【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 47【募集鯖鱒】

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87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 23:16:05.65 ID:LCqfDvtpo
にゃ
88 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/25(月) 23:18:52.34 ID:nOv1yBV90
5:銀賀が来たよ!

【的確に因縁ある連中がぶつかるなあ…】

【というわけでキリがいいので早いですがここまで。次回、銀賀戦描写から。お疲れさまでした】
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 23:22:35.53 ID:rSGOMRB8o
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 23:24:31.80 ID:npMfL02To
乙ー
完全なる悪が善の要素持ってちゃダメじゃないか、で使えなくなったみたいな感じか
元々は混沌悪なのかな?FGOみたいに
91 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/09/26(火) 22:07:22.71 ID:3Iz3C0lE0
【今日は ねんがんのUNDERTALEをてにいれた! のでお休み】
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/26(火) 22:12:58.17 ID:Yd5mAjbfO
了解っすー
93 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 22:36:57.34 ID:odr46QRG0
【再開】

聖杯の泥が降りしきる中、逃げ惑う人々を誘導する城戸の一族。

「…おい、貴志。お前の言ったとおりだったな」
「推理と論理の帰結だけどね。…でも、やはりそうか」

徐々に朝日が差しそうなその一角。人はまばらだが、「それだけ」では治まらない状況が広がっていた。
無論、泥の浸食もある。この調子ではあと数時間も持つまい。だが、それより異常なのは。

「本当に、街の人間のほとんどがこれに気づいていない。…いや、気づかないようにされている」

貴志の指す先には、そう、通常と変わらない朝を迎えようとする街並みが。
この異常を前にしてなお平常を保つ。それを異常と呼ばずして何と呼ぼうか。
混乱が広がるのは泥の落ち、進む一部のみ。城戸の三人はその現実離れした光景に改めて身を震わせた。

「街全体を覆う巨大な暗示。それに私達四大家も囚われていた」
「…この戦争の始まりや、以前の戦争について具体的な記憶が無かったのも道理って奴かよ」

この戦争に関して貴志が多くの文献を確認し、多くの意見を並べ、出した結論は一つ。
それは、「四大家の戦争だけではなく、この街全てが一つの暗示の元にある」というものだった。
その理由、最後の一ピースを埋めようと貴志が口を開いたそのとき。

「貴志っ!」

亨の叫び、そして糸を繰る音。僅か、事実首の皮一枚で貴志を襲った暗殺人形の刃は止められていた。

暁を迎えようとする空に、声が響く。

「ありゃ? 失敗しちゃったあッ!」

泥のようにねとりと絡みつき、しかし僅かに音程を外した。そう、壊れたオルゴールのようなその声に。

「…来たのか」

貴志を始め、城戸の三人はそれぞれの感情を胸に秘め、城戸の毒へ向き合った。


直下、銀賀戦力【流石に一人では来ないでしょ】−1

123:蓮と人形
456:人形引き連れ
789:ヤケクソの一人
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/27(水) 22:37:53.63 ID:CrIryew+o
hoge-
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 22:38:32.47 ID:VZcXdjuZo
ほげぇ
96 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 22:58:22.33 ID:odr46QRG0
2:れんくんなう!

黒眼鏡に堂々としたカイゼル髭。徐々に差し込む朝日を背に向かう姿はまるで英雄のようで。
しかし、それは日に背を向けた背徳者の所業。

付き従うは一人の青年。表情を一切変えず、城戸の悪の隣に立つ。

「姫列缺、君は協力するのかい」
「…一度協力した、ならば裏切るのは正道ではあるまい」
「頑固者め」

苦々しく呟く貴志へ、にこやかな狂気を銀賀は向ける。

「やあ! 貴志くん! 元気? 僕ちんね、改心したのさ! 悪い事は駄目だよね! だからさ、一緒に手を取り合って」
「親父、ならその手から伸びる糸は何だ」

亨が吐き捨てるように問い、銀賀はまるでピエロのように慌てて手元を隠す。

「バレちゃった!」
「…兄貴、アンタはもうサーヴァントもいない、アンタの夢はもう叶わない。だから」
「やだいやだい! 夢は叶わないなんて! ここまで何年俺は保ってきたと思ってるんだ!? 何人も殺して、何人も騙して、まあ、そんなことはどうでもいいけどさ!」

貴志の調べでは、銀賀に消された人間は戦争を除いても二桁以上に上る。
それをどうでもいいと切り捨てた彼を、人として、いや、魔術師としても貴志は心底軽蔑する。

「なら、お前は何故此処に」
「…ここならさ、結局んところ、サーヴァント集まるでしょ?」
「…まさか、この蠱毒をすら利用する気か!? これが利用できるものかどうか、見れば分かるだろ!?」
「アサシンには俺の正体に気づかれてるけどねえ、アイツさえ消せば、あとはさ、どうにかやるよお。俺、騙すのそれなりに練習したんだあ!」

ニヤニヤと笑う銀賀に、亨も、龍臣もその表情を青くする。

「だからさ、分かるだろ?」
「私達が、邪魔だと」
「違う違う、邪魔なんかじゃあないよ。ほら、昔から言うだろ?」

. /i/ /  /! / //ヘ=ニ_ヘ<=ニx ヽヾハ
. // / i, '/ i/ /            ∨ /iハ
////i , './ i/ /               ∨ ヽ}
///i / / i/ / ----===------     }  /                       「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて死んじまえってさあ!」
// i/_//i i|___________ _ ___    .!  {
/ i/ /  i i| 二二二二       /!/¨ヽ
. /     !/ ノ   ,=ニ____ニ==_/ /   }
. -‐==ニ´  -==- r==========f / i ハ !
ミi}77777777i}===i}///////// ii}  }ん .|
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. ii}////////ii}.〉 〈 .ii}/////////,'  .ii>'´</
 `¨¨¨¨¨¨¨¨´ !! !.i ヘ`¨¨¨¨¨¨¨´ .x<>'´
=x ._   -=イ} ! !.', `ヽ   x<>´!////////////////////           「そしてこうも言った! 愛は勝つ! 愛は勝つ! 愛は勝つんだよ!」
 f≧<>- イヘ.i !/`>= イ´.>´} ..リ///////////////////
  マ f--r≧ __ <¨><___>'´! |,/ .,'///////////////////
∧ マ  i  .!  ̄! ̄ .|  |  / / .,.'///////////////////
/ハ マ ┼‐┼-= |_____} __/!=ニ ' ., '///////////////////
,//∧ マi   |   |  /   |_.,ノ ////////////////////
/ヾx___ヽ ゞ ========ヒ´=,'///////////////////
// \ `¨ヽ^~^~^~^~^~^~^~ソ///////////////////
//// ヽ    丶       ., '´/////////////////////
///// | \       ,イ////////////////////////               「だからお前ら、俺と彼女の愛の前に蹴られて死んじゃえばあッ!!!???」
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97 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:00:29.03 ID:odr46QRG0
                                                                                 ―‐  ''"´  ̄`  、
                                                                              /  /          >
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                                                                            / /     |    \  \
  「…齢は取りたくないね、何が愛だ、何が恋路だ」                                           /)     /\         \    \
                                                                         ///l|  /斗- \
                                                                        ⌒//| |   / xf笊テk\            `'ト--
                                                                         // ―┐/〃 _)じメ |      \  \{ \
                                                                         {  /Τ´)    ''´   | l  \    \_ \  >
                                                                         /\  } 人       | | | \ \⌒乂⌒∨
                                                                        Λ  ヽ   }          l人人   / ー‐<  ヽ
                                                                        { }  / } 八 ‘ ′      |: :「∨/ \{Τ           /´ ̄`\
                                                                         ノイ/   \       |: :|   |: |: : : : \               }ヽ
  「耄碌した老人の執念じゃないか。…ああいい、こんな奴をもう家族とは思わない」                     /     / :\_,. -‐ 、 |: :|   |: |: : : ノ:⌒\            /: :}
                                                                        /    /{Λ|: : : /__   } |: :|   八:乂: : :/‐ 、               / : /
                                                                     /く    / / |: :i// ¨¨ノ |: :| ''^´` ー彡   ',_             /: : /
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                                                                 ノ       ┬く /:/ニニニニニニ/: :/ニニニ Λ:::ノ       ∨\: :\: \  ̄⌒\
                                                               /        ノ  /: :/!ニニニニニニ/: :/ニニニニニ{ ̄⌒\ ̄ ̄´~^ < ̄\: \    \
                                                               {        /  |: / .|ニニニニニ/: :/ニニニニニ∨´ ̄ \        \ \: \   )}
  「お前の愛に引導を渡してやろう。お前の夢を此処で終わらせよう。                   \         _八:{ /lニニニニ/: : ::/ニニニニニニ〈_       \        \  : : :}
                                                                 \__/⌒ ̄}  /ニニニニニ{: : :/ニニニニニニ厂\      7=-__     }: :/
                                                                         ノ  {ニニニニニニ\{ニニニニニニ/|   ∨   /    ニ=‐┘ノ:/
                                                      |\                 __/  人ニニニニニニニニニニニ/ニ]    ∨       Λ   /
                                                      [  \___/´ ̄ ̄ ̄ ̄  /  /  }\ニニニ\ニニニニニニ}ニニΛ     ∨しく     Λ
98 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:07:31.39 ID:odr46QRG0
【戦闘を開始します…】

