【オリロンパ】愛書の少女とコロシアイ宇宙旅行【安価】二冊目

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263 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/19(日) 22:07:04.92 ID:Cwoyt4660
月読「……」
 
音野「えっと、どうしてそんな安堵の表情なんですか」
 
月読「普通の、むしろ上品な感じのワンピースタイプだから安心したのよ……まさか背中ががら空きじゃないでしょうね?」
 
音野「そ、そんな水着着られません!」
 
月読「ならいいわ……その感覚は大事にしなさい」
 
音野「な、なんでそんな遠い目を……」
 
月読「色々あるのよ……他の皆は?」
 
音野「もうすぐ来ると思いますけど……あっ、だけど黒頭さんは水着も着た事がないらしいのでどうしてるか……」
 
月読「……なんだか不安ね」
 
天馬「何がだよ?」
 
月読「ああ、天馬」
 
↓3で天馬の水着を自由にどうぞ。
一番それっぽいのをこちらで選びます。
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/19(日) 22:22:11.61 ID:WR8Y3czQ0
競泳タイプに近いがハイレグ気味で脚を強調
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 22:25:20.56 ID:UATMWCoDO
>>258
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 22:29:36.35 ID:4uNOIl+N0
セパレートタイプ、上はチューブトップ型
下はシンプルな三角
267 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/19(日) 22:47:09.77 ID:Cwoyt4660
月読「貴女はそれにしたのね」
 
天馬が着ている水着は彼女自身が選んでたタンクトップに半ズボンの物。
 
天馬「まーな、凛はブツブツ言ってたけど別に泳ぐだけなんだからこれでいいだろ」
 
月読「貴女はむしろ砂浜走りたいんじゃないの?」
 
天馬「そりゃいいな!汗かいたら海飛び込みゃいいしな!」
 
音野「生活の知恵ですね!」
 
月読「いや、それは違うわよ……」
 
鏡在「やっぱりそれなわけ千里……」
 
天馬「来たかと思えばまだ言ってんのかよ凛」
 
↓3で鏡在の水着を自由にどうぞ。
一番それっぽいのをこちらで選びます。
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 22:52:02.76 ID:zmxqw1F5o
上下ともにフリルが多くついたビキニ
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 23:01:02.72 ID:UATMWCoDO
カラフルなチューブトップ
270 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/19(日) 23:21:05.49 ID:Cwoyt4660
鏡在はカラフルなチューブトップの水着を着ている……天馬とは方向性が全然違うわね。
 
鏡在「千里はその脚をもっとアピールすべきなのに」
 
天馬「アピールなんか誰にすんだよ」
 
鏡在「……そういうのいないの?」
 
天馬「いるわけねえって!そもそもあたしは自分が女だって事時々忘れるぐらいなんだぜ?」
 
鏡在「はあ!?」
 
音野「……あの、月読さん」
 
月読「何かしら」
 
音野「鏡在さんが全く月読さんを見ないんですけど……」
 
月読「ああ、ウェットスーツは鏡在のお気に召さなかったみたいね」
 
まあ、わかってた事だしいいのよ。
 
ミシェル「……」ソワソワ
 
月読「……何をしてるのかしら」
 
落ち着かないのかしらね……声をかけに行きましょうか。
 
↓2でミシェルの水着を自由にどうぞ。
一番それっぽいのをこちらで選びます。
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 23:22:35.52 ID:4uNOIl+N0
競泳水着
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 23:28:50.98 ID:UATMWCoDO
一応可愛らしいセパレートの水着を着ているが結局ジャージで隠してる
273 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/19(日) 23:52:20.49 ID:Cwoyt4660
月読「……ミシェル」
 
ミシェル「ヒッ!」
 
月読「そんな驚かないでよ……なんでジャージなの?」
 
ミシェル「イ、一応水着着テキタケド」
 
月読「けど?」
 
ミシェル「恥ズカシイカラ……」
 
月読「……」
 
何というか、ミシェルって身体は大きいのに小さい子みたいよね……
 
月読「まあ、来てくれただけでも十分喜ぶでしょ……」
 
ミシェル相手なら無理やりジャージ剥ぐのも無理でしょうし。
 
月読「でもジャージだと泳げないんじゃないの」
 
ミシェル「砂デ遊ンデル……」
 
……楽しみ方は人それぞれね。
 
月読「後女子は黒頭だけ……あの子がこんなに遅いのは珍しいわね」
 
黒頭「お待たせしました」
 
ああ、やっと来たのね。
 
水着を着た事がない黒頭はいったいどんな物を……
 
↓2で黒頭の水着を自由にどうぞ。
一番それっぽいのをこちらで選びます。
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 23:55:10.59 ID:rXcfNK4mo
さらしに褌
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 23:56:41.17 ID:4uNOIl+N0
海女の格好
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 23:59:54.02 ID:UATMWCoDO
白襦袢
277 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/20(月) 00:18:54.71 ID:Ab9aQzx90
月読「……」
 
サラシに、褌……?
 
