牙狼 女神ノ調

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37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/28(土) 10:14:14.82 ID:0yLC0hAR0
首をかしげる希と、そんな希に何かを言いたそうに頬を赤く染める虎太郎。

周りのメンバーはその様子から何かを察して、温かい目で二人を見つめていた。

虎太郎「あーもう! つまりはこういうことです!」

虎太郎は希の唇に己の唇を合わせた。

希は目を見開く。

虎太郎「それでは、皆さんお元気で!」

虎太郎は希から離れると、赤い顔を隠すようにすぐに鎧と轟天を呼び出してゲートに飛び込んだ。

希は己に何が起きたのかを理解できず、そのまま直立していたが、にこがポンと肩に手を触れると小さく悲鳴を上げて我に返った。

にこ「弟をよろしくね、義妹」

希「いやいや、にこっち! ええの? ウチ虎太郎君といくつ違うと思ってるん!?」

にこ「あの子がいいならいいんじゃない? あんたならよく知ってるし、それに、あんな虎太郎を支えてくれるんでしょ?」

絵里「良かったわね、希。あんなイケメンな彼氏ができるなんて」

海未「おめでとうございます、希。しかし、健全なお付き合いをしないとだめですよ?」

真姫(10近く離れてる子で、しかも未成年とお付き合いになったら健全じゃいないと思うのは私だけなのかしら……)

ことり(真姫ちゃん、それ以上は考えちゃいけないよ。それに未来の希ちゃんが虎太郎君を好きとも限らないし……)

花陽(けど、今の希ちゃんはまんざらじゃなさそうだよねぇ……)

凛「三人とも、こそこそ何のお話してるにゃ?」

花陽「何でもないよ、凛ちゃん」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/28(土) 11:02:43.77 ID:0yLC0hAR0
そして、未来。

虎太郎は音ノ木坂の屋上へと降り立った。

虎太郎「……どう、ザルバ。戻ってこれた?」

ザルバ「ああ、快適な旅とは言えなかったけどな……さすがに今回は俺様も疲れた。、とっとと帰って休むぞ、小僧」

希「せやね。皆、虎太郎君を待ってるよ」

虎太郎「希さん、迎えに来てくれたんですか?」

希「繋がったゲートがこっちから閉じないように維持をしてたからずっといたんよ。気付かなかった?」

虎太郎「すみません。戻って来るのに必死だったので……」

希「仕方がないよ、あんな大物と戦って、時間移動もしたんやから」

希は虎太郎の頭をなでる。

希「お疲れ様。おかえりなさい」
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