【安価・コンマ】幻想的な世界を探険家が行くようです【オリジナル?】

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120 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/05(木) 21:57:55.45 ID:yiVDx5e+0
4月6日 1/6 霧の高原の村 達成値:34/200

……夜は静かに過ぎていった。アルジールは、安寧の内に夜を過ごした。

「……おはよー。さて、今日も頑張りますか」

アルジールはどうする?

1.探索
2.調査
 (1)疎らな林
 (2)巨大な機械
3.休息
4.移動

↓1
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 22:00:00.60 ID:7I+7b+Afo
2巨大な機械
122 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/05(木) 22:16:10.58 ID:yiVDx5e+0
アルジールは調査を行った。

「……うーん、この機械。何なんだろうなぁ」

昨夜見つけた、巨大な機械。それが何なのかということについて、彼女は気になっていた。
其処で早速、彼女は、機械を調べてみることにした。

「さて、田舎で機械いじりはしてたけど、どうかなーっと」



二桁コンマ安価:↓1 100-(理知*5+器用*5+「科学技術」Lv*10)【45】以上で、調査成功
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 22:18:20.46 ID:n4EaDYi70
そい
124 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/05(木) 22:27:23.50 ID:yiVDx5e+0
アルジールの調査は成功した。
大した器具も持ってきていなかった為、軽く見聞した程度だったが、これが何なのかを理解することは出来た。

(これ……自動車だ。でも、化石燃料を使うタイプじゃない)
(それに、ただの自動車じゃないな。多分、何か作業に使う奴だ)
(何となく、田舎の畑で使ってた自動車を思い出すな。トラクター、だったっけ?)

「ふぅ。これの情報も、多分買い取ってくれるよね……ちゃんとメモしておかなきゃ」
「でも、道具が無いと辛いなぁ。次からは、機械がありそうな場所には『工具を持ってきてもいい』かもしれない」

『巨大な機械』の調査を完了した。
探索達成値が12上がった。
調査ポイント完遂ボーナス。更に10上がった。56/200
125 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/05(木) 22:28:48.80 ID:yiVDx5e+0
4月6日 2/6 霧の高原の村 達成値:56/200

「うーん、時間かかっちゃったなあ」

アルジールはどうする?

1.探索
2.調査
 (1)疎らな林
3.休息
4.移動

↓1
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 22:31:17.46 ID:7I+7b+Afo
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 22:32:06.98 ID:n4EaDYi70
3
128 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/05(木) 22:54:06.36 ID:yiVDx5e+0
アルジールは探索を行った。

「一度林から離れて、少し探索を……」

その途中、草原の中で、煌めく何かを発見した。

「おぁ、まただ。これは……線?」
「ゴム、かな。何かで覆われてるみたいだけど」
「何に使うものなんだろう」

アイテム『ゴム線?』を手に入れた。
探索達成値が7上がった。63/200
129 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/05(木) 22:57:24.35 ID:yiVDx5e+0
4月6日 3/6 霧の高原の村 達成値:63/200

「妙なものばっかり見つかるなぁ」

アルジールはどうする?

1.探索
2.調査
 (1)疎らな林
3.休息
4.移動

↓1





=====此処まで=====

今日は此処まで。こういう感じで、楽しんで貰えてますでしょうか?
こなれてきたら、もっとイベントを増やしたりもしたいと思います。

明日も夜九時くらいから開始する予定ですが、ちょっとまだわからないので、七時頃に一度書き込ませてもらいます。
お疲れ様でした。
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 23:12:34.37 ID:wwjVJRJIO

2で
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 23:32:20.68 ID:zXIDa9YEo
おつおつ
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 01:46:21.28 ID:hxESwNeC0
おもろい
133 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/06(金) 21:01:31.63 ID:QpOr2XHO0
こんばんは
七時の報告をし損ねましたが、本日もやろうと思います
……書き込む時間もないとは思わなかった



=====此処から=====
134 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/06(金) 21:16:08.59 ID:QpOr2XHO0
アルジールは調査を行った。

「……流石に、さっきみたいな大当たりはないか。林に戻ろう」

林の周囲の探索を終え、再び林に戻ったアルジールは、その中をまた調べてみることにした。
しかし、ぶらぶらと、その辺りを歩き回るが、特に収穫はない。
昨日の様に、サクサクとそう簡単に遺物の類が見つかる訳ではないのだと、若干落胆しながらも、彼女は自分を納得させ、一息ついた。

