開拓者「安価で思い出の町を作る」

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73 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 19:04:14.97 ID:HGfSnBN1o
開拓者「学校、まだ空き部屋が結構あるんだな」

開拓者「期間内に成果を出して欲しいなら早めに研究に取り掛からせた方が良さそうだ」

開拓者「それでも一月半で成果を出すのは難しいと思うけどな」


安価↓1、2について研究を行います
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 19:06:58.78 ID:13ZBTbkp0
畜産系
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 19:07:11.64 ID:WVvwMIMKo
怪我や病気に効きそうな薬草の研究
76 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 19:20:40.59 ID:HGfSnBN1o
●研究
・建築学T
・種苗T
LV UP・畜産U
NEW ・薬学T


担当者「薬草の専門家を呼んで欲しいと?」

開拓者「ああ。医者と協力して竹林周辺の植物を研究してもらうんだ」

開拓者「それと、畜産学者への資金提供をお願いしたい」

担当者「分かりました。都の学会へ掛け合っておきましょう」



3週目結果

称号:たけやりの里 → 竹林の開拓村

〜住民の声〜
女村人「男性とお話することで開拓に貢献できるなら喜ばしいですわ」
医者「この薬草で避妊できますが5分の1の確率で死亡します」
農民「村も大分広くなってきたなぁ」

〜来訪者の声〜
旅人「ここの酒場では竹槍を持たない男はモテないらしい……」
畜産学者「イノシシの無傷での生け捕りを頼んだら狩人に呆れられました」
77 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 19:26:16.65 ID:HGfSnBN1o
配達屋「お届け物です!」

畜産学者「ありがとう」

畜産学者「まさかこんなに早く手に入るとは!」

畜産学者「確かに、外国の畜産学の文献だ……」

畜産学者「急ぎ、お礼の手紙を書かなければいけません!」


●開拓地
・改良養豚場……効率よく多くの豚さんを飼育できる施設。竹林イノシシの体当たりにも耐える構造。

●ステータス
第一次産業Lv.3→4
78 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 19:30:14.40 ID:HGfSnBN1o
4週目

称号:竹林の開拓村

●開拓地
・竹林……竹の密集するなだらかな土地。近くに川と海がある。
・水田……川沿いの畑。稲を栽培している。
・改良養豚場……効率よく多くの豚さんを飼育できる施設。竹林イノシシの体当たりにも耐える構造。
・見張り台……町周辺の様子を確認するための施設。竹林のせいであまり見通しは良くない。
・宿屋……町を訪れた人を泊める施設。竹林の美しい青緑色が旅人を癒す。
・酒場……露出の多い踊り子の女性がお酌したり会話したりする男性向けの酒場。
・競技場……竹槍の試合が行われる。単純な広場としても利用できる。
・学校……石造りの立派な学校。子供への教育だけでなく知識人たちの研究所の役割も担う。
・病院……医療用器具や薬品の保管庫および、病人を隔離するための寝床が用意された施設。

●住民
・村人……近くの村に住んでいた人々。タケノコを採って暮らしている。
・農民……川沿いの水田で稲を栽培する農業従事者。当時の米の味は微妙。
・開墾者……農地を作る開墾は開拓に含まれる。すなわち開拓者は開墾者の上位互換なのだ。
・狩人……弓矢や投石などで獣を狩る。竹林での狩りは中々難しいようだ。
・建築家……力仕事と工作に長けた住民。そこそこの住居を作る。
・竹細工師……竹を利用して籠や弓矢などを作る職人。
・竹槍選手……竹槍の扱いに秀でた住民。竹槍競技で活躍する。
・医者……医学の進歩は目覚ましく、昔の医者は現代の常識ではあり得ない治療法を行っている事もよくある。

●研究
・建築学T
・種苗T
・畜産U
・薬学T

●ステータス
第一次産業Lv.4
第二次産業Lv.2
第三次産業Lv.0



開拓者「あれ? こんな建物あったか?」

建築家「畜産学者がどうしても必要だと言うから建てたんだが、不味かったですかい?」

開拓者「勝手な事を。まあいいか……村のためになりそうだしな」
79 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 19:36:21.02 ID:HGfSnBN1o
薬学者「これが空を飛べる薬草だよ」

村人「あっひゃー! ほんとだぁ、おそらをとんでるみたい!」

開拓者「飛んでないぞ……? あれが魔女の薬というやつか……」

開拓者「確か痛み止めになるんだったな」


安価↓1、2について教育します
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 19:37:30.34 ID:/ZeEu/lT0
ホスト
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 19:38:16.10 ID:2fnQX7/70
槍術
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 19:44:09.94 ID:OH4mHj5iO
再開してりゅう
83 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 20:02:15.95 ID:HGfSnBN1o
酒場。

踊り子A「開拓者くん、また来てねぇ♪」

開拓者「でへへ〜」

踊り子B「おじいちゃんも、次はキスしてあげる♪」

担当者「ほっほっほ〜」


開拓者「ははは! 酒場はいいものだ!」

担当者「君が好きなのは酒場じゃなく女の子じゃろ〜?」

開拓者「言わずもがな!」

開拓者「しかし、これから王国は男女平等の社会を目指すんだろ?」

担当者「ええ。踊り子のいる酒場も減っていくでしょうな。実に嘆かわしい……」

開拓者「俺、ふと思ったんだけどさ」

開拓者「男女平等って言うなら別に男の権利を減らさなくても、若い美男子が女を接客する店を作ればいい話じゃないのか?」

担当者「むっ……! 確かに……! 素晴らしい逆転の発想じゃよ!」

開拓者「お褒めにあずかり光栄だぜ! まあ、俺はそんな仕事をする男がいたら軽蔑するけどな」

担当者「いえ、むしろ彼らの働きによって、私達男が酒場で踊り子とイチャイチャする権利が守られるかもしれないんですぞ」

担当者「男女平等の世の中から男を守る名誉ある仕事……決して軽蔑などしてはいけませぬ!」

開拓者「そうだな! ありがとう、踊り男!」

担当者「夢物語では終わらせません。すぐに試しましょうぞ!」

開拓者「ああ! 俺たちの未来のために!」
84 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 20:10:43.76 ID:HGfSnBN1o
開拓者「でもどんな男が人気あるんだろうな。男の俺には分からないぞ」

担当者「まずは聞き込みですな」


女村人A「優しい人!」

女村人B「面白い人!」

女村人C「可愛いって言ってくれる人かな」

女薬学者「将来を見据えている人ですね」

女農民「食べ物で不自由することがなければいいわ」

女建築家「竹槍の似合う男子! それ以外ありえない!」

踊り子「竹槍が強い男の人ってステキね」

女竹細工師「私の竹槍を使いこなせる人よ」


開拓者「なるほど……意外と容姿は気にしないのか?」

担当者「いいえ、恐らく外見が良くないと竹槍は似合わないんでしょうな」

開拓者「ああ、ひょろひょろした男が持ってても似合わないだろうしな」

開拓者「竹槍競技の成績上位者に声をかけてみるか?」
85 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 20:25:40.57 ID:HGfSnBN1o
●住民
・竹槍戦士U……竹槍の扱いに秀でた戦士。競技の枠を超え武道へと進化した。
・踊り夫……造語。酒場で踊り子と同様の仕事を行う男性。女性客をもてなす。


踊り夫A「ご指名いただきましたーっ☆」

女村人「ねえ、竹槍触らせてぇ」

女建築家「私絵が趣味なの! 皆、描かせて!」

女村人「それ村に拡散しようよ! 回覧版映えしそう!」

踊り夫B「ダンス始めるよーっ」

踊り夫C「♪ ♪」クネクネ ブンッ!

