ダイヤ「いちごのショートケーキにカレーをかけるとどんな味になるのでしょう」

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114 : ◆dEze.0i5XE :2017/10/30(月) 19:05:02.34 ID:M/fSLwf0O
曜「そうだよ。だって私には梨子ちゃんが何言ってるかわからないもん」

梨子「ホントに?」

曜「ホントに」

梨子「……そう。じゃあ」

梨子「一つ、わかりやすく教えてあげる」

曜「……わかりやすく?」

梨子「わたし、ね」キュッ


曜「!」



梨子「曜ちゃんのことが好きなの」




曜「……え」


梨子「もちろん友達として、じゃなくてね」
115 : ◆dEze.0i5XE :2017/10/30(月) 19:05:36.74 ID:M/fSLwf0O
曜「……そ、それって」


梨子「あら、説明が必要?」


曜「いや、その」


梨子「言うつもりは無かったんだけどな。まぁ、いいか」


曜「りこ、ちゃん」


梨子「返事は聞かないわ。だからそれ以上喋らないで」


曜「……」


梨子「帰りましょ。日が暮れちゃう」

116 : ◆dEze.0i5XE :2017/10/30(月) 19:06:13.79 ID:M/fSLwf0O
ブゥゥゥン……


ダイヤ「……!」


ダイヤ(曜さんと、梨子さん?)


「どうされましたお嬢様」


ダイヤ「いえ、何も」


ダイヤ(……)
117 : ◆dEze.0i5XE :2017/10/30(月) 19:06:44.89 ID:M/fSLwf0O
ーーー

千歌「ダイヤさんまた生徒会室行ったよ」

梨子「最近忙しいみたいね」

曜「……」

千歌「曜ちゃん、どうする?」

曜「どうして私に聞くの?」

千歌「だって最近1番ダイヤさんと話してるのは曜ちゃんだから」

曜「でも」

梨子「行ってあげて」

曜「梨子ちゃん……」

梨子「ね?」

曜「……うん。じゃあ……」


タタタッ
118 : ◆dEze.0i5XE :2017/10/30(月) 19:07:21.43 ID:M/fSLwf0O
梨子「……」


千歌「……ねー、梨子ちゃん」


梨子「なに?」


千歌「あのね、梨子ちゃんって」


梨子「言ったわよ」


千歌「えっ」


梨子「あら、どうしてそういう反応するの?気づいてたんでしょ」


千歌「えと……」


梨子「善子ちゃんも」


善子「……いるのバレてたのね」
119 : ◆dEze.0i5XE :2017/10/30(月) 19:08:01.11 ID:M/fSLwf0O
千歌「梨子ちゃん、あの」

梨子「いいの。部室に行きましょ」スッ



善子「ちょっと……」

千歌「……」

善子「ど、どうするのよ」

千歌「分かんないよ……」

善子「分かんないって……」

千歌「だって、今の梨子ちゃん何言っても無駄な気がするから」

善子「……」



千歌「……壁に話してるみたい……」
120 : ◆dEze.0i5XE :2017/10/30(月) 19:08:31.88 ID:M/fSLwf0O
ーー

ガチャ

曜「ダイヤさんいる?」

ダイヤ「曜さん、ノックをしなさい」

曜「ご、ごめんね」

ダイヤ「どうしたのです?」

曜「仕事、大変そうなら手伝おうかなって」

ダイヤ「あら、ありがとうございます。でも今日はもうすぐ終わりますのでそれには及びませんわ」

曜「そう?それならいいけど……」

ダイヤ「お気持ちだけ受け取っておきますわね」
121 : ◆dEze.0i5XE :2017/10/30(月) 19:09:07.68 ID:M/fSLwf0O
曜「……」

ダイヤ「どうかしました?」

曜「いや……」

ダイヤ「もしかして」

曜「!」



ダイヤ「白ご飯にココアは合うか気になっているのですね?」


曜「違う」
122 : ◆dEze.0i5XE :2017/10/30(月) 19:09:39.79 ID:M/fSLwf0O
ダイヤ「分かります。食物七不思議の一つですから」

曜「そんなの初めて聞いたんだけど」

ダイヤ「わたくしも気になって阿波踊りもできませんわ」

曜「へ、へぇ……」

ダイヤ「今日はですね、実は……」ゴソゴソ

曜「え、まさか持ってきたの?」

ダイヤ「ココアと」

曜「ウソ……」

ダイヤ「チョコレートを持ってきました」

曜「あ、そこはご飯じゃないんだ」

ダイヤ「当たり前でしょう。合うわけがありませんわ」

曜「ちょっとだけ叩いてもいいかな?」

ダイヤ「暴力はぶっぶー!ですわ」

曜「唾が飛んできたんだけど」
123 : ◆dEze.0i5XE :2017/10/30(月) 19:14:22.19 ID:M/fSLwf0O
ダイヤ「はい、お一つどうぞ」