「まぁ、まだ探険は終わらないし。何事も経験経験」

背嚢から出した水筒から水を飲み、腰を下ろした岩から立ち上がる。
と、その拍子に、彼女の手から水筒の蓋がこぼれ落ち、その岩に当たった。
コンッ。軽くて高い、間の抜けた金属音が響く。

「……あれ?」

振り向き、今の今まで座っていた『岩』を見る。
握り拳でそれを軽く叩いてみれば、やはり、軽い音が返ってくる。

「……あっれー。もしかして、また当たり?」

調査ポイント『金属の岩』を発見した。
探索達成値が9上がった。72/200
135 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/06(金) 21:17:15.54 ID:QpOr2XHO0
4月6日 4/6 霧の高原の村 達成値:72/200

「私、もしかして滅茶苦茶ツイてるのかな」

アルジールはどうする?

1.探索
2.調査
 (1)疎らな林
 (2)金属の岩
3.休息
4.移動

↓1
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 21:17:31.66 ID:vHEieRq9O
2
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 21:18:08.56 ID:vHEieRq9O
すいません2の(2)です…
138 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/06(金) 21:29:47.51 ID:QpOr2XHO0
=====システム=====

ゾロ目!素晴らしい!

=====システム=====



アルジールは調査を行った。

「金属の岩……いや、多分、何か大きな機械の一部が地表に出てるのかな?」

良くわからない、その『岩』を手で触って調べる。一体これは何なのか、このままでは調べる事もできない。
さて、どうしたものか、と考える内、アルジールは閃いた。要するに、全貌が分かればいいのだ。
それなら、「岩を引き抜いてしまえばいい」。

「そうと決まれば……」

アルジールは、持ち込んだ『縄』を背嚢から取り出し、岩に括り付けた。
そして、その端を自分の手に巻きつけて、しっかりと握る。

「せー、のー……よっいしょー!!」



二桁コンマ安価:↓1 100-(膂力*10+ゾロ目ボーナス30)【20】以上で、岩が引っこ抜ける。
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 21:31:00.45 ID:0cZiMJzE0
140 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/06(金) 21:39:50.56 ID:QpOr2XHO0
すぽん、と、思った以上に軽い感触と共に、金属の岩が引っこ抜ける。
どうやら、そもそも大して深く埋まっていなかったことと、岩自体が軽かった事が影響したようだ。

「わひゃっ」

力みすぎてそのままひっくり返ったアルジールは、打った頭を手で抑えながら立ち上がった。
引っこ抜いた岩を見てみれば、それは、どうやら「凹んだ金属板のようなもの」だったようだった。

「……何だろ、これ」

アルジールは、じっとそれを見つめてみるが、その正体にはとんと思い当たらない。
暫く思い悩んだ挙句、それが思いの外小さい事から、そのまま持ち帰って、鑑定を願うことにした。

「当たりなのか、外れなのか……」

『金属の岩』の調査を完了した。
アイテム『凹んだ金属板』を手に入れた。
探索達成値が6上がった。
調査ポイント完遂ボーナス。更に10上がった。
ゾロ目ボーナス。更に6上がった。94/200
141 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/06(金) 21:42:40.11 ID:QpOr2XHO0
4月6日 5/6 霧の高原の村 達成値:94/200

「うーん……気になる。この板何なんだろう」

アルジールはどうする?

1.探索
2.調査
 (1)疎らな林
3.休息
4.移動

↓1
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 21:42:57.30 ID:KPX+r/0zo
143 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/06(金) 22:08:16.24 ID:QpOr2XHO0
テスト
144 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/06(金) 22:15:07.78 ID:QpOr2XHO0
=====システム=====

ちょっと失礼、どうも通信状況が良くないようです。
おかしな書き込みになってしまったら済みません。

=====システム=====



アルジールは探索を行った。

「今のツキが残ってる内に……」

先程から、何度も良いものが見つかっている。幸運に恵まれているならその間に、と、辺り一帯を片端から調べた。
結果としては、その幸運はまだ続いている、と言える成果を挙げることが出来た。

「……崖の下に穴。洞窟だ」

霧で見えなかった、切り立った崖。林の木々よりも更に高いその崖の根本に、洞窟が口を開けていた。
決して背の高くないアルジールが、何とかしゃがまず通れる程度の、さして大きくないものだった。

「やったね。まだまだツキは続くんじゃないこれ?」

探索エリア『崖下の洞窟』を見つけた。
探索達成値が11上がった。105/200
145 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/06(金) 22:16:46.36 ID:QpOr2XHO0
4月6日 6/6 霧の高原の村 達成値:105/200

「まだまだ稼ぐぞぉー」

アルジールはどうする?

