【安価】クロスでカオスな聖杯戦争【コンマ】

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

221 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/19(日) 20:47:42.70 ID:wUAupbwb0
再開します。
222 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/19(日) 20:54:01.46 ID:wUAupbwb0
真「許可は……できません」


クー「……それはマスターとしての答えか」


真「そうです」


真「僕は、アイドルです」


真「例えどんな事があっても……」


真「例え不思議な力で召喚された、人間ではない存在だとしても―――」


真「誰かを殺すなんて、許す事は……できません」


クー「……そうか」


クー「分かった。お前の意志に従う」


クー「俺は誰も殺しはしない。その命をこの槍に賭けて誓おう」


クー「だが、本当に、もうどうしようもないと感じた時は、遠慮なく言え」


クー「殺せと、殺してと、一言いうだけで良い」


クー「マスターの命さえあれば、相手が誰であろうと―――」


クー「―――殺してやる」


真「……!」ゾクリ


真「……わ、分かりました」


223 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/19(日) 21:03:07.09 ID:wUAupbwb0

クー「さて、だ」


クー「まずはどうする?」


クー「俺達が殺さないにせよ、聖杯戦争はもう始まってる」


クー「流石に何もするなって事はねぇんだろ?」


クー「殺さない代わりに、俺達は何をすりゃあ良い」


真「……それは―――」



1.できれば、他の戦いも止めたいです。僕は誰にも死んでなんて欲しくない、です。


2.情報を収集に努めましょう。何か役に立つ事があるかもしれない。


↓1

224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 21:04:50.83 ID:kJQlUfGb0
225 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/19(日) 21:24:39.01 ID:wUAupbwb0
真「……情報収集に努めましょう。何か役に立つ事がある筈です」


クー「了解だ」


クー「それじゃあ手始めに、さっきの猿顔サーヴァントても追うかね」


クー「中々の逃げ足だったが、追い付けない程じゃあないぜ」


クー「それとも他のサーヴァントを探すか?」


真「そうですね。まずは―――」



1.さっきの人達を追跡しましょう


2.他のサーヴァントを探しましょう


↓1
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 21:43:28.90 ID:BNjEM6rm0
2
227 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/19(日) 21:56:41.81 ID:wUAupbwb0
真「他のサーヴァントを探しましょう」


クー「分かった。行くぜ」


真「お願いします、クーさん!」









ルパン「……追っては来ねえ、か」


竜華「で、ですかね…」ハァハァ


ルパン「いやぁ、おったまげた。あんなすげぇ槍使い見た事ねぇ」


ルパン「世の中いるもんだなあ、化け物って奴が」


竜華「そ、そんなお気楽な。いつかまた戦うかもしれないんですよ!?」


ルパン「その時はその時さ。なるようになるわな」


竜華(ほ、本当に大丈夫なんかなぁ……)


228 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/19(日) 22:06:50.15 ID:wUAupbwb0
ルパン「それにしても笑ったぜ。まぁさか好きな食べ物きくんだもんよ」


ルパン「く〜ふっふっふ、思い出しただけで笑えてくるぜ」


竜華「し、仕方ないやん! いきなり話振られるとは思ってなかったし!」


ルパン「とはいえ、もうちょい誤魔化しようもあったろうよ」


竜華「むぅ〜」


ルパン「ま、こういう事も有り得るってな」


ルパン「次に活かせばいいさ」


竜華「分かった……」


ルパン「さぁてと、せっかく手に入れた情報だ。少し吟味するかね」


ルパン「マスターは黒髪の少年。サーヴァントは青タイツの槍使いと」


ルパン「まぁ、十中八九ランサーだろうな。あいつは」


ルパン「嬢ちゃんは、あのマスターに見覚えはあるか?」


竜華「あの男の子ですか? うーんと……」


竜華(どこかで見た事がある気もするなあ。えーっと、えっと……)




1.見た事がある

2.気のせいだった


↓1


229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 22:18:01.65 ID:1NUpvaVUO
230 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/19(日) 22:30:25.65 ID:wUAupbwb0
竜華(いや、見た事ある……あの子、確かテレビに出てた―――)


竜華「うそ、真くんやん!!?」


ルパン「うお、いきなりどうしたよ」


竜華「アイドルや、アイドル! 最近、人気急上昇中のアイドル!」


ルパン「へぇ〜、あんな坊主っこがねえ」


竜華「真くんは女の子やよ?」


ルパン「……うそぉ」


竜華「まさか真くんにこんな所で会えるなんてなあ。サイン貰っておけば良かったなぁ〜」


ルパン「嬉しそうにはしゃいじゃってまぁ……お気楽はどっちだっつーの」ボソ


竜華「何か言いましたか?」


ルパン「いんや、何にも」


231 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/19(日) 22:39:07.02 ID:wUAupbwb0
ルパン「ま、顔や名前を知れただけでも良しとするかねえ」


ルパン「さて、次はどうするよ?」


ルパン「さっきの爆発音の方にでも向かうか、他のサーヴァントを探すか」


ルパン「それともランサー対策でも練るか?」


竜華「そうですね、ここは―――」



1.爆発音の方へ向かう

2.他サーヴァントを探す

3.ランサー対策を練る


↓1

232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 22:39:53.22 ID:bxzhmRZD0
3
233 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/19(日) 22:45:09.95 ID:wUAupbwb0
竜華「まずは一つずつ進めていきましょう」


竜華「ランサー対策を練りましょう」


ルパン「OK。腰を落ち着けるってのも大切だわな」


ルパン「じゃあ、ここからは頭脳労働だ。やるぜ、嬢ちゃん」


竜華「お願いします!」






次視点のキャラを指定してください。


1.梶・セイバー組

2.火ノ丸・ライダー組

3.三好・バーサーカー組


↓1
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 22:46:21.04 ID:BNjEM6rm0
3
235 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/19(日) 22:50:38.34 ID:wUAupbwb0
今日は以上で終了にします。ありがとうございました。
次回は三好・バーサーカー組から、明日夜に再開したいと思います。
236 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/20(月) 21:06:16.88 ID:4tUHqo3RO
再開します。
237 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/20(月) 21:09:27.58 ID:4tUHqo3RO
ブルース「……聞こえたか、マスター」


三好「あ、ああ……」


ブルース「爆発音と銃声か…。どうやら戦いが始まったらしい」

三好(おいおい、それって最低でも爆弾と銃を持った敵がいるって事か……!?)


