【ダンガンロンパ】我は汝の心の海より出でし者【ペルソナ】

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/27(水) 16:20:52.67 ID:yM38PEHQO
*ダンガンロンパの人物たちがペルソナ使って戦ったり、青春を謳歌するスレ

*安価とコンマ

*戦闘に関しては基本P3の時の主人公だけ操作する感じで指定したい時は安価をとってもらう感じでさっくりと雑に

*その他の詳しいルールについては必要に応じて追記

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1506496852
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/27(水) 16:23:24.73 ID:yM38PEHQO
初めに主人公を決めます

↓〜↓3まで
コンマが一番大きい人物(無印、2、V3のキャラ)
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 16:25:15.40 ID:CpZDkf2ho
不二咲
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 16:34:46.67 ID:Oy9QtuwL0
最原
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 16:35:44.85 ID:wVhv8l+bO
東条
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/27(水) 16:39:19.75 ID:HjpSZKRJO
主人公はキルミーに決定
ペルソナなくても戦闘力高そう

次、使用ペルソナについて

1.アーサー王伝説から
2.○○モチーフで(詳細指定)
3.覚醒する時にその場で決めたい

↓〜↓3まで、コンマが大きいもので決定
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 16:48:59.31 ID:/QOSghqa0
都市伝説(トンカラトンやアンサー、ムラサキカガミみたいな)
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 16:49:09.24 ID:odr46QRG0
3
酉付けないの?
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 16:49:49.88 ID:wVhv8l+bO
>>7
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 16:55:10.05 ID:HjpSZKRJO
では、使用ペルソナは都市伝説系で

東条の初期使用ペルソナだけ都市伝説系から安価で決めたいと思います
↓〜↓3までコンマが大きいので決定

酉は後で考えます

プロローグはまた夜に投下しに来ます
本格スタート(安価が出始める)のは明日の昼から夕方にかけてになると思われます
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 16:57:18.14 ID:odr46QRG0
アンサー
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 16:59:54.04 ID:p0KX3uNe0
赤マント(アルカナをつけるなら愚者で)
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 17:28:08.49 ID:p0KX3uNe0
30分経ったし、アンサーでいいんじゃない?

アルカナの振り当てとかもするの?

安価下
14 : ◆Yo2BNQTFGkJD [sage]:2017/09/27(水) 18:52:31.01 ID:oUczQOL1O
東条のペルソナはアンサーでいきたいと思います
アルカナは主人公なので愚者です

他、仲間になる人物については一部を除き安価でフラグ立てを行いますが、仲間の対応アルカナなどはこちらで勝手に決めます

この後からプロローグですが、先程も言いました様に夜になります
15 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:23:08.56 ID:lc4VlieR0
>……

>……

>……

――ねえ、知ってる?

――最近噂になってるんだけど

――この辺、『出る』んだって

――出るって……何が?




――『ドッペルゲンガー』
16 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:25:12.60 ID:lc4VlieR0
>4/11(月) 晴



『次は才囚学園前、才囚学園前……』


>……いけない、どうやら少し転寝をしていたようだ

>何時もならこんな事は無いのだけれど、新生活が始まって柄にも無く疲れているのだろうか……?

>もう少し、気を引き締めなければ……

>……駅を降りよう




*才囚学園前


>【才囚学園】――

>将来有望と見込まれた【才能】を持つ生徒が集められた学園

>私はその才囚学園で【超高校級のメイド】という肩書で勉学に励む生徒の一人だ

>アルバイトで始めたメイド稼業だったが、その成果・実績が認められて今この場所にいるのだと思うと、とても名誉なことだと思う

>今日も一日、仕える者としての責務を果たさねば……


>……
17 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:27:58.57 ID:lc4VlieR0
*教室


>教室の中は誰もいない

>当たり前だ。だって、誰よりも早く登校するように心がけているのだから

>クラスメイトたちが来る前に、教室の中を掃除し、机を拭き、花瓶の水を取り替える

>それが、私の一日の始まりになる

>最も、学校がある日は前日の放課後に掃除をしているのだから、それほど汚れている訳でもないのだけれど


東条「……あら?」


>私の机の近くに、白い本が落ちている

>タイトルは……何も書かれていない


パラパラパラパラ……


>それどころか、中身まで真っ白だ

>装丁はハードカバーでしっかりしているけれど、本というよりはノートか日記帳の類なのだろうか?