黒頭「どうかなさいましたか?」
 
月読「いえ……それにしたの?」
 
黒頭「やはり襦袢の方が良かったでしょうか?襦袢だと濡れて素肌を晒してしまうと思ったのですが……」
 
襦袢かそれの二択しかないのね……
 
ああ、鏡在が泡吹いて倒れてるわ……いや、これはさすがに無理もないわね。
 
川田谷「あっ、女子は皆先に来てたんだね……えっ」
 
四杖「……これはなんという」
 
広生「独特だな……」
 
……もしかして、私も変な方になるのかしらこれ。
 
そんな微妙な空気になりつつ……皆は思い思いに過ごし始めた。
 
月読「さて、私は……」

1…本を読んでましょう【四杖、鏡在、入野】
2…砂浜を歩いてみようかしら【ミシェル、天馬、広生、黒頭】
3…波打ち際ぐらいには行きましょうか【音野、川田谷、夜方々木】
 
↓2
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 00:21:07.94 ID:2/U3x4dGo
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 00:22:34.41 ID:OQIiVCnDO
280 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/20(月) 00:40:10.70 ID:Ab9aQzx90
本日はここまでで。
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 00:52:56.25 ID:2/U3x4dGo
乙です
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 01:10:03.29 ID:OQIiVCnDO
乙でした
283 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/20(月) 22:26:52.98 ID:Ab9aQzx90
波打ち際ぐらいには行きましょうか……
 
夜方々木「あら〜、来るとは思わなかったわ〜」
 
月読「気まぐれよ」
 
夜方々木「そう言って寂しかったんじゃないの〜?」
 
月読「なんでそうなるのよ」
 
音野「あっ、月読さん!」
 
月読「……貴女、こんな時までバイオリン持ってるの」
 
音野「保護はきちんとしてますよ?」
 
月読「そういう問題じゃないと思うわ……」
 
川田谷「うーん……」
 
月読「どうしたのよ」
 
川田谷「メモが出来ないって不便だね……せっかくいいフレーズが浮かびそうなのに」
 
夜方々木「昌君は真面目ね〜」
 
川田谷「うわっ、夜方々木さん!?」
 
夜方々木「でも今はそういうの忘れてほしいわ〜」
 
川田谷「あ、あはは、まいったな……」
 
月読「鼻の下伸びてるわよ」
 
音野「そんなに嬉しいものなんですか?」
 
月読「どうなのかしらね?直接聞いてみたら?」
 
川田谷「ちょっと月読さん!?」
 
さて、これからどうしましょうか。
 
川田谷「ちょっと月読さんってば!?」
 
【川田谷昌、音野響、夜方々木別離の好感度が3上がりました】
 
1…川田谷がうるさいわね【川田谷、音野、夜方々木、四杖】
2…ミシェルの所にでも言ってみましょう【ミシェル、天馬、入野】
3…黒頭が鏡在に捕まってるわね【黒頭、鏡在、広生】
 
↓2
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 22:29:22.29 ID:OQIiVCnDO
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 22:35:09.64 ID:L0TVTF2a0
3
286 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/20(月) 23:05:50.93 ID:Ab9aQzx90
鏡在「どうすればそんなトチ狂った格好になれるわけ!?」
 
黒頭「そんなに駄目でしょうか……」
 
鏡在「むしろどうして大丈夫だと思ったか聞きたいわよ!ちょっとそこのまだこれよりは少しマシな二人!」
 
月読「私の事かしら」
 
広生「……なんだ」
 
鏡在「アンタ達からもはっきり言ってやりなさいよ!これはあり得ないってね!」
 
月読「……まあ、正直驚いたわね」
 
鏡在「ほら、こんなウェットスーツ女すらこう言ってんのよ!」
 
ウェットスーツ女……選んだのは確かに私だから何も言えないわね。
 
黒頭「そうだったのですか」
 
広生「いいじゃないか」
 
鏡在「は?」
 
広生「確かに驚きはしたが……それが黒頭の選んだ物ならば俺はそれを尊重しよう」
 
黒頭「広生様……」
 
鏡在「えっ、何いい話っぽくなってんの!?」
 
月読「……諦めたら?」
 
【黒頭明夜、鏡在凛、広生燕次の好感度が3上がりました】
 
1…そろそろ本を読みましょうか【音野、入野、ミシェル】
2…川田谷が伸びてるわね【川田谷、天馬、鏡在】
3…広生は仮面着けたまま泳ぐみたいね【広生、黒頭、夜方々木、四杖】
 