三好(じょ、冗談だろ……)


ブルース「マスター、どっちに向かう?」


三好「はぁ!? 相手は武器を持ってるんだろ…!」


三好「なんで、そんな奴の所に近付かなくちゃいけないんだ…!」


ブルース「心配するな。ミサイルだろうが銃だろうが、問題ないさ」


三好(し、信じられねぇ〜……)


ブルース「ともかく折角のチャンスだ」


ブルース「どちらへ向かう?」


三好(く、くそっ、何だってこんな事に……)


三好(ここは……!)


1.爆発音の方へ向かう

2.銃声の方へ向かう


↓1
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 21:25:05.99 ID:HJyzsblmo
1
239 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/20(月) 21:40:12.22 ID:P9jl16bH0
三好(こうなりゃヤケだ……!)


三好「爆発音の方に向かうぞ……!」


ブルース「分かった」



ーーー数分後



ブルース「ここが爆心地みたいだね」


三好「き、木々が薙ぎ倒されてる……!」


ブルース「この破壊現象は一方向からのベクトルによるものだ」


ブルース「爆発によるもの、って感じではなさそうだな」


三好「呑気に言ってる場合かよ……! や、ヤバすぎるだろ……!」


ブルース「サーヴァントの反応もあるな。数は2つ……」


ブルース「……どうやらいたようだ」


三好「あれは……女が空を飛んでる……?」


ブルース「もう一人、あそこにいるな。地面から女を見上げてる」

240 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/20(月) 21:45:16.18 ID:P9jl16bH0
ブルース「女性がピンクの光弾を撃ちまくり、片方の男はそれを避けているようだ」


ブルース「すごいスピードだ。とても目で追いきれない」


三好(お前はそれと戦うんだろうが……!)


ブルース「戦いに夢中でこちらには気付いていないようだな…」


ブルース「どうする? どちらかの不意を突くか?」


ブルース「それとももう少し様子を見るか?」


三好(な、何で平然としてるんだよ、こいつは……!?)


三好「くそ……!」


三好「ここはーーー」


1.様子見だ……!

2.不意打ちだ……!(どちらを襲うかも記載)


↓1

241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 22:00:20.52 ID:kfxsIT9w0
2
飛んでる方を襲う
242 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/20(月) 22:28:23.56 ID:P9jl16bH0
三好「不意打ちだ……!」


三好「空を飛んでる方を襲うんだ……!」


バナー「了解だ。じゃあ、行ってくるよ」


三好(ほ、本当に行く気か…あんな戦いの渦中に…)


バナー「ちなみに宝具を使わせてもらうよ」


三好「ほ、宝具って切り札的なものじゃないのか……?」


三好「良いのかよ、こんな早々に使って……!」


バナー「そう言われても、僕にはこれしかないからね」


バナー「―――これこそが、これだけが、僕をヒーローとさせ、サーヴァントとさせた」


バナー「行くぞ―――」








バナー「――――【怒り狂う緑の暴れ者(インクレディブル・ハルク)】――――!!!」






243 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/20(月) 22:44:49.31 ID:P9jl16bH0


ハルク「―――――オオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」



三好「なっ……!!?」


三好(お、おっさんが緑の化け物に……!?)



ズダン!!



ハルク「オオオオオオオオオオオオオオオオ!!」



なのは(!? 雄叫び―――いつの間に!)



ハルク「―――スマッッシュ!!」



なのは「―――レイジングハート!」



レイハ『Round Shield』




ドカァァァァン!!


パリィン



なのは「なっ――――」


なのは(ラウンドシールドを簡単に叩き割った…!?)


なのは(マズイ、距離が詰まってる―――)


なのは(でも、何とかするしか―――)


なのは(ここは―――)



1.一か八か! 回避!

2.少しでもダメージを抑える! 防御!


↓1
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 23:07:39.13 ID:7GAevb9TO
245 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/20(月) 23:21:33.71 ID:P9jl16bH0
なのは(―――防御!!)


なのは「プロテクション!」


なのは(これで少しでもダメージを抑える……!)


なのは『そよさん、掴まって……!』


そよ『ええ……!』


ハルク「ウオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」



ドカァァン!



なのは「きゃああああああああああああ!!」



ズシャアア



なのは「ううっ……」



そよ「なのはちゃん!」


そよ(攻撃からも墜落の衝撃からも私を守って……!)


そよ(なのはちゃんのダメージは―――)




コンマが大きいほどダメージ大


コンマ↓1

246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 23:27:09.79 ID:kfxsIT9w0
247 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/20(月) 23:44:53.35 ID:P9jl16bH0
なのは「うう……」


そよ(ダメージは大きい……)


そよ(とてもじゃないけど、これ以上戦うなんて……)


サスケ「乱入者には驚いたが……運がなかったな、女」


そよ「あなたは……!」


サスケ「手を焼かせてくれたが、もういいだろう」


サスケ「―――終わりにしてやる」


そよ「くっ……!」


なのは「まだだよ……」


なのは「まだ……私は戦える……!」


そよ「なのはちゃん……!」



248 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/21(火) 00:12:21.62 ID:QBzY/szw0
サスケ「……来るか」


サスケ「いいだろう。本気で抗え」


サスケ「その意志ごとお前を殺す」


なのは(来る……!)