>新品のようだし落とし主に届けないと



女生徒「おはよう! 東条さんいつも早いね」

東条「赤松さん、おはよう。そういう貴女も早いわね。もしかしなくとも、授業が始まるまで研究室でピアノを弾く気なのかしら?」

赤松「えへへ……うん、そんなところ」


>彼女は【赤松楓】さん。【超高校級のピアニスト】

>私のクラスメイトのひとりだ


東条「その前に、ちょっといいかしら。赤松さん」

赤松「うん? どうしたの?」

東条「この本……いえ、日記帳なのかしら? これって赤松さんの物では……?」

赤松「本? いや、違うよ。私の物では無いかな」

東条「そう。じゃあ、誰の物か見当はついたりするかしら?」

赤松「うーん……見覚え無い代物だなぁ。落とし物なの?」

東条「ええ。私の机の近くに落ちていたの」

赤松「となると、東条さんの席の付近の人の物なんじゃないのかな?」

東条「そうかもしれないわね。登校して来たら聞いてみる事にするわ。ごめんなさい、貴重な時間を取らせてしまって」

赤松「ううん、そんな事ないよ。じゃあ、ちょっと研究室の方へ行ってくるね」

東条「ええ。ピアノ、楽しんできてちょうだい」

赤松「うん!」

東条「ああ、でも廊下は走ってはダメよ……って、もう行ってしまったわね」

東条「……さて、私も掃除の続きをしましょう」


>……

>……

>……
18 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:30:13.09 ID:lc4VlieR0
【放課後】


東条「……おかしいわね」


>あれから、教室に登校してきたクラスメイト全員に、拾った白い日記帳を見せてみたのだけれど……


東条「まさか落とし主が見つからないだなんて……」


>不思議な事もあるものだ

>というよりも、持ち主がクラスメイトでないのならば何故教室にこんな物があったのだろう?

>そう考えると少し不気味にもなってくる……


赤松「落とした人見つからなかったの?」

東条「ええ。みんなに聞いてみたけれど、誰も自分の物では無いって」

赤松「え? 全員に聞いて?」

東条「不思議でしょう?」

赤松「うん……どういう事だろうね?」

東条「ええ……」

赤松「と、そうだ。東条さん。落とした人が誰か気になるのはわかるけど、それ以外に大事な用事が特にないなら暗くならない内に帰った方がいいよ」

東条「? どういう事かしら?」

赤松「うん……なんかね、最近この辺りに変質者みたいなのが出るんだって」

東条「変質者……『みたいなの』?」

赤松「ええと……まあ、ただの噂みたいなものなんだけどね」


>赤松さんは話しにくそうにしながらその言葉の先を声を潜めて告げた
19 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:33:30.07 ID:lc4VlieR0
赤松「あのね……この近辺で自分とよく似た『もう一人の誰か』を見かける人が最近多いんだってさ」

東条「自分とよく似た誰か? 見間違いや思い込みではなく?」

赤松「う、うん……なんか怖くない?」

東条「世の中には自分とよく似た人間があと三人はいるだなんて話は良く聞く事だわ」

赤松「で、でもさ、ちょっとおかしくない? だって短期間かつこの周辺でだけでその遭遇率が高いって話なんだよ?」

東条「赤松さん、怪談の類は得意ではなのかしら」

赤松「そういうんじゃないよ! でもなんか気持ち悪い話でさ……」

東条「ごめんなさい。別に赤松さんの話を聞き流したい訳ではないの。ただ、突拍子も無い話だったものだから、つい……」

赤松「ううん……けどね、私が不気味がってるのってこの話にまだ続きがあるからなんだよ」

東条「というと?」

赤松「その『もう一人の誰か』はね……『もう一つの世界』に自分を引きずり込んで閉じ込めようとしたり、自分と入れ替わろうとしたり、……こ、殺したりしようとするんだって」

