【艦これ】男の提督はどうやら信頼出来ないらしい

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144 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 00:39:39.02 ID:PMhxCXB60
>>142

比較→比較的 です。ミスです。
145 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 00:42:19.23 ID:PMhxCXB60

 
 この1ヶ月……いやそれ以前からこの時間帯、加賀と赤城は出撃のない日は欠かさずここで訓練をしている。ここを逃せば彼女達の居場所は疎ら(まばら)になってしまうので、出来れば抑えておきたい。

 次に大井だ。命令無視を咎める訳ではないが、しっかりと一度話をしないと事態は悪化するだけ。このままの関係では、仕事もままならない。それに彼女の精神状態もしっかりチェックしておかなければ、何かあっては後で困る。

 俺は服装を整えた後、執務室を出て訓練所へと向かう。

提督「取り敢えずはここまで。あまり一気に計画を立てても、こなせなければしょうがない」

 
 
146 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 00:46:02.54 ID:PMhxCXB60

 
 ……っと、言ったそばから計画が狂いそうになった。

 何故なら廊下の十字路で曙と潮にバッタリと会ってしまったからだ。いや……会ってしまったなどと、彼女達とのコンタクトを嘆くような自分を少し叱咤する。
 俺は声を掛けた。

提督「や、やあ……」

潮「…………ぁ」

曙「…………どうも」

 声をかけられて彼女達が俺の存在に気付くと同時、曙が物凄い形相で俺を睨み付けてきた。潮はといえば、そんな曙の陰に隠れて、俺と目を合わせようとしない。

 小刻みに震える肩を見るに、やはり俺に対して怯えているのだろう。

提督「潮、昨日は本当に申し訳ないことをしてしまった。しかし信じてほしい。決してあれはわざとではなかったのだ」

 
147 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 00:48:48.98 ID:PMhxCXB60


 俺は軍帽を脱ぎ、誠心誠意頭を下げた。目線は低く、潮が出来るだけ怖がらないように。

 それは本来上官が部下にする様な簡単な謝罪ではなかった。それは、一挙手一投足が洗練された最敬礼であった。


 腰を折ること5秒、ようやく上げた視線の先に、しかし彼女達は居なかった。

 ーーあぁ。


 頭を下げている時に聞こえた曙の“舌打ち”。

 俺は去来する喪失感に胸を焼かれながらも、そのまま軍服を被り直して訓練所へ向かった。

 
148 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 00:50:52.17 ID:PMhxCXB60

 
曙「それじゃあ、行きましょ」

潮「ーーうんっ!」

 まだ少し表情は暗いけど潮の、そして私自身の気分転換にもなると思うし、我ながらこの提案は良かったと思う。

 しかし久し振りの外出だ。元々休みという休みは彼女(女提督)の時から少なく、あまりフリーな時間を過ごした事は無かった。だからというのもあるだろうか、この1ヶ月間に渡る休みを私達は持て余していたのだ。それは何をするか分からなかったというのもあるし、もしかしたら彼女が帰ってくるのではという期待を込めて鎮守府で待っていたというのもある。

 その間に次々に艦娘が異動されて、どんどん寂しくなっていったのよね。

 
149 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 00:52:35.60 ID:PMhxCXB60


 もしあのどうしようもない“クソ提督”が来なかったから、私達も離れ離れになっていたのだろうか。その点だけでいえば、感謝するべきなのかもしれない。

 隣を歩く潮を見やる。

 ーー潮、あんたは昨日のこと、それからあいつのこと、どう思ってんの?

