【安価】妖魔勇者

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197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/01(水) 20:04:28.17 ID:J7D5LmGTo
>>196
昔、アスキーが出していた
「カオスエンジェルス」てな
ロープレを思い出すな(^^)
198 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/01(水) 21:09:49.90 ID:1PfOodis0
勇者「...お、宝箱」

白虎「怖い...」

勇者「そうだな、確かに...」

勇者(手持ちの金が無い→野宿するしかない→嫌われる→叩かれる→精神が死ぬ→色々あって禿げる)

勇者「やるしかない」

白虎「だ、大丈夫ですか?」

勇者「俺の頭髪がかかってるんだ、退くわけには...」ガチャ

ミミック「へろー」

勇者「うわああああっ!!!」
199 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/01(水) 21:14:35.12 ID:1PfOodis0
宝箱の中から女の子が姿を現した


ミミック「いいぞ!恐怖におののきながら死を...」

勇者「ちいさなメダルでもいいから寄越せ!」バコッ

ミミック「ぐふぅ」ドサッ

白虎「あわわわわわ...」

勇者「どうした?」

白虎「私達は包囲されています!」


勇者が周りを見ると、可愛い女の子...の魔物が!
200 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/01(水) 21:25:12.10 ID:1PfOodis0
勇者「これがエロゲって奴か」

白虎「でも、勇者さんなら勝てる筈」

カニ「ふんっ!」ブオン

イカ「えいっ!」シュルン

勇者「はっ!」ガシ

カニ「...」クネクネ

イカ「...」クネクネ


身をよじって服を脱ぎ出す


勇者「ななな...お前ら、何を...ぐっ!!!」

クラゲ「隙あり...」ドスッ

勇者「うぐ...」ドサッ

白虎「あ...あぁ...」
201 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/01(水) 21:31:14.56 ID:1PfOodis0
タコ「まぁ、貴方は見逃してあげてもいいわ」

白虎「く...」

白虎(動け、動いて私の体!)


無情にも、勇者は魔物達によって奥地に連れ去られてしまった

白虎「...」
202 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/01(水) 21:38:04.88 ID:1PfOodis0
〜?〜

勇者「くっ!」


勇者は錠で繋がれ、身動きが出来ない



人魚「貴方が勇者?.」

勇者「ああ、そうだ」

人魚「その錠、外したいでしょう?」

勇者「...ああ」

人魚「良いでしょう!しかし条件があります」
203 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/01(水) 21:39:08.49 ID:1PfOodis0
下2>>錠を外す為の条件
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/01(水) 21:39:53.82 ID:dyw89Iua0
私を嫁に貰ってください
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/01(水) 21:43:51.15 ID:jMY0xHrVo
最近やってきたよそ者を追い出してほしい
206 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/02(木) 06:00:13.90 ID:+HWtPZD80
人魚「最近ここいらによそ者がやってきましてね」

勇者「...」

人魚「そいつを追い出してくれるならいいですよ」

勇者(俺が逃げたとしても捕まえられる自信があるようだ)

勇者(『よそ者』には勝てないのに)

人魚「そいつは神殿の深部に居ます、さあ行け!」ポワ

勇者「分かったよ」ピシュン
207 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/02(木) 06:09:13.54 ID:+HWtPZD80
〜神殿〜

勇者「ほっ」ピシュン

白虎「あっ...」

勇者「良かった、ここに居たのか」

白虎「ごめんなさい」

勇者「...どういう事だ?」

白虎「私のせいで貴方が連れ去られてしまった」

勇者「ここに帰ってこれたんだから気にするな」

白虎「貴方が連れ去られる時、私は何もしてあげられなかった...」

勇者「特になんかする必要は無い。今回は俺のミスだからな」

勇者「お前はただ俺に守られてれば良いんだよ」

白虎「そ...そんな強引な...」
208 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/02(木) 06:17:31.99 ID:+HWtPZD80
〜神殿・深部〜

