【安価】男「戦闘職使えないけど何でもする」

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249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 14:55:48.50 ID:FABrFUNh0
伯爵家の使用人のハンカチ
250 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 19:25:44.62 ID:bbGl1OuF0
男「...ブラジャー?」スッ

男「ふむ、目利きしてみよう」

男(端から見れば只の変態だ)ジーッ

男「!?」

男(娘のか!)

男「なぜ娘が?そして何故ブラジャー?」

男「謎が増えたぞ...」
251 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 19:33:28.64 ID:bbGl1OuF0
男(しかしBカップか...)

男(胸の大きさ等気にはしないけど)

男「ん?これは...」

男「ハンカチか。異様に綺麗だ」

男(はて、何処かで見たような...)

男「分からないな。持ち帰って調べてみよう」
252 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 19:37:01.42 ID:bbGl1OuF0
男「これで大体調べ終わったかな」

女の子「犯人、分かりました?」

男「おおよそは...」

女の子「おおよそ?」

男「多分って事ですよ」

男「帰って調べものをします」

男「どれくらい進んだか知りたければまた来て下さい」

男「それではまた」
253 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 19:41:36.10 ID:bbGl1OuF0
〜店〜

男「参考書物は...」

コンコン


ドアをノックされた


男「はい。こんにちは___おや」

魔女「只今です」

男「お帰り。もう仕事は終わったのかい?」

魔女「無事終了&修了ですね」

男「そうですか」
254 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 19:44:54.14 ID:bbGl1OuF0
男「さて、仕事の続きをしよう」

魔女「あれ?」

男「どうされました」


汚れを付けないようショーケースに入れておいたハンカチを魔女が見ている


魔女「うん。このハンカチ、伯爵家の使用人の物だよ」

男「本当ですか!?」

魔女「間違いない!」
255 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 19:47:48.71 ID:bbGl1OuF0
男「いやぁ...これで安心して眠れます」

魔女「良かったです」

男「...んん?」

魔女「どうしたの?」

男「魔女さん今日どこで寝るの?」

魔女「え、えーっとですね。それは____」

男「秘密は無しだよ」

魔女「ふえっ!?」

男「で、どこで寝るの?」
256 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 19:48:51.32 ID:bbGl1OuF0
下2>>魔女はどこで寝るか
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 19:49:28.66 ID:T+59bweuo
男のベッド
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/19(日) 19:49:47.56 ID:T9+Q7Qoq0
近くのホテル
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 19:49:53.13 ID:wy/HjjhPo
そら男の腕の中よ
260 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 20:12:42.43 ID:bbGl1OuF0
魔女「近くのホテルで寝ますよ」プイッ

男「拗ねてる?」

魔女「煩い!」

男「えぇ...」

魔女「また明日」バタン!


魔女は力強くドアを閉めて去って行った


男「...魔女さん、寝るとこ無いのか?」
261 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 20:36:17.88 ID:bbGl1OuF0
〜翌日・店〜

男「あっ」

魔女「どうしたの?」

男「本日、定休日のようです」

男「そして、王女様が来ます」

魔女「へぇ」

男「折角なので、伯爵家を調べる許可も欲しいのです」

魔女「???」
262 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 20:42:24.73 ID:bbGl1OuF0
男「ど、どうしましたか?」

魔女「なんで許可を取る必要があるの?」

男「隠れて行動すれば良い、と?」

魔女「うん」

男「万一、捕まった時にどうにか出来るようにです」

魔女「それでも、人の心をそうやって...」

男「他人に尽くしてあげれば、その欲求は満たされます」

男「win-winの関係ですよ」

魔女「愛は無償だよ」

男「関係を保てますね」

魔女「...そういうんじゃ無いんだよねぇ...」
263 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 21:11:11.66 ID:bbGl1OuF0
王女「会いたかったよー!」バゴーン

