ほむら「勇気の花がひらくとき」

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113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/23(金) 00:33:40.12 ID:7jB3kw+c0
更新無さすぎィ
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/03/04(日) 01:50:49.58 ID:qZxxyjzT0
キャアアアアア!!

「教室が変わってく…」「やだーなにこれー?」ザワザワ…


まどか「さやかちゃん、これって…」

さやか「間違いない、魔女の結界だよ」


和子「み、みんな落ち着いて…」オロオロ…

ほむら「みんな教室から出て!」

和子「あ、暁美さん?」

ほむら「先生も早く避難してください。急がないと」

和子「え、ええ…」

使い魔「ぶkdこcぬcd」アーン

ほむら「!…」バシッ

使い魔「!いっヴぉえvff…」ポテッ

和子「ひっ…!」

ほむら「…先生、早く避難を」

和子「み、みんな教室から出て!…ありがとう、暁美さん」タッタッタッ…

ワーワーキャーキャー!


ほむら「…皆、行ったわね」シュインッ!

さやか「ほ、ほむら」

ほむら「さやか、まどかのことを頼んだわよ」ヒュンッ…

さやか「ち、ちょっと!…もういない」

まどか「さ、さやかちゃん」

さやか「…行こう。大丈夫、あたしがみんなを護るから」
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/03/04(日) 02:06:22.38 ID:qZxxyjzT0
―――3年○組(マミのクラス)

使い魔「cづいbkqちゅqc」「bひえしbhbqhcjbq」ワラワラ…

「ひっ…いやぁ…!」「く、来るなぁ…!!」


マミ「下がりなさい!」ドガンッ!!


使い魔「いcdbhhくぇ©…」「うっじゅqwc…」シュゥゥ…

「た、助かった?」 「今のうちに逃げよ!」「うん!」タッタッタッ…


使い魔「びぃhdqbhd」「ybgひhdふいqぶう」ワラワラ…

マミ(キリがないわ!生徒達一人一人助けるなんてとても無理…。
   一刻も早く魔女を倒さないと…!)ドキャッ

マミ(…あそこが最深部ね。あそこから呪いのような、…いえ…、もっと明確な何かの意志を感じる)チラッ

使い魔「cbqセb」「kjbjンkckqwwセ」ワラワラ…

マミ(くっ、本当にキリがないわね。それに見られないようにすると動きが制限されて――)シュバッ!

マミ「しまっ…!」ギュルルルルル!

使い魔「bcでぃkdcbhbh」

マミ「むーっ!むーむむーっ!」
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/04(日) 09:08:15.04 ID:BwJXka0T0
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/03/10(土) 02:15:50.46 ID:tLvaqTE00
マミ「くっ…!…!?」ヒュパッ

マミ「ぷはっ…、さ、佐倉さん」

杏子「なっさけねーな、マミ」

マミ「どうしてここへ…?」

杏子「キュゥべえに呼ばれてな。織莉子がここにいるって来てみたら、結界が張られたんだよ」

マミ「織莉子?」

杏子「白い魔法少女だ。そいつには、ちょっと借りがあるんだよ」

マミ「そうだったの…」
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/03/10(土) 02:28:49.68 ID:tLvaqTE00
ゆま「キョーコー!」

杏子マミ「!?」

マミ「あ、貴女は」

杏子「ゆ、ゆま!?おま、何でここに」

ゆま「キュゥべえがね、ゆまにできることをすればいいって言ってたの。
   …独りぼっちで待つのは嫌だから、できないから…、…キョーコを探しに来たの!」

杏子「お前…、…そうだよな。独りぼっちは…、寂しいもんな。いいよ、一緒にいてやるよ、ゆま」ギュ

ゆま「うん!」ギュッ!

