ゼルエル「私が死んだという事でガヴリールに伝えてほしい」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/09/27(水) 01:27:49.56 ID:cmw3XUt80
ゼルエル「ガヴリールに伝えてほしい」

ラフィエル「えっと……突然どうしましたのでしょうか?」

ゼルエル「突然で済まない……まずは経緯から説明しようか」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1506443269
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/09/27(水) 01:28:32.03 ID:cmw3XUt80
ゼルエル「ガヴリールを以前天界に連れて帰ったことがあるだろう」

ラフィエル「はい……」

ゼルエル「あの時のガヴリールは私を拒絶していたと見えた」

ラフィエル「ゼルエルさんに拒絶というか、天界に帰ることが一番嫌だったのだと……」

ゼルエル「まあ……私はガヴリールに嫌われているのかなと思った」

ゼルエル「そこで私が死んだ事にしてみたらどう行動するか気になった」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/09/27(水) 01:29:01.97 ID:cmw3XUt80
ラフィエル「はあ……」

ゼルエル「こんな事はガヴリールの友人でもあるお前しか頼めないと思ってな、この通りだ」ドゲザ

ラフィエル「そこまでしなくても……でも……分かりました」

ゼルエル「すまない、ありがとう」

ラフィエル「ゼルエルさんはどうなさるのですか?」

ゼルエル「私は千里眼でガヴリールの行動を観察する」

ゼルエル「頃合いが来たらガヴリールに全部話そうと思う」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/09/27(水) 01:41:23.81 ID:cmw3XUt80
ラフィエル(所謂ドッキリみたいなものですね……これはとても面白そうなことになりそうです!)ワクワク

ゼルエル「少なくともあの頃のガヴリールの面影でも…」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 01:49:06.88 ID:Mmsz9+vD0
これは期待ですわ
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 06:42:59.33 ID:ccz58OEpo
躊躇なくラッパ吹いたりしてな
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 07:09:58.41 ID:a4kZ189DO
あっそ、の一言で片付けたりはせんよなぁ・・・
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/09/27(水) 14:57:43.55 ID:cmw3XUt80
翌朝――


ラフィエル(ですが、とりあえずどうすればいいのでしょうかね……)

ラフィエル(う〜ん……どのタイミングで言えば……)

ラフィエル(悩んでも仕方が無いです、ガヴちゃんが来たら言いましょう)

ゼルエル(ラフィエル、聞こえるか)

ラフィエル「あれ? ゼルエルさんの声……どこでしょうか」

ゼルエル(テレパシー的な物で直接語りかけている、ラフィエルも思うだけで私に通じるから話さなくても大丈夫だ)

ラフィエル「は、はい……」

ラフィエル(これではうかつな事すら……)

ゼルエル(うかつな事? どういう事だ?)

ラフィエル(いえいえ、何でもないです)アセアセ
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/09/27(水) 20:16:35.40 ID:cmw3XUt80
ゼルエル(これで何かあれば指示する……頼んだぞ)

ラフィエル(わかりしました)

ゼルエル(……ガヴリール)

ラフィエル(ゼルエルさん……)

ゼルエル(今のガヴリールだったら何をしでかすか、お姉ちゃんは心配で心配で夜も眠れないよ☆)

ラヴィエル(……あの……ゼルエルさん?)

ゼルエル(ん? なんだ?)

ラフィエル(もしかして、このテレパシー的な物ってゼルエルさんの心の声も丸聞こえになっているのでは……)

ゼルエル(なっ……さっきの聞こえていたのか……)

ラフィエル(は、はい……)

ゼルエル(……)

ゼルエル(コホン、とにかく必要の都度ラフィエルにつなぐからな)

ラフィエル(はい……)

ゼルエル(まあ朝からいきなりすまなかったな、では頼んだぞ)

ラフィエル(了解です♪)
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/27(水) 20:28:08.40 ID:cmw3XUt80
学校 朝――


ラフィエル「ガヴちゃんは相変わらずまだ来ませんね」

ヴィーネ「まったく、何をしているのよ……早く来ないとホームルーム始まっちゃうわよ」

ラフィエル(とにかくまずはガヴちゃんに伝えないといけませんね)