1.探索
2.調査
 (1)疎らな林
 (2)崖下の洞窟
3.休息
4.移動

↓1
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 22:21:18.95 ID:IxMjWwAj0
2(2)
147 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/06(金) 22:43:47.31 ID:QpOr2XHO0
アルジールは調査を行った。

「ふむ、洞窟か。探険家っぽくていいなぁ」

元々、アルジールは探険というものが好きな性質である。幼年のお転婆が長じた、と言ってもいいかもしれない。
だから、好奇心を掻き立てるものであれば、彼女は何にでも興味を持つし、それを調べようとする。
こんな洞窟は、丁度、彼女の好奇心の対象として、最適であった。

「さて、何があるかな」

油に火を付けた『ランタン』を片手に、彼女はぐんぐん洞窟へ入っていく。
仄暗い暗闇さえ、彼女を留めるだけの恐怖を齎すことはなかった。

そして、そのまま暫く分け入っていくと、彼女は、足に何かが当たったことに気づいた。

「……?」

ランタンを近づけてみると、それは、緑に苔むした、軽石の様な何かだった。

「これ、何だろう……?」



二桁コンマ安価:↓1 100-(理知*10)【70】以上が出ると……
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 22:44:03.62 ID:dOk6V/fOo
149 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/06(金) 22:50:01.76 ID:QpOr2XHO0
暫く、その軽石の様なものに触れていたが、一向に正体には思い当たらない。
単に軽石に苔が生えただけのものかとも思ったが、近くに、それらしい小石は見当たらない。
これ一つだけ、ぽつんと此処にあることが、何となしに不思議に思えた。
しかし、とは言っても、これが何かなど、アルジール自身の乏しい知識では分からなかった。

「遺物っぽくはないんだよね……これ、どうしよう?」



自由安価:↓1 この『苔むした軽石?』をどうする?
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 22:51:01.89 ID:vHEieRq9O
とりあえず持っておく
151 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/06(金) 23:11:05.43 ID:QpOr2XHO0
「まぁ、持っておこうかな。別にこれくらいは何でもないだろうし」

アルジールは、それを持っていくことにした。嵩張るものでもないし、気になるものは気になる。
後々、調べる機会もきっとあるだろう。それを懐に入れながら、彼女はそう思った。



アイテム『苔むした軽石?』を手に入れた。
探索達成値が7上がった。112/200
152 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/06(金) 23:13:43.57 ID:QpOr2XHO0
「……ふわぁ。今日はこれでおしまいかな」

そして、夜が来た。
アルジールは、今日一日で探険出来た場所を思い返しながら、ゆっくりと眠りに就いた。



……夜が来た。獣が目を覚ます夜だ。

二桁コンマ安価:↓1 100-運命(30)以下が出ると……
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 23:20:52.43 ID:dOk6V/fOo
154 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/06(金) 23:25:47.11 ID:QpOr2XHO0
4月7日 1/6 霧の高原の村 達成値:112/200

……夜は静かに過ぎていった。アルジールは、安寧の内に夜を過ごした。

「うん。いい朝。今日も頑張ろう」

アルジールはどうする?

1.探索
2.調査
 (1)疎らな林
 (2)崖下の洞窟
3.休息
4.移動

↓1
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 23:30:12.80 ID:tFyQzyz70
2 (2)
156 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/06(金) 23:38:52.12 ID:QpOr2XHO0
アルジールは調査を行った。

「今日も潜るぞぉ」

再び、昨日見つけた洞窟に潜り込むアルジール。
昨日引き返した辺りを通り過ぎ、更に奥へ進んでいく。
すると、暫く歩いた先に、またしても見覚えのあるものを見つけた。

「……あれ、まただ」

其処にあるのは、昨日見つけた『苔むした軽石?』とそっくりな、しかしそれよりは大きい何か。
そして、その直ぐ傍らで、地面に半ば突き刺さるように転がっている、薄っぺらな板のような何かだった。