なのは(今はどんな手段を使ってでも良い……後の事も考えない―――)


なのは(ただ、この窮地を抜け出す!)


なのは(ここは――――)


なのは達はどうする?


↓1・自由記載(内容によっては再安価あり)

249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 01:00:26.29 ID:cjHjX6ml0
宝具発動
250 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/24(金) 19:01:11.95 ID:aqHm74tTO
中途半端に中断してしまい申し訳ありません。
20時頃に再開します。
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 19:21:31.74 ID:FlEqsdrPO
期待
252 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/24(金) 20:05:48.86 ID:+91/BgPq0
では再開します。
253 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/24(金) 20:10:15.21 ID:+91/BgPq0
なのは(やるしかない、ね)


なのは「そよさん、私の後ろに」


そよ「え、ええ……」


なのは『……今から全力を出します』


なのは『もしかしたらそよさんにも影響があるかもです。その時は……すみません』


そよ『………』


そよ『遠慮なんてしなくて良いわ』


そよ『ここまで痛めつけてくれたんですもの。お返しよ』


そよ『―――やっちゃいなさい、なのはちゃん』


なのは『……!』


なのは『ありがとうございます』


なのは『マスターからの命令、確かに受け取りました。』


254 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/24(金) 20:13:01.02 ID:+91/BgPq0


サスケ「……用意はすんだみたいだな」


なのは「うん。これで気兼ねなし」


なのは「本気でやれる、かな」


サスケ「口だけでなければ良いが」


なのは「そうだね。そうならないように頑張ってみるよ」フフッ


サスケ「来い」


なのは「行くよ―――」


なのは「宝具展開―――」










なのは「――――――【これが私の全力全開(リリカル・マジカル・フルドライブ)】――――――!!!」









255 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/24(金) 20:22:54.36 ID:+91/BgPq0

カァッ――――



サスケ(光……奴の姿が見えない……)


サスケ(だが、感じる……凄まじい勢いで奴の魔力が上昇していく……)


サスケ(まるで忍界大戦で最後に立ち塞がった奴等のように……)


なのは「―――待たせちゃったね」


サスケ「……それが、お前の宝具か」


なのは「そう。ブラスター3……正真正銘、全力全開だよ」


サスケ(杖の形状が変化している。周囲には4機の浮遊物……遠隔操作をしているのか?)


サスケ(何より身体に突き刺さるような魔力―――面白い……!)


サスケ(手加減はなしだ。まずは―――)


1.機動力で揺さぶり、隙をつく

2.一点突破。一直線に接近し、近接戦に持ち込む


↓1


256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 20:25:00.01 ID:PhFAZ0A80
2
257 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/24(金) 21:03:18.37 ID:+91/BgPq0

サスケ(一点突破。近接戦に持ち込む―――)ダン!!


なのは「―――バインド」キィン


サスケ(遠隔操作機から忍術……このスピードに対応するか!)


なのは「―――バスター」


サスケ「―――須佐能乎(スサノオ)!」


ドゴォォン!!


サスケ(防いだ!)


なのは「―――まだ!」


ヒュンヒュン!!


サスケ(浮遊機が取りついた―――ゼロ距離か!)


なのは「バスター!!」


ドゴォォォォォン!!


サスケ(須佐能乎が崩れる……!)


なのは「レイジングハート!」


レイハ「Yes. My master」


なのは「A.C.S起動――――!!」ギュン


サスケ「ぐあっ!」


サスケ(杖の先端から刃……)


サスケ(そして、突撃……!)


サスケ(だが、残った須佐能乎で防ぐ―――!!)


なのは「エクセリオンバスター――――」


サスケ(!? まさか―――!?)


なのは「―――A.C.S!!」


ドカァァァァァン!!





258 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/24(金) 21:11:40.12 ID:+91/BgPq0
モクモク


なのは「……超高速移動」


なのは「ううん、違うね。転移魔法、かな?」


サスケ「……初見で見破るとはな」


なのは「転移魔法と見間違うほどの超高速移動を使う人を知ってるから」


なのは「その逆かなって」


なのは「でも、まさかあのタイミングで回避されるとは思わなかったよ」


サスケ「………」


サスケ(輪廻眼まで使う羽目になるとはな……。一筋縄ではいかないか)


まほ『サスケ、大丈夫か?』


サスケ『……問題ない。予想以上ではあるがな』


まほ『なら、良いが……』


サスケ『それより、あの緑の怪物はどうなった?』


まほ『そうだな。奴は攻撃した後―――』




コンマ偶数:そちらへ向かっている

コンマ奇数:関係のない方へ向かっていった


コンマ判定↓1


259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 21:48:48.69 ID:P8wxSDO3O
260 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/24(金) 22:02:37.56 ID:+91/BgPq0
まほ『関係のない方に向っていった』


まほ『まるで理性を感じられない動きだったな』


サスケ『そうか……』


サスケ(女を襲った動きからそうではないかと思ったが、暴れまわるだけの猛獣か)


サスケ(他の獲物を見つけたか、他の何かがあったか……)


サスケ(まぁ、良い。好都合だ)


サスケ(今はこいつに集中できる)


サスケ(……正面からの戦闘は不利……)


サスケ(こちらも宝具を使うか、それとも温存しつつ勝機を見出すか……)


サスケ(ここは―――)



1.宝具を使用する


2.宝具を使用しない


↓1


261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 22:14:00.94 ID:0VGJWkeKO
1
262 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/24(金) 22:28:59.59 ID:+91/BgPq0
サスケ(いや、今は温存の時ではない)


サスケ(向こうが全力で来た今こそ、逆に叩き潰すチャンスだ)


サスケ『―――宝具を使用するぞ』


まほ『了解だ。存分にやれ』


サスケ『止めないのか?』


まほ『ああ』


まほ『戦いを見ていれば分かる』


まほ『君は優秀な戦士なのだろう。なら、君の判断を信じるさ』


サスケ『……そうか』


まほ『勿論君の行動が間違っていると感じたら、遠慮なく言わせてもらう』


まほ『ただ今はその時ではない。だから―――』


まほ『―――君の全力を見せてくれ』


サスケ『……言われるまでもない』


サスケ「行くぞ――――」
263 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/24(金) 22:37:03.33 ID:+91/BgPq0

サスケ「宝具――――」


なのは(来る……!)