ガララ

ラフィエル「!」

サターニャ「待たせたわね!」

ラフィエル「サターニャさんでしたか……」

サターニャ「何よ、そのガッカリそうな反応は」

ヴィーネ「ラフィ、ガヴに用事あるの?」

ラフィエル「まあ……そうですね」





ゼルエル(遅刻……おのれガヴリール……)
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/27(水) 21:22:29.05 ID:cmw3XUt80
お昼休み――


ガララ

ガヴリール「ふぁ〜……おはよ」

ヴィーネ「もうお昼よ……」

ラフィエル「あのガヴちゃん、大切話があるのでちょっとこちらに来てもらえないですか?」

ガヴリール「ん? 別にいいけど」

サターニャ「話って何? 私も聞かせなさいよ」

ラフィエル「いえ、さすがにサターニャさんにも話すのはちょっとですね……」

ヴィーネ「サターニャもここで大人しく待つ、いいわね」

サターニャ「ぐぬぬ……」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/27(水) 23:16:09.33 ID:cmw3XUt80
屋上――


ガヴリール「話ってなんだ?」

ラフィエル「ガヴちゃんは話はいっていますか?」

ガヴリール「ん? 何の話?」

ラフィエル「ガヴリールのお姉さん……ゼルエルさんが亡くなったという話です」

ガヴリール「……」

ガヴリール「は?」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/28(木) 20:33:37.27 ID:9aC5hBp+0
ガヴリール「ラフィ、いくら悪戯でも限度があるぞ」

ラフィエル「……」ジー

ガヴリール「……」

ラフィエル「……」ジー

ガヴリール「本当?」

ラフィエル「はい……」

ガヴリール「……」

ラフィエル「……」

ガヴリール「まっ、どうでもいいわ」

ラフィエル(はい?)
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/28(木) 21:35:11.24 ID:9aC5hBp+0


ゼルエル(……)ポカーン

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 22:00:21.81 ID:SEXhyB++0
これは堕天使ガヴリール
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 14:13:27.43 ID:fy9ZS5FwO
平気そうに振舞ってても帰宅したあと1人で枕濡らしてそう
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/29(金) 19:58:38.21 ID:Vq0qsGb90
ラフィエル(確か、ゼルエルさんは千里眼で見ているのですよね……)

ラフィエル(ではさっきの反応も……もしかしたら見ているかもしれない、という事ですよね)

ラフィエル(……)

ライフェル(なんというか……ゼルエルさん、ドンマイです♪)
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 20:28:54.20 ID:tWh8gz8Wo
ハニエルのこと何も言わないのかよ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/30(土) 13:40:48.55 ID:solUgUNx0
ガヴリール「監視の目が無くなったから楽だわ」

ガヴリール「……」

ガヴリール「でさ」

ラフィエル「何でしょうか?」

ガヴリール「なんで私には直接連絡ないのかな」

ラフィエル(ゼルエルさん……大ポカですよ)

ガヴリール「ゼルエル姉さんは優秀な天使、私みたいな下界で堕落した天使は汚点でどうでもいいのかな……」

ラフィエル(あら?)

ガヴリール「家族から……見捨てられたのかな……」

ラフィエル(ちょっと違った方向に行っていますね……)

ガヴリール「……で、それだけ?」

ラフィエル「え? は、はい」

ガヴリール「じゃあ……気分すぐれないから帰るわ……」

ラフィエル「は、はい……」

ラフィエル「ゼルエルさん……見ているのでしょうかね……」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/30(土) 14:01:35.04 ID:solUgUNx0
ラフィエル「一応ゼルエルさんにこれからどうするか、帰ってから聞きましょうかね……」

ラフィエル「……でもゼルエルさんはどこにいるのでしょうか?」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/30(土) 20:32:45.69 ID:solUgUNx0
――――――――――
――――――――

教室――

ガララ

ヴィーネ「あらラフィ、ガヴと何かあったの?」

サターニャ「やっぱ帰るって言って聞かないし、明日実家に帰るって言っていたわよ」

ラフィエル「明日実家に帰るんですか!?」

ヴィーネ「え、ええ、そういっていたわ……」

ラフィエル「そう、ですか……」

ヴィーネ「ねえ、本当に何もなかったの?」

ラフィエル「何もないですよ♪」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/30(土) 21:04:54.88 ID:solUgUNx0
ラフィエル宅――