「……何なんだろう、この石みたいの」



自由安価:↓1 アルジールはどうする?
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 23:48:56.62 ID:GOVFcjhrO
板を調べる
158 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/06(金) 23:57:16.33 ID:QpOr2XHO0
ランタンを一度地面に置き、まずは、薄っぺらな板を調べる。
地面から取り上げてみると、どうやらそれは、何かしらの金属で出来たもののようだった。
角の丸い長方形型。恐らく表らしき面が真っ黒になっていて、光をよく反射している。
そのほかには、側面に一つボタンがあるばかりで、特にこれといった特徴もない。

「見たこともないなぁ。何だろうこれ」

疑問を頭に浮かべるばかりのアルジール。ともあれ、どうやら人工物らしいのは間違いない。
一応、成果として頂いておこう、と、それを持っていくことにした。



『薄っぺらな板』を手に入れた。

自由安価:↓1 アルジールはどうする?
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/06(金) 23:59:44.14 ID:dOk6V/fOo
石も調べてみる
160 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 00:10:15.14 ID:yTAmIK1d0
さて、板の方を調べ終えると、その直ぐ側にある軽石らしいものも気になってくる。
昨日のそれと比べて、これは幾らか大きい。形も細長く、ちょっとした棒の様な形をしている。
手にとって見れば、やはり軽い。大きさに対して、軽すぎる感じもする程だった。

「……あれ?」

ふと、その時、アルジールの頭の中で、ひっかかるものがあった。
そう言えば、こんなものを何処かで見たような……?
あれは、確か故郷の村で……



二桁コンマ安価:↓1 100-(理知*10+連続補正5)【65】以上が出ると……
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/07(土) 00:22:34.75 ID:tUFPgNdMO
162 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 00:37:32.83 ID:yTAmIK1d0
=====此処まで=====

今日は此処まで。流石に時間が遅いようなので、安価を取ったところで終わらせて頂きます。
明日の夕方頃、続きを書ければと思います。大体、六時〜七時くらいになると思います。
因みに、此処まで発見してきたものは、一部を除いて現代社会で見かけるものです。
時間がある方は、それが何なのか、予想してみても面白いかもしれません。

お疲れ様でした。
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 00:38:05.09 ID:iYHrMA8I0
おつ
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 00:42:37.55 ID:NXXSQh3qO

とりあえず板はタブレット端末かな?
165 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 19:06:48.47 ID:yTAmIK1d0
こんばんは
ちょっと時間がずれましたが、ぼちぼち始めていこうと思います
……ずだ袋が足りない。リンゴもっと配ってくれないかしら



=====此処から=====
166 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 19:34:00.78 ID:yTAmIK1d0
「……あ」

思い出した、と、アルジールは零した。
あれは、何時のことだったか。祝い事に必要と言って、牧場に肉を貰いに行く親に、一度だけついていったことがある。
その時に、確かに見て、そして確か、触れることもした。

親と牧場の旦那が、牛小屋の前で何かを話し合う。そして、話がまとまると、旦那は一度、牛舎に入っていった。
出てきた時には、育てていた牛を一頭、連れていた。
彼はそのまま、その牛を密閉された部屋へ連れていき、扉を閉めた。
そして、牛の絶叫が聞こえてくる。
彼が部屋から出てきた時、着ていた作業服には、血しぶきが飛び散っていて。
その手にぶら下げられていたのは、色鮮やかな赤い肉と、わずかに飛び出た骨。

そうだった。あの時見た骨の形に、この緑のものはそっくりなのだ。
苔のせいで手触りまでは分からない。しかし、重さも、良く思い出せば、これほどの重さだったように思う。

「……骨、かぁ」

少しだけ、唸るような声をあげて、アルジールは眉を顰めた。
ということは、きっと、彼女が懐に入れた小さい方も、多分骨なのだ。
嫌なものを思い出しもしただけに、余り、良い気分のするものではなかった。
167 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 19:35:53.90 ID:yTAmIK1d0
しかし、さて、どうしよう……であった。
こうして正体に推定がついた今、これを態々持ち帰ることもあるまい、と思う。
しかし、一度それと気づいたなら、放置しておくことも、何だか収まりが悪い。

