レナ「喧嘩売ってきたのはそっちでしょ!?」 かえで「それ蛙さんだよレナちゃん」

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39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 19:33:23.38 ID:MkRyQs1bo
この総受けオーラは○○○で間違いないな
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 21:43:30.83 ID:wqAZUbpgO
海香ストーリーでもとあるお方が総受け感を出していたなぁと
続きまだかな
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/30(木) 14:28:55.71 ID:RYorgs1N0
F9 糖質 住所 柴宮団地 福島県 2ちゃん荒らし しばけんま ナッチ 在日
https://2ch.me/vikipedia/F9
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/27(水) 00:46:48.12 ID:Xq2irhl00
丸1ヶ月レスなかったら落ちるんだっけか。保守
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/28(木) 00:21:05.49 ID:guYWImoWO
イベント落ち着いたし続ききて欲しいけど
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/11(日) 21:14:14.60 ID:8aAEPnHS0
葉月「○○○さん……ああ、○○○さぁん……」ハァハァ

レナ『や、やめっ……』



レナ(だ、駄目だ、このままだと押し負けちゃう!)

レナ(まさか、こいつがこんなド変態だったなんて……!)

レナ(こうなったら蹴りの一発でも入れて……)

蛙(ま、待ってください!違うのです!)

レナ(な、何が違うってのよ!)

蛙(違うのです!)

レナ(だから何が!)

蛙(彼女は、遊佐葉月は、こんな事をする方ではないのです!)

レナ(は、はあ!?)
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/11(日) 21:38:17.91 ID:8aAEPnHS0
蛙(確かに!葉月さんは計略家です!)

蛙(人当たりのよい態度で他の方と接し、相手の気が緩むのをじっくりと待つ)

蛙(そして相手も気付かぬうちに自分の策に絡め取る)

蛙(ある意味、私と似た人種なのでしょう)

蛙(けど、けど決して)

蛙(私のように望んでそんな事をやっておられるわけではないのです!)

蛙(全ては、全ては自分の仲間を守る為に)

蛙(已む無くやっておられるだけなのです!)

蛙(それが、遊佐葉月という魔法少女なのです!)

蛙(だから、だからこんな……)

蛙(こんな自分の欲望の為だけに行動するなんて……)

蛙(き、きっと何か事情があるのです!)

蛙(何か已む無き事情が!)

レナ(……)
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/11(日) 21:54:19.94 ID:8aAEPnHS0
レナ(どんな事情があったら相手の服を無理やり脱がして身体を触ってハァハァするって状況になんのよ!)

蛙(し、しかし!)

レナ(しかしも糞も!)

葉月「ふふふ、どうしたんですか○○○さん、さっきから黙っちゃって」

葉月「ひょっとして怖いんですか、大丈夫です、ちゃんと気持ちよくしてあげますから」

葉月「だから……」

レナ「うるさい!レナが喋ってるのに!」

葉月「え?」

レナ「邪魔するなー!」



ガツンッ



 
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/11(日) 21:56:47.89 ID:8aAEPnHS0
葉月「いっ!」

レナ「っ!」




レナ(あ、あれ、何か気が遠く……)

レナ(なんで……)

レナ(……あ、そっか)

レナ(頭に来ちゃったから、レナ……)

レナ(アイツの頭に頭突きを……)

レナ(ちょっと、強くイキすぎたかなあ……)



蛙「……!…………!」



レナ(カエルがなにか言ってるけど、わかんないや)

レナ(まあ、カエルが言ってることを理解できる状況のほうが……)

レナ(おかしい……んだけど……)

レナ(ね……)
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/11(日) 22:21:49.11 ID:8aAEPnHS0
葉月「ああ、もう、疲れちゃったな」

葉月「この街には魔法少女が多すぎるんてすよ」

葉月「今はまだ誰からも敵視されないように立ち回ってますけど」

葉月「そのうち、ボロが出そうで」

葉月「……そりゃ怖いですよ、私1人の問題じゃありませんし」

葉月「○○○さんは、怖くないんですか」

葉月「だって、○○○さんって、私よりも、その、黒い事をしてるでしょう?」

葉月「何が目的なのかは、判りませんけど」

葉月「その目的を果たした時、周りの魔法少女が貴女の本性に気付いたとき」

葉月「どんな事が起こるのか……」

葉月「恐く、ないんですか?」

○○○「            」

○○○「                         」

葉月「……は?」

葉月「冗談……ですよね?」

葉月「もし本気だとしたら」

葉月「ちょっと、頭おかしいですよ、○○○さん」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/12(月) 05:28:30.56 ID:snjdIxY50
それまで、○○○さんはただの同盟相手だった。

