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【安価・コンマ】旅立ち×新しい風×待ち受ける壁【H×H】
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380 :
◆uXI40qvNcXmX
[saga]:2017/10/30(月) 14:49:41.69 ID:sv9RpxZco
つづき
381 :
◆uXI40qvNcXmX
[saga]:2017/10/30(月) 14:51:09.19 ID:sv9RpxZco
<60〜61日目終了時のステータス>
【名前】ダン=クラーケン
【性別】男
【年齢】16
【体力】94/94
【?】?
【?】260/260
【才能】39
【?】96
【?】67
【?】81
【?】16
【ハンター分類】稀少生物の保護を目的とした幻獣ハンター(覚悟を決めた。迷いはない)
【出身地】ヨークシンの貧民街
【性格】脳筋で女好き
【所持金】13300J→10300J(-食費1500J×2)
【持ち物】ハンターライセンス、メルテアの名刺、求人誌、エクレーテバの名刺、イチの名刺
382 :
◆uXI40qvNcXmX
[saga]:2017/10/30(月) 15:03:21.36 ID:sv9RpxZco
【62日目】
――ダチア空港
ダン(ここがダチアか……ま、フツーだな)
(メルテアはまだ着いていないみたいだ)
「ここは初めてか、坊主」
ダン「おう。ハンターになるまでは街を離れるなんてなかったしな」
「お! 坊主、こんな若いのにハンターやってんのか! やるな」
ダン「へへ、だろ?」
「俺はしがないパンフレット売りだ。若きハンターとの出会いのしるしにこのパンフ、500Jのところ300Jで許してやるよ」
ダン「ありがとよ」チャリン
「へへ、まいど」ダッ
ダン「あっ」
(あんなところに無料で置いてあるじゃねーかこのパンフ!)
(騙された!)
383 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 15:10:55.29 ID:py5wJ+dBO
待ってたぜ
384 :
◆uXI40qvNcXmX
[saga]:2017/10/30(月) 15:22:39.05 ID:sv9RpxZco
ダン「ったく……おっかけんのもメンドクセーし勉強代だな、こりゃ」
ダン(暇だし、メルテアが来るまでパンフでも読んでるか)
ダン(ダチア市ってのはどうやら小さな市や町が合併して生まれた新しい地区らしいな)
(広いな、複数の地区に分かれてある)
ダン(旧ダチア市――これが中央都市、空港があるのもここだな。空路、陸路共にここが交通の要になってるみたいだ)
(旧イデトー町――ここには市場に活気があるらしいな。人も多く住んでるらしい)
(旧アソシエは山村地帯。一般立ち入り禁止区域のアソシエ平原には希少生物が見られるそうだ)
(大きく分けてこんなもんかな)
ダン(アソシエ地区か……希少生物ってくらいだからメルテアはここで仕事をしているんだろ)
メルテア「おーい!」
ダン「お、来た来た」
メルテア「ダンーッ!」ダダダダッ
ガバッ
ダン「お、おい。急に抱き着くのは――」
メルテア「あ、ああ。ごめん。癖なんだ」
「まあとにかく……よく来た!」
「ダチアへようこそ!」
385 :
◆uXI40qvNcXmX
[saga]:2017/10/30(月) 15:38:35.51 ID:sv9RpxZco
メルテア「ダチアがどんなところかは――」
ダン「さっきパンフで読んだ」
メルテア「そ、そうか」
ダン「で――俺がここまで呼ばれたのって、ハンターとして色々教えてあげるってことでいいんだよな」
メルテア「ああ。もちろん君が良ければの話だがね」
ダン「ここまで来て引き返す訳ねーだろ」
「それに――」
「俺、真剣(マジ)だぜ」
メルテア「――そうか」
「そうこなくちゃ」
ダン「それで俺は何すればいいんだ?」
メルテア「私が決めることではない。君が何をしたいか決めるだけだ」
ダン「え、ああ」
(そうか、そうだったな。俺が何をしたいか、か)
(幻獣ハンターになる為に何をしたいか――)
(メルテアは何でも教えてくれるって言ってたし、何て言うべきか)
↓1
1俺の師匠になってくれ!