「この骨、どうしようか」



自由安価:↓1 アルジールはどうする?
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 19:48:40.89 ID:Gki5wiklO
洞窟の外にお墓を作って埋めておく
169 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 19:59:03.23 ID:yTAmIK1d0
――結局、アルジールは、その苔むした骨を、土に還すことにした。
流石に本格的なものというわけにはいかなかったが、墓を作り、供養する。
どんな動物かも分からないが、しかし、野ざらしにするのも、忍びなかった。

(……どうぞ、安らかに眠ってください)

古い言葉、旧世界から伝わるとされる鎮魂の言葉を語り、彼女は、墓の前で祈った。



探索達成値が12上がった。124/200
170 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 20:00:13.36 ID:yTAmIK1d0
4月7日 2/6 霧の高原の村 達成値:124/200

鎮魂を願った後、彼女は一度洞窟から離れた。

「どうしようかな……」

アルジールはどうする?

1.探索
2.調査
 (1)疎らな林
 (2)崖下の洞窟
3.休息
4.移動

↓1
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 20:02:46.75 ID:yujwPb1go
172 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 20:14:59.99 ID:yTAmIK1d0
アルジールは探索を行った。

「……心機一転、ちょっと周りを探索してみよう」

先程の事が頭にこびり付いて離れず、些か呆としているアルジール。
気分を晴らす為、という事で、洞窟からも林からも離れ、辺りを探索した。

「霧、濃いなあ」

ぽつりと呟くアルジール。この高原の様子は、来た時と同様、一向に変わらない霧に覆われていた。



探索達成値が6上がった。130/200
173 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 20:15:49.29 ID:yTAmIK1d0
4月7日 3/6 霧の高原の村 達成値:130/200

「ふぅ……」

アルジールはどうする?

1.探索
2.調査
 (1)疎らな林
 (2)崖下の洞窟
3.休息
4.移動

↓1
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 20:19:16.65 ID:oxj91WPDO
175 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 20:29:19.80 ID:yTAmIK1d0
アルジールは休息することにした。

「……ちょっと、休憩しよう」

流石に、衝撃が強かったのか。アルジールは、気分が一向に晴れない事に気づいた。
このまま探索など続けては、危険が伴う。ということで、寝床にする焚き火の直ぐ側で、一度横になることにした。

「……少しだけ。少し、だけ」

うとうととするアルジール。薄い毛布に包まり、寒さに耐える様に、身を縮こめる。
次に目覚める時には、少しは気が晴れているだろうか。そう思って、微睡みに誘われた。



二桁コンマ安価:↓1 100-運命(30)以下が出ると……
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 20:29:53.85 ID:dnCy6azj0
177 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 20:36:04.20 ID:yTAmIK1d0
4月7日 4/6 霧の高原の村 達成値:112/200

……暫く後、アルジールは目を覚ました。
体調は、何も問題ない。気分も、少しは晴れた。これなら、探険に復帰しても問題ないだろう。

「……さて、どうしようかな」

アルジールはどうする?

1.探索
2.調査
 (1)疎らな林
 (2)崖下の洞窟
3.休息
4.移動

↓2
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 20:43:32.90 ID:OkQcolmzo
1
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 20:44:38.45 ID:NH3Fiu9uo
180 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 20:51:52.97 ID:yTAmIK1d0
アルジールは休息することにした。

「……まだ、少し」

確かに、寝て少しはスッキリした。だが、念の為という奴だった。
この辺りに、危険な魔物などは出ない。もう少し寝ても、獣に襲われたりはしないだろう。

「おや、すみ……」

再び、彼女は毛布に包まり、寝息を立て始めた。



二桁コンマ安価:↓1 100-運命【30】以下が出ると……
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 20:53:08.15 ID:yujwPb1go
182 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 21:15:50.95 ID:yTAmIK1d0
=====システム=====

おふ。引き当てちゃいましたか。
では……

=====システム=====



がさり。直ぐ近くの草叢が音を立てたのを、アルジールは聞きつけた。

ゆっくり、静かに瞼を上げ、身動ぎを見せないように、目だけで周りを見回す。
夕刻が近づき、太陽が中天を通り過ぎた頃の空。白い光の珠は、世界の全てを照らしている。
彼女に近づきつつある、獣の姿も。

(……しまった)