なのは(魔力……とはまた違う何かが噴き出していく……)


なのは(これは……!)










サスケ「―――――――【完全体・須佐能乎】―――――――!!!」












なのは(巨大な鎧武者……!!)



264 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/24(金) 22:46:35.65 ID:+91/BgPq0
なのは(さっき防御に使ってた術が、更に硬く強大に……!)


サスケ「お前が如何に強かろうと、これで終わりだ」


サスケ「たかが人間にこの宝具を打破できる術はない」


なのは「……確かに」


なのは「その術がすごく強い術だっていうのは分かるよ」


なのは「痛いほどに伝わってくる」


なのは「それでも、やってみなくちゃ分からないよ」


サスケ「……退く気はないようだな」


サスケ「ならば―――塵も残さずに、消えるがいい」


なのは「にゃはは、それは勘弁こうむりたいね……」


サスケ「………」


なのは「………」


サスケ「―――行くぜ」


なのは「―――行くよ」


2人「「―――はああああああああああああああああああああああ!!」」













一旦視点変更
次視点のキャラクター↓1


1.セイバー・梶組

2.ライダー・火ノ丸組



265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 23:23:52.26 ID:PhFAZ0A80
2
266 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/24(金) 23:35:12.18 ID:+91/BgPq0


火ノ丸「何じゃあ、ありゃあ……」


火ノ丸「い、いきなり、山みてぇに大きい天狗武者がでてきたぞ……」


火ノ丸「さ、さーう”ぁんとってのはあんな事もできるんじゃのう……」


長門「宝具、だろうな」


火ノ丸「宝具?」


長門「そのサーヴァントの切り札のようなものだ」


火ノ丸「ほぉー…」


長門(とはいえ、あの大きさは……)


火ノ丸「って事は何か。長門もあんな化け物を産み出す事ができるのか?」


長門「私の宝具はまた別物だ。だが、破壊力一点に関しては誰にも負けないと自負しているがな」


火ノ丸「すごいのう…」

267 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/24(金) 23:46:43.52 ID:+91/BgPq0
火ノ丸「眼が良いのう。ワシにはてんで見えな……って、あんなのと戦っているものがおるのか!?」


長門「宝具を使用するという事は、使うべき相手がいるという事だ」


長門「あの少女がそうなのだろう」


火ノ丸「そう、か……」


長門「だが、あの様子では長くは持つまい」


火ノ丸「……それはどういう意味じゃ?」


長門「言葉通りだ。彼我の戦力差が余りに大きすぎる」


長門「見る限り、少女の攻撃に有効打はない。どれだけの攻撃を浴びせても、びくともしてないだろう」


火ノ丸「それじゃあ、その戦っているという少女は……」


長門「負けるだろうな。何らかの切り札があれば別だが」


火ノ丸「それは、死ぬっちゅう事か」


長門「……我々、サーヴァントに死という概念はない。英霊の座に戻るだけだ」


火ノ丸「じゃが、サーヴァントだろうと疲れもすれば、痛みはある。そうだろ?」


長門「それはそうだが……」

268 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/24(金) 23:48:03.40 ID:+91/BgPq0
すみません、上数行抜けてました。
正しくは↓で。





火ノ丸「む? あの鎧武者の周りで何か光っとらんか?」


長門「誰かが戦っているのだろう。そうだな……どうやら一人の少女が攻撃を仕掛けているようだ」


火ノ丸「眼が良いのう。ワシにはてんで見えな……って、あんなのと戦っているものがおるのか!?」


長門「宝具を使用するという事は、使うべき相手がいるという事だ」


長門「あの少女がそうなのだろう」


火ノ丸「そう、か……」


長門「だが、あの様子では長くは持つまい」


火ノ丸「……それはどういう意味じゃ?」


長門「言葉通りだ。彼我の戦力差が余りに大きすぎる」


長門「見る限り、少女の攻撃に有効打はない。どれだけの攻撃を浴びせても、びくともしてないだろう」


火ノ丸「それじゃあ、その戦っているという少女は……」


長門「負けるだろうな。何らかの切り札があれば別だが」


火ノ丸「それは、死ぬっちゅう事か」


長門「……我々、サーヴァントに死という概念はない。英霊の座に戻るだけだ」


火ノ丸「じゃが、サーヴァントだろうと疲れもすれば、痛みはある。そうだろ?」


長門「それはそうだが……」



269 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/25(土) 00:03:45.79 ID:s1xYt3N10
長門「おい、まさか助けに行くとでも言うつもりか?」


火ノ丸「そうじゃ。いくらサーヴァント同士の戦いとはいえ、こんな一方的なのは見てられん」


長門「だが、ゆくゆくは私達と戦うかもしれない相手だぞ? 助けたところで、こちらに牙を剥いてくるかもしれない」


火ノ丸「その時はその時じゃ。とにかく、この状況を捨ておくのは出来ん」


長門(正義感……いや、男の性というものか)


長門(愚直で、だが真っ直ぐな……)


長門(……いい日本男児じゃないか)


長門(だが、どうする……)


長門(この戦いは非情だ。他の皆を蹴落とさなければ、勝ち残れない)


長門(こいつのような甘い性格では、いつ足元をすくわれるかも分からないだろう)


