!?」



王馬「うん、中々いいロボット差別だったよ!」

王馬「特に星ちゃん!ロボットだっていう初心に戻って、固そう、だなんてナイスだね!」

星「そういうもんか…?」

王馬「ゴン太はもうちょっと、考えようね。でも、センスはあると思うよ。精進あるのみだ!」

ゴン太「うん、ゴン太がんばる!」

星「頑張らなくていいと思うぞ」

王馬「それじゃあ、最後のターゲットは>>164(夢野、キーボ以外)のしよっか」

王馬「イタズラは…>>166でいいかな」
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 22:46:07.14 ID:RRXND24ZO
春川
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 22:58:13.53 ID:fSrrZaxXO
ksk
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 23:01:21.65 ID:r3t7BGdUo
百田を麻酔銃で眠らせてボイスチェンジャーで告白する
167 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/18(金) 23:20:29.18 ID:44LuG8ITO
星「おい…大丈夫なのか?いろいろと…」

ゴン太「怒られそうだね…」

星「怒られるだけですむといいがな…」

王馬「ま、責められたら全部オレのせいにしなよ。イタズラしようって言ったのはオレだからね」

星「というか、麻酔銃やらボイスチェンジャーなんて持ってるのか?」

王馬「にしし…持ってるんだなーそれが!」

王馬「じゃじゃーん、腕時計型麻酔銃に、蝶ネクタイ型変声機ー!」

ゴン太「これでどうするの?」

王馬「にしし、まぁ見てなって!」

ゴン太(王馬)『やっほー星ちゃん!』

ゴン太「ゴン太の声!?ゴン太しゃべってないよ!?」

星「なるほどな…しかし、告白なんて大丈夫か?」

星「まぁ、あんたを止めるなんて無理だろうがな」

星「俺のことはどうでもいいがよ、あいつらのことはちゃんと責任持てよ?」

星「人の恋路に手を出すんだ、これだけは約束しろ」

王馬「分かったよ、約束する」

ゴン太「えっと、つまり…百田くんの代わりに春川さんに告白するんだね!」

王馬「もう、そういうことでいいよ」

星「…まずは百田だな」
168 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/18(金) 23:25:59.28 ID:44LuG8ITO


王馬「やっほー百田ちゃん!」

ゴン太「こんにちは、百田くん」

星「よう」

百田「お?珍しい組み合わせだな。オレになんか用か?」

王馬(責任持つなら、ちゃんと百田ちゃんに春川ちゃんのことをどう思っているか、聞いといた方がいいかな?)

百田「おい、どうしたんだよ?」

王馬「うん…」

>>169 脈ありかどうか聞く?
(※聞いたら、>>169のコンマが60以上で脈あり、聞かなかったら、この時点では脈ありかどうか不明ということに)
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 23:27:41.15 ID:fSrrZaxXO
きく
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 23:37:01.62 ID:5zq8BzIdo
これは低い……
171 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/18(金) 23:44:40.82 ID:44LuG8ITO
王馬「百田ちゃんさ…春川ちゃんのことどう思ってる?」

星「おい…」

百田「どうって…助手だろ?」

王馬「そうじゃなくって、女の子としてだよ」

百田「…女として…か?」

王馬「うん」

百田「…あいつのことをそういう目で見たことねーから、わかんねーよ…」

王馬「そっか…」プシッ

百田「だが、それがどうしたって−−痛っ…なん……だ…?」ガクッ

百田「………」グガー

ゴン太「あ、寝ちゃったね…」

星「おい、なんで聞いたんだ?」

王馬「一応、聞いておこうと思ってさ」

星「…もういいさ、あとはあんたに任せる」

王馬「うん、じゃあ、春川ちゃんを呼んできてくれる?百田ちゃんを藤棚のところにセッティングしてくるからさ」

星「ああ」

王馬「あ、ゴン太。百田ちゃん担いで」

ゴン太「うん!」ヒョイ

百田「グゴッ…」
172 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/18(金) 23:53:07.50 ID:44LuG8ITO


春川「百田が呼んでるってほんとなわけ?」

星「ああ、ほらあそこだ」

春川「確かにいるね。…ま、いいや。教えてくれてありがと」

星「ああ…………達者でな…」



ゴン太「………」ドキドキ

王馬「ゴン太、もうちょっと頭引っ込ませろって!でかいんだからさ!」

ゴン太「ごめん!」

百田「……」

春川「百田…なんか用?ってあんた寝てない?」

百田『寝てねーぞ!ハルマキ!』

春川「…?そう」

百田『実はオメーに言いてーことがあってな…』

春川「なに?」

百田『ハルマキ…テメーのことが好きだ!』

春川「は、はぁ!?殺されたいの!?」

百田『あっちの意味で好きなんだ!』

春川「あっちって、どっちの意味なわけ!?」

百田『あっちはあっちだ!…で、今から言うのが重要なことなんだがな…』

春川「な、なに…?」ドキドキ






百田『オレは今パンツ履いてねーんだ!』
173 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/19(土) 00:03:12.14 ID:keBynfjEO

春川「…………は?」

百田『つまり、オレは今ノーパンなんだ!これが言いたかったんだ!いやースッキリしたぜ!』

春川「………」

ドゴォッ!!

百田「ブヘェッ!!なんだ!?なんなんだ!?」

春川「やっぱり、寝てたね。おかしい思ってたんだよ、最初から…」

王馬(やばっ、ゴン太、逃げるぞ!)

ゴン太(え、なんで?)

王馬(いいから!)

百田「どういう状況だ!?」

春川「……そこにいるんでしょ?出てきなよ」

春川「出てこないからこっちから行くけど?」

王馬「…ちっ」

王馬(ゴン太はそのままあっち行けよ?)

ゴン太(う、うん…)

王馬「はいはい、いますよー」

春川「どういうことか説明して」

百田「どういうことなんだ!?」

王馬「ん?オレはただゴン太とかとかくれんぼしてたら、なんか始まったからこっそり見てただけだよ?」

春川「怪しい…」

百田「オレはなんで殴られたんだ?」
174 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/19(土) 00:19:14.36 ID:keBynfjEO
王馬「怪しいもなにもそれが真実だよ。春川ちゃんに疑われてんのにわざわざ嘘つく必要だってないしね。オレだって殴られたくないしさ…」

春川「……」

百田「おい、なんかよくわかんねーけどよ…痛いから戻っていいか?」

春川「…あ、寝てたから殴って起こしたんだよ。ごめん…」

百田「いや、いいぜ。なんで寝てたんだろうな…疲れてんのかもな、ははっ」

春川「…王馬、また今度じっくり話を聞かせてもらうからね…」スタスタ

王馬「じっくりもなにもないんだけどなー」

百田「よくわかんねーが…じゃあな王馬…」スタスタ

王馬「ふー危機一髪だったね…」



星「王馬……あんまり、こういうことはしねーほうが自分のためだぜ」

王馬「わかってるよ、今回はやり過ぎた」

星「あんたは傷つけねーって言ったよな。だが、結果的に傷つけてるんじゃねーか?」

星「あんまり度が過ぎるようだと……」

王馬「…ごめんって。ちゃんとフォローはするつもりだから」

星「どうだかな…獄原もあんまりこいつの言うことほいほい信じるんじゃねーぞ」

ゴン太「え…?」

星「…ったく。いいか?あんたは俺と違って囚人でも殺人者でもねーんだ」

星「わざわざ、道を踏み外すなんて真似は止めな。俺が言いてーのはそれだけだ」

王馬「……」

王馬(……プレゼント渡す?)

☆現在の所持品

しょうが湯      猿の手   
ハッカシガレット   
スコラティーン    ホームプラネット
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      恋が敵う☆おまじない全集
モノ甚平       クリスタルバングル 
宇宙の卵       ドッグタグ

>>176 何か渡そうか
175 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/19(土) 00:20:17.10 ID:keBynfjEO
今日はここまでにします、くますみー
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/19(土) 00:25:33.45 ID:QIj7SGp1o
おつです

ゴン太にホームプラネット
星にハッカシガレット
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/19(土) 00:25:34.82 ID:bnuFlu/U0
星 しょうが湯
獄原 ホームプラネット
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/19(土) 00:32:37.86 ID:47uKbQFdO
おつー
星くんさんはやっぱり難易度高いね
179 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/21(月) 21:33:03.87 ID:hy7lmjHvO
星くんは確かにむずいですね。完全にギャグキャラにするのもなぁ…ということでクールな星くん9割ギャグ1割くらいでいく予定です、それでは再開します
180 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/21(月) 21:34:54.23 ID:hy7lmjHvO
王馬「あ…これあげるよ」

ゴン太「わ、ありがとう!」

星「……ふん、一応受け取っておくぜ

       《会話発展!!》

ゴン太「これって、部屋でプラネタリウムを見ることができるんだよね?」

王馬「んー、そうだよ」

星「最近のプラネタリウムは室内でも見ることができるんだな…」

ゴン太「………」ジー

星「…どうした?」

ゴン太「星くん、今度一緒にゴン太とプラネタリウムを見ない?」

星「俺…か?」

ゴン太「うん、あと王馬くんもどう?」

王馬「オレも?んー…オレは気が向いたらでいいや!」

ゴン太「そっか…星くんはどうかな?」

星「…………」

星「いいぜ…たまには、悪くねー。それに…ここから出たら、星なんて見れねーしな」

ゴン太「ほんと!?じゃあ今夜早速見ようよ!」

星「今夜か?気の早いやつだな…まぁいいけどよ」

王馬「…」

王馬(オレの存在感…)
181 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/21(月) 21:41:51.22 ID:hy7lmjHvO
星「だが――――」

ゴン太「それなら――――」

王馬(…すっかりオレは蚊帳の外だね)

王馬(まぁ良かった、かな?星ちゃんが少し機嫌直してくれて)

王馬(でも、ゴン太と見るのか…虫、大丈夫かな?一応言っとくか)

王馬「ねぇゴン太、間違っても研究教室とかで虫さんと一緒に見ないようにね?」

ゴン太「え、虫さんとも一緒に見ようと思ったんだけど…」

星「…なに?」ピク

王馬「虫さんと見るのは今度にしなよ!…うん、それがいいよ!」

ゴン太「うーん、王馬くんがそこまで言うならその方がいいんだろうね!」

ゴン太「虫さんとはまた別の日に見ることにするよ!」

星「………」ホッ

王馬(よかった、星ちゃんもちょっとホッとしてるね)

王馬「じゃあ、オレはこれで……」
182 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/21(月) 21:51:12.01 ID:hy7lmjHvO
ゴン太「あ、王馬くん…えっと少しいいかな?」

王馬「?…なに?」

星「おい、俺は先に戻るぜ、じゃあな」

ゴン太「あ、うん、じゃあね!」

王馬「またねー」

ゴン太「えっとね、ゴン太、うまく言えないんだけど…」

王馬「…?」

ゴン太「王馬くんは、本当はいい人だと思うよ!」

王馬「いきなりなにさ?オレがいい人なのは元からでしょ?嘘だけど!」

ゴン太「そんなことない!王馬くんはいい人だよっ!」

ゴン太「確かに最初のころは、嘘をたくさんついていたけど…」

王馬「今もだけど?」

ゴン太「ええっ!?…あ、それも嘘なんだね!……あれ?ええと…」

王馬「うん、いいから話続けて?」

ゴン太「う、うん…王馬くんといろんなことをしてね、王馬くんは嘘をつくだけの人じゃないって思ったんだ」

ゴン太「さっきみたいに、イタズラとかして困ることもあるけど…」

ゴン太「それでも、ゴン太は王馬くんがいい人だって思うんだ!」

王馬「ふーん、そっか…ゴン太はそう思うんだね…」

王馬「でも、ゴン太が知らないだけで、オレはクソヤローかもしれないよ?」

王馬「そもそも、完全にいい人なんてこの世にいないしね…」

王馬「それでもゴン太は…オレがいい人だって言うの?」
183 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/21(月) 22:00:46.21 ID:hy7lmjHvO

ゴン太「…くそやろーの意味はよく分からないし…完全にいい人がいるわけじゃないってゴン太も分かってるよ…」

ゴン太「…だけど、ゴン太は、今まで一緒に過ごした王馬くんのこと、信じたいんだ!」

ゴン太「王馬くんは本当は悪い人なのかもしれない…だけど、少なくとも、ここでゴン太やみんなと過ごした王馬くんは…いい人だったよ」

王馬「……」

王馬「…ゴン太はほんと、バカだね」

ゴン太「う…バカでごめんね…」

王馬「ううん、ゴン太はバカでいいんだよ。一人くらいバカがいないと世の中、つまんないからね!」

王馬「それに…無理して自分を作る方がよっぽどバカだからね」

ゴン太「ゴン太は……」

王馬「つまり、バカなゴン太でも分かるように言うと、ゴン太はそのままでいいってこと!」

ゴン太「う、うん!」

王馬「まぁ、いい人って言ってくれてありがと。嘘でも嬉しいよ」

王馬「ああ、ああ、分かってるって。ゴン太は嘘、つかないんでしょ?すごいなー紳士だなーゴン太は!」

ゴン太「ほんと!?…ゴン太、紳士に近づいているんだね!嬉しいなぁ」

王馬(そんなゴン太と握手する…相変わらずオレの嘘を簡単に信じちゃうバカだけど…)

王馬(バカにしかできないこともあるんだね)
184 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/21(月) 22:04:17.58 ID:hy7lmjHvO
王馬(だけど…)

王馬「…い、痛いって!おまえ、バカ力かよ!骨折れちゃったじゃん!」

ゴン太「ええっ!?ど、どうしよう…110番だっけ!?」

王馬「嘘だよー!あと、ここ電話ないし、それ警察だよ?」

王馬(けっこう痛かったのは本当だよ!)

ゴン太「え、そうなの!?ゴン太はバカだ…」ショボーン

☆獄原ゴン太のパンツをゲットした!

☆星竜馬の絆のカケラをゲットした!(現在3個)

王馬(ゴン太を適当に元気付けて、部屋に一旦戻った…)



王馬「さーて、夜か。鉄屑はまだ帰っていない、と」

@キー坊のところにでもいくか

A誰かきた…(人物指名)

Bどっか行くか(場所指定)

C寝るか…

Dその他自由記述

>>185 @〜Dの中から選択してください
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 22:05:14.64 ID:1RleeKn1O
2アンジー、夢野
186 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/21(月) 22:18:59.78 ID:hy7lmjHvO
ピンポーン

王馬「……」

王馬(誰かきた…)

王馬(だけど、この前からいいことなしだよ。せめて誰が来たか分かったらいいだけど)

ガチャ

王馬「はいはいはーい、誰ですかーお兄ちゃんって呼ぶのとか、告白しにいくのはお断りですよー」

アンジー「どっちでもないよー」

夢野「こ、告白…んあ…」

王馬「あ、夢野ちゃん、アンジーちゃんか。いやーこの前から頭イカれたやつばっか来ていて困ってたんだよねー」

アンジー「大変だねー神さまに祈っとく?」

王馬「気が向いたらね!」

夢野「…んあ……」

王馬(っていうか、アンジーちゃんって知ってるのかな?オレと夢野ちゃんのこと…)

アンジー「あーそうそう、小吉めでたいねー秘密子のこと大事にしなよー?」

夢野「ア、アンジー!?」

王馬「あれ、知ってるんだ?それも神さまが教えてくれたの?」

アンジー「にゃははーそうだよー。神さまはなんでも知ってるんだよー」

王馬(神さま怖い…ま、本当はどっかでオレたちのこと見たんだろうけど)

王馬「ま、安心してよ。夢野ちゃんは大事にするからさ」

夢野「…んあ…」

王馬(さっきから、んあしか言ってないけど大丈夫かな)

アンジー「うんうん、それを聞いて安心したよーでもでも、路上でキスは止めた方がいいねー」

夢野「……!!……!?」

王馬「思ったより人に見られてたみたいだね…」

王馬「んで、なにしに来たの?それを言うためだけに来たんじゃないよね?」

>>187 アンジーと夢野はなにしに来たのか
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 22:22:54.18 ID:MQOq/LQqO
小吉も生徒会に入らない?
188 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/21(月) 22:46:10.38 ID:hy7lmjHvO
王馬「生徒会…って何?」

アンジー「にゃははーこの学園での生活をよりよくするためにアンジーが結成したんだー!」

夢野「…といっても、メンバーはまだウチとアンジーだけじゃがな」

アンジー「それにできてからまだ30分くらいしか、たってないよーできたてほやほやだねー」

王馬「この学園での生活をよりよくする…って。でもオレたちはいずれここから出るんでしょ?」

アンジー「そうだよー。でも、モノクマが全然約束守らないからね、ずーっとここにいるって可能性も考えた方がいいって思ったんだよー」

夢野「…もし、ここにずっといることになったときのために、今のうちから、ここでの生活を快適にしておいた方が良いじゃろ?」

アンジー「ここから出れないにしても、出れるにしても損はないと思うんだー。だってみんな、快適な生活の方がいいでしょー?」

王馬「なるほどねぇ…」

アンジー「だから、小吉もアンジーたちと一緒に生徒会やろーよ!」

王馬「…一応、聞いておくけど、学園を支配する…とか考えてないよね?」

王馬「逆らうやつには…バチがあたる、とかもないよね?」

アンジー「んー、神さまを侮辱したらバチは当たっちゃうけど生徒会に逆らったくらいでバチを与えるほど神さまの心は狭くないよ?」

夢野「支配するつもりも全くないぞ?ウチらはあくまで快適な生活を考えるだけじゃからのう」

王馬(…洗脳、とかじゃなさそうだね。よかった…アンジーちゃんってちょっと危なそうだったから不安になったよ)

王馬「…でも、なんでオレ?」

夢野「そ、それは…お主ともっと…」

夢野「い、いや!お主がいればもっと斬新なアイデアが出ると思ってのう!」

王馬「あー、そうなんだ…」

アンジー「……秘密子、自分の気持ちはもっと出した方がいいよ?」

夢野「んあ…」

アンジー「…で、どうする?小吉もアンジーたちの生徒会に入らない?」

王馬「…んー」

>>191まで入るかどうか多数決
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 22:47:25.03 ID:vHzLGesyo
入らない
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 22:48:22.91 ID:MQOq/LQqO
入る
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 22:49:09.28 ID:mcXozr6+O
入る
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 22:49:45.76 ID:+XV/W41Go
入らない
193 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/21(月) 23:07:45.04 ID:hy7lmjHvO
王馬「…いいよ、入ってあげる!つまらなくなさそうだしね」

夢野「そ、そうか…!」

アンジー「にゃははー小吉がいれば百人力だねー!まぁ神さまがいる時点で千人力なんだけどねー」

王馬「じゃああとオレが9人いるね。困ったな…オレはロボと違って生産不可能なんだよね…」↑2

夢野「何を言っとるんじゃ…」

王馬「っていうか、立ち話もなんだしどっか行こうか」

アンジー「えーもう小吉の部屋でいいよーすぐに部屋に戻れるしねー」

王馬「オレは別にいいけど…」

夢野「んあっ!?王馬の部屋か!?…ま、まぁ良いか、アンジーがいるしのう、うむ」

アンジー「けってーい!」



夢野「お、お邪魔するぞ…」

アンジー「お邪魔しまーす!」

王馬「ま、適当に座ってよ」

アンジー「じゃ、アンジーはソファ!」

王馬「オレはこの椅子でいいよ。夢野ちゃんベッドの上でいいよ。あ、変な意味とかないから勘違いしないでね」

夢野「んあ…どういう意味じゃ?」

王馬「…ま、いいや。あ、残念だけどオレの部屋にジュースとかのストックなんてないからね」

アンジー「最初から期待してないから平気だよー」

夢野「こんな時間に飲んだら虫歯になるぞ?」

王馬「あっそ…」
194 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/21(月) 23:29:01.10 ID:hy7lmjHvO
王馬「じゃあ第一回、生徒会の話し合いスタートだよ!」

アンジー「わーぱちぱちー!」

王馬「えーと、…そうだ。他にメンバー集める予定あるの?」

アンジー「んー、まだまだ考え中だねー」

王馬「あんまり人数増えても集まらない可能性もありそうだよねー」

王馬「特に夢野ちゃんとか、めんどい…とか言って来なさそうだよね!」

夢野「そんなことないわい!…多分」

夢野「ウチは、人数は多い方がいいと思うぞ。大規模なイベントをやるとなると人手がいるからのう」

王馬「え、そんなことまでする予定なの?」

アンジー「うん、そもそも生徒会立ち上げたのだって、でっかいマジカルショーやりたいねーって話から始まったからねー!」

王馬「へぇ、そうだったんだ…人手ならその日だけ頼むとかで、なんとかなると思うけどね」

夢野「それもそうじゃが……」

王馬「?なんか別の理由でもあるの?」

夢野「うむ…やはり生徒会ならば5人はほしくないか?」

王馬「形から入るタイプかー」

アンジー「んーと、生徒会長と、副会長と、書記と…あれ?」

王馬「オレ、中学のときは副会長ふたりいたけど…」

夢野「ウチもじゃぞ」

アンジー「あーそうだ、副会長がふたりなんだねー」

王馬「んじゃ、話それるけどまずは生徒会長決めよっか!」

王馬「オレが推薦するのは…」

@もちろん、このオレだよ!

Aアンジーちゃんなら神った生徒会長になりそうだよねー

B夢野ちゃんなら生徒会を引っ張っていけるよ

Cその他

>>195 @〜Cの中から選択してください
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 23:29:53.09 ID:PryargWxO
4天海ちゃんならしっかりしてるし機転がきくからいいんじゃないかな?
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 23:32:41.71 ID:EkkYGbyTo
トラウマになってるはずなのにw

でもお兄ちゃんて呼べば何でもやってくれそう
ちょうど身長小さい三人揃ってるし
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/21(月) 23:34:16.69 ID:PryargWxO
>>196
トラウマ設定すっかり忘れてた
でもやってくれるはず
198 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/21(月) 23:49:54.05 ID:hy7lmjHvO
王馬「天海ちゃんだよ!」

夢野「天海か…?」

アンジー「ほうほう、理由を聞かせてもらおうかね?」

王馬「天海ちゃんならしっかりしてるし機転がきくからいいんじゃないかな?」

王馬(たまにやばいこと言いそうだけど)

夢野「なるほど…確かにいいかもしれんのう」

夢野「それにこのままじゃとお主、ハーレムじゃしな」

王馬「それ、どうでもよくない?」

アンジー「………」

王馬「アンジーちゃん、どうしたの?」

アンジー「……んーーー…」

夢野「神さまと対話でもしておるんじゃろう」

王馬「ああ…」

アンジー「…!主は言いました…蘭太郎なら、お兄ちゃんと呼べばなんでもやってくれる…と」

王馬「そっか!天海ちゃんの性癖を利用するんだね!」

夢野「んあ…いつからあやつはおかしくなったのかのう…」

アンジー「よーし、それじゃあ早速勧誘に行くぞー!

アンジー「運がいいことに、身長が低い三銃士が揃ってるから、シスコンっぽい蘭太郎なら一発でおっけーしてくれるよー」

王馬「えーなにそれ、嬉しくないなー。オレは星ちゃんよりも高いもんねーだ!」

夢野「星と比べるのはどうかと思うぞ…」
199 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/22(火) 00:05:58.49 ID:H78bxKN3O
王馬(…しかし、自分で言っておきながら天海ちゃんか…)

王馬(逆に考えろ、あの気持ち悪さを克服する機会だと…いややっぱ無理だな)

アンジー「着いたぞー」

夢野「まぁすぐそこじゃしな」

ピンポーン

天海「はい…あれ、どうしたんすか?」

アンジー「生徒会の勧誘に来ましたー」

天海「あ、あはは…なんだかセールスマンみたいっすね」

王馬「生徒会っていうか生徒会長だけどね」

天海「いきなり生徒会長っすか?…というかなんのための生徒会なんすか?」

アンジー「んーとねー…」



天海「なるほど…そういうことっすか」

天海「まずは…王馬君、あんなことがあったっていうのによく俺に会ってくれたっすね。ありがとうございます」

夢野「あんなこと…?ああ、お兄ちゃんと言え事件のことじゃな」

アンジー「…悲惨な事件だったねー」

王馬「なんで、アンジーちゃんまで知ってるの?」

アンジー「神さまが教えてくれたんだよー」

天海「まぁその話はまたいつかってことで…」
200 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/22(火) 00:20:43.30 ID:H78bxKN3O
天海「生徒会長の件、いいっすよ」

夢野「んあっ!?本当か?やったのう王馬、アンジーよ!」

アンジー「わーい、神さまも喜んでるよー!」

王馬「ずいぶんあっさりだね?なんで?」

天海「…正直、ここに居すぎてわりとしんどいんすよ」

王馬(そうだったんだ…)

天海「だから、何かして気を紛らせたいっていうか…いや、忘れるつもりなんかねーっすけど…」

王馬「…」

天海「それに、快適な生活になるならみんなのためになるっすからね」

天海「俺と同じようにここから出られなくて、不安になり始めている人も少なからずいると思うんで、少しでも助けになれたら…って思ったんす」

王馬「…………」

王馬「なんていうかさー」

夢野「お主…思ったより深刻な状況なのではないか?」

アンジー「んー…溜め込んだらだめだよー?」

天海「ありがたいっすけどこれは俺の問題なんで」

王馬(壁を感じるな…お兄ちゃんって言えって言ってたのはなんだったんだよ…)

天海「というわけで、これから生徒会長として頑張っていくっすよ」

アンジー「頑張るぞーおおー!」

夢野「うむ!ウチらで快適な生活作り上げるぞ!」

王馬「そうだねー」

☆生徒会が結成された!

……

王馬(さて、プレゼント渡す?)


☆現在の所持品

しょうが湯      猿の手    
スコラティーン    
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      恋が敵う☆おまじない全集
モノ甚平       クリスタルバングル 
宇宙の卵       ドッグタグ

王馬(夢野ちゃんとはもう十分仲良くなっているね)

>>201 プレゼント渡す?

201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/22(火) 00:24:12.28 ID:CMl1g7Ofo
アンジーにモノ甚平
天海にドッグタグ
202 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/22(火) 00:34:04.24 ID:H78bxKN3O
安価把握しました!
今日はここまでにします。
あと、他キャラのちょっとした短編を書いているので、次の更新のときに投下するかもです(需要ないかもしれないけど)
それではくますみー
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/22(火) 00:44:59.12 ID:6EB1hGZXO
おつです
短編期待
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/22(火) 05:40:48.34 ID:DiUWrEuJO
楽しみ
205 :全治全能の未来を予言するイケメン金髪須賀京太郎様に純潔を捧げる [sage saga]:2017/08/22(火) 14:18:38.55 ID:LwUWnUjX0
須賀王家美人は犯すブスは牢屋行
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/22(火) 19:48:49.30 ID:AY6cSdWrO
夢野って洗脳されてないの?
207 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/23(水) 21:03:04.09 ID:7E2eCMeTO
>>206
夢野ちゃんはコロシアイのときだと不安やらで神さまにすがっちゃったけど、今回は転子とかいるしすがる必要ないから洗脳されてない感じですはい

では再開まずは短編から…
あと、あまり期待されるとプレス機に押し潰されるような重圧があるような、ないような

タイトルは

@神さまはなんでも知っている
Aこんなものをもらっちゃいました
B○○○主人公ず
Cとあるキーボくんのいちにち

こんな感じです。登場人物ほぼまるわかりですね、人物じゃないやつもいるけど

>>208 見たいの@〜Cの中からどうぞ!
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 21:04:21.20 ID:6JvzazY1o
3
209 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/23(水) 21:08:24.34 ID:7E2eCMeTO
      −○○○主人公ず−

最原「あ、あのさ、赤松さん…」

赤松「な、なに…?最原くん」

最原「ぼっ、僕と…」

赤松「……」ドキドキ

最原「僕と一緒にっ……!」

赤松「………………」ドキドキドキドキ






最原「は、張り手しませんかっ!!」テヲサシダス

赤松「……!最原くん……うん、もちろんだよ」テヲニギル

最原「ほっ、ほんと!?いいの?こんな僕がキミと、は、張り手なんて…」

赤松「こんな僕、だなんて言わないでよ。…最原くんだから一緒に張り手したいって思ったんだよ?」

最原「赤松さん……じゃあまずはどこから張り手しようか?」

赤松「私が初めて張り手したところ、とかどうかな…?」

最原「あの教室だね…記念すべき初めての張り手…あそこから伝説が始まったんだよね。うん、大賛成だよ」

赤松「よーし、じゃあ行こっか?」



最原「じゃままずは僕からいくね…」

赤松「うん」

最原「…はぁっ!」バチコーン

ドゴオッ!!
210 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/23(水) 21:14:46.19 ID:7E2eCMeTO
赤松「ナイスだよ!最原くん!」

最原「ありがとう、でもメダル見つからなかったなぁ」

赤松「まだ最初だし、これからだよ!よーし、次は私だよ!」バチコーン

ドゴオッ!!!

赤松「あ、メダルだ!やった!」ピョン

最原「僕も負けてられないな…よし!」バチコーン

赤松「あ、私もまだまだ!はぁっ!」バチコーン

バチコーンバチコーンドゴオッピコーンバチコーンバチコーンドゴオッピコーンピコーン

最原「これで…終わりだぁっ!!」バチコーンピコーン

最原「……ふぅ」

赤松「かっこよかったよ、最原くん!」パチパチ

最原「そ、そうかな」テレ

赤松「ちょっと端っこの椅子に苦労したけどなんとか全部吹き飛ばせたね!」

最原「うん、じゃあ次行こうか。次は…」

赤松「あの場所、だね?」

最原「うん、あそこはたくさん稼げるからね!」

赤松「そうと決まれば早速出発だよ!」

      −○○○主人公ず−
         改め
      −張り手主人公ず−
―完―

つづ…く?



        −その夜−

「………」スタスタ キョロキョロ

ガラガラ…

教室「」ボロボロ…

白銀「…………」

白銀「………」プルプル

白銀「またあいつらかー!!直すの誰だと思っとんじゃー!!」

―完―
211 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/23(水) 21:21:38.47 ID:7E2eCMeTO
はい、では本編入ります。なんかごめんなさい。


王馬「さーて、生徒会結成記念にこれあげるよ!」

アンジー「おー、モノ甚平だー!小吉はセンスあるよー」

天海「ドッグタグすか、ありがとうございます」

        《会話発展!!》

アンジー「小吉、ありがとうねーきっといいことあるよー!」

王馬「へー、それは嬉しいなー!」

夢野「嘘くさいのう…というか、天海のそのドッグタグ…とやらはなんじゃ?」

天海「これっすか?これは兵士が持っているものなんすよ」

王馬「そうそう、この二枚のプレートには同じプロフィールが彫られてるんだよ」

アンジー「えーなんで二枚もあるのー?」

夢野「落としてしまったときにプロフィールがあった方が良いからじゃな!」

王馬「ぶっぶー!違いまーす!」

夢野「なんか腹立つのう…」

アンジー「分かったー!もう一枚は神さまに捧げるんだねー。神さまはこんなのいらないって言ってるけどねー」

天海「残念ながらそれも違うっすよ」

王馬「正解はー…」

天海「兵士が戦死したときに、一枚は回収してもう一枚は死体に付けたままにしておくんすよ。個人識別のために、ね」

王馬「あーなんで先に言うのさ!オレが言おうと思ったのにー!!」

アンジー「小吉は嘘ついちゃうかもしれないからねーしかたないねー」

夢野「日頃の行いのせいじゃな」ウンウン

王馬「うわああん、みんなひどいよーーー!!」シクシク
212 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/23(水) 21:32:55.44 ID:7E2eCMeTO
夢野「…というか」

夢野「…ウチには、プレゼントないんじゃな?」

王馬「夢野ちゃんには、もういっぱいあげたでしょー?これで我慢してよ」ナデル

夢野「んあー…それでよいぞー…」ナデナデ

天海「…あれ、もしかしてふたりって付き合ってるんすか?」

アンジー「そうだよー!」

王馬「なんでアンジーちゃんが先に答えるのさ。ま、いいけど!」

天海「おめでとうございます」

夢野「うむ」

天海「…俺もこんな風に祝ってあげられるように、早く探しに行かないと…」ボソ

王馬「ん?誰を探すの?」

天海「あれ、普通こういうのって聞こえないはずじゃ…」

王馬「ボソって言っても分かるでしょ…漫画じゃあるまいしさ」

王馬「で、誰を探すの?」

天海「…教えないっすよ。王馬君には関係ないっすからね」

王馬「ふーん、あっそ」

アンジー「ねーねーアンジーもう寝ていいー?眠いよー」

夢野「ウチももう倒れてしまいそうじゃ」

天海「だいぶ遅い時間っすからね…女性は早く寝ないと肌が荒れてしまうでしょうし、解散するっすかね」

夢野「んあ…肌か…気にしたこともなかったのう」

アンジー「にゃははーアンジーもだよー」

天海「だめっすよ?ケアはちゃんとしないと…」

王馬「…天海ちゃんが一番女子力高いんじゃないの?まぁいいや。おやすみー」

夢野「おやすみ、なのじゃ」

アンジー「ぐっばいならー」

天海「おやすみっす」

☆天海蘭太郎の絆のカケラをゲットした!(現在カケラ5個)

☆夜長アンジーの絆のカケラをゲットした!(現在カケラ3個)
213 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/23(水) 21:37:06.83 ID:7E2eCMeTO
       ―王馬の個室―

王馬「…あれ、鉄屑やっぱりいない」

王馬「…」

王馬「ま、どうでもいいか」


      ☆18日目終了☆

☆今日の総ロ差数:26回

☆ロボット差別経験値:52(+前のあまり1)

☆レベルが8上がった!

☆Lv.80→Lv.88
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 21:41:08.85 ID:6JvzazY1o
あーもうすぐロボット差別王で強制EDか…
好感度全員上げ切るのはさすがに無理っぽいか
215 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/23(水) 21:42:22.39 ID:7E2eCMeTO
        ☆19日目☆

王馬小吉

Lv.88 ランク: ロボット差別博士

☆現在のモノクマメダル:140枚
☆現在のコイン:3228枚

☆現在の所持品

しょうが湯      猿の手    
スコラティーン    
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      恋が敵う☆おまじない全集
クリスタルバングル  宇宙の卵
       

王馬「ふわぁー朝かー…っていうかいつまでここにいるんだろ?」

@キーボに新機能聞きにいくのずっと忘れてたしいくか

Aデートチケット使おっか?(人物指名)

Bどっか行くかなー(場所指定)

C鉄屑探す?

Dその他自由記述

>>215 @〜Dの中から選択してください
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 21:48:19.88 ID:cNW8cEO7O
2アンジー
217 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/23(水) 21:57:17.33 ID:7E2eCMeTO
王馬「アンジーちゃんに会いにいくか」



ピンポーン

アンジー「はいよー、およ?小吉どうかしたのー?あ、生徒会のことかなー?」

王馬「いや、ただ遊びたいだけだよ!今、暇?」

アンジー「暇すぎて、もう少しで神さまと”アレ”しそうだったからおっけーだよー」

王馬「”アレ”ってなに?」

アンジー「えー、聞きたいのー?聞いたら引き返せなくなるよー?」

王馬「あ、遠慮しときます」

アンジー「ふーん、そっかー残念だねー」



王馬「誘っておいてなんだけど、アンジーちゃん何かやりたいことある?」

アンジー「え?んーとねー…」

アンジー「神さまが>>218したいって言ってるねー!」
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 22:06:45.84 ID:HJmOMBR/O
赤松、白銀、真宮寺あたりを生徒会に誘いに行く
219 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/23(水) 22:20:12.90 ID:7E2eCMeTO
王馬「遊びじゃないんだけど…まぁいっか」

アンジー「いいんだよ、生徒会は楽しく生活するために結成されたからねー。遊んでるのと一緒のことなんだよー」

王馬「うん、そーだね」

王馬(全く意味分からないけどね)

王馬「それで、えーと赤松ちゃんに、白銀ちゃんに、真宮寺ちゃん…か」

王馬(うん、白銀ちゃんか…まだおかしいキャラなのかな?元に戻っていますように…)

王馬「赤松ちゃんはなんとなーく分かるけど、あとのふたりはどういう理由なの?」

アンジー「え?理由なんてないよ?神さまが言ったから以外に理由なんてないよー?」

王馬「ああ、そう…」

王馬「で、神さまはあの3人はどこにいるって言ってるの?」

アンジー「食堂だねー、朝だし集まってるかもねー」

王馬「神さま便利だなー」



―食堂―

ガチャ

赤松「あ、王馬くんにアンジーさん。おはよう」

王馬「おはよー」

アンジー「おはよー!」

王馬「あ、白銀ちゃんと真宮寺ちゃんもいるじゃん!ちょうどよかったーちょっとこっち来てよ!」

白銀「うん?なにかな?」

真宮寺「まァ、今は特に何もしていないし、いいヨ」



アンジー「えーと、かくかくしかじかなんだよー」

赤松「…??」
220 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/23(水) 22:31:13.21 ID:7E2eCMeTO
白銀「なるほど!」

赤松「いや、分からないんだけど…真宮寺くん分かる?」

真宮寺「大体ネ」

赤松「なんで!?」ガビーン

王馬「はぁ…オレがちゃんと説明するよ」



赤松「なるほどね…」

真宮寺「確かにこの学園生活は長引いているよネ…全く、モノクマはどういうつもりなんだろうネ」

白銀「えーっと…今って何日目だっけ?地味に数え忘れちゃってるよ」

赤松「19日目だよ」

アンジー「即答だねーすごいね、楓ー」

赤松「当たり前だよ、最初は10日間って言ってたのに…もう19日目だよ!?みんな平気なの!?」

王馬「あはは、慣れてきちゃったんだよねーここでの暮らしに!」

アンジー「ここでの生活も悪くないよー?不自由はないからねー」

白銀「フィクションみたいな世界で地味に気に入ってます」

赤松「だ、だめだよ、そんな…真宮寺くんは?外に出たくないの?」

真宮寺「ここだと、できないことはないんだけど……や(殺)りにくいことがあるんだよネ。ウーン、どうしたものか…」

赤松「ほら!やっぱり外に出なきゃだめだよ!」
221 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/23(水) 22:46:01.16 ID:7E2eCMeTO
王馬「そうは言っても、今のところ無理そうなのは赤松ちゃんも分かってるんでしょ?」

赤松「う…だけど、諦めたらだめだよ!」

白銀「諦めたらそこで試合終了だもんね…」

王馬「でも赤松ちゃんみたいにここでの暮らしに限界がきている人も少なからずいるみたいだよ」

王馬「天海ちゃん…とかね。もしかしたら他にもいるかもしれないねー」

赤松「天海くんも…」

真宮寺「入間さんも最近よく変なことを言っているネ。元からだけどサ。あと、白銀さんもこの間おかしかったよネ。あれから少し静かになったけど…」

白銀「地味に毒舌だね…」

赤松「入間さんは、確かにそうだね…白銀さんもなの?」

白銀「いや、わたしはなんていうか。邪神が乗り移ったというか」

王馬「意味分からないこと言ってごまかすのやめなって」

アンジー「アンジーの神さまは邪神じゃないぞー!」

真宮寺「話が逸れているヨ?…あと、百田君もここ最近落ち着きがないように思えるネ」

王馬「あー、それは宇宙飛行士の訓練ができていないからかもねー」

赤松「…けっこう、危ない人多いのかな?」

アンジー「だからね、楓。生徒会やって、ここでの生活をちょっとでも良くしてみんなを元気にさせようよー!」

赤松「みんなを元気に……」

アンジー「そうだよー、そうしたら神さまがアンジーたちを優しく迎えに来てくれるよー?」

白銀「それ地味に死んでない?」
222 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/23(水) 22:56:17.53 ID:7E2eCMeTO
王馬「…まぁ神さまが迎えに来てくれるかどうかは置いといて、赤松ちゃんどう?」

赤松「うーん…」

白銀「悩み中だね。じゃあわたしも…」

白銀「うーん…」

アンジー「まーゆっくり考えなよー神さまはいつまでも待っててくれるからねー」

王馬「あんまり長く待たされるのはお断りだよ」

真宮寺「僕はどうしようかなァ…キミたちがどうやって生徒会として、みんなをまとめあげていくのか間近で見たい気持ちもあるし…」

真宮寺「生徒側として見たい気持ちもあるんだよネ…あァ、どうしようかなァ…」

王馬(…時間かかりそうだなぁ)



……

………

赤松「うーん」

白銀「うーん…」

真宮寺「ウーン」

アンジー「うん?」

王馬(いつまで悩んでんだよ!)

王馬(こうなったらワイロだワイロ!)

☆現在の所持品

しょうが湯      猿の手    
スコラティーン    
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      恋が敵う☆おまじない全集
クリスタルバングル  宇宙の卵

>>223 何渡そうか?


好感度は複数人で攻めたらワンチャンあるかもしれないですね。そう、今回のように…

では今日はここまでにします、くますみー
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 23:13:25.22 ID:6JvzazY1o
乙です

アンジーに恋が適う☆おまじない全集
赤松にクリスタルバングル
白銀に宇宙のたまご
真宮寺に猿の手

ちなみにプレゼント補充するには、安価で「カジノに行く」と書けばOK?
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 23:13:42.95 ID:+eXvL0nsO
乙です
白銀、しょうが湯
真宮寺、猿の手
夜長、クリスタルバングル
赤松、宇宙の卵
人多すぎぃ!!
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 23:19:41.11 ID:+eXvL0nsO
普通にガチャガチャでもいいのかな?
その場合は場所指定のやつで購買部ってやればいいんかな
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 23:36:28.43 ID:HJmOMBR/O
おつです

ついでに最新の好感度一覧が欲しいです
まだパンツ貰ってないのって赤松、天海、入間、キーボ、白銀、真宮寺、茶柱、春川、星、アンジーでいいんだっけ
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 23:51:12.84 ID:V84XPTwVO
入間のおパンティはもらっていたような気がする
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/24(木) 03:32:57.00 ID:HbjPK0P9o
キーボとコミュとったらどんどんロ差進んじゃうからなあ
いっそ経験値2倍アイテムを封印とか
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/26(土) 23:44:25.02 ID:zFoc1VyQO
残りの短編気になるんだけどまた見れるの?キーボのやつ見たい
230 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/27(日) 00:27:12.86 ID:BgpZPX/IO
大分遅い時間ですが更新します

>>223
そうですね!場所指定でカジノに行くと書いてもらえば大丈夫です。

>>225
それでも大丈夫です!モノモノマシーンでもオッケーですね

>>226
了解しました、あとで載せます!

>>227
(実は忘れてた)

>>228
安価でアイテム外すのも大丈夫です。そこはお任せで…

>>229
本編の前にやる予定です!
つまりこれから。

タイトル
@神さまはなんでも知っている
Aこんなものをもらっちゃいました
B○○○主人公ず
Cとあるキーボくんのいちにち

>>231 @〜Cの中からどうぞ!
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 00:39:12.51 ID:QRsCcIKd0
3
232 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/27(日) 00:48:59.60 ID:BgpZPX/IO
地味にタイトル間違えました、申し訳ないです…

―○○○主人公ず― 改め…

      −張り手主人公ずA−

最原「さぁやってきたよ…メダルの宝庫…”入間さんの研究教室”!!」

赤松「ここは、吹き飛ばしがいもあるし、メダルも多いし、最高の場所だよね」

最原「うん!今は入間さんもいないし…思う存分吹き飛ばそう!」

赤松「そうだね!」

バチコーンバチコーンドゴォッピコーン



入間「ケケッ!今日は何発明してやろうか……」

ドゴォッグシャアッパリーン

入間「あ?なんかうるせーな…誰かシコってんのか?ったく…」

ガラ

入間「うるせぇな!!こんなところでシコってんじゃねーよ!!」

赤松「やっぱりここは楽しいね!」ドゴォッ

最原「フラスコとか試験管とか吹き飛ばしがいがあるよね」パリーン

入間「」

赤松「私はこのよく分かんない機械を吹き飛ばすのが楽しいかな、爽快感抜群だよ!」

最原「コインもゲットできるもんね」

入間「おい、テメーら…なにやってんだよぉ…」

赤松「ソファも吹き飛ばしちゃうよ!」ドゴォッ

入間「ひ、ひぃぃぃ…」ブルブル
233 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/27(日) 00:55:37.81 ID:BgpZPX/IO
最原「あ…もう終わったね。ふたりでやるとあっという間だよ」

赤松「でも楽しいね!そろそろモノモノマシーンやりに行こっか?」

最原「そうだね。そろそろ補給したいし。あ…」

入間「」ビクッ

赤松「どうしたの?…あ」

最原「えーっと…お邪魔しました」

赤松「お、お邪魔しましたー」

ガラガラピシャッ

入間「」

入間「おい…グッチャグチャじゃねぇか……」

入間「あいつら、化けもんかよ…」プルプル

入間「もう帰って寝るか…」キノコ



白銀「そしてそれをまた片付けるのはわたしなのでしたちゃんちゃん」

白銀「じゃないよ!いい加減にしてよ!地味に大変なんだよ!あとガチャの補給もわたしがするんだよ!!」

白銀「第一、こんなの視聴者も望んでなんか…」カタカタッタターン

視聴者『いいぞもっとやれ』

白銀「」

白銀「こうして過労死は増えていくんだね、さよなら今日の睡眠時間」
234 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/27(日) 01:00:45.07 ID:BgpZPX/IO
本編入ります

王馬「ねぇ、これあげるからさー、生徒会に入ってよ!」

赤松「ありが………ん?」

アンジー「プレゼントでつるんだねーいいアイデアだねー!」

       《会話発展!!》

王馬「ちょっと、アンジーちゃん!しーっ!」

赤松「んっ!?」

白銀「うーん、宇宙の卵かぁ。こんなにいいものもらっちゃったら地味に断りづらいなぁ…」

白銀「…うーん、…うん、決めたよ!」

白銀「わたし、生徒会メンバーになる」

王馬「はーい、1名様ごあんなーい!」

アンジー「はいよー」

赤松「え!?え!?」

真宮寺「これは猿の手…。…ククク…キミはやっぱり面白いものを持っているネ」

王馬「にしし!生徒会に入ったらもっとつまらなくないもの見せることができるかもよ?」

真宮寺「うん…俄然興味が湧いてきたヨ」

真宮寺「いいヨ、生徒会に加わらせてもらおうか」

王馬「やったね、アンジーちゃん!生徒会メンバーが増えるよ!」

アンジー「どんどん増えてくねー!神さまも喜んでるぞー」

白銀「ちょ、そのネタはやめてぇっ!!」

赤松「え、え…?そんなあっさり決めちゃうの、ふたりとも…?」
235 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/27(日) 01:02:20.54 ID:BgpZPX/IO
白銀「うん、地味に面白そうだしね」

アンジー「地味どころかとっても楽しいよー!さぁー楓も入ろう?」ジリジリ

王馬「さぁさぁ…」ジリジリ

真宮寺「赤松さん…こういう勧誘は無視する方がいいヨ。僕はキミ自身の選択に興味があるんだからネ」

赤松「…分かってる。それに、実はもう決めてたんだよね」

アンジー「どうするのー?」

赤松「…うん、入るよ。みんなと友達になれるいい機会になると思うんだよね!」

赤松「本当は、外に出たあとの方がいいんだけど…」

王馬「これで最強の生徒会が結成されたね!」

アンジー「思ったより増えたねー」

アンジー「えーっと、アンジーと生徒会長の蘭太郎と秘密子と小吉と楓とつむぎと是清だねー!」

真宮寺「随分人数の多い生徒会になったネ」

王馬「まぁいいんじゃない?サボれそうだし!」

白銀「こらこら…サボりはよくないよ?でも用事があるときは休んでもいいかな?」

アンジー「もっちもちー!強制労働はよくないからねー!」

赤松「そもそも、いつどこで集まってるの?」

王馬「決めてないよ!この前はオレの部屋で話したけど…」

アンジー「生徒会室がほしいなー、誰か作ってくれないかなー?」

シーン

アンジー「ありゃりゃ。モノクマが作ってくれるかと思ったけどだめだったねー」

真宮寺「…どうして彼らに期待をしたのかな」

白銀「あ、じゃあ教室いっぱい空いてるしどこか使っちゃおっか?」

赤松「それがいいかもね。どこの教室も使っていないし…」

白銀「わたしは一階の教室がいいな
な。なんとなくだけど…」

アンジー「どこでもいいよー」

王馬「オレもー」

真宮寺「僕も…」

白銀「じゃあ、あの教室でいっか!」

王馬「で、いつ集まるの?」

アンジー「朝とか昼間はみんな遊んで忙しいだろうからー…夜かな?用事があるときは来なくていいよー!」

王馬(みんなも夜に集まることに賛成し、生徒会活動は夜に行われることになった)
236 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/27(日) 01:05:11.97 ID:BgpZPX/IO
undefined
237 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/27(日) 01:08:14.05 ID:BgpZPX/IO
白銀「あ…わたし、地味に用事があるからもうお開きでいいかな?」

王馬「ああ、うん。けっこう時間たってからね。そろそろ疲れてきたかも」

アンジー「じゃあ今日はかいさーん!お疲れさまでしたー!」

真宮寺「じゃあ、これからよろしくたのむヨ」

白銀「じゃあね!」

アンジー「アンジーも帰ろーっと!ぐっばいならー」

王馬「さーて、オレも…」

赤松「あ、待って王馬くん!」

王馬「ん、なに?愛の告白?残念ながらオレにはもう…」

赤松「えっ!?…あ、また嘘だね!?もう騙されないんだからね!」

王馬「にしし…さぁどっちだろうね?」

赤松「え、もしかして……?」

王馬「……」ニコー

赤松「……まぁいいや。本題に戻るよ」

王馬(いいんだ)

赤松「なんだかんだあったけどさ、私たちって仲良くなれたかな?」

王馬「さぁ…赤松ちゃんはどう思う?オレと仲良くなること…できたと思う?」

赤松「うん、私は仲良くなれたと思うよ」

赤松「…でも王馬くんは違うかもね」

王馬「どうして?」

赤松「だって、王馬くんと私の…っていうか、人によって”常識”は違うんでしょ?」

赤松「もしかしたらキミの”常識”では、パンツを人にあげないと仲良くなったことにはならない、なんてこともあるかもしれないしね」
238 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/27(日) 01:09:21.39 ID:BgpZPX/IO
王馬「パンツ…って。そんなわけないでしょ?」

赤松「例えだよ!例え」

王馬(ひどい例えだな)

王馬「…オレは…うーん、どうかなー赤松ちゃんとまだ仲良くなれた気がしないなー」

赤松「あ、あはは…やっぱり王馬くんは厳しいね」

王馬「…なーんて!嘘だけどね!」

赤松「え、嘘?…ってことは…仲良くなれたってこと!?」

王馬「なんで嬉しそうなのさ…ああ、キミはみんなと友達になりたいからか」

赤松「もちろんだよ。でもそれ以上に…」

王馬「…?」

赤松「キミがみんなと仲良くしてるのを最近よく見かけるからさ、なんていうか…」

赤松「私だけ、仲良くしてくれないのかな…って思っちゃってたんだよね」

王馬「そんなのたまたまだよ?赤松ちゃんだってみんなと仲良くなったわけじゃないでしょ?」

赤松「ううん、仲良くなれたよ?だって、王馬くん以外のみんなの…パ…」

王馬「…?パ…?」

赤松「パ、パンツ…なんかもらっちゃったし…」

王馬「オレだけじゃなかったのか…」

赤松「え、王馬くんも…なの?」

王馬「うん。ホント、なんなんだろうね?あれ…」

赤松「こっちが聞きたいよ」

赤松「…でも、まぁ。キミと仲良くなれてよかった。結局キミのことはなーんにも分かってないんだけどね?」

王馬「にしし!オレがそう簡単にボロを出すわけないでしょ?」

王馬「でも、オレたちが無事、外に出れたら…少しは教えてあげてもいいかもね?」

赤松「!…よーし、じゃあますます早く外に出なきゃね!」

王馬「にしし!そんなにオレの組織のこと知りたい?いいね、つまらなくないよ!」

王馬(そんな赤松ちゃんと握手をする…赤松ちゃんとなら友達になってもいいかもしれない。つまらなくなさそうだし…ね。)

☆赤松楓の絆が深まった!!

☆赤松のパンツをゲットした!

☆白銀つむぎの絆のカケラをゲットした!(現在のカケラ4個)

☆夜長アンジーの絆のカケラをゲットした!(現在のカケラ4個)

☆真宮寺是清の絆のカケラをゲットした!(現在のカケラ4個)
239 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/27(日) 01:10:24.27 ID:BgpZPX/IO
      ☆現在の仲良し度☆

    絆のカケラ 恋愛フラッグ
赤松楓   6      ―
天海蘭太郎 5      ―
入間美兎  6      ―
キーボ   1      ―
獄原ゴン太 6      ―
最原終一  6      ―
白銀つむぎ 4      ―  
真宮寺是清 4      ―
茶柱転子  4      ―
東条斬美  6      ―
春川魔姫  4      ―
星竜馬   3      ―
百田解斗  6      ―
夢野秘密子 6      6
夜長アンジー4      ―
240 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/27(日) 01:13:31.59 ID:BgpZPX/IO
王馬「さーて、昼か」

王馬「鉄屑はまだ行方不明、と。排水溝にでも挟まってんのかな?」

王馬(どうでもいいけど)


@キー坊に今さらだけど新機能危機にいくか

Aデートチケット使うか(人物指名)

Bどっか行こっか(場所指定)

C鉄屑でも探そっか?

Dその他自由記述

>>241 @〜Dの中から選択してください
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 01:14:01.05 ID:akUXXInBO
4
242 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/27(日) 01:21:28.02 ID:BgpZPX/IO
王馬「鉄屑でも探そっか?」

王馬「…でも手がかり、ないんだよね」

王馬「キー坊も知らないって言ってるし…」

王馬「うーん…」

王馬「まずはどこかに探しに行こうか」

>>243 どこに行こうか?(ゾロ目で鉄屑がいる)
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 01:22:33.39 ID:pWILU6L2o
中庭
244 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/27(日) 01:39:30.22 ID:BgpZPX/IO
王馬「まずは中庭に行こうか」

         ―中庭―

王馬「中庭っていっても広いよな…まぁ気長に探すか」



王馬「寄宿舎の裏とか、…いないな」



王馬「藤棚の上に引っ掛かってないかなー……」プルプル

王馬「…くっ…見えねー…」プルプル

ゴン太「王馬くん、何してるの?」

王馬「見て、分かんないー?」プルプル

ゴン太「あ、虫さん探してるんだね!ゴン太も手伝うよ!…よいしょ!」

王馬「え?……うおっ!」

ゴン太「どうかな?虫さんいる?」

王馬「ちょっと、いきなり肩車するなよ!心の準備がいるだろ!」

ゴン太「ご、ごめん…」

王馬「えーと、……うーんいないね」

ゴン太「そっか…じゃあ下ろすね」ヨッコラセ

王馬「ふー、ほんと背が高いねーゴン太は」

ゴン太「ゴン太は紳士だからね!」

王馬(オレはどうなるんだ…)

王馬「まぁいいや。オレは別の場所に行くよ、じゃあね」

ゴン太「うん、またね!」



王馬(その後も中庭をくまなく探したけど鉄屑はいなかった…)

王馬「次はどこに行こう?」

>>245 どこ行こうか?(10以下で鉄屑が見つかる)
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 01:40:20.83 ID:akUXXInBO
入間のとこ
246 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/27(日) 01:59:35.18 ID:BgpZPX/IO
王馬「そうだ!入間ちゃんのところにいるかも!」

王馬「入間ちゃんはどこかな…まぁ研究教室だろうね。行ってみるか」

―入間の研究教室―

王馬「おじゃましまーす…うわ」

グチャア

王馬「グチャグチャじゃん…泥棒でも入った?なーんてね」

王馬「入間ちゃんもいないし…部屋訪ねてみよっか」



ピンポーン

入間「…なんだ、王馬か…オレ様は寝てたっていうのによぉ…起こすんじゃねーよ」

王馬「や!いい目覚めだね!ところで今、鉄屑一緒?」

入間「どこがいい目覚めだ!最悪だっつーの!こっちは徹夜だってのによぉ…」

王馬「はいはい。で、鉄屑は?」

入間「鉄屑ぅ?知らねーよ!その返うろちょろしてんじゃねーのか?」

王馬「うろちょろしてないから、こうやってオレがわざわざ探してあげてるんだよ。なんかあいつの手がかりとか知らないの?」

入間「だから知らねーって!」

王馬「あっそー。じゃあもう用はないよ。じゃあね」

入間「オレ様の安眠を妨げてその態度はねーだろ!!チッ……ん?いや、待てよ。そういやあいつ…昨日オレ様のところに来たな」

王馬「昨日のことも覚えてないわけ?ロボより記憶力ないとか…で、鉄屑はなにしに来たの?」

入間「うっせーぞ、ツルショタ!…あいつはただメンテナンスしに来ただけだ」

王馬「そのとき、なんか言ってなかった?」

入間「あ?あー…そういやあいつなんか言ってたな…」

入間「確か…>>247とか言ってたな!どうだ?なんか参考になったか?」

寝ます!くますみー
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 02:03:41.11 ID:Hn40O1jMo
誰かが…呼んでる…
248 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/27(日) 21:02:09.43 ID:5S1Zc1QVO
再開します

王馬「誰かが呼んでる?うーん。一体誰だろう…」

王馬(一番可能性があるのはモノクマだろうけど…)

入間「さぁな!天才のオレ様にはとっくに分かってるがな!」

王馬「あーはいはい、入間ちゃんには聞いてないから」

入間「な、なんで、そんなに冷てー態度なんだよぅ…オレ様がナニしたっていうんだよぉ…」

王馬「そりゃもう、いろいろ?」

入間「そんなぁ…」

王馬「…っと、オレは忙しいからもう行くよ!じゃーね!」

入間「うぅ…寝よ…」



王馬(さて…鉄屑は誰かに呼ばれたらしいけど…誰だろうね?)

王馬(…まぁ、考えても仕方ないしとりあえずどこか探すか)

王馬(どこ探しに行こう?)

>>249 どこ探しに行こう?(中庭、入間の研究教室以外)コンマ30以下で鉄屑発見
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 21:06:16.16 ID:2VVhnqYDO
プール
250 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/27(日) 21:30:27.70 ID:5S1Zc1QVO
王馬「プールにでも行くか…」

         ―プール―

王馬(プールへの入り口を開けると…)

バシャッ!!

王馬「ぶっ!!水がっ!」

最原「百田くん!王馬くんに水かかっちゃったよ!?」

百田「お…わりぃな!うっかり水鉄砲が当たっちまったみてーだ!」

王馬(目に入った水を袖で拭き取り、声の聞こえた方に目を向けると水着姿の百田ちゃんが立っていた)

王馬「ちょっと、びしょ濡れじゃん!普通入り口に向かって水鉄砲しないでしょ…」

百田「いや、なんとなくな?ははっ!」

赤松「もう、百田くんったら…はい、王馬くん。タオルだよ」

王馬「ありがと…って赤松ちゃんもいたんだ?」

王馬(赤松ちゃんも水着だ…ちなみにビキニ)

赤松「私だけじゃないよ?」

王馬「え?あ、ほんとだ…」

王馬(プールの中には夢野ちゃん、パラソルのそばには東条ちゃんが立っていた)

夢野「んあー王馬も泳ぎに来たのか?」

東条「水着ならまだ予備があるわよ。こういうときのために用意しておいたの」

王馬「いや、オレは鉄屑探しに来たんだよねー」
251 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/27(日) 21:50:01.20 ID:5S1Zc1QVO
最原「鉄屑なら今、泳いでるよ?」

王馬「えっ!?」

王馬(…とプールを覗きこむと底の方で鉄屑が泳いでいた)

鉄屑「わーいわーい!」バシャバシャ

王馬「ちょっと、鉄屑!」

鉄屑「え、と、とーちゃん!?」

王馬「お前今までどうしてたのさ。心配で胸が張り裂けそうだったんだよ!?」

鉄屑「え、そうだったの!?ごめん…」

鉄屑「実はオイラ…」

東条「ちょっと待ってくれるかしら。王馬君、そのままだと風邪をひく可能性があるからとりあえず服を脱ぎましょう」

王馬「えっ!?いきなりだね!」

夢野「んあーさすが東条じゃ。メイドの鏡じゃのぅ」

赤松「あ、じゃあついでに一緒に泳ごうよ!水着もあるんでしょ?」

百田「おっ!そりゃいいな!オレが宇宙に轟く水着を選んでやるぜ!ほら行くぞ、終一、王馬!」

最原「え、なんで僕も?」

王馬「勝手に決めないでよ…」

東条「でも風邪をひかれても困るわ。服はあなたが遊んでいる間に洗濯して乾かすから水着になったらどう?」

王馬「そこまで言うのなら…分かったよ」

百田「おーし!行くぞ!」

王馬(なぜか百田ちゃんが選んだ水着を着てしまった…)

王馬(宇宙柄であんまりかっこよくない。文字どおり宇宙に轟いている)

王馬(他のやつが良かったけど百田ちゃんがうるさいから渋々その水着のままプールに戻った…)
252 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/27(日) 22:12:03.13 ID:5S1Zc1QVO
王馬「で、鉄屑は今までどこにいたの?」

王馬(適当に泳ぎながら聞いてみた)

鉄屑「えっとね。キー坊の家に泊まったあとずっととーちゃんの部屋のベッドの下に隠れてたんだ…」

王馬「なんだそりゃ!灯台もと暗しってことー?」

鉄屑「灯台…?ここに灯台なんてないよ?」

鉄屑「で、すっごく暇になったからお母ちゃんのところに遊びに行ったんだ」

王馬「うんうん…」

夢野「お母ちゃんとは誰じゃ?」

鉄屑「入間お母ちゃんだよ?」

夢野「んあ?入間だったのか。……待て、お主、とーちゃんと呼ばれておったな…ま、まさか…!」

赤松「鉄屑くんは、入間さんと王馬くんの子供!?」

王馬「どうしてそうなるのさ!」

最原「王馬くん………その、そういうのはよくないと思う」

王馬「誤解だって!」

百田「どうやったら鉄屑が子供になるんだよ?」

東条「入間さんが作った…というわけではないでしょうね。鉄屑は元々モノタロウなのだから」

夢野「ウチというものがありながら…なんということじゃ…!」

王馬「冷静になれって!」

王馬(必死に誤解を解いた…)
253 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/27(日) 22:22:40.09 ID:5S1Zc1QVO

百田「なーんだ!最初からそう言えって!」

王馬「言ってるのにスルーしたんでしょ…」

赤松「ごめんなさい…」

王馬「じゃ、話続けて。鉄屑」

鉄屑「え?なんの話してたっけ?オイラが三途の川の水を汲みにいった話?」

王馬「……」

夢野「んあ…その水はうまいのか?」

鉄屑「ううん。ヘドが出た!」

最原「出たんだ…」

王馬「もうこれ以上話を脱線させるなって!誰かに呼ばれたんでしょ?」

鉄屑「え?…あー、そうだ!呼ばれたんだよ!それでプールに行ったんだ!」

鉄屑「そこで誰かに突き落とされて…プールの中でぷかぷか浮いてたんだ」

百田「それをオレたちが発見したっつーわけだ!」

王馬(発見してたんだ…)

王馬「誰だったの?」

鉄屑「それが…覚えてないんだよね」

王馬「…はぁ?」

王馬(ここまで引き延ばしておいて…覚えてないって!!)
254 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/27(日) 22:27:20.81 ID:5S1Zc1QVO
王馬「はぁ…なんだったんだろう。今までのあれこれは…」

赤松「まぁ、無事見つかったからいいんじゃないかな?」

百田「そうだそうだ!もう遊ぼうぜ!」

夢野「んあー、ウチも賛成じゃ」

最原「あ、じゃあ僕ビーチボール持ってくるよ」

王馬(なんてのんきなやつらなんだ…)

東条「私は王馬君の服を乾かしておくわね」

王馬「いつ洗ったの…?」
東条「鉄屑と話している最中よ」キリッ

王馬「ああ、そう…」

王馬(百田ちゃんたちとプールで遊んだ…)

王馬(ふと思った。なんでこのメンバーが集まったんだろう?…まぁどうでもいいんだけどね)



王馬(鉄屑と一緒に部屋に戻った)

       ―王馬の個室―

鉄屑「ぐーすかぴー」

王馬「はぁ…なんか無駄に疲れたー…」

王馬「もう夜か…」


@キー坊に新機能を聞きにいく

A誰かに来たぞ…(人物指名)

Bどっか行く(場所指定)

C生徒会活動しにいく

Dその他自由記述

>>255 @〜Dの中から選択してください

今日はここまでにします、くますみー
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 22:29:05.94 ID:pWILU6L2o
乙です

3 カジノでプレゼント補給
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/28(月) 10:18:13.11 ID:L3tNG1S4O
補給ついでにカジノで遊べないかな?コイン足りなさそう
257 : ◆hq9TfeeMlAP9 [sage]:2017/08/30(水) 17:15:03.92 ID:I/ysotT1O
更新再開しますー
258 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/30(水) 17:16:21.29 ID:I/ysotT1O
王馬「あ…そろそろプレゼント減ってきたから補充しなきゃね」

王馬「今日はカジノの方にいってみるか」



      ―カジノ景品交換所―

王馬「うーん…3228枚か。コインあんまりないなぁ」

王馬「あ、そうだ!おーいモノクマー!」

モノクマ「はいはい、なんでしょう旦那ァ!」ピョン

王馬「ねーねー、また1日100枚のコインをオレに渡すの忘れてたでしょ?」

モノクマ「あっ……」アセ

王馬「もー、うっかりさんだなーモノクマは!」アハハハハ

モノクマ「あ、あはは…では忘れてた分のコインどうぞ」

チャリンチャリーン

王馬「…ん?400枚だけなの?」

モノクマ「えっ?4日分のコインだよね?」

王馬「えーだってさー、一度のみならず二度もコイン渡すの忘れてたんだよ?」

王馬「オレ、すっげー傷ついたなーあーショックだなー」

モノクマ(ぜってー嘘だろ)

王馬「オレをこんなに悲しませるなんて…失態もいいとこだよ…」シクシク

モノクマ「……」

王馬「だから…お詫びにもうちょっと多くコインくれるとかさ、誠意を見せるべきだよね?」

モノクマ「……」

王馬「…ああ、ロボだしクマだし誠意なんてあるわけなかったね。期待したオレがバカでしたー。さようならー」

モノクマ「ま、待ってよ!確かにボクの失態だね…で、いくらほしいの?」

王馬「んー…とりあえず1000枚ちょうだい」

モノクマ「…けっこう多いね。まぁボクの失態だからいいけどさ」

王馬「10万枚請求したわけじゃないんだからいいでしょー?」

チャリンチャリーン

王馬「にしし、コイン1000枚ゲットだぜ!」

モノクマ「……」

王馬「あれ、まだいたの?ほら、用無しのクマはあっちいった」シッシッ

モノクマ「うう…出番がモノタロウより少ない挙げ句、この扱い…」

モノクマ「はぁ…はぁっ…!絶望的だね!!」ピョン

王馬(なんだ、あいつ。興奮して気持ち悪いな)
259 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/30(水) 17:19:55.25 ID:I/ysotT1O
        ―景品一覧―

☆プレゼント☆  必要コイン

シルバーピアス    1000枚  
クリスタルバングル  1000枚 
がんじがらめブーツ  1000枚 
才囚学園の腕輪    300枚 
モノ甚平       300枚 
てんとう虫のブローチ 1000枚 
ドッグタグ      1000枚 
ロボット用白ヒゲ   1000枚 
クロの章       300枚 
机上トラベル紀行   1500枚 
ステンレストレイ   1000枚 
テニスボールセット  500枚 
ハイエンドヘッドホン 2000枚 
テディベア      800枚 
マボロシロッド    1000枚 
レイヤーキャリーバッグ 1000枚 
藍染袴        1000枚 
代理ンガル      800枚 
ひょうたん虫具    1000枚
ガジュマルの鉢    2000枚 
過剰に踊るはにわ   1000枚 
時計型ゲーム機    1000枚 
コロシアイ四十六手  460枚 
泉のオブジェ     1000枚 
エレキテンペスト   1000枚 
宇宙のたまご     2000枚 
死亡フラッグ     49枚 
生存フラッグ     777枚 
強運のボタン     100000枚 
超高校級の人狼    800枚 
愛の鍵        10000枚 
デートチケット    100枚 
モノナミンV3     50枚

☆本モード限定グッズ

モノクマ特製ロ差水…
モノクマが心を込めて作った水。飲むと一定期間ロボット差別経験値が2倍になる。
必要コイン:6000枚

モノクマ特製ロ差薬草…
モノクマが心を込めて摘んだ草。ちょっと苦いが食べると一定期間ロボット差別経験値が3倍になる。
必要コイン:15000枚

王馬「どれと交換しようか?」

☆現在のコイン:4628枚

>>261まで どれと交換しようか?
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 17:35:11.49 ID:yYOMDPwJo
テディベア
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 18:28:40.92 ID:AwzLx6Cto
モノクマメダルをコインに両替できないかな
プレゼントはモノモノマシーン行った方がいいか

複数可なら
モノ甚平×2、クリスタルバングル、机上トラベル紀行、過剰に踊るはにわ
262 : ◆hq9TfeeMlAP9 [sage]:2017/08/30(水) 18:57:44.15 ID:I/ysotT1O
微妙にコインが足りないので、こちらでモノクマメダルを両替します
263 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/30(水) 19:05:45.33 ID:I/ysotT1O
王馬「ちょっと足りないからモノクマメダルをコインに交換するよ」

☆モノクマメダル:140枚→110枚

☆テディベア、モノ甚平×2、クリスタルバングル、机上トラベル紀行、過剰に踊るはにわをゲットした!

☆現在のコイン:4628枚→28枚

王馬「こんなものかな」

王馬「えーっと、まだ時間はあるね」


@このままカジノで遊ぼっか?

Aキー坊のところに新機能を聞きにいこっか。今さらだけど

Bこのままどっか行くか(場所指定)

C生徒会活動、まだ間に合うかな?

D寝るか…

Eその他自由記述

>>264 @〜Eの中から選択してください
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 19:09:02.72 ID:Kp4WUL7PO
3 マシーン行ってみよう
265 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/30(水) 19:15:40.72 ID:I/ysotT1O
王馬「まだまだプレゼント補充するか」

         ―購買部―

王馬「さーて何回、回そうか?」

☆現在のモノクマメダル:110枚

>>266 何回、回そうか?
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 19:18:03.98 ID:AwzLx6Cto
とりあえず10個もあれば十分かな?
267 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/30(水) 19:23:23.72 ID:I/ysotT1O
☆モノクマメダル:110枚→100枚

王馬「よし、10回でいっか」

↓から10個まで自由にプレゼントを書いていってください。複数可、カジノの景品可です
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 19:30:22.47 ID:Kp4WUL7PO
ハッカシガレット、トレーニングウェア、ハンモック
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 19:34:18.33 ID:Kp4WUL7PO
ホームプラネット、宇宙のたまご、ネイルブラシ、ジェリービーズ
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 19:39:56.40 ID:Kp4WUL7PO
しまった、連投してしまったので安価下
271 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/30(水) 19:58:30.26 ID:I/ysotT1O
人少ないですし連投でもオッケーということで!
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 20:10:44.19 ID:AwzLx6Cto
時計型ゲーム機、ガジュマルの鉢、愛染袴
273 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/30(水) 20:32:24.64 ID:I/ysotT1O
王馬「よし、こんなものかな」


☆ハッカシガレット、トレーニングウェア、ハンモックホーム、プラネット、宇宙のたまご、ネイルブラシ、ジェリービーズ、時計型ゲーム機、ガジュマルの鉢、愛染袴をゲットした!

王馬「もう夜も遅いし寝るか…」

       ―王馬の個室―

鉄屑「あっ!とーちゃん、お帰りー」

王馬「うん」

鉄屑「…」モジモジ

王馬「…?なにモジモジしてんの?」

鉄屑「えっと…お風呂にする?ご飯にする?それとも…オイラにする?」

王馬「この部屋に風呂ないし、ご飯はもう食べたし、お前に興味ないから」

鉄屑「そっかー、じゃあしかたないね!くますみー」

鉄屑「…」

王馬「……オレも寝よーっと」

王馬「……」

鉄屑「……とーちゃん、まだ起きてる?」

王馬「寝てる」

鉄屑「大変だよ、とーちゃん」

王馬「だから寝てるって」

鉄屑「オイラ、昼寝し過ぎて寝れないよ!」

王馬「知るか!」

      ☆19日目終了☆

☆今日の総ロ差数:0回
274 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/30(水) 20:42:22.99 ID:I/ysotT1O
        ☆20日目☆

王馬小吉

Lv.88 ランク: ロボット差別博士

☆現在のモノクマメダル:100枚
☆現在のコイン:28枚

☆現在の所持品

しょうが湯      スコラティーン    
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      テディベア
モノ甚平×2      クリスタルバングル
机上トラベル紀行   過剰に踊るはにわ  
ハッカシガレット   トレーニングウェア 
ハンモックホーム   プラネット 
宇宙のたまご     ネイルブラシ 
ジェリービーズ    時計型ゲーム機 
ガジュマルの鉢    愛染袴

王馬「…朝かー。…なんか今日ジメジメしない?」

鉄屑「オイラ、結局寝れなかったから、日課である朝の散歩をしてたら雨降ってたよ」

王馬「勝手に部屋出るなよ…」

王馬「っていうか雨?」

鉄屑「元お父ちゃんのてこ入れだって、あのピンクのブタみたいなやつが言ってたよ?」

王馬(ピンクのブタ?……ああ、モノファニーか)

王馬「っていうか、雨降っても正直関係ないよね?」

鉄屑「そうなの?」

王馬「そうだよ」

鉄屑「そっかー!」

王馬(さーて、なにしようかな?)

        
@キー坊のところに新機能を聞きにいこっか

Aデートチケット使う?(人物指名)

Bどっか行こうかな(場所指定)

Cその他自由記述

>>275 @〜Cの中から選択してください
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 20:42:55.47 ID:i/g2eHKSo
276 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/30(水) 20:52:29.98 ID:I/ysotT1O
王馬「キー坊のところに新機能を聞きにいこっか」

王馬「えーっと、キー坊は…今部屋か」

王馬「今日は普通にチャイム鳴らすか…」

王馬「にしし、いつかオレの部屋から壁を突き破って行きたいもんだね!嘘だけど!」

ピーーーーーーン……

ガチャっ!

キーボ「いつまで押してるんですか!?」

王馬「キー坊が出てくるまで」

ポーーーーン…

キーボ「……」

キーボ「…またボクに何か用ですか?正直キミを部屋には入れたくないので別の場所で話を伺います」

王馬「なにさ!どうせロボの部屋なんてオイル臭いだろうし入る気ないよーだ!」↑2

キーボ「だから何度も言ってるじゃないですか!ボクの動力はオイルではありません!」

王馬「ああ、ガソリンだったね!どうりで息がガソリン臭いと思ったよ!」↑2

キーボ「ガソリンでもありません!」

王馬「だろうね。だってキー坊は息してないもんね」↑2

キーボ「うぐっ……キミのロボット差別はひどすぎますっ!」

王馬「まぁいいや!じゃあ立ち話でいいよ」

キーボ「なんでそんなに上から目線なんですか…」
277 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/30(水) 20:55:19.78 ID:I/ysotT1O
王馬「オレは一時間も立ちっぱなしだと足が壊死しちゃうから手短にすませてよね?」

キーボ「いや、用があるのはキミですよね?あと、それ嘘ですよね?」

王馬「うん、嘘だよ!ロボは壊死しないのによく分かったねー?」↑2

キーボ「バカにしないでください!壊死くらい知っていますよ!」

キーボ「確かに壊死はしませんが…」

キーボ「錆びて歩けなくなることだってあるんですよ!?」

王馬「でも錆びてもまた新しいのくっつけることできるじゃん。ほらアンパンマンみたいにさ」↑2

キーボ「アンパンマンと一緒にしないでください!」

王馬「アンパンマンをバカにすんなよ!アンパンマンはキー坊みたいな使えないロボと違って空を飛べるし、人気もあるんだからな!!」↑2

キーボ「え…ボクって人気ないんですか?」

王馬「え、そこなの?」

王馬「…まぁどうでもいいや」

キーボ「どうでもいいなら話す必要ないですよね?非合理的です」

王馬「ミシミシうるさいなー雨のせいで錆びてんじゃないの?」↑2

キーボ「えっ…!?錆びて…ないですよね!?」

王馬「でさ!キー坊けっこう前に新機能追加されたじゃん?それなんなの?」

キーボ「錆びは……って新機能…ですか?今さらですね…」

王馬「いいからさっさと答えろよ!」

キーボ「……」

キーボ「新機能は>>278ですよ」
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 21:01:47.62 ID:DYEjzlW6o
目からビーム(光だけ)
279 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/30(水) 21:13:56.87 ID:I/ysotT1O
王馬「…………」

キーボ「フッフッフー、すごいでしょう!」

王馬「…………」

キーボ「なんならやってみましょうか?」

王馬「…………」

キーボ「王馬クン?」

王馬「………しょぼっ」

キーボ「いきなり!?だったら見てくださいよ!」

キーボ「目からビーーームッ!!」

ピカアアアアアアッ!!

王馬「光だけなのに無駄に眩しいな!」

キーボ「入間さんがつけてくれたのですから当然です!」フッフッフー

キーボ「これで…ボクの光で!みなさんを照らします!」ピカー

王馬「ああ…そう」

ガチャッ

百田「なんだなんだこの光は!?」

王馬「あ、百田ちゃん」

キーボ「あ、百田クン。これはですね…」

百田「キーボ!テメーの仕業か!」
280 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/30(水) 21:23:49.14 ID:I/ysotT1O
キーボ「えっ?」ピカー

百田「朝からピカピカ、光んじゃねーよ!眩しいだろーが!」

王馬「そうだよキー坊!それ眩しすぎて、今、寄宿舎の中すっげー明るいよ?」

王馬「…きっと部屋にまで光が漏れて百田ちゃんは起きちゃったんだろうね。いや百田ちゃんだけじゃないかもね?」

キーボ「そ、そんな…」ピカー

百田「あ?王馬もいたのか、だったらちょうどいい。そいつのスイッチかなんか切ってくれよな…ったく二度寝の最中だったのによぉ…」

ガチャバタン…

キーボ「……」ピカー ショボーン

王馬「いいからそれ切りなよ」

王馬「あ、壊せばいい?」↑2

キーボ「壊す必要はありません…」

王馬「あ、切れた!乾電池入れなきゃ!」↑2

キーボ「乾電池を入れる必要もありません!」

王馬「なーんだ、つまんないのー…っていうかロボでも落ち込むの?それも計算?」↑2

キーボ「計算って…!!もう放っておいてくださいよ…」

王馬(あらら…ずいぶん落ち込んでいるみたいだね。つまんないのー)

王馬(にしし!じゃあ何かプレゼントしてやるか!)

☆現在の所持品
しょうが湯      スコラティーン    
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      テディベア
モノ甚平×2      クリスタルバングル
机上トラベル紀行   過剰に踊るはにわ  
ハッカシガレット   トレーニングウェア 
ハンモックホーム   プラネット 
宇宙のたまご     ネイルブラシ 
ジェリービーズ    時計型ゲーム機 
ガジュマルの鉢    愛染袴

>>281 何プレゼントしようか?
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 21:25:46.09 ID:i/g2eHKSo
クリスタルバングル
282 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/30(水) 21:39:26.28 ID:I/ysotT1O
王馬「もーしかたないなー!これあげるから元気出してよ!」

キーボ「クリスタルバングルですか…?」

キーボ「すいません、いりません」

王馬「せっかくオレがあげたのに!?ひどいや!」

キーボ「分かりましたよ、今回だけですからね…はぁ」トボトボ

王馬(キー坊はとぼとぼと個室に入っていった…ロボットのくせに落ち込むんだなーって思いました)



       ―王馬の個室―

王馬「昼か…まだ雨降ってるの?」

鉄屑「大雨だって!外に田んぼの様子を見に行ったおじいちゃんが川に流されて、翌日遺体で見つかってニュースになるくらいの大雨だって!」

王馬「ここ田んぼも川ないじゃん」


@ロボット差別いくか

Aデートチケット使う?(人物指名)

Bどっか行こうかな(場所指定)

Cその他自由記述

>>283 @〜Cの中から選択してください
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 22:02:46.66 ID:Kp4WUL7PO
2 星、茶柱
284 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/30(水) 22:16:38.59 ID:I/ysotT1O
王馬「星ちゃんと茶柱ちゃんでも誘うかなー」

ピンポーン

星「…王馬か」

王馬「よっ!今、暇か?」

星「……」

王馬「いや、また遊ぼっかなってね?」

星「フン…あんたも物好きだな」

王馬「あ、オッケーってことだよね?」

星「…好きにしろ」

王馬「えーっと、あとは茶柱ちゃんだね」

星「…なに?茶柱も誘うのか?」

星「…あいつは男嫌いだぞ。あんたそれを分かって言ってるんだろうな?」

王馬「もちろん分かってるよ…だけど、みんなと仲良くなりたいんだよオレはっ!!」

星「…だったらイタズラなんてしないことだな」

王馬「…肝に命じます」

ピンポーン

茶柱「はいっ!どなたでしょうか?…って男死ですか…」

星「……」

茶柱「何の用ですか?…もしも、不埒なことを考えているのなら容赦しませんからね」

王馬「えーっと…」

王馬「今からオレたちと>>285しない?」
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 22:27:06.26 ID:WmrSJJADO
合気道
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/30(水) 22:45:31.34 ID:CdiLaIi00
茶柱「キッ…エェェェ〜イッ!!転子のネオ放屁道をお見せしますッほいっ
ほいほいっ!ほっほほぉ〜いッ!!」

ブボッ!ブボポッ!ブッスゥゥゥ〜

茶柱は夢野に尻を向けると拳法の構えをし、尻を左右に振りながら、凄まじい勢いの屁をぶちまけている。

夢野「むっはぁ〜茶柱の屁はクッサいのぉ〜鼻がおかしくなりそうじゃ」

茶柱「まだですよ夢野さんッ…ホォッ!!」

バチンッ!バチンッ!バチンッ!!