油断した――。
そう思い、しかし、咄嗟に動き出さなかったのは、彼女の肝が座っているからか。それとも、恐怖が彼女を縛り付けたからか。
大失態であった。確かに、魔物や悪魔は居なかったのだろう。しかし、こうした普通の獣がいないとまでは、ギルドの管理者は言わなかった。
それに対する対策を、つまり焚き火を怠り、そのまま眠ってしまったのは、明らかに此方の落ち度である。

獣は、微かな呼吸音だけを周囲に響かせながら、近づいてくる。
静かな林の中、木立が擦れ合い、ざわめく音だけが、やけに煩く聞こえている。

(……どうしよう)



自由安価:↓1 アルジールはどうする?

尚、大まかな選択肢としては

1.戦う準備をする
2.逃げる
3.アイテムを使う
4.種族能力『観測者』を発動し、コンマを改竄して事実をなかったことにする
5.その他

などが考えられます。
183 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 21:19:36.28 ID:yTAmIK1d0
=====システム=====

失礼、こういう安価の場合は少し猶予を持たせたほうが良かったですかね
このレスから↓2の方で安価を取ります

=====システム=====
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 21:21:26.28 ID:HXFWTRllO
獣を観察してから戦う準備をする
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 21:22:31.43 ID:yujwPb1go
186 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 21:32:00.90 ID:yTAmIK1d0
戦う他、ない。アルジールは、腹を括った。
元より、探険とはこういう事が起こるものであることは、先刻承知であった。
それに、相手は凶悪な魔物でも、況してや悪魔でもない。
悪魔祓いや魔物狩りではなくとも、猟師程度であれば相手取れなくもない獣のハズだった。
背嚢に差した『鉈』の存在を確かめながら、彼女は、飽くまでも冷静に、まずは獣の様子を観察した。



二桁コンマ安価:↓1 100-(器用*10)【20】以上で、獣の種類判明。
           100-(理知*10)【70】以上で、獣の詳細判明。
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 21:33:38.71 ID:yujwPb1go
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 21:33:59.85 ID:oxj91WPDO
189 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 21:43:05.26 ID:yTAmIK1d0
(……! 狼。それもオオキバオオカミだ)

彼女は、たまさか、その獣の正体を知っていた。
オオキバオオカミ。同種の中でも牙が特に大きく発達した、山岳地帯に棲む狼。
人の生活圏と生息地域は重ならない為、人に害は及ぼさない。しかし、高地帯で牧畜を営む村では、放牧の際にこの狼を特に警戒するという。
他の同種と比べ、気性は激しくはないが、餌と定めたものを逃さない執念深さを持つ。
狼としては珍しく、一生を通じて単独行動を貫くというから、群れで襲われる心配がないのが幸いか。

(村の情報を調べた時に、偶々この狼のことも出てきたんだよね。ツイてたって言うべきかな)

相手がどんな存在なのかは、分かった。彼女は、密かに、相手に気取られぬ様、戦う為の準備を始めた。



自由安価:↓2 何を準備するか。
二桁コンマ安価:↓3 100-(器用*10)【20】以上で、準備成功。
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 21:57:03.00 ID:HXFWTRllO
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 22:01:20.82 ID:yujwPb1go
罠を仕掛ける
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 22:02:58.02 ID:oxj91WPDO
193 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 22:16:09.97 ID:yTAmIK1d0
彼女は、この狼が危険なことも、真正面から戦うには手強い相手だということも知っていた。
なので、まず、自分に有利になるように、仕込みをしようと考えた。

(罠なんて初めて仕掛けるけど……)

即席で『縄』で輪を作り、もう片端を木の枝に渡す。相手が縄の輪に足を踏み入れた瞬間、引っ張り上げてしまう。
こういった罠を構想し、実際に作ってみようと試みた。
しかし、幾らなんでも、何も知らない段階からそうしたものを作るのは無謀だったと見え、敢えなく失敗してしまう。

(うー。こりゃダメだ。仕方ない、こうなったら身一つでやってやる)

慌てて、鉈を背嚢から引き抜き、狼の来る方を見据える。
最早、打てる手は打った。これ以上は、ぶっつけ本番だ。

どんどんと、狼は近づいてくる。
そして、此方が気づいていることに勘付いたのか、ある程度の距離になると、一気に走り、距離を詰めてきた!