曜「あ、ありがとう」

ダイヤ「美味しいですか?」

曜「まだ口に入れてないよ」

ダイヤ「ふふ……」

曜「……」パクッ


曜「……ん、甘い」
124 : ◆dEze.0i5XE :2017/10/30(月) 19:15:22.58 ID:M/fSLwf0O
ダイヤ「……」カリカリ

曜「……」

ダイヤ「……」カリカリ

曜「あのね、ダイヤさん」

ダイヤ「何です?」

曜「えと、その……」


『ダイヤさんは私たちに何か隠してるわよ』


曜「……」


『私たちに壁を作ってる』


曜「あの……」


『ダイヤさんのことが好きなんでしょ?』


曜「……!!」


ダイヤ「曜さん」


曜「はい!?」
125 : ◆dEze.0i5XE :2017/10/30(月) 19:17:45.59 ID:M/fSLwf0O
ダイヤ「言い出せないことは言わなくてもいいのですよ」

曜「え?」

ダイヤ「無理に言わず、軽い冗談でも言って楽にしてくださいな」

曜「ダイヤさん……?」

ダイヤ「お手洗いに行ってきますね」


ガチャ

パタン
126 : ◆dEze.0i5XE :2017/10/30(月) 19:18:16.53 ID:M/fSLwf0O
ダイヤ「……盗み聞きなんて趣味が悪いですわね」

鞠莉「今更知ったの?」

ダイヤ「減らず口を……」

果南「いい加減観念してもらうよ」

ダイヤ「何がです」

鞠莉「隠し事下手かクセに無理してるじゃないわよ」

ダイヤ「だから隠し事などありません」

果南「言うまで通さないから」

ダイヤ「しつこい……」
127 : ◆dEze.0i5XE :2017/10/30(月) 19:19:01.79 ID:M/fSLwf0O
鞠莉「一つは家のことね」

ダイヤ「……」

鞠莉「ビンゴでしょ?」

ダイヤ「だったら何です。もし当たりでも貴女達には関係ないでしょう」

果南「まぁ、そうかもね。でもまだあるでしょ?」

ダイヤ「いい加減になさい。怒るわよ」

鞠莉「曜」

ダイヤ「……」

鞠莉「……と、梨子のこと」

ダイヤ「……!」

鞠莉「今度こそビンゴね」
128 : ◆dEze.0i5XE :2017/10/30(月) 19:19:57.15 ID:M/fSLwf0O
ダイヤ「何故梨子さんが出でくるのです」

鞠莉「曜のことは否定しないんだ」

ダイヤ「話を逸らさないでください!」


果南「気づいてるんでしょ?梨子が曜を好きなこと」


ダイヤ「……!」


鞠莉「私たちが気づいてないわけないじゃない」

ダイヤ「……それが、どうしたのです。2人の問題でしょう」

鞠莉「本当にそう思ってる?」

ダイヤ「何ですさっきから回りくどい。言いたいことがあるならハッキリ言いなさい」



果南「曜のことが好きなんでしょ?」



ダイヤ「……は」


果南「でしょ?」


ダイヤ「……何を馬鹿げた」


鞠莉「私の目を見なさい。逸らさないで」


ダイヤ「……!!」
129 : ◆dEze.0i5XE :2017/10/30(月) 19:21:01.68 ID:M/fSLwf0O
果南「ダイヤ」


鞠莉「……」


ダイヤ「……それこそ、貴女達には関係ありません」


鞠莉「……そうね、そうだわ。でも、そうは思えないからわざわざハッキリ言いに来たのよ」


ダイヤ「……」


果南「ダイヤ、自分の様子がどれだけおかしいか分かってる?」

鞠莉「正直見てられないわよ」


130 : ◆dEze.0i5XE [sage]:2017/10/30(月) 19:21:47.77 ID:M/fSLwf0O
遅くなってごめんなさい
続きます
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/30(月) 21:31:26.29 ID:BiaNZsMSO
雨「壁にでも話してろよ」
132 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/03(金) 16:04:37.21 ID:kE5mTAYH0
ダイヤ「だったら、見なければ」