 気分を害す話題かもしれないが、そう私が潮に聞こうとした時だった。
 ……いや、正確に言えばそれは愚問だったと直ぐに分かったのだ。


 膝はガクガクと震え、顔色も心なしか悪い。歯茎がカチカチと震えるような音を立てている。


提督「や、やあ……」

 急に潮の様子がおかしくなったかと思ったら、“こいつ”が来たのか。

 
150 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 00:53:18.30 ID:PMhxCXB60
中途半端で申し訳ございません。
続きは明日です。
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 00:55:51.25 ID:7p2bNm850
乙です
152 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 01:04:16.67 ID:PMhxCXB60
>>147
軍服→軍帽
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 01:10:04.49 ID:lwMDrzhSO
曙嫌い
曙太郎すき
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 02:19:18.28 ID:QzoGZVXDO
ガンジーも助走つけて殴るレベル…まではまだ行ってないな
トランプ大統領なら確実に行っていたが
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 05:10:47.60 ID:KE0pzk/PO
潮とかこんなゴミメンタルでよく艦娘なんかやってるな
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 11:01:45.73 ID:5SfNABE+0
確かに一瞬体見られたってだけなのにまるで襲われたとでもいうような怯え方だな
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 11:12:43.68 ID:ftzuOME/O
毎回一度は初霜ちゃん出してくれよ
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 12:40:45.25 ID:g7Jx6/BXO
でもお前ら何かされた訳でも無いのにコミュ障じゃん?
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 16:28:23.13 ID:Tt44UZIMO
外出するのに許可も申請もいらんの?
ってか比較的平和と言っても大施設に10人しかいないのに休み取ったり引きこもったりって軍属としてどうなのよ
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 16:35:09.82 ID:JmLHKGjvO
なんかえらく細かい設定を気にする人多いな
こまけぇことはいいんだよ
161 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 16:44:09.56 ID:WSkc1uIiO

>>159
外出についてはこの先で触れます。
休みを取るのは仕方がありません。むしろ司令官がいない状況で勝手に出撃してはいけません。

申し訳ありませんがこれ以上は返答いたしません。
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 17:01:39.28 ID:Tt44UZIMO
上がいないから出撃等が出来ないってのは分かるけどその場合「休み」じゃなくて「待機」になるのでは?
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 17:09:28.50 ID:RSvtRrr9o
もし「司令官がいないから休みだー!」って全員出かけて無人になったところを攻め落とされたりなんかしたら笑い話にもならんな
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 18:17:19.36 ID:8q1tD8wAO
船も半舷上陸ってのがあるでしょ
最低限の人員は残して交代で休んでるよ
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 21:39:45.08 ID:LwpHzzjj0
>>163君は1が言ってる外出についてはこの先で触れるって意味が分からないの?
つか仮に言って無くても君本気で全員一気に出かけるとか有ると思ってんの?
ちょっとは自分で考えような?


166 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 22:24:18.04 ID:WSkc1uIiO

 
 クソ提督のやつ、何をおどおどしているの? もしかしてまた何か企んでるってわけ?

曙「…………どうも」

 私は改めて心に決めた。
 絶対にこいつから潮を守ってみせると。

 背後に隠れる潮を片手を広げてクソ提督から庇う様に立ち止まる。

 ……触れているからよく分かる、潮は本当にこいつに怯えている。

 もしこのまま彼女が男性に対して恐怖心を抱いたままであったなら、この男は一体どうするつもりなのだろうか。いや、そんなこと考えるまでもないわね。

 昨日の会話、思い出すだけで腹わたが煮えくり返りそうになる。


 
167 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 22:27:01.37 ID:WSkc1uIiO

**********************

加賀「あなたにとっての艦娘とは一体何?」

提督「共に戦う仲間であり、この鎮守府では家族のような存在だと思っている」

加賀「…………」

加賀「次は無いわよ。あなたにとって艦娘とは一体何?」

提督「嬉しいときは一緒に笑って、悲しい時は一緒に泣く。そうして色んな困難を共に乗り越えていく。俺にとっての君達は、そんなかけがえのない存在だ」

*********************

曙「………………」

 そう。考えるまでもない。




 ーーだってこいつは“嘘つき”なのだから。



 




168 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 22:29:03.31 ID:WSkc1uIiO


 そう思った矢先のことだった。こいつは、とんでもないことをしてきたのだ。

提督「潮、昨日は本当に申し訳ないことをしてしまった。しかし信じてほしい。決してあれはわざとではなかったのだ」

曙「ーーーーっつぅ!?」

 予想外の事に私は驚いて思わず一歩退いて、踵を観葉植物の鉢にぶつけてしまった。痛みに “変な声” を上げてしまったが、今はそんなことを気にしている余裕はない。

 ーーこいつは、一体何をしているの?