=====戦闘開始!=====
194 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 22:26:58.93 ID:yTAmIK1d0
まさかもうやることになるとは思っていませんでしたが、ともあれ、戦闘が始まります。
此処で、戦闘の進め方、また探険中の行動について説明させて頂きます。

戦闘は、完全相互ターン制です。例外的な状況を除き、アルジール→敵→アルジール……を繰り返します。
また、戦闘中の行為については、コマンド制です。
攻撃時には、

1.攻撃……装備(この場合鉈)に依拠する能力値を参照して、攻撃を繰り出す。
2.技能……戦闘に利用可能な技能を利用する。今回は事実上無意味。
3.道具……所持する道具を使う。
4.その他……自由記述と共に選択。そのほかの行動を行う。
5.逃走……戦闘から逃走する。器用の値を参照する。

から選択。
防御時には、

1.回避……コンマの値を参照して回避を試みる。
2.防御……耐久の値を参照して防御を試みる。
3.技能……攻撃時の技能と同じく。
4.その他……同上。

から選択します。
「攻撃」については、鉈の様な直接攻撃武器を用いる場合は、『膂力*3+器用*1』をダメージ値とします。
「防御」は、『耐久*2』を参照し、敵のダメージ値からこの数値分だけを減算します。
この他、細かい事については、ご質問頂ければお答えします。

では、戦闘スタートです。
195 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 22:29:02.54 ID:yTAmIK1d0
戦闘 ターン1 味方フェイズ

「うわっ、来たっ」

アルジールはどうする?

1.攻撃
2.技能(利用不可)
3.道具
4.その他
5.逃走

↓2
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 22:29:55.54 ID:yujwPb1go
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 22:33:44.44 ID:mCJiiBAE0
1
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 22:33:46.83 ID:IDB05TeUO
1
199 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 22:45:42.00 ID:yTAmIK1d0
=====ゾロ目ボーナス!=====
=====確定ヒットです!=====

「こ、のおぉぉぉ!」

豪快に、アルジールは鉈を振るう。一見、何の考えもなく、無軌道に振るわれた様に見えるそれは、しかし、間違いなく狼を捉えていた。
それが偶然なのか、それとも、意図してのものなのか。ともあれ、鈍く光る鉄の刃は、襲いかかろうと走り来る狼を確かに薙いだ。

〈████████!?〉

回避する素振りすら見せなかったのは、意表を突かれたからか。
首から前脚にかけての身体の前面を横薙ぎに切り裂かれ、狼は苦悶の叫びを上げた。

23のダメージ! 残り体力:██/██



=====フェイズチェンジ=====

戦闘 ターン1 敵フェイズ

しかし、狼は即座に体勢を立て直し、一度地面に着地。
その後、短い距離を全速力で走り、アルジールに飛びかかってきた!

アルジールはどうする?

1.回避
2.防御
3.技能(利用不可)
4.その他

↓2
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 22:47:56.68 ID:PHnOq1if0
4
地面の砂を狼の目の前に撒いて目晦まし
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 23:09:46.89 ID:IDB05TeUO
1
202 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 23:17:17.02 ID:yTAmIK1d0
アルジールは、素早く身を躱そうとした。
しかし、狼の一撃はそれよりも早い!

「いっ……ッ」

鋭い爪が、アルジールの腕を切り裂いた。
23のダメージ! 残り体力:25/48



=====ターンチェンジ=====

戦闘 ターン2 味方フェイズ

「痛い……これ、ヤバイかも……」

アルジールはどうする?(25/48)

1.回避
2.防御
3.技能(利用不可)
4.その他

↓2
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 23:20:55.93 ID:yujwPb1go
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 23:24:18.10 ID:PHnOq1if0
1
205 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 23:26:47.22 ID:yTAmIK1d0
=====システム=====

間違えた……防御時のコマンドのママ……
済みません、攻撃時のコマンドとしてもう一回安価を取らせてください……

1.攻撃
2.技能(利用不可)
3.道具
4.その他
5.逃走

↓1

=====システム=====
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 23:30:04.38 ID:czm+kkxpo
1
207 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 23:36:06.01 ID:yTAmIK1d0
「これ以上、時間かけてられない……!」

狼の爪を受け、酷い怪我を負ったアルジール。
最早、戦いを長引かせる訳にはいかない。直ぐにでも終わらせなければ、生命に関わる。
必死の形相で繰り出した鉈の一撃は、攻撃を終えて着地し、隙を晒した狼に直撃した