↓2
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 23:07:14.47 ID:L0TVTF2a0
3
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 23:07:41.38 ID:6UvGSPfv0
1
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 06:17:05.26 ID:0FznN9DDO
290 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/21(火) 22:50:24.24 ID:gPlUd2Lz0
月読「さて、そろそろ本を読みましょうか」
 
こんな状況ならどれがいいかしらね……
 
音野「月読さん、休憩ですか?」
 
月読「ある意味これからが本番よ」
 
入野「ウェットスーツで本読むってシュールだよね……」
 
月読「だから最初は制服だったのよ」
 
ミシェル「……」トボトボ
 
入野「あれ?ミシェルちゃんどうしたの」
 
ミシェル「波カカッテ、ジャージビチャビチャ……」
 
音野「ああ、大変です!早くジャージを脱がないと」
 
ミシェル「ウン……」
 
入野「わあ!」
 
ミシェル「ヒッ!?」
 
入野「可愛い水着だねミシェルちゃん!なんで隠してたの?」
 
ミシェル「ダ、ダッテ恥ズカシイ」
 
入野「えー!なんで!ミシェルちゃんってスタイルいいし恥ずかしがる事ないのに!」
 
ミシェル「ウウウ……」
 
……まずいわね。
 
月読「……音野、黒頭か広生か天馬を呼んできなさい」
 
音野「わ、わかりました」
 
まだ耐えてよ、ミシェル……
 
【音野響、入野ちの、ミシェル・ラマンの好感度が3上がりました】
 
1…天馬達がミシェルを宥めてるわ【ミシェル、天馬、広生、黒頭】
2…入野が落ち込んでるわね【入野、夜方々木、四杖】
3…少し避難してましょう【音野、鏡在、川田谷】
 
↓2
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 22:51:42.13 ID:Y1IXegvIo
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 22:52:58.91 ID:0FznN9DDO
293 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/21(火) 23:16:30.52 ID:gPlUd2Lz0
入野「ぐすっ……まさかこんな事になるなんて」
 
四杖「ハンカチどうぞ」
 
入野「ありがと……ミシェルちゃんそんなに嫌だったのかなぁ」
 
月読「ミシェルはただ単に緊張と恥ずかしさに耐えられなくなっただけよ。入野が嫌だったわけじゃないわ」
 
最も、ミシェルの場合手加減出来ないから問題なんだけど……
 
夜方々木「さながらアクション映画ね〜」
 
あの光景を映画扱いできるのは貴女だけよ、夜方々木……
 
月読「何にしても、今はただ治まるのを待つしかないわね」
 
入野「うん……」
 
四杖「飲み物どうぞ」
 
夜方々木「はい、ありがとうね〜」
 
夜方々木……あれは見世物じゃないわよ……
 
【入野ちの、夜方々木別離、四杖礎の好感度が3上がりました】
 
1…広生達もお疲れ様ね【広生、黒頭、四杖】
2…ミシェルもおとなしくなったみたいね【ミシェル、天馬、川田谷、入野】
3…本を読んでる暇もないわね……【音野、夜方々木、鏡在】
 
↓2
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 23:19:05.16 ID:0FznN9DDO
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 23:25:19.07 ID:Y1IXegvIo
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 07:32:43.99 ID:defxTN8So
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 08:21:33.40 ID:PkLtdF0DO
乙です
298 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/22(水) 22:51:40.78 ID:pJ/Mzt8e0
広生「はぁ、はぁ……」
 
黒頭「ふぅ、ふぅ……」
 
月読「お疲れ様ね……」
 
四杖「タオルをどうぞ」
 
黒頭「ありがとう、ございます」
 
広生「手加減しない相手との戦いがこれほどまでとはな……」
 
月読「ミシェルはどうしてもね……天馬なんて伸びてるわよ」
 
広生「だが俺としては充実した戦いだった」
 
黒頭「わたしも、まだまだ世界は広いのだと実感しました」
 
なかなかポジティブな考え方ね……
 
四杖「天馬さんやミシェルさんにもタオルを持っていきますね」
 
月読「お願い」
 
黒頭「それにしても、汗をたくさんかいてしまいました……」
 
広生「全くだ。俺も仮面の下が大変な事になっているぞ」
 
それでも取らないのね……
 
【黒頭明夜、広生燕次、四杖礎の好感度が3上がりました】
299 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/22(水) 22:59:30.94 ID:pJ/Mzt8e0
月読「……」
 
そうして、時間はあっという間に過ぎていって……解散の時刻。
 
月読「なんだかんだで、楽しかったわね」
 
本はあまり読めなかったけど……
 
月読「私もそろそろ戻るとしましょうか……」
 
あら?
 