東条「……そう、それは物騒な話ね」

赤松「もう! 東条さん本気にしてないでしょう!?」

東条「そんな事はないわ」

赤松「とにかく! 夜道には気を付けてね? 事実、この周辺で行方不明の人間が出てるって噂も聞くからさ……」

東条「……そうね。それが貴女の『依頼』であるとするのなら、聞かない訳にはいかないわ」

赤松「依頼とかそういう大げさな話でも無いけど……けど、もし東条さんが何か危機に合ったらすぐに逃げるか誰かに助けを求めるんだよ?」

東条「ええ。そうするわ。ありがとう、心配をしてくれて」

赤松「うん……じゃあ、私、先に帰るね」


>また明日。そう言って、赤松さんは教室を出て行った

>気が付くと、教室には私ひとりしか残っていないようだ……


東条「自分とよく似たもう一人の誰か……ね」


>確か何処かで、それと類似した現象の名を聞いた覚えがある

>それもつい最近……


東条「ああ、そうだわ……『ドッペルゲンガー』、ね」
20 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:36:41.12 ID:lc4VlieR0
>【ドッペルゲンガー】

>自分自身の姿を自分で見る幻覚の一種で、「自己像幻視」とも呼ばれる現象

>超常現象のひとつとして扱われるが、近年では医学的な説明の試みもあり、説明可能なものもあるとされているらしいが……それでも説明できないものもあるとかなんとか

>そんな話を昔本か何かで見た記憶がある

>なんでも、『死の前兆』を意味しているのだとか……


東条「赤松さんの話を馬鹿にする訳ではないけど、変質者はともかく非科学的なものはあまり……ね」


>けれど、彼女の忠告は素直に受け止めておく事にしよう

>そうと決まれば帰り支度を――


バサッ


東条「!」


>いけない……手が滑ってしまった

>白い日記帳がページの開かれた状態で床に落ちてしまった



東条「ダメね……いくら誰の物かわからないからって粗末に扱うのは――」


>手を伸ばし、拾い上げようとした

>その瞬間だった


パアァァァァァァァァ――


東条「――!?」


>眩い光が、辺りを、私を包み込む――

>私は……

>……

>……

>……
21 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:39:13.08 ID:lc4VlieR0
*???


>気付くと私は一面の『青』の中にいた

>部屋ではあるけれど教室とは違う

>その周りを見渡して、私の頭の中に最初に思い浮かんだ単語は


東条「ここは――執務室、かしら」

?「お目覚めでちゅか?」

東条「!?」


>目の前のデスクにひとり……いや、一匹の可愛らしいウサギのぬいぐるみが鎮座している

>けど……


東条「今、このぬいぐるみがしゃべった……?」

?「あちしはウサミ。ようこそ【ベルベットルーム】へ!」

東条「ウサミ……? ベルベットルーム……?」

ウサミ「突然お呼び立てしてごめんなちゃい。今回は貴女に依頼があってここへお連れしまちた」

東条「……依頼?」


>素性の知れない相手ではあるが、その単語を言われてしまうと私はどうにも弱い

>とりあえず、私はウサミと名乗るぬいぐるみ(?)の話を聞くことにした


ウサミ「いいでちゅか、東条さん。貴女はこれから大きな試練と絶望に立ち向かう事になりまちゅ」

ウサミ「その事をどうか、覚悟しておいてくだちゃい」

ウサミ「何故なら貴女は……【特別な力】を秘めた【選ばれた者】なのでちゅから」


>特別な力……選ばれた者……?


ウサミ「きっと突然何を言っているのかと思っている事でしょう」

ウサミ「でもね、この世界の【希望】と【未来】の為に……貴女の力が必要になるんでちゅ」

ウサミ「それをどうか……お願いだから忘れないで……」


>それは一体……?

>もしかして、今の話が……


ウサミ「今はもう時間があまりありまちぇん。いずれまた、あちしからお呼びしまちゅ……」

ウサミ「だから――」


>ウサミの声がだんだん遠くなっていく

>意識もだんだん掠れて――

>……

>……

>……
22 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:42:43.11 ID:lc4VlieR0
東条「――ッ!?」

東条「ここは……今のは……」


>夢……?

>私は今まで青い部屋にいた気がしたのだけれど……

>いつの間にか教室の自分の机の上で寝てしまっていたようだ


東条「はあ……だめね。登校の時の転寝といい、どうも気が緩んでいる気がするわ。疲れているのかしら」

東条「――って今は何時!?」


>教室の中がすっかり暗い事に気づいて慌てて自分の携帯を確かめる

>でも……


東条「あら……? 充電が切れてる? おかしいわね、朝は満タンだったし今日は殆ど携帯に触っていなかった筈だけど」

東条「ともかく、下校しましょう。私とした事が赤松さんの依頼を破ってしまうなんて……」


>……依頼?

