光は渡し人です

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89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/20(日) 22:52:00.14 ID:a1DH/zNP0
光「虎がひとつ、とらがふたつ、とらがみつ」

銀「怖いわよ!!!!!!」

結局眠れなく朝になった

母さん借りた車を乗って母さんの母さんの家に行くことになった

光「血零れだ死体ひとつ、バラバラになった死体が二つ、怖いわ!!!!!」

銀「何勝手に自分につっこんでいるのよ!!!!」

光「いや、えっち(//////)」

銀「おい、なんかおかしいのこといったのか!? おしえろよ!!!」

織夜「」

律「見るな、こんな光私も見たこと無い」

織夜「なんていうか、普通の子供になった気がするな」

律「そうね」

そして、車が止った

光「......」

銀「で......デケエ〜!!!!」

律「ここは前門だ」

銀「はッ!?」

光「母さん、私捨てるの」

律「するか〜!!!! もう何考えているのよ!」

「おい〜ヒカリ〜遊びに来たぜ」

律「うん?」

ネウロイ化した誰か空から降りてきた

律「」

織夜「」

銀「ね......ねうろ」

律「プツ、プツ!(人の姿に戻れ〜!!! はやく!!!)」

「うん?だれ......律じゃん〜!? 光心配しているぜ!!!」

律「ぷつ! ぷつ!!!(後ろにいる光たちを見る)」

「?」

光「ネウロイさんおっす〜」

律「(あきらめた)」

銀「(何かあったかわかりません)」

「......あ〜おいしょっと〜」

「どうだ〜? 直枝専用ネウロイ装甲よ!」

銀「かけえええええええ〜!!」

光「(暖かい目で銀を見ていた)」

ひかり「直枝さん、そっちのは光ちゃんね」

光「姉ちゃん誰?」

ひかり「......うふふ、律ちゃんの母さんよ」

光「ばあさんか!?」

ひかり「怒るよ〜」

光「ごめんなさいでした!!!!!!」

「......えッ? まさか......律のむす......と娘?」
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/20(日) 23:03:26.05 ID:a1DH/zNP0
光「はじめまして! 田井中光です」

ひかり「雁淵家の雁淵ひかりって申します、よろしくね」

光「おばあさんすごい〜」

ひかり「うふふふ」

律「......母さん、その」

ひかり「まて、十分後で話しかけなさい」

律「孫欲しくてやっと壊れた、きゃああああああああああああああ!!!!!」

ひかり「あらいけない、虫がついてしまったね〜」

律「う......ありが......とう」

織夜「なにやってんだお前たち」

直枝「やはり成長しないか、でも息子の方が大きくなっていたね」

直枝「待ってよ、六歳だったはずではないか?」

光「六歳だよ〜」

ひかり「飴食べますか〜」

光「食べりゅ〜!!!!」

律「......」

直枝「どんだけばかおやになっているんだ、ひかり」
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/20(日) 23:46:03.52 ID:6MedYnq20
光「よし!遊びに行きます〜」

ひかり「直枝さん、お願いしますよ」

直枝「しゃねえな、まかせな」

光「わい〜!!」

銀「もうはしゃり過ぎないか」

銀「おう!? 鯉でけぇな!?」

光「こい!?」

光「あァ、あははははは、でかいね〜」

光の後ろを見守っていたひかりは

律「村正の件は......どうだった?」

ひかり「......気の毒だが、もう村正以上の穢れに纏められている」

律「うッ!?」

ひかり「......今はあの子信じるしかありません」

ひかり「どんな道を選ぶか、親の私たちは見るしかありません」

律「......」

律「......光」

ひかり「陰陽師としての訓練はありますか?」

律「......うん?」

ひかり「小さい頃のあなたとそっくりね、律」

畳の下から光が置いた式神を取り出し

ひかり「......光はいつから、そんな物を貴女達の体に仕込んだのか、わかりますか?」

律「」

律「......もう、知っているのか」

ひかり「一人で落ち込むのも、昔のままね」

ひかり「それを知っていた光は、これを置いたのでしょうか」

織夜「......光」

ひかり「貴女はもう一人で戦う身ではないことだけ、覚えてほしい」

ひかり「子供だって、親の力になりたいだ」

ひかり「でしょう? 光」

式神はまるで、ひかりの言葉を応えるように
普通の神に戻った

ひかり「さって、これからどうするか......相談してみましょう!」

ひかり「わくわくするね〜」

律「うん、母さん」
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/21(月) 23:49:20.87 ID:hdaai4sW0
直枝「おい、遊びに行こうっと言ったのはお前だろう?」

銀「......光」

光「......ちょっと、このままにしてくれ」

母さんは、六年以上会えなかった自分の母さんと話し合った
まるで子供みたいに喋っていた

光「そう、そのままにして」

銀「......変な光」
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/22(火) 23:29:18.85 ID:iySSnHNj0
光「でかい〜!!!!」

直枝「そんなでけえ魚なんで見たことねえよ、なんだここは!!!}

光「捕まえて皆を驚かせよ!!!」

その時、誰の声が聞こえた

離せって

光「魚さん?」

−そうだ! 早く降ろせ!!!