開拓者「なんだあれは。竹槍を支柱に艶めかしい動きをしていると思いきや急に格好良く振り回している」

担当者「竹槍ポールダンスと言っておりました。なんでもセクシーとマッスルの融合なんだとか」

開拓者「村を訪れた人たちにも流行ればいいな」



竹槍戦士A「我ら、竹槍を極めたのに女が寄ってこない三銃士!」

竹槍戦士B「他にモテる方法を知らぬ我ら、ただひたすらに竹槍道を突き進むのみ!」

竹槍戦士C「ウォオオオー!」

竹槍選手「俺、先輩たちについていきます!」

踊り夫志望者「俺も、酒場で働くためにはもっと腕を磨かなければいけないんです!」

開拓者「なぜか竹槍が武道に進化していた」

担当者「動機は不純ですがな」
86 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 20:34:37.03 ID:HGfSnBN1o
開拓者「開墾者の働きで竹の生えていない土地が広がっている」

担当者「川や海に面した土地もありますな」

開拓者「川から水を引いて全て水田にしてもいいが、それではもったいないな」


安価↓1、3 施設を作ります(農地などの土地利用も施設に含む)
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 20:35:23.91 ID:+OxifdNH0
水車小屋
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 20:35:40.51 ID:J9HJrgNUo
竹細工工房
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 20:36:06.37 ID:lxsY9p4GO
90 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 21:05:56.59 ID:HGfSnBN1o
建築学者「港の建設ですか」

開拓者「ああ。海に面したこの土地に港を作らない理由はあまりない」

建築学者「分かりました。頑丈な桟橋を作ってみせましょう」


建築家A「石落とすぞ! せーの!」

建築家B「ダメだ、これじゃ橋が崩れる!」

開墾者「材料を持ってきたぞ」

建築家C「東側、竹の足場まだか!」

竹細工師「まだかかります……!」

開拓者「難航しているな……」

建築学者「水場での建築は平坦な土地での建築に比べて何倍も手間がかかります」

開拓者「こんな状況で頼むのも酷だけど、もう一つ水場での建築を頼みたいんだ」
91 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 21:09:18.29 ID:HGfSnBN1o
凡ミス。
>>72は 第三次産業Lv.0→1 です

つまり4週目開始時点では
●ステータス
第一次産業Lv.4
第二次産業Lv.1
第三次産業Lv.1

となります。
92 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 21:18:47.84 ID:HGfSnBN1o
●開拓地
・港……ある程度の水深があり中型の帆船まで停泊できる。
・水車小屋……川の水を動力にして機械を動かすための設備。今は粉ひき機が設置されている。

●ステータス
第二次産業Lv.1→2


開拓者「水車小屋は意外と早くできたな」

建築学者「小屋ですので、港ほど時間はかかりません」

開拓者「粉ひきができるようになったな。しかし麦は無い」

開拓者「適当に色々挽いてみよう」

建築学者「壊さないように注意してください」


開拓者「米を挽いたら当然粉になった」

開拓者「こねてみると、麦粉よりも反発力がある生地になった」

開拓者「竹を挽いたら繊維になった」

開拓者「紙の原料に使えるか?」

開拓者「イノシシを挽いたらクズ肉になった」

開拓者「どれも研究次第で色々と可能性が広がりそうだ」

開拓者「粉ひき機以外も導入できたらいいな」
93 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 21:24:40.87 ID:HGfSnBN1o
船員「こんにちはー、蒸気の町から来ました」

船員「うちの船泊まれませんかね?」

開拓者「でかい船だな。泊まれてもギリギリだと思うぞ?」

船員「そりゃいけない。最新の船を壊すわけにいきません」


商人「貿易船の町から来てみたが、買いたいものはないねぇ」

竹細工師「竹槍いりませんか?」

商人「いらんいらん。時代は銃だよ」
94 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 21:29:33.59 ID:HGfSnBN1o
開拓者「港、意外と経済効果なかったな……」

担当者「蒸気船が竹を買っていったくらいですじゃ」

開拓者「燃やせれば何でもいいのか……」

開拓者「だが、港と水車小屋によって、なんとなく今後の展望は見えてきた」

開拓者「何を研究してもらうかがかなり重要かもしれないぞ」


安価↓1、3について研究を行います
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 21:30:34.56 ID:ZoavVzx20
焼畑
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 21:31:09.69 ID:2fnQX7/70
竹の利用
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 21:31:36.72 ID:1RZgcweD0
ストランドビーストの製作
98 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 22:00:24.40 ID:HGfSnBN1o
開拓者「やはり、この地の特色は竹だ!」

担当者「ええ」

開拓者「そこで、竹の頑丈さを活かして何かを作りたい工学者を招致したい」

担当者「工学と言ってもずいぶん幅広いですぞ」

開拓者「俺は工学に詳しくないから、竹の頑丈さを伝えて、来たいと思った学者に来てもらえばいいかなと思ったんだ」


開拓者「開墾者たちも頑張ってくれてるけど、畑にはできそうにないな……」

開拓者「俺の手に負えない。開拓団に手紙を出そう」

開拓者「団長が来てくれればいいんだが……」



※追加

●開拓地
・女酒場……女性向けの酒場。竹槍男子のセクシーな踊りが名物。

●住民
・踊り子……酒場で男性とお酒を飲む、村の若い女性達の仕事。踊りは自主練した。
99 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 22:07:55.68 ID:HGfSnBN1o
工学者A「竹? 興味ないね」

工学者B「今更木材とかww」

工学者C「電球のフィラメントに最適な材料を探さねば……。だが竹は無いな。絶対無い」

キネティックアーティスト「竹。加工が簡単で頑丈な材料……これでいいか!」


団長「ほう。弟子の奴、早速行き詰ったようだな」

団長「しかし俺は多忙の身。おいそれと動けない」

団長「そこで代わりにお前に頼みたい。お兄ちゃんを助けてやってくれるか?」

少女「うん」

少女「竹林に火を放てばいいんだよね〜」

団長「ああ。その通りだ!」
100 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 22:09:22.41 ID:HGfSnBN1o
●研究
・建築学T
・種苗T
・畜産U
・薬学T
NEW ・畑作T
NEW ・キネティックアートT

開拓者(なぜだろう。嫌な予感がする……)



4週目結果

称号:竹林の開拓村 → 竹槍自慢の歓楽村

〜住民の声〜
竹槍戦士「海賊からも村や船を守れる戦士を目指して今日も鍛錬!」
医者「開港したことで来訪者が増えます。伝染病に注意しておきましょう」

〜来訪者の声〜
船員「男だけど女酒場に竹槍ポールダンスを見に来たよ」
畜産学者「外国式の養豚場のおかげか、竹林イノシシと豚が交尾しました! 新品種の誕生も近い!」
101 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 22:13:46.75 ID:HGfSnBN1o
5週目

称号:竹槍自慢の歓楽村

●開拓地
・竹林……竹の密集するなだらかな土地。近くに川と海がある。
・水田……川沿いの畑。稲を栽培している。
・改良養豚場……効率よく多くの豚さんを飼育できる施設。竹林イノシシの体当たりにも耐える構造。
・見張り台……町周辺の様子を確認するための施設。竹林のせいであまり見通しは良くない。
・宿屋……町を訪れた人を泊める施設。竹林の美しい青緑色が旅人を癒す。
・酒場……露出の多い踊り子の女性がお酌したり会話したりする男性向けの酒場。
・女酒場……女性向けの酒場。竹槍男子のセクシーな踊りが名物。
・競技場……竹槍の試合が行われる。単純な広場としても利用できる。
・学校……石造りの立派な学校。子供への教育だけでなく知識人たちの研究所の役割も担う。
・病院……医療用器具や薬品の保管庫および、病人を隔離するための寝床が用意された施設。

●住民
・村人……近くの村に住んでいた人々。タケノコを採って暮らしている。
・農民……川沿いの水田で稲を栽培する農業従事者。当時の米の味は微妙。
・開墾者……農地を作る開墾は開拓に含まれる。すなわち開拓者は開墾者の上位互換なのだ。
・狩人……弓矢や投石などで獣を狩る。竹林での狩りは中々難しいようだ。
・建築家……力仕事と工作に長けた住民。そこそこの住居を作る。
・踊り子……酒場で男性とお酒を飲む、村の若い女性達の仕事。踊りは自主練した。
・踊り夫……造語。酒場で踊り子と同様の仕事を行う男性。女性客をもてなす。
・竹細工師……竹を利用して籠や弓矢などを作る職人。
・竹槍選手……竹槍の扱いに秀でた住民。竹槍競技で活躍する。
・竹槍戦士U……竹槍の扱いに秀でた戦士。競技の枠を超え武道へと進化した。
・医者……医学の進歩は目覚ましく、昔の医者は現代の常識ではあり得ない治療法を行っている事もよくある。

●研究
・建築学T
・種苗T
・畜産U
・薬学T
・畑作T
・キネティックアートT

●ステータス
第一次産業Lv.4
第二次産業Lv.2
第三次産業Lv.1



担当者「大変です! 開拓者くん! 起きてくだされ!」

開拓者「何だよ爺さんまだ5時……」

担当者「竹林が燃えておりますじゃ!」

開拓者「なんだってー!?」

担当者「一方、浜辺には怪物が現れております!」

開拓者「そいつが犯人か! 行くぞ!」
102 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 22:26:18.90 ID:HGfSnBN1o
●開拓地
・畑……竹林を焼いて畑にしたもの。それでもタケノコは生えてくる。

