【ダンガンロンパ】我は汝の心の海より出でし者【ペルソナ】

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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/27(水) 16:23:24.73 ID:yM38PEHQO
初めに主人公を決めます

↓〜↓3まで
コンマが一番大きい人物(無印、2、V3のキャラ)
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 16:25:15.40 ID:CpZDkf2ho
不二咲
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 16:34:46.67 ID:Oy9QtuwL0
最原
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 16:35:44.85 ID:wVhv8l+bO
東条
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/27(水) 16:39:19.75 ID:HjpSZKRJO
主人公はキルミーに決定
ペルソナなくても戦闘力高そう

次、使用ペルソナについて

1.アーサー王伝説から
2.○○モチーフで(詳細指定)
3.覚醒する時にその場で決めたい

↓〜↓3まで、コンマが大きいもので決定
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 16:48:59.31 ID:/QOSghqa0
都市伝説(トンカラトンやアンサー、ムラサキカガミみたいな)
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 16:49:09.24 ID:odr46QRG0
3
酉付けないの?
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 16:49:49.88 ID:wVhv8l+bO
>>7
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 16:55:10.05 ID:HjpSZKRJO
では、使用ペルソナは都市伝説系で

東条の初期使用ペルソナだけ都市伝説系から安価で決めたいと思います
↓〜↓3までコンマが大きいので決定

酉は後で考えます

プロローグはまた夜に投下しに来ます
本格スタート(安価が出始める)のは明日の昼から夕方にかけてになると思われます
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 16:57:18.14 ID:odr46QRG0
アンサー
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 16:59:54.04 ID:p0KX3uNe0
赤マント(アルカナをつけるなら愚者で)
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 17:28:08.49 ID:p0KX3uNe0
30分経ったし、アンサーでいいんじゃない?

アルカナの振り当てとかもするの?

安価下
14 : ◆Yo2BNQTFGkJD [sage]:2017/09/27(水) 18:52:31.01 ID:oUczQOL1O
東条のペルソナはアンサーでいきたいと思います
アルカナは主人公なので愚者です

他、仲間になる人物については一部を除き安価でフラグ立てを行いますが、仲間の対応アルカナなどはこちらで勝手に決めます

この後からプロローグですが、先程も言いました様に夜になります
15 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:23:08.56 ID:lc4VlieR0
>……

>……

>……

――ねえ、知ってる?

――最近噂になってるんだけど

――この辺、『出る』んだって

――出るって……何が?




――『ドッペルゲンガー』
16 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:25:12.60 ID:lc4VlieR0
>4/11(月) 晴



『次は才囚学園前、才囚学園前……』


>……いけない、どうやら少し転寝をしていたようだ

>何時もならこんな事は無いのだけれど、新生活が始まって柄にも無く疲れているのだろうか……?

>もう少し、気を引き締めなければ……

>……駅を降りよう




*才囚学園前


>【才囚学園】――

>将来有望と見込まれた【才能】を持つ生徒が集められた学園

>私はその才囚学園で【超高校級のメイド】という肩書で勉学に励む生徒の一人だ

>アルバイトで始めたメイド稼業だったが、その成果・実績が認められて今この場所にいるのだと思うと、とても名誉なことだと思う

>今日も一日、仕える者としての責務を果たさねば……


>……
17 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:27:58.57 ID:lc4VlieR0
*教室


>教室の中は誰もいない

>当たり前だ。だって、誰よりも早く登校するように心がけているのだから

>クラスメイトたちが来る前に、教室の中を掃除し、机を拭き、花瓶の水を取り替える

>それが、私の一日の始まりになる

>最も、学校がある日は前日の放課後に掃除をしているのだから、それほど汚れている訳でもないのだけれど


東条「……あら?」


>私の机の近くに、白い本が落ちている

>タイトルは……何も書かれていない


パラパラパラパラ……


>それどころか、中身まで真っ白だ

>装丁はハードカバーでしっかりしているけれど、本というよりはノートか日記帳の類なのだろうか?

>新品のようだし落とし主に届けないと



女生徒「おはよう! 東条さんいつも早いね」

東条「赤松さん、おはよう。そういう貴女も早いわね。もしかしなくとも、授業が始まるまで研究室でピアノを弾く気なのかしら?」

赤松「えへへ……うん、そんなところ」


>彼女は【赤松楓】さん。【超高校級のピアニスト】

>私のクラスメイトのひとりだ


東条「その前に、ちょっといいかしら。赤松さん」

赤松「うん? どうしたの?」

東条「この本……いえ、日記帳なのかしら? これって赤松さんの物では……?」

赤松「本? いや、違うよ。私の物では無いかな」

東条「そう。じゃあ、誰の物か見当はついたりするかしら?」

赤松「うーん……見覚え無い代物だなぁ。落とし物なの?」

東条「ええ。私の机の近くに落ちていたの」

赤松「となると、東条さんの席の付近の人の物なんじゃないのかな?」

東条「そうかもしれないわね。登校して来たら聞いてみる事にするわ。ごめんなさい、貴重な時間を取らせてしまって」

赤松「ううん、そんな事ないよ。じゃあ、ちょっと研究室の方へ行ってくるね」

東条「ええ。ピアノ、楽しんできてちょうだい」

赤松「うん!」

東条「ああ、でも廊下は走ってはダメよ……って、もう行ってしまったわね」

東条「……さて、私も掃除の続きをしましょう」


>……

>……

>……
18 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:30:13.09 ID:lc4VlieR0
【放課後】


東条「……おかしいわね」


>あれから、教室に登校してきたクラスメイト全員に、拾った白い日記帳を見せてみたのだけれど……


東条「まさか落とし主が見つからないだなんて……」


>不思議な事もあるものだ

>というよりも、持ち主がクラスメイトでないのならば何故教室にこんな物があったのだろう?

>そう考えると少し不気味にもなってくる……


赤松「落とした人見つからなかったの?」

東条「ええ。みんなに聞いてみたけれど、誰も自分の物では無いって」

赤松「え? 全員に聞いて?」

東条「不思議でしょう?」

赤松「うん……どういう事だろうね?」

東条「ええ……」

赤松「と、そうだ。東条さん。落とした人が誰か気になるのはわかるけど、それ以外に大事な用事が特にないなら暗くならない内に帰った方がいいよ」

東条「? どういう事かしら?」

赤松「うん……なんかね、最近この辺りに変質者みたいなのが出るんだって」

東条「変質者……『みたいなの』?」

赤松「ええと……まあ、ただの噂みたいなものなんだけどね」


>赤松さんは話しにくそうにしながらその言葉の先を声を潜めて告げた
19 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:33:30.07 ID:lc4VlieR0
赤松「あのね……この近辺で自分とよく似た『もう一人の誰か』を見かける人が最近多いんだってさ」

東条「自分とよく似た誰か? 見間違いや思い込みではなく?」

赤松「う、うん……なんか怖くない?」

東条「世の中には自分とよく似た人間があと三人はいるだなんて話は良く聞く事だわ」

赤松「で、でもさ、ちょっとおかしくない? だって短期間かつこの周辺でだけでその遭遇率が高いって話なんだよ?」

東条「赤松さん、怪談の類は得意ではなのかしら」

赤松「そういうんじゃないよ! でもなんか気持ち悪い話でさ……」

東条「ごめんなさい。別に赤松さんの話を聞き流したい訳ではないの。ただ、突拍子も無い話だったものだから、つい……」

赤松「ううん……けどね、私が不気味がってるのってこの話にまだ続きがあるからなんだよ」

東条「というと?」

赤松「その『もう一人の誰か』はね……『もう一つの世界』に自分を引きずり込んで閉じ込めようとしたり、自分と入れ替わろうとしたり、……こ、殺したりしようとするんだって」

東条「……そう、それは物騒な話ね」

赤松「もう! 東条さん本気にしてないでしょう!?」

東条「そんな事はないわ」

赤松「とにかく! 夜道には気を付けてね? 事実、この周辺で行方不明の人間が出てるって噂も聞くからさ……」

東条「……そうね。それが貴女の『依頼』であるとするのなら、聞かない訳にはいかないわ」

赤松「依頼とかそういう大げさな話でも無いけど……けど、もし東条さんが何か危機に合ったらすぐに逃げるか誰かに助けを求めるんだよ?」

東条「ええ。そうするわ。ありがとう、心配をしてくれて」

赤松「うん……じゃあ、私、先に帰るね」


>また明日。そう言って、赤松さんは教室を出て行った

>気が付くと、教室には私ひとりしか残っていないようだ……


東条「自分とよく似たもう一人の誰か……ね」


>確か何処かで、それと類似した現象の名を聞いた覚えがある

>それもつい最近……


東条「ああ、そうだわ……『ドッペルゲンガー』、ね」
20 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:36:41.12 ID:lc4VlieR0
>【ドッペルゲンガー】

>自分自身の姿を自分で見る幻覚の一種で、「自己像幻視」とも呼ばれる現象

>超常現象のひとつとして扱われるが、近年では医学的な説明の試みもあり、説明可能なものもあるとされているらしいが……それでも説明できないものもあるとかなんとか

>そんな話を昔本か何かで見た記憶がある

>なんでも、『死の前兆』を意味しているのだとか……


東条「赤松さんの話を馬鹿にする訳ではないけど、変質者はともかく非科学的なものはあまり……ね」


>けれど、彼女の忠告は素直に受け止めておく事にしよう

>そうと決まれば帰り支度を――


バサッ


東条「!」


>いけない……手が滑ってしまった

>白い日記帳がページの開かれた状態で床に落ちてしまった



東条「ダメね……いくら誰の物かわからないからって粗末に扱うのは――」


>手を伸ばし、拾い上げようとした

>その瞬間だった


パアァァァァァァァァ――


東条「――!?」


>眩い光が、辺りを、私を包み込む――

>私は……

>……

>……

>……
21 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:39:13.08 ID:lc4VlieR0
*???