【城戸陣営】

【体】:5
【心】:6
【知】:5
【質】:3
【運】:5

◆爆発反応装甲"ボンバーマン"
彼が全身に装備している衝撃や魔術に反応して外側に炸裂する装甲。
本来は使い捨ての装備のはずだが彼は高いレベルで復元魔術を習得しており、爆発し魔術や敵を
駆逐すれば速やかに元に戻りまた炸裂する。
防御だけでなく拳に付属し飛び道具のように炸裂させたり打撃を強化したりするなどシンプルながら戦いに
おいて応用が効く。
必殺技は背中の装甲を炸裂させながら高速で突っ込み全力を込めた右ストレート炸裂装甲パンチ。

【ランクC相当の【対魔力】スキルを持つ】

【【体】による攻撃に対して、−2補正を与える】


【銀賀陣営】

【体】:6
【心】:10
【知】:8
【質】:3
【運】:3


◆機械人形製作者
人間の手によらず内部駆動装置により自立して動くことの出来る機械人形を製作出来る。
魔術の才の無い銀賀であるが、工学的な要素も重要な人形造りにおいてはそれなりのレベルで習得が可能であった。
特に日本のからくり人形を参考にした銀賀の機械人形は通常のものより精緻に出来ており、ある種の芸術品とも呼べる
レベルになっている。
なお、銀賀の製作する機械人形に意思は宿っていない為、「自らの意思で動くもの」である自動人形(オートマタ)とは呼べない。
自らの戦闘時の補佐に使う他、静音性を用いての暗殺にも使用出来る。証拠隠滅の為の自爆機能付き。

【機械人形ユニットを製作可能】

【マスターに対して、全ステータス3の【気配遮断】Cランク相当のユニットとして使用可能】

【自爆機能付き】


【天性のカリスマ】
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。
生まれ持った天性のものに彼の不屈の精神力が重なりそのカリスマは限りなく高められている。
彼の真っ直ぐな信念に従うものは多い。
ランクC相当のサーヴァントの同スキルと張り合える。

【ランクC相当の【カリスマ】スキルとして使用可能】

【信頼、感情判定に+補正】

【反権力の人間、サーヴァントの場合−補正】


【巫術】
東洋の神秘であるシャーマニックスキル。
魔術とは別の原理で行使される。
彼が中国の山奥へ籠り自称仙人から授かった力である。

 ・憑依合体
  霊を自分に憑依させて力を増す。
  彼の場合は古い武人の霊を卸しその武術を行使する。

【マスター戦に+1補正】

【負傷、重傷による−補正を軽減する】


【1ターン目】

直下、貴志

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:09:29.63 ID:v8G1xTKwO
銀賀は何故かコンマ運がやたら良かったな
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:10:08.70 ID:+1z7F35go
101 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:13:25.31 ID:odr46QRG0
銀賀、一の位0取得。よって強制有利

【銀賀、有利獲得】


【2ターン目】

直下、貴志

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:13:59.31 ID:AOR40b6Ro
 k」
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:14:32.46 ID:v8G1xTKwO
てい
104 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:19:28.19 ID:odr46QRG0
貴志、【質】選択

3+1=4

銀賀、【体】選択

6+4+1−6−2=3


【貴志、有利獲得】


【3ターン目】

直下、貴志

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:20:36.51 ID:+1z7F35go
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:21:01.88 ID:jODJ1uBAo
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:21:05.98 ID:v8G1xTKwO
108 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:24:15.19 ID:odr46QRG0
貴志、【知】選択

5+1−10=−4

銀賀、【知】選択

8+8+1−6=11


【銀賀、有利獲得】



【4ターン目】

直下、貴志

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:24:43.24 ID:jODJ1uBAo
ぺわ
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:24:44.75 ID:+1z7F35go
はい
111 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:29:34.52 ID:odr46QRG0
貴志、【知】選択

5+4−10=−1

銀賀、【体】選択

6+5+1−6−2=4


【銀賀の勝利です!】


直下、どんな感じになったか

123:全員捕まる
456:何とか一人脱走
789:何とか脱走(しばらく戻れない)
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:30:18.84 ID:+1z7F35go
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:30:19.76 ID:F3M9KU800
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:30:26.44 ID:v8G1xTKwO
大脱走
115 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:32:49.17 ID:odr46QRG0
4:一人脱走

直下、誰が脱走

123:龍臣
456:亨
789:貴志
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:33:24.89 ID:v8G1xTKwO
どれ
117 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:38:24.37 ID:odr46QRG0
9:やっぱこの子強いわ

..     /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
     /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :. :.--ミ: : : : ヽ
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      l : : : |: : : : : ∧: :/ : : | 斗--‐‐‐: :. :.\: : : \
      |:. :. :.|: :斗--- V: : : :.|    \: : : :.|: : :.\: : :乂__
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          |  |-\╋┼╋┼/-|-l | ./l/__/=,/`ヽ
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        /=|  |╋┼╋┼╋┼ { .斗‐く..__/二ニニ=|
.       /二|  |\╋┼╋┼ /〈     `ヽ二二二|
      /二=|  |ニ 三\┼/二〈 ̄       }ニニニ|


直下、どっちの方向かったのかな

123:カレルレン
456:終原
789:貴方


↓2、そういやすっかり忘れてたんですけど、(本当ならターニャと行動一緒にしてた)シーどうなったの?