光「......直枝さん、この魚は生きたまま殺すほうがいいって」

−わかった!!悪かった!!!

−どうか、私を見逃してくれ

光「えいっしょ〜」

直枝「あァ〜!!!!! なにやってんだ!!!」

光「魚さん〜、まさか妖怪なんたりじゃない?」

−そうとも! このワシは妖怪だ

−人に食われる恐れから生まれたダイの妖怪だ

光「川に?」

−そうだ!!......川?

光「しかもうちの後ろにいる川に」

−......だ、だまされなうぞ〜〜〜!!!

光「海はそっち〜」

−......

光「......」

光「浄化〜」

−いやああああああああああああああああああああああああああああああ
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/23(水) 23:46:17.09 ID:pL3QYZmQ0
いつのまに夕暮れになった

光「楽しいかった〜 銀はどう?」

銀「楽しいかったぜ、そんなでかい魚捕まったし!」

光「......?」

祭りの音だ

光「......」

ひかり「いたいた、どうした?」

光「ひかり婆さん、ここ祭りありますか?」

ひかり「ありますよ、でもね......」

直枝「へぇ〜祭りあるんだ......」

ひかり「想像した物とは違うかもね、けっしてそんな風の祭りではないよ」

光「......歌の声」

ひかり「寄ってみる?」

ひかり「光なら大丈夫だろう」

光「本当!?」

ひかり「うん! 直枝さんは?」

直枝「新作のネタでもしようかな〜 よし! 行こう!」

ひかり「新作楽しみだよ、直枝さん」

光「直枝さん本書いているんだ?」

ひかり「カールスラントに大有名になった直枝さんは本当凄いですね」

光「恋物?」

直枝「なんで知っているんだよ!?(//////)」

光「ひ み つ〜」

光「行こう! 銀!!」

銀「おう〜!」
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/24(木) 00:00:27.70 ID:SsFLZt4K0
光「ちゃんちゃん〜浴衣のわたし〜」

銀「......似合うかな〜私」

光「」

銀「な......なんだよ!?」

光「似合っているよ〜」

銀「そう......そうかな(//////)」

直枝「おいお前たち、置いて行くぞ」

光「わあ?! すげえ似合っている」

直枝「ば......ばか、決まっているんだろう!」

ひかり「年取っても相変わらずだね、直枝さん」

直枝「うるさい〜」

律「おう〜来てる来てる」

直枝「おう〜! 来たか」

ひかり「今日の祭りは特別のゲストがあるらしい、誰かな〜」

−オイ〜 何処に行ったんだろう〜 お〜い

−ショウガナイね〜 さ......のやつ

−ひィ!? ごめんなさい

−落ち着いてよ

光「スオムス人とカールスラント人か?」

ひかり「......あら、エイラさんじゃない」

光「......知り合い?」

ひかり「戦友なんだ、凄い人間なんです」

光「へぇ〜」

律「......彼女達来ていいのか?」

ひかり「うん、ここは特別なんだから」

スオムスの人は私を見て綺麗な笑顔で私を見ていた

光「(にこッ)」

−バイバイ〜

光「ばいばい〜」

ひかり「うふふ」

直枝「すげえな、光の奴」

律(いいや、それは別の理由だろう......)
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/25(金) 13:00:12.11 ID:dswGzfj90
光「焼きそば〜」

銀「うめえ!? なんだこれ!?」

ひかり「ちちち〜美味いでしょう」

律「焼きそばの婆さん腕が相変わらずだね、うまい!」

光「うん?」

ひかり「光、気付いた?」

光「人じゃない何かが」

ひかり「この祭りはね、佐世保の犠牲者たちの霊たちのために準備した物よ」

光「そうなんだ......」

ひかり「ここにいる霊たち未だあの世に行く事は出来ない、何かの理由なんだのか知りません」

ひかり「悪の霊たちに奪われないのために、霊たちが弱っていたこの日を選んだ」

光「......引導の歌がいければ、私は彼らを......」

ひかり「そう......ね」

銀「そんなことがあったのか」

−祭りにいる皆様に、これからは陣霊の歌の時間です

−今度の歌い手は、オラーシャから来た......サーニャ・V・リトヴャクさんです

銀「サーニャってあの......あの有名の」

光「行きましょう〜!」

ひかり「そうだね、律は?」

律「......私は遠慮するよ」

ひかり「そうか......サーニャさんはきっとあなたに会いたかっただろう」

律「......いいんだよ、私は会わないほうがいい」
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/25(金) 13:15:59.94 ID:dswGzfj90
−願いを〜伝えて行く

−思いを〜歌声に届けてゆく

−それは〜逝く者たちの〜思い出

光「声は綺麗だね」

銀「うん、凄くよかったね」

−......歌を聴いてくれてるみんな様、ありがとう

−亡くなった先人たちを思う気持ちをどうか忘れないでほしい

−では......祭りを再開しましょう

−ッテ〜 という訳デ、マイクは司会に返します

−うわぁ!? 投げるな!?