>気付くと私は一面の『青』の中にいた

>部屋ではあるけれど教室とは違う

>その周りを見渡して、私の頭の中に最初に思い浮かんだ単語は


東条「ここは――執務室、かしら」

?「お目覚めでちゅか?」

東条「!?」


>目の前のデスクにひとり……いや、一匹の可愛らしいウサギのぬいぐるみが鎮座している

>けど……


東条「今、このぬいぐるみがしゃべった……?」

?「あちしはウサミ。ようこそ【ベルベットルーム】へ!」

東条「ウサミ……? ベルベットルーム……?」

ウサミ「突然お呼び立てしてごめんなちゃい。今回は貴女に依頼があってここへお連れしまちた」

東条「……依頼?」


>素性の知れない相手ではあるが、その単語を言われてしまうと私はどうにも弱い

>とりあえず、私はウサミと名乗るぬいぐるみ(?)の話を聞くことにした


ウサミ「いいでちゅか、東条さん。貴女はこれから大きな試練と絶望に立ち向かう事になりまちゅ」

ウサミ「その事をどうか、覚悟しておいてくだちゃい」

ウサミ「何故なら貴女は……【特別な力】を秘めた【選ばれた者】なのでちゅから」


>特別な力……選ばれた者……?


ウサミ「きっと突然何を言っているのかと思っている事でしょう」

ウサミ「でもね、この世界の【希望】と【未来】の為に……貴女の力が必要になるんでちゅ」

ウサミ「それをどうか……お願いだから忘れないで……」


>それは一体……?

>もしかして、今の話が……


ウサミ「今はもう時間があまりありまちぇん。いずれまた、あちしからお呼びしまちゅ……」

ウサミ「だから――」


>ウサミの声がだんだん遠くなっていく

>意識もだんだん掠れて――

>……

>……

>……
22 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:42:43.11 ID:lc4VlieR0
東条「――ッ!?」

東条「ここは……今のは……」


>夢……?

>私は今まで青い部屋にいた気がしたのだけれど……

>いつの間にか教室の自分の机の上で寝てしまっていたようだ


東条「はあ……だめね。登校の時の転寝といい、どうも気が緩んでいる気がするわ。疲れているのかしら」

東条「――って今は何時!?」


>教室の中がすっかり暗い事に気づいて慌てて自分の携帯を確かめる

>でも……


東条「あら……? 充電が切れてる? おかしいわね、朝は満タンだったし今日は殆ど携帯に触っていなかった筈だけど」

東条「ともかく、下校しましょう。私とした事が赤松さんの依頼を破ってしまうなんて……」


>……依頼?

>その言葉が頭の隅で引っ掛かりながら、私は教室を早足で後にした。

>……



東条「近道して帰りましょう。確か、【希望ヶ峰学園】方面に向かった方が道は入り組んでいるけれど早く駅に着けた筈――」

東条「……?」


>何時もは買い物に寄るスーパーの場所などの関係もあってあまり使わない近道を通って――私はふと違和感を覚えた

>いくら暗くなっているとはいえ……あまりにも人がいない気がする


東条「変ね……いえ、私の思い過ごし……え?」

東条「あれは……?」


>闇夜に赤い月が浮かんでいる

>その鈍い光に照らされて

>『ソレ』は静かに、そして禍々しく、聳え立っていた


東条「どういう事……? あの場所にあるのは……確か……」

東条「【希望ヶ峰学園】……のはず……でも……」


>私の記憶にある【希望ヶ峰学園】と一致しない……

>あれは……何?


東条「……」


>私の足は、何かに誘われるようにしてその建物の方へと何故か向かっていて……

>……
23 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:45:10.99 ID:lc4VlieR0
東条「……」

東条「……」

東条「……」


>『ソレ』を目前にして、私は完全に言葉を失っていた

>希望ヶ峰学園だった筈の建物から感じる――負のエネルギー、とでもいうのだろうか

>言葉に形容する事の出来ない、初めて覚える感覚に、私はすっかり目を奪われてその場に硬直してしまっていた……

>だから……



ザッ……


「貴様、何者だ。ここで何をしている」

東条「――!!」


>背後に誰かいる事にさえ、気付くのに遅れてしまう


東条「……いえ……私は……」

「何故ここにいる。答えろ」


>何故、と言われても……


東条「……わからない」

「わからない? まさか、迷ったとでも言うのか?」

「ここはそう簡単に足を踏み入れられる場所では……」

「っ! 下がれ!」

東条「!」


>男に言われて反射的に身体が動いた

>身を翻し、男の後ろに一歩下がる……
24 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:47:36.15 ID:lc4VlieR0
東条「……え?」

「ちっ……外にまで出てくるとは珍しいな」

東条「……こ、これは……一体……」


>男の前方……少し離れたところに何かいる

>それは、私が今まで目にした事の無いものだった

>人でもない、動物でもない、……異形の、『何か』


「総数は3体……精神を消耗しているところに更に荷物がいてはギリギリ、か」

「いや、お前が敵でないという保障も無かったか」

東条「少なくとも貴方に危害を加える気は私には無いわ。貴方が私に危害を加えなければの話だけれど……」

東条「……でも……あれは……何なの……?」

「……その様子だと、信じ難いが迷い込んだ線が高い様だな」

「だが説明している暇は――」

東条「っ、危ない!」

「――!」


>『異形の何』かが不意をついて男に襲いかかる


「くっ……!」

東条「大丈夫!?」

「俺に構うな……お前は逃げ……」

東条「怪我をした人間を放っていける訳っ……」

「いいから、この場を離れろ!」

東条「……!」


>男は不意打ちで傷を負いながらも臆す事無く化け物と対峙しようとする、が……
25 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:50:39.75 ID:lc4VlieR0
東条「貴方っ、あんな得体の知れないものにどうやって立ち向かうつもりなの……!? そんなんじゃ……」

「そんな事はわかっているさ。これでも少しはこいつらと戦い慣れているんでね」

東条「え……?」

「こうすればいいんだ」

東条「あれは……?」


>男の頭上に『灰色の本』が浮かび上がっている……?

>その本はひとりでに開いたかと思うと、勢いよく頁が捲られていき

>ピタリと動きを止めると、そこから更に何かの姿が浮かび上がってくる――

>それは、やはり普通の人間にも動物にも見えないが、対峙している怪物ともまた違った存在で……


「――来い! 【ブラックメン】! 【アギ】!」


>男が叫ぶと、漆黒の身のそれは怪物に向かって火を放った

>放たれた火は怪物にダメージを与えて――!


「っ、まずい……!」

東条「……あっ!?」


>その攻防に目を奪われ、私は不覚にもまた動くのが遅れてしまった

>深手を負った怪物が、自棄でも起こしたのか、対峙していた男を無視して私の方へと突進してきて……


東条(……だめっ……このままでは……!)


>私は……もう……
26 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:54:06.75 ID:lc4VlieR0
――我が手を取れ、恐れるな!


東条「――!?」


>頭に声が響く

>その響きに頭が割れそうになる――!


――我は汝、汝は我

――我は汝の心の海より出し者

――さあ、我が問いに答えてみせよ

――汝である我は、我である汝とは何なのか

――まだ不完全な赤子でしかない汝(われ)の名を叫ぶがいい!

――さすれば、我(なんじ)の望みは叶うであろう!


東条「あ……あ……!」

「なっ、まさか……あれは……!」


>私の頭上に白い本が浮かび上がる

>本は開かれ、何も書かれていなかった頁に光る文字が走り記されていく

>……私は……

>……あなたは……!


東条「……ペ……ル……ソ……ナ……!」



東条「――お出でなさい! 【アンサー】!」
27 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 08:56:25.42 ID:lc4VlieR0
東条「私も加勢するわ!」

「――ふ、ああ、任せた」


「敵は3体。今はもう大分弱っている筈だ。二人で畳みかければいけるだろう!」

東条「けど、貴方は怪我を……」

「俺の事は俺でなんとかする。お前は自分の身の事だけを考えればいい」

東条「……そう。わかったわ!」



▼enemy【???】×3 LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:??ー???????
スキル
突撃/?


東条斬美
▼ペルソナ【アンサー】LV1
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー弱耐ーーーーー耐
スキル
ブフ(敵単体に氷結属性の小ダメージを与える+まれに敵を凍結させる)


行動選択
1.ペルソナのスキルを使う
2.攻撃
3.防御

安価↓
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 09:01:03.04 ID:71nowiNA0
1
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 20:00:44.51 ID:F834RY4MO
キルミー好きだから嬉しいな、期待
30 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 20:04:44.72 ID:lc4VlieR0
東条「それなら……これはどうかしら、アンサー! 【ブフ】!」

???A「――ッ!?」weak!

「しめた! どうやら氷結属性が弱点のようだ」

東条「弱点?」

「ああ。そのまま他の2体にも同じ技を食らわせてやればいい」

東条「わかったわ。では――【ブフ】!」

???B「!」weak!

東条「さらに【ブフ】!」

???C「――!!」weak!

「全員ダウンだ! このまま二人で一気にいくぞ!」

東条「ええ!」


ボコスカボコスカ……


▲戦闘終了
get money ¥300

get item
>フリータロット


LV UP!
>東条のレベルが2になった
>アンサーのレベルが2になった

SKILL GET!
>アンサーは【突撃】を覚えた

▼ペルソナ【アンサー】LV1
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー弱耐ーーーーー耐
スキル
ブフ:敵単体に氷結属性の小ダメージを与える+まれに敵を凍結させる
突撃:敵単体に物理属性の小ダメージを与える
31 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 20:06:22.99 ID:lc4VlieR0
東条「……ふぅ」

「援軍はないようだし、どうやらこれで終わりだな」

東条「……」

東条「今のは……」


>男が扱っていた力もそうだが……

>自分から湧き出たのあの能力――【ペルソナ】とは一体……


「さて……一段落ついたところだが、君とは少し話をしなければならないようだな」

「今、覚醒した……君のペルソナという能力について」

「そして、今起こっている出来事について――」

東条「……」

「? おいどうした?」

東条「くっ……」バタッ

「! おい! しっかりしろ! おい――」


>身体が重い、瞼が重い

>ペルソナというのを使ったせいなのだろうか?