ブボッ!ブボッ!ブポォォォ〜

ヌンチャクで自らの尻を叩いている茶柱は、 叩くタイミングに合わせて、リズムよく屁を こきまくっている。

茶柱「ホヒッ!ホヒィッ!ホヒィッ!
ホッヘェェェェ〜ッ!!オナラッ
オナラァッ…ぼぴょおッ」

夢野「フヒッケツ叩き放屁でアヘりおって…見事なアホ面じゃのぅ〜」
287 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/30(水) 22:48:58.36 ID:I/ysotT1O
茶柱「合気道ですか!?…王馬さんと星さんもついにネオ合気道をやる気になったのですか!?」

星「…俺もか?」ボソ

王馬「茶柱ちゃんを誘うにはこれしかないでしょ?」ボソ

星「…それもそうだな」ボソ

茶柱「特に王馬さん!王馬さんは夢野さんをお守りするためにもネオ合気道は必須ですもんね!」

王馬「うん、もちろんだよ!」

茶柱「よくぞ言ってくれました!では早速道場の方へ…」

茶柱「…と思いましたが、転子、男死を神聖なる道場へ入れたくありません」

王馬「えー、じゃあどこでやるのさー?」

星「…体育館か?」

茶柱「ええ、そうなりますね!マットを用意すれば平気でしょう!」

王馬「倉庫から運ぶの?えー…」

茶柱「キエエエエエイ!弱音を吐いてはいけませんよー!!さぁ今から特訓です!」

星「ま、準備運動になっていいだろう」

王馬「ちぇー…分かったよ」



王馬(3人で倉庫から体育館へマットを運んだ…)

茶柱「あっ、体育館へ入るのなら靴を履き替えた方がいいですね!」

王馬「え、そういうもんなの?うーん、倉庫に靴あるかなー?」

星「おい、あったぞ…こっちだ」

茶柱「ふむふむ…サイズもバッチリ揃っていますね!これなら星さんでも履けますよ!」

星「……」

王馬「じゃあ行こっか」



茶柱「おふたりとも、靴はこのロッカーの中に入れましょう!」

王馬「ふーん、体育館前にこんなロッカーがあったなんてね。オレ知らなかったや」

茶柱「転子は何度も体育館を使っていますからね!」

王馬(なんでちょっとどや顔なんだ?…っていうかオレ今まで土足で入っていたよ…)

星「ちゃんと名前まで書いてあるんだな…」

茶柱「ですが、鍵が欲しいです。変態男死がロッカーを開けてあんなことやそんなことをする可能性もありますからね」

王馬(あんなことやそんなことってなんだよ…)

星「そんなクールじゃねーことしねーよ」

茶柱「星さんはしなくても、この世にはそういう男死もいるのです!」
288 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/08/30(水) 22:52:00.49 ID:I/ysotT1O
…!?

えっと中途半端になってしまいましたが、今日はここまでにします。転子ちゃんの合気道についてもう一度見直さなきゃ…というわけでくますみー
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/30(水) 22:52:53.69 ID:CdiLaIi00
茶柱「キッ…エェェェ〜イッ!!転子のネオ放屁道をお見せしますッほいっ
ほいほいっ!ほっほほぉ〜いッ!!」

ブボッ!ブボポッ!ブッスゥゥゥ〜

茶柱は夢野に尻を向けると拳法の構えをし、尻を左右に振りながら、凄まじい勢いの屁をぶちまけている。

夢野「むっはぁ〜茶柱の屁はクッサいのぉ〜鼻がおかしくなりそうじゃ」

茶柱「まだですよ夢野さんッ…ホォッ!!」

バチンッ!バチンッ!バチンッ!!

ブボッ!ブボッ!ブポォォォ〜

ヌンチャクで自らの尻を叩いている茶柱は、 叩くタイミングに合わせて、リズムよく屁を こきまくっている。

茶柱「ホヒッ!ホヒィッ!ホヒィッ!
ホッヘェェェェ〜ッ!!オナラッ
オナラァッ…ぼぴょおッ」

夢野「フヒッケツ叩き放屁でアヘりおって…見事なアホ面じゃのぅ〜」
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 23:00:54.55 ID:6svVEe0QO
乙です
相変わらず鉄屑かわいいわ
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/30(水) 23:01:00.52 ID:CdiLaIi00
入間「ポヨヨォ〜ン、ガシャン!ボイ〜ンッ!
デカパイ屁こきロボ入間、コレヨリ屁こきヲ開始シマス……ブッブゥー!ブッブゥー!!」

ブッボォォォォォッ!!ボブゥッ!

入間は自分の乳を揉みしだき、 ロボットの様に棒読みのセリフを言いながら 屁をぶっこいていた。
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/30(水) 23:03:26.24 ID:CdiLaIi00
入間「ポヨヨォ〜ン、ガシャン!ボイ〜ンッ!
デカパイ屁こきロボ入間、コレヨリ屁こきヲ開始シマス……ブッブゥー!ブッブゥー!!」

ブッボォォォォォッ!!ボブゥッ!

入間は自分の乳を揉みしだき、 ロボットの様に棒読みのセリフを言いながら 屁をぶっこいていた。
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/30(水) 23:05:45.51 ID:CdiLaIi00
入間「ポヨヨォ〜ン、ガシャン!ボイ〜ンッ!
デカパイ屁こきロボ入間、コレヨリ屁こきヲ開始シマス……ブッブゥー!ブッブゥー!!」

ブッボォォォォォッ!!ボブゥッ!

入間は自分の乳を揉みしだき、 ロボットの様に棒読みのセリフを言いながら 屁をぶっこいていた。
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/30(水) 23:07:48.21 ID:CdiLaIi00
入間「ポヨヨォ〜ン、ガシャン!ボイ〜ンッ!
デカパイ屁こきロボ入間、コレヨリ屁こきヲ開始シマス……ブッブゥー!ブッブゥー!!」

ブッボォォォォォッ!!ボブゥッ!

入間は自分の乳を揉みしだき、 ロボットの様に棒読みのセリフを言いながら 屁をぶっこいていた。
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/30(水) 23:13:16.61 ID:CdiLaIi00
入間「ポヨヨォ〜ン、ガシャン!ボイ〜ンッ!
デカパイ屁こきロボ入間、コレヨリ屁こきヲ開始シマス……ブッブゥー!ブッブゥー!!」

ブッボォォォォォッ!!ボブゥッ!

入間は自分の乳を揉みしだき、 ロボットの様に棒読みのセリフを言いながら 屁をぶっこいていた。
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/31(木) 10:54:10.22 ID:3pXg/tGNO
面白くないねー
キャラ崩壊してるしロボット差別全然してないし夢野と付き合い始めたし安価ばっかで自分でストーリー考える気ないの?
まぁ嘘だけどねー!!!
っていうのも嘘だけどねー!!!
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/01(金) 06:04:55.45 ID:Wx8sTW2W0
入間「ポヨヨォ〜ン、ガシャン!ボイ〜ンッ!
デカパイ屁こきロボ入間、コレヨリ屁こきヲ開始シマス……ブッブゥー!ブッブゥー!!」

ブッボォォォォォッ!!ボブゥッ!

入間は自分の乳を揉みしだき、 ロボットの様に棒読みのセリフを言いながら 屁をぶっこいていた。
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/01(金) 08:59:04.91 ID:4/tOze7gO
おつ
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/01(金) 23:01:45.13 ID:vIm8rB2zO
やっぱりこの作者には荒らしを呼び寄せる才能があるとしか思えない
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/02(土) 19:24:46.15 ID:R5J5r7rrO
屁こき合気道wwはさて置き
転・星・王のネオ合気道楽しみ
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/02(土) 20:26:03.04 ID:pYL7tQBQO
いきなり屁の話になって作者の頭がおかしくなったと思ったらいつもの荒らしでワロタわ
302 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/02(土) 22:53:08.26 ID:XCevpJpWO
>>296
最初の注意書きでキャラ崩壊がある場合があると一応書いています。
ロボット差別に関してはしているときとしていないときの差が激しいので申し訳ないです。夢野ちゃんと恋人になったのは安価の結果なのでご了承ください。ストーリーに関しては、確かに安価に頼っている部分もあり否定しきれません。きちんとしたストーリーのssを見たいのならもっと他にきちんとしたストーリーで、面白いssがあると思いますのでそちらの方を閲覧したらどうでしょうか?
長文失礼しました。

>>299
その才能、日向くんにあげたい

>>300
転・星・王ってなんだかかっこいいですね。ご期待に添えることができたら嬉しいです。

>>301
おかしくないですよ!!


ちょっとだけ更新します。
そういえばこの間、短編のこと忘れていたんですが短編の需要ありますか?なさそうでしたら20分後くらいに本編再開します
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/02(土) 23:01:20.48 ID:X36uWeppO
短編期待
304 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/02(土) 23:06:57.71 ID:XCevpJpWO
了解しました
それではタイトルはこちらになります

@神さまはなんでも知っている
Aこんなものをもらっちゃいました
Bとあるキーボくんのいちにち

>>305 @〜Bの中からどうぞ!
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/02(土) 23:08:07.48 ID:cJwsAWS60
赤松「私今から、激クサ屁こき演奏するんだ。私のクッサぁ〜いオナラ…いっぱい楽しんでね」

赤松は両手で尻肉を拡げて肛門を丸見えに
すると、そのまま指を器用に動かした。

赤松「ぶっぶっぶぅ〜屁をぶっぶぅ〜んッデッカいケツからぶっぶっぶぅ〜ん!」

ブッスゥ〜……プゥッ……ブボポポポッ

指の動きと下品な歌に合わせて屁をこき、赤松はだらしない尻肉をプルプルと震わせている。
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/02(土) 23:16:07.29 ID:X36uWeppO
B
307 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/02(土) 23:28:57.31 ID:XCevpJpWO
   −とあるキーボくんのいちにち−

−朝−

夢野「んあーウチらは、いつまでここにいるんじゃろうな?」オチャズズズ…

キーボ「もうずいぶん、ここにいますもんね…」

春川「さぁね。まぁ、死ぬまでには出れるんじゃないの?」

夢野「年寄りになってようやく、外に出れたなど笑えんぞ?」

春川「…年寄りみたいな口調のあんたがそれを言うだね?」

夢野「なんじゃと!?年寄りではない、魔法使いじゃ!」

キーボ「魔法なんて非科学的ですよ」

夢野「ロボには分からんじゃろうが魔法はあるぞ?」

夢野「…まぁ、ウチを怒らせたからお主を人にする魔法はもうかけてやらんからな」

キーボ「ぐっ…魔法はないので平気ですよ」

夢野「まだ言うかっ!」

春川「はいはい……そこまでにしなって」

春川「そういえばあんたは大丈夫なの?錆びたりしないわけ?」

キーボ「ボクですか?…入間さんがいますから当面は大丈夫ですね」

夢野「こういうときにロボは年をとらぬから、うらやましいのう…」

キーボ「それはロボット差別ですか?」

春川「あんたさ、一々突っかかるの止めなよ…」ハァ

キーボ「すみません…」スミマセェン

春川「っていうか入間がいなくなったらどうするわけ?」

キーボ「それは…考えたことありませんでした。自分でメンテナンスするしかありませんね」

春川「ふーん…」

夢野「んあ…」

夢野(キーボと春川のふたりは全く会話が続かんのぅ)

夢野「あ、ひとりと1体じゃったか」

春川「?」

キーボ「いきなりロボット差別はやめてください!」
308 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/02(土) 23:32:27.01 ID:XCevpJpWO


−昼−

最原「あ、キーボくん。こんにちは」キーボクン!!

キーボ「こんにちは、最原クン…あ、ボクのデザインについて、また話し合いませんか?」

最原「え…また?もう5回くらい話し合ったじゃないか」

キーボ「そうでしたっけ?」

最原(ロボットなのに、記憶力良くないんだな…)

最原「僕、今から用事あるし…これあげるから、また今度話そうよ」

キーボ「あ!これはパーツカタログですね!ありがとうございます!」

最原「うん、じゃあまたね」

キーボ「ええ」

キーボ「…そんなに話し合いましたっけ?えっと、デザインで検索…」

キーボ「……」

キーボ「ヒットしました!ええっと…」

キーボ「むむっ!6回話し合っていますね!やはり最原クンの記憶力はあまりあてになりませんね!」フッフッフー
309 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/02(土) 23:41:16.84 ID:XCevpJpWO


−夜−

キーボ「はぁ…夜はいつも暇ですね…寝ることもできないですし…」

キーボ「………」

キーボ「散歩でもしましょうか…」

テクテク、テクテク…ピタッ

キーボ「…誰もいませんね。百田クンたちのトレーニングも終わったみたいですし……」

シーン…

キーボ「………」

キーボ「……寂しい、ですね…………」

キーボ(こんなこと言ったら、彼にロボは寂しいなんて思わないでしょ?とか言われそうですね…)

キーボ(ボクだって、寂しいという気持ちもあるのに……)

キーボ「………」

キーボ(もう戻りましょ−−−−)

「おーい、キー坊、そんなところでなにやってんの?電柱かと思っちゃったじゃん!」

キーボ「……!」

キーボ「…………オウマクン」

王馬「あれれー?ほんとに電柱だったみたいだね!全く役に立たないけどねー!」

キーボ「だ、誰が電柱ですかっ!!」

王馬「だって、棒立ちしてたからさー。ねね、そのアンテナで電気送られてきたりしないの?」

キーボ「しません!」

王馬「えーじゃあそのアンテナってなんのためにあるの?」

キーボ「…なぜなんでしょう?」

王馬「知らないのかよ!あーあ、こんな夜遅くにロボと話したオレがバカだったよ」

王馬「もう帰ろーっと。おやす…あ、ロボは寝れないからこんなところ歩いてたんだね!かわいそうなロボ!」

キーボ「………」

王馬「あれ、図星だった?もー、仕方ないなー!じゃあオレがもう少しだけロボット差別してあげるよー」

キーボ「しっしなくてもいいですよっ!」

王馬「そう?じゃあオレは戻るよ。泣いて喚いたって知らないからね?泣けないだろうけど!じゃねー」

キーボ「あ…」

しーん

キーボ「……」

キーボ「…ボクも部屋に戻りましょう」

そして次の日もまたロボット差別されるのでした。おしまい。

お粗末でした。本編入ります
310 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/02(土) 23:46:08.60 ID:XCevpJpWO
>>287の続き

王馬「ねー、いいから早く始めようよ」

茶柱「それもそうですね!…ではまずは合気道の極意について少し話しましょうか」

星「合気道の極意について…か?」

茶柱「はい。まず、基本的に合気道は相手と強弱を競うことはしません」

王馬「へぇ。じゃあ、合気道には試合とかないの?」

茶柱「ええ。そうです」

星「…知らなかったな」

茶柱「合気道は入身と転換の体捌きと呼吸力から生まれる技によって…」

茶柱「お互いに切磋琢磨し合って稽古を積み重ね心身の錬成を図るのを目的としているのです!」

茶柱「つまり、他人を傷つけるための武道ではなく、自分を高めるための武道なのです!」

星「他人を傷つけるためではなく、自分を高める………か」

王馬「へー合気道って、立派な武道なんだねー。すごいや!」

茶柱「はっはっはー!褒めても何も出ませんよ?」

王馬(だろうね)

茶柱「そして、”ネオ合気道”は超実戦型の合気道なのですっ!」

星「…稽古はしないのか?」

茶柱「ええ、必要なのは実戦のみですっ!」

王馬「え?じゃあ……」

茶柱「では早速、実戦にいきますよ!キエエエエエイ!!」

王馬「う、嘘でしょおっ!?」

星「あんたがそれ言うのか?」
311 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/02(土) 23:53:18.23 ID:XCevpJpWO
ドッターン

王馬「うぐっ!」ドテッ

星「フン…遅いな」シュッ

茶柱「むっ!中々やりますね…星さん。…ですがっ!」

茶柱「キエエエエエエエエエエイ!!」

ドッターン

王馬「ちょ…オレ、ぐえっ…」

星「……まだまだだっ!」

茶柱「くっ…男死の癖にやりますね…!」

ドッターン

王馬「高め合うっていうか一方的な暴力じゃない!?」

茶柱「そんなことはありません!実戦ですからね!」

王馬「それを理由に男子をボコろうとしてない!?」

茶柱「チッ、バレましたか…」

王馬(チッって…)

星「……だが、まだこれから…だろ?」

茶柱「その通りですっ!キエエエエエイ!!」

王馬「嘘だろおい」

ドッターン…ドッターン…ドッターンキエエエエエエエエエイ
312 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/02(土) 23:58:28.42 ID:XCevpJpWO




王馬「うぅ…全身痛いんだけど…腰にまできそうだよ…」

星「フン、あんたならまだまだやれんだろ………っ!?」

ドッターン

茶柱「キエエエエエイ!隙あり!油断大敵ですよ、星さん!」

星「…ぐっ」

茶柱「ふぅ…ふぅ…さすがですね。1本とるのにこんなに時間がかかってしまいましたよ」

王馬(今のはちょっとズルくない?…と思ったけど黙っておこう。逆に殺られちゃうからね)

王馬「それだけ時間がかかるのは、星ちゃんが”超高校級のテニスプレイヤー”だからかな?」

星「……そんなもん俺は…」

星「………」

茶柱「……」

茶柱「…星さんは自分が他人と関わると不幸になると思っているんですね?」

星「…なに?」

茶柱「図星ですか?転子は組んだ相手の心の悩みが分かるんですよ」

茶柱「それに…自分の罪についても悩んでいますね…というか心の悩み多すぎですよ!王馬さんを少しは見習ってください!」

王馬「え、オレ今バカにされた?」

星「……ちっ。合気道ってのはそんなことまで分かっちまうもんなのか?」

茶柱「転子には分かるんです!…ですが少しずつ改善の兆しがみられますね」

星「……」
313 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/03(日) 00:02:54.07 ID:yi9JYk9zO
王馬「ふーん。そんなことまで分かるんだー。で、実際どうなの、星ちゃん?」

星「…随分、ズケズケと聞いてくるんだな、あんたら…」

王馬「言いたくなかったら言わなくてもいいよ?星ちゃんのためにはならないと思うけどね」

茶柱「王馬さん、空気を読むことも大事ですよ?」

王馬「それ茶柱ちゃんが言うの?」

星「……フン。ここまで言われて引き下がるのは男が廃るってもんだろ。ああ、あんたの言う通りだよ」

王馬「改善の兆しがみられるってことはまたテニスをやろうとしてるの?」

星「…ああ。最近、最原と少しあってな」

王馬「へー、あの根暗っぽい最原ちゃんがね。うん、イメージ通りだよ!」

茶柱「確かに最原さんはいろんな方とよく話していますもんね」

星「っと、あんたらに教えるのはここまでだ。実戦に戻るぞ」

王馬「ちえっ。サボれると思ったのになー」

茶柱「それは聞き捨てなりませんね!」

王馬「ヤべっ…」





王馬「はぁー疲れた…」バタ

王馬(合気道の実戦でクタクタになった…)

茶柱「キエエエエエイ!休憩時間はまだですよっ!?」

茶柱「これくらいでねをあげるようではまだまだですね!」
314 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/03(日) 00:10:15.57 ID:yi9JYk9zO
王馬「そうは言うけどさー、オレってこう見えて、文化系なんだよねー」

茶柱「むしり見た目通りではありませんか?」

王馬「えー、ひどいや茶柱ちゃん!まぁその通りなんだけどね…」

星「……嘘だな。あんた、茶柱や俺ほどではないにしろ、もう少し体力あんだろ」

王馬「んー?…あは、ばれちゃった?でも休憩したかったのはホントだよ。喉が乾いてきちゃったんだよねー」

茶柱「確かに…今日は雨のせいで体育館内も蒸し暑いですし、今日はこの辺で終わりにしましょうか」

星「いいのか?俺はまだまだいけるぜ?」

茶柱「健康な体に健康な魂が宿るのです!」

星「そうか…じゃあ少し休んだらマットを片付けるか」

王馬「もう、体育館の倉庫に片付けるんでいいよね?マットって本来体育館倉庫にあるべきでしょ」

星「…なんで体育館の倉庫に置いてなかったんだろうな」

茶柱「ふむ…男死に運ばせるためではないですか?」

星「………」

王馬「キミはいったい男子になんの恨みがあるのさ…」

茶柱「存在ですね」

王馬「聞いたオレがバカでしたー」

茶柱「キエエエエエイ!これだから男死は嫌なんですよ!!」

星「……やれやれ」

王馬(っていうかそんな理由だと茶柱ちゃんがオレたちを閉じ込めてるってことになりそうだけど…まぁそれはないだろうな)


王馬(その後3人でマットを片付けた…)

王馬(さて…何をプレゼントしようか?)

☆現在の所持品

しょうが湯      スコラティーン    
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      テディベア
モノ甚平×2      
机上トラベル紀行   過剰に踊るはにわ  
ハッカシガレット   トレーニングウェア 
ハンモックホーム   プラネット 
宇宙のたまご     ネイルブラシ 
ジェリービーズ    時計型ゲーム機 
ガジュマルの鉢    藍染袴

>>316 何をプレゼントしようか?
315 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/03(日) 00:10:42.88 ID:yi9JYk9zO
今日はここまでにします、くますみー
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/03(日) 00:14:58.28 ID:8jV1sX5eo
乙です

星にトレーニングウェア
転子に愛染袴
317 : ◆hq9TfeeMlAP9 [sage]:2017/09/03(日) 00:23:47.29 ID:yi9JYk9zO
安価ありがとうございます
そして訂正。これを間違えるなんて一生の不覚…

>>312
王馬「それだけ時間がかかるのは、星ちゃんが”超高校級のテニスプレイヤー”だからかな?」

王馬「それだけ時間がかかるのは、星ちゃんが”超高校級のテニス選手”だからかな?」
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/03(日) 00:43:57.91 ID:umggHIIHO
乙です。合気道でなごんだ
今回はキャラにそった安価がきてよかったよ
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/03(日) 02:31:09.69 ID:27DvLXYzo

キーボの1日ポンコツなのに切ないな
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/03(日) 09:38:59.29 ID:5ENJyPKFO
王馬がきてちょっと嬉しそうなのがまた切ない
あ、ロボだから嬉しい感情なかったね
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/04(月) 12:56:29.95 ID:fd38BudsO
キーボとロ差には癒されるよ
322 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/05(火) 12:33:29.82 ID:hLqJiV/gO
>>318
そう言ってもらえると嬉しいです!

>>319
キーボ「ポンコツは余計です!」

>>320
キーボ「ボクにだって嬉しい気持ちくらいあります!」

>>321
キーボ「ロボット差別で癒されるんですか…?やはり人間はよく分かりません…」

とりあえず安価まで更新再開します!
323 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/05(火) 12:34:16.13 ID:hLqJiV/gO
王馬「あ、ふたりにこれあげるよ」

茶柱「これ…藍染袴じゃないですか!どこでこれを…」

星「トレーニングウェアか…悪くねぇな」

       《会話発展!》

王馬「ん?どっちもモノモノマシーンで手に入れたものだよ?」

茶柱「あそこにこんな素晴らしいものがあったとは…」

星「大きさとかどうなってるんだ?」

王馬「星ちゃん、それは多分気にしたらいけないことだよ」

星「そういうもんか…」

茶柱「この藍染袴と星さんのトレーニングウェアを着てまた合気道しましょうか!」

王馬「え?」

星「あんたがそんなことを言うなんて意外だな。いつも男死、男死言ってるじゃねーか」

茶柱「それもそうですが…やはり実戦はひとりではできないものですし…」

茶柱「更なる高みを目指すためにも、転子は我慢してあげてるんですっ!」

王馬「えーなんで急に上から目線になるのさ、おかしくない?」

茶柱「あなたたちは男死ですからね」

星「……」

王馬(理不尽……)
324 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/05(火) 12:35:24.65 ID:hLqJiV/gO
星「だったら、女子とやればいいじゃねーか」

星「そっちの方があんたのためにも、俺たちのためにもなるんじゃねーか?」

王馬「そうだよ!オレだって投げられてもう全身ボロボロなんだよ!」

茶柱「転子もそうしたいのは山々なんですが…」

王馬「ああ、まともな女子が少ないんだね」

茶柱「キエエエエイ!清らかな女子をバカにしないでください!!」

ドッターン

王馬「いっ…」

星「今のは自業自得だぞ」

茶柱「夢野さんはかわいいですし、赤松さんはピアニストですから怪我をさせるわけにはいきません…」

星「かわいいは関係ねーと思うぞ」

王馬「入間ちゃんはあれだし、茶柱ちゃんはアンジーちゃんのことあんまり好きじゃなさそうだもんね?」

茶柱「ええ…。あのふたりに関しては転子も少し…あれなんです」

星「…東条は忙しそうだしな。白銀は…明らかに体育系じゃねーな」

王馬「春川ちゃんは?保育士とか言いながらたまにすげー殺気を感じるんだけど」

茶柱「そう思って転子も誘ったのですが…」

茶柱「断られてしまったんです…春川さんと実戦したら転子ももっと高みにいけると思ったんですけどね…」

王馬「ふーん、じゃあまた今度気が向いたら合気道やろっか」

星「まぁ…悪くねーな」

茶柱「ええ!ぜひまた転子を誘ってください!」


☆茶柱転子の絆のカケラをゲットした!(現在カケラ5個)

☆星竜馬の絆のカケラをゲットした!(現在カケラ4個)
325 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/05(火) 12:35:52.14 ID:hLqJiV/gO
    絆のカケラ 恋愛フラッグ
赤松楓   6      ―
天海蘭太郎 5      ―
入間美兎  6      ―
キーボ   1      ―
獄原ゴン太 6      ―
最原終一  6      ―
白銀つむぎ 4      ―  
真宮寺是清 4      ―
茶柱転子  5      ―
東条斬美  6      ―
春川魔姫  4      ―
星竜馬   4      ―
百田解斗  6      ―
夢野秘密子 6      6
夜長アンジー4      ―
326 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/05(火) 12:39:23.47 ID:hLqJiV/gO
王馬(その後3人で少し談笑して個室に戻った…)

       −王馬の個室−

王馬「夜か」

王馬「鉄屑、明日の天気は?」

鉄屑「明日は今日の雨から一転、ひょうが降るもようです」

王馬(分かるんだ…)

王馬「…ってひょう?ここの天気どうなってんの?ずっと晴れかと思ったら雪降るし雨降るし…」

鉄屑「てこ入れだって。特に意味はないんだってー」

鉄屑「…あれ?みぞれだったっけ?あられだったっけ?ひょうだったっけ??」

王馬「ああ、粒の大きさによっ名称が違うらしいよ」

鉄屑「へー…じゃあみぞれかも!あはは、忘れちゃったよ!」

王馬「あっそ…」

王馬(さて…)


@壁ドンするか

Aん、誰か来た?(人物指名)

Bどっか行こうかなー

C生徒会活動しにいくか

Dその他自由記述

>>327 @〜Dの中から選択してください

一旦ここまで、夜にまた来ます多分?
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 12:40:35.37 ID:7eAtSyLoo
2 東条
328 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/05(火) 17:31:34.45 ID:hLqJiV/gO
ピンポーン

王馬「ん、誰か来た?」

ガチャ

東条「こんばんは、王馬君。こんな夜遅くにごめんなさいね」

王馬「ああ、東条ちゃんか。ってまた20時じゃん。オレにとってはまだ朝みたいなもんだよ、嘘だけどねー!ホントは超眠い!」

東条「そう…お邪魔してごめんなさい。私一人でなんとかするわ」

王馬「嘘!嘘だって!」

東条「ええ、分かっていたわ」

王馬「分かってたんかい!…まさか…夜ば」

東条「何度も言うけれど、それはないわ」

王馬「だよねー!っていうか前にもこんなことなかった?」

東条「あったわね。あのときと同じように貴方にまた頼みごとがあって来たのよ」

王馬「まさか…こんにゃく!?」

東条「ええ…その通りよ…」ブルブル

東条「あれは今日の夕方のことだったわ…」

王馬「あ、また回想に入るんだね」

        −回想−

茶柱『東条さん!明日は寒いらしいのでまたおでんを作ってくれませんか!?』

夢野『んあーウチも食べたいぞ』

アンジー『にゃははー!アンジーもー!こんにゃく大量でよろしくねー!』

東条(こんにゃく…大量!?でも依頼を断るわけにはいかないわ…)

東条『任せて頂戴』

       −回想終了−

王馬「やっぱり回想いらないよね?」
329 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/05(火) 17:34:49.06 ID:hLqJiV/gO
王馬「っていうか前にウォーターカッターで切ったじゃん!あれはどうしたのさ?」

東条「私もそう思って倉庫に取りに行ったのだけど…」

東条「誰かが持ち出したみたいで、倉庫のどこにもなかったのよ」

王馬「誰かがあんなもの持ち出したってこと?」

東条「ええ。そこで探しに行ったら、入間さんの研究教室にあったのだけれど…」

王馬「?」

東条「ウォーターカッターは筆舌に尽くしがたいものに生まれ変わっていたの…そして入間さんはそこで悶えていたわ」

王馬「あぁ…エロエロな機械に改造しちゃったんだね」

東条「だからこうして貴方にまた協力してほしいと思って頼みにきたの」

東条「今度は友人として…ね」

王馬「なるほどねー、オレに任せてよ!」

東条「ありがとう…じゃあまずは食堂に行きましょうか」

         −食堂−

王馬「…で、食堂に来たわけだけど」

王馬「前よりこんにゃくの量多くない?ああ、アンジーちゃんが大量に頼んでたんだっけ?」

東条「ええ。…くっ、自分の未熟さを呪うわ…」

王馬(東条ちゃんにとっては地獄のような気持ちなんだろうな…地獄のような気持ちとかよく分かんないけど)

東条「…王馬君、また何かいい案はあるかしら?」

王馬「そうだねー…」ウーン

>>330 こんにゃくを切るいい方法、あるかな?(ウォーターカッター以外)

今は夕方ですね、次こそは夜に会いましょう
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 19:03:56.93 ID:ABB+spyDO
キーボに切らせる
331 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/05(火) 20:39:28.61 ID:hLqJiV/gO
王馬「キー坊に切らせようよ」

東条「キーボ君に?…けど人に頼むわけには…」

王馬「キー坊は人じゃないよ?」↑2

東条「それもそうね…でも…」

王馬「キー坊最近、料理の練習したいって言ってたし丁度いいんじゃない?」

東条「その情報は本当かしら?」

王馬「ま、嘘にしてもホントにしてもキー坊なら衛生的にも…」

王馬「…」

王馬(…よくないか)

東条「いいのかしら?…鉄の匂いなどがつかないかしら?」

王馬「つくかもしれないけど消毒しまくってビニール手袋つけて切らせたら?」

東条「この際、わがままは言っていられないわね…」

王馬「じゃあオレがキー坊呼んでくるから、準備しててよ」

東条「分かったわ」

      −キーボの個室前−

ピンポーン

キーボ「はい…また王馬クンですか」

王馬「大変だっ!食堂にあいつが現れたんだ!」

キーボ「あいつって誰ですか!?」
332 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/05(火) 20:53:07.83 ID:hLqJiV/gO
王馬「あいつはあいつだよ!あ、キー坊はあいつって言うよりあれって言うべきかな?人じゃないもんね?」↑2

キーボ「ロボ−−−−」

王馬「いいから来いって!」グイグイ

キーボ「ひ、引っ張らないでください!痛いです!」

王馬「いや、痛みとか感じないでしょ…」↑2



東条「あら、キーボ君。こんな夜遅くにごめんなさい…」

王馬「ああ、キー坊は寝ないから心配ないよ」↑2

キーボ「い、一体なんですか!?」

東条「かくかくしかじかよ…」

キーボ「え、ボクが?こんにゃくを?」

キーボ「別に構いませんが…東条さん的には構わないんですか?衛生面とか…」

王馬「そうだよね、キー坊は鉄臭いしオイル臭いしガソリン臭いもんね…」↑2

王馬「でも安心して!東条ちゃんがキー坊をすっごくきれいにしてくれるから!」

キーボ「え?本当ですか、東条さん?」

東条「ええ、本当よ…さぁキーボ君。綺麗にするわね…」

キーボ「え、それ…」

キーボ「錆び落としスプレー……」
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 20:53:48.20 ID:Bu+Io4fYo
笑ったw
334 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/05(火) 21:11:08.10 ID:hLqJiV/gO
東条「駄目だったかしら?」

王馬「ううん、問題ないよ。キー坊はロボである限り錆びて朽ちるのは運命だからね」↑2

キーボ「まだ錆びてませんよ!」

キーボ「ほら見てください!どこも錆びてないでしょ!?」

王馬「でも隙間とかいっぱいあるし…」

東条「万が一という可能性もあるから…」



王馬「錆び落としスプレー使おうよ!」
東条「錆び落としスプレーを使いましょう」



キーボ「なんで息ぴったりなんですか!?」

王馬「キー坊は息してないから当然でしょ」↑2

東条「あまり時間がないから早速スプレーを使うわ」プシュップシュッ

キーボ「プシュプシュしながら言わないでください…」

東条「あとキッチンでやるわけにはいかないから裏庭に行きましょうか」

王馬「錆が落ちたら汚いもんね」

東条「行くわよキーボ君」ズルズルズル

キーボ「ボクっていったい…」ズルズルズル

王馬「ばいばーい」

王馬(東条ちゃんはキー坊のアンテナを掴んで去っていった)

王馬「…」

王馬(錆び落としたらキー坊の体重…いや、総重量減るのかな?)↑2
335 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/05(火) 21:24:37.32 ID:hLqJiV/gO
王馬(その後全身がピカピカになり、特にまぶしい輝きを放つ手にビニール手袋をセットしたキー坊と東条ちゃんが戻ってきた)

キーボ「……」トントントン

東条「キーボ君、ありがとう。これでみんなに美味しいおでんを提供できるわ」

キーボ「ア、ソウデスカ…」トントントントントントン

東条「キーボ君、何か私にしてほしいと思うことはないかしら。私にできることならなんでもするわよ」

キーボ「トクニ…」トントントントントントントントントン

東条「そう…困ったことがあったらいつでも言って頂戴ね」

キーボ「ア、ハイ」トントントントントントントントントントントントン

王馬(こんにゃく多すぎだろ…)



東条「お待たせ、紅茶よ」

王馬「やった!東条ちゃんの紅茶美味しいんだよねー!」ズズス

キーボ「…」ズズズ

東条「そう言ってもらえると嬉しいわ。言ってくれればいつでも用意するわよ」

王馬「へー、また今度淹れてほしいなー」

キーボ「…」ズズズ

東条「キーボ君、おかわりいるかしら?」

キーボ「ケッコウデス」

王馬「…」

王馬(なんかプレゼントしよっかな?)

☆現在の所持品

しょうが湯      スコラティーン    
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      テディベア
モノ甚平×2      
机上トラベル紀行   過剰に踊るはにわ  
ハッカシガレット    
ハンモックホーム   プラネット 
宇宙のたまご     ネイルブラシ 
ジェリービーズ    時計型ゲーム機 
ガジュマルの鉢

王馬(東条ちゃんとはもう十分仲良くなれたと思うけど…)    

>>336 何かプレゼントする?
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 21:28:04.84 ID:7eAtSyLoo
ネイルブラシ
337 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/05(火) 21:33:09.28 ID:hLqJiV/gO
キルミーにプレゼントでおっけい?って思ったけどよくよく考えたらロボにネイルブラシとかいらないですよね
338 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/05(火) 21:48:06.17 ID:hLqJiV/gO
王馬「東条ちゃん、これあげるよ」

東条「あら、これはネイルブラシ…?」

        《会話発展!》

王馬「うん、どうかなって思って」

王馬「東条ちゃん、忙しいからあんまりできないと思ったんだけど、気が向いたらやってみてよ」

東条「私は手袋をしているし、塗るだけならできると思うわ」

東条「せっかく貴方がくれたのだから今度塗ってみるわね」

東条「ありがとう…」

王馬「いえいえー。東条ちゃんはネイルアートとかもできるの?」

東条「依頼で一度だけやったことがあるわ。ある依頼主に仕えていたのだけれど、そのお嬢様に頼まれたの」

王馬「ふーん、でも初めてだったんだよね?」

東条「ええ…なぜお嬢様が私に頼んだのか分からないけれど、私は彼女の依頼に応えるべく30分でネイルについての知識を叩き込んだわ」

王馬「30分で!?」

東条「というわけで、私にも一応ネイルはできるわ。専門家には及ばないけれどね」

王馬「へー…」

東条「王馬君も今度やってみる?」

王馬「やらないよ!オレ男だよ?」

東条「ふふ…冗談よ」

王馬(東条ちゃんでも冗談言うんだな…)

王馬(東条ちゃんのことがまたひとつ分かった気がする…)



王馬(その後紅茶を飲み終わり部屋に戻った)

王馬(ちなみにキー坊はいつのまにかどっか行ってた)
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/05(火) 21:56:57.12 ID:tpNQ2/co0
東条彼女にしたかったなぁ
340 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/05(火) 22:00:30.36 ID:hLqJiV/gO
        −王馬の個室−

鉄屑「」zzz…

王馬「…」

王馬(鉄屑はなぜかシャワールームで寝ている…)

王馬(どうでもいいしオレも寝よう)


      ☆20日目終了☆

☆今日の総ロ差数:18回

☆ロボット差別経験値:36(+前のあまり5)

☆レベルが5上がった!

☆Lv.88→Lv.93

☆ロボット博士からロボット差別のプロにランクアップした!

☆モノクマメダルを100枚ゲットした!

>>341をゲットした!
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 22:07:21.87 ID:ufCT96OBo
行動回数が増えるなら、モノナミンV3たくさん
それ以外なら安価下
342 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/05(火) 22:20:02.62 ID:hLqJiV/gO
        ☆21日目☆

王馬小吉

Lv.93 ランク: ロボット差別のプロ

☆現在のモノクマメダル:200枚
☆現在のコイン:28枚

☆現在の所持品

しょうが湯      スコラティーン    
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      テディベア
モノ甚平×2      
机上トラベル紀行   過剰に踊るはにわ  
ハッカシガレット    
ハンモックホーム   プラネット 
宇宙のたまご      
ジェリービーズ    時計型ゲーム機 
ガジュマルの鉢

王馬「朝かー」

王馬「…ん?」

『最後のご褒美です』

王馬「うわっ、モノナミンV3が大量にある…」

王馬「これ一生困らないくらいあるな…」

王馬(それに最後のご褒美って…)

王馬「……」



『お久しぶりでございます。モノナミンV3をゲットしたようですね。これからは昼に2回行動することができるようになります。つまり1日に4回行動できることになったということですね。これからもみなさまとのご交流をお楽しみくださいませ。ちなみにモノナミンV3は無制限にあります』



王馬(さーて、なにしようかな?)
        
@ロボット差別するぜ!

Aデートチケット使う?(人物指名)

Bどっか行こうかな(場所指定)

Cその他自由記述

>>343 @〜Cの中から選択してください
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 22:23:25.08 ID:SevRETMIO
4 ロ差促進アクセサリー外してから、2 真宮寺、春川
344 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/05(火) 22:43:51.19 ID:hLqJiV/gO
王馬「…このアクセサリー外すか」

スチャ…

王馬「これは…適当にクローゼットにでも入れておこうかな」

王馬「んで、真宮寺ちゃんと春川ちゃんと遊ぼうか」

王馬「……」

王馬「あのふたり、仲良いいのかな?いや、ないな、うん」

王馬「…うーん」

王馬「まぁ、これもつまらなくないかもね!」



ピンポーン

ガチャ

春川「……なに?」

王馬「おっはよー!今日もすっごく親しみやすそうな笑顔だね!」

春川「…あんたの目、大丈夫?」

王馬「嘘だよ?で、今から一緒に遊ばない?」

春川「は?…あんたと?」

王馬「ね、どう?」
345 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/05(火) 22:58:03.08 ID:hLqJiV/gO
春川「……」

王馬(やっぱだめかな…?)

春川「…いいよ」

王馬「え、いいの?」

春川「…あんたが誘ったんでしょ?」

春川「いいよ。今、暇だし…」

王馬「よーし、じゃあ次は真宮寺ちゃんとこ行くよ!」

春川「…真宮寺もなの?…聞いてないんだけど?」

王馬「言ってないからね。じゃあ行くよー!」タタタ

春川「……耐えろ、私…」

ピンポーン

ガチャ

真宮寺「はい…おや、王馬君に春川さんじゃないか。珍しい組み合わせだネ」

春川「私もそう思う」ムスッ

王馬「あはは、ひどいなー」

真宮寺「僕の今までの観察から、キミ達の相性はあまりよくないと思ってたんだけど…」

春川「それ、間違ってないよ。私と王馬はどうやっても仲良くなんてなれないから」

春川「今日は、私がたまたま暇だっただけだし」

真宮寺「でもこうしてキミ達は今、共にいる…」

真宮寺「ククク、やっぱり人間って面白いなァ、予想外のことばかり起こるんだネ」
346 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/05(火) 23:11:09.36 ID:hLqJiV/gO
春川「…」ドンビキ

王馬「…春川ちゃんと一緒にいただけでそこまで言われるなんてそっちの方が予想外だよ」

春川「王馬…ほんとにこいつも誘うの?」

王馬「もう決めたからね…」

真宮寺「で、キミ達は僕に何の用かな?」

王馬「ああ、そうそう。今からオレたちと遊ばない?」

真宮寺「キミ達と…?いいヨ、面白いものが見れるかもしれないからネ」

春川「いいんだ…。こいつと遊ぶなんてあんたも相当変わり者なんだね」

王馬「なんで春川ちゃんはオレに対してそんなに毒舌なのさっ!」

真宮寺「で、何するのかな?」

王馬「そうだなー」

王馬「>>348でもする?」
347 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/05(火) 23:11:39.36 ID:hLqJiV/gO
今日はここまでにします、くますみー
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 23:13:12.60 ID:RoKC8XTe0
百田を人間観察
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 23:15:37.53 ID:ufCT96OBo
乙です
好感度的にはコンプリートまであと一息だなー
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/06(水) 00:25:26.89 ID:y8WR6gQxO
乙です
やっぱり全員と仲良し度MAXは目指したいよな
あとキルミーの女子力高すぎて辛い
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/06(水) 07:41:50.86 ID:WC9AcTVDO
こんにゃく切り専用ロボット爆誕
352 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/07(木) 15:25:37.37 ID:P2A4zc9iO
>>349
そうですね!全員と絆を深めたらラスト少し変わる予定です!(ラストまだ考えてないけれど)

>>350
毎日キルミーの美味しいご飯食べたい

>>351 
ちりとり専用ロボットから成長しましたね、やったなキーボくん!

とりあえず次の安価まで更新します!
353 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/07(木) 15:26:03.96 ID:P2A4zc9iO
春川「も、百田を観察!?」

真宮寺「なるほど…」チラ

春川「…なんで私を見るわけ?」

王馬「にしし…真宮寺ちゃんは百田ちゃんだけじゃなくて春川ちゃんも観察するつもりなんだネ?」

春川「は?」

真宮寺「うん…?」

王馬「…おっとっと、真宮寺ちゃんの口調が移っちゃったよ!」

春川「…なんで私も観察されなきゃいけないわけ?」

真宮寺「まァ…正確に言えば、百田君を観察する春川さんと王馬君も観察するつもりだヨ」

王馬「ふーん、百田ちゃんを観察して遊ぶことは賛成なんだね?」

真宮寺「もちろんだヨ…キミ達はどんな姿を見せてくれるのかな?」

春川「……」

真宮寺「相手の本性を知ろうとする姿かな?それとも……。あァ、今から楽しみだヨ…」

王馬「だよねー!真宮寺ちゃんならそう言ってくれると思ってたよー!」

真宮寺「でも…春川さんはどうかな?キミと百田君…あと最原君は親しい仲のはずだよネ?」

春川「ふーん、あんたってそんなところまで観察してるんだね?」

真宮寺「ここに来て何日もたつからネ…僕でなくても、みんなのおおよその交流関係は分かるんじゃないかなァ?」

王馬「まぁ確かになんとなく分かるかもね。特に…春川ちゃんとか分かりやすいし?」

春川「……」

真宮寺「それで…キミはどうするの?親しい友人の意外な一面を見てしまう可能性もあるけど…キミも来るかい?」

春川「…あんたたちを放っておく方がよっぽど危険だからね。私も一緒に行く」

王馬「そうと決まれば早速行くぞー!」
354 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/07(木) 15:30:28.21 ID:P2A4zc9iO
       《観察開始!》

春川「…で、百田は今どこにいるわけ?」

真宮寺「まだ朝も早いし…部屋にいるんじゃないかな?」

王馬「だろうねー。そういえば、これって観察していることが百田ちゃんにバレてもいいものなの?」

春川「…さぁ、私はバレない方がいいと思うけど?」

真宮寺「そうだなァ…時と場合によるけど…今回はなるべく、バレない方がいいかもしれないネ」

王馬「どうして?」

真宮寺「自分が見られていると意識した人間はどうしても、自然な状態でなくなってしまうからサ」

真宮寺「人間観察は、観察する側もできるだけ自然な状態でいた方がいいんだヨ。観察していることを観察対象に気づかれないようにネ」

春川「ふーん…」

王馬「へー、じゃあ真宮寺ちゃんは日常の中で、いつも自然にオレたちのことを観察しているの?例えば…食事中とか」

春川「ここにいるのが日常とは言いがたいけどね」

真宮寺「クックック…その通りだヨ…」

春川「…いつも観察しているわけ?それってあんまりいい気分じゃないね」

王馬「バレたくない秘密があるもんね!」

春川「…は?」

王馬「あれ、適当に言ったんだけど…図星だった?」

春川「…」ギロ

王馬「ま、そんなことどうだっていいじゃん!」

真宮寺「キミが言ったんだよネ?」

王馬「で、今回はどうする?自然を装って、この辺で百田ちゃんが出てくるのを待っておく?」

春川「別に…それでいいんじゃない」

真宮寺「特に異論はないヨ」

王馬「じゃあしばらく待ちますかー、あ、ババ抜きでもやる?オレ今、手元にトランプあるよ?」

春川「やるわけないじゃん」
355 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/07(木) 15:32:39.69 ID:P2A4zc9iO
王馬(しばらく、寄宿舎の一階で百田ちゃんを待っていると…)

ガチャ

百田「…あー、ねみぃ……あ?」

王馬「あ、百田ちゃん、おはよー!」

百田「ハルマキに王馬に…真宮寺?珍しい組み合わせだな」

百田「っていうかなんで、こんなところでババ抜きなんかやってんだ?」

王馬「まぁいろいろあって…って真宮寺ちゃんあがりかよ!?」

春川「…ん、おはよ。…よし、私もあがり」

王馬「あーあ、負けちゃった…」カタヅケ カタヅケ

真宮寺「おはよう、百田君…ああ、そうだ。よかったら今から一緒に朝食を摂らないかい?」

百田「ああ、もちろんだぜ!じゃあ行くか!」スタスタ

王馬「あー、オレに百田ちゃんの観察なんてできるかなー、ドキドキするなぁ!ね、春川ちゃん?」

春川「え?……ああ、うん。そうだね」

王馬「…春川ちゃん、ちょっと緊張してる?」

春川「は?なに言ってんの、そんなわけない。さっさと行くよ」スタスタ

王馬(絶対嘘だな)

真宮寺「へェ…春川さんでも緊張するんだネ…じゃあ僕たちも行こうか」スタスタ

王馬「うん」スタスタ
356 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/07(木) 15:35:06.08 ID:P2A4zc9iO


        −食堂−

王馬(今日は食べつつ、百田ちゃんを観察するか…)

百田「おい、ハルマキ、もっと食えよ?テメーは細いんだからよ!」

春川「…別にいいよ。私はあんたみたいにバカ食いなんてしないし…」

百田「バカじゃねー!男はたくさん食うもんなんだよ!」

春川「じゃあ私は男じゃないから、たくさん食べる必要ないね」

百田「そ、そりゃそうだがよ…」

百田「そうだ、王馬と真宮寺も、もっと食えよ?男なんだからよ!」

王馬「うん、相変わらず百田はのちょび髭はダサいよね!」

百田「んなこと言ってねーよ!」

真宮寺「僕はこの量で十分だヨ…」

百田「そうか…っていうか、テメーはどうやって食ってるんだ…?」

真宮寺「ククク…気になるかい?」

王馬「きっとそのマスクと霊界が繋がってて、うんぬんなんだね!」

百田「れ、れ、霊界だと…?んな、んなもんあるわけねーだろーが…!」ブルブル

春川「あんた、王馬の嘘なんかでびびってんの?」

王馬「えー嘘じゃないもん!ねー、真宮寺ちゃん?」

真宮寺「そもそも人は死んだら…」ペラペラ

百田「や、止めろぉっ!」ブルブル

春川「アホらし…」

王馬(………)

王馬(なんか、いつもと変わらなくね?)
357 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/07(木) 15:38:38.00 ID:P2A4zc9iO


王馬「ごちそうさまー!」

真宮寺「…今日も美味しかったヨ、東条さん」

東条「ありがとう、じゃあ食器を下げるわね」

春川「ごちそうさま…」

百田「ふー、腹一杯だな!」スタッ

王馬「あれ、もう行っちゃうの?」

百田「ああ。ハルマキ、今日もトレーニング忘れんなよ!」

春川「…分かってるって。あんたこそサボんないでよ」

百田「ったりめーだ!じゃあな!」スタスタ

真宮寺「彼はいつも変わらないネ…」

春川「しょうがないよ。あいつバカだし」

真宮寺「で、まだ観察続けるんだよネ?」

春川「…まだこんなバカげたこと続けるわけ?」

王馬「むしろ今からが本番でしょ!」

王馬「じゃあ早速百田ちゃんをつけるよ!」タタター

春川「…はぁ」ダダダ

真宮寺「ククク…」スタスタ



星「…なにしてんだ?あいつら…」

東条「さぁ?…ところで星君、コーヒーのおかわりはいるかしら?」

星「ああ、頼む」
358 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/07(木) 15:41:47.19 ID:P2A4zc9iO


百田「……」スタスタ 

百田「…」ピタッ

王馬「こちら王馬。百田ちゃんは現在、校舎内を歩いていたと思ったら突然女子トイレの前で足を止めました、どうぞ」

春川「…」ゴゴゴ

真宮寺「なんで彼は女子トイレの前で足を止めたのかな?」

百田「…」

百田「…」ジー

王馬「百田ちゃん、女子トイレに入りたいのかな?」

真宮寺「さァ…たまたま、かな?いやそれはないカ…」

春川「…あいつが女子トイレに入るわけないじゃん。男子トイレと間違えているだけだよ」

真宮寺「…普通、間違えないと思うヨ?」

王馬「あ、また歩き出した!追っかけろ!」

         −中庭−

王馬「中庭に出ちゃったけど、そのまま部屋に戻るのかな?」

春川「だったら、このくだらない人間観察も終わりだね」

真宮寺「くだらないとは聞き捨てならないなァ…」

春川「だってくだらないじゃん」ズバッ

真宮寺「……」

王馬「あ、静かに!百田ちゃん、最原ちゃんと接触した模様!」
359 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/07(木) 15:43:30.99 ID:P2A4zc9iO
百田「よう、終一!もっと早起きしねーとダメだぞ?オレやハルマキを見習え!」

最原「早起きはどうも苦手なんだよね…いつもアナウンスで起きちゃうよ」

百田「目覚まし時計くらいあんだろ!まぁオレは体内時計で起きているがな!」

最原「体内時計って目覚まし機能もついてるんだね…」



王馬「つまんないなー、すっげー普通の会話じゃん!」

春川「だから、あいつにそんなの期待する方が間違いだったんだって」ホッ

真宮寺「……いや、ちょっと待って」

王馬「え?」



百田「でな、終一…”例”の計画はどうなった?」

最原「計画もなにも…女子トイレに入るなんてダメだよ…」

最原(入ったことあるけど…)

百田「バっ、バカっ!そんな大声で言うんじゃねー!誰かに聞かれちまってたらどうすんだよ!?」

最原「あ…ごめん」



真宮寺「おやおや…」

春川「………………」ゴゴゴゴゴゴ

王馬(最原ちゃん、女子トイレに入ったことあるくせになに言ってんだ)

王馬「あーあ、まさか最原ちゃんのみならず百田ちゃんまで変態だったとはねー」

真宮寺「さっき、百田君が女子トイレを見ていたのはそういうことだったんだネ…ククク、人間ってやっぱり面白いなァ」

春川「百田ァ…最原ァ……」ゴゴゴゴゴゴ

王馬(そしてこっちは殺気がヤバイ)
360 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/07(木) 15:46:40.28 ID:P2A4zc9iO
最原「なんか…妙な殺気が…」キョロキョロ

春川「………」ゴゴゴ

最原「……え”!?」

百田「どうした終一……あ!?」

最原「百田くん…今の会話…」

百田「やべぇっ!!終一、逃げるぞ!」ダダダ

最原「あ!待ってよ、百田くん!」ダダダ

春川「逃がさない…」ドダダダダ

王馬「あーあ、春川ちゃんの殺気のせいでバレちゃったよ…」

真宮寺「…彼女は親しい友人のこととなると頭に血が登りやすくなるようだネ。キミもいろいろと気を付けた方がいいかもヨ」

王馬「はいはいはーい」

真宮寺「………」

王馬(その後、まだ若干殺気をまとった春川ちゃんが戻ってきた)

王馬(やっぱり春川ちゃんはただの保育士じゃないね…あれは人を殺したことのある目だ)

春川「…なに。なんか言いたいことでもあるの」

王馬「んー?べっつにー?」

春川「……」イラァ

真宮寺「…春川さん。彼らはどうしたのかな?」

春川「ああ、あいつらなら今ごろ、部屋の中で苦しんでいると思うよ。痛い目にあわせたからね」

王馬「…ちなみに、何をしたの?」

春川「聞きたい?」

真宮寺「大体、予想がつくから遠慮しておくヨ…」

春川「そう?」

王馬(きんのたまを蹴ったんだろうな…)



王馬(ふたりに何かプレゼントする?)

☆現在の所持品

しょうが湯      スコラティーン    
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      テディベア
モノ甚平×2      
机上トラベル紀行   過剰に踊るはにわ  
ハッカシガレット    
ハンモックホーム   プラネット 
宇宙のたまご      
ジェリービーズ    時計型ゲーム機 
ガジュマルの鉢

>>361 何をプレゼントする?

一旦ここまで、また夜にきます
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/07(木) 15:47:46.43 ID:Agzu5Okuo
モノ甚平×2
362 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/07(木) 16:03:42.73 ID:P2A4zc9iO
いけそうなのでイキます

王馬「ふたりにこれあげるよ」

春川「…なにこれ」

真宮寺「 モノ甚平だネ…」

春川「…いらないんだけど」

真宮寺「うーん、ここまで面白かったのに最後の最後でこのセンスはちょっとガッカリだヨ」

春川「…今回だけだから。次はいらない。じゃあね」

真宮寺「僕も…これで失礼するヨ」

王馬(全く喜ばれなかったな…)

☆春川魔姫の絆のカケラを0.5個ゲットした!(現在カケラ4.5個)

☆真宮寺是清の絆のカケラを0.5個ゲットした!(現在カケラ4.5個)


    絆のカケラ 恋愛フラッグ
赤松楓   6      ―
天海蘭太郎 5      ―
入間美兎  6      ―
キーボ   1      ―
獄原ゴン太 6      ―
最原終一  6      ―
白銀つむぎ 4      ―  
真宮寺是清 4.5     ―
茶柱転子  5      ―
東条斬美  6      ―
春川魔姫  4.5     ―
星竜馬   4      ―
百田解斗  6      ―
夢野秘密子 6      6
夜長アンジー4      ―
363 : ◆hq9TfeeMlAP9 [sage]:2017/09/07(木) 16:06:46.23 ID:P2A4zc9iO
ハルマキと真宮寺の絆のカケラが中途半端になりましたが、これはデートチケットのおかげ的な感じです。
本当は一個分でも良かったのですがふたりともモノ甚平大嫌いだったので0.5個にしました。
次の機会でそれぞれに大好きなものをプレゼントできたら、絆が一気に深まると思います。
という補足でした。
364 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/07(木) 16:08:02.14 ID:P2A4zc9iO
ゴトゴトゴトゴト

王馬「昼か…」

鉄屑「大変だ!みぞれとあられとひょうがいっぺんに落ちてきたよ!」

王馬「鉄屑に当たったら壊れちゃいそうだね!」

鉄屑「えっやだ!オイラまだ壊れたくないよー!」

王馬「嘘だよー!」

鉄屑「なぁんだ嘘かー!」

王馬(さてなにしようかな?)


@ロボット差別するぜ!

Aデートチケット使う?(人物指名)

Bどっか行こうかな(場所指定)

Cその他自由記述

>>365 @〜Cの中から選択してください
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/07(木) 16:15:19.44 ID:ATTCgs3dO
2 天海、アンジー
366 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/07(木) 17:51:45.36 ID:P2A4zc9iO
王馬「天海ちゃんとアンジーちゃんを誘おっか」



        −中庭−

天海「アンジーさん、そんなにひょうを集めてどうするんすか?」

アンジー「もっちもち、食べるよー?」

天海「食べるんすか!?」

王馬「あ、ちょうどふたりいるじゃん!おーい!」

天海「あ、王馬君。こんにちはっす」

アンジー「やっはー小吉!」

王馬「ふたりともなにしてたの?オレも混ぜてよ!」

天海「ああ、それはっすね…」

アンジー「待って、蘭太郎」

王馬「?」

アンジー「ねぇ、小吉。謝ることない?今なら神さまも許してくれるよ?」ズイ

王馬「な、なんのことかな…?」

天海「…王馬君、アンジーさんは怒らせない方がいいと思うっすよ」

王馬「正確にはアンジーちゃんの神さま…でしょ?はいはい、ごめんって」

王馬「生徒会活動に行かなかったこと、だよね?…オレも忙しくてさ!嘘じゃないよ?」

アンジー「ジトー……」

王馬「…」
367 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/07(木) 17:56:04.57 ID:P2A4zc9iO
アンジー「にゃははー!いいよー、許してあげる!」

王馬「アンジーちゃんの神さまって寛大なんだねー、よかったー!」

天海「…実は、初日は俺も欠席したんすよね」

王馬「じゃあ誰が参加したの?」

アンジー「にゃははー!アンジーだけだよー!」

王馬「え?」

天海「王馬君、真宮寺君、白銀さんに夢野さん…あと、俺。みんな欠席したみたいっす…本当すみません」

王馬「アンジーちゃん…なんかごめん」

アンジー「いいよー?アンジー全然気にしてないもん!」

王馬「…目が笑ってないよ?」

アンジー「神さまが許したからいいんだよ!それに昨日は蘭太郎と秘密子が来てくれたしねー!」

天海「そういうことっすよ」

アンジー「それでー、小吉は副会長になったから、よろしくねー!」

王馬「え」

アンジー「あと、アンジーと秘密子も副会長なんだー」

王馬「副会長そんなにいるの?」

アンジー「それでー是清が書記でつむぎが会計だよ!ぜーんぶ神さまが決めたんだ。神さまの言うことは正しいからね」

天海「じゃあ仕方ないっすね…」ハハハ

アンジー「じゃあ小吉は今後も来ないかもしれないし、今から臨時生徒会活動始めよっか?」

王馬「いいよ、どっちみちふたりと遊びたかったしね!」
368 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/07(木) 18:02:55.13 ID:P2A4zc9iO
天海「じゃあそれっぽいことやるっすかね…」

アンジー「じゃあ、生徒会長の蘭太郎は進行を進めるのだー!」

王馬「あ、ひょうが降りしきる中でやるんだね?」

アンジー「ひょう、美味しいねー。アンジーの島では見たことないよ」ボリボリボリ

王馬「え、ひょう食ってる…」

天海「コホン…じゃあまずは今後どんな活動するか考えるっすかね」

王馬「ああ、みんなが快適に過ごせるようにってやつ?」

アンジー「………」ニコニコ

王馬「アンジーちゃん、なんで笑ってるの?」

アンジー「…ん?ああ、なんでもないよ?」

アンジー「ただ…神さまがあとちょっとでここでの生活が終わるかもしれないでゲス…って言ってただけだよー」

王馬「あと少しで終わる…?」

天海「それは本当っすか?」

アンジー「もちろんでゲス!…だってー!」

王馬(本当なら嬉しいけど…神さまなんてあてになるのかな?)

天海「まぁ、とりあえず…話進めるっすよ?」

天海「アンジーさん、王馬君。何か案はありますか?」

アンジー「アンジーたちがここで快適に過ごせるための案かー…イベントとかでもいいよね?」

王馬「うーん、なんかあるかなー…」

天海「案があるならどんどん言ってほしいっす」

アンジー「じゃあじゃあ、>>369とかはどうー?神っちゃってるねー!」

王馬「そうだなー。>>370とかどう?」
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/07(木) 18:09:44.24 ID:WgVl9QmW0
学園の平和を守る見回り
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/07(木) 18:11:49.96 ID:LoSh9Ni8O
運動会
371 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/07(木) 18:32:30.93 ID:P2A4zc9iO
赤松ちゃんも生徒会入ってたの忘れてた…
赤松ちゃんが来なかった理由はピアノ弾きすぎということでお願いします


天海「学園の平和を守る見回りに、運動会っすか…」

アンジー「じゃあまず見回りについて話そうかー!」

王馬「見回りっていつやるの?まさか一日中じゃないよね?」

アンジー「うーんとね、夜だけでいいと思うよー。夜は危ないからねー」

王馬「備えあれば憂いなしってやつ?」

天海「いいんじゃないっすか?生徒会の人数も多いですし、交代交代でやるっすかね」

アンジー「そうそう!じゃあ早速今日からやろっかー!」

アンジー「あとで見回りの組み合わせ決めようねー、じゃあ次は運動会についてだよー」

王馬「思ったんだけどアンジーちゃんの方が生徒会長むいてない?」

天海「……」

天海「運動会っすか。何やるんすかね?」

王馬「無視かよ…そうだなー徒競走、パン食い競争、玉入れ…いっぱいあるよ?」

アンジー「16人しかいないからねー…大人数でやるのは止めた方がいいねー」

王馬「で、いつやるの!」

天海「明日とか明後日すかね。今は無理っすよ、天気悪いっすからね」

王馬「それでも、今でしょって言おうよ!」
372 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/07(木) 18:45:02.36 ID:P2A4zc9iO
アンジー「でもでも、天気が良くても、中庭にそんな広いところあるー?」

王馬「あるにはあるけど、草ボーボーだよねー」

王馬「となると、体育館……も木とか生えてるじゃん、どうすんのさ!?」

天海「じゃあモノクマに整備してもらえばいいんじゃないっすか?」

アンジー「モノクマに?」

王馬「あ、いいねそれ!モノクマーズとか使えるんじゃない?」

アンジー「なるなるなー、神さまもそれでいいって言ってるぞー!」

アンジー「じゃあ見通しがたったことだし、あとは夜に話そうかー」

天海「全員集まっていた方がいいっすからね」

アンジー「今日は小吉も来てよー?」

王馬「自分で言った以上は責任持つよ」

アンジー「じゃあこれから何するー?まだ時間あるよねー?ひょうでも食べる?」ボリボリボリ

天海「それは遠慮しとくっす」

王馬「あ、じゃあ今から運動会の予行演習がてら軽く遊ぼうよ!」

王馬「準備も必要だろうしね!」

アンジー「にゃははー!いいよー、アンジーも遊びたいからね!」

天海「予行演習っすか…徒競走とかはやる必要ないっすよね?」

王馬「にしし…どうかな?」

王馬「じゃあ体育館で>>373(運動会の競技)でもしよっか!」

22時頃また再開します
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/07(木) 19:01:46.94 ID:un23OiwDO
借り物競争
374 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/07(木) 21:52:49.16 ID:P2A4zc9iO
天海「いいっすね。みんなが楽しめそうですし、予行にぴったりと思うっすよ」

アンジー「じゃあアンジーは斬美を呼んでくるよー」

天海「東条さんを?」

王馬「ああ、東条ちゃんなら公平に判定してくれそうだし借り物の内容も考えてくれそうだもんね!」

アンジー「そゆことー!じゃあ行ってくるぞー」タッタッター

天海「俺たちは先に体育館へ行って準備しとくっすかね」

王馬「うん、そうだね。まぁ今回は予行だし適当でいいんじゃないかな」

天海「となると……」

王馬(天海ちゃんと借り物競争のコース案を出し合いながら体育館へ向かった…)

        −体育館−

王馬「さて、と。借りる物を書いた紙を置くための机と、ちょっとした障害物の設置は完了だね!」

天海「マットで2回転がる…っすか。本番はもっと増やしますか?」

王馬「1個か2個でいいんじゃないかな、借り物がメインだしね」

天海「本格的な障害物は障害物競争でって感じっすね。なんか楽しみになってきたっすよ」

王馬「オレもだよ。運動会なんて久しぶりだもんねー!」

アンジー「お待たせー!斬美連れてきたぞー!」

東条「ごめんなさい、依頼が多くて時間がかかってしまったわね」

天海「こっちもちょうど準備終わったところだし大丈夫っすよ」

東条「そう?…じゃあ早速私が考えた借りる物を書いたメモ用紙を置かせてもらうわね」

東条「えっと、どこに置けばいいのかしら?あの机でいいの?」

王馬「うん、そうだよ!」
375 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/07(木) 21:53:28.57 ID:P2A4zc9iO
東条「分かったわ。競技を終えたあとの軽食やスポーツドリンクも用意してきたから、安心して競技に臨んで頂戴」

王馬「おっけー!じゃあ早速やるぞー!オレが一番になるもんね!」

アンジー「アンジーだって負けないぞー」

王馬「あ、そうだ、アンジーちゃん。マットでは2回でんぐり返ししてね」

アンジー「おっけー!」

天海「俺も頑張るっすよ!」

東条「コースの線は引いてないのね…」

王馬「予行ですから!」

東条「となると、アンジーさんは少し前に出た方が身体能力バランスがいいかもしれないわ」

アンジー「にゃははー!じゃあそうするー」

天海「前に出すぎじゃねーっすか?」

東条「スタートはスタンディングスタートかしら?それともクラウチングスタート?」

王馬「もう!どっちでもいいよ!今回はスタンディングスタート!!」

東条「分かったわ。それでは、よーい…」

東条「スタート!!」パンッ13

ダダダッ…!

王馬(その合図で一斉に走り始めたオレたち)

王馬(アンジーちゃんはオレたちよりかなり前でスタートダッシュをきったものの、徐々に追い付かれ始めている…)

王馬(天海ちゃんはというとオレと接戦状態だ。オレが抜かしたり、天海ちゃんが抜かしたり…)
376 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/07(木) 21:55:20.88 ID:P2A4zc9iO
ダダダッ…!

アンジー「にゃははー!」

天海「くっ…中々やるっすね、王馬君!」

王馬「天海ちゃんこそっ!」

王馬(そうこうしているうちに障害物として引いたマットが現れた)

王馬(その頃にはアンジーちゃんに追い付いて3人ほぼ同時にでんぐり返ししてた)

グルングルン

ダダダッ…!

王馬(マットが終わったら借りる物が書かれたメモはすぐそこだ)

王馬「よしっ」バッ

王馬(残っていた体力を使って一番にメモにたどり着いた)

王馬(借りる物、借りる物…)ペラ

王馬(と、閉じてあったメモを開くとそこに書かれてあったオレが借りなくてはならない物は…)

王馬(>>377(借りなければならない物)だった)
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/07(木) 22:50:01.36 ID:cHzW9NTfO
キーボ.....の蝋人形
378 : ◆hq9TfeeMlAP9 [sage]:2017/09/07(木) 23:05:58.63 ID:P2A4zc9iO
安価ありがとうございました、今日はここまでにします。くますみー
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/10(日) 05:06:03.63 ID:Ms8Twvj6O
なんか『キーボの蝋人形』で某キーボを壊しちゃったスレのアンジーのやつ思い出したwwww
380 : ◆hq9TfeeMlAP9 [sage]:2017/09/10(日) 20:15:26.48 ID:J+/jaHomO
>>379
あのシリーズ大好き

更新再開します!
381 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/10(日) 20:16:11.96 ID:J+/jaHomO
王馬(キー坊…それなら楽勝のはずだった)

王馬(でもここに書かれてあるのはキー坊の蝋人形)

王馬「なんでキー坊の蝋人形なんて書いたの、東条ちゃん!」

東条「どのコースを通り、どんなものを借りてくれば、あなたたちの体力増加に繋がるか考えた結果よ」

天海「それならみんな同じ難易度かもしれないっすね…」ペラ

天海「…あ」

王馬「なに。天海ちゃんはなんだったのさ?」

天海「…眼鏡っす。白銀さんとゴン太くんとモノスケ全員の眼鏡っす」

王馬「なんていうか、微妙だなぁ…」

アンジー「どれどれー?アンジーはー…」

アンジー「………」

王馬「なんだったの?」

アンジー「錆び落としスプレーだって。どこにあるのかなー倉庫かなー」

王馬「東条ちゃん、錆び落としスプレー気に入ったんだね」

東条「ええ」

王馬「そもそもキー坊の蝋人形ってなにさ?」

アンジー「アンジーがこの前作ったやつかな?まぁアンジーは神さまに体を貸しただけなんだけどねー」

王馬「とにかく行くしかない!オレが一番になってやる!」ダダダ

天海「あぁ…みんなどこにいるんすかね…」ダダダ

アンジー「錆び落としスプレーかぁ…どこかなー?」テクテク

東条「行ってらっしゃい」
382 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/10(日) 20:16:45.32 ID:J+/jaHomO


王馬「アンジーちゃんの研究教室って遠いんだよなー」ダダダ

王馬「はぁ、はぁ…こんなときに瞬間移動使えたらな…主人公だったら使えるんだろうなー」ダダダ

−4階−

王馬「ついた!」

ガチャッ!

王馬「キー坊の蝋人形は…これか」

王馬「しかし、見れば見るほどそっくりだね、キー坊の目の前で壊して反応見てみたいよ」

王馬「なんでキー坊の蝋人形なんか作ったのか知らないけど、とりあえず借りるよ、アンジーちゃん!本人いないけど!」ダダダ

王馬(こうしてキー坊の蝋人形を抱えたオレは体育館に戻ってきた)

王馬「はぁっ…はぁっ…あー疲れた…」

東条「王馬君ゴールはまだよ」

王馬「分かってるって!ってもうアンジーちゃんいるし…」

アンジー「にゃははー!小吉、遅かったねー」

東条「はい、ゴールよ」

王馬「2着かー、くやしいなー」

東条「はい、スポーツドリンクよ。タオルで汗も拭いておきましょう」

王馬「ママかっ!」ゴクゴクゴク

アンジー「ママだねぇー」

東条「ママではないわ、メイドよ」キリッ
383 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/10(日) 20:18:20.09 ID:J+/jaHomO
王馬「天海ちゃんは?」

アンジー「まだだねー、アンジーが見かけたときにはつむぎの眼鏡しか持ってなかったよー」

東条「大変そうね」

王馬「いや、キミが借りてこいって書いたんだよね?」

…数分後

天海「……ただいまっす」ゼーゼー

東条「ゴールよ。はい、ドリンクをどうぞ」

天海「うまいっす…」ゴクゴクゴク

王馬「遅すぎてもう帰るところだったよ」

アンジー「わー、みんなの眼鏡持ってきたんだねー」

天海「大変だったっすよ…白銀さんは研究教室にいるし…ゴン太君は森の中にいたし…モノスケは呼んでも来ないし…」

王馬「本番はもう少し控えめにしようか」

天海「それがいいっすよ…」



王馬(片付けをし、東条ちゃんの持ってきたサンドウィッチを食べた…)

東条「じゃあ私はここで。また何かあったらいつでも呼んで頂戴」

アンジー「ありがとねー斬美ー」

王馬「体育館だけどやっぱり木が邪魔だなー」

天海「モノクマーズ使うしかないっすかね」

王馬「オレが本気を出したら1週間で伐採できるけどね!」

天海「本気を出しても1週間かかるんすね…」

アンジー「にゃははー運動会楽しみだねー!」

王馬(さて…なんかプレゼント渡す?)

☆現在の所持品

しょうが湯      スコラティーン    
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      テディベア
モノ甚平×2      
机上トラベル紀行   過剰に踊るはにわ  
ハッカシガレット    
ハンモックホーム   プラネット 
宇宙のたまご      
ジェリービーズ    時計型ゲーム機 
ガジュマルの鉢

>>384 なにプレゼントしよっか
384 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/10(日) 20:19:34.86 ID:J+/jaHomO
☆現在の所持品

しょうが湯      スコラティーン    
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      テディベア       
机上トラベル紀行   過剰に踊るはにわ  
ハッカシガレット    
ハンモックホーム   プラネット 
宇宙のたまご      
ジェリービーズ    時計型ゲーム機 
ガジュマルの鉢

訂正です。こっちで
>>385 プレゼントするもの
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/10(日) 21:33:15.43 ID:qoq6dmcvo
天海に時計型ゲーム機
アンジーに過剰に踊るはにわ
386 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/10(日) 21:52:25.10 ID:J+/jaHomO
王馬「これあげるよ!」

アンジー「わーい、このはにわ大好きー!」

天海「おっ、いいっすね。俺実はこれ好きなんすよ」

       《会話発展!》

王馬「アンジーちゃん…そんなはにわが好きなんだね」

アンジー「だってこの踊り神ってるもん!」

天海「アンジーさんって変わってるっすよね…」

天海「そうだ、アンジーさんの島について教えてくれません?ちょっと興味あるっす」

王馬「オレも気になるなー」

アンジー「んー?いいよ!教えてあげる!えーっとね…」

王馬(アンジーちゃんの島の話を聞いた…)

王馬「……柔軟…え?」

天海「それって…」

アンジー「?でねでねー…」



王馬「………」

天海「めちゃくちゃ物騒なもの運んでくるんすね」

アンジー「物騒かなー?そんでー」

王馬「いや、もうお腹一杯だからいいです」

天海「俺も…もういいっす。世界中、旅したっすけど全然知らなかったっすよ…」

アンジー「そう?聞きたくなったたいつでも聞いてねー!」

アンジー「にゃははーぐっばいならー!」
387 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/10(日) 21:55:49.47 ID:J+/jaHomO
天海「…」

王馬「そーういえばさ」

天海「?」

王馬「天海ちゃんさー、なんでちょっと前におに…兄貴面してきたの?」

王馬(ここでお兄ちゃんって言ったら喜ばせてしまうかもしれない…危なかった)

天海「う…それ聞くっすか?」

王馬「聞くよ。オレの心に傷がついたんだからそれくらい聞かせろよ」

天海「あのときは…ちょっと頭おかしくなってたんすよ」

王馬「それくらい分かるよ。オレはくわしい理由が知りたいんだよねー!」

天海「これ以上は王馬君に言う必要なんてないっすから」

王馬「は?なにそれ、そんなんでオレが納得すると思ってんの?オレの心の傷なめてんの?」

天海「なめてねーっすよ…それについては申し訳ないと思ってるっす。けど、これは俺の問題なんで」

王馬「それっぽいこと言ってるけど気持ち悪いこと言ったのに変わりはないんだからね?」

天海「なんとでも言ってください」

王馬「ふーん…」

王馬「オレさー実は兄貴がいるんだよねー!」

天海「え、王馬君にっすか?初耳っすねぇ」

王馬「言ったことないもん!で、もう困った兄貴でさぁ?」

王馬「いっつもあれほしいこれほしいって駄々こねて、いっつもオレの後ろ付いてきてたんだよねー」

天海「なんだか兄貴っていうより弟みたいっすね…」

王馬「うん、実は弟なんだよね!」

天海「なーんだ、やっぱりそうだったんすか?」
388 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/10(日) 21:58:34.22 ID:J+/jaHomO
王馬「ん?なんで嘘だって分かったの?渾身の嘘だったのになー」

天海「そりゃそうっすよ。俺もよく妹が…」

天海「…あ」

王馬「…へぇ。天海ちゃんって妹いるんだね?」

王馬「ちなみに、オレに兄弟はいないよ。今の話は全部嘘!」

天海「…わざとっすか。あんまり関心しねーっすよ」

王馬「あーんな、気持ち悪いこと要求してきた天海ちゃんの方が関心しないと思うよ?」

天海「…」

王馬「妹かー、そうかー妹がいたのかー」

天海「そうですよ、それだけっす」

王馬「…ホント?まだ何か理由を隠しているんじゃないの、お・に・い・ちゃ・ん?」

天海「そんなこと言ってもなーんも効かねーっすよ」

王馬「そもそもお前がやれって言い始めたことが原因だろ?なのにその態度はないでしょー、砲丸頭にぶつけるよ?」スライム

天海「すいません」

王馬「で、結局理由は言ってくれないの?」

天海「言うもなにも俺がシスコンって以外に理由なんてねーっすからね」

王馬「…」

王馬「じゃあオレが一方的に質問するからよーく聞いてね!」

天海「え?」
389 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/10(日) 21:59:31.67 ID:J+/jaHomO
王馬「妹に嫌われてるからお兄ちゃんって呼んでほしかったの?」

王馬「ここに妹がいないから呼んでほしかったの?」

王馬「妹が家出して寂しいから呼んでほしかったの?」

王馬「えーと…。妹にしばらく呼んでもらってないから、呼んでほしかったの?」

天海「…っ!」

王馬「ああ、妹さんにしばらく会ってないんだね…理由はよく分からないけど、思ったより深刻そうだね?」

天海「……そんなことないっすけど」

王馬「ふーん、嘘つくんだ。オレさ、人の嘘嫌いなんよねー」

天海「…好きに言ってください。とにかくもういいでしょう?」

天海「俺のことは…放っておいてください。こんな才能も分からないようなやつ、信用できないでしょうし…」

王馬「信用、ねぇ…」

王馬「…オレにはただキミが壁を作っているようにしか思えないけど」

天海「………」

王馬「…もういいや。これ以上聞いても何も言ってくれそうにないし」

天海「……待ってください」

王馬「?」
390 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/10(日) 22:01:22.50 ID:J+/jaHomO
天海「俺……生徒会を通じて信用されるように頑張ってみます」

王馬「…もう20日も過ぎてるし、天海ちゃんの才能が分からないからって、信用していない人なんていないと思うよ?」

天海「…俺は今までみんなのことを信用しきれてなかったっす」

天海「だから、今度は俺が生徒会長としてみんなを信用して、信用されるように…頑張ります」

天海「難しいかもしれねーっすけど…やってみます」

天海「だってこのままじゃ…兄貴としてカッコ悪いっすからね」

王馬「そっかー!じゃ、オレのことを信用できるようになったら妹ちゃんのこと教えてほしいなー」

天海「手出しはさせねーっすよ!?」

王馬「嘘だよ!興味ないもーん!」

天海「興味ないんすか!?」

王馬「親父みたいな反応だね!さては”超高校級のシスコン”だな!?」

天海「そうかもしれねーっす…」

王馬(天海ちゃんに感じる壁がほんの少し薄くなったように感じる…これも仲良くなれたってことなんだろう)

☆天海蘭太郎の絆が深まった!

☆天海のパンツをゲットした!