光「自由だね、みんなは」

「......うん」

光「うん?」

「はじめまして、私はサーニャ・V・リトヴャクです」

光「うん? うんうんうん!?」
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/25(金) 18:50:30.26 ID:RcD0P/G70
先日要望を言った者です
急かすつもりはありませんけど、貞子の登場はまだでしょうか?
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/27(日) 00:21:32.53 ID:arSdHBI/0
まだですよ〜
進んで何処から入っていけるかって考えていきたい
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「サーニャああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!! 」

先のスオムス人は物凄い速さで走ってきた
サーニャさんゆっくり彼女を受け止めた

サーニャ「......律の息子」

光「!?」

エイラ「あのいちいちサーニャに師匠師匠って言った奴?」

エイラ「って、先のあの子じゃん?」

光「は......はじめまして、田井中光です」

銀「え......エイラさんまで、がッは〜!!!」

光「えっと、どうやって私の傍に? 先までステージの上にいたはず」

サーニャ「ひみつ」

エイラ「流石サーニャ〜」

サーニャ「......ルーデルさんから話を聞いた、母は律だったね」

光「どうして分かるの?」

サーニャ「声......」

光「」

サーニャ「昔、ナイトウィッチだったから......」

光「そうなんだ」

サーニャ「律は今、どうですか?」

光「わからないけど、私がいてくれてありがとうって言われました」

サーニャ「そうか......」

光「昔の母さんはどん......(ビー〜)」

光「うん?」

母さんはサーニャの後ろにいる木の後ろに
喋るなのサインをした

光「......」

光「母さん昔......」

殺すぞってサインをした

光「」
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/27(日) 00:31:10.00 ID:arSdHBI/0
ひかり「律ならあそこよ」

光「!?」

ひかり「久いぶり、サーニャさん、エイラさん」

サーニャ「ひかりちゃん」

エイラ「久イブリ、ひかり」

ひかり「エーリカさんたちは?」

エイラ「どこの木の上に寝ているだろう?」

ひかり「あら、少し日本語上手く喋れるね」

エイラ「ドヤツ〜」

光「仲いいね、うん?」

光「銀は?」

エイラ「」

サーニャ「」

ひかり「」

光「あいたッ!?」

硬い紙が飛んできて、私の頭にヒットした

光「......」

光「うふふふふふふ」

光「ちょっと殺しに来ます、バイバイ〜」

サーニャ「やばい」

エイラ「まずいまずい、この子本気なんだよ誰かロープを貸して!!!!」

ひかり「うん〜孫を縛るのはちょっと」

光「話せってつんてんだけど?」

ひかり(何暗黒面落ちているのよ、このままじゃ皆浄化されるではないか)

ひかり「誰か!!! エーリカさんを探して〜!!!!」

「呼んだ〜?」

ひかり「きゃッ!?」

「少年〜そんなに焦ってどうする、冷静になれ」

エイラ「犯人の貴女何いってんのよ」

光「ほう〜(ごごごごごごごごごっごごごごごごごごごご)」

「!?」

ひかり「いややややややや、何本人の前に言ってんのよ」

「......逃げろ〜!!!」

光「......我の使徒よ、罪人の裁きを与えよ」

光「彼を地獄に送り込め!!!」

式神を取り出し、エーリカのいる場所に投げ出す

「あいったたたたたたたたたた!? ちょっとなにひとをころす......あれ? ミーナみたいな殺気は一体!?」

光「天罰!!!!!」

「うげッ!?」

手刀をエーリカの頭に斬りかかる
勿論死んでいない

エイラ「」

サーニャ「......(パチンパチン)」

ひかり(やばいよ、律......早く出て来い)
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/27(日) 00:31:36.34 ID:arSdHBI/0

織夜「光!!!!!!」

光「織夜さん、いまいそがし......」

織夜「何忙しいって言ってんだ!!!! そこに正座しなさい!!!!」

光「ふぇ!?」

織夜「今すぐ!!!!!」

光「う......うん」

言った通りに正座りした

「助かった......!?」

織夜「おまえもだ!!!」

「ふぇ!?」
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/27(日) 11:59:11.28 ID:ix9Py3LP0
律「ふゥ〜」