123:迷子
456:普通にカレルレンメンバー回収
789:終原へ助太刀
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:39:26.07 ID:+1z7F35go
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:40:17.00 ID:kYwElgbG0
まいー
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:40:45.65 ID:kYwElgbG0
あっ、ごめん
121 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:44:40.97 ID:odr46QRG0
7:貴方と合流するようです

00:はーい、こんなとこで来なくてもいいのよー

  /                  \
/            >───‐- ..,, `>、
           //////////////>、、 ヽ
    i     ///| /////// |、/}ヽ///ヽ)}
    |    / /// |////////ハ/| |//|//ハ〉
    ,′  / ////||///斗─へ┴'‐\ハ//∧
   ,'   //:| //|八/::′:::::::::::::::::::_:::\/∧
   |   ‖/:| //:/::::::      イ⊃、ヽ:| ヽjリ
   |  ‖//レ'::::::::,斗z       ヒ':::O) l、/∧
   ,′ :|/// {:::::::/ん⊃、     (⌒⌒) V、/ハ
___|   :|///∧::::f 乂:::::ツ     , """" !V j
  弋  r|/////\ (⌒ ノ            ,
   V\l(∨//∧ヽ\""""      ,-、   厶
   >‐\ゝ'⌒ヽ  `     ∈ '゙   ,イ ! ヽ
 __ノ -─‐>─人>。..,,_      , ィヽ| |  ',
 \____,. /、{ >。..,,   7フ'¨ヽ  V  |
   /   \ヽ  ヽ     ‐-トiハ──、  }   ト、
  ,′─ 、 ヽ',   ',  / ̄/只、___jj  |  ノノ
  {    \ ∨ ∧ {{__/‖  \// __j/ j
  ∨     \∨ ∧\  ‖ /⌒V´/⌒\

直下

123:ああ、セイバーが!
456:連戦開始! メンバーは適当に見繕う!
789:死んだと言ったな!
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:44:52.45 ID:F3M9KU800
おろ
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:44:56.71 ID:v8G1xTKwO
うい
124 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/27(水) 23:50:11.43 ID:odr46QRG0
5:はーい、銀賀連戦

【というわけで本日ここまで。37564、微妙に改心フラグ立ってましたし彼と二人でいいかな。お疲れさまでした】
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 00:07:45.06 ID:dBJmNjFfO
おつー

貴志は無事離脱か。
ほんと主人公してるよね、この子…。
リベンジの機会があれば良いけど、銀賀と37564だと37564の勝ちかなー。
ジン君の方も大詰めだろうし、次が楽しみだ。
126 : ◆v.By3fESrTsY [sage]:2017/09/28(木) 21:53:04.29 ID:KemPltvC0
【今日はお休みなのである】
127 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/09/29(金) 23:20:49.53 ID:4e0GbSg+0
【描写だけ】

城戸貴志は不屈の精神を持つ少女である。
いかなる荒波の前にも砕けることはなく、いかなる暴風の前にも折れることはない。
故に彼女は憎まれ、嫌われることも多い。彼女を血統だけの人間であるとする人間も多い。

しかし、彼女の本質はソレではない。ただひたすらに反復を続け、いかなる窮地においても思考を止めない。
努力と不屈、それが彼女の本質であり、そしてそれ故に彼女はアサシンの言う「探偵」の素質を持っていた。

そして彼女は今、新たな袋小路に飛び込んだ。

「…ッ」
「おいおいおいおいおいおいおいおい! 今何回おいって言った?」
「八回だ。…他愛ないな」
「ああ、それそれ! 俺はそれが言いたかったんだよ! おいおい、貴志ちゃあん! 何か戦う前に言ったよねえ?」

下卑た笑みを浮かべ、全身に傷を負った貴志の前で銀賀は歪に笑う。
その足元には倒れた亨と龍臣の姿。銀賀そのものはそれほどでもないものの、あまりにもその護衛たる蓮が圧倒的だった。
亨の人形を砕き、龍臣の装甲すら炸裂する前に貫通する。まさしく人間兵器とでも言うほどのその動き。貴志の未来予知を以てしても相対するにはあまりにも強すぎた。

悪辣、下劣、此の世の悪徳を詰め込んだ瞳を黒眼鏡の奥に隠し、傀儡師は笑う。

「俺の夢が何とかってさあ! ほら、だから言ったんだよ! この世界は愛でできている! 愛で! 愛で! 俺の純愛は誰にも止められない! だって」

喝采する銀賀の顔面へ、鳥の糞が落ちて来る。それは真っすぐに落下し、黒眼鏡を白く染めた。
沈黙。そして貴志が笑う。その肩に一羽のワタリガラスが止まる。

「よくやった、フギン。…言ってやる、城戸銀賀。お前の愛なんか」
「「クソッタレだ!」」

同時に銀賀の周囲へ糸が回り、蓮が爆発を躱す。
立ち上がったのは二人の男。快哉たる筋肉の龍臣、脆弱にして傲岸不遜な亨。
二人がボロボロの体を起こしながら銀賀へ挑発を飛ばす。そして、貴志を護るように立ち。

「逃げろ、貴志。ここでは圧倒的に不利だ」
「お前の予測でもそうなるだろ」

確かに、貴志の予測ではここで二人が立ち上がったことを加算しても勝率は0に限りなく近い。
正答はここで一人でも逃げだし、この状況を伝えることだ。

だが…、貴志の足が止まる。此処で見捨ててもいいのかと心がざわつく。本来なら無視して然るべしだ。
分かっている、誰よりも貴志が分かっている。それでも、と躊躇う。彼女の弱さがここに来て姿を見せた。本来の少女たる弱き部分が。

「躊躇うな、筋肉ではなく脳味噌に従うんだろ?」
「お前は俺より優秀だ、だからすぐに助けに来やがれ」

突如、亨の人形が貴志を突き飛ばし、さらにそこへ爆風が追い打ちをかける。
その行動は貴志を後押しする手の代わりであり、そして彼女を戦線から強制離脱させる手であった。
貴志は飛ばされる中で叫ぶ。

「…受け取った!」

そして貴志は駆け出す。一刻も早く、この街を、家族を救うために。


…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
128 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/09/29(金) 23:21:39.29 ID:4e0GbSg+0
首を掴まれ、亨は喘ぐ。何とか貴志を逃がしたはいいが、戦線は絶望的、黒眼鏡をはずした銀賀が笑う。

「ああ、ホントにお前は駄目な息子だった! 俺の身代わりにも、スケープゴートにもならねえなんてよお! 何のためにお前を作ったんだかわかりゃしねえや!」

その言葉に、亨は理解した。自分の人生はコイツに、黒幕にまさしく操られていただけだったのだと。
偽臣の指輪も、今思えばこの男の助言から生まれたのだった。だから。

「お前の人生は、無価値! 意味なし! 残念! おまえのぼうけんはここでおわってしまいましたあ!!!」

そういうことなのだ、俺の人生は無価値だったのだ。従妹にも負け、自分と人形たちの殻に閉じこもった。
肥大し続ける自我を甘やかし、ただひたすらに閉じこもった結果がコレだった。
因果応報とでも笑うべきか、それとも運命と嘆くべきか。
これこそが自分の存在価値だと気付くべきか。

銀賀の人形が迫る。明確な殺意を感じる。ああ、ああ、ああ。


叫ぶべきだと思った、叫ぶべきだと気付いた。叫ぶべきだ。

叫べ!