☆夜長アンジーの絆のカケラをゲットした!(現在カケラ5個)

    絆のカケラ 恋愛フラッグ
赤松楓   6      ―
天海蘭太郎 6      ―
入間美兎  6      ―
キーボ   1      ―
獄原ゴン太 6      ―
最原終一  6      ―
白銀つむぎ 4      ―  
真宮寺是清 4.5     ―
茶柱転子  5      ―
東条斬美  6      ―
春川魔姫  4.5     ―
星竜馬   4      ―
百田解斗  6      ―
夢野秘密子 6      6
夜長アンジー5      ―
391 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/10(日) 22:04:23.00 ID:J+/jaHomO
王馬「まだ時間がありそうだね」

鉄屑「…………」

王馬「鉄屑どうしたの?」

鉄屑「…元お父ちゃんがエッチな本読んでて複雑な気分なんだ」

王馬「どうでもいいよ」

@ロボット差別しにいくか

Aデートチケット使おうか(人物指名)

Bどっか行くか(場所指定)

Cその他自由記述

>>393 @〜Cの中から選択してください
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/10(日) 22:05:01.66 ID:SGkgZjXWo
2 春川
393 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/10(日) 22:06:25.55 ID:J+/jaHomO
今日はここまでにします、くますみー
安価先はミスったので>>392でいきます
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/17(日) 06:21:07.14 ID:359d+AY6O
当然のことだけどキーボとの絆だけ深まってなくて塩
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/17(日) 20:47:39.66 ID:KWotAHm5O
sageろよ、更新きたかと思ったのに
っていうか更新マダー?
396 : ◆hq9TfeeMlAP9 [sage]:2017/09/21(木) 21:00:15.42 ID:B2Rx/OuPO
遅くなってすいません!更新再開します
397 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/21(木) 21:01:28.91 ID:B2Rx/OuPO
王馬「春川ちゃんをまた誘うか」

ピンポーン

春川「…またあんた?」

王馬「一緒に遊ぼうよ、今度はふたりで!」

春川「……」

王馬「ま、オレのことが嫌いなのは分かるよ」

春川「え?」

王馬「でも嫌いなままじゃよくないんじゃない?」

春川「私は……」

王馬「…ってキミのリーダーなら言いそうだよねー!」

春川「…バカにしてんの?」イラ

王馬「えー、でも最初にリーダーをバカにしてたのはキミだよね?」

春川「…いいよ。遊んであげるよ、あんたがお望みならね」

王馬「にしし、その意気だよ!」

春川「じゃあ何して遊びたい?」

王馬「それじゃあ無難に殺し合いとかどう?春川ちゃん得意そうだし!」

春川「…………あんたも悲鳴をあげたいんだね?」

王馬「嘘だって!かくれんぼでもやる?オレ、得意なんだよねー」

春川「別にいいけど」

王馬(しばらく春川ちゃんとかくれんぼをして過ごした…)
398 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/21(木) 21:04:14.07 ID:B2Rx/OuPO
春川「………」イライラ

王馬「……」

王馬(オレを全然見つけることのできなかった春川ちゃんはものすごくイライラしている…)

王馬(さて…春川ちゃんに何をプレゼントしようか?)

☆現在の所持品

しょうが湯      スコラティーン    
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      テディベア       
机上トラベル紀行   ハッカシガレット   
ハンモックホーム   プラネット 
宇宙のたまご     ジェリービーズ    
ガジュマルの鉢

>>399 何をプレゼントしようか?
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/21(木) 21:07:40.97 ID:/izDrZwFo
テディベア
400 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/21(木) 21:17:02.39 ID:B2Rx/OuPO
王馬「春川ちゃん、これあげるよ」

春川「ん?…これ、テディベア?」

       《会話発展!》

王馬「嫌いだった?なら受け取ってもらわなくてもいいけど」

春川「ううん…もらっとく。ありがと」

春川「あんたってこんなものまで持ってるんだね。…こういうのが好きなわけ?」

王馬「あんまり好きじゃないよ…勘違いしてるわけじゃないよね?」

春川「……ふーん」

王馬「これはホントだよ!?そんな目で見ないでよ!」



春川「…………」

春川「あんたってさ、何がしたいの?」

王馬「別にー?オレは自由を愛する男だから、自由に生きているだけだよ!」

春川「…ずっと嘘つきのクソヤローって思ってた。いっつもそういう態度だし」

王馬「過去形なの?ってことは今はオレのことが…!?」

春川「は?そんなわけないじゃん。今でも嫌いだよ」

王馬「嫌いなんだね…オレはこんなに好きなのに…嘘だけど!」

春川「でも、最近はいろんなやつと仲良さげにしてるしさ」

春川「なんていうか…最初のころと別人みたい。ま、それも嘘だろうけどね」

王馬「ふーん…でも春川ちゃんにだけは、オレのこと嘘つきのクソヤローとか言われたくないんだけどなー?」

春川「………」
401 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/21(木) 21:22:30.77 ID:B2Rx/OuPO
王馬「オレってさ、人が嘘をついているかどうかも分かるんだよねー」

王馬「春川ちゃんもさ…嘘、ついてるでしょ」

春川「…さぁ、どうだろうね」

王馬「にしし!嘘つくのへったくそだなー!オレが今度、嘘のつきかた教えてあげようか?」

春川「……じゃあ教えてもらおうかな」

王馬「……」

王馬「えっ!?」

春川「ふーん、あんたでも驚くことあるんだ?っていうかあんたが言ったんでしょ?」

王馬「いや、春川ちゃんはオレのことなんだと思ってるの?」

王馬「それに普通にオッケーしちゃうしさ…なに企んでるの?」

春川「何も企んでなんかないし…」

春川「あんたのこと嫌いだけどさ、嫌いなままじゃ…前に進めないじゃん…」

春川「私だって…少しは変わらないと」

王馬「…あぁ、百田ちゃんの受け売りか」

春川「…百田は関係ない。これは私が決めたことだよ」
402 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/21(木) 21:23:25.80 ID:B2Rx/OuPO
王馬「そっか…じゃあ今度、嘘のつきかた教えてあげるよ、オレの授業は厳しいよー?」

春川「じゃあ私はあんたと鬼ごっこでもしてあげるよ。あんたに負けっぱなしは嫌だからね」

王馬「…まだかくれんぼでボロ負けしたこと根にもってんの?」

春川「別に根にもってなんかないけど?」

王馬(絶対もってるな)

王馬「じゃあ約束ね、まぁ春川ちゃんに捕まるなんてこと絶対ないけどね?」

春川「…泣いて謝っても知らないよ」

王馬(春川ちゃんと、約束をする…)

王馬(きっとオレたちが本当の意味で仲良くなることはないだろうけど、オレたちはこれでいいんだろうね、きっと)

☆春川魔姫の絆が深まった!!

☆春川のパンツをゲットした!


    絆のカケラ 恋愛フラッグ
赤松楓   6      ―
天海蘭太郎 6      ―
入間美兎  6      ―
キーボ   1      ―
獄原ゴン太 6      ―
最原終一  6      ―
白銀つむぎ 4      ―  
真宮寺是清 4.5     ―
茶柱転子  5      ―
東条斬美  6      ―
春川魔姫  6      ―
星竜馬   4      ―
百田解斗  6      ―
夢野秘密子 6      6
夜長アンジー5      ―
403 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/21(木) 21:26:38.61 ID:B2Rx/OuPO
         −夜−

王馬「夜か…今日は、生徒会活動行かなきゃな」

鉄屑「なにそれー?オイラも行っていい?」

王馬「いや、留守番してて」

鉄屑「はーい」

         −教室A−

ガチャ

アンジー「あ!小吉来たんだねー、よかった、よかった!」

天海「今回は重要な会議っすからね…欠席は許されないっす」

夢野「欠席したらウチの魔法で爆発させるつもりじゃったんじゃがな…残念じゃ」

王馬「なんで残念なのさ!?爆発するのはどっかのポンコツロボだけで十分だよ!」

白銀「そんな風に言ったら地味にキーボ君がかわいそうだよ?」

赤松「いや…キーボくんって言ってないよね?」

真宮寺「それより早く話し合いを始めようヨ…運動会をやるんでしョ?」

天海「そうっすね」

王馬「ちゃちゃっと決めようか!」

夢野「んあー運動会か…めんどいのぅ」

赤松「まぁまぁそんな風に言わずに楽しもうよ!」

白銀「運動会って言ったら学園ものの定番のイベントだもんね?」
404 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/21(木) 21:30:36.83 ID:B2Rx/OuPO
真宮寺「まずは競技を決めようカ?」チョークカマエル

王馬「あ、真宮寺ちゃんが書記なんだっけ?いやぁ様になってるね!包帯でチョークの粉が付かないし一石二鳥だよ!」

真宮寺「…………」

天海「借り物競争は今日予行したことだし、やりましょうか」

真宮寺「借り物競争、だネ」カキカキ

アンジー「あとはどうするー?そもそも何競技やるんだー?」

夢野「そんなに多くやられても困るわい」

赤松「私は多くてもいいけど、16人しかいないからね…」

王馬「時間的にも人数的にも借り物競争含めて4競技くらいでいいんじゃないのー?」

天海「まぁそれが無難っすね」

白銀「じゃあ次は競技を決めよっか」

夢野「ウチはなんでもいいぞ。めんどくなければな」

天海「俺は生徒会長としてどっしり構えとくっす」

真宮寺「僕もみんなに任せるヨ」

白銀「わたしは地味だから…」

王馬「…じゃあ、オレと赤松ちゃんとアンジーちゃんでちゃちゃっと決めよっか」

赤松「私!?…まぁいいけど…」

アンジー「任せろー!」

王馬「オレは>>405がいいと思うよ!」

赤松「私は…>>406かな」

アンジー「>>407がいいって神さまが言ってるよー?」
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/21(木) 21:31:45.81 ID:NRCaOx/Jo
リレー
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/21(木) 21:33:11.17 ID:/izDrZwFo
大玉転がし
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/21(木) 21:34:22.42 ID:6//N2xc5o
騎馬戦
408 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/21(木) 21:49:49.47 ID:B2Rx/OuPO
真宮寺「リレー、大玉転がし、騎馬戦、と…」カキカキ

天海「うんうん、みんないいと思うっすよ!」

天海「まずはリレーについて話し合いましょうか」

夢野「リレーか…めんどいが短い距離走るだけなら構わんぞ」

王馬「16人だから、4人チームに分かれて…体力少ない人のことも考えると、ひとり50mか100mくらい走ってもらおうかな」

アンジー「うーんと、一周って何mだっけか?」

白銀「わたしの高校は200mだったよ?体力測定のときに1000m走で5周走った記憶があるよ!」

赤松「うん、私もだよ」

王馬「うん、オレもだよ!盛り上がりとか、考えると全員で2周走ってほしいところだね!」

赤松「やっぱり1周だけじゃ少し物足りないもんね」

白銀「周回プレイだね!」

真宮寺「そうなると、ひとり100m走らないといけないことになるけど…夢野さんは大丈夫?」

夢野「んあ?100mとはどのくらいじゃ?」

アンジー「50mの2倍だよー」

夢野「うむ、では問題ないの」

赤松「それで納得しちゃうの!?」

王馬「にしし…まぁとにかくこれで決定だね!」

天海「そういえばチームも4人1組でいいっすよね?」

白銀「おお、なんだかそれっぽくなってきたね!」
409 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/21(木) 22:11:30.82 ID:B2Rx/OuPO
天海「次に大玉転がしっすけど…」

赤松「言ってから思ったんだけど、大玉転がしって地域性ありそうだよね…」

赤松「みんなのところはどうだった?私は大玉を背負ったりしたけど」

夢野「んあ…潰れてしまうわい…」

真宮寺「僕は4人で大玉を50mくらい転がして次の人にパスする…という感じだったヨ」

白銀「なんか思ったより地味なんだね…真宮寺君のことだから、すごい大玉転がしをしてると思ったよ」

王馬「オレは大玉をロケットにつけて噴射してみんなで眺めるいたって普通の大玉転がしだったよ!」

天海「全然普通じゃないっすよね?」

アンジー「アンジーはー、最初は島のみんなで2列になって、大玉をその間に挟んでぐるぐるーって転がしいったよー!」

夢野「アンジーも思ったより普通じゃな」

アンジー「お尻でねー!」

夢野「んあー!?お尻か!?」

赤松「想像するとなんだかシュールだね…」

王馬「人数少ないしちょーっと、難しいかもね!」

アンジー「あれま、それは残念!」

天海「4人1組ってことを考えると…どうすればいいっすかね」

真宮寺「僕は、大玉を担いだり走ったりするのが面白いと思うヨ。大変そうだけど、このときだけチーム合同で二組に別れてやるとかいいんじゃないかな?」

白銀「ああ、綱引きとかでよくあるね。赤.白vs青.黄って感じだね?」

真宮寺「そうそう。まァ、詳しいことはあとで決めるけどネ」

赤松「あ、私も意見いいかな?」

赤松「ふたりずつで大玉を転がしてもいいんじゃない?それを何回か繰り返すんだよ!例えば3往復したたゴール、とかさ!」

王馬「なるほどねー、大玉だしふたりで転がすのも難しくはないね!」

夢野「めんどい…普通に4人で走ってゴールすればよいじゃろ」

王馬「シンプルイズベストってやつだね!」

白銀「意見が…真っ二つ!?」

王馬「真っ二つではないよ?」

アンジー「こんなときはー神さまの言う通りだねー」

天海「それじゃあ頼むっす」

王馬「まさに、神頼みだね!」

アンジー「んーっとねー、神さまは、>>410(赤松or真宮寺or夢野)の意見がいいって言ってるよー!」
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/21(木) 23:41:42.39 ID:rPs59U34o
真宮寺
411 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/21(木) 23:57:37.29 ID:B2Rx/OuPO
天海「真宮寺君のっすね」

真宮寺「おや、それは嬉しいネ…じゃあちゃんとした企画を考えておくヨ」

アンジー「よろしくー!」

王馬「で、次に騎馬戦だけどー」

夢野「んあ…」ブルブル

天海「これは…チームごとだと厳しいっすね」

王馬「サイズに差があるからね…」

アンジー「そうだねー、ゴン太と是清と解斗と蘭太郎のチームとかになったら誰が乗ればいいか分かんないよー!」

白銀「考えただけでカオスだね…」

赤松「頑張ったら、天海くんとか乗れるよ!」

夢野「んあ……んあー…」ブルブル

天海「いやー…どうっすかね?」

真宮寺「そもそも女子と男子とで体格差があるし、女子は女子で、男子は男子でやった方がいいと思うヨ」

夢野「んあー!!」

王馬「びっくりした!なに、キレてんのさ!」

夢野「こ、こんなの…絶対ウチが上に乗らねばならぬではないか!!」

白銀「まぁ…夢野さんが、一番小さいからね?」

赤松「女子同士でやるとなると…これまた4人一組だろうから…アンジーさんと夢野さんは乗るのがベストだね!」

アンジー「にゃははー、頑張るぞー、おー!」

夢野「んあ…そうじゃ。いつでもお主らはそう言うのじゃ…上に乗る怖さを知らぬのじゃ…」
412 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 00:00:08.68 ID:J+bOtvAfO
赤松「え…?」

夢野「思えばいつもそうじゃった…あれはウチがまだ見習いの」

真宮寺「男子の方はどうしようカ?」

王馬「そうだなぁ…」

夢野「ウチが見習いの魔法使」

天海「王馬君は馬に乗るの確定っすよ」

夢野「ウチが見習いの!!」

王馬「え、嘘だよね!?」

天海「それ以外選択肢ないっすよ、キーボ君やゴン太君を乗せた日には、俺たち潰れるっすよ」

王馬「ああ、それもそうだね!」

夢野「んあー!聞けい!!」

王馬「だって関係ない話しじゃん!」

夢野「そうじゃが!」

アンジー「痴話喧嘩はよそでお願いしまーす」

白銀「わたしたちが地味に聞いてるからさ?」

赤松「そうそう!」

夢野「んあー…お主ら…!」

夢野「あれはウチは見習いの魔法使いじゃったときじゃ」

夢野「一番か弱かったウチは大魔法を披露する際に、巨大な塔へと登ることを命じられたのじゃ…」

夢野「そしてウチは恐怖に怯えながらも塔へ登って、見事、大魔法を成功させたのじゃ…!」
413 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 00:05:15.08 ID:J+bOtvAfO
アンジー「わーすごいねー!」

赤松「うんうん、それで?」

夢野「これで終わりじゃが?」

赤松「え?」

白銀「っていうかそれって地味に組体操のことだよね?…夢野さんは小さいから土台にならなかったんだね」

白銀「わたしはいつも土台で、地面に這いつくばっていたよ…」

赤松「土台も辛いんだよねー…私も指とか気を付けてたよ」

アンジー「アンジーはやったことないなー」

夢野「……みなも大変なのじゃな」

天海「で、もうひとりはどうするっすか?」

真宮寺「僕は”彼”しかいないと思うヨ」

王馬「オレも、実は決めてるんだよね、とっておきの人物を!」

天海「実は俺もっす。じゃあせーので言うっすかね。せーの!」

王馬・天海・真宮寺「「「星ちゃん(君)!」」」

天海「はい、決定っすね」

王馬「あ、そっちもう決まった?こっちはもう決まったんだけど」

赤松「あ、上に乗る人しか決まってないよ…」

王馬「もう!なにやってたのさ!」

アンジー「秘密子の昔ばなしだぞー!」

天海「まぁ、こっちも決まってないっすけどね…」
414 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 00:12:00.50 ID:J+bOtvAfO
真宮寺「じゃあ、さっさと決めようヨ」

白銀「ふっふっふ、こんなときのためにくじを用意しておいたよ!」

赤松「ほんと、用意がいいね…」

真宮寺「えーと、男子は星君と王馬君はとりあえず別だネ。女子は夢野さんと夜長さんが別、と…」カキカキ

王馬「ってことはオレ、星ちゃんと戦うの?」

天海「そういうことになるっすね」

王馬「無理だよ!オレの腕力舐めんなよ!?」

天海「舐めてないっすよ」

夢野「ウチは…ア、アンジーとか!?む、無理に決まっておる!春川あたりと交換できんのか!」

アンジー「にゃははーアンジーは誰でもいいぞー?」

王馬「チーム決まったら変えてもいいからさー、今はとりあえず決めなきゃ、でしょ?」

夢野「んあー…それもそうじゃが…」

白銀「じゃあまずは男子から決めよっか!ささ、赤松さん引いちゃって、引いちゃって!」ワリバシ カマエル

赤松「え、なんで私?とりあえず分かったよ…3個取ればいいんだよね…」

王馬「オレのチームからね!…慎重に引いてよね?」

赤松「なんかプレッシャーだなぁ…はい、これとこれとこれ!」

白銀「はいはい、えーっと。…これは…!?」

王馬「どうなんだ!?」

夢野「じ、焦らすでない!」

白銀「>>415君と>>416君と>>417君(星、王馬以外)だよ!」

ここまでにします、くますみー
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 00:28:48.64 ID:WFJ7gCN9o
ゴン太
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 01:34:24.65 ID:YziAitkco
百田
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 03:44:06.04 ID:QWxxI6qDO
キーボ
418 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 11:21:22.72 ID:LAdmJlkrO
王馬「ふむふむ…ゴン太に、百田ちゃんに、キー坊か…」

王馬「まぁ、キー坊以外は及第点だね!」

赤松「上から目線だね…」

白銀「となると、もうひとつのチームは…」

天海「星君と俺と真宮寺君と最原君っすね」

真宮寺「よろしくネ。全力を尽くすヨ」

夢野「んあ…これは勝敗がどうなるか分からんのぅ…」

白銀「っていうか、地味に星君が上に乗るのは決定事項なんだね?」

アンジー「そもそも、竜馬はオッケーしてくれるかなー?」

王馬「あ…」

天海「…確かに」

「………………」

王馬「んじゃあ、生徒会長よろしく!」

天海「え、俺っすか!?…難易度高くねーっすか?」

真宮寺「ウーン、この中で彼に伝えるのに一番適任なのは、赤松さんかなァ…」

赤松「生徒会長さんがやるべきじゃないの?」

天海「え、なんか言ったっすか?」

赤松「……」

アンジー「アンジーもそう思うぞー!」

赤松「えー…」
419 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 11:23:11.55 ID:LAdmJlkrO
アンジー「楓がいいって神さまが言ってるんだよ?」

アンジー「罰あたっても知らないぞー?」

赤松「脅迫じゃん…」

白銀「赤松さんと星君、地味によく話しているところ見るし…」

白銀「…うん、この中では確かに一番適任かもね」

夢野「頼むぞ、赤松よ」

赤松「うーん、まぁいいけどさ…生徒会長さんも、もうちょっと頑張ってね?」

天海「俺は他のところで頑張るっすよ、人には向き不向きがあるっすからね!」

赤松「そっか、じゃあ任せるよ!」

王馬(それでいいのか…)

アンジー「じゃあ次は女子チーム決めるぞー!」

夢野「んああ…ウチより小さい者はおらんのか…」

白銀「うーん…いないと思うよ?」

夢野「んあ…んあ……そうじゃ!モノファニーがいるではないか!」

赤松「人間じゃないよ…」

夢野「んあー…もう腹をくくるしかないのか…ではウチがくじを引くぞ!!魔法的にもそれが一番じゃ!」

王馬「だったら魔法でインチキすれば?」

真宮寺「それは無理じゃないかなァ…」

夢野「だ、黙っておれ!魔法はあるんじゃ!」

赤松「まぁまぁ落ち着いて落ち着いて」

アンジー「ねー、早く引こうよー」

天海「あんまり長引くと寝れなくなるっすよ?」

夢野「そ、そうじゃな。ささっとウチのチームから決めるぞ!」

白銀「ささ、夢野さん、どーぞどーぞ!」

夢野「うむ…では、はこれとこれ…あとこれじゃ!」

白銀「えーっと、>>420さんと、>>421さんに、>>422さん(夢野、アンジー以外)だね」
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 11:28:50.94 ID:I6F25PAjo
茶柱
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 11:40:03.40 ID:A0fFhmVUO
白銀
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 11:54:33.83 ID:zuDO8pWQo
赤松
423 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 12:44:07.89 ID:LAdmJlkrO
夢野「おお、転子がいるなら力強いのぅ!」

赤松「よーし、夢野さん、白銀さん頑張ろうね!」

白銀「うん!…でも相手チームは…」

アンジー「えーっと、アンジーと斬美と魔姫と美兎かー。にゃははー強そうだねー!」

夢野「んあー…手強い相手じゃあ…今からチビってしまいそうじゃ…」

王馬「トイレはあっちだよ!」

夢野「こ、こんな夜中にひとりで、トイレなんて行けるわけなかろう!」

天海「というか…入間さんも、参加してくれるか不安っすね」

赤松「大丈夫!あれでいて、イベントとかは好きなタイプだしうまく言いくるめてくるよ!」

真宮寺「ククク…あの入間さんも手玉にとってしまうなんて赤松さんはすごいネ…」

赤松「やだなぁ。褒めても過剰に踊るはにわしか出ないよ?」スッ

真宮寺「おや、ありがとう」

天海「えーっと、これで一通り競技については話終わったっすね」

赤松「競技のくわしい内容はどうするの?」

天海「それは俺に任せてほしいっす」

アンジー「頼もしいね、蘭太郎ー」

天海「お兄ちゃんと言ってくれたらもっとやる気がでるっす」

赤松「えっ」

真宮寺「え?」

夢野「……んあ?」

白銀「Oh…」

王馬「うっわ…」
424 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 12:46:32.97 ID:LAdmJlkrO
アンジー「お兄ちゃん?」

天海「ふおおおお!頑張るっす!!」

白銀「……」

赤松「……」

夢野「きしょいのう」

アンジー「にゃははー頑張るんだぞーお兄ちゃん!」

天海「」バターン

真宮寺「じゃあ次は開催日を決めようカ」

王馬「うん、スルーが一番だと思うよ」

天海「明日は無理そうっすね」

王馬「復活早いな」

赤松「最近天気が悪いから、天気がいい日がいいなぁ…体育館でやるにしろ、外でやるにしろね」

白銀(これからはずっと晴らす予定だから、だいじょーぶいすりー!)

天海「みんなは、いつがいいと思うっすか?」

アンジー「んーと、んーと…今日って何日?」

夢野「数えるのもめんどくなってきたわい…まぁ最初から数えておらんがのぅ」

赤松「今日で21日目だよ…」

真宮寺「じゃあ、多数決をとろうか。明日は無理だヨ」



天海「えーっと多数決の結果、運動会の開催日は>>425日(23日以降で)になりました!」
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 13:05:18.93 ID:6pj8BaBSO
練習時間を考慮して27
426 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 13:38:24.34 ID:LAdmJlkrO
王馬「まぁ、みんなにも心の準備が必要だろうしね!」

天海「練習しておかないと、怪我をする可能性もありますからね」

真宮寺「日にちはこれで決定っと。あとは…」

アンジー「あ!じゃあじゃあ、アンジーはポスター作るー!」

白銀「衣装は任せてよ!」

赤松「えっと、体操服だよね?」

白銀「倉庫にないかも、でしょ?あ、ブルマがいい?」

赤松「ブルマはちょっと…」

アンジー「アンジーはなんでもいいぞー」

王馬「オレはブルマがいいな!」

夢野「じゃったら…」

王馬「嘘だけどね!茶柱ちゃんが文句言いそうだし、ブルマじゃなくていいよ!」

天海「かわいい妹のブルマ姿を他の男子に見せるわけにはいかないっす」

真宮寺「ここにキミの妹はいないヨ」



天海「えっと、運動会についての話し合いはこのくらいでいいっすかね?」

夢野「そろそろ眠くなってきたわい…」

アンジー「ぐー…ぐー…」

赤松「もう既に寝ちゃってる人もいるけどね」

白銀「わたしはしょっちゅう徹夜してるから慣れてるけど普通の人はもうお休みの時間だね」
427 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 13:49:06.52 ID:LAdmJlkrO
王馬「最後に一応、まとめておこうか」

真宮寺「そうだネ…」カキカキ


運動会予定日:27日
種目:借り物競争、リレー、大玉転がし、騎馬戦

・借り物競争→適当に障害物設置
・リレー→4人一組でひとり100m走る
・大玉転がし→チーム合同、担いだり走ったり…真宮寺が適当に考えるヨ
・騎馬戦→男女別れて勝負
男子:王馬、獄原、百田、キーボVS星、真宮寺、天海、最原
女子:夢野、茶柱、白銀、赤松VS夜長、東条、春川、入間

ポスター係:夜長
衣装係:白銀
説得係:赤松
その他いろいろ:余った人たち

真宮寺「こんな感じかな?」

赤松「説得係って…」

夢野「最後も雑じゃのぅ…」

白銀「まぁ、おおざっぱでいいと思うよ?」

赤松「とりあえず明日、みんなにお知らせしないとね!」

天海「さすがにそれは俺がやるっすよ」

王馬「当然でしょ、生徒会長だもんね。このままだとただのシスコンだよ」

天海「ぐうの音も出ねーっす」

アンジー「ぐー…ぐー…」

王馬「ついでに、赤組とか白組とか虹色組も決めておこうよ!」

赤松「虹はいらないんじゃないかな」

白銀「お、くじの出番ですね!」

夢野「お主はすっかりくじ係じゃな」

真宮寺「書き足しておこうカ」カキカキ

衣装係:白銀
→+くじ係

白銀「いや、書き足さなくてもいいんだけど…」
428 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 13:55:20.18 ID:LAdmJlkrO
赤松「アンジーさん、起きて。アンジーさん」ユッサユッサ

アンジー「ぐー…ぐ…およ?終わった?」

赤松「大方ね!」

アンジー「じゃあもう寝ていい?」

夢野「既に寝ておったがのぅ」

天海「あ、待ってくださいっす。あともう一個いいっすか?」

夢野「なんじゃまだあるのか?」

王馬「ああ、忘れかけてたよ。学園の平和を守る見回りやるんでしょ?」

アンジー「おお!そうだったねー!」

赤松「見回り…?」

天海「かくかくしかじかなんなん図書図書」

白銀「なるほどねー」

夢野「一晩中はめんどいし、0時まででいいのではないか?」

王馬「まぁ危険人物はいな…あー…」

天海「?…あー…」

真宮寺「なんで僕を見るのサ。確かに怪しい風貌をしているのは分かるヨ…だけど信用されてると思ったんだけどなァ…」

赤松「わ、私は信用してるよ!?ね、白銀さん?」

白銀「えっ!?…ああ、うん…もちろんだよ?」

赤松「…なぜに疑問系?」

王馬「嘘臭いなー」

真宮寺「そもそもキミのせいでしョ」

白銀(こいつが一番危ないんだよなぁ)

天海「とにかく、今日は疲れてるでしょうし、0時くらいまで適当に見回ってください」

王馬「くじ係の出番だぞ!」

白銀「はい!どうぞー!」



王馬「えーと、今日の見回り係はオレと、>>429ちゃん(生徒会メンバーの中から)か」
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 14:05:34.78 ID:Jq6eVmUgo
白銀
430 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 14:37:56.35 ID:LAdmJlkrO
夢野「白銀よ…変な気を起こすでないぞ?」

白銀「…?どういうことかな?」

天海「とにかく今日はこれで終わりっすね。ありがとうございました!」

赤松「お疲れ様でした!じゃあねー」

王馬(と、まだ元気そうな赤松ちゃんを先頭に眠そうな夢野ちゃんとアンジーちゃん、よく分からない真宮寺ちゃんが出ていった…)

王馬「…あれ?天海ちゃんは帰らないの?」

天海「…俺はまだやることがあるっすからね」

白銀「あんまり無茶はしないでね?」

天海「わかってるっすよ。それじゃあお休みなさい」

王馬(そう言うと天海ちゃんも教室を出ていった…)

王馬「あれ、地下に行くんだ。この時間から映画見るわけでもないだろうし…図書室かな?」

白銀「彼は図書室に行く運命なんだよ…」

王馬「は?」

白銀「という冗談は置いといて、調べものじゃない?彼、けっこう張り切ってたでしょ?」

王馬「ああ…まぁどうでもいいや!さっさと見回って終わらせようよ!」

白銀「うーんと…やっぱり全部の階を回るの?」
431 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 15:13:54.51 ID:LAdmJlkrO
王馬「もちろんだよ!夜だし面白いものないかなー」

白銀「夜の校舎といったらお化けが定番だもんね!」

王馬「意外に乗り気?よーし、お化け見つけて捕まえるぞー!」

白銀「タチサレ!とか言われないように気を付けようね」

王馬「ポケモン懐かしいよね。オレの最初のパートナーはミュウだったよ」

白銀「ああ、ご存じでしたか…ってミュウは嘘だよね?」

王馬「嘘だよ!実はミュウツーだったんだ!」

白銀「…早く行こうか?」

王馬「そうだね!」



王馬「4階までくるとさすがに怖いなー、何かいないかなー」

白銀「でも、狙いすぎてちょっと微妙じゃない?」

王馬「あー、ちょっとわざとらしいかもねー。センスないなー!もっとおどろおどろしいBGMでも流せばいいのにね!」

白銀「百田君が一生、5階に上がれなくなりそうだね…」
432 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 15:16:55.53 ID:LAdmJlkrO
王馬「この地蔵を壊したら祟りとかあるかな?」

白銀「さぁ…っていうか地味に壊れてるし、意味ないんじゃない?」

王馬「あーあ、もう飽きちゃったから上行こ!」

白銀「自分から話を振ってきてそれはないんじゃないかな…」



王馬(その後も白銀ちゃんと学園内の見回りをしたけど特に何もいなかったよ、つまんないね!)

白銀「今日はこれでおしまいでいっか?」

王馬「結局なんにもいなかったね。トイレの花子さんもいなかったし」

白銀「ちょっと止めてよ…これからトイレに行こうと思ってたのに…」

王馬「にしし…」

王馬(さーて、なんかプレゼント渡そうか?)

☆現在の所持品

しょうが湯      スコラティーン    
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ             
机上トラベル紀行   ハッカシガレット   
ハンモックホーム   プラネット 
宇宙のたまご     ジェリービーズ    
ガジュマルの鉢

>>433 何をプレゼントしよっか?
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 15:19:14.49 ID:HtZm98mso
スコラティーン
434 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 15:31:38.86 ID:LAdmJlkrO
王馬「白銀ちゃん、これあげるよ!」

白銀「なに?…」

王馬「スコラティーン」

白銀「………」

王馬「オレもいらないんだよね」

白銀「わたしもいらないんだけど…」

王馬「もうあげちゃったから、トイレの花子さんにでもあげてきなよ!」

白銀「いや、トイレの花子さんなんていないよ…」

王馬「にしし…どうかな?おやすみー!」タタタ

白銀「……」

白銀「…これをどうしろと?」



       ―王馬の個室―

王馬「寝るよ」

鉄屑「うん」

      ☆21日目終了☆

☆今日の総ロ差数:0回
435 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 15:33:58.78 ID:LAdmJlkrO
        ☆22日目☆

王馬小吉

Lv.93 ランク: ロボット差別のプロ

☆現在のモノクマメダル:200枚
☆現在のコイン:28枚

☆現在の所持品

しょうが湯          
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ             
机上トラベル紀行   ハッカシガレット   
ハンモックホーム   プラネット 
宇宙のたまご     ジェリービーズ    
ガジュマルの鉢


王馬「おはよー鉄屑!」

鉄屑「お、おおお、おはよう、とととーちゃん!」ブルブル

王馬「…なんでブルブル震えてんの?」

鉄屑「なななんか、へっへ変なスイッチチチチチ押しししちゃったみいたいいで」ブルブル

王馬「気持ち悪いから、自力でなんとかしてね」

鉄屑「うういううんんん」ブルブル
436 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 15:47:40.83 ID:LAdmJlkrO
        ―食堂―

王馬「おっはよー!」

天海「おはようございます、これで全員っすね」

王馬「ああ、あれの説明ね」

百田「あれってなんの話だ?」

天海「それはっすね…」



王馬(天海ちゃんがみんなに生徒会のことや運動会の説明をした)

茶柱「ゆ、夢野さんいつのまに!?転子全く知りませんでしたよ!?」

夢野「言っておらんからのぅ」

茶柱「て、転子も入れてくれませんか?」

天海「定員オーバーっす」

茶柱「あう…」

最原「へえ、運動会か…面白そうだね」

赤松「でしょでしょ?だからみんな一緒にやってくれないかな?」

東条「ええ、全力でサポートするわ」

真宮寺「東条さんには運動会らしい食事を作ってもらいたいんだよネ」

東条「ええ、もちろんよ。美味しいお弁当を提供するわ」

春川「私は運動会なんて…」

百田「いいじゃねーか、運動会楽しいぞ?」

春川「べ、別に嫌ってわけじゃないし…」

百田「じゃ、一緒に楽しもうぜ!もちろん、終一もな!」

最原「うん、そうだね…運動は苦手だけど頑張るよ」
437 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 16:47:40.57 ID:LAdmJlkrO
ゴン太「ゴン太、運動会なんて初めてだよ!楽しみだなぁ」

白銀「キーボ君も運動会とか、やったことあるの?」

キーボ「当たり前です!かけっこではいつも3位だったんですよ?」

ゴン太「うわぁすごいね!」

白銀「え、そうかな?」

最原(微妙だな…自慢げに言うことではないよな)

王馬「しょぼいなぁ」

キーボ「むむっ…ではキミはどうなんですか?」

王馬「オレはいつも1位だもんねー。万年3位のキー坊とは違うんだよ!」

赤松「へぇすごいね!」

キーボ「ど、どうせ嘘ですよ!」

王馬「いや、これはホントだよ」

王馬(…と、盛り上がる中、輪の中に入ってこない人たちがいた)

入間「う、運動会なんて何が楽しいんだよ…」

入間「オレ様なんて、勝たせてやるために、寝ながら走って踊ってジャンプできる発明品作ったのに大ブーイング受けたんだからなっ!」

入間「運動会なんてぜってーやらねーからな!!」
438 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 17:06:32.82 ID:LAdmJlkrO
赤松「入間さんっ!」

入間「ひぅっ!?…な、なんだよ…」

赤松「そういう発明品作っちゃうのは駄目だけどさ…一緒にやろうよ!」

入間「だから…嫌だって言ってんだろ!?テメーの耳は穴か!?」

白銀「…節穴だよね?」

赤松「でも…ほんとはみんなと一緒にやりたいんでしょ?意地張ってないでほら、やるよ!」

入間「ど、怒鳴るなよぉ…ヤ…ヤればいいんでしょ…」

赤松「うんうん、それでいいんだよ!」

王馬(半分…いや、9割脅迫だったね)

星「……」

王馬「星ちゃんはどうなの?やっぱり嫌?」

星「そういうわけじゃねーが…俺にそんな資格があるのか?」

王馬「運動会やるのに資格とかいらないじゃん!」

王馬「資格がいるんだったらキー坊とか一生、運動会できないよ?だってロボットだからね!」↑1

星「…」

キーボ「なっ!いきなりロボット差別ですか!?」
439 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 17:20:26.75 ID:LAdmJlkrO
赤松「私はみんなで思い出を作りたいんだよ。その中には星くんも入ってなきゃ駄目なんだよ」

茶柱「まぁ男死ですが、ひとりでも欠けたら寝覚めが悪いですし、とにかく参加してください!」

真宮寺「僕らとしても、キミがいないと困るんだよネ…人数的に」

百田「人数的っつー言い方はよくねーが…まぁとにかく参加しろよ!まさか体が鈍っちまったわけじゃねーよな?」

王馬「ほらほら、拒否権なんてないよ?」

星「…」

星「ありがとよ…」

王馬「あ、ちなみに星ちゃんは、騎馬戦で上に乗ってもらうよ!」

星「…なに?」

王馬「身長的に…ね?オレも乗るからさ。あと心もズキズキ痛んでるからね!」

星「…やれやれだぜ」

天海「じゃあ次は組分けするっすかね」

白銀「くじ係の出番ですね!」

白銀「じゃあみんな、くじ引いちゃって!」

白銀「赤、白、青、黄で別れるからね!」



『今からくじ引きを行います。16人の名前を書いていってください』

『コンマが高い人から赤、白、青、黄の順に組が決まっていきます』

『なお、同コンマの場合は名字が早い人が先に決まる、ということにします。また、00の場合は100となります』

『連投ありです。名前は先に書かれた方を優先します。16人分書かれた時点でおしまいとします』

『ではどうぞ↓からご自由に名前をご記入くださいませ』
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 17:47:56.09 ID:tTEabg4lO
王馬
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 17:48:27.70 ID:tTEabg4lO
夢野
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 17:48:54.89 ID:tTEabg4lO
東条
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 17:49:11.67 ID:HtZm98mso
春川
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 17:49:35.49 ID:uW/EVc3zo
赤松
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 17:49:45.57 ID:tTEabg4lO
最原
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 17:53:25.02 ID:HtZm98mso
白銀
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 17:57:45.55 ID:EdpmKDNGO
百田
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 17:58:21.57 ID:EdpmKDNGO
キーボ
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 17:59:02.03 ID:EdpmKDNGO
ゴン太
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 17:59:51.18 ID:HtZm98mso
茶柱
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 18:01:59.70 ID:tTEabg4lO
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 18:18:08.60 ID:QWxxI6qDO
アンジー
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 18:30:10.90 ID:sUfJeRZmo
真宮寺
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 18:39:10.37 ID:YziAitkco
天海
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 18:40:22.49 ID:6pj8BaBSO
入間で終わりかな
456 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 20:43:30.76 ID:LAdmJlkrO
ご協力感謝します!けっこう同コンマ多かったね


白銀「決まりましたー!」

ジャジャン!

赤組:真宮寺、東条、星、夢野

白組:春川、アンジー、キーボ、最原

青組:百田、入間、赤松、天海

黄組:茶柱、王馬、ゴン太、白銀

白銀「ついでにリーダーっていうか団長も決めよっか?」

天海「じゃあ、真宮寺君、春川さん、百田君、茶柱さんで」

春川「は?嫌なんだけど」

白銀「異論は?」

天海「認めねーっす。時間がおしてるんで」

春川「ちっ…」

天海「では、各組であいさつ?でもしてください」

        ―赤組―

真宮寺「ククク…まさか団長をやることになるなんてネ」

東条「このチームのメンバーになったからには全力で優勝するためのサポートをさせてもらうわ」

星「肩の力を抜きな…俺たちは俺たちになりにやればいいさ」

夢野「…ウチだけ場違いではないか?」

真宮寺「そんなことはないヨ?人には向き、不向きがあるからネ…夢野さんは夢野さんが得意な競技で頑張ればいいヨ」

東条「ええ。それに私がついている限り絶対に怪我をさせないと保証するわ」

星「というわけだ。安心しな」

夢野「んあ…なんという安心感!これがパパとママの力か…!」


東条「ママじゃないわ」
星「ちげーよ」


夢野「見事にハモったのぅ」

真宮寺「…僕はどっちなんだろうネ」
457 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 20:51:02.16 ID:LAdmJlkrO
         ―白組―

春川「なんで私が団長なんてやらないといけないの?」ムッスー

アンジー「まぁまぁー案外楽しいと思うぞー?」

キーボ「ふっふっふー!ボクの力をお見せしましょう!」

最原「程ほどに頑張ろうね。春川さん、僕も力を貸すからさ」

最原(キーボくんの身体能力あんまり期待できないし)

春川「当たり前だよ、あんたたちあんまり頼りにならなそうだし」

アンジー「おっ?魔姫、意外にやる気満々?」

キーボ「心強いですね!」

春川「そ、そんなんじゃないし…」カミイジイジ


         ―青組―

百田「よしっ、テメーら!このオレが団長になったからには、ぜってーテメーらを優勝へ導いてやる!」

入間「無理に決まってんだろ!テメーはパイン頭だし、まな板女だし、バカばっかじゃねーか!」

赤松「もう、入間さんはもうちょっとおとなしくできないの!?」

入間「ひぅぅ…オ、オレ様に口出しすんじゃねー!中に出せ!」

赤松「何を!?」

天海「まぁまぁ落ち着いてください」

天海「入間さんも女の子なんだから、あんまりそういうこと言わねー方がいいっすよ?」ポンポン

入間「…ふえっ?」

赤松「お、大人しくなった!?これが天海くんのパワー!?」

百田「おい、テメーら、オレの話聞いてるか?」
458 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/22(金) 21:08:13.93 ID:LAdmJlkrO
         ―黄組―

茶柱「キエエエエエイ!みなさん、優勝しますよ!!」

ゴン太「うん!ゴン太、頑張る!!」

王馬「茶柱ちゃん、夢野ちゃんと離れて残念だったね」

白銀「地味に手加減とかしないでよ?」

茶柱「うぐぐ…転子はそのようなことをしません!相手に対して失礼じゃないですか!」

ゴン太「そっか!茶柱さんは紳士的…いや、淑女的だね!」

茶柱「転子は女子ですからね、当然です!」

白銀「なんか言いにくいね…」

王馬「ま、優勝目指して頑張るぞー、ゴン太が!おー!」

ゴン太「おー!」

白銀「ちょっと…みんなで頑張ろうよ」

王馬「にしし…当たり前じゃん!」



王馬(その後、昨日話し合ったことをみんなに説明した…天海ちゃんが)

王馬(昼に運動会の練習もすることになった。ちゃんと行かないとね)

王馬(説明が終わったあと、一回解散し部屋に戻った…)



       ―王馬の個室―

王馬「まだ朝か。時間はちょっと余ってるし何かしようか」

@ロボット差別するか

Aデートチケット使うか(人物指名)

Bどっか行こうかな(場所指定)

Cその他自由記述

>>459 @〜Cの中から選択してください
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 21:17:19.77 ID:YziAitkco
2 転子とアンジー
460 : ◆hq9TfeeMlAP9 [sage]:2017/09/22(金) 21:26:48.04 ID:LAdmJlkrO
安価把握しました!今日はここまでにします、くますみー
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 23:04:35.69 ID:7lM/40UeO

いい感じにバラけたね
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/23(土) 11:51:18.44 ID:4Tds/tRpO
なかなか見ない組み合わせで新鮮
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/23(土) 11:55:20.90 ID:TBQAdv4xo
コンマで決めた割に意外とバランスいいな
464 : ◆hq9TfeeMlAP9 [sage]:2017/09/28(木) 21:19:45.48 ID:iMUvDIIHO
男女きれいに分かれてるのはアンジーの神さまのおかげだよねー
それでは再開します!
465 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/28(木) 21:21:10.86 ID:iMUvDIIHO
王馬「茶柱ちゃんとアンジーちゃんと遊ぼうか」

王馬「うーん、あのふたりって仲良いのかな…?」

王馬(まぁいいや、とにかく探しに行こう)

         ―中庭―

王馬「どこかなー…お?」

茶柱「アンジーさんには負けません!」

アンジー「でもでもー、アンジーには神さまがついているからねー」

王馬(ちょうどふたりが中庭にいるみたいだ)

王馬「…なにしてんだろ?」

茶柱「ではいきますよ…よーい、スタ」

アンジー「にゃははー!」ダダダ

茶柱「あ!ず、ずるいですよ!」ダダダ

王馬(…ああ、走る練習か。っていうかアンジーちゃんフライングじゃん…)

王馬(とりあえずふたりの側まで行ってみよーっと)スタスタ

アンジー「にゃははー!…およ?」キキーッ

茶柱「へん!これくらいすぐ追い付け…ぶほぉっ!」ドーン

アンジー「うわぁー、転子ぶつからないでよー!」ドテーン

王馬(ドミノ倒しみたいだ…)

茶柱「ア、アンジーさんが急に止まったからじゃないですか…」ドテーン

アンジー「だってだって、小吉がいたからー…」
466 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/28(木) 21:26:37.80 ID:iMUvDIIHO
王馬「え、オレのせい?そ、そんな…ひどいよ…うわあああああんん!!」

茶柱「キエエエエエイ!うるさいですよ!」

アンジー「どこからそんな量の涙が出るんだろうねー。不思議ミラクルだねー」

王馬「っていうかー、茶柱ちゃんにだけは、うるさいなんて言われたくないんだけど!」

茶柱「なんですって!?」

ドッターン

王馬「ぐえっ…」

アンジー「にゃははー!どっちもうるさいぞー!!」

王馬「いてて……う、嘘だけど」

茶柱「強がりな男死ですね…」

王馬「で、ふたりは何してたの?ああ、走っていたことくらいは分かるよ」

アンジー「秘密子を賭けた勝負だよー」

王馬「夢野ちゃんを?…ごめんね、アジの料理の仕方は知らないんだ」

茶柱「は?誰がアジですって?」

王馬「なんでもないです」

アンジー「これからどっちが秘密子と過ごせるか、勝負してたんだよー」

王馬「へー、そういうことね!夢野ちゃんは大人気だなぁ、オレ嫉妬しちゃいそう!嘘だけど!」
467 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/28(木) 21:31:59.74 ID:iMUvDIIHO
茶柱「転子は負けるわけにはいきません!…そうだ、王馬さん、審判してくれませんか!?」

王馬「オレが?…別にいいけど。じゃあ代わりになにか」

アンジー「よーしやるぞー!」

王馬「だから、なにか…!」

茶柱「早くスタートしてください!」

王馬「……」



王馬(しばらく、ふたりの徒競走(?)の審判をした…)

王馬(結果は3対3の引き分け…)

茶柱「くっ…今日は引き分けでしたが、次こそは勝ちますからね!」

アンジー「あー、今日は神さまの調子が悪かったから仕方ないねー」

王馬(…アンジーちゃんが勝たなくてよかったかもね)



王馬(さて、ふたりに何かプレゼントしようか?)

☆現在の所持品

しょうが湯          
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ             
机上トラベル紀行   ハッカシガレット   
ハンモックホーム   プラネット 
宇宙のたまご     ジェリービーズ    
ガジュマルの鉢

>>468 何をプレゼントしようか
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 21:59:51.24 ID:Ba40HYamO
転子にホームプラネット
アンジーに宇宙のたまご
469 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/28(木) 22:18:24.20 ID:iMUvDIIHO
王馬「あ、これあげるよ!」

茶柱「……これは…ホームプラネット!」

アンジー「おおー、宇宙のたまごかー神ったセンスだねー!」

       《会話発展!》

茶柱「これを使って…夜中に夢野さんとふたりっきりで…ふふ」

アンジー「綺麗だねー、どうなってんのかなー?」

王馬「…喜んでもらえたかな?」

茶柱「……はっ!…ヘ、ヘンッ!男死のわりには中々良い贈り物だとは思いますよ?」

王馬「……」

アンジー「転子ー?お礼はきちんと言った方がいいって神さまも言ってるぞー?」

茶柱「あ…えっと、ありがとうございます。転子個人としてもこれはとても好きなので大事にしますね」

王馬「…そ!なら良かったよ。また投げられたらどうしようかなーって思ってたんだー」

アンジー「あー、あれは痛そうだもんねぇ…」

茶柱「…って、アンジーさんもお礼言ってないじゃないですか!」

アンジー「そうだっけか?まぁどっちでもいいやー!ありがとなー小吉!」

王馬「いやいや、お安いご用だよ!なんならオレに何かくれても…」

アンジー「ないぞー?」

茶柱「あるわけないじゃないですか。男死の癖に高望みなんて生意気ですよ」

王馬「……」

王馬(オレは思った…)

王馬(このふたりの相手は……疲れる!!)
470 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/28(木) 22:22:07.22 ID:iMUvDIIHO
茶柱「そうだ。王馬さん、今時間ありますか?いまから共にネオ合気道をしましょう!」

王馬「え、男死嫌いで有名な、あの茶柱ちゃんがオレを誘ってる!?明日は大雨だね!」

茶柱「…ここは道場ではないので、かなり痛いと思いますが、投げられたいんですね?」

王馬「キレるの早くない!?…はいはい、分かったよ…」

茶柱「最初から、そう言っていればいいんですよ!」

茶柱「では、早速行きましょう!さぁさぁダッシュですよ、ダッシュ!」ダダダ

王馬「キミ、さっき走ったばかりだよね?どこにそんな体力あるのさ…」

アンジー「にゃははーお前ら、仲良いなー。じゃあなー」

      ―茶柱の研究教室―

茶柱「では…いきますよ!キエエエエイ!!」

王馬「うおっ…っとっと」ヒョイ

茶柱「あ、あれ!?」

王馬(しばらく茶柱ちゃんと、ネオ合気道をして過ごした…)



茶柱「ふー…ふー…転子、今日は絶不調のようですね…」

王馬「…なんか考え事でもしてたの?…なんていうか動きにキレがないっていうか…。オレでも、分かるくらいの不調っぷりだったよ!あ、嘘じゃないよ?」

茶柱「そのくらい転子にだって分かります…自分の体のことですからね」

茶柱「……」

茶柱「ふぅ…これではいけませんね…合気道家足るものもっと強くあらねば!さぁ特訓再開です!」

王馬「でも、不調のままやってても意味ないと思うよ?まずはそれを解消しようよ!」

茶柱「…それもそうですね…しかし、どう解消すればいいのでしょう…」
471 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/28(木) 22:22:43.86 ID:iMUvDIIHO
茶柱「そうだ。王馬さん、今時間ありますか?いまから共にネオ合気道をしましょう!」

王馬「え、男死嫌いで有名な、あの茶柱ちゃんがオレを誘ってる!?明日は大雨だね!」

茶柱「…ここは道場ではないので、かなり痛いと思いますが、投げられたいんですね?」

王馬「キレるの早くない!?…はいはい、分かったよ…」

茶柱「最初から、そう言っていればいいんですよ!」

茶柱「では、早速行きましょう!さぁさぁダッシュですよ、ダッシュ!」ダダダ

王馬「キミ、さっき走ったばかりだよね?どこにそんな体力あるのさ…」

アンジー「にゃははーお前ら、仲良いなー。じゃあなー」

      ―茶柱の研究教室―

茶柱「では…いきますよ!キエエエエイ!!」

王馬「うおっ…っとっと」ヒョイ

茶柱「あ、あれ!?」

王馬(しばらく茶柱ちゃんと、ネオ合気道をして過ごした…)



茶柱「ふー…ふー…転子、今日は絶不調のようですね…」

王馬「…なんか考え事でもしてたの?…なんていうか動きにキレがないっていうか…。オレでも、分かるくらいの不調っぷりだったよ!あ、嘘じゃないよ?」

茶柱「そのくらい転子にだって分かります…自分の体のことですからね」

茶柱「……」

茶柱「ふぅ…これではいけませんね…合気道家足るものもっと強くあらねば!さぁ特訓再開です!」

王馬「でも、不調のままやってても意味ないと思うよ?まずはそれを解消しようよ!」

茶柱「…それもそうですね…しかし、どう解消すればいいのでしょう…」
472 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/28(木) 22:25:55.47 ID:iMUvDIIHO
undefined
473 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/28(木) 22:31:09.36 ID:iMUvDIIHO
王馬「オレに相談すればいいんだよ!どうせなにか悩んでるんでしょ?」

茶柱「…は?」

王馬「にしし…オレには分かるよ。ホントは相談するつもりで誘ったんでしょ!」

茶柱「そ、そんなこと…」

王馬「あるでしょ?」

茶柱「…ぐ…ええ、そうですよ。本当は男死なんかに相談するのは癪なんですけどね…」

茶柱「…実は、どうすれば強くなれるのか…そして女子のみなさんをお守りできるのか考えていたんです」

王馬「それってここの女子のこと?」

茶柱「今はそうですね…しかし、外に出たらもっと多くの女子を守らなければなりません…しかし、転子は気付いてしまったのです。今の転子はとても弱いと…」

王馬「なるほどねぇ…相談する相手がオレっていうのは謎だけど…」

茶柱「え……あ、そ、それは消去法です!女子のみなさんはお忙しいようでしたからね!!」

王馬「……ふーん?」

茶柱「な、なんですか!?ほら、早くお悩み相談の解答をしてください!」
474 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/28(木) 22:32:56.16 ID:iMUvDIIHO
王馬「オレをなんだと思ってるのさ…。うーん…茶柱ちゃんはさ、他のみんな…っていうか、女子のことを見くびり過ぎじゃない?あのメンバー想像してみなよ」

茶柱「えっと…夢野さんは魔法を使える、東条さんは武術の心得もある、赤松さんは…張り手?アンジーさんは…神さまですかね。まぁそんなものいないですけどね」

王馬(…魔法?張り手?…アンジーちゃんのこと目の敵にしてるなぁ)

茶柱「春川さんはただならぬ気配を感じます…入間さんは下品ですが、発明品が強いですよね…白銀さんは……。…?」

王馬「白銀ちゃんはコスプレしたらきっと強いよ!地味にね」

茶柱「そうですね!…あれ、みなさん、心強いですね…」

茶柱「そっか、転子は…ひとりじゃないんですね。女子のみなさんに……ついでに、男死も、あなたもいますもんね…」

王馬「そうだよ。だからもしも、悩んだときは遠慮なく、オレみたいな嘘つき男死じゃなくて女子のみんなを頼ればいいと思うよ」

茶柱「!や、やはり、ばれてましたか…女子のみなさんに遠慮しちゃっていたと…」

王馬「にしし…他人が嘘をついているかどうかなんて、朝飯前だよ!」

茶柱「…あなたにとって転子は他人ですか?」

王馬「え?」

茶柱「あなたは嘘つき男死のむかつく人ですが、仲間だとは思っていますよ」

茶柱「…必ずここから出ましょうね。そしたら、また特訓してあげますよ。あなたには夢野さんを守ってもらはないといけませんからね!」

王馬(あの男死嫌いの茶柱ちゃんがここまで言ってくれるなんてね…これは茶柱ちゃんと仲良くなれたってことなんだろう)

☆茶柱転子の絆が深まった!

☆茶柱のパンツをゲットした!
475 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/28(木) 22:34:49.01 ID:iMUvDIIHO
王馬(茶柱ちゃんと別れたあと、中庭を歩いていると…)

アンジー「あ、小吉。転子との用事は済んだの?」

王馬(アンジーちゃんとばったりでくわした)

王馬「まぁね!」

アンジー「ちょっと汗臭いねー…柔軟体操でもしたの?」

王馬「柔軟体操…?いや、ネオ合気道やってただけだけど…」

アンジー「そっかー。ならいいんだよー」

王馬(…何が?)

アンジー「ねー小吉、今からアンジーの研究教室に来てくれない?」

王馬「ついに、オレも蝋人形になる日が来たんだね…」

アンジー「蝋人形は蝋がもったいないから、イケニエの方がいいなー」

王馬「嘘だよ!蝋人形なんかになるわけないでしょー!」

アンジー「じゃあ、イケニエ行きかー。小吉に見てもらいたいものがあったんだけど残念だね」

王馬「イケニエになる気もないんだけど…」

アンジー「ちょっとだーけ、血をもらうだけだよー?」

王馬(絶対、ちょっとじゃ済まないでしょ…)

王馬「オレ、身長伸ばしたから、血はとらないでほしいなー」

アンジー「あー、小吉はちっちゃいもんねー」

王馬(ドストレートに突き刺さったぜ)グサッ

アンジー「残念!……あれ、アンジーたち、なんの話してたっけか?」

王馬「…オレに研究教室で見てもらいたいものがあったんじゃないの?」

アンジー「そーだ、そーだ!それじゃあアンジーに着いてくるのだー!」



      ―アンジーの研究教室―

アンジー「んっとー、どこやったかなー…っと。あった!これね、小吉のために書いたんだよ、あげるねー」パパーン

王馬「?ありがt………!?」

王馬「」バターン

アンジー「あー、まだダメかー」
476 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/28(木) 22:39:02.69 ID:iMUvDIIHO
訂正 >>475

王馬「オレ、身長伸ばしたから、血はとらないでほしいなー」

王馬「オレ、身長伸ばしたいから、血はとらないでほしいなー」

お前身長伸びてねーだろって話ですね。want toの話ですね
477 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/28(木) 22:40:16.92 ID:iMUvDIIHO


王馬「……う」

アンジー「起きた?小吉ね、これで倒れちゃったんだよー。あ、見せちゃダメか」

王馬「なんか前にもこんなことなかった?…で、これなんの絵?オレ、見た瞬間気絶しちゃって一瞬しか見えなかっんだよねー」

アンジー「それはー…。んー、小吉が見れるようになったら自分で確かめればいいよ」

王馬「えーオレには無理だよー」

王馬(そもそもあまり見たくないかなー)

アンジー「そんなことないぞー?神さまを感じられるようになれば、きっと見ることができるようになるでしょう…って神さまも言ってるよー」

王馬「へー、すっげー楽しみー!」

王馬(アンジーちゃんには悪いけど、一生見ることはないだろうね…)

アンジー「だからね、これあげるのだー!今までの作品で53番目くらいの出来だからね、特別だぞ?」

王馬(特別感ゼロなんだけど…)

王馬「あ、ありがとう…額縁に入れて、一生部屋に飾っとくよ。…布も被せるけどね!」

アンジー「おー、そうしろ、そうしろー!!その方は神さまも喜ぶぞー!」

王馬(ここから出たあとも飾りっぱなしだけどね…)

アンジー「にゃははー、小吉もいつか神さまを感じられるようになるといいね…小吉にはその才能が、ありんこのフンくらいあるよ?」

王馬「…ほぼないに等しくない?」

王馬(まぁこれも…仲良くなれたって証拠…なのかな?)

王馬(きっと神さま…いや、アンジーちゃんを理解するのは一生無理なんだろうな…するつもりもないけどね!)

アンジー「小吉どうしたのー?」

王馬「いや、なんでもないよ!それよりさーこれはなんなの?」

アンジー「あーこれはねー…イケニエ血を集めるお皿だよ」

王馬「えっ」



王馬(しばらく血を抜き取られそうになりながらもアンジーちゃんと過ごした…)

☆夜長アンジーの絆が深まった!

☆アンジーのパンツをゲットした!
478 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/28(木) 22:47:44.94 ID:iMUvDIIHO
    絆のカケラ 恋愛フラッグ
赤松楓   6      ―
天海蘭太郎 6      ―
入間美兎  6      ―
キーボ   1      ―
獄原ゴン太 6      ―
最原終一  6      ―
白銀つむぎ 4      ―  
真宮寺是清 4.5     ―
茶柱転子  6      ―
東条斬美  6      ―
春川魔姫  6      ―
星竜馬   4      ―
百田解斗  6      ―
夢野秘密子 6      6
夜長アンジー6      ―

       ―王馬の個室―


鉄屑「スイッチ見つかったよ!バイブ止まったよ!」

王馬「どうでもいい。お前もバイブも、どうでもいい」

鉄屑「うわぁ、さすがとーちゃん!575だね!」

王馬「686なんだけど…」

鉄屑「ホントだ…あれ、5って何足したら6になるんだっけ?っていうか6ってなに?」

王馬「どうしようもないバカだな…」


王馬「さて、今は昼前か…なにしようか?」

@ロボット差別するかー

Aデートチケット使うぞー

Bどっか行くぞー

Cその他自由記述

>>479 @〜Cの中から選択してください

今日はここまでにします、くますみー。ミスばかりで申し訳ないです…
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 22:56:02.81 ID:T24KRbyoO
2
480 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/28(木) 23:05:49.79 ID:iMUvDIIHO
人物指名を書き忘れる痛恨のミス…!!

>>481 デートチケット使う相手

で、お願いします!
ちょっと穴を掘って入ってきます。くますみなさい
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 23:23:50.68 ID:tZiZxTdKo
星くん
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 10:16:48.42 ID:46bXB1ePO
そんな日もあるさ…穴ほれましたか?
483 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 15:43:04.73 ID:k0b69kiJO
>>482
掘ったら温泉沸きだしてきたので、入ってきました。いいお湯でしたね…(大嘘)

再開します!
484 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 15:43:59.99 ID:k0b69kiJO
王馬「星ちゃんと遊ぼうか…」



ピンポーン

王馬「ほーしちゃーん!あっそびーましょー!」

ガチャ…

星「…なんだ、あんたか。フン、騒々しいやつだ…」

王馬「にしし!悪の総統だから、このくらいでないとね!この設定最近忘れかけてたけどね!

星「…で、今日は何をする気だ?」

王馬「おや、星ちゃんノリノリだね?ついに、オレに懐柔されちゃった?」

星「そんなんじゃねーよ。あんたのことだ。どうせ追っ払ったところで、しつこく誘ってくるんだろ?」

星「だったら最初から、付き合ってやった方がいい…ただでさえ、あんたは騒がしいやつなんだからな」

王馬「にしし…そうこなくっちゃね!…で、今日はなにする?」

星「……あんたの好きにしろ」

王馬「え〜、たまには星ちゃんが決めなよ」

星「……俺が、か?」

王馬「うん、たまには星ちゃんのやりたいことやろうよ。いっつもオレばっか決めてるしさ」

星「……そうか。いつも、くだらねーことやってるから、そろそろお灸をそえてやろうと思ってたんだが…残念だな」

王馬「へぇ、星ちゃんでも冗談言えるんだね?」

星「…俺はいつだって本気だぜ?」

王馬「え……?」

星「さて…じゃあ、図書室に行くとするかな」スタスタ

王馬(星ちゃんにお灸をそえられたらどうなっていたんだろう……考えないでおこう)
485 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 15:49:33.06 ID:k0b69kiJO


         ―図書室―

王馬(星ちゃんは図書室に入るや否や、本棚から一冊の本を取ると椅子に座って本を読み始めた…)

王馬(なに読んでるのかな…って漫画じゃん!)

王馬「へぇ意外だな。星ちゃんが漫画好きなんてね!」

星「……あんた、黙って本も読めないのか?」ペラ

王馬「えーでもさー、漫画ってふたりで読んだ方が楽しいと思うよ?」

星「フン…勝手にしろ」ペラ

王馬「なんで漫画好きなの?」

星「……あんたには言わねーよl」ペラ

王馬「オレ、なんでこんなに嫌われちゃってるのかなー。ねぇなんでか分かる?」

星「さぁな…自分の胸に聞いてみたらどうだ?」ペラ

王馬「嫌われてるって否定しないんだね…」

星「……」ペラ

王馬(とうとう、無視…)

王馬(しばらく、星ちゃんが読んでる漫画を上から読んで過ごした…)



星「…」パタン

王馬(星ちゃんは漫画を読み終えたみたいだ…読むの早くない?)

星「……」スタスタ

王馬(そのまま、本棚に漫画を片付け、次の巻を読むのかな?…なんて思っていると突然、星ちゃんは振り向きこう言った)

星「…おい。…あんた、もう俺とは絡むな」

王馬「…え?」

星「くだらねーことにも誘うんじゃねーぞ」

王馬「なんで、また急にそんなこと言い出したのさ…」

星「フン。知らねーままでいいさ…じゃあな」

王馬(そう言うと、星ちゃんはオレに背を向けて、図書室から出ていった)

王馬(そんな星ちゃんの背からは、拒絶を感じた…)

☆星竜馬の絆のカケラをゲットした!(現在カケラ5個)

王馬「…あ」

王馬(プレゼント渡しそびれちゃったな…まぁいいか)

王馬(…することがないので、オレもそのまま部屋に戻った)
486 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 15:50:47.29 ID:k0b69kiJO
    絆のカケラ 恋愛フラッグ
赤松楓   6      ―
天海蘭太郎 6      ―
入間美兎  6      ―
キーボ   1      ―
獄原ゴン太 6      ―
最原終一  6      ―
白銀つむぎ 4      ―  
真宮寺是清 4.5     ―
茶柱転子  6      ―
東条斬美  6      ―
春川魔姫  6      ―
星竜馬   5      ―
百田解斗  6      ―
夢野秘密子 6      6
夜長アンジー6      ―
487 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 15:53:23.00 ID:k0b69kiJO
       ―王馬の個室―

王馬(もう昼か…)

鉄屑「とーちゃん、オイラそろそろお外出たい」

王馬「…別に閉じ込めてるわけじゃないんだけど」

鉄屑「そうなの!?じゃあオイラお外で遊んでくるね!」タタター

王馬「一生出とけ」

王馬「…そろそろ、運動会の練習をしに行くか…」



        ―体育館―

天海「運動会の開催日は27日っす。今日は22日っすから…あと今日をいれて、あと6日っすね」

天海「とりあえず、今日はリレーの練習するっす。明日は騎馬戦の練習をするんで各自無理をしないように」

天海「あ、そうだ。白銀さんが徹夜でみんなの体操服を作ってきてくれたんで、安全のためにも着て練習してください」

天海「怪我をしないように頑張りましょう、じゃあ解散っす!」

白銀「じゃあ、みんな取りに来てねー。はい、どうぞ、はいどうぞ………」



王馬「へぇ、ハチマキまで作ったんだ…けっこう凝ってるじゃん」

白銀「そりゃあ、運動会と言えばハチマキだもん!」

ゴン太「これってどうやって使うの?えっと…こうかな?」

茶柱「それはネクタイですよ?」

白銀「ああ、ゴン太君そうじゃなくてね…えっとちょっとしゃがんでくれるかな?」キュッキュッ

白銀「よ…っと。はい、これで大丈夫だよ」キュッ!

ゴン太「ありがとう、白銀さん!はちまきってこうやって結ぶんだね!」
488 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 15:56:55.04 ID:k0b69kiJO
訂正 >>487
天海「運動会の開催日は27日っす。今日は22日っすから…あと今日をいれて、あと6日っすね」

天海「運動会の開催日は27日っす。今日は22日っすから…今日をいれて、あと6日っすね」

ハルマキとハチマキって似てませんか?すいません、さっさと再開します
489 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 15:58:05.64 ID:k0b69kiJO
茶柱「転子、気合い充分ですよ!」

王馬「にしし…気合い入れすぎて、フライングとかしないようにね!」

茶柱「しませんよ!」

ゴン太「紳士はふらいんぐなんてしないんだ!」

王馬「フライングの意味わかってる?」

ゴン太「えっと…飛ぶことだよね?」

王馬「誰もできねーよ!」

白銀「あ!茶柱さん、ハチマキさ、リボン結びしてみない?」

茶柱「えぇ!?…そ、そんな、リボンなんて転子には似合いませんよぉ…」

白銀「こらこら、動かないの。…はいっ、リボンの完成だよ!」キュッ

茶柱「…あぅ…転子、可愛くないのに似合いませんってぇ…」

白銀「それ、地味に全国の女子を敵に回しちゃってるよ?…あ、今度はポニーテールにしてみようよ!」

ゴン太「そう言えば、白銀さんは今日、ポニーテールなんだね!似合ってるよ!」

白銀「あ、ありがとう、ゴン太君…」

王馬「まぁ、髪の毛長いと邪魔になるもんね…」

茶柱「ポニーテールなんて、ハードル高過ぎますって!」

白銀「王馬君の言う通り邪魔になっちゃうから、ね?」

茶柱「そこまで言うのなら…分かりました…」テレッ
490 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 16:01:43.79 ID:k0b69kiJO
王馬「ねぇそろそろリレーの練習しようよ…」

ゴン太「そうだね!…ところで、りれーってなに?」

白銀「えーっと、どういう風に言えばいいのかな…えっとね」

王馬(白銀ちゃんは、ゴン太にリレーの説明をした)

茶柱「ゴン太さんがいれば百人力ですね!まぁ転子も男死の力はあまり借りたくありませんが、仕方ないですね」

王馬「もしも、バトンをオレから渡されたとしても、弾き飛ばしたりしないでよ?」

茶柱「え?…あぁ、善処します」

王馬「善処しないとダメなのか…」

白銀「…ってことなんだけど、分かったかな?」

ゴン太「うん!ありがとう、白銀さん…ゴン太は本当にダメだね…何も知らないや」

白銀「そんなことないよ?きっとゴン太君がいてくれたら、優勝だって夢じゃないよ!」

ゴン太「白銀さん……うん、ゴン太、頑張るよ!」

茶柱「あ…走る順番どうしましょうか!?」

王馬「くじで決める?」

白銀「…くじで決めちゃっていいのかな?」

王馬「リーダー、決めてよ!」

茶柱「転子がですか!?…いやーえっと…その…」

茶柱「団長命令です!王馬さんが決めてください!」

王馬「オレかよ!?…仕方ないなぁ…」

王馬「じゃあ、最初に>>491が走って、んで次が>>492。3番目に>>493で、アンカーは>>494でいいと思うよ」

※王馬、茶柱、ゴン太、白銀の中からでお願いします
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 17:09:02.55 ID:ZypbJZdZo
茶柱
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/29(金) 17:09:07.85 ID:tyGJ2uNo0
白銀
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 17:20:17.70 ID:m2HYw+uko
王馬
494 : ◆hq9TfeeMlAP9 [sage]:2017/09/29(金) 17:25:06.69 ID:k0b69kiJO
よくよく考えたら3人決めたら、最後も決まりますよね…作者はバカだ!!
アンカーはゴン太!キミに決めた!
495 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 17:38:39.80 ID:k0b69kiJO
茶柱「転子が最初ですか!?」

王馬「うん!最初から飛ばしちゃってよ!」

茶柱「……ええ、お任せください!必ず一番を取って見せます」

白銀「わたしが二番手か…まぁ地味にそんな気がしてたよ」

白銀「さながらわたしは、人質に選ばれ牢屋に入れられるトルネコのよう…」

ゴン太「トルネ…誰?」

王馬「無視して続けるよ」

王馬「…三番手はこのオレ!白銀ちゃんで失速した分を取り戻して、ゴン太に繋げるよ!」

茶柱「王馬さん、失礼ですよ!?これだから男死は…!!」

白銀「ま、まぁ地味に事実だから仕方ないね…」

王馬「で、アンカーはゴン太!お前に任せるぞ!」

ゴン太「ゴン太が最後!?」

茶柱「ゴン太さんならドベからでも、一位になれそうですね…」

王馬「オレがドベになるわけないでしょ!」

茶柱「ずっこけても知りませんからね…」ジトー

白銀「頑張ってね、ゴン太君!」

ゴン太「ゴン太…頑張る!絶対に一位を取ってみせるよ!紳士だからね!」

王馬「紳士は関係ないと思うなぁ」

王馬(しばらく、リレーの練習をした…やっぱり、ゴン太はぶっちぎりで早かったな)



王馬「ふぃー休憩、休憩!」

王馬(他のチームはまだ練習しているみたいだ…)

王馬(敵情視察…しちゃう?)

>>496 敵情視察しますか?する場合はどの組を視察するかも書いてください。組分けは>>456参照
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 17:40:47.00 ID:hdVxKOHTo
白組
497 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 17:56:21.89 ID:k0b69kiJO
王馬「白組見てくるか…」

茶柱「あ、王馬さん、敵情視察ですか?転子もお供します!」

王馬「なんで?…ああ、アンジーちゃんがいるからでしょ?」

茶柱「な、なぜバレたんですか!?」

王馬「バレバレだっての…さっさと行こうよ」



最原「はぁっ…はぁっ…キ、キーボくん…パスっ!」パス

キーボ「はい!キミのパスはしっかり受けとりました!」キャッチ!

キーボ「小学二年生でリレー選手に選ばれる程のボクの力、ご覧あれ!」

最原「は、早く行ってよ…それに、微妙だし…」ハァ

茶柱「小学二年生でリレー選手ですか…将来有望だったんですね」

王馬「キー坊のことだからそのままストップしている可能性もあるよ?」

茶柱「ああ…確かにそうですね。おや、次はアンジーさんですか…意外に早いんですよね、あの人…」

キーボ「ひぃっ…ひぃっ…ア、アンジーさん……っていない!?」ガシャガシャ

春川「夜長、あんたの番じゃん。さっさと行きなよ」

アンジー「お?終一とキーボが遅すぎて、退屈だったよー」タッタッタ

キーボ「パス…です」パス

アンジー「はいはーい、アンジーにお任せあーれ!」

茶柱「なんだかここのチームには勝てそうですね…」

王馬「…問題は女子ふたりか」
498 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 18:04:09.37 ID:k0b69kiJO
アンジー「にゃははー!神っちゃってるぞー!!」ダダダ

王馬「はやっ!」

茶柱「たまに、神さまとやらのおかげで早くなるんです。そのせいで先程転子は何回か負けてしまいました…!」

王馬「うん、朝のことだね。審判してたからオレも分かる…油断できないね」

アンジー「ほーい、魔姫パース!」ヒョイ

最原「ちょっ!アンジーさん!?投げちゃダメだって!!」

キーボ「手渡しですよ!」

春川「しっかりしてよ…」

アンジー「ごめんなー!はいどぞー。頑張ってねー、神さまが見守ってるぞー」

春川「……」ダダダダダダ

王馬「こっちはさらに早い!?」

茶柱「さすが春川さん…やはりただの保育士ではありませんね…いや、保育士ですらないのかも…」

王馬「保育士ですらない…って?」

茶柱「鬼の保育士なんですよ、きっと!」

王馬「……」

春川「………」ダダダダダダ

王馬「…」

茶柱「……」

春川「……」ダダダダダダ

王馬「……」

茶柱「…あの、なんかこっちに向かってきてません?」

王馬「奇遇だね、オレもそんな気がしてたところだよ」
499 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 18:16:30.42 ID:k0b69kiJO
春川「…」ダダダダダダ

最原「春川さん!?そっちじゃないよ!?」

キーボ「こっちですって!」

アンジー「コースアウトだぞー…ありゃ?小吉に転子だ!」

最原「あれ…ほんとだ。じゃあ見られてたのか…」

キーボ「よくよく考えたらそこまで広い体育館でもありませんからね…」

春川「…あんたたち、さっきから何見てるの?」

茶柱「えーっと、えと、あのですね…見学というかなんというか」

王馬「敵情視察だよ!」

茶柱「言っちゃうんですかー!?」ガーン

春川「ふーん。…だけど残念だったね」

王馬「なにが?」

春川「本番はこの順番で走らない…。それにあいつらは私が今から徹底的に鍛え上げる」

春川「……キーボはどうするか悩み中だけど…」

王馬「ロボットだから仕方ないね。筋肉つかないもんね」↑1

キーボ「聞こえてますからねー!」

最原(聴力はいいのか…まぁロボットだもんな。脚力はないけど)

茶柱「やる気満々ですね…!」

春川「私は…団長だからね」

春川「だから、あんたたちも獄原を頼りっきりにして、油断しないことだね。じゃあ…」

王馬「ふーん、あの春川ちゃんがここまでやる気とはね…」

茶柱「こ、こうしてはいられません!転子たちも早く戻って練習を再開せねば!」

王馬「そうだね…練習あるのみか!」

王馬(練習を再開した…)
500 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 18:32:11.33 ID:k0b69kiJO
王馬「今日はここまでにしよっか」

白銀「足が…パンパンだよ…」

白銀「忘れてた…わたし、文化系だったよ!」

ゴン太「白銀さん、大丈夫!?あ、歩ける!?」

茶柱「今日はゆっくり休んでください…徹夜したらダメですよ?」

白銀「く……」

王馬「そんなに辛いの?」

白銀「いや…断りたい衝動に駈られているだけだよ…」

ゴン太「???」



王馬(さて…まだみんな体育館に残っているみたいだけど…)

王馬(誰かに何かプレゼントする?)


☆現在の所持品

しょうが湯          
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ             
机上トラベル紀行   ハッカシガレット   
ハンモックホーム   プラネット 
ジェリービーズ    ガジュマルの鉢

>>501 誰に何をプレゼントする?
501 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 18:58:42.87 ID:k0b69kiJO
訂正
☆現在の所持品

しょうが湯          
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ             
机上トラベル紀行   ハッカシガレット   
ハンモック      ジェリービーズ    
ガジュマルの鉢

今までハンモックホーム プラネットという変な表示にになってたことに気が付いていませんでした!すいません!

>>502 誰に何をプレゼントしよう?
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 19:18:50.71 ID:D88kpW0wO
白銀にしょうが湯
503 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 19:40:41.42 ID:k0b69kiJO
王馬「疲れたときにはしょうが湯だよ、白銀ちゃん!」

白銀「わあ、ありがとう…」ゴクゴク

       《会話発展!》

茶柱「疲れたときには、しょうが湯なんですか…?」

白銀「ごちそうさま…」

白銀「ふぅ…元気になってきたかも!これで今日も徹夜できるぞー!」

ゴン太「無理はダメだよ!?」

白銀「これくらいへっちゃらだって!」

王馬「だけど、もう徹夜する必要ないんじゃないの?」

白銀「王馬君…体操服が1着で足りると思う?」

王馬「…足りないね。特に運動会の時期は毎日着るから、ママが悲鳴をあげちゃうね…!」

白銀「そういうことだね。さぁ今日も頑張るぞー」

王馬「まぁ頑張ってね!」

白銀「…そうだ。ついでに王馬君の女装用の服を作ろうか?」

王馬「なんで急にそんなこと言い始めたの!?」

茶柱「いいですね!ぜひ作ってください!」

王馬「嫌だって!」

ゴン太「女装って?」

王馬「知らなくていい。やる気もないから!」

白銀「じゃあ作っておくね!」

茶柱「よろしくお願いします!」

王馬「問答無用かよ…!」

王馬(ホントに作るつもりか…?)

王馬(憂鬱になりながら部屋に戻った…)

☆白銀つむぎの絆のカケラをゲットした!(現在カケラ5個)
504 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 19:42:40.16 ID:k0b69kiJO
    絆のカケラ 恋愛フラッグ
赤松楓   6      ―
天海蘭太郎 6      ―
入間美兎  6      ―
キーボ   1      ―
獄原ゴン太 6      ―
最原終一  6      ―
白銀つむぎ 5      ―  
真宮寺是清 4.5     ―
茶柱転子  6      ―
東条斬美  6      ―
春川魔姫  6      ―
星竜馬   5      ―
百田解斗  6      ―
夢野秘密子 6      6
夜長アンジー6      ―
505 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 19:57:41.39 ID:k0b69kiJO
       ―王馬の個室―

王馬「夜か…今日も生徒会活動行くか」

        ―教室A―

天海「さて出欠を取るっす」

天海「夢野さん、アンジーさんはポスター作りで欠席っすね」

王馬「夢野ちゃんもポスター作り手伝うことになったの?」

天海「アンジーさんの絵が独特だから…との理由っすね」

王馬「ああ…なるほど。ポスターの内容見る前にほとんどの人が気絶しちゃうもんね…」

天海「白銀さんも衣装の予備を作ってるので欠席っす」

王馬「2徹か…」

天海「というわけで、今日はこ4人で話し合いましょう」

真宮寺「ではまず僕から…大玉転がしについてだヨ」

赤松「あ!考えてきてくれたんだね」

真宮寺「まず、チームは合同になるけど…もう赤白合同チーム対青黄合同チームでいいかな?」

王馬「オレは別に構わないよ」

天海「俺もっす。今日はくじ係の白銀さんもいないですしね…」

赤松「担いだりするんだったっけ?」

真宮寺「そう…まず、コースは一周…200mだヨ。…赤白合同チームで例えてみようカ」カキカキ

真宮寺「赤組が、大玉を担いで100m走ったあと、バトン代わりに大玉を白組に渡して、白組は残りの100mを、大玉を転がしてゴールする…こういう感じだヨ」

王馬「うん、シンプルでいいんじゃない?」
506 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 20:09:11.22 ID:k0b69kiJO
赤松「担いで運ぶ組と、転がす組は合同のチームそれぞれで決めてもらえばいっか」

天海「…ただ、ひとりで大玉を転がすと、圧勝してしまうチームありそうですし、4人で揃って大玉を転がさなければならない、というルールもあった方がいいと思うっす」

真宮寺「うん、僕もその方がいいと思うヨ。東条さんやゴン太君なんかが転がしたら、あっという間に勝負がつきそうだからネ…」

赤松「ああ、なんか想像できる…」

王馬「大玉転がしはこれで決まりか。あと、話すことなんかある?」

天海「あ、俺からもいいっすか?モノクマーズに中庭の整備を頼んだっす。27日目までにはできるらしいっすよ」

赤松「…モノクマーズに頼むのはちょっと癪だね…」

王馬「まぁあいつら以外にできるやつもいないでしょ」

真宮寺「東条さんでもできそうだけど、彼女は日々忙しそうだからネ…」

天海「モノクマにも一応伝えたら、いいね、どんどん盛り上げちゃって!って言われたっす」

赤松「あーもう!盛り上げるためにやってるんじゃないっての!」

真宮寺「落ち着いて、赤松さん…」

赤松「ご、ごめん…」
507 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 20:14:16.09 ID:k0b69kiJO
天海「あと、借り物競争の障害物も考えてきたっす」

天海「えーっと、最初はネットをくぐってもらいます」

真宮寺「ネットを、地面にひいて…だよネ」

王馬「匍匐前進で?」

天海「いや、匍匐前進じゃなくていいっす。くぐればオッケーっす。女子のみなさんはそっちの方がいいっすよね?」

赤松「うん…あんまり汚したくない人が多いかな。特に女の子はね」

王馬「そういうもんなんだ…」



王馬(天海ちゃんの提案した借り物競争中の障害物は、ネットをくぐる、平均台、袋に足を突っ込んでピョンピョン跳ねるやつ…になった)

赤松「袋に足を突っ込んでピョンピョン跳ねるやつか…あれさ、袋が筒状になってたころがあるんだよね」

天海「え、それってピョンピョンできないじゃないっすか」

赤松「そうそう…だから困っちゃってさ」

王馬「どうやってその場をしのいだの?」

赤松「それっぽーく、ピョンピョンしてごまかしたよ…」

真宮寺「さっきからみんな当たり前のようにピョンピョンって言ってるよネ…」



天海「じゃあ今日はここまでにするっす。さて、今日の見回りはどうしましょう…」

真宮寺「また、くじでいいんじゃないかな?」

赤松「今日はくじ係の白銀さんがいないから、簡易くじを作ろっか」チャチャッ

王馬「よーし、頑張って当てるぞー!」

天海「当てたいんすね…」

>>508 今日の見回り2名 (赤松、天海、王馬、真宮寺の中から)
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 20:16:39.09 ID:aV3eXxwPo
王馬、真宮寺
509 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 20:35:47.42 ID:k0b69kiJO
赤松「えっと、王馬くんと真宮寺くんだよ」

王馬「よーし、頑張るよ、真宮寺ちゃん!」

真宮寺「やる気満々だネ…」

王馬「うん!真宮寺ちゃんとふたりで見回りなんて楽しくて仕方ないだろうからね!」

天海「それじゃあ、おやすみなさい」

赤松「おやすみ!」

王馬「はいはーい」



コツ…コツ…

王馬「はぁ…真宮寺ちゃんとふたりで見回りなんて、怖くて仕方ないよ…」

王馬「だってどう考えても危ないのってこの学園じゃなくて真宮寺ちゃんだもん…」

真宮寺「キミ…さっきと言っていること全然違うよネ」

王馬「だって、実際そうでしょ?キミ…たまに危ない目、しているからね」

真宮寺「…まァ、キミがそう思いたいならそうすればいいヨ」

王馬「にしし…ま、今は見回りに集中しようか」



…ン……ナ…ガ…

王馬「…?なんか聞こえない?」

真宮寺「…気のせいじゃないかな」

王馬「知ってる?この4階っていわくつきなんだよ」
510 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/29(金) 20:53:12.52 ID:k0b69kiJO
真宮寺「なんでキミが、知っているのサ…どうせ嘘でしョ?」

王馬「うん、嘘だよ!まぁ多分、夢野ちゃんとアンジーちゃんが研究教室でポスターでも作ってるんだろうね」

真宮寺「僕も同じ意見だヨ。じゃあさっさと見回りを終わらせようカ」



王馬(真宮寺ちゃんと見回りを終えて、中庭まで戻ってきた…)

夢野「んあ?今日の見回りはお主らじゃったか」

アンジー「お疲れー!」

王馬「お疲れ!…ん?」

真宮寺「…ちょっと待って。キミたち、今までどこにいたの?」

アンジー「えー、なんでー?」

夢野「ウチらは今まで、アンジーの部屋でポスターを作っておったぞ?