ガシッ グイッ

ダイヤ「!」

果南「いい加減にしてよ!」

ダイヤ「……!」

鞠莉「果南」

果南「関係ない関係ないってさっきから!何、私達は友達でもなんでもないの!?」

ダイヤ「……」

果南「言いたくないなら、言えないことならもっと上手く隠してよ!そんなあからかまに変な様子でほっとくと思ってるの?まさか隠し通せると、誤魔化せると思った?」

ダイヤ「離してください」

果南「やだ。離してほしいなら喋って」
133 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/03(金) 16:05:31.68 ID:kE5mTAYH0
鞠莉「ダイヤ……お願い。何を隠してるの?」

ダイヤ「……」

果南「ダイヤ!」


ダイヤ「……結婚することになりました」


果南「え?」

鞠莉「けっ……こん?」


ダイヤ「許婚です。来月籍を入れる予定です」


果南「許婚……」

ダイヤ「驚くことでもないでしょう。そういう家柄ですから」
134 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/03(金) 16:06:05.16 ID:kE5mTAYH0
鞠莉「そんな急に!」

ダイヤ「急にではありませんわ。わたくしが16になる時には決まっていました」

鞠莉「そんなこと一言も聞いてないわよ!」

ダイヤ「言う必要がありませんから」

果南「何その言い方……」

ダイヤ「言ったところでどうにかなるんですか?貴女達には関係ないんですから」


果南「このっ……!」スッ


ダイヤ「ああ、顔を殴るのはやめてください。相手方に傷ついた顔を見せるのは失礼ですから」


果南「……!!」


ダイヤ「話が終わったなら離してくれます?」

果南「……」

ダイヤ「果南さん」

果南「……」パッ
135 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/03(金) 16:06:56.73 ID:kE5mTAYH0
鞠莉「……関係ないなんて言わないでよダイヤ……」


ダイヤ「……」


鞠莉「親友なんだから」


ダイヤ「……身近で大切だからこそ、取り繕いたくなる。正直に話すより、軽い冗談を言い合ってる方が楽しいでしょう?」


果南「それは……」


ダイヤ「らしくないことは分かってます。だけど、踏み込まれてしまうとすがってしまう」

鞠莉「ダイヤ……」


ダイヤ「だから、軽口で、冗談で、塗り固めて、隠して楽しむ。それでいいのです」


果南「……結婚したくないんだ」
136 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/03(金) 16:07:52.27 ID:kE5mTAYH0
ダイヤ「……本当は貴女達にも言いたくありませんでした。だって、こうやって踏み込もうとしてくるでしょう……せっかく塗り固めた壁の僅かな綻びを探して、そこを突いてくるから……」


鞠莉「当たり前でしょう。そんな自分をギュウギュウに固めて押し込んで苦しんでる親友を見て、ほっとけない」


ダイヤ「お気持ちは本当に嬉しいです。だけど、わたくしは貴女達の親友の前に黒澤家の長女。逃げるわけにはいきません」


果南「曜への気持ちはどうするの?」


ダイヤ「……」


鞠莉「ダイヤ……」


ダイヤ「帰って、ショートケーキと一緒に飲み込みますわ」ニコッ
137 : ◆dEze.0i5XE [sage]:2017/11/03(金) 16:11:21.78 ID:kE5mTAYH0
続きます
138 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/04(土) 22:26:11.43 ID:Q0GpKvQ80
梨子「ケーキには美味しい紅茶ですね」

鞠莉「!梨子」

ダイヤ「わたくし、コーヒーが好きですの」

梨子「あら、カレーじゃないんですか?」

ダイヤ「……」

果南「梨子、いつからいたの?」

梨子「ごめんなさい、私も趣味が悪いんです」

鞠莉「全部聞いてたのね……」
139 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/04(土) 22:26:56.55 ID:Q0GpKvQ80
ダイヤ「……梨子さん、貴女は曜さんのこと」

梨子「ダイヤさんには関係ないでしょう?」

ダイヤ「……!」

梨子「私の問題なんですから。貴女には関係ない」

ダイヤ「……」

梨子「どうしました?私の顔に何かついてます?」

ダイヤ「いえ」
140 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/04(土) 22:27:25.21 ID:Q0GpKvQ80
梨子「あ、そうそう。今日ダイヤさんの家に遊びに行ってもいいですか?」

ダイヤ「はぁ?」

梨子「1回行ってみたかったんですよ私。広いんでしょう?」

梨子「それに、ほら。着物見せてもらえます?この間選んでた」

ダイヤ「……すみません、今日は予定がありますので」

梨子「あ、そうですよね。急にこんなこと言ってごめんなさい」

ダイヤ「いえ……」

鞠莉「梨子、貴女何しにきたの?」

梨子「何しにって、もう練習時間過ぎてますよ?呼びに来たんです。鞠莉さんと果南さん、中々来ないから」

果南「え、ああ、いや」

梨子「もう、千歌ちゃんのこと言えませんよ」
141 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/04(土) 22:28:01.82 ID:Q0GpKvQ80
鞠莉「そうじゃなくて!」