●住民
・ストランドビースト……風を食べて生きる動物と言われているが、実際は風力で前進するだけの竹製の構造物。


開拓者「いろいろ端折ったが、とにかく犯人はお前だったか……」

少女「お兄ちゃん久しぶり〜」

開拓者「何でお前がここにいるんだ……。涙のお別れしてまだ一か月だぞ」

少女「団長さんが忙しいから代わりに放火してこいって〜」

担当者「お知り合いでしたか」

開拓者「開拓団の仲間で……妹分だ」

開拓者「まだ小さいけど農業ばっかり勉強してるから、俺よりもずっと畑作の知識はある」

開拓者「でも一言言ってからにしろよな……」

少女「はーい」


開拓者「で、お前は……」

キネティックアーティスト「私はキネティックアーティスト。このストランドビーストの生みの親だ」

ストランドビースト「……」カシャカシャ

開拓者「おい、ストなんとかがどこかに歩いていっちまうぞ」

キネティックアーティスト「彼は気まぐれだからね」

開拓者「邪魔なんだよ。なんとかしないとあれ水車小屋で挽くぞ」

担当者「せっかくの来客になんてことを言うんじゃ!」

担当者「言うに事欠いて、住民をひき肉にするなどと……!」

開拓者「いや、住民じゃないしひき肉じゃなくパルプだろ……」
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 22:27:39.06 ID:13ZBTbkp0
どすんだ・・・竹産業
104 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 22:33:10.15 ID:HGfSnBN1o
少女「カブと小麦を植えたよ〜」

開拓者「ありがとうな」

少女「畑、もっと広げたかったら言ってね」

開拓者「また焼くのか……。くれぐれも竹林を村ごと全焼させないでくれよ」

踊り子「そこの貴方、お昼だけど一杯どう?」

竹槍戦士「いただきますっ!」

少女「あそこはなんのお店?」

開拓者「お前にはまだ早い!」

ストランドビースト「……」カシャカシャ


安価↓1、2について教育します
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 22:33:11.15 ID:ZoavVzx20
いやぁ米があんまりうまくないそうだから土を作ろうと
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 22:33:42.10 ID:NbQqwERCO
話術
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 22:34:48.67 ID:2fnQX7/70
薬草学
108 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 23:05:24.87 ID:HGfSnBN1o
●住民
・薬師……薬草の専門家。各地の民間療法の知識に基づいている。
・踊り子U……酒場で男性とお酒を飲む女性達。気持ちよく話させる事でその先が無くても客は満足する。
・踊り夫U……男性の踊り子。踊りよりも話術で女性客を楽しませる。

●ステータス
第二次産業Lv.2→4


狩人「―――なんだよ。それでさ、農民の奴が見せつけて来やがってよ」

踊り子「へえ、そうなんだ。私の周りにもいますよそういう人。でも相手の女性も農民はそういう人だって分かってると思うんですよ」

狩人「だろ? 見てる人は見てるんだよな。あいつ絶対その内―――」


女村人「―――だし、しかもあの子の絵マジでありえないしー」

踊り夫「うん。うん。だよねー。何が回覧板映えだよってねぇ。アハハハ!」

女村人「踊り夫さんもそう思いますー? ほんと、あきれる。クソ女の―――」


開拓者「話術の基本は『聞き』。そして『共感』だ」

開拓者「そして、男性相手なら持ち上げる。男は自分を上だと思われると気持ちがいいものだ」

開拓者「女性に対してはこちらの考えを述べる必要はない。ひたすら聞く! 女性は聞いたフリをしてもすぐに気付く!」

担当者「君は実践できてますかな?」

開拓者「いやできない。性に合わない」

担当者「よく自分が出来ないことを人に教えられますな……」
109 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 23:06:55.36 ID:HGfSnBN1o
薬師「『強くなれる薬』の試供品いかがですか」

竹槍戦士A「本物か!?」

薬師「使ってみて効果を実感してください」

竹槍戦士B「しかし、薬に頼るというのは……」

薬師「モテ薬の効果もありますよ」

竹槍戦士C「貰ったぁ! 俺はモテるぞ! ウォオオオー!」

竹槍戦士A「ずるいぞ! 俺にも寄越せ!」

竹槍戦士B「おのれ! 抜け駆けは許さん!」

薬師「店頭では一瓶5000Gで販売しております(小声)」

ストランドビースト「……」カシャカシャ

担当者「……あれは良くない薬ではないですか」

開拓者「薬学者に教育を任せたからたぶん問題ないぞ」

担当者「丸投げですか……」
110 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 23:07:42.38 ID:HGfSnBN1o
●ステータス
第一次産業Lv.4→5


少女「小麦できたよ〜」

担当者「な、なんと!? 早すぎますぞ!? まだ植えて間もないはずでは!」

開拓者「一流の開拓者は開拓中だけ色々と早くできるんだ。どうやってるかは開拓団の秘密だ」

開拓者「今までだって教育や建築は早かっただろ?」

担当者「言われてみれば……」

開拓者「俺も早く農業においても一流にならなきゃな」


安価↓3、4 施設を作ります(農地などの土地利用も施設に含む)
111 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/13(金) 23:08:11.39 ID:HGfSnBN1o
今晩はここまで。続きはきっと明日。
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 23:10:21.33 ID:5E5Wv90Jo
竹を使った露天風呂
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 23:13:02.18 ID:lxsY9p4GO

安価なら見張り塔を展望塔に強化
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 23:13:27.22 ID:OH4mHj5iO
竹で流しそうめん
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 08:46:25.01 ID:uV6No9s70
>>111がカウントされないなら
競技場を竹槍戦闘術用の軍事演習場に改築
116 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/14(土) 20:16:25.87 ID:GTaWDw8/o
セルフkskのつもりだったけど混乱させてしまったようなので3つ採用
今日は短め
117 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/14(土) 20:21:31.38 ID:GTaWDw8/o
担当者「ほう、見張り台を改築したのですか。年寄りでも上りやすくなっておりますな」

開拓者「解体して移動させるのは難しくなったけどな」

開拓者「ここよりも上に見張り用のスペースも用意した。以前より高いぞ。爺さんも来るか?」

担当者「遠慮しますじゃ」


竹槍戦士A「押忍! 開拓者殿!」

竹槍戦士B・C「押忍!」

開拓者「なんだ? 何か頼むつもりか?」

竹槍戦士A「いかにも!」

竹槍戦士B「そなたには、現在競技場に使われている広場に道場の建設を依頼する!」

竹槍戦士C「今の競技場は生ぬるい! ウォオオオー!」

開拓者「分かった。道場を建てよう」

担当者「しかし、競技場を使っている方々からクレームが来るのでは?」

開拓者「俺としては竹槍選手たちよりも竹槍戦士を優先したい。貴重な防衛戦力だ」
118 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/14(土) 20:25:38.75 ID:GTaWDw8/o
●開拓地
・展望塔U……高所から村全体を見渡せる施設。筋力の足りない人のために上りやすくなったが、見張り台としての機能も残されている。
・道場……竹槍道を究めんとする男たちが腕を磨く。女子供、スポーツ気分のだらしない男が来るところではない。


少女「あっ、お兄ちゃーん。これ持って〜」

開拓者「器?」

担当者「竹でできた謎の装置がありますが……」

キネティックアーティスト「ふっ、私と彼女の共同制作したものだよ」

キネティックアーティスト「これは料理であり、芸術であり、装置でもある」

キネティックアーティスト「その名も、流しヌードル!」

キネティックアーティスト「竹の筒を通ることでヌードルが揃いうんぬん。流体力学に基づいてかんぬん」

ストランドビースト「……」カシャカシャ

開拓者「……つまり、米粉と麦粉に塩水を混ぜて練ったものを細く切ったものを、器に入った汁に浸けて食べる料理だな」

開拓者「流す必要あるか? 食べにくいだろ」

キネティックアーティスト「君は何も聞いていなかったんだね。いいかい、練り込まれた塩水と流水の親和性により―――」

少女「要するに流した方がおいしいんだよ〜」

開拓者「そうか? まあ試してみるか」
119 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/14(土) 20:27:38.57 ID:GTaWDw8/o
●開拓地
・流水ヌードル料理店……竹の筒を流れてくる、村で採れた米や麦で作った柔らかい麺を掴みとり、薄めたソースに浸して食べる謎の食事処。