マミ「…」ニコニコ

杏子「…はっ!な、何見てんだコラ、さっさと行くぞ!!」バッ

ゆま「そうだ、マミおねえちゃん、痛いところある?ゆまが直すよ」

マミ「大丈夫よ。ありがとう」ニコッ
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/03/10(土) 02:40:02.89 ID:tLvaqTE00
ほむら「…」

ほむら「(キュゥべえ、貴方千歳ゆまにも声をかけたの?)」

QB2「(…いや、まだ経験の浅い彼女をここに連れてくるのは僕もよくないと思ってる。
    大方、他のインキュベーターが杏子の魔女化の切っ掛けにしようとして来させたんだろう)」

ほむら「(とりあえず、貴方の仕業ではないのね。安心したわ)」スタスタ


マミ「!あ、暁美さん!」

杏子「杏子「よう。ほむら」

ほむら「杏子。あなた達も来たのね」

杏子「まあな。ん?ボンクラはどうした?」

ほむら「別行動よ」

杏子「なるほど、足手まといは置いてきたと」

ほむら「そんなこと言ってないわ。それより、早く織莉子たちの元にいきましょう」タッ

杏子「へっ、わかってるっつーの」タッ

マミ「ふふ、じゃあ行きましょうか」タッ

ゆま「あー、待ってー!」タッ
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/03/10(土) 03:02:57.24 ID:tLvaqTE00
―――――同時刻 2階廊下

さやか「ふっ、はっ!」ザン!ザン!

使い魔「んjq;qdjkjん;」「んじょdj;んkj;q」ワラワラ

ズズズズ―――…

まどか「さやかちゃん、結界がどんどん広がってくよ…!」

さやか「はぁ、はぁ…、うん、使い魔たちの数もかなり増えてきた…」

まどか「…ほむらちゃん達、大丈夫かな…」プルプル

さやか「…ぷっ、なーに辛気臭い顔してんのさまどか!あいつだけじゃない、マミさんだっている!
    大丈夫だよ!…だからさ、震えないでよ。あんたの騎士様に怒られちゃうじゃん」

まどか「ふええっ!?べ、別にほむらちゃんのことを私は…」ドギマギ

さやか「…フフッ」チャキッ

さやか(ほむら…、あんた、絶対に戻ってきなさいよ…!)
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/03/10(土) 03:11:13.62 ID:tLvaqTE00
――――結界 最深部

ほむら「…」



織莉子「ようこそ」

キリカ「…あれ、君一人だけ?」

織莉子「いいのよキリカ、そのうちに来るでしょう」



ほむら「この魔女結界を解いてもらえないかしら」

織莉子「何の話かしら?」

ほむら「…」ス…

織莉子「時を止めて爆撃を起こしても無駄よ」

ほむら「…流石ね」
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/03/10(土) 03:30:08.74 ID:tLvaqTE00
織莉子「貴女のこと知っているわ。あの場所にいた子…。
    …世界の終末に」

ほむら「…予知能力を持つ貴女なら、もう私の正体もわかるはずよ」

織莉子「…一つ質問をさせて頂戴。何度繰り返したの?あと何度繰り返すの?
    貴女が歩いた昏い道に、望んだものに似た景色はあった?
    時間遡行者、暁美ほむら」

ほむら「…何度繰り返したかなんて、もう忘れたわ。望んだ景色も一度も見れてない。
    …でも、もう繰り返すことはないわ」

織莉子「…どういうことかしら」

ほむら「道が昏いなら自ら陽を灯す。…それに、彼女の苦しむ姿をもう作りたくないから…」

織莉子「…随分と強い目をお持ちのようだけど…、今まで違う道に逃げ続けてきた貴女が、私達に敵うと思わないで」ス…

ほむら「…そろそろ…、私は一人ではなくなる」
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/03/10(土) 03:36:56.95 ID:tLvaqTE00
杏子「おいほむら、何一人で先に行ってやがんだ」

ほむら「ごめんなさい、一度対話を求めようとしたのだけど」

マミ「もう、一人で勝手な行動は控えてちょうだい」

ゆま「先行っちゃうからびっくりしちゃったよー」

杏子「…さて、と…」クルッ

キリカ「ふむ、四対二か。分が悪いね」

マミ「降参するなら今の内よ」

杏子「アタシは許さねーけどな」

織莉子「ご安心を。元々そのつもりだから」…ヴォン…
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/10(土) 13:38:46.71 ID:0K0L5TGX0
更新きたー
おつです
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/11(日) 02:01:33.74 ID:6/qt75Z10
マミ「させないわ!」ドガガガガガガガ―――――…!!!!