サーニャ「......」

律「......(ドクッ)」

サーニャ「......座って」

律「はい」

サーニャ「最近はどう?」

律「バイト代なら、まだいけるよ」

サーニャ「......別れはいつくる?」

律「わからない」

サーニャ「その時、しっかり彼を見てくれる?」

律「わからないだよ、そのこと」

サーニャ「......わたしの家族はもういないから、貴女は私のかけかえのない家族になるだろう」

サーニャ「......律」

律「わかんないよ......わかんないのに、私は好きにこの家から出たのではないよ」

律「ずっと、帰りたかった」

律「でも、光連れてここに戻ってはいかなかったよ」

律「母さんは!!! 英雄だからですよ」

律「母さんの傍にいるから、光は狙われるのよ」

律「帰りたいのに、帰れないよ」

律「私は失敗の母だから、せめて普通の子供に育っていたかった」

サーニャ「律!」

律「!?」

サーニャ「無事でよかったよ」

律「く......うッ、うッ」

律「師匠!!!!!」

サーニャ「うん、頑張ってたね」
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 00:21:16.92 ID:ZgJLN/UA0
銀は無事に取り戻した
犯人であるエーリカと仲良くになった......そして、説教の恐ろしさを知ってしまった理由なんだろう

エーリカ「説教反対!!!!」

光「私たちの自由を取り戻せ!!!!」

銀「何処の団体なんですか!?」

織夜「って? 何処にいた?」

銀「すげえ美味しい団子見つけたよ!!!」

織夜「お前たち自由過ぎるわよ」

ひかり「......光は、お願いしますわ」

織夜「えッ?」

ひかり「さァ、戻りましょう」

サーニャ「ハラシュー」

ひかり「!?」

律「よし! 返って花火でもやるぞ〜!!!!!」

ひかり「(どくッ)そう......そうね」

光「......にひひひッ〜」

光(これで......私できることも終わりなんだよ)

光(......悪霊の神だろうと、私は突き止めてみせる)

光(銀のために......まとめて殺す!)

エーリカ「......(じー)」

エーリカ「まだ一人が落ちてしまったよ、トゥルーデ」

エーリカ「まぁ、男でも寝れるとか、愉快犯とか、殺人犯とか、戦争犯とか、英雄とかにならなければいいね」

エーリカ「あれは芳佳だけで、十分なんだから」

寂しいそうな目で、エーリカはカールスラントにいる友人に考えていた
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 07:53:31.36 ID:/RgyuLnL0
一晩過いて、私たちは婆ちゃんの家から元の家に戻る日がきた

母さんは最後、離れる前にサーニャさんと婆ちゃんを抱きしめ続けていた
本当によかったです

最後まで、エーリカさんとエイラさんは私を睨んでいた

なんでだろう......
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/06(水) 00:18:47.26 ID:XOkE3E380
戻ってすぐ、私は夜のパトロールを始めた

銀「って? パトロールってなにをすればいいんだ?」

光「うん〜悪霊とかの足跡を探してみるとか」

銀「なんか目が元より良くなっているのは、使徒になったから?」

光「そう、かな〜」

正直、そこまで効くのも分からなかったよ
あの時は銀を救いたっくて、何も知らずにやってしまったよ

そう言えば最近神様......会えてなかったね

まさか......神様を見えなくなったのか?

−何馬鹿にしているんだ?

光「!?」

銀「うわぁ!?」

−契約書、何も書いてなかったから最近会えないわよ

銀「け......けいやくしょ?」

−そう、使徒に規約とか不利な行為を規則させるための契約書だ

銀「へ......へぇ〜」

光「そんなのあったけ?」

−あるよ、まったく苦労掛けって

光「まァ〜それは置いて......最近静かにね、悪霊の匂いもない」

−......凄く嫌な予感しかいないな

光「......今日も何もないか」

銀「えぇ〜」

光「まァ、みんな無事にいればそれでいいね」

−今日は戻りなさい

光「戻ろう〜!!!」

銀「うん〜まァいいか」

−......青春だね

光(じー)

−はいはい、老人はた......光? 先何をした?

光「?」

−先は凄い殺気を飛んできたよ、それはどういうこ

光「」

光「き......気のせいだろう?」

106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/06(水) 00:23:36.27 ID:XOkE3E380
今日は学校の日だ〜!!!!
明日まだ休みになるけど、教室の皆に会えるね〜

......友達はないけど、あァ〜もうくどい

......うん?

なんか言ったか? わたしは?