開拓者「な、なんだこれは! 食べるどころか掴めないじゃないか!」

開拓者「どうしても箸で食べないとダメなのか!?」

キネティックアーティスト「チョップスティックこそが最も合理的なのだ」

担当者「竹の先の地面がひどい有様ですな……」

開拓者「ええい! 素手で食べてやる!」

開拓者「そしてスープに浸けて……ズズー……ブホッ! 辛い! なんて酷いスープだ!」

少女「それ飲んじゃダメだよ〜」

キネティックアーティスト「楽しんでいただけたかな?」

開拓者「今のを見てどうしてそう思った?」

キネティックアーティスト「そこで提案なのだが、副業として流水ヌードル専門の料理店を開こうと思う」

開拓者「話を聞け。却下だ!」

キネティックアーティスト「だが、すでに料理店を建ててしまった」

開拓者「ああ、見えていたさ! だが却下だ!」

担当者「開拓者くん。良いではありませんか。もしかしたら流行る可能性もあるかもしれませぬ」

開拓者「無い! 賭けてもいい!」

キネティックアーティスト「賭けるということは、開店を許可するということだね」

開拓者「もうそれでいい……」
120 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/14(土) 20:31:54.24 ID:GTaWDw8/o
>>108は第三次産業Lv.1→3 です
また間違えた
121 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/14(土) 20:34:00.62 ID:GTaWDw8/o
●ステータス
第三次産業Lv.3→4


竹槍選手「えいやっ! ……くっ、力み過ぎて麺がちぎれてしまった!」

女村人「流しヌードル楽しいー!」

キネティックアーティスト「やった、大盛況だ!」

開拓者「なぜだ……?」

担当者「竹槍が流行る町ですからなぁ」


安価↓1、2について研究を行います
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 20:34:24.55 ID:ZO0MHBhVO
竹林特有の生物
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 20:35:01.49 ID:uV6No9s70
軍事あるいは防衛
124 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/14(土) 20:48:01.90 ID:GTaWDw8/o
夜、流水ヌードル料理店。

開拓者「もぐもぐ……もっと防衛力を上げないといけないな……」

竹細工師「戦争は終わったのではないんですか?」

開拓者「終わったからこそな。軍隊の力が地方には多少及ばなくなる。その分野盗なんかも増えるってことだ」

開拓者「竹槍戦士を効率よく運用するために、軍事の専門家の意見が必要だな」

開拓者「ごちそうさま。よし」ガタッ

開拓者「町外れに砦を作れる場所があるか下見に行ってくる」

担当者「日が出てからにした方がいいですぞ?」

開拓者「少し運動したい気分なんだ」


開拓者(月夜の竹林は幻想的だ)

開拓者(でも足場が悪くて上を見ている余裕はあまりない)

開拓者「っ……!」

開拓者(気配……! 何かいるな。イノシシじゃない)

開拓者「……」ソーッ

開拓者「!!」

開拓者(あ、あれは一体……!?)


安価↓2 開拓者が遭遇した動物とは!?
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 20:49:08.30 ID:enXGvRIUo
パンダ
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 20:49:25.00 ID:xNbki4DHO
パンダドラゴン
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 20:53:07.16 ID:xNbki4DHO
ドラゴンでも東洋の龍みたいなほうが竹っぽいか?
まあそこらへんはお任せで
128 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/14(土) 21:00:49.89 ID:GTaWDw8/o
バリッ ムシャムシャ

パンダドラゴン「ボアー」

開拓者「……今だ」ダッ!

パンダドラゴン「アッ?」ヌッ

パンダドラゴン「…………」

パンダドラゴン「アー」ムシャムシャ


翌朝……。

開拓者「俺は本当に見たんだ! 信じてくれってぇ!」

担当者「誰も嘘だと言ってはおりませんが……」

開拓者「そいつは全身に白と黒の毛を生やした細長い怪物で、バリバリと音を立てて竹林を貪り食っていた!」

開拓者「逃げ遅れていたら俺も食われていたかもしれない!」

畜産学者「敵と認識されたら追われていたかもしれませんが、植物食なら人を食べることはないでしょう」

村長「それは竹蛇でしょうな」

開拓者「村長!」

村長「里に伝わる生き物です。竹林の守り神とも呼ばれる生き物で滅多に人の目の前に姿を現しません」

村長「竹蛇は空を飛び、火を吹きます。さらに黒い毛からは猛毒を分泌し、白の毛からは雷を落とします」

開拓者「なんて恐ろしいモンスターなんだ。そんなものを野放しにしていたらいつ村が襲われるか分からない」

開拓者「やっぱり軍事力は必要だ。竹蛇を討伐しなければ……村の住民は一人残らず殺されるだろう!」
129 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/14(土) 21:39:56.48 ID:GTaWDw8/o
担当者「年寄りの意見ですが……」

担当者「民話として語り継がれる竹蛇と、君の見た動物は別物と考えた方がよろしいかと思います」

開拓者「なんでだ?」

担当者「私もずいぶんと長く生きていますが、火を吹く生き物など見たことがありませぬ」

担当者「人から人へと話が伝わる中で、その恐ろしさが誇張されることも多いのです」

担当者「新種の動物とみなすべきかと思いますぞ」

開拓者「だったら新種かどうか生物学者に判断してもらおう」

開拓者「仮に大人しい動物ならもう見つからないかもしれないが……」


●研究
・建築学T
・種苗T
・畜産U
・薬学T
・畑作T
・キネティックアートT
NEW ・軍事T
NEW ・生物学T



5週目結果

称号:竹槍自慢の歓楽村 → 竹ブームの発信地

〜住民の声〜
竹槍選手「競技場を追い出されて村のあちこちで練習してたら、外の人に注目を浴びるようになった」
開墾者「焼けた竹林を耕して農民と一緒に畑作してます」
ストランドビースト「……」カシャカシャ

〜来訪者の声〜
観光客「竹の動くアートと竹槍ポールダンスを見物し、タケノコごはんと竹筒流水ヌードルを食べ、竹の展望塔で竹林を眺め、竹の籠を買って帰る」
キネティックアーティスト「今後も様々な発明をしていく所存だよ」
130 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/14(土) 21:53:49.36 ID:GTaWDw8/o
6週目

称号:竹ブームの発信地

●開拓地
・竹林……竹の密集するなだらかな土地。近くに川と海がある。
・水田……川沿いの畑。稲を栽培している。
・畑……竹林を焼いて畑にしたもの。それでもタケノコは生えてくる。
・改良養豚場……効率よく多くの豚さんを飼育できる施設。竹林イノシシの体当たりにも耐える構造。
・展望塔U……高所から村全体を見渡せる施設。筋力の足りない人のために上りやすくなったが、見張り台としての機能も残されている。
・宿屋……町を訪れた人を泊める施設。竹林の美しい青緑色が旅人を癒す。
・酒場……露出の多い踊り子の女性がお酌したり会話したりする男性向けの酒場。
・女酒場……女性向けの酒場。竹槍男子のセクシーな踊りが名物。
・流水ヌードル料理店……竹の筒を流れてくる、村で採れた米や麦で作った柔らかい麺を掴みとり、薄めたソースに浸して食べる謎の食事処。
・道場……竹槍道を究めんとする男たちが腕を磨く。女子供、スポーツ気分のだらしない男が来るところではない。
・学校……石造りの立派な学校。子供への教育だけでなく知識人たちの研究所の役割も担う。
・病院……医療用器具や薬品の保管庫および、病人を隔離するための寝床が用意された施設。

●住民
・村人……近くの村に住んでいた人々。タケノコを採って暮らしている。
・農民……川沿いの水田で稲を、焼畑で小麦とカブを栽培する農業従事者。
・開墾者……農地を作る開墾は開拓に含まれる。すなわち開拓者は開墾者の上位互換なのだ。
・狩人……弓矢や投石などで獣を狩る。竹林での狩りは中々難しいようだ。
・建築家……力仕事と工作に長けた住民。そこそこの住居を作る。
・踊り子U……酒場で男性とお酒を飲む女性達。気持ちよく話させる事でその先が無くても客は満足する。
・踊り夫U……男性の踊り子。踊りよりも話術で女性客を楽しませる。
・竹細工師……竹を利用して籠や弓矢などを作る職人。
・竹槍選手……竹槍の扱いに秀でた住民。竹槍競技で活躍する。
・竹槍戦士U……竹槍の扱いに秀でた戦士。競技の枠を超え武道へと進化した。
・医者……医学の進歩は目覚ましく、昔の医者は現代の常識ではあり得ない治療法を行っている事もよくある。
・薬師……薬草の専門家。各地の民間療法の知識に基づいている。
・ストランドビースト……風を食べて生きる動物と言われているが、実際は風力で前進するだけの竹製の構造物。