梨子「そうじゃなくて?」

鞠莉「……!」

果南「梨子……」

梨子「そんなに私の顔が気になりますか、3人とも」

鞠莉「……ええ、とってもユニークな顔してるわよ」

梨子「ひどいなぁ……ま、とにかく来るなら早くしてくださいね?先に戻ります」

果南「あ、梨子!」

鞠莉「私たちも戻りましょうか、果南」

ダイヤ「……もう話はよろしいので?」

鞠莉「済んでないけど、今日はもういいわ。早く生徒会室に戻ってあげて。曜が待ってるでしょ?」

ダイヤ「引き止めたのは貴女達でしょう」

果南「……早く練習来てね」

ダイヤ「ええ、善処します」

142 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/04(土) 22:29:13.39 ID:Q0GpKvQ80
ーー


曜「……ダイヤさん遅いなー」


トントン


曜(誰か来た)


トントン


曜「……はーい」

善子「失礼しま……あれ」

曜「お、よーしこー!」

善子「それやめて!」

曜「どしたの?一緒に帰りたいの?」

善子「誰が!」
143 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/04(土) 22:29:45.23 ID:Q0GpKvQ80
曜「よしよーし。曜ちゃん先輩と一緒に帰りましょーねー」ナデナデ

善子「撫でるな!」

曜「でもごめんね。ダイヤさん待ってるんだ」

善子「……あのさ」

曜「ん?」

善子「……最近何かあった?」

曜「昨日の善子ちゃんの生放送面白かったことかな」

善子「え、あ、ありがとう……そうじゃなくて!」

曜「私結構コメントしてたんだけど気づいた?」

善子「あの無駄にヨーソローってうるさいやつでしょ。もうちょっと控えてよ」

曜「うるさいなんて酷いなぁ」ニギニギ

善子「ちょっとお団子握らないでよ」
144 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/04(土) 22:30:13.46 ID:Q0GpKvQ80
曜「んふふ、いい握り心地」ニギニギ

善子「……他には?」

曜「んー?」ニギニギ

善子「他に何か……」

曜「……なにか聞いたの?」

善子「いやその……」
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 10:11:26.00 ID:6GDhUoGSO
梨子ちゃん…
146 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/13(月) 18:43:41.67 ID:M9EXewtc0
曜「歯切れが悪いよーしこー」

善子「もう、やめてって」

曜「ね、今度曜先輩も生放送出してよ」

善子「え?ダメよ、堕天使の神聖な儀式にただの人間ごときが……」

曜「ギラン!どうかな?」

善子「甘いわね……ギラン!こうよ!」

曜「堕天流鳳凰縛海塩式!!」ガシッ

善子「痛い痛い!!何すんのよ!」

曜「どう?密かに練習したんだ〜」

善子「いいから離して!!」
147 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/13(月) 18:44:07.98 ID:M9EXewtc0
曜「善子ちゃんいい匂いするね」クンクン

善子「どさくさに紛れて何してんのよ!」

ダイヤ「技をかけられる側の気持ちがわかりましたか?」

曜「あ、おかえり」

善子「堕天流鳳凰縛は相手を魔翌力ごと動きを縛る技で人間ごときができるような」

ダイヤ「わたくしに魔翌力はありませんわ。というか善子さん、何してるのです。練習中でしょう」

善子「神々よ!この邪悪なる鉱石が具現化した存在に天罰を!!」

ダイヤ「話を聞いているのですか?」グニィ

善子「いひゃい!」

曜「おお、よく伸びるほっぺただね」
148 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/13(月) 18:44:36.27 ID:M9EXewtc0
ダイヤ「早く戻りなさいな」パッ

善子「いひゃっ……あなた達は?」

ダイヤ「もうすぐ合流しますから、ご心配なさらず」

善子「……あ、そう。分かった、先戻っとくわね」

曜「あれ?何か用があったんじゃないの?」

善子「別に。早く練習来なさいよ」

ダイヤ「曜さんも一緒に行ってください」

曜「え?でも……」

ダイヤ「さっき言ったでしょう。今日は手伝ってもらうほど仕事はありませんわ」

曜「あ、うん……分かった」

ダイヤ「わたくしもすぐ行きます」

曜「うん。じゃあ先に行くね」

ダイヤ「ええ」

曜「行こうかよーしこー」

善子「だからそれ止めてって!」

パタン

ダイヤ「……」
149 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/13(月) 18:45:04.12 ID:M9EXewtc0
ーー