       /                    \
      / , '"            〃´   \
     /     ' ´    ,. -―::::::::;;;、   , '"´     ヽ
    /:          /:::::::::::::::;;;;;;;;;;;;ヽ  /;;::`ヽ、 ヽ
  /:::::::.....      /:::_,,. -‐'''''''''ー-、;;;;;ヽ/;;;;;;;;;;;;;:::::ヽ. |
  !::::::::::::::::...  〈/´         `ー'´⌒、;;;;;;;;;;;:::ノノ
  |:::;;,.-‐、:::..::..;;;〉       \           l;;;;;::/´
  |::;;;;j ⌒ l;;;;;/ -――-、  ヽ  /  ,.-‐、 |/
  ヽ;〈 l乙{ レ|!    _,.-rッ-、\ 〉l l_,'´r。z、 /                     「…俺を、俺を、舐めるなッ!!!」
   ヽ、\_.〉      ー--‐' `ーナ  ヽー-‐ /
   ,.‐、〉ー、               |      ,'
  / /|   |              〉     ,'
/  l ヽ  ヽ      ,._、     '     /
    |  \  \    〈ー-三二ニァ /ヽ、__
    l     \  \   `  -一  /      ̄``''ー- 、
    ヽ       \  \      /l``ー――-- 、      `ヽ、
     ヽ      `''┬` ー,--‐'´ l        `ヽ、_    ヽ、
       \     / \ |     l              ` ー-、  ノ

彼にとって少なくともこの数日は意味があった。自分の足で立ち、自分の意思で戦った。
それは肥大した自我を傷つけられた恨みから、怒りから来たものかもしれない。だがしかし、彼は人形ではなかった。
喉を振り絞り、全力で肯定する。無価値を肯定する、無意味を肯定する、そしてその上で、無価値にも意味があったことを肯定する。

その叫びは、無価値な彼の叫びは、確かに届いた。


「そこまでだよ、城戸銀賀」

人形を壊すは一頭の獣、とっさに蓮が迎え撃つは全身を鱗に覆った巨人。
そして背後から来るは、眠たげな、気だるげな少女。その姿を認め、銀賀は亨の首から手を放す。
ふぇんりる、シー、37654号がそこにはいた。

「…おやあ? 何でチミがここにいるの?」
「なんとなくだけど、アンタ放置したらロクなことにならないらしいからさ。というか今でもロクなことになってないし」

シーは基本的に正邪などどうでもいい人間である。ただ諦念の元に、好きなことをしていたい人間である。
だが、それ故に傍らの男の贖罪に付き合う気になったともいえる。傍らの男、37564号は静かに戦闘態勢を取った。

「あれ、チミ、マツミんとこのドラ息子じゃないですかあ! 何々? 俺に協力する気になったの?」
「…」
「付き合い悪いなー…、ま、いいよ、俺に牙向けてるってことはさ、殺しに来たんだろ?」

37564号は応えず、代わりにシーが引き取った。

「親離れの時期だってさ、そこで倒れてるオジさんと一緒でね。で、私もよく覚えてないけど、ヴォルフに頼まれたし」
「ああ、そうかい、いつまでもママのおっぱい吸ってるのが嫌になったってか。いいじゃないの、それもまた」

銀賀の口が動く前に、ヴォルフが背負ったガトリングガンを顔面目がけ放つ。

「五月蠅いジジイは嫌いなんだよね」
「…ああ、そうかよ、いいぜ、良い言葉を教えてやるよ。すなわち、人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて死んじまえよおっ!!!」
「残念だけどこっちは熊と龍と狼だ。馬くらいなら」
129 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/09/29(金) 23:22:20.67 ID:4e0GbSg+0
                                        .           /ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ.\::.:...
.  ヽ   /  ヾミ 川ミ|l |l||l  l| |l   /  \   l  /|ノ//   // l.           ′ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ \:.'.
ヘ  ヽ/     /ヾ<ヾ川ミx、l| |l  / \   \. l/  |ノ/   /ヽ/、  ..////  |ニニニニニ . -――――--  ニニニニニニニム:.
 ヽ  ヽ   /    Χ`゙'<川 川 |l|/   \  l  /レ///ヽ/  \ // /ニミ |ニニニ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i|:..:.: \ニニニニニ ム
 f´ヽ   ヽ /.     /  `゙' /`'<l|||/ ヽ    \l/  k'"   /∨     /ノ/ニミx、 |ニ. /.i|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :. .i|:.:.:.:j{:. \ニニニニニ }i
 i   ム   へ.   /    / ` '</ /ヽ   \    l  /l ><   ∨ //ニミx、ヾx |/:.:.:.:j{ ´            、:. :. \ニニニ .|
 | /::::ヽ/   \/.     /     / Χ  \.  \ // Χ    ∨   / /三ミx、 ヾx、 i{..:.:.:.:/ ‐ァ―斥     芹―‐┬.:.:.:.:.\ニニ|
 ヽl :::: ├――‐≧x 、/     /   ヽ  \  / // ∨   ∨,. </ /    ヾx、 /  |.:.:.:.: ム 乂__ノ         乂___ノ .:.:.:.:.:.:}ムニ |
、 ヽ:::::::::ヽ      Z、 < /     /\.  ‘/</  ∨ ,.ィ'"ー‐/ /ミ三ミx、 川 /   |.:.:.:.::.:i|               /.: .: : 八:.}ニ|
へ  \::::::)\     Z、  辻x、 /.  ヽ、/_/ ヽ >'"//  / ./`゙'<_>‐‐(   |.:.:.:.:.:.i|        '      /.:.:.:.:.:/.:.:.:.:_ ′
ミミ\  ¨   :|ー― '}≫;; 、_  ` ′、   /   ,.ィiア゙ _,..イ_/  /           八.:.:.:.:.ム            / / /:.:.:.:.∨
___.\    !   ム圭"´  三ニ≠オxX ≧п=圭′ / /       ヽ      ′:.:.:.:.:..、     _ _      . ′:.:.:.:.:.:.:.:}
     ≧ー- L -‐《圭__   ミa   ′| ヾミ;;  }la\//\           }      、.:.:.:.:.:.:.:.:....         イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:../
     ∧  人  // /   ,,;;;;(´   | ) ヽ` iく.   /     ` ー―――ァ    ´ ̄ ̄ ̄ ̄⌒ー‐≧=-  <――-------- ┐
     / ∧   ヾ/_l,.ィ|        ヽ、__ノ′ , \| \.′          /      ` __ ´/:.:.:.:/ i|   / \_  -ム- く― _/
.      / ∧   Z圭a|   ,,            ∧,/ ̄/               /         /:.:.:. /    /       >|.:.:. \
.      / ∧    Z/ .|   {V三三三二ツ /  l  /             /         /.:.:.:.:.:イ.     /     /r /.:.:.:.八∨
       / ∧    Y  |     ;;;;;;   ;;;;;;;, /  / /       >''".          7 /.:.:.:.:/_i|          / _.」/.:.:.:./ニ/
 `゙'<     / ∧   ヽ |            /  / /    >''"    .        / {./:.:.:.:./_从   /     ,  ノ-/.:.:.:./ ,     ,
     `゙'< / ∧    ヽト 、         /_/ ./ >''"         >''"    /  /.:.:.:.:/{- }.i|.  /     /  } /:.:.:.:./       ′
        `゙'<x、   \>―――<    /         >''".      /  /.:.:.:. / r- i| /     /   7:.:.:.:./