●研究
・建築学T
・種苗T
・畜産U
・薬学T
・畑作T
・キネティックアートT
・軍事T
・生物学T

●その他
・謎の白黒の龍が生息している。

●ステータス
第一次産業Lv.5
第二次産業Lv.2
第三次産業Lv.4



生物学者「ドラゴンは科学的には未確認の動物です」

生物学者「開拓者氏の目撃証言が事実ならば、大型の毛の生えた蛇、あるいは巨大なイタチの仲間……」

生物学者「どちらにしろ既知の生物からは大きくかけ離れており、発見できれば学会で大きなニュースになると思われます」

開拓者「分かった。どうか発見して正体を突き止めてくれ」

ストランドビースト「……」カシャカシャ

生物学者「……!? 竹の、獣!? 新種です!」

開拓者「違う」
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 21:54:04.84 ID:+VvanFgFO
ストランドビーストをパワーアップさせたいな
132 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/14(土) 22:17:38.91 ID:GTaWDw8/o
軍人「ドラゴン……本当にいるのならば王国軍としても無視できない脅威だ」

生物学者「発見しても勝手に殺さないでください。生物は保護するものです」

竹槍戦士「もしも伝説の竹龍を狩れれば我らの名声が上がり村の発展に繋がる!」

畜産学者「いいや。家畜化した方が良い見世物になる!」

医者「毒蛇は健康のために絶滅させるべきです!」

軍人「殺しはせんし、させん。火炎を吹くドラゴンは軍事利用できるのでな」

開拓者「とりあえずは、見つけても殺さない方向で頼む……」

ストランドビースト「……」カシャカシャ

軍人「……竹の、戦車の類か!? 貴様の作り出した新兵器だなッ!」ガシッ

開拓者「サー! 人違いでありますし兵器ではありません、サー! 誰かを村に呼ぶたびに毎回やるのかこの流れ!」


畜産学者「開拓者君、よい知らせです!」

開拓者「どうした?」

畜産学者「おかげさまで、新しい品種の開発に成功しました!」

開拓者「何だって! やったな!」

畜産学者「ええ、やりました!」

畜産学者「新品種は通常の豚と竹林に棲む野生イノシシのハイブリッドです」

畜産学者「通常の品種よりも歯と腸が強く、タケノコか若竹を飼料に使うことができます」

畜産学者「脂控えめながらさほど硬くなく、味も良好でした」

開拓者「もう食べられる大きさに成長したのか?」

畜産学者「開拓団から来てくれた子のおかげで豚の成長が早まったんです。おかげで短期間での交配実験が可能になりました」

開拓者「そうか。あいつが畑だけでなく畜産にも影響を与えたのか。ということは米の品種改良も案外早く実現するかもしれないな」


●開拓地
・改良養豚場……効率よく多くの豚さんを飼育できる施設。竹林イノシシの体当たりにも耐える構造。

・竹林改良養豚場……効率よく多くの竹林豚を飼育できる施設。竹を食べて育つヘルシーでコストのかからない品種。

●ステータス
第一次産業Lv.5→6
133 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/14(土) 22:23:19.38 ID:GTaWDw8/o
開拓者「川沿いの広い水田。村を囲う広い焼畑。そして外国式の養豚場での独自の品種の飼育」

開拓者「開拓地ブーストを抜きにしても、すでに食料生産地として王国内で一流の域に達しつつあるな」

担当者「素晴らしい進捗ですじゃ」

開拓者「だけど、俺が作らないといけないのは町なんだよな。現状でかいだけの村って感じが拭えない」


安価↓1、2について教育します
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 22:23:25.52 ID:+VvanFgFO
食肉加工
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 22:24:37.10 ID:xzRwLxbVO
美しい肉体美
136 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/14(土) 22:28:52.77 ID:GTaWDw8/o
今晩はここまで。明日はもう少し早く始めたい。
今回は順調ながら中々のカオスで、書き手も全くラストが読めません。
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 22:33:36.52 ID:aDpyolaZO

この時代の王国って蒸気機関は存在するの?
138 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/14(土) 22:48:31.13 ID:GTaWDw8/o
>>137
調べてみると蒸気機関の歴史は案外古いようです。
なので一応存在してますが竹を薪として使う程度なので効率は悪いです。産業革命はまだ。
現実世界とは技術の発展順序はかなり前後してますが、15〜17世紀程度の世界観ということで。
139 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/15(日) 19:16:39.15 ID:d40cNcG5o
竹槍戦士D「なぜ俺たちはモテないんだ……?」

竹槍戦士E「これほど鍛錬を積んでいるというのに、女が振り向くのは少しだけ竹槍を経験しただけの細身の優男ばかり……!」

竹槍戦士D「やはり、竹槍道を進むのは間違っていたのか……」

開拓者「違うぞ。お前たちはよく鍛えている!」

竹槍戦士E「ならば! 教えてください! 我らはどうすればいいのか!」

開拓者「戦士の筋肉だからモテないんだ。戦士の筋肉は実戦向きだが見栄えは悪い」

開拓者「魅せる筋肉を作り上げろ!」

竹槍戦士D「魅せる、筋肉……!?」


数日後。

ボディビルダーA「サイドチェスト!」ビシィッ!

ボディビルダーB「モストマスキュラー!」ドン!

女村人「やだ、何あれキモい……」

女竹細工師「テカテカしてていやらしい……」

ボディビルダーC「モテないじゃないかぁああああ」ガシッ

開拓者「む、胸倉をつかむな! 鍛え過ぎたせいだ!」
140 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/15(日) 19:30:35.16 ID:d40cNcG5o
同刻、竹槍術の道場。

竹槍戦士A「くっ……道場破りとは」

竹槍戦士B「なぜだ。俺たちはハンデをもらっているようなものなのに……!」

筋肉戦士「我はボディビルダーではない……。筋肉のみで竹槍戦士を超えた戦士」

筋肉戦士「そう……我こそは筋肉戦士!」

竹槍戦士C「ウォオオオー! まだ俺が残っているぞ!」

筋肉戦士「竹槍なんぞ使ってんじゃねぇぇぇ!!!」

竹槍戦士C「キェエエエーイ!!」

ザクッ

竹槍戦士A「さ、刺さったぞ……! 勝った!」

竹槍戦士B「いや、よく見ろ……。筋肉の鎧に阻まれて大きなダメージを与えていない」

竹槍戦士B「しかも竹槍が折れている!!」

筋肉戦士「……今回は引き分けだ。鉄の槍ならば我は死んでいた」

竹槍戦士C「まさか俺の竹槍を折るとはな……。覚えておくぞ、筋肉戦士」

ストランドビースト「……」カシャカシャ

開拓者「様子を見に来たら良きライバルが生まれていた……」
141 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/15(日) 19:31:21.56 ID:d40cNcG5o
●住民
・肉職人……屠殺から解体、保存、衛生管理、販売までを一手に担う専門家。
・ボディビルダー……使う筋肉ではなく魅せる筋肉を作るため、今日も彼らは高タンパク食を摂取しハードな筋トレに励む。
・筋肉戦士U……竹槍は甘え。真の男は己の身一つで戦うのだ。

●ステータス
第二次産業Lv.2→3


開拓者「肉をよく食べるボディビルダーが腹を壊しがちだったから、食肉加工の指導を行った」

開拓者「爺さん、俺のおかげで安全な肉が食べられるんだぞ」

担当者「このステーキを作ったのは君じゃなかろう?」

肉職人「新しい加工品を作ったので、試食お願いします」

開拓者「丸いな。肉か?」

肉職人「肉の切れ端を集めて作った肉団子です」

開拓者「うん、まあまあ食えるな。歯の弱い奴にはいいんじゃないか?」

開拓者「作りたかったら水車小屋で肉を挽けばいいしな」
142 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/15(日) 19:36:01.43 ID:d40cNcG5o
開拓者「人家が増えているな。港の効果で活気もある」