勇者「...俺の事嫌いになったか?」

白虎「なるわけがないです」

勇者「そうか、良かった」

白虎「それにしても何だか荘厳な雰囲気ですね」

勇者「そうだな。そういえば、人魚によそ者を追い出してくれって頼まれてたな」

白虎「さっき連れ去られた時ですか?」

勇者「おう」

「それはもしかして私の事かな?」

勇者「!?」
209 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/02(木) 06:21:12.58 ID:+HWtPZD80
>>196の効果で性別は固定です
下1>>よそ者の性格
(種族も下1>>のコンマで決まります)
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/02(木) 06:54:39.43 ID:F0oxxCjWo
豪快
211 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/02(木) 19:42:19.01 ID:+HWtPZD80
勇者は、彼女の正体を察するのに殆ど時間を要しなかった

魂に不純物の混ざっている感じ、そして黒い翼

見紛う事無き堕天使である


堕天使「まぁ、どうせ奴らの差し金だろうね」

勇者「ビンゴ」

堕天使「でも、ここをどく気はないよ」

勇者「何故?」

堕天使「天使に足元をすくわれない位置だから」

勇者(狂暴...というか、見境無く豪快に行きそうだな)
212 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/02(木) 19:54:37.78 ID:+HWtPZD80
勇者「あぁめんどくさい。浄化すんぞ」

堕天使「...出来んの?」

勇者「そりゃあまあ」

勇者「お前を天使にしてやる事も出来るが...」ピシュゥン!

堕天使「ぐっ!」ジジジ...

勇者「こうやって触れなくても灰にしてやれる...翼で良かったな」

堕天使「わ...私は...!」
213 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/02(木) 19:57:56.92 ID:+HWtPZD80
下2>>天使から堕天使になった理由
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/02(木) 19:59:27.24 ID:ZQLakT4c0
最愛の人に振られたから
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/02(木) 20:00:20.02 ID:rneqbpQf0
大天使と結婚を前提に付き合ってたけど幼馴染みの天使に寝取られた
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/02(木) 21:49:25.02 ID:YYp1jkcyo
うわー…天界なのにドロドロしてんなー
217 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 07:16:27.44 ID:unlQQssS0
堕天使「...クソ!しゃらくせぇ!!」ドビュウン


堕天使は突進する


勇者「ぐっ!?」ズゴッ

勇者「決意だな?何を考えている」

堕天使「あぁ悲愴だとも!!」ズドドドド

勇者「お前に何があった!...しゃーねぇ、切り札その壱!」ビビビビ


その瞬間堕天使が膜のような物に覆われ、身動きがとれなくなる


堕天使「ふざけんな!私を止めるつもりか!?」

勇者「これの持続は1分しか持たん、お前の過去を言え!」

勇者「情状酌量の余地があるかもしれないだろう!!」
218 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 07:22:44.76 ID:unlQQssS0
堕天使「んだと閻魔の真似事か!?」

堕天使(でもこいつ...あいつに似ている)


堕天使は困惑した。

その態度や行動がかつての大天使に似ているのだから


堕天使「...分かったよ。話せば良いんだろう?」

勇者「おう。頼むぞ」
219 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 07:31:45.82 ID:unlQQssS0
堕天使「私は昔天使だった頃に大天使と恋に落ちた」

堕天使「勇気を出して想いを伝えたら、大天使はそれに応じた。結婚の約束もお釣りにな」

堕天使「だがあるときそいつは...その大天使は私の友達に寝取られた」

堕天使「私は死のうとした。でも死ねなかった」

堕天使「大天使が私を引き止めたからさ」

堕天使「結局、仕事も天使であることもサボって失意のままに暮らしてたんだ」

堕天使「...気付いたらこの有り様さ。惨めなもんだろう」

堕天使「自分が闘う理由も、憎しみなのか、欲求なのか、使命なのか、殺して欲しいのかも分からない」


もう、膜のような物は消えていた
220 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 07:40:11.04 ID:unlQQssS0
勇者「...成る程、良く分かった」

勇者「お前は何も悪くない。しかも世界にお前の場所も無い」

堕天使「そうさ。だから私はここで死___」

勇者「お前が俺とくればいい話だろう。俺は天使じゃないし、差別もしない」

勇者「あと多分お前より強い」

堕天使「な、何故だ!」

勇者(そういえば、確かに俺はこいつを可哀想だと思った。だが何故連れていこうとする?)