>もう……自力で立っていられない……

>意識が遠くなっていく……


>……

>……

>……
32 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 20:10:08.18 ID:lc4VlieR0
*ベルベットルーム


>ここは……


ウサミ「早い再会になりまちたね」

東条「あなたは……ウサミ、だったかしら?」

ウサミ「はい」

東条「どうしてまたここに?」

ウサミ「東条さんのペルソナが覚醒したからでちゅよ」

東条「ペルソナ……」

ウサミ「なので、これをお渡ししておきまちゅ」


>ウサミから【青い扉の鍵】を受け取った


ウサミ「これはこの部屋へと通じる扉の鍵になりまちゅ」

東条「無理やり呼び出されるではなく任意でここを訪れる事が出来るようになるという事かしら」

ウサミ「そうでちゅ」

東条「けど、私にはここを訪れる理由がないわ。そもそもどういった場所なのかも知らないし」

ウサミ「簡単に言えば、ここは東条さんのペルソナ能力をサポートする場所になりまちゅ」

東条「ペルソナ能力のサポート……?」

ウサミ「それはまた必要になった時に詳しくお話しまちゅね。今度は必ずきっと、貴女は自分の意志でここを訪れる事になりまちゅから」

東条「……意味はあまりよく呑み込めていないけれど、そういう事ならとりあえずいいわ」

ウサミ「それから、もうひとつ大事なお話が」

東条「?」

ウサミ「東条さんはこれから様々な人たちと出会う事になると思いまちゅ」

ウサミ「それは貴女のペルソナの力を強める大事な出会いになる事でしょう」

東条「ペルソナの力を強める……出会い……?」

ウサミ「もう少し東条さんに解りやすい言い方にした方が良いでちゅか?」

ウサミ「ええと、ええと、それだったら……えいっ!」

東条「!」


>ウサミが手に持っていたステッキを振りかざすと、私の目の前にあの【白い本】が姿を現す

>頁がぱらりとめくられると、空白だったそこにペンも何もないのに光る文字が記され始めた

>書かれた文字は――
33 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 20:12:17.81 ID:lc4VlieR0
東条「【COMMISSION】……」

ウサミ「東条さんがこれから出会う依頼人の名と絆を刻む頁でちゅ」

ウサミ「【COMMISSION】で依頼人をサポートし、その依頼人からサポートされる事で東条さんは成長していくんでちゅよ!」

東条「今までやってきた事とあまり変わりがないけれど、今後はそれが重要になってくる……そう捉えればいいのかしら?」

ウサミ「そう考えてもらって大丈夫でちゅ! よろしくね」


>ウサミは朗らかな笑顔を向けている――

>これもまた、ウサミの言う【依頼】のひとつという事なのだろうか

>ウサミとの間に、小さな繋がりが出来たのを感じる――


――我は汝、汝は我

――汝、新たなる絆を見出したり

――絆は即ち、己を知る一歩なり

――汝、【愚者】のペルソナを生み出せし時

――我ら、更なる力の祝福を与えん


>【COM Get!】
ウサミ 愚者 ランク1

>【COM Ability Get!】
ワイルドトーク
→戦闘時、会話交渉が可能になる



ウサミ「そろそろ時間みたいでちゅね」

東条「え? 待って、話はまだあるわ」

東条「そもそもペルソナとは一体……」

ウサミ「それについては自然とわかる事になりまちゅよ」

ウサミ「ほら! 目を開けて!」

東条「ッ……!」


>……

>……

>……
34 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 20:14:12.79 ID:lc4VlieR0
東条「……」パチッ


見知らぬ女性「あっ! 気が付いたのね?」

東条「……? 貴女は……? ここは一体……」

見知らぬ女性「あまり無理して動いちゃダメよ! ……ちょっと待ってて!」


>知らない女性はそう告げると慌ただしくこの場を去っていった

>……ここはどうやら外ではないらしい

>いつの間にか屋内へと運ばれて、ベッドに寝かされていたようだが……


東条「今までの事は夢、だったのかしら……」

東条「……けど、私は今まで……何を……」


「身体の調子はどうだ?」


東条「!」


>今さっきここにいた女性が男を一人連れてきていた

>その男は……夢の中で一緒に戦った男だ

>いや……この場にいっしょにいるという事は……


東条「夢では……無かったのね」

男「ああ、君が体験した出来事は紛れもない事実だ」

東条「では、ペルソナというものについても……?」

男「そうだ。あれは幻でもなんでもない。君の【力】だ」

見知らぬ女性「ちょ、ちょっと……! もう少し順を追って説明してあげない?」

男「……それもそうだったな」

東条「……」


選択
1.あなたたちは誰?
2.怪我は大丈夫?
3.自由回答安価

安価↓
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 20:16:25.37 ID:esDchicP0
ここは自分から名乗ろう
36 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 20:44:38.49 ID:lc4VlieR0
東条「……世話をかけてしまって申し訳ないわ。ありがとう」

東条「私の名前は、【東条斬美】と言うわ」

男「才囚学園の【超高校級のメイド】――そうだな?」

東条「! どうしてそれを……」

男「すまないが、君が眠っている間に身元が確認出来るものが無いか検めさせてもらった」

見知らぬ女性「あ、ボディチェックは私がしたから大丈夫よ?」

東条「そう……」

見知らぬ女性「自己紹介して貰ったから私たちもしなくちゃね」

見知らぬ女性「私は【雪染ちさ】、希望ヶ峰学園の卒業生で現在は希望ヶ峰学園で教師をしているの。よろしくね」

雪染「そしてこっちが――」

男「――【宗方京助】、雪染と同じく希望ヶ峰学園の卒業生で希望ヶ峰学園の関係者であると知ってもらえればそれでいい」

雪染「もう、雑な自己紹介だなぁ」

東条「……希望ヶ峰学園」


>その単語を聞いて、あの禍々しい建物と怪物の事がフラッシュバックする……


宗方「安心しろ、ここはもう【あの場所】ではないし。あの怪物もいない」

宗方「東条、今きみがいるこの場所は【元の世界の希望ヶ峰学園】だ」

雪染「もっと詳しく言えば、その宿直室ね」

東条「【元の世界】……?」

宗方「君もこれと同じような物を持っているだろう?」


>宗方と名乗った男の手にはいつの間にか【灰色の本】があった

>あれは、宗方がペルソナを使った時に現れたのと同じ本だ


東条「確かに私も【白い本】を拾ったけれど……」

宗方「東条があんな場所へと迷い込んでしまったのは、おそらくこの本が原因だと思われる」

宗方「あの世界――俺たちは【影の世界】と呼んでいるが、これは【影の世界】へ通じる扉の役割を果たしているからな」


選択
1.何故、【影の世界】なんてものがあるのか?
2.あの建物は希望ヶ峰学園では無いのか?
3.宗方は何故その【本】を持っているのか?

安価↓
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 20:51:16.72 ID:KemPltvC0
2
38 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 21:37:58.63 ID:lc4VlieR0
東条「……という事は、私が見たあの建物は希望ヶ峰学園では無いという事?」

宗方「そういう事になるな。あの世界は、この現実世界をそっくりそのままコピーしたような造りになってはいるが、希望ヶ峰学園がある場所だけは何故かあの様な変貌を遂げている」

宗方「そして……あの建物の中には東条が見たような怪物、【シャドウ】が多く生息しているんだ」

東条「【シャドウ】って……?」

宗方「これも俺たちが勝手に定義して呼んでいる名に過ぎない。詳しい生態についてもはっきり言って不明だ」

宗方「何故あの様な世界が存在してシャドウが巣食っているのか、何故俺たちはあの世界へ行く事が出来るのか、何故あの場所でペルソナという能力が使えるのか……」

宗方「実際のところ、それについては俺たちも詳しいという訳では無いんだ」

雪染「それをはっきりと確かめる為に私たちは調査しているんだもんね」

東条「私たち? もしかして、雪染さんも……?」

雪染「そうそう。私も、ほら」


>雪染は『水色の本』を見せる


雪染「で、それについてなんだけど……京助、大事な報告があるわ」

宗方「どうした?」

雪染「私があの世界で『感知』した反応……どうやら東条さんのものではなかったみたいなの」

宗方「なんだと……!?」

東条「? なんの話?」

雪染「ああ、ごめんなさい。実は私のペルソナにはサーチ能力が少しあるんだけれど……」

雪染「【影の世界】にシャドウ以外の存在を確認していて……あ、あのね、基本的にあの世界にはシャドウ以外は存在しないのよ」

東条「けれど、シャドウ以外の何かがあの世界にいると?」

雪染「そう。それも今日になって突然現れたの」

東条「じゃあ、宗方さんがあの場所にいたのはその存在を確認する為だったのね」

宗方「ああ。てっきり東条がそれなんだと思っていたが……」

雪染「どういう事なのかしら……」

宗方「もしかしたら、あの世界に通じる何者かである可能性もあるかもしれない」


>宗方が初めて自分と遭遇したとき警戒したような様子だったのも、そう考えていたからだろうか……?