 事もあろうに“提督”が、艦娘相手に軍帽を脱いで“最敬礼”をしている。

 訳が分からない。だってこいつは悪い奴で、私達をいやらしい目で見て、私欲の為に利用しようとしているはず……それにわざとじゃないって?

 ーーまさか。

 こいつは嘘を吐くためならプライドすら捨てるというの?

 
169 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 22:32:07.01 ID:WSkc1uIiO


 固まったまま“提督を見下ろす”私の背後で、潮が服の袖をギュッと掴んできた。それに現実に引き戻されたわたしが振り返ると、彼女は小声でこう言ってきた。

潮「曙ちゃんお願い、今はまだ無理……」

曙「……分かった。行きましょう」

 ボソリとそう呟いて私達はクソ提督を置いていった。少しだけ、ほんの少しだけ悪い気がしないではなかったけど、こいつが本気で潮に謝罪する気があるのなら、彼女の精神状態を分かっていないはずはない。

 それに “わざとじゃない” なんて言葉がよく言えたものね。

 ーーだって資料はこの私がちゃんと渡したのだから。

 謝罪を許さない……以外の悪態をつかなかっただけマシと思って欲しい。

 既に大本営への連絡は取ってある。

 私達は横須賀鎮守府を後にした。


 
170 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 22:34:53.39 ID:WSkc1uIiO

**********************


提督「あー、舌打ちとか生まれて初めてされたかも……」


 ーー流石に心が痛いな。





 
 俺が提督になると決めたのは、今から3年程前のことだった。

 元々家が途轍もなく裕福だった俺は、何不自由なく暮らしていた。

 10年程前からだ。
 深海棲艦だのなんだのと世間は騒いでいたが、俺の周りはまるで何事もないかのように時間が流れる。俺自身も無知でその出来事をまるで違う世界で起こっているかのように、楽観視していた。

 しかし、ある日俺は知ったのだ。

 
171 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 22:38:15.15 ID:WSkc1uIiO


 その日は丁度俺の20になる誕生日だった。
 父親の会社を継ぐ事が当たり前のように決まっており、俺もまたそれを受け入れ、将来は明るかった。
 その時海外で仕事をしていた叔父も、俺の誕生日だから帰ってくる。彼はどんなに忙しくてもそうだった。そういう人だったのだ。

 ……その“予定”だった。

 俺は小さい頃から叔父がとても好きだった。
 叔父は海外を飛び回っており、会う機会はあまりなかったが、彼は家に帰ってくるたびに俺に土産をくれたり、話をしてくれた。
 時に叔父が持ってきたワインを間違えて飲み、目を回しながら昏倒したこともあった。彼の話す、与えてくれる何もかもが、俺には新鮮だったのだ。

 その日も、俺は叔父が帰ってくるのがとても楽しみだった。

 子供かと思われても仕方ないかもしれないが、どうしても言ってやりたかったのだ、やっと酒が飲める歳になったんだ……と。

 
172 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 22:40:26.66 ID:WSkc1uIiO


 ……しかし叔父が帰ることはなかった。

 原因は船の沈没。それも“深海棲艦によるもの”だった。それは全くの無警戒。今まで出現したことのない海域でのことだったらしい。

 俺は泣いた。

 それこそ誕生日なんてめでたくない、その日は俺の人生の中で最も最悪の日であった。

 それからだった、俺が約束された将来を蹴ってまで“この仕事”を目指したのは。
 しかしそれは別に復讐心からというわけではない。俺はただ純粋に救いたかったのだ。これ以上叔父のような犠牲者が出ないように、人々が安心して暮らせるように。


 
173 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 22:42:16.89 ID:WSkc1uIiO


