【デレマス】沖の夕日に撃滅の、敵のマストを由愛に見る

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61 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/01/08(月) 11:31:15.30 ID:tOBtQW1DO
ひとみ閉じたら二人になれる


P「き、キスって……」


由愛「んー」ソットメヲトジ


P「わ、わかった……ええと……」シドロモドロ


由愛「んぅ……えいっ」


チュッ


P「ん……え……」


(や、柔らかい。これが女の子の……由愛の……)


ドクンドクン


由愛「……えへへ、Pさんにキスしちゃった(///)」

「……女の子も好きな人には積極的になれt」


P(キスされた瞬間は何ともなかったが、体から、頭から、津波のようにやってくるこの感情を抑えられず)


「ゆ、由愛っ!」


ガバッ


由愛「きゃっ……え……Pさんっ…んー、んんっ!」


(Pさんからキス……私に……キス)


(唇がちょっと触れただけの私のキスと違って、もっと押し付けるように……)


(息ができないぐらい激しく、何も考えたくないぐらい優しい)


(あ……舌が……Pさんの舌が私の……(///))


(初めて私の口の中に……ほかの人の体の一部が入って来ちゃう……)


(もう何も考えられない……もう私を好きにして欲しい……そう……もっとめちゃくちゃにして欲しい。そう思えるキスだった)
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 22:39:47.18 ID:tOBtQW1DO
由愛(口の中でPさんの舌が私の舌に触れる度に、全身の力が抜けていく…)


(体が……小刻みに震える――想像以上の……快感)


「んっ……んーーんっ!……はぁツ―――!」


(唇の縁に触れるだけで……電気が走ったかのような感覚)


「んー、んー――」


(こんなにキスされて――)


(急に恥ずかしくなり動こうとするが、Pさんの手が私の背中に伸び……逃げられない)


ジュンッ


(だ、ダメ……これ以上は……立って……)


「はぁはぁ……はぁ」


(胸の先が、下着の上からでも痛いってわかるぐらい張ってしまい……お腹の下も――熱い……自分でしたときだって、こんなにはならないのに……)


「はぁ……はぁ…ふぅ」


(10分?20分?もっと?……キスの影響で頭が動かなくなってしまい、時間すらどうなっているかわからなくなっていた私を)


グイッ


(えっ、えと……ソファーに……)


ドスンッ


「きゃっ……ぴ、Pさんっ……?」


(押し倒されてしまった)
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 22:47:19.54 ID:tOBtQW1DO
由愛(そして……動けないように私の手を掴みながら)


P「由愛……」


チュゥゥゥゥ

由愛(二度目……あれ、三度目だっけ……またき、キスを……ぁ……やだ……んっ!)


クチュクチュ


(唇だけじゃなくて……おでこに……ほっぺたに……首に……ふぅん!)


由愛「きゃっ……ふぅっ……んんー――っ!」


プチッ、プチッ、スー


(首から肩へ。そして……え?肩?……えと)


(そこで初めて、Pさんに服を脱がされているとわかった……)


「きゃっ?!あ、Pさん……ちょっと……待って」


(いつのまにかリボンは解かれて、ブラウスのボタンは外され……中の……キャミソールとブラジャーを見られていた)
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/08(月) 23:13:39.43 ID:tOBtQW1DO
ちなみに下着は


ttp://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/19/59/040010195940_popup2.html


こんなの想像しております
65 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/01/16(火) 08:36:14.25 ID:jMkPQ+8DO
由愛「ま……待って…服は……(///)」カァァァァ


さらにPさんがスカートに手をかける……どこか自分とは別の世界で、スカートのホックが外れる音がする気がした


私はPさんがこれから何をしたいのかをわかっていた……愛し合う二人なら欠かすことのできないことと


たしかに、いつかはPさんにして貰えたらぁ……とは妄想はしていたが、知識でしか知らないことを、まさか今ここで実践とは思わなかった


「うぅ……うぅぅぅ」


頭の中が軽いパニックに陥っていた私は、腕で胸を隠しながら唸るぐらいしかできなくなっていた


人から見たらさぞ滑稽な姿だっただろう


もう一つ、気がつかなかったことがある


私のあそこはすっかり濡れていて、パンツまで染みを作っていたことを
66 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/01/23(火) 22:56:14.44 ID:I4J2dblDO
由愛「うぅぅ……」


私はもう体を固くするぐらいしか何もできなくなった


(全部脱がされちゃう……私…見られちゃう……)


……ふと気がつくと、スカートを脱がし終えたPさんの動きが止まっていた


私は今だにパニックから回復していない頭で、うっすらと靄がかかったような頭で思った


(……どうしたんだろう……む、胸を触ったりとかしないの?……まだブラウスを脱いでないのに……もしかして……も、もうするのかな)


(ど、どうしよう…何をすれば…えっと下着は……見られてるし……うぅ…恥ずかしい。もっと可愛いのにすればよかった……)


(えっと……天井のシミを見ていればよかったのかな…ママ…ごめんなさい……由愛はママになります……)


落ち着いていればもっと他のことを考えるべきなのだが、私にはそれが精一杯だった


ふと、一瞬の静寂を破ってPさんが呟く


P「ごめん……俺ばかり……由愛の気持ちが聞けて嬉しくて……同じ想いってわかって」


「それで……どうしようもなく抱きたくなって、気がついたら抑えが効かなくなっていたんだ」


「本当にすまない……由愛の気持ちも考えずに……」


由愛(……Pさん)
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/23(火) 23:02:52.09 ID:I4J2dblDO
由愛(え、えっと……な、何か答えないと)


(何か……何か……)


「だ、大丈夫です。思ったより急だったから……こ…恐くないです。びっくりしただけですから」

「だ、だから……わたしは…Pさんに愛してほしいです……おっ、お願いします…………来て下さい」


(……)


(…………)


(///)


(バカバカバカバカーっ!これじゃあ、えっちなことばかり期待している、ふしだらな娘じゃないの!!)