ラフィエル「ただいま〜……ふぅ」

ゼルエル「ラフィエルぅー」ダバー

ラフィエル「え? ゼルエルさん!?」

ゼルエル「ガヴリールが、ガヴリールがぁ!」ブンブン

ラフィエル「ちょっと落ち着いてください、揺らさないでください」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/03(火) 06:20:38.54 ID:bH9+gqao0
続きはよ
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 18:42:18.29 ID:arEFig+R0
続きはよ
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/05(木) 23:02:37.50 ID:mx7AXjbK0
ゼルエル「落ちついていられるか! 『まっ、どうでもいいわ』だぞ!」

ラフィエル「とにかく落ち着いてください! ガヴちゃんは明日実家に帰るそうですよ!」

ゼルエル「実家? 私の死に顔を見て笑いに来ただけだろうな!」ハハハ

ラフィエル「ゼルエルさん、ひねくれないでくださいよ」

ゼルエル「どうしろと! 葬式でも開くか」ハハハ

ラフィエル「……それです! それです、ゼルエルさん!」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/05(木) 23:09:47.74 ID:mx7AXjbK0
ゼルエル「私に死ねと?」ギロッ

ラフィエル「っ、違います」アセアセ

ラフィエル「ゼルエルさんは出来るだけ呼吸しない様に棺の中で横になっているだけでいいのです」

ラフィエル「そこでガヴちゃんが来た時の様子を観察したらきっとガヴちゃんの淀みない真実が見えると思いますよ」

ゼルエル「大がかりだな」

ラフィエル「準備は白羽家に任せてください、簡易的な物でしたらすぐ準備します」

ゼルエル「……では頼めるか」

ラフィエル「はい♪ では早速準備に取り掛かりますね」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/05(木) 23:21:37.44 ID:mx7AXjbK0
ガヴリール宅――


ガヴリール「……」ゴソゴソ

ガヴリール「……」ゴソゴソ

ガヴリール「……」ペラペラ

ガヴリール「……」

ガヴリール「見つけた……」

28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/06(金) 17:56:44.64 ID:2XFxyt++0
翌日
ガヴリール実家――


ラフィエル「よし、これで準備できました」

マルティエル「こちらも準備完了です、お嬢様」

ハニエル「なんでガヴお姉ちゃんに嘘をつくの? 嘘ついちゃだめじゃないの?」

ゼルエル「いや、これはガヴリールの真実を見抜くために必要な事だ、お願いハニエル」

ハニエル「うん……わかった」

ラフィエル「さてと……確かご両親は出張でおられないのですか?」

ゼルエル「ああ、そこを怪しまれたら一番痛いが……」

ラフィエル(昨日のガヴちゃんの反応からして、もしかして怪しむかもしれませんが……)
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/06(金) 21:52:19.60 ID:2XFxyt++0
ハニエル「う〜ん……わたしはガヴお姉ちゃんが来たらないたらいいの?」

ゼルエル「んー……まあ、それでお願いできるかな?」

ハニエル「うん!」

ラフィエル「では私たちはガヴちゃんに気付かれない様に外で待機しましょうか」

マルティエル「承知致しました」パシャパシャ

ラフィエル「……いつの間にカメラなんて持ってきたのでしょうかねー、これは没収でーす♪」

マルティエル「あぁぁ……」ガックシ
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/10(火) 12:13:53.07 ID:LqVtTexk0
――――――――――
――――――――


ガチャ

ガヴリール「ただいまー」

ハニエル「ガヴお姉ちゃん……」ウルウル

ガヴリール「ハニエル……大丈夫か?」

ハニエル「セルお姉ちゃんがぁ……」ポロポロ

ガヴリール「大丈夫……大丈夫……」ナデナデ

ガヴリール「……」ナデナデ

ガヴリール「私が何とかするから」ニコッ
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/10(火) 12:34:18.68 ID:Cgy3dYd2o
笑う場面じゃないのは分かるけどセルお姉ちゃんは反則だと思うんだ
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/12(木) 18:52:33.10 ID:yq+isLxU0
ゼルエル(何笑っているのだガヴリール! 私が死んだ事をやっぱり笑いに来たのか!)