 
 そして提督になる条件の内、最も重要視されるのは“妖精”が見えることだった。妖精の協力無くして艦娘を建造することは無理。言わばそれは適正のようなもの。

 最初は提督ではなく、大本営で直接働くつもりだったのだが丁度1週間前、俺は妖精が見えることに気がついた。

 その時初めて艦娘を見たのだが、あろうことかその装備の上で“小人”が寝そべっていたのだ。俺は思わず指を差し、「あっ」と呟いた。

 その後すぐに話が進んでいき、あっという間に俺は横須賀鎮守府の提督として着任することになったのだ。



 しかしまだ、俺はこの横須賀鎮守府で妖精を“見たことがない”


 
174 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 22:44:10.74 ID:WSkc1uIiO


 これはまだこの横須賀鎮守府が鎮守府として機能していない、ということが原因だ……多分。

 妖精自体の容姿が小さい艦娘の様なので、一応“彼女”達と呼ぶことにするが、彼女達に関しては一体どこから生まれてくるのか、また生態についても全く知られていない。だから一概に何が原因かは分からないのだ。

提督「……分からないことはまだまだあるし、つまづくことも、そうやって耐え切れなくなる時だってあるかもしれない」


 ーーだけど、


提督「だけど諦めない。艦娘達なんか身体を張って国民を守ろうとしてくれているんだ。それに比べたら、俺なんて大して危険にも晒されていないし、何より今は俺が司令官なのだ。弱音を吐くわけにはいかない」


 俺は訓練場の戸を開けた。

 
175 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 22:47:33.22 ID:WSkc1uIiO


**********************

 静寂が支配する中、ただそこには、ほっしりと一定の周期でもって響いていました。

 それは紛れも無い弓術。

 弾かれた5本の矢はいずれも的の真ん中を射ています。しかし、彼女にとってこれは不調以外の何物でもありませんでした。


 私ーー赤城は彼女に問いました。



赤城「加賀さん、今日は少し乱れていますね……昨日の、いえ提督の事でしょうか?」

 3cm。
 常時の彼女であれば中白に隣接した矢の距離は1cmを切ります。それが今日はその3倍です。“彼女にとって”これを不調と言わずしてなんというのでしょう。

 
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 22:56:13.56 ID:RSvtRrr9o
>>165
「もし」って言ってるじゃん、何キレて本気に受け取ってんだよ……もしかしてアホ?
ネタにピキピキしてマジレスとかダサすぎだろ
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 23:04:17.53 ID:dQSFoVAKO
頭を下げて敬礼で謝るって意味不明なんだけど……
敬礼って謝意を表すものじゃないし、頭を下げても最大45度だから深く下げてるわけでもないし……
178 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 23:07:58.56 ID:WSkc1uIiO
>>177
すいませんマジでミスです。無知でした。
謝罪は70度ですし、最敬礼でもないですね。これは本当に申し訳ございませんでした。
179 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 23:09:46.55 ID:WSkc1uIiO

 
加賀「ごめんなさい……」

 それだけ。彼女は私の問いに半分だけ答えました。ですが、私にはそれで分かりました。

赤城「稽古に私情は挟まないこと。……3本」

加賀「はい!」

 心頭滅却。その達人級の業は心の乱れを鋭敏に感じ取り、途端に錆びてその鋭さを失います。

加賀「…………」

 加賀さんは1本2本と、見事完璧にど真ん中を射抜いて見せました。


 ーーやはり、流石は加賀さんです。


 
180 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 23:11:01.64 ID:WSkc1uIiO


 しかし、続く3本目を射るその瞬間でした。

 微かに床の軋む音。

赤城「……誰かいるのって、ーーっ提督!?」

加賀「ーーーーなっ!?」

 加賀さんの放った3本目は的を大きく外れ、明後日の方向へと飛んでいきました。

 まあ、それは今回限りは仕方ないことにしておきます。何故ならそこには紛れもない、道場へと立礼をしている提督が居たのですから。

 
181 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 23:12:20.04 ID:WSkc1uIiO