(ん……Pさん……引いちゃったかな)チラリ


P「……」ポカーン


由愛(うぅ……やっぱり……恥ずかしいよぅ……)


(どうしよう……ここまで見られちゃったのに……体……熱くなってるのに………嫌われちゃうよぅ)


P「…………くすっ」


由愛(!?)
68 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/02/04(日) 00:55:45.37 ID:2cux4N5DO
P「こんなに力んで……」チョンチョン


由愛「ううっ……」グッ


P「(ジェットコースターに初めて入るみたいに腕に力が入ってるな。13歳なのに、こんなに背伸びして……)」


「(無理させているのは100%、俺のせいだろうけど。でも……好きな女性にそう言われて正直、俺も歯止めが効かない……)」


「(どっかのKC-130Hみたいに暴走しそうだ……)」


ググッ


由愛「あっ……」ゾクゾクッ


Pさんの腕が私の背中に回る


チュッ


唇にやわらかい感触


(また……キス……)


チュッレロッレロッ


「あぅ……んっ……」


口から出る吐息


ジュルジュル


(また……口のな…か……)


遠慮がちだけど、優しい舌の動き。それに伴い、指先がしびれるような感覚


「んっ……ん――アっー――」


さっき以上の快感。理性と一緒に手足の力が抜けていく


(やっぱり……Pさんのキス……息ができなくなるぐらい……気持ちよくて…あったかくて……好きって想いが……わかる)ドキドキ


お腹の下から熱くなる。ようやく私のあそこが濡れていることに気がつく


(だから……だから)


(私……後悔しなくない……)ブルルッ
69 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/04/01(日) 21:53:00.36 ID:Xisd71nDO
由愛「Pさん……」


プチッ


手を後ろに回しブラのホックを外すと、それまで締め付けられていた胸の辺りがスーッとした


さらにストラップとカップを繋いでいたホックも外す


そしてキャミソールの中で浮いていたブラジャーおもむろに取る……


パサッ


P「おっ……おい、由愛……そんな」


Pさんは止めるように言っている……けど、私はもう止める気はない


由愛「だから……」


キャミソールのストラップを肩からずらすと、すっかり硬くなっていた乳首をあらわになった……まだ成長していない小振りの乳房にツンと立った乳房が一際目立つ


顔だけでなく、体全体が熱くなっていたが、胸の付近だけスースーして気持ちよく感じた


由愛「私の胸……吸って……下さい」
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 22:03:15.01 ID:Xisd71nDO
P「そ……それは……」


最後の一線を越えるのを躊躇っているPさん……なら


由愛「Pさん……ほら……どうぞ」


Pさんの顔に胸を押し当てる。キャミソールの生地から露出した乳房がほっぺたに当たり、少し感じてしまった


由愛(擦っただけで……ンッ…これで吸われたら……私…私どうなるの……)


鼓動が高まる。だが、もう止められない


ほんの数秒。だが、コンサート本番前のバックでの待機している時みたいに緊張が永遠に続くと思う……その刹那


P「由愛っ!ごめんっ」


その声と共に、胸の先から中まで神経が直流した感覚に襲われる
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 22:24:54.76 ID:Xisd71nDO
由愛「きゃッ……うぅ……ふぅぅぅンッ!」


(Pさんが……私の……おっぱいを)


もどかしい感覚……胸の先からくる電流みたいなそれに体が堪らなくなる


他人の舌がこんなに気持ちよくなるとは思わなかった……ただ、大人の本で読んだこと。それを真似しただけだった


「はアッ……くっ……痛……っ!」


いつの間にかPの手が乳房に伸びていた。その強引とも思える愛撫……というより、わしづかみはまだ成長していない由愛の胸には早すぎた


成長期の胸は最初はただ乳頭の突出による脂肪の育成から始まり、やがて皮膚の成長が追い付き全体へと膨らみ完成する


Pのその手は、ブラジャーこそ必要だがまだ成長期真っ只中のAAカップの由愛の胸には有り余る代物だった


ましてや、Pは成長した乳房を揉むように掴んでいた


弁護するなら、中学生の由愛のように成長期の女性の乳房は本来触れられないもの。偶発的事故を除き、触ったことのある男性は間違いなく犯罪者である……つまりPもである
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/01(日) 22:38:56.68 ID:Xisd71nDO
P「ごっ…ごめん!」


慌てて手を引っ込めるP。だが、由愛の手は引っ込んだ手を握る


由愛「大丈夫です……少し痛いけど……乳首は気持ちいいです」


「……もっとしてください」


そう言いながら、すっかり濡れて性器の形があらわになったパンツを脱ぎ始める


Pは、光の当たる角度でキャミソールが透けラインが見え隠れする由愛の肉体に見とれていた


そのともすれば犯罪的。別の見方をすれば芸術的なそれに興奮しない男はいないだろう


P「行くよ……」


その声と同時に再び由愛の乳首を吸い始める。そして右手はもう片方の乳首を弄り、左手は下腹部





つまり子宮の辺りを撫で始めていた
73 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/04/01(日) 22:41:58.49 ID:Xisd71nDO
本日はここまで


挿入はあるけど本番そのものはない予定です

(アンアンでごまかします)
74 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/04/22(日) 10:58:21.75 ID:Cak6YhkDO
由愛「Pさん…?はふぅ…っふ……あ、あァ……ふぅンッ!!」