キリカ「ははっ!」キンキンキン―――…!!

マミ(全部の弾を弾かれた!?)

織莉子「ありがとう、キリカ」

キリカ「どういたしまして」

杏子「ちぃっ…!ゆま!!」ダッ、ジャラ―…

ゆま「うん!」ダッ

杏子「おらおらおらおらぁ!!」ブンブンブンブン―――…!!

ゆま「てやあ!!」ドーン!

杏子「喰らえ!」ブンッ!!

キリカ「フフッ…」キィン!

杏子「テメェ…!」ギリ…

キリカ「残念。織莉子には届かないよ」
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/11(日) 02:15:53.33 ID:6/qt75Z10
ほむら「…!」ダァン!ダァン!―――…

キリカ「はぁ…」キンキンキン―――…!!

ほむら「…流石だわ」

キリカ「まったく…、後ろから狙うなんてひどいじゃないか」

杏子「呑気にお話してんじゃねえ!!」ダダダダダ―――…

織莉子「…!」

杏子「オラァッ!!!」グワッ

キリカ「…」キィン!

杏子「てめぇまた…」ギギギ…

キリカ「…たな…」ボソ…

杏子「あ…?」

キリカ「よくも織莉子に攻撃しようとしたな…!!」ギロッ、ジャキィン

マミ(!?…さっき感じた気配…、…まさか…?)

杏子「…ちぃっ、だらああああああああああ!!!!!」ブンブンブン―――…!!

キリカ「うおああああああああああ!!!!!」ガンッダンッジャギャンッ―――…!!!…グサッ

杏子「ぐぅっ…!!!」ヨロヨロ

ゆま「キョーコ!!」タッ

マミ「佐倉さん!!」タッ

ほむら「…」カシャンッ
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/11(日) 02:20:56.37 ID:6/qt75Z10
キリカ「はぁはぁ…、うぅ…」ヨロ…

織莉子「キリカ!」タッ

キリカ「平気…、これくらいなんてことないよ…」

織莉子「動ける…?」

キリカ「大丈夫だって。…でも、このままじゃ勝てないね」

織莉子「いいえ、勝てるわ。私とあなたなら」

キリカ「…フフッ…、そうだね。私が魔法少女をやめれば、きっと勝てる筈だ」

織莉子「え…、ダメよ!そんなことしたら…」

キリカ「大丈夫。私は何があっても、織莉子を護るよ」

織莉子「キリカ…」

キリカ「急ごう。さっきの一撃で結界の崩壊が始まってしまった」

織莉子「…ええ、必ず勝ちましょう。私達は救世を成し遂げなければならないのだから」キッ
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/11(日) 02:35:39.29 ID:6/qt75Z10
ほむら(…そろそろキリカが仕掛けに入るころかしら…)

グニャグニャ…ゴゴゴゴ…

マミ「結界の様子がおかしいわ…」

杏子「何つーか…、崩れ始めてきたな…」ポリポリ…

ゆま「キョーコ、あの黒いお姉ちゃん、なんだかさっきよりも怖い…」ギュッ

杏子「ゆま…。…大丈夫だよ、あんな奴、とっととブッ飛ばしてやらぁ!」ポン


キリカ「お喋りとは余裕だね客人!」ザッ!

ほむら「ハッ!」キィン!

キリカ「君は…!」ギギギ…

ほむら「私が相手よ」バッ

キリカ「…ハハッ、そんな物でかい?ふざけるのも大概にしておくれよ」

ほむら「一度試してみたかったのよ、ゴルフクラブと鉤爪、どっちが強いのかしら」

キリカ「…ぷっ、あははっ!客人はおもしろい事を言うねえ…」チャッチャッ

ほむら「…」グッ

キリカ「もちろん…、私の爪だよ!!」ニヤァッ…、ダッ!!
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/11(日) 02:43:59.65 ID:6/qt75Z10
ほむら「(呉キリカの相手は私がする。あなた達は美国織莉子を!)」ダッ

マミ「(わかったわ!)」ダッ

杏子「言われなくても最初からそのつもりだあああああ!!」ダダダダダダダ―――…!!