>その言葉が頭の隅で引っ掛かりながら、私は教室を早足で後にした。

>……



東条「近道して帰りましょう。確か、【希望ヶ峰学園】方面に向かった方が道は入り組んでいるけれど早く駅に着けた筈――」

東条「……?」


>何時もは買い物に寄るスーパーの場所などの関係もあってあまり使わない近道を通って――私はふと違和感を覚えた

>いくら暗くなっているとはいえ……あまりにも人がいない気がする


東条「変ね……いえ、私の思い過ごし……え?」

東条「あれは……?」


>闇夜に赤い月が浮かんでいる

>その鈍い光に照らされて

>『ソレ』は静かに、そして禍々しく、聳え立っていた


東条「どういう事……? あの場所にあるのは……確か……」

東条「【希望ヶ峰学園】……のはず……でも……」


>私の記憶にある【希望ヶ峰学園】と一致しない……

>あれは……何?


東条「……」


>私の足は、何かに誘われるようにしてその建物の方へと何故か向かっていて……

>……
23 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:45:10.99 ID:lc4VlieR0
東条「……」

東条「……」

東条「……」


>『ソレ』を目前にして、私は完全に言葉を失っていた

>希望ヶ峰学園だった筈の建物から感じる――負のエネルギー、とでもいうのだろうか

>言葉に形容する事の出来ない、初めて覚える感覚に、私はすっかり目を奪われてその場に硬直してしまっていた……

>だから……



ザッ……


「貴様、何者だ。ここで何をしている」

東条「――!!」


>背後に誰かいる事にさえ、気付くのに遅れてしまう


東条「……いえ……私は……」

「何故ここにいる。答えろ」


>何故、と言われても……


東条「……わからない」

「わからない? まさか、迷ったとでも言うのか?」

「ここはそう簡単に足を踏み入れられる場所では……」

「っ! 下がれ!」

東条「!」


>男に言われて反射的に身体が動いた

>身を翻し、男の後ろに一歩下がる……
24 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:47:36.15 ID:lc4VlieR0
東条「……え?」

「ちっ……外にまで出てくるとは珍しいな」

東条「……こ、これは……一体……」


>男の前方……少し離れたところに何かいる

>それは、私が今まで目にした事の無いものだった

>人でもない、動物でもない、……異形の、『何か』


「総数は3体……精神を消耗しているところに更に荷物がいてはギリギリ、か」

「いや、お前が敵でないという保障も無かったか」

東条「少なくとも貴方に危害を加える気は私には無いわ。貴方が私に危害を加えなければの話だけれど……」

東条「……でも……あれは……何なの……?」

「……その様子だと、信じ難いが迷い込んだ線が高い様だな」

「だが説明している暇は――」

東条「っ、危ない!」

「――!」


>『異形の何』かが不意をついて男に襲いかかる


「くっ……!」

東条「大丈夫!?」

「俺に構うな……お前は逃げ……」

東条「怪我をした人間を放っていける訳っ……」

「いいから、この場を離れろ!」

東条「……!」


>男は不意打ちで傷を負いながらも臆す事無く化け物と対峙しようとする、が……
25 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:50:39.75 ID:lc4VlieR0
東条「貴方っ、あんな得体の知れないものにどうやって立ち向かうつもりなの……!? そんなんじゃ……」

「そんな事はわかっているさ。これでも少しはこいつらと戦い慣れているんでね」

東条「え……?」

「こうすればいいんだ」

東条「あれは……?」


>男の頭上に『灰色の本』が浮かび上がっている……?

>その本はひとりでに開いたかと思うと、勢いよく頁が捲られていき

>ピタリと動きを止めると、そこから更に何かの姿が浮かび上がってくる――

>それは、やはり普通の人間にも動物にも見えないが、対峙している怪物ともまた違った存在で……


「――来い! 【ブラックメン】! 【アギ】!」


>男が叫ぶと、漆黒の身のそれは怪物に向かって火を放った

>放たれた火は怪物にダメージを与えて――!