長門(……今後を見据えて反対の意を伝えた方が良いのか)


長門(それとも―――)



1.火ノ丸の行動に反対する

2.火ノ丸の行動に賛成する


↓1
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 00:16:29.65 ID:cA9jrEOCO
2
271 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/25(土) 00:22:51.07 ID:s1xYt3N10
今日は一旦終了とします。
ありがとうございました。
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 00:33:56.09 ID:2z7891gO0
おつ
273 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/26(日) 20:20:53.12 ID:qn2OWbt+0
21時頃から再開します。
274 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/26(日) 20:59:26.50 ID:qn2OWbt+0
では再開します。
275 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/26(日) 21:00:12.95 ID:qn2OWbt+0
長門(いや、これがこのマスターの性分なのだろう)


長門(なら、否定はしまい。ただサーヴァントとして、艦娘として、主の命に従おう)


長門「分かった。手を貸そう」


火ノ丸「おお、恩に着るぞ、長門!」


長門「だが、あれだけ巨大な敵だ。策を練らねばな」


火ノ丸「む……流石に真っ向勝負という訳にはいかんか」


長門「そうだな。……お前は相撲取りなのだろう?」


長門「その小柄な体躯で相撲を取っているのだ。小兵なりの戦い方を知っているのではないか?」


火ノ丸「わしの相撲は変化なしじゃ。正面からぶつかる事しかできねえ」


長門「そ、そうか。ふむ、だがそうなると……」


長門「ここは―――」



長門たちはどう戦う?


↓1・自由記載(内容によっては再安価)


276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 21:03:01.82 ID:dDZTNaN70
サーヴァント無視のマスター戦
277 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/26(日) 21:28:05.49 ID:qn2OWbt+0
長門「電撃戦だ。一気に本丸を叩くぞ」


火ノ丸「つまりは……」


長門「マスターを、叩く」


火ノ丸「む、じゃが……」


長門「まさか卑怯とでも? それは違うぞ、マスター」


長門「サーヴァントを狙わずにマスターを狙う。これは正攻法の一つだ」


長門「マスターを守る事こそがサーヴァントの役割。それを疎かにして戦いにかまけている奴など、足元を掬われて当然だ」


火ノ丸「それはそうじゃが……」


長門「……真っ直ぐなのは良い事だ。義憤に従い行動できるのも、良い」


長門「だが、どちらかに味方をするという事は、どちらかの敵となるという事だ」


長門「それを忘れるな」


火ノ丸「……分かった」


長門「では、行くぞ。まずは奴のマスターを探すんだ」


火ノ丸「おう」




278 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/26(日) 21:33:22.47 ID:qn2OWbt+0
梶「な、なんだ、あれ……」


空閑「すごいな。ネイバーにもあんなのは無かったぞ」


梶「あ、あんなデカい敵に勝てるのか?」


空閑「やってみなくちゃ分からないけど、やりようはあるだろ」


空閑「無敵の存在なんてのはいないもんだ」


梶(見た目は子どもなのに何て冷静な……)


梶(いや、違うぞ。こんな状況だからこそ冷静に考えなければいけないんだ)


梶(思考を止めるな。勝つってことはそういうことだ……!)


空閑「んで、どうする?」


空閑「戦いは始まったみたいだけど、俺はどうすれば良い?」


空閑「指示をくれ、マスター」


梶「そうだな……。ここは―――」



梶たちはどう行動する?


↓1・自由記載(内容によっては再安価)


279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 23:09:06.17 ID:Dx3r1r2R0
マスター狩り
280 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/29(水) 21:13:52.86 ID:qsQ8UZaQ0
再開します。
281 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/29(水) 21:21:41.76 ID:qsQ8UZaQ0
梶「そうだな…。ここはマスターを狙ってみよう」


梶「あれだけの規模で、且つ宝具を使用しての戦いだ。サーヴァントは眼前の敵対サーヴァントを相手するので手一杯だろう」


梶「案外マスターの守りは疎かになってるかもしれない」


空閑「確かに。それは有り得そうだ」


空閑「でも、マスターを探す手はあるのか? まぁ、あの戦場の近くにはいるだろうけど」


梶「え? ええと、それは…」


梶「そ、そうだな。ううんとーーー」


1.策はある(その内容も記載)

2.策はない

↓1
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 00:30:04.23 ID:DJ1b98qRO
1
件の戦場が目視できる尚且つ身を隠せる場所をあたる
283 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/30(木) 09:58:25.43 ID:GNl3ii7sO
梶(……待てよ)

梶(……マスターからすれば、サーヴァントの戦闘は直に見ておきたい筈……)

梶(なら、ある程度場所は特定できるか…?)


梶「戦闘が一望できる所を探そう。もしかしたらそこにマスターがいるかもしれない」


空閑「了解、やってみる」


284 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/30(木) 09:59:58.18 ID:GNl3ii7sO
全キャラ登場したので進めていきます。
次キャラの指定をお願いします。


↓1
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 10:41:44.04 ID:m6QhrNdbO
まほ
286 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/30(木) 12:39:05.94 ID:GNl3ii7sO
まほ「……戦闘はアサシンが優勢か」


まほ(あの巨体、防御力……敵サーヴァントの攻撃をまるで通していない。まるでマウスのようだ)


まほ(相手も相当に高威力な攻撃を繰り出してる筈だが……問題ないと言うだけの事はあるか)


まほ(とはいえ、弱点が無い訳てはないだろう)


まほ(それをフォローできれば良いが……目下のところは私自身の安全の確保だな)


まほ(これだけの規模の戦闘……こちらの存在殆ど全員に知れ渡っている筈だ)


まほ(ならばこそ、マスターを直接に叩きに来ることも想定した方が良い)


まほ(まずは、どう行動するか)


まほ(そうだなーーー)


まほはどう行動する?