王馬「ま、まさか……いや、気のせいだよね」

真宮寺「うん、そうだろうネ」

夢野「よく分からんが、じゃあの。おやすみ」

アンジー「おやすみー!」

王馬「ああ、うん、おやすみ…」

王馬(…ホントに、なにかいたんだろうか…)



王馬(真宮寺ちゃんに何かプレゼントする?)

☆現在の所持品
          
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ             
机上トラベル紀行   ハッカシガレット   
ハンモック      ジェリービーズ    
ガジュマルの鉢

>>511 何をプレゼントする?

ラピュタ始まるので今日はここまでにします!くますみー
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 20:54:38.49 ID:aV3eXxwPo
ジェリービーズ
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 20:58:02.52 ID:tyGJ2uNo0
机上トラベル紀行
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 21:02:24.80 ID:tyGJ2uNo0
あのさぁ、たまに全く好物じゃないの選ぶ人いるけどなんなの?そろそろロ差したいから、好感度上げ済ませたいんだけど……
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 22:05:34.07 ID:nFqlOMEDO
キーボの好感度は上げなくていいんだろうか…
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 23:27:01.06 ID:OWQzC9P6O
安価だし寛容にいこうぜ
最近キーボ見ないな…
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 06:42:34.78 ID:szJuyBC7O
運動会ではロ差あるかな
ロ差もカケラ集めも楽しみに見てるよ
517 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/30(土) 14:08:35.21 ID:LEB/MrYtO
>>513
モノダム「マァ、マァ…ミンナ仲良ク、シテネ…」

>>514
キーボの好感度もあげた方がいい、とだけ言っておきます!

>>515
キーボ「ボク、白組にいましたよ!!」

王馬「存在感なかったんだろうね…人間じゃないから」

キーボ「人間でなかったら存在感もないんですか…!?」

>>516
運動会でもロ差する予定です!
ありがとうございます、励みになります!!

ちょっとだけ再開します!
518 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/30(土) 14:10:44.88 ID:LEB/MrYtO
王馬「真宮寺ちゃんにこれあげる!」

真宮寺「これは…ジェリービーズ、だネ…」

真宮寺「……うん。ジェリービーズカ…」

王馬「あちゃー、また嫌いなものだったかー…オレってセンスないなー」

真宮寺「キミさ、僕のこと嫌いなの?他のみんなには割と好きなものあげてるでしョ?」

王馬「…ん?人間観察がだーいすきな、真宮寺ちゃんには分かるんじゃないの?」

王馬「オレがキミのこと嫌いかどうか、さ…」

真宮寺「……」

真宮寺「そうだネ…ゆっくり見極めてみることにするヨ」

真宮寺「ククク…おやすみ」

王馬「おやすみー……」


☆真宮寺是清の絆のカケラをゲットした!(現在カケラ5個)


王馬(オレも部屋に戻った…)

       ―王馬の個室―

鉄屑「あ、とーちゃんおかえり!」

王馬「…ん」

鉄屑「今日はね、お月さまがきれいだったんだー」

王馬「へー、そう」フトンハイル

鉄屑「今日は満月の日だから特にきれいだったね!毎日満月だったらいいのになぁ」

王馬「そうなんだー」デンキケス


鉄屑「あ、元お父ちゃんに頼んでみようかな?毎日、満月にしてーって!」

王馬「好きにして…」ウトウト

      ☆22日目終了☆

☆今日の総ロ差数:2回
519 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/30(土) 14:13:01.90 ID:LEB/MrYtO
    絆のカケラ 恋愛フラッグ
赤松楓   6      ―
天海蘭太郎 6      ―
入間美兎  6      ―
キーボ   1      ―
獄原ゴン太 6      ―
最原終一  6      ―
白銀つむぎ 5      ―  
真宮寺是清 5      ―
茶柱転子  6      ―
東条斬美  6      ―
春川魔姫  6      ―
星竜馬   5      ―
百田解斗  6      ―
夢野秘密子 6      6
夜長アンジー6      ―
520 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/30(土) 14:15:14.69 ID:LEB/MrYtO
        ☆23日目☆

王馬小吉

Lv.93 ランク: ロボット差別のプロ

☆現在のモノクマメダル:200枚
☆現在のコイン:28枚

☆現在の所持品
          
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      机上トラベル紀行   
ハッカシガレット   ハンモック       ガジュマルの鉢


王馬「朝か…」

鉄屑「でね、星がビューって落ちてきてね、君の名はね…」

王馬「え、夜通し独り言呟いてたの?」



王馬(さて何をしようか?)

@ロボット差別するぞー!おー!

Aデートチケット使うぞー(人物指名)※1名まで

Bどっか行くぞー(場所指定)

Cその他自由記述

>>521 @〜Cの中から選択してください
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 14:23:56.69 ID:J27UDdL4o
2 星
522 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/30(土) 14:34:03.63 ID:LEB/MrYtO
王馬「星ちゃんのところに行こう…」

王馬(もう俺に絡むなって言われたけど…そんな言うこと聞くわけないでしょー?)

       ―星の研究教室―

星「……」

ガチャ…

星「…誰だ?」

王馬「ゴン太だよ!」

王馬(星ちゃんはテニスコートの真ん中で静かに座っていた)

星「……またあんたか」

星「なぁ、昨日言ったこと忘れたのか?」

王馬「オレ、記憶力悪いからねー」

星「だったらもう一度言ってやる…」

星「もう、俺に構うな。くだらねーことにも誘うな」

王馬「…だったら、オレは今日たまたまここに来ただけだ」スタスタ

星「なに…?」

王馬「ここに来て、たまたまいた星ちゃんの隣でたまたま座っているだけだよ」ヨッコラセ

星「…ちっ」



王馬(しばらく、星ちゃんのとなりで無言のまま過ごした…)



王馬(なにかプレゼントしようか?)


☆現在の所持品
          
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      机上トラベル紀行   
ハッカシガレット   ハンモック
ガジュマルの鉢

>>523 何をプレゼントしようか
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 14:44:51.93 ID:YcnB858Z0
ハッカシガレット
524 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/30(土) 14:57:21.11 ID:LEB/MrYtO
王馬「星ちゃん、これいる?」

星「…ハッカシガレットか。食物を粗末にはできねーな」

星「……」

王馬「……」

星「…正直」

王馬「…?」

星「つい最近まであんたのこと嫌いだった」

王馬「…いきなりひどいカミングアウトだなぁ」

星「いや、嫌い…じゃねーな。本当は嫉妬していたんだろうな」

王馬「星ちゃんが、オレに嫉妬…?どうして?」

星「…あんたは、いつも無邪気で…いつもバカみたいなことをやってて…」

星「…昔の俺を見ているようで、嫌だった。あの頃に戻れねーとは分かってるが、あの頃を思い出して嫌だった…」

王馬「……」

星「俺の罪は一生消えねー。ずっと引きずっていくつもりだ…だから、くだらねーことなんかするつもりなかった。する気もなかった」

星「だが、どうだ?あんたはいつもいつも、くだらねーことに俺を誘ってくる。俺にそんなことをする資格はねーっていうのによ」

星「それで、あんたは楽しそうに笑ってるんだ…。俺には、もうそんなことできないのに…」

星「一緒にバカやる、友も、家族も、あいつも…なにもかも、失ったっていうのに…」

王馬(…表情は見えないけど、星ちゃんの辛そうな声ははっきり聞こえる)

星「それで、いつの間にか嫉妬…していたみたいだ。フン、我ながら情けねー話だ。全然クールじゃねぇ…」

王馬「…そっか。オレには星ちゃんの苦しみとか辛さとか全然分からない。今までそんな風に思っていたのも知らなかった」

王馬「でもさ、今の話を聞いて思ったんだ。星ちゃんも、ホントはくだらないこと、やりたいんでしょ?」

星「…だが」

王馬「やる資格ないとか言いながら、オレが無理矢理誘ったのもあるけど、結局やってたじゃん!」

星「……」

王馬「それに、今は…オレとか、ここのみんながいるじゃんか」

星「……お前や、あいつらが…か?」
525 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/30(土) 15:08:41.86 ID:LEB/MrYtO
王馬「さすがに、ここに何日もいたら仲間意識くらい芽生えてんじゃないの?」

星「………」

王馬「図星、みたいだね。……オレは今さら、罪の意識を感じるな、自分の罪を許せ、充分反省した、なんて無責任なこと言わないよ。罪は罪だからね」

星「当たり前だ。俺は自分の罪を許すつもりはねぇよ」

王馬「そうだね。…でもさ、せめて今だけは…もう少し素直になってみたらどう?」

星「素直に…だと?何度言えば分かるんだ。俺は…そんなことできねーんだよ…!」

王馬「自分の気持ちに嘘、つくなよ」

星「なんだと…?」

王馬「いや、その嘘ももう崩れかけてるよね。だって、さっき言った通り、キミはもうオレとバカみたいな、くだらない遊びやってんだよ」

王馬「だから、今さらどうこう言おうが、星ちゃんは自分の気持ちに素直になりかけているわけ!」

星「俺が…素直に…」

王馬「オレに、星ちゃんに嫉妬心を言ってくれたのもその傾向だよねー」

王馬「もうさ、ここにいる間だけでも…素直になってみたらいいんじゃないの?」

星「……」

王馬「……また、オレとバカ騒ぎやろ?今度は百田ちゃんでも脅かしてみようよ」

星「……本当に、いいのか…?俺は…そんなことをしてもいい人間なのか…?」

王馬「あー、もうめんどくさいな!何度も言ってるでしょ?今更ぐちぐち言わない!」

星「……」

星「…逆ギレか?」

王馬「ああ、そうだよ。逆ギレだよ!悪いか!?」

星「…フン、いや、悪くねーよ。俺が悪かったからな…」

星「そうだな。クールじゃねぇが、もう少し…自分の気持ちに素直になっても、いいのかもな…」

王馬(そう言うと星ちゃんはオレに背を向けた…)

王馬(だけど、その背からは以前のような拒絶を感じない…)

王馬(…きっと、星ちゃんと仲良くなれたってことなんだろう…)


☆星竜馬の絆が深まった!!

☆星のパンツをゲットした!

王馬(しばらく、星ちゃんと話したあと部屋に戻った…)
526 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/30(土) 15:11:52.82 ID:LEB/MrYtO
    絆のカケラ 恋愛フラッグ
赤松楓   6      ―
天海蘭太郎 6      ―
入間美兎  6      ―
キーボ   1      ―
獄原ゴン太 6      ―
最原終一  6      ―
白銀つむぎ 5      ―  
真宮寺是清 5      ―
茶柱転子  6      ―
東条斬美  6      ―
春川魔姫  6      ―
星竜馬   6      ―
百田解斗  6      ―
夢野秘密子 6      6
夜長アンジー6      ―

       ―王馬の個室―

王馬「昼前か…」

王馬(さて何をしようか?)

@ロボット差別するぞー!おー!

Aデートチケット使うぞー(人物指名)※1名まで

Bどっか行くぞー(場所指定)

Cその他自由記述

>>527 @〜Cの中から選択してください

一旦ここまで。今日はこれで終わりになるかもしれません、ぐっばいならー
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 15:13:55.05 ID:YcnB858Z0
3 マシーンでプレゼント補給
528 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/09/30(土) 15:22:59.16 ID:LEB/MrYtO
これくらいならできますね

王馬「プレゼントがそろそろなくなってきたな…」

       ―購買部―

王馬「さーて、今日もやるか」

※もう10個くらいで足りますよね?足りるに決まってますよね?

王馬「10回、回すか…」

↓からお好きなプレゼントを自由に書いていってください。複数あり、連投あり。10個までいったらおしまい
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 16:14:31.45 ID:J27UDdL4o
ソーイングセット、猿の手、完璧なレーザーガン
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 17:25:45.04 ID:OlaFqPNbO
床之物語、ハガネメガネケース
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 18:09:27.22 ID:cJS8/OW0O
ネイルブラシ、愛の鍵、過剰に踊るはにわ
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 18:27:58.39 ID:cJS8/OW0O
どこでもパラソル、ダークベルト
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 19:57:39.80 ID:Wtqh7zLlO
これ、キーボ向けプレゼントは足りてるか…?
534 : ◆hq9TfeeMlAP9 [sage]:2017/10/03(火) 21:15:42.29 ID:zeUvnRwKO
ちょっとだけ再開します
キーボへのプレゼントは…足りるんでしょうか?
535 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/03(火) 21:16:42.03 ID:zeUvnRwKO
王馬「えーっと…」

☆ソーイングセット、猿の手、完璧なレーザーガン、床之物語、ハガネメガネケース、ネイルブラシ、愛の鍵、過剰に踊るはにわ、どこでもパラソル、ダークベルトをゲットした!

王馬「部屋に戻ろう…」



―王馬の個室―

鉄屑「あ、とーちゃんお帰りー」

王馬「ただいま」

鉄屑「パンツ畳んどいたよー」

王馬「……」

王馬(勝手に漁るなよ…)

鉄屑「とーちゃんとみんなの分ね!」

王馬「そう…」ガラッ

王馬「ちょっと、オレのパンツとみんなのパンツ、交互に並べないでよ!」

鉄屑「その方が色鮮やかかなーって!」

王馬「色鮮やかさとか求めてないから…!」

鉄屑「ごめんなさい…」シュン

王馬「もう余計なことは、しなくていいから…」

鉄屑「はぁい」トコトコ

王馬「もう……。仕方ない、並び替えよう…」ゴソゴソ
536 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/03(火) 21:17:14.18 ID:zeUvnRwKO
王馬「ったく……もう誰が誰のパンツだか分かんないよ」

王馬(分かりたくもない)

王馬(っていうか、どういうシステムなんだ!?みんなどんな気持ちなんだ!?)

王馬(茶柱ちゃんとか、男子にパンツ渡してること知ってるのか!?)

王馬「これ、誰のパンツだよ。…これ、布じゃん…」

鉄屑「これは獄原クンのパンツだね。彼は布の方がいいらしいよ」グルグル

王馬「うおっ、鉄屑……なんで、オレの服を巻いてるんだよ?」

鉄屑「…とーちゃんの服、いい匂いがして…つい、やっちゃったよ」

王馬「犬か!飼い主の匂いがするから、服とかの上で寝ちゃう犬か!」

鉄屑「とーちゃん、犬飼ってたの?」

王馬「ううん、飼ったことないよ…っとこんなことしてる場合じゃない」

王馬「…これ、かぼちゃパンツじゃん……邪魔そうだなぁ」

鉄屑「それは夢野さんのパンツだね」

王馬「これが……ああ、そう」

王馬(もう少しセクシーでもいいんじゃないかな…ほら、これとか。いや、似合わないか)

王馬「っていうか、なんで誰が誰のパンツだか分かるの?」

鉄屑「んー…オーラ?」

王馬「パンツにオーラあるんだ…」

王馬(しばらく、鉄屑からパンツのオーラについて学んだ…)
537 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/03(火) 21:18:19.06 ID:zeUvnRwKO
王馬「さて、昼か…運動会の練習に行こう」

        ―体育館―

天海「今日は騎馬戦の練習っす。くれぐれも怪我には気を付けてほしいっす」

王馬「…そういえば、騎馬戦って点数入るの?」

天海「ああ、みんなばらばらっすから、勝った騎馬に点数をあげるっす」

王馬「ってことは、オレたち…つまり、オレとゴン太と百田ちゃんとキー坊の騎馬が勝ったら、黄組は多くの点数が入るけど、負けたら点数入らないのか…」

百田「逆に、青組はオレと天海は騎馬が別だから、ぜってーに点数が入るっつーわけか…」

ゴン太「い、いいのかな?ちょっと不平等じゃない…?」

王馬「…まぁ、やる以上は点数つけたいし、負けた騎馬にはちょっと点数あげるってことでいいんじゃない?」

キーボ「ボクもそれでいいと思います。それより早く練習を始めましょう」

天海「それもそうっすね…」

王馬(それぞれの騎馬で別れた…オレの騎馬のメンバーはゴン太と百田ちゃんとキー坊だ)

百田「よーっし!テメーら!ぜってー勝つぞ!こんときだけは、組対抗なんてかんけーねーぜ!」

ゴン太「うん!ゴン太、騎馬戦は初めてだけど頑張るよ!」

キーボ「ええ、力を合わせて勝ちましょう」

王馬「えぇー、そんなのオレは嫌だね!味方なのはこんときだけじゃん!」

王馬「それに百田ちゃんが作る騎馬なんて乗りたくないよ…そのださいちょび髭がうつっちゃうよ!」

百田「なんだとテメー!どこがだせーってんだ!?カッコいいだろうが!」
538 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/03(火) 21:19:24.75 ID:zeUvnRwKO
ゴン太「落ち着いて、ふたりとも!…えっと、百田くんの髭もカッコいいいと思うよ?…紳士って髭も必要なのかな?」

キーボ「あの、髭はどうでもいいので早く練習を始めませんか?言い争いなんて非合理的です」

百田「どうでもよくねーが…そうだな、さっさと始めるか。おい、テメーら、騎馬作るぞ」

王馬「誰が前行くの?やっぱゴン太?」

キーボ「とりあえず、3通り作ってみて、王馬クンが一番いい騎馬を選んでください」

ゴン太「じゃ、じゃあまずはゴン太が前に行くね。…えっと、こうでいいかな?」



王馬(…とりあえず乗ってみたものの)

王馬「…前見えねーよ!」

ゴン太「ご、ごめん!ゴン太が大きすぎるから…!」

百田「お、おまけにキーボとオレに身長差があるから…」

キーボ「…スイマセン」

王馬「ホントだよ!鉄の手で支えられてるから、足が冷たくて仕方ないよ!どうしてくれんのさ!」↑1

キーボ「そこですか!?」ガーン

百田「ちげーだろ!キーボの身長が低いからそれに合わせてオレが屈んでるから腰がいてーんだよ!」

ゴン太「だ、だったら両足を百田くんの上に乗せればいいんじゃないかな!?」

キーボ「それだと、ボク必要ありませんよね!?」

王馬「とにかくやり直し!下ろして!」
539 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/03(火) 21:20:15.89 ID:zeUvnRwKO


王馬(百田ちゃんが前に出た場合でも同じようになった…ゴン太とキー坊の身長差ありすぎ…)

王馬(次はキー坊が前になった…)

王馬「うわー!キー坊の、人間で言う肩の部分、つめてー!」↑1

キーボ「…」

ゴン太「そんなことないよ!ゴン太、知ってるよ。キーボくんは暖かい心を持ってるって!」

キーボ「ゴン太クン…」キラキラ

王馬「心がない、キー坊にそんなこと言うなんて…ひどいぞゴン太!」↑1

ゴン太「え!?キーボくんは心がないの!?」

キーボ「あります!ありますから!」

百田「おい、んなことどーでもいいだろーが!」

百田「これけっこう、いい感じなんじゃねーか?どうなんだ、王馬?」

キーボ「はは…そうですよね。どうでもいいですよね…はは」

王馬「まぁ、どっかのロボのせいで、手がしもやけになりそうなこと以外は乗り心地いいよ!」↑1

百田「そうか、ゴン太はどうだ?少し屈んでもらってるが…きつくないか?」

ゴン太「全然平気だよ!ゴン太は紳士だからね!それに王馬くん軽いし…」

王馬「そうだね、仮にキー坊が乗ったとしたら、オレなんか鉄の重みで潰れちゃうだろうね…」↑1

百田「…ッ!?」ゾクッ

ゴン太「ど、どうしたの、百田くん?」

百田「いや、なんか、今の王馬の言葉を聞いたらなんか寒気が…」
540 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/03(火) 21:21:54.53 ID:zeUvnRwKO
キーボ「あの…動く練習しませんか?」

王馬「それもそうだね。ほら、進めキー坊!」

キーボ「え、え?」

百田「いきなり言われても困るだろーが…まずは、左足から出すぞ」

ゴン太「え、えっと…」

百田「ゴン太、こっちだ。せーので行くぞ…せーの!」

ドシッドシッドシッ…

ゴン太「お、王馬くん大丈夫?」

王馬「…くぅ〜!オレ、夢だったんだよね!ロボに乗って飛ぶの!ロボっていったら、飛ぶことだもんね!」↑1

ゴン太「キーボくんは飛べるの!?」

百田「まじだったら、かっけーんだけどな…」

キーボ「飛べません!…百田クン、なぜ残念そうなんですか?ボクはメカメカしいのは嫌いなんです!」

百田「お、おお…そうか」

王馬「ねぇ、そんな飛べないロボはただの鉄の塊だーみたいなやつ放っておいてさっさと練習しようよ」↑1

キーボ「鉄の塊じゃ……そうですけど!他の部品もありますから!」

ゴン太「そうなんだ、キーボくんはすごいね!」

百田「すごいのか…?」

王馬(しばらく、騎馬戦の練習をした。最初はゴン太が下手くそだったり、百田ちゃんが先走り過ぎたり、キー坊がミシミシいっていたけどなんとか形にはなった…)



王馬(さて、練習終えて個室に一旦戻って汗を流したけど…少し時間がありそうだ。誰かのところにでも行こうか?)

>>541 誰のところに行こうか?

短いですが、ここまで。くますみー
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 21:22:32.27 ID:0YmyqEmno
白銀
542 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/08(日) 17:48:05.24 ID:di4WYLOJO
王馬「白銀ちゃんにでも会うか」

         ―中庭―

白銀「あれ、王馬君。どうしたの?」

王馬「んー、筋肉痛とか平気かなって。ほら、キミってザ・地味…じゃないや。ザ・文化系でしょ?」

白銀「うん、思いっきり聞こえてるからね?」

白銀「まぁ心配してくれてありがとう。昨日はここに来てから久々の運動だったから疲れたけど、もう慣れたみたいで平気だよ」

王馬「ふーん…腐ってもコスプレイヤーだもんね。一応体力はあるのか」

白銀「腐っても…って。王馬君、コスプレイヤーなめてるでしょ!?」

王馬「うわ、キレた!陰キャは怒らすと怖いってまじだったんだ!こえー!」

白銀「全然怖がってないじゃん…ああ、もう来て!」ズルズル

王馬「うわーん、変なやつに誘拐されるー…ってもうされてたか」ズルズル

白銀(ある意味間違ってない…)


       ―白銀の研究教室―

白銀「さぁ王馬君、ここに来たことだし、コスプレやらないか!?」

王馬「絶対やらない」

白銀「そんな…あ、じゃあ女装は?」

王馬「するわけないでしょ!もう帰る!」

白銀「たんま、たんま!」

王馬「…………」ジトォ

白銀「じゃ、じゃあ、ほら、あそこでなんか作るから飲んでいこうよ」

王馬「…あそこ?へぇ本物だったんだ?」

白銀「…ささ、ノンアルだから…ね?」

王馬「…はぁ。仕方ないなあ」

王馬(しばらく、白銀ちゃんのいれたドリンクを飲んだ?普通の味だ…)

王馬(…さて、なんかプレゼントするか…)

☆現在の所持品
          
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      机上トラベル紀行   
ハンモック      ガジュマルの鉢  
ソーイングセット   猿の手   
完璧なレーザーガン  床之物語   
ハガネメガネケース  ネイルブラシ  
愛の鍵        過剰に踊るはにわ   
どこでもパラソル   ダークベルト

>>543 何をプレゼントしようか?
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 17:50:23.78 ID:sp1uBCW5O
ハガネメガネケース
544 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/08(日) 18:01:09.70 ID:di4WYLOJO
王馬「これあげるよ。お礼に」

白銀「ほほう。ハガネメガネケースですか…王馬君、よく分かってるね」

       《会話発展!》

白銀「大事に使わせてもらうよ」

王馬「そういえば、メガネのストックあるの?」

白銀「なぜかメガネのストックはあったんだよね…しかもちゃんと度があってるんだよ」

王馬「ふぅん…白銀ちゃんの視力とかどうでもよさそうなのに誰がそんなこと調べたんだろうね?」

白銀(自己申告です)

白銀「…あんなことやそんなことも地味に知られちゃったりしてるのかな…なんか怖いよ」

王馬「白銀ちゃんのあんなことやそんなことを知っても誰も悪用しないと思うから安心しなよ!」

白銀「王馬君はわたしが嫌いなのかな?……早く嘘って言ってよ!」

王馬「え?」

白銀「…」

白銀「ところで、シロガネとハガネってなんか似てない?響きとかさ!」

王馬「うん、そうだね!心底どうでもいいよ!」

白銀「……」
545 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/08(日) 18:02:01.46 ID:di4WYLOJO


白銀「ね。せっかく来たんだから、わたしのコスプレ見ていかない?」

王馬「いかない」

白銀「あれ?これって断る流れだっけ?…もう一度言うね。わたしのコスプレ見ていかない?」

王馬「いかない」

白銀「…くっ。さては王馬くん、ドラクエで何回もいいえって返事するタイプだね!?」

王馬「いいえ」

白銀「絶対嘘でしょ!」

王馬「分かったよ、見ていくから…」

白銀「よしきた!」



王馬(数分待つと、コスプレした白銀ちゃんがやってきた…第一印象は…)

王馬「…誰?」

「ふふっ王馬くん、私が分からないんですか?同じ中学だったじゃないですか」

王馬(声まで変えれるのか…さすが腐っても”超高校級”か)

「…?どうしたんですか、王馬くん。私の顔になにかついてます?」

「…あんまりじっと見られると、その恥ずかしいです」

王馬「あー、キャラになりきってるんだね。もう見たからいいよね、ばいばーい」

「ま、待ってください!…私の歌を聞いていきませんか?」

王馬「歌を?」

「ええ!では歌いますね…」
546 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/08(日) 18:02:48.72 ID:di4WYLOJO
王馬(なぜかしばらく歌を聞かされた…。その後、白銀ちゃんは奥に引っ込み…)

白銀「どうだった?」

王馬「どうだったもなにも…オレ、あのキャラクター知らないし、なんとも言えないなぁ」

白銀「あー…そっか。王馬君は知らないんだね、そっか、そっか…そりゃそうだったね…」

王馬「…?なにひとりで納得してんの?」

白銀「………」

白銀「…こっちの話だから気にしないで?」

王馬(一瞬、目がイッちゃってなかった…?)

白銀「さて、じゃあ次は王馬君だね。王馬君は誰がいいかなぁ…」

王馬「なに勝手に話進めんてんの!?…オレはコスプレなんてやらないって!」

白銀「え?…ああ、うん。最初はやっぱり好きなアニメとかゲームとかから入りたいよね。王馬君ってアニメとか見るの?」

王馬「なんでやる前提で話が進んでるのかな」

白銀「…どうしてもだめ?」

王馬「だめなものはだめ」

白銀「はぁ…残念だな。王馬君は絶対人気でると思うんだけどなぁ…」

王馬「にしし…悪の総統が表舞台に出ちゃ、話になんないでしょ?」

白銀「それもそうだね…。そうだ、王馬君に悪の組織について話が聞きたいな?黒のコートとか着てたりするの?」

王馬「着ないし…あ、もうこんな時間だ。そろそろおいとまするよ。ドリンクごちそうさま」

白銀「王馬君、またわたしのコスプレ見にきてくれる?」

王馬「見てもいいけど…せっかくなんだしみんなの前でやったら?せっかくのコスプレイヤーなんだからさ」

白銀「!…うん、そうだね。そうする。よぉし!次こそは王馬君をコスプレさせるぞ!…ふふ」

王馬「にしし…死んだらやってみてもいいかもね…嘘だけど!絶対しないよーだ!」

王馬(白銀ちゃんと笑いあう…きっとこれも仲良くなれたってことなんだろう)

☆白銀つむぎの絆が深まった!!

☆白銀のパンツをゲットした!
547 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/08(日) 18:11:51.11 ID:di4WYLOJO
    絆のカケラ 恋愛フラッグ
赤松楓   6      ―
天海蘭太郎 6      ―
入間美兎  6      ―
キーボ   1      ―
獄原ゴン太 6      ―
最原終一  6      ―
白銀つむぎ 6      ―  
真宮寺是清 5      ―
茶柱転子  6      ―
東条斬美  6      ―
春川魔姫  6      ―
星竜馬   6      ―
百田解斗  6      ―
夢野秘密子 6      6
夜長アンジー6      ―

王馬「夜か…生徒会いくか」



天海「えーっと、今日の出席は…っと」

真宮寺「赤松さんと白銀さんが欠席のようだネ」

王馬「っていうか、もう話すことないんじゃないのー?」

夢野「んあ…そうじゃな。大方、競技の内容についても話しあったじゃろう?」

アンジー「ポスターもできたしねー」

王馬「おぉ…」

王馬(恐る恐るポスターを見たけど、倒れなかった。なんとか夢野ちゃんがサポートしてくれたようだ)
548 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/08(日) 18:22:04.75 ID:IIx3Qc9KO
天海「あ、いっこだけ報告いいっすかね?」

真宮寺「なんだい?あァ、もしかして運動場の整備についてのこととかかな?」

天海「まさにその通りっす。モノクマーズの途中報告によると明日の昼にはもうできるそうっすよ」

夢野「ずいぶん早いのう……その気になればウチらごと更地にするのもわけないというわけか…」ブルブル

アンジー「秘密子寒いのー?ブルブル震えてるぞー!にゃははーマッサージ機みたいだなー!」

王馬「じゃあ、明日からは外で練習しようか…あーテントとか建てるの?」

天海「それについてもモノクマーズ達がやってくれるそうっすよ」

真宮寺「至れり尽くせりだネ」

アンジー「パラソルもあるー?」

天海「あはは、さすがにパラソルはないんじゃねーっすか?」

アンジー「蘭太郎……お兄ちゃん、パラソルはないのかー?」

天海「アンジーさん任せてほしいっす。この蘭太郎お兄ちゃん、一日潰れようともガチャでパラソルを引き当ててみせるっす!!」キリッ

夢野「きしょい」

王馬「うわっ…」

アンジー「蘭太郎は心強いなー頭撫でてあげてもいいぞー?」

天海「いえ、撫でるのは俺の役目っすから!」キリッ

真宮寺「なんだかキミとはいろいろ語り合える気がするヨ」

王馬「…え?」

王馬(ここにまともなやつはいないのか)
549 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/08(日) 18:24:11.79 ID:IIx3Qc9KO
王馬(その後話し合いにより、明日は借り物競走をすることになった。借り物は本番のお楽しみだけどね)

天海「さて、今日の見回りは…っと」

夢野「くじ係がおらんのぅ」

アンジー「にゃははー神さまが決めるそうだぞー!」

真宮寺「キミの神さまはくじ係にもなるんだネ。興味深いなァ」

王馬「どこが?」

アンジー「なむなむ…」

アンジー「……」

アンジー「決まったぞー!今日の見回りは>>548(天海、王馬、真宮寺、夢野、アンジーの中から2名)だぞー!」
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 18:25:01.43 ID:ROioa22vo
王馬、真宮寺
551 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/08(日) 18:25:23.97 ID:IIx3Qc9KO
なんで安価先ミスったんすかね?

安価>>551
552 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/08(日) 18:36:06.51 ID:IIx3Qc9KO
Oh my god!!!>>550

アンジー「是清と小吉だぞー」

王馬「またオレたち!?…しゃーない、行くか」

真宮寺「大分、自棄だネ」



王馬(いつも通り学園内を見回った…次はプールだ)

真宮寺「さて…水には触れないようにしないとネ」

王馬「落とさない限り平気だよ」

真宮寺「キミが落とされる可能性もあるんだヨ?」

王馬「え?真宮寺ちゃん、こわーい!さすが怪しい見た目しているだけあるよねー!あ、これホントね」

真宮寺「…」

王馬「さて!プール、異常な…」

ピチャン…

真宮寺「…?水漏れ…かな?」

王馬「…どこが?今日、誰も使ってないはずだけど…」

真宮寺「クックック…使うのは人間だけとは限らないヨ?」

王馬「なに言って…」

王馬「…キー坊も泳いでないよ?確かにあれは人間じゃないけど、ただの鉄の塊が泳いだら、オレびっくりしてはげちゃうよ!」↑1

真宮寺「あァ、そうじゃなくて…ほら、あれだよ、あれ」

王馬「うん、実は知ってたよ!プールのど真ん中にモノダムが沈んでるってね!でもどうでもいいしさっさと見回り終わらせようよ!」

真宮寺「それもそうだネ」

モノダム「」ブクブク



王馬(…さて、見回りはこれで終わりだ。真宮寺ちゃんになにかプレゼントでもするかな)

☆現在の所持品
          
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      机上トラベル紀行   
ハンモック      ガジュマルの鉢  
ソーイングセット   猿の手   
完璧なレーザーガン  床之物語   
ネイルブラシ  
愛の鍵        過剰に踊るはにわ   
どこでもパラソル   ダークベルト

>>553 なにをプレゼントしようかな?
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 19:41:42.94 ID:ROioa22vo
床之物語
554 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/08(日) 19:54:14.56 ID:IIx3Qc9KO
王馬「これ…あげる。なんか入間ちゃんあたりに勘違いされちゃいそうだし」

真宮寺「だからって僕に渡すのもどうなの?…まァ…いいけどサ」

       《会話発展!》

真宮寺「ふむ…」ペラ

王馬「こんなものまで置いてあるなんてこの学園ってなんなんだろうね?」

真宮寺「さァ…だけどこれっていつもみたいにモノモノマシーンで手に入れたんでしョ?」ペラ

王馬「うん、そうだね」

真宮寺「なんで最初から僕の研究教室に無かったのかなァ…」ペラ

王馬「え、研究教室にもないの?」

真宮寺「まァ…民俗学に関係ないからかもしれないけどネ」

王馬「そういうもん?」

真宮寺「そういうものサ」
555 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/08(日) 19:55:26.21 ID:IIx3Qc9KO
王馬「そういえば…キミの観察でオレが、キミに対してどう思っているか…答えは出た?」

真宮寺「ウーン、実は結局よく分からなかったんだよネ…」

真宮寺「ほら、キミって嘘つきでしョ?」

真宮寺「どれが本当のキミなのか分からなくってサ…」

王馬「にしし…そりゃそうだよ。簡単に分かってたまるかって話だもん!」

真宮寺「そうだよネ…簡単に分からないからこそ人間は面白いんだ」アノポーズ

真宮寺「簡単に分からないからこそ、人間の本性が出たときが面白いんだよネ…」アノポーズ

王馬「うわっ、なんか真宮寺ちゃんの背後に後光が見える!」

真宮寺「そういう意味では、キミはとても興味深かったヨ」

王馬「えーなんで?もっと観察してて面白い人間はいっぱいいたと思うけど?」

真宮寺「それもそうなんだけど…キミってほら、最初と今では僕の中で随分印象が違うんだよネ…」

王馬「オレはずっとオレのままだけど?」

真宮寺「僕の第一印象では、キミはみんなを引っ掻き回すと思ってたのサ」

王馬「えー、なんでみんなを引っ掻き回さないといけないのさ!オレはむしろ恋のキューピッドって役割だよね!?」

真宮寺「…どこが?」

真宮寺「コホン。だけど、それが今はどうだい?生徒会の一人としてすっかり場の中心近くにいるようになったじゃないカ」

王馬「まぁ、確かに前のオレだったら、しばらく傍観していたかもね。うん、その点では真宮寺ちゃんの予想は間違いないと思うよ!」

真宮寺「何がキミをそこまで変えたのか…僕には分からないけれどネ」
556 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/08(日) 19:56:51.79 ID:IIx3Qc9KO
王馬「うん、うん。こんなオレに興味を持ってくれて嬉しいな!」

王馬「だけど、残念ながらその答えはオレにも分からないんだよねー」

真宮寺「そういうものじゃないかな?人って、自分の気持ちに気づかないことも多いからネ」

王馬「だったら他人の気持ちとか本性とか知るのももっと難しいんじゃないの?」

真宮寺「そう!その通りなんだヨ!」

真宮寺「ねェ…僕たちもっと仲良くなれるんじゃないかなァ…?」

王馬「え、いや、オレ、そっちの気はないんで」

真宮寺「そういう意味じゃないヨ。僕にはねえ…恋人がいるしネ」

王馬「ああ、そうだったね、うん」

真宮寺「…キミは人の嘘を見破るのが得意…だったはずだよネ?そして僕は人間観察が得意…」

真宮寺「きっと僕たちが力を合わせれば人間の美しさをもっと知ることができるはずだヨ…」

王馬「オレ、興味ないからいいや」

真宮寺「…」

真宮寺「そ、そう…。まァ、気が向いたら検討してほしいな」

王馬「それもないなー」

真宮寺「…残念だヨ」

真宮寺「……本当にネ」

王馬(真宮寺ちゃんは嘘をついている。本当の目的はあんなことじゃないはずだ)

王馬(何を狙っているのか知らないけど…なにか危ない気配は感じる)

王馬(…これは仲良くなれたのか…?まぁいいか。なにかしでかすつもりなら、こっちも容赦しないし)

真宮寺「ククク…」

王馬(真宮寺ちゃんは相変わらす不気味に笑ってる…)

☆真宮寺是清の絆が深まった!!

☆真宮寺のパンツをゲットした!





真宮寺(キミと仲良くなれたら夢野さんに近付くのも簡単だと思ったんだけどなァ…本当に残念だヨ)
557 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/08(日) 19:57:49.30 ID:IIx3Qc9KO
       ―王馬の個室―

王馬「ふわぁ…寝よ…」

鉄屑「ぐぃぐぃ…」モゾモゾ

王馬「ちょっと…入ってくんなよ…」

鉄屑「とーちゃん、あったかーい…」

王馬「冷た…くないか。クマ皮っていうかフェルト地だから冷たくないけど…」

鉄屑「んん〜ぐぅ…」ヌクヌク

王馬「どこ歩いてんのか分からないから汚いかも…」







☆愛の鍵を使いますか?

>>558(相手はランダム)
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 20:01:03.24 ID:OUT0j+UUO
使う
559 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/08(日) 20:06:56.01 ID:IIx3Qc9KO
安価把握しました。相手はランダムです。作者が愛の鍵を使って、出た相手が今回の相手になります。赤松ちゃんは前に出たから、赤松ちゃん以外の方がいいですかね?

とりあえず今日はここまでです。
最近、更新が遅かったり絆MAXイベントの内容が人によって濃密度が変わったりして申し訳ないです…
更新遅くても最後まできっちり終わらしますので!エンディングも8割くらい書き溜めし終わりましたので!
長くなりましたが、これからもよろしくお願いします!
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 20:08:38.01 ID:ROioa22vo
乙です
あとはキーボだけか、期待
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 20:36:57.59 ID:x3XE556RO
乙です
ついにロボット差別の時間がきたな
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 23:59:06.41 ID:k0pgm4MZ0
ラブアパ誰になったんだろうか、塩に当たった日にゃ誰も喜ばんぞ…
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/09(月) 09:03:04.85 ID:OJFL9KUvO
星君でよロー
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 13:41:06.57 ID:FUwkbeb1O
じゃあ俺は転子ちゃん!
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/12(木) 07:46:12.39 ID:+RC39IWtO
塩のアノポーズで塩生える
566 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/13(金) 18:20:08.06 ID:PPlIACRWO
>>560 >>561
ロボット差別長らくしてませんからね…

>>562 >>563 >>564
ラブアパート…いったい誰が来るのか!?このあとすぐ!

>>565
アノポーズで伝わる塩は塩の鏡だと思います。つまり塩はウユニ湖(?)
567 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/13(金) 18:22:49.04 ID:PPlIACRWO




     ―ラブアパート―

王馬「……」

王馬「………?ここは…」

王馬(このピンク一色の部屋は……そうだ、前にも来たことある)

王馬(あのときは確か……赤松ちゃんだったな。何をしたかは覚えてないけど…)

王馬(さて…今回は誰なんだろう。誰の妄想でもつまらなくなさそうだからいいけど…どうせ覚えてないしなぁ…)

ガチャ…

王馬(なんて考えてると…扉が開いた。どうやらついに来たみたいだ。誰かな…?後ろを振り返ると…)

「……」

王馬「キミは……」

「…どうしたの?」

王馬「…いや、なんでもないよー」

「……」

春川「ふーん、変なの。ま、その方があんたらしいか」

王馬(まさかの春川ちゃんだ。いつも敵意を向けてくる彼女がオレに笑顔を向けてくるなんて…ホント、妄想もいいとこだよ)

春川「…どうしたの、小吉。あんた、いつにもまして変だよ?」

王馬「いつにもまして…って。ひどいなぁ、春川ちゃん」
568 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/13(金) 18:32:04.72 ID:PPlIACRWO
春川「……今日のあんた、やっぱり変」カミイジイジ

王馬「…どうして?」

春川「…名前」ボソ

王馬「え?なんて?」

春川「だから!…名前で呼んでよ。…いつもみたいに…魔姫ってさ」

王馬「……ああ…うん…」

王馬(ギャップが……激しすぎるな。普段の春川ちゃんだったら絶対こんなこと言わないな)

王馬(にしし…中々つまんなくないじゃん!これで覚えてられたら、もっとつまんなくないんだけどなぁ…)

春川「ちょっと聞いてるの?」

王馬「おっと、ごめんごめん。魔姫ちゃん!にしし…ごめんね、ちょっとイタズラしたくなっちゃって!」

春川「はぁ…あんたのそういうところ、直した方がいいんじゃない?」

春川「…ま、私はそういうところも好きだけどさ。…最初は嫌いだったけど」

王馬「ひどいなぁ、はる…魔姫ちゃんは!」

春川「はいはい…じゃあご飯にしよ?今日はあんたの好きなやつだよ」

王馬「え、ご飯?」キョトン

王馬(同棲…してるのか…?)

春川「……」
569 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/13(金) 18:42:24.65 ID:PPlIACRWO
春川「………」ムス

王馬(突然、春川ちゃんはムスッとした顔をすると…)

春川「……」ツカツカ

王馬(無言でオレに近づいてきて…)

春川「……ん」ギュッ

王馬「え!?」

王馬(オレに抱きついてきた…え!?)

春川「…熱はないみたいだね、まぁ念のためおでこもチェックするか…」コツン

王馬「!!」コツンコ

王馬「は、は…いや、魔姫ちゃん!熱とかないから!離れよ?ね?」

春川「…やだ」

王馬「えぇ!?なんでさ!?」

春川「もっと…もっと小吉の側にいたい。だって、あんたすぐどっかに行っちゃいそうだから…」ギュウゥ

王馬「…」

王馬(合わせなきゃ……な)

王馬「えーオレはどこにも行かないよ?」

春川「嘘。だって一緒に帰っても、一緒にご飯食べても、一緒に寝てても…夜の間にどっか行っちゃうんだ」グス

王馬(どんな設定なんだよ…)

春川「それで、しばらく帰ってこないんだ…こうして帰ってきたと思ったら、今日のあんたはなんか変だし」

王馬「いやーその…」
570 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/13(金) 18:47:57.66 ID:PPlIACRWO
春川「あんたまさか…浮気とかしてるんじゃ…」

春川「…いや、あんたはそういうことだけは絶対にやらない人だよね」

王馬「オレのこと、信じてくれてるんだね」

春川「当たり前じゃん…好きなんだから。でも…私、一瞬でもあんたのこと疑ってしまった」

春川「…私のこと、嫌いになった?こんな女で幻滅した?」グス…

王馬「そんなことないって!…とにかく、一旦落ち着いて、ほら深呼吸、深呼吸…」

春川「……」スーハースーハー

春川「ごめん。取り乱した」

王馬(…一回デレたらこんなに性格変わるもんなんだな…いや、妄想だから関係ないのかな?)

王馬「いや、いいよ。オレも悪かったから」

春川「ホントに悪いと思ってる?」

王馬「思ってるって!ほら、オレって正直者でしょ?バカがつくくらいのさ!」

春川「よく言うよ。…ホントに悪いと思ってるなら頭撫でて」

王馬「え…と。こう?」ナデ…

春川「ん……。私、親とかいなかったから…いたらこんな感じだったのかな…」

王馬「……」ナデナデ

春川「好きな人に撫でてもらえるって…こんなに嬉しいんだね。心まで暖かい…」

王馬「なんか保育士の立場が逆転してない?」ナデナデ

春川「たまにはいいの…。ん、もういいや」

王馬「そう?なんなら一晩中撫でてもいいけど」

王馬(このまま穏便に終わらせたいし)
571 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/13(金) 18:52:23.21 ID:PPlIACRWO
春川「…一晩中?」

春川「…」

春川「……じゃあさ、もっと違うところ撫でてよ」

王馬「うんう……ん!?」

春川「ねぇ、もうご飯は明日でいいや。私、あんたに撫でられたら変な気持ちになってきちゃったんだけど…」

王馬「ご飯は食べよ!?ね!?」

春川「やだ。それにあんたが私から離れないって保証がほしい」

王馬「ほ、保証って…?」

春川「……」カァー

春川「バカ。言わせんなっ」ギュッッ

王馬「うわっ、力強っ!」

春川「…好き。あんたが好き。あんたの全部…私にちょうだい」

王馬「でも…いいの?」

春川「いい」

王馬(速答かよ…)

春川「…」ジ…

王馬(…仕方ないな)

王馬「…分かったよ」

春川「…!」

王馬「…いいよ。それでキミが安心できるのなら…ね」

春川「うん…」

王馬(そしてそのまま…春川ちゃんが抱きついてきて…)

王馬(そのままふたりともベッドに倒れこんだ…)






572 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/13(金) 18:54:26.92 ID:PPlIACRWO
      ☆23日目終了☆

☆今日の総ロ差数:8回

☆ロボット差別経験値:8(+あまり7)

☆レベルが1上がった!

☆Lv.93→Lv.94

        ☆24日目☆

王馬小吉

Lv.94 ランク: ロボット差別のプロ

☆現在のモノクマメダル:190枚
☆現在のコイン:28枚

王馬「あれ…もう朝?」

王馬(昨日、春川ちゃんとあの場所にいたのは…夢か。うん、夢じゃないと死んでるな)

王馬(内容は…覚えてない。思い出さない方が幸せなことだってあるのさ)

王馬「あれ、鉄屑は?」

鉄屑「ンゴ…」

王馬「…ベッドの下から声がする……」

王馬(…放っておこう)



王馬「さて…」

@ロボット差別するぞー!

Aデートチケット使うぞー

Bどっか行くぞー

Cその他自由記述だぞー


>>573 @〜Cの中から選択してください
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 19:41:27.89 ID:XGO8JTCVO
2 キーボ
574 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/13(金) 20:09:48.51 ID:PPlIACRWO
王馬「よし、キー坊のところ行こう」

王馬「にしし…久々にロボット差別してやろっと!」

         ―中庭―

王馬「おーい、歩く鉄の塊…じゃなかった、キー坊!」↑1

キーボ「どういう間違え方なんですか…っていうか、鉄の塊ってなんですか!」

王馬「あ、銅の塊だった?ごめん、気づかなかったよ…」↑1

キーボ「銅でもありません!…まぁ銅線が通っている箇所もありますが…キミたちでいう血管のようなものですね」

王馬「さも一緒のように言わないでくれる?血管には血が通っているけど、銅線にはなんにも流れてないんだからさ!…あ、でも電気とかは流れてるの?」↑1

キーボ「ああ言えばこう言う…!もう知りません!」プンスコプンスコ

王馬(そう言うとキー坊はどこかへ向かって歩き始めた)

王馬「キー坊、忘れたの?デートチケット使ってるから、オレと過ごさないといけないんだよ?」

キーボ「使った覚えはありません!」

王馬「ちぇっ、バレたか…あ、モノクマいるじゃん。おーい、モノクマー」

モノクマ「はいはい、なんでございましょう?」

王馬「今からこの…ペッパー13号と、出掛けるから、はいこれ」↑1

キーボ「誰がペッパー13号ですか!」

モノクマ「はいはい、デートチケットですねー。はい、どうぞいってらっしゃいませー!」

キーボ「ああー!もう!」

王馬「で、どこに飛んでいくつもりだったの?…ああ、ロボのくせに飛べないんだったね、ごめんごめん」↑1

キーボ「キミはロボットをなんだと思っているんですか…」

王馬「飛べないロボはただのロボなんだぞ!…あ、キー坊はちりとり専用ロボットだったね、ごめん」↑1

キーボ「謝る気ないでしょう!?」プンスコ

キーボ「そのセリフ、以前見た映画の中にあったセリフと似ていますね…パクリですか?」
575 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/13(金) 20:21:53.31 ID:PPlIACRWO
王馬「ユーモアもないのかよ、つまんないロボだな」↑1

キーボ「ユーモアがないのと、ボクがロボットであること関係ないですよね!?もうただのいじめですよ!」

王馬「これはオレなりのスキンシップだからね!」

キーボ「どんなスキンシップですか…。ああもう…無視です、無視…」スタスタ

王馬(そう呟くとキー坊はプールがある方へ向かった…)

キーボ「さて…」

王馬「キー坊、まさかプールに行くつもり?」

キーボ「え?」

王馬「止めときなって!どうせ泳げないんでしょ?沈んじゃうよ?」↑1

キーボ「あの、そもそもプールに行かないんですけど…」

王馬「え、じゃあどこ行くのさ?」

キーボ「散歩です。裏庭の方を」

王馬「あっそー。そのまま電池切れで動かなくなって苔とか生えてきても知らないからね!」↑1

キーボ「いえ、まだ動けますから」

王馬「ところでキー坊って、何階くらいから落ちたら死ぬ…いや、壊れるの?」↑1

キーボ「なんでそんな恐ろしいこと聞いてくるんですか!?あと、壊れるではなく死ぬに訂正してください!」



王馬(しばらくキー坊と散歩した)

王馬(なんかプレゼントでも渡すか)

☆現在の所持品
          
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      机上トラベル紀行   
ハンモック      ガジュマルの鉢  
ソーイングセット   猿の手   
完璧なレーザーガン  ネイルブラシ    
過剰に踊るはにわ   
どこでもパラソル   ダークベルト

>> 576 何プレゼントする?

今日はここまでにします、くますみー
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 20:40:22.87 ID:xvXL+tcqo
完璧なレーザーガン
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 08:16:06.03 ID:F3EXyX3OO
キーボがロ差にマジレスするの笑うわ
578 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/16(月) 22:24:37.98 ID:2NkugDTXO
>>577
キーボはロボだからしゃーないですね

ちょっとだけ再開します!
579 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/16(月) 22:25:49.45 ID:2NkugDTXO
王馬「キー坊、これいる?」

キーボ「…!これ、くれるんですか?ボク、これ好きなんです」

        《会話発展!》

王馬「にしし…当たり前じゃん!キー坊はオレのソウルフレンドなんだからさ!」

キーボ「王馬クン………」

キーボ「あの…嘘臭いですよ?」

王馬「ひどっ!そこは感動するところ…ああ感動できないのか。哀れなロボだね…」↑1

王馬「っていうか、そもそもソウルなかったよね!うんうん、そうだった」↑1

キーボ「ありますから!魂あります!ボクだって生きてるんです!」

王馬「だよねー!オレもそう思うよ!嘘だけど!」

キーボ「嘘なんですか!?」ガーン

王馬「にしし…これもまた嘘かもね?」

キーボ「え?え…?あれ?」

王馬「足りない脳内回路で考えてみなよ!オーバーヒートしないようにね!」↑1

キーボ「冷やせば問題ないです」

王馬「そういう問題じゃないでしょ…っていうか、どうやって冷やすつもりなのさ?」

王馬「あ、冷凍庫に入るとかは止めてよ?食材が鉄臭くなっちゃうからね!」↑1

キーボ「入るわけないじゃないですか!凍死してしまいます!」

王馬「ホントだよ!鉄臭いのはキー坊だけで十分だっての!!」↑1

キーボ「なんでキレるんですか…?」
580 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/16(月) 22:28:23.52 ID:2NkugDTXO
キーボ「というか…キミは相変わらず、ロボット差別ばかりですね…」

キーボ「この様子を見たら、キミの両親が泣きますよ?」

王馬「…うん、オレ…両親もういないから…あの世で泣いてるかもしれないね」

キーボ「え!?えっとその…すいませんでした。失礼なこと言ってしまって…」

王馬「…く…くく」

キーボ「そ、そんなに泣かないでくださいよぉ…!ああ…すいません…!」

王馬「にしし!嘘だよーだ!」

キーボ「嘘ぉ!?キミって人は!ついていい嘘と悪い嘘がありますよ!?」

王馬「えー、悪の総統に生活感溢れること言うからいけないんだよ!」

王馬「…ま、ロボに両親なんていないから、聞いてみたかった気持ちも少しは分かるけどさ」↑1

キーボ「…確かにボクに両親はいません。しかし、生みの親である飯田橋博士はいるんです」

キーボ「彼はボク父、同然です。父の愛情は知ってるんです…」

王馬「ふぅん…っていうか泣くこともできないロボに両親が泣きますよー、なんて言われたくないねーだ!」↑1

キーボ「な、な…!泣くことはできなくても、計算すればどのタイミングで泣くべきかはわかるんです!」

王馬「計算ってところが実にロボだね!オレたち、人間は計算しなくても泣けるんだよ」↑1

キーボ「う、嘘泣きをするキミにだけは言われたくありません!」

王馬「へぇ…良いところつくじゃん、キー坊。長い学園生活の間でようやく、少しずつ学習できてるんじゃない?」

キーボ「…そ、そうですかね?」

王馬「その調子でつまらなくないロボになってよ。じゃーね!」タタタ

キーボ「あ……全くもう。一方的なんですから…」

☆キーボの絆のカケラをゲットした!(現在カケラ2個)
581 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/16(月) 22:33:09.16 ID:2NkugDTXO
    絆のカケラ 恋愛フラッグ
赤松楓   6      ―
天海蘭太郎 6      ―
入間美兎  6      ―
キーボ   2      ―
獄原ゴン太 6      ―
最原終一  6      ―
白銀つむぎ 6      ―  
真宮寺是清 6      ―
茶柱転子  6      ―
東条斬美  6      ―
春川魔姫  6      ―
星竜馬   6      ―
百田解斗  6      ―
夢野秘密子 6      6
夜長アンジー6      ―

王馬「さて、昼前か…」

鉄屑「とーちゃん、最近肩が痛いんだけどオイラ年かな?」

王馬「…鉄屑何歳?」

鉄屑「えっと…約40歳かな」

王馬(約…?)

王馬「それは四十肩だね」

鉄屑「オイラ…四十肩なの!?」

王馬「そもそもお前って肩らしい肩あるの?」

鉄屑「………あれ?」

王馬(もう放っておこう)



王馬(さて…)

@ロボット差別、キミに決めた!

Aデートチケット使うか

Bどっか行くか

Cその他自由記述

>>582 @〜Cの中から選択してください
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/16(月) 22:38:26.31 ID:Dnn2IHJU0
2 星
583 : ◆hq9TfeeMlAP9 [sage]:2017/10/16(月) 22:44:59.91 ID:2NkugDTXO
安価把握しました、今日はここまでにしますくますみー
584 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/16(月) 22:52:41.71 ID:2NkugDTXO
…と思いましたが、ここまでやっておこう


王馬「星ちゃんと遊ぼうかな」

ドンドンドン

王馬「星ちゃーん!いる?いるよね!オレとあそぼーーー!!」

ガチャ!!!

星「騒々しいぞ!!」

王馬「オレと遊びませんか?」

星「普通にチャイムを鳴らせチャイムを…」

王馬「ごめんごめん、で?」

星「で?じゃねーよ…まぁ…別にいいがな」

王馬「さっすが、星ちゃん!分かってるぅー!」

星「…今日はなにするつもりなんだ?」

王馬「そうだなぁ…」


@モノクマメダルでも集めよっか?

Aカジノ、カジノ!

Bそりゃもちろん…アレですよアレ

Cかくれんぼしよう

D走ろう

E泳ごう

F飛ぼう

Gその他自由記述しよう

>>585 @〜Gの中から選択してください。進路は自由です。
ではここまでにします。今度こそくますみ!
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 22:54:30.96 ID:6zFI6HV5o
2
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 23:02:36.38 ID:TkidvpdzO

個人的には7見たかったな…
587 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/17(火) 21:15:06.03 ID:qEOKGt5gO
>>586
Fだったら飛べよおおおおおって感じになってましたね!
今日もちょっとだけ再開


王馬「カジノ、カジノ!」

星「フン、カジノか……まぁ、悪くはねぇな」

王馬「よし!星ちゃん、オレと勝負だ!」

星「…あんたには、負ける気がしねーよ」

王馬「にしし…オレだって負けないもんね!」



        ―カジノ―

王馬「……」

星「……」チャリンチャリン!!

王馬「………」チャリ…

星「………」チャリンチャリンチャリン!!!

王馬「もう!星ちゃん、強すぎでしょ!細工か!?細工してんのか!?」

星「入間じゃあるまいし、んなことしねーよ」チャリンチャリン!!!

王馬「言ってるそばから稼ぎまくってるじゃん!」

星「全く…毎度毎度、なんでこんなにコインが出るんだか…」

王馬「ぶー!星ちゃんだけずるいでやんのー!ねぇ、オレんとこと交換してよ!」
588 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/17(火) 21:18:02.92 ID:qEOKGt5gO
星「別にいいぜ…ほらよ」スタッ

王馬「星ちゃん、やっさしー!小さくて椅子に座るのも大変なのにわざわざありがとー!」

星「……」ブチ

星「……あんたも十分チビだろ」ボソ

王馬「えー?なんか言ったー?よく聞こえなかったなー?」

星「…フン、なんでもねーよ」



王馬「おいおいおい、どういうことだよ!全然コイン出ないじゃん!」

星「…ただ単にあんたの運がないってだけじゃねーか?」チャリンチャリン

王馬「このスロット…ぶっ壊してやろうか…」

星「物に当たるな、クールじゃねぇ」チャリンチャリン

王馬「オレ、クールなキャラじゃないんだけど…」

星「今日はたまたまハズレの日だったんだろうよ…また来りゃいいだろう」チャリンチャリン

王馬「良いこと言いつつ、チャリンチャリン当てるのやめてよ…」

星「…またなんか奢ってやるからそれで許せ…」チャリンチャリン

王馬「いやっほーう!星ちゃん太っ腹ー!!」

星「あんた最初から狙ってたな…ったく食えねーやつだ…」

王馬「にしし…そんなことないよ?」



王馬(しばらくスロットを楽しんだ…)

☆1000コインゲットした!

王馬(さて…もう十分仲良くなったと思うけど、星ちゃんに何か渡す?)

☆現在の所持品
          
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      机上トラベル紀行   
ハンモック      ガジュマルの鉢  
ソーイングセット   猿の手   
ネイルブラシ    
過剰に踊るはにわ   
どこでもパラソル   ダークベルト

>>589 なんか渡す?(渡さないのもアリ)
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/17(火) 22:04:25.56 ID:WGBhzHnSO
ハンモック
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/17(火) 22:10:43.90 ID:E+fNJ2Bpo
星は好みが難しいんだよな。ハンモック持ってて良かった
591 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/19(木) 20:40:51.50 ID:OohNxrxXO
王馬「星ちゃん、これいる?」

星「おっ…ハンモックじゃねーか。あんた中々いいセンスしてるぜ」

       《会話発展!》

王馬「そう?っていうか、星ちゃんってこういうの好きなんだね、見た目通りじゃん!」

星「あ?」ゴゴゴ

王馬「嘘だよ!すっごく意外だなー!」

王馬「そうだ、今度ハンモック使おうよ!」

星「…まぁ、ここは木も多いし不可能ではねーな」

王馬「そうそう!今度オレもまたゲットするからさ!」

星「…ま、いいぜ」

王馬「にしし!そうこなくっちゃね!」

王馬「…ところで、なんでハンモック好きなの?」

星「ハンモックの上で揺れるとけっこう気持ちいいんだよな…」

星「俺の飼っていた猫が腹の上に乗ってきてよ…」

王馬(…猫?)

星「あいつら、気持ちよさげに寝るもんだから俺まで眠くなっちまって…気がつけば夕方に、なんてことしょっちゅうあったな…」

王馬「…なんかホントに意外だな。いや、嘘じゃなくてね?」

王馬「星ちゃんが、そういう話聞かせてくれて嬉しいよ」

星「……」

星「俺としたことが、つい語りすぎちまったみてーだな」

王馬(そう言うと、星ちゃんは少し恥ずかしそうに顔を背けた)

王馬「そうかそうか…星ちゃんは猫が好きなんだね…にしし、良いこと聞いちゃった!」

星「…ったく、余計なこと企むんじゃねーぞ?」

王馬「星ちゃんの帽子もよく見たら猫っぽいし…今度猫じゃらしでも探そっか!」

星「人の話を聞け!」



星「そうだ、危うく忘れるところだったぜ。あんたに景品、奢らねーとな。ハンモックもくれたことだし」

王馬「じゃ、ありがたーくもらっちゃおうかな!」
592 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/19(木) 20:44:05.08 ID:OohNxrxXO
☆景品☆   必要コイン

シルバーピアス    1000枚  
クリスタルバングル  1000枚 
がんじがらめブーツ  1000枚 
才囚学園の腕輪    300枚 
モノ甚平       300枚 
てんとう虫のブローチ 1000枚 
ドッグタグ      1000枚 
ロボット用白ヒゲ   1000枚 
クロの章       300枚 
机上トラベル紀行   1500枚 
ステンレストレイ   1000枚 
テニスボールセット  500枚 
ハイエンドヘッドホン 2000枚 
テディベア      800枚 
マボロシロッド    1000枚 
レイヤーキャリーバッグ 1000枚 
藍染袴        1000枚 
代理ンガル      800枚 
ひょうたん虫具    1000枚
ガジュマルの鉢    2000枚 
過剰に踊るはにわ   1000枚 
時計型ゲーム機    1000枚 
コロシアイ四十六手  460枚 
泉のオブジェ     1000枚 
エレキテンペスト   1000枚 
宇宙のたまご     2000枚 
死亡フラッグ     49枚 
生存フラッグ     777枚 
強運のボタン     100000枚 
超高校級の人狼    800枚 
愛の鍵        10000枚 
デートチケット    100枚 
モノナミンV3     50枚

☆本モード限定グッズ

モノクマ特製ロ差水…
モノクマが心を込めて作った水。飲むと一定期間ロボット差別経験値が2倍になる。
必要コイン:6000枚

モノクマ特製ロ差薬草…
モノクマが心を込めて摘んだ草。ちょっと苦いが食べると一定期間ロボット差別経験値が3倍になる。
必要コイン:15000枚

王馬(星ちゃんが奢ってくれるぞ!数は…2個までにしようかな。何を貰っちゃおうか?)

>>593 なにをもらおうか?(2個まで)
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/19(木) 20:52:23.07 ID:HNChnDCWO
ガジュマルの鉢とモノ甚平
どっちもキーボが好きな物だったはず
594 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/21(土) 19:24:32.55 ID:494kszjeO
王馬「えっと、じゃあこれとこれがいいな!」

星「これとこれだな……ほらよ」

王馬「わーい、ありがとパパ!」

星「やれやれ…俺はあんたの親父じゃねえぞ?」

☆現在の所持品
          
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      机上トラベル紀行   
ガジュマルの鉢 ×2 
ソーイングセット   猿の手   
ネイルブラシ    
過剰に踊るはにわ   
どこでもパラソル   ダークベルト
モノ甚平

王馬「いやーでもホント悪いね、星ちゃん」

星「別にいいさ、俺に必要なものなんてないしな…」

王馬「…ホントに?ここにテニスボールあるけどいらないの?」

星「いいさ、研究教室にもっといいやつがあるからな」

王馬「へぇ、最初の頃はやりたがらなかったのに今はわりとやる気なんだね?」

星「…まぁな。…あいつらがしつこいからな…」

星「…ここにに来てから俺は変わっちまったな」

王馬「…いいんじゃない?悪い方向に変わったわけじゃないし」

星「そうだな…あんたや、あいつらには感謝してるよ」

王馬(柔らかい口調で星ちゃんが呟く。まさか星ちゃんとここまで仲良くなれるとは思ってなかったな…)

王馬(ま、これもつまらなくないよね)

星「…っと、そろそろ運動会の練習の時間か。そろそろ行こうぜ」

王馬「うん、そうだね!」
595 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/21(土) 19:37:03.37 ID:494kszjeO
王馬「今日は確か、借り物競争の練習だよね」

星「…確か運動場ができたんだろ?」

王馬「そうそう!こういうのはやっぱ外に限るよねー!」

星「…まぁな」

       ―中庭-運動場―

王馬「へぇ、けっこう立派なもんじゃん」

百田「へへっ!これでこそ運動場だな!」

最原「今度からトレーニングをここでするのもありかもね」

春川「…どうせ百田はサボるんだろうけどね」

百田「オレはトレーニング前に十分やってるからいいんだよ!」

東条「みんな、体育館よりも怪我をしやすいと思うから気を付けて頂戴」

東条「万が一怪我をした場合には救護テントで手当てをするわ」

ゴン太「はい、先生!」

東条「獄原君、私は先生ではないわ、メイドよ」

王馬「さーてと、オレはっと…」

天海「王馬君、今から生徒会のみんなで借り物競争の準備するんで手伝ってください」

王馬「えー!せっかく今から砂ダルマ作りに行こうと思ってたのにー!」

夢野「砂ダルマなどウチの魔法でパパっと造れるぞ…今はMP不足で無理じゃがな」

真宮寺「すぐに崩れそうなダルマだネ…」

アンジー「固めたらいいんじゃないかー?」

赤松「もー、みんな早く準備するよ!?」

白銀「だけど暑いねー…地味に日焼けしちゃいそう…日焼け止め塗っておかないとね…」

王馬(生徒会のみんなと借り物競争の準備をした…今日は障害物の練習だけだ)
596 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/21(土) 19:38:06.58 ID:494kszjeO


王馬(黄組の練習の番は最後だ…ようやく練習する時間がきた)

白銀「あ、青組の練習終わったみたいだよ」

茶柱「待ってました!さぁみなさん練習しますよ!転子のあとに続いてください!」タタター

ゴン太「オー!」ダダダ

白銀「えっと、首塗った、顔塗った…よし!」タタタ



茶柱「とりあえず転子たちで勝負してみましょうか。そのあとで問題点を話し合いましょう」

白銀「うん、そうだね。どれは苦手か分かるだろうし…」

王馬「ゴン太、ネット破くなよ?」

ゴン太「安心して!紳士はネットを破ったりしないから!」

茶柱「…ゴン太さんほど体が大きいと多少不安ですね…」

白銀「ま、まぁいざとなったら大きいネット用意すればいいしね?」

王馬「とりあえず始めよっか、よーい…」

王馬「にしし…スタート!」

茶柱「あっ!!王馬さん!フライングですよ!」ダダダ

白銀「ず、ずるいよー!」タタタ

ゴン太「王馬君!紳士はフライングはしちゃいけないよ!」

王馬「オレ、紳士じゃないもんねーだ!」タタター
597 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/21(土) 19:39:48.56 ID:494kszjeO
茶柱「…不正する男死は成敗です!!」シュッ

王馬「え」フワッ

茶柱「キエエエエエイ!!!」ブンッッ

王馬「……!!?」ヒューン

白銀「す、すごい…!王馬君がスタートラインまで吹っ飛んだ…!」

ゴン太「な、投げ飛ばすのはよくないと思うけど、やり直した方がいいと思うよ!」

王馬「い、いたた…怪我したらどうするのさ…」

茶柱「不正なんてする男死は怪我をして当然ですっ!」

王馬「あーもう…はいはい、真面目にやりますよっと…」タタタ



王馬(なんとか障害物の練習を終えた)

王馬(運動があんまり得意じゃない白銀ちゃんとか障害物が若干苦手そうなゴン太がいるけど…)

王馬(障害物がメインじゃないし借り物の内容によっては最下位でも1位になる可能性があるから、運に賭けよう…)

王馬(さて、時間があるから誰かのところに行ってみようかな?)

>>598 誰のところに行こうか?

今日はここまでにします。最近短くてすいません…
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/21(土) 20:21:47.62 ID:lwW3dcHZO
キーボ
599 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/24(火) 20:07:15.28 ID:RLTDEsylO
王馬(にしし、キー坊のやつをからかってやろーっと!)



キーボ「あぁ王馬クン。お疲れ様です」

王馬「うん、キー坊はお疲れどころか疲れも知らないロボだからいいよね」↑1

キーボ「いきなりロボット差別ですかっ!」

キーボ「…というか、さっきキミ吹っ飛んでましたよね?何があったんですか?」

王馬「あぁ、あれね…」

王馬「実は、足の裏にジェット噴射機つけてさ、あれが誤作動しちゃったんだよ」

キーボ「いえ、嘘ですよね?思いっきり茶柱さんに投げ飛ばされているところ見ましたからね?」

王馬「ちぇっ、見てたの?つまんないのー」

王馬「あ!でもオレもキー坊の勇姿見てたよ?」

キーボ「え、そうなんですか?…フッフッフー、ボクけっこういい線いっていたでしょう!」

王馬「うん、そのアンテナがネットに引っ掛かって、無生物のロボの癖に網にかかった魚の如くのたうち回っていた姿は最高だったね!」↑1

キーボ「引っ掛かっていませんよ!?そりゃまぁ少し邪魔でしたけど…」

王馬「ほらやっぱそうだろ!?じゃあさっさとそれ折ろうよ、どうせ本物の髪の毛じゃないんだし」↑1

キーボ「本物でなくても無意味に折らないでくださいよ!?」

王馬「えー、いいじゃん。どうせ痛みなんか感じないんだし」↑1

キーボ「そういう問題ではありません!!」



王馬(しばらくキー坊で遊んだ…)

王馬(さて、なんかあげよっか?)

☆現在の所持品
          
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      机上トラベル紀行   
ガジュマルの鉢 ×2 
ソーイングセット   猿の手   
ネイルブラシ    
過剰に踊るはにわ   
どこでもパラソル   ダークベルト
モノ甚平

>>600 何をあげる?
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 20:10:24.57 ID:dp8vSgW3O
ガジュマルの鉢
601 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/24(火) 20:23:27.94 ID:RLTDEsylO
王馬「これいる?ガジュマルの鉢だけど」

キーボ「え、もらってもいいんですか!?」

       《会話発展!》

キーボ「ずっとほしかったんですけど中々カジノでコインを手に入れることができなくて…」

王馬「へー、まぁ見るからに不器用そうな手だもんね!人間と違って繊細な動きはできなさそうだよ!」↑1

キーボ「で、できます!頑張ればできるんです!」

王馬「えー、どうかなー」

王馬「ある程度技術とか運がないと難しいと思うよ?全部できるやつなんていないと思うけどねー」

キーボ「そ、そんなものですかね…」

王馬「まぁキー坊に運があるのか知らないけど」↑1

キーボ「結局はロボット差別ですか!!」

王馬「にしし!オレからロボット差別をとったら何も残らないからね!」

キーボ「嘘ですよね…」

キーボ「まぁ、これは大事にします。物に罪はありませんから」

王馬「じゃあキー坊にも罪はないんだね」↑1

キーボ「今度は物扱いですか…!?」
602 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/24(火) 20:26:26.56 ID:RLTDEsylO




キーボ「……」

王馬(キー坊は考え込んでる…)

王馬「いや、計算途中って言うべきか…」↑1

キーボ「声に出てますよ、心の中でもロボット差別ですか!?」

王馬「まぁね!ロボに心はないから分かんないだろうけど」↑1

キーボ「何回言うんですか!?同じロボット差別を繰り返し過ぎです!」

王馬「ってことはロボット差別はしていいの?Mに目覚めちゃった?朝日で目覚めることはないのに」↑1

キーボ「違いますよ!?それにボクはMじゃないですよ!確かに眠ることはありませんが…」

キーボ「…あれ?Mってなんですか?Mサイズってことですか?」

王馬「服着ないからサイズとか関係ないじゃん」↑1

キーボ「い、今は着てないですけど…着ることだってできるんですよ?」

王馬「ってことは今、キー坊は裸ってこと…!?」

キーボ「え、いや、…えっと……そ、それは違います!!」

王馬「どこが違うんだよ!この露出狂!!…いや、ロボットだし誰も困らないか」↑1

キーボ「今、ボクが変な勘違いをされて困っています!訂正してください、ボクは露出狂ではありません!」

王馬「はいはい…どうせロボの恥ずかしさの欠片もないから服着る必要ないもんね。オレが悪かったよ」↑1

キーボ「恥ずかしさくらいありますって!」

王馬「えーホントにー?じゃあさ、例えばどんなことが恥ずかしいの?」

キーボ「例えば…そうですね、む、胸が当たるとき…とか?」カァ…

王馬「………」
603 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/24(火) 20:29:54.07 ID:RLTDEsylO
王馬「…あ、オレ帰るね」

キーボ「ままままってくださいって!」ガシッ

キーボ「何か誤解してませんか!?してますよね」グググ

王馬「してないって…入間ちゃんの胸が当たって、あんなことやこんなこと考えてるだけでしょ」グググ

王馬「っていうかロボのくせに、一ロボ前にです顔がオーバーヒートしてやんのー!
」↑1

キーボ「そ、それは…!」グググ

王馬「っていうか離してくれない?オレの高級な服が鉄臭くなっちゃうじゃん」↑1

キーボ「あ、すいません…ってそうじゃありません!…いや、間違ってないからいいんでしょうか…」パッ

王馬「ふー全く…あーあ、錆が付いちゃった。洗わなきゃなー…」↑1

キーボ「ボクの錆は白くないです。つまりキミの服は汚れていません」

王馬「にしし、言うようになったじゃん」

キーボ「ボクだって成長しますからね!」

王馬「体の成長はしないけどね!」↑1

キーボ「い、いいんですよ!キミ達と違って、ボクの頭は何年たっても成長できるんですから!……」

王馬「…?」

キーボ「………そうですよ」

キーボ「……ずっと…そうなんですよ。キミ達と違って…ボクは…」

王馬「……」

王馬「ま、恥ずかしいとか思ってるってことはムッツリなことも考えれるんでしょ?」

王馬「少しは人間っぽくなってる、ってことなんじゃないのー?」
604 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/24(火) 20:32:04.47 ID:RLTDEsylO
キーボ「…」

キーボ「今さらそんなこと言われても、説得力ゼロですよ。キミのことですし、嘘…でしょう?」

王馬「ひどいなー…オレだって傷つくんだよ?」

キーボ「…ボク、もう戻ります。それでは…」

王馬「……」

王馬(キー坊はそのまま去っていった…)

☆キーボの絆のカケラをゲットした!(現在カケラ3個)

王馬(さて、夜か…生徒会、あるけど…そろそろサボってもいいかな?)

王馬(どうしようかな…)

@サボってロボット差別に行く

Aサボって誰かに会いに行く(人物指名)

Bサボってどっか行く(場所指定)

Bサボらずに生徒会行く

Cその他自由記述

>>605 @〜Cの中から選択してください。

今日はここまでにします、くますみー!
2スレ以内に終わるかな…?
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 01:02:58.29 ID:LHycUOgxo
2キーボ
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 06:56:22.02 ID:J6g7C/U/O
キーズって人物じゃなくね?
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 14:58:09.93 ID:2bY0KuHMO
>>606
キーズって…もしかしてキーボのこと?
まあどっちにしろ人物じゃなさそうだねwwww
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 18:34:38.91 ID:Cv09AUqyO
>>607 すまんキーボのことや、間違えてしまったわwもはやロボットですらなかったな
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 19:25:37.75 ID:JdzVOxcxo
大丈夫ロボだから傷つく心なんてないよ
計算で傷ついてるように見せかけてるだけだよ
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 21:39:58.02 ID:ZHZU56XDO
>>605はロボット差別しない良い人なんだよ
611 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/25(水) 21:45:51.19 ID:yt+xDAF7O
>>606-608

キーボ「キーズってなんですか!キーズって!」

赤松「チーズみたいで美味しそうだね」

夢野「チーズと言えば…チーズフォンデュが食べたくなってきたのぅ」

東条「用意したわよ」シュバッ

王馬「はやっ!うまっ!…なんの話してたっけ?」

最原「キーズくんの話だよ」

キーボ「キーボです!誰がキーズですか!」

王馬「あぁかわいそうにキーズ…みんなに食べられちゃって…」

キーボ「それ、チーズフォンデュですよね…?あぁもう…」

>>609

王馬「キミとはうまい酒が飲めそうだね!」

キーボ「キミ、未成年ですよね?」

王馬「もー嘘に決まってんじゃん!ホントはうまいプァンタが飲めそうだねって言いたかったんだよ!」

キーボ「どっちみちロボット差別するんじゃないですか!!」

キーズで草
ちょびっと再開します!
612 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/25(水) 21:48:04.21 ID:yt+xDAF7O
>>610 つまりこのスレで唯一の良心なんですね。でもロボット差別します


王馬「…今日はサボってもいいよね」

王馬(キー坊の様子が変だったし見に行ってみようか…)

王馬(暴走されても困るし)

鉄屑「…とーちゃん、お散歩?」

王馬「んー?まぁ、そんなところ」

鉄屑「…そっか。あのね、とーちゃん」

王馬「ん?なに?」

鉄屑「…いや、とーちゃんがもどってきたら言うよ」

王馬(変なフラグ立てるなよ…)

鉄屑「あ!どこかで物音がしなかった?…オイラちょっと見に行ってくるよ!」

王馬「え?音なんかした?」

鉄屑「…じゃあね、とーちゃん。またあとで!ばーいくま!」タタタ…

王馬「…」

王馬(けっこうフラグ立てたな…)



ピンポーン…シーン

王馬「…いないのか。そういえばキー坊レーダーとかあったっけ」

王馬「うーん…どこやったかなぁ…最近部屋掃除してないから、忘れたかも…」
613 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/25(水) 21:50:49.24 ID:yt+xDAF7O
コツコツ…

「…あら?王馬君、こんばんは」

王馬「ん?…ああ東条ちゃん、やっほー」

東条「キーボ君に用なの?…その様子だと、どうやらいなかったみたいね」

王馬「うん、ちょっとねー!東条ちゃん見てない?」

東条「ごめんなさい、見ていないわ…探しましょうか?」

王馬「ううん、自分で探すからいいよ。じゃあおやすみ!また明日ね」

東条「そう?…じゃあ、また明日。運動会の練習もあるのだからあまり遅くまで起きていたらダメよ」

王馬「もー分かってるってば!」

         ―中庭―

王馬「…とは言ったものの。どこにいるのやら…ん?」

星「……」

王馬「…あ、星ちゃんだ。おーい!」

星「…あんたか、相変わらず元気だな…」

王馬「元気だけがオレの取り柄だからね!」

王馬「…ところでキー坊見てない?部屋にいなかったんだよねー」

星「キーボのやつか?さっきあっちに向かって歩いていくのを見たぞ」

王馬「あっち…ってことは研究教室にいるかもしれないね。ありがと、星ちゃん!」

星「このくらいどうってことないさ」

王馬「くぅー!星ちゃんってばやっぱりクールだね!…よーし、絶対騎馬戦で勝つぞー!」
614 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/25(水) 21:52:32.82 ID:yt+xDAF7O
星「なんでそうなるんだ…?」

王馬「にしし…ま、勝つっていうのはホントだから。じゃーね!」タタタ

星「…フン」



      ―キーボの研究教室―

キーボ「……」

王馬「よっ、キー坊!寝れないからってこんなところで突っ立ってると錆びるよ?」↑1

キーボ「なんですか、わざわざロボット差別しにきたんですか?」

キーボ「キミもずいぶん暇なんですね。こんなことに時間を使うくらいならさっさと寝たらどうですか?非合理的ですよ」

王馬「えー、なにぐれちゃってんのさ」

キーボ「ボクはロボットですから、キミ達とは違いますから、分からないこともたくさんあるんです」

キーボ「…でも、今日キミと話していたら…新しい感情を学習してしまったんです」

王馬「へぇ、どんな感情?」

キーボ「…恐怖です」

王馬「恐怖?…壊されるとか?ここにそんなやついないと思うけど。あー同族のモノクマやらは分かんないけど」↑1

キーボ「いえ…そういう恐怖じゃないんです。うまく言葉にできないっていうか…」

王馬「もー仕方ないなー。計算し終わるまで待っててあげるからちょっと考えてみなよ」↑1

キーボ「計算とかそういう問題じゃないんです…」
615 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/25(水) 21:59:00.41 ID:yt+xDAF7O
王馬「どーせオレは暇ですし?待っててあげるよ」

キーボ「あ、拗ねてるんですね。ボクにも分かりました」

王馬「いいからさっさとロボットパンチ出せよ!」↑1

キーボ「ですからロボットパンチなんて出ませんって!!」

キーボ「全くキミは…」

王馬(しばらくキー坊と無言の時間を過ごした…)

キーボ「…」

王馬(キー坊は相変わらず考え込んでいる…)

王馬(…なにかあげよっか?)