千歌「皆どっかいっちゃった」

花丸「ずら。3人しかいないね」

ルビィ「……」

千歌「ルビィちゃんどうしたの?」

ルビィ「あ、いや……」

千歌「お腹すいたなの?みかんあるよ」

花丸「あ、食べたいずら」

千歌「どーぞ」

花丸「ありがとずら〜」

千歌「はい、ルビィちゃんも」

ルビィ「あ、ありがとう……」
150 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/13(月) 18:45:38.14 ID:M9EXewtc0
千歌「私みかん剥くの得意なんだ。ほら」ムキムキ

花丸「マルも」ムキムキ

千歌「あーなんか花丸ちゃんらしいね。おばあちゃんみたい」

花丸「おばあちゃんじゃないよ。おばあちゃんは好きだけど」

ルビィ(……言うべきかな……いやでも……)ムキムキ

千歌「コタツでみかん食べてるのがおばあちゃんっぽい女子高生ランキング1位だね」

花丸「そんなランキングがあるずら?」

千歌「ないよ!今作った!」

花丸「このみかん少し酸っぱいずら」

千歌「話逸らさないで」

ルビィ(多分……果南ちゃんと鞠莉ちゃんにはバレてるから……言っても……でも、お姉ちゃんがそれを望んでは……)モグモグ
151 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/13(月) 18:46:20.35 ID:M9EXewtc0
千歌「でもさ、なんかこう……達観?してるというか。落ち着いてるし」

花丸「そんなことないよ。千歌ちゃんだって周りをよく見てると思うずら」

千歌「そうかな?よくみとねぇとかにはもっと落ち着きなさい!って怒られるけど」

花丸「大丈夫ずら。周り見えてないとリーダーはできないよ」

千歌「そうかな……まぁ、でも最近皆様子が変だよねぇ」

花丸「年頃だからね……」

千歌「やっぱりおばあちゃんみたいだよ」

花丸「おやおや千歌ちゃんや。大きくなったのぉ……」

千歌「あははっ。花丸おばあちゃんだ!」

ルビィ(このままじゃ……お姉ちゃんは……)モグモグ

千歌「おばーちゃん!お小遣い頂戴!」

花丸「はいどうぞ」

千歌「それ私があげたみかんじゃん!」

ルビィ「……」モグモグ
152 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/13(月) 18:46:46.44 ID:M9EXewtc0
千歌「ねー花丸おばあちゃん」

花丸「なんだい?」

千歌「周りの友達が悩んでるみたいなんだけど、どうしたらいいかな?」

花丸「そうだねぇ……やっぱり力になってあげるべきだねぇ……」

千歌「でも皆話してくれないんだー」

花丸「うーん、とりあえず近くにいる友だちの話を聞いてあげるのがいいんじゃないかのぉ……」

千歌「そっかぁ……わかった!」

ルビィ(ああもう……どうしたら……)

千歌「ルビィちゃん」

ルビィ「へっ?……な、何?」
153 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/13(月) 18:58:18.93 ID:M9EXewtc0
千歌「なにか話したいことない?」

ルビィ「え、あ、いや……その」

花丸「花丸おばあちゃんに話してみなさいな」

ルビィ「は、花丸おばあちゃん?」

千歌「さっきからずーーーっと考え事してるけど。そんなんじゃみかん美味しくないでしょ?」

ルビィ「えと……な、何でも「何でもないは無しだよ」」

ルビィ「うっ……」

千歌「そんな顔して何でもないわけ無いでしょ?」
154 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/13(月) 18:58:47.12 ID:M9EXewtc0
花丸「ダイヤさんのことずら?」

ルビィ「……」

千歌「……話してくれないかな?」

花丸「ルビィちゃん……」

千歌「お願い……このままだとAqoursが……」

ルビィ「……」

ルビィ(ごめんなさいお姉ちゃん……)

ルビィ「……実は――」
155 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/13(月) 19:00:25.13 ID:M9EXewtc0
千歌「――ダイヤさんが……」

花丸「結婚……」

ルビィ「うん……」

千歌「許婚ってホントにあるんだね」

ルビィ「……」

花丸「?……ルビィちゃん、まだ何かあるの?」

ルビィ「……その」

千歌「ここまで来て隠し事はもう無しだよ。全部話して」

ルビィ「……えっと、」


ガチャ


果南「戻ったよ」

鞠莉「ソーリィ、練習しましょうか」

千歌「あ、やっと来た」

ルビィ「ぁ……」

花丸「ルビィちゃん?」

ルビィ「……ごめんね、ちゃんと纏まったら話すよ」
156 : ◆dEze.0i5XE [sage]:2017/11/13(月) 19:01:01.36 ID:M9EXewtc0
ーー