「っ、まずい……!」

東条「……あっ!?」


>その攻防に目を奪われ、私は不覚にもまた動くのが遅れてしまった

>深手を負った怪物が、自棄でも起こしたのか、対峙していた男を無視して私の方へと突進してきて……


東条(……だめっ……このままでは……!)


>私は……もう……
26 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:54:06.75 ID:lc4VlieR0
――我が手を取れ、恐れるな!


東条「――!?」


>頭に声が響く

>その響きに頭が割れそうになる――!


――我は汝、汝は我

――我は汝の心の海より出し者

――さあ、我が問いに答えてみせよ

――汝である我は、我である汝とは何なのか

――まだ不完全な赤子でしかない汝(われ)の名を叫ぶがいい!

――さすれば、我(なんじ)の望みは叶うであろう!


東条「あ……あ……!」

「なっ、まさか……あれは……!」


>私の頭上に白い本が浮かび上がる

>本は開かれ、何も書かれていなかった頁に光る文字が走り記されていく

>……私は……

>……あなたは……!


東条「……ペ……ル……ソ……ナ……!」



東条「――お出でなさい! 【アンサー】!」
27 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:56:25.42 ID:lc4VlieR0
東条「私も加勢するわ!」

「――ふ、ああ、任せた」


「敵は3体。今はもう大分弱っている筈だ。二人で畳みかければいけるだろう!」

東条「けど、貴方は怪我を……」

「俺の事は俺でなんとかする。お前は自分の身の事だけを考えればいい」

東条「……そう。わかったわ!」



▼enemy【???】×3 LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:??ー???????
スキル
突撃/?


東条斬美
▼ペルソナ【アンサー】LV1
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー弱耐ーーーーー耐
スキル
ブフ(敵単体に氷結属性の小ダメージを与える+まれに敵を凍結させる)


行動選択
1.ペルソナのスキルを使う
2.攻撃
3.防御

安価↓
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 09:01:03.04 ID:71nowiNA0
1
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 20:00:44.51 ID:F834RY4MO
キルミー好きだから嬉しいな、期待
30 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 20:04:44.72 ID:lc4VlieR0
東条「それなら……これはどうかしら、アンサー! 【ブフ】!」

???A「――ッ!?」weak!

「しめた! どうやら氷結属性が弱点のようだ」

東条「弱点?」

「ああ。そのまま他の2体にも同じ技を食らわせてやればいい」

東条「わかったわ。では――【ブフ】!」

???B「!」weak!

東条「さらに【ブフ】!」

???C「――!!」weak!

「全員ダウンだ! このまま二人で一気にいくぞ!」

東条「ええ!」


ボコスカボコスカ……


▲戦闘終了
get money ¥300

get item
>フリータロット


LV UP!
>東条のレベルが2になった
>アンサーのレベルが2になった

SKILL GET!
>アンサーは【突撃】を覚えた

▼ペルソナ【アンサー】LV1
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー弱耐ーーーーー耐
スキル
ブフ:敵単体に氷結属性の小ダメージを与える+まれに敵を凍結させる
突撃:敵単体に物理属性の小ダメージを与える
31 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 20:06:22.99 ID:lc4VlieR0
東条「……ふぅ」

「援軍はないようだし、どうやらこれで終わりだな」

東条「……」

東条「今のは……」


>男が扱っていた力もそうだが……

>自分から湧き出たのあの能力――【ペルソナ】とは一体……


「さて……一段落ついたところだが、君とは少し話をしなければならないようだな」

「今、覚醒した……君のペルソナという能力について」

「そして、今起こっている出来事について――」

東条「……」

「? おいどうした?」

東条「くっ……」バタッ

「! おい! しっかりしろ! おい――」


>身体が重い、瞼が重い

>ペルソナというのを使ったせいなのだろうか?