↓1 自由記載(内容によっては再安価)
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 13:55:14.11 ID:Yvb12eqn0
極力動かず、姿勢を低くしておく
288 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/30(木) 14:38:56.27 ID:a71jAiKmO
まほ(極力行動を控えた方が良いな)


まほ(どれだけ注意しても、行動に伴って痕跡は残ってしまう)


まほ(ならば、無駄に動かず姿勢を低くし、少しでも目に止まらないようにしよう)


まほ(幸い、ここは森林だ。見通しも良くはない。そう見つかる事はないだろう)


まほ(せめて戦いが終わるまで持てば良いが……)






次視点のキャラを指定して下さい。

↓1
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 14:46:37.10 ID:dZgbZQ9M0
竜華
290 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/30(木) 15:10:32.02 ID:a71jAiKmO
竜華「……何ですか、あれ……」


ルパン「おお、ド派手な宝具だこと。あちらさんは盛り上がってるねぇ」


竜華「盛り上がってるって、ヤ、ヤバくないですか?」


竜華「あんなん卑怯やん! あんなの出てきたら勝てる訳が……!」


ルパン「落ち着けって。物は考えようだぜぇ」


ルパン「この戦いはマスターとサーヴァントのタッグマッチな訳だ」


ルパン「サーヴァントがヤバくて倒せないなら、マスター狙っちまえば良い。それだけの話さ」


竜華「そんな事、相手だって分かってるんじゃ……」


ルパン「だろうよ」


竜華「な、ならーーー」


ルパン「だが、勝ちの目はある。だろう?」


ルパン「全く勝ち目がないのと、ほんの僅かだろうと勝ち目があるのとでは、天と地ほども差があるもんだぜ」


竜華「それはそうやけど…」


ルパン「ま、話は後々。こっちはこっちでやる事があるでしょうが」


竜華「ランサーの対策……」


ルパン「そういうこと。やる事は、一つ一つコツコツと片付けていかなくちゃな」


竜華「……そう、やね」


竜華「分ったよ、キャスター。まずは作戦会議や!」

291 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/30(木) 15:14:10.04 ID:a71jAiKmO
竜華(とは言うたものの、何から考えていこ)


竜華(ランサーの能力も、目の前のキャスターのこともよう知らんし……)


竜華(それに私、マスターの役割ってのも良く分からん)


竜華(うん、そうやね。まずは私達の事から考えていこう)


竜華(最初はーーー)



1.キャスターの事を聞いてみよう。

2.マスターについて聞いてみよう。


↓1


292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 15:26:44.05 ID:s4pSst6D0
293 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/30(木) 16:27:03.56 ID:ZPPcAjhTO
竜華「……ねぇ、キャスター。私って何か役に立ってる?」


ルパン「おいおい、何をしょげた事をーーー」


竜華「違うんです。ヘコんでるとかそういうんじゃなくて!」


竜華「実際問題私って何かしてるんかなって思うんです」


竜華「知識の中の『聖杯戦争』では、マスターはサーヴァントに魔力供給したり、魔術でサポートをするってなってるけど」


竜華「私は魔術なんて使えへん。それに魔力的なものを吸い取られてるって感覚もないし…」


竜華「この聖杯戦争でマスターって何の為にいるのかなって……」

ルパン「……そうだな」

ルパン「始めに言っておくと魔力のパスはしっかりと通ってるぜ」


ルパン「確かに嬢ちゃんから魔力は流れてきてる。ま、俺は省エネだからよ。疲れを感じる程に魔力を取られないって事だろ」


ルパン「宝具(とっておき)を使えば、また話は違うかもなぁ。まぁ宝具も省エネだから、大丈夫だとは思うけどよ」


294 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/30(木) 16:42:54.37 ID:k7Wcgx0+0
ルパン「魔術でのサポートについてはどうなんだろうな」


ルパン「ランサーのマスターも魔術師って訳じゃないんだろう? 」


竜華「そうだと思いますけど……。私達の世界じゃ魔法なんてのはファンタジーのお話ですし」


ルパン「て事は、今回のマスターに魔術師はいないんじゃねぇか?」


ルパン「事前に予兆があり、覚悟と準備を持って参戦できる聖杯戦争と違い、今回は突然拉致され強制的に始められた聖杯戦争だ」


ルパン「そんな前条件を強いておいて、更に魔術を使える・使えないで各マスターに差を付けるとは思えねえけどな」


ルパン「魔術師ではなく、それでもって召喚されるサーヴァントも不明……と、開始時の条件を揃えた方がまだ自然だ」


竜華「うーん、でもスポーツの試合って訳じゃないですし、多少の不平等とかはありそうですけど…」


ルパン「まぁ、あり得るわな」


竜華「そ、そんなアッサリ……」


ルパン「あり得るかもしれねぇし、あり得ないかもしれねぇ。結局、今もってる情報じゃ答えなんて出ないのさ」


ルパン「だから、魔術師であるマスターもいる、と思っておいた方が、最悪の場合はまだ動ける」


竜華「確かに……そうですね」

295 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/30(木) 16:52:31.61 ID:k7Wcgx0+0
竜華「でも、そしたら私達の役割は魔力を供給するだけって事ですか?」


ルパン「うーむ、それはどうだろうなあ」


ルパン「……ちなみに、嬢ちゃん。令呪はあるか?」


竜華「令呪、ですか? そういえば目に見える範囲にはないなぁ」


ルパン「目に見えない所には?」


竜華「目に見えない所って……///」


ルパン「ば〜か、マジメに言ってんの。こっちは」


竜華「わ、分かってますよ。少し木陰で見てきますから、見張っといて下さい」


ルパン「おう、ごゆっくり〜」


竜華「の、覗かないで下さいね」


ルパン「分かってるっつーの!」


296 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/30(木) 17:15:01.04 ID:k7Wcgx0+0
ーーー数分後