男「うぇ」

王女「さあ、私と結婚を___」

男「ちょっと待って下さい。僕にもお願いがあります」

王女「言ってみてよ」

男「これは僕の願いではないのですが...同性愛を許して欲しいと」

王女「...んー、それ元々私達の結婚競争でズル出来ないように作ったルールなんだよねぇ」

男「...つまり?」

王女「私と結婚すれば良いのです」

男「お付き合いからでよろしいでしょうか」

王女「よっしゃああああ!!!」
264 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 21:22:50.70 ID:bbGl1OuF0
男「そしてもう一つお願いがあるのですが」

王女「はい」

男「伯爵という方をご存じでしょうか」

王女「まぁ、知っているぞ」

男「彼の家の調査をしたいのです」

男「お力添えは要りません。許可だけ欲しいのです」

王女「幾ら何でも無条件に、という訳にもいかん。何か理由はあるのか?」

男「荒らされた女の子の家から彼の家の使用人のハンカチを発見したのです」

王女「ま、どうにかなるかな...でも」

男「でも?」

王女「何かお願い聞いて欲しいなー...って」

男「どうぞ言ってみて下さい」
265 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 21:23:50.93 ID:bbGl1OuF0
下2>>王女のお願い
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 21:25:08.23 ID:kJQlUfGb0
ひっそりと、恋人の
家へ行けますように
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 21:26:08.68 ID:4UZk/QQr0
ちゅーして
268 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 21:35:22.83 ID:bbGl1OuF0
王女「ちゅーして」

男「え、いや、その...」

王女「恋仲なのに出来ないと?」

男「まぁ、それもそうですね。では」チュ

王女「っ!!」

男「ふぅ、これで良いですか」

王女「ま、まぁええじゃろ///」

男「じゃあ行こうかな」
269 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 21:39:17.47 ID:bbGl1OuF0
そのまま、王女は帰って行った


魔女「そんな簡単に付き合うなんて軽薄すぎます!」

男「だってもしかしたら僕の事を好きかも知れないけど所詮権力の為だからね」

男「愛とかとは違うように思えてきた」

魔女「なっ...」

魔女(気付いてないのかこいつ!?)
270 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/20(月) 19:06:57.74 ID:xWhhjlOy0
男「そんな事より、今日は休日なんだ」

男「魔女さんは自由に休みを謳歌してね」

コンコン


ノックの音がする


イケメン「どうも」

魔女「...!?」

男「例の機械、返して下さい。データを見ます」

イケメン「これですね」プチッ

男「ええ。では、映像データを閲覧します」ピシュン


男が触れると、服のボタンのようなそれはメモリーカードになった

そして、それをモニタの脇にある穴に差し込む


男「何もないといいんですがね」
271 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/20(月) 19:09:55.05 ID:xWhhjlOy0
下2>>イケメンのストーカーの招待(誰もいないも可)
272 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/20(月) 19:11:25.27 ID:xWhhjlOy0
間違えました。再安価します

下2>>イケメンをストーカーしていた者の正体(誰もいないも可)
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 19:12:42.55 ID:DlC/6g2Io
踏み台
安価なら美少女の幽霊
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 19:12:56.09 ID:W60L8W2u0
喋る猫
275 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/20(月) 19:49:33.82 ID:xWhhjlOy0
その映像には、付かず離れずの距離で着いてくる猫の姿が


魔女「猫?」

イケメン「なんだ猫ですか」ハハハ

男「...音声を拡大」

猫「ガガッ___カレヲ...ジジィッッ___カレヲヲ....」

イケメン「ひっ!?」

魔女「こ、これは...!」

男「言語能力を持っていると考えて問題ないでしょう」

男「これ程の頭脳がある猫。放置しておくと危険かも知れない」
276 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/20(月) 19:57:46.16 ID:xWhhjlOy0
男「占い師するよ」ゴト


いつもの水晶玉だ


魔女「位置も占えるの?」

男「ええ...むむっ」

イケメン「出ましたか?」

男「...イケメンさんの家の近くの路地裏ですね」

魔女「行ってみましょう」
277 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/20(月) 20:02:00.90 ID:xWhhjlOy0
〜路地裏〜