勇者「答えは簡単。俺が勇者だからだ!!」

堕天使「勇者?勇者ってあの?」

勇者「多分な」
221 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 07:44:12.23 ID:unlQQssS0
下2>>堕天使は勇者について行くか
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 08:05:52.71 ID:5mdJ5dO80
付いていく
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 08:30:08.54 ID:1GPrtCsIo
ついて行く
224 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 09:22:11.00 ID:unlQQssS0
堕天使「いよし!!着いていってやる!」

勇者「決まりだな」

堕天使「そういや、こんなのが落ちてたぞ」


堕天使はそう言って魔石を取り出す


白虎「あっ、それは...」

堕天使「...誰?」

勇者「こいつの為に今魔石を集めてるんだ」

白虎「ずっと物陰に隠れてました」

堕天使「へぇ、面白そう」

勇者「そして今見せてくれたそれが魔石」

白虎「じゃあ帰ろうか」

堕天使「おう!」

ピシュン
225 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 09:29:30.08 ID:unlQQssS0
〜魔法使いの家〜

勇者「ふー」

白虎「疲れましたね」

堕天使「隠れてただけでしょ」

白虎「バレた」

勇者「俺もちょっと疲れた」

堕天使「私もね」

白虎「そういえば最近お風呂入ってないなぁ」

堕天使「神殿の力で綺麗になってるからお風呂は必要ないよ」

勇者「なにそれ便利」
226 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 09:37:49.82 ID:unlQQssS0
白虎「じゃあ寝ますか」

勇者「おう」

堕天使「えっ」

勇者「ほらこれが普通の反応だよ。やっぱり俺は別で寝るべきなんだ」

白虎「え、いや、その」

堕天使「わわ、私は一緒でもいいと思うよ!?」

勇者「...とりあえず落ち着け」

白虎「とりかく、今まで通りで良いですから」

勇者「分かった」
227 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 09:42:31.21 ID:unlQQssS0
〜翌日〜

勇者(...馬鹿な)

勇者(外側で寝た筈なのに、何故俺が二人に挟まれているんだ?)

白虎「...」スースー

堕天使「...」クークー

勇者(目が冴えて二度寝出来ないし、かといって二人を起こす訳にもいかない)

勇者(...考え事でもするか)
228 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 09:47:26.86 ID:unlQQssS0
〜しばらくして〜

白虎「ふぁー...」ムクッ

勇者「...」

白虎「...」チラッ

白虎「...」スヤァ

勇者「おい」グイッ


勇者は尻尾を引っ張る


白虎「んはぁ!」

白虎「な、なにするんですか」

勇者「尻尾をこう、ぐいっと」

白虎「良いですか?私達の尻尾は___」
229 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 09:49:17.13 ID:unlQQssS0
下2>>尻尾は____
1.弱点
2.性感帯
3.自由安価
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 09:53:13.81 ID:m7VGiMpDO
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 09:53:20.99 ID:1GPrtCsIo
232 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 10:08:17.44 ID:unlQQssS0
白虎「ふぅ、ふぅ...」

勇者「おい、大丈夫か?」

白虎「性感帯...なんです」ゴニョゴニョ

勇者「...え?性感帯?もっとはっきり言ってくれ」

白虎「聞こえてるじゃないですかこのアホ!」ポカポカ

勇者「一体いつからそんな暴力的になったんだ?」ガーーーード

白虎「むすっ」
233 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 10:12:09.61 ID:unlQQssS0
〜さらにしばらく後〜