【まだ誰か残ってるわね……】
 
【一人選んでください】
 
↓2
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 23:01:46.76 ID:q2yaZDD7o
ミシェル
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 23:02:43.79 ID:XCxqLLDf0
四杖
302 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/22(水) 23:17:52.03 ID:pJ/Mzt8e0
四杖「……」
 
月読「四杖?」
 
四杖「ああ、月読さん」
 
月読「黄昏てどうしたのかしら?疲れたの?」
 
四杖「いえ、そういうわけでは……ただ」
 
月読「ただ?」
 
四杖「また皆さんとこうして過ごしたいなと」
 
月読「……」
 
四杖「……出来るでしょうか?」
 
月読「……出来るわよ、きっと」
 
そう信じないと、やってられないわ……
 
【四杖礎の好感度が4上がりました】
303 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/22(水) 23:27:30.65 ID:pJ/Mzt8e0
【夜イベント】
 
1…今日は疲れたわ……
2…佛生の様子がおかしいのよね
3…学人の様子はどうかしら
 
↓2
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 23:28:36.92 ID:PkLtdF0DO
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 23:28:50.02 ID:q2yaZDD7o
306 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/22(水) 23:42:18.87 ID:pJ/Mzt8e0
学人「……」
 
月読「起きてたのね。調子は?」
 
学人「心配されるような事は何もない」
 
月読「少なくともそんな事が言える程度には元気みたいね」
 
学人「……おい」
 
月読「なにかしら」
 
学人「私に何か言う気はないのか?」
 
学人「貴様がロングフェローと親しかったのは私も把握している」
 
学人「そんな奴を殺した男の家族だ……恨み言ぐらいあるんじゃないのか」
 
1…貴方は新太じゃないもの
2…なんで私が気まずい空気を作らないといけないの?
 
↓2
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 23:45:27.17 ID:q2yaZDD7o
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 23:47:21.33 ID:XCxqLLDf0
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 07:43:58.99 ID:MyUCzCMmo
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 08:04:10.32 ID:gYOn92cDO
311 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/24(金) 21:23:53.18 ID:x+ee7hWn0
月読「なんで私が気まずい空気を作らないといけないの?」
 
学人「……ふん、何か言われた程度で私は動じん」
 
月読「……あのね学人」
 
月読「確かにクリスとは話していたし、殺された事は悲しいわ。きっかけが武忍だとしても新太は取り返しのつかない事をした」
 
学人「ならば」
 
月読「だけど私は新太が殺された事も悲しいのよ」
 
学人「なんだと?」
 
月読「この宇宙ステーションで最初に出会った男の子。話す機会自体は少なかったけど、その死を悲しむだけの関わりはあったつもりよ」
 
学人「……」
 
月読「ああ、恨み言なら黒幕と武忍にはたくさんあるわ。聞かせてあげましょうか?」
 
学人「……いらん」
 
月読「あら、残念ね。とにかくそういうわけだから恨み言をぶつけられたいなら他を当たりなさい」
 
学人「……ふん」
 
学人が恨み言をぶつけられたいなんて重症ね……
 
【更科学人の好感度が5上がりました】
312 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/24(金) 21:45:14.08 ID:x+ee7hWn0
【月読の部屋】
 
月読「今日は疲れたわね……」
 
私泳いではいないはずなんだけどね……
 
キーンコーンカーンコーン……
 
モノクマ「ただ今22時になりました」
 
モノクマ「夜時間の始まりですよ!」
 
モノクマ「外は真っ暗だから変わんないけどね、うぷぷ」
 
月読「今日はもう……何も出来そうにないわね……」
 
ベッドに横になった私はあっという間に眠りに落ちていった……
313 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/24(金) 22:02:31.69 ID:x+ee7hWn0
【九日目】→【十日目】
 
好感度(MAX100)
 
音野……37
 
天馬……19
 
鏡在……19
 
ミシェル……18
 
黒頭……26
 
入野……25
 
夜方々木……25
 
佛生……21
 
武忍……???
 