胸を愛撫してもらうように頼んだのに、Pが何故お腹にも手をやるか由愛にはわからなかった。


その思考はPにいじれた乳首の刺激に掻き消され、自分のものとは信じられないぐらい甘い艶めいた声が出てしまう恥ずかしさから、手で口を抑えることに意識を集中させてしまう


P(よし、お腹をマッサージするように……えっと子宮は……ここら辺かな)


Pの手が、由愛の柔からい下腹部をあちこち撫でるように押しこんでいく。まるで発酵したてのパンの生地のガス抜きでもするかのように手際よく


……そして由愛の肌はその動きを敏感に感じ取っていた


由愛「ふぇっ……何か…くすぐっ…いィッ――!?」


それこそ先ほどの乳房を揉んだ時とは違い、ソフトにゆっくり触っていく


由愛(お、お腹の中に何かあるの?……もしかして赤ちゃんができる場所!?や……やだ、気持ち良すぎて恐……い)


由愛の吐息が漏れるのと同期してお腹が揺れる。そして探り当てたソレを柔らかく押していく


由愛「な、何……何を――――――っ!!」
75 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/04/22(日) 11:02:42.60 ID:Cak6YhkDO
ポルチオ


それはGスポット、クリトリスと並ぶ女性の性感体。普通の手段では届かない場所にあるそれは、性知識が限られたモノでしかない少女にとっては開いてはならない魔の領域


その刺激は由愛にとって未知であり許容以上のものとなりもはや声すら出せない


痛みと紙一重のその感覚は13歳の少女には他に例えようがない、それこそ快楽という辞書にある言葉では済まされない堪え難いモノであった


由愛(Pさ……ん…ダメっ、や、激しい…んンッ――!それ、私のからだ壊れ…ゃう……息が……んふっ……――っっっっんぅ!……んんっ!」


それまで自然と口から漏れていた言葉はおろか、吐息すら出せずにいる間にもPの手は休まることを知らず彼女の部位に迫っていく


そして――それは訪れた


由愛「ああああ――ァ、あ――――っ!!!」


動悸が激しくなりそして体が反ったように痙攣する。口を閉ざす余裕すらなくイキ声を張り上げながら……


由愛は初めて


他人の前で……否


愛する――好きな人の前で絶頂を迎えた
76 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/04/22(日) 11:06:51.56 ID:Cak6YhkDO
過去に一人でしたことはあったが、未知の感覚への恐怖からいつも中途半端に……満足することなく、終わらせていたのも災いした


その二重の意味もあって、ここまで盛大に激しく絶頂を迎えたことはなく、若干13歳にして意識が飛ぶぐらい――許容できないほどの経験を味わうことになった……


身も心も快楽でとろけ、身体が自分のモノでないような感覚に襲われつつも意識はつないでいる。


未経験の普通の娘なら既に気を失っていてもおかしくない行為を味わったというのに……


とはいえ、腕すらあげる余裕がないぐらいに絶頂したため、好きな人の前で口から涎を出し陰部からは愛液が溢れ出るという思春期の少女には恥辱ともいえる状態にいた


そのような、どうにもならないぐらい身体が制御できない状況の中、何故か心の奥はすっきりしていた





それは、Pのことを自分以外にも恋という形で想っている二人――その存在を一瞬だけでも忘れるぐらいに……
77 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/04(金) 00:06:07.47 ID:uRD904vDO
ビクッビクッ


由愛「はぁーッ……はァーっ……」


(これが……イクってことなの?……落ちちゃうよ……)


通常では味わえない絶頂の直後の体では、由愛は息をするのも苦しそうにしか見えなかった


当然、罪悪感にいたたまれなくなる


P「だ、大丈夫か?すまん……加減が…もっと優しくすればよかったのに……」


由愛「あっ……あの……っ」


P「どうした?気分が悪いか?……今日はここまでにして」


ギューッ


由愛(だ……駄目……)


「嫌じゃ……なかった……」


Pの服の裾を、すっかり弱り切った腕の力でつまむとそう言った


由愛「初めてだったけど……すきぃ……」


(もっとして……たくさんして)


由愛「…………もっと……色々教えて……」


その一言一言がPの罪悪感を消し去っていった


そしてその台詞がとどめになる


由愛「続きを……最後まで…………Pさんと一緒になりたいです」


P「由愛……」
78 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/04(金) 00:16:28.67 ID:uRD904vDO
ゴソゴソ


P「じゃあ……挿れるよ?」


「最初は痛いと思うけど……」


由愛「は……はい……お願い」


P「どうした?……やっぱり止めるか?」


由愛「いえ……キスして……くださ」


「ん――ぅう――」


「はぁ……はぁ……」


P「じゃあ……」


グッ


由愛(わ、私のアソコにPさんの……)


(……硬い……入るの……?)


―ググッ


由愛(――イっ!――――ッ!!)


「痛――――ーっ!!」
79 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/10(木) 22:48:35.37 ID:szbWW3hDO
由愛(私の中を)


(入口から引き裂くような痛み……)


「痛……痛い……」


(今の私に……到底耐えられるものではなく……)


「Pさん……Pさ…ん……怖いで…す」


P「ご、ごめんっ。ごめんな。由愛のこと……すごい興奮して止められなかった……」


「それに……もう濡れているからって勘違いしていたし……」


由愛(わ、私に……興奮……)


(わ……)


ジュク


(あ……やだ……また、濡れてきちゃった……)


P「……なら、これはどうかな」


「ちょっとこそぐったいかもしれないけど……」


クチュッ


由愛「え……何…?んんっ!」


(わ……たしの中に……何が?)