                                    「「食い殺す」」


【描写を終了します】
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 23:34:24.58 ID:0n7CSrbmo
群像劇も終幕が近いぞ。ギンガの愛は実るのか
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 01:01:42.43 ID:Hw19flciO
おつー

セイバーはシーと一緒じゃないのか。
色々楽しかった銀賀も年貢の納め時かなー。
しかし、このラストで紅白が手を組むのも中々良い展開だ。
132 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:03:49.47 ID:29PyuV5O0
【再開】

【カレルレン陣営】

【体】:8
【心】:7
【知】:6
【質】:7
【運】:4

◆降霊戦闘術-ガトリング熊-
自らの体に熊の魂を降ろし、自らを熊と一体化させ戦闘を行う特殊降霊戦闘術。
降ろしている最中は自身の身体能力、防御力、スタミナは荒ぶる熊と同等であり、同時にダメージは熊が戦闘不能になるまでのダメージ量は霊が引き受けてくれる。
それを利用し、1体が戦闘不能になれば自動的に次の熊の霊を降ろし、ひたすら戦えるというとんでもない継続戦闘能力を誇る。

【魔力二回分を使用し、【体】【知】【心】を8まで上昇可能】

【連続使用の場合のみ、魔力使用無しで使用可能】

◆ふぇんりる
大きな体躯の狼型合成獣。
強面だが常識人(?)で、狂犬的なヴォルフのストッパーを務めている。

【全ステータス5相当の【フェンリル】ユニットを使用可能】


【銀賀陣営】

【体】:6
【心】:10
【知】:8
【質】:3
【運】:3


◆機械人形製作者

【機械人形ユニットを製作可能】

【マスターに対して、全ステータス3の【気配遮断】Cランク相当のユニットとして使用可能】

【自爆機能付き】


◆天性のカリスマ

【ランクC相当の【カリスマ】スキルとして使用可能】

【信頼、感情判定に+補正】

【反権力の人間、サーヴァントの場合−補正】


◆巫術

【マスター戦に+1補正】

【負傷、重傷による−補正を軽減する】


【連戦】攻撃判定に-1補正


直下、シーの魔力どうなってます? 成功以上でなんとかギリギリ、失敗で−1補正
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:08:46.34 ID:z5oboZ1ho
どれ
134 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:10:16.00 ID:29PyuV5O0
4:−1程度の魔力


【1ターン目】

直下、カレルレン

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:11:00.16 ID:z5oboZ1ho
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:11:41.52 ID:b9IqTVSpo
はい
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:12:54.05 ID:bdIA7kRMo
へい
138 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:14:09.37 ID:29PyuV5O0
カレルレン、【体】選択

8+6−10−1=3

銀賀、【知】選択

8+2+1−7−1=3


【均衡】


【2ターン目】

直下、カレルレン

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:15:38.40 ID:gMM+ekngo
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:16:29.27 ID:u7vso5i+o
1
141 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:17:22.99 ID:29PyuV5O0
カレルレン、一の位0取得。よって強制有利


【カレルレン、有利獲得】


【3ターン目】

直下、カレルレン

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:17:51.20 ID:z5oboZ1ho
うぇーい
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:17:57.91 ID:b9IqTVSpo
144 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:18:36.39 ID:29PyuV5O0
カレルレン、一の位0取得。よって強制有利


【カレルレン、有利獲得】


【4ターン目】

直下、カレルレン

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:20:07.47 ID:z5oboZ1ho
決まったか
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:26:01.32 ID:bdIA7kRMo
決着
147 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:29:30.19 ID:29PyuV5O0
カレルレン、【体】選択

8+7−10−1=4

銀賀、【質】選択

3+2+1−1=5


【銀賀、有利獲得】


【5ターン目】

直下、カレルレン

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:31:59.89 ID:I6eAnTtfO
おっと粘る
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:35:30.66 ID:TwwbTPtY0
ねばー
150 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:37:04.70 ID:29PyuV5O0
カレルレン、【知】選択

6+9−10−1=4

銀賀、【質】選択

3+6+1−1=9


【銀賀、有利獲得】


【6ターン目】

直下、カレルレン

↓2、銀賀

147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:38:56.63 ID:I6eAnTtfO
愛の力ってパネェ
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:39:11.44 ID:x6LWjN0BO
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:39:51.49 ID:gMM+ekngo
貴方いないから大丈夫だよな?
154 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:42:26.08 ID:29PyuV5O0
>>153 ですです、貴方居ないから大丈夫】

カレルレン、【質】選択

7+4−1=10

銀賀、【知】選択

8+4−7+1−1=5


【カレルレンの勝利です!】


直下、銀賀への対処【聖杯云々にはあまり関係ない】+1

123:愛はまだ頑張る
456:捕らえる
789:ダイーン
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:45:18.08 ID:u7vso5i+o
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:45:23.91 ID:9bbH4oOH0
終焉
157 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:46:40.05 ID:29PyuV5O0
9:断罪!

【というわけで次回描写】


直下、終原襲ってるのって結局何よ

123:影鯖っぽいの×2
456:影鯖っぽいの
789:暴走した魔獣とかそんなん
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:47:51.85 ID:9bbH4oOH0
159 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:49:54.83 ID:29PyuV5O0
5:影鯖っぽいの

直下、どの影鯖か

1:槍
23:剣
4:暗
5:魔
67:騎
8:狂
9:弓
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:51:33.42 ID:CJAMde/Go
じゅ
161 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/09/30(土) 23:54:20.12 ID:29PyuV5O0
2:錆剣

                 ヽ `)           ム ノ ヾト!ソ  >=ニ二≧           /三三V
                  〈  , - 、    イ      .トy<三三/    _,..、  /三三ニニ{__,,..=-≦
                   `-.ヽ:::ノ  /  _,..イ  マ三三ニんュz-、z≦三ヘ /三三三ニ,.=≦三三
              r=三≧、ゝ、  イ,≦ニ∨   マニニ/=)三三三,/三\三三=≦三三三三
          ノ⌒ーく三三三三ニ>彡三三ニ/    上z=イ三三ニ/三三三川Y´三三三ニ=―
    , -<_r-<三三三三三三三三三三三f=v ,ユ--┴ v-、三三,イ三三三三彡’三≧ニ三三三三
  /三三三ニ==―三≧=、.z=.、 z-、_二└r-― T´ー'三三三三三三三三≧二=< ̄ ̄ ̄
,/三≦―=ニニーz―-ュr'ーく ィ、ゝ、、_ ィ’- イ)  .ゝ=≧三三三三ニイ´ ̄三三三三≧。
!三三三三三三r'´ ,..z=イー 、`>;:::ー公-―― <        `>ーくハ三三三三三三三三ニ≧。
ヽ、三三三三ニi|  r'::::::::::::::r':::::ーイ::::/iイ                    ハー―--、三三三三三三ニ≧
  \三三三三i|  |::::::::::::::ん、:::::::::r人kV                        }=== ー-= 、三三三三ニ
     ̄  ̄ >.┴<ー--=彡 ̄ ⌒ヽ、 ゜<                   i!三三三===≧.。三三三
       八三三三三三三三三三ヘーイ      , = -――――<zイ,〉ニ三三三三===≧.。三
         )三三三三三三三三三ト: :マー<__/> イTテ ̄ ̄≧=≦/三三三三三三三===≧
           L三三三三三三三三三ハ: :〉⌒ー<三三! | |三ニニニニ〈三三三三三三三三三ニイ⌒
          >ー=三三三三三三_∨三三ニニニ=! | |三三三三ニ=j三三三三三三三三ニノ