 
 ズカズカと入ってこない辺り、やはり彼は“弁えている”、そう私は思いました。

加賀「何の用? 私を咎めにきたの?」

赤城「いえ、そうではなさそうです。そもそも咎めに来た方が、この様に丁寧に道場へ敬意を払うでしょうか。そうですよね、提督?」


 もし本当に加賀さんを罰しに来たのなら、提督自ら出向かれるのではなく十中八九呼び出しでしょう。


提督「ああ、勿論だ。昨日の件は全く関係ない」

 
182 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 23:13:49.64 ID:WSkc1uIiO

 
加賀「じゃあ何? こんなところで油を売っていて良いのかしら? 執務は放棄?」

赤城「加賀さん、そんな言い方! 提督は昨日の夜来られたばかりなのですよ? それであの膨大な量の執務作業、少しぐらい休憩を取ってもーー

提督「いや、執務ならもうほぼ終わった」

加賀赤城「「ーーーーっはい?」」

 私と加賀さんの声が重なった。

 いや、それも当然……

 ーーというか今のは私の聞き間違いですよね?

 思わず加賀さんの方へ顔を向けると、そこには今全く私と同じ顔をしている彼女が居ました。

 
183 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 23:15:25.26 ID:WSkc1uIiO

 
提督「ん? どうした2人とも?」

加賀「いえ、今貴方の口から執務が終わったなどという妄言が聞こえた様に思えたのだけれど、聞き間違いよね?」

提督「いや、終わってはない」

赤城「で、ですよね!」

 流石にそれは人間技ではない。提督はまだ秘書艦すら居ないし、居たとしても正午にもいかぬうちに終わるはずは無い。

提督「いやまあ、後は数枚纏めるだけだから10分ぐらいで終わるかな?」

 …………。

 訪れた沈黙に提督は疑問符を浮かべています。

 そして私達は顔を見合わせたまま固まってしまいました。

 


184 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 23:23:31.75 ID:WSkc1uIiO


 言わば着任初日。出撃がないとはいえ少し見かけましたが、あの量は“エグい”と流石に思いました。

 それは下手をすれば普通に鎮守府として機能してからより多く、実の事を言えば、私はお昼から提督を手伝いに行こうと思っていました。
 提督は若く、初めての執務であの量では、簡単に日を跨いでしまうと思ったからです。

赤城「提督はその、本当に大丈夫なのですね?」

加賀「正直信じられないのだけど……」

提督「???」

 駄目です。提督はずっと意味が分からないといったご様子。きっと終わったと勘違いされているのでしょう。これは後で私が確認しておかないと……。
 加賀さんの方を見ると、ああ。これはもう呆れている顔ですね。

 私はおほんっと咳払いした後、

赤城「……ところで、提督は一体どの様な御用件で?」

提督「ああ、それなんだが」

赤城「ーーーー?」

提督「お前らちょっと俺と勝負しないか?」

 
185 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/29(金) 23:26:45.53 ID:WSkc1uIiO
今日はこれで終わります。

最敬礼の件、本当に申し訳ございませんでした。自分としては土下座を除く、“最大の謝罪”という意味合いで使っておりました。

駄文でまだまだ未熟ですが、どうかこれからもお付き合い下さい。
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 23:46:04.95 ID:tJIcUsuvO
何だ、自称普通系キャラか
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 23:51:19.27 ID:aBqgUD9y0
あんま読者に気後れしちゃ駄目よ