竜華「一応、ありました。お腹の所に」


ルパン「まぁ、そうだろうな」


ルパン「てことは、令呪の行使もマスターの役割ってことだろう」


竜華「でも、記憶の中の令呪とは少し違ってたんですよね」


ルパン「どういう事だ?」


竜華「画数なんですけど、まず一画しかないんですよ」


ルパン「はぁ、それ本当か?」


竜華「ほ、本当ですよ。ほら」


ルパン「マジだ…」


竜華「それに色も変なんですよ。青色というか…」


ルパン「こりゃ、どういう事だ、一体……」


竜華「何なんでしょうかね?」


ルパン「サッパリ分かんねぇなぁ…」


297 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/30(木) 17:18:32.59 ID:k7Wcgx0+0
竜華「……いっそ、試しに使ってみます?」


ルパン「お、おいおい、そりゃあ」



竜華「確かに貴重なものかもしれないですけど、いざって時に正体の分かってない令呪に頼るのも怖くないですか?」


竜華「ならいっそ、今使ってみちゃった方が…」


ルパン「だけどよぉ…」





令呪を使ってみる?


1.使う

2.使わない


↓1
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 17:22:41.01 ID:m6QhrNdbO
1
299 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/30(木) 17:45:09.40 ID:k7Wcgx0+0
竜華「……使います!」


ルパン「おいおい、マジかよ…」


竜華「女は度胸です! 令呪がなくなってもルパンさんなら裏切らないって信じてますし!」


ルパン「そりゃありがたい事で。けどよぉ、どんな命令する気だよ」


竜華「そ、そうですね。絶対服従とか?」


ルパン「重ぇよ! お試しでそんな命令すんなって!」


竜華「とにかく行きます! え、と…令呪をもって命じます! とにかく、この戦い勝って下さい!」


ーーーカァァァァ


竜華「ど、どうです? キャスター?」


竜華「何か変わった感じは…」


ルパン「いや、何とも……うん? ううん? 何だこりゃ…?」
300 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/30(木) 17:56:01.09 ID:k7Wcgx0+0
竜華「ど、どうしたんですか?」


ルパン「いや、なんっつーか五感が鋭くなってるみたいだ」


竜華「!」


ルパン「嬢ちゃんの鼓動が聞こえて、体温まで分からぁ。単純にスゲー遠くの音まで聞こえるしよぉ」


ルパン「な、何なんだ、こりゃあ……?」


竜華「……あ、あの」


ルパン「ん? どうした、心当たりでもあんのか?」


竜華「そ、それ、私の能力です」


ルパン「の、能力ぅ? ったって、嬢ちゃん魔術師じゃねぇって」


竜華「その、麻雀する時、本当に集中するとそんな感じになるんです、私」


ルパン「そ、そうなの? 麻雀で?」


竜華「は、はい……。まぁ、それでも負けちゃったんですけどね、大会で」


ルパン(どんなレベルの麻雀大会だよ、そりゃあ…)
301 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/30(木) 18:04:25.04 ID:k7Wcgx0+0
ルパン「令呪の消費は?」


竜華「ないです…。ちょっと疲労感があるくらいですかね」


ルパン「……令呪はマスターである事の証ってことか。令呪の仕様は絶対命令権ではなくーーー」





ルパン「ーーーマスターが持つ『能力』の付与」





ルパン「良いねぇ、最高の情報を手に入れられたぜぃ。嬢ちゃんの度胸のおかげだ」


竜華「そ、そう言われると照れるなぁ」


ルパン「それに能力も使い勝手がいい。こりゃ重宝するぜ」


竜華「そ、そうかな? えへへ」


302 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/30(木) 18:08:50.28 ID:k7Wcgx0+0
ルパン「さぁて手札が増えたところで、本題に戻りますかねぇ」


竜華「ランサー対策、ですね」


ルパン「そういう事だ。何か案はあるかい、嬢ちゃん?」


竜華「……そうですね」


竜華(令呪っていう牌を得た。ここからどうすれば上がりまで持っていける?)


竜華(ここはーーー)


竜華・キャスターペアのランサー対策は?


↓1 自由記載(内容によっては最安価)

303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 18:26:18.63 ID:pNIGVWw30
五感を研ぎ澄ませてランサーと相手マスターを遠方から監視
ランサーがマスターから離れたのを感じ取ったらマスターを誘拐する
304 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/30(木) 18:45:47.08 ID:k7Wcgx0+0
竜華「五感強化を使ってランサー陣営を監視しよか」


竜華「それで隙が出来たら真王子を誘拐。サーヴァントを無力化するんや」


ルパン「な、中々、えげつない手を考えるね、嬢ちゃんも」


ルパン「まぁ、いい。了解だ」


ルパン「青タイツ野郎の監視開始だ」






次視点のキャラを選択してください。

↓1
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 18:53:13.97 ID:N1ji7PpZO
三好
306 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/30(木) 19:13:03.38 ID:k7Wcgx0+0
今日は一旦終了します。ありがとうございました。
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 19:30:32.44 ID:DP+2nWfA0
おつ
308 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/30(木) 20:39:33.87 ID:k7Wcgx0+0
現時点で明らかになっているマスター・サーヴァント情報をまとめてみました。
本編が進むにつれ、少しずつ更新していきます。


――――――


・セイバー
マスター:梶隆臣@嘘喰い
真名:空閑遊真@ワールドトリガー
筋力:B 耐久:B 敏捷:A 魔力:B 幸運:C 宝具:B

宝具:【?????】
   【?????】
マスタースキル:【?????】


・アーチャー
マスター:中静そよ@ハチワンダイバー
真名:高町なのは@魔法少女リリカルなのはStrikerS
筋力:D 耐久:C 敏捷:B 魔力:A 幸運:B 宝具:A++