猫「...」

男「...只の猫のふりをするのはやめてくれ」

男「君は何故、ストーカーをした?」

男「答えて貰おう。逃がすつもりはないよ」
278 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/20(月) 20:06:42.80 ID:xWhhjlOy0
下2>>猫は何と言うか
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 20:08:10.37 ID:g55MFUNlO
そうです。私は幽霊です。この子に取り付いたんです
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 20:20:47.22 ID:DlC/6g2Io
お腹の中にはイケメンの子供が居る
認知して飼ってもらいたい
281 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/20(月) 21:36:14.60 ID:xWhhjlOy0
猫「私のお腹の中には、イケメンさんの子供が居るんです」

男「...え?」

イケメン「なっ...」

男「覚えはありますか?」

イケメン「...あります」

魔女「あるのか...」


魔女が困惑する


男「じゃあ、イケメンさんは猫を飼うという事で」

イケメン「ええ、そうせざるを得ないようです」
282 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/20(月) 21:38:24.32 ID:xWhhjlOy0
〜店〜

男「よし、解散です」

魔女「上がりぃ!」

男(さて、何をしようかな)
283 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/20(月) 21:39:28.13 ID:xWhhjlOy0
下1>>魔女の予定
下2>>男の予定
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/20(月) 21:39:46.52 ID:Rbs/BrTY0
銭湯に行く
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 21:40:23.13 ID:JrXp4WZU0
魔女と混浴銭湯に行く
286 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/21(火) 20:37:33.31 ID:hv3dkGXd0
魔女「銭湯銭湯」

男「...おや、銭湯に行かれるのですか?」

魔女「さっぱりしたいのですよ」

男「それならお勧めの銭湯がありますよ。行ってみませんか?」

魔女(き、気になる!)

魔女「じゃあ行きましょう」
287 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/21(火) 21:23:16.37 ID:hv3dkGXd0
〜湯〜

男「どうです?いい景色でしょう?」


そこは海を一望出来る位置にあり、潮風の匂いが心地良い


魔女「え、えぇ...」

魔女(確かに良い光景。でも...)

魔女(混浴だなんて聞いてないッ!)

男「...おや、もうのぼせましたか?」

魔女「いや?そうじゃないけど...」

男「やはり上司が着いてくると居心地の悪い物なんでしょうか?」

魔女「そんな事は...」
288 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/21(火) 21:36:22.12 ID:hv3dkGXd0
〜その後〜

男「ふーっ...もう夜ですね」

魔女「そうですね」

男「今日は何処で寝るんですか?」

魔女「っ...!」

男「正直な所を言って貰って結構です」

男「寝る場所は自由ですからね」

魔女「そう」
289 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/21(火) 21:37:26.42 ID:hv3dkGXd0
下2>>魔女は今日、何処で寝る?
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 21:37:51.01 ID:FTgkdiLK0
そりゃあ、男の腕よ
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 21:38:00.28 ID:TCsVNLM4O
鳥の巣
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 21:38:09.25 ID:T+wuY4T90
畳に布団
293 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/22(水) 21:10:44.28 ID:n3kcTd6e0
魔女「鳥の巣」

男「ほほう」

男「しかし、そんな場所で寝れるのでしょうか?」

魔女「怪鳥の巣があるのよ」

男「結構野性的なんですね」

魔女「それは褒めてるの?」

男「ええ、褒めてますよ」

男「それでは、また」

男「...っと、そうだ。明日も休みです」

男「自由にお過ごし下さい」
294 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/22(水) 21:15:18.63 ID:n3kcTd6e0
〜家〜

男「怪鳥の巣というのも気になりますね」

男「今度場所を聞いてみましょう」

男「休みだけど夜更かしせずに寝るかな」

男「安定した生活は宝と等しいからね」
295 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/22(水) 21:16:58.62 ID:n3kcTd6e0
下2>>男が今夜見る夢
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 21:17:47.94 ID:j6DU2Njp0
なぜか魔女と結婚していて仲良く過ごしている夢
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 21:17:51.45 ID:sy+lGgzU0
大金持ちになった夢
298 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 08:54:08.18 ID:tGQCUQdV0
〜夢〜