堕天使「んく...」ムクッ

堕天使「ふぅ...」

堕天使「...」スヤァ

勇者「おい」ビビ

堕天使「ふぐぅ!」バリバリ

堕天使「朝っぱらからいきなり聖なるオーラを流し込まないでよ!?」

勇者「うっせ。どいつもこいつも二度寝しようとしやがって」
234 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 10:16:50.69 ID:unlQQssS0
勇者「さて、三つ目の魔石探し」

堕天使「いくつ集めればいいの?」

勇者「四つ」

堕天使「よし、私がいれば余裕ね」

白虎「それでは...三つ目の魔石のありか、発表します」

勇者「どぞ」
235 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 10:17:59.56 ID:unlQQssS0
下2>>三つ目の魔石のありか
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 10:22:36.53 ID:RspslNEFO
kskst
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 10:22:52.50 ID:m7VGiMpDO
南の孤島
238 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 12:45:22.54 ID:unlQQssS0
白虎「ここから南の孤島です」

勇者「行くぞ」

堕天使「おー!」

勇者「その前に一つ」

白虎・堕天使「?」

勇者「俺手持ちの金無いから」

白虎「へぇ...」

堕天使「ヒモか」

勇者「ひでぇ」

堕天使「かくいう私も所持金0」

勇者「つまり白虎の所持金にかかっている...!」

白虎「ええっ、私ですか!?」
239 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 12:46:56.30 ID:unlQQssS0
下1>>白虎の所持金
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 12:50:53.23 ID:abJFHbqk0
日本円にして10万円
241 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 13:54:06.66 ID:unlQQssS0
白虎「勇者の世界単位でなおしたら10万円位」

勇者「おお!」

堕天使「それって多いの?」

勇者「相当な大金だ」

白虎(...そうかなぁ?)
242 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 14:13:29.19 ID:unlQQssS0
〜道中〜

白虎「そう言えば」

勇者「どうした?」

白虎「勇者の移動魔法ってどんなものなの?」

堕天使「この人魔法も使えるの?」

勇者「一応、な。マジックアイテムに頼る事も多いが」

勇者「俺の移動魔法は天井にぶち当たるから野外じゃないと使えない」

堕天使「なにソレ。飛んでんの?」

勇者「そうだな。それに近い」

白虎「お笑いみたいな魔法ですね」

勇者「しょうがないだろう。専門じゃないし」
243 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 14:20:22.64 ID:unlQQssS0
〜町〜

勇者「おおっ、そこそこ賑わいがあるな」

白虎「人多いの苦手なんですけど」

堕天使「天使が居そうで怖い」

勇者「もう宿探せよ」

勇者「俺はちょっと行きたい場所があるから」

白虎「え、はい」
244 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 14:25:05.57 ID:unlQQssS0
下2>>勇者の行きたい場所
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 14:26:27.13 ID:1guyamT1o
パフパフ娘のいるお宿
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 14:27:38.44 ID:xpvd8uLQo
仕事斡旋所
247 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 14:35:27.14 ID:unlQQssS0
〜仕事斡旋所〜

勇者「こんにちは」

主人「お客さん、初めてだね?」

勇者「ああ、難易度は何でも良いからサクッと行ける仕事ない?」

主人「しかし、無闇な事をして君を死なせる訳にもいかない」

勇者「まいったな、実力を示せるモンを持っちゃいねぇや!」ハハハ

勇者「...この体以外な?」ギロリ

主人「ふむ、良いだろう。紹介してやる」
248 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 14:37:43.90 ID:unlQQssS0
下1>>紹介された仕事
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 14:51:50.05 ID:m7VGiMpDO
酒場の用心棒
250 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 15:40:00.97 ID:unlQQssS0
主人「まぁなんて事はない。只の酒場の用心棒だ」

勇者「おk。じゃあ行ってくる」

主人「気の早い奴だ...報酬はそっちで出るからなー!!」
251 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 15:47:34.45 ID:unlQQssS0
〜酒場〜