2その他
386 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 15:55:15.40 ID:YdSVmtn9o
1
387 :
◆uXI40qvNcXmX
[saga]:2017/10/30(月) 16:47:42.96 ID:sv9RpxZco
ダン「メルテア! 俺の師匠になってくれ!」
「ここ二か月で学んだ! ハンターは一筋縄でいかねーこと」
「やりたいことやるには金が必要なこと」
「パワーが足りねえこと! エトセトラ!」
ダン「全部! 全部教えてくれ! あんた、俺に教えてくれるんだろ!?」
ダン「頼むよ! 俺を! ハンターにしてくれ!」
メルテア「……」
「いいよー」
ダン「そんなあっさり!」
メルテア「実のところね、最初からそのつもりだったのさ」
「ハンターってのは、その殆どに師匠に当たる人物がいるんだけどね」
「私の師匠曰く、そういうのはお互い惹かれ合って出会うもんなんだってさ」
「ビビビーって感じだよ、ビビビーって」
ダン「えらく抽象的だな」
メルテア「ふふ、いいじゃないか」
「実際のところ、今、私はそれを君に感じている。試験後に話したあの時からね」
「いいじゃないか運命。私は信じるよ」
ダン「見た目に似合わねー」
メルテア「おい」
メルテア「ってことで、じゃあ今日から君は私の弟子ね。決定」
ダン「いいのかこれで!」
388 :
◆uXI40qvNcXmX
[saga]:2017/10/30(月) 17:15:45.58 ID:sv9RpxZco
メルテア「――そこでさらに君に聞きたいことがある」
ダン「ああ」
メルテア「あのね」
メルテア「――具体的に何をしたい? それによって教えることは変わるよ」
「何でも教えると言った手前悪いけど、全てには順序がある。全部いっぺんに教えるのはムリなんだ」
ダン(なるほど、面倒だな)
メルテア「どうする?」
↓1
1今すぐ仕事がしたい
2”ネン”を教えてくれ
3その他
389 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 17:16:31.97 ID:PwMpnv+eO
2
390 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 17:25:59.71 ID:YdSVmtn9o
まずは念だよな。強くなって金を稼がんと夢を追う余裕もない
391 :
◆uXI40qvNcXmX
[saga]:2017/10/30(月) 18:43:40.68 ID:sv9RpxZco
ダン「そうだ。”ネン”だ。”ネン”を教えてくれ」
ダン「イチも言ってた。”ネン”を知らない奴はハンターとして半人前〜みたいなこと」
メルテア「イチ? イチ=クシャサンサか!」
「あいつはヤな奴だが、まぁあいつの言っている通り。”念”を知らないハンターは……真のハンターとは言えない」
「これより先の話は宿の方でしよう。長くなるからね」
ダン「分かった」
――ホテル
メルテア「この一室、好きに使っていいよ」
ダン「え?」
メルテア「ダチアでの仕事が終わるまでの間――まぁ君がある程度成長するまでは、ここで私が面倒を見るさ」
ダン「マジかよ! 飯も!?」
メルテア「ここまで食いついてくるとは思わなかった……当り前さ、好きに使っていいと言ったんだ」
ダン(やったぜ。これで飯代宿代に悩む心配は暫くねえ!)
392 :
◆uXI40qvNcXmX
[saga]:2017/10/30(月) 19:11:37.80 ID:sv9RpxZco
メルテア「話を戻そう」
「”ネン”――”念”について、ハンターである君は知る必要がある」
ダン(”念”――!)
メルテア「念というのは、身体の中を巡る――そう、血とか筋肉を流れる微弱な電気信号と同じように体内に溢れ、巡るエネルギー……”オーラ”のこと」
ダン「身体を巡るエネルギー?」
メルテア「教えるより”視た”方が早いようだね。君は斡旋所のおやじさんの”あれ”も見えたようだから」
ズズ…
ズ…
メルテア「私の指先にあるもの、見えるだろう?」
ダン「……!」
「ああ……見える! 丸い何かがメルテアの指先にくっついている!」
メルテア「これがね。”念”の一つだ。身体を巡る”オーラ”を動かして、この球体を出しているんだよ」
ダン「これが……やっぱり!」
メルテア「やっぱり、と言うと何となく分かってはいたみたいだね。ここまで一人で辿り着くのは容易ではない。どこで気付いた?」
ダン「地下闘技場で働いていた時にそういうの見たことがある。前は手品か何かだと思っていたが」
メルテア「そうか」
(以前言っていたな。彼はヨークシンの生まれ。あの場所となるとありえない話ではないか)
(でも、よく見抜いたものだ。やはり素質か)
393 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/30(月) 23:40:25.14 ID:Xu7I83oC0
イチ=クシャサンサって名前、なんか引っかかると思ったら
>>1
作者さん かね(激遅)
394 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/22(水) 06:50:03.90 ID:Lh4AjLiyO
ほ
395 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/06(土) 01:12:34.88 ID:rMqJNrTf0
しゅ
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