広生……21
 
学人……24
 
川田谷……21
 
四杖……27
314 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/24(金) 22:05:32.69 ID:x+ee7hWn0
【十日目】
 
キーンコーンカーンコーン……
 
モノクマ「オマエラおはようございます!」
 
モノクマ「時刻は七時!朝ですよ!」
 
モノクマ「今日も宇宙の偉大さを噛み締めましょう!」
 
月読「今日で十日目……」
 
モノクマ「そしてオマエラ!至急展望室に集合してください!」
 
月読「……」
 
展望室に集合……まさかまた。
 
月読「とにかく行かないといけないわね……」
315 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/24(金) 22:19:34.49 ID:x+ee7hWn0
【展望室】
 
モノクマ「うぷぷ、オマエラこうして会うのは久しぶりだね!元気にしてた?」
 
月読「監視カメラで見ているんだからよくわかってるでしょう?」
 
武忍「ふぉっ、ふぉっ、本当に月読の嬢は手厳しいのう」
 
広生「ご託はいい、何の用だ!」
 
モノクマ「何って……もちろん動機を持ってきたんだよ!」
 
黒頭「やはりそうでしたか……」
 
川田谷「また願い事を叶えるって話かい?」
 
モノクマ「いやいや、今度は違う動機を用意してあるよ!」
 
武忍「連続で願いを叶えても面白くないしのう……」
 
天馬「だったらなんだってんだよ!」
 
モノクマ「うぷぷ、今回の動機は……これだー!」
 
モノクマがどこからか封筒を取り出すとばらまいた。
 
その封筒にはそれぞれの名前が書かれているけど……これが次の動機?
 
モノクマ「自分の名前が書かれた封筒を拾って中を見てください!それがオマエラに贈る次の動機だよ!」
 
月読「……」
 
私は【月読汐里】と書かれた封筒を拾い上げる。
 
そして中にあった物……A4サイズの紙を取り出した。
316 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/24(金) 22:24:39.30 ID:x+ee7hWn0
 
 
 
 
 
 
【月読汐里さんの弟さんは殺されました】
 
 
 
 
 
 
月読「なん、ですって?」
317 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/24(金) 22:33:28.26 ID:x+ee7hWn0
鏡在「……は、はあああああ!?」
 
入野「嘘、これどういう……!」
 
佛生「……」
 
音野「……!」
 
混乱の中で、私はもう一度紙を見る。
 
【月読汐里さんの弟さんは殺されました】
 
やっぱり変わらない……だけど。
 
弟って、何よ。
 
私はそんなの知らない……
 
あの人は、母は……私を放置して弟なんて作っていたって言うの?
 
月読「……」
 
わからない。
 
放置されて、弟がいて、だけどその弟も殺されていて……それすら知らない私って、なんなの?
 
【混乱する月読に声をかけたのは?】
 
↓2
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 22:38:05.40 ID:uMCDWQa9o
川田谷
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 22:39:08.52 ID:Z6EkMJ3DO
ミシェル
320 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/24(金) 22:47:28.87 ID:x+ee7hWn0
ミシェル「ダ、大丈夫……!?」
 
月読「……!」
 
混乱していた私は脳を揺さぶる衝撃に我に返る……気がついたら私はミシェルに肩を掴まれて揺さぶられていた。
 
月読「ちょっと、待っ……」
 
手加減出来ないミシェルの揺さぶりはあまりにも強烈で、私の視界がどんどんぼやけてくる。
 
ミシェル「ド、ドウシタノ!?シッカリシテ!」
 
待って……本当に待ってミシェル……
 
私は……
 
1…なんとかミシェルを止められた
2…意識を失った
 
↓2
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 22:50:35.52 ID:Z6EkMJ3DO
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 22:59:23.68 ID:uMCDWQa9o
323 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/24(金) 23:16:59.91 ID:x+ee7hWn0
月読「……」
 
あっ、ダメだわ、これ……
 
ドサッ
 
ミシェル「!?」
 
 
【食堂】
 
月読「っ……」
 
ここは……食堂?
 
川田谷「あっ、起きたみたいだね」
 
月読「川田谷、私は……」
 
川田谷「ミシェルさんに揺さぶられて倒れちゃったんだよ」
 
月読「ああ、そうだったわね……それでこの子はずっと側にいたの?」
 
私の手を掴んだまま寝ているミシェルを指さすと川田谷は笑って頷く。
 
川田谷「ミシェルさん、ずっと泣きっぱなしでそれでも離れようとしなかったんだよ」
 
月読「そう……」
 
私は自分自身がわからなかった。
 
だけどこうしてみると無用の心配だったわね……
 
ミシェル「ウウ……ゴメンナサイ……」
 
こうして誰かに心配してもらえるなら、それで充分じゃない。
 
元々、顔も知らない、家族だなんて言えない関係だったんだから。
 
【ミシェル・ラマンの好感度が10上がりました】
324 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/24(金) 23:18:03.31 ID:x+ee7hWn0
月読「……何にしろ動機が配られたなら警戒が必要ね」
 