宗方「すぐに調べに行くぞ」

雪染「待って! 京助、大分精神が消耗してるじゃない! 傷も負ったし……ここは一晩置く事にしましょう?」

宗方「だが……」

雪染「京助ひとりじゃ危険よ! もしあの建物の中に行くのだとしたら、私は外からサーチしてないと帰れなくなるんだから……」

宗方「……」

宗方「東条」

東条「?」

宗方「不躾ですまないが……君の力を貸してはくれないだろうか」

東条「え……?」

雪染「ちょ、ちょっと待って! 東条さんを巻き込む気なの?」

宗方「あの場所を調べるには俺たちだけでは力が不足している。認めたくは無いが、それは先程の出来事で痛感した」

宗方「俺たちには俺たちと同じ力を持った……東条の様な人間が他にも必要だろう」

宗方「そしてそれは、もしかしたらここには東条しかいないのかもしれない。だから……」

雪染「けど……」

東条「……」
39 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 22:17:31.46 ID:lc4VlieR0
東条「それは依頼だと受け取っていいのかしら?」

雪染「え……?」

東条「私は【超高校級のメイド】……依頼であるのなら、それを完遂するのが私の生き方でであり在り方よ」

東条「現実離れしている出来事が続いて混乱はしているけれど、それが私にしか出来ない事だというのなら、喜んで手伝わせてもらうわ」

宗方「……ありがとう、東条」

雪染「そ、そんな……」

東条「礼には及ばないわ。じゃあ、行きましょうか?」

雪染「ストップ!」

東条・宗方「!」

雪染「わかった。わかりました! 東条さんが協力してくれるっていうのなら正直助かるのは事実だと思うわ」

雪染「けど、貴女だって今日はもう大分疲弊しているでしょう? だから、今日の探索はこれでおしまい! その部分は譲らないからね?」

東条「……」


>確かに彼女の言う通り、身体も心も疲れが出ているのは確かだ


雪染「そんな状態であの場に赴いても危険なだけよ。だから、後日改めて……という事にしましょう」

宗方「……やむをえんか」

東条「……わかったわ」

雪染「ふぅ……もう、無茶はやめてよね?」

宗方「東条」


>宗方が自分に一枚の紙を差し出した


宗方「今日は帰ってもらって結構だ。この名刺に俺の連絡先がある。東条の都合のいい時で構わないから連絡をくれ」

宗方「それからひとつだけ約束を」

東条「何かしら?」

宗方「東条が所持している本は【影の世界】へ通じているが、けして一人であの場所へ立ち入らないように。わかったか?」

雪染「とても危険な場所だからね。行くときは必ず声をかけて欲しいわ。行くのならみんなで行きましょう?」

東条「そう……心得たわ」

宗方「これからよろしく頼む」


>宗方から期待の視線を感じる

>宗方との間に小さな繋がりが出来たような気がした……


――我は汝、汝は我

――汝、新たなる絆を見出したり

――絆は即ち、己を知る一歩なり

――汝、【皇帝】のペルソナを生み出せし時

――我ら、更なる力の祝福を与えん


>【COM Get!】
宗方京助 皇帝 ランク1



>雪染に付き添ってもらって帰宅する事になった

>……

>……

>……
40 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 22:28:04.93 ID:lc4VlieR0
>4/12(火) 曇


【朝】


>あの後家でぐっすりと眠ってしまった

>寝坊をする様な事は無かったし、疲れも大分とれたと思うが……

>昨日の出来事は信じられない様なものばかりだった


東条「けれど……現実なのよ」


>……

>宗方にはいつ連絡しようか?

>それは学校が終わってから考えよう



【昼休み】


>そういえば、才囚に入学してから少しの時間が経ったが、まだ足を運んでいない場所も多い気がする

>リフレッシュを兼ねて、何処かへ赴いてみようか……?


選択
行きたい場所は?
学校にありそうな施設ならよほどぶっ飛んだものでなければ大抵は可

41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 22:33:40.39 ID:KemPltvC0
図書室
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 22:39:13.12 ID:KemPltvC0
すまない、連取りになった。↓で
43 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 22:40:56.20 ID:lc4VlieR0
>図書室に行ってみようか?

>……




*図書室


>利用者の数はそこそこいるようだ

>各々、読書をしたり勉強に励んだりしている

>何か本を読みたくなったら借りてみるのもいいかもしれない


選択
1:本を借りてみる
2:知り合い発見、声を掛けてみる
3:予習復習お勉強
4:その他自由安価

安価↓
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 22:41:08.46 ID:VqFBs4D3O
娯楽室
45 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 22:47:31.91 ID:lc4VlieR0
>>42
連取りに関しては特に規制は今のところしてないので大丈夫です
というか>>43書いてしまったので……今回はこのまま進めます
もし安価取る人が多くなるような事があれば考えます

>>43の安価↓でお願いします
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 22:50:52.68 ID:aOylnMbYO
2天海
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 22:57:07.24 ID:KemPltvC0
了解。混乱させて申し訳ない
48 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 22:57:56.59 ID:lc4VlieR0
>? あそこにいるのは……


東条「こんにちは、天海くん」

天海「おや? 東条さんじゃないっすか」

東条「読書かしら? それとも勉強?」

天海「借りた本を返却してそのままなんとなく居座ってただけっす」

東条「そうだったの。ここにはよく来るのかしら?」

天海「んー、そうかもしれないっすね」


選択
1:オススメの本はある?
2:昼食に誘う
3:所持している『白い本』について聞いてみる
4:その他、自由安価

安価↓
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 23:01:59.82 ID:VqFBs4D3O
4 ドッペルゲンガーの噂について聞いてみる
50 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 23:24:47.07 ID:lc4VlieR0
>そういえば、昨日耳にした噂について、彼は知っていたりするのだろうか?


東条「ねえ、天海くん。最近この近辺で妙な噂が立っているという話をあなたは知らないかしら」

天海「妙な噂というと?」

東条「自分に似たもう一人の誰かに遭遇してしまうという話なんだけれど」

天海「ドッペルゲンガーの話っすか?」

東条「そう、まさにそれよ」

天海「才囚学園の近辺で発生しているなんて噂は俺は聞いた事はなかったっすけど……」

天海「けど確か、希望ヶ峰学園の生徒で実際に遭遇した後、少ししてから行方不明になってしまってのちに死体で発見された生徒がいたとかなんとかいう話は小耳に挟んだ事はあるっす」

東条「希望ヶ峰学園の生徒が……?」

天海「はい。確か【本科生】でなく【予備学科生】の……九頭龍って名前の女生徒らしいって」

東条「それって本当なの?」

天海「新聞にも予備学科の生徒が亡くなった事件については出ていたっす。ただそれがドッペルゲンガーのせいかどうかは定かじゃないっすけどね」

東条「そう……」


>希望ヶ峰学園の事件なら、希望ヶ峰学園に詳しい人に聞いてみた方がより詳しい事情がわかりそうではあるが……


キーンコーンカーンコーン


天海「おっと。もう昼休みが終りみたいっすね」

東条「本当ね。教室に戻りましょうか」



>……
51 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 23:27:38.23 ID:lc4VlieR0
【放課後】


>今日の授業は全て終わった

>この後についてだが……


選択
1:宗方に連絡をする
2:街の散策をする
3:帰宅する

安価↓
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/28(木) 23:40:18.78 ID:KemPltvC0
53 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/28(木) 23:55:56.50 ID:lc4VlieR0
>事は早い方が良い、宗方に連絡をしてみよう

>名刺に彼の電話番号が書いてあったはずだ

>……


prrrrrr


宗方『もしもし』

東条「もしもし。お疲れ様です、東条です」

宗方『ああ、東条か』

東条「昨日の件についてなのだけど……」

宗方『そうか。ならば直接会って話をしよう。こちらも進捗があってな』


>……?


宗方『希望ヶ峰学園までくる事は出来るか?』

東条「ええ」

宗方『それなら、俺の名刺をもって学園の校門前まで来てくれ』

宗方『そこにいる警備員に俺の名刺を見せて名乗れば通れるように話をつけておく』

東条「わかったわ」


>希望ヶ峰学園まで急ごう


>……
54 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/29(金) 00:13:37.74 ID:13qaMhrT0
*希望ヶ峰学園前


>校門の前にひとりの警備員が立っている

>おそらくその人物に話しかければいいのだろう


東条「あの」

警備員「あん? なんだお前。希望ヶ峰の生徒じゃねえな」

東条「東条斬美と言います。宗方さんの知り合いで……」


>警備員に宗方の名刺を見せた


警備員「宗方の言ってた東条ってのはお前か……まだガキじゃねぇか」

警備員「まあ、いい。ちょっと待ってろ」


>警備員は携帯で何処に連絡を取り始めたがすぐに通話を終了してこちらを見た


警備員「ついてこい。案内してやる」


>……


*警備員室


宗方「手をわずらわせてすまないな、逆蔵。東条もよくきてくれた」

逆蔵と呼ばれた警備員「これくらいはどうって事ねぇよ」

雪染「いらっしゃい、東条さん」

東条「お疲れ様です」


宗方「……さて、さっそく昨日の話の件についてだが」

東条「ええ。……」

東条「」チラッ


>宗方の知り合いらしい警備員もまだこの場に残っているのだが、この話をしても大丈夫なのだろうか……?