曜「ごめんね、遅くなっちゃった」

善子「ヨハネ堕天!」

花丸「遅刻しといて何カッコつけてるずら」

果南「ダイヤは?」

曜「すぐ来るから先に行っててって」

千歌「じゃあフォーメーションの確認しとこうか」

梨子「そうね」
157 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/13(月) 19:01:29.86 ID:M9EXewtc0
ワンツーワンツー


果南「曜、少し早いよ」

曜「あれ、ごめんね」

果南「梨子は少し遅いかな」

梨子「ごめんなさい」

ルビィ「……あれ」


ブゥゥゥン……


ルビィ(あの車は……うちの……)
158 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/13(月) 19:02:17.27 ID:M9EXewtc0
果南「ルビィ?余所見しないでちゃんと……」

ルビィ(もしかして!)ダダッ

善子「あ、どこ行くのよ!」

曜「ルビィちゃん?」

ルビィ「ごめんなさい、少し外します!」ガチャバタン

果南「ちょっと!」

鞠莉「果南!下の車って」

果南「……!なるほどね」
159 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/13(月) 19:02:55.68 ID:M9EXewtc0
曜「ちょっと待って!何が何だか」

鞠莉「果南、行くわよ!」

果南「うん!」

曜「あ!2人とも!」

千歌「私も行く!」

曜「千歌ちゃん!?」


ガチャ

バタン


曜「何なの一体……」

善子「……」


梨子「教えてあげようか?」


曜「梨子ちゃん……」

梨子「ダイヤさんが隠してること」

曜「……」
160 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/13(月) 19:13:43.24 ID:M9EXewtc0
ーー


タッタッタッ

ルビィ「はぁ……はぁ……」


「……ルビィお嬢様」


ルビィ「……お姉ちゃんの迎え?」


「はい」


ルビィ「早くない?まだ練習時間だよ」


「今夜は相手方とのお食事会ですので。この時間にお迎えに上がるよう旦那様が」


ルビィ「ちょっと待ってよ!そんなの聞いてない!」


「ダイヤお嬢様にだけ話を通すように言われてましたので」


ルビィ「ルビィにも関係あるのに何で」


ダイヤ「何をしているのですルビィ」


ルビィ「お姉ちゃん!」
161 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/13(月) 19:14:23.93 ID:M9EXewtc0
ダイヤ「まだ練習時間ですわよ。戻りなさい」


ルビィ「……そのまま返すよ。練習来ないの?」


ダイヤ「……」スッ


ルビィ「通さないよ」バッ


ダイヤ「退きなさい。時間がありません」


ルビィ「行かないで」


ダイヤ「ルビィ、いい加減に」


ルビィ「だって、お姉ちゃん」



鞠莉「いた!」

果南「ダイヤと話してる」

千歌「ダイヤさん……」



ルビィ「Aqours辞めるんでしょ?」



鞠莉「え?」

果南「なっ」

千歌「……え?」
162 : ◆dEze.0i5XE [sage]:2017/11/13(月) 19:15:22.11 ID:M9EXewtc0
一旦ここまで
更新遅くて申し訳ない
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 00:58:43.55 ID:Pv1nkogr0
おつ
頑張って
164 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/25(土) 19:46:04.73 ID:PQ/lYp0B0
ダイヤ「……誰がそんなこと言いましたか?」

ルビィ「……この前、お父さんと話してるのを聞いたの」

ダイヤ「はぁ……いつからそんな趣味が悪くなったのですか」

ルビィ「何で……!」


ダイヤ「相手方の意向です」


ルビィ「相手の……」

ダイヤ「ええ」
165 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/25(土) 19:46:50.21 ID:PQ/lYp0B0
ルビィ「……何とか」


ダイヤ「なんとか出来るんですか?出来ないでしょう?」


ルビィ「……」


ダイヤ「可能か不可能か分からない歳ではないでしょう」


「……お嬢様」


ダイヤ「ええ。じゃあわたくしは行きますわよ」


ルビィ「お姉ちゃん……」


ダイヤ「早く戻りなさい。そこの3人も」


かなまりちか「!」


ダイヤ「では」


ブゥゥゥゥン……


千歌「ダイヤさん……」


ルビィ「……」
166 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/25(土) 19:50:01.34 ID:PQ/lYp0B0
果南「……ルビィ」


ルビィ「……お願いがあります」


鞠莉「ルビィ……?」


ルビィ「聞いてくれますか?」

167 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/25(土) 19:51:44.22 ID:PQ/lYp0B0
ー曜の家ー