ゆま「行くぞおー!」タッ


織莉子「…」ポロ…

ゆま「やあっ!…泣いてるの?」ブワ…、キョトン

織莉子「哀れな子達…。真実を知らずに、あの嘘吐きの思うままに動かされて」

杏子「ああ…?何言ってんだてめえ!」

織莉子「前に進むことしか知らない貴女達は、やがて自分の愚かさを呪うでしょう」

マミ「一体何のことよ!」

織莉子「魔法少女の行く末。その真実に、あなた達は絶望せずにいられるかしら」

杏子「魔法少女の行く末…」

マミ「真実…、絶望…?」

ゆま「…なんなの、それ」
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/11(日) 03:01:18.85 ID:6/qt75Z10
ほむら「くっ、はっ――…!」キィン!キィン!―――…

キリカ「ハハハハハハハハハ――――…!!」キィン!キィン!―――…

ほむら(くっ、やっぱりキリカの爪と渡り合うには私は弱すぎる…!)

キリカ「ラああああああああああああっ!!!!」ザシュッ

ほむら「うああっ…!!!」ヨロッ…

キリカ「さあ…、終わりにしようか」スッ…

ほむら(…ここで終わりじゃないわ…。私は…、皆を…!!)パァアアア…!スクッ

キリカ「…」ス…

ほむら「…え?」

キリカ「どうやら勝負はついたみたいだ」フフ…
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/11(日) 03:05:54.50 ID:6/qt75Z10
マミ「…」

杏子「…」

ほむら「貴女達…」

杏子「…おい、ほむら」

マミ「魔法少女が魔女になるって、本当なの?」
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/11(日) 03:18:03.87 ID:6/qt75Z10
ほむら「…ごめんなさい」

織莉子「魔法少女の真実。それは、敵としていた者が未来の自身だということ」

マミ「嘘よね…、暁美さん…」フラ・・・

ソウルジェム『…』ゾゾゾ―――…

ほむら「マミさん…」

マミ「私がしてきたことって…、…人殺しだったの?」ヘタ…

織莉子「哀れな子。真実に押しつぶされ、立ち止まってしまった」

杏子「…おらああああああ!!」ダダダダダダ―――…!!

キリカ「ハハッ!」ドッ!

杏子「がっ…!」ドサッ

織莉子「例え立ち止まらなくても、心乱されまともに戦うことすら出来ない」

ゆま「キョーコ!マミおねえちゃん!」

織莉子「そして真実を受け入れなお、違う道に逃げるもの。暁美ほむら、貴女はあと何度繰り返す気なのかしら」

ほむら「…言ったはずよ、もう繰り返さないって…。
    私の目的は、まどかを、この世界を、皆を…、守ってみせることよ」

織莉子「…なら、自分の出した答えの矛盾に永遠に葛藤し続けるがいいわ!!」

ほむら「…」ス…
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/11(日) 03:34:46.28 ID:6/qt75Z10
ゆま「待ってて、すぐ治すから!」

杏子「…もういい。やめろ、ゆま、お前だけでも逃げろ」

ゆま「え…?」

マミ「そうね…、魔法少女は魔女になる…」ポロ…

杏子「結局、騙されたアタシたちがバカだったてことだよ…」ハハ…

ゆま「でも、傷が…」

マミ「傷を治して何になるって言うの?ソウルジェムが魔女を生むなら…、死ぬしかないじゃない…!!」ポロポロ…

ゆま「…」
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/11(日) 03:56:07.99 ID:6/qt75Z10
ゆま「そんなの、いやだ!」パァアアア――…