応援してる
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 23:57:31.32 ID:thIL3BWdO
無自覚俺ツエー系か…
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 00:15:32.23 ID:R6nVcPiwO
初霜の即落ちした時の対応とか、よく考えたらそっち系なのは明白だったな……
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 01:23:49.22 ID:RsofMvMSo
それ系ならそれ系で楽しむから、うん
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/09/30(土) 01:43:15.31 ID:TioUUjvi0
乙でした
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2017/09/30(土) 01:44:18.01 ID:/hhaSZmJ0
艦娘に対抗というか釣り合うにはある程度は能力ないとなあ
いいんじゃないの
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 02:36:35.85 ID:xVA4tSRho
またオレ何かやっちゃいました?って言いそう
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 05:01:08.93 ID:xBv91yODO
有能な提督を認められる度量があればまだいいが
無能なくせにプライドの高い子ほど意固地になって頑なに拒絶しそうだよな
誰とは言わんが
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 13:20:05.00 ID:BdDUJhaIo
そんな曙や加賀みたいなヤツ居るわけないやろ
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 13:37:08.45 ID:gh016Y0yO
とりあえず赤城さんを落として心酔させて
さすていしてもらわなきゃ…
面白いから毎日更新しろください
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 14:09:11.96 ID:a6ryctoLo
曙は提督の覗き行為(誤解)を大本営に密告したのかな?
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 17:16:05.72 ID:xRro4WK4O
こういう無自覚超人って、実際にいると自分より出来ない奴を努力が足りないか無能としか思えない危険人物だよな。ワタミのアイツがそうだし。
199 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/30(土) 22:12:45.29 ID:El68fOKQ0

 
************************

 
「元帥殿、艦娘の外出願いが出ておりますが」

 私は憲兵隊一部の部隊の指揮を預からせて頂いている者です。
 此度は電話応答から引き継ぎ、元帥殿へと知らせるよう仰せつかっております。

元帥「外出願い? そんなもの、その鎮守府の提督に申せば良かろう?」

「いえそれが……例の横須賀鎮守府でして……」

 ーーというか直接的に此処へ掛けてくるなど、“あの鎮守府”以外にあるものか。


 
200 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/30(土) 22:14:04.04 ID:El68fOKQ0

 
元帥「あー、成る程。しかしおかしいな。あそこには昨日づけで“彼”が着任したはずなのだが……」

「例の“彼”ですか……しかしあそこに残った艦娘は僅か11人。提督への連絡が混む事も無い。もしかして彼は信頼されていないのでは?」

元帥「ふむ……いやまさか彼に限ってそんな事はないだろう」


 ーー彼。


 軍の上層部に就く事の絶対条件として、有り体に言えば三つの要素、心・技・体が挙げられる。
 
 しかしそんなものは軍学校を卒業すれば大抵身に付いているし、そこからどう精進していくか、どう自分を上司に売り込むか、そこが鍵だ。


 
201 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/30(土) 22:15:39.63 ID:El68fOKQ0


 しかしこと提督になる絶対条件においては、ここに『妖精が見える』というものが付いてくる。

 私は見たことが無いので分からないが、妖精は自分を見つけてくれる人間に協力してくれるらしい。要は妖精に好かれれば好かれるほどに、仕事は円滑に進む傾向にある。

 一説に、『妖精はその艦娘と一心同体である』というのがある。故に艦娘が提督を信頼していれば、その妖精もまた提督を信頼する。

「彼が信頼されていないということは、その妖精と“ケンカ”でもしましたかね?」

 私の言葉に、元帥殿が笑う。

元帥「ハッハッハ、まあ妖精とケンカなど後にも先にも“彼しか”出来ないだろうな」

「そうですね……」

 
202 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/30(土) 22:17:10.33 ID:El68fOKQ0


 なにせ横須賀鎮守府に新しく着任した彼は、なんと妖精と“話せる”らしいのだ。

 こんな人間は聞いたことがない。他の鎮守府の提督は、勿論妖精が見えるものの、言語難により正確な意思疎通は出来ない。が、彼は事もあろうにそんな妖精と、“談笑”したことがあるらしい。

 艦娘を連れた提督がその様子を目撃しているので間違いない。

 確かに、それが嘘の類でなければ稀有の中の稀有。提督に抜擢しない手はないのかもしれない。

「ですが、いくら妖精と会話が出来る力があったとはいえ、やはり他が伴っていなければ提督は務まりませんよ。聞くところによれば彼の成績は『中の上』、提督として多くの艦娘を纏めるならば、せめて上位15%以内には食い込んでもらわないと……」