銀「私のクラスはこっち! じゃあね〜」

光「あ......あァ」

銀「うん〜最近ボケているねあんた」

光「早くは入りましょう、遅刻しちゃうよ」

銀「あァ〜!!! やべぇ!!」

光「もう......」

光「大好き〜」

光「......うん? ううん? うんうんうん?!」

口が勝手に......
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/07(木) 00:25:20.32 ID:Z6Ui7tjh0
光「お〜はよう〜!!!!」

ワタシの教室に入って、いつも通りの挨拶をやりました

でも......その中に
誰も私のこと知らないように

「あの? 誰?」

光「」

光「なんだよ〜 光だよ〜 田井中光〜!!!」

「......知ってる?」

「ううん」

しほ「おはよう」

「あァ! おはよう!しほちゃん」

光「あァ〜! しほおはよう」

しほ「......誰?」

光「」

光「ねぇ、裕乃ちゃん覚えているね」

裕乃「ご......ごめん」

光「」

光「そ......そうか」

陽子「席に付いて、そこの君、元のクラスに戻ってきなさい」

光「......なんで、誰も覚えてないのよ」

光「......あはははは、あはははははあははは」

私は......笑ってながら教室から離れた

しほ「......」

陽子「覚えてない? 」

裕乃「......待て」

裕乃はポケットから何かを取り出して
それを見た瞬間

裕乃の顔の血色は真っ青になった

裕乃「栞を見て、しほちゃん」

しほ「? ......あァ、ああああああ」

栞を見たしほも同じ反応だった

陽子「どうしたの? 何かあったの!?」

しほと裕乃は席からはなれて、教室から駆け出した

陽子「おい!!! 授業中なんだぞ!! おい!!!」

陽子「......」

手に持っている生徒リストを見た陽子も同じ反応だった

陽子「しまった!!!」

「先生!?」

陽子「ちょっと時間掛かるけど、すぐ戻ります!」

陽子も、教室から駆け出した

彼女が見たのは、不自然的に何も残っていた10号の生徒の名前

田井中光は本の中から消えていた
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/08(金) 00:19:33.52 ID:l5XxOeRn0
無我夢中に走っていた私は
気が付いたら、覚えのあるビルの中にいた

−おいおいおい、滅茶苦茶可愛いじゃないか

−うッ、やめて

頭から何かの音も映像も見えた、不自覚に自分の顔と腹を触れていた

−頭よ、これからはどんな仕打ちをするんだ?

−そうだな〜指一本切り落としても構わないね〜

−ひィ!?

−可愛いね、この反応は

光「あ......あァ」

光「そうだ、ここは......」

−可愛かってあげるからね〜

光「いやだ、来ないで」

いつの間にか、頭の中に見たものはずの男は現れた

私の頭を掴んで壁にぶつけた

光「あああああああああああああああああああ!!!!」

小さい子供はその一発で気絶したですか

私は頭を抑えてながら、あの時の痛みを味わっていた

そうだ......

母さんが後悔している事件、あの日私はチンピラたちに誘拐された

まだ{一般人}の私は三日間彼らに虐められて、殴られて、性欲的の行為もやられた

そして......彼らはうんさり始めた

−そろそろ飽きたぜ

−おい頭、何をするつも......

−こうするんだよ!!!

喉を掴んで力を入り込んだ

−あ......が......やめ......苦し

−聞こえねぇだよ!!

−た......て......かあ......さん

光「助けてよ、母さん......もうイヤだ」

光「お願いだから、もう殴らないで......いい子するから」

「何もするか? 田井中光」

光「......誰」

「そうだね〜 誰だけ?」

「どうだ、懐かしいことを見た感じ?」

光「貴女が!?」

痛かった頭を抑えて、彼女を睨んでいた

「まァ〜 そんなことしないでよ」

「私はね、この世界を壊すつもりなんだよ」

「そのためにあなたの体は必要なんだよ〜 どうだ? 私に体を貸してくれないかい?」
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/09(土) 09:10:24.96 ID:/nfYQOj10
近付いてきたのは高校生らしい女の子だった
彼女の体から......今まで感じえない穢れが纏っていた

光「まさか......今までの悪霊はあなたが!?」

「その通り〜」

光(......この人は、今までの悪霊を作った犯人か!?)

「私はずっとあなたを見ていたのよ、特に傷だらけの時ね」

「まさしく、今まで会った渡し人と同じね」

光「私は渡し人くらい、知っているだろう?」

警戒も落とさず、刀を抜こうとしていた

「さァ、抜きなさい」

私の意図を知った彼女は私をからかうのように私を怒りたいらしい

「......でも無理ね」

光「......結界か?」

今までの刀を抜くには、刀を触った感触があったんだ
でも今、やっているのはただ空気を触るだけだった

「そうなんですよ〜渡し人の能力すら外界に届かない最高の結界よ」

「えっと、五年前面白くて作ったんだ」

「てへぺろ☆〜」

光「......」

光「なんで私を、あの頃の記憶を見せたんだ?」

「なぜって?」

光「あの記憶を見せたのはあなただろう?」

「いいや、わたしではないよ」

「単なるフラッシュバックよ、今までなかったはずだろう?」

「その理由はね、あなたの体にいる穢れの卵はもうすぐ出産するからだ」

光「!?」

「ほら、覚えているか」

「五年前の今、私は何をあなたに託した?」

「あァ、知る分けないね、あの時あなたはもう死んだから」

「私はあなたを助けるために、あの卵をあなたの体に入ったんだよ」

光「しん......だ?」

「そう!死んだよ」

光「......そう、か」

「あら、驚いていないね」
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/09(土) 09:18:12.46 ID:/nfYQOj10
近付いてきたのは高校生らしい女の子だった
彼女の体から......今まで感じえない穢れが纏っていた

光「まさか......今までの悪霊はあなたが!?」

「その通り〜」

光(......この人は、今までの悪霊を作った犯人か!?)