宗方「ん? ……ああ。逆蔵は大丈夫だ」

雪染「逆蔵くんもあの世界の事を知っている人間の一人だからね」

逆蔵「ペルソナだかいう能力は使えねぇけどな」


>なるほど、詳しい事情はわからないけれど、そういう事だったのか


雪染「……でね、昨日言ったあの世界に紛れているシャドウ以外の存在についての事なんだけれど」

雪染「それがなんだか……ううん、誰なのかが見当がついたのよ」

東条「! 本当に?」

雪染「ええ……なんだか覚えのある感覚だと思っていたんだけど、今日はっきりしたわ」

雪染「その人……今日になって行方がしれないっていう連絡が入って、それで確信出来た」

東条「つまり、希望ヶ峰学園の関係者なのね?」

雪染「そう。名前は……」


77期生、78期生から一名指定
安価↓

本日の安価はここで終了です
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 00:18:37.39 ID:v/zNfmBuO
澪田
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 00:34:36.03 ID:4e0GbSg+0
乙、中々文章クオリティ高くて楽しみ
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 10:15:50.64 ID:46bXB1ePO
面白い、期待です
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 10:52:36.73 ID:Cs+xZY410
ブラックメンはMIBの元ネタか
アンサーって美鶴やクマみたいなナビ系統っぽいよね
59 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/29(金) 22:14:00.33 ID:YWsxcSgdO
雪染「名前は【澪田唯吹】さん、【超高校級の軽音楽部】と言われている子よ」

雪染「……私のクラスの生徒なの」

東条「……!」


>雪染は何処となく落ち着きの無い様子で呟く

>彼女のクラスの生徒だというのなら、心配になるのは当たり前だ……


宗方「……雪染、ひとつ聞くが、その澪田という女生徒が、あの世界に関わりのある人物である可能性は?」

雪染「それは私も確認してみない事にはわからない……けど、どちらにしても、澪田さんの安否を確認しないと」

雪染「もし、偶然迷い込んでしまっただけだとしたら……」

東条「何の能力も持たない彼女には、シャドウと対抗する術が無い。一刻でも早く、彼女の存在をきちんと視認しなければいけないわね」

宗方「そうか。ならば、準備をして出発しよう」

宗方「逆蔵、例の物を」

逆蔵「はいよ」


>逆蔵は警備員室のロッカーの鍵を開けると、そこから色々な武器をずらりと並べ始めた


逆蔵「宗方は【刀】、雪染は【薙刀】でいいな?」

宗方「ああ」

雪染「ええ、ありがとう」

東条「こんな物の用意までしてあったのね」

宗方「ペルソナ能力程では無いが威力はあるのは確かだ。護身用に東条も好きな武器を選ぶといい」

東条「そうね……では……」


▼東条は大抵の武器を扱えます
▼武器にはそれぞれ特性があるので好みや戦略、状況などによって使い分けてみるのもいいかもしれません
▼ただし、戦闘中に武器の付け替えは出来ません
60 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/29(金) 22:14:38.76 ID:YWsxcSgdO
【刀】
・一度に攻撃出来る回数は一回
・力が上がる武器が多い
・攻撃力【大】

【薙刀】
・一度に攻撃出来る回数は一回
・攻撃をミスしてダウンした時に、シャドウから攻撃される確率が低い
・攻撃力【中】

【突剣】
・一度に攻撃出来る回数は一回
・素早さが上がる武器が多い
・攻撃力【中】

【拳】
・一度に攻撃出来る回数は二回(対象は一体)
・体力が上がる武器が多い
・攻撃力【中】(×2回)

【小刀】
・直接攻撃と投擲攻撃の二種類の選択が可能
・直接攻撃の方が威力が上だが、投擲攻撃を行った場合ミスしてもダウン扱いにならない
・直接攻撃の場合、一度に攻撃出来る回数は一回
・直接攻撃の攻撃力【中】
・投擲攻撃の場合、装備する武器によって投擲攻撃回数が異なる(対象は一体)
・投擲攻撃の攻撃力【小】(×攻撃回数)

【弓】
・一度に攻撃出来る回数は装備する武器によって異なる(対象は一体)
・クリティカルが出る確率がそこそこ高い
・攻撃力【小】(×攻撃回数)
・ミスしてもダウン扱いにならない

【槍】
・一度に攻撃出来る回数は一回
・攻撃をミスした時、任意で直接一撃だけ素手で殴りに行ける
・殴りに行かなかった場合、ダウン扱いだがシャドウに攻撃される確率は低い
・素手の殴りも失敗した場合、ダウン扱い
・攻撃力【中】

【銃】
・一度に攻撃出来る範囲と攻撃回数は装備する武器によって異なる
・他の武器と違い、弾さえ用意出来れば装備している武器を問わず追加効果が狙える
・デフォルトは通常弾
・攻撃威力は使用する弾によって異なる
・通常弾の場合は攻撃力【中】
・攻撃をミスしてもダウン扱いにならない

【鈍器】
・攻撃威力が一番高く、クリティカルが出る確率も一番高い
・ただし、命中率が一番低い武器
・攻撃力【特大】


攻撃威力は
鈍器>刀>銃(通常弾)>薙刀>突剣>槍>拳>小刀(直接攻撃)>弓=小刀(投擲)

くらいのイメージです(割と適当)

東条が今回使用する武器を
安価↓で選択
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 22:28:41.94 ID:4e0GbSg+0
銃で行こう
62 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/29(金) 22:41:48.40 ID:YWsxcSgdO
東条「では、【銃】をいただこうかしら」


>【銃】ニューナンブを装備した

>【通常弾】を装填した

*ニューナンブの攻撃回数1



雪染「ちょっと待って。東条さん……そんなもの扱えるの?」

東条「昔、海外で依頼を受けた時に少し触った程度だけれど、どうにかなると思うわ」

雪染「そ、そうなんだ……」

逆蔵「海外で依頼って、殺し屋か何かかよ……」

宗方「……あまり学生に持たせたくは無いものなのは確かだな。だが、非常事態だ。やむを得ん……か」


宗方「さて、準備はいいな? 一度校外に出るぞ」

逆蔵「あんま無茶な事はすんなよ」

宗方「そう心配するな。言ってくる」


>……
63 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/29(金) 22:57:35.31 ID:YWsxcSgdO
*希望ヶ峰学園 校門前


東条「どうしてわざわざ一度外へ?」

宗方「校内からあの世界へ入ってしまうと、例の建物内に出るんだが何処にいるのかわからなくなってしまうんだ」

雪染「凄く入り組んでて迷路みたいになってるのよ。だから、入り口から入って私がエントランスホールでナビゲートしながら進んで貰わないと」

東条「では、今まであの中の探索は宗方さんが一人で?」

宗方「……とは言っても、まだ五階程度までしか到達出来ていないがな」

雪染「本当に広くて難解な場所でね……いくら京助でも一人で五階まで行けたのが不思議なくらいよ」

雪染「あの中は入る度に姿を変えるから、マッピングも出来ないのよね」

東条「油断出来ない場所ね……そんなところに澪田さんが迷い込んでるかもしれないなんて……」

雪染「……」

宗方「……では、行くぞ」


>彼は本を開く

>すると辺りは一瞬眩くなって……


>……
64 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/29(金) 23:04:37.70 ID:YWsxcSgdO
*【影の世界】 希望ヶ峰学園 校門前


宗方「二人ともいるな?」

東条「ええ」

雪染「大丈夫よ」

宗方「雪染、澪田の反応はここから掴めるか?」

雪染「ちょっと待って。……うん、やっぱりいるみたい。けど、それほど遠くもないわ」

雪染「この感じだと……おそらく三階辺りにいると思うけど」

宗方「そうか。わかった」

宗方「……では、東条。これから突入するが、その前に何か質問は無いか?」

宗方「中に入ってからだと会話する余裕も無いかもしれない。気になる事があるのなら今のうちに答えておこう」


宗方たちに何か質問はある?
安価↓
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 23:20:12.03 ID:OWQzC9P6O
宗方たちはどうして、本を持っているのか
66 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/30(土) 00:03:39.78 ID:jy7BqKkm0
>そういえば……


東条「昨日聞きそびれてしまったけど、宗方さんたちはどうしてその本を持っているのかしら?」

東条「私の場合は教室で落ちていたのを拾ったのだけど……」

雪染「私のは職員室の落とし物預かり箱の中に入っていたのを整理していた時に見つけたものよ」

雪染「生徒の落とし物は一時的に保管されるけど、一定時間落とし主が現れないと処分しちゃうの」

雪染「で、その日は私がその中身を整理する担当の日だったんけど……何時誰が取得したのか、その後誰が預かって入れたのかよくわからない落とし物が出てきて……」

東条「それが雪染さんの持っている【水色の本】なのね」

雪染「そう。どう見ても新品だし、ちょっとした記録帳に出来そうだったから、捨てるのももったいないなーと思って、つい」

宗方「俺は、海外の希望ヶ峰分校建設予定地から発掘されたものをそのまま預かってな」

東条「希望ヶ峰分校?」

雪染「希望ヶ峰学園は近い将来海外校を新設する予定でね。京助はそのプロジェクトの責任者なの」

東条「宗方さんも教師なのかと勝手に思っていたのだけど……想像していたよりも偉い人だったのね」

宗方「大した事をしている訳じゃない。俺一人の力で行っているでもないし……」

雪染「……で、その日偶然、たまたま、京助がこっちに戻ってくるっていうから、逆蔵くんと三人で何処か食事にでも行きましょうって話になって」

宗方「その行先の途中でこの世界へと迷ってしまった……という訳だ」

東条「まさか、逆蔵さんが事情を知っていたのは、偶然本を持った二人と居合わせていたから一緒に来てしまったという事なのかしら」

雪染「正解。……逆蔵くんには悪い事をしてしまったわね」

宗方「……そうだな」


>どうやら、二人の所持している本も出所がどうも曖昧なようだ


東条「宗方さんの話だけを聞くとオーパーツの類にも思えるけど……」

雪染「うーん……そんなものが教室や学校に落ちていたって考えるのはおかしわね」

宗方「この本については然るべき研究者にも極秘に解析してもらっているが、今のところ大した情報は出ていないな」


>謎は深まるばかりだ……



東条「私から今聞きたい事はそれだけよ。そろそろ行きましょう」

宗方「そうか。では、雪染。サーチの方は任せる」

雪染「了解。二人とも気を付けてね。これ、あげる」


>item 【傷薬】×5を入手した


雪染「二人でも無理そうだったらすぐに引き返すのよ?」

雪染「澪田さんが気になるのは確かだけれど、これであなたたちまで大変なことになったら嫌だもの……」

宗方「心配性だな。大丈夫、すぐに片づけるさ」

雪染「そう……? ……いってらっしゃい」

東条「……」


>不安げな雪染の視線を背に感じながら、建物の中へと入っていった

>……
67 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/30(土) 00:14:31.79 ID:jy7BqKkm0
*【影の世界】 希望ヶ峰学園 1F