【というわけで本日ここまで、次回、描写後セイバーVSセイバーっぽいの。お疲れさまでした】
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:58:09.11 ID:b9IqTVSpo
乙ー
…誰だこのセイバー?
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 00:16:13.39 ID:Bip1kjNJO
おつー

銀賀ダイーン!
やはり悪役は散ってこそよなぁ。
なんか愉快に迷惑な感じで楽しかった。
貴志はリベンジが出来なくて残念なのかねー。

セイバーはただの影鯖コピーかな?
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 00:24:03.19 ID:cQo97NEQO
ウッフェじゃないの?錆って事は
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 02:18:39.92 ID:Zq+SlqfU0
蓮はどうなんだ一緒にダイーン?
166 : ◆v.By3fESrTsY [sage]:2017/10/01(日) 22:01:14.18 ID:eO2Oh2Z20
【今日はお休み】
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 00:36:32.49 ID:VtzkFy8TO
乙乙
168 : ◆v.By3fESrTsY [sage]:2017/10/02(月) 21:20:19.26 ID:Os/wI/480
【申し訳ない、今日も体調悪いのでお休む。季節の変わり目なのでちょっと風邪っぽい】

【なんだか盛り上がってきたのが緩やかになってきましたね。悪い事ではないのでしょうが、まあ、此処は適当にやっていきます】
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 00:57:00.97 ID:WwHZULObO
お大事にー
ラスト間近だし、やりやすいペースでー
170 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/10/03(火) 23:32:56.61 ID:jpaoU2Gj0
【描写だけ】

「熊とか龍とか狼とか! そんなものは愛の前には無力です! それは古今東西のあれやこれや見r」
「あー、もう、五月蠅い! ぶっ飛ばす!」

銀賀の長口上を遮り、シーが問答無用で鉛玉をぶち込んだ。
だが銀賀の言葉は止まることなく、さらにはその舌で絡めとるかのように、銀賀の人形がそれを防ぐ。

「ダメでしょうに! ほら、主人公が説明しているとき、悪役は攻撃しちゃいけないのさ!」
「誰が悪役だ。自分を善人だとは思わないけどさ、お前に言われるのは多分違うでしょうに」

鉛玉の雨の中、シーの蹴りが伸び、銀賀を襲う。
しかし銀賀は話し続け、そこでようやくシーは気づいた。

「悪役に決まってるでしょ! 俺は愛を貫く戦士さ! それが主人公以外の何者だっていうんだい! ハハ、ハハハハハ! 愛は、愛は、愛は勝つんだよお!!!」
「…ああ、分かった、たまにいるんだアンタみたいなの。こだわりすぎて、こだわりすぎて、そして壊れちゃってるのがさ」
「壊れてもいいとも! それで俺の願いが叶うってんならな! あの人形が、あの形が手に入るのなら!」
「そういうのさ、はっきり言って」

笑う、笑う、笑う。壊れた声で、壊れた心で、そして異常なまでに真直ぐな、悍ましき愛で。
そんな銀賀の首をシーの蹴りが貫いた。

「ウザいんだよね」

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
171 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/10/03(火) 23:33:29.38 ID:jpaoU2Gj0
蓮と37564号は向き合い、無言で互いの力量を確認する。武力、魔力こそ37564号が上。
だが、その心には敗北が刻まれている。敗北は心を曲げ、勝者の余裕を失わせている。

37564号の強さにはそれがあった。常に自分が強者である自負があった。
それは母の願いであり、長年の夢でもあった。それを背負い、生きると決めたはずなのに。
自嘲するように37564号は軽く笑う。悩み続けていたのだ。母の非道を見逃すことが、魔術師としてのそれすら超えた悪徳を許すことが、本当に母の為かと。

母は間違いなく自分を愛してくれていた。そう、確実に。
37564号の笑みをどう受け取ったのか、蓮の体にさらなる力が漲り、37564号の目にもその力が流れて見えるようだった。

大きく息を吐く。全身に魔力を巡らせる。その系を全て魔力の循環路へ置き換える。
痛みと、苦しみと、絶叫しかねない恐怖がその身を襲う。魔獣の因子が全身を苛む。
命は長くない。これまではそれが怖くなかった。母の為に死ねるなら本望だ。そう思っていた。

だが、今は怖い。怖くて仕方がない。気を抜くと震えてしまいそうになる。涙が少し溜まっている。
一度も敗北することが無かったから、それは一つだ。37564号は自分の手で怯えることを選んだ。

それは巣立ちである。祝福されるべき雛鳥の羽ばたきである。
不格好で、醜悪で、しかし、もはや母鳥は置いて、最強の雛鳥は飛び立った。

恐れを力に変え、恐怖を強さに変え、穏やかで優しい少年は、魔獣の鎧をまとい母の呪いから放たれた。
いや、引きはがされたという方が近いか。だとしても彼はもはや一人で生き、一人で戦わねばなるまい。

そして、この戦いは。

      /|/| ̄ ̄\`゙'<彡///|
      } }:|    | |\  `゙'<彡 |
   |ヽ //l|  ̄ ̄ |.|:彡\    `゙'
  -:} }/イ/___||三三 \
/ /// / \
 / ./ /    \
// / /  \.   へ
l | l /     \,イx/ \
| | |/ \    /圭リ! /\
゚┼く     \./圭圭K   \
 |  ‘   ./圭圭圭会x'´   \
 |   ト, ./圭圭ツ`゙'≪ツ ̄ /
 |   |  /圭a〜ミ<  /
`゙'</_|aっ   ヾ ∠ ___
 \ | ;; O     }}    /
\,.ィ仕,,  ⌒ヽ  O }}  /  _
ィ≦ミ'´ ,.ィ::::::::ノ  ,. --ヾ、 ̄ ̄  /
_/Oヘ;;;;;;;;/ ,.ィ´ ヽ_)-'-ヽ、   /    ,.ィx  |\
爪○ト}}  ,.ィ′ ,へノ::::::::::::::::::\ /   ,ィ佳会x|  \
/Y / Y /  /::::::::::::::::::::::::::::::::::/  / Z≪圭! ミ
//ヽ、人ヽ> ̄ )::::::::::::::::::::::::::/ .へ   ∨ / ヽ三
//.    ヽヽ ̄:::::::::::::::::::::::::::://::/ \  ∨ /   Y
/ O    ヽヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/   ヽ   ∨ /
          ヽヽ::::::::::::::::::::::::::::/|      ヽ.  ∨ /
           ヽヽ:::::::::::::::::::::/   }     〉、 ∨ /
.           |ト,ヽ:::::::::::::::::{   |    / }  ∨
         //∧.ヽ:::::::::::ム  ′ ./  .ノ   |
  ○  ゚ ト,/// ∧ヘヽ:::::{入__ /  / ...:::   |
      ∧ \. / ∧ ヽヽレ′´  /         |
     /:/:∧  \ ∧ ヽヽ、__ / ,,,;;;      |
  /////∧   \∧、 ヽ    ;;;:        /
.// //// ∧.    \|≧ォiヘ            /
/  //// / ∧      \川ハへ、;;;;;   ,. イ
  //// / / ∧      ∨//  ≧ー≦ ___/
./ /// / / / ∧       ∨    ,.ィLヽ