 言いかけて、ハッと気付いた。この発言は、元帥殿の決定に文句をつけているも同然。一介の部隊長に過ぎない私にはあまりにも僭越すぎた。

 
203 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/30(土) 22:18:30.43 ID:El68fOKQ0

 
「も、申し訳ございません! 私は元帥殿の御決断を何よりも尊……

元帥「ーーいや、まあそれなんだが」

「ーーーー?」

 ど、どうしたと言うのだろうか。ま、まさか今の失言がそのまま私の失職になるというのか!? そんな、あんまりだ。

元帥「彼、全部満点なんだよね」


「…………はい?」


元帥「いや、実技筆記面接に至るまで、彼は文句無しの満点。いわゆる“天才”だ」

「え、いやでも成績は確かに『中の上』と報告されていましたし、彼にもそう伝えた筈なのですが……」


 
204 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/30(土) 22:19:50.59 ID:El68fOKQ0

 
元帥「点数なんてものは本人には言わないさ、渡す物はあくまで“決められたルールの中で”付けられた評価のみ」

「……と、申しますと?」

元帥「訓練で根を上げそうになった仲間の荷物を代わりに持ってタイムを遅くしたり、災害に見舞われた土地に飛んで座学に遅れてきたり……色々とね」

「それで、最終的に与える評価が下がったという訳ですか!? 考慮の余地は……」

元帥「いや、そういう決まりなので下がるのは当然だ。我々は戦いを強いられる。時には“非情さ”も必要。彼にはそれが欠けている。全ての実を拾うことなど出来ないのだ。そういう意味では、彼へのこの評価は正当とも言える」


 
205 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/30(土) 22:22:48.05 ID:El68fOKQ0


「…………」

 成る程、最もだ。綺麗事だけではやっていけないし、荷物を代わりに持った行為は、持たれた側からすれば極論だが、テストで解答用紙を見せたような物……

「その事を、彼は知っているのでしょうか?」

元帥「まあ、知らないだろうね。だけど、彼にそうやって救われてきた人達は少なくない」

「…………はい」

元帥「情けは人の為ならず。そういうものは得てしていつか返ってきてくれるものだ」

「勉強になります」

 出来れば彼が、安寧に暮らせますように……


 
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 22:32:39.88 ID:Zs3odVvJo
提督「学校では評価されない項目ですからね」
207 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/30(土) 22:34:32.68 ID:El68fOKQ0

すいません、赤城と加賀と勝負するネタなのですがこれは内容に関してはストーリー進行にほぼ影響が無いので、安価させて頂きます。

ランダム採用です。

1人3つまで勝負する内容お願いいたします。
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 22:36:51.59 ID:fUg136tPO
え?話の流れ的に考えたら弓勝負だと思ったのに違うの!?
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 22:41:42.56 ID:AkpZqE5U0
花札とかどうでしょう
210 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/30(土) 22:41:45.66 ID:El68fOKQ0

>>208さん
違うくても良いかなと。


安価下3まで、勝負する内容1人3つまで、お願いいたします。

 
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 22:45:02.33 ID:AkpZqE5U0
花札 将棋 福笑い
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 22:45:27.60 ID:a6ryctoLo
猫の前に無造作に2つの干し肉を放り投げてどちらを先に取るかを当てるゲーム
グラスに注いだ酒に交互に硬貨を入れて先に溢れされた方が負けなゲーム
ポーカー
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 22:46:25.79 ID:g2PyYUwe0
せっかくだし弓でもやればいいんじゃね?
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 22:49:46.67 ID:TDLadvPGO
相手の得意分野で勝たなきゃ
215 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/30(土) 22:51:03.35 ID:El68fOKQ0

将棋、猫の前に干し肉
採用いたします。

あと一つは?
下2で。(卑猥なものだったり実現不可能な場合はさらに下1)
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 22:56:13.59 ID:n+maX7CDO
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/30(土) 22:57:05.87 ID:MlqHsAfq0
甘いもの早食い対決
218 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/09/30(土) 22:59:26.90 ID:El68fOKQ0