男「...」

男「ん?ここは...店ですか」

男「まぁ良いでしょう」

男「何だか急に体を動かしたくなってきました」

男「散歩に行きましょう」スック

299 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 08:58:06.61 ID:tGQCUQdV0
男「おや、何かありますね」


男が見ると、郵便受けパンパンに何かが詰まっていた


男「依頼でしょうか?いや、こんなには...」ガコッ


そこには、大量の万札が


男「...?鑑定してみよう」

男「これ全部本物っぽいですね」
300 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 09:03:22.86 ID:tGQCUQdV0
男「奥に何かありますね」ペラッ


手紙が一通だけ入っていた

『全世界からお主はただ一人儂の財産を継ぐことを許された。好きに使えよ』


男「...そうですか。何しましょう」
301 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 09:04:46.91 ID:tGQCUQdV0
下2>>男は何をしたい?
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 09:20:02.01 ID:CN4xB2flo
諸国漫遊
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 10:34:58.45 ID:uJK0w54gO
304 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 14:32:49.79 ID:tGQCUQdV0
男「ま、色んな国に行ってみるのも良いかもしれませんね」

『汝、諸国漫遊を望むか...?』

男「!?」

『ククク...これは儂の実験じゃ』

『まぁその金はやるでの。良い旅を』

男「な、なんなんだ...!?」
305 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 15:22:31.29 ID:tGQCUQdV0
〜リアル〜

男「む」ガバッ

男「夢かぁ」

男「...ま、いいか」

男「今日も休日か...」

男「何しよう」
306 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 15:25:12.98 ID:tGQCUQdV0
下1、2>>男の今日の予定
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 15:27:25.74 ID:d/HTsVSn0
お城に行く
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 15:29:41.51 ID:IcopbzhX0
教会に行く
309 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 15:33:19.42 ID:tGQCUQdV0
男「城にでも行くかな...」


〜城〜

男「さてと、徘徊しましょうかね?」

男「何か面白い物でもあると良いんだけどね」
310 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 15:38:12.06 ID:tGQCUQdV0
男(うーん、手入れが行き届いているね)スタスタ

男(天井のシャンデリアまでも)スタスタ


男は見回しながら城内を歩く

しかし、前方を良く見ていなかったのだ


ゴッ


誰かにぶつかってしまった


男「おー痛てて...すみません。ご無事ですか?」
311 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 15:40:10.39 ID:tGQCUQdV0
下2>>ぶつかった人
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 15:49:06.92 ID:d/HTsVSn0
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 15:56:11.20 ID:ScdQ66+LO
王女
314 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 16:02:56.98 ID:tGQCUQdV0
王女「くっ...」

男「ん?」

王女「あっ」

王女「男じゃーっ!」ガシィ

男「お、王女様!?」

王女「む」
315 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 16:08:19.77 ID:tGQCUQdV0
王女「今、妾の事を王女様と言ったね?」ズイッ

男「え、ええ」

王女「妾達の関係は?」

男「...恋人?」

王女「なんじゃそのクエスチョンマークは!妾とお主は恋人じゃ!」グワングワン

男「わ、分かりましたぁ!?」ガクガク

王女「分かったのなら呼び捨てにせい」

男「はい」
316 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 16:12:03.50 ID:tGQCUQdV0
男「そうです。何か新しいニュースありましたか?」

王女「無いぞ。じゃが...」

男「?」

王女「妾と二人でホットなニュースを___」

男「んぁ失礼しました!」


男は瞬間移動した
317 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 16:16:35.21 ID:tGQCUQdV0
男「ふぅ」

男(しかし、恋人とはいえステップが早すぎて怖い)

男(やっぱり、権力の為?)

