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紫「問題児達を呼んで幻想郷の問題を解決してもらうわ」
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23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 23:46:12.42 ID:Qgr5SBf/O
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24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/24(金) 00:04:49.22 ID:zr0kTwDt0
とある人里
祭りが近いのか太鼓など和楽器が辺り一面になり響く
しかし、この音は彼の耳に届いていなかった。
男(太鼓の音がうるさいな。全く少しは自重してほしいものだな)
村人「おや?みない顔だね。どうだい?祭りが近いんだあんたも一緒に」
男「失礼!急いでいるんだ」
村人「そうかい悪かったな」
男は長髪にサングラス、そして杖をついてる。外見からじゃわからないが全ろうであり耳が聞こえない。
そう彼の者の名は佐村河内守
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/24(金) 00:14:07.98 ID:zr0kTwDt0
佐村河内(やれやれ一体ここはどこだ?)
彼はいつの間にかこの地に飛ばされた。
幸いなことに恐ろしい妖怪とは遭遇していないが
女「キャッ」
佐村河内が考え事をしていると女性にぶつかった。
佐村河内「失礼。大丈夫ですか?」
女「はい。ありがとうございます。ってあなたは……」
佐村河内「?」
女「佐村河内さんですよね?」
佐村河内「はい。そうです。」
女「あっ!耳聞こえないんですよね!?す、すみません今手話を…って、えっ!?」
佐村河内「あー!いや、あれだよあれ!唇!唇の動きでわかるんだよ!」
女「あっ!そうだったんですか。私は博麗霊夢です。貴方のことは紫から聞いてます。」
佐村河内「何か困りごとかな?」
霊夢「実は…」
少女説明中
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/24(金) 00:21:58.37 ID:zr0kTwDt0
佐村河内「なるほど。今度の祭りで使う楽譜が紛失してしまったと」
霊夢「はい。おまけにその楽譜はこの世界に迷い混んだ人が作ったものでして今年初めて使うものなんです。」
佐村河内(さて、とりあえずあらかたの事情とこの世界についてわかった。一番の問題は……)
霊夢「そこで外の世界で平成のベートーベンとまで言われた貴方を呼んだと聞き探してました。」
佐村河内(私は全く作曲など出来ないことだ。)
霊夢「今回の演奏は素晴らしい曲だということでこの世界の人妖ほとんど集まるほど大規模に宣伝しましたので失敗させることできなくて」
佐村河内(ピンチだ!こんな時新垣さんがいれば)
佐村河内「わ、わ、わ、わ、わかった。とりあえずなんとかしよう。その祭りまであと何日だい?」
霊夢「そうですね。一週間後ですが練習もありますので三日後ぐらいに楽譜をお願いします」
佐村河内(あっ、詰んだ)
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/24(金) 00:30:29.18 ID:zr0kTwDt0
その日の夜
佐村河内は霊夢のつてでとある空き家に泊まってた。
佐村河内「なんで私が作曲なんか…楽譜ですら読めないのに」
♪♪♪
佐村河内の耳に不思議なメロディーが聞こえてきた
佐村河内「なんだこの音楽!?」
彼は人一倍耳がよかった。
彼は惹かれるようにその音がする方へと走った。
昼間、霊夢から教わった妖怪のことなど頭から消え失せていた。
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/24(金) 00:43:38.72 ID:zr0kTwDt0
とある森
佐村河内は音の正体を確かめた。
佐村河内「君たちは」
ルナサ「私達はプリズムリバー三姉妹。私はメルラン。そちらが次女のメルラン、そして三女のリリカです。」
メルラン、リリカ「よろしくー」
佐村河内「私は佐村河内守。作曲家(作曲できない)だ。」
メルラン「す、す、すごーい!ねえねえ私達の曲作ってー」
佐村河内「ふむ。」
佐村河内(楽器を演奏している→楽譜が読める→作曲ができる。)
佐村河内「できるが一ついいかい?」
リリカ「なーに?」
佐村河内「まず、時間がかかること」
メルラン「それぐらいだったらいいよ」
佐村河内「わかった。次が大問題だ。私は今人里の祭りの楽譜を作ることをまかされた」
メルラン「すごーい」
佐村河内「しかし私は外の世界の人間だ。正直慣れない楽器の作曲ゆえに難しい、
君たち、私の代わりに作曲してみないか?」
ルナサ「私達が?ですか?」
佐村河内「大丈夫。私の名前で出すから君たちに被害はないよ」
メルラン「へー!失敗してもいいんだ。ねえやってみようよ」
リリカ「うん。楽しそうだよ」
ルナサ「わかりました。やってみみます」
佐村河内「ありがとう」
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/24(金) 00:48:04.32 ID:q0i3JiRyo
これがホントのゴーストライター
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/24(金) 08:35:06.49 ID:pi3i8kUR0
その後、三姉妹から楽譜を受け取った佐村河内は楽譜を霊夢に渡し、人里の祭りは大成功に終わった。
村人女「すごかったわね。今回の演奏」
村人男「どうやら外の世界からやってきた大作曲家が作った曲みたいだからな」
佐村河内(いいえ。森にいた子供たちが作りました。)
村人女「これはベートーベンさんの曲にも負けないわね。」
佐村河内「べ、ベートーベン!?」
佐村河内「ベートーベンを知ってるのか!?」
村人女「は、はい。以前にこの村にいらっしゃった外の世界の人が確かこう名乗っておりました。」
霊夢「ああ、あの人がベートーベンだったんだ」
佐村河内「!?」
霊夢「前話したこの人里で曲を作った人ですよ。特殊なケースだから私じゃなくて紫が送り