マミ「傷が…、治ってる…」

杏子「ゆま…?」

ゆま「ゆまはママにいじめられたとき、死んじゃった方がいいっていつも考えてたよ。
   でも魔女に襲われた時、死にたくないって、全然反対のこと思った。
   毎日怖くて辛かったけど…、それでも生きたかった。
   諦めないで、必死に生きようとしたんだ。そしたらね、キョーコに逢えた」

杏子「ゆま…」

マミ「でも…、でもいつか私達は魔女になるのよ…!?」

ゆま「いつかはいまじゃないよ」

杏マミ「…!」

ゆま「それに、ほむらおねえちゃんは諦めてないよ」クルッ


キリカ「くっ、うっ――!!」キィン!キィン!――…

ほむら「ふっ、はっ―――!!」キィン!キィン!―――…

織莉子(…おかしい。何故、彼女は諦めないの。仲間も、勝機も失くなっていたはずなのに)

キリカ(くっ…、何故だ、さっきとはまるで別人じゃないか)キィン!キィン!――…

ほむら「ふっ、はっ―――!!」キィン!キィン!―――…、キラキラ―――…

ソウルジェム『…』キラキラ―――…

織莉子「!?何故ソウルジェムが輝いて…?」オロオロ…

キリカ「うぐぐ…、でえりゃああああああああああああ!!!!」ズシャァッ

ほむら「ぐあぁっ…!!…まだよ、まだ…、終わってない…」ヨロ…、パァアアア…
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/11(日) 04:06:01.58 ID:6/qt75Z10
ゆま「諦めた方が楽なのに、それでもほむらおねえちゃんは諦めない
   マミおねえちゃんもキョーコも、その「いつか」に脅えて何もかも諦めるの?
   生きることも、進むことも、戦うことも」

杏マミ「…」

ゆま「ゆまは諦めない。魔女にもなりたくない。だから、生きるために戦うよ。
   二人は、ほんとうに諦めて死ぬの?」


ほむら「かはっ…!」キィン!カランカラン…

織莉子「終わりよ。暁美ほむら」

ほむら「はぁ…、はぁ…、まだ、まだよ…」パァアアア…、グッ、チャキッ

織莉子「そんな銃一丁と折れたゴルフクラブで何をしようというの?貴女が進む道に、救いなど無いわ」

ほむら「そうかもしれないわ…、でも、それでも私は…、諦めない…、諦めたくない…!!!」ヨロヨロ…

織莉子「残念よ。最後は、せめて安らかに」ヴォン…

キリカ「さよなら」ジャキ…

ほむら「…」ニッ
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/11(日) 04:17:17.00 ID:6/qt75Z10
マミ「フッ!」タッ…、シュイィィン…

マスケット銃『』ジャキンッジャキンッジャキンッジャキンッジャキンッ―――――…


織莉キリ「――!?」

マミ「暁美さん!離れて!」

織莉子・キリカ「!」バッ!

マミ「ハッ!」ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ―――――…!!!!

織莉子「巴マミ…!」


杏子「だらあああああああああ」ブンブンブンブンッ!!


織莉子「―――」

キリカ「織莉子!」ギィン!!

杏子「ちっ…!」ギギギ…

キリカ「佐倉、杏子…!」ギギギ…

杏子「アタシらしくねーな。ガキに説教されるなんて」バッ

マミ「ソウルジェムは魔女を生む。そして私達の本体はそのソウルジェム…。…それが、なんだっていうのかしらね」スタッ

織莉子(バカな…、どうして立ち上がれる…。真の恐怖を識らない彼女達が…、…まさか…)チラッ


ゆま「ほむらおねえちゃん、大丈夫?」パァアアア―――…

ほむら「…ありがとう」ニコッ


織莉子(千歳ゆま…、あんな子供の言葉で…!?)

マミ「QBのやつ、後で詳しく聞かせてもらわないと」

杏子「だが、まずは先にあいつらを…」

マミ「そうね、さっきのお礼を」

マミ杏「返させて貰う!!」ダッ!!
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/11(日) 07:00:46.81 ID:5Vhlz/0Q0
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/11(日) 12:59:45.26 ID:HrIwh3Mk0
熱いね 乙
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/29(火) 01:14:04.08 ID:9g7Yj4570
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