【モバマス】薫「 せんせぇのひざのうえ、とるぞーっ♪」雪美「させない……」

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1 : ◆yz988L0kIg [saga ]:2017/09/28(木) 00:21:42.08 ID:JulYgGx60
佐城雪美ちゃんと龍崎薫ちゃんがPの膝をかけてスタンドバトルをするお話です。
雪美ちゃんお誕生日おめでとう!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1506525702
2 : ◆yz988L0kIg [saga ]:2017/09/28(木) 00:22:22.98 ID:JulYgGx60
雪美「P……膝…………」

モバP「えっ?膝……?」

モバP(膝ってなんだ…?膝…ニー…、雪美……猫……ネコ科……タイガーニー……?)

ちひろ「膝の上に載せてほしいんじゃないですか?」

モバP「ああなるほど。ごめんなつい仕事サボってゲームしてたから考えが…あっ!」

ちひろ「仕事サボってゲームしてたんですね」

モバP「許してくださいなんでもしまむら」

ちひろ「なんで卯月ちゃんが出てくるんですか…程々にしてくださいよ」

モバP「やるぞやるぞ」

雪美「モバP……はやく………」

モバP「あぁ、ごめんごめん」

雪美「モバP……見てる…、ゲーム……してるところ……」

モバP「なっ、何言ってるんだこれは仕事だよほら、パソコンなんだから」

ちひろ「モバPさん?」

モバP「すみませんつい……」

雪美「見せて……もっと…………」

モバP「アイドルの頼みとあっては仕方ないな。これも仕事のうちだな」

ちひろ「もう…他の人には見つからないようにしてくださいよ」

モバP「はい」

モバP(今日のちひろさんやけに優しいな。もしかしたら地球最後の日かも知れない)
3 : ◆yz988L0kIg [saga ]:2017/09/28(木) 00:24:08.09 ID:JulYgGx60
雪美「………おー………モバP………上手い………」

モバP「伊達に毎日やってないからな」

ちひろ「本当にどうなっても知らないですよ!?」

ガチャッ

薫「ただいまー!」

ちひろ「おかえりなさい」

薫「せんせぇのひざのうえ、とるぞーっ♪」

ちひろ「いきなりですね」

雪美「させない……」

モバP「すまん薫、先客が」

薫「え〜、雪美ちゃんはずっと座ってるからいいじゃん」

モバP「そんなこのないよ、ついさっきだよ」

薫「えー」

雪美「わかった………いいよ……」

モバP(意外と聞き分けがいいな。雪美のほうがお姉さんだからかな?)
4 : ◆yz988L0kIg [saga ]:2017/09/28(木) 00:24:48.51 ID:JulYgGx60
雪美「出して………薫………、スタンドを………」

モバP「えっ?」

薫「いくよー!」ゴゴゴゴゴ

雪美「いいよ…………」

薫「いでよ!サンフラワーイエロー!」

雪美「スターペロチア…………」

モバP(今の子どもたちも意外とジョジョ好きなんだなぁ)
5 : ◆yz988L0kIg [saga ]:2017/09/28(木) 00:25:38.72 ID:JulYgGx60
あぁ、戦いごっこみたいなもんか。と思い雪美を膝からおろして椅子に座り直した。

しかし次の瞬間、私は椅子から転げ落ちるほどの衝撃的な光景を目の当たりにした。

薫の足元から人面ヒマワリがにょきにょきと生えて雪美を睨みつけた。

雪美の右肩から180cmほどの恰幅のいい影がぬっと姿を表し睨み返す。

人面ひまわりと大男の影が睨み合う異様な自体にも関わらず誰も口を開かずただ静寂だけが波打っていた。

もう秋だというのに額から流れた汗が頬をなでた。

二人と2体はじっと動かず、真顔でにらめっこをしているようだった。

きっと疲れて幻覚を見ているんだろう。

なんとなく、そう結論づけて視線をバカらしいほどにコミカルな人面ひまわりからパソコンへ向けようとした瞬間、マシンガンのような音が響いた。

咄嗟にその場にしゃがみこんだ。

何故か机の下で漫画を読んでいた比奈と目があった。
6 : ◆yz988L0kIg [saga ]:2017/09/28(木) 00:26:40.70 ID:JulYgGx60
比奈「どうしたんスか」

モバP「どうしたもこうしたもないよ、何だこの音は」

比奈「あぁ、雪美ちゃんと薫ちゃんすよ」

モバP「えっ!?」

比奈「ああやってじゃんけんの代わりにスタンドバトルで決めてるんスよ」

モバP「危なくないのか?」

比奈「大丈夫スよ。じゃれ合ってるだけなんで」

モバP「そ、そうなのか」

スタペロ「ペロペロペロペロペロ!!!」

サンフラ「フラフラフラフラフラ!!」

モバP「掛け声…ダサいな……」

比奈「それは言わないであげて欲しいっス」

雪美「…………」

薫「…………」

モバP「本人達めっちゃ退屈そうじゃん!雪美なんかずっと自分の爪見てるし」

比奈「何言ってるんスか!あれは精神を統一してるんスよ!!」

薫「ふわぁ〜」

モバP「あくびしたぞ」

比奈「まぁそういうこともあるッス……」
7 : ◆yz988L0kIg [saga ]:2017/09/28(木) 00:27:22.32 ID:JulYgGx60
モバP「まぁ危なくないならいいか」

モバP「よいしょっと」

七海「うふふ」

モバP「わー!七海!なんで俺の股間からでてくるだー!!!」

七海「七海のスタンドは【いきのもがかり】、こうやって人の身体に潜ることができるんれすよ!」

モバP「なんでもありかよ!」

薫「あ!七海お姉ちゃんずるい!!」

雪美「私………座ってた……………」

七海「これぞまさに"りょふのり"ってやつれすね〜」

終わり
8 : ◆yz988L0kIg [saga ]:2017/09/28(木) 00:30:30.13 ID:JulYgGx60
ちひろ「七海ちゃん、薫ちゃん、今日はほら……」

七海「あっ」

薫「そうだ!」

雪美「……?」

七海・薫「雪美ちゃんの誕生日!!」

モバP「あっ…」

七海「誕生日だから譲ってあげるれすよ!」

雪美「ありがとう………」

ちひろ「雪美ちゃん、私からのプレゼントです」

雪美「すごい………ペロのチョコ………」

比奈「アタシも用意してたっスよ」

雪美「……!!……ペロの似顔絵………似てる……」

モバP「流石だな」

比奈「モバPさんからはなんかないんスか?」

モバP「えっ……あっ……あるよ!!」

雪美「ほんと……?嬉しい…………!」

モバP「もちろん!!!…………えっと…………あの………」

雪美「わくわく………」

モバP「あっ!!!今履いてるの虎柄のパンツだ!!」

スターペロチア「オラァ!!!」ドゴォッ

モバP「ひでぶ!!」

雪美「やれやれ…………ね………」

このあとめちゃくちゃモバPにおねだりしましたとさ。

本当に終わり
9 : ◆yz988L0kIg [saga ]:2017/09/28(木) 00:32:18.78 ID:JulYgGx60
以上です。

雪美ちゃん本当にお誕生日おめでとう!
年々雪美ちゃんと祝う声が大きくなってきており、とてもうれしく思います。
これからも膝の上の恋人こと佐城雪美ちゃんを、どうかよろしくお願いします。

前作です
【モバマスSS】拓海「烈怒薔薇亜怒」
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