曜「……」ゴロン



曜『結婚……?』

梨子『ええ』

曜『何で……』

梨子『許婚らしいわよ』

善子『ほ、ホントにあるのね許婚って』

168 : ◆dEze.0i5XE [sage]:2017/11/25(土) 20:11:05.97 ID:PQ/lYp0B0
テスト
169 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/25(土) 20:13:29.37 ID:PQ/lYp0B0
曜『.....聞いてないよ』

善子『曜....』

曜『私、聞いてない』

梨子『誰にも言ってなかったみたいよ』

曜『....!!』ダッ

善子『曜!!』

梨子『待って!行ってどうするの?』

曜『話をしに!』

梨子『何の?』

曜『結婚のことについて』
170 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/25(土) 20:15:00.01 ID:PQ/lYp0B0
梨子『してどうするの?まさか止めるの?』

曜『それは....』

梨子『止めるの?』

善子『ちょっとリリー』

梨子『曜ちゃんには関係ないでしょ?』

善子『梨子!!』

梨子『これはダイヤさん個人の問題よ』

曜『...関係無くなんか』

梨子『じゃあ何で行くの?』

曜『....』

梨子『何を言いに行くの?』

曜『.....』
171 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/25(土) 20:17:40.59 ID:PQ/lYp0B0

曜「.....」ゴロン


曜(何も答えられなかった)



曜(何も....)



曜(行って、私は何を言うつもりだったんだろう)




曜(体が......勝手に.....)



曜(.....)




梨子『ダイヤさんのことが好きなんでしょう?』




曜(私がダイヤさんを......)


曜「.......」
172 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/25(土) 20:18:39.72 ID:PQ/lYp0B0
--------


果南「ルビィ......」


鞠莉「それ本気?」


ルビィ「本気です」


千歌「.....」


ルビィ「協力してくれますか」


果南「したいけど....それは」


ルビィ「全員ですれば何とかなると思います」


鞠莉「ルビィ、それは無理よ。絶対に上手くいかない」


ルビィ「やります」
173 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/25(土) 20:21:43.99 ID:PQ/lYp0B0
鞠莉「やる気の問題じゃなくてそんなことをする意味があるかの話よ」


果南「ルビィ....それはダイヤの気持ちが」


千歌「わかったやろう」


鞠莉「千歌っち!」


千歌「やろうよ2人とも。話はそれからだよ」


果南「千歌....」


ルビィ「お願いします、鞠莉ちゃん果南ちゃん」

174 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/25(土) 20:22:38.59 ID:PQ/lYp0B0
鞠莉「ルビィ.....」


果南「分かったよ」


鞠莉「果南!」


果南「とりあえず何か行動しないと。じっとしてられない」


鞠莉「......」


千歌「鞠莉ちゃん、やろう」


鞠莉「......」


ルビィ「....お姉ちゃん、最近寝てないみたいんです」


ルビィ「休ませてあげたいんです」
175 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/25(土) 20:23:59.70 ID:PQ/lYp0B0

鞠莉「....姉以上のロックヘッドね、妹は」


ルビィ「........」


鞠莉「分かったわ、協力する」


ルビィ「ありがとう、鞠莉ちゃん!」


果南「....よし、皆に連絡しようか」


千歌「うん!」

176 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/25(土) 20:42:03.92 ID:PQ/lYp0B0
ーーーー


花丸「......」ペラッ

梨子「......」ペラッ

花丸「......」ペラッ

梨子「......」ペラッ

花丸「....梨子ちゃん」

梨子「....何?」

花丸「前に言ったよね?」

梨子「何を?」

花丸「図書室なら何でも読んでいいてわけじゃないって前にも言ったよね?」
177 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/25(土) 20:42:31.64 ID:PQ/lYp0B0
梨子「うん、だからほら」

花丸「.....タイトル音読してみて」

梨子「ドキッ☆壁だらけの水着生活!〜意中の子の性癖を
射止めるのは誰だ〜」

花丸「....もう何も言わないずら」

梨子「うふふ....一冊どう?」

花丸「遠慮しておくずら」

梨子「残念」

花丸「....」

梨子「....」ペラッ

花丸「....」ペラッ

梨子「....わぁ....凄い....」

花丸「....はい、鏡」
178 : ◆dEze.0i5XE :2017/11/25(土) 20:44:49.18 ID:PQ/lYp0B0
梨子「ん?なに?」

花丸「梨子ちゃんは一度同人誌を読んでる時の自分の顔を見た方がいいと思って」

梨子「私だって言われて傷つくことはあるんだよ」

花丸「だって....そんな顔してる人、マル初めて見たずら」

梨子「追撃に容赦ないわね」

花丸「んん.....」
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 01:46:41.40 ID:3s4z4g080
おつ
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 02:15:16.82 ID:jkhlzKNSO
S丸
181 : ◆dEze.0i5XE :2017/12/04(月) 01:28:20.49 ID:qsUrOVul0
梨子「何、どうしたの」