37564号、いや、ハルト・カレルレンの祝福されるべき最初の一歩、初めての戦いだ。

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
172 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/10/03(火) 23:35:40.96 ID:jpaoU2Gj0
ハルトが蓮を倒し、諸共崩れ落ちるのを横目に、シーは荒く息を吐く。
ふぇんりるとの連携攻撃、腕を片方捥がれ、全身に着弾し、並の魔術師ならもう落ちていても良い頃だ。

「最早これはアレだね…、そういう強いとか弱いとかのアレじゃない」

執念。シーの辞書には存在しないその言葉こそが銀賀の現状だった。
もはやロクに動かないだろう身体をまさしく引きずるように銀賀は動く。譫言に近い妄言をぶつぶつと呟きながら奇妙なダンスを踊る。

「おっかしいなあ! 右腕が動かねえや…、ああ、そういやさっき千切れたんだっけ。まあいいや、左腕だけでも人形は動かせるしよお!」
「いやいや、もういい加減に死んでおいてよ。魔術刻印があるとしてもそろそろ死んどかないとほら、色々と」
「そういうわけにもいかないんだよねえ。苦節四十年、ようやく願いが叶うんだからさ」

何でもないように喋り続けるその場は鉛玉と糸の吹きすさぶ死の空間。
それぞれがそれぞれの武器に傷つけられ、血飛沫が飛んでいる。
戦力差から考えれば間違いなく不利。事実、少なく見積もっても致命傷の傷を負いながら、それでも銀賀は立ち上がる。

「…そういや逃げないの?」
「何でさ、此処を失えばもう愛は叶わない、もう俺の夢は叶わない」
「…はあ、私も本当なら逃がしてもいいとこなんだけどさ。今回ばかりは仕方がないね」

シーの目が淡く光る。流し込まれた熊の霊がその身に超常の力を宿させる。そして止まることなく人形を壊し、張り巡らされた糸を破り。

「殺すよ!」
「愛が殺せるか!?」

抵抗するかのように弱々しく差し出されたその手から最後のあがきとばかりに糸が。
シーは目を丸めるが、最早止まれない。

「お前と道連れとかそんなのする気はねえぜ! 死んどきなあ!」

だが、その糸はまた別の糸に絡めとられる。銀賀の視界の端で倒れ伏した亨が笑ったのを微かに見た。

「舐めんなっつったろ」

最早万策は尽きた。銀賀は諦めたようにその手を広げ、シーの一撃を迎え入れる。
その人生は一つの人形にかけられていた。月光のごとく淡く、そして太陽のように暖かなその人形に。
もし、もし彼がそれに出会わなければ、この希代の悪人は、もしかすれば。今、彼が浮かべた穏やか笑みはそのifを思わせる。

ああ、この姿こそ。

「愛だ」
「いや、キメてること悪いけどさ」

無慈悲なシーの蹴りが銀賀の頭蓋を砕く。そして取り出したガトリングが。

「キモいよ、ストーカーみたいで」

銀賀の体を肉片に変えてしまったのだった。

           `''-_ヽ`'-、;;;;;;;;;.;_;;;;;ヽ,  ゙'ヘ   . l;;;丶;;;;} `  .,;;ソ゛               ´  /゙;;;;;;;
゙゙ヽ ,,、         `'!‐ `'-,;;;{. `'-、;゙!、    .l-'、.l.;;;;;;;;;.!  .,il″               _,, -'";;;;;;;;;;
...フ;;;;;;;;`''‐ ,,、             ,゙li/、  `'、.l,    .`'/'./ ;;;;;l゙゙ ./               , r二-''''" ̄ ̄´
'''''".'''''.'''ヽ-..;,゙ニ_        `゙゙''''>x, ゙ ll、    .!、/.l;;;,! i'               ''"          `
          `'''`-ヽ,,       |、`''ニi几     ″|;;'!
i,            `'''ミ;;x、    ´   .` l、     l、;.lz'ア   .,i;;|lrl!!!!¨'″   ,,,
  ..,,u..-..、          `''スッ、  y ..、   !li     `l/ l/   ..il′       ,,il'"´
;ュix..,,,,,_. .`'s、           ゙''く、 |;,_}   .ゝ    .″,l′.,,         .,.″ .=  .r!″ '.l
   . `''-゙二;;;;`゙''''、             ゙" ″          iリ.,〃          , .` j,i′        
________i;;;;;;;;;;;;"― ..,_                       l;;リ"  i、    .,ij" _,/.l_、 ,,irー     .
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.xッ----`-=- ..               i|'" -`--ミヽ、..,,ノ;フ'"゙'-ぃ〈 ̄.コ;;-、___,.. -";
;;;;;;;;;;;;;;;;,,..一'''''''ー、,;;;;;;;;`'ー- ..,,、                 ゛      `'.lミ,゙゛      \;;ヽ \ ;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;./       `くv-¬'''"゙゙´                      !.i''~lュi,,、     ヽ,,,,゙' \ ;;;;;;
;;;;;;;;;i‐′                                      !;ヽ   `'L     ゙".! ! `ぃi
;;;;;;;/       : _,i=@               _..=@             |;;;;;;;゙''-、、.リi    !>   ゙'i
;./      ,..r/「″         ,,rj″     Y''フ'´  .▽       ,i";;;;;;;;;;;;;;.l'!ミiv 、   ,.l|x,   
     .,r彡'"           '!レ'"      .//   .,r、           f'"`''./ ;;;;;;;;\.゙'-、''-..,,,};;;;;ヽ  
      ´            、     ,ノ;/    ¨゛     .,,=@   .ヽ;;;;;;;;.l゙'!)i、`\;;;/'''''-\,
               ,,、   ,,〃   .,..;;ニi /              ´       ヽ;;;;;;;゙;;、 `   ゙'ミ、   ゙゙'
          ,i彡   /│    ″.,〃   .,i;;    .,-、   .i;;;;;i     .l.;;;;;|..゙'|l、   ゙'li、  
            ,iク゛    l";!I ., ―--グ  .n /゛    l/     .゙‐'"     .l;;;;;.l .゙'f、   ゙.lx    ゙'

「…いやいや、愛とかホント寒い。で、此処を護っとけばいいんだよね?」
「そうなんだが、…まあ、お似合いの末路っちゃ末路か」

【描写を終了します…】
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/04(水) 00:31:07.59 ID:pIWy9/N/O
おつー