東条「……あ、もうひとつ大事なことを忘れていたわね」

東条「雪染さんのサーチした情報ってどうやって私たちは知る事が出来るのかしら?」

宗方「ああ……それについては……」


雪染『京助! 東条さん! 前方にシャドウの反応があるわ!』


東条「……え? 今、頭の中に直接雪染さんの声が……」

宗方「雪染のペルソナはどうやら他のペルソナ所持者にこうやってテレパシーのような事が出来る能力を持っているみたいでな」

宗方「そして、コンタクトしている他のペルソナを通じてその周辺のアナライズが出来るようになるらしい」

東条「便利な能力ね」

宗方「雪染曰く、そこまで精度は高くないそうなんだがな」

宗方「……で、シャドウの反応だったか。どうする? 東条」

宗方「シャドウと戦って前へ進むか、回避・迂回して別のルートを行くか……」


1.シャドウと戦闘
2.迂回する

安価↓

短いですが本日の安価はここまでです
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 00:18:06.12 ID:29PyuV5O0
2
69 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/01(日) 17:39:09.72 ID:4m1N8TAKO
東条「避けられる戦闘ならなるべく回避した方がいいのではないかしら。道はあちらにもあるようだし」

宗方「シャドウのいる先に階段があるとも限らんな。ではもうひとつの道へ行こう」


>……


東条「……あら? これは何かしら。箱みたいだけれど」

雪染『特に危険な反応は無さそうね。開けてみても平気よ』


>item 【カエレール】×1を手に入れた


東条「これ何かしら……?」

宗方「それはこの建物の入り口に戻れるアイテムだな。たまにこういった物が何故かその辺りに落ちている事がある」

東条「なるほど……」


1.シャドウを避けながら1Fフロアを隈なく歩いてみる(コンマ60以下で戦闘)
2.最短ルートで階段を探す(コンマ35以下で戦闘)


次の更新時間は22時以降になりそうですがこれだけ安価とらせてください
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 17:44:12.46 ID:Wx60FVWz0
2かな
71 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/01(日) 22:15:22.20 ID:J6crVqK70
東条「そんな事を言われると隅々まで探索して調べたくなってしまうけれど、今はそんな場合では無いわね」

宗方「ああ。なるべく無駄な動きはせずに上への階段を見つけた方がいいだろう」

東条「上手い事敵の動きを避けつつ、ね」


>……


*【影の世界】希望ヶ峰学園 2F

東条「……本当に学校では無い何かに変貌しているようね。改めて驚いたわ」

東条「シャドウもそこら中にいるみたいだし」

宗方「だが運良く今のところ戦闘は避けられて……東条、止まれ。隠れろ」

東条「!」

宗方「前方、少し離れた所にシャドウがいる様だ」

雪染『京助に先越されちゃった……その通りよ。幸い、こちらには気付いていないみたい。けど……』

宗方「一本道であのシャドウを倒して進むしか無さそうだ。上手い事奇襲をかけたい所だが……」

東条「隙を突くのね」


コンマ判定↓
75以下で先制攻撃チャンス
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 22:18:09.69 ID:eO2Oh2Z20
ほい
73 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/01(日) 22:43:32.41 ID:J6crVqK70
-先制攻撃チャンス!-


▼enemy【誘う少女】 ×1 LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:??????????



東条斬美
▼ペルソナ【アンサー】LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー弱耐ーーーーー耐
スキル
ブフ(敵単体に氷結属性の小ダメージを与える+まれに敵を凍結させる)
突撃(敵単体に物理属性の小ダメージを与える)

宗方京助
▼ペルソナ【ブラックメン】LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー耐弱ーーーーーー
スキル
アギ(敵単体に火炎属性の小ダメージを与える+まれに敵を炎上させる)
スラッシュ(敵単体に物理属性の小ダメージを与える


誘う少女「!?」

雪染『奇襲成功! 動揺している今がチャンスよ!』


宗方「東条、昨日の戦闘は覚えているか?」

宗方「戦いの基本はまず、こうして【先制攻撃を心がける】」

宗方「敵に隙があるうちに【相手の弱点を突いて攻撃】、慣れないうちはこれだけ頭に入れておけばいい」

宗方「とは言っても初めて会う敵は弱点などわからないだろう。そこは攻撃を重ねて探るしかないが、先制攻撃が出来れば相手に行動を許す事なくそのチャンスが増える事だろう」


行動選択
1.ペルソナのスキルを使う(ブフ/突撃)
2.攻撃(銃/通常弾)
3.防御
4.TALK
5.アイテムを使用(傷薬×5)
6.上記の行動+宗方の行動も決めたい場合はこちらで詳細を記入

行動順
宗方→東条

安価↓
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 22:49:49.28 ID:4+pR347cO
1 ブフ
75 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/01(日) 23:00:14.49 ID:J6crVqK70
宗方「……では、俺からいかせて貰おう。ブラックメン、【アギ】!」

誘う少女「ッ!」

東条「上手いわ! ……けど、ダメージは出ているけど、弱点ではないみたいね」

東条「では、こちらはどうかしら? アンサー、【ブフ】!」

誘う少女「きゃあっ!?」weak!

雪染『東条さんナイス! 敵がダウンしたわ! 一気に畳み掛けちゃいましょう!』


誘う少女「ちょ、ちょっと待って!」

東条「!」


>シャドウがいきなりこちらに話しかけてきた……


誘う少女「お、お願い! なんでもしてあげるから、今回ばかりは見逃して! ね?」

選択
1.見逃してあげる
2.見逃してあげない
3.今、なんでもって言った?

安価↓
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 23:02:16.94 ID:OLVwutCdO
3
77 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/01(日) 23:44:49.66 ID:hXPlPXNw0
東条「今、なんでもと言った?」

誘う少女「う、うん……言ったけど……」

東条「では具体的にはどういう事をしてもらえるのかしら。それをまず聞かせて欲しいわね」

誘う少女「えっと、うんと、ね……」

誘う少女「貴女たぶん新米のペルソナ使いよね? だったらまずシャドウとの会話について教えたげる!」

誘う少女「わたしとこうして意思疎通出来ているということは、おそらく貴女は【シャドウと会話が出来る人】だと思うの」

誘う少女「だから、気が向いたらシャドウに貴女の方からも話しかけてみるといいわ」


▼戦闘時、TALKのコマンドを選択する事でシャドウと交渉が出来ます
▼基本的に、こちらの行動選択時の時ならば、何時でも会話をもちかけられます


誘う少女「けど、会話で怒らせたりしちゃうとその戦闘最中はもう話を聞いてくれなくなっちゃうから注意してね!」

東条「話をすると何か良い事があるのかしら?」

誘う少女「そうねー。たとえば、アイテムやお金をもらう事が出来たり、あとはレベルに見合っていれば【契約】なんかしてくれちゃうかも?」

東条「契約……とはなにかしら?」

誘う少女「【契約】は文字通り、会話しているシャドウとの契約だよ。【もらえるお金が増えたり】、通常時では手に入らないような【レアなアイテム】が貰えちゃったり、あとは頼めば【無条件で退散】してくれたりとかしてくれちゃうよ」

誘う少女「【契約】出来るシャドウの数には制限があるからそこは頭に入れておいてね」


▼現在、東条が契約出来るシャドウの数は【三体】までです


誘う少女「それと……貴女はなんだか特別な存在みたいね」

東条「……?」

誘う少女「だから、今日はこれあげちゃう!」


▼誘う少女の【スペルカード】を入手した


誘う少女「私の名前は【ピクシー】、こんごともよろしく」


▼【ピクシー】が【白い本】の中にストックされた



▼戦闘終了
78 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/01(日) 23:58:47.63 ID:hXPlPXNw0
宗方「……今のは一体なんだ? シャドウがこちらに話しかけてくるなど、今までになかった事だが……」

東条「そうなの?」

宗方「ああ。それに、今東条の本に何か変化が起こらなかったか?」

東条「ええ。どうやら今のシャドウから【スペルカード】というものを貰った事によって、私の扱えるペルソナが増えたみたいなの」

宗方「なんだって? それはどういう事だ?」

宗方「ペルソナは一人につき一体までしか所持出来ないと思っていたが……」

東条「……それ、本当?」

宗方「……。どうやら東条には何か特別な素養があるのかもしれない。なかなか興味深いな」



▼ペルソナ【ピクシー】
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:−弱−弱耐−−−耐弱
スキル
ジオ
→電撃属性の小ダメージを与える+まれに感電させる
ディア
→HPを小回復する


この後の行動選択
1.フロアを隅々まで探索する(コンマ80以下で戦闘)
2.階段を探す事に専念する(コンマ30以下で戦闘)
3.アイテムを使う
→傷薬×5(体力を小回復)
→カエレール×1(ダンジョンから脱出)
4.その他、自由記述

安価↓
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 00:00:41.45 ID:Os/wI/480
80 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 00:08:13.03 ID:ZCT7T0n90
▼探索続行……

▼道中の宝箱の中から、item【地返しの玉】×1を入手した
▼item【解毒剤】×1を入手した


雪染『近くにシャドウの反応があるわ、気を付けて!』


↓コンマ判定
50以上で先制攻撃のチャンス
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 00:10:28.87 ID:NVxRmxEuo
82 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 00:21:33.61 ID:ZCT7T0n90
‐先制攻撃のチャンス!‐

▼enemy【地下室のランプ男】×1 魔術師LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:??????????

▼enemy【死刑台の人面花】×1 死神LV3
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:??????????