>もう……自力で立っていられない……

>意識が遠くなっていく……


>……

>……

>……
32 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 20:10:08.18 ID:lc4VlieR0
*ベルベットルーム


>ここは……


ウサミ「早い再会になりまちたね」

東条「あなたは……ウサミ、だったかしら?」

ウサミ「はい」

東条「どうしてまたここに?」

ウサミ「東条さんのペルソナが覚醒したからでちゅよ」

東条「ペルソナ……」

ウサミ「なので、これをお渡ししておきまちゅ」


>ウサミから【青い扉の鍵】を受け取った


ウサミ「これはこの部屋へと通じる扉の鍵になりまちゅ」

東条「無理やり呼び出されるではなく任意でここを訪れる事が出来るようになるという事かしら」

ウサミ「そうでちゅ」

東条「けど、私にはここを訪れる理由がないわ。そもそもどういった場所なのかも知らないし」

ウサミ「簡単に言えば、ここは東条さんのペルソナ能力をサポートする場所になりまちゅ」

東条「ペルソナ能力のサポート……?」

ウサミ「それはまた必要になった時に詳しくお話しまちゅね。今度は必ずきっと、貴女は自分の意志でここを訪れる事になりまちゅから」

東条「……意味はあまりよく呑み込めていないけれど、そういう事ならとりあえずいいわ」

ウサミ「それから、もうひとつ大事なお話が」

東条「?」

ウサミ「東条さんはこれから様々な人たちと出会う事になると思いまちゅ」

ウサミ「それは貴女のペルソナの力を強める大事な出会いになる事でしょう」

東条「ペルソナの力を強める……出会い……?」

ウサミ「もう少し東条さんに解りやすい言い方にした方が良いでちゅか?」

ウサミ「ええと、ええと、それだったら……えいっ!」

東条「!」


>ウサミが手に持っていたステッキを振りかざすと、私の目の前にあの【白い本】が姿を現す

>頁がぱらりとめくられると、空白だったそこにペンも何もないのに光る文字が記され始めた

>書かれた文字は――
33 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 20:12:17.81 ID:lc4VlieR0
東条「【COMMISSION】……」

ウサミ「東条さんがこれから出会う依頼人の名と絆を刻む頁でちゅ」

ウサミ「【COMMISSION】で依頼人をサポートし、その依頼人からサポートされる事で東条さんは成長していくんでちゅよ!」

東条「今までやってきた事とあまり変わりがないけれど、今後はそれが重要になってくる……そう捉えればいいのかしら?」

ウサミ「そう考えてもらって大丈夫でちゅ! よろしくね」


>ウサミは朗らかな笑顔を向けている――

>これもまた、ウサミの言う【依頼】のひとつという事なのだろうか

>ウサミとの間に、小さな繋がりが出来たのを感じる――


――我は汝、汝は我

――汝、新たなる絆を見出したり

――絆は即ち、己を知る一歩なり

――汝、【愚者】のペルソナを生み出せし時

――我ら、更なる力の祝福を与えん


>【COM Get!】
ウサミ 愚者 ランク1

>【COM Ability Get!】
ワイルドトーク
→戦闘時、会話交渉が可能になる



ウサミ「そろそろ時間みたいでちゅね」

東条「え? 待って、話はまだあるわ」

東条「そもそもペルソナとは一体……」

ウサミ「それについては自然とわかる事になりまちゅよ」

ウサミ「ほら! 目を開けて!」

東条「ッ……!」


>……

>……

>……
34 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 20:14:12.79 ID:lc4VlieR0
東条「……」パチッ


見知らぬ女性「あっ! 気が付いたのね?」

東条「……? 貴女は……? ここは一体……」

見知らぬ女性「あまり無理して動いちゃダメよ! ……ちょっと待ってて!」


>知らない女性はそう告げると慌ただしくこの場を去っていった

>……ここはどうやら外ではないらしい

>いつの間にか屋内へと運ばれて、ベッドに寝かされていたようだが……


東条「今までの事は夢、だったのかしら……」

東条「……けど、私は今まで……何を……」


「身体の調子はどうだ?」


東条「!」


>今さっきここにいた女性が男を一人連れてきていた

>その男は……夢の中で一緒に戦った男だ

>いや……この場にいっしょにいるという事は……


東条「夢では……無かったのね」

男「ああ、君が体験した出来事は紛れもない事実だ」

東条「では、ペルソナというものについても……?」

男「そうだ。あれは幻でもなんでもない。君の【力】だ」

見知らぬ女性「ちょ、ちょっと……! もう少し順を追って説明してあげない?」

男「……それもそうだったな」

東条「……」


選択
1.あなたたちは誰?
2.怪我は大丈夫?
3.自由回答安価

安価↓
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 20:16:25.37 ID:esDchicP0
ここは自分から名乗ろう
36 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 20:44:38.49 ID:lc4VlieR0
東条「……世話をかけてしまって申し訳ないわ。ありがとう」