担当者「2か月の期限内に町を完成させる目標の達成は果たせそうですな」

開拓者「だが、俺はこの程度じゃ満足しないぞ。開拓団の力を見せてやる!」


安価↓1、2 施設を作ります(農地などの土地利用も施設に含む)
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 19:37:58.71 ID:rbFwgCWzo
飲食店街
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 19:38:34.08 ID:OgIaX2dto
料理学校
145 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/15(日) 19:40:00.58 ID:d40cNcG5o
>>142 たぶん国語ミス。 担当者「2か月の期限内に町を完成させる目標は達成できそうですな」でした
146 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/15(日) 21:34:44.92 ID:d40cNcG5o
●開拓地
・飲食店街……複数の食堂が軒を連ねる通り。隣近所に客を奪われないよう日々しのぎを削っている。
・料理学校……現役の料理人が調理の技術を教える学校。

●ステータス
第三次産業Lv.4→5


担当者「ほう、ここが君の言っていた」

開拓者「ああ。村に点在していた料理店を一か所に集めた飲食店街だ」

開拓者「豊富な食材を売りにしていった方がいいと思ってな。酒場と流水ヌードルを繋ぐように配置した」

担当者「しかしほとんど豚肉料理かタケノコ料理の店ですが……」

開拓者「その内増えるだろうさ。現状でも田舎にしては食材が豊富な方なんだぞ」

開拓者「麦、カブ、豚肉に加え、王国では珍しい米、タケノコ。海と川で魚も獲れるし砂糖や香辛料は船で運ばれてくる」

開拓者「都の富裕層の食事に慣れ過ぎてるんじゃないか?」

担当者「そうかもしれませんな」


開拓者「学校の隣には料理学校を作った」

開拓者「ここの卒業者も飲食店街に店を出す」

開拓者「気を抜くとすぐにライバルに追い越され、客が減り閉店に追い込まれる」

開拓者「日々料理の腕を磨き続けなければならない環境にすることで、料理界の成長を促す仕組みだ」

担当者「これはもう料理の研究所とも言えそうです」


●研究
・料理T
147 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/15(日) 21:39:37.98 ID:d40cNcG5o
料理研究家「今日は竹を使った料理をしたいと思います」

料理研究家「タケノコと違い、そのままでは硬くて歯が立たない竹を食べるために、ゲストの方に来ていただきました」

薬学者「こんにちは、薬学者だよ。隠し味に幻覚剤はいかがかな?」

料理研究家「竹をアルカリ性の溶液に3日間浸します。すでに浸したものをこちらに用意しておきました」

学生「おおー」

開拓者「良くない方向に発展しないか不安だ……」


安価↓1、2について研究を行います
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 21:41:22.35 ID:rbFwgCWzo
養殖漁業
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 21:42:03.30 ID:ExHG7vV5O
キネティックアートの技術と水力の融合
150 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/15(日) 22:10:18.85 ID:d40cNcG5o
●開拓地
・研究用人工池……淡水魚を養殖する施設。養殖の研究者のための施設であり産業用の生け簀はまだない。

●研究
・養殖T
LV UP ・キネティックアートU


開拓者「漁業の研究をしてもらおう。生け簀を作って湖に棲む魚の養殖を始める」

担当者「海産物の養殖はしないのですかな?」

開拓者「いらないだろ。海は想像以上に広いぞ。群れを見つけるコツを知っていれば海の魚は無限に獲れる」

担当者「貝類の話です。他の動物に食べられて値段の上がっている貝も多いようですから」

開拓者「その辺はまあ後々でいいんじゃないか」


水車小屋。

キネティックアーティスト「ヌードルを作るためにしばしば利用していますが……」

キネティックアーティスト「この水車の機構をストランドビーストに応用できないものか」

キネティックアーティスト「風ではなく水流を食べる獣を!」



6週目結果

称号:竹ブームの発信地 → フード&ファイターの町

〜住民の声〜
ボディビルダー「竹が豚肉に変換され、豚肉が筋肉に変換される。俺たちの肉体美は竹でできている!」
肉職人「人気ですよ、肉団子」

〜来訪者の声〜
ご婦人「独特な料理が食べられる町ですわねぇ」
農学者「米の生育は早まりましたが、良い品種がなかなか生まれません……」
151 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/15(日) 22:30:21.70 ID:d40cNcG5o
7週目

称号:フード&ファイターの町

●開拓地
・竹林……竹の密集するなだらかな土地。近くに川と海がある。
・水田……川沿いの畑。稲を栽培している。
・畑……竹林を焼いて畑にしたもの。それでもタケノコは生えてくる。
・竹林改良養豚場……効率よく多くの竹林豚を飼育できる施設。竹を食べて育つヘルシーでコストのかからない品種。
・研究用人工池……淡水魚を養殖する施設。養殖の研究者のための施設であり産業用の生け簀はまだない。
・展望塔U……高所から村全体を見渡せる施設。筋力の足りない人のために上りやすくなったが、見張り台としての機能も残されている。
・宿屋……町を訪れた人を泊める施設。竹林の美しい青緑色が旅人を癒す。
・飲食店街……複数の食堂が軒を連ねる通り。隣近所に客を奪われないよう日々しのぎを削っている。
・酒場……露出の多い踊り子の女性がお酌したり会話したりする男性向けの酒場。
・女酒場……女性向けの酒場。竹槍男子のセクシーな踊りが名物。
・流水ヌードル料理店……竹の筒を流れてくる、村で採れた米や麦で作った柔らかい麺を掴みとり、薄めたソースに浸して食べる謎の食事処。
・道場……竹槍道を究めんとする男たちが腕を磨く。女子供、スポーツ気分のだらしない男が来るところではない。
・学校……石造りの立派な学校。子供への教育だけでなく知識人たちの研究所の役割も担う。
・料理学校……現役の料理人が調理の技術を教える学校。
・病院……医療用器具や薬品の保管庫および、病人を隔離するための寝床が用意された施設。

●住民
・村人……近くの村に住んでいた人々。タケノコを採って暮らしている。
・農民……川沿いの水田で稲を、焼畑で小麦とカブを栽培する農業従事者。
・開墾者……農地を作る開墾は開拓に含まれる。すなわち開拓者は開墾者の上位互換なのだ。
・狩人……弓矢や投石などで獣を狩る。竹林での狩りは中々難しいようだ。
・建築家……力仕事と工作に長けた住民。そこそこの住居を作る。
・肉職人……屠殺から解体、保存、衛生管理、販売までを一手に担う専門家。
・踊り子U……酒場で男性とお酒を飲む女性達。気持ちよく話させる事でその先が無くても客は満足する。
・踊り夫U……男性の踊り子。踊りよりも話術で女性客を楽しませる。
・ボディビルダー……使う筋肉ではなく魅せる筋肉を作るため、今日も彼らはタンパク質を採りハードな筋トレに励む。
・竹細工師……竹を利用して籠や弓矢などを作る職人。
・竹槍選手……竹槍の扱いに秀でた住民。竹槍競技で活躍する。
・竹槍戦士U……竹槍の扱いに秀でた戦士。競技の枠を超え武道へと進化した。
・筋肉戦士U……竹槍は甘え。真の男は己の身一つで戦うのだ。
・医者……医学の進歩は目覚ましく、昔の医者は現代の常識ではあり得ない治療法を行っている事もよくある。
・薬師……薬草の専門家。各地の民間療法の知識に基づいている。
・ストランドビースト……風を食べて生きる動物と言われているが、実際は風力で前進するだけの竹製の構造物。

●研究
・建築学T
・種苗T
・畜産U
・薬学T
・畑作T
・キネティックアートU
・軍事T
・生物学T
・料理T
・養殖T

●その他
・謎の白黒の龍が生息している。

●ステータス
第一次産業Lv.6
第二次産業Lv.3
第三次産業Lv.5



水産学者「竹林沿いの川に特有の魚は見つかりませんが、他分野の学者と協力して研究を進めていく所存です」

開拓者「よろしく頼む」
152 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/15(日) 22:47:28.78 ID:d40cNcG5o
水産学者「開拓者さん、奇妙な構造物が人工池を闊歩しています!」

開拓者「何!? どうせキネティックアーティストの仕業だな!」

開拓者「とりあえず見に行くぞ!」


アムフィビスビースト「……」ジャボジャボ

開拓者「ストランドビーストが水辺を歩いている……。あちらでは池から上陸してきている」

キネティックアーティスト「ご覧いただけたかな。私の新作」

キネティックアーティスト「ビースト二号機『amfibisch beest』!」

開拓者「ここはストランドビーストの試験場じゃない!」

開拓者「持って行って、向きを変えるぞ!」

キネティックアーティスト「ああっ! 海に向けるのはやめるんだ!」

アムフィビスビースト「……」ザプン

キネティックアーティスト「アムフィビスビーストが……海に帰っていく……」

開拓者「いつかどこかの陸地に上陸するんだろうな……」


●住民
・アムフィビスビースト……『水陸両用の獣』の意。なんと砂浜から海中に入ってもそのまま直進することができる! それだけである。


現在の開拓者(昔は海にゴミを捨てる事に対する罪悪感なんてなかった)