ガチャ


ゼルエル(入ってきた、平常心……平常心……)
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/12(木) 19:01:13.03 ID:yq+isLxU0
ガヴリール「……」スワリコミ

ガヴリール「ゼルエル姉さん……」

ガヴリール「……」

ガヴリール「なんで死んじゃったの?」

ガヴリール「事故? 事件? 何かの争い?」

ガヴリール「……何なの?」

ゼルエル(独り言長いな)

ゼルエル(それにしても目を瞑りっぱなしでは分からんな……ばれない様に千里眼を……)

ガヴリール「ゼルエル姉さん・……でもね……」

ガヴリール「安心して」ニコッ

ゼルエル(?)

ガヴリール「私が助けてあげる……ふふっ」

ゼルエル(助けるとは……何をする気だ?)
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/12(木) 19:21:08.87 ID:yq+isLxU0
ガヴリール「私が……姉さんを助けるんだ……ふふふっ」

ゼルエル(おーいガヴリール、笑い方が不穏だぞ)

ガヴリール「天使的には禁忌だとしても……」

ガヴリール「私がゼルエル姉さんを助けるんだ……ふふっ」

ゼルエル(おーい、何か変な単語が聞こえた気がするが何をするつもりだ?)
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/14(土) 16:56:47.13 ID:UWxabiX10
続きはよ
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/14(土) 23:09:03.94 ID:8gC4IEdB0
――――――――――
――――――――

ガヴリール実家裏庭


ラフィエル「では、この監視カメラでガヴちゃんがどのような行動をとるか見てみましょう」

マルティエル「さすがの用意ですねお嬢様、やはりお嬢様の本質は私と」

ラフィエル「そのふざけた事言う口を今すぐ閉めてくださーい♪」ニコッ

マルティエル「あぁ、いいです」ゾクゾク

ラフィエル「……画面はっと……映りましたね……あら、ガヴちゃんもう来ていますね」

マルティエル「ゼルエル様を前にして涙一つこぼしていないですね」

ラフィエル「というより目が死んでいるように見えますが……」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/14(土) 23:12:30.96 ID:8gC4IEdB0
――――――――――

ガヴリール「私の命を……ゼルエル姉さんに分けるんだ……」

ガヴリール「そうすれば私とゼルエル姉さんが一緒になってずっとゼルエル姉さんのそばに居られるよ」

ガヴリール「ふふっ……あはは」

ゼルエル(うん、それ天使的にもすごくアレな禁忌だ)

ガヴリール「姉さん知ってる? 天使学校の教科書にそのやり方を知らずにさせないためにもあえて教科書そのやり方を乗せているんだよ」

ゼルエル(それは本当か、あとからこの教科書作った所に厳重注意をしなくてはいけないな!)
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/16(月) 07:25:57.80 ID:uXcHkRQ6O
期待
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/16(月) 14:11:26.31 ID:TXCE8Hbc0
ガヴリール「じゃあ……準備するからね」ニコッ

ガヴリール「私が姉さんを救う……ふふふっ」ニヤニヤ

テクテクゴソゴソ

ゼルエル「……」

ゼルエル(なんかちょっとガヴリールがアレな事になって来たな)

ゼルエル(でもガヴリールがそうなるほど私の事を思っているなんて感激だ!)

ゼルエル(さてと……)

ゼルエル(どのタイミングでネタバレしようか……)
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/18(水) 06:14:19.07 ID:bnYqyvbt0
病みガヴ可愛い
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/18(水) 21:39:45.82 ID:4/mkZlet0
ガヴリール「あっ、それと……」スッ

ゼルエル(?)

ガヴリール「スンスン」

ゼルエル(ガヴリール、私を匂ってどうかしたー)

ガヴリール「あぁ、ゼルエル姉さんの匂い……いい匂い……この匂いと一緒になるんだぁ」ゾクゾク

ガヴリール「スンスン」

ゼルエル(……)

ゼルエル(ガヴリールが変な性癖の扉をこじ開けた……)

ゼルエル(だがっ! ここは我慢だ!)
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