(あれは……指?)


「あふ……あっ……ん……ふーっ」


グリュッグチュッ


「私の……きもちい……あたっ……さ、さ…わって……る」


コリッ


キュキュン!


P(「ちょっとキツイけど、指は入るみたいだな」)


「反応してくれているし、もうちょっと続けるよ」


クニュクニッ


由愛「はぁっ!……そ…れ……ダメ……きゃふうっ!」


「き…もち……いいです……はーっ、はーっ」


ジュパッジュパ
80 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/10(木) 23:00:19.50 ID:szbWW3hDO
由愛「あ……!ダメ、だ……めっ!きゃっ!」


プシュプシュ


「やっ、おし……っこ……でちゃうよ……あっ!」


クチュクチュ


「ぴ、P……さぁん!!」


ツププッ


「だメぇ……うっ」





「いやっ!?あー――っ!あっあー――!!」





ピクッピク


P「指で、イっちゃったみたいだね」


ナデナデ


由愛「はー―っ、はー――っ……はい……」


「も、もう……今度こそ……」


「だから……」


P「ん……今度はゆっくりいくからね」


由愛「はい……」


P「どうしてもダメなら一度止めるから……」


由愛「……今度は……止めないで下さい」


「私を……Pさんで犯してください」
81 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/10(木) 23:29:27.20 ID:szbWW3hDO
P「じゃあ……」ガシッ


ググックプッ


由愛「あッ……あ――っ!」


(入ってくる……)


ググッズブッ


(さっきよりは……でもキツイよぉ)ゾクゾクッ


ジュブブブ


「あっ、はぁぁぁっ!!」ゾワゾワ


(入っちゃってる……私の中に……Pさんの体が……入って…!!)


「ふっ!あ……っ……んっ!」


ズニューッ


(さっきまで入らなかったのに……)


「……ぅ……うぅっ……」


(一番奥……届いちゃってる……)


(お腹の……中、Pさんのでいっぱい……)


ジワァ


「あ……」


(すると自然と涙が出てきた。痛みによるものでなく、愛する人と繋がったこと)


(それに対する幸せと喜びに反応したのだろう)


(で、でもさすがにっ、これ以上は……)


(ぎちぎちまで入っているPさんので、私の中は限界を越えて広げられている気分だった)


(今動いたら……私、壊れちゃうよ)
82 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/10(木) 23:37:30.81 ID:szbWW3hDO
由愛(すると、私が涙を流しているのにPさんが気がつき)


P「ゆ、由愛っ!大丈夫か?……やっぱり、ダメだったんじゃ」


由愛「うぅん……違います……あなたと……Pさんと繋がったのが嬉しくて……」


「……ぁ……はぁっ……大丈夫です」


「男の人が動くもの……ですよね?」


「だから……っ、つ、続けて……ください」


P「だ、大丈夫……かな?」


由愛「んっ……多分……」


(本当は怖いけど……もっとPさんとくっついていたい)


(Pさんを全部受け入れたい。……そんな気持ちの方がいっぱいだった)
83 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/11(金) 20:31:00.64 ID:P5Iu/fyDO
由愛(ようやく、ようやく一緒に……一つに繋がった私とPさん……)


(私の中でPさんのが――ぴくぴくって動いているのがわかる)


(指より大きくて……もう、いっぱいいっぱいで壊れてしまいそうなのに…そこからぞくぞくした感覚が、背中まで駆け巡ってく……)


(初めてなのに……その感覚)


(……キモチイイ)


(私……このままじゃ…おかしくなっちゃう――)


(――ふと気がつく)



P「はーっ、はーっ」


由愛(Pさん……私で喜んでくれているの?)


(Pさんの……荒い息遣い。……まるで私を労って、必死に我慢しているみたい)


(でも――すごくえっちな気分)


P「……じゃ……じゃあ」


「う、動くよ」
84 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/11(金) 20:45:42.28 ID:P5Iu/fyDO
由愛「は……はい」ドキドキ


(い、今から……私……)


ググッ


(き、きた……)


ニュッ


(えっ……外に?)


グィーッ


「あふぁっ!?」


(動いてる……私の中で)


ギシッギシッ


「はぁ……あぁ……んんっ!」


(こんなにキツいのに……)


グチャグチャ


「――や……ぁッ……っ!」


(……ついさっきまで私……普通の中学生だったのに……)


ズプズプッ……クプッ


「ひゃっ!……んっ、ふ……うッ!」


(最初は恥ずかしかったのに……こんなに……こんなにカラダ熱くて)


P「大丈夫か?」ハーッハーッ


由愛「へ、平気です…く……ぅゥ…っ」


(Pさん……優しい……もう何も考えたくない……このまま)


P「手……繋ごうか。イク時は一緒になりたいし」


由愛「は、はいっ!」
85 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/11(金) 21:00:02.18 ID:P5Iu/fyDO
P「由愛、気がついてるかな?」


ニュパッニュパッ


由愛「はぁ……えっと……何をですか?……はっ、はっ」


P「右の……ほら、鏡」


ネチャッネチャッ

由愛(鏡?……えっ?嘘!……私とPさんが映って……)


(せっくすしている所、鏡に見られているよぉ……)


ギュウウウ


P「あぁっ」


由愛「ひゃんっ!」


(う、嘘……鏡に写る姿を見ただけで私……感じちゃってる?!)