東条「私の名前は、【東条斬美】と言うわ」

男「才囚学園の【超高校級のメイド】――そうだな?」

東条「! どうしてそれを……」

男「すまないが、君が眠っている間に身元が確認出来るものが無いか検めさせてもらった」

見知らぬ女性「あ、ボディチェックは私がしたから大丈夫よ?」

東条「そう……」

見知らぬ女性「自己紹介して貰ったから私たちもしなくちゃね」

見知らぬ女性「私は【雪染ちさ】、希望ヶ峰学園の卒業生で現在は希望ヶ峰学園で教師をしているの。よろしくね」

雪染「そしてこっちが――」

男「――【宗方京助】、雪染と同じく希望ヶ峰学園の卒業生で希望ヶ峰学園の関係者であると知ってもらえればそれでいい」

雪染「もう、雑な自己紹介だなぁ」

東条「……希望ヶ峰学園」


>その単語を聞いて、あの禍々しい建物と怪物の事がフラッシュバックする……


宗方「安心しろ、ここはもう【あの場所】ではないし。あの怪物もいない」

宗方「東条、今きみがいるこの場所は【元の世界の希望ヶ峰学園】だ」

雪染「もっと詳しく言えば、その宿直室ね」

東条「【元の世界】……?」

宗方「君もこれと同じような物を持っているだろう?」


>宗方と名乗った男の手にはいつの間にか【灰色の本】があった

>あれは、宗方がペルソナを使った時に現れたのと同じ本だ


東条「確かに私も【白い本】を拾ったけれど……」

宗方「東条があんな場所へと迷い込んでしまったのは、おそらくこの本が原因だと思われる」

宗方「あの世界――俺たちは【影の世界】と呼んでいるが、これは【影の世界】へ通じる扉の役割を果たしているからな」


選択
1.何故、【影の世界】なんてものがあるのか?
2.あの建物は希望ヶ峰学園では無いのか?
3.宗方は何故その【本】を持っているのか?

安価↓
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 20:51:16.72 ID:KemPltvC0
2
38 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 21:37:58.63 ID:lc4VlieR0
東条「……という事は、私が見たあの建物は希望ヶ峰学園では無いという事?」

宗方「そういう事になるな。あの世界は、この現実世界をそっくりそのままコピーしたような造りになってはいるが、希望ヶ峰学園がある場所だけは何故かあの様な変貌を遂げている」

宗方「そして……あの建物の中には東条が見たような怪物、【シャドウ】が多く生息しているんだ」

東条「【シャドウ】って……?」

宗方「これも俺たちが勝手に定義して呼んでいる名に過ぎない。詳しい生態についてもはっきり言って不明だ」

宗方「何故あの様な世界が存在してシャドウが巣食っているのか、何故俺たちはあの世界へ行く事が出来るのか、何故あの場所でペルソナという能力が使えるのか……」

宗方「実際のところ、それについては俺たちも詳しいという訳では無いんだ」

雪染「それをはっきりと確かめる為に私たちは調査しているんだもんね」

東条「私たち? もしかして、雪染さんも……?」

雪染「そうそう。私も、ほら」


>雪染は『水色の本』を見せる


雪染「で、それについてなんだけど……京助、大事な報告があるわ」

宗方「どうした?」

雪染「私があの世界で『感知』した反応……どうやら東条さんのものではなかったみたいなの」

宗方「なんだと……!?」

東条「? なんの話?」

雪染「ああ、ごめんなさい。実は私のペルソナにはサーチ能力が少しあるんだけれど……」

雪染「【影の世界】にシャドウ以外の存在を確認していて……あ、あのね、基本的にあの世界にはシャドウ以外は存在しないのよ」

東条「けれど、シャドウ以外の何かがあの世界にいると?」

雪染「そう。それも今日になって突然現れたの」

東条「じゃあ、宗方さんがあの場所にいたのはその存在を確認する為だったのね」

宗方「ああ。てっきり東条がそれなんだと思っていたが……」

雪染「どういう事なのかしら……」

宗方「もしかしたら、あの世界に通じる何者かである可能性もあるかもしれない」


>宗方が初めて自分と遭遇したとき警戒したような様子だったのも、そう考えていたからだろうか……?