東条斬美
▼ペルソナ【アンサー】LV2 (装備中)
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー弱耐ーーーーー耐
スキル
ブフ(敵単体に氷結属性の小ダメージを与える+まれに敵を凍結させる)
突撃(敵単体に物理属性の小ダメージを与える)

▼ペルソナ【ピクシー】LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:−弱−弱耐−−−耐弱
スキル
ジオ(敵単体に電撃属性の小ダメージを与える+まれに感電させる)
ディア(味方単体のHPを小回復する)


宗方京助
▼ペルソナ【ブラックメン】LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー耐弱ーーーーーー
スキル
アギ(敵単体に火炎属性の小ダメージを与える+まれに敵を炎上させる)
スラッシュ(敵単体に物理属性の小ダメージを与える


行動選択
1.ペルソナのスキルを使う(ブフ/突撃)
2.攻撃(銃/通常弾)
3.防御
4.TALK
5.アイテムを使用
→傷薬×5:体力を小回復
→地返しの玉:HPを小回復して戦闘不能から復帰
→解毒剤 :毒の状態異常を回復
7.ペルソナチェンジしてスキルを使う(詳細指定)
8.上記の行動+宗方の行動も決めたい場合はこちらで詳細を記入

行動順
宗方→東条

安価↓
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 00:34:19.13 ID:Os/wI/480
ランプにブフ
84 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 00:45:09.55 ID:ZCT7T0n90
宗方「先手はもらうぞ! ブラックメン、【アギ】!」

死刑台の人面花「!?」weak!

雪染『弱点にヒット! 京助やっるぅ!』

宗方「ならば、もう一撃……【アギ】!」

死刑台の人面花「ッ……」

雪染『敵を一体殲滅、次は東条さんよ! 頼むわね!』

東条「任せてちょうだい。アンサー、【ブフ】!」

地下室のランプ男「ッ!」weak!


雪染『敵シャドウダウン! このまま一気に攻められるわよ!』


1.総攻撃する
2.TALK
→スペルカードを要求する
→契約を要求する
→アイテムを要求する
→お金を要求する

安価↓
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 07:58:03.22 ID:Zhs9wK1RO
1
86 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 14:44:02.27 ID:ZCT7T0n90
東条「覚悟なさい!」

-総攻撃!-

ボコスカボコスカ……


東条「お掃除完了よ」


▼戦闘終了

get money \500
→現在の所持金 \800

LV UP!
>東条のレベルが3になった
>アンサーのレベルが3になった

>宗方のレベルが3になった
>ブラックメンのレベルが3になった


>……
87 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 14:45:16.92 ID:ZCT7T0n90
東条「! 前方に階段があるわ」

雪染『という事は……』

宗方「いよいよ三階、澪田のいると思われるフロアに到達だな」

雪染『澪田さん……』

宗方「足を踏み入れる前に一度改めて各々の状態を確認するべきだろう。準備が出来たら乗り込むぞ」


状態
東条斬美
体力:好調
精神力:好調

装備武器:【銃】ニューナンブ(通常弾)
→敵単体に一回攻撃
アクセサリー:ヘッドドレス
→メイドの基本装備

ペルソナ
愚者 【アンサー 】LV3[装備中]
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー弱耐ーーーーー耐
スキル
ブフ(敵単体に氷結属性の小ダメージを与える+まれに敵を凍結させる)
突撃(敵単体に物理属性の小ダメージを与える)

恋愛 【ピクシー】LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:−弱−弱耐−−−耐弱
スキル
ジオ(敵単体に電撃属性の小ダメージを与える+まれに感電させる)
ディア(味方単体のHPを小回復する)


宗方京助
体力:好調
精神力:好調

装備武器:【刀】日本刀
→敵単体に一回攻撃 力+1
アクセサリー:ネクタイ
→紳士の嗜み

ペルソナ
皇帝 【ブラックメン】LV3
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー耐弱ーーーーーー
スキル
アギ(敵単体に火炎属性の小ダメージを与える+まれに敵を炎上させる)
スラッシュ(敵単体に物理属性の小ダメージを与える


所持アイテム
傷薬×5:味方単体の体力を小回復
地返しの玉:味方単体の体力を小回復して戦闘不能から復帰
解毒剤:味方単体の毒の状態異常を回復
カエレール:ダンジョンから脱出


やりたい事(ペルソナチェンジやアイテム使用等)があれば安価↓で指定
特になければ3Fへ突入です
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 15:19:35.66 ID:/wUjRegk0
とりま突入でいいんじゃない?
89 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 15:51:57.77 ID:ZCT7T0n90
東条「大丈夫よ。行きましょう」

宗方「よし。では行くぞ」

>……


*【影の世界】希望ヶ峰学園 3F


宗方「雪染、澪田の反応は?」

雪染『やっぱりこの階にいるわ。それも多分、すぐ近くに……』

東条「ねえ、あそこ……!」

宗方「!」


>前方に人が倒れているのが見える……!

>急いでその場へと駆け寄った


東条「そこの貴女! 大丈夫!?」

宗方「おい、しっかりしろ」

「……」

「……」

「……」






「すやぁ……」


東条「……」

宗方「……」

東条「寝ている……のかしら」

宗方「そのようにしか見えないが……雪染、彼女が澪田唯吹で間違いは無いな?」

雪染『ええ、この反応は間違いなく澪田さんね。特に身体に異常も無いみたいだけど』

東条「こんな場所で眠れるなんて随分肝が座っているのね……」

雪染『う、うーん、そうね……けど、何事も無いみたいでひとまず安心だわ』

澪田「むにゃむにゃ……はっ!?」


>澪田が目を覚ましたようだ
90 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 15:52:28.86 ID:ZCT7T0n90
澪田「……」

東条「澪田唯吹さんね? 気分が悪いとか、何処か怪我は……」

澪田「……ひ……ひ……ひ……」

澪田「人だあぁぁぁぁぁ!」ガバァッ

東条「きゃっ!?」

澪田「やっとまとまな人に会えたっす! 唯吹はっ唯吹は助かるんすか!?」

東条「え、ええ、大丈夫よ。だから落ち着いて?」

澪田「うぅ……ぐすぐす……」

宗方「……澪田唯吹、一体何があったんだ?」

澪田「へ? なんで唯吹の名前を?」

宗方「俺は希望ヶ峰学園の関係者だ。とにかく手短に解る事だけ簡潔に状況の説明を……」

東条「待って、宗方さん。それよりもまず、先にここから脱出を……」

雪染『京助! 東条さん! 近くに何か大きな反応があるわ!』

澪田「ぎゃあああああ! 志村ー! 後ろ後ろ!」

東条・宗方「!?」


>澪田の叫び声で反射的に後ろを振り返る

>そこには……


澪田?「……」


>もう一人の澪田唯吹の姿があった……
91 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 16:14:44.26 ID:ZCT7T0n90
雪染『な、なにこれ……? もうひとつ澪田さんの反応がある……?』

雪染『けど……澪田さんであると同時に、これはシャドウの反応でもあるわ……どういう事なの……?』

宗方「なんだって……?」


>澪田であると同時にシャドウでもある……?


澪田「あわ、あわわわわ……あ、あれっす! あれのせいっすよ!」

東条「え?」

澪田「い、唯吹はあれに追いかけ回されてこんな所まで迷い込んでしまったっす……!」

澪田?「……ふ」


>もう一人の澪田は不気味な笑顔を浮かべている……

>そして次第にその彼女?の周りを禍々しい空気が覆い始めて……


澪田?「……おまえを……コロス!」

澪田「ぎゃあああああああ!」


>澪田のいる……自分たちのいる場所へ何か人智を超えた攻撃を仕掛けてきた……!


東条「危ない……!」

宗方「くっ!」


>宗方はそれを避け、自分も澪田を庇いながら身を躱した


澪田?「ちっ……ちょこまかと……」

東条「……貴女は一体……何者なの……?」

澪田?「私? 私は……澪田唯吹」

澪田「なっ、何言ってるんすか!? 澪田唯吹は唯吹っす! デタラメ言わないで欲しいっす!」

澪田?「デタラメなんかじゃない。私は貴女、貴女は……私」

東条「……!?」

澪田?「けど、貴女はもういらないの。貴女には私がなる……だから大人しく消えろ!」

澪田「意味わかんねーっす! それではいそーですかって言うと思ったら大間違いっすよ!」

澪田?「うるさい!」

澪田「うるさくなーい!」


>二人の澪田は口論を始めた……


宗方「なんなんだ……何が起こっている……?」

東条「これって……まさか……」

東条「澪田さんの……ドッペルゲンガー……? いえ、そんな……でも……」
92 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 16:39:41.66 ID:ZCT7T0n90
宗方「雪染は澪田でありシャドウであると言ったが……ならば、あれは俺たちの『敵』になるのか?」

澪田?「……なんだっていい。面倒だ……おまえたちをまとめて始末すればそれで事は済む……!」

東条「……!」


>もう一人の澪田の姿が少女の姿から異形の怪物へと姿を変えていく……!


澪田「ぎゃーす! ば、ばけもの……!」

澪田だったもの「コロス……コロス……コロス……!」

宗方「東条、構えろ! あれはやはりシャドウだ!」

東条「……くっ」

澪田だったもの「お前に成り代わって……私は私の本当にやりたい事をやるんだ……!」

澪田だったもの「……あいつらにも……澪田唯吹のやりたい事を……認めさせてやるんだ……!」

澪田だったもの「みんなで一緒に……やらなければ……意味なんて……」

澪田「……え?」


宗方「来るぞ……!」

東条「……!」
93 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 16:40:34.69 ID:ZCT7T0n90
-戦闘開始-

▼enemy 【澪田のドッペルゲンガー?】LV5
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:??????????