クチュクチュ


P「すごい……これが由愛の……中なんだね」


ビクッビクッ


由愛「やぁぁ……言わないで……言わないでください……っ……んアっ!」


「わ、私……もぉ……だめ」


P「俺も……じゃあ……いくよ」


ギシッギシッ


由愛「はーっ、あぁ――っ!」


タムッタムッ


(や、やだ……激しいよ……イッちゃう……イッちゃう……よ)ガクガク


P「うっ……由愛っ!!」


ゾワワッ


由愛(ダメ……目がチカチカするよぉ……)


「わはっ!ハぁッっ――……やっ――あぁぁぁ――――!」
86 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/11(金) 21:05:54.55 ID:P5Iu/fyDO
……………………
………………
…………
……


P「平気か?由愛」


ナデナデ


由愛「あ……はい。その……」


「な、中に……」


(芳乃さんからせっかく……こ、こんどーむをいただいたのに)


P「あ……ごめん。……も、もしできたら……ちゃんと責任は取るから」


由愛「くすっ。大丈夫ですよ。生理前の安全な日ですから」


P「本当にすまない。……こういうのは男がしっかりしないといけないのにな」


由愛「じゃあ……」


「……その……また次は……お願いしますね」


P「……」


由愛「……」


「(///)」ポンッ


P「ゆ、由愛っ!!」アタフタ
87 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/12(土) 12:07:35.54 ID:sJAZEwTDO
…………
……


由愛「くぅー、くぅー」


P「可愛い寝顔だな……さて」





芳乃「にこにこ」


ちひろ「にこにこ」


P「えっと……欲望にまかせ、担当アイドルに手を出してすみませんでした!!」


芳乃「いえいえ、愛するもの同士の逢瀬。誰にも止められなくてー」


ちひろ「でも避妊しなかったのはマイナスですよ」


P「あの……もしかしてなんですが……」


芳乃「なんでしてー?」


ちひろ「10連ガチャなら日付が変わってからですよ」


P「そうじゃなくて…」


「二人とも……いや、何か俺と由愛が急いでくっつかないといけない訳とかあるんですか?」


二人「……っ!」


P「図星ですか…」


ちひろ「……由愛ちゃんに聞かれたらいけませんので、会議室までいきましょう。あそこなら防音構造ですし、鍵がかけられますから」


芳乃「ちひろ殿ー、盗聴器を発見する機械をお忘れなくー」


P「どんな話をする気だよ……」
88 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/13(日) 12:21:29.81 ID:QLGAChnDO
ギィ……バタン


芳乃「名探偵のSEでしてー」


P「そういうのはいいから話を」


ちひろ「ねぇ……プロデューサーさん」


「平行世界って信じますか?」


P「……思っていたよりは普通でしたね」


芳乃「ほー?どのようなー?」


P「俺と由愛が特異点だとか、アカシックレコードに刻まれた何かとかかな?」


ちひろ「近いといえば近いんですが……えっと」


「この世界の由愛ちゃん。彼女を一年以内に妊娠させないと世界は滅亡します……っと言っても信じますか?」


P「……はぁ?!」


芳乃「量子崩壊が起こりー、フィナボッチのー」


P「まてまてまて!……あー、本当にあったのは信じたが何がどうなってそうなる!?」


ちひろ「簡単にいいますと、プロデューサーさんが由愛ちゃんと結婚するんですが、テロ事件に巻き込まれて……その……」


P「死ぬんですね……」


芳乃「それがきっかけで、事務所のアイドル達が因果を操ろうとしたりー、金本位制度を呼び込んだりー」


P「あいつらならやりかねないな……で戦争が起きたと?」


ちひろ「私たちは、あちらで……二人だけの生き残りなんです」
89 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/13(日) 20:45:23.14 ID:QLGAChnDO
芳乃「それで、第七世代量子電算機『祝祭』に……たしか3万と15回程シミュレートしたところ、プロデューサーと由愛さんに子供……できれば娘さんができるのが運命を変えさせて、さらに変化のブレが少なくてよいという判断が出ました。それ以外だと13歳未満のCute属性。例えば」


ちひろ「芳乃ちゃん、芳乃ちゃん」


芳乃「……とんだ失礼をー」


P「お前……ちゃんと話せるのか」


芳乃「何のことやらー」


P「……まぁいい。だが、由愛はアイドルでありそれ以前に中学生。しかもまだ13歳だ。子供だなんて……」


ちひろ「その中学生に中出しした人は誰でしたっけ?」


P「すみませんでしたー」ドゲザ


芳乃「まぁそれは何とかなりましてー。空間を圧縮して時空を狭めれば大丈夫かとー」


P「何をどうするかはともかく……それで大丈夫なのか?」


ちひろ「以前、千枝ちゃんと美嘉ちゃんの妊娠で……おっとと。あとはプロデューサーさん次第ですよ」


P「向こうの俺は、何をやってたんだ……」
90 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/13(日) 20:47:42.27 ID:QLGAChnDO
芳乃「あー、由愛殿にやや子ができるかどうかは、そなたにかかっておりましてー」


P「ん……あぁ、それは任せろ。絶対に由愛のことを……その……幸せに」シドロモドロ


ちひろ「微妙にヘタレますねぇ」


芳乃「そなたはこちらでも変わらぬものでしてー」





P「あー……俺は由愛を愛している。だから、幸せにするのは俺だ!俺一人で充分だ!」キッパリ


ちひろ「やーい、ロリコーン」


P「まってちが……いませんけど……」


芳乃「今の言葉、ゆめゆめ忘れぬようにー」


ちひろ「さ、由愛ちゃんが起きてくるかもしれません。その前に行った行った」フリフリ


P「あ……あぁ……わかった」


バタン





芳乃「これで銀河は……宇宙は救われましてー?」


ちひろ「わかりません……でも」


「私たちが……この世界の私たちを消してまで来た意味はありそうです」


芳乃「それは……その話は、私達の残りの人生を贖罪に充てましょうぞー」


ちひろ「つまんない人生になりそうですねぇ」ハァ





たとえ今この世界一人でもIt's Only Destiny
91 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/13(日) 20:48:56.49 ID:QLGAChnDO
――次の日、事務所