男「そういえば、ここは一体?位置指定しなかったし...」

男「...成る程。教会ですか」

男「祈って行きますかね?」
318 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 16:17:37.58 ID:tGQCUQdV0
下2>>教会でのイベント
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 16:24:15.73 ID:CN4xB2flo
埋蔵金発見
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 16:35:34.72 ID:QfiED4J8o
謎の女神様からのお告げを受ける
321 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 16:49:28.02 ID:tGQCUQdV0
男は椅子に腰掛け、目を瞑る

すると、何処からか声が聞こえる


女神「聞こえてますか?」

男「え、あ、はい?」

女神「ここは貴方の心理世界です」

男「はぁ」

女神「面白そうなのでお告げをしにきました」

男「そうですか。お告げとは?」

女神「ええ、ではお告げです」
322 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 16:50:19.55 ID:tGQCUQdV0
下1>>お告げの内容
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2017/11/23(木) 16:52:07.65 ID:M6kQeadO0
呪怨の怨霊佐伯伽耶子を退治しに行きなさい
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 16:52:13.00 ID:iTsM3nXu0
きちんと自分の恋人を決めなければならない。そうでないと後で大変な事になる
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 16:53:13.45 ID:iTsM3nXu0
なんか花子ぽい安価だな…気のせいだと思うけど
326 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 17:48:33.30 ID:tGQCUQdV0
女神「貴方にはある怨霊を退治すべきです」

男「怨霊」

女神「はい」


〜説明〜


男「...無理ですね。僕には倒せません」

女神「無理にでも倒す必要があるとは言わないけれど...」

男「ん?倒さなくてもいいんですか?」

女神「この件を無しにすると?」

男「違います。倒さずにでもどうにかすればいいんですね」

女神「はぁ」

男「じゃあ大丈夫ですね」
327 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 17:50:52.55 ID:tGQCUQdV0
男「とりあえず、家の位置を教えて下さい」

女神「あいよ」ピロピロピロ


男の脳内に情報が送られる


男「よし。これでどうにかなります」

女神「あ、そう?じゃあね」
328 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 18:00:46.46 ID:tGQCUQdV0
〜リアル〜

男「むむむ...」

男「ふうううううん...」

男「くあぁっ!!」バリバリバリ

神父「な、何やってるんですか!?」

男「次元...隔絶...」

神父「はい!?」
329 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 18:06:05.76 ID:tGQCUQdV0
〜店前〜

男「凄い疲れた...」

男「あれ、何で僕ここに戻って来てるんだろう?」

男「癖だなぁ」


ここで男は閃く


男「あの人に依頼するか」
330 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 18:15:07.29 ID:tGQCUQdV0
〜隣店〜

男「こんにちは」

金髪「あっ、隣の...確か、男さんでしたっけ」

男「はい。依頼がありまして」

金髪「えっ」

男「とりあえず聞いて下さい」

金髪「はい」
331 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 18:29:55.22 ID:tGQCUQdV0
男「これは危険な任務です」

金髪「...」

男「王女が本当に僕の事が好きか調べて欲しいんです」

金髪「その程度自分で調べたらどうですか?」

男「本当か嘘か分からないんですよ」

金髪「だから私を頼ったと」

金髪「良いでしょう!やって見せます!」

男「感謝します」

男(帰って寝よう)
332 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 18:42:22.78 ID:tGQCUQdV0
〜翌日〜

男「本日は仕事だ」

魔女「結局どうするの?」

男「あの家から娘のブラジャーが見つかったから捕まえる」

男「そして話を聞く」

男「女の子も連れてきた」

女の子「こんにちは」

魔女「こんにちは」

男「さあ占うぞ」
333 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 18:49:28.76 ID:tGQCUQdV0
男「お」