☆現在の所持品
          
鉄屑         ロボット探知器
蝶ネクタイ型変声機  腕時計型麻酔銃  
ケチャップ      机上トラベル紀行   
ガジュマルの鉢  
ソーイングセット   猿の手   
ネイルブラシ    
過剰に踊るはにわ   
どこでもパラソル   ダークベルト
モノ甚平

>>616 なにあげる?

今日はここまで。入力候補にキーズとキーボが出てくるのでキーボと間違えていないか不安ですね。くますみー
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 22:00:07.60 ID:0AU+Pixuo
ガジュマルの鉢
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 22:00:59.53 ID:7FalLNjVo
ガジュマルはもうあげたんじゃなかった?

モノ甚平で
618 : ◆hq9TfeeMlAP9 [sage]:2017/10/25(水) 22:05:37.05 ID:yt+xDAF7O
なんとガジュマルの鉢はふたつあったのです!
つまりキーボ改めキーズは1日のうちにガジュマルの鉢をふたつももらってしまうのだった!
続く…

(というわけなんです、横やりでした。今度こそくますみー)
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/28(土) 21:57:53.82 ID:SYW5tSlDO
キーボの誕生日には何もしないのか?
620 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/28(土) 23:39:59.96 ID:vkUG8ZNGO
>>619
そ、そうだったー!!すっかり忘れてました…明日ですよね?
や、やります!
でもストーリー的にこのまま誕生日イベントやるのは難しいのでifでやります。
あと育成計画世界ってことでお願いします!
621 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/28(土) 23:41:37.37 ID:vkUG8ZNGO
―10/28―…夜の食堂にて

キーボ「………」ソワソワ

キーボ(明日はボクの誕生日です…みなさん、覚えていてくれるでしょうか…)ソワソワ

最原「…?キーボくんどうしたの?なんか…動作が落ち着かないね」

最原(誤差動か…?変なスイッチ押しちゃったとか)

キーボ「…今、失礼なこと考えていたでしょう」

最原「そ、そんなことないよ」

夢野「相変わらず被害妄想が激しいのぅ…」

キーボ「それはみなさんが失礼なことばかり言うからですよ!」

最原「僕何も言ってないんだけど…」

夢野「あんまり思い込みが激しすぎると、買い手がつかなくなるかもしれんぞ?」

キーボ「買われませんよ!?ボクは商品じゃありません!」

ガチャ

王馬「まぁこんなポンコツロボットなんて誰も買わないだろうけどねー!」

キーボ「食堂に入ってきた途端ロボット差別ですか!」

夢野「確かに、わざわざ金を払ってまで買いたいようなロボではないのぅ…」

夢野「出すならせめて5000円じゃな。それ以上は認めんぞ」

最原「もう少し出してあげようよ…」

王馬「いいや、出す価値もないね!むしろ借金を負うことになるよ!」
622 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/28(土) 23:43:51.92 ID:vkUG8ZNGO
キーボ「…ボクに泣く機能があったら泣いてますよ」

王馬「オイル出し疲れちゃったから充電したくなったでしょ?そろそろ充電しに言ったらどう?」

キーボ「オイル出しませんし、今は充電する必要もありませんが、ここにいてもあなたたちからロボット差別を受けるだけですので戻ります…」

最原「え、僕も?」

キーボ「おやすみなさい…」

王馬「寝ないけどおやすみー!」

夢野「良い夢を見るんじゃぞ」

最原「追い討ちをかけてどうするのさ…」

キーボ「……」

ガチャバタン

王馬「はー、やっと帰ったよ!」

夢野「キーボがいつまでたっても部屋に帰らぬから全く準備ができんかったわい」

王馬「なにか食べるわけでもないのにねー!」

最原「…まぁとにかく準備を始めようよ。僕、みんなを呼んでくるよ」タタタ

夢野「さて…ではまずは飾り付けからじゃのぅ」

王馬「夢野ちゃんは背が低いから無理だよ」

夢野「お、お主にだけは言われとうなかったわい…」
623 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/28(土) 23:46:47.64 ID:vkUG8ZNGO


―10/29― 朝

キーボ「…そろそろ、学校に行きましょうか」

キーボ「みなさん覚えていてくれるのでしょうか…」



左右田「よっ、キーボ!聞いたぜ、今日オメーの製造日なんだってな!」

キーボ「左右田クン、製造日という言い方は訂正してください。誕生日です」

左右田「あ?どっちもいいじゃねーかよ…」

キーボ「良くないです!」

左右田「んだよ、めんどくせーやつだな…」

左右田「まっ、とにかくおめでとさん!これやるから今度、装着したところ見せろよな!……あ、ソニアさんだ!!ソニアさーん!!」ダダダ

ソニア「あら、キーボさんおはようございます」

キーボ「おはようございます、ソニアさん」

左右田「あのー…オレのこと見えてます?」

ソニア「もちろん見えてますわよ。それよりキーボさん、今日はお誕生日だそうですわね、おめでとうございます」

左右田「それより……」

キーボ「ありがとうございます」

ソニア「今日はキーボさんにと思ってこちらを用意したんです、受け取ってもらえますか?」

キーボ「これは…盆栽じゃないですか!しかもかなり質のいい盆栽ですね」

ソニア「分かりますか!?そうなんです実は…」キャッキャ

キーボ「ではこれは…」ペラペラ

ソニア「まぁよくお分かりになりましたね!そうなんです!これは……」キャッキャ

左右田「輪に入れねぇ…なんの話してんだ?盆栽??」

左右田「でもソニアさんの可愛い笑顔が拝めたから許すぜ!」
624 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/28(土) 23:49:45.56 ID:vkUG8ZNGO
数十分後…

左右田「」チーン

左右田「長ぇ…いつまで話してんだ…」チーン

キーボ「あ、もうこんな時間ですね…ボクはもう行きます。盆栽ありがとうございます。大事にしますね」

ソニア「ええ、ジャパニーズ文化を愛するもの同士また語り合いましょう」

キーボ「もちろんです、では…」

左右田「あ、ソニアさん!終わりました!?だったらこれから一緒に登校なんてどうですか!?」

ソニア「…あら、左右田さん、まだいたのですか?」

左右田「」



朝日奈「あ、キーボじゃん!おはよー!」

キーボ「おはようございます、朝日奈さん、大神さん。今日も朝からトレーニングですか?」

大神「うむ。軽く50周ほど校舎の回りを走ってきたところだ」

キーボ「え…校舎の回りって確か8kmくらいありませんでした?ここ広いですから…」

朝日奈「そうだっけ?でもいい運動だったよー!早くドーナツ食べたいよー!!」

大神「…朝日奈よ、その前にシャワーを浴びるのを忘れぬようにな」

朝日奈「…はっ!あやうく忘れるところだったよ!ありがと、さくらちゃん!」

キーボ「…では、ボクはこれで」

大神「待て、キーボよ」

キーボ「はい?」
625 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/28(土) 23:51:29.13 ID:vkUG8ZNGO
大神「お主、今日誕生日であろう?…おめでとう」

朝日奈「えっ、キーボって今日誕生日なの!?どうしよ、プレゼント用意してないよ…」

朝日奈「あ、とりあえずおめでとうね!」

大神「すまぬが、我もなにも用意してないのだ…昨日知ったのでな」

キーボ「いえ、その気持ちだけで十分ですよ。ありがとうございます」

朝日奈「でもなー…あ、そうだ。ドーナツ食べる!?美味しいよ!」

キーボ「…」

大神「朝日奈よ…キーボは…」

キーボ「いえ、いいんです大神さん…」

朝日奈「え?…あ!キーボは食べれないんだよね、ごめん…」

キーボ「いえ、ある意味ロボットと思われていないということでしょうしそれはそれで嬉しいですよ」

朝日奈「…今度ドーナツのレプリカあげるよ!それで美味しい気分でも味わって!」

大神「…それでいいのか?」

キーボ「……多分、微妙な気持ちになります」

朝日奈「…あれ?」



キーボ「…あ、苗木クンに日向クン。おはようございます」

日向「おはよう、キーボ」

苗木「キーボクンおはよう。そうそう、今日誕生日だったよね?おめでとう」

日向「おめでとう、キーボ。プレゼント用意したから受け取ってくれ……あれ?」ゴソゴソ
626 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/28(土) 23:54:38.83 ID:vkUG8ZNGO
苗木「ボクも…えっと鞄の中に…ん?」ゴソゴソ

キーボ「ふたりともありがとうございます。…あの、どうかしましたか?」

苗木「いや…おかしいな。ここにプレゼント入れてたんだけど…」

日向「……おい、苗木。お前もしかして…モニョモニョ…になってないか?」

苗木「え、日向クンも?」

キーボ「…?」

日向「な、なんでこんなことになってるんだ!?」ボソボソ

苗木「ボクもわからないよ…でもとりあえず彼らが待ってるし、渡しておこうよ」ボソボソ

日向「”アレ”をか!?しかも俺たちのだぞ!?」ボソボソ

苗木「し、仕方ないよ…それに日向クンならなんの問題もないはずだよ?なにせ初代パン…」ボソボソ

日向「それを言うな!渡すから!!」ボソボソ

キーボ「あのー…」

日向「ゴホン!あー…その。なぜかは分からないが俺たちの用意したプレゼントはその…」

苗木「言いづらいんだけど…」

キーボ「???」

日向「パンツ…になってるんだ…」

キーボ「!?」

苗木「ボクも…」

キーボ「!?!?」

日向「と、とりあえず受け取ってくれ!俺のパンツだ!」バッ
627 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/28(土) 23:57:21.37 ID:vkUG8ZNGO
キーボ「え、ちょ」

苗木「ゴメン!用意したものは今度渡すから!」バッ

キーボ「パ、パンツって…!」

日向「とりあえず、食堂に行ってくれ!」タタタ

苗木「じゃあね、キーボクン!」タタタ

キーボ「パンツ…???…食堂?」



キーボ「とりあえず食堂まで来ましたが…」

シーン…

キーボ「今日はまだクラスメイトに会っていません…みなさん忘れてしまっているのでしょうか…」

キーボ「まぁどうせ王馬クンあたりにはロボット差別されるだけでしょうが…」

キーボ「…とりあえず食堂に入りましょう」

ガチャ…
628 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/29(日) 00:00:04.48 ID:PHMIUIqGO


パンッパンッパーンッ!!!

キーボ「!?」




「「「キーボくん!誕生日セイゾウビおめでとーう!!」」」




キーボ「みなさん……!」ジーン…

キーボ「誰ですか、今製造日って言ったの!!いや、大体予想つきますけど!」
629 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/10/29(日) 00:02:43.96 ID:PHMIUIqGO
キーボおめでとう!誕生日忘れてたし、ロボット差別ばっかりしてるけどロボットの中では一番好きだぞ!!

そして勢いで1,2のキャラちょびっと出しましたがどんな口調だったか忘れました…変な感じだったらすいません…
とりあえず眠気MAXっすなので今日はここまでにします、くますみー!キーボおめでとう!
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/29(日) 00:28:26.34 ID:JUTNvXXRo
乙〜
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/29(日) 08:09:32.70 ID:F8ns1M0MO
キーボ!誕生日おめでとう!!
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/29(日) 08:35:23.47 ID:93dUx3YDO
乙です!これは良い誕生日
キーボくんおめでとう
633 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/04(土) 17:14:35.17 ID:gq/nMIoCO
キーボの誕生日の旬は過ぎたけどちょっとだけ誕生日イベント続くんじゃよ


キーボ「誰ですか?製造日と言ったのは…!?今すぐ訂正してください!」

王馬「にしし!オレだよー!っていうかオレしかいないじゃーん!」

キーボ「まぁキミしかいませんよね…って訂正してください!製造日ではなく、誕生日です!誕生日!!」

入間「いいや、製造日だろ!?だってロボットなんだからな!」

王馬「そうだ、そうだ!」

キーボ「そんな…」

東条「…とりあえず、誕生日か製造日かは置いておきましょう」

キーボ「置いておくんですか!?」

東条「今はキーボ君を祝うことが優先よ…さ、席まで案内するわ」

キーボ「あ、ありがとうございます…」

キーボ(冷静になってまわりを見てみると…とても丁寧に飾り付けがしてあります)

キーボ(とても…嬉しいですね)

最原「キーボくん、改めておめでとう」

キーボ「ありがとうございます!ボク…嬉しいです!」

百田「でな、いつもは東条がうまい飯作ってくれるんだけどよ…」

キーボ「…あ」

キーボ(なんとなく察してしまいました)

春川「ちょっと百田…いきなりその話題に入るわけ?」

茶柱「デリカシーのない男死はさらに嫌われますよ?」

王馬「枕元にデリカシーないオバケが現れるよ?」

キーボ「デリカシーないオバケってなんですか…」
634 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/04(土) 17:16:23.13 ID:gq/nMIoCO
百田「ななななんだよ…オバケなんているわけ…ねーだろ…!!」ガバッ

春川「…!?……!?………!?!?」

最原「百田くん、落ち着いて。あれは王馬くんの嘘だから。お願いだから春川さんに抱きつかないで」

春川「…………こ、こ、殺されたいの!?」ドゴッ

百田「う…」ガハッ

赤松「春川さんも落ち着こ!?どうどう…」ドウドウ

キーボ「……あの」

夢野「誰か説明してやれい。肝心のキーボが置いてけぼりになっておるぞ」

王馬「じゃあ、元々嫌われてるオレが代表して言うね!」

王馬「キー坊は食事ができないので東条ちゃんの作った美味しいケーキもお肉も食べることができないのでしたー!」

キーボ「…まぁ分かっていましたけどね…」ショボン

ゴン太「でもね、その代わりにゴン太たちがたくさんプレゼント用意したんだ!ぜひ受け取ってほしいな」

キーボ「…!みなさん…」ジーン

赤松「喜んでもらえるといいけど!」

茶柱「キーボさんは女子ではありませんがロボットなので特別ですよ!」

キーボ「………」

キーボ(こうしてみなさんからプレゼントをもらうことになりました)
635 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/04(土) 17:18:42.42 ID:gq/nMIoCO


天海「キーボ君、おめでとうございます」

天海「俺はこれを用意したんす」

キーボ「これは…世界各地の写真ですね」

天海「キーボ君は海外に出ることは難しいと前に聞いたんで…写真だけでも海外旅行気分を味わってほしいっすね」

キーボ「ありがとうございます!…あれ、これは…天海クン。頭から血を流してませんか?」

天海「…あー、これは現地の人に撮ってもらった写真っすね。いやーちょっとヘマして怪我しちゃったんす」

キーボ「だ、大丈夫なんですか!?無理はしないでくださいよ?大切なクラスメイトなんですから…」

天海「あはは…まぁ程ほどに…ね」

天海クンから海外の写真をもらった!…だけど彼のことが少し心配になりました…



赤松「さて、キーボくん!今日はピアノのレッスンだよ!」

キーボ「…あのーなぜ鍵盤ハーモニカなんですか?」

赤松「さすがに大きいピアノは持ってこれないし、それに…」

キーボ「…?」

赤松(キーボくんの指でピアノが傷ついたら嫌なんてとてもじゃないけど言えない…!)

赤松「あー、なんでもない!さ、とにかく始めよう!とりあえず簡単なのからいこっか」

キーボ「子供のころに少し習っていましたから少しは弾けますよ?小学生3年生レベルです!すごいでしょう!」フッフッフー

赤松「ああ、うん…うん、すごいと思うよ!」

赤松さんと一緒に”猫ふんじゃった”を弾いた!少しピアノの腕が上達したような気がします…





モノクマ「全員分あると思った?残念ありません!」

モノクマ「うぷぷ!全員分はしんどいからね…ネタ思い付かないし…絶望的だよね…」ハァハァ
636 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/04(土) 17:25:55.15 ID:gq/nMIoCO
キーボ(その後もみなさんにいろんなものをもらいました…とても幸せです…)ボー

コツコツコツ…

キーボ「…?…あ」

王馬「なに黄昏ちゃってんのさ、キー坊」

キーボ「王馬クンですか…残念ですけど今はロボット差別されても全くダメージ受けませんから」

王馬「ふぅん…ロボのくせに幸せな気持ちで溢れちゃってるんだ?」

キーボ「えぇそうですよ」

王馬「…えー、つまんねー!もっと反応しろよ!ロボット差別ですーとかさ!」

キーボ「えぇそうですね」

王馬「人の話聞いてる?…ったく」ストッ

キーボ「?」

キーボ(王馬クンがボクの隣に座ってきました…どうしたんでしょう)

王馬「……」

キーボ「あの、王馬クン?」

王馬「なに?キー坊がもらったプレゼントをオレにくれるって?ありがとー。でも、虫さんはいらないかなー」

キーボ「あげませんよ!」

王馬「にしし…嘘だって。でさ、実はオレもプレゼント用意したんだよね」

キーボ「え……」

キーボ(ろくでもないものに決まってます)

王馬「えーそんなことないんだけどなぁ」
637 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/04(土) 17:27:04.73 ID:gq/nMIoCO
キーボ「え、ボク声に出してました?」

王馬「声のトーンで分かるっての!…はい、どーぞ」

キーボ「ありがとうござい…!?なんですかこれは!!」

王馬「ん?鉄粉スープだけど」

キーボ「どこにスープのスの字があるんですか!全部粉じゃないですか!なぜか箱に入ってるし!」

王馬「ま、完食してよ!絶対に…ね」

キーボ「どうやって食べろというんですか…そもそも食べれませんし…」

王馬「残念だなー愛のないロボのために愛を込めて作ったのに」

キーボ「絶対嘘ですね、もう学習しました。あと、愛もありますから」

王馬「にしし…ま、いいや。ロボ生最後の製造日…じゃなかった誕生日を十分に満喫するといいよ。じゃーねー」タッタッタ…

キーボ「全く…何がしたかったのでしょう…」

キーボ「…?この鉄粉スープ…いえ、スープではありませんが底になにか…」ザクザク

キーボ「これは…メモ?何か書いてあります、なになに…」

『誕生日おめでとーキー坊!嘘だけど!』

チチ…

キーボ「王馬クン…全く素直じゃないんですから………ん?」

チチチチチチ…

キーボ「なにか音が…どこから…」

チチチチチチチチチチチ…

キーボ「なんか…この箱から…聞こえるような…」
638 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/04(土) 17:27:47.24 ID:gq/nMIoCO
チチチヂヂヂヂヂヂ!!!!!!

キーボ「な、なん」

ボンッ!!!!!

キーボ「…けっほ、けほ…ば、爆発しまし…ケホォッ!!」

王馬「へー、キー坊ってロボのくせに咳き込むの?」●REC

キーボ「ゴホッ王馬クン!?ちょ…げほっ、なに、撮ってるんですか!盗撮ケホォ…ですよ!?」

王馬「突っ込むところそこじゃないでしょ…」●REC

キーボ「鉄粉まみれじゃないですか!体の中までびっしりですよ!げほっ」

王馬「オレがあれだけで終わると思ったの?バカだなー、そんなのつまんないじゃん!」●REC

キーボ「…まぁ確かにキミらしくはありませんでしたが…だからといって鉄粉まみれはあんまりです!」

王馬「にしし…じゃあ鉄粉取ってあげるよ!おーい、ゴン太ー」●REC

キーボ「え?」

ゴン太「キーボ君、ちょっと寒いかもしれないけどゴメン!」

キーボ「え」

ベシャァ!!!

ゴン太「キーボ君…鉄粉はとれた!?大丈夫!?」

キーボ「…」ビチョビチョ

王馬「にしし!キー坊、大丈夫?」●REC

キーボ「大丈夫じゃありませんよ!びしょ濡れです!」ビチャァ

キーボ「ゴン太クン、キミ確実に騙されてますよ!」
639 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/04(土) 17:28:40.21 ID:gq/nMIoCO
ゴン太「ねぇ、王馬君…キーボ君本当に大丈夫なの?」

王馬「えー?どうかなぁ…」●REC

キーボ「大丈夫ですが大丈夫ではありません」

ゴン太「ご、ごめん!キーボ君!ゴン太また騙されてたよ…」

キーボ「キミはあんまり悪くありませんよ…それより、王馬クン…!?」ゲキオコ

王馬「はいはい…タオルで吹いてあげるから…。ゴン太、ちょっとこれ持ってて」

ゴン太「う、うん…キーボ君、風邪ひかないよね?今寒い時期だから気を付けてね?」●REC

キーボ「安心してください…ボク、風邪ひきませんから…」

王馬「ただ錆びちゃうといけないからよーく吹いておかないとねー」フキフキ

キーボ「…キミ、いったいなにがしたいんですか…」

王馬「ん?キー坊の製造日を祝っているだけだよ……あ」ポトッ

キーボ「…?なにか落としましたよ…」ヒョイ

王馬「たはー!オレってばうっかり、キー坊のプレゼント落としちゃったよー!」

ゴン太「やっぱりちゃんと用意してたんだね!…だけど水をかけるのはよくないよ…」●REC

王馬「にしし…だから今こうして吹いてるんじゃん!」フキフキ

王馬「じゃ、キー坊。その袋のなか開けてみて」フキフキ

キーボ「え、ええ…」ガサガサ…

キーボ「これは…”ロボット用オイル”ですか…」ツル

ゴン太「え、飲めるようになったの?」●REC

キーボ「飲みませんよ!?…まぁメンテナンスには使えるでしょう」ツル
640 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/04(土) 17:29:28.58 ID:gq/nMIoCO
王馬「え…食用にあげたんだけどな…」フキフキ

ゴン太「やっぱり飲めるの!?」●REC

キーボ「だから飲みませんって!」ツル

王馬「ま…とにかくオレからのプレゼントはこれだけだよ。楽しんでもらえた?」

キーボ「微妙です」ツルツル

王馬「にしし…まぁ楽しくなるのはこれからだよ」

キーボ「え?それってどういう…」ツルツル

ゴン太「…?あれ、キーボ君なんだか…」●REC

キーボ「…?…うわなんですかこれ!ツルツルじゃないですか!?え!?」ツルツル

王馬「にしし!オレなりのプレゼントだよ!全身にロボット用オイル塗ってみましたー!」

キーボ「じゃあこの中身は…?」ツルツル

王馬「それ?ハチミツだけど」

ゴン太「虫さんに来てもらうだね!」●REC

キーボ「ただの嫌がらせでしょう?」ツルツルテカテカ

王馬「ね、どうキー坊?きれいになった?」

キーボ「きれいになったもなにも…ただオイル塗りたくっただけじゃないですか…」ツルツルテカテカ

王馬「そっか!喜んでもらえたならなによりだよ!」

キーボ「どういう解釈の仕方ですか!?」ツルツルテカテカ

ゴン太「ふたりは仲がいいんだね…」●REC シミジミ

キーボ「どこが!?」ツルツルテカテカ
641 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/04(土) 17:30:34.86 ID:gq/nMIoCO
王馬「じゃあオレは帰るね。キー坊、誕生日おめでとう」

キーボ「ありがとうございます…って帰るんですか!?この状態で放置!?」ツルツルテカテカ

王馬「やだなーキー坊。いくら温もりがないからってオレに温もりを求めないでほしいよ」

キーボ「どうぞ帰ってくださいクソガキ…じゃなかった王馬クン」ツルツルテカテカ

王馬「クソガキってひどいよー!ウワアアアン!!」ダダダダダダ

キーボ「やっと行きましたね…」ツルツルテカテカ

ゴン太「…えっとこれどうしたらいいのかな?」●REC

キーボ「……壊していいと思います」ツルツルテカテカ

ゴン太「ダメだよ!?これ王馬君のなんだから…!」●REC

キーボ(もうどうでもいいです…)ツルツルテカテカ

…次の日

キーボ(なんだかんだありましたが、みなさんに祝福してもらえて嬉しかったです)

キーボ(王馬クンにもらったオイルもハチミツではなく本物のオイルでしたし…)

キーボ(実はあれから肌の調子がいいんです。キシキシ言うことも少なくなりましたし…)

キーボ(今度彼にお礼でも言っておきましょう…不本意ですが)

ワイワイガヤガヤ

キーボ(…?なにやら食堂が騒がしいですね、どうしたんでしょうか…)
642 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/04(土) 17:36:15.03 ID:gq/nMIoCO
王馬「でさ、このあとキー坊が鉄粉まみれになるんだよ!」

最原「え、大丈夫だったの?…キーボくんなら大丈夫なのかな」

罪木「で、でもぉ…人間の目や肺の中に入るとあまりよくないんですよぉ…?だからキーボさんも…」

西園寺「だからーキーボはロボットだから平気だって言ってんじゃん!」

罪木「ふぇぇ…そ、そうでしたぁ…。だったら大丈夫ですねぇ…」

白銀「え、大丈夫なの?」

西園寺「クスクス…今度あいつの口の中に虫入れてやろーっと!」

ゴン太「だ、ダメだよ!そんなのゴン太が許さない!」

葉隠「なぁなぁ入間っち。キーボっちのパーツってどんくらいの値段で売れるんだ?」

入間「あ?そうだな…ざっとこんくらいだな」カタカタカタカタタッターン

葉隠「!?おーい、キーボっち!人間に近づく占いしてやっからオメーのパーツくれー!!」

キーボ「…」

王馬「ちょっとー、ちゃんとビデオ見てよー…ってキー坊じゃん!おはよー!」

キーボ「…」プルプル

夢野「どうしたんじゃキーボ。マナーモード中か?」



キーボ「みなさんロボット差別が酷すぎますよ!!絶対、ぜーったい!訴えますからね!」

―キーボセイゾ誕生日…完―
643 : ◆hq9TfeeMlAP9 [sage]:2017/11/04(土) 17:38:58.73 ID:gq/nMIoCO
今日はここまでにします!ちょっと早いけどくますみー
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 18:35:50.56 ID:+DMOZ17Lo
面白かった。乙
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 14:55:18.58 ID:7GankVhRO
キーボ…強く生きろよ…(泣)
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/08(水) 16:33:50.97 ID:SlEIxFLBO
赤松ちゃんとの連弾が『ねこふんじゃった』なのは地味にエグい
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/08(水) 19:12:39.31 ID:CbxnDrryO
機会があったら全員分書いてほしいな。キーボとの絡みみてみたい
648 : ◆hq9TfeeMlAP9 [sage]:2017/11/16(木) 19:53:44.23 ID:RKwuOt66O
undefined
649 : ◆hq9TfeeMlAP9 [sage]:2017/11/16(木) 19:55:09.66 ID:RKwuOt66O
>>644
王馬「ありがとー!オレも面白かったよー!」

キーボ「ボクは全く面白くありませんでした。鉄粉まみれになり、水を浴び、さらにオイルサービスつきです」

キーボ(ふっふっふ…ちょっとボケてみました!)

王馬「ロボなのに面白いとか分かるの…?」

キーボ「そこですか!?」

>>645
王馬「生き…る?ロボなのに…?」

キーボ「ロボでも生きてますからね!?」

キーボ「ボクのために泣いてくれてありがとうございます…ええ、強く生きますとも!」

王馬「いいですとも!」

キーボ「…?」

王馬「…ちょっと言ってみたかっただけだよ」

>>646
赤松「ねこふんじゃったじゃだめなの?キーボくん嫌いだった?」

キーボ「…?いえ、何がエグいのでしょうか」

赤松「うーん…キーボくんがもし猫のしっぽを踏んじゃたら、ちぎれちゃうからかな?」

キーボ「そこまで重くありませんよ…ロボット差別です」

赤松「え、これもロボット差別なの?」

赤松(キーボくんって被害妄想激しいなぁ…)

赤松ちゃんといえばねこふんじゃったですよね(涙目)
650 : ◆hq9TfeeMlAP9 [sage]:2017/11/16(木) 19:56:35.58 ID:RKwuOt66O
>>647
王馬「で、全員からロボット差別されるんだね!」

キーボ「なんでですか!ロボット差別しない人だっているはずです!」

王馬「例えば?」

キーボ「えっと…ゴン太クンとか、東条さんとか?というか、キミがロボット差別し過ぎなんです!キミがおかしいんです!」

王馬「…でもさー夢野ちゃんとか最原ちゃんとかだったらー…」

モワンモワンモワン…

※想像です

夢野『キーボよ。お主はいつも顔色が悪いから、このピンクのスプレーをプレゼントするぞ。顔にプシュッとかけて血色を良くするのじゃ!』

最原『キーボくんには血が流れていないし、塗装するだけになるんじゃないかな。…あと…すぐに剥がれちゃいそうだよね』

夢野『ううむ…ではどうすればいいんじゃ…』

最原『そうだな……。照れたときに何故か顔が赤くなるから、彼を照れさせればいいんじゃないかな?』

夢野『ウ、ウチのサービスシーンを所望か!?…ま、まぁ見せてやらんこともないが…』

最原『いや、夢野さんには照れないんじゃないかな…』

夢野『な、なんじゃとー!?』

王馬「って感じになるんじゃないかな?」

キーボ「彼らならやりかねませんが、キミの想像なのでキミのロボット差別として受けとります」

王馬「ちぇっ、つまんないのー」

き、機会があれば全員分やりたいですね…機会があればの話ですが…


では久々に本編入ります!
651 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/16(木) 19:58:08.79 ID:RKwuOt66O
>>615から

王馬「キー坊、これいる?」

キーボ「…?え、またガジュマルの鉢をくれるんですか?」

       《会話発展!》

王馬「これ好きかなーって…もういらない?」

キーボ「……まぁ、いくつあっても問題ないですよね」

キーボ「先程もらった鉢は個室に置いたので、これはこの部屋に置きますよ」

王馬(そう言うとキー坊は研究教室の机の上にガジュマルの鉢を置いた)

キーボ「……」

王馬「で、計算は終わった?あんまり遅いと怖いとみなされて廃棄されちゃうよ?」↑1

キーボ「怖いこと言わないでくださいよ…」

王馬「その恐怖と、キー坊が悩んでる恐怖は違うんだよね」

キーボ「ええ」

キーボ「おそらくこれは…ボクがひとりになってしまうことへの恐れ…だと思うんです」

王馬「…ひとりっていうか一体?」↑1

キーボ「ボクは…ロボットですから、きっとみなさんよりも長生きできると思うんです」

キーボ「そのことにさっき気づいてしまって…さっきからずっと怖いんです」

王馬「…ふーん」

キーボ「キミには大した問題ではないでしょうが、ボクにとっては大きな問題なんです」

王馬「でもどうしようもないじゃん、みんなや博士がいなくなったらキー坊も自爆するわけ?」↑1

キーボ「極論です!自爆なんてしませんよ!?」
652 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/16(木) 20:01:42.57 ID:RKwuOt66O
キーボ「…初めてなんです、こんなこと…だから思考がショートしてしまいそうなんです…」

王馬「え…変な電波飛ばしてないよね?」↑1

キーボ「飛ばすわけないじゃないですか!」

王馬「もー嘘だって!こんだけ長い付き合いなんだから嘘かホントかくらい見分けてくんない?」

キーボ「最初から紛らわしい真似をしなければいいじゃないですか…」

キーボ「全く…こっちはどう対処したものかと真剣に悩んでいるのに…」

王馬「にしし…まぁ考えすぎてオーバーヒート起こさないようにね、暑いから」↑1

キーボ「…………」

王馬「ま、そうやって悩むのも人間っぽいんじゃない?あくまでぽい…だけど」↑1

キーボ「あの…この際だから言っておきますけどロボット差別、本当にやめてくれませんか?」

キーボ「…ボクは、新たな感情が芽生えそうです」

キーボ「…そりゃあ、ボクは人間とは違います。でも違うからって差別しないでください」

キーボ「ボクは人間と同じように扱ってほしいだけなんです!…キミといると自分が嫌でもロボットだということを自覚させられます」

キーボ「だから…もうロボット差別はやめてください。ボクは…人間に近づきたいんです」

キーボ「人間になるのは無理だけど、少しでも近づきたいんです。……でもいつか人間に…みなさんと同じように…」

王馬「………」

王馬「…でもロボットじゃん」

キーボ「…ッ!いい加減にしてください!」

キーボ「何がそんなに楽しいんですか!何でロボット差別するんですか!」

キーボ「ボクは…ボクは…!!」

王馬「……」
653 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/16(木) 20:08:54.51 ID:RKwuOt66O
王馬「言いたいことはそれだけ?せっかく新たな感情に芽生えかけてるんだからさ、もっと素直になったら?」

王馬「……なーんてね、嘘だけど!少し頭冷やしたら?キレるなんてキー坊らしくないよ」

キーボ「…!?キミは…何がしたいんですか…!分かりません…全然分かりません!」

王馬「……」

王馬「オレはロボットと友達になりたいだけだよ」

キーボ「…は!?」

王馬「オレはやり方しか仲良くなる方法思い付かないんだよね、なにせこんなロボットなんて初めて見たからさ…」

キーボ「……」

王馬「もっと別の方法もあるのかもしれないね。キー坊ならちょーっとおだてたらイチコロかもしれない」

キーボ「いや、そんなに単純ではありませんよ、心も体も」

王馬「でもそんな上っ面の関係なんてつまらないでしょ?嘘つきのオレらしくないでしょ?」

キーボ「……それは嘘ですか、それとも本心ですか…?」

王馬「にしし…キー坊はどっちだと思う?」

キーボ「……ど、どうせ嘘に決まってます!!」

キーボ「ボクの気持ちなんか無視して…ロボット差別して…嘘に決まってますよ!」

王馬「…うーん」

王馬「ねー、もう一回言うけどさ。らしくないんじゃない?キー坊はロボなんだから、もっと冷静にならないと」

キーボ「…ま、またロボット差別ですか!?…もう出ていってください!」

王馬「えー、ひどいなー!これはロボット差別じゃないってー!」プンスカ

王馬「ちゃんとキー坊に向かって言ってるよ。自分でもちょっとおかしいとか思わないわけ?」

キーボ「……ッ!」

キーボ「もう…いいです。いいから…出ていってくださいと言ってるでしょう!?」
654 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/16(木) 20:21:44.63 ID:RKwuOt66O
王馬「……はぁ」

王馬「………」スゥ…

キーボ「…?」

王馬「それでいいのか!?お前はロボットなんだぞ!?」

キーボ「!?きゅ、急になんですか!?なんでキレるんですか!?」

キーボ「というか…!体はロボットでも、心はあります!人間の心を持ってるんです!」

王馬「ロボットの心もあるはずだろ!ロボなんだからロボの心も当然あるだろ!」

キーボ「それでも心は…人間です!!」

王馬「ロボのくせにロボの心はないって言うの?散々合理的だのなんだの言ってたのに?」

王馬「あれも人間的に考えて言ってたの?ロボだからああいうこと言ってたんじゃないの?」

キーボ「う…ボクにロボットとしての心があったかもしれませんが…もういりませんし、今はありません!!」

王馬「へぇ…そんなこと言うんだ。ホントは違うくせに」

王馬「ロボットとしての心もちゃんとあるはずだろ、自分の気持ちに嘘ついてるだろ」

キーボ「だからそんなこと――」

王馬「人のこと嘘つき嘘つきとか言ってるくせに……キー坊も嘘つきなんだね」

キーボ「……!」プシュ

キーボ「キミ…なんなんですか…急に怒鳴ったり、急に変なこと言い始めたり…どれが本当のキミなんですか…どこからどこまでが嘘なんですか…?」

王馬「にしし…オレも嘘つき過ぎちゃって分からなくなってきたよ…」

キーボ「…」
655 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/16(木) 20:33:19.25 ID:RKwuOt66O
王馬「…まぁ、もう冷静な話し合いはできそうにないしオレは帰るよ」

王馬「次会うときまでに頭冷やしときなよ。じゃあね」スタスタ…

ガチャン!!

キーボ「ボクは…」

キーボ「なんでボクはこんなに…非合理的です…」

キーボ「それに冷静じゃありませんでした…」

キーボ「…でも人間とはこういうものなんですよね…?」

キーボ「いつも合理的に物事を判断してしまいますが、これでいいはず…ですよね」

キーボ「さっきのボクは人間らしかった、それでいいはず…なのに」

キーボ「…なんでしょう、この違和感は…ボクは、どうしたらいいんでしょう……」

シーン……

☆キーボの絆のカケラをゲットした!(現在カケラ4個)
656 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/16(木) 20:40:15.50 ID:RKwuOt66O
      ☆24日目終了☆

☆今日の総ロ差数:45回 (+今までのあまり7)

☆ロボット差別経験値:52

☆レベルが6上がった!

☆Lv.94→Lv.100

☆ロボット差別のプロからロボット差別王にランクアップした!

☆おめでとうございますロボット差別王になりました!

☆おめでとうございますロボット差別王になりました!

☆おめでとうございますロボット差別王になりました!



☆ロボット差別王の冠をゲットした!
657 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/16(木) 20:45:07.68 ID:RKwuOt66O
―数時間後―







王馬「……」

王馬「まさか、こんなことになるなんてね…」

……数時間前に遡る

王馬(キー坊と喧嘩したあと個室に戻ってきたときのことだった)

モノクマ「王馬クン、おめでとう!」

王馬「は?何が?オレ今から寝るんだけど…邪魔しないでくれる?」

モノクマ「もう!冷たいなー!いいから聞いてよ!」

王馬「仕方ないなぁ。手短にね?」

モノクマ「はいはい…」

モノクマ「この度は、キミがロボット差別王になる、という長年の宿願を果たしたことを誠に嬉しく思います!」

王馬「…待ってよ、ロボット差別王って何?」

モノクマ「え?ロボット差別王はロボット差別王だよ。キミ、今までロボット差別してきたでしょ?」

王馬「してないよ?あれはコミュニケーションだからね」

モノクマ「う、嘘でしょ!?」

王馬「うん、嘘だよ」

モノクマ「なーんだ、嘘かー安心したよー…って嘘つくんじゃありません!!全くもう…」
658 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/16(木) 20:51:52.80 ID:RKwuOt66O
王馬「でもさーロボット差別王なんて、どういう基準で決めているの?オレ適当に言ってただけだよ?」

モノクマ「ああ、キミには見えないだけで数値化してたんだよ」

王馬「数値化?…ふーん、ロボット差別1回につき、経験値1とかそういう感じ?」

モノクマ「そうそう!レベルごとにレベルアップするための経験値が決まっていたんだよ」

王馬「…あのアクセサリーも関係あるわけ?入間ちゃんに作ってもらったアクセサリー」

モノクマ「そうそう、2倍とかチート過ぎだろ!いや、そうでもないか。あれがなかったら、長引きすぎて、マンネリ化してたかもしれないからね!」

王馬「…………」

王馬「…じゃあ、たまにあったご褒美ってやつも、なんか関係あるの?」

モノクマ「そうだよ、大体想像ついていると思うけど一定レベルになったらご褒美をあげてたんだ!モチベアップしたでしょ?」

王馬「いや、ほとんど使ってないけど…」

モノクマ「そ、そんな…」ガーン

王馬「で、ロボット差別王になったからなんだっていうの?」

モノクマ「ああ、卒業していいよ」

王馬「…卒業?」

王馬「……そっか。じゃあ10日目にオレたちが卒業できなかったのって、オレがロボット差別王とやらになってなかったせいなんだね?」

モノクマ「そうだね。中途半端な結末なんて視聴者も望んでいないでしょ?」

王馬「…………」

王馬「…気に入らないなぁ。それって、オレはゲームの登場人物みたいに遊ばれていたってことでしょ?」

王馬「オレの行動を勝手に数値化して…気に入らないったらありゃしないよ」

王馬「オレ、ゲームで遊ぶのは好きだけど、遊ばれるの大っ嫌いなんだよね。まぁ知っててこんなことしたんでしょ?」
659 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/16(木) 20:57:01.13 ID:RKwuOt66O
モノクマ「うぷぷ…うぷぷぷぷぷ…」

王馬「…何が可笑しいのさ?」

モノクマ「可笑しいに決まってるじゃん!だってオマエときたら”ゲームの登場人物みたい”、”オレの行動”って!うぷぷ…」

王馬「……」

モノクマ「オマエはゲームの登場人物じゃないって保証はあるの?」

モノクマ「オマエの行動が、オマエの選択している行動だって保証できるの?」

王馬「……は?それってどういう…」

王馬(…………)

王馬(まぁ、もういいや…なんかどうでもよくなってきた)

王馬「もういいよ。さっさと卒業させてよ。できるんでしょ?相手もいることだしさ」

モノクマ「そうですね!では、キミと夢野さんを外へお連れしましょう!」

王馬「…最後にもうひとつだけいい?なんでネタバレしたの?黙ったままでもよかったじゃん」

モノクマ「オマエのその顔が見たかったんだよねー、ほら、オマエってどこの世界でも生意気そうじゃん?」

王馬「………」

王馬「もういいや。これ以上お前といてもムカつくだけだし。ま、嘘だけど!…さっさと出口に案内してよ」

モノクマ「はいはーい。それでは二名様ごあんなーい!」
660 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/16(木) 21:02:47.36 ID:RKwuOt66O


―???―

王馬「……」

王馬「まさか、こんなことになるなんてね…」

夢野「んあ…全くモノクマのやつめ。こんな時間に連れ出しおって…眠いではないか…」

王馬「…寝ないでよ?」

王馬(オレたちは、いつのまにか出口まで連れてこられていたみたいだ…)

王馬(その間のことは全く記憶にない…)

王馬(ただ、眩しい光がオレと夢野ちゃんを包んでいるだけだった)

王馬(きっと、あの光の先が出口なんだろうね)

夢野「…王馬よ。本当にこれでいいのか?」

王馬「んー、なにが?」

夢野「なにが?と聞かれたら答え辛いんじゃが…」

夢野「あの学園にみなを残してきてしまったことや…キーボのことかのぅ?」

夢野「ウチも…転子やアンジーのことが気掛かりじゃからな…」

夢野「…あやつらに礼を言う前に連れてこられてしまったわい…全くせっかちなクマじゃ…」

王馬「もう少し時間あると思ってたんだけどねー。…ごめん」

夢野「なんじゃい、お主らしくないぞ!シャキッとせんかい!シャキッと!」

王馬「…にしし!嘘だよ。まさか、キミの口からそんな言葉が出るなんてね。アジの開き…いや人間、何が起こるか分かんないね」

夢野「誰がアジじゃ!どこからどう見ても美少女じゃろうが!!」ボカボカ

王馬「ごめんって!叩かないでよ、全然痛くないじゃん!」

夢野「痛くないのか!?」

王馬「うん、全くね」
661 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/16(木) 21:11:03.78 ID:RKwuOt66O
夢野「やれやれ…」

夢野「……みなは…」

夢野「みなは…無事に出れるじゃろうか。……まぁ、いざとなったらキーボが自爆して道を作ってくれるわい」

王馬「ナイスロボット差別だよ!ホント、夢野ちゃんはいつのまにか頼もしくなっちゃって…オレ、嬉しいよ。ぐすん…」

夢野「…あんまり嬉しくないのぅ」

王馬「さて!こんな不毛なやりとりはさっさと止めて、今度こそ行こうか!」

夢野「不毛…じゃと。まぁ、いつまでも立ち止まっているわけにはいかないからのぅ」モジモジ

王馬「…なにモジモジしてんのさ。まさか…」

夢野「……んあー…緊張で急に催してきたわい…」

王馬「ちょっと漏らさないでよ!?」

夢野「だ、大丈夫じゃ…多分」

王馬「ホント勘弁してよ…アジの介護なんてまっぴらごめんだよ」

夢野「介護なんてされんわい!」

王馬(そんな夢野ちゃんの手を引いて、少し鈍い光のさきにある出口を目指す…)

王馬(きっと、みんなもいつか出れるはずだ。そしたらまた会えるだろう。みんなに、キー坊に…)

王馬(そしたらまた、ロボット差別してやろう)

王馬「……」

王馬「……………」

王馬「……………………」

「……………」

「…………………」
662 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/16(木) 21:18:09.80 ID:RKwuOt66O








「王馬クンに夢野さん…無事に出れたでしょうか…」

「さぁな!あんなまな板ロリに、ツルショタのことなんか知るかっつーの!」

「…まぁ、ボクももうロボット差別されなくてせいせいしますがね…本当に」

「んだよ?そのわりには、寂しそうじゃねーか。まさかテメー…あいつに開発されちまったんじゃねーだろうな!?」

「そ、そんなわけないじゃないですか!!」

コツコツ…

「…あれ、キーボくんに入間さん。こんにちは」

「おう、ダサい原じゃねーか。ひとりでシコる場所でも探してたのか?」

「そんなわけないじゃないか…」

「…ックシュン!!」

「え?」

「あん?」
663 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/16(木) 21:22:42.82 ID:RKwuOt66O
「…なんですか、ふたりとも。ボクの方をじっと見て…」

「いや…キーボくんってくしゃみするんだな…って」

「ボクがロボットだからですか!?ボクだってくしゃみくらいします!」

「ケケッ!誰かがテメーのこと噂してたんじゃねーか?おかずにしてな!」

「おかず…?どういう意味ですか?」

「ははっ…彼が噂でもしてたのかもね」

「…きっと彼のことですから、ロボット差別でしょうね」

「キーボくん…少し寂しそうだね」

「べっ、別に寂しくなんてありませんからね!?ほ、本当ですよ!?」

「ああ、うん…」


キーボ「ただ…」

キーボ「喧嘩別れのようになったから、少し気になるだけです。ただそれだけです…」













「あ、ちょっと待って。気になることがひとつあるんだよね」

「…なんじゃ?最後の最後で…」

「…あのね……」
664 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/16(木) 21:25:34.31 ID:RKwuOt66O











王馬「キー坊って人間じゃないけど、結ばれる相手いるのかな?」↑1

夢野「知らんわ!どうでもいいわ!!」

―END ―










665 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/16(木) 21:45:50.09 ID:RKwuOt66O










…カタ

…カタカタカタ…



『本当におしまいなん?』

『んなわけねーだろ、まだ続くだろ』

『とりあえず運営からの情報待つしかないな。俺のアジたんもっとペロペロしたいし』

『は?アジは俺の嫁だから』

『全然面白くないからそういうノリ止めた方がいいよ』

『んふふ、では王馬くんは我輩がもらいますぞ』

『豚は黙ってろ』

『うっさいメス豚』

『そーゆう差別ってよくないと思いますっ!!!』

カタカタ…
666 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/16(木) 21:48:53.65 ID:RKwuOt66O


もー、欲張りな視聴者たちだねぇ。…まぁいっか!もう少しだけ、いい夢見せてあげるよ…うぷ、うぷぷぷぷぷぷぷ…

…カチッ ピカーー……



ピコン

☆多くの視聴者の方々からのご希望により、当番組の放送の延長が決定いたしました☆

『キタコレ!!』

『やったぜ』

『キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!』

☆それではもう少しだけお楽しみください☆



……

………



☆クリア特典:未来チケットをゲットした!

☆未来チケットを使いました
>>655から再開します
667 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/16(木) 21:52:14.86 ID:RKwuOt66O
       ―王馬の個室―

王馬「…はぁ」

鉄屑「ただいまー!」

王馬「……はぁ」

鉄屑「?とーちゃん、どうしたの?」

鉄屑「恋の悩み?」

王馬「違うっての」

王馬「キー坊と喧嘩しちゃったんだよ」

王馬「明日からどうやってロボット差別すればいいんだろ…」

鉄屑「どんな顔して会えばいいんだろうとかじゃないんだね…」

王馬「……」

王馬「……なーんてね!全部嘘だよ!」

鉄屑「嘘かー!騙されちゃったー!!」

王馬「もう寝るよ。あ、外にいた汚い鉄屑はシャワールームで寝てね」

鉄屑「分かったよ!」タッタッタ

王馬「…」

      ☆24日目終了☆

☆今日の総ロ差数:45回 (+今までのあまり7)

☆ロボット差別経験値:52

☆レベルが6上がった!

☆Lv.94→Lv.100

☆ロボット差別のプロからロボット差別王にランクアップした!

☆ロボット差別王になった!!!
668 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/16(木) 21:55:18.09 ID:RKwuOt66O
        ☆25日目☆

王馬小吉

Lv.100 ランク: ロボット差別王

☆現在のモノクマメダル:190枚
☆現在のコイン:1028枚


王馬「…朝か…」

王馬「顔洗お…」

ガチャ

鉄屑「んごぉ…んごぉ……んがっ!!」

王馬「………」



王馬「…さて、と」

@キー坊に会いにいくか…

A誰かに会いに行こう(人物指名)

Bどこかに行こうか(場所指定)

Cその他自由記述

>>669 @〜Cの中から選択してください

今日はここまでにします、くますみー
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/16(木) 22:16:41.61 ID:G+eOOXcDO
王馬とキーボにはつまらなくない真エンドを期待してるよ
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/17(金) 08:03:32.44 ID:uttW1Rpy0
2 星
671 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/17(金) 09:24:38.88 ID:vI4dV4i3O
>>669
キーボ「ボクたちめちゃくちゃ期待されてますよ!?」

王馬「にしし…期待が重すぎてプレス機で潰されちゃいそうだよ……キー坊が」

キーボ「ボクがですか!?」

キーボ「というか、プレス機と聞くとなんかこう寒気が…気のせいでしょうか」

王馬「気のせいだよ。ロボに寒気なんてあるわけないし」

キーボ「ありますって!…多分」

寒くなってきましたね…
安価までちょいと更新です
672 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/17(金) 09:27:14.61 ID:vI4dV4i3O
王馬「…星ちゃんに会いに行くか」

―星の研究教室―

星「……よっ」パコッ!

星「…ふっ!……」パコッ!

星「ちっ…大分鈍っちまった……なっ!」パコッ!!

ガチャ

星「ん?」

王馬「おはよー星ちゃん。朝から朝練?」

星「あんたか…おはよう。そうだな、何日もこんなところにいたんじゃ体が鈍っちまう」

星「務所にいたころは運動は欠かさずやっていたんだがな…」

王馬「ふぅん…」

星「…あんた、何しに来たんだ?俺に何か用か?」

王馬「ん、まぁね」

星「ちょっと待っとけ。シャワー浴びてくるからよ」

王馬「じゃあテニスボールでも数えて待っておくよ。嘘だけど!」

星「…数える暇なんてねーと思うけどな」

ガチャ ジャー キュッキュッ ガチャ

星「よう、待たせたな」

王馬「はやっ!まだ3分もたってないよ!?」

星「務所の風呂の時間は短いからな…」

王馬「慣れちゃったんだね…」

星「で、何の用か聞こうか」

王馬「えっと…」

@ちょいと相談を…

Aテニスやりたい

B遊ぼう

>>673 @〜Bの中から選択してください
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 12:50:30.82 ID:G92TOypTO
1
674 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/17(金) 19:09:56.86 ID:n0QVWGFlO
王馬「ちょいと相談を…」

星「相談…?あんたがか?珍しいこともあるもんだな」

星「まさかとは思うが…嘘、じゃねーだろうな?」

王馬「残念ながら嘘じゃないんだよなー」

星「…大したことは言えねーと思うが一応つきあってやるよ」

王馬「ありがと、さすがオレの親父だね!」

星「俺はあんたの親父じゃねーよ…」



星「なるほど、キーボと喧嘩か…」

王馬「喧嘩っていうか、向こうが一方的にキレたっていうか…」

星「どうせロボット差別しまくったんだろ?」

王馬「え、そんなことあるよ?」

王馬「で、どうしたら仲直りできるかなーって。やっぱり、ドッキリかな?」

星「…真面目に話せ。帰るぞ」

王馬「…」

王馬「…キー坊さ、ロボットなのになんで嫌なんだろ」

星「…?どういうことだ?」

王馬「だってロボってかっこいいじゃん?星ちゃんも小さい頃憧れなかった?」

星「…まぁ、嫌いではなかったな」
675 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/17(金) 19:13:04.81 ID:n0QVWGFlO
王馬「でしょ?すごいロボットがオレたちのすぐそばにいるんだよ、それってすごいことじゃない?」

星「ああ、今では当たり前のように普通にいるが、よく考えたらかなりすごいことかもしれねーな」

星「俺が刑務所にいる間に、科学はあそこまで進歩してたんだな…」

王馬「オレもあんなロボいるなんて知らなかったけどねー」

王馬「で。キー坊はオレたちの憧れのスーパーアイドルであるロボなのになんで人間になることに固執するのかなーって」

星「別に憧れているわけでもスーパーアイドルでもねーがな…」

星「あいつは人間のようになりたいんだろ?別にいーじゃねーか」

王馬「んー、それもそうなんだけどさ。人間になることに固執し過ぎて大事なことを見落としてるんだよ」

星「…あんた、あいつのことよく見てるんだな」

王馬「え?…まぁ伊達に100年間ロボット差別してないよ」

星「そうやって嘘をつかずに、素直にあいつに言ってやったらどうだ」

王馬「……は?」

星「あんたが嘘をつくのはもうどうしようもねー。俺が結局テニスを好きだっていうのと同じようによ」

星「だが嘘で自分を誤魔化したってあいつには何も伝わらねーぞ」

星「なんたって相手はロボットなんだからな。遠回しに言っても伝わらねーだろ」

王馬「…星ちゃん」

星「今言ったことをあいつにそのまま言ってやれ。嘘で誤魔化すな」

星「あんたは俺の心を変えた。きっとあいつの心にも届くはずさ」
676 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/17(金) 19:15:16.58 ID:n0QVWGFlO
王馬「……」

王馬「……」ジー

星「……」ハッ

星「ちっ。つい、らしくねーこと言っちまったな」

王馬「にしし!クールそうに見えて実は熱血な星ちゃん、けっこう好きだよ」

星「とにかく、俺に言えるのはそれだけだ。あとはあんたがなんとかしろ」

王馬「うん、ありがと、星ちゃん」

星「礼なんてよせ。だちの頼みなんだから当然だろ」

王馬「星ちゃん…!ついにオレのことをベストフレンドだと認めてくれたんだね!?」キラキラ

星「調子にのるな!…ったく」

王馬(しばらく星ちゃんと過ごした…)


―王馬の個室―

王馬「さて、昼前か…」

@キー坊に会いに行くか

A誰かに会いに行こう(人物指名)

Bどっか行くか(場所指定)

Cその他自由記述

>>677 @〜Cの中から選択してください
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 19:58:01.00 ID:i6rfoSino
@
678 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/17(金) 20:14:38.90 ID:n0QVWGFlO
王馬「…よし、キー坊に会いに行こう」

−キーボの研究教室−

ガチャ

キーボ「…!…キミ、ですか」

王馬「うん、オレだよ。頭は冷えた?」

キーボ「…ええ。昨日は少し大人気なかったですね、すいませんでした」

王馬「いいよ、別に…。ふぅん…」キョロキョロ

キーボ「…?どうしましたか?」

王馬「ん、ここっていっぱい改造できる部品が揃ってるんだね」

王馬「ほら、これなんて。視力が増えるってさ。こっちは…」ガサゴソ

キーボ「関係ないです、ボクには必要ありませんから」

王馬「…また、そうやってロボットである事実から目をそらすの?いや、レンズって言うべきか」↑1

キーボ「レンズという言い方は止めてください。目でいいじゃないですか…」

キーボ「また……また!ロボット差別しに来たんですか!!いい加減に…!」

王馬「でも、どうあがいてもキー坊はロボットなんだよ」

キーボ「そんなこと分かっていますよ……でも…」

王馬「いいや、分かっていないね!全く分かっていないよ!」

王馬「ロボットのくせにロケットパンチはできないし、空は飛べないし、自爆しないし…」↑1

キーボ「最後のはおかしいですよね!?死んでしまいます!」

王馬「あ、死ぬじゃなくて壊れる、ね」↑1
679 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/17(金) 20:24:53.95 ID:n0QVWGFlO
キーボ「く…何度も言っているじゃないですか。メカメカしいのは嫌いです!」

王馬「その姿勢が中途半端なんだよ!」

キーボ「…っ!?」

王馬「キー坊はロボットなんだよ。それは揺るぎない真実なんだよ」

王馬「でも、キー坊は中途半端に人間っぽいし、中途半端にロボっぽい」

キーボ「……しょうがないじゃないですか。ボクはロボットですが、人間のようになりたいんです!頑張ってるんです…!」

王馬「うん、確かに人間っぽくなりたいってのは分かるよ。人間っていいもんね」

王馬「…オレからしたらこんな鉄の塊に人間のことが分かってたまるかって感じなんだけどね」↑1

キーボ「…キミはロボットに親でも殺されたんですか…。ロボット差別がひどすぎますよ!?」

キーボ「自分がロボットってことは分かってます!分かってますけど、このままでは嫌なんです!」

キーボ「ここでみなさんと過ごして思いました…人間とはすばらしい生き物だと」

キーボ「だから…もっともっと人間の感情を学びたい、人間と親しくなりたい…そういう欲求がボクの中に生まれたんです」

キーボ「そして人間に近づくだけじゃない。人間に…なりたいって思ったんです」

キーボ「きっと、この思いは数日間だけでは生まれませんでした。20日以上も過ごしたからこそ生まれたんです」

キーボ「だから…もう一度言います。もうロボット差別は止めてください」

キーボ「ボクを…人間と同じように扱ってください…!自分だけロボットっていうのは嫌なんです…!」

キーボ「ボクは…みなさんと同じようになりたい…」

王馬「………」
680 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/17(金) 20:32:28.14 ID:n0QVWGFlO
王馬「キー坊は……」

キーボ「な、なんです?」

王馬「…キー坊は、自分が嫌いなの?」

キーボ「嫌い…確かにそうかもしれませんね。最近は物事を合理的に考える自分も嫌になってきている、だって人間らしくないから…」

王馬「…」

キーボ「…昔はロボットであることになんにも思っていませんでしたが、今は人間と違う自分が…嫌です」

王馬「誰だって、自分の嫌いな部分はあるよ。人間だろうと人間の真似事をしているロボだろうとね」↑1

キーボ「…それ、ボクしかいませんよね」

王馬「でも、自分に嫌いな部分あってこその人間じゃない?自分のことが好き過ぎるのも問題だよ。あ、オレは自分のこと大好きだけどね!」

キーボ「それだとキミは人間じゃないってことになりますよ」

王馬「嘘だっての。でもさーキー坊が合理的に判断できるのっていいことだと思うよー?」

キーボ「どうしてですか?ボクはつい合理的に考えてしまって空気読めと言われてしまいます」

王馬「それでいいんだよ。キー坊は物事を合理的に、冷静に考えて処理できる。そして空気が読めない。それがキー坊のいいところだよ」
681 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/17(金) 20:36:50.51 ID:n0QVWGFlO
キーボ「ボクのいいところ…?これが…?」

王馬「うん。このオレが言うんだから間違いはない!嘘だけど!」

キーボ「どっちですか!?」

王馬「めんどくさいなーオレはロボのメンタルケアの専門家じゃないんだけど!」

キーボ「…」

王馬「…とにかく、キー坊はキー坊のままでいいんだよ。変に人間らしくなろうとしてもいいことなんてないよ?」

キーボ「でもこの前のボクはボクらしくありませんでした…」

王馬「まぁ、この前ぶちギレしちゃったのは精神的に不安定だったんでしょ。ロボに精神あるのか知らないけど」↑1

キーボ「…そうですか。確かにあのときは情緒不安定だった記録が残っていますね」

王馬「ロボなのに?」

キーボ「…」

王馬「スルーかよ」

キーボ「…自分…らしく、ですか…」

キーボ「…」

キーボ「少し、ひとりにさせてください。考えをまとめたいんです」

王馬「うん、じゃあね」

キーボ「…あ、あの!」

王馬「ん?」

キーボ「えっと、その……ありがとうございました」

王馬「いやぁそれほどでも。お礼ならキー坊のアンテナでいいよ?」

キーボ「嫌です!…全く、キミって人は…」

王馬「にしし!」

王馬(キー坊の研究教室をあとにした)

☆キーボの絆のカケラをゲットした!(現在カケラ5個)
682 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/17(金) 20:45:58.13 ID:n0QVWGFlO
−王馬の個室−

王馬「さてっ…と!運動会の練習、行くか。今日は大玉転がしの練習だね」

王馬「確か大玉転がしは合同チームだったね、オレは黄組だから青組と合同か」

鉄屑「いってらっしゃーい」

王馬「鉄屑は行かないの?」

鉄屑「日焼けしちゃうからねー」

王馬「あっそー」



王馬「さーて、大玉転がしの練習だよ!お前らきびきび動けよ!」

ゴン太「おー!」

茶柱「なぜ男死の言うことなぞ聞かなければいけないんですか」

入間「ケケッ!テメーが動いてオレ様をイかせてみやがれ!」

百田「おいおい、落ち着けオメーら。こういうときこそオレが指揮をとってだな…」

天海「じゃあまず、どっちの組が大玉を担いで100m走るか決めましょうか」

白銀「担ぐ、かぁ…地味に大変そうだよ。わたしは転がす方がいいかな」

赤松「私はどっちでもいいよ。入間さんはどう?」

入間「オレ様はどっちかっていうと、担がれたいな」

赤松「はいはい、担ぎたいんだね」

入間「え、え、なんでちょっと冷たいの?ねぇ赤松ぅ…」

茶柱「転子は投げるのも走るのも得意ですよ!キエエエエエイ!!」

百田「投げるなよ!?オレもどっちでもいーぜ。大して変わんねーだろ」
683 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/17(金) 20:58:24.88 ID:n0QVWGFlO
ゴン太「うーん、一回みんなで試してみればいいんじゃないかな?」

王馬「そうだね、このまま不毛な話し合いをしても仕方ないよ」

天海「じゃあとりあえず俺たちから担ぐっすよ」



入間「あぁん…!重いよぉ!」

赤松「へ、変な声出さないでよ!」

百田「お、おい!揺れんな!落ちるだろーが!」

天海「あ、落ちるっすよ!……また担がないと…」

茶柱「中々来ませんね…」

白銀「やっぱり担ぐのは大変だよ…」

王馬「でもオレたちがやってもずば抜けてゴン太がでかいからバランス悪くなりそうだよ」

ゴン太「お、大きくてごめんね…」

茶柱「ゴン太さん、気にすることはありません。王馬さんが小さいのがいけないのです」

王馬「茶柱ちゃんはオレに何か恨みでもあるの?」

白銀「あ、来たよ!おーい、あとちょっとだよー!頑張ってー!」

百田「よしもうひと踏ん張りだぞ!」

天海「慎重に、慎重に…っすよ。焦りは禁物っす」

赤松「んっしょ、んっしょ…」

入間「あぁ…もうダメ…」

百田「パスだ!あとは任せたぜ!」
684 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/17(金) 21:02:42.93 ID:n0QVWGFlO
王馬「よしきた!」

茶柱「キエエエエエイ!!とばしていきますよー!」

ゴン太「ゴン太…頑張る!!」

白銀「まっ…!ちょ、待って!早いよ!」

茶柱「ハッ!す、すいません、白銀さん!もう少し遅い方がいいですよね!」

王馬「これじゃあ負けちゃうよー!気合いだして、白銀ちゃん!」

白銀「そ、そう言われても…!」

ゴン太「紳士は女性を労らないとダメだよ、王馬君!」

王馬「えー…仕方ないなぁ…」

ゴロゴロゴロ

王馬(と、なんとかゴールし、次はオレたち、黄組が大玉を担いで走ろうとしたのだが…)

王馬「…」トドカナイ

ゴン太「え、えっと…」

茶柱「ここってシークレットブーツありますっけ?」

白銀「シークレットブーツでも地味に足りないかな…」

王馬「ゴン太、ちょっとかがんで」

ゴン太「こう?」

王馬「もうちょっと!そう!そんくらい!」

ゴン太「くっ…」

白銀「ゴン太君、だいじょ…ばないね」
685 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/17(金) 21:05:47.97 ID:n0QVWGFlO
茶柱「と、とりあえず行けるところまで行ってみましょう!」

ヨッセヨッセワーチョッ!!キエエエエイ!!!

王馬「ぱ、パス…」

天海「…大丈夫っすか?」

百田「お、おう。あとは任せとけ!」

赤松「あ…王馬くん、強く生きてね!」

王馬「…」グサッ

白銀「赤松さん、それとどめ!」

入間「ひゃっはー!あの王馬が見る影もねーな!安心しろ!今度オレ様がでっかくなる薬を…」

王馬「…」

天海「あー入間さん、そこで止めといた方が…」

入間「へっ?」

王馬「……いいからさー、さっさと行きなよ…ねー?」

入間「ひぃぃぃ!睨むんじゃねぇよぉ…」

百田「おい、早くしろよ!」

入間「は、はいぃ!!」ピュー!!!

ゴロゴロゴロ



百田「…で、どうする?青組はどっちでもいけそうだから判断はそっちに任せるぞ」

茶柱「…どうします?王馬さん」

王馬「あ、オレに判断委ねちゃうの?」

>>686 大玉転がし、担ぐ方をやるか、転がす方をやるか

今日はここまでにします!くますみー
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 21:06:58.41 ID:ToizltY/o
転がす
687 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/18(土) 09:06:14.66 ID:ysVw4SMCO
王馬「そりゃまぁ…転がすに決まってるじゃん」

赤松「だよね」

茶柱「そうですね」

天海「…っす」

入間「とうぜ」

王馬「…」ギロ

入間「ひぃ!」

ゴン太「あの…が、頑張ろうね!」

白銀「うん、そうだね、絶対勝とうね!わたしも頑張るからさ!」

百田「あぁ!…だが、優勝はオレたちのもんだぜ?」

王馬「それはどうかなー?脳筋ばっかで頭固そうだからなー」

百田「なんだと!誰が脳筋だ!」

天海「安心してください。頭のいい俺がいるんで」

百田「……お、おう。そうか、期待してるぞ」

入間「自意識過剰なシスコンヤローだな!オレ様の方が天才だっての!ひゃっはー、オレ様つええええ!!」

赤松「入間さんも十分自意識過剰だよ…。…まぁ天海くんもどうかと思うけど」

天海「なんであんなこと言ってしまったんすかね?」

茶柱「知りませんよ!」

王馬「じゃ、本番も勝つぞー!えいえい、おー!」

オー! エ、ア、オー? ウン!! ヒャッハー!! ナン キエエエエイ!!

王馬「もう、バラバラじゃん!」



王馬「さて…時間はまだ少しありそうかな」

@誰かのところにいってみるか(人物指名)

A疲れた、もう休もう…

Bその他自由記述

>>688 @〜Bの中から選択してください
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 09:07:16.30 ID:RC1x5G4ZO
1 相手チームを見に行く
689 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/18(土) 12:12:36.00 ID:ysVw4SMCO
王馬「相手チームを見に行くか…」

百田「お、視察か?オレも行くぜ」

王馬「えー、百田ちゃんがいるとそのダサダサヘアーでバレちゃうよ!」

百田「どこがダサダサヘアーだ!いかしてんだろうが!」



コソコソ

東条「……」

真宮寺「………」

星「………………」

夢野「ん、んあー!!…無理じゃな」プルプル

王馬「…あっちも大玉を担ぐと届かないみたいだね」

百田「ああ、確かに真宮寺と東条の背はけっこうあるが、星と夢野は…小さいもんな」

王馬「差が大きすぎたね…となると」

赤組:真宮寺、東条、星、夢野 →大玉を転がす
白組:春川、アンジー、キーボ、最原→大玉を担ぐ

王馬「って感じになりそうだね」

百田「ああ。…星はどのみち大変そうだけどな」

王馬「そもそも前見えないよね、大玉で」

百田「まぁ…なんとかするだろ」

春川「よし、いくよ」

アンジー「えい、えい、おー!」
690 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/18(土) 12:18:55.17 ID:ysVw4SMCO
キーボ「…よいしょ…っと。4人で持ってもけっこう大変ですね…」

最原「アンジーさん、大丈夫?届く?」

アンジー「んー?なんとかねー」

春川「いい?せーの走り始めるよ。せーのっ!」タタタ

最原「わっ!春川さん、早いっ!早いっ!!」

アンジー「あー落ちちゃうよー」

キーボ「危機感ゼロですね!?」

ゴロゴロゴロ…

春川「しっかりしなよ、あんたたち…」

アンジー「ねー、今日は神さまが調子悪いみたいだからもうやめないー?」

キーボ「もう少し頑張りましょうよ…」

春川「…はぁ」

最原「…なんかさ」

春川「…なに?」

最原「意外だった。春川さんがこんなに一生懸命になるなんて…やっぱり百田くんのおかげ?」

春川「…うっさい。殺されたいの?」

最原「はは…じゃあ、練習再開しようか……赤組待たせちゃってるし」

春川「そうだね。百田たちに負けるわけにはいかないし」

百田「…ハルマキ」

王馬「けっこうやる気みたいだね、オレたちも負けてらんないよ」

百田「ああ…そうだな!」
691 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/18(土) 12:21:29.83 ID:ysVw4SMCO


真宮寺「あァ、ようやく来たみたいだヨ」

春川「遅くなって悪いね、はい」」

東条「大丈夫よ、あとは私たちに任せて頂戴」

星「さて……おい、大丈夫か?夢野」

夢野「…んあ?別に緊張してなぞおらんぞ?」プルプル

茶柱「あぁ…夢野さん…!頑張ってください!」

王馬「うわっ、いつの間にきたの、茶柱ちゃん」

茶柱「フレー!フレー!夢野さーん!」

百田「夢野しか眼中にねーみたいだな」

ゴロゴロゴロ…

東条「夢野さん、大丈夫?無理はしないで。自分のペースで走って」

夢野「う、うむ…」

東条「…星君、失礼だけど前は見えてるかしら」

星「…安心しろ、なんとなく分かる」

東条「そう…真宮寺君は大丈夫そうね」

真宮寺「特に問題はないヨ」

東条「このままゴールまでいきましょう。かなりいいタイムが出るはずよ」

夢野「測っておったのか…?」ゼーゼー

東条「体内時計よ」

真宮寺「なんというか…さすがだネ」
692 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/18(土) 12:27:56.81 ID:ysVw4SMCO
王馬「あのチームは背のバランスは悪いけど東条ちゃんがいるだけあって、まとまりがあるね…」

百田「ああ。大玉転がし以外でも油断はできねーな」

茶柱「夢野さん…」

王馬(中々油断できない勝負になりそうだ)



−王馬の個室−

王馬「ふぅー、練習疲れたー!とかご飯食べてる間にもう夜だよー」

鉄屑「とーちゃん、お疲れさま。はいプァンタだよ」

王馬「ありがとー…ぷはぁ!うめー!」ゴクゴクプハー

鉄屑「オイラもオイル飲もうっと!…ぷはぁーうめー!!」ゴクゴクプハー

王馬(オイル飲むんだ…)


王馬「さて…」


@ん?誰かきた?

A誰かに会いに行こうかな(人物指名)

Bどっか行くか(場所指定)

Cその他自由記述

>>693 @〜Cの中から選択してください
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 13:37:14.56 ID:HN811cEJo
1
694 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/18(土) 17:19:29.90 ID:ysVw4SMCO
ピンポーン…

王馬「ん?誰かきた?」

ガチャ

キーボ「…」

王馬「…あ、キー坊」

キーボ「…こんばんは。少しキミと話したいのですが、今時間ありますか?」

王馬「いいよ、外で話そっか」

−中庭−

王馬「で、話ってなに?」

キーボ「ボクあれから考えたんです。自分のことを…」

王馬「え、自分語り始まっちゃう感じ?」

キーボ「………」ショボン

王馬「露骨に残念そうにするなよ。嘘だって!」

キーボ「自分の今までの記録を振り返ってたんです」

キーボ「それと、キミが昨日言ってくれたことを…」

キーボ「それで気付いたんです」

キーボ「自分の嫌いな部分は…全部、ボクの、唯一無二の大切なボクの一部だった…ということに」

王馬「…」

キーボ「…記録を辿っていたら昔、博士が言ってくれたことを思い出しました。キミと同じようなことを博士が言ってくれたんです」

キーボ「えっと、少し待ってください」

王馬「?」
695 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/18(土) 17:23:13.08 ID:ysVw4SMCO
カチッ ギュルギュル… カセ、ハカセ!!

王馬「…?」

キーボ『はかせー!』ドシッ

王馬「うわ!こんな機能あったんだ!」

飯田橋『ぐふっ…キーボ、突進するのは止めなさい…その、重いから』

キーボ『ご、ごめんなさい…ボク、ロボだもんね…』

飯田橋『いや、いいんだよ…それがお前らしさだから。どれ、少し顔を見せておくれ』

キーボ『…?』

飯田橋『…立派になったなキーボ』

キーボ『えへへ…』

飯田橋『どれ、そろそろ中学生になるからお前の体もバージョンアップしてやらんとな』

キーボ『本当!?やったー!』

飯田橋『そうだ、そろそろ敬語の勉強もしておこうか。ロボだからといってばかにされないようにするためにね』

キーボ『うん!ボク頑張る!…あ、頑張ります!』

飯田橋『私に対しては敬語じゃなくてもいいんだよ。私はキミの親なのだから』

キーボ『うん、博士!』

飯田橋『…キーボ』

キーボ『なに?』

飯田橋『お前はきっと将来自分がロボであることに悩み苦しむだろう』

飯田橋『でもこれだけは覚えておくんだよ。キーボはキーボのままでいいんだよ。自分らしくいればいいんだ』
696 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/18(土) 17:25:46.87 ID:ysVw4SMCO
キーボ『うーん……?』

キーボ『博士…ボクよくわからないよ』

飯田橋『ふふ…今はそれでいい。じゃあそろそろ勉強を始めようか』

キーボ『うん!ボク頑張って人間みたいになる!』

ギュルギュル…カチ

王馬「…」

王馬「その頃から録音機能あったんだね…」

キーボ「そこですか!?」

王馬「いい人じゃん、博士」

キーボ「…ええ、ボクの…お父さんですから、当然です」

王馬「立派だよね。息子はこんなにポンコツなのに…」

キーボ「…もう突っ込みませんよ」

キーボ「ボク、決めました」

王馬「なにを?」

キーボ「今までずっと拒否してきましたが、バージョンアップをしてもらいます。ボクの研究教室にある備品を使って」

王馬「お!ついにロケットパンチ!?」

キーボ「…いいかもしれませんね。カッコいいですし、ね」

王馬「にしし…やっと人間の少年の気持ちが分かってきたみたいだね!」

キーボ「ええ。でも、人間に近づくための努力も続けていきます」

王馬「…そっか」
697 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/18(土) 17:28:11.42 ID:ysVw4SMCO
キーボ「ボクは、ボクにできることをやっていきます。ボクにしかできないこともあるはずだから…」

キーボ「ボクがロボットであることは、ボクらしさ…ですよね。ようやく…ようやく、受け入れることができました。本当にありがとうございました」

王馬「別にいいよ。だってオレはロボットと…キーボと友達になりたかっただけだから」

キーボ「…!初めて、普通にボクの名前を呼んでくれましたね」

王馬「…たまにはこういうのも、つまらなくないだろ?」

キーボ「…そうですね」

王馬「じゃあ、はい」スッ

キーボ「なんですか、その手は?」

王馬「オレたちもう友達、でしょ」

キーボ「…そうですね。こうやって分かりあえましたもんね」スッ

ギュッ!!

王馬「にしし…相変わらず冷たい手だね!」↑1

キーボ「またロボット差別ですか!?…ロボット差別もいつか絶対なくしてみせます!」

王馬「いいよ、やれるもんならやってみなよ!」


☆キーボの絆が深まった!!


キーボ「あ、これ…渡しますね」

王馬「これは…!かつてカジノの景品として売られていたキーボのパーツ!?」

王馬「え、っと…脱ぎたてホヤホヤ?いや、ロボに温もりなんてないか…」↑1

キーボ「脱ぎたてなわけないじゃないですか…」


☆キーボのパーツを手に入れた!
698 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/18(土) 17:32:00.80 ID:ysVw4SMCO
王馬「…」

王馬「キーボ」

キーボ「?なんですか?」

王馬「これからもよろしくね!」

キーボ「ええ、よろしくお願いします。…ロボット差別はお断りですがね」

王馬「にしし!それは無理だなー」

キーボ「全く…」

王馬(しばらく、どんな風にバージョンアップするか話し合った)



−王馬の個室−

王馬「ふー…」

鉄屑「とーちゃん、なにかいいことあった?」

王馬「ん?なんで?」

鉄屑「とーちゃん、なんかいい顔してる!」

王馬「鉄屑…」

王馬「なんか気持ち悪い」

鉄屑「ガーン」
699 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/18(土) 17:40:48.74 ID:ysVw4SMCO
       ☆25日目終了☆

☆全員との絆の深めた!
☆真エンディングへのフラッグをゲットした!

        ☆26日目☆

王馬小吉
Lv.100 ランク: ロボット差別王

☆現在のモノクマメダル:190枚
☆現在のコイン:1028枚

トーチャン!トーチャン!!