由愛(……私……Pさんと……)


(えへ……えへへ……幸せ……)


(でも……千枝ちゃんと美穂さんは)


そう思った途端だった


ガチャ


美穂「おはようございます」


千枝「おはようございます」


由愛「美穂さん……千枝ちゃん……」


美穂「あ……由愛ちゃん……」


千枝「おはようござい……ます」


由愛「えっと……あの……」


美穂「あ……その、ちょっとお話があるんだけどいいかな……?」


由愛「は、はい……」


美穂「き、昨日、千枝ちゃんと話あったんだけど……由愛ちゃんとプロデューサーさんは好きあってると思うんだ……だから、応援するから……その……が、頑張っ……て」ポロッ


千枝「み、美穂さん……」


由愛「美穂さん……」


美穂「えへへ……ごめんね……頑張ってなんて言って……泣いちゃって」ポロポロ


「でも……これは……これだけは言わせて」


「二人は好き合ってるはず。だって、二人が大好きな私たちが言うから間違いないよ。でも、でもね。必ず、必ず幸せになって欲しいんだ」


「だって……」グスッ


千枝「美穂さんっ!」ダキッ

美穂「千枝……ちゃん」ウッ
92 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/13(日) 20:52:12.29 ID:QLGAChnDO
千枝「ダメです……ダメですよ……千枝達は……もう」


美穂「そうだね……うん……ごめんね。由愛ちゃん……泣いちゃって」ゴシゴシ


由愛「いえ……はい……私……」


「私……Pさんのことが大好きです。この気持ち誰にも負けたくありません。だから……」


「だから……お二人の分まで……きっと」ポロポロ


美穂「由愛ちゃん!」ダキッ


千枝「由愛さぁん!」ダキッ


由愛「美穂さん……千枝ちゃん……」





――その場に三人の鳴咽が聞こえる。止むまではしばらくかかりそうだった








ちひろ「……ごめんなさい」


芳乃「……申し訳ありません、美穂殿。千枝殿……」
93 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/13(日) 21:05:22.67 ID:QLGAChnDO
…………
……


由愛「……Pさん……んっ、んふぅ……んちゅう」クチュクチュ


プハァ

P「ん……由愛……その」


由愛「はい……どうぞ……私も……」





P「由愛、いくぞ」


由愛「はい……ふぁ……ふぅ、あっ…あぁ……やっ……なか」ギシッ


「はっ……はぁ……んはっ!」


ヌッチャヌッチャ


P「由愛の中……温かい……すごいいいよ……」


パスッパスッ


由愛「うれしい……もっと……んっ!はあっ!ぴ、Pさぁん!」


ギュウゥゥ


P「すご……締めてくる……」


ズブッズブッ


由愛「だめっ!あ、掻き回さ……あっ!あイっ!」


P「由愛、そろそろ……一度出すから」


由愛「やっ、はっ!ダメっ……今日は……中……はぁ!」


(こんな……肩から抱きしめられたら……)


P「いくよ……全部受け止めてくれッ!」


ドクッドクッ


由愛「はぁっ!あぁっ!あぁぁぁぁんっ!」


グチュウウウ


(こんなに……赤ちゃんできちゃう……)


「ひどいよ……Pさん……私、赤ちゃんが……」


P「由愛……あのさ……できたらちゃんと責任取るから」


由愛「うぅっ……」


(そ、その目で言われると反論できないよぉ……)
94 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/13(日) 21:18:40.21 ID:QLGAChnDO


カリカリシャーシャー


由愛「……あ?起こしました?……ごめんなさい」


P「ん……何をして……スケッチブック?それに何か書いていたのか?」


由愛「この…スケッチブックですか?…その、恥ずかしいんですが」


「ぴ、Pさんの寝顔がかわいかったので……スケッチを」


P「うわぁ……こっぱずかしいな……どんな感じだ?」ヒョイ


由愛「……だ、駄目ですよ。ま、まだ完成していませんから」


P「そうか内緒か……それはそうと、昨日の由愛は世界で一番素敵だったよ……情熱的で、愛欲に溺れているようで」


由愛「え?…あ……ーっ!、ーっ!(//////)」←言葉にならない悲鳴


「はぁはぁ、か、からかわないで下さい…本気にしちゃうじゃないですか」


P「いや……本気でそうと」


由愛「こんな…胸も小さくて……特徴がない私を……」


P「由愛が好きだからな。大きい小さいは関係ない。由愛のだから……由愛の胸が好きだからな」


由愛「す、好きになったから関係ないのですか…」


「……やっぱりあなたを……私は、Pさんを好きになってよかったです」チュッ


「え……また大きく……きゃっ!!」
95 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/13(日) 21:27:06.96 ID:QLGAChnDO
――数カ月後


P「由愛……どうだった?」


芳乃「おめでたでしてー」


ちひろ「おめでとうございます。妊娠三ヶ月だそうですよ」


由愛「うぅ……ママになっちゃったよ……」


美穂「Pさん……」ジトー


千枝「Pさん……」ジトー


ちひろ「まぁまぁ、おめでたいことなんですから」


芳乃「ではー、二人を例の部屋へご案内ー」


P「あー、いよいよか……」


由愛「例の?部屋ですか?」


芳乃「入ったら生まれるまで出られませんがー」


ちひろ「こちらの時間で一時間で出産できる部屋でござーい」


由愛「えっ!?えっと……」


P「じゃあ……一時間よろしく」


芳乃「いってらっしゃいませー」
96 :明日中には終わらせます ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/13(日) 21:30:57.25 ID:QLGAChnDO
例の部屋の元ネタは