宝具:【これが私の全力全開(リリカル・マジカル・フルドライブ)】
   【?????】
マスタースキル:【?????】



・ランサー
マスター:菊地真@アイドルマスター
真名:クー・フーリン@Fate/Stay night
筋力:B 耐久:C 敏捷:A 魔力:C 幸運:E 宝具:B

宝具:【刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)】
   【突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)】
マスタースキル:【?????】




・キャスター
マスター:清水谷竜華@咲-saki-
真名:アルセーヌ・ルパン三世@ルパン三世
筋力:D 耐久:C 敏捷:A 魔力:D 幸運:A 宝具:C

宝具:【?????】
   【?????】
   【?????】
マスタースキル:【五感強化】



・ライダー
マスター:潮火ノ丸@火ノ丸相撲
真名:長門@艦隊これくしょん
筋力:A 耐久:A+ 敏捷:D 魔力:E 幸運:A 宝具:A

宝具:【?????】
   【?????】
マスタースキル:【?????】




・アサシン
マスター:西住まほ@ガールズundパンツァー
真名:うちはサスケ@NARUTO
筋力:C 耐久:C 敏捷:A 魔力:B 幸運:C 宝具:A+

宝具:【完全体・須佐能乎】
   【?????】
マスタースキル:【?????】




・バーサーカー
マスター:三好@賭博破戒録カイジ
真名:ブルース・バナー@アベンジャーズ
筋力:A+ 耐久:A 敏捷:B 魔力:D 幸運:B 宝具:A

宝具:【怒り狂う緑の暴れ者(インクレディブル・ハルク)】
マスタースキル:【?????】
309 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/11/30(木) 20:45:33.70 ID:k7Wcgx0+0
以上のような感じでまとめてみました。ステータスは適当です。
スキルについてはキリがないので、余り考えていません。
スキル設定もあった方がやり易いですかね? もしそうなら考えてみますが…。

310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 20:48:59.28 ID:DP+2nWfA0
スキルは無くても大丈夫かと
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 22:46:17.18 ID:Q8W7OEXFo
考えといて好きなタイミングで公開してくれればいいよ
312 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/12/01(金) 21:36:01.75 ID:1KraPmnF0
了解です。スキルに関しては時間があったら考えていきます。
では、22時ごろに再開します。
313 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/12/01(金) 22:09:43.44 ID:1KraPmnF0
再開します。







三好「はぁっ……はぁっ……」


三好「な、何なんだよ、これ……」


三好「まるで全力疾走してるみたいに身体が……!」


三好(宝具の影響……? くそっ、あの野郎、ふざけやがって……!)


三好(それにアイツはどこいったんだよ……! 女を殴り飛ばしたと思えば、どこかに消えやがって……!)


三好(あんなでけぇ怪物も現れるし……何なんだ、これ……!)


三好(とにかく何となく感じる気配を頼りに、ブルースを探すしかない……!)


三好(気配は―――)



コンマ偶数:巨人の近くに感じる

コンマ奇数:巨人から離れた所に感じる


↓1
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/01(金) 22:14:03.93 ID:h8sO8hoZ0
315 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/12/01(金) 22:24:26.43 ID:1KraPmnF0
三好(遠い……! 離れてる……!)


三好(くそ、とにかく行くしかない……!)



―――十数分後



三好(いた……!)


ハルク「グゥゥゥ……!」ドカバキィ!!


三好(何もない所で暴れてる……! くそ、あれじゃあ本当に猛獣だぞ……!)


ハルク「ガァ……!」


三好(……! 何かに反応している……!)


ハルク「ガアアアアアアアアアア!!!」


三好(走り出した……! くそ、待てって……!)


三好(アイツが向かう先に誰かがいる……あれは―――)




コンマ偶数:青タイツと少年の二人組だ……!

コンマ奇数:猿顔のおっさんと女子高生の二人組だ……!


コンマ判定↓1

316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/01(金) 22:39:10.68 ID:MYQxE+eKo
317 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/12/01(金) 22:58:19.61 ID:1KraPmnF0
三好(青タイツと少年の二人組だ……!)


三好(くそっ、とにかくやるしかない……!)


三好「―――やっちまえ、バーサーカー!!」


ハルク「グオオオオオオオオオオオオオオ!!」






一旦別視点へ。
次視点のキャラを選択してください。


↓1
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/01(金) 23:26:32.13 ID:h8sO8hoZ0
319 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/12/02(土) 12:44:58.57 ID:yr6NasFYO
菊地「ほぇえ…すごいですね、あれ」


クー「サーヴァントの宝具か…。中々にぶっ飛んでやがる」


菊地「まるで映画みたいですね! かーっくいい!」


クー「カッコいいってお前…あれと戦う事もあり得るんだぞ?」


菊地「た、確かにそれは…」


クー「ま、俺に任せときな。何とかはしてやるよ」


クー「ーーーと、サーヴァントの気配だ」


菊地「ええ!?」


クー「すげぇ勢いで近付いてくるぞ。隠れる気は微塵もねぇようだ」


菊地「そ、そんな…」


クー「ーーーくるぞ!」


ハルク「ーーーガアアアアアアアア!!」


320 : ◆U./cfyuX.GAl [saga]:2017/12/02(土) 12:48:58.18 ID:yr6NasFYO
菊地(緑色のーーー怪物!?)


クー「おお、こりゃ見るからにバーサーカーって感じだな」


ハルク「ガアアアアアアアアアアア!!!」


クー「やる気は充分、と。さてどうするよ、嬢ちゃん」


クー「殺しはしねぇ。だがーーーどう戦う? 」


菊地「え!? え、ええと…」


菊地(ど、どうしよう……あんな大きな怪物と戦うなんて……)


菊地(ここはーーー)



真達はどう戦う?


↓1 自由記載(内容によっては再安価)

180.82 KB Speed:0.1   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)