勇者「用心棒です」

酒屋「おう、待ってたぜ」

勇者「どんな事をすれば良いですか?」

酒屋「そこに椅子を用意したから、取りあえず座っとけ」

酒屋「面倒事があったら、対応してくれよ」

勇者「承知しています」
252 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 15:48:40.49 ID:unlQQssS0
下2>>酒場で起きた揉め事やトラブル
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 15:52:43.29 ID:m7VGiMpDO
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 15:53:27.30 ID:CkrN0OlB0
強盗団が押し入る
255 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 16:38:26.36 ID:unlQQssS0
勇者「...なんだ」

勇者(思っていたより平和な酒場じゃないか)

勇者「これならトラブルなんて...」


ズドゴオオン!!!


覆面「おらぁ!!」


覆面をした妖魔がドアを蹴破って現れた


勇者「全ッ然そんな事なかった!」

覆面「俺達は盗賊団だ!金目の物を寄越しな!!」

勇者「待ちな!俺はこの店で雇われた用心棒!貴様等を成敗する!」

覆面「妙な野郎だ!行くぞお前ら!」


覆面の集団が現れた
256 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 17:09:05.31 ID:unlQQssS0
勇者「これ怪我人出せないタイプの奴だ」

勇者「オールストップ」ピシン


盗賊団の時間が停止する


有象無象「ざわ...ざわ...ざわわ...」

勇者「...サトウキビ畑は放って置くとして」ヒョイ


勇者は盗賊達を担ぎあげる

そのまま店から出て、突き当たりの水路まで行く

その水路はそこそこ広い


勇者「メイルシュトロム」ジャアアアア


水嵩が増し、流れが早くなる


勇者「ほい」ポイッ


勇者が水路に盗賊達を投げ込み、盗賊達は流されて行った


勇者「...魔法耐性0かあいつら」
257 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 17:23:13.03 ID:unlQQssS0
〜終業時間〜

酒屋「いやぁありがとう。助かったよ」

勇者「いえ、こちらこそ」

酒屋「うちで働いて欲しいくらいだよ全く」

勇者「光栄ですよ。では失礼します」
258 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 17:40:41.73 ID:unlQQssS0
〜宿〜

勇者「くそっ、部屋番確認すりゃ良かった」

勇者「風呂入って寝よう」

〜入浴〜

勇者「風呂は久し振りだな」

勇者「...」


ベッドには白虎と堕天使が寝ている


勇者(俺は...俺はどうすべきだ!?)
259 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 17:48:21.88 ID:unlQQssS0
勇者(ええいままよ)


勇者はベッドで寝た。勿論両手に花状態である


勇者(もう少し自分に自信を持っても良いんだよな)

勇者(お休みなさい)
260 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 18:16:16.67 ID:unlQQssS0
〜翌日〜

白虎「ん〜〜〜っ」ノビー

白虎「あ、珍しい。勇者が寝てる」

堕天使「ふぉっ」ガバッ

堕天使「...」クイクイ


堕天使はこっちへ来いのサインを出す

白虎はベッドの外から回り込んで堕天使の元へと行く


堕天使「ねぇ、白虎ちゃん___」

堕天使「悪戯、してみない?」
261 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 18:23:59.66 ID:unlQQssS0
白虎は賛成した

しかし落書きしようにも道具がない。攻撃しようにも力がない。

最終的にたどり着いた答えが『匂いを嗅ぐ』という物である


勇者「...」スースー

白虎「...」クンクン

白虎「駄目です。体から異臭はしません」ヒソヒソ

堕天使「...」スンスン

白虎「だ、駄目ですよ、そんなに顔近づけたら」ヒソヒソ

堕天使「...そうね」ヒソッ

白虎「...足からも異臭はしません」ヒソヒソ

白虎・堕天使「...」ハスハス

白虎「駄目です」ヒソヒソ

堕天使「股間からもいい匂いだなんて」ヒソヒソ
262 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 18:29:02.31 ID:unlQQssS0
〜道中〜