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520690028/25-27

こちら参照
97 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/15(火) 21:39:13.77 ID:uBWTgEyDO
もう戻れはしない これが最後の真実


………………
…………
……


赤ちゃん「くぅー、くぅー」


千枝「わぁぁぁぁ」キラキラ


美穂「か……かわいいです」


芳乃「お名前はー、何と?」


由愛「えっと……夢と愛で『ゆあ』っていいます」


P「下手に漢字の名前にして……なんていうのか、型に嵌めたりせずに育ってほしいんで、あえてひらがなにしました」


ちひろ「父親はこんなに憎たらしい顔をしているのに、可愛い名前ですねぇ」


P「なんだとこら」


ナンデスッテー


ヤルノカチッヒ


アハハ





芳乃「……」
98 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/15(火) 21:40:35.74 ID:uBWTgEyDO
芳乃「ちひろ殿ー」


ちひろ「あ、はーい」


芳乃「……そろそろ」


ちひろ「……もうそんな……名残惜しいですねぇ」


芳乃「居心地がよいとー、いつまでも……」


ちひろ「そうですね……では」





「おっと、そうはいきませんよ」


芳乃「そなた……それに」


由愛「……」


美穂「……」


千枝「……」


P「やっぱり……こっそりと…どこかに消える予定だったんですね」


芳乃「……ここから先は私達の出る幕ではありませんので……舞台から引くのが一番かとー」


美穂「そ、そうは肉屋がさせませんよ」


千枝「それは問屋さんだったような?」


P「千枝は賢いなぁ」ナデナデ


千枝「えへへー」


由愛「ぶぅ……」


ちひろ「お気持ちは嬉しいんですが……」


由愛「でしたら……まだアイドルとして充分に活動もしないまま、美穂さんと千枝ちゃんの気持ちも通さずに、私とPさんと……その……(///)」
カァァァァ


P「……まだ中学生の由愛の体に、妊娠をさせるように話術巧みに誘った行為を許せないと言ったら?」


「(まぁ、本当は俺が悪いんだけどな)」
99 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/15(火) 21:41:40.04 ID:uBWTgEyDO
ちひろ「それは……そのゴニョゴニョ……の為に……」


P「大義名分なんかいいんです。……言い方を変えましょう。ちひろさんと芳乃がいなくなったら、ただでさえアイドルが一人動けなくなったこの事務所をどう回せばいいんですか?」


ちひろ「……」


芳乃「それでも私達はー」


由愛「もう……私一人では子育ては不安ですから、手伝って……いえ」


「助けてください。お願いします」


ちひろ「…………芳乃ちゃん」


芳乃「なら……良きように」


P「決まりですね。じゃあ、まずこの子が事務所にいてもいい環境を作りますか」


千枝「あ、まず寝る所が欲しいですね」


美穂「あと、おむつとかいっぱい必要ですし、それからそれから……」


ちひろ「はいはい、そういうのは事務の仕事です。だから、アシスタントさんに任せてくださいな」


由愛「はいっ、よろしくお願いします!」


芳乃「……しかしながら、いつかはー」


P「その時はちゃんと教えてくれないとな。こっちも笑顔で見送りたいし」


芳乃「そなたー……やはりそなたは」





「選ばれた運命に勝利し者でしてー」
100 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/15(火) 21:47:38.10 ID:uBWTgEyDO
――数年後


ゆあ「それでは行ってきます」


P「おぅ、車に気をつけろよ」


「じゃあ俺もいくか」


由愛「あ、Pさん……その……」


「ん……」


kiss


P「ぷはぁー、それじゃあ」


ちひろ「朝から見せつけてくれますね」


芳乃「まことー、そなたはー」


オンギャアオンギャア


由愛「わわっ、今のはゆま?それともゆの?じゃなかったらゆら?」

芳乃「急ぎますー」


P「……ちょっと心配だな」


ちひろ「なら先にいって事務所を開けてきますよ」


P「すまんな。つか、手伝えとはいったが、居候しろとは言った記憶がないんだが」


ちひろ「ちーっひっひっひっ」
101 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/15(火) 21:48:13.00 ID:uBWTgEyDO
――十数年後


ちひろ「それでは……お世話になりました」


芳乃「今生の別れ……送るも行くも門出に涙は不要ですぞー」


ゆあ「うんっ、またね。芳乃さん、ちひろおばちゃん」


ちひろ「もう……この子は……最後ぐらい……」


由愛「今まで……ありがとうございました」


P「せっかく新しい事務所が軌道に乗ってきたから、楽をしてあげられると思ったんですがね……」


芳乃「未練は断ち切る……それが希望の先の光への一歩でしてー」


ゆあ「……それじゃあ」


ちひろ「お元気で……ゆあちゃんもお父さんとお母さんの言うことを聞いて、ちゃんとお手伝いしないといけませんよ」


ゆあ「うん。だから元気でね」


「ちひろさん」





ちひろ「……」グスッ


「では」


ペコリ
102 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/15(火) 21:55:46.59 ID:uBWTgEyDO
P「またいつか……お会いしましょう」