「私はずっとあなたを見ていたのよ、特に傷だらけの時ね」

「まさしく、今まで会った渡し人と同じね」

光「私は渡し人くらい、知っているだろう?」

警戒も落とさず、刀を抜こうとしていた

「さァ、抜きなさい」

私の意図を知った彼女は私をからかうのように私を怒りたいらしい

「......でも無理ね」

光「......結界か?」

今までの刀を抜くには、刀を触った感触があったんだ
でも今、やっているのはただ空気を触るだけだった

「そうなんですよ〜渡し人の能力すら外界に届かない最高の結界よ」

「えっと、五年前面白くて作ったんだ」

「てへぺろ☆〜」

光「......」

光「なんで私を、あの頃の記憶を見せたんだ?」

「なぜって?」

光「あの記憶を見せたのはあなただろう?」

「いいや、わたしではないよ」

「単なるフラッシュバックよ、今までなかったはずだろう?」

「その理由はね、あなたの体にいる穢れの卵はもうすぐ出産するからだ」

光「!?」

「ほら、覚えているか」

「五年前の今、私は何をあなたに託した?」

「あァ、知る分けないね、あの時あなたはもう死んだから」

「私はあなたを助けるために、あの卵をあなたの体に入ったんだよ」

光「しん......だ?」

「そう!死んだよ」

光「......そう、か」

「あら、驚いていないね」
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/04(水) 00:27:25.39 ID:SwaRh72J0
光「なんとか、自覚した」

光「やはり私はもう死んでいた......」

「......私と一緒に戦えれば、生き返るなんと不可能じゃないですけど〜」

光「それは無理だ、それでも私は」

守りたい者があった

光「あなたはやり過ぎた、だから私はあなたの仲間になれない!!!」

「そうか、残念だった」

光「......ッく」

意識は次々消えて行く

光「......」

彼女は私の体から真っ黒な卵を取り出していた
出て行くたびに、意識はどんどんなくなっていく

光(もう、終わりか)

抵抗のチャンスも与えず、体は動けない

光(ここで終わるの)

−光

銀の言葉を覚えだす

しほの声も

みんなの声も

光「ッ!!!」

諦めるか!!!!
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/18(土) 09:23:28.84 ID:vY78almR0
「......おい! やめろ!!」

諦める、ものか!!!

光「はぁああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」

私は立ち上がった
体は劇痛を感じながら
私は、拳を握り緊めた

光「母さんも、皆も」

光「私を待っているんだ」

光「いままでの人生は、無駄にはしない」

「......そうか」

「そうだったね」

「渡し人だった君は、簡単に諦めるつもりはなかったことを最初から知ってた」

「本当に愚かな人間ね」

「私たち冥土帰りは、本物の渡し人の代り身なのに」

「本当、本当に」

「どこまで歪んでいるんだよ、この世界は!!!」

光「......」

私は、織夜から貰った札を掴んだ

光「これがあれば武器を作れる」

光「残った命を魔力にすれば」

光「」

札を握って
命から魔力を札に入り込む

一瞬体は寒くになった

でも、それは一瞬だけだった

光「これがあれば」

「......」

「はッ!」

もしも生きていけるなら
私は、母さんを思い切り抱きしめていたいな
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/18(土) 09:42:02.31 ID:vY78almR0
光「ッ! はァ!!!!」

札に作った武器は刀だ
実の刀とは違うですか、より軽く振れることができる

でも、実の刀に触ったら

簡単に折れる

光「だが!!!」

折れたの刃の欠片を拾って
修復した

「......」

「楽にしますよ」

光「えッ」

先まで、札刀を構っているはずだった

でも札刀は、落ちた

地上に落ちた

光「」

手は付いていたまま

光「」

光「......がッ」

彼女の刀は私の腹に刺し込んで来た

両手の手を失った私は、ただ彼女の刀を見ることしか出来ない

「......」

光「......捕まえた」

「!?」

舌の下に隠した札を突き出して
口で噛み付く

光「ふん!!!!!」

今度の札に作った武器は短太刀
この距離なら!!

彼女の喉に向かって思い切り斬る

「が、く」

「......」

噴き出した血は私の顔に飛んできた

光「前を見えない、ッ?」

「喉やられでも、直ればいい」

光「あ......」

「じゃあな」

彼女は、私が落ちた札を......札刀の札を

傷の口に貼れた

「君の未来、見ていたかったな」

体はもう限界、もうだめ......