雪染『相手は一体! とても強力な反応よ! 気をつけて』

雪染『まずは弱点が無いか探りましょう!』



東条斬美
▼ペルソナ【アンサー】LV3 [装備中]
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー弱耐ーーーーー耐
スキル
ブフ(敵単体に氷結属性の小ダメージを与える+まれに敵を凍結させる)
突撃(敵単体に物理属性の小ダメージを与える)

▼ペルソナ【ピクシー】LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:−弱−弱耐−−−耐弱
スキル
ジオ(敵単体に電撃属性の小ダメージを与える+まれに感電させる)
ディア(味方単体のHPを小回復する)


宗方京助
▼ペルソナ【ブラックメン】LV3
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー耐弱ーーーーーー
スキル
アギ(敵単体に火炎属性の小ダメージを与える+まれに敵を炎上させる)
スラッシュ(敵単体に物理属性の小ダメージを与える


行動選択
1.ペルソナのスキルを使う(ブフ/突撃)
2.攻撃(銃/通常弾)
3.防御
4.TALK【現在選択不可】
5.アイテムを使用
→傷薬×5:味方単体の体力を小回復
→地返しの玉:味方単体のHPを小回復して戦闘不能から復帰
→解毒剤 :味方単体の毒の状態異常を回復
7.ペルソナチェンジしてスキルを使う(詳細指定)
8.上記の行動+宗方の行動も決めたい場合はこちらで詳細を記入

行動順
澪田のドッペルゲンガー?→宗方→東条

安価↓
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 17:06:11.63 ID:Os/wI/480
とりあえずブフ
95 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 17:27:10.39 ID:ZCT7T0n90
>澪田のドッペルゲンガー? は宗方の方をじっとみつめている……


宗方「……? 何も仕掛けてこないのか?」

宗方「ならば、こちらは……ブラックメン、【アギ】!」

澪田のドッペルゲンガー?「くっ!」

雪染『攻撃ヒット! がんばれ京助!』

東条「私も続くわ! アンサー、【ブフ】!」

澪田のドッペルゲンガー?「っ……!」

雪染『ダメージ入ったわ! けど、火炎属性も氷結属性も弱点という訳ではないみたい……!』

雪染『それから……相手は次に京助へ向かって何かする気みたいだわ! 油断しないで!』


▼enemy 【澪田のドッペルゲンガー?】LV5
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:??ーー??????





東条斬美
▼ペルソナ【アンサー】LV3 [装備中]
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー弱耐ーーーーー耐
スキル
ブフ(敵単体に氷結属性の小ダメージを与える+まれに敵を凍結させる)
突撃(敵単体に物理属性の小ダメージを与える)

▼ペルソナ【ピクシー】LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:−弱−弱耐−−−耐弱
スキル
ジオ(敵単体に電撃属性の小ダメージを与える
ディア(味方単体のHPを小回復する)


宗方京助
▼ペルソナ【ブラックメン】LV3
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー耐弱ーーーーーー
スキル
アギ(敵単体に火炎属性の小ダメージを与える+まれに敵を炎上させる)
スラッシュ(敵単体に物理属性の小ダメージを与える


行動選択
1.ペルソナのスキルを使う(ブフ/突撃)
2.攻撃(銃/通常弾)
3.防御
4.TALK【現在選択不可】
5.アイテムを使用
→傷薬×5:味方単体の体力を小回復
→地返しの玉:味方単体のHPを小回復して戦闘不能から復帰
→解毒剤 :味方単体の毒の状態異常を回復
7.ペルソナチェンジしてスキルを使う(詳細指定)
8.上記の行動+宗方の行動も決めたい場合はこちらで詳細を記入

行動順
澪田のドッペルゲンガー?→宗方→東条

安価↓
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 17:37:10.53 ID:Os/wI/480
1 突撃
97 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 18:25:27.29 ID:ZCT7T0n90
澪田ドッペルゲンガー?「邪魔だ! 消えろ!」


>澪田のドッペルゲンガー? は宗方へ向けて突風を放つ……!


宗方「ぐっ……!」

雪染『京助!』

東条「宗方さん……!」

宗方「……まだ平気だ。これで……!」


>宗方の刀が澪田のドッペルゲンガー? を斬る……!


雪染『京助は残り体力気を付けて!』

東条「なかなか手強い相手な様ね……アンサー、【突撃】!」


>アンサーが、敵に向かって突進する……!

>それに伴い、自分の体力が僅かながら消耗したのを感じた

>どうやらペルソナは魔法スキルを使うと精神が消耗し、物理スキルを使うと体力が消耗する様だ

>細かい所ではあるが、この辺りも頭に入れて戦うべきなのかもしれない



雪染『敵はどうやら【疾風属性】の技を使うみたいだけど……先制を取られてしまうのが厄介ね……』



澪田「……」


▼enemy 【澪田のドッペルゲンガー?】LV5
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ー?ーー??????


東条斬美
▼ペルソナ【アンサー】LV3 [装備中]
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー弱耐ーーーーー耐
スキル
ブフ(敵単体に氷結属性の小ダメージを与える+まれに敵を凍結させる)
突撃(敵単体に物理属性の小ダメージを与える)

▼ペルソナ【ピクシー】LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:−弱−弱耐−−−耐弱
スキル
ジオ(敵単体に電撃属性の小ダメージを与える
ディア(味方単体のHPを小回復する)


宗方京助
▼ペルソナ【ブラックメン】LV3
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー耐弱ーーーーーー
スキル
アギ(敵単体に火炎属性の小ダメージを与える+まれに敵を炎上させる)
スラッシュ(敵単体に物理属性の小ダメージを与える


行動選択
1.ペルソナのスキルを使う(ブフ/突撃)
2.攻撃(銃/通常弾)
3.防御
4.TALK【現在選択不可】
5.アイテムを使用
→傷薬×5:味方単体の体力を小回復
→地返しの玉:味方単体のHPを小回復して戦闘不能から復帰
→解毒剤 :味方単体の毒の状態異常を回復
7.ペルソナチェンジしてスキルを使う(詳細指定)
8.上記の行動+宗方の行動も決めたい場合はこちらで詳細を記入

行動順
澪田のドッペルゲンガー?→宗方→東条

安価↓
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 18:33:35.51 ID:/wUjRegk0
7 ピクシーにチェンジ
8 アイテム使用ー傷薬(不可なら防御)
99 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 19:17:41.55 ID:ZCT7T0n90
>>98
ペルソナチェンジした場合、対象のスキル選択も可です
特に無い場合はこちらで勝手に決めてしまいます



>澪田のドッペルゲンガー? は東条の方をみつめている……


宗方「ちっ……なかなかしぶとい相手だ……すまないが回復の方を優先させてもらうぞ」


>宗方は傷薬を使った

>宗方のHPが僅かに回復した


東条「使える手段は全部試してみるべきかしらね……チェンジ、ペルソナ! ピクシー!」

東条「行きなさい――【ジオ】!」

澪田のドッペルゲンガー?「ぎゃぁ!?」weak!


雪染『やった! 弱点を突けたわ!』

雪染『さあ、やっちゃってちょうだい!』


-総攻撃!-


東条「任せて!」

宗方「行くぞ!」


ボコスカボコスカ……



澪田のドッペルゲンガー?「……ぐ……うぐ……」


雪染『今ので大分ダメージを与えられたみたい。あと一息よ!』

雪染『さっきまで東条さんに対してとろうとしていた攻撃態勢もとけたみたい。今ならきっといけるわ!』



澪田「……う……ぅ……」

澪田「うわぁぁぁぁぁぁ!」


東条「!? 澪田さん!」

宗方「馬鹿! よすんだ……!」

雪染『えっ……!?』


>澪田が突然叫びながら、澪田のドッペルゲンガー? に向かって突進していく
100 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 19:19:59.01 ID:ZCT7T0n90
澪田「こらっ! そんな……そんな事するなんて、ダメっす! やめてよ!」

宗方「離れろ! それは話の通じる相手では無いんだ!」

東条「澪田さん、いけないわ! やめて!」

澪田「やめるのはコイツっすよ! 人を傷付けるなんて……そんなっ……」

澪田「オマエが唯吹だっていうのなら、誰かにそうやって牙を向けるなんて、そんな事は許さねぇっす!」

東条「澪田さん……」

澪田のドッペルゲンガー?「……う……うっ……ぅ……!」

雪染『え……? そんな……シャドウの力が弱まってる……?」

宗方「! なんだと……澪田の言葉に反応しているとでもいうのか……?」

雪染『弱り切った今ならおそらく――勝てるわ!』


>けれど、このまま攻撃しては、澪田自身まで巻き込んでしまう……!


澪田「……ぐ……うぅ……こんにゃろー……!」

宗方「なっ……あれは……!?」

東条「!? そんな……」


>澪田の頭上に何かうっすらと浮かび上がっている――?

>あれは――本だ

>【青い本】が……

>そして、それに伴って、澪田のドッペルゲンガー? の身体が薄くなり始めて……


澪田「ぐ、ぁああああああっ!」


>本の頁から、何処か不完全ながらも……澪田の【ペルソナ】が姿を現す……!


――さあ、汝を阻むものを死へと誘うがいい!

――そのとき、我は真の姿を取り戻すであろう!


宗方「こんな事が……澪田もペルソナ使いに……?」

東条「完全体では無いようだけれど……おそらくあれでもある程度の力は使えるのではないかしら」

雪染『よ、よくわかんないけどっ、澪田さんと力を合わせて頑張って……!』
101 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 19:36:21.89 ID:ZCT7T0n90
澪田「うがー! いっけぇ!」


>澪田のペルソナが疾風を放つ

>それは、澪田のドッペルゲンガー? が扱う技よりも威力が大きく……


澪田のドッペルゲンガー?「きゃあっ!?」critical!


雪染『すごい! クリティカルが決まったわ!』

雪染『さあ、最後よ!』


澪田「これでラストォー!」

東条「覚悟なさい!」

宗方「とどめだ!」


‐総攻撃!‐

ボコスカボコスカ……


澪田「うおぉー! 唯吹の歌を! 聞けー!」


宗方「……いや、もう終わったぞ」

東条(澪田さん、変なテンションになっているわね……)



▼戦闘終了

get money \10000
→現在の所持金 \10800

get item
ガルカード

LV UP!
>東条のレベルが4になった
>ピクシーのレベルが3になった

>宗方のレベルが4になった
>ブラックメンのレベルが4になった


get skill!
>ピクシーが【パトラ】を習得した

▼ペルソナ【ピクシー】LV3
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:−弱−弱耐−−−耐弱
スキル
ジオ
→敵単体に電撃属性の小ダメージを与える
ディア
→味方単体のHPを小回復する
パトラ 【NEW】
→味方単体の眩暈・忘却・睡眠・空腹状態を治療する

>……
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