由愛「はい……」


ゆあ「そう……だね」グスッ


P「さて、腹を空かせた連中が待ってるから朝飯の用意をしないとな」


由愛「あら、それなら……」


ガチャーン


ゆあ「あーあ……誰?今のは!?」


ゆな「ごめんなさいです」


ゆさ「ちょっと転んで……」


ゆの「はいっ、救急箱だよ」


ゆま「もう、怪我はしないって言ってたのに」


ゆら「それよりご飯は?」


プスプスプス


ゆあ「……やりなおしかな?」


P「くっくっくっ」


由愛「うふふっ」


ゆあ「もう、笑いごとじゃないんだよ!」
103 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/15(火) 21:56:43.45 ID:uBWTgEyDO
ちょっとエピローグ思いついたんで明日に終わらせます
104 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/16(水) 06:35:35.13 ID:nPuB9hNDO
ねぇ不思議、彼を想って泣ける夜があるって、まるでLOVE SONG


――エピローグ


『速報が入ってきました』


『訃報です』


『世界最高年齢のギネス記録を持ち、伝説のプロデューサーと言われたP氏夫人で、これまで幾度の戦争を歌の力で治めたとして有名な成宮由愛さんこと……
105 : ◆K7qLUv4H.Lbp [saga sage]:2018/05/16(水) 06:36:56.15 ID:nPuB9hNDO
………………
…………
……


『ふぅ』


『見たこともない場所……上も下も右も左もわからない』


『どうやら無事に死ねたようね……』


『さてさて、何が待っているかしら』





『……サァン』


『ん……あれは?』


『オカーサァン』


『小さな子……?』


『お母さん……もう、探したんだよ』ハァハァ


(はてはて?どこかで見た子ねえ)


『んー?もしかして私のことがわからない?』


『もう……自分の娘がわからないだなんて、お父さんはすぐにわかったんだからね』


『……え?もしかして……ゆあ?』


『そうだよ。この姿はうーん、150年ぐらい前だから忘れたかな?』


『あぁ……ゆあ……もう、私を置いて先に逝くんだから……』ポロポロ


『ごめんね……というかお母さんが長生きし過ぎなんだよ!』プンプン


『あ、そんな場合じゃなかった。こっちこっち!』


『おやおや、この子ってば……』


トコトコ


『……まだかい?』


『もうすぐだよ』
106 : ◆K7qLUv4H.Lbp [saga sage]:2018/05/16(水) 06:40:01.27 ID:nPuB9hNDO

『もう少しでしてー』


『由愛ちゃんもずいぶんお年を召されたみたいですね』


『え……もしかして……ちひろさんと芳乃さん…!?』


『でしてー』


『うふっ、まだまだ若いままですよ』


『由愛ちゃん、私たちもいますよ』


『由愛さんに負けないぐらい生きたと思ったんですけどね……残念です』


『えっ……み、美穂さん!?それに千枝さんも……』


『お久しぶりだね』


『病院で……私は寝たままでしたが、会って以来ですね』


『みんな……』ウルウル


『さぁ、もう一人待っている人がいますよ』


『彼の者を忘れずにおられましてー?』


『えっ……もしかして』


『そうだね、そのもしかしてだよ』


『はいっ、もしかしてですよ』
107 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/16(水) 06:43:54.72 ID:nPuB9hNDO
コツコツ


『あ……ああっ』


『久しぶり、由愛』





『あぁ……』


『……あなた……いえ』





『プロデューサーさん!』


『おっ、その呼ばれ方本当に懐かしいな』


『プロデューサーさん!、プロデューサーさんっ!、プロデューサーさぁぁぁぁん』ダキッ


『おおっと……由愛、待ってたぞ』


『はいっ!』





『じゃあ、後は若い二人に任せて……いや、死んでいますけど』


『私たちはまた違う世界に行くのでしてー』


『ありがとう。芳乃さんにちひろおば……』


『ゆあちゃん?』


『えへへ、ちひろさん』


『はい、よくできました』





『また一緒だな』


『はいっ、もう……離しませんよ』


『だって……私は…成宮由愛は…』


『あなたが大好きですから』


燃え尽きてもいい。これが最後の真実





108 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/16(水) 06:47:31.33 ID:nPuB9hNDO
はい、11月から始めてやっと終わらせました


さらに言えば中盤ダレてしまい申し訳ありませんでした


これを見た方は反面教師だと思って、真似はしないでくださいませ


ではありがとうございました
109 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2018/05/16(水) 07:10:58.45 ID:nPuB9hNDO
過去作

デレマスSS 「みんなが失恋した日」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1505742615/
【デレステ】Sweet Witches' Night 乃々「5人目はもりくぼですけど……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1508663993/
【モバマス】成人式
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1515412945/
かな子「姫はじめ大作戦!」舞「まってちがう」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516539582/
ある元アイドルと、ダンナ様の会話
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1518439638/
【デレマス】パーティーは飲み物にご用心
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520170721/
【デレマス】ママは『元』アイドル
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520690028/
【デレマス】涙は春風に誘われて
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522157341/
【デレマス】春の秘密の花園
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1523111455/
【デレマス】L.M.B.Gと事後/朝チュン
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1524876775/


あと何か作った記憶が……
110 : ◆K7qLUv4H.Lbp [sage]:2019/02/20(水) 09:23:07.05 ID:NXx5QiPDO
http://imas.gamedbs.jp/cg/image_sp/card/l/fd422f5fada9bf5bca47d7bf4ed90b3b.jpg

http://imas.gamedbs.jp/cg/image_sp/card/l/6c6df97703413a814be38f614f478f81.jpg

http://imas.gamedbs.jp/cgss/images/1550468940013_ef8umwrx.png

http://imas.gamedbs.jp/cgss/images/1550468940014_4t1x7w0j.png

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