白虎「そう言えば、昨日は結局何してたんですか?」

勇者「酒場で用心棒してた」

堕天使「優しいね」

勇者「あくまでお金の為さ」

勇者「...ん?誰か居るぞ」
263 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 18:30:46.17 ID:unlQQssS0
下1>>通りすがりの妖魔の性別
下2>>通りすがりの妖魔の性格
(種族は下2>>のコンマで決まります)
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 18:37:34.54 ID:/zwA5pWTo
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 18:40:43.66 ID:m7VGiMpDO
寡黙
266 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 20:52:34.99 ID:unlQQssS0
アルラウネ「...」

勇者「...」

白虎「...」

堕天使「...」


※男性型のアルラウネは凄く珍しい。

しかし、知識を持っているのが白虎だけであり、その当人が人見知りである

また、彼は寡黙であるため、このような珍妙な空間が織り成される


アルラウネ(やたらこっちを見てくるな)

勇者(まさに花形。しかし何なんだ...?)

白虎(うわぁ。珍しい)

堕天使(モンスターってのは面妖なもんですねぇ...)
267 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 20:57:16.74 ID:unlQQssS0
〜村〜

勇者「今日は結構歩いたな」

白虎「そうですね。この分ですと、明日には着きます」

堕天使「楽しみだね」

勇者「暑い所とか平気なのか?」

白虎「私はキツイです。はい」

堕天使「私は得意かな。泳ぎも好きだし」

勇者「おお」
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/03(金) 21:02:36.93 ID:ZLPE6s5Y0
4つ集めた後どうするんだろう?
269 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 21:02:44.90 ID:unlQQssS0
〜宿〜

勇者「宿賃を払わせてくれ」

白虎「いやです」

勇者「えぇー...」

堕天使「ヒモのなんと楽な事か」グデーン

勇者「...はぁ」グデーン

白虎「私もです」グデーン


全員ベッドで脱力している


勇者「俺もうこのまま寝るわ...」

堕天使「あ”ー、私も」

270 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 21:03:46.54 ID:unlQQssS0
下2>>今晩勇者の見る夢の内容
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/03(金) 21:04:28.18 ID:ZLPE6s5Y0
今の二人とともに結婚して暮らしている夢
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 21:05:27.48 ID:CkrN0OlB0
白虎と堕天使から同時に逆プロポーズされる
273 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 21:20:49.17 ID:unlQQssS0
〜勇者の夢の中〜

勇者「...く、ここは...?」

白虎「あ、起きた...」

堕天使「ん、おお、勇者」

勇者「どうかしたのか?」

白虎「あの、勇者さん」

堕天使「私達から、とても大切な話があるの」

勇者(また厄介事かな)


そして彼女らは言い放つ


白虎・堕天使「私と結婚して下さい!」
274 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 21:25:10.99 ID:unlQQssS0
勇者「...え?俺なんかで良いの?」

白虎「う、うん」

堕天使「勇者さんがいいな」

勇者(やばいやばい。これは色々とやばい。語彙も表現も糞もないわ)

勇者(だが、ここで腹を決めねばどちらも...)

勇者「分かった。俺は_________」
275 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 21:33:26.59 ID:unlQQssS0
〜翌日〜

勇者「...?夢か」

勇者(何とも滑稽な物だ)


いつもと違う体制だったせいか、勇者はベッドから脱出できた


白虎(今日の作戦!)

堕天使(寝たふり!!)

勇者「...そうだな。いつもの、可愛い二人だ」

白虎(...!?///)

堕天使(/////)ボフッ

勇者「おや、変な音が...絨毯を強く踏みすぎたか?」
276 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 21:42:18.81 ID:unlQQssS0
〜南の孤島に程近い海岸〜

勇者「うわ、潮の流れ速すぎだろ」

白虎「ど、どうしましょう」

堕天使「飛んで行けるけれど誰かを載せられないし」

勇者「島は見えてるから...」ギューッ


勇者は強く眼を瞑り、念じる

勇者は真っ直ぐ光の筋を残して飛んで行った

そしてすぐに空から戻ってきた。


勇者「今度は全員運ぶ!俺に捕まれ!」

白虎「えい」ガシッ

堕天使「ほい」ガシッ

勇者「行くぞ!」ピシュン
277 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 21:46:30.39 ID:unlQQssS0
勇者「到着。ブリンクは便利だね」