王馬「なんだよ鉄屑……あぁ、朝か…」モゾモゾ

鉄屑「とーちゃん!」

王馬「うるさい…なに?」モゾ…

鉄屑「なんかね、朝起きたらこんなのがあった!」パタパタ

王馬「なにこれ…旗?見た感じは死亡フラッグとかと似てるけど…」

王馬「…」フム…

鉄屑「なんだろーね?」

王馬「さぁ。なんなのか知らないけど…」

王馬「ふんっ!」バキッ

鉄屑「お、折っちゃったー!?」

王馬「この旗が何を意味しているのかとか、そもそも意味があるのかなんて知らない…けどなんか気に入らないなー」

王馬「それに…フラグ建てられるのは好きじゃないんだよねー。自分で建てた方がつまらなくないでしょ?」

鉄屑「ちょっとオイラよく分かんないです」

王馬「どうせ、置いたのはモノクマだろうけど…こんなものオレにはいらないっての!」

鉄屑「さっすがとーちゃん!そこにシビれる!あこがれるゥ!」

王馬「さて…」

@誰かに会いに行くか(人物指名)

Aどっか行くか(場所指定)

Bすることないな…(スキップ)

Cその他自由記述

>>700 @〜Cの中から選択してください
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 17:45:43.05 ID:1kRreE+40
2 食堂
701 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/18(土) 18:33:59.60 ID:ysVw4SMCO
王馬「食堂に行くか…」

−食堂−

王馬「おっはよー!」

東条「おはよう、王馬君」

キーボ「おはようございます」

赤松「おはよう!」

最原「……あ、おはよう」フワァ

東条「今日は和食かしら、それとも洋食?」

王馬「今日は和食の気分だなー」

東条「分かったわ、すぐに用意するわね」スタスタ

最原「ふわぁ…眠い…」

赤松「うーん、ビンタしたら目が覚めるかな?」

最原「覚めた!もう覚めたから!」

赤松「あはは、冗談だよ」

キーボ「…わりと本気のトーンに聞こえましたが」

王馬「最原ちゃんが早起きなんて珍しいよねー、明日は大雨だね!」

赤松「え、それは困るなぁ。だって明日は運動会だもん」

最原「…今日は、連弾を朝からやろうって約束してたから…ふわぁ」

赤松「もうまたあくび…ふわぁ」

王馬「にしし、赤松ちゃんってばあくびが移ってるでやんのー!…ふわぁ」
702 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/18(土) 18:43:35.42 ID:ysVw4SMCO
赤松「王馬くんも移ってるじゃんか…」

最原「あくびが移るって本当なんだね…」

キーボ「…」

王馬「あ、キーボはロボットだからあくびが移ることないよねー」↑1

最原「…?」

キーボ「放っておいてください!」

赤松「…あれ?なんか王馬くんたち−−」

東条「お待たせしたわね、今日は味噌汁にお握り、卵焼きに、焼き鮭よ」

王馬「わーいママの手料理だー!」

東条「毎日毎日ママ、ママって…飽きないのかしら?」ヤレヤレ

王馬「うん、全くね!」パクパク

東条「…今日のおやつは無しよ」

王馬「そんな!?」ガーン

キーボ「え、毎日おやつもらってるんですか?」

赤松「私も東条さん手作りのおやつ食べたい!」

東条「ごめんなさい、今のは冗談よ…でも、赤松さんが食べたいというのなら今日作るわ」

赤松「ほんと!?えっと、じゃあ…ピアノの形をしたチョコに、ピアノの形をしたパン!」

キーボ「え…っと、さすがに冗談ですよね?赤松さんでもそんな冗談言うんですね…」

王馬「うーん、オレの嘘センサーには反応してないね!」

最原「え、本気!?」
703 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/18(土) 18:53:27.14 ID:ysVw4SMCO
赤松「ピアノの形をしたパンは冗談だよ?」

東条「…ということは、ピアノの形をしたチョコは本気ということね?」

赤松「夢だったんだよね…」ポワー

キーボ「可愛らしい夢ですね」

赤松「キーボくん…ちょっとだけバカにしてるでしょ」

キーボ「え!?そんなことありませんよ!?」

東条「赤松さん」

赤松「ん?」

東条「貴女のその夢叶えさせてもらうわ!メイドの名にかけて!」

赤松「ほんと!?やったー!」

王馬「じゃあ、じっちゃんの名にかけるのは最原ちゃんだね!」

最原「え、なんで?」

キーボ「あ、ボク知ってますよ!あの有名な漫画に出てくる言葉ですね!」

最原「知らないな…それに僕のおじいちゃん、普通だし」



赤松「はー、今日美味しかったー!いつもありがとう、東条さん」

東条「いいのよ。これがメイドの仕事だもの」

最原「でも、朝ごはんくらいなら僕たちでも用意できるのに…」
704 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/18(土) 18:56:50.13 ID:ysVw4SMCO
王馬「東条ちゃん、暇だと死んじゃうもんねー?嫌いなもの休日でしょ?」

東条「…そうね」

キーボ「ですがたまには疲れもとらないと体が持ちませんよ?体を壊してしまったら、メイドどころではありません

東条「安心して頂戴。そこは上手くコントロールしているから」

王馬「キーボはホントに壊れちゃうけどね」↑1

キーボ「むぐぐ…!」

赤松「…?なんかふたりともやっぱり…」

最原「王馬くん、キーボくんのことちゃんと名前で呼ぶようになったんだね。あだ名じゃなくてさ」

王馬「にしし!さっすが最原ちゃん!腐っても探偵だね!」

赤松「もう、最原くんはちゃんと探偵してるよ!?…ここでは、その機会がないだけだよ」

キーボ「まぁ物騒なことなんてなくていいですけどね…」

赤松「へっ?…そういうつもりじゃなくて落とし物とかそういう意味で言ったんだけど…」

キーボ「…!あ、そ、そうですよね!ボクってば変なことを…すいません、忘れてください」

東条「確か以前は”キー坊”と呼んでいたわね?…まぁ詮索するつもりはないけれど」

王馬「詮索してもいいんだよー?だって、オレたち友達になっただけだもんねー!」

キーボ「ま、まぁそうです…ね」テレッ

赤松「今までは友達じゃなかったの?てっきり友達だと思ってたんだけど」

キーボ「え!?」

最原「うん、仲良さそうだったよね」

東条「仲が良い…というよりは王馬君が一方的にキーボ君を弄っていたように見えていたわね」
705 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/18(土) 19:00:01.38 ID:ysVw4SMCO
キーボ「東条さんの言う通りです!ボクは一方的にロボット差別を受けていただけです!」

赤松「でも、今もあんまり変わらなくない?」

王馬「そうだそうだ!」

最原「さっきも弄られていたしね…」

王馬「そーだそーだ!」

キーボ「た、確かに…!」ハッ

王馬「ソーダソーダ!…ママー、ソーダ飲みたくなってきた!」

東条「我慢しなさい」

王馬「ちぇー…まぁいろいろあってでベストフレンドその2になったんだよ」

最原「その2…なんだ」

キーボ「な、な…!!ボクのことは遊びだったんですか!?」

赤松「そ、そうなの!?」

王馬「いや、なんでそうなるの!?」

キーボ「ふふ…冗談ですよ」

東条「迫真の演技だったわね」

王馬「まぁその2っていうのはホントだけどね」

キーボ「え!?…あ、確かにボクの最初の友達は最原クンでしたね」

最原「え?あぁそうだね…」

キーボ「なぜ反応が薄いんですか…?」

赤松「ま、まぁまぁ!もうこれだけ毎日一緒にいるんだからみんな友達!でしょ?」

王馬「まぁ…そうかもね」

王馬(しばらくみんなと談笑した…)

王馬(さて…)


@一旦部屋に戻ろっか

A誰かと話そっか(赤松、キーボ、最原、東条の中からひとり)

Bその他自由記述

>>706 @〜Bの中から選択してください
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 20:02:13.84 ID:1QUklJGAo
2 東条
707 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/18(土) 20:24:10.30 ID:ysVw4SMCO
赤松「あ!そろそろ行こっか、最原くん!」タタタ

最原「うん、そうだね。ごちそうさまでした、東条さん」タタタ

キーボ「ボクもちょっと用があるので、この辺で失礼します。では…」スタスタ…

王馬「…」

東条「…一気に静かになったわね」

王馬「そうだねー」

東条「王馬君は、どこかへ行かないの?」

王馬「んー暇だし、こんな時間でほとんどの人寝てるでしょ?だから、東条ちゃんとおしゃべりしよっかなーって」

東条「そう…私も今は用事がないことだしつきあうわ。…せっかくだしなにか飲む?」

王馬「にしし!ソーダで!」

東条「ここ、ソーダないのよね…」

王馬「プァンタはあるのに!?」



王馬「しっかしさー、東条ちゃんも変わったよねー」

東条「…?どういうことかしら」

王馬「いやだってさ、ここに来たばっかりのころの東条ちゃんはこういう飽き時間とかできたら絶対別の仕事してたでしょ?」

王馬「それが今じゃ、オレとこんな風におしゃべりしてくれるなんてねー、人って変われるもんだね!」

東条「そうね…確かに、以前はこういう風にあなたと話そうなんて思ってなかったわ」

東条「いつも依頼として受け取っていたばかりだったから…」

東条「…ふふ、あの頃の私はまだまだ未熟だったわね。頭が固かったわ」

王馬「今でも十分固い…あ、なんでもないです」
708 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/18(土) 20:30:24.17 ID:ysVw4SMCO
東条「でも…」

王馬「ん?」

東条「…………」

東条「あなた、だから…」

王馬「え?」

東条「…王馬君だからこそ、一緒にこうして話したい…」

王馬「それって、どういう」

東条「…………」

東条「ふふ…」

王馬「??」

東条「なんてね」ニコ

王馬「えっ?」

東条「あなたがいつも嘘ばかりついてくるから私も嘘をついてみたわ」

王馬「えー!?ひどいよ、東条ちゃん!嘘はオレの専売特許なのにさー!」

東条「さすがにあなたには負けるけれどね…あなたは本当に嘘が上手だもの」

王馬「…」

王馬「にしし!でしょ?オレには誰も敵わないよ、東条ちゃんも…ね」

東条「…」

東条「…そろそろ、みんなが起きてくる時間ね。おしゃべりもここまでにしましょう」トケイチラッ

王馬「うん、そうだね!紅茶ごちそうさま!じゃーねー」ヒラヒラ

王馬(………)
709 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/18(土) 20:32:32.50 ID:ysVw4SMCO
スタスタスタスタ…

ガチャバタン

東条「…」

東条「…本当に、あなたは嘘が上手ね…」


−王馬の個室−

王馬「……」ボー

鉄屑「とーちゃん!とーちゃんってば!」

王馬「……」ボー

鉄屑「反応してよ〜。枝を鼻に突っ込んじゃうよ?」ソロー

王馬「それはオレの専売特許」ボカッ

鉄屑「あいて!」

王馬「はぁ…気にしても仕方ない、か」


王馬(さて…)

@誰かに会いに行くか(人物指名)

Aどっか行くか(場所指定)

B寝る(時間スキップ)

Cその他自由記述

>>710 @〜Cの中から選択してください

今日はここまでにします!くますみ〜
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 20:45:01.03 ID:p3EpUDIvo
1春川
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 20:37:15.09 ID:UsGid0MeO
キルミーが何の嘘に勘付いたのか気になるなあ…
712 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/24(金) 20:00:48.02 ID:3m2rwLzkO
>>711

キルミーが思わせ振りなことを言っているのに、王馬が???と向けられている好意に気付かないふりをしていた、つまり嘘の表情をつくっていた…ということにキルミーが気付いたって意味です…自分でも何言ってるのか分かんなくなってきた…分かり辛くてすみません

それでは少し再開します
713 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/24(金) 20:02:37.05 ID:3m2rwLzkO
王馬「春川ちゃんにでも会おうか、ちょっと気になることある−−−」

ピンポーン

王馬「…誰かな」

ガチャ

春川「…」

王馬「わお、春川ちゃんが来るなんて珍しいこともあったもんだねー」

春川「…ちょっと、話があるんだけど。今、いい?」

王馬「別にいいけど」

春川「…誰にも聞かれたくないからあんたの部屋、入らせて」

王馬「オ、オレの部屋にー!?」ナンダッテー

春川「安心しなよ、別にとって食いはしないからさ」

王馬「普通、オレが食う方じゃない?…まぁ、いいけど。どーぞ」

春川「お邪魔しま………汚い」

グチャァ…

春川「あんたさ、たまには掃除しなよ。なんだったら東条にでも頼むとかさ…」

王馬「それはちょっと…」

春川「座る場所もないじゃん……ん?」

鉄屑「こんにちはー春川さん」

春川「…あんた、こんなのまで飼ってたの?」

鉄屑「飼われているっていうか、とーちゃんのもとで暮らしているっていうか」

春川「……」ウワァ…

王馬「引いた目で見ないでよ、海より浅い事情があるんだよ」

春川「…」
714 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/24(金) 20:06:34.78 ID:3m2rwLzkO


王馬「で、話ってのは?…実はさオレもそろそろキミと話がしたいと思ってたんだよ」

春川「…へぇ。奇遇だね」

王馬「それなのにキミの方からやってくるなんてねー!オレたち、運命の赤い糸で結ばれてるのかな?」

春川「…は?何言ってんの、あんた…」

王馬「あぁごめんごめん、春川ちゃんは別の人と結ばれたいのかな?」

春川「…私を怒らせようとしているのかどうか知らないけど」

春川「そんな安い挑発には乗らないからね」

王馬「はいはい…じゃ、本題に入ろうか。率直に言うけどキミ、何か嘘ついてるよね。それもキミの才能関係…どう?合ってる?」

春川「うん…間違いないよ。私は”超高校級の保育士”じゃない。本当は…」

春川「…」

春川「”超高校級の暗殺者”…これが、私の本当の才能…」

王馬「ふぅん…ま、やっぱそっち系だったか」

春川「思ったより…驚かないんだね?」

王馬「オレさ、たまに思ってたんだよね、春川ちゃんって人殺しのような目をしてるな…って。最近はあんまりそういう目、してないけどね。…ま、もちろん全部嘘なんだけど!」

春川「…ふん、どうだか。…とにかく、私が言いたかったのはこれだけ」

王馬「でもさー、なんで急に話す気になったの?みんなの様子からして全員に話したわけじゃないみたいだけど」

王馬「ま、最初に打ち明けたのはオレじゃないでしょ?百田ちゃんとか、最原ちゃんあたりにはもう言っているのかな?」

春川「……うん、あいつらにはもう言ったよ。他のみんなにはこれから言うつもり」

春川「他のやつよりも先にあんたに言ったのは…逃げてちゃだめだと思ったから」
715 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/24(金) 20:12:43.35 ID:3m2rwLzkO
王馬「逃げる?何から?」

春川「あんた、私のこと嫌いでしょ?私の才能こと薄々気づいてたくせに、わたしを煽るようなことばっか言ってたから…ま、私のあんたのこと嫌いだけど」

王馬「ひどいなぁ、オレ春川ちゃんのこと大好きなのになー」

春川「でも、あんたに言うのを後回しにしたって、逃げてるだけだと思ったから。あんたとはちゃんと向き合わないといけないって思ったから……」

王馬「…」

王馬「そっかー、そっかそっかー!」

王馬「ね、人を殺すのってどんな気持ち?楽しい?悲しい?気持ち悪い?」

春川「は?………楽しいわけ、ない」

王馬「なるほどねーじゃあさ、何のために暗殺してたの?殺したいから?それとも誰かのため?」

春川「…!違うッ!私は…私は……あいつらの……!」

王馬「誰かのため、か。でも人を殺したことには変わりないよねー」

春川「……ッ!わ、私、は…」

王馬「…オレ、殺しは嫌いなんだよねー、だってつまらないでしょ?別に死体が好きとかそういう趣味もないし…」

春川「私だって…好きで……」

王馬「春川ちゃんは同情が欲しくてホントのこと言ったんじゃないでしょ。オレはかわいそうだね、とか同情の言葉をかける気はないよ」

春川「…そうだね。私もそんな言葉がほしくてあいつらに本当のことを言ったんじゃない」

春川「……だけど、あんたは何がしたいわけ?なんであんなこと聞くの?」
716 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/24(金) 20:16:41.15 ID:3m2rwLzkO
王馬「んー?春川ちゃんがなんのために殺してるのか聞きたいなーって思っただけだよ。…殺しはオレの信条に反するからね」

春川「…そう、これがあんたと向き合うってこと、なんだね」

王馬「向き合うことはできても一生分かり合えることはできないと思うけどね」

春川「…分かってる。でも、受け入れられなくても前に進まないといけないから…ね。それくらい、覚悟はできてる…」

王馬「随分前向きになったんだねー。百田ちゃんの力は偉大だなー」

春川「…王馬」

王馬「なに?」

春川「私はきっとここから出ても、暗殺を続ける。続けなきゃいけない」

春川「今までは、この事実から目をそらしていた…でも、もう逃げない。ちゃんと向き合う」

春川「たとえあんたにどう思われようと、ね。だって私はこんな生き方しか知らないから」

王馬「………」

春川「…それだけ。言いたいのは」クルッスタスタ

王馬「春川ちゃん」

春川「……?」

王馬「最近、キミが人殺しの目をしてない…ってのはホントだよ。真宮寺ちゃんほどじゃないけどオレも中々人を見る目はあるんだ」

春川「………」

王馬「…ま、特に意味はないけど…さ。どうせここから卒業したら、キミはまた人殺しの目に逆戻りするだろうし?」

春川「……………」

王馬「でも、卒業するまでの間は…よろしくね」

春川「…」

春川「………ん」スタスタ

ガチャバタン…

鉄屑「」

鉄屑「ぷはぁ!春川さんの殺気怖かったよ…思わず息を止めちゃってたよ!」

王馬「元から息してないでしょ」

鉄屑「…」

鉄屑「ハッ、そうだった…」
717 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/24(金) 20:22:18.54 ID:3m2rwLzkO
王馬「昼か…そういえば、運動会ってもう明日?早いなー…今日はなにするんだろ?」

王馬「ま、なんでもいっか。さっさとグラウンドに行こう」

鉄屑「いってらっしゃーい」

−グラウンド−

王馬「で、今日は何すんの?」

天海「今日は開閉会式の練習っす」

王馬「えーめんどくさいよー!」

アンジー「開閉会式…ってなんだ?」

王馬「偉そうにしてるやつらの話を聞く会だよ」

アンジー「主は言いました…はしょっていいのでは、と」

天海「はは…まぁ校長先生とかPTA会長とかいないんでその辺ははしょるっすよ」

白銀「学園長なら地味にいるけどね…」

赤松「モノクマが勝手に言ってるだけだからスルーでいいよ…」

最原「…となると、あまりやることはなさそうだね」

茶柱「えっと、国旗掲揚…校歌って歌うんですか?」

夢野「校歌などないじゃろ…」

真宮寺「学園っていうわりには、全く学園らしくないよネ」

ゴン太「あ!ゴン太図書室で調べたんだ!せんしゅせんせいもやるんだよね?」
718 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/24(金) 20:26:47.76 ID:3m2rwLzkO
天海「そうっすね…それは団長さんに任せるっす」

春川「選手宣誓までやらないといけないの?…団長って思ったより面倒だね」

茶柱「まぁまぁ、頑張りましょうよ、春川さん!」

真宮寺「まァ、4人だし台詞量も少ないと思うヨ」

百田「うっし任せろ!あとで打ち合わせな、オメーら!」

キーボ「あとは…準備運動ですかね?」

入間「は?んなめんどーなこと誰がするかよ!テメーらで勝手にやっとけ!」

東条「…入間さん。準備運動を怠ると怪我に繋がるわ。あなたがやらないというのなら無理矢理にでも準備運動をさせるわよ」

入間「な、なんだよメイドババァの癖によ…」

星「東条はあんたを思って言ってるんだ。たまには、素直に言うこと聞いたらどうだ?」

入間「……チッ。しゃーねーな。今回だけだぞ。その代わりあとでプリン作れよ、プリン!バケツサイズな!」

東条「ええ、任せて頂戴」

王馬「ちなみに準備運動は普通にするの?」

最原「普通って?…あぁ、確かに運動会のときだけラジオ体操とかやったな…」

赤松「うん、私も!つい張り切り過ぎちゃって隣の人と手がぶつかっちゃったなー」

王馬「そーそー!どうする?ラジオ体操ならみんな知ってそうなもんだけど」

天海「そうっすねぇ…ラジオ体操にしましょうか」

茶柱「懐かしいですね!転子は子供の頃、毎日ラジオ体操してましたよ!」

夢野「ウチはめんどいから夏休みには毎朝サボっておったわい」

アンジー「えっとーさっきから言ってるラジオ体操ってなんだー?アンジー知らないよー」

白銀「あー…知らない人、ここにいたね」

ゴン太「えっと、ゴン太もラジオ体操ってもの、よくわからない…」

ゴン太「ラジオを持って体操するの?」

アンジー「あー、それはやりたくないねー」

白銀「地味に…どころか全然違うよ!?」
719 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/24(金) 20:28:51.14 ID:3m2rwLzkO
天海「じゃあ、あとで俺が教えるっすよ」

ゴン太「ホント!?ありがとう、天海君!」

アンジー「おーそうか、そうかー。手取り足取り頼むぞー蘭太郎」

茶柱「天海さん…練習にかこつけてアンジーさんに変なことしたら許しませんからね」

天海「しないっすよ…」

百田「並びはどうする?」

天海「あーじゃあ、組で別れて……」



王馬(しばらく開閉会式の練習をした…)

王馬(時間がまだ余ってそうだけど…)

@誰かと話そうか(人物指名、複数可)

A部屋に戻る

Bその他自由記述

>>720 @〜Bの中から選択してください
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 20:39:56.14 ID:HBmnDdZf0
➀血液型がB型のキャラ(東条以外のキャラの人)
721 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/24(金) 20:54:27.99 ID:3m2rwLzkO
久々にゲーム起動した…
キルミー除いて星くん、天海、転子の3人で問題ないですよね?

血液型トークとかしようかな…そういえば作者もB型です(どうでもいい)

それでは今日はここまでにします、くますみー

そういえば、以前キルミーと恋人になってほしいという方がちらほらいらっしゃいましたので、キルミー告白イベントをたまにボーッと考えているのですが、需要ありますか?ありましたら、書こうと思います。今度こそくますみー


722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 21:03:29.23 ID:djUWpJGTo
需要あります!!
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 21:08:56.35 ID:tqOP1WeY0
見たいです!
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/24(金) 22:04:52.58 ID:tSqfj4ZSO
振られるのが見えてるから見たくない
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 22:18:21.20 ID:HBmnDdZf0
間違いありませんよ
この三人であっていますよ
おぉキルミーの恋人の話を見たいです!
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 22:19:00.22 ID:HBmnDdZf0
間違いありませんよ
この三人であっていますよ
おぉキルミーの恋人の話を見たいです!
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 06:11:32.93 ID:AR0HQSnHO
Ifの話なら見たいけど、本編になると修羅場になるからなぁ
Ifなら是非見たい
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 16:42:18.64 ID:v4v7P5iYO
おれはてっきりキーボの誕生日のときみたいに別の世界での話になるかと思ってたんだがどうなんだ?
別の世界なら全然おkだけど、この世界でだったら嫌だな
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 17:25:59.71 ID:iZ71sbSmO
IFのキルミールートならめっちゃ見たい
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 17:29:17.04 ID:+VdmviSS0
IFでいいからミルキーエンド見て見たい
731 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/29(水) 18:58:59.73 ID:4vaelOQlO
キルミー大人気!私も好き!!
というわけで書いてまいりました…の前に一応注意ですが、これは別の世界であったかもしれない話、つまりifのお話になりますので本編のお話ではありません。修羅場になるもんね。

再開します!まずはB型ーずから
732 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/29(水) 19:00:59.39 ID:4vaelOQlO
王馬「あれ、珍しい組み合わせがいるな…おーい」

天海「あ、王馬君。どうもっす」

王馬「男嫌いの茶柱ちゃんが男子と話しているなんて、明日は雪が降るねー」

星「おいおい、縁起でもねーこと言うんじゃねぇ」

天海「ははっ、そうなったら雪合戦、すかね?」

茶柱「……転子だって男死と話すことくらいあります…幸いここの男死は世間の男死と比べるとほんの少し、ほんのすこーしはましですので!」

王馬(なんでだろう。ここまでくるとツンデレにも見えてくる、不思議)

星「明日の運動会について話してただけだ」

王馬「ふぅん…でもこの組み合わせ、なーんか見覚えが…」

天海「うん?なにか共通点でもあるんすかね?」

茶柱「はぁ?意味分からないことを言わないでください。男死と共通点なんてあるわけないじゃないですか!」

王馬「ふむ…」モノパッドポチポチ

星「なんだ…?」

王馬「あー分かった!B型だ!この3人B型なんだ!」

天海「へぇ…そんな共通点があったんすね」

星「…かなりどうでもいい共通点だな」

茶柱「キエエエエイ!男死と血液型が一緒なんて嫌です!他にB型の方はいないんですか!?」

王馬「えーと…あ、東条ちゃんもB型だね」
733 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/29(水) 19:07:47.14 ID:4vaelOQlO
茶柱「ではこの男死ふたりを消せばB型なのは転子と東条さんだけになるんですね…」

星「おいおい…この世に何人B型のやつがいると思ってんだ?」

天海「こればっかりはもうどうしようもないっすよ…」

茶柱「ぬぐぐ…仕方ないですね…諦めます…」

王馬「ちなみに、オレはA型だよ!」

星「聞いてねーよ…」

茶柱「転子が男死にB型だからお前は貧乏と言われたことがあります」

星「…ふん、俺もよく言われたもんだぜ。ま、俺は貧乏でもなかったし気にしちゃいねーがな」

茶柱「転子はその男死を返り討ちにしました!」

王馬「いい笑顔だね」

茶柱「褒めてもなにも出ませんよ?」

王馬「褒めてねーよ」

天海「B型が貧乏っすか…俺は言われたことないっすね…」

王馬「だよねー、天海ちゃんって見るからに金持ちっぽいもん!」

天海「はは、そうっすかね?」

星「高そうな服着てるしな…」

天海「一応服にはこだわるタイプなんで…」

茶柱「…天海さんは制服を着崩して女子にナンパしそうですね!」

天海「いやーこれでもちゃんと着てるっすよ?今はこんな格好っすけどね。あとナンパはしないっす」
734 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/29(水) 19:10:32.18 ID:4vaelOQlO
王馬「制服をきちんと着ててもピアスつけてる時点で校則違反かもしれないけどね!」

茶柱「そうですよ、高校生たるもの服装身だしなみはきちんとせねば!」

星「いや…ここにいるやつら大概おかしな制服の着方してねーか?」

王馬「うんうん、オレが一番真面目だよねー!」

茶柱「はぁ?あなたのどこが真面目なんですか。その足の…なんかピらピらしたものとか…まぁ頭から爪先まで変ですが」

王馬「ひっで!おしゃれだよ、おしゃれ!」

星「それがか…?最近のおしゃれってやつはよく分からんな…」

天海「いやぁ…お腹を出してる茶柱さんもどうかと…お腹壊してしまうかもっすよ?」

茶柱「なななっ!?転子のお腹をじっくり舐め回すように見てるなんて…これだから男死は!」

茶柱「これは動きやすいんです!男死を蹴散らすための制服なんです!!」ブンッブンッ

天海「そ、そうっすか…あの、殴ろうとしないでください」シュッシュッ

王馬「んーこの学園の中で一番ちゃんと制服を着てる人と言えばー…」

星「そうだな…赤松、最原、獄原…あたりか?」

茶柱「夢野さんもですね!春川さんや白銀さん、東条さんも…きちんと制服を着こなしていると思います!」

天海「夢野さんは、あの帽子が気になるっすけどね…」

王馬「まさか…あれが本体!?」

茶柱「馬鹿言わないでください!夢野さんは全体が本体です!」

王馬「それ、当たり前じゃん…」
735 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/29(水) 19:13:27.31 ID:4vaelOQlO
星「真宮寺や百田や夜長、入間…は少し特徴的か?…俺もか」

茶柱「アンジーさんと入間さんは露出が多いですね…あれでは飢えた野蛮な男死がいやらしい想像をしてしまいますよ」

星「しねーよ…」

天海「俺は風邪引かないか心配っすね」

王馬「そもそも興味ないし」

茶柱「…なぜでしょう。たまーに男死の方がまともに見えます、たまにですがね」

星「あとは…キーボか、まぁ…あいつはな…」

王馬「キーボはそもそも服を着る必要ないもんねー!」

茶柱「…ということは、キーボさんは常に露出しているということに…!?…まぁロボットですから問題ないですね」

王馬(しばらくみんなと制服について話した…意外と盛り上がったね)

天海「いやぁ、たまにはこういう話も面白っすね」

王馬「みんなもオレを見習ってきちんと制服着ようね!」

星「じゃあ俺は戻るぜ」スタスタ

茶柱「転子もそろそろ夢野さんとお茶をする時間です!」タッタッタ

王馬「スルーなんてひどいよおおぉぉぉおお!!」ヴィエエエエン

天海「安心してください、お兄ちゃんがいるっすよ」グッ

王馬「あ、鉄屑のゴミ出し行かなきゃ」ダダダ

天海「あっ…」

王馬(部屋に戻った…)



王馬(さて、夜か…)


@誰かに会いに行く(人物指名)

Aどっか行く(場所指定)

B寝る(キルミーの告白イベント…の夢を見る)

>>736 @〜Bの中から選択してください
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/29(水) 20:18:44.49 ID:RfdK/QZvo
1夢野
737 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/29(水) 20:51:12.54 ID:4vaelOQlO
王馬「夢野ちゃんに会いに行くか…」

―中庭―

王馬(外の空気でも吸いに行くか…)

王馬「…ん?あれは…」

夢野「んあー…」

王馬(夢野ちゃんが藤棚の下のベンチに腰かけていた)

王馬(にしし、驚かしてやるか)

王馬「やっ、夢野ちゃん」

夢野「んあ!?…王馬か、驚かすでない…ちびったではないか」

王馬「こんな夜中になにやってんの?満月でも見て狼になるつもり?」

夢野「ならんわ!…というか、今晩は満月ではないじゃろう」

王馬「え?そんなの見て分かるじゃん」

夢野「…」

王馬「となり、いい?」

夢野「…好きにせい」

王馬「はーい、好きにしまーす」ストン

夢野「…」

王馬(なんか話そうか…)

王馬「>>738


久々にセリフ安価。ネタがないわけでは決してない。決して…
とりあえず今日はここまでにします!くますみー
キルミーの話いつしよう?翌日はやっと運動会なわけですが、その前に消化しておいた方がいいですかね?
738 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/11/29(水) 20:52:57.45 ID:4vaelOQlO
ミスった!訂正します!


王馬「夢野ちゃんに会いに行くか…」

ピンポーン…シーン

王馬「いないな…外かな?」

―中庭―

王馬(いるかなー…)

王馬「…ん?あれは…」

夢野「んあー…」

王馬(夢野ちゃんが藤棚の下のベンチに腰かけていた)

王馬(にしし、驚かしてやるか)

王馬「やっ、夢野ちゃん」

夢野「んあ!?…王馬か、驚かすでない…ちびったではないか」

王馬「こんな夜中になにやってんの?満月でも見て狼になるつもり?」

夢野「ならんわ!…というか、今晩は満月ではないじゃろう」

王馬「え?そんなの見て分かるじゃん」

夢野「…」

王馬「となり、いい?」

夢野「…好きにせい」

王馬「はーい、好きにしまーす」ストン

夢野「…」

王馬(なんか話そうか…)

王馬「>>739
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 00:58:24.98 ID:/TODv1pNO
よーっし!何か恋人っぽいことしようか!
740 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/07(木) 22:49:32.81 ID:dVapd02UO
王馬「よーっし!何か恋人っぽいことしようか!」

夢野「なんじゃ、急に…そういえばウチら恋人じゃったな」

王馬「ちょっと…忘れるとかひどくない?」

夢野「んあ…仕方ないじゃろ…お主、ウチの好感度を上げきったらさっさと他の者の好感度を上げに行っておったのじゃからな…」

王馬「夢野ちゃん……それ以上言ったら消されるよ?」

夢野「ん、んああ…!?な、何にじゃ…!?」ブルブルブル

王馬「嘘だけどね!」

夢野「んあー!また嘘か!チビりかけたではないかー!」

王馬「さっきチビったんだからもうでないでしょ」

夢野「麗しき乙女になんてこと言うんじゃ…」

王馬「麗しき乙女はチビったとか言わないよ?っていうか、もうチビったかチビってないかはどうでもいいよー!恋人らしいことしようよー!!」

夢野「どうでもよくなどな……確かにこれに関してはどうでもいいのぅ」

夢野「…で、恋人っぽいこととはなんじゃ?」

夢野「…や、やはりあんなことやそんなことをするのか…?」カァ

王馬「なに考えてんのさ…明日、運動会だしそんなことするわけないじゃーん!」

夢野「そそそ、そうじゃな!うむ…」

王馬「ま、そうだね…こういうこと、とか?」スッ ギュッ

夢野「んあ!?てって、手を…!」

王馬「嫌?」

夢野「嫌なわけ…なかろう」ギュー

王馬「ちょっと、夢野ちゃんの握力すごいんだからそんなに強く握らないでよ…」

夢野「こんなにか弱そうに見える乙女であるウチの握力が強いと思うか?」

王馬「うん。怪力女に見える」

夢野「どこがじゃ!…お主、一々ムードをぶち壊さんと気が済まんのか?」

王馬「えーそんなことないよー?」

夢野「…まさか」

王馬「え?」
741 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/07(木) 23:00:27.08 ID:dVapd02UO
夢野「王馬よ…お主、照れておるのか?手を握って照れておるのか?ん??」ニヤニヤ

王馬「そ、っそそ、そんなわけないじゃーん!」

夢野「んあー…そうやって、すぐ嘘をつくから分からんのう…そんな反応をするということは…いや、逆にそれすらも嘘なのか?」

王馬「にしし!さぁどっちでしょう?」

夢野「…んあー!!分からん!ハッキリせんかい!…たまには正直になってもいいんじゃぞ…?」

王馬「…」

夢野「どうしたんじゃ…急に黙りおって」

王馬「…今までこんなことしたことないし、こんな気持ちになったこともないし…オレだって、照れるよ…」

夢野「んあっ!?…急に素直になったのぅ」

王馬「オレ、今すごくドキドキしてるよ。夢野ちゃんは?こんなんじゃドキドキしない?」

夢野「そ…れは」

王馬「…」ジー

夢野「お…」

王馬「お?」

夢野「…お、お主が…確かめればよいではないか」

王馬「え」

夢野「ほれ…ウチの心臓の音を聞いてみればよいじゃろ…」ドキドキ

王馬「え、えー…」

夢野「さ、さぁ!」

ドンッ!!!

王馬(そう言って無い胸を張る夢野ちゃん…)

王馬(っていうか、なんで急に大胆になったのさ!)

夢野(んあ〜!う、ウチはなんでこんなこと言ってしまったんじゃ!?)バクバクバク

王馬「…ホントにいいの?」

夢野「あ、当たり前ではないか…ほれ」

王馬「…分かったよ」ソロー

王馬「お邪魔…します」

王馬(…と、夢野ちゃんの胸に耳を当てる。こんなところ茶柱ちゃんに見られたら確実に殺される)ピト

王馬(あ…一応少しは胸あるんだな…まぁほぼないに等しいから心臓の音がよく聞こえるねー)

夢野「……んあ…」バクバク

王馬「…」
742 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/07(木) 23:04:05.80 ID:dVapd02UO
夢野「……どうじゃ」バクバクバク

王馬「…すっげーバクバクいってる」

夢野「…これで、分かったじゃろ。お主と共にいるだけでドキドキするんじゃ」カァ…

王馬「うん、よく分かったよ。…もう離れてもいい?」

夢野「んあ…もう少し、こうしていても構わんぞ?遠慮するでない」

王馬「あのさ…オレだって緊張くらいするんだからね」

夢野「…だったら、お主の心臓の音を聞いてもよいか?さすがのお主でも心臓の音までは嘘をつけんじゃろ」

王馬「…いいよ、さぁどうぞ!さぁ!」

夢野「…急に積極的になったのぅ…」ピトリ

王馬「…オレ、実は心臓無いんだよね」

夢野「嘘つけい、ドキドキ言ってるではないか」クスクス

王馬「はぁー全く…こんなのオレらしくないじゃん」

夢野「良いのではないか?そんなお主も…好きじゃぞ」

王馬「言ってくれるね。あとで100倍返しだよ」

夢野「んあっ!?」

王馬(しばらく夢野ちゃんと話した…)

夢野「…もうこんな時間か。そろそろ戻るかのぅ」

王馬「そうだね。明日の運動会で夢野ちゃんがすっころぶところを目に焼き付けなきゃいけないしね!」

夢野「ウチがす、すっころぶわけなかろう」

王馬「どうかなー?」

夢野「んああ…見ておれ。絶対に一位をとってみせるわ!」

王馬「はいはい、期待しておきますよ。んじゃ、おやすみ」スタスタ

夢野「うむ」テクテク

王馬(個室に戻ってそのまま眠りについた…)
743 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/07(木) 23:09:07.17 ID:dVapd02UO
今日は短いですがここまでにします。
ifキルミーイベントは運動会前に消化しておいた方がいいですかね?
とりあえずくますみーです
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 07:18:49.88 ID:Dpnre+aqO
キルミー早く見たいです
745 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/08(金) 16:58:57.27 ID:I/+OcsjWO
分かりました。では、キルミーイベントを先に消化します!
それで実は勢いでつい、2バージョン書いてしまったんです…

@メイド>>>恋愛…な感じのいつものキルミーバージョン

A恋愛>メイド デレデレキルミー、略してデレミーなバージョン

(Aの方がちょっと長めです)

先にどっちから見ますか?
20時くらいまで用事で離れるので、それまで多数決お願いします。人がいなさそうだったり意見なさそうだったりしたら20時過ぎごろに、@から始めます、ではまたあとで!
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 18:16:58.26 ID:N+NE6yFn0
両方楽しみ 1からで
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 18:19:26.00 ID:gNpiAK0E0
とりあえず1
デレはあとのお楽しみということで
748 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/08(金) 20:08:01.64 ID:I/+OcsjWO
再開します!では@からで

…ある日の夜

王馬「オレは……やっぱり、東条ちゃんのことが…」

王馬(…好き、だ)

鉄屑「とーちゃん?どうしたの顔があか」

王馬「ちょっと黙ろうか」ギュー

鉄屑「とーちゃ、苦しいよぉ…」ギュー

王馬「鉄屑、冷たい…ちょうどいい…」

鉄屑「え?えへへ…照れるな…」

王馬(もう、心の準備はできた。あとは…彼女に言うだけだ…好きだって)

−食堂−

王馬(東条ちゃん、いるかな…)ソロリ

東条「……〜♪」

王馬(いた!東条ちゃんの他には誰もいないみたい…っていうか誰もいない深夜だと、鼻歌を歌いながら作業してるの?…なんかかわいいな)コソコソ

東条「…〜♪………?そこ。誰か、いるの?」

王馬「たはー!さっすが東条ちゃん!ばれちゃったかー」スタスタ

東条「王馬君……こんな夜中に何の用かしら?依頼?」

王馬「依頼…じゃないけど、少し話がしたいんだ。あぁ、これが依頼になるのかな?」

東条「……分かったわ。少し待っていて頂戴。この仕事が終わったら、今日の仕事は終わりだから」

王馬「はーい」



王馬(東条ちゃんは待っている間に紅茶を淹れてくれた。ホント、気が利くよねー)
749 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/08(金) 20:13:46.25 ID:I/+OcsjWO


東条「ごめんなさい、待たせてしまったわね」

王馬「むしろかなり早いと思うんだけど…」

東条「当然よ。それで…あなたの話というのは?」

王馬「うん、えーっと…」

東条「…安心して頂戴。私はどんなことでも受け入れるわ、メイドだもの」

王馬「え?あぁ、うん」

王馬(まさか…気付いてるわけ?と、とにかく言わなきゃ…)

王馬「ごほんッ!」

王馬「…」

東条「…」

王馬「東条ちゃん、オレは…キミが好きだ」

東条「私も王馬君のこと、好きよ」

王馬「ホント!?じゃあ…」

東条「もちろん、ここにいるみんなも、好きよ」ニッコリ

王馬「!?」

王馬(違うそうじゃない!!漫画かよ!こんな勘違い、リアルであるの!?)

東条「でもまぁ…こうして言葉で言われると嬉しいわね、ありがとう」ニコリ

王馬「そ、そうじゃなくって!」

東条「……?」

王馬「女性として、東条ちゃんのことが好きなんだよ」

東条「え………」

東条「え……!!?」ボンッ

王馬「ふー…分かってくれた?」
750 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/08(金) 20:22:45.76 ID:I/+OcsjWO
東条「わ、私はてっきり、王馬君が私に、組織に入ってほしいと依頼するもの…かと…」アワアワ

王馬「…珍しいね、東条ちゃんがこんなに動揺するなんて」

東条「…私だって、人間だもの…その、動揺くらい…する、わ」アワアワ 

王馬「…そ、そっか」

王馬「で、改めて言うけど、オレはキミのことが好きだ」

王馬「オレの恋人になってほしい」

東条「……そう」

東条「では返事を返させてもらうわね」

王馬「も、もう!?さすがに早くない!?」

東条「あなただって、早い方がいいでしょう?」

王馬「そりゃそうだけどさー…」

東条「…」

東条「ごめんなさい…。あなたの恋人になることはできないわ…」

王馬「う……えっとさ、一応理由、教えてくれる?」

東条「…私はあらゆる主人に支えるためのメイド。そのメイドが一個人の恋人になるようなことがあってはならないのよ」

東条「……」

王馬「……」

王馬(オレには分かる。彼女は嘘をついてるって…)

王馬(…そっちがその気ならこっちも全力でいかせてもらう。簡単に諦めるなんて嫌だからね)

王馬「ふぅん、そっか…キミはそんなこと言っちゃうんだね…」

王馬「普段オレには嘘つくなーとか言ってる癖に、そんなオレの前で嘘ついちゃうんだね…?」

東条「……ッ。…どういう意味かしら?」

王馬「ひどいなーオレは、オレの本心をちゃんと言ったのに。東条ちゃんは東条ちゃんの本心言ってくれないの?」

東条「私も…私の本心を伝えたわ。嘘はついてない」
751 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/08(金) 20:34:09.48 ID:I/+OcsjWO
王馬「もう、また嘘ついたでしょ!」

王馬「はあ…オレの前で嘘をつくなんていい度胸してるよ……じゃあさ、依頼してもいい?…キミの本心を教えて」

王馬「オレへのホントの気持ち教えて。メイドだからって誤魔化さないで。それで、キミがオレのことを嫌いだって言うならオレはもう諦めるから…」

王馬(ま、諦めるなんて嘘、だけどさ)

東条「…ッ」

王馬「…?東条ちゃん?」

東条「……な…け」ボソ

王馬「え?」

東条「嫌いな…わけ、ないじゃない……」

東条「…好きよ、あなたのこと。もちろん恋愛的な意味で」

王馬「…!」

東条「…好きに決まってるじゃない。あなたはいつも私やみんなを困らせてきた。でも、同時にとても楽しませてくれた」

東条「こんにゃくを切れない私にアドバイスをくれたり、私を労ってくれた。あなたと一緒に映画を見たあの日もすごく楽しかったし、なにより嬉しかった…きっとあの日のことはずっと忘れないわ」

王馬「…だったら」

東条「…けどッ!」

東条「だけど!……私はメイドなの…私情に振り回されて、仕事が疎かになるようなことがあってはいけないのよ!」

東条「最近だってそう…あなたのことばかり考えて、仕事が全然手につかないときがある…」

東条「だから今度こそはっきり言わせてもらうわ。私はあなたのことが…好き」

東条「だけど付き合うことはできない。私はメイドとして、この思いを断ち切らないといけないの…ごめんなさい、本当に…」

王馬「…東条ちゃんの本心は分かった。だけどオレは、諦めない」

東条「やっぱり、諦めるって言ったのは嘘だったのね」

王馬「うん。諦めないよ。だって両思いなのに諦めるなんてつまらないでしょ?」

東条「だけど…それは無理よ。諦めて頂戴」

王馬「東条ちゃん、さっきオレに好きって言われてどう思った?」

東条「……言えないわ」

王馬「…依頼」

東条「…私にだって依頼を断る権利くらいあるのよ」

王馬「…つまんないの」

東条「……」
752 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/08(金) 20:45:14.45 ID:I/+OcsjWO
王馬「うーん、どうしようかなぁ」

東条「諦め、悪いのね」

王馬「当然じゃん。……あ、そうだ!」

東条「…?」

王馬「ねぇ東条ちゃん……」

東条「な、なにかしら…」

王馬「キミさ…オレのメイドになってよ」

東条「は………えぇ?なに、を言ってるの?」ポカン

王馬「だから…オレの、オレだけの、オレのためのメイドになってよ。あ、もちろん組織にも入ってもらうよ?」

王馬「キミさっき言ってたじゃん?組織に入ってほしいって依頼されるかと思っていたって。もし、そう依頼されてたらどうするつもりだったの?」

東条「………入る気、だったわ。他の仕事と平行しつつ、あなたの言う組織に入ろうと思ってたの」

王馬「やっぱりね!まぁ忙しいから平行するのはどっちみち無理だよ!だってオレの組織に入ったら最後。一生、組織の一員なんだからさ!」

王馬「…じゃあ、まずはオレの組織に入って?…そんで、オレのメイドになるんだよ」

東条「…いえ、あなたの組織に入ることと、あなたのメイドになることは話が違うわ」

東条「あなたの組織に入って、かつあなたのメイドになって私はあなただけに支えなければならなくなるわ」

王馬「だからーそれでいいんだよ」

東条「え?」

王馬「だって、オレのメイドになったらもう他の主人に支える必要ないでしょ?オレの側にいるでしょ?」

東条「…そもそも、あなたの組織に入るつもりはもうないのだけれど」

王馬「えー?オレは入った方がいいと思うなー。で、メイドになって、オレの恋人になってほしいなー」

東条「だから無理だと何度も…」

王馬「それも無理だよ」

東条「え…?」

王馬「…どっちみち自分の気持ち殺したままじゃ仕事が疎かになっちゃうよ。ね、いい加減自分の気持ちに素直になろうよ…」

東条「だめ…だめよ…私はいろんな主人の可能性を見たいの」

王馬「まだ言うの?…じゃあ、オレがどんなやつにも負けない、すごいものを見せてやるよ」

東条「…え?」
753 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/08(金) 20:58:03.38 ID:I/+OcsjWO
王馬「オレの組織は世界を牛耳ってる…だけどそれよりさらに上をいくつもりだよ」

王馬「オレはこんなにすごい可能性を秘めているのに、キミはそれを間近で見たくないの?」

東条「王馬君…」

王馬「ううん、こんなの言い訳にすぎないね…でもキミのこと好きじゃないとここまで言えない」

東条「私は…」

王馬「キミは自分の気持ちに嘘をついたままでいいの?オレは、自分の気持ちに嘘はつきたくないよ」

王馬「東条ちゃんにも嘘ついてほしくない…自分の気持ちに嘘をつくことは苦しいから」

王馬「キミに苦しんでほしくはない…だってオレは東条ちゃんのことが好きだから」

東条「…」

王馬「だから、もう一度言う。オレの…恋人になってほしい」スッ

東条「……私…は」

王馬(東条ちゃんに向かって手を差し出す。…これで断られたら今日は諦めよう)

王馬(だけど明日は諦めない。明日断られても明後日だって、いつだって諦めるつもりはない)

王馬「…」

東条「…」

王馬(静かに東条ちゃんを見つめる)

東条「…」

王馬(しばらく悩む素振りを見せて)

王馬(彼女はようやくオレの目を見つめ返した)

王馬(その目にもう迷いはなかった)

東条「…」

王馬(彼女はゆっくりと口を開け始めた。あとは、その口から発せられる言葉を待つだけだ)

王馬(…)
754 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/08(金) 21:04:20.85 ID:I/+OcsjWO
東条「もう…自分に嘘はつけないわね」

東条「だってこんなに苦しいんだもの。恋ってこんなに恐ろしいものなのね」

王馬「でも、つまらなくないよ?」

東条「……ふふ、そうかもしれないわね。あなたといると、いつも楽しいもの」

東条「ねぇ、王馬君…私、今日は少しだけ素直になってもいいかしら?」

王馬「…うん」

東条「ありがとう、王馬君。…こんな私だけど、あなたの恋人にさせてください」ギュ

王馬(東条ちゃんがオレの手を握ってくる。それに答えるようにオレも握り返した)

王馬「にしし…もちろんだよ!」ギュウ

東条「……ふふ、ありがとう」ギュウ
755 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/08(金) 21:19:44.83 ID:I/+OcsjWO

王馬「でさ、もちろんオレのメイドになってくれるんだよね?」

東条「それは…」

王馬「オレはオレ以外の人に東条ちゃんが支えるなんてやだなー…あ、ここにいる間はいいよ?みんなキミに頼りっきりだしね!」

王馬「だけど外に出たあとは、ずっとオレのメイドでいてよ。ずっと、ずーっとさ!」

東条「……」カァ…

王馬「ちょっと…なんで赤くなってんのさ?」

東条「だって…その言い方だとまるで…プ、プロポーズ…みたい、じゃない…」カァ…

王馬「……」ポカン

王馬「あははは!そんな風に捉えちゃうなんてかわいいなぁ、東条ちゃんは!」

東条「…よく言うわ、あなたも照れてる癖に」

王馬「そんなことないよー?…そーだ、聞きたいことがあるんだ。…今、幸せ?」

東条「ええ…とても。さっき告白されたときも…とても嬉しかったわ。ありがとう…」

王馬「…にしし!」

東条「そういえば…あなたのことはなんと呼べばいいのかしら?」

王馬「え?」

東条「あなたのメイドだから…王馬様、とか?」

王馬「やだよ、はずかしいじゃん…そういうプレイが好きなの?」

東条「そんなわけないでしょう。冗談よ…ただの」

王馬「だよねー!…うーん、でも、それも悪くないかも…」

東条「え?」
756 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/08(金) 21:20:28.40 ID:I/+OcsjWO
王馬「え、嘘だよ?」

王馬(それも嘘だけど)

東条「…」

東条「…あ、もうこんな時間ね…」

王馬「ん?…あぁ良い子はもう熟睡してる時間だね。…そろそろ寝ようか?」

東条「えぇ。…ねぇ王馬君。私は忙しいから、あなたと過ごせる時間は少ないわ…それこそ夜しか時間がないときもある」

東条「それでも、私と一緒に過ごしてくれる?また、この間みたいに映画を見たり私の紅茶を飲んだりしてくれる?」

王馬「愚問だね、当然じゃん。たとえどんなに夜遅くなっても、キミと一緒に過ごす時間はほしいよ」

東条「…ありがとう」

王馬「それより東条ちゃんこそ平気なの?次の日しんどくない?」

東条「私は平気よ、むしろ王馬君と一緒に過ごせた方が頑張れるわ」

王馬「照れるなー!そっか…うん。…えと、じゃあ今日は、もう寝よっか」

東条「ええ、名残惜しいけど…おやすみなさい」

王馬「うん、おやすみ。また明日ね」

東条「ええ、とびっきり美味しいご飯を用意するわ」ニコッ

王馬(そんな東条ちゃんの微笑みに見つめながら寄宿舎に戻った)

王馬(こうして東条ちゃんと晴れて恋人になった…)






757 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/08(金) 21:25:45.57 ID:I/+OcsjWO
@はここまでです、お付きあいいただきありがとうございました。

Aの方ですが、今とても眠たいので、すみませんが明日更新します…
それでは、くますみなさい
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 00:31:08.87 ID:JWMiZ2Af0
乙 キルミー可愛いデレミーも期待
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 01:03:27.36 ID:8XBBh1iPo


夢野派には悪いがやっぱりキルミーだな。あんまり見かけない組み合わせだから新鮮
オネショタとメイド属性を一度に二つ満たせるゴージャスな組み合わせだ
760 : ◆hq9TfeeMlAP9 [sage]:2017/12/09(土) 20:01:57.69 ID:9SfFnsSkO
>>758
ありがとうございます!デレミーバージョンも喜んでもらえると嬉しいです

>>759
普段あんまり見ない組み合わせっていいですよね
私もなにかに目覚めそうです…

それではAの方から更新していきます!
761 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/09(土) 20:03:32.81 ID:9SfFnsSkO
王馬「オレは……やっぱり、東条ちゃんのことが…」

王馬(好き…なんだな)

鉄屑「とーちゃん?どうしたの顔があか」

王馬「ちょっと黙ろうか」ギュー

鉄屑「とーちゃ、苦しいよぉ…」ギュー

王馬「鉄屑、冷たい…ちょうどいい…」

鉄屑「え?えへへ…照れるな…」

王馬(もう、心の準備はできた。あとは…彼女に言うだけだ…好きだって)

−食堂−

王馬(東条ちゃん、いるかな…)ソロリ

東条「……〜♪」

王馬(いた!東条ちゃんの他には誰もいないみたい…っていうか誰もいない深夜だと、鼻歌を歌いながら作業してるの?…なんかかわいいな)コソコソ

東条「…〜♪………?そこ。誰か、いるの?」

王馬「たはー!さっすが東条ちゃん!ばれちゃったかー」スタスタ

東条「王馬君……こんな夜中に何の用かしら?依頼?」

王馬「依頼…じゃないけど、少し話がしたいんだ。あぁ、これが依頼になるのかな?」

東条「……分かったわ。少し待っていて頂戴。この仕事が終わったら、今日の仕事は終わりだから」

王馬「はーい」



王馬(東条ちゃんは待っている間に紅茶を淹れてくれた。ホント、気が利くよねー)
762 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/09(土) 20:04:21.76 ID:9SfFnsSkO


東条「ごめんなさい、待たせてしまったわね」

王馬「むしろかなり早いと思うんだけど…」

東条「当然よ。それで…あなたの話というのは?」

王馬「うん、えーっと…」

東条「…安心して頂戴。私はどんなことでも受け入れるわ、メイドだもの」

王馬「え?あぁ、うん」

王馬(まさか…気付いてるわけ?と、とにかく言わなきゃ…)

王馬「ごほんッ!」

王馬「…」

東条「…」

王馬「東条ちゃん、オレは…キミが好きだ」

東条「!?」

東条「…………」

王馬「……」

東条「…………………」

王馬「…………………」アセ

東条「………………………………………」

王馬(聞こえなかった…わけじゃないよね?)

東条「あ…ごめんなさい、…えっと、…少し思考が停止していたわ」

王馬「あ、聞こえなかったわけじゃないんだね、うん、よかった…」
763 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/09(土) 20:10:24.88 ID:9SfFnsSkO
東条「その……嘘、じゃない…のよね?」

王馬「こんな嘘つくわけないじゃん…」

東条「…そ、そう…」

東条「……そう…なの」

王馬(そう言うと東条ちゃんは口元に手を寄せ、顔を背けた)

東条「…」プイ

王馬「えっと…東条ちゃん?」

東条「今、私の顔を見ないで頂戴。…その、いろいろとひどいから…」カァ…

王馬「えー、隠しきれてないよ?耳まで真っ赤だよ?」

東条「…〜ッ!」

王馬「ね、東条ちゃん。返事聞かせてもらえない?今すぐ!」

東条「…あとじゃ駄目かしら…」

王馬「ダメ!今すぐ!」

東条「…分かったわよ」

王馬(そう言うと東条ちゃんはオレに向き直り)

東条「王馬君、…私もあなたのことが、す、す……す…」

王馬「す?」

東条「好き……よ」プイ

王馬「もー、ちゃんとオレの顔見て言ってよー!」

東条「無理よ…だって、顔がにやけてしまうもの…」

王馬「にやけた東条ちゃんもかわいいよ?」

東条「…もう、あなたって人は…!!」カァ
764 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/09(土) 20:15:29.69 ID:9SfFnsSkO
王馬「でも意外だなー東条ちゃんってこんなに照れるんだね?」

東条「私だって、一人の女性なのよ。好きな人に告白されたら嬉しいと思うのは当然のことよ」

王馬(しばらく、東条ちゃんは悶絶していたが、ようやく落ち着きを取り戻し、いつもの口調でそう言った)

王馬「ふーん、そっかそっかー!」ニヤニヤ

東条「に、ニヤニヤしないで…」

東条「……でも、本当に嘘みたい…まだ実感がわかないわ」

王馬「嘘…じゃないよ?」スッ

王馬(東条ちゃんの側に寄り、その手を握る…)ギュッ

東条「…!」

王馬「ほら、ちゃんと握ってるでしょ?暖かいでしょ?夢とか嘘じゃないよ、ホントだよ」ギュー

東条「そう…ね。ええ、とっても暖かい…」ギュー

王馬「で、もちろんオレたち恋人になるんだよね?」

東条「…そうね。でも私はメイドとしての仕事もあるからあなたとの時間をあまり作れないかもしれないわ…」

王馬「いいよ、そうやってみんなために一生懸命働く東条ちゃんが好きなんだし」

東条「王馬君……。…ありがとう」ニコ

王馬「でもさー無理しないでよ?」

東条「平気よ、あなたとこうしているだけで元気が沸いてくるもの」

王馬「にしし!そっかー、じゃあまた映画でも見よっか?この前みたいにさ」

東条「えぇ、それも悪くないわね」

王馬「夜の秘密デートって感じだね!」

東条「ふふ、本当はあまり健康に良くないけれど、少しくらいならお菓子を食べてもいいわよ?」

王馬「オレは、東条ちゃんを食べたいなー。…なーんて」

東条「…もう、また嘘をついて」マッカッカー

王馬「にしし!…これは嘘、じゃないよ?」

東条「え…え?」アワアワ

王馬(にしし、慌てる東条ちゃんもかわいいねー!)


765 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/09(土) 20:18:19.85 ID:9SfFnsSkO


東条「王馬君…ここから出たあとの話なんだけれど」

王馬(しばらく話していると、突然東条ちゃんがそう切り出した)

東条「私…王馬君のメイドになりたいの」

王馬「うんう……うん!?」

東条「もちろん、他の主人に仕えたいという気持ちもあるわ」

東条「…でもそれ以上に、あなたともっと一緒にいたい…離れたくないの」ギュウ

王馬(そう言うと、東条ちゃんは握っていた手をさらに強く握った)

王馬「…うん。じゃあ、オレのメイドになって。メイドだろうと恋人だろうと一緒にいられればそれで構わないよ」

東条「…王馬君、ありがとう。ふふ…私情であなたひとりだけに仕えるなんて、私はもうメイドの名を語る資格はないのかもしれないわね…」

王馬「そんなことないと思うけどなー?だってメイドを止めるわけじゃなくて、オレのメイドとして、オレに仕えてくれるんだからね」

王馬「だからキミはメイドを名乗っていいんだよ?」

東条「ありがとう、あなただけのメイドになるわ」ニコ

王馬「まぁ、どっちみち他の主人のところに行かせるつもりはなかったけどね」

東条「そ、そうなの……」カァ

王馬(そこで照れるんだ…オレまで照れてくるじゃん…)

王馬「…っていうか、主人とそれに仕えるメイドの燃えるような恋なんて、つまらなくないね!」

王馬(照れてるのがバレないように明るい口調で誤魔化す)

東条「私たち、もう恋人じゃない」クスクス

王馬「う…そうだけどさー!なんかそういうシチュエーションって、盛り上がらない?」

東条「うーん…ちょっとよくわからないわ」

王馬「えー…」

東条「でも、あなたらしいと言えばあなたらしいわね」

王馬「にしし、そう?」

東条「ええ。でも、照れてるの誤魔化さなくてもいいのよ?」

王馬(ば、バレてた…)
766 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/09(土) 20:21:08.18 ID:9SfFnsSkO

王馬「くっそー、バレてたかー」

東条「また、そうやって誤魔化す…」

王馬「…」

王馬(このままだと、いろいろ露呈してしまいそうだよ…!オレのペースに持っていかなきゃ)

王馬「でもさー東条ちゃんも大胆だよねー」

東条「え?」

王馬「……東条ちゃん、オレだけに仕えるってどういうことか分かってる?」

東条「…?」

王馬「ずっと、ずーっと、オレに仕えるってことはずっと一緒にいるってことだよ?…一生、ね」

東条「あ…」カァ…

王馬「にしし、東条ちゃんってば大胆なプロポーズだなー!」

東条「……うぅ」カァ

王馬「にししー!」

王馬(これで男としての威厳は保たれ)

東条「じゃ、じゃあ…毎日、美味しい味噌汁を作るわね。あなたのメイドとして、恋人として…あ、こうなるともう夫婦なのかしら…」カァ

王馬「え、…あ、よろしくお願いします…?」

東条「…やっぱり、王馬君も照れてるじゃない…」

王馬「うるさいなー…」プイ
767 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/09(土) 20:23:14.42 ID:9SfFnsSkO
東条「あ、突然なんだけど、あなたのメイドとしてあなたのことを王馬様って呼んだ方がいいかしら。それとも小吉様?」

王馬「ホント突然だな!…っていうか、どっちもやだよ…様なんて柄じゃないしー」

王馬「…でも名前で呼んでほしい気持ちはあるかも」

王馬「…ね、斬美ちゃん?どう?」

東条「……!照れる…わね」カァ

王馬「オレの名前も呼んでほしいな
ー、斬美ちゃん!」

東条「…こ、小吉君…」マッカッカー

王馬「…」

東条「小吉君?」

王馬「……うん、いいね!いいよ、いい!斬美ちゃん!」アハハハ

東条「…!調子にのらないの!」カァ

王馬「んー?なに、怒ってるのー?斬美ちゃん?」

東条「…もうッ!」プイッ

王馬「怒んないでよー。オレのこと名前で呼ぶの嫌…?」

東条「嫌ではないけど…あまりからかわないで。こういうこと初めてなんだから…」カァ

王馬「ごめんねー、かわいくってつい」

東条「……私のこと、これからも名前で呼んでくれるのなら許すわ」

王馬「そんなこと?呼ぶに決まってるじゃん!もちろん、みんなの前でも…」

東条「あと、みんなの前では止めて頂戴…だって照れるじゃない」カァ…

王馬「たはー!注文が多いねー!ま、いいけどさ」

王馬(オレもさすがにみんなの前だと恥ずかしいし…)

東条「…じゃあ、許すわ。小吉君」

王馬「にしし、東条ちゃんもオレのことちゃんと名前で呼んでよ?」

東条「…えぇもちろん」


768 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/09(土) 20:36:36.47 ID:9SfFnsSkO


東条「あ…そろそろ、寝ないと明日支障が出るわね」

王馬「えーまだいいじゃん!まだ1時だよ!?」

東条「もう1時よ。…それに、メイドの朝は早いの」

王馬「うーん、それならしょうがないかー」

東条「…小吉君。今日は本当に、本当に嬉しかったわ…ありがとう」

王馬「にしし、オレも嬉しいよ!…じゃ、一緒に寄宿舎まで行こっか?」

東条「ええ」



東条「………」

王馬「じゃ、おやす…」ガシッ

王馬「…えっ?」

王馬(突然、斬美ちゃんが手を握ってきた…)

東条「やっぱり…」

王馬「…?」

東条「やっぱり…今晩はあなたとずっと一緒にいたい……小吉君」カァァ…

王馬「え…?」

東条「…一緒にいてほしい。朝まで側にいてほしいの…」

東条「朝、目が覚めて、あなたがいたら、ようやく夢じゃないって実感できるの」

王馬「夢…?これは夢じゃないよ、斬美ちゃん」

東条「分かってるけど…まだ、少しだけ夢なんじゃないかって怖くて…だめ…かしら?」

王馬「……」

王馬「え、えっと…」

東条「…」

王馬「うん、いいよ。…えと、じゃあ…オレの部屋…だめだ、鉄屑いる…」

東条「…なら、私の部屋でいいわ」

王馬「…あ、うん」

王馬(これは…あれだよね、あっちの意味じゃないよね?)
769 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/09(土) 20:37:53.50 ID:9SfFnsSkO
東条「…さ、入って…」ガチャ

王馬「お、お邪魔しまーす…」

王馬(斬美ちゃんの部屋は、彼女の性格通り綺麗でこざっぱりしていた。あちこちに掃除道具もみられる)

東条「……」

王馬「斬美ちゃん?」

王馬(なぜか部屋に入ったとたん斬美ちゃんが固まっちゃったから顔を覗いてみると)

東条「……」カァー

王馬(またもや顔を真っ赤に染めていた)

王馬「ちょ、どうしたのさ!?キミが一緒にいたいって言ったんじゃん!そんな顔されたら…」

東条「ご、ごめんなさい、あの…別にそういうことをしたいわけじゃないのよ?あの…本当にただ側にいてほしくて…あぁ、私ってば…」カァァ

王馬「よし…もう寝ようか」

王馬(ここは修学旅行のような気持ちでいよう)

王馬(一晩耐えろよ、オレ)

東条「そうね…あ、枕はあなたが使って」

王馬「えー、一緒に使おうよ!」ボフッ

東条「小吉君…シワがつくわ。ベッドに飛び込まないで」

王馬「にしし、ごめんなさーい」

東条「もう…電気、消すわよ?」

王馬「うん」
770 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/09(土) 20:40:34.57 ID:9SfFnsSkO
カチ

王馬(一瞬で真っ暗になる…斬美ちゃんの顔はよく見えない。お互いの呼吸音だけが聞こえる)

王馬(しばらくして)

ギュゥ…

東条「……すぅ…すぅ…ん」

王馬(もう寝たんだ…だけどオレに抱きつかないで!耐えられる自信ない!)

王馬「…」

王馬(段々暗闇に目が慣れてきたな…斬美ちゃんの顔もはっきり…)

東条「んぅ……すぅ…すぅ…」モゾモゾ

王馬「……」

王馬(頑張れ、オレ)

※1時間後…

王馬(寝れない…寝れるわけがない)

東条「…」スースー

王馬(寝れないから目の前の斬美ちゃんの顔を眺めてみよう)

東条「……」スースー

王馬(改めて見ると、斬美ちゃんの顔、綺麗だな…すごく滑らかだ…起きてないよね?)スッ ナデ…

東条「……」スー

王馬(それに唇なんかも…)ゴクリ

東条「……」スー

王馬(いや、寝込み襲うなんてダメだろ。悪の総統がこんなこと言うのもあれだけど)イヤイヤ
771 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/09(土) 20:45:37.32 ID:9SfFnsSkO
東条「…」ス-

王馬(でも…)チラ

東条「…」

王馬(ちょっとくらい、いいよね…)スッ

王馬「……」

王馬(そっと斬美ちゃんの唇にキスした…)

東条「………」

王馬(ごめん…)

王馬「……」

東条「……」

王馬(起きてない…よね!?でもさっきから寝息が…聞こえない…!?)サァー

王馬「…斬美ちゃーん?寝てる?寝てる…よね?」

東条「…す」

王馬(す?)

東条「…す、すー。すー。」カァ

王馬(わざとらしい!!なんで起きてんの!?オレのせいか!オレのせいですよねー!)

王馬(あぁー!もう!寝よう、さぁ寝よう!)

王馬「ぐ、ぐーぐー!」

東条「…ウウ」モンゼツ

王馬(こうして、斬美ちゃんと恋人になった…)


王馬(斬美ちゃんの朝は早い。オレがようやく寝てから2時間もしないうちに彼女が起きて、オレは自分の部屋に戻ったあとも結局よく寝れなかった話はどうでもいいから割愛ね)
772 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/09(土) 20:54:41.04 ID:9SfFnsSkO
デレミーここまでです!…いかがでしたでしょうか?

明日からはようやく、ようやく運動会です!
ずっと更新遅めでしたが、これからはなるべく早く更新したいなぁ…

それでは今日はここまでにします、くますみー!
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 22:13:26.08 ID:vdbBCsbVo
デレミー良かったよ。乙!
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 16:08:19.70 ID:3UVC2w89O
組み合わせが新鮮で面白かった!
775 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/10(日) 20:28:46.76 ID:khMujR9lO
>>773 >>774
ありがとうございます。喜んでもらえて嬉しいです!またこういう機会があれば是非やりたいですね

それでは更新再開します!
776 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/10(日) 20:37:51.88 ID:khMujR9lO
         ☆27日目☆

王馬「ふわぁ…」

鉄屑「おはよう、とーちゃん!」

王馬「ん」

王馬(今日は…27日目だ。運動会を楽しもう…)

鉄屑「お弁当はオイラ…じゃなくて東条さんが作ってくれたよ!」

王馬(鉄屑が作ったとしても食べないよ)

―中庭の運動場―

王馬「おはよーキーボ」

キーボ「あ、王馬クンおはようございます。今日は晴れてよかったですね!」

王馬「にしし!そうだね。よぉーし!オレがてっぺんとってやるぞー!」

キーボ「とるのはキミではなくチームのみなさんと共に、ですがね」

王馬「一々、うるさいロボだなー」

キーボ「な!それはロボ」

天海『みなさん、運動場に整列してください!』キーン

王馬「音でかいって!」

天海『…すいません、あんまりこういう機械を使ったことないんで…』

キーボ「…大声を出さなければいいだけの問題では?」

王馬「確かにそうだね。…まぁ行こうか」

キーボ「そうですね…」
777 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/10(日) 20:45:21.86 ID:khMujR9lO
※現在の並びはこんな感じ

      天海

赤組   白組    青組 黄組
星    アンジー  赤松 王馬
夢野   キーボ   入間 茶柱
東条   春川    百田 白銀
真宮寺  最原       ゴン太



天海「今から、才囚学園第一回運動会、開会式を開催します。一同、礼…」

王馬(いち、に、さん…と)ペコリ

天海「では、各団長は前へ」

ザッザッザ…

茶柱「宣誓!」

春川「私たち選手一同は日頃の練習の成果を発揮し…」

真宮寺「これまで支えてくれた(姉さんと)、仲間たちの期待に応えるため」

百田「正々堂々競技を行い、全力を尽くすことを誓うぜ!」


天海「国旗掲揚、生徒のみなさん、並びにモノクマたちは、国旗に注目してください」

天海「……」

天海「あの、アンジーさん?国旗掲揚してください」

アンジー「…っは!にゃははー、うっかり寝てたぞー!」タッタッタ

一同「……」;

♪〜♪〜キミガヨ

アンジー「…この歌なんだ?」

最原「国歌だよ!?」

王馬(ぐだぐだだな…)

天海「…直れ」

天海「これで、開会式を終わります。一同、礼」

王馬「いやぁ、長い校長の話ないから楽でいいね!」ボソッ

赤松「しゃ、しゃべっちゃだめだって!」ボソッ
778 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/10(日) 20:54:35.11 ID:khMujR9lO
天海「では、プログラム一番、準備運動です。体育委員長は前へ」

王馬「え、体育委員長って誰?赤松ちゃん知ってる?」ボソ

赤松「う、ううん、初耳だけど…」ボソ

「はい」

王馬「!?」

赤松「あれは…!?」

王馬「そんな…まさか…」

真宮寺「体育委員長の真宮寺です。よろしくネ」

王馬「真宮寺ちゃんかよ、スゲーぜんっぜん似合わねー!っていうか、茶柱ちゃんとかの方が適任じゃないの?」

茶柱「断りました。だって、前に出てみなさんの見本になるなんて恥ずかしいじゃないですか…!」

赤松「あ、恥ずかしいんだ…」

真宮寺「じゃあ、今日はラジオ体操第一をやるヨ。みんなしっかり体を動かすように」

王馬「せんせー!ロボットに準備運動って必要ありますかー!?そもそも筋肉とかないですよねー!?」↑1

キーボ「こんなときまでわざわざロボット差別しなくていいですって!」

真宮寺「一応、キーボ君も動いてくれる?…キミだけ動かないとなると、周りのみんなも動きづらいだろうし…」

キーボ「言われなくても動きますって!なんなんですか、全く…」

真宮寺「あ、ちなみにラジオ体操は英語だヨ」

赤松「英語!?」

ゴン太「ええっ!?ゴン太、せっかくラジオ体操の練習したのに…英語はちょっとしか分からないよ!?」

白銀「あ、ちょっとは分かるんだね」

真宮寺「じゃあ、始める
ヨ」ポチッ
779 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/10(日) 21:00:09.93 ID:khMujR9lO
テーンテンテテテテテッテーンテンテテテテテッテレテレテレテレテレテレテン…

ラジオ『Raise your arms and stretch your back…』

夢野「んああ…!何語じゃ!?」

真宮寺「英語だヨ」ブンッブンッ

百田「なんだ、テメーら。こんなの楽勝だろ?」ブンッブンッ

春川「ああ…あんた一応宇宙飛行士だったもんね」ブンッブンッ

百田「なんで過去形なんだよ!」

最原「そうだった、英語も話せるんだったね」

百田「テメーら、オレのことバカにし過ぎだろ!!」

最原「し、してないよ!言葉のあやだよ!」

入間「ケッ。天才はラジオ体操なんてやらねーんだよ!」

茶柱「ダメですよ、入間さん!準備運動はきちんとしないと!」ブンッベシッ

入間「いてっ!当てんじゃねーよ!当てるのはテメーの胸だけにしやがれ!」

キーボ「入間さんが動かないせいですよ…準備運動をさぼって怪我をしたら元も子もありませんよ?」

茶柱「そうですよ!さあ、入間さん!準備運動しましょう!さぁ!!」ベシベシ

入間「あ、あぁん!両脇から責められるぅ…!」

キーボ「へ、変な声を出さないでください!」

アンジー「にゃははー楽しいねー」クネクネ

王馬(アンジーちゃんだけ全く違う動きをしてる…)

ラジオ『one two three …』

夢野「んあ…わんつーすりーしか分からんわい…」

星(それはそれですげーな)ブンッブンッ



真宮寺「これでラジオ体操は終わりだヨ」
780 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/10(日) 21:07:53.88 ID:khMujR9lO
天海「プログラム一番、準備運動でした」

天海「次はプログラム二番、借り物競争です…が、準備があるので生徒会のメンバーはあつまってください」

天海「それ以外のみんなは…えーっと、ちょっと休憩しててください。各自、水分補給を忘れないようにしてほしいっす」



王馬「…よいっしょ…っと!これでおしまい?」

赤松「そうだね。…そういえば、借りる物は誰が決めたの?」

天海「東条さんと俺とアンジーさんで考えたっす」

王馬「えー、アンジーちゃんが…?大丈夫かなぁ」

赤松「変な物に当たりませんように…」



王馬(こうして、借り物競争は始まった。一組目は、真宮寺ちゃん、百田ちゃん、最原ちゃん、ゴン太だ)

最原「あ、ちなみに1位は10点、2位は8点、3位は5点、4位は2点だよ」

王馬(誰に向かって言ってるんだ)

赤松「じゃあいくよー!よーい…スタート!」

パンッ ダダダ…ワーワー

白銀『さぁ始まりました!実況はわたくし、白銀つむぎです!バックミュージックも流すぜい!』ポチ

夢野「テンション高いのぅ…」

『〜♪』ジャンジャンジャンジャーンジャーン…

王馬(なんだこれ)

『夜の校舎の真ん中でヘェ…ココロ踊らせ待ち続けてたァ…』

王馬「うわ、なんていうかネットリボイスだなぁ」

キーボ「ボクはけっこう好きですね」

王馬「ロボのくせに歌もまともに歌えない音痴なキーボの趣味なんか聞いてないよ」↑1
781 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/10(日) 21:14:54.98 ID:khMujR9lO
キーボ「な!」

王馬「っと、運動会でも活躍ゼロであろう、こけても怪我をすることのないキーボの相手はそこまでにしてゴン太の応援しなきゃ」↑1

王馬「ゴン太ー!!全員吹き飛ばしてでもいいから一位とれよー!!」

キーボ「なん」

天海「それは俺のセリフっす!俺の決め台詞を奪わないでください!!」

アンジー「へぇー蘭太郎の決め台詞は変わってるねー」

春川「変わってるとか以前に意味不明なんだけど」

ワーワー

『ボクのすべてをキミに捧ぐゥ…』



ゴン太「ゴン太…負けない!!」ドドドドドド

百田「おまっ…はやすぎだろ!」ドドド

真宮寺「まァ…ゴン太君だしネ…でも今回は足の早さで、勝敗が決まるわけじゃないし、まだ可能性があるヨ」タタタ

最原「……はぁっ、はぁ…なんで…みんな…しゃべりながら…走れるんだよ……」タッタッタ
782 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/10(日) 21:20:30.40 ID:khMujR9lO
白銀『現在トップを走るのはゴン太君!それに続くのは百田君、真宮寺君です!最原君、がんばって!』

『最強・最後のきぃぼぉうのひかりィ…』

ゴン太「…よし!ネットだ!」

百田「…!チャンスだな」

最原「……まだネットに辿り着いてもない…よ」

白銀『おおっとぉ!?大きいゴン太君がネットをくぐろうとすると大きな隙間ができる!その隙間を百田君と真宮寺君が通っていくぞ!』

真宮寺「解説ありがとう」

白銀『さて、ここで長すぎるのでちょっと略します』

『ウォーォーォーォーォーきぃらめいてぇ』

白銀『さぁなんだかんだあってようやく、ゴン太君が借りる物のメモまで辿り着いたぞ!百田君と真宮寺君もあとに続く!』

ゴン太「よし…ゴン太は…>>783を借りればいいんだね!」

百田「オレは>>784だと!?」

真宮寺「…ふむ…>>785か」

最原「…ふぅふぅ…僕は……>>786か……」

『かがやいてぇ…』
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 21:22:47.53 ID:xc636W3V0
シーサー像
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 21:23:22.11 ID:7Nl8jFN2o
神様
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 21:38:15.32 ID:fvR4o3gDo
眼鏡
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 21:48:39.61 ID:Dp/htnwmO
好きな異性
787 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/10(日) 21:59:38.96 ID:khMujR9lO
安価ありがとうございました。カオスな借り物になりましたね…
ちなみに順位はコンマで決めようと思っています
今日はここまでにします、くますみー
788 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/11(月) 19:52:26.13 ID:qe+hWHFtO
ゴン太「し、シーサー像ってなに!?」

百田「神様ってなんだよ、神様って!もはや物じゃねーだろ!?」

白銀『地味に人を連れてこないといけないときもあるよね…』

真宮寺「ふむ…眼鏡をかけているのは獄原君と白銀さんと…モノクマーズのなかにもいたネ」

最原「すっ、すすす…すっ!?」

白銀『最原君…何を引いたのかな?慌てふためいている様子しか分かりません!』

王馬「おーい、ゴン太ー大丈夫ー?」

茶柱「ゴン太さん、どうしましたか!?」

ゴン太「王馬君、茶柱さん…シーサー像ってなにかな?ゴン太、分からないよ…」アワワ

王馬「書いてるってことはどこかにあるはずだよ」

茶柱「あ…転子、以前アンジーさんの研究教室で見たことがあります!」

ゴン太「そうなの?じゃあゴン太、アンジーさんの研究教室に行ってくるよ!」ダダダダ

王馬「どれか分かるの…ってもう見えないし…」

茶柱「て、転子が行ってきます!あなたでは追い付けそうにないので!」タタタタ

王馬「…」

王馬(他の組をこっそり見てみるか)

百田「お、おい!神様なんてどうやって連れてくりゃいいんだよ!」

入間「あの宗教女に頼めばヤらせてくれるんじゃねーか?」

赤松「あ…アンジーさんのことだね!」

百田「そうか!いつも神様、神様言ってるもんな!うっし行ってくるか!」タッタッタ

天海「大丈夫っすかねぇ…」

入間「けけっ!頼めばヤらせてくれるだろ!」

赤松「もう、入間さん。そういう言い方はよくないって!」

王馬(神様って…。まぁアンジーちゃんが書いたんだろうな)
789 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/11(月) 19:54:46.86 ID:qe+hWHFtO
真宮寺「白銀さん…眼鏡貸してくれる?」

白銀『地味に何も見えなくなるんだけど…』

真宮寺「そこをなんとか…ほら、獄原君いないしサ」

白銀『えーでもなぁ…』

東条「真宮寺君、私はモノスケを探してくるわ」

夢野「ウチは魔法で応援するぞ」

星「…というか、どの組も協力しあってるな…こういうもんか?」

王馬(そういうもんじゃないだろうねー)

最原「す、す…えぇ…」

春川「ちょっと最原、なにしてんの?さっさと借りに行かないと…」

アンジー「そもそも何を借りるんだー?見せてみろー」

アンジー「あー、これはあれだねー。アンジーが書いたやつだねー」

キーボ「好きな異性…ですか」

最原「キーボくんに当たらなくてよかったね…」

王馬「そうだねーキーボは異性というかそもそも性別ないもんねー!」

キーボ「ロボットさべ…なんで王馬クンがいるんですか!…いや、そんなこと言ってる場合ですか!?意地張ってる場合ではありません」

最原「こんなところで好きな人をバラされる僕の気持ちにもなってよ…」

アンジー「にゃははー終一のお嫁さんでいいんじゃないのかー?つまりアンジーなのだー!」

王馬「いつのまに結婚したの?水臭いなー結婚式呼んでよー」

最原「うぇっ!?してないよ!?」

春川「最原…なんでもいいから早くしなって。ほら、赤松とかさ…」

最原「うぇぇっ!?な、なんで赤松さんなのさ!?」

百田「おい、アンジーちょっといいか!?」

春川「なんでこんなに人集まってんの…」

王馬「人じゃないのもいるけどね」

アンジー「アンジー大人気だねー」

順位(コンマが高いほど順位は高くなります。同コンマは同着)
※最原の好きな異性も安価よろしくお願いします
ゴン太の順位 >>790
百田の順位  >>791
真宮寺の順位 >>792
最原の好きな異性及び順位 >>793
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/11(月) 19:56:26.96 ID:e5q2LkcC0
いよっ
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/11(月) 20:17:26.55 ID:grsOQdEJo
はい
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/11(月) 20:28:51.70 ID:rMoShYJQO
はい
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/11(月) 20:45:14.91 ID:RwlvVvydO
赤松
794 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/12(火) 20:06:52.20 ID:aExH7NLlO


天海「…おっと、そろそろゴールテープを準備しないとっすね」

天海「夢野さん、反対側お願いしてもいいっすか?」

夢野「なぜウチなんじゃ…まぁよいが」

天海「生徒会メンバーだからっす。アンジーさんや赤松さんは…」チラ

夢野「んあ?」チラ



最原「くそ…」

春川「もうやるしかないでしょ、それにあんたのことだからこういう機会ないといつまでのうじうじしてるんじゃないの?」

キーボ「男気見せてください!」

王馬「そうだぞ、最原ちゃん!」

最原(春川さんには言われたくない…と言ったら殺されたいの?と言われるので止めておこう)

最原(っていうか、王馬くんまだいたのか…完全に部外者だよな)

最原「分かったよ…ってあれは、百田くん…に、赤松さん…」

百田「おーい、アンジー!」

赤松「おーい…ってなんか人多いね…」

アンジー「にゃははーアンジー大人気ー!」

春川「…いいタイミングじゃん。ほら行ってきなよ」

最原「…うん」

キーボ「バッチリ録画しておきます!あとで写真にしてお渡しします!大切な思い出にしましょう!」

最原(え…口から出されたものを思い出にしろと?)
795 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/12(火) 20:08:07.99 ID:aExH7NLlO
アンジー「で、なんの用だー解斗?」

百田「おい、アンジー!テメーの神様オレに貸してくれ!」

赤松「い、言い方…!」

アンジー「あーそれは無理だねー神さまはノンレンタルだからね」

百田「じゃあオメーでいいから来てくれ!」

アンジー「んーイケニエになったらいいよー。あと、モデルになってー…そだ!呪いの仮面作るの手伝ってー!」

百田「のの、呪いだと!?んなもんあるわけねーだろ!」ガクガクガク

赤松「あぁ…ダメだこりゃ」

最原「あか、赤松さん!」

赤松「…?最原くん、どうしたの?…あ、もしかしてピアニストだった!?じゃあ…」

最原「いや、僕の借りなければならないものは…」スーハー

赤松「…?」

最原「…”好きな異性”…なんだ」

赤松「…えっ!?そ、それって…」

最原「こんな形でごめん、いつかちゃんと僕の言葉で伝えるから…今は一緒に来てほしい」スッ

赤松「…う、うん…」ギュ

最原「…ありがとう」ニコ


春川「キーボ、ちゃんと撮影した?」

キーボ「バッチリです!」ガガガ

王馬「ねーキーボ、オレにも一枚ちょうだい」
796 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/12(火) 20:09:15.12 ID:aExH7NLlO
キーボ「いいですよ」ウィーン

王馬「やっぱ汚ないな」(ありがとう)

キーボ「あの、心の声と出してる声が反対になってますよ」

王馬「さて、オレはそろそろ戻るか。ゴン太の応援しなきゃねー」

キーボ「無視ですか!」

王馬(にしし、今度ネタにしてやろーっと!)