〈████████!??〉

今度は、背中に斬撃。先程よりも更に強く、大きな叫びを上げる狼。
確実に、ダメージを与え、追い詰めている。アルジールは確信した。

23のダメージ! 残り体力:██/██(瀕死)




=====フェイズチェンジ=====

戦闘 ターン2 敵フェイズ

狼は、斬られた勢いのままもんどり打って地面に落ちた。
しかし、その次の瞬間には起き上がり、四肢で以て大地を踏みしめ、アルジールを睨みつける。
そのまま、狼は動こうとしない。



アルジールはどうする?

1.回避
2.防御
3.技能(利用不可)
4.その他

↓2
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 23:40:46.79 ID:PHnOq1if0
2
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 23:47:46.71 ID:yujwPb1go
210 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/07(土) 23:51:58.49 ID:yTAmIK1d0
アルジールは、咄嗟に身構えた。
先の様な強烈な一撃は、そう何度も貰えるものではない。次に喰らえば生命が危ないことを、彼女は直感で理解していた。

「……?」

しかし、一向に狼は動く様子を見せない。
低く唸りながら、じっとしている。
……いや、違う。彼女は気づいた。狼は、少しずつ、後ずさっている。
これは、逃げるつもりだ。



=====ターンチェンジ=====

戦闘 ターン3 味方フェイズ

「……逃げられたら、また追いかけられる事になるかもしれない」
「でも、これだけ痛手を与えれば、狼も諦めるかもしれない」
「参ったな……」

アルジールはどうする?(25/48)

1.攻撃
2.技能(利用不可)
3.道具
4.その他
5.逃走

↓2
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/07(土) 23:59:57.54 ID:IDB05TeUO
4 後退りしてジリジリと逃げる
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 00:02:42.62 ID:6q9YG7240
1
確実に斃そう
213 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/08(日) 00:19:20.44 ID:XdHxz6p40
(……よし)

アルジールは、道を決めた。後顧の憂いを絶つと。

今にも逃げようとする狼。ジリジリと、少しずつ、その身体が後ろへ下がっていく。
そして、距離が離れ、一気に振り向いて逃げようとした瞬間。

「――御免ね」

ぞぶりと、明確に肉を貫く嫌な感覚が伝わる。
絶命の断末魔を上げることもなく、狼は倒れ伏した。
その身体に突き立てられた鉈を抜き取れば、濃密な血の臭いが、辺り一帯に充満する。

「……ネマ・シューシャ」

弔いの言葉。瞑目したアルジールは、狼を前に、立ち尽くしていた。



23のダメージ! 残り体力:0/██(死亡)

=====戦闘終了!=====
214 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/08(日) 00:21:49.19 ID:XdHxz6p40
=====此処まで=====

今日は此処まで。明日は少し微妙ですが、恐らく九時からになるかと思います。
戦闘については、かなりざっくりと決めたルールでしたが、如何でしょうか?
色々と問題点もわかったので、次回以降改良していければと思います。
何かご不満やご意見等ありましたら、是非とも仰ってください。

それでは、お疲れ様でした。
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 00:22:45.41 ID:GAF+OdYco
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 00:24:34.49 ID:JxZNLnuWO
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 00:26:01.55 ID:6q9YG7240
おつ
今日は進んだな
218 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/08(日) 21:30:50.01 ID:XdHxz6p40
こんばんは
遅刻しましたが、始めます
早めに切り上げるかもしれません



=====此処から=====
219 : ◆nN35Xsj1FM [saga]:2017/10/08(日) 21:36:08.76 ID:XdHxz6p40
「……た、すかったぁ」

アルジールは、地に座り込んでいた。元々、探険家とは戦う事を任された職ではない。
野生の獣とはいえ、これと戦って退けることは、彼女にとって、恐ろしく骨の折れる事だったと言っても良い。
生命を繋げたのは、運が良かったというべきだろう。

「……うっ。血まみれ」

ふと気づけば、自分自身も、また狼の亡骸も、血だらけである。
このまま放置しておけば、他の獣を呼び寄せることにもなろう。
亡骸のことも含め、どう処理したものだろうか。



自由安価:↓2 狼の亡骸と血の処理をどうするか。
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