「お休みなさい」
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/10/26(金) 20:05:12.21 ID:auQKm0DI0
復活〜おめでとう〜
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/26(金) 20:19:36.59 ID:WYRkzoqd0
あれ?新規投稿できない
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/01(木) 00:14:10.23 ID:Jy6a5Mpq0
彼女の刀に刺されてしまった
体はもう動けない......

痛い、差されたどころ痛い

......声も出せなくなった

私死んでちまうの?

母さんに嫌われた頃の記憶
母さんに愛されたことを得られたあの日の記憶

神様と出会えたあの日の記憶
しほと出会えたあの日の記憶

次々目の前に映っていた

「......」

彼女は私を壁の近くに置いた

彼女は悲しいそうな顔で私を見ていた

光「ぎ......ん」

初めての使徒である、私の友達の銀の名前を呼んでしまった

光「契約を、解除......する」

「......」

光「私......後悔しませんよ」

喋らなくなったはずの口を動いて

音はスレていたどころもあるが

私は気にしなく喋った

光「初めての使徒は、銀でよかったっと......思った」

「......結界の外に人が有る? 忘れられたはずだった」

光「聞こえるだろ......銀の夢は綺麗な嫁さんになるって聞いたよ」

光「......私は、銀の夢を叶えたかった」

光「私は......私のことをしっかり見てくれる銀のことを」

光「好きになったかも」

結界の壁は誰に叩かれていた

私の言葉に聞こえたすぐ
叩くの速さをすこしずつ早くなった

光「......でも、私ではなかったよね」

光「く......くやしい」

私の顔は血と涙塗れて
酷い顔になっているだろう

この顔を、見ないでくれ

光「銀......生きてくれ」

光「しほも、みんな......」

光「も......」

幸せになって......くれる

「......ッ、あァ......」

「......」
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/01(木) 00:24:43.19 ID:Jy6a5Mpq0
(銀)

途中で出会えたしほたちと共に
光の気配がある建物に入ろうとしたですか

見えない壁に止められた

心は痛い、光は危ないって教えているように

壁なら叩いて壊すればいいだろう

光渡した霊体に効く刀で壁を叩く

叩いて叩いて

しほたちも力を貸してくれるように
結界を攻撃した

−ぎ......ん

銀「光? 無事だよね、な!」

−契約を......解除する

......えぇ?

解除って?

そして、光は私に念話で話しかけてきた

銀「ッ、うおおおおおおおらあああああああああああああああああ!!!!」

もっと早くしないと、光は

光は!!!!

何秒過いたのだろう?

壁は頑丈に壊れない

でも、次の瞬間

壁は消えた

銀「光!!!!」

しほ「銀ちゃん!?」

無我夢で走り出して
やっと、光の姿を見えた

......でもそこにいるのは、息を止めた彼の遺体であった

銀「」

しほ「......光、ねぇ」

織夜「光!!」

後ろから飛び込んできた織夜は光の死体に近付いていく

織夜「うそ、息......止まった」

これは夢だ、お願い......夢だっと言えって......
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/02(金) 00:28:36.52 ID:0DdZ6/El0
「そろそろ来ると思った」

......?
あれ? ここは?

「刀を渡して以来、かしら?」

......あァ!?

光「刀渡してくれたお姉ちゃん!?」

あの時、孫のために狂ったおばあちゃんの魂に襲われた時

助けてくれたえっと......私の先輩ですか?

「......外は何があったのか?」

光「私死んちゃったかも」

「それはないと思うわ」

光「えッ?」

「もうすぐ、目覚めるはずよ」

光「ええ?」

「神様を信じなさい、彼女はあなたを選んだわ」

光「でも私、冥土渡しですよ」

光「神様はもう何日会えなかったよ」

光「もう私を捨ていた、かもしれない」

「うふふふ」

「神様の渡し人はね、どれもあと少し死んでしまう人なのよ」

光「えッ?」

「誰の命を引き続けるために、力を私たちに渡した」

「例えいずれ自分の敵になる存在でも、敵になる前に幸せを教えるために全身掛けて私たちに託したわ」

光「敵......まさか?」

「そう、でもね......私たちは選択する権力がある」

「何か訳分からない物に自分の人生に左右されるなんで、可笑しいだろう?」

光「」

「......さァ、行ってなさい」

「......私たちの家族、私の弟よ」

光「えッ?」
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/02(金) 00:40:32.67 ID:0DdZ6/El0
銀「」