最原「行こう、赤松さん!」タタタ

赤松「う、うん!」タタタ

アンジー「あー!終一がー!もう、解斗のせいだぞー?…罰当てるからね」プンスコ

百田「当たるじゃなくて当てるのか!?強制なのか!?」



天海「ね?ふたりとも忙しそうでしょ?」

夢野「…じゃな。騒がしい連中じゃ。真宮寺は静かに眼鏡を探しておるのにのぅ」

天海「白銀さんの放送は駄々漏れっすけどね」

夢野「あやつの声しか聞こえぬから一人言みたいじゃな」

一方そのころ真宮寺たちは…
真宮寺「そう言わずにさァ、眼鏡貸してヨ」

白銀『だから地味に無理なんだよー、実況できなくなるって!』

真宮寺「一瞬だけだからサ」

白銀『それはないでしょ』

東条「真宮寺くん、モノスケを見つけたわ」

星「あっちの方にいたぞ」
797 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/12(火) 20:10:04.83 ID:aExH7NLlO
真宮寺「本当かい?さすがは東条さんに星君だネ」

白銀『あ、わたしは地味に用済みなんですね、分かります』

東条「…だけど…やはりこれは真宮寺君が捕まえた方がいいと思うの」

星「あんたにはちと厳しいかもしれねーが…こういうのは自分でやるもんだろ」

真宮寺「…」

白銀『…さすが、東条さん、星君!飴と鞭だね!』

真宮寺「…クックック、やるしかないようだネ」プリキュアポーズ

東条(あのポーズを見てるとなんだかウズウズするわ…)ウズウズ

白銀『真宮寺君、手に巻いてる包帯と相まってなんだかプリキュ…じゃないや、厨二病みたいだよ』

真宮寺「やってやるサ!」ダダダタ

東条「頑張って、真宮寺君!」

星「応援してるぜ…」

真宮寺(姉さん、僕頑張るよ…)

さらにそのころゴン太たちは…

ゴン太「アンジーさんお邪魔しますッ!」ドガーン

ゴン太「…あっ!着いたはいいけどシーサー像ってどれなんだろう…」

ゴン太「うぅ…ゴン太はやっぱりバカだ……うーん、これかな?」ヨイショ

茶柱「ゴ、ゴン太…さん、それは違います…それはミロのヴィーナスです…」ゼーゼー

ゴン太「ちゃ、茶柱さん!?どうして…」

茶柱「シーサー像は……あ、これですね、……ぐぐぐ、けっこう重いです…」
798 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/12(火) 20:12:08.71 ID:aExH7NLlO
ゴン太「茶柱さん…ゴン太のためにわざわざありがとう!」

茶柱「べ、別にゴン太さんのためではないです!黄組が勝つために、転子が教えてあげようと思っただけです!」

ゴン太「茶柱さんは優しいんだね。…よし、ゴン太、茶柱さんたちのためにも負けられないよ!じゃあゴン太、行くね!!」ヒョイ ドドドドドドド

茶柱「あ、あんなに重いものを軽々と…転子も負けていられませんね」

…数秒後

白銀『最原くんと赤松さんが入ってきたー!このままいろんな意味でゴールインか!?』

赤松「あ…うぅ…」タタタタ

最原「ほんと、ごめん…」タタタタ

赤松「もうっ、キミは謝らなくていいの!」

最原「…は、はいっ!」

王馬「ゴン太…」グッ

王馬「最原ちゃんと赤松ちゃんが1位かな。……ん?」

ドドドドドドド

王馬「なんか聞こえ…あ、あれは!」

白銀『おぉっと!?すごい音をたてて運動場に戻ってきたのは―!?』

ゴン太「うぉぉぉ!ゴン太はみんなのために負けられないんだッ!」ドドドドドドド

赤松「!?」

最原「!?」

白銀『ゴン太君だー!ゴン太君がシーサー像を抱えて力強く走ってくるぞー!』
799 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/12(火) 20:13:13.40 ID:aExH7NLlO
王馬「ひゃっほーう!ゴン太いいぞー!このまま突っ走れー!」

ゴン太「うぉぉぉっ!ごめんね、最原くん、赤松さん!ゴン太は黄組のために勝たないといけないんだ!」ビュン

最原「…な、なにも見えなかった…」タタタタ

赤松「…さすがゴン太くん」タタタタ

茶柱「…ゴン太さん…よくあんな重いものを持って走れますね…」タッタッタ

王馬「あ、おかえり、茶柱ちゃん」

ゴン太「うぉぉぉぉぉ!」ドドドドドドド

白銀『ゴン太君、ゴールテープを吹き飛ばす勢いでゴールッ!黄組、1位!10点だーッ!』

天海「うわっ!?風圧やばいっすね!?」

夢野「んああ!ふ、吹き飛ばされるー!?」

ゴン太「やった!ゴン太一番だよ!」バンザイ

王馬「ゴン太すごいぞー!」

茶柱「やりましたね!ゴン太さん!」

王馬「うん、茶柱ちゃんが見つけるの手伝ってくれたおかげでもあるよ、ありがとね」

茶柱「…お礼ならゴン太さんに言うべきです」

王馬「そうだね。にしし!労ってやるか」

白銀『ゴン太君に続いて最原くんと赤松さんがゴール!白組8点です!』

最原「はぁはぁ…やった!」

赤松「やったね、最原くん」ニコ
800 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/12(火) 20:14:09.35 ID:aExH7NLlO
最原「ありがとう、赤松さん。あのさ…えっと…」

赤松「…最原くん。ここから出たら、キミの言葉でキミの気持ちを聞かせてほしいな」

最原「うん…それまで待っててほしい」

赤松「うん!よーし、じゃあまずは運動会頑張らなきゃ、だね!」

最原「うん、負けないよ!」



王馬「おーい、ゴン太!よくやったなー虫さんも喜んでるぞー」

ゴン太「ホント!?」

茶柱「王馬さんの言うことは当てにしない方がいいですよ。それより…さすが、ゴン太さんですね、見事1位をとれましたよ!」

ゴン太「…ゴン太、役に立てたかな?」

王馬「当たり前じゃん、もっと胸張りなよ!」

茶柱「そうですよ、王馬さんに比べたら何倍も役に立っています!」

王馬「茶柱ちゃん、ホントなんか恨みでもあるの?」

ゴン太「ゴン太…もっと頑張るね」

王馬「そんなに気張らなくてもいいんじゃないの?ありのままでいーんだよ!」

茶柱「えぇ、リラックスも必要です!」

ゴン太「…ふたりとも、ありがとう」
801 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/12(火) 20:15:37.98 ID:aExH7NLlO


白組『おおっと、真宮寺君がモノスケを抱えてゴールに近づいてきたー!』

モノスケ「は、離さんかいっ!誘拐やで!」ジタバタ

真宮寺「僕らを誘拐しておいてよく言うヨ…っていうかじっとしてヨ!」タタタタ

白銀『なぜか身体中が草まみれ!いったいどうしたというのか!』

真宮寺「モノスケを捕まえるのに手こずってネ…はい、ゴール」

白銀『真宮寺君、無事ゴール!赤組3点!』

真宮寺「あ、キミはもう用済みだヨ」エスケープ

モノスケ「うぅ…おとうやん…ワイはもう汚れてもうたわ…」トボトボ

入間「へーなめくじ野郎は機械姦が趣味だったんだな」

真宮寺「そんな趣味あるわけないヨ。神経を抜き取るヨ?」

入間「ひぃぃ!冗談に決まってんだろ…本気にすんじゃねーよ…」

白組『さて残るは百田君のみですが…無事に神様を連れてこれるのか!?』

百田「おい、アンジー、早くしてくれよ!ドベじゃねーか!」タタタタ

アンジー「えー解斗がさっきまで気絶してたのが悪いんだよー」テクテク

百田「だぁーっ!気絶なんかしてねーよ!オメーがオカルトじみた話するからだろーが!」ジダンダ

アンジー「だからーオカルトじゃないってー」テクテク

百田「おい、ゴールまで来たぞ!神様とやらはちゃんといるんだろーな!?」

アンジー「いるいるーいるよー」

白銀『百田君、ようやくゴール!青組、2点です、ここから挽回できるか!?』

百田「やっと終わったぜ…」

白銀『さぁここまでの点数を確認してみましょう!』

白銀『現在トップは黄組、10点!それに白、赤、青が続きます!』

黄組 10点
白組 8点
赤組 5点
青組 2点
802 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/12(火) 20:21:08.88 ID:aExH7NLlO
王馬(二組目は東条ちゃん、春川ちゃん、入間ちゃん、白銀ちゃんだ)

白銀「うぅ…地味にっていうか、地味じゃないくらい戦力差がありすぎでしょ…」

東条「ごめんなさい、白銀さん。赤組のみんなのためにも私は全力で行くわ」

春川「私も。誰かに手加減するとかしないから」

入間「オレ様は手加減してやってもいいぜ?」

白銀「分かったよ、東条さん、春川さん…私も地味に頑張るよ。私だって勝ちたいもん」

入間「おい、眼鏡ブス…なんで無視すんだよ」

春川「…ま、お互い怪我だけはしないようにしよう。怪我したら元も子もないないからね」

東条「えぇ、そうね。安全第一でいきましょう」

入間「え、え、なんで無視するのぉ?」

東条「入間さんも頑張りましょうね」ニコッ

入間「…!お、おう!」パァ

夢野『解説はこの、魔法使いの』

赤松「みんないい?…よーい、スタート!」

ダダダダダ

夢野『まだ自己紹介も終えておらんぞ!?』キィィィィン!!!!

赤松「ちょ、響いてる!響いてる!!」

夢野『す、すまん…さて、東条と春川が一位争いの真っ最中じゃ。お互い一歩も譲らぬ戦いをしておるのぅ』

東条「…」ドドドドド

春川「…やるじゃん」ドドドドド

東条「メイドだもの」ドドドドド
803 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/12(火) 20:22:07.44 ID:aExH7NLlO
茶柱『そんなふたりの前に障害物などあってないようなものですね』

東条「…」シュババババ

春川「…」ピョーンピョーン

夢野『そうじゃな。3位は入間じゃな。もう息をきらしておるが大丈夫かのぅ?』

王馬(なにしれっと茶柱ちゃんが混じってるんだ)

入間「はぁ…はぁ…ネットに絡まれちゃうぅ…」

茶柱『…喘いでいますね』

夢野『あやつはスルー推奨じゃ。さて、白銀よ…頑張れ。これはあくまで借り物競争なのじゃからな』

茶柱『えぇ。逆転のチャンスはいくらでもありますよ!』

白銀「あ、ありがとう…はぁはぁ」タッタッタ

夢野『ミュージックはどうしようかのぅ…。さっきのままでよいか…』

『キミが目覚める瞬間をぉ…』

茶柱『…白銀さんはこういう歌が好きなんですか?』

白銀「ねぇ、解説しようよ!」ピョーンピョーン

夢野『さて、略じゃ』



東条「私の借りる物は…>>804ね」

春川「>>805か…」

入間「オレ様は>>806か!けけっ、ぶっ楽勝だぜ!」

白銀「ひぃ…ひぃ…>>807…か…」

夢野『東条と春川は全く息をきらしておらんのぅ』
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/12(火) 20:29:14.33 ID:TgERvSZ00
アンダースコート
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/12(火) 20:56:13.22 ID:qHnWOLMf0
宇宙飛行士
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/12(火) 21:27:57.96 ID:uEmpOjbgo
帽子
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/12(火) 23:20:24.25 ID:UCP4eEz9o
リア充
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/13(水) 18:54:08.61 ID:XXrVW6Z5O
白銀がちょいちょい白組になっててワロタ
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/14(木) 09:38:01.40 ID:RiZpO1TuO
>>808
本当だ!よく気付くなwww
810 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/15(金) 18:24:46.50 ID:d+NuzeCmO
>>808 >>809
うわあああミスです!!ほんとすいません!
全国の白銀ファンのみなさまと、白組ファンのみなさまに謝罪します!!

それでは少しだけ再開です。今日はこれだけになるかもです、すいません…


東条「アンダースコートなら倉庫にあったはず…」タタタタ

春川「…百田しか、いないよね」タタタタ

夢野『おぉ、早速東条と春川が走り出したのぅ』

入間「帽子…帽子…ダさい原が皮と一緒に被ってやがったよな、オレ様がイッてやるか!」タッタッタ

白銀「リア充か…うん、あの人しかいないね」タタ

順位(コンマが高いほど順位は高くなります。同コンマは同着)

東条の順位 >>811
春川の順位 >>812
入間の順位 >>813
白銀の順位 >>814
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/15(金) 19:57:29.79 ID:txzcRSVTo
はい
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/15(金) 19:58:14.96 ID:ggvqiacMO
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/15(金) 20:05:34.82 ID:mou3ufcrO
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/15(金) 20:39:09.54 ID:pOE7yXqho
はき
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/15(金) 23:00:43.97 ID:HO9bpCZqO
ハルマキが本気出しててワロタ
816 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/21(木) 18:35:48.33 ID:00BjKJ1SO
ハルマキつよい。少しだけ更新です


春川「…ハァ、ハァ…も、もも…」ダダダダ

春川「…百田ッ!」ダダダダ 

百田「ん?ハルマキ、どうした?」

春川「ハァ、ハァ…借り物、宇宙飛行士だから…その、一緒に来て」

百田「なんだ、そういうことか!それならお安い御用だ」

春川「…ありがと」

百田「なーに、お礼なんか言ってんだ?オメーはオレの助手なんだから、助手を助けるのはリーダーとして当然だろ!」

百田「ほら、1位とるんだろ?さっさと行くぞ!」グイッ

春川「わっ……て、手引っ張らないで!殺されたいの!?」グイー

百田「早くしねーと1位とれねーぞ?そんだけ、息きらしてきたんだから1位になれねーともったいねーじゃねーか」

春川「……うん」タタタタ

百田「へへっ…今回はテメーに勝ちを譲るが次は負けねーからな?」タタタタ

春川「…今は別にあんたと勝負してるわけじゃないんだけど?」タタタタ

春川「それに、私に勝ちたいなら、ついてくるの拒否すればよかったじゃん」…

百田「バカヤロー!ここで、拒否するなんぞ男のすることじゃねーだろーが!」タタタタ

春川「……はぁ、あんたってホント…」タタタタ

百田「ん?」タタタタ

春川「…なんでもない、ほらもうゴールだよ」タタタタ

百田「おっ、早いな!トレーニングの成果が出たようでなによりだぜ!」タタタタ

春川「…あんまり関係ないと思うけど」タタタタ
817 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/21(木) 18:36:27.40 ID:00BjKJ1SO
天海「あとちょっとっすよー」

真宮寺「ククク…まさか僕がゴールキーパーをやるなんてネ」

春川「…よしッ!」

夢野『春川と百田がゴールじゃ!』

茶柱『白組、10点入ります!』

百田「うっし、やったな!」

春川「…百田、ありがと」

百田「あぁ!じゃ他のやつら応援すっか!」

春川「…ん」



入間「おい、ダサい原!」

最原「赤松さん…」

入間「テメー聞いてんのか!?」

赤松「最原くん…」

入間「こ、こいつら…固有結界を張ってやがる…」

最原「…」

赤松「…」

入間「チッ、ダサい原は他のやつところ行くか…覚えとけよ!」タッタッタ

最原「…」
818 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/21(木) 18:42:23.72 ID:00BjKJ1SO
最原「…行った?」

赤松「行ったよ、入間さんきっと最原くんの帽子を借りにきたんだろうね」

最原「僕もう帽子被ってないんだけどな…」

赤松「うーん、入間さんってもしかして天然?」

最原「はは…それはないんじゃないかな…」



夢野『んあ?入間がこっちに近づいてくるのぅ…』

入間「おい、そこのまな板女!

茶柱『ここにまな板なんてありましたっけ?』

夢野『いや…ないと思うがのぅ』

入間「テメーのことだよ、テメー!」

夢野『んあっ、なんじゃと!?ウチのどこがまな板じゃ!』

茶柱『夢野さんはどこからどう見てもまな板ではありませんよ!?」

入間「…っと、こんなことしてる場合じゃねーか、…おい、テメーがいつも被ってるバカみてーな帽子を寄越しやがれ!」

夢野『どこがバカじゃー!魔法使いである証をバカにするでない!』

入間「いいから寄越せっ!オレ様が負けちまってもいいのかよ!?」

夢野『んあぁ…正直かなり不本意じゃが……ほれ』ポイッ

入間「…っとと、最初っからそうしてりゃいーんだよ」キャッチ

夢野『…お主、明日を無事に迎えられると思うでないぞ』

入間「へっ?」
819 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/21(木) 18:46:33.57 ID:00BjKJ1SO
茶柱『出ました!夢野さんの呪いですね!?』

入間「…えっ?…そ、そんな脅しなんかに屈しないからなっ!?ぜってー屈しないからな!?」ダダダダ

夢野『まるで負け犬の遠吠えじゃな…』

入間「ひゃっはー!オレ様ゴールだぜ!」

真宮寺「入間さん、2位だヨ」

入間「おい、バカ共!その目にオレ様の勇姿を刻みやがれ!」

夢野『やれやれ…入間、ゴールじゃ』

茶柱『青組、8点です!』

ドドドド

夢野『…んあ?なにか音が聞こえんか?』

茶柱『え…?あ!向こうから誰かがやってきます!」

ちょいと前…

東条「おかしい…おかしいわね…アンダースコートが見つからないわ…」ゴソゴソ

東条「確かここにあったはずなのに…まさか誰かが動かしたのかしら…?」ゴソゴソ

東条「くっ…なんとしてでも見つけ出さないと…」ゴソゴソゴソゴソ



東条「…あったわ!早く戻らないと!」タッタッタ

東条「はぁ…はぁっ…」タタタタ

東条(みんなのためにも…負けるわけにはいかないわ!!)

ドドドドッ!!
820 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/21(木) 18:47:36.37 ID:00BjKJ1SO
今日は短いですがここまでにします、くますみなさい
821 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/26(火) 22:55:53.32 ID:qrmu9Nr+O
夢野『おお、東条じゃ!東条がものすごい勢いでやってくるぞ!』

東条「……」ドドド

茶柱『なんという勢いでしょう…転子も怯んでしまいそうです…』

真宮寺「ククク…東条さん、美しいヨ…ぜひ……の友達に…」

天海「え?真宮寺君なにか言ったっすか?」

真宮寺「ん?何も言ってないヨ?」

天海「そうっすか…あ、東条さん頑張ってください!」

東条「……」ダダダダ

夢野『東条、ゴールじゃ!赤組5点じゃな』

東条「く…ごめんなさい、アンダースコートが中々見つからなくて…」

星「これはそういう競技だろ、あんたはよくやったと思うぜ?なぁ、真宮寺?」

真宮寺「そうだネ…もはや借り物競争のかの字もなくなってきた気がするけれど、それでもみんなのためにと頑張る東条さんは美しかったヨ…」

東条「ふたりとも…ありがとう」

星「ふん…あんま気張るんじゃねーぞ?こういうのは楽しむもんだ」

東条「…えぇ、少し肩の力を抜いた方がいいみたいね」



王馬「春川ちゃんもうゴールか、さすが早いねー」

ゴン太「白銀さんの応援しないとね!…あれ?白銀さんがこっちに来るよ?」

白銀「おーい!王馬くーん!」

王馬「え?どこどこ?」

ゴン太「あっちから来るよ!」
822 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/26(火) 22:57:29.18 ID:qrmu9Nr+O
王馬「オレには見えないけど…幻じゃない?」

ゴン太「それにしてはハッキリしてるけど…」

白銀「はぁはぁ…ま、幻じゃないよ!そりゃあ地味なのは自覚してるけどさ…!」ゼーゼー

白銀「…じゃなくて!王馬くん、一緒に来てくれないかな!」

王馬「ん?借り物がかっこいい総統、とかだったの?」

白銀「いや、リア充」

王馬「……ん?」

ゴン太「りあ…じゅう?」

王馬「誰がリア充だって?」

白銀「王馬君」

王馬「…なんで?」

白銀「全員攻略済みだし、恋人いるでしょ?まさにリア充だよ!」

王馬「…??」

ゴン太「攻略…?白銀さんが何を言ってるのか全然分からないよ…」

王馬「…えーもっと他にいいリア充いるじゃん!」

白銀「だって他のリア充は眩しいんだもん…」
823 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/26(火) 22:59:00.67 ID:qrmu9Nr+O
王馬「ひどいよ!オレが眩しくないって言うの!?暗いのは白銀ちゃんだけで十分だよ!」

白銀「普通に失礼だよ、王馬君」

ゴン太「白銀さん、暗いの!?ホタルさん連れてこようか!?」

白銀「あ、大丈夫だよ、ゴン太君!…っていうか、王馬君は悪の総統なんだから眩しくなくていいでしょ…」

王馬「にしし!オレは光輝く総統だからねー」

白銀「駄目だこいつ早くなんとかしないと」

ワーワー

白銀「うん?」

夢野『東条、ゴールじゃ!赤組5点じゃな』

王馬「えっと、5点ってことは…」

ゴン太「東条さんは3位だね!」

白銀「あの東条さんが3位かー…」

白銀「そうかそうか………ってことはわたし、4位じゃん!」

ゴン太「……え?…あ、本当だ!?」

王馬「あらら…」

白銀「あららじゃないよ!王馬君が渋ってるから4位になっちゃったよ…!」

王馬「ごめんって…行けばいいんでしょ。行けば。オレ、リア充じゃないけどさー」スタスタ

白銀「もう急いでも仕方ないけどね……」スタスタ

ゴン太「いってらっしゃい!太結局、りあじゅうってなんだったんだろう…?」

白銀「あはは…ゴン太君は知らなくてもいいかも…」

王馬「ほら、ダッシュだ、急げ!ダッシュ!!」タタタ

白銀「もっと早く急いでほしかったよ!」タタタ

ゴール!!

夢野『随分遅かったのぅ…まぁとにかく、白銀ゴールじゃ。黄組は2点じゃぞ』

茶柱『では今までの点数をまとめますね!』

白組 18点
黄組 12点
赤組 10点
青組 10点
824 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/26(火) 23:01:39.97 ID:qrmu9Nr+O


王馬「よしっ、次はオレの番だね」

ゴン太「頑張ってね、王馬君!」

白銀「地味に応援してるよ!」

茶柱「男死の争いなど興味ありませんが一応、応援はしましょう。頑張ってくださいね」

王馬「…うん!」

王馬(相手は星ちゃん、キーボ、天海ちゃんだ)

王馬(油断はできない…キーボ以外)

キーボ「キミ、失礼なこと考えていませんか?」

王馬「キーボのアンテナがネットに引っ掛かって破れないかな…とは思ってるけど、特に失礼じゃないよね!」

キーボ「思いっきり失礼なことじゃないですか!」

星「やれやれ…スタート前から騒がしい奴らだぜ…」

天海「…うしっ!準備万端っす!」グッグッ

星「やる気満々だな、あんた…」

王馬「意外だなー。天海ちゃんってそんな熱血に見えないけど」

天海「いやー、こう見えてこういうイベント物は好きなんすよ。……負けないっすからね」

キーボ「ボクだって、負けませんよ!」

星「…ふん」

王馬「にしし、1位は譲らないからね!」

赤松「準備はいい?いくよー。よーい…スタート!!」

パンッ!!
825 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/26(火) 23:06:26.40 ID:qrmu9Nr+O
王馬「…っし!」タタタ

星「…」ダダダ

天海「…」ダダダ

キーボ「…で、出遅れてしまいました!」タタタ

最原『解説は僕だよ…これ、交代制なんだね』

最原『今のところ星くんが優勢だよ。星くんのあとに天海くん、王馬くん、キーボくんが続いてるね』

王馬「…やっぱ、星ちゃん早いな」タタタ

最原『…もう星くんがネットまでたどり着いたね。すばやい動きで潜り抜けていくよ』

星「…こんくらいなんてことねーさ」

天海「くっ…俺も負けていられねーっす」

キーボ「みなさん、早いですね…」

王馬「キーボは疲れないからずるくないー?」

キーボ「わざわざ振り向いていう必要ありませんよね!?」

王馬「だってずるいだろ!平等じゃない!訴えてやるッ!」

キーボ「そ、そこまで怒らなくてもいいじゃないですか…ボク、どうせ遅いですし…」ショボン

最原『王馬くん、ぶちギレています。嘘だろうけど』

春川「そんなのどうでもいいよ」

最原『さぁて、盛り上がったところで略すよ!』

百田「盛り上がりあったか?」

春川「ない」キッパリ



星「俺の借り物は…>>826か」

天海「俺は>>827っすね」

王馬「>>828かー余裕だね!」

キーボ「>>829ですか…」

(※今回はこの安価のコンマで順位決めます)
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 23:09:21.66 ID:8D0+MCr6o
大切な人
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 23:15:21.63 ID:Lnzt8DBtO
ベートーベン/ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 23:19:17.31 ID:awamEduEo
ロボット
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 23:35:39.68 ID:i/o9UpuEo
万年筆
830 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/26(火) 23:43:23.97 ID:qrmu9Nr+O
星の大切な人が誰か、安価お願いします(生徒の中から)
>>831
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/27(水) 07:58:23.63 ID:KV1Qu8ssO
キルミーで!
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/27(水) 22:33:01.55 ID:z2BIhrG70
鬼畜安価かと思ったらそんな事なかった
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/28(木) 00:08:40.09 ID:Fu6A/OtSO
段々雑になってね?まぁぐだぐだでも完結してくれればいいけど
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/30(土) 00:41:58.25 ID:o0WaP7adO
そんなに雑か?エタらなかったら構わんけどな
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/30(土) 22:37:08.56 ID:f9oSfuiHO
脳内再生していつも楽しく読ませてもらってるからね!
836 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/31(日) 00:41:40.19 ID:tFTDl+qqO
>>833
作者もたまに雑になっちゃってるなぁ、と思うときがしばしばあります。日によって、雑になったり、ましになったりして申し訳ないです…
なるべく雑にならないよう善処いたします!

>>834
ありがたや…エタル予定はホント、ありませんので!リアルで死んだりしない限り!!

>>835
脳内再生までしてもらってホントにありがたいです!
なるべく、作者も脳内再生でこんな感じかなーなど思いながら書いてるのでホント嬉しいです、これからも頑張ります!

それでは今年最後の更新再開します!一年早い!
837 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/31(日) 00:47:01.69 ID:tFTDl+qqO
キーボ「万年筆ですか…まずは彼女に聞いてみましょう!」タタタ

星「俺の……」

星「……」タッタッタ

天海「これは…楽譜でいいんすかね?赤松さんの研究教室にありそうっすね、っとまずは許可をとらないと」タッタッタ

王馬「にしし、ロボットといえばキーボ!…って、いない!」

王馬「ロボットはそこら中いっぱいいる…なんなら鉄屑でもいい」

王馬(でもあいつらの力を借りるのはなんか癪…)

王馬「うーん…」

王馬「……キーボ、待つか」

最原『キーボくん、星くん、天海くんが動き出したけど、王馬くんは動かない!一体どうしたのかー!?』キィィン!!!

王馬(うるさいな)

百田「終一、段々ノリノリになってきたな」

春川「そうだね(どうでもいい)」



キーボ「東条さん!」

東条「キーボ君…もしかして借り物かしら?」

キーボ「いえ、普段みなさんのために掃除などをしている東条さんなら、場所を知っているかと思い訪ねました」

東条「そう…それで何を探しているのかしら?」

キーボ「万年筆です」

東条「あら…私はいつも万年筆を持ち歩いているのよ。いつでもどんな場所でもみんなの依頼を聞けるようにね」ゴソゴソ
838 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/31(日) 00:52:29.96 ID:tFTDl+qqO
キーボ「さすがですね、東条さん!」

東条「…といってもここ最近は、全て暗記しているけれど…」ゴソゴソ

キーボ「ふっふっふ、ボクも暗記は得意なんです!」

最原(ロボットなんだし当然じゃないかな…)←こっそり聞いてた

東条「…あったわ、待たせてしまってごめんなさい、頑張ってね」

キーボ「ええ、東条さん、ありがとうございます!!」タッタッタ

百田「お、キーボあとちょっとだぞー!」

キーボ「ゴールです!」タタター

真宮寺「…借り物は…万年筆。ちゃんと借りてきたようだネ」

最原『これこそ借り物競争という感じだね。キーボくん、ゴールだよ』

最原『白組は10点だね』

キーボ「ボクだってやればできるんです!」エッヘン

春川「…キーボ、おめでと」

アンジー「神さまも褒めてるぞー!」

キーボ「春川さん、アンジーさん!」

春川「…ちょっと見直したよ」

キーボ「ふふふ…ありがとうございます、でもボクの力はこんなものではありませんからね!」

アンジー「今後に期待だねー」

キーボ「…あの、その言い方だと今回だめだったみたいに聞こえるので訂正してほしいです」

春川「…めんどくさいやつ……」

キーボオーイキーボー!!

キーボ「…ん?」
839 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/31(日) 00:57:36.53 ID:tFTDl+qqO


タッタッタ…

東条「…?あら、星君。あなたも借り物かしら」

星「……」

東条「星君?」

星「俺の借りなければならねーものは…大切な人、なんだ」

東条「…!大切な…」

星「…俺に大切な人をつくる資格はない。もうつくるまいと思ってた」

星「…だが、いつの間にかここにいるやつらみんな大切なやつになっちまった」

星「そして…東条、あんたは俺の中で一番…その、大切っていえるやつなんだ」

東条「…」

星「…いきなりこんなこと言われても困るだろうがな…。わりぃ、クールじゃねぇな、すまねー…」

東条「星君、いきなりで私も正直驚いているけれど…今は」

星「…そうだな。…東条、俺と一緒に来てくれ。あんたは俺にとって大切なやつだ」

東条「えぇ、もちろんよ」

タタタタ…

百田「お、星が来たな」

真宮寺「確か、お題は大切な人…だったネ」

百田「大切な人…か」

最原『星君、東条さんを連れてゴールです!赤組は8点ゲットだよ』
840 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/31(日) 01:04:28.50 ID:tFTDl+qqO
東条「やったわね、星君」

星「…あぁ、ありがとな」

百田「…」

百田「…おい、星」

星「…なんだ、百田」

百田「…テメーにとって大切なやつができたみてーでオレは嬉しいぜ」

星「…」

百田「で、大切なやつの中にもちろんオレや、他のやつらも入ってるよな?」ガシッ

星「…まぁ、な」

百田「ははっ当然だよな!それでこそ、オレの憧れの星竜馬だ!なぁ、今度試合しようぜ?」

星「…」

東条「…星君、照れてるの?」

星「んなことねーよ」

百田「照れんなって!」

星「照れてねーよ!」

真宮寺「ククク…素晴らしいネ。この運動会でみんなそれぞれ絆を深めあっているヨ…やっぱり人間っていいネ」アノポーズ
841 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/31(日) 01:10:31.00 ID:tFTDl+qqO


天海「あ…赤松さん!」

赤松「ん?どうしたの、天海くん」

天海「借り物で…この、ベートーベン/ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73ってのなんすけど…」

赤松「あぁ、これね!私の研究教室に楽譜があるよ!」

天海「ほんとっすか!?是非、借りたいんすけど…もちろん、汚さないようにするっす」

赤松「うんうん、全然構わないよ。じゃあ早速行こっか!」タッタッタ



赤松「うー…んと、どこにあったかな…?確かこの辺に」ゴソゴソ

天海「ほんとすみません…俺、役に立てなくて」

赤松「…謝らないでよ。役に立てないとか立てるとかそういうの関係ない。天海くんは天海くんのままでいいんだよ」ゴソゴソ

天海「赤松さん…」

赤松「だからね、こういうときはありがとう、って言ったらいいんじゃないかな?…あ、見つかったよ!はい、どうぞ!」

天海「…赤松さん、ありがとうございます」

赤松「うんうん、言えたらそれでよし…と、急いでるんだったね。私のことは気にせず先に行ってて」

天海「あ、そうっすね。今、どのくらいゴールしたんでしょうか…」

赤松「まぁ、楽しめればいいよ、ね?」

天海「…そうっすね!じゃ、行ってくるっす!」タッタッタ

赤松「頑張ってねー!」
842 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/31(日) 01:15:20.84 ID:tFTDl+qqO


最原『あ…天海くん、ゴールまでやってきました…それは、楽譜かな?』

天海「はぁ…はぁ…うっし、ゴールっす!」

百田「おめでとさん、3位だぜ」

真宮寺「青組、5点…と」メモメモ

天海「3位っすか…まぁ、楽しむのが一番っすからね」

百田「おっ、よく分かってるじゃねーか」



王馬「あ、キーボゴールしたな!にしし、これで2位だぜ!」

王馬「キーボ、おーい、キーボー!」

キーボ「…ん?」

王馬「キーボ、1位おめでと!じゃあついてきて!」

キーボ「え、え、どうしてですか?」

王馬「お題がロボットなの!」

キーボ「構いませんが…他にもロボットはいるでしょう?一応」

王馬「そうだね、一応、いるね。一応」

キーボ「なぜ、ボクを待っていたんですか?下手したらすごく遅くなる可能性もあったのに」

王馬「…うーん、だってキーボが一番ロボットっぽいし、あいつらに頼むのってなんか癪でしょ?」

キーボ「…なんとなく分からなくもないです」
843 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/31(日) 01:19:46.16 ID:tFTDl+qqO
王馬「キーボは優秀なロボットとしてオレに選ばれたんだから、感謝してよね!」

キーボ「あ、今流行りのつんでれですね!」

王馬「流行ってんの?…っていうか早く行こうよ」

キーボ「そうですね……ん?」

入間「おい、キーボ!ちょっとツラ貸せよ!」

王馬「ダメだよ、キーボは今忙しいんだから」

入間「はぁ?競技はもう終わったんだから別にいーだろうが!」

王馬「良くないって。借り物なんだからさ、これ」

入間「まぁ物って言えば物だよな」

王馬「だよね、だよねー!」

キーボ「急にボクを物扱いするのは止めてください。そして意気投合しないでください」

入間「って、んなこといいからさっさとキーボ貸せ!せっかく昨日、テメーにあの機能をつけ終えて、今日から”アレ”を撮影しようと思ってたのによ…」

王馬「は?アレ?なんだか知らないけどそれと、キーボと何が関係あるのさ」

キーボ「さぁ…ボクもちょっとよく分からないです」

入間「運動会が楽しみで、中々”アレ”が出そうになかったんだが…さっき、オレ様の競技が終わって安心したのか、ようやく”アレ”が出そうになってな…」

王馬「だから、なんの話を…」

キーボ「…?昨日つけてもらった、録画及び印刷機能と関係あるのでしょうか?」

王馬「あぁ、さっき使ったあんまり触りたくない写真を吐き出す、あの機能ね」

キーボ「…間違ったことは言ってませんが」
844 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/31(日) 01:22:49.98 ID:tFTDl+qqO
入間「…なぁ、早くしろよ。わりとオレ様も限界なんだよ…さっきから…腹が…」ギュル…

王馬「腹…?…出る…?……まさか”アレ”って」

キーボ「どうしたんですか、王馬クン?」

王馬「キーボ…さっさと行こう」グイ

入間「おい、待てよ…!漏れるだろうが!う●ちがよッ!!」グイ

キーボ「え、えぇ…!?」グイ

王馬「やっぱり…それをキーボの録画機能で撮影させて印刷でもするわけ?」

王馬(嘘であってほしいけど)

入間「なっ…なんで分かったんだよ!」

キーボ「え……えぇ…」ドンビキ

王馬「まじかよ…」ドンビキ

入間「だって…う●ちは、あたしの健康状態を一番よく現すんだよ?だから…ね?」

王馬「ね?じゃねーよ」

キーボ「入間さん…さすがにボクはそんなことをする気にはなれません。たとえ、あなたが素晴らしい発明家だとしても」グイグイ

王馬「発明家っていうかもはや、変態肉便器だよ」

入間「変態…肉…便器ィ…!?」ビクンビクン

王馬「ねぇ、臭いからあっち行って。オレたち、もう行くからさ」

キーボ「すいません、入間さん…トイレはひとりで行くべきだと思います」グイグイ
845 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/31(日) 01:26:02.27 ID:tFTDl+qqO
入間「ま、待てよぉ…オレ様の体がどうなってもいいって言うのか!?」

王馬「どうでもいいに決まってるじゃん」

入間「そんなぁ…」

キーボ「あの、ふたりともそろそろ腕を離してもらえませんか」グイ―

王馬「え?いいじゃん、別に。もげるだけでしょ」

キーボ「もげるだけってなんですか!かけがえのない腕なんですよ!?」

入間「おい!んなことどーでもいいって言ってんだろ!早く付いてこい!漏らすぞ!テメーそんな趣味あんのか!?」

王馬「あるわけないだろ!」

キーボ「不潔です!」

王馬「お前女子みたいだな!いや、この脳内糞便器よりましか…そもそも性別ないもんな…」

入間「脳内糞便器って意味不明過ぎる…」ビクンビクン

キーボ「あーもう、誰かどうにかしてくださいー!!」

ギャーギャー!クソ-!オマエガクソダロ!!

キーボ「もう!ボクのために争うのは止めてください!」

王馬「え、いや…お前のためじゃないし…オレのためだし…」

入間「オレ様も…オレ様のう●ちのためだし?」

キーボ「……急に冷静にならないでくださいよ」

最原『あ…天海くん、ゴールまでやってきました…それは、楽譜かな?』

王馬「ちょっと!さっき、星ちゃんがゴールしてたから…オレ、4位じゃん!!」

キーボ「騒いでいるからですよ…」
846 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/31(日) 01:31:42.90 ID:tFTDl+qqO
入間「ケケッ、ざまーみろ!ツルショタ!」

王馬「あーあ…変態肉便器with糞まみれのせいで台無しだよ…」

入間「」ビクンビクン

キーボ「…キミの入間さんに対するあだ名は少し悪すぎると思います」

入間「少しかよ…」ビクンビクン

王馬「あ、漏らすなら、ここでは止めてね。じゃあさっさと行こーよ、キーボ」

キーボ「…あ、はい。あの、入間さん。ひとりでトイレに行けるようにがんばってください!」

入間「」ビクンビクン テクテク

王馬「…そーいうことじゃないと思うけど…」



王馬「はーいゴールですよー」

最原『…あ、王馬くん、ずいぶん遅かったね…やっとゴールだよ。黄組は2点だね』

百田「ホント遅かったな…で、お題はなんだ?キーボか?」

王馬「ん?飛ばないロボットだよ」

キーボ「いや、ただのロボットですよね?」

王馬「そうだよ、飛ばないロボはただのロボだからね!」

キーボ「…」

真宮寺「ロボットなら他にもあるのに…王馬君なりにこだわりでもあったのかな?」

王馬「にしし、まーね!」

百田「そうか…テメーにもこだわりとかあるんだな…」

王馬「なんでそんなに意外そうなんだろうねー?」



最原『点数はこんな感じだよ』

赤組 18点
白組 18点
青組 15点
黄組 14点
847 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/31(日) 01:35:36.97 ID:tFTDl+qqO


赤松「よーし!次は私の番だよ!」

天海「赤松さん、あまり無理しないようにしてほしいっす、怪我でもしたら困るっすからね」

赤松「大丈夫、大丈夫!」グッグッ

最原「………」ジー

百田「…終一?」



茶柱「夢野さん…すいません、転子は今回は手加減なしでいきます」

夢野「うむ…正々堂々魔法で勝負じゃ!」

白銀「地味に正々堂々じゃなくない…?あ、茶柱さん、地味に応援してるよ!わたしの仇をとって!」

茶柱「ええ!お茶の子です!」

夢野「んあー…スカラ、マジックバリア…これで完璧じゃ!」

白銀「そこはピオリムの方がいいんじゃないかな…」

茶柱「夢野さん、さすがです!」



春川「夜長、間違ってもコースアウトしないようにね」

アンジー「もー、魔姫は心配性だねー神さまが教えてくれるから大丈夫だぞー!」

春川「その神さまが心配なんだって…」

キーボ「大丈夫ですよ!神さまはいないですが、アンジーさんはやるときはやる人です!」

アンジー「…魔姫、キーボ…神さまはいるんだよ?」
848 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/31(日) 01:37:18.88 ID:tFTDl+qqO


王馬「じゃ、みんな用意はいいかな?」

イイヨ! ウム キエエエイ!!! オッケーダヨー

王馬「そこはいいとも!でしょ!」

パァン!!

王馬「いけね、間違えて撃っちゃった」

赤松「えっ!えぇっ!?」アタフタ

アンジー「小吉ー今のはよくないぞー」

夢野「…んあ」

茶柱「…やり直しを要求します!」



百田「さて、仕切り直しだ」

白銀「そこはcv宮野で…」

百田「…?」

王馬「白銀ちゃん、誰にも分からないようなネタはやめようね」

白銀「気を取り直していこう」キリッ

王馬「じゃあいくよ?よーい、スタート!」

パァン!! ダダダ

茶柱「キエエエエエイ!!」

赤松「…よし!」タタタ

アンジー「にゃははー」タッタッタ

夢野「んあぁ…んあぁ…」タッタッタ
849 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/31(日) 01:42:01.69 ID:tFTDl+qqO
入間『さて解説は腹がスッキリ爽快なオレ様がヤるぜ!』

東条『それでは不安だから私も一緒にやるわ』

入間『そんなにオレ様じゃ不安なのかよ!』

東条『さてトップを走るのは、茶柱さん。後方に赤松さん、夜長さん、夢野さんが続いているわ』

入間『無視かよ!』

東条『入間さん、なにかコメントはあるかしら』

入間『ひゃーっはっはっは!おい、まな板女!抵抗が少ないから走りやすいはずだろ!?』

夢野「お主…デスの魔法をかけるぞ…」ギロリ

入間『ひぅ…!?』

茶柱「夢野さーん!巨より美、ですよ!」プルンプルン

赤松「入間さんの言うことは気にしなくてもいいと思うよー!!」プルンプルン

夢野「余計、悲しいんじゃが」

アンジー「秘密子ーアンジーがついてるぞー」

夢野「水着イベントやらで胸がでかくて詐称疑惑のあるお主がそれを言うのか!?」

アンジー「秘密子ー、なに言ってるのー?」

最原「…………」

百田「…終一、帽子で見ないようにしてるのか?…オメー、今帽子被ってねーぞ」

最原「…あ」

入間『皮は被ってるがな!』

東条『入間さん、少し黙ってくれる?』

…略

茶柱「キエエエエイ!転子は>>851を借りてくればいいんですね!」

赤松「私は>>852か…」

アンジー「主は言いました…>>853を借りてくるべしと」

夢野「んあ…>>854か」
850 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2017/12/31(日) 01:44:13.17 ID:tFTDl+qqO
今回はここまでにします。
さて、今年も本当にあとわずかになりましたが、半年以上お付き合いいただきありがとうございました。

作者がリアルでゲームばかりしたり、気分屋なせいで更新速度がすごくまちまちになって申し訳ありませんでした。
それでも応援してくださった方々や、安価にご協力いただいた方々のおかげでここまでやってくることができました。
まるで最終回のような雰囲気ですが、まだ終わりません。いつ終わるのかも分かりません。ですが、これからも何卒よろしくお願いいたします。

ところで全く関係ありませんが、ファミ通のスパチュンの年賀状が最高でした。来年もダンガンロンパ大好きでいきます。

長文になりすいません。
では、みなさま、健康にお気をつけて、よいお年を!
そして来年もよろしくお願いします!くますみー!

(※安価ずれちゃったらすいません。あとで修正します。あと今回も安価のコンマで順位決めます)
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/31(日) 10:30:45.33 ID:Cru04p6VO
羽織る物(上着やマント)

年賀状の為にファミ通買ったけどホント最高だった
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/31(日) 10:56:00.59 ID:w1ZLHB/AO
探偵
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/31(日) 17:37:40.51 ID:l5YtuzbTO
ゴーグル
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/31(日) 17:39:09.74 ID:q7o4TZGDO
キーボの第二ボタン
855 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/04(木) 19:52:13.57 ID:Swq2LNXqO
夢野「んあ…キーボの第二ボタンか…」

夢野「そもそもあやつ服、着ておるのか?」

夢野「まぁ、よい…いざとなれば…」ポンッ

夢野「このレンチでもぎ取ればよいか…」

入間『どこから出したんだよ…っていうかそんな物持ってたのか?』

入間『けけっ、そんなものポッケに詰めるより、もっと詰めなきゃいけねーところがあるんじゃねーか?胸、とかな!』

夢野「……このレンチ、お主のじゃが?』

入間『…あ?……ねぇ!オレ様のレンチがねぇっ!くそっ、いつ盗りやがった、このまな板女!?』

東条『…なぜレンチなんて持っているのかしら、入間さん。危ないからあとで没収よ』

入間『え』

東条『夢野さんも危ないことには使わないようにね』

夢野「合点承知之助じゃ」タッタッタ

夢野「…とにかく、キーボのところへ行くとするかのぅ」



キーボ「おや、夢野さん、どうしました…か…あの、その手に持ってるレンチは一体…」

夢野「キーボよ、お主の第二ボタンをもらうぞ」

キーボ「……はい?」

夢野「こちらも急いでおるのでな、問答無用でボタンもらうぞ」レンチ スッ…

キーボ「え、ちょ」
856 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/04(木) 19:57:17.32 ID:Swq2LNXqO
夢野「んあっ!!」ブンッ!!

キーボ「あっーーー!!!」

バキッ!!!

キーボ「」

夢野「すまんのぅ、キーボ…あとで魔法で人間にしてやるぞ……多分」タッタッタ

キーボ「」

最原「あ、夢野さんが来たよ」ゴールキーパー

春川「あいつの借り物は…キーボの第二ボタンか」ゴールキーパー

夢野「んあー、んあー…どうじゃ、キーボの第二ボタンじゃぞ!」

最原「借りたっていうか、もぎ取ったって感じに見えるんだけど…」

春川「…まぁこれでいいけどさ。とにかくこれでいいよ」

夢野「んあっ!ゴールなのじゃ!」ゴール!!

東条『夢野さん、ゴールよ。おめでとう、10点ゲットよ』

夢野「やったわい!」ピョン

夢野「そうじゃ、キーボに第二ボタンを返しに行くとするかのぅ」テクテク



赤松「探偵と言えば最原くんしかいないよね!…あ、ゴールキーパーやってるんだ!」タッタッタ

赤松「おーい、最原くーん!!」タッタッタ

最原「あっ、赤松さん?」

春川「お疲れ。…借り物は?」
857 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/04(木) 19:59:02.20 ID:Swq2LNXqO
赤松「えっと、最原くんだよ!探偵って書いてあったからね!」

最原「そ、そうなんだ…」

春川「じゃ、もうゴールだね」

赤松「そうだね!」

最原(ずいぶんあっさりしたゴールだな…まぁいっか)

赤松「じゃあ、一緒にゴールしよっか、探偵さん?」

最原「え?」

赤松「ほら、せっかくだしさ!」

入間『おい、そこのアンテナカップル!早くゴールしやがれ!』

最原「か、カップルじゃないよ!?……まだ」

赤松「…ま、まだ…」

春川「ちょっと…そういうのはあとにしてくれない?」

赤松「い、行こっか!!」

最原「そ、そうだね!!」

東条『赤松さんがゴールしたわ、青組8点よ』

白銀「壁くれ」

ゴン太「白銀さん、どうしたの?」

白銀「…はっ、なっなんでもないよ!!」
858 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/04(木) 19:59:45.40 ID:Swq2LNXqO
アンジー「えっと、ゴーグルかー…」

アンジー「ゴーグル、ゴーグル……神さま、アンジーはどうすればいいですか…」

東条『…夜長さんは瞑想中かしら?』

アンジー「にゃははー!そっかー美兎がいっつもつけてるねー!」

入間『もしかしてオレ様がターゲットか!?』

アンジー「あれを借りにいけばいいんだね、神さま!」タッタッタ

アンジー「美兎ー!そのゴーグル貸してー!」

入間『なんでテメーなんかにオレ様のゴーグル貸さねーといけないんだよ!』

アンジー「だって神さまがそうしろって言ったからね、貸して?」ジー

入間『…こいつ、こえーよ…』

アンジー「美兎、バチ当たりたくないよね?」ジー…

入間『なんだよ、どいつもこいつも!オレ様を呪うとか、バチが当たるとか!なんの恨みがあるんだよ!?』

アンジー「んー…変なことばっか言うのがよくないんじゃないかなーって、神さまが言ってるよ」

アンジー「にゃはは、それを止めたら友達もっと増えるかもしれないぞー!」

入間『へ…べ、別に友達とかほしくねーし…』

入間『ま、まぁ、ゴーグルはとりあえず貸しといてやるよ…汚すんじゃねーぞ?』

アンジー「わーい、ありがとー美兎ー!」タッタッター

春川「…夜長か。借り物は…それ?」

アンジー「そうだよー美兎から借りたのだー!」

春川「入間が?よくあんたに貸したね…」
859 : ◆hq9TfeeMlAP9 [sage]:2018/01/05(金) 19:32:30.15 ID:fhHr6LA5O
訂正 >>856
春川「…まぁこれでいいけどさ。とにかくこれでいいよ」

春川「…まぁこれでいいけどさ」
860 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/05(金) 19:33:40.85 ID:fhHr6LA5O
アンジー「ねーねーアンジーは何位ー?」

春川「あんたまだゴールしてないじゃん…」

アンジー「あ、そっかー!にゃははーゴールだぞー!」ピョン

東条『夜長さんは、3位よ。白組は5点入ったわ』

入間『オレ様のおかげだな!』

アンジー「神さまのおかげだねー!」

入間『いや、だからオレ様の』

アンジー「神さまのおかげだねー!!!」

入間『…』



茶柱「羽織る物ですか…」ウーン

王馬「茶柱ちゃーん!なんだか悩んでるみたいだしオレの出番が中々ないからヘルプにきたよー!」

茶柱「しかし、今は運動会中。みなさん、何も羽織っていないです…」ウーン…

王馬「えっ無視?」

ゴン太「虫さん!?」シュバッ

王馬「違う」

茶柱「…おや、あれは……!?」ハッ!!

百田「頑張れよー」ウワギオン

茶柱「百田さん…運動会なのに上着を着ている…!?」
861 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/05(金) 19:34:50.53 ID:fhHr6LA5O
王馬「あーホントだねー。いつも思うけどあれずり落ちないのかな」

ゴン太「ボタンで止めているのかな…」

茶柱「そう言えば以前春川さんが言ってました…!」

ポワンポワンポワン

春川『あいつはいつも服を変な風に着ている…』

最原『そ、そうだね…』

最原(変な風って…)

茶柱『あいつって誰ですか?』

春川『百田』

最原(ここって変な風に着てはいなくても変わった制服多いよな…)ボー

茶柱『男死の服装なんて全部変です』シンダカオ



王馬「回想いる?」

茶柱「そうと決まれば早速……」

王馬「行っちゃう!?」

ゴン太「茶柱さん、頑張って!」

茶柱「いや…なんで男死の手など借りなければいけないんですか…?」

王馬「借りなきゃいけないのは羽織る物だけどね!」
862 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/05(金) 19:37:44.42 ID:fhHr6LA5O
茶柱「よしっ男死の手など絶対に借りません!!」

王馬「意地はるなよー、そうこうしてる間にもう赤松ちゃんゴールしちゃったよー?」

茶柱「……あれ、王馬さんにゴン太さん。いたんですね」

ゴン太「うん、いたよ!」

王馬「無視してたんじゃなかったんだね」

茶柱「転子は今から夢野さんにマントを借りてきます!」

王馬「え、百田ちゃんに上着借りなよ」

茶柱「お断りです!夢野さーーん!!」タタタタ

ゴン太「行っちゃったね…」

王馬「こりゃもう4位だねー…3回連続4位じゃん…」



茶柱「夢野さーん!」タッタッタ

夢野「んあ?転子か、どうしたんじゃ?」

キーボ「」

茶柱「夢野さんのマントを貸してくれませんか!?転子のお題は羽織る物なんです!」

夢野「んあ…あそこに上着を羽織ってる百田がおるじゃろ…あやつに借りたらどうじゃ?」

キーボ「ボタンカエシテクダサイ…」

茶柱「男死の手を借りるのは…」

夢野「んあ…お主、そんなこと言っておる間にアンジーがゴールしたぞ?ちなみにアンジーは3位じゃが…」

茶柱「へっ?……転子、一生の不覚です…!!」
863 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/05(金) 19:39:05.80 ID:fhHr6LA5O
夢野「んあー、仕方ないのぅ…ウチのマントを貸してやるわい…」

茶柱「えっ、いいんですか!?」

夢野「ふっふっふ…こういうこともあろうかと、テントにこっそり置いておったのじゃ!」ジャジャーン

茶柱「さすが夢野さんです!ありがとうございます!」キラキラキラ

茶柱「それでは、夢野さん!転子は勝ってきますね!」タッタッタ

夢野「…順位はもう変わらぬがのぅ…」

キーボ「あの…ボタン…」

夢野「お主、ボタンがないだけでどれだけダメージを受けておるんじゃ?」

キーボ「ボタンでもボクの一部なんですよ!?」

夢野「んあー!転子の応援をさせんかい!」

キーボ「あんまりですよ…」



茶柱「キエエエエイ!茶柱転子!ゴールです!!」

東条『茶柱さん、お疲れ様』

入間『4位だけどな!』

春川「借り物は…うん、ちゃんと持ってきたね」

茶柱「夢野さんに借りました!」エッヘン

最原「お疲れ様。えっと、借り物競争はこれで終わりだね」

天海『プログラム二番、借り物競争はこれで終わりです、みなさん、お疲れ様でした』

天海『次は騎馬戦っすけど…みんな疲れたでしょうし少し休憩してほしいっす』
864 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/06(土) 18:06:11.71 ID:rLhmquO9O


赤松「はー、楽しかったね!みんなお疲れ!」

星「…まぁ、悪くなかったな」

王馬「たまに変なお題あったよねーホント勘弁してほしいよー」

百田「オメーはまだましな方だったろ?」

百田「オレなんて神様だぞ、神様!」

王馬「幽霊じゃなかったんだからいいじゃーん!」

百田「ゆ、ゆゆ…幽霊なんているわけねー!!」ピュー

王馬「あらら…逃げてっちゃった…」

星「あんまり脅かすなよ…」

王馬「だって楽しいんだもーん!」

星「やれやれ…」

真宮寺「みんな、今の点数が出たヨ」

王馬「おっきたきたー!」

赤組 28点
青組 23点
白組 23点
黄組 16点


夢野「んあっ!1位じゃ!!」

東条「そうね」

星「そうだな」

真宮寺「そうだネ」
865 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/06(土) 18:08:10.41 ID:rLhmquO9O
夢野「んあー…お主らもっと喜ばんかい!」

王馬「夢野ちゃんと違ってみんな大人だから、騒いだりしないんだよ」

夢野「いや…みんな高校生じゃろ?」

東条「あら、私はこれでも喜んでいるつもりよ?」

夢野「…うーむ、もっとこう笑ったらどうじゃ?東条も星も…」

真宮寺「おや、僕はスルーかい?」

夢野「お主はマスクしておるでないか」

王馬「それじゃ表情分かりにくいもんね」

真宮寺「クックック…そうだったネ」

星「…あんた、それで息切れしないのか?」

真宮寺「平気だヨ」

星「そうか…不思議なもんだな…」

夢野「そうじゃ、笑顔になる魔法をかけてやるわい!」

星「あとにしな。今から騎馬戦なんだ…体力は温存しておけ」

東条「そうね、夢野さんと私はお互い違う騎馬だし、私もサポートできないからあとで見せてくれるかしら?」

夢野「ううむ…そうじゃな…。MPもそろそろ切れそうじゃし…ではあとでな!」

星「ああ、そうしてくれ」

真宮寺「クックック…夢野さんのマジック…いや、魔法カ。楽しみだネ」

王馬「さーてオレは黄組で優勝パーティしてくるかなーじゃねー!」スタスタスタ

夢野「んあ、まだ優勝しておらんじゃろ、それに…お主の組が一番…いや、なんでもないわい」
866 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/06(土) 18:09:36.94 ID:rLhmquO9O


赤松「よーし、この調子で頑張るよー!」

入間「ケケッ、オレ様の優勝間違いなしだな!」

天海「入間さんだけではないっすけどね」

春川「私たちと同順位ってこと忘れないでよね」

キーボ「そうです!油断はしないことですね!」

最原(キーボくんもう直ったんだ…)

百田「へへっ、そっちこそ油断すんなよ?」

アンジー「大丈夫だよーアンジーには神さまがついてるもん」

アンジー「じゃあ終一、魔姫、キーボ、お祈りしよっか?」

春川「嫌に決まってるじゃん」

キーボ「それはどのくらいかかるんですか?」

アンジー「今日はお急ぎバージョンでお祈りするから1時間かかるぞー」

最原「!?」

天海「長いっすね…しかも、お急ぎバージョンっすよね?いつもはどのくらい祈ってるんすか…」

赤松「そもそもお急ぎバージョンってなんなの…?」

百田「おいおい、騎馬戦始まっちまうぞ?」

入間「ひゃーっはっはっは!仲良くバカ共同士、ヤッとけ!」

アンジー「じゃあ始めるぞー」ナムナム

春川「だからやらないって…」
867 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/06(土) 18:12:36.14 ID:rLhmquO9O
王馬「おーい!」タッタッター

茶柱「…」チーン

白銀「…」チーン

ゴン太「えっと…」アワアワ

王馬「…なにこのお通夜な雰囲気」

白銀「はぁ…ごめんね、4位で」ドヨーン

茶柱「転子も白銀さんのお役に立てず申し訳ないです…」ドヨーン

ゴン太「元気だしてよ!まだこれからだよ!」

王馬「そうだよ!2位じゃだめなの!?」

茶柱「2位どころか、4位ですけどね」

白銀「キノコ生えそう」キノコ

王馬「オレだって悲しいよ…オレがドベになっちゃったせいでふたりを落ち込ませちゃったんだからさ…」ウッウッ

茶柱「は?」

ゴン太「王馬君!…うぅ、ゴン太がみんなの分まで頑張れたらよかったのに…!」

白銀「ゴン太君が地味に一番頑張ってたけどね…だって借り物競争1位だったし」

茶柱「別に王馬さんのせいで落ち込んでいるわけではないですよ。自分の不甲斐なさに落ち込んでいるんです」

茶柱「……転子はまだまだ修行が足りないことが分かりました!これからもっと精進しますっ!キエエエエイ!!」

王馬「急に元気になったねー」

白銀「わたしも元気ださないとね…みんなのためにも頑張らないと!」

ゴン太「うん!ゴン太ももっと頑張るよ!!」

王馬「いやーびっくりするくらい、気持ちの切り替えが早いねー!さすがのオレもドン引きだよ!嘘だけど!」
868 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/07(日) 18:03:05.06 ID:drGWASGeO


天海『そろそろ女子のみなさんは騎馬戦の準備をお願いするっす』

茶柱「キエエエエイ!夢野さん、白銀さん、赤松さん!頑張りましょうね!絶対負けませんよー!」

白銀「あれ、茶柱さんは女子が大好きなんじゃないの?」

茶柱「へ?」

白銀「いや、女の子と戦って大丈夫なのか地味に心配だなって…」

夢野「んあ…やはり、お主…」ジト

赤松「…えーっと」

茶柱「だ、だから違いますって!誤解を招くようなことは言わないでください!」

夢野「…じょ、冗談じゃ。…今日は鍵をよくかけて眠るかのぅ」

赤松「思いっきり誤解してるね…」

白銀「…ごかいした?」

茶柱「ところで、やはり夢野さんが上に乗るんですよね?」

赤松「身長を考えるとやっぱりそうなるよね」

夢野「んあ…責任重大じゃな…」プルプルプルプル

白銀「リラックスだよ、夢野さん!さぁ深呼吸だよ」

夢野「んあー…んあー」スーハースーハー

赤松「私たちもしっかりサポートするからさ、頑張ってね!」

茶柱「ええ!夢野さんは転子が命をかけてお守りいたします!」

白銀「落ちたら元も子もないもんね…うん、わたしも頑張るよ!」

夢野「ふー…漏らさぬように気を付けねばな…」

赤松「も、漏らさないでね!?」
869 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/07(日) 18:04:16.12 ID:drGWASGeO


アンジー「にゃははー頑張るぞー!えいえいおー!」

入間「なんでオレ様がこんなやつの土台にならないといけねーんだよ…」

東条「メイドの名に懸けて全力でサポートさせてもらうわ」

春川「落ちる心配はしなくていいよ。私たちでしっかり支えるから」

アンジー「大丈夫だよ、もし落ちちゃっても神さまは守ってくれるからね」

入間「テメーの神さまはクッションかなにかか?」

春川「神さまに頼らなくても私たちがいるし」

アンジー「…そうだね、魔姫に斬美に美兎がいるもんね」

東条「そうよ。多少無茶な姿勢になっても平気と思ってもらって大丈夫よ」

入間「はーあ…オレ様は上からせめるタイプなんだがな…」

春川「作戦はどうする?」

東条「相手は夢野さんよね…」フム

アンジー「というかー、何をしたら勝ちなんだー?」

入間「そんなことも知らねーのかにおい、メイドババァにペタンコ女。教えてやれよ」

春川「は?それ私のこと言ってんの?」
870 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/07(日) 18:07:12.63 ID:pSdtlMzAO
東条「落ち着いて、春川さん。なるべくチームワークを乱さないようにしましょう」

春川「分かったよ…あんたハチマキ渡されたでしょ?」

アンジー「うん、渡されたねー!これってイケニエの首に巻いておくものだよね?」

東条「違うわ、それを貴女の頭に巻くのよ、こうやって…」ギュッ

入間「で、それを奪い合うんだ。意中の男を奪い合うみたいにな」

アンジー「なるなるー、秘密子のハチマキをとるんだね!頑張るぞー、おぉー!」



天海『準備はできたっすかね?』

天海『プログラム2番は騎馬戦っす。まずは女子のみなさんからお願いします』

天海『ではまずルール説明をします』

天海『勝った方の騎馬には8点、負けた方の騎馬には4点入ります。ひとりひとりに点数がもらえます』

王馬『なるほど、これは組によってもらえる点数に差が出そうだね』

ゴン太『えーっと…どういうこと?』

真宮寺『例えば夢野さんの騎馬が勝ったとしようカ。そうすると…』カキカキ

赤組:夢野8点、東条4点、計12点
白組:夜長4点、春川4点、計8点
黄組:茶柱8点、白銀8点、計16点
青組:赤松8点、入間4点、組12点

真宮寺『…と、なるんだヨ』

ゴン太『なるほど!』
871 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/07(日) 18:08:04.53 ID:pSdtlMzAO
百田『最初はこのシステムでいいのか迷ったよな。なにせ、組分けより先に騎馬分けをやっちまったからな!』

星『かなり前のことだな…』

王馬『懐かしいねー!』

最原『きっちり別れたら勝っても負けても入る点数変わらないからね…』

最原『今となっては最初に騎馬チームを決めていてよかったと思うよ』

キーボ『勝ち負け関係ないなら戦う意味ありませんからね』

百田『いや、戦う意味はあると思うぜ?そこに男のロマンがあるんだからな!』

王馬『女子にはないけどね!』

天海『そういうことっす』

茶柱「キエエエエイ!!男死!駄弁ってないで早く始めてください!」

王馬『あーごめんごめん。ちなみに男死は全員実況にまわってるよ』

東条「早く始めましょう」

赤松「そうだね!」

夢野「トイレ行きたくなってきたわい…」


872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/07(日) 22:04:41.38 ID:r97SEpQG0
白組キーボの10点が加算されてないんじゃない?
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/07(日) 23:05:33.21 ID:NT5FAAMI0
まじだwwwwキーボカワイソス
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/07(日) 23:56:24.85 ID:PNZQ6P4MO
だが王馬のチームが最下位なのは変わらないのであった
875 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/08(月) 17:15:15.10 ID:lYGAa8R6O
>>872
あっ………!!忘れてた……
すいません!ミスです!キーボごめん!!

訂正版
白組 33点
赤組 28点
青組 23点
黄組 16点

1位じゃ!と喜んでいた夢野さんなどは全て幻でした。
更新再開します
876 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/08(月) 17:17:32.64 ID:lYGAa8R6O
王馬『さぁ、女子同士による本気の争いが始まるぞおおおっ!』

百田『まずはっ!赤コーナァーッ!』

ワーワー!!!!

夢野「ん、んぁ…」プルプル

茶柱「夢野さん、転子がついています!」

白銀「観客全然いないから大丈夫だよ!」

赤松「あんまりフォローになってないような…」

百田『続いてェ!青コーナァーッ!』

ワーワー!!!

入間「ひゃーっはっはっは!オレ様の入場だぜえー!」

アンジー「にゃははー、秘密子ー負けないぞー!」

春川「なんなのこの演出…」

東条「BGMがあった方が少しはましになるんじゃないかしら?」

王馬『マジな反応はやめてほしいなー!!オレもそう思うけどね!』

天海『あはは…じゃあ騎馬を組んでください』
877 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/08(月) 17:19:33.76 ID:lYGAa8R6O


星『赤コーナー…これ赤コーナーって言わないとダメなのか?』

王馬『規則だからね!』

星『どんな規則だ……夢野、大丈夫か?』

夢野「んあ、んあ……」プルプル

最原『騎馬は↓な感じをイメージしてね』

        白銀
      茶柱 夢野
        赤松

茶柱「転子が前で支えます!」

赤松「絶対落とさないから!絶対!」

王馬『フラグかな?』

天海『フラグ建てちゃダメっすよ!!』

白銀「夢野さん…振動が地味にすごいんだけど…」

夢野「んああああ!!」

夢野「ウ、ウチはやってみせるぞっ!!」覚醒!!

茶柱「その意気です!」

星『…無理はすんなよ』
878 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/08(月) 17:22:54.63 ID:lYGAa8R6O
真宮寺『青コーナーの様子は…』

アンジー「おぉー高いねー!たかい、たかーい!にゃははー!」

     東条
     アンジー 春川
     入間

春川「ちょっと。あんまり揺らさないで…落ちたら危ないでしょ」

アンジー「およ、ごめんなさーい!」

東条「夜長さん、安定性はどうかしら?」

アンジー「ばっちしだぞー!」

入間「手ぇ、汚れるじゃねーか!なんでテメーの足なんか乗せねーといけねーんだよ!」

春川「散々練習したんだから我慢しなよ」

入間「チッ、しゃーねぇなぁ!おい、宗教女!」

入間「天才のオレ様の肩に尻を乗せてるからには絶対勝てよ!?」

アンジー「もっちもちー!」

真宮寺『ふむ、大丈夫そうだネ。青コーナーはメンバー的には体力がありそうだけど…』

真宮寺『その分、チームワークがやや悪そうかな?』

ゴン太『そ、そうかな?とっても仲が良さそうにみえるよ!』

王馬『お前の眼鏡は節穴か!』

ゴン太『えぇっ!?ゴン太の眼鏡は節穴じゃないよ!?』
879 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/08(月) 17:25:03.32 ID:lYGAa8R6O
最原『じゃあ両者ともに準備はいい?』

夢野「んあ!」

アンジー「いつでもオッケーだぞー!」

最原『じゃあ、スタート!!』

百田『始まったァー!!』

王馬『テンション高いね』

シーン

夢野「す、進まんのか?」

茶柱「まずは様子見です!」

赤松「相手も様子をうかがっているみたいだね…」

白銀「一対一だから後ろから回り込むのも難しそうだね…」

アンジー「秘密子たち動かないねー」

東条「様子見してるんでしょうね」

春川「…こっちから動く?」

入間「う、動いて大丈夫なのかよ…?」

東条「でもいつかは動かないといけないわ」

最原『両者共に様子見中…かな?一向に動きません』

勝利判定
夢野騎馬>>880

アンジー騎馬>>881

コンマが高い方が勝利
同コンマの場合はもう一回勝負
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 17:25:53.21 ID:Gvr2zS7z0
やあっ
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 17:26:44.56 ID:KrTnbrUAo
はい
882 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/09(火) 16:01:38.94 ID:TX0T7IWlO
春川「…どうする?動く?」

東条「いえ、もう少し待ってみましょう」

アンジー「にゃははー!どっちが先に動こうが関係ないよー!だって、アンジーには神さまがついてるからねー!」ナムナム

入間「こいつ…祈り始めたぞ!?」



夢野「んあ…転子、そろそろ動かぬか?」

茶柱「え?ですが……」

白銀「ごめん、茶柱さん。わたしあんまり体力ないからさ、いざってときのために、そろそろ…」

茶柱「……分かりました!では出陣です!!」

赤松「じゃあ、せーのでいくよ!せーのっ!」

タタタタ!

夢野「んああああ!!みんな、頑張るのじゃー!!」

王馬『おおっとぉ!?赤コーナー、動き始めました!』

ゴン太『ゴン太、騎馬が崩れたときのために側に行ってくるね!』タタタ

真宮寺『獄原君がいたら安全だろうネ』

春川「…あっちから動き始めたね」

東条「ええ。…こちらも動きましょう」

入間「ケケッ、ようやくオレ様の出番ってわけだな!」
883 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/09(火) 16:05:07.45 ID:TX0T7IWlO
アンジー「にゃははー!いくぞー!!」

タタタタ

最原『夢野さんたちが動いたのを機にアンジーさんたちも動き始めました!』

夢野「回り込めるか!?」

茶柱「少し難しそうです…!」

白銀「そうこう言ってる間に地味にもう目の前まで来ちゃったよ!?」

アンジー「やっはー、秘密子!」

夢野「アンジー…!」

春川「…好きに暴れなよ。ちゃんと支えるからさ!」

入間「オレ様的にはあんまり暴れない方がいいんだが…」

赤松「正面突破だよ、夢野さん!頑張って!!」

夢野「んああああ!!アンジィィー!!」ガシッ

アンジー「秘密子ー!今日は珍しくやる気だねー!?」ガシッ

夢野「ウチだって、やるときは…やるんじゃーッ!!」

最原『お互い、手をつかみ合って戦っています!!』

王馬『今のところ両者互角に見えるね』

夢野「くっ……うぅ!」

アンジー「秘密子ー……!ハチマキは……アンジーがもらうよっ!」ググッ

夢野「んあっ!?」

最原『アンジーさんが強く押した!夢野さん、大丈夫か!?』

王馬『ちなみに落馬しても負けになるよ、気を付けてねー!』

夢野「いま言うなー!!」プルプル
884 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/09(火) 16:09:54.45 ID:TX0T7IWlO
百田『手に汗握る闘いになってきたぜ…』

夢野「ん、んあ…ああ…」

夢野(このまま押されたら…背中から、落ちてしまうのでは……)プルプル

茶柱「夢野さん!落ちる心配はありません!安心してください!」

茶柱「赤松さんを、白銀さんを!そして転子を信じてください!」

赤松「そうだよ!絶対、大丈夫だからさ!」

白銀「夢野さん…頑張って…!!」

夢野「赤松…白銀…転子…」プルプル

アンジー「秘密子ー…降参したら?このままだと落ちちゃうよ?ここで降参しても神さまはきっと許してくれるよ」グッ

王馬『…あれ?』

最原『落ちそうな、夢野さんを見かねてか、アンジーさんの押す勢いが少し弱まったか…?』

春川「…夜長!夢野には悪いけど、そのまま押しても大丈夫だから…!」

アンジー「でもー秘密子、落ちちゃって怪我しない?」

夢野「んあああ…!!」プルプル

茶柱「夢野さん!!」

東条「大丈夫よ、落ちたときのために獄原君も待機しているわ…本当はメイドとしてこういうことはしたくないのだけれど…」

入間「おい、アンジー!遠慮すんな!!」

夢野「そうじゃぞ…アンジー…ウチは、ウチは遠慮されても嬉しくないわい…!」プルプル

アンジー「……秘密子。うん分かった、アンジーもう遠慮しないから!」グッ

王馬『アンジーちゃん、さらに力を込めて夢野ちゃんを押していく!』

星『あとは夢野次第か…』

夢野「ううう…」プルプル
885 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/09(火) 16:13:08.76 ID:TX0T7IWlO
夢野「んあ…!!ウチは…負けんぞーッ!!」ググッ

天海『夢野さん、押し返したっす!!』

アンジー「…う…」ググッ

春川「夜長!」

東条「まずいわね、そろそろ体力が…」

入間「オレ様もそろそろ限界だぜ…」

夢野「はぁ…はぁ…」

赤松「夢野さん!」

白銀「そろそろ、決着をつけないと…!」

アンジー「はぁ…はぁ…」

アンジー「秘密子…ごめんね!」グイッ

最原『アンジーさん、突然掴んでいる夢野さんの手を自分の方に引っ張った!?』

夢野「んあっ!?」ガクッ

茶柱「あ…夢野さん!?」

王馬『おおっと、夢野ちゃん、体勢が崩れた!』

アンジー「ハチマキは……アンジーがもらうよッ!」グイッ パッ

夢野「あっ……!?」

王馬『勝負あり!青コーナー勝利だよ!』
886 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/09(火) 16:15:58.66 ID:TX0T7IWlO
アンジー「やった!…やったよー!魔姫、斬美、美兎…ありがとね」

春川「…別に。私は支えてただけだし」

東条「おめでとう、夜長さん。貴女のサポートができて良かったわ」

入間「ひゃーっはっはっは!勝って当然だっつーの!…でよぉ、とりあえずさこいつ、降ろさねぇか?そろそろ限界だぜ…」プルプル

東条「そうね…」

ヨッコラセー

アンジー「ふいー久々の大地だねー!」

夢野「んあ…すまん。まけてしまったわい…」

茶柱「いえ、夢野さんはとても頑張りましたよ!」ギュー

白銀「そうだよ!めんどくさがらずに頑張ってくれたじゃん!」

赤松「夢野さん…怖かったと思うのに、ありがとうね」ナデナデ

夢野「んあ……うっうっ…ありがとのぅ…」グス…

アンジー「…秘密子」

夢野「んあ…?アンジー?」グスグス

アンジー「アンジーね、秘密子と騎馬戦できて、楽しかったよ!」スッ

王馬『アンジーちゃん、夢野ちゃんに手を差し出した!勝利の握手か!?』

真宮寺『王馬君、少し黙っていようネ』

夢野「アンジー…お主、ちょっと変わったのぅ」ギュッ

アンジー「えへへーそうかな?アンジーはいつもと変わらないぞー!」

春川「いい戦いだったね…」

赤松「うん…」

入間「とりあえずオレ様は手を洗いたいぜ!」

白銀「入間さん……。あれ、茶柱さん、どうしたの?」

茶柱「転子も夢野さんと握手したいです…」

白銀「ああ、うん。茶柱さんはぶれないね…」
887 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/09(火) 16:18:22.15 ID:TX0T7IWlO
騎馬戦(女子):結果

赤組:夢野4点、東条8点、計12点
白組:夜長8点、春川8点、計16点
黄組:茶柱4点、白銀4点、計8点
青組:赤松4点、入間8点、計12点

白組:49点
赤組:40点
青組:35点
黄組:24点

(合ってるかな…)
888 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/10(水) 17:18:14.66 ID:rKCFKP9qO
百田「よし、次はオレたちだ!ぜってー勝つぞ!」

王馬「そうだね、特にオレは負けられないよ」

キーボ「なぜですか?」

ゴン太「ゴン太たち…ピンチだもんね」

百田「あぁ。オメーら今、4位だったか?」

王馬「しかも1位との差がどんどん広がっちゃってるからねー」

キーボ「倍以上ですもんね…」

王馬(ぶっちゃけ優勝はもう無理な気がしてきた)

百田「ま、こういうのは楽しんだもん勝ちだろ」

ゴン太「そうだよね!ゴン太、騎馬戦って初めてだからすっごく楽しいよ!」

キーボ「そうですね。ボクもいい経験になると思います」

王馬「でもさーやっぱり男としては勝ちたいと思わない?」

百田「へへっ、まぁな!どうせなら優勝狙ってトロフィーゲットしてーよな!」

王馬「でしょでしょー!」

ゴン太「そうなの?」

キーボ「そういうもの…なんですか?」

王馬「あ…ロボットには分かんないよね。ごめん」

キーボ「またロボット差別ですか!!」

ゴン太「ふたりとも、喧嘩はダメだよ?」

王馬「ひとりと1体、ね!」

キーボ「ふたりでいいですってば!」

百田「テメーらは何回同じやり取りするんだよ…」
889 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/10(水) 17:25:50.37 ID:rKCFKP9qO
最原「…えっと、みんな頑張ろうね」

星「…ああ」

真宮寺「…じゃあ最後にもう一回騎馬を組んでみようカ」

天海「そうっすね」

ヨッコラセー

最原「…星くん。大丈夫?」

真宮寺「やはり見えづらそうだネ」

星「…あぁ」

天海「すいませんが、頑張ってください…」

星「……あぁ」

真宮寺「…」

天海「…」

最原「…」

最原(会話がない…)

天海「あー…と円陣でも組むっすかね?せっかくですし」

真宮寺「フム、こうして気持ちを高めるのも悪くないかもネ」

星「……」

最原「…屈んだ方がいいよね」

天海「あ…すいません。俺、無神経でしたね…」

星「…いや、いい。気にすんな。あんたは間違っちゃいないさ」

真宮寺「じゃ、少し屈んで円陣組んで…と」

最原「よし、みんな頑張ろうね!」

エイエイオー!
890 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/10(水) 17:27:05.07 ID:rKCFKP9qO
東条『さぁ続いては男子の騎馬戦よ。男子は入場して頂戴』

シーン…

夢野『…んあ?』

茶柱『男死!とっとと入場してください!』

シーン…

赤松『あれ、やらないとダメなんじゃない?』

アンジー『あれってなにー?』

白銀『ああ、あれのことだね』

入間『はぁ、なんだ?セ…モゴモゴモゴ!!』

春川『あんたは黙ってなよ…』

白銀『じゃあまずは赤コーナーからどうぞー!』

最原「…」スタスタ

真宮寺「…」スタスタ

星「…」スタスタ

天海「…」スタスタ

白銀『何て静かな入場だ!』

東条『…まぁ彼ららしくていいんじゃないかしら?』

入間『ケケッ、根暗童貞ヤローばっかだもんな!』

天海「…ふふっ」

入間『なんだ、あいつ!意味深に笑ったぞ!?まさかもう捨てちまってんのか!?』

赤松『あーもう、入間さんはもうちょっと落ち着いて…!えっと何か意気込みはありますか?』
891 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/10(水) 17:29:15.23 ID:rKCFKP9qO
最原「え?うーんと…勝ちたい、かな」

春川『…普通だね』

最原「そんな…」ガーン

天海「俺は星君が動きやすいように努力したいっすね」

真宮寺「僕も同じく」

星「ま、俺にできることをするさ」

夢野『クールじゃな』

白銀『えっと、おわり?』

東条『…意気込みをありがとう』

赤松『じゃ、じゃあ次行こっか!えーと、青コーナーのみなさん、どうぞ!』

王馬「わーわー!」

百田「自分で言うのかよ!」

ゴン太「わ、わーわー!」

キーボ「真似しなくていいんですよ!?」

ゴン太「そうなの!?さっき入場するときはこう言えって王馬君が…」

王馬「嘘だよー!」

ゴン太「嘘だったの!?」

百田「はぁ…始まる前からそんな調子か、テメーはよぉ…」

王馬「にしし!最近、嘘つくこと減ったからねー!」

キーボ「いえ、全く減っていないと思います」
892 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/10(水) 17:35:32.95 ID:rKCFKP9qO
王馬「あぁむしろロボット差別の方が増えちゃったかな?」

キーボ「そっちは減らしてください!」

春川『ばか騒ぎは終わった?』

百田「どこがばか騒ぎだ!」

茶柱『極端ですね。向こうは静かすぎ、こちらはうるさすぎです』

入間『まるで盛ってるサルみてーだぜ!』

東条『それより早く始めましょう。時間がおしているわ』

最原「確かに、そろそろお腹すいてきたかも…」ギュルル

星「言った側から鳴ってるな…」

東条『じゃあ騎馬を組んで頂戴。私は万が一のときのために、サポートに回るわ。実況、あとは頼めるかしら?』

赤松『うん!任せてよ!』



夢野『さて、赤コーナー、準備はいいかのぅ?』

   真宮寺
  最原 星
   天海

星「いつでもこい」


白銀『青コーナーもおっけいかな?』

    百田
     王馬 ゴン太
    キーボ
王馬「はいはーい、オッケーですよー」


勝利判定
星 騎馬 >>893
王馬 騎馬 >>895

コンマが高い方が勝利
同コンマの場合はもう1回判定
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/10(水) 17:36:52.63 ID:26Qad35H0
はあっ
894 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/10(水) 17:55:11.06 ID:VYJ+FtQso
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/10(水) 18:30:25.73 ID:c0o0h8okO
896 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/11(木) 19:51:59.38 ID:aoi/fNGrO
白銀『では…試合開始ッ!』

王馬「よしゴン太!星ちゃんに向かってシグナルビームだ!」ビシィッ

ゴン太「しぐ…え、なに!?」

百田「何言ってんだ、オメーは!?」

白銀『ポケモンかっ!』

星「最原、かわせ!」

最原「え…えっ、星くん!?」

星「すまん、冗談だ…」

真宮寺「おや…星君も冗談を言うんだネ」

天海「なんか意外っす」

キーボ「あのー…そろそろ、真面目にやりませんか?」

王馬「でたー!空気読めないロボットがでたー!」

キーボ「クッ……いえ、この場合はボクの方が正しいと思います!」

茶柱『そうですよ!さっさと始めてください。転子は早くお昼ご飯を食べたいんです!』

王馬「はいはい…」

ゴン太「王馬君…真面目にやってね?」

王馬「分かってるって。ゴン太、百田ちゃん、キーボ!とっしん!」

ゴン太「うんっ!」ドドドド

百田「結局はポケモンじゃねーか!」ドドドド

キーボ「ボク、ポケモンはやったことがありません」ドドドド

王馬「どうでもいいねー!」
897 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/11(木) 20:04:13.16 ID:aoi/fNGrO
星「こっちも行くぞ」

最原「分かったよ!」ダダダ

真宮寺「……ふと、思ったんだけどさァ」ダダダ

天海「どうしたんすか?」ダダダ

真宮寺「どうでもいいかもしれないんだけど…」ダダダ

最原「なに?遠慮せずに言ってよ!」ダダダ ゼーゼー

王馬「よし、星ちゃんはもう目の前………って…嘘でしょ…」

百田「どうし………なっ!?」

キーボ「?」

夢野『王馬と百田の様子がおかしいのぅ。まぁ、いつも通りじゃがな』

白銀『両者ついに接触しま……ナンダッテー!?』

ゴン太「あ……あぁっ!?」

夢野『誰か突っ込んでくれんのか?』

入間『下の口にか?』

夢野『違うわ!』

真宮寺「獄原君が大きいからどのみち勝負にならないんじゃないかなァ…って、思ったんだヨ」

王馬(…その通り。全く星ちゃんに手が届きそうにない。頑張ったら届くかな?)