白虎「結構大きい島だね」

堕天使「探索には時間がかかりそう」

勇者「...しょうがない。手分けして探すぞ」

白虎「頑張ります」

堕天使「行くぞー!!」ダダダダ
278 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/03(金) 21:47:34.76 ID:unlQQssS0
下2>>魔石を見つけたのは誰か
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/03(金) 21:48:03.98 ID:lwxE9Z0d0
第4者
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 21:48:36.86 ID:rC1urkENo
堕天使
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 21:48:43.43 ID:EUcDqW9lo
白虎
282 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 16:04:20.11 ID:MWHy1EPg0
堕天使「...おっ、このキラキラした石は...」

堕天使「魔石じゃーん!」

堕天使「...あ、勇者と白虎」


ここでは全員バラバラに行動している為、勇者達との合流を目指そう!


堕天使「うん、空から探そうかな」バササッ
283 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 16:11:51.21 ID:MWHy1EPg0
下1、2>>空から見えた物
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 16:12:30.60 ID:CWog5xJeO
宝箱
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 16:15:08.41 ID:d+Fh/+c70
謎の大きいな卵
286 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 17:37:17.40 ID:MWHy1EPg0
堕天使「...おお、宝箱」

堕天使「と、なんだアレは?大きな卵だな」

堕天使「あれほど目立つ物の近くには誰かいるかも知れないね」

堕天使「それ以外特に目立つ物もないかな」

堕天使「とりあえず、降りたってみることとしよう」
287 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 17:45:02.35 ID:MWHy1EPg0
〜宝箱〜

堕天使「やっぱり、宝箱だよねぇ」

堕天使「どっからどう見ても宝箱だよねぇ」

堕天使「でも罠だったら怖いなー」

堕天使「でも興味あるなー」

堕天使(態々こんな孤島の宝箱にトラップを仕込む...?)

堕天使「よし、開けよう。いざ開封!」ガチャ
288 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 17:46:06.95 ID:MWHy1EPg0
下2>>宝箱の中身
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/04(土) 17:46:40.77 ID:d+Fh/+c70
魔石
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 17:47:15.07 ID:wPOmSvXvo
黄金どくろ
291 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 18:30:13.49 ID:MWHy1EPg0
堕天使「うわっ!?」


そこには、黄金のドクロが入っていた


堕天使「質の悪い悪戯だね!?」

堕天使「まぁ、持って帰るけどさ...」
292 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 19:16:30.09 ID:MWHy1EPg0
〜謎の大きな卵〜

堕天使「...中に一体何が?」

堕天使「これだけ目立つ物体だし、中に誰かいると思ったんだけど」

堕天使「んん?」


堕天使はある二つの物を発見した

一つは洞窟

そして、そこに続く二人の足跡である


堕天使「足跡の大きさや形を見る限り、勇者の方が先に入ったみたいね」

堕天使「よし、合流するぞ」
293 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 19:18:53.10 ID:MWHy1EPg0
下2>>洞窟内の状況
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 19:20:50.44 ID:9VJueYNL0
タイミング悪く2人が押し倒したような感じの場面に出会わす
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 19:25:11.87 ID:kB9l02xWo
勇者が白虎の上に覆いかぶさっている
296 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/04(土) 19:34:36.75 ID:MWHy1EPg0
勇者「〜〜〜ッ!!」

白虎「ぁ...///」


勇者が白虎に覆い被さっている


堕天使「...!」スタスタ

堕天使「ご、ごゆっくり!」ダッ


堕天使は華麗に反転し、洞窟から脱出した


勇者「あ、おい!これは誤解だ!戻ってこーい!」

白虎「え、誤解なんですか?」

勇者「暗いせいでちょっとこけただけだよ」
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