現在の開拓者(海の魚は無限に獲れるとも考えてたからな。海だけは人類が何をしても不変だと誰もが思っていた、そんな時代だ)
153 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/15(日) 22:50:45.62 ID:d40cNcG5o
ストランドビースト「……」カシャカシャ

アムフィビスビースト「……」カシャカシャ

農民「水田が荒らされてる!!」

開拓者「生き残りがいたか……」

開拓者「竹の伐採が進み障害物が減ったから、人工池だけでなく畑や水田も踏み荒らしていく……」

軍人「ふむ、デコイとして効果的かもしれんぞ」


安価↓1、2について教育します
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 22:51:34.95 ID:riByFwlPO
槍術
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 22:52:33.34 ID:MFZA7Bxh0
建築
156 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/16(月) 00:08:50.63 ID:w05arvVvo
竹槍術、道場。

竹槍戦士達「「ハッ! ハッ!」」

竹槍戦士A「……駄目だ。これでは筋肉戦士達には勝てない!」

ガラッ

竹槍戦士A「来たか! 筋肉戦士!」

軍人「鍛えているな。諸君の動きを見せてもらった」

竹槍戦士A「どうせ……王国軍の最新の戦術には遠く及ばないさ」

軍人「そうだ。だからこそ諸君に彼を紹介したいのだ」

槍英雄「都から来た、槍英雄だ」

軍人「彼は先の二百年戦争で数々の武勇をあげた英雄で、槍術のエキスパートだ」

軍人「長槍、短槍、三叉槍、あらゆる槍術に精通している」

槍英雄「竹槍は使った事がないがね。貸してみなさい」

シュビッ!

槍英雄「とにかく軽さが長所だが、軽い分打ち合いには弱すぎる。棒術か短剣術の動きも参考にすべきであろう」

竹槍戦士A「ご意見ありがとうございます!」

槍英雄「稽古をつけてやろう。竹槍については君たちの方が扱いなれているはずだ。かかってきなさい!」
157 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/16(月) 00:12:05.71 ID:w05arvVvo

数日後。

開拓者「蒸気の町の船が着いたな。正確には蒸気船ではなく帆船とのハイブリッド型船舶だったか」

担当者「おかしい、港についてから旗を揚げなおしていますぞ」

開拓者「いや待て。蒸気の町の船はサイズの問題でうちの港に泊まれないはずだ。まさか!」

担当者「やや! あれは海賊旗!」

海賊A「俺たち海賊だ! 死にたくなけりゃ有り金と食糧を船に積めるだけ寄越しな!」

海賊B「女を集めろ、選別してやる! 若い男は全員奴隷だ! 逃げる奴は殺す!」バン!

ボディビルダー「か、海賊!?」

女薬師「キャーッ!」

開拓者「ついに来たか……!」

開拓者「筋肉戦士! 相手できそうか?」

筋肉戦士「銃で武装している。迂闊には動けない」

筋肉戦士「何せ、我は上半身に何も着ておらず無防備だ……!」

開拓者「爺さん、軍人は?」

担当者「近くにはおりませんじゃ……」

ストランドビースト「……」カシャカシャ

海賊C「オラ捕まえたぞ!」

女村人「だ、誰か助けてぇー!!」

踊り夫(無理だ。話術で交渉できる相手じゃない)ダッ

女村人「逃げたわ! 信じられない!」

海賊C「キンキンやかましいし大して美人じゃねぇな。殺すか」チャキ

女村人「や、やめて……」
158 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/16(月) 00:16:01.67 ID:w05arvVvo
バキッ

海賊C「ぐはぁ!」

女村人「へっ……?」

竹槍戦士A「そこまでだ、海賊共!」

竹槍戦士B「この竹槍の糧にしてくれる!」

竹槍戦士C「君、危ない所だったな。もう安心していいぞ」

海賊A「竹槍……? マジかよ、原始人かよ!」

海賊B「ギャハハハハ!! ダッセェー!!」

海賊A「文明と射程の違いを思いしれっつーの!」バン!

竹槍戦士A「遅いッ!」キィン

海賊A「なっ……まさかあいつ、竹槍で銃弾を弾いたのか……!?」

竹槍戦士A「この竹なら弾けると思った俺の目に狂いは無かった! そう、竹槍戦士の戦いは竹選びの段階で始まっている!」

竹槍戦士B「竹槍道を進むものたちよ、我々に続け! 竹林の町は竹槍で守る!」

竹槍戦士C「少しだけ待っててくれよ。君を守る。ウォオオオー!」

女村人(やだ……カッコいい……!)
159 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/16(月) 00:18:30.08 ID:w05arvVvo
●住民
・建築家U……立派な建物を設計する専門家。現場での作業も可能。
・竹槍戦士V……竹槍術の達人。竹槍の特徴を活かした素早い立ち回りを得意とする。竹の選別眼も鍛えられた。


開拓者「覚醒した竹槍戦士たちの活躍で町は守られた!」

担当者「町ですな。もう村ではないんじゃな」

開拓者「建築学者の指導で建築家達も石やレンガでできたしっかりした建物を建てるようになった」

開拓者「町から都市に成長するのも時間の問題だな」


安価↓1、2 施設を作ります(農地などの土地利用も施設に含む)
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 00:20:31.57 ID:EunILDTko
町の周囲を守る壁
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 00:24:04.69 ID:QSfWitr30
竹細工工房
162 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/16(月) 00:28:07.48 ID:w05arvVvo
今晩はここまで。次回で最後まで行くと思います。
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 00:33:53.80 ID:FdGYUY2tO
164 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/21(土) 17:59:02.68 ID:bAAZPVKRo
開拓者「この前は竹槍戦士の活躍で防衛に成功したけど、次も勝てるとは限らない」

開拓者「同じことが起こらないように、防壁を作ろうと思う」

担当者「賛成ですじゃ。早速手配しましょう」

開拓者「爺さんも作業するんだぞ?」

担当者「えっ」


翌日。

開拓者「町が大分広がってからの工事だから、今回は簡易的な壁を作る」

開拓者「それでも住民総出の大工事だ!」

竹槍戦士「ウォオオオー!」

少女「お〜!」

水産学者「力仕事は不得手なのですが……」

踊り子「あたしたちまでやるの?」

キネティックアーティスト「まったく……この私まで駆り出すとはね」

開拓者「簡単な工事だ。全員が少しずつ作業するだけで一日で終わる!」

開拓者「まずは深い穴を掘る。これは体力に自信がある人がやってくれ!」

開拓者「先端を尖らせた竹の壁を持ってきて埋める。これだけだ」

肉職人「そういえば竹細工師が見当たらないが」

踊り夫「まさかあいつらだけサボってるのか!?」

開拓者「彼らには、前もって建てておいた竹細工工房で防壁を作ってもらっている」

開拓者「たぶんここにいる皆より大変な仕事だと思うぞ?」
165 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/21(土) 18:06:09.43 ID:bAAZPVKRo
●開拓地
・竹細工工房……竹細工に有用な機材が揃っている。竹細工師が弟子を指導する場でもある。

●その他
・町全体が竹の塀に囲まれている。

●研究
・竹細工T


担当者「本当に一日で終わりましたな。しかし竹の塀で大丈夫なのですか?」

開拓者「あるとないとでは大違いだぞ。上り下りの時間で大きく勢いが削がれるんだ」

開拓者「塀に火を点けられた時の対応も、軍人が戦える住民達に指導してくれた」
166 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/21(土) 18:06:35.41 ID:bAAZPVKRo
開拓者「工事のために用意した竹細工工房で竹細工の研究が始まった」

開拓者「今後、竹槍の改良も成されるだろうな」


安価↓1、2について研究を行います
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/21(土) 18:08:37.17 ID:EdcMucrro
農作物の品種改良
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/21(土) 18:09:54.78 ID:ZiKnblqS0
操縦できるキネティックアート
169 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/21(土) 18:31:07.24 ID:bAAZPVKRo
農学者「……」ブツブツ