宗方「すぐに調べに行くぞ」

雪染「待って! 京助、大分精神が消耗してるじゃない! 傷も負ったし……ここは一晩置く事にしましょう?」

宗方「だが……」

雪染「京助ひとりじゃ危険よ! もしあの建物の中に行くのだとしたら、私は外からサーチしてないと帰れなくなるんだから……」

宗方「……」

宗方「東条」

東条「?」

宗方「不躾ですまないが……君の力を貸してはくれないだろうか」

東条「え……?」

雪染「ちょ、ちょっと待って! 東条さんを巻き込む気なの?」

宗方「あの場所を調べるには俺たちだけでは力が不足している。認めたくは無いが、それは先程の出来事で痛感した」

宗方「俺たちには俺たちと同じ力を持った……東条の様な人間が他にも必要だろう」

宗方「そしてそれは、もしかしたらここには東条しかいないのかもしれない。だから……」

雪染「けど……」

東条「……」
39 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 22:17:31.46 ID:lc4VlieR0
東条「それは依頼だと受け取っていいのかしら?」

雪染「え……?」

東条「私は【超高校級のメイド】……依頼であるのなら、それを完遂するのが私の生き方でであり在り方よ」

東条「現実離れしている出来事が続いて混乱はしているけれど、それが私にしか出来ない事だというのなら、喜んで手伝わせてもらうわ」

宗方「……ありがとう、東条」

雪染「そ、そんな……」

東条「礼には及ばないわ。じゃあ、行きましょうか?」

雪染「ストップ!」

東条・宗方「!」

雪染「わかった。わかりました! 東条さんが協力してくれるっていうのなら正直助かるのは事実だと思うわ」

雪染「けど、貴女だって今日はもう大分疲弊しているでしょう? だから、今日の探索はこれでおしまい! その部分は譲らないからね?」

東条「……」


>確かに彼女の言う通り、身体も心も疲れが出ているのは確かだ


雪染「そんな状態であの場に赴いても危険なだけよ。だから、後日改めて……という事にしましょう」

宗方「……やむをえんか」

東条「……わかったわ」

雪染「ふぅ……もう、無茶はやめてよね?」

宗方「東条」


>宗方が自分に一枚の紙を差し出した


宗方「今日は帰ってもらって結構だ。この名刺に俺の連絡先がある。東条の都合のいい時で構わないから連絡をくれ」

宗方「それからひとつだけ約束を」

東条「何かしら?」

宗方「東条が所持している本は【影の世界】へ通じているが、けして一人であの場所へ立ち入らないように。わかったか?」

雪染「とても危険な場所だからね。行くときは必ず声をかけて欲しいわ。行くのならみんなで行きましょう?」

東条「そう……心得たわ」

宗方「これからよろしく頼む」


>宗方から期待の視線を感じる

>宗方との間に小さな繋がりが出来たような気がした……


――我は汝、汝は我

――汝、新たなる絆を見出したり

――絆は即ち、己を知る一歩なり

――汝、【皇帝】のペルソナを生み出せし時

――我ら、更なる力の祝福を与えん


>【COM Get!】
宗方京助 皇帝 ランク1



>雪染に付き添ってもらって帰宅する事になった

>……

>……

>……
40 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 22:28:04.93 ID:lc4VlieR0
>4/12(火) 曇


【朝】


>あの後家でぐっすりと眠ってしまった

>寝坊をする様な事は無かったし、疲れも大分とれたと思うが……

>昨日の出来事は信じられない様なものばかりだった


東条「けれど……現実なのよ」


>……

>宗方にはいつ連絡しようか?

>それは学校が終わってから考えよう



【昼休み】


>そういえば、才囚に入学してから少しの時間が経ったが、まだ足を運んでいない場所も多い気がする

>リフレッシュを兼ねて、何処かへ赴いてみようか……?


選択
行きたい場所は?
学校にありそうな施設ならよほどぶっ飛んだものでなければ大抵は可

41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 22:33:40.39 ID:KemPltvC0
図書室
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 22:39:13.12 ID:KemPltvC0
すまない、連取りになった。↓で
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