織夜「......どうやって律に説明するだろう」

織夜「......待て、銀」

銀「」

何も言わず、銀は織夜の居場所に見た

織夜「待て、なんで......」

銀「」

銀の頭の上に、使徒になる者しかある
特殊のオーラがあった

織夜「......じゃあ」

銀「何......」

光の死体は動いた

二度目、冥土から戻ってきた

光の目は開いた

光「ッ!? ケホケホ!!」

銀「」

織夜「......光、貴女は一体」

光「本当......だ、戻ってきた」

光「うッ、うわあああああああああああんんんんんんんんんんんんんn!!!!!!」

−間に合った、ようだ

織夜の傍に現れた神様の姿

手を伸ばして、光に向かって何を使っていた

−......間に合ったけど、慢心してしまったわ

光「神様!!! 神様よね!!!」

−光

光「......ありがとう、神様」

−......ッ

銀「光!!!!」

光「銀? くわあああ!?」

光に向かって殴り掛かってきた
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/26(月) 23:58:18.62 ID:b0FRRjDT0
殴られたどころは顔、今は滅茶苦茶痛い

光「えッ?」

銀「......本当に消えちゃうと思ったよ」

光「......わたしも死んでちまうっとおもった」

光「本当は、怖かったよ」

銀「」

銀「......すまん、腹が立つせいで光の気持ちを考えなかった」

光「銀の方から考えば、私は銀を裏切ってしまったかもしれないから......私は自業自得ですよ」

光「......神様」

−......

光「私は、神様が選んだ本物の渡し人と会いたいです」

−なッ!?

光「私は馬鹿じゃないから、元々優しくないのです」

光「......それも私は、神様の期待通りになれなかったのかもしれませんね」

−そうじゃない......そうじゃない

光「分かっていますよ、神様は私たちを助けるために力を渡した」

光「だから、見せてくれますか......」

光「紀余子様」

−......ッ!?
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/28(金) 00:04:45.22 ID:g8yAbSPv0
神様の案内により、私と銀はある学校の前に辿り着いた

......そこは、女子学校だったらしい

光「よし!」

銀「やめろバカ」

止めないで! 私の女装魂があああああ!!!

−今呼んでいる

放課後の時間だから、生徒たちは中から出て来た

光「あれ? もしかして結構貴族みたいな学校ですか?」

銀「見ればわかるだね、うん」

−そこ

光「うん?」

神様の指が指した女の子は笑顔出してながらここに走ってきた

「神様!!」

その時、私はなんとなく神様はなぜ彼女を選んだのか分かった

光「......」

銀「光?」

「こんばんわ、何か困っていることでもありますか」

光「......」

「......どうかされました? もしかすると私何か気が障ってもしたのでしょうか?」

光「ううん、神様なんであなた選んだのか分かった気がする」

−光

光「始めまして、私は田井中光」

「? 私は佐藤ひより、神様の渡し人よ」

光「うん、知ってる」

ひより「そうか」

光「ねぇ、どんな仕事をやっているのか教えてくれますか?」

ひより「? いいよ」

そして、彼女は語っていた
今までの自分の物語を
そして、神様のことを信じていることを

光「そうか」

光「いい人だったね、神様」

−うん

光「これで、いっぺん死んだだし、これからも一杯頑張ってみようかな〜」

ひより「え?」

光「私ひよりのために」

−光?

光「選ばれた影武者だから」

ひより「かげむ......しゃ? なんですか!?」

−光、何言ってい

光「ひよりちゃんのように優しい人なら、命掛けてもいいってよ」

−......本気で言ってるの!?

光「うん、ほnあぶわ!?」

銀「日〜か〜る!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/28(金) 09:30:44.54 ID:g8yAbSPv0
銀にぼこぼこされてしまった私は

地上に土下座のポースになった

光「ごめんなさるい」

銀「ごめん、この馬鹿こういうどころはスレてしまった」

ひより「」

−すみません、もっと早く言ったほうがいいと思うのに

ひより(じー)

銀「えっ〜」

神様は神様らしくなく、地上に土下座していた

銀「」

ひより「はっ、光でしたね」

銀(空気変わっている!?)

光「すみませんでした」

ひより「顔を上げなざい」

光「はい、すみませんでした」

ひより「わかっているわよ、別にあなたを責めるつまりはありませんわ」

ひより「ただ......ワタシのために死ぬ必要はありません」

光「えッ?」

ひより「光の命は光の物、自分で決めなざい」

ひより「自分死んだら、あなたのことを悲しくしてくれる家族のことを考えなざい」

光「......うん」

ひより「......携帯ある?」

光「えッ?」

ひより「連絡先を教えますわよ、この後何か困っていることがありましたらお互い頑張りましょう」

光「えッ、う、うん」

ひより「......うん? うん......光、いま幾つ?」

光「6歳、ですけど」

ひより「!? !?!?!?!?」

−私も初めて聞いたとき驚いたわ

ひより「六歳で、どう見ても13くらいじゃありませんか!」

光「私の成長は一般人と違う物なの」

ひより「......」

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