けど、それ以来、彼女に対する見方が変わった。



彼女は、何故そんな決断が出来るんだろう。

いや、決断自体は不思議ではない。

世の中には、自暴自棄になって似た決断をする魔法少女も存在する。

けど。

じゃあ、どうして。

○○○さんは、そんなに楽しそうに笑っていられるんだろう。



不自然だ。

不可思議だ。

他人の感情の動きに敏感な私にとって。

彼女の不透明さが酷く気になった。
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/12(月) 05:29:10.13 ID:snjdIxY50
その日以来、私は彼女の事を深く観察するようになった。

何気ないやり取りから相手の本質を引き出すのは、私の特技だから。

彼女は何を考えているのか。

何を望んでいるのか。

何故そんなにも強いのか。

何時も何時も観察するようになった。

細かい仕草から、他愛のない会話まで。

そうして観察を続けていくと、いつも同じ結論に至った。



「かなわないなあ、○○○さんには……」
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/12(月) 05:30:14.38 ID:snjdIxY50
行動の節々に強い意思を感じられる。

言動の端々に気高さを感じられる。

所作の隅々に美しさを感じられる。



特に、何か考え事をしている時。

口元に指を持っていく仕草が。

顔の奇麗さと違い、まるで童女のようで。

ああ、凄い。

凄く、惹かれてしまう。

可愛い、可愛い、可愛い。

奇麗、奇麗、奇麗。

あんなの強い意思を持っているのに。

こんなにも可愛いなんて。



そう、私は。

○○かさんの事を。

凄く好きになってきている。
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/12(月) 05:30:47.90 ID:snjdIxY50
可愛い可愛い、○○かさん、凄く可愛い。

○○かちゃんって呼んでしまいたい。

けど、嫌われるかな、それは怖いな。

定例の情報交換の時間が、何時も何時も楽しみで仕方ない。

昨日なんて、家のご飯当番をサボってまで会いに行ってしまった。

ごめんね、このは、あやめ。

けどこんな気持ちははじめてで。

ああ、彼女にも私と同じ気持ちを味わってもらいたい。

そうすれば。

そうすればきっと。

彼女が望んだ、あんな結末を諦めさせることが出来るかもしれないから。

だから。
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/12(月) 05:31:32.23 ID:snjdIxY50
「そうだ、私が○○かさんの恋人になればいいんだ」

「そうすれば色んなものが解決しそう」

「正式に付き合ってるって事を言えばこのはやあやめだって納得してくれるだろうし」

「そうと決まれば急がないと」

「次の情報交換のときに、○○かさんに想いを伝えて」

「伝えて、ふ、ふふふふ……」

「そのまま……そのまま……」


そう、こんな感情ははじめてなのだ。

けど、私は今まで自分の中にある感情は全てコントロールできていた。

この感情だって、きっと制御できている。


私は正常。

私は正しい。


さあ、彼女に会いに行こう。
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/12(月) 05:53:04.14 ID:snjdIxY50
「起きなさい、水波レナ、起きるのです」ペタペタ


レナ「う、うう、レナは、正しい……」


「何を寝ぼけているのですか、水波レナ」ペタペタ


レナ「あ、あれ、何か顔の上に冷たい感触が……」


「やっと眼を覚ましましたか、水波レナ」


レナ「……」

レナ「……」

レナ「なんでレナの顔の上に乗ってるのよ」

蛙「貴女がなかなか目を覚まさないからですよ、水波レナ」

レナ「ワケわかんないこと言ってないで、さっさと……痛っ……」

蛙「頭部に傷はありませんよ」

蛙「額が少し赤く腫れていますが、暫くすれば痛みも治まるでしょう」

レナ「頭……そ、そっか、レナはアイツに頭突きを……」

レナ「アイツは!?葉月は何処に!?」

蛙「後ろで伸びています」


葉月「……」キュウ
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/12(月) 05:58:19.32 ID:snjdIxY50
レナ「……」

蛙「葉月さんも、頭に傷はありませんので、暫くすれば目を覚ますでしょう」

蛙「その前に、立ち去ってしまいましょう」

蛙「少し状況を整理したいですし」

レナ「……判ったわ」

レナ「……」

レナ「……」

蛙「水波レナ?」

レナ「判ってるって、今行くわよ」



レナ(さっき、私が見た夢は)

レナ(状況的に考えると、葉月の記憶なのかな)

レナ(蛙と私みたいに、一時的に魔力でラインが繋がった……とか?)

レナ(ううーん、難しいことは判んないけど)

レナ(葉月の必死さは、何となくわかったわ)

レナ(けど、葉月が必死になる理由って、なんだったんだろ)

レナ(あの時、蛙は葉月に対して、何て言ったんだろう)

レナ(何か、気になる)
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/14(水) 00:44:59.33 ID:9NYxOoAn0
久々の更新嬉しい……
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 17:12:29.93 ID:3NMNNfKLO
いつのまにか続きが来てたか!
はよ!
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/08(日) 17:05:01.77 ID:cKKiXZTH0
まだか
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