承知しました。短いですが今日はここまでとします。
明日時間があればですが大量に進みます。それでは。
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:03:39.79 ID:AkpZqE5U0
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 23:16:28.68 ID:99X8RBpnO
>>212
自分の飼い猫を使う
綿で酒を吸うorグラスの下にあらかじめチョコか何かを仕込む
周囲の人間全員がサクラ、イカサマが仕込まれたカード、タバコやジュースを使ったブラフ
ってか
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/01(日) 02:08:17.72 ID:zGtj11lH0
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 08:35:58.36 ID:P0E5kv6so
期待
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 09:32:18.75 ID:LuO6fSOMO
後にしたって事は、曙と潮は横鎮出ていったって事だよね?
224 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/10/01(日) 10:37:01.46 ID:hvIf8TJd0
>>223
はい。外出したということです。
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 12:31:14.49 ID:tlz2ZuY6o
後にしたって表現は外出とかで使う言い方じゃなくて何かしらの決意を込めてもう戻ってこないとかの時に使うんや
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 12:38:29.61 ID:qcBQWZNyO
敬礼を謝罪だと思ってたのもそうだけど格好つけようとして滑るの凄い恥ずかしいな……普通の言葉つかえはいいのに
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 12:49:14.75 ID:IFBRtLMhO
賢者の孫と同じ物を感じる
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 13:02:37.45 ID:+gTsMklrO
>>225
普通に使うから。
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 13:06:34.64 ID:+gTsMklrO
わたしは台所を後にして、部屋に戻ると……
普通に書籍にある文章。『出て』って意味で使われてる。
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 13:45:39.56 ID:C0DogdYiO
うるさい外野やでほんま
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/01(日) 20:34:16.91 ID:zGtj11lH0
続き待ってます
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 22:31:11.87 ID:bmHL9lf+O
>>226なんか可哀想だから言っとくけど、敬礼と最敬礼は違う。最敬礼は頭下げるし、ちゃんと1の言ってるみたいに謝罪の意味もある。目上の人間に対して使うってのも合ってる。ただ 最大限 の謝罪って意味じゃなかったってことな?
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 23:00:47.27 ID:vW+DKsUkO
敬礼の上位が最敬礼だろ?
確かに敬礼(最敬礼)には謝意の意味もあるけど敬礼における謝意は「感謝する心」の方で謝罪の方の意味はないだろ
「礼をして敬う」んだぞ?
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 23:11:28.37 ID:haRa+hTzO
>>232
何か指摘がトンチンカンじゃね?
>>226が言ってる敬礼は文脈的に最敬礼のことだって見れば分かるでしょ……ってか目上の〜ってのはどっから出てきたのよ
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 00:40:01.87 ID:FWA+cIs70
そんなこといいから続きはよ
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 01:15:36.88 ID:TOit2Oaeo
今更だけどヘイト物ってそれだけでアンチが湧きやすいんだからサクッと短編で終わらせたほうがいいかもね
あとヘイト物はカタルシス得る前にエタるのもよくあるしなー
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 06:25:42.33 ID:DgMN6a8LO
言うほどヘイト物か?この程度じゃ言うほどじゃなくね
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 07:57:11.90 ID:nOvkVjyJO
なろうよ系ハーレム物に慣れた人はちょっとキツいこと言われただけでヘイトと感じてしまう軟弱メンタルだからね、仕方ないね
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/02(月) 18:18:47.91 ID:cfBUuGLP0
続き待ってます
240 : ◆IJfM0QLMGnst [saga]:2017/10/02(月) 20:55:17.32 ID:68mArPb90

すいません、実は一昨日の夜から高熱が出ているので治るまで書き込めません。申し訳ございません。
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 21:28:25.43 ID:7nSW/cpg0
ありゃりゃお大事に
のんびり待ってますよー
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 21:57:50.72 ID:+vGhDVOxO
お大事に
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 21:59:48.37 ID:IyLkyumYo
それでも毎日スレは見るってか
ネットなんかやってねーで寝ろ
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