魔女「出ました?」

男「町外れの方だな」


〜町外れ〜

男「娘さん。そこにいますね?」

娘「...っ」

男「あなた、ここの女の子の家に侵入しましたね?」

女の子「...」

娘「過去の事は____」

男「罪の精算はする必要がありますね」

娘「...」

男「さぁ、教えて下さい」
334 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 18:51:13.13 ID:tGQCUQdV0
下2>>娘が女の子の家に侵入し、荒らした理由
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 18:53:44.94 ID:iTsM3nXu0
娘が女の子のことが好きだから(つまり、レズストーカー)
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 18:53:55.00 ID:PpyqgghR0
かつて自分が住んでいた時に置いてきてしまった形見を取り戻すため
337 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 21:02:50.73 ID:tGQCUQdV0
娘「えっとね、そもそもあの家が誰が住んでたか知ってる?」

女の子「?」

男「まさか...」

娘「そう、元々あの家は私の家だったんだよ」

娘「そして、運の悪い事に私はあそこに忘れ物をしたんだ」

娘「それからというもの、私は君の家を監視した」

娘「捨てられたごみ袋だってチェックした」

娘「ある日、何者かがあの家に押し入った」

男「その隙に取り返したと」

娘「そういう事だよ。ほら」キラッ


娘はとても小さなペンダントを取り出した


男「成る程。確かに綺麗だね」
338 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 21:24:13.02 ID:tGQCUQdV0
〜店〜

男「娘は白って事だよね」

魔女「うーん...となるとやはり伯爵さんか」

男「行くしかないな...ステルス!」


三人は透明になった
339 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 21:27:49.51 ID:tGQCUQdV0
〜伯爵邸・書庫〜

男「潜入成功」

魔女「思ったより簡単」

女の子「怖い...」

男「?なんだこの本」


男が広い上げたのはこの家で起こった事の雑記のようだ

男は女の子の家が荒らされたとおぼしき日のページを開く
340 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 21:28:36.58 ID:tGQCUQdV0
下2>>書いてあった内容
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 21:29:21.30 ID:iTsM3nXu0
私は二重人格だ
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 21:29:46.14 ID:XrFwmXld0
悪魔の召喚方法
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 21:29:58.77 ID:d/HTsVSn0
民家で暗殺者と戦った
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 21:30:42.17 ID:UJ6CeltX0
狩人がトラか何かを追いかけていた
345 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/24(金) 21:20:45.72 ID:UgO9bitG0
男「悪魔の召喚方法...?」

魔女「悪魔を?」

男「恐らく、ここで悪魔を呼ぼうとしている」

男「そして、その為にはあの家の何かが必要だった」

女の子「それって...」

魔女「とばっちりね」

男「魔力探知」ピピーッ

男「地下ですね。行きましょう!」
346 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/24(金) 21:25:57.13 ID:UgO9bitG0
〜伯爵邸・地下〜

男「やはり...!」

使用人「そこにいらっしゃるのは...」

男「問題はそんな所じゃない。貴方が成し遂げようとしている事についてですよ」

使用人「!」

男「この魔力は間違いなく悪魔のそれ。しかし、悪魔を喚んで何をするつもりなんですか?」

使用人「...」
347 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/24(金) 21:27:23.67 ID:UgO9bitG0
下2>>使用人は悪魔を喚んで何をするつもりなのか
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 21:28:04.20 ID:Hd5jXWLO0
死んだ娘を生き返らせる
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 21:28:34.20 ID:AQU4Z4cso
時間を支配する
350 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/25(土) 14:40:24.05 ID:NeabYp2l0
使用人「私は、何も持っていない」

男「?」

使用人「私は、伯爵様が好きだった」

使用人「しかしあの人は何処の誰とも知らぬ女性の子を持った」

使用人「その女はもういない。...いや、もしかしたら最初から居なかったのかも知れない」

使用人「もう、意味がない。私は人として抜け殻になってしまったんだ」

使用人「でもここには救いがある。悪魔だろうがなんだろうがそれは救いなんだ」

使用人「必ず過去に戻る!こんなタイムラインも全て消すんだ!」

使用人「...時間を支配して」

男「...」
351 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/25(土) 14:47:03.19 ID:NeabYp2l0
男「これは、中々に厄介」