花丸「……飴食べる?」

梨子「急に飴勧められても……」

花丸「疲れてる時は甘い物ずら」

梨子「別に疲れてないよ?」

花丸「目の下クマ出来てる」

梨子「……わざわざ隠してるものはそっとしておくべきよ」
182 : ◆dEze.0i5XE :2017/12/04(月) 01:28:50.25 ID:qsUrOVul0
花丸「ごめんね、マルそういうのよく分からないから」

梨子「結構いい根性してるわね、花丸ちゃん……」

花丸「……ふふ……」


梨子「……何か言いたげね」


花丸「そうだね、一つだけ」


梨子「何?」
183 : ◆dEze.0i5XE :2017/12/04(月) 01:29:24.43 ID:qsUrOVul0
花丸「梨子ちゃんはどうしたいの?」


梨子「どういう意味かな」


花丸「言葉のままだよ。おらは梨子ちゃんが何をしたいのか気になるずら」


梨子「……」


花丸「壁が好きなのはいいけど、自分の周りに壁を作る理由は何?」


梨子「そんなことないと思うけど」


花丸「はい、鏡」


梨子「また?何よ一体」


花丸「よぉく自分の顔を見てみるずら」


梨子「はぁ……」スッ
184 : ◆dEze.0i5XE :2017/12/04(月) 01:29:51.41 ID:qsUrOVul0
ブブブブ


花丸「!」


梨子「LINE……千歌ちゃん?」


花丸「今日十千万に集まってって」


梨子「何かしら……期待しちゃう」


花丸「何ときめいてるずら」
185 : ◆dEze.0i5XE :2017/12/04(月) 01:30:46.91 ID:qsUrOVul0
ーーー


善子「何の話よ?」

梨子「資料いっぱい持ってきたよ」

曜「どこから出したのその本の山」

花丸「しまうずら」

千歌「えっとね、えーと……」



ルビィ「お姉ちゃんを誘拐します」



善子「は?」

梨子「どういうこと?」
186 : ◆dEze.0i5XE :2017/12/04(月) 01:31:14.54 ID:qsUrOVul0
ルビィ「手伝ってくれますか?」

曜「手伝うって、話が見えないよ」

果南「ダイヤを誘拐して鞠莉のホテルに隔離する。それだけだよ」

曜「いや、え?何でそんなことするの?」

千歌「ダイヤさんとルビィちゃんの為だよ」

曜「二人のため?」
187 : ◆dEze.0i5XE :2017/12/04(月) 01:33:33.75 ID:qsUrOVul0
ルビィ「お願い、曜ちゃん」

曜「いやお願いって……」

梨子「どうすればいいの?」

曜「ちょっと梨子ちゃん」

鞠莉「簡単よ。ダイヤの部屋に侵入して連れ出すだけ」

花丸「そんな簡単にいくずら?」

果南「私と鞠莉に任せて。ダイヤの家は数え切れないほど行ってるから」
188 : ◆dEze.0i5XE :2017/12/04(月) 01:34:17.33 ID:qsUrOVul0
千歌「分かった。私たちはどうすればいい?」

鞠莉「外で待機してて。ダイヤ連れてそのままホテルに逃げ込むわよ」

果南「このダイヤ誘拐で一番大事なのはいつするかだけど……ルビィ、どうする?」

ルビィ「すぐにでも……って言いたいところだけど」

曜「待って!待ってよ!」

鞠莉「なぁに、曜?」

曜「なぁにじゃないよ!ちゃんと説明して!ワケわからないよ!」

梨子「曜ちゃん、少し静かに」

曜「静かにしてられないよ!何でダイヤさんを」
189 : ◆dEze.0i5XE :2017/12/04(月) 01:35:12.19 ID:qsUrOVul0
梨子「曜ちゃん」ジロッ

曜「!」ビクッ

梨子「曜ちゃんの為でもあるんだよ」

曜「私?」

梨子「でしょ?ルビィちゃん」

ルビィ「……それはお姉ちゃんを確保してからで」

果南「で?いつするの?」

ルビィ「うん。決行日は――」
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/30(土) 01:00:37.74 ID:TbMrbH4Y0

果南1人でも出来そうだが
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/23(金) 01:16:35.79 ID:9tcQ8VO50
ここで終わりかい!
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