銀賀退場か。
なんだかんだ、敵ながら序盤の状況から良く頑張ったなー。
あとはジン側の方でラストバトルが近いのか。
楽しみ。
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/04(水) 01:43:42.66 ID:tf424aceo
おつおつー 終わりが近づいてきている
175 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2017/10/04(水) 22:53:15.80 ID:4bwjha7C0
【駄目だ、スイッチが入らない。今日もちとお休み。明日は早めにやれたら、いいな…】
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 00:03:12.73 ID:lW0doOPoo
了解。まぁ、無理にやってもいいもの出来るとは思えないですしね
177 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/10/05(木) 21:31:01.50 ID:acjiJLn10
【再開。途中で一旦中断します】

剣戟の音が響く、その様子を見届ける終原の面々にも汗が滲む。
錆びた剣とぶつかり合うのは紫電を僅かにまとう剣。

「…ッ、マスターの魔力が弱くなって」
「…」

対する剣士は一切の言葉を発さない。まるで影のように静かで存在感が無い。
だが、その身から放たれる敵意と脅威はその場の全員が察している。…終原邸の奥深くに構えた二人はなおさら。

「…いやはや、厳しい相手じゃねえの、姐さん」
「懐かしい相手だな。セイバーが来てくれなければ危ういところだった」
「まったく。…まあ、どちらもセイバーなんだがな」

話は遡る。数分前、終原邸を突如強襲した影の如きサーヴァント。
その魔力は浮かぶ中空の杯、そこから漏れ出る魔力と同じで。
だが、それ以上に終原を、いや、終原月と城戸霊夢を困惑させたのは。

「…セイバー、ウッフェ」

                 リ从ソ≧ .,  / ンy-, ハ/   l! /
                    ト(.f_ヒー 二≦彡三彳..∧  |/
            ――<_ _r': `ー=ゝ, r'.イ /::::::人/ }  人__―
      .> ´      ノ,Y:::::::::::::z=ヾl !.レテ/:::_:::/::::ノ zイ   ゝ   ` <
     /         / /:::::::::::::::::::::: 川:::/:(__,/ ̄.i´ / / , `Y.    '>、
    ./             / 人:::::::::::::::::::::::l! i|/:::::::::: /::ヽ. L/i´ r ´  __ !.    / , へ
   /             イ ∧ .〉::λ :::::::::∧∧:::::::: /::::::: 〉/ ー.l_イ  {.   / /   ヽ
  ./ー <      //!:://:::/-|:::::::::::j 人 丶; /::::::: 〈/,ゝ.、       i   / /     丶、
 ../´⌒ヽヽ   .//  |i:{ {::/_ イ::::::::/./::::::\ %:::::::::::∧ヽ::::i,       ト-┘ L __ ノ i
 /     .ム ’-'. イ    ハ:i レ  /_:::::イ./::::::: ,.ィ/、i:::::::/::::} .}::∧.     i!',ー― - - ― '
 ゝ_ 二´  イ  .!  / ハ i イ  >へ  ̄ (0) k_:_/:::::::| |:/:λ    i!∧      \
   /     .リ  | Y ./  k>≦ イ   > ,_  /:::::::::ハハVヽ!   ノ ノ:、>,    ヽ
  ./       ソ  !/    Y::::::::::>< , イ λ> ≦_:Vヽ_,ト, ./ /:::::∨ i \    l
  j          |.      V:::> ⌒  ≧<_ノ ハ )ヽ_ム   ./::::::::::::::V j   k   j
  /      ../ |  ! >- ' '/     ゝ、_)V:::≧―― く _,ノ:::::::::::::::::::V  λ ヽ、!
 j         >:::::´::::::/ /´      ゝ、_) !:::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::V     ト、
|     >::´::::::::::::::::: / /       ゝ、_)-〈:::::::::::::::::::::::::: ∧::::::::::::::::::::::::::::∨     |
|  /::::::::::::::::::::::::::::::i  i       ヽ _ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧::::::::::::::::::::::::::::∨     丶
|. /:::::::::::::::::::::::::::::::::: !  !- ― イ ̄ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧::::::::::::::::::::::::::: ∨     |

かつて彼らと共に戦い、彼らと剣を交えたその姿がそこにはあった。
その一撃に生身の人間が敵うわけもなく、終原の呪いが漏れ出すかと思われたそのとき、紫電を纏ってセイバーが現われ、その剣を交えたのだった。

「…おそらく過去の戦争のそれを模しているのだろうな。この様子ではこれ以外にも出てきている可能性がある」
「霊夢おばさま!」
「話は後だよ。おい、カレルレンのセイバー! どうしてここに来た!」
「あのちっちゃいのの指示だ! 終原に何かあれば聖杯どころじゃない! だから確認だけ、のはずだったんだがなあ…」

苦笑するセイバーに錆びた剣が振り落とされる。

「どうやら勘が当たったようだ! 悪いがあんたがたは引っ込んでくれ! どうもコイツ、話す気すらないみたいだ! 巻き込んだら悪い!」
「…と、いうことらしい。下がるぞ、ここにいてもできることはない。カレルレンのセイバー! すまんが宝具は使ってくれるな!」
「それはその気だ! こっちも限界近くてな!」

その言葉に頷き、霊夢に率いられ、邸内へ戻るのだった。


直下、終原どの程度まで今回の情報掴んでるか【長期間登場しませんでした】+2

123:前回登場から変わらず
456:銀賀の暴走とか知ってる
789:この街の謎まで知ってる
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 21:32:08.87 ID:1lvlYnMBO
それっ
179 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/10/05(木) 21:37:14.38 ID:acjiJLn10
9:知ってる


忘れてた直下。影剣、宝具とか使える?【仮にもシャドウですし】+2

123:宝具まで
456:固有スキルまで
789:クラススキルだけ
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 21:41:23.35 ID:1lvlYnMBO
連投
181 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/10/05(木) 21:44:48.29 ID:acjiJLn10
【勝ったな】

7:クラススキルだけ


【セイバー】

【筋】:6
【耐】:4
【敏】:7
【魔】:3
【幸運】:4

◆対魔力:B

 【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】

◆神威の加護:A

 【不利を二回獲得した場合、全ステータスに+2補正】

 【呪い、毒物等のバッドステータスを受けた場合、休息を取ることで自然回復させる事が可能】

 【回復に必要なターン数は、受けたバッドステータスのランクに左右される】

◆勇猛:B

 【戦闘時、【筋】【敏】による攻撃にランク÷2(切り上げ)の+補正、【筋】によるダメージにランク分の−補正】


【影セイバー】


【筋】:4
【耐】:3
【敏】:3
【魔】:3
【幸運】:4

【クラススキル】
◆対魔力:C

 【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】


【1ターン目】

直下、剣

↓2、影剣

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 21:54:31.93 ID:lW0doOPoo
沈めろー!ぶっ飛ばせー!
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 21:56:51.87 ID:1lvlYnMBO
せい
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 21:56:57.60 ID:1W3zug/+o
6
185 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2017/10/05(木) 22:00:41.28 ID:acjiJLn10
セイバー、【魔】選択

3+3−3=3

影剣、【敏】選択

3+7−4=6


【影剣、有利獲得】


【2ターン目】

直下、剣

↓2、影剣

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 22:02:19.68 ID:1W3zug/+o
4
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名前: E-mail(省略可)

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