開拓者「品種改良、あまり上手くいっていないのか?」

農学者「まだ二か月弱ですけどね。種の採取すら成功しない日々が続くと気が滅入りますよ」

開拓者「そうか……」

畜産学者「外国の文献は見ましたか?」

農学者「そんなもの手に入りませんよ。終戦間もないというのに」

畜産学者「いえ、探せば案外あるんですよ。私はそれで研究が進展したんですから!」

畜産学者「良ければ、私の方から依頼しておきましょうか。米の文献ですね?」

農学者「いいんですか!?」

畜産学者「きっと良い返事が返ってきますよ。研究に国境は無いんです」

開拓者「横の繋がりって大事なんだな……」



ストランドビースト「……」カシャカシャ

開拓者「またストランドビーストが家に引っかかっている……」

アムフィビスビースト「……」カシャカシャ ザプン

開拓者「あっちはまた海に帰って行った……」

キネティックアーティスト「見てないで助けてあげてくれよ」

開拓者「いや……だってあれ使い物にならないだろ」

開拓者「馬車でも引かせようかと思ったが全然ダメだ」

キネティックアーティスト「馬力の問題ならすでに解決したよ。風力の動力への変換効率は日々上昇している!」

開拓者「でもせめて曲がれるようにしてくれないか」

キネティックアーティスト「なるほど……! 盲点だった。馬力が上昇したのなら……」

キネティックアーティスト「素晴らしいご意見ありがとう! やはりこの町に来て正解だった!」
170 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/21(土) 18:43:48.71 ID:bAAZPVKRo
●研究
LV UP・種苗U
LV UP・キネティックアートV(MAX)

●住民
・ステアラブルビースト……搭乗および操縦できるストランドビースト。しかし歩いた方が早い…。

●開拓地
・水田……川沿いの畑。稲を栽培している。

・改良米水田……川沿いの畑。食用に適した品種の稲を栽培している。


キネティックアーティスト「これを見てくれ!」

開拓者「今度は何ビーストだ?」

キネティックアーティスト「君の意見を参考に、ストランドビーストにハンドルとブレーキを付けた、操縦できるアート作品だよ!」

開拓者「へえ」

キネティックアーティスト「早速乗ってみてくれ」

開拓者「嫌だ」

キネティックアーティスト「まあいい。それなら私が実演しよう」

ステアラブルビースト「……」カ...シャッ...

開拓者「……遅すぎないか?」

キネティックアーティスト「今日は風が弱いからね」

開拓者「やっぱり風力に頼るのが良くないんじゃないか? 人力で漕げるようにすればまだ……」

キネティックアーティスト「NO! それはもはやストランドビーストじゃない!」
171 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/21(土) 19:08:09.50 ID:bAAZPVKRo
●ステータス
第一次産業Lv.6→7


開拓者「外国の米ウマいな!」

肉職人「そこに焼いた豚肉を乗せて」

少女「炒めたタケノコとカブを添えて〜」

キネティックアーティスト「薄める前の流水ヌードルソースを絡めると」

料理研究家「料理学校の自信作、新竹林名物、豚丼です。ご賞味あれ!」

開拓者「これは……! 王と団長にも食べさせたいな!」

少女「だね〜」

担当者「都の美食に慣れた私でも、これは美味しいと思います」

開拓者「少し残念なのは、外国の米ってことだな。竹林の川沿いに生えてた稲を改良したものじゃないんだろ?」

農学者「ええ。外国の稲をそのまま植えて育てたものです」

農学者「しかしここからが研究の本番です。王国の環境に適応するように、より丈夫に大きく育つように、そして王国人の舌に合うように」

農学者「品種改良を続けていかなければいけません」

開拓者「期待してるぜ。王国ブランド米の誕生も近いな!」



7週目結果

称号:フード&ファイターの町 → 竹製穀倉の町

〜住民の声〜
建築家「町を囲う塀は随時強化していきますよ」
竹細工師「豚丼を引き立てる竹食器の研究! 町を守る竹兵器の研究! 酒場を飾る竹インテリアの研究! 課題は山積み!」

〜来訪者の声〜
槍英雄「王国軍の訓練に竹槍術が導入される日も近いだろう」
米が主食の外国人「米がたちまちの内に成る田畑……外国は実に奇怪なり」
172 : ◆CpUz7d.S3o [saga]:2017/10/21(土) 19:12:49.12 ID:bAAZPVKRo
8週目

称号:竹製穀倉の町

●開拓地
・竹林……竹の密集するなだらかな土地。近くに川と海がある。
・改良米水田……川沿いの畑。食用に適した品種の稲を栽培している。
・畑……竹林を焼いて畑にしたもの。それでもタケノコは生えてくる。
・竹林改良養豚場……効率よく多くの竹林豚を飼育できる施設。竹を食べて育つヘルシーでコストのかからない品種。
・研究用人工池……淡水魚を養殖する施設。養殖の研究者のための施設であり産業用の生け簀はまだない。
・展望塔U……高所から町全体を見渡せる施設。筋力の足りない人のために上りやすくなったが、見張り台としての機能も残されている。
・宿屋……町を訪れた人を泊める施設。竹林の美しい青緑色が旅人を癒す。
・飲食店街……複数の食堂が軒を連ねる通り。隣近所に客を奪われないよう日々しのぎを削っている。
・酒場……露出の多い踊り子の女性がお酌したり会話したりする男性向けの酒場。
・女酒場……女性向けの酒場。竹槍男子のセクシーな踊りが名物。
・流水ヌードル料理店……竹の筒を流れてくる、村で採れた米や麦で作った柔らかい麺を掴みとり、薄めたソースに浸して食べる謎の食事処。
・道場……竹槍道を究めんとする男たちが腕を磨く。女子供、スポーツ気分のだらしない男が来るところではない。
・学校……石造りの立派な学校。子供への教育だけでなく知識人たちの研究所の役割も担う。
・料理学校……現役の料理人が調理の技術を教える学校。
・竹細工工房……竹細工に有用な機材が揃っている。竹細工師が弟子を指導する場でもある。
・病院……医療用器具や薬品の保管庫および、病人を隔離するための寝床が用意された施設。

●住民
・村人……近くの村に住んでいた人々。タケノコを採って暮らしている。
・農民……川沿いの水田で稲を、焼畑で小麦とカブを栽培する農業従事者。
・開墾者……農地を作る開墾は開拓に含まれる。すなわち開拓者は開墾者の上位互換なのだ。
・狩人……弓矢や投石などで獣を狩る。竹林での狩りは中々難しいようだ。
・建築家U……立派な建物を設計する専門家。現場での作業も可能。
・肉職人……屠殺から解体、保存、衛生管理、販売までを一手に担う専門家。
・踊り子U……酒場で男性とお酒を飲む女性達。気持ちよく話させる事でその先が無くても客は満足する。
・踊り夫U……男性の踊り子。踊りよりも話術で女性客を楽しませる。
・ボディビルダー……使う筋肉ではなく魅せる筋肉を作るため、今日も彼らはタンパク質を採りハードな筋トレに励む。
・竹細工師……竹を利用して籠や弓矢などを作る職人。
・竹槍選手……竹槍の扱いに秀でた住民。竹槍競技で活躍する。
・竹槍戦士V……竹槍術の達人。竹槍の特徴を活かした素早い立ち回りを得意とする。竹の選別眼も鍛えられた。
・筋肉戦士U……竹槍は甘え。真の男は己の身一つで戦うのだ。
・医者……医学の進歩は目覚ましく、昔の医者は現代の常識ではあり得ない治療法を行っている事もよくある。
・薬師……薬草の専門家。各地の民間療法の知識に基づいている。
・ストランドビースト……風を食べて生きる動物と言われているが、実際は風力で前進するだけの竹製の構造物。
・アムフィビスビースト……『水陸両用の獣』の意。なんと砂浜から海中に入ってもそのまま直進することができる! それだけである。
・ステアラブルビースト……搭乗および操縦できるストランドビースト。しかし歩いた方が早い…。

●研究
・建築学T
・種苗U
・畜産U
・薬学T
・畑作T
・キネティックアートV
・軍事T
・生物学T
・料理T
・養殖T
・竹細工T

●その他
・謎の白黒の龍が生息している。
・町全体が竹の塀に囲まれている。

●ステータス
第一次産業Lv.7
第二次産業Lv.3
第三次産業Lv.5



開拓者「いよいよ今週でこの町ともお別れだな……」

担当者「長かったような短かったような……」

開拓者「短いぞ? たった二か月じゃないか」

担当者「しかし……この町の様子を見るととても長く竹林にいたような気がしてしまうんじゃ」
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