男「魔女さん。取り押さえて下さい」

魔女「承知」ガシ

使用人「くっ...悪魔よ!」

男「白々しいですね。貴方が悪魔です」

使用人「!?」

男「貴方は操られているのです。肉体はともかく、その心を」

男「解呪」

使用人「」クタッ

悪魔「オオオオッ...」
352 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/25(土) 14:53:38.45 ID:NeabYp2l0
悪魔「ゆ、許さんぞ!時の狭間に消し去ってくれる!」

男「...あ、悪魔喚んだ後の事考えてなかった」

魔女「私が倒す!」ダッ

悪魔「ストップ」

魔女「うぇ」ピタ

男「魔法耐性も無いんですね...」

男「あ、逃げねば」ダッ

悪魔「逃がさん!」
353 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/25(土) 14:58:36.03 ID:NeabYp2l0
〜伯爵邸・庭〜

男「くっ!」

悪魔「死ぬが良い!」

伯爵子「男さん!?」

男「あ、ステルス解けてたか。とにかく逃げて下さい!」

伯爵子「でもそれ、悪魔ですよね!?」

男「僕が倒す。君は安全な場所に」

伯爵子「...分かりました。お手並み拝見します」ズダダダ

悪魔「ふん。一人逃げたか...しかし無駄だ。皆殺してくれよう」
354 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/25(土) 15:07:42.47 ID:NeabYp2l0
男「よし、ここなら...」

男「『占い師』『占星術』」

男「重力操作だ!」

ゴゴゴゴゴゴ...

悪魔「!?」


空から隕石が落ちてくる


悪魔「くそっ!逃げ____」

男「...マグネット」ブオオン

悪魔「く!吸い寄せられる!」


ズドオオオオオン!!!
355 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/25(土) 15:13:38.36 ID:NeabYp2l0
〜店〜

男「...て訳だよ」

魔女「何で生きてんの?」

男「ちょっと殴って下さい」

魔女「せい」ゴンッ

魔女「痛った!この固さ...」

男「魔物職が使えないとは言ってません」

男「だから尻尾が生えても、鱗を纏っていても、メタルボディでも不思議じゃないです」

魔女「私も一応使えるのだけど...尻尾使いづらいし、メタル重すぎるのよ」

男「僕も尻尾はちょっとアレですかね」

コンコン

男「はい」
356 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/25(土) 15:18:10.47 ID:NeabYp2l0
そこには、金髪と王女が


男「あ、金髪さん。結果はどうでしたか?」

金髪「それは彼女の口から言って貰う事になってる」

王女「男」

男「はい」

王女「これは真剣な事であり、真の愛を誓います」

男「...」

王女「私と結婚して下さい!」
357 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/25(土) 15:19:08.94 ID:NeabYp2l0
下2>>男の返事
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2017/11/25(土) 15:34:14.35 ID:gbrg+ZP80
良いよ
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 15:43:28.19 ID:sgJayRcB0
じゃあまずスリーサイズ教えてくれ、ドレス作るから
360 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/25(土) 18:30:10.07 ID:NeabYp2l0
男「そうですね。ではまずスリーサイズを教えて下さい」

魔女「!?」

金髪「!?」

男「...ドレスを作らなければならないのでね」クスッ

王女「良いんだよね...?」

男「勿論だよ。元々断る理由も無いしね」

王女「やったー!!!」
361 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/25(土) 18:33:21.72 ID:NeabYp2l0
それからというもの、その国は国民を大切にする国になりました

彼らの息子は、修行として再び店を開く事になりましたが___

___それはまた別のお話


〜終わり〜
362 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/25(土) 18:37:30.76 ID:NeabYp2l0
それでは、安価に付き合って頂き、ありがとうございました
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/25(土) 18:49:58.79 ID:x1iEHeYZ0

女の扱いェ…
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 19:51:16.78 ID:9Fjy4Wpmo
乙乙
面白かったよ
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