星「…………」

王馬「や、やぁ、星ちゃん」

星「…あぁ」
898 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/11(木) 20:11:20.05 ID:aoi/fNGrO
夢野『なぁっ!誰か突っ込んでくれんのか!』

入間『うるせぇっ!下の口に突っ込まれとけ!』

赤松『ちょっとふたりとも水を差しちゃダメだよ!』

春川『そもそもあのふたりはいつもおかしいし、突っ込みどころなんてないんだよ』

茶柱『まぁ、男死ですしね』

春川『だから少し静かにしなって』

夢野『お主が一番失礼じゃぞ…?』

百田「あいつら元気だなー」

キーボ「百田クン、現実を見ましょう」

星「……おい、王馬。どうする、この状況?」

王馬「うーん。ちょっと、手を伸ばしてみてくれる?オレもやってみるから」グググ

星「分かった」グググ

チョン

白銀『イ〜〜〜ティ〜〜〜』

最原「…どうするの、これ?」

王馬「こ、このまま…押し合う!」グググ

天海「指先でっすか!?」

星「ぐ…」グググ

真宮寺「もはや、騎馬戦じゃなくなってるネ」
899 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/11(木) 20:24:38.53 ID:aoi/fNGrO
キーボ「王馬クン、ハチマキはとらないんですか?」

王馬「無理に決まってるだろ……!」グググ

星「……!」ピキッ

最原「星くん!?大丈夫!?」

星「…………」プルプル

王馬「…星ちゃん?」

星「つった」

天海「へ?」

星「全身を」

百田「全身を!?」

ゴン太「大丈夫!?」

星「残念ながら、大丈夫じゃない」

星「くそ…ここ最近動いてなかったつけが回ってきたか…クールじゃねぇな」

王馬(……チャンス!)ググググ

王馬「星ちゃん、悪いね。オレにはあとがないんだ!」ググググ

星「ぐ…」

最原「うわっ!?」

白銀『ああっと、赤コーナー、騎馬がゆらゆらしてきたぞー!?』

王馬「いっけー!」

星「うおっ…」

ドンッ!!!

白銀『そのままトドメをさしたー!』
900 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/11(木) 20:28:21.06 ID:aoi/fNGrO
真宮寺「おっと…」

東条「!」パッ キャッチ

東条「大丈夫?星君」

星「…チッ、情けねーな」

天海「そんなことないっすよ?ただ、状況が悪かっただけっす」

最原「そうだよ、王馬くんも若干卑怯だったしさ」

王馬「えー、ひどいよー!だってあのままじゃ、じり貧だったよ!?」

王馬「それなのに卑怯だなんて…ひどいよおおおおお!」

最原「わ、悪かったって…」

王馬「うん、勝ってよかったよ」ケロッ

百田「ったく調子いいやつだぜ…」

キーボ「こういう場合、男子の方が盛り上がるものだと思っていましたが案外そうでもないんですね」

ゴン太「ゴン太が大きかったせいだよね…」

星「いや、あんたは悪くねーさ。身長ばっかりはどうしようもねーよ」

王馬「いやぁ、星ちゃんに言われると身にしみるねー!」

白銀『えーっと、とにかく。青コーナー勝利!おめでとう!』
901 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/11(木) 20:33:48.98 ID:aoi/fNGrO
騎馬戦(男死)結果:

赤組:真宮寺4点、星4点、計8点
白組:キーボ8点、最原4点、計12点
黄組:王馬8点、ゴン太8点、計16点
青組:天海4点、百田8点、計12点

白組:61点
赤組:48点
青組:47点
黄組:40点
902 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/12(金) 18:59:09.91 ID:Ct3jKZXiO
天海『さて、昼休みになったすね。チームの親睦を深めるためにチームそれぞれで昼食をとってほしいっす』

天海『次の競技は大玉転がしっす。90分後にスタートするんでそれまでに休憩をしっかり撮っておいてくださいね』


キーボ「午前はお疲れ様でした!」

最原「うん、お疲れ」

アンジー「にゃははー!お昼ごはんの時間だぞー、わーい!」パカッ

アンジー「わぁ〜斬美のお弁当美味しそうだねー!!」

春川「ちょっと、夜長。ちゃんと石鹸で手を洗ったの?」

アンジー「もっちもちー!」

春川「キーボは……ちゃんと拭いた?隙間に砂とか入ってない?」

キーボ「ロボット差別ですか!?」

最原「確かにキーボくんが気付かないだけで隙間に砂とか入りそうだね」

キーボ「最原クンまで!きちんと全身くまなく拭きました!」

アンジー「ねーお腹すいたよ、早く食べよう?」

春川「そうだね、じゃあ両手を合わして…」

「「いっただっきまーす!」」

最原「…美味しいね!」モグモグ

アンジー「アンジー、こういうの初めてだからなんとも言えない気持ちになるよー」モグモグモグモグ

春川「運動会で一緒に食べる弁当は美味しいものだよ、例え弁当が冷めててもね」モグモグ

キーボ「ボクは飯田橋博士が食べるのをいつも見ていました!」

最原「あぁ、前は食べることできなかったもんね」

キーボ「ですが、今は入間さんのおかげでこうしてみなさんと一緒に食事をとることができて嬉しいですね」モグモグ

アンジー「そっかー!たまには、こうしてお外で食べるのもいいかもねー、神さまも喜んでるぞー!」モグモグ
903 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/12(金) 19:00:45.31 ID:Ct3jKZXiO
キーボ「ところでみなさんは、運動会のとき誰かと一緒に弁当を食べましたか?」

キーボ「ボクは先程言った通りです!ほとんどの競技に出られないボクの活躍を見に来てくれた博士には感謝してもしきれません!」

最原(…まぁ、パン食い競争とか組体操は絶対できないしな)

アンジー「アンジーは運動会はなかったけど、島のみんなとしょちゅうピクニックに行ったよー」

最原「僕は…父さんも母さんも忙しかったからほとんど叔父さんと食べていたかな」

最原(ふたりが来たら運動会どころじゃない騒ぎになっちゃうしね)

最原「だから…少し寂しかったかな」

キーボ「そうですか…」

春川「私は……ほんとの家族と食べたことはないね」

春川「でも…あいつらがいたし、寂しくはなかった、かな」

キーボ「…あの、ボクひょっとしてまた空気読めてなかったですか?」

最原「…」コクン

キーボ「す、スイマセン」

アンジー「でもねー、今は楽しいでしょ?」

最原「えっ?」

アンジー「アンジーたちがいて、斬美の美味しい弁当が食べれて幸せだよねー?」

春川「…うん、そうだね。すごく楽しいよ」

最原「…僕もだよ。こう暗い話ばかりしてたらいけないね、なにか面白い話でもしようか?」

アンジー「にゃははー!アンジーは、終一の話が聞きたーい!」

最原「え、僕!?」

キーボ「ボクも気になります!」

春川「そもそもあんたに面白いエピソードとかあるの?」

最原「むっ、あるぞ!…あれは、僕が小学2年生のときの運動会なんだけど………」

最原(しばらく楽しい一時を過ごした…)

904 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/12(金) 19:02:57.21 ID:Ct3jKZXiO
…赤組

東条「さぁ、ご飯にしましょう」カパ

夢野「んあー!理想のお弁当じゃな!」キラキラ

星「…さすが東条だな」

真宮寺「素晴らしいネ…もしかして、他のみんなの分も作ったのかい?」

東条「えぇ、もちろん」

夢野「もう食べてもよいか?」ワクワク

星「手は洗ったか?」

夢野「もちろんじゃ!」

真宮寺「…家族のようだネ…。おっと失礼、あくまでそう見えただけだヨ」

東条「…最近、ママと呼ばれることに慣れてきてしまった自分がいるわ…」

夢野「んあ…」モジモジ

星「…たまに俺も親父とか呼ばれるときがあるんだが」

真宮寺「ふたりともみんなより大人っぽいからネ…ついそう言ってしまいたくなるのかもネ」

星「おいおい…勘弁してくれ」

夢野「な、なぁ!もう食べてもよいじゃろ?」

東条「…あぁ、ごめんなさい。そうね!じゃあいただきましょうか」

夢野「いただきますなのじゃ!」モグモグ

真宮寺「うん…やはり美味しいネ」

星「…あぁ、あんたの料理は最高だぜ」

東条「そう言ってもらえるのが一番メイドとして嬉しいわ」
905 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/12(金) 19:05:24.14 ID:Ct3jKZXiO
夢野「…んあ?東条は食べないのか?」

東条「私はみんなのメイドだもの…と言いたいところだけれど」

星「あんたも今日くらいは普通に食ったらどうだ…?俺に言えたことじゃねーかもしれねーがな」

東条「と言われると思ったわ。だから、私も一緒に食べさせてもらうわね」

夢野「そうじゃ、そうじゃ!みなで食べるのが一番うまいぞ!」モグモグ

真宮寺「…キミもずいぶん変わったような気がするヨ」モグモグ

東条「自分でもそう思うわ」モグモグ

夢野「良いことじゃ!しっかし、運動会のときに食べる弁当は格別に美味し
いのぅ!」モグモグパクパク

星「…夢野、野菜もちゃんと食えよ?」

夢野「んあっ!?べ、別に野菜だけ残してなどおらんぞ!?」ギク

星「ほぅ…じゃあその人参はなんだろうな?端っこに避けているように見えるが」

夢野「ん、んあぁ…食べればいいんじゃろ、食べれば…」モグ…

真宮寺「夢野さん、ブロッコリーも残していないかい?」

夢野「んあー!今から食べようと思っておったんじゃー!!」

真宮寺「そうかい…それはすまなかったネ」

夢野「お主、絶対信じておらんじゃろ…」

真宮寺「ククク…そんなことないヨ」

東条「はいはい、ふたりとも夢野さんをいじらないようにね」

夢野「んあ…今の東条、完全にママのようじゃったわい…ママ度100%じゃ!」

東条「そう言われてもあまり嬉しくないわ…」

星「だが、好き嫌いはよくないぜ?」

東条「えぇ、健康な体は若いうちにしか作れないのよ?」

夢野「分かっておるが…どうも野菜は苦味というか味がな…苦手なんじゃ」

真宮寺「あの苦味がいいんだヨ」

夢野「さてはお主、Mじゃな?」

星「なんならゴーヤもう少し食うか?」

東条「星君…」ジトリ

真宮寺「ククク…まさかそういう風に捉えられるとはネ…」

星「…冗談だ、忘れろ」

夢野「星もよく冗談を言うようになったものじゃのぅ」シミジミ

夢野(のんびりとした時間を過ごしたのじゃ。ミニマジカルショーも開いたぞ、かーっかっかっか)
906 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/12(金) 19:08:55.12 ID:Ct3jKZXiO
…青組

赤松「とりあえず、借り物競争と騎馬戦お疲れ!」モグモグ

百田「おう!よくやってくれたぜ、オメーら!」モグモグ

入間「けけっ、テメーら脳筋にしちゃ頑張った方じゃねーか?」モグモグ

入間「ま、オレ様が一番活躍したがな!ひゃっはー!オレ様つええええ!!」

天海「入間さん、あんまり叫んだから唾が弁当に入っちゃうんで気を付けてください」モグモグ

入間「あ、はい」

百田「すげぇ…あの入間を一瞬で黙らせた…」

赤松「天海くんはね、妹さんがいっぱいいるんだって」

百田「そうだったのか、通りで問題児の扱いに慣れてるわけだ」

入間「問題児?誰のことだぁ?」モグモグ

天海「はは、まぁみんな問題はあったっすけどいい子でしたよ」

天海「入間さんも反抗期みたいなもんっすよ。あと数年もすれば落ち着くはずっすよ……多分」チラ

入間「ああん…このソーセージ…おっきいよぉ…」

赤松「それは…難しそうじゃない?」

百田「…あいつはぶっとんでるからな、いろいろ」

赤松「そういえば、百田くんはお兄ちゃんって言うより兄貴って言う方がしっくりくるね」

赤松「ほら、いつも最原くんとか春川さんを引っ張ってるしさ」

百田「そうか?まぁ確かにあいつらは弟や妹みてーなもんかもな!実際にはオレの助手だけどよ!」

入間「テメーに兄弟がいたら苦労しそうだな。なんせ脳筋バカ兄貴だもんな!」

百田「脳筋、脳筋うるせーぞ!」
907 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/12(金) 19:13:14.71 ID:Ct3jKZXiO
天海「兄貴っすか…そう呼ばれるのも悪くないっすね…」

赤松「じゃあ試しに言ってみようか?天海兄貴!」

百田「…なんか微妙だな」

天海「…中々悪くねーっす」

赤松「悪くないの!?」

入間「ケケッ、筋金入りのシスコンヤローだな!」

天海「いや、みんなにも妹か弟ができたら分かると思うっすよ?」

赤松「うーん…そういうものなのかな?」

入間「じゃあまずは子作りだな!生命の神秘だぜ!」

百田「こんな閉鎖された場所でオメーが言うとなんか笑えねーよ」

赤松「じゃあ、私が入間さんのお姉さんになってしっかりしつけるよ!」

百田「なんでそうなるんだ!?」

入間「はぁぁぁ!?なんでテメーにしつけられねーといけねーんだよ!むしろオレ様がしつける側だろ!」

赤松「こらっ、まずはその口調を直しなさい!口調を直すまで弁当禁止だよ!」

入間「はぅう!?か…返してよぉ…」ビク

天海「けっこうスパルタっすね」

入間「直します…直しますからぁ…」

赤松「よしよし、いい子いい子」ナデナデ

入間「いひ、いひひ…」ビクビク

天海「順調にしつけられてるっすね」

赤松「うーん、確かに…お姉さんも悪くないかも…?」ナデナデ

入間「もっと撫でてぇ…」

百田「お姉さんってそういうもんじゃねーと思うぞ」

天海(赤松さんと入間さんがなにかに目覚めたみたいっす)
908 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/12(金) 19:15:50.26 ID:Ct3jKZXiO
…黄組

王馬「祝!黄組4位!かんぱーい!」

ゴン太「乾杯!さぁ、白銀さんも、茶柱さんも!」コチーン

茶柱「祝杯をあげるのはまだ先だと思うのですが…まぁ付き合ってあげましょう」コチーン

白銀「わたし地味に活躍してないからなんだか申し訳ないよ…」コチーン

ゴン太「そんなことないよ!みんな頑張ったよ!」

王馬「うんうん!4位ばかりで運がないなーって思ったけどみんな頑張ったと思うよ!これは嘘じゃないよ!」

茶柱「う〜耳が痛いです…」

白銀「お弁当食べて元気だそう、ね?」

茶柱「そうですね…美味しい!」パク

ゴン太「こうやってみんなでお弁当を囲むとすごく美味しいんだね!」

王馬「あ、ゴン太の唐揚げもーらい!」

ゴン太「どうぞ!」

白銀「ゴン太君は優しすぎるよ…」

王馬「そこは、あー!俺の唐揚げ返せーって反応しないと!」

ゴン太「そうなの?」

茶柱「しなくていいです!それより…転子たちの弁当からなにかをとったらただじゃおきませんからね…?」ゴゴゴゴゴ

王馬「と、取らないから、箸をこっちに向けないでよー…」プルプル

白銀「絶対怯えてるふりでしょ…」

王馬「う、嘘じゃないよ?オレって実は先端恐怖症なんだよねー…」プルプル

ゴン太「王馬君、病気なの!?」

王馬「もちろん嘘だよ?」ケロッ
909 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/12(金) 19:16:51.81 ID:Ct3jKZXiO
ゴン太「そっか、病気じゃないんだね、よかった…」

茶柱「全くこれだから男死は…」

茶柱「どうせ、今日の運動会も女子の胸など様々なところを舐めるように見ているのでしょう?」

白銀「揺れるところとか?」

ゴン太「見てないよ?」

王馬「そう言われたら気になっちゃうなー、今まで特に気にしてなかったのになー」

茶柱「キエエエエイ!男死っ!成敗です!」

ゴン太「ゴン太、見てないよ!?」

白銀「うーん、わたしは見られることには慣れてるしなぁ」

茶柱「ダメですよ、男死はみな野獣なのです!もっと危機感を持たなくては!」

白銀「そうは言ってもわたしはコスプレイヤーだしね…」

王馬「ま、安心しなよ。ここの男死はみーんな、競技に夢中で誰も変なこととか考えてないと思うよ?」

茶柱「まぁ、確かに世間の男死よりは少しましですがね」

王馬(多分だけど)

白銀「っていうか普通の高校だったら絶対カップル生まれてるよね…」

茶柱「許せませんね、運動会にかこつけて女子を狙うとは!」

ゴン太「ゴン太は女子を狙わないよ!だって紳士だからね!」

茶柱「男死がみなゴン太さんみたいなわけではないんです…」

王馬「その通りだよ!ゴン太の爪の垢を煎じて飲ませてやりたいよね!」

ゴン太「分かった!ゴン太、爪を切ればいいんだね」

白銀「わーっ、ダメだよ、ゴン太君!?」

茶柱「そもそも男死はですね…!」

王馬(茶柱ちゃんからいかに男死が愚かで女子が素晴らしいかを説かれた…)
910 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/12(金) 19:40:11.56 ID:Ct3jKZXiO


天海『みんなお昼休みはどうでしたか?親交が深まったなら嬉しいっすね』

天海『次はプログラム三番、大玉転がしです』

天海『実況は……』

モノダム『オイラ達ガスルヨ』

天海『え…』

モノファニー『すごく嫌な顔をされたわ!でもアタイくじけない!』

モノキッド『ヘルイェー!そういうわけでキサマラ安心して競技を行いな!』

天海『あんまり安心できねーっすけど、仕方ないっすか…』

モノスケ『ワイら信用されてないんやな…』

赤松「ねぇもう1体いなかったっけ?」

王馬「あぁ、そいつなら今オレのベッドで寝てるよ」

赤松「!?」

最原「!?」

夢野「……!?」

王馬「嘘だけどねー!」

夢野「…」ホッ

春川「なにホッとしてんの?あれ、ただのロボットじゃん…」
911 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/12(金) 19:49:59.53 ID:Ct3jKZXiO
モノファニー『じゃあまずは、忘れたひとのためにルール説明からよ』

モノスケ『まず、コースは運動場1周や…つまり200mやな』

モノキッド『2000mじゃなかったか?』

モノファニー『2キロも走れないわよ!!』

モノダム『最初ニ、合同チームノ片方ノ組ハ、大玉ヲ担イデ100m走ッテ、合同チームノモウ1組ノ方ニパススルンダヨ…』

鉄屑『ねぇモノダム。説明したい気持ちは分かるけど、これはssだからちょっと読みにくいよ』

モノキッド『ボイスもねぇしなっ!!』

モノファニー『ってモノタロウ!!今ままで何してたのよ!?』

モノダム『……』ショボーン

鉄屑『だからオイラがもう1回説明するね』

モノファニー『無視ぃ!?』

鉄屑『あのね、あーしてこうするんだよ』

モノスケ『簡潔にしすぎや!』

モノファニー『もっと分かりにくくなったわよ!!』

王馬「ちょっとー、お前たちの漫才なんか聞きたくないんだけどー?」

モノクマ『合同チームの片方の組は大玉を担いで100m走るんだよそれをもう1つの組にパスして今度は大玉を転がしてゴールするんだよ、はぁ〜息継ぎせずに言えたー!』

鉄屑『さすが、元お父ちゃんだね!』

モノファニー『お父ちゃんのはお父ちゃんので、句読点がなくて少し読みにくいわね…』

モノファニー『…で、それぞれ赤白、青黄と別れているのよね』
912 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/12(金) 20:02:57.35 ID:Ct3jKZXiO
王馬「はぁぐだぐだだな。全く役に立たないロボットだな」

キーボ「…なぜボクを見ながら言うんですか?」

王馬「勝った方の合同チームはそれぞれ10点ゲット、負けた方は5点ね。じゃ、始めようか」

天海「そうっすね、じゃあ大玉を担ぐ組はあっちに、転がす組はあっちで待機してください」テキパキ

アンジー「はいはーい」テクテク

モノスケ『ワイら…必要ないんとちゃうか?』



モノファニー『えーと、準備はいいかしら?』

モノダム『マズハ青組ト、白組ノミンナガ、大玉ヲ担グヨ』

百田「おう、準備はバッチリだぜ!」

春川「…こっちも」

モノスケ『じゃあいくでー!よーい…』

モノスケ『スタート!!』

パンッ!!

モノファニー『さぁまずは大玉を担ぐところから始まるわよー』


どちらが先に100m走り切るか、判定
(コンマが高い組が先に走り切り、コンマの差が大きいほど、距離にも大きく差が出る)

>>913 青組(黄組と合同)

>>915 赤組(白組と合同)
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 20:21:08.77 ID:BKRD4fFFo
914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 21:02:24.39 ID:53TKObn5o
sita
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 21:16:44.74 ID:Udf+hCxho
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 21:05:44.41 ID:Eyex9+KG0
すごい接戦だ!
917 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/14(日) 11:20:31.68 ID:xCglTfILO
百田「よしっ、テメーら!練習通りにいくぞ!」

赤松「うんっ!」

百田「せーのッ!」

ヒョイッ

天海「みんな大丈夫っすか?」

入間「うふ、おっきぃタマタマだねぇ……んっ」

百田「変な声出すな!行くぞ…!」

エッホエッホエッホ

モノファニー『青組が少し早くスタートしたわ!』

モノスケ『白組は今、ようやく大玉を担いだところやで!』

春川「しっかり持った?」

最原「大丈夫だよ」

キーボ「こちらも大丈夫です」

アンジー「行くぞー!おー!」

エッホエッホエッホ!!

モノスケ『おおっ!白組は走るの早いなぁ!』

モノダム『青組ニ追イツイテキタヨ』

モノキッド『接戦だなッ!!』

鉄屑『がんばれー!とーちゃんー!』

王馬「オレまだ走ってないんだけど」
918 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/14(日) 11:22:10.61 ID:xCglTfILO
アンジー「にゃははー!まてまてまてー!!」

春川「負けない…!」

百田「うおっ!?はえーな、あいつら!」

天海「でも、あと少しっす!」

赤松「もう一踏ん張りだよ!」

入間「あぁん!そんなに激しくせめられたらイッちゃうよぉ…!?」

ダダダダ…

白銀「みんなー!頑張ってー!」

ゴン太「あと少しだよ!」

夢野「んあー!青組を抜かすのじゃー!!」

星「…っし、準備は万端だぜ。いつでも来い」グッグッ


天海「…よしっ、パスっす!」

モノファニー『青組がわずかにリード!先に黄組にパスをしたわ!』

赤松「あとは任せたよ!」

茶柱「はい!あとのことは転子たちにお任せあれ、です!」

入間「すごく…激しかったね…」ゼーゼー

王馬「ひとりだけ別の競技でもしてたの?」

ゴン太「じゃあ行くよ!」

ゴロゴロゴロ…
919 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/14(日) 11:24:21.54 ID:xCglTfILO
最原「っ!パスっ!」

モノダム『白組ガ赤組ニパスシタヨ』

東条「お疲れ様、あとは私たちに任せて頂戴」

キーボ「よろしくお願いします!」

ゴロゴロゴロ

夢野「んあー!待つのじゃー!!」

真宮寺「まだ、十分に追い付ける距離だネ」

星「あぁ、そうだな」


ゴロゴロゴロ

王馬「赤組、けっこう早いじゃん…!」

茶柱「夢野さんがいますからね!」

白銀「ご、ごめんね。わたしが遅くて…」

ゴン太「大丈夫だよ、落ち着いていこう?」

ゴロゴロゴロ

勝利判定
コンマが高い方が勝利
(>>913>>915の差が3なので補正あり)

黄組(青組と合同) >>920のコンマ+3

赤組(白組と合同) >>922のコンマ
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 11:30:24.24 ID:XKEeQcWno
はい
921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 12:34:20.17 ID:Cld8wG7U0
加速
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 13:48:50.42 ID:RW2AHm0Ko
頑張れ
923 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/14(日) 15:48:12.72 ID:hK51120IO
東条「いくわよ…!」

夢野「んあああ!!」

ゴロゴロゴロ

モノスケ『赤組がすごい勢いで迫っとるで!』

王馬「このままゴールまで突っ切るよ!」

ゴン太「うん!」

ゴロゴロゴロ…

白銀「はぁ、はぁ……」

茶柱「白銀さん、大丈夫ですか!?」

白銀「だい…じょー…わわっ!」

茶柱「あぁ!白銀さん!?王馬さん、ゴン太さん、もう少しスピードを落としましょう!」

王馬「えー、このままじゃ追い付かれちゃ……うお!?」ズコー

ゴン太「王馬君、大丈夫!?」

王馬「なんとか…」

茶柱「あっ、夢野さーん!」

王馬「いや、手降ってる場合じゃないよ!?追い付かれてるじゃん!」

夢野「すまんのぅ、転子よ!」

真宮寺「クックック…あまり無理はしないようにネ」

星「……」

王馬「あー、越された!ってか、星ちゃんどこにいた!?」
924 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/14(日) 15:49:02.81 ID:hK51120IO
東条「いくわよ…!」

夢野「んあああ!!」

ゴロゴロゴロ

モノスケ『赤組がすごい勢いで迫っとるで!』

王馬「このままゴールまで突っ切るよ!」

ゴン太「うん!」

ゴロゴロゴロ…

白銀「はぁ、はぁ……」

茶柱「白銀さん、大丈夫ですか!?」

白銀「だい…じょー…わわっ!」

茶柱「あぁ!白銀さん!?王馬さん、ゴン太さん、もう少しスピードを落としましょう!」

王馬「えー、このままじゃ追い付かれちゃ……うお!?」ズコー

ゴン太「王馬君、大丈夫!?」

王馬「なんとか…」

茶柱「あっ、夢野さーん!」

王馬「いや、手降ってる場合じゃないよ!?追い付かれてるじゃん!」

夢野「すまんのぅ、転子よ!」

真宮寺「クックック…あまり無理はしないようにネ」

星「……」

王馬「あー、越された!ってか、星ちゃんどこにいた!?」
925 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/14(日) 15:50:04.70 ID:hK51120IO
赤松「頑張ってー!!」

キーボ「赤組のみなさん、頑張ってください!」

ゴン太「は、早く行こうよ!」

白銀「ごめんね…」

茶柱「王馬さんもずっこけましたし仕方ないですよ!」

モノファニー『赤組、そのまま勢いよくゴールよ!!』

星「やったな…!」

真宮寺「なんとか逆転勝利…だネ」

夢野「わりと余裕じゃったがのぅ」

春川「…ありがと」

アンジー「神さまも褒めてるぞー!」

東条「ふふ、あなたたちのためにも勝ててよかったわ」

モノキッド『遅れて黄組もゴールだぜぇっ!!』

王馬「あーあ、負けちゃった…」

百田「お疲れさん」

天海「負けちゃったのは残念っすけど、よく頑張ったっすね」

入間「けっ、せっかくオレ様がバカどものために活躍してやったっていうのによ!」

赤松「入間さ〜ん?」ギロ

入間「ひぅ!?」

白銀「ぜーぜー…いつのまにか入間さん、調教されてない?」

茶柱「転子は、必ず次のリレーで名誉挽回して見せます!!」
926 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/14(日) 15:51:52.37 ID:hK51120IO
モノファニー『えーっと、赤組、白組はそれぞれ10点、青組、黄組はそれぞれ5点ゲットよ!』

モノダム『ソシテオイラタチノ出番モココマデ』

モノキッド『じゃあなキサマラ!最後の競技もせいぜい頑張りなッ!』

モノスケ『ほなまたなー!』

『『ばーいくまー!!』』

鉄屑『…あれっ?』

白組:71点
赤組:58点
青組:52点
黄組:45点

王馬「…」

王馬「黄組……」
927 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/14(日) 17:15:40.94 ID:hK51120IO
すごく今さらなんですが、リレーの走者順を決めます

黄組はすっごい前(>>490あたり)に
茶柱→白銀→王馬→ゴン太(アンカー)
で決めていますが、他の組は決めてなかったので、今から決めます

また、今回も順位をコンマで決めようと思うのですが、さすがに運動神経の問題があると思うので
才能育成計画、絶望のダンジョンでスポーツ、バラエティ、インテリと分かれていたのを元に、補正を入れます

スポーツタイプは補正+20
バラエティタイプは補正+10
インテリタイプは補正+0

という感じになります

ではまず、白組から走者順を決めたいと思います(最原、キーボ、春川、アンジーの中から)
1走者目  >>928
2走者目  >>929
3走者目  >>930
アンカー >>931
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 17:17:54.30 ID:5mVqSRVv0
最原
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 17:29:54.70 ID:SVhEeXec0
キーボ
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 17:48:23.46 ID:yKXb3VDWo
アンジー
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 17:56:28.62 ID:a9gVByNhO
これコンマも関係あるの?
無かったらアンカーは前三人が決定した時点で安価いらないんじゃないかな?

念のため春川
932 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/14(日) 18:05:45.25 ID:hK51120IO
>>931
ご指摘ありがとうございます!コンマ関係ないので、その通りです!
以前と同じ間違いをまたしてしまった…ほんとだめだ…

白組の走者順
最原→キーボ→アンジー→春川

次は赤組です
赤組(真宮寺、東条、星、夢野)

1走者目  >>933
2走者目  >>934
3走者目  >>935
933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 18:10:04.97 ID:fLf8xAEdO
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 22:44:37.58 ID:Cld8wG7U0
夢野
935 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 23:28:26.63 ID:HQHuomizO
真宮寺
936 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/15(月) 09:27:26.31 ID:U9V/Z4AKO

赤組の走者順
星→夢野→真宮寺→東条

最後は青組です
青組(赤松、天海、入間、百田)

1走者目  >>937
2走者目  >>938
3走者目  >>939
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 10:07:14.06 ID:mKg/EDUTO
百田
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 18:25:20.86 ID:ObUvJJr0O
赤松
939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 18:36:44.28 ID:UFcUlZnio
天海
940 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/17(水) 17:49:37.03 ID:QwqHJvXvO
天海『プログラム5番、組対抗リレーです…あー、次も全員参加なんで…』

鉄屑『実況が必要なんだね!よぉし任せて!』

天海『そもそも実況いるんすかね?』

鉄屑『任せて!!!』

天海『…分かったっすよ』



鉄屑『さぁて、今からリレーを始めるよ!1走者目、白組は最原クン!』

最原「走ることにはあまり自信がないけど、頑張るよ」

鉄屑『赤組は星クン!』

星「やれるだけやるさ」

鉄屑『青組は百田クン!』

百田「っしゃ!オレがてっぺんとってやるぜ!」

鉄屑『最後に黄組は茶柱さん!』

茶柱「キエエエエエイ!男死が相手だろうと負けませんよー!!」

鉄屑『最原クン以外みんなスポーツタイプだけど大丈夫かな?』

最原「…不安にさせないでくれよ……」

モノファニー「じゃあいくわよ〜よーい…スタート!」パァン!!

鉄屑『早速モノファニーが自爆したぁ!』

モノファニー「してないわよ!」

2走者までの順位判定
コンマ+補正の高い順(差が大きいほど距離にも差が出る)で決定

最原(白組) >>341のコンマ+0
星(赤組)  >>342のコンマ+20
百田(青組) >>343のコンマ+20
茶柱(黄組) >>344のコンマ+20
941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 17:51:57.92 ID:7MPouDzb0
せいや
942 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/17(水) 17:53:44.45 ID:QwqHJvXvO
なんでミスったんだろう…ちょっと図書室行ってきます

天海『プログラム5番、組対抗リレーです…あー、次も全員参加なんで…』

鉄屑『実況が必要なんだね!よぉし任せて!』

天海『そもそも実況いるんすかね?』

鉄屑『任せて!!!』

天海『…分かったっすよ』



鉄屑『さぁて、今からリレーを始めるよ!1走者目、白組は最原クン!』

最原「走ることにはあまり自信がないけど、頑張るよ」

鉄屑『赤組は星クン!』

星「やれるだけやるさ」

鉄屑『青組は百田クン!』

百田「っしゃ!オレがてっぺんとってやるぜ!」

鉄屑『最後に黄組は茶柱さん!』

茶柱「キエエエエエイ!男死が相手だろうと負けませんよー!!」

鉄屑『最原クン以外みんなスポーツタイプだけど大丈夫かな?』

最原「…不安にさせないでくれよ……」

モノファニー「じゃあいくわよ〜よーい…スタート!」パァン!!

鉄屑『早速モノファニーが自爆したぁ!』

モノファニー「してないわよ!」

2走者までの順位判定
コンマ+補正の高い順(差が大きいほど距離にも差が出る)で決定

最原(白組) >>942のコンマ+0
星(赤組)  >>943のコンマ+20
百田(青組) >>944のコンマ+20
茶柱(黄組) >>945のコンマ+20
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 17:54:26.17 ID:qiBLVtN9o
最原がトップだったのは夢なんや
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 18:02:02.57 ID:mIcFPNCe0
はい。なんか最原かわいそうだからそのままでいいんじゃない?
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 20:12:27.11 ID:fdIbKqh8o
ほい
946 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/18(木) 20:24:31.35 ID:B9KMT+qPO
こちらがいろいろミスして申し訳ありませんでした。今回は>>942-945のコンマでいきます。

鉄屑『さぁっ始まりました!スタートダッシュをきったのは…』

百田「うおらぁッ!!」ドドドド

鉄屑『青組、百田クンだァーッ!!』

鉄屑『そしてあとに続くのは…』

最原「はぁ…っ、はぁっ…」タタタ

鉄屑『これは予想外!最原クンだ!』

百田「…へへっ、終一、特訓のせいか出たな?」ドドドド

鉄屑『あとに続くのは星クンと茶柱さんだっ、ふたりともスポーツタイプと思われたけどいったいどうしたんだ!?』

星「くそっ…さっきの騎馬戦でつったところが…」

鉄屑『つった後遺症のようだ!』

茶柱「く…転子、不覚です…こけてしまいました…」タッタッタ

鉄屑『茶柱さん、こけてしまったみたいだ!怪我は大丈夫…?』

茶柱「これくらい…お茶の子です…!」

白銀「茶柱さーん…!無理はしないでー!!」

最原(くそ…やっぱり、きついな…百田くんには追いつけそうにない…)ダダダ

星「最原…俺に言えることじゃねーがあんまり気ぃ抜いてっと俺が追い抜くぞ…」ビューン

茶柱「転子もいることをお忘れなく!」ダダダ

最原「あっ…!?」
947 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/18(木) 20:29:01.08 ID:B9KMT+qPO
鉄屑『おおっと、星クン、茶柱さんが最原クンを追い抜いたー!』

最原(確かに僕は運動が全然得意じゃない…)

最原(でもあと少し、あと少しだけ、頑張ることならできる…!)

最原「…ここで諦めたりはしないぞ!」ドドドド

茶柱「なっ!?」

星「ふん…あいつもやるようになったじゃねーか」

星(つったくらいでろくに走れねー俺が情けねーぜ…)

茶柱(くっ…よりによってあんなヘロヘロ男死に負けるなんて…転子は自分が情けない!)

茶柱(でも、最原さんは努力していましたもんね…そこは認めてあげてもいいでしょう!)

鉄屑『さぁ熱い戦いの中、いよいよ、百田クンが第2走者のもとへたどり着く!!』

赤松「百田くん、頑張って!」

百田「はぁ、はぁ……うっし、パスだッ!」

赤松「確かに受け取ったよ、キミのパス!」

百田「こけんじゃねーぞ!」

鉄屑『青組、他の組とかなり差をつけてパス!このままゴールまで1位をキープするか!?』

最原「はぁはぁ…あと少し…」

キーボ「最原クン、あと少しです!頑張ってください!」

夢野「んあー!星よ、頑張るのじゃー!」

白銀「茶柱さん…!」
948 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/18(木) 20:35:09.72 ID:B9KMT+qPO
最原「キーボくん…っ…!」パシッ

キーボ「あとは任せてください!」ダダダ

星「わりぃな!」シュッ

夢野「安心せい、ウチが巻き返してみせるわい!」パシッ タタタ

茶柱「白銀さん…ほんっとうにすみません!」パスッ

白銀「謝らないで、わたしも地味に頑張るからさ!」タタタ

鉄屑『さぁ全員2走者目に突入!トップは赤松さんだがどうなるか!?』

赤松(負けないよッ…!)

白銀(わたし、インテリタイプだし地味にピンチだよぉ…)


3走者までの順位判定
コンマ+補正の高い順(差が大きいほど距離にも差が出る)で決定

赤松(青組)  >>949のコンマ+10+32
キーボ(白組) >>950のコンマ+10+8
夢野(赤組)  >>951のコンマ+10+6
白銀(黄組)  >>952のコンマ+0
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 20:38:32.78 ID:g9XRbps/o
はい
950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 21:06:05.32 ID:0QD8HcPSo
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 21:06:51.04 ID:93g6UAo+O
どうだ
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 21:09:28.23 ID:4lzAdqc/o
がんばれ
953 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/18(木) 21:33:02.43 ID:B9KMT+qPO
ご協力ありがとうございました!

キリがめっちゃ悪いですが、3スレ目に突入しようと思います
スレ立ては土曜くらいにする予定です、こちらでもお知らせしようと思います
3スレ目でもよろしくお願いします!
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 23:45:37.49 ID:xUEZeZ3E0

青組圧勝だなこりゃ
955 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/19(金) 18:28:21.89 ID:GmcDR+50O
続きは3スレ目で…と思いましたがやっぱりまだいけそうなので、もう少し続けたいと思います
では再開します
956 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/19(金) 18:30:17.06 ID:GmcDR+50O
赤松(私は運動が得意ってわけじゃないけど…百田くんのおかげでかなり余裕がある!)タタタ

赤松(百田くんのためにも頑張るよ!)ダダダ

赤松「いっけー!」ドドドド

鉄屑『赤松さん、どんどんスピードをあげていく!ほんとにピアニストなのかァ!?』

王馬(鉄屑めちゃくちゃ楽しんでるな)

キーボ「赤松さん、早すぎです!」

赤松「…」ドドドド

鉄屑『目がマジだ!本気と書いてマジだッ!」

夢野「んあ…100mは、ちと長過ぎんかのぅ…!!」タッタッ

白銀「ごめんね、夢野さん!黄組にはもうあとがないの!」タッタッタ

夢野「んあ!?お主、ザ・文系ではないかー!」

白銀「わたしは…」

白銀「白銀つむぎ…コスプレイヤーさ…」タッタッタ

夢野「んあー!!…ぜーぜー…」

鉄屑『あーっと、赤組と黄組の順位が逆転したー!接戦だァッ!』

白銀(っていってもそんなに差はないんだけどね…)

鉄屑『おおっとぉ!?赤松さんが…!!』

赤松「天海くーん!!」ドドドド

天海「あ、赤松さんっ!?」

赤松「天海くん、パスゥッ!」パスッ

天海「は、早いっすね!?でも、頑張るっすよ!」

鉄屑『早くも天海クンがスタート!これは青組圧勝かー!?』
957 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/19(金) 18:32:35.10 ID:GmcDR+50O
キーボ「まずいですね…どんどん差が広がっています。分析によると」

アンジー「キーボー!はーやーくー!」

鉄屑『キーボクンも夜長さんの元へ近づいてきました!』

王馬「疲れないんだからもっと早くてもいいだろー!」

キーボ「遠くから野次を飛ばさないでください!」

キーボ「アンジーさん、パスです!」パスッ

アンジー「はいよー、神さまにお任せあれ!」

キーボ「…なぜか不安です」

夢野「んあ…天海の姿が後ろにちらっとみえる………幻じゃな、うむ」

王馬「白銀ちゃん、あとちょっとだよ。バトン投げろー!」

白銀「手渡しじゃないとダメだよ!はい、パス!」パスッ

王馬「にしし、嘘だよ!あとは任せなッ!」タッタッタ

鉄屑『白銀さんも無事とーちゃんにバトンタッチしました!とーちゃん頑張れ!』

王馬「任せろ!オレは時速100kmの男だぞ!」

鉄屑『すごい!』

白銀「いや、嘘だよね!?」

王馬(さすがに天海ちゃんに追い付くのは厳しいかもなー)

真宮寺「クックック…いつもはめんどいと無気力な夢野さんが今は赤組のために頑張って走る…うん、素晴らしいヨ、キミはごうか」

夢野「なに言っとるんじゃ、パスじゃー!」

鉄屑『少し遅れて夢野さんも真宮寺クンへバトンタッチだ!』

真宮寺「ククク…そうだネ、今は僕も頑張らないとネ…」タッタッタ


天海(青組)   >>958のコンマ+10+70
アンジー(白組) >>959のコンマ+10+30
王馬(黄組)   >>960のコンマ+0+3
真宮寺(赤組)  >>961のコンマ+0
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 18:34:15.96 ID:bboQxq3X0
んあー
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 18:35:20.13 ID:vRSOQJ/QO
はい
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 18:42:53.83 ID:71QTKqX8o
へい
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 19:19:59.59 ID:cW/JNK7xO
クックック
962 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/19(金) 19:44:25.11 ID:GmcDR+50O
〜その後の1走者たちの様子〜

最原「はぁ…はぁ…ぜーぜー…」

百田「終一!」ガシッ

最原「うわぁっ!?」

百田「終一、やるじゃねーか!さすがこのオレが見込んだだけのことはあるな!」

星「上から目線だな…」

最原「…あはは、僕も頑張りたかったからね」

茶柱「全く…男死のくせに、転子や星さんを差し置いて2位など…」

茶柱「百田さんや星さんにも負けてしまうし……いてて」

星「あんた序盤でこけたよな?怪我は平気…じゃなさそうか」

茶柱「こ、このくらい…かすり傷で……ッいつつ…」

最原「ちょっと血が出てるね、すぐに手当てをしないと」

百田「あっちで洗ってこい。菌が入らねーうちにな。その間にこっちで手当てするもん用意しとくからよ」

星「救急箱は倉庫か…ちょっくら取ってくる」シュバッ

茶柱「…ありがとうございます。あなたたちもみなさんの応援をしたいでしょうに」

最原「怪我をした茶柱さんを心配するのは当たり前のことだよ」

百田「そーだ。だから早く手当てしてあいつら応援しねーとな!」

茶柱「…!はい!」

星「取ってきたぞ」シュバッ

百田「はえーな!?」
963 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/19(金) 19:54:15.46 ID:GmcDR+50O
〜その後の2走者たちの様子〜

夢野「んあー…」ゼーゼー

白銀「大丈夫?はい、ポカリ。赤松さんもどうぞ」

夢野「白銀よ、感謝するぞ…」ゴキュゴキュ

赤松「ありがとう!」ゴキュゴキュ

キーボ「あのボクの分は…?」

白銀「え、3人分しかないけど?」ゴクゴク

キーボ「ロボット差別が蔓延してきてます…」

赤松「たまには思いっきり走るのもいいね。いい汗かいたよー」

夢野「ウチはもう嫌じゃ。……キーボは」

キーボ「はいはいボクは汗かきませんはいはい」

夢野「んあー!せっかく人が褒めてやろうと思ったのに!薄情なロボじゃな!」

赤松「まぁまぁ、キーボくん私の飲む?」

キーボ「えっ…えっとかんせつモニョモニョ…になるのでいいです」

赤松「え、なに?」

白銀(間接キスになるのかなぁ)

夢野(間接キス…ロボじゃから関係ないのぅ。言ったらめんどいから言わぬが)
964 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/19(金) 19:56:05.08 ID:GmcDR+50O
天海「走るのは慣れてるんすよ」ダダダ

天海(海外でも何度逃げたことか…)シミジミ

鉄屑『天海クン、ぶっちぎりの1位だ!華麗に走るぞ!』

天海「おっと…もう100m走り終わりそうっすね…案外短いものっすね」

入間「へっ?もうオレ様の出番?早くない?」ビクビク

入間「緊張で手汗が…」ブルッ

天海「入間さん、パスっす!」パスッ

鉄屑『天海クン、ついにアンカーの入間さんへパス!これは余裕でゴールか?』

王馬(早すぎだろ!)タッタッタ

入間「ひぇあっ!?」

天海「落ち着いてください、大丈夫っすよ。まだ余裕はありますから」

入間「……おう!オレ様に任せろッ!」タタタ

鉄屑『入間さんスタートした!他のみんなの様子はどうか!?』

王馬(よしっ…天海ちゃんには…ってか入間ちゃんには追い付けそうにないけどなんとかスピードにのってきたぞ!)

アンジー「ふんふふ〜ん」タッタッタ

王馬「アンジーちゃん、おっさきー!」

鉄屑『とーちゃんが夜長さんを追い抜くー!』

アンジー「あれー?小吉に抜かされちゃったー!小吉は早いねー」

春川「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ…」アキレ
965 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/19(金) 20:05:12.11 ID:GmcDR+50O
真宮寺「クックック…」タタタタタ

鉄屑『おおっと、真宮寺さんも夜長さんを抜かしたぞー!』

鉄屑『夜長さん、2位から一気に4位に転落だー!』

アンジー「あららー是清にも抜かされちゃった」

春川「よ〜な〜が〜?」ゴゴゴ

アンジー「んー神さまの圧力を感じるよー」タッタッタ

王馬(神さまじゃなくて春川ちゃんだろ…)

真宮寺「クックック…」タタタタタ

王馬「ひぇー真宮寺ちゃんが迫ってくるよー!」

真宮寺「心外だなァ…」

王馬(あんなマスクで迫られたら実際びびそうだよ。嘘だけど)

アンジー「待って〜」

鉄屑『とーちゃんがそろそろアンカーへたどり着きそうです!』


ゴール順位判定
コンマ+補正の高い順で決定

入間(青組)>>966のコンマ+0+90
ゴン太(黄組)>>967のコンマ+20+27
東条(赤組)>>968のコンマ+0+6
春川(白組)>>969のコンマ+20+0
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 20:06:35.85 ID:5SPRXDgc0
たあっ
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 20:08:35.65 ID:AFyVtqDfo
はえーな、青組
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 20:12:34.53 ID:zc14r60eo
どや
969 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 20:13:05.89 ID:BSAOZjIkO
はい
970 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/19(金) 20:33:42.48 ID:GmcDR+50O
ゴン太「王馬君!あと少し!」

王馬「ゴン太!パスッ!」パスッ

ゴン太「ゴン太…頑張るッ!」ダダダ

鉄屑『とーちゃんが獄原クンへとパス!』

真宮寺「ククク…東条さん、あとは頼むヨ」

東条「えぇ…!」タタタ

鉄屑『真宮寺クンも東条さんへパス!ここから巻き返せるか!?』

東条「負けられないわ…!」

真宮寺(ピンチな状況でありながらも赤組のためにと走る東条さん…美しい、美しいヨ)

アンジー「はい、魔…」シュバッ

春川「…」ドドドド

アンジー「おろ?」

鉄屑『春川さん、夜長さんから奪い取るようにバトンを受けとる!』

春川「このまま負けないんだから…!」ダダダ

入間「ひゃーはっはっは!オレ様つえええ!おいっ、オレ様のこと忘れてねーか?」

入間「オレ様はもうゴール目前だぜ!」

鉄屑『そうだ!入間さんのことを忘れていました!』

鉄屑『入間さん、ゴール目前だァァァ!!』
971 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/19(金) 20:41:28.10 ID:GmcDR+50O
〜その後の3走者たちの様子〜

王馬「いやー終わった、終わったー!」

天海「お疲れっす」

アンジー「アンジー疲れちゃったー蘭太郎、おんぶ〜」

天海「どうぞ!」シュバッ

アンジー「ん〜中々いいよ、神さまも喜んでるぞー」グタァ

天海「んー懐かしいっす、この感覚…」

王馬「うわぁ…」

真宮寺「見た目だけなら完全に兄妹だネ」

真宮寺「ふむ…彼ももしかして…ククク、案外話が合うかもしれないネ…」

王馬「え、なんで真宮寺ちゃんまでスイッチ入っちゃってんの?」

王馬「…」ニヤ

王馬「にしし!ねぇ天海ちゃん、オレもおんぶしてよー!」

天海「なっ!?あの王馬君がおんぶを!?」

天海「ぐぐぐ…しかし今はアンジーさんが…すみません、妹優先っす!」

真宮寺「…思ったより彼は重症みたいだネ」

アンジー「アンジーは蘭太郎の妹じゃないぞー」

王馬「安心してよ。嘘だから」

天海「え、なんか言ったっすか?」

王馬「聞けよ」
972 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/19(金) 20:56:34.11 ID:GmcDR+50O
入間「ひゃーはっはっは!!ゴールだぜッ」

鉄屑『ゴォォォルッ!!入間さん、1着!』

モノファニー「入間さん、ゴールよ〜はい、金メダル!」

入間「え、金メダルくれるの?」

モノファニー「ええ、はいどうぞ」

入間「えへへへへ…金メダルゥ…」スリスリ

鉄屑『入間さん、金メダルで喘いでいます!』

東条(このままでは…獄原君に追い付けそうにないわ…)

東条(彼は想像以上に強い…!)

東条(しかも後ろからは…)

春川「…」ドドドド

春川「…1位は無理だけど…まだ諦めないっ!」ドドドドビュン

東条「…ッ!?」

鉄屑『おおっと、春川さんが東条さんを抜かした!3位に巻き返したぞ!』

東条(なんて早さなの!?)

春川「次は…獄原!」ドドドド

東条「く…私はなんて無力なの…!」タタタタ

ゴン太「うおおおお!」ドドドド
973 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/19(金) 21:02:39.93 ID:GmcDR+50O
春川(さすがに早いな、獄原は……でも、あと少しで…!)

ゴン太「春川さん!?…でも、ゴン太は負けないよ…!」

春川「私だって…!」

鉄屑『どちらもゴールまであとわずか!接戦だァ!!』

春川「…ッ!!」

ゴン太「………!!」

鉄屑『わずかに獄原クンがリード!ゴールだ!!』

春川「…はぁ、はぁ…」

ゴン太「ふぅ、ふぅ…」

東条「………ッ」タタタタ

鉄屑『そして東条さんもゴール!』

東条「………」ハァハァ

モノファニー「お疲れさまー獄原クンには銀メダルよー」

ゴン太「え、くれるの?わぁい、ありがとう!」

モノファニー「春川さんには銅メダルねー」

春川「…いらない」

モノファニー「そ…そう…。東条さんには鉄メダルよー」

東条「…鉄メダルなんて初めて聞いたわ」
974 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/19(金) 21:06:19.01 ID:GmcDR+50O

入間「ひゃーはっはっは!テメーらにはお似合いの色だな?」

ゴン太「そうなの?」

入間「あぁそうさ!金色に輝くのはオレ様だけで十分だ!」

ゴン太「すごいね、入間さん!」

東条(あまり彼女を調子に乗らせない方がいいかもしれないけれど…)

東条(まぁ運動会だし、今回は多目にみようかしら…)

春川「うるさいよ。あんた」

入間「!?」ビク

東条(…意味なかったみたいね)

ゴン太「ねぇ春川さんもつけようよ。せっかくなんだから!」

東条「えぇ、案外似合うかもしれないわよ?」

春川「…はぁ、仕方ないな。今回だけだから」スッ

東条「春川さん、今度走り方のコツを教えてもらえないかしら。メイドとしてまだまだだと痛感したの…」

春川「走る必要あるの?メイドって…」
975 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/19(金) 21:15:15.77 ID:GmcDR+50O
今度の今度こそ2スレ目はここまでにしたいと思います!

3スレ目は明日…か、日曜のどちらかにたてます

埋まるまであと少しなので、今までほったらかしていた短編的なものを投下しようと思います、よかったらみていってください!
976 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/19(金) 21:19:06.78 ID:GmcDR+50O
すごく前の話

−神さまはなんでも知っている−

茶柱「夢野さん、なんだか嬉しそうですね!何か良いことでもあったんですか?」

夢野「んあ?…まぁ確かにいいことはあったのう」ニヘラ

茶柱「転子は夢野さんの笑顔を見ることができて嬉しいです!」

茶柱「夢野さんはかわいいんですからもっと笑うべきですよ!」

夢野「んあーそうかのう?」

茶柱「ええ、そうですよ!そうしたら元からかわいいうえにかわいさ倍増ですよ!」

夢野「そ、そうか…そうしたらもっと…あやつも…」

茶柱「?あやつとはいったい誰のことですか?…まさか、転子!?」

夢野「それは違うぞ」

茶柱「そ、そうですか…」ガーン

アンジー「やっはー!秘密子ー転子ー」

夢野「おお、アンジーか」

茶柱「こんばんは、アンジーさん!」

アンジー「秘密子ーやるじゃないかー」

茶柱「…?」

夢野「な、なななんの話じゃ?」

アンジー「ん?知らないふりしても無駄だよー?神さまは騙されないよ?」

茶柱「あの…なんの話でしょうか?」

アンジー「およ?まだ転子に言ってないの?」
977 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/19(金) 21:22:51.60 ID:GmcDR+50O
茶柱「???」

夢野「んあー!!お主まさか、ここで言う気か!?」

夢野「転子に言ったらいろいろと…!」

茶柱「????」

アンジー「主は言いました」

アンジー「秘密子と小吉はめでたく結ばれた…と」

夢野「んああああ…」

茶柱「!?!?!?!?」

茶柱「んななななななにを、夢野さんが、男死とこっここっこ恋人、だなんてそそ、そんな…」

夢野「というか、なぜ知っておるのじゃ!?」

茶柱「え!?事実なんですか!?」

アンジー「神さまはなんでも知ってるんだよー昨日ふたりが嬉しそうに寄宿舎に入ってきたこともねー」

茶柱「」バターン

夢野「て、転子ー!?なぜ泡を吹いて倒れたのじゃ!?」

アンジー「ありゃりゃ、ショックで倒れちゃったみたいだねー」

夢野「そ、そうか…転子は男子が嫌いじゃったからのう…」

茶柱「」ガバッ

アンジー「あ、起きた」

夢野「おお、無事で安心したぞ」

茶柱「男死…成敗!!キエエエエエエエエイ!!」ドドドド

夢野「て、転子ー!?」

アンジー「あー小吉はもうダメだねー」

アンジー「南無阿弥陀仏…神さま…小吉が無事に天国へいけますように…」

夢野「勝手に殺すでない!」

>>127に続く すごく前の話でした
978 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/19(金) 21:29:25.81 ID:GmcDR+50O
>>621らへんのキーボの誕生日の話です


キーボ(ふふ…今日はボクの誕生日です!)

罪木「あのぉ…キーボさん」オドオド

キーボ「罪木さん、どうしましたか?」

罪木「えっとぉ…キーボさんは今日、ご製造日なんですよねぇ…?」

キーボ「誕生日でいいんですよ!?」

罪木「はぅぅ!す、すいませぇん!!許してくださぁい!」ビクッ

キーボ「あ、そ、そんなに謝らなくていいんですが…」

罪木「ふゆぅ……それで、あの、こんな私なんかのプレゼントいらないと思うんですけど…これ、プレゼントですぅっ!」バッ

キーボ「あ、ありがとうございます…」

罪木「開けてもらってもいいですか…?」

キーボ「今ですか…?分かりました」ゴソゴソ

キーボ「…………」

包帯「」

罪木「あのぉ…私、プレゼントのセンスないので、”ある人”に指南してもらったんですぅ!」

罪木「えへ、えへへ…その方に、キーボさんはよく怪我をするから包帯をプレゼントしたらいいと言われたので、包帯を用意させて頂きましたぁ!」

キーボ「ちなみに…その”ある人”…とは?」

罪木「王馬さんですぅ」

キーボ「あぁ…」

罪木「あ、あのぉ…キーボさん、よく怪我をするのなら、こんな私でよければ、治療しますよ…?」オドオド

キーボ「…ボクはロボットなので…治療の必要はありません」

罪木「……はぅあ!?そうでした!キーボさんはロボットでしたぁ!!」

キーボ「…あ…あはは」
979 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/19(金) 21:32:59.62 ID:GmcDR+50O
罪木「あぁぅ…私…キーボさん、すいませぇん!あの、どうしたら許してくれますか?」

罪木「あっ、かっ体に落書きしますか!?どこでどうぞっ!」

キーボ「いえ、ボクは罪木さんに落書きしませんよ?許す許さない以前に怒っていませんからね」

罪木「ふぇ…え?お、怒っていないんですか…?」

キーボ「えぇ。ですから、罪木さんはもっと自分を大切にしてください」

罪木「ふぇ?」

キーボ「…あと、罪木さんは女性なんですから自分の体に落書きしますか、なんて言うのはよくないと思います」

罪木「で、でも私は…そんな価値ないし…」

キーボ「そんなことありません!」

罪木「ひぅ!?」ビクン

キーボ「あ、す、すいません…」

キーボ「罪木さんはもっと自分に自信を持つべきです!あなたは素晴らしい才能を持っているんですから」

罪木「……ありがとう、ございます」

キーボ「あ、ボクはもう行きますね。包帯、ありがとうございます」

キーボ「もし誰かが怪我をしていたら役に立つと思うのでありがたくもらっておきます。ではまた…」スタスタスタ

罪木「キーボさん…」ジー

罪木「そっか…ロボットだから、私をいじめないのかな…だったら……」ボソ

罪木「どこか壊したら…ずっと………」ブツブツ

罪木「へへっ、えへへぇ……!」テクテク



王馬「…へぇ」スゥ

王馬「…適当に焚き付けたけど、罪木ちゃんってけっこうヤバイんだねー、こりゃ気を付けなきゃな」

980 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/19(金) 21:35:37.53 ID:GmcDR+50O


キーボ「あ、十神クンに腐川さん。こんにちは」

十神「フン、貴様か……」

腐川「あら…どこぞのロボットじゃない…」

キーボ「それにしても、キミたちはいつも一緒なんですね!」

腐川「…!ふ、ふふ…文学も理解できないようなロボットだと思っていたけど、あたしと白夜様の関係はお見通しのようね…!!」

キーボ「ロボット差別ですか!?」

十神「おい…貴様、勘違いするな…!こいつは勝手に俺に付きまとっているだけだ!」

王馬「そういうのを、ツンデレっていうんだよ!」ヒョイ

腐川「つ、ツンデレ!?白夜様が!?」

キーボ「王馬クン!?いつのまに…」

王馬「え?キー坊が自爆して腐川ちゃんがそれに巻き込まれたあたりからかな」

キーボ「自爆なんかしてません!」

十神「ちっ、めんどうなやつが来た…」

腐川「白夜様がツンデレだったなんて…」ハァハァ

十神「違う!」

王馬「え、違うの?それより、キー坊また鉄臭いよ」

キーボ「えっ…いえ、そんなはずありません!臭うのは腐川さんのはずです!…多分」

腐川「あたし!?匂いも嗅げないロボットが何言ってんのよ!」

王馬「うわーホントだ!腐川ちゃんくっせー!ねぇどうやったらそんなに臭くなれるの?ねぇねぇどうするのどうするの!?」

腐川「え、そ、そんなはず…あ、ちょっと臭うかも…」クンクン
981 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/19(金) 21:40:50.99 ID:GmcDR+50O
十神「おい貴様…また風呂に入っていないのか?……俺の半径3m以内に近寄るなよ」

腐川「そんなぁ!」ガーン

王馬「半径3m以内ってところがこれまたツンデレだよねー!オレだったら半径100m以内には入ってきてほしくないよ!」

十神「黙れ…。こいつとはクラスが一緒だから仕方なく、だ」

腐川「白夜様ァ…」キラキラ

王馬(え、まさかホントにツンデレ…んなわけないか)

十神「…しかし、こいつがこうも臭いとそこのロボットが羨ましくなるな。まぁロボットになるなんて俺は絶対御免だがな」

キーボ「十神クンまでロボット差別ですか!」

王馬「お!珍しく気が合うじゃん、十神ちゃん!十神ちゃんがいつも食べてる高級料理も食べることできないし、ロボットなんてホントいいことないよねー!」

キーボ「キミはいつも通りですね、もういいです」

腐川「いいわね、あんたは風呂に入らなくて…でも、少し鉄臭いわよ」

キーボ「……ボクはめげませんからね!」

十神「…俺は貴様らと違って忙しいんだ…。全く、時間を無駄にしたな」スタスタ

腐川「あ、待ってください白夜様ー!」

十神「ついてくるな!」

王馬「はー臭かった、臭かった…」

キーボ「…」グッタリ

王馬「ん?どうしたの、キー坊」

キーボ「あのふたりのロボット差別はキミのとはまた別の意味でダメージがきますね…」

王馬「ダメージとか受けんの?」

キーボ「あー、もうッ!」プンスコ

おしまい。
982 : ◆hq9TfeeMlAP9 [saga]:2018/01/19(金) 21:44:39.52 ID:GmcDR+50O
短編おしまいです。お目汚し失礼いたしました

今日はここまでにします、くますみー
983 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 21:56:42.02 ID:bboQxq3X0

1,2キャラとの絡みもけっこういいね
984 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/20(土) 04:46:27.52 ID:ZwNafUQ10
奈良敬子
985 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/20(土) 04:47:07.03 ID:ZwNafUQ10
青梅春奈
986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/20(土) 04:48:05.78 ID:ZwNafUQ10
2012年5月31日(1日目)、02:44p.m.――


「助けて…お願い…ッ!!」

涙ながらに訴えてくる鷹城雪美(女子九番)を前に、上野原咲良(女子二番)はどうするべきなのかわからなくなった。

まず、雪美とはそこまで親しい間柄ではない。
雪美はクラスの中でも大人しい女子のグループに属し、クラスの中心で盛り上がる城ヶ崎麗(男子十番)といつも行動を共にしている咲良には滅多に近付いてこない。
学校行事での様子から見て、雪美は目立って騒ぐことがあまり好きではないのだろうな、という印象を持っていた。
用事があれば普通に会話をするが、取り立てて用事のない時には関わることが滅多にない、それが雪美と咲良の距離だった。
そんな咲良に、どうして雪美は助けを求めるのか。

そして、雪美は先程自分たちに襲い掛かってきた松栄錬(男子九番)と湯浅季莉(女子二十番)と同じ班だったはずだ。
それに、忘れもしないプログラム開始直後の銃声――雪美たちの班と麗たちの班以外がまだ教室にいたことから、あの銃声に雪美たちが関わっている可能性は非常に高く、それは雪美たちが麗たちを襲った可能性も高いことを示している。
麗はプログラムに乗らないことを宣言していたし、同じ班の木戸健太(男子六番)・朝比奈紗羅(女子一番)・鳴神もみじ(女子十二番)が麗の意思に背くこともクラスメイトを自ら傷付けようとすることもとても考えられない。
戦う意思のない麗たちをおそらく襲っておきながら、今どうして泣いて助けを請うているのか。
987 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/20(土) 04:48:44.91 ID:ZwNafUQ10
2012年5月31日(1日目)、02:25p.m.――


御神島の南東には小高い山があり、御蔵山と呼ばれているらしい。
山の南側は段々畑のようになっていて果物の生産が行われており、名産品として大東亜の各地に発送するような量ではないが、親戚に送るだけの量は収穫できていると思われる。
山の麓では様々な野菜や米の栽培も行われており、島の南西には漁港があることから、この島の住人たちはある程度自給自足で生活しているのだろう。

どさっという音が聞こえ、池ノ坊奨(男子四番)は驚いて振り返った。
奨の後ろにいた真壁瑠衣斗(男子十六番)が地面に這い蹲っていた。

「瑠衣斗さん…だいじょ――」

「ちょっと真壁さん、貴方何をしているの?
 地面に何か良い物でも落ちていましたか?」

奨の心配の声を遮って先頭を歩いていた高須撫子(女子十番)が皮肉を込めて訊くと、瑠衣斗は両腕を突っ張って身体を起こしながらふうっと息を吐いた。
その様子に撫子が額に手を立てて盛大な溜息を洩らした。
もちろん瑠衣斗は拾い物をしたわけではなく、転んだのだ。
しかも、何もない所で自分の右足に左足を引っかけるというある意味器用な転び方で、更にそれは既に何度も目にした光景なので、撫子が呆れるのも無理はない。
瑠衣斗は頭脳は帝東学院に入学してから誰にもトップを譲らない程に秀でているのだが、運動能力については非常に残念で、体育の時間は何をさせても誰よりも劣っていた。
988 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/20(土) 04:49:18.01 ID:ZwNafUQ10
秋山みなね
989 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/20(土) 04:49:55.66 ID:ZwNafUQ10
親から聞いた話によると、我が池ノ坊家は代々城ヶ崎家に仕えてきた家柄らしい。
かつて大東亜共和国がいくつもの国に別れていた頃、その国の1つの国主となっていた城ヶ崎家を、池ノ坊家は側近として主に政略の面で支えてきたという。
共和国となり国主ではなくなった城ヶ崎家が主に医療方面に力を持つ会社の経営を始めてからも、池ノ坊家はそれを支え続けてきた。
昔のような主従関係は薄れていても“城ヶ崎家を支える”という精神は代々受け継がれ、父も祖父も曾祖父も城ヶ崎グループの一員として仕事をしてきたし、奨も未来に向けての人生のレールは既に敷かれているようなものだった。
自分――池ノ坊奨にとって、城ヶ崎麗は、生涯仕え支えるべき主君たる存在。
990 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/20(土) 04:50:41.40 ID:ZwNafUQ10
櫻子
991 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/20(土) 04:51:07.15 ID:ZwNafUQ10
箕輪紀子
992 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/20(土) 04:52:08.78 ID:ZwNafUQ10
女子一番/総合三番 磯田匡子(いそだ・きょうこ)



身長 159cm
体重 44kg
誕生日 6月1日
血液型 B
部活動 陸上部
友人 三枝妃・相模夕姫
(妃グループ)
愛称 匡子・キョーちゃん
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★★★★

★★★★★

★★★★☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆
弱い者イジメが嫌いで、そういう人には厳しく接する。陸上部で長距離選手をしているからか、精神的にタフ。
一方で、物の考え方はネガティブ。過去にイジメを受けていた経験があり、やや人間不信。
池埜多丞とは一応付き合っている。
 

以下ネタバレです。白黒反転すると読めます。

支給武器:

制汗スプレー
kill:

なし
killed:

政井威光(男子十六番)
死亡話数:

第73話
凶器:

USSR マカロフ
 

池埜多丞(男子二番)と合流。疎遠になっていたが、和解。<22話>

木下亘(特別参加者)・相模夕姫(女子七番)に遭遇。一触即発の雰囲気になるが、和解。夕姫に別れを告げた。<57話>

多丞との出会いは1年生の頃、イジメから助けてくれた。
休憩していたところに、政井威光(男子十六番)が現れる。威光の表情から異常を察知、発砲。それが威光の逆鱗に触れ暴力を奮われるが、多丞に救われる。多丞を「弱い」と言う威光に対し反論、多丞を抱きしめたところを威光に撃たれ、頭部に被弾し死亡した。<72・73話>


キャラを掴み切れなかった匡子ちゃんでした、ごめんよぅ。
人間不信なところは少し表わせたかな、ということにしておきます。
でも、多丞のことはなんだかんだで信じ続けてたんです、だって匡子のヒーローだから。
993 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/20(土) 04:52:53.80 ID:ZwNafUQ10
女子二番/総合五番 浦原舞(うらはら・まい)



身長 157cm
体重 45kg
誕生日 4月5日
血液型 AB
部活動 無所属
友人 中垣芽衣子・柳田裕華
(ギャルグループ)
愛称 舞
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★★☆

★★☆☆☆

★★★☆☆

★★★★☆

★★☆☆☆
女子風紀委員。
明るく、人に甘えることが上手。
人の気持ちを深く考えない。
女子におけるイジメの大方の首謀者で、宮嵜八千代をからかって遊ぶことが多い。
妃グループとは敵対しており、特に三枝妃とは仲が悪い。
 

以下ネタバレです。白黒反転すると読めます。

支給武器:

軍人用ナイフ
kill:

植本邦幸(男子三番)
killed:

三枝妃(女子六番)
死亡話数:

第37話
凶器:

軍人用ナイフ
 

教室を2番目に出発。校舎を出た所で植本邦幸(男子三番)を見つけて声をかけたところ、攻撃を受ける。そのことで怒り、怒りに任せて邦幸を刺殺。江南佳菜彩(女子三番)に見られたことに錯乱し、逃走。<14話>

E=08エリアにて潜伏。大好きな田村光貴(男子十二番)に想いを馳せて正気に戻るが、潜伏していた民家に三枝妃(女子六番)が侵入。妃がいなくなれば光貴への想いを邪魔する者がいなくなると考え攻撃するが、妃に頸部を刺され失血死。<第37話>

 

わりとイケイケな感じの舞ですが、好きな人には奥手。
好きな人に近づくためなら、とやりたくもないことをした経験ってないですか?
どうでもいいですが、「浦原舞」という名前の響きが好きでした。
994 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/20(土) 04:53:28.54 ID:ZwNafUQ10
雛罌粟芙由子
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/20(土) 04:54:00.77 ID:ZwNafUQ10
女子三番/総合六番 江南佳菜彩(えなみ・かなせ)



身長 154cm
体重 42kg
誕生日 7月7日
血液型 A
部活動 軽音楽部
友人 北修司・東海林至
川西亜由子
(NEWS)
愛称 佳菜彩・ミナミ
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★★☆☆

★★★★☆

★★★☆☆

★☆☆☆☆

★★★☆☆
人を思い遣ることができ、人がいい。誰かを疑うことをしない。
自分に対することには鈍感な面もあり、人の意見に従順すぎる面もある。
軽音楽部内バンド“NEWS”のボーカリストで、小柄ながら声は大きい。
退廃音楽に傾倒している。
 

以下ネタバレです。白黒反転すると読めます。

支給武器:

FN ファイブセブン
kill:

なし
killed:

北修司(男子四番)
死亡話数:

第77話
凶器:

コルト・ロウマン
 

教室内で、プログラムに対して東海林至(男子十番)が反論。芝崎務(担任)が銃を取り出し危険に晒されるが、橋川新(男子十四番)に守られ事なきを得た。<11話>

3番目に教室を出発。浦原舞(女子二番)が植本邦幸(男子三番)を殺害するのを目撃。<14話>

城龍慶(男子九番)につっかかる北修司(男子四番)を止める。“NEWS”のメンバーと行動を共にする。<17話>

G=04エリアの民家に篭城。<31話>

民家を訪れた篠宮未琴(特別参加者)を招き入れることに賛成、未琴を迎え入れた。<58話>

未琴とトランプで遊ぶ。友好的に接している。実は至を好きだということを未琴に知られる。<64話>

至・未琴とトランプで遊んでいたところ、二階堂哉多(男子十三番)・二階堂悠(女子十三番)の襲撃を受けるが、未琴に救われる。<70・71話>

気分転換と空腹を満たすために料理を始める。完成したスープを食べていたが、突然目の前で亜由子が吐血し息絶えた。犯人が修司であることにショックを受ける。修司が至を撃ったことに激高、攻撃しようとするが、修司に頭部を撃ち抜かれ死亡。<76・77話>



籠城した時点で崩壊フラグが立ってたかもしれないNEWSの1人でした。
あまり至に対しての想いを書くことができなかったんですが、「めっちゃ好き」というより、ほんのりといいなぁって想ってる恋の始めくらいな感じのイメージでした。
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/20(土) 04:54:35.05 ID:ZwNafUQ10
女子四番/総合七番 川西亜由子(かわにし・あゆこ)



身長 159cm
体重 47kg
誕生日 10月9日
血液型 B
部活動 軽音楽部
友人 北修司・東海林至
江南佳菜彩
(NEWS)
愛称 亜由子・アユ・ニシ
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★★★★☆

★★★☆☆

★★★★☆

★★★☆☆

★★★☆☆
常に冷静で、周りを見て動くことができる、グループのまとめ役。。
表情が乏しく、いつも怒っているような顔をしている。無口で、自分の意見を言うことは少ない。
軽音楽部内バンド“NEWS”のギタリストで、退廃音楽に傾倒している。
 

以下ネタバレです。白黒反転すると読めます。

支給武器:

コルト・ロウマン
kill:

なし
killed:

北修司(男子四番)
死亡話数:

第76話
凶器:

毒薬
 

教室内で、プログラムに対して東海林至(男子十番)が反論。芝崎務(担任)が銃を取り出し危険に晒されるが、道下未来(男子十七番)に守られ事なきを得た。<11話>

城龍慶(男子九番)につっかかる北修司(男子四番)を止める。“NEWS”のメンバーと行動を共にする。<17話>

G=04エリアの民家に篭城。至と揉めた修司を宥めた。修司に恋心を抱いているが、修司の気持ちも知っている。<31話>

民家を訪れた篠宮未琴(特別参加者)を招き入れることに反対したが、至・佳菜彩に押されて招き入れる。未琴を警戒している模様。<58話>

うろつく未琴を牽制、居間から出ることを禁止する。<64話>

自分たちの情報を持っている未琴を訝しむ。何者かが訪ねてきて、無警戒に招き入れようとする至を牽制するも、受け入れられなかった。結果、二階堂哉多(男子十三番)・二階堂悠(女子十三番)の襲撃を受けるが、未琴に救われる。僅かに警戒を解いた模様<70・71話>

気分転換と空腹を満たすために料理をする。接していくうちに未琴への警戒心を解いていく。料理を食べた直後苦しみ始め、吐血して息絶えた。修司が未琴を殺害するために毒を盛った料理を手違いで食べていた。<76話>



冷静だったので、NEWS内では1番書きやすかったです。
この子がいなかったら、NEWSはもっと早くに崩壊していたかもしれません。
NEWS内の1番の功労者はアユでしょう。
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/20(土) 04:55:07.06 ID:ZwNafUQ10
女子五番/総合九番 久瀬ゆかり(くぜ・ゆかり)



身長 161cm
体重 51kg
誕生日 4月21日
血液型 A
部活動 テニス部
友人 宗和歩・辻莉津子
寺内紅緒・時岡千波
藤原奈央・堀内尚子
前川染香・水無瀬繭子
山崎雛子
(女子主流派グループ)
愛称 ゆかり
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★★★★☆

★★★☆☆

★★★★☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆
女子保健委員。
穏やかで優しい性格の持ち主。いつも穏やかな笑顔で友だちを見守っている、グループの母親的存在。
大人しく、クラス内やグループ内ではあまり目立たない。物事がはっきり言えない優柔不断な面もある。
 

以下ネタバレです。白黒反転すると読めます。

支給武器:

なし
kill:

なし
killed:

芝崎務(担任)
死亡話数:

第11話
凶器:


 

芝崎務(担任)が東海林至(男子十番)に発砲したことにより、植本邦幸(男子三番)が錯乱。芝崎が、逃げ出そうとした邦幸に向けて発砲したが、その弾が頭部を直撃。死亡した。<11話>

 

というわけで、一度もセリフのないままに退場してしまったゆかりさん。
芝崎の酷さを出そうとした結果の犠牲になってしまいました。ごめんね、ゆかりさん。
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/20(土) 04:55:38.78 ID:ZwNafUQ10
女子八番/総合十九番 宗和歩(そうわ・あゆみ)



身長 154cm
体重 46kg
誕生日 5月14日
血液型 A
部活動 バドミントン部
友人 久瀬ゆかり・辻莉津子
寺内紅緒・時岡千波
藤原奈央・堀内尚子
前川染香・水無瀬繭子
山崎雛子
(女子主流派グループ)
愛称 歩・あーちゃん
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★★☆☆

★★★☆☆

★★☆☆☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆
女子文化委員。
マイペースでおっとりとしている。ほんわかとした癒し系。
運動部員ながら、運動能力はそれほど高くない。自分で何かを考えるのは苦手で、誰かに頼りたがる。
秋庭俊人と付き合っている。
 

以下ネタバレです。白黒反転すると読めます。

支給武器:

ロープ
kill:

なし
killed:

酒井真澄(男子六番)
死亡話数:

第59話
凶器:

コルト・ガバメント
出発後、学校の外で隠れているところを田村光貴(男子十一番)に発見される。より安全な場所へ誘導される。<18話>

秋庭俊人(男子一番)と合流。I=09エリアにて潜伏。酒井真澄(男子六番)に発見される。俊人を庇って胸部に被弾。俊人に遺言を告げるが、再び真澄が発砲。俊人を貫通した弾を胸部に受け死亡。<59話>



出番が少ないわ、直前まで掘り下げないわで申し訳なかったあーちゃん。
活発じゃないけど運動部員ってあまり書かないなぁと思って書いた子でした。
もっとトシとのあれこれを書きたかったな。
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/20(土) 04:56:10.41 ID:ZwNafUQ10
女子十八番/総合三十五番 宮嵜八千代(みやざき・やちよ)



身長 151cm
体重 46kg
誕生日 9月13日
血液型 A
部活動 家庭科部
友人 なし
(孤立)
愛称 八千代・風紀
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★★

★☆☆☆☆

★★★☆☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆

★★★★☆
生徒会風紀委員長。
真面目で堅実な性格で、先生の言うことや校則を破ったことがない。少々のことではめげない。
冗談が通じないことや、クラスの雰囲気から乖離していることから、浦原舞や柳田裕華からイジメを受けている。
 

以下ネタバレです。白黒反転すると読めます。

支給武器:

金属バット
kill:

なし
killed:

堀内尚子(女子十五番)
死亡話数:

第69話
凶器:

S&W M686
 

D=08エリアの小学校で三枝妃(女子六番)と遭遇。攻撃して罵って精神的に追い詰めるが、取り逃がす。<68話>

風紀の乱れた2組の生徒を粛清するために自分がこのクラスに配属されたと思い込み、やる気になっていた。遭遇した堀内尚子(女子十五番)を襲い窮地に追い込むが、眉間を撃ち抜かれ死亡。<69話>



書いててかなり楽しかった風紀委員長八千代。
この子メインジェノとかにしてもきっと楽しく書けたかなぁと思いましたが、ここまででした。
たかが校則、されど校則。私は多分八千代に粛清されるようなことはしてなかったかと。
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/20(土) 04:56:38.58 ID:ZwNafUQ10
完結
1001 :1001 :Over 1000 Thread
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                          http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/

1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
グレンタイン @ 2018/01/20(土) 01:43:36.71 ID:wUVScoiB0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1516380216/

ここだけ修学旅行 @ 2018/01/20(土) 01:17:41.10
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モバP「クールな事務所です」 @ 2018/01/20(土) 00:52:40.20 ID:5xUSEwik0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516377159/

ガヴリール「抽選で食べ放題を当ててしまった…」 @ 2018/01/20(土) 00:32:13.34 ID:qyFOnhpX0
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【モバマス】七海「プロデューサーのベッド下から怪しいCDがでてきたれす」 @ 2018/01/20(土) 00:12:42.34 ID:BHAzfhCYO
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戦の世にに安価でタイムスリップしてみた【安価あり】 @ 2018/01/19(金) 22:16:13.80 ID:KoLOreN80
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【ガルパン】「Gifteds」【デレマス】 @ 2018/01/19(金) 21:55:44.32 ID:5wB76uOaO
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千歌 「狛犬ようりこ」 @ 2018/01/19(金) 21:36:17.07 ID:GRNo4kpW0
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