【自由行動を開始します】
 
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
 
【一度選んだ生徒は同じ日の自由行動では選べません】
 
【生徒を選んでください】
 
↓2
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 23:19:52.12 ID:uMCDWQa9o
川田谷 天馬
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 23:31:00.89 ID:QfyQfx3W0
音野 天馬
327 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/24(金) 23:44:34.10 ID:x+ee7hWn0
音野「月読さん、大丈夫ですか?」
 
天馬「いきなり倒れてビックリしたぜ!まあ、ミシェルに揺さぶられちゃしかたねえよな!」
 
月読「身体はもう大丈夫よ。心の方はまだ少し頭が混乱してるけど」
 
音野「動機、ですか……」
 
天馬「そんなにアレだったのかよ」
 
月読「まあね……貴女達は大丈夫なの?」
 
天馬「んあ?なんつーか、あたしには知らない家族がいるとか書いてあったぜ。でもそんなのお袋に聞いた事ねえし、そもそもそれの何が動機なのかよくわかんねえから忘れる事にしたわ」
 
音野「私はお母様が亡くなったと、書いてありました」
 
月読「天馬はともかく音野……貴女は本当に大丈夫なの?」
 
音野「大丈夫だと、胸を張っては言えませんけど……月読さんに以前言われた事やクリスさん達の事件を思い返したら、今はただ飲み込むしかないって思えました」
 
1…私も天馬みたいに思えたらいいんだけどね
2…音野も強くなったわね
 
↓2
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 23:48:26.23 ID:QfyQfx3W0
1
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 23:54:43.18 ID:Z6EkMJ3DO
330 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/25(土) 00:06:55.88 ID:8wri6s+20
月読「私も天馬みたいに思えたらいいんだけどね」
 
天馬「走ればスッキリしてすぐモヤモヤなんか頭から吹っ飛ぶぜ!走るか?」
 
月読「それは遠慮するわ……」
 
音野「たまにはいいんじゃないですか?私は走りたいです!」
 
天馬「おっ、音野はわかってんな!よっしゃ、行くぞ月読!」
 
月読「ちょっと、私は遠慮……!」
 
その後、天馬に引っ張られて無理やり走らされたわ……
 
確かに疲れて、何か考える暇もないわね……
 
【音野響の好感度が3上がりました】
 
【天馬千里の好感度が4上がりました】
331 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/25(土) 00:28:23.98 ID:8wri6s+20
【天馬千里通信簿イベント1】
 
天馬「よっし、ダッシュ50本終了!」
 
月読「よくもまあ、体力がもつわね……」
 
天馬「鍛えりゃこれぐらい余裕だって!」

天馬「よく食ってよく走ってよく鍛えてよく寝る!これがあたしの速さの秘訣だしな!」
 
月読「私には考えられない世界だわ」
 
天馬「ったく、そんな事言ってるから……」ムニッ
 
月読「ちょっと」
 
天馬「……」ムニムニ
 
月読「……何してるのよ」
 
天馬「いや、太ももとか柔らけえな……ずっと触ってたいぜ」ムニムニ
 
月読「変態みたいな事を言わないで」
 
天馬「悪い悪い。どーも走るの男連中と一緒だからこういう時男みたいな反応しちまうんだよなー」
 
だからって限度があるわよ……
 
【天馬千里通信簿1】
【走るために常に鍛えている天馬。
しかし男と一緒なためか言動がところどころ男みたいになってしまうようだ】
332 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/25(土) 00:52:52.37 ID:8wri6s+20
【音野響通信簿イベント2】
 
音野「……」
 
月読「相変わらずいい音色ね」
 
音野「ありがとうございます。そう言ってもらえてお父様もきっと喜んでくれてます」
 
月読「音野はバイオリンが本当に好きなのね」
 
音野「はい!子供の頃からずっと一緒でしたから」
 
月読「即答するわね……逆に嫌いな物とかあるの?」
 
音野「そうですね……食べ物もあまり好き嫌いはありませんし……あっ」
 
月読「何かあったの?」
 
音野「カンガルーのお肉はあまり好きじゃありませんね……」
 
月読「……」
 
そこでそのチョイスが出てくる辺り……やっぱりずれてるわねこの子。
 
【音野響通信簿2】
【嫌いな物があまりないらしい音野。
考えて出た答えがカンガルーの肉だった事から月読は彼女が天然だと改めて理解した】
333 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/25(土) 00:53:58.27 ID:8wri6s+20
月読「今回の動機は家族についてって事かしら……」
 
【自由行動を開始します】
 
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
 
【音野、天馬は選べません】
 
【生徒を選んでください】
 
↓2
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 00:56:00.91 ID:WB03kJhmo
鏡在 広生
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 00:56:28.79 ID:gsxiDe/V0
学人、広生
336 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/25(土) 00:58:05.98 ID:8wri6s+20
本日はここまで。
次回事件発生です。
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 01:01:21.89 ID:HW9H0C0DO
乙です
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 07:34:19.96 ID:NoQIwGBmo
339 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/25(土) 21:47:50.64 ID:8wri6s+20
学人「……」
 
食堂に行ってみると、学人が椅子に座っていた。
 
テーブルの上にある封筒は閉じられたまま……中を見ていないみたいね。
 
広生「見ないのか」
 
学人「こんなものは見たところで有益な事など書かれていないものだ」
 
広生「……確かにな」
 
学人「その様子から見ると、少なくとも貴様の封筒はろくな事が書かれていなかったようだな」
 
広生「……ああ、そうだ。今すぐ見た事を忘れたい」
 
学人「ふん……次は誰が死ぬのやら」
 
月読「……!」
 
広生「更科!」
 
学人「なんだ?まさか何も起きないなどと甘い事を考えているのか?」
 
学人「そんなはずがない。必ず事件は起きる……必ずな」
 
月読「……」
 
1…学人、貴方まさか殺されるから封筒を見ないんじゃないでしょうね
2…その言い方、聞く人によっては誤解されるわよ
 
↓2
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 21:50:31.08 ID:gsxiDe/V0
2
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 21:51:16.31 ID:HW9H0C0DO
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 21:51:34.95 ID:J6U7rjmPo
343 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/25(土) 22:05:50.88 ID:8wri6s+20
月読「学人」
 
広生「月読」
 
学人「なんだ」
 
月読「貴方まさか殺されるから封筒を見ないんじゃないでしょうね」
 
広生「なに!?」
 
学人「……」
 
月読「貴方の言葉の端々には自暴自棄が見え隠れしてる。貴方はここで殺されても構わない……そう考えているんじゃないの」
 
学人「……だとしたらなんだ」
 
月読「……否定しないのね」
 
学人「ふん」
 
広生「おい!そんな自殺紛いの行動が許されると思うのか!」
 
学人「好きに言え。だが事件は起きるという事だけは覚えておけ」
 
月読「……」
 
学人、貴方は。
 
【更科学人の好感度が1上がりました】
 
【広生燕次の好感度が3上がりました】
344 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/25(土) 22:26:29.65 ID:8wri6s+20
【広生燕次通信簿イベント1】
 
広生「……」
 
月読「あら、広生じゃない」
 
珍しく一人みたい……広生っていつも誰かと行動してるのよね。
 
広生「っ!?」
 
月読「あっ」
 
転んだ……咄嗟に仮面を外れないようにするのはもう習性なのかしら。
 
広生「……うっ、ぐっ」
 
月読「……!?」
 
もしかして広生……泣いてるの?
 
月読「ちょっと広生?」
 
広生「……!」
 
月読「……」
 
凄まじい速さで起き上がったわね。
 
広生「どうした月読?」
 
月読「……倒れてたみたいだけどどうしたの?」
 
広生「なんの話だ?」
 
月読「……」
 
どうやらなかった事にする気みたいね。
 
だけどまさか広生が転んで泣くとは思わなかったわ……
 
【広生燕次通信簿1】
【偶然一人でいた時に転んで泣いた広生。
月読が話しかけた時にはなかった事にしていたが……】
345 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/25(土) 22:31:56.57 ID:8wri6s+20
月読「……学人」
 
【自由行動を開始します】
 
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
 
【音野、天馬、学人、広生は選べません】
 
【生徒を選んでください】
 
↓2
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 22:33:04.32 ID:+kfH+XwEO
佛生 夜方々木
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 22:35:32.62 ID:J6U7rjmPo
佛生 川田谷
348 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/25(土) 22:52:41.32 ID:8wri6s+20
川田谷「そういえば、佛生君の封筒は内容読めたの?」
 
佛生「某の書は点字であったため、読む事は可能でしたな」
 
月読「点字……音声だと漏れるかもしれないからそれしかないわよね」
 
佛生「とはいえ、点字でなければ某は読むのを諦めていたでしょうが」
 
川田谷「無理に知りたいとは思わないって事かな」
 
佛生「そうですな……何があろうと、おそらくそれは某の罪が起因」
 
佛生「某は粛々と受け入れるのみ」
 
1…家族に何かあるほどの罪だっていうの
2…それが修験者としての貴方の答えなの
 
↓2
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 22:54:21.72 ID:J6U7rjmPo
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 22:57:13.25 ID:m+ZTLena0
351 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/25(土) 23:10:10.93 ID:8wri6s+20
月読「家族に何かあるほどの罪だっていうの」
 
川田谷「家族?もしかして今回の動機って……」
 
佛生「そもそも月読殿。某の家は家族などと呼べるものではありませぬ」
 
佛生「身内同士が常に喉笛に食いつかんと目を光らせ、我が父はそれを煽り楽しむ」
 
佛生「佛生でない者には生きる価値すらないという思考が罷り通る世界だったのです」
 
佛生「もしもそんな佛生の家が滅ぶのならば……それも必定」
 
佛生「むしろそうなるべきなのやもしれませぬ」
 
川田谷「……」
 
学人といい、佛生といい……どうしてこんな……
 
【佛生空也の好感度が3上がりました】
 
【川田谷昌の好感度が3上がりました】
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 07:50:18.53 ID:4VaydS4Go
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 08:59:49.79 ID:NuC7QrbDO
乙です
354 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/26(日) 22:35:22.97 ID:/JwbT5ne0
【川田谷昌通信簿イベント1】
 
川田谷「……」カキカキ
 
月読「また作詞のメモ?」
 
川田谷「あっ、月読さん。そうだね、日常に広がるキーワードはいつ消えちゃうかわからないから」
 
月読「ビッシリ書き込まれてるのね……メモ足りないんじゃないの」
 
川田谷「あはは、そこは大丈夫。予備のメモ帳は常にポケットに入れてあるからね、ほら」
 
月読「……」
 
川田谷がポケットからメモ帳を出すと、十以上はあるメモ帳が床に落ちる。
 
川田谷「わわっ、マズイマズイ!」
 
月読「こんなに必要なの?」
 
川田谷「あはは、いくつあっても不安になっちゃって……」
 
月読「そのわりにはペンはないのね」
 
川田谷「……あっ」
 
川田谷って、やっぱりどこかおっちょこちょいよね……
 
【川田谷昌通信簿1】
【日頃メモをする事が多い川田谷は予備としてポケットに大量のメモ帳を入れている。
しかしペンは一本しかなく、月読はそんな彼をおっちょこちょいだと感じるのだった】
355 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/26(日) 22:40:05.01 ID:/JwbT5ne0
月読「……」
 
【自由行動を開始します】
 
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
 
【音野、天馬、学人、広生、佛生、川田谷は選べません】
 
【生徒を選んでください】
 
↓2
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 22:44:26.01 ID:NuC7QrbDO
鏡在 入野
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 22:44:39.27 ID:c03bbypro
黒頭 夜方々木
358 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/26(日) 22:57:58.11 ID:/JwbT5ne0
月読「またこうして動機が発表されたわけだけど……」
 
黒頭「また武忍様の動きに気をつけなければいけませんね」
 
夜方々木「う〜ん、動機の方を警戒した方がいいんじゃないの〜?」
 
黒頭「なぜでしょうか?」
 
夜方々木「影虎くんは前回の事があるから警戒されるけど〜、動機は今回新しい物なわけじゃない〜」
 
黒頭「しかし武忍様は影武者。警戒しようとも、混乱は避けられません」
 
夜方々木「う〜ん……汐里ちゃんはどう思う〜?」
 
月読「私?」
 
1…動機を警戒した方がいいわね
2…武忍を警戒した方がいいわね
 
↓2
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 23:03:27.76 ID:c03bbypro
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 23:07:48.08 ID:NuC7QrbDO
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 23:08:10.27 ID:BhYo88se0
2
362 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2017/11/26(日) 23:15:32.79 ID:/JwbT5ne0
月読「武忍を警戒した方がいいわね」
 
月読「クリスと新太の事件は動機を発表したところに武忍が動いたから起きたわ」
 
月読「動機は確かに厄介だけど……さらに煽るように動く武忍の方がたちが悪いと思うのよ」
 
夜方々木「なるほどね〜……」
 
月読「とはいえ、動機も楽観視は出来ないから……どちらも警戒するしかないのよね」
 
学人や佛生の不穏さもあるし……頭が痛いわね。
 
黒頭「月読様、どういたしましたか?」
 
月読「いえ、なんでもないわ……」
 
本当に、困ったわね……
 
【黒頭明夜の好感度が3上がりました】
 
【夜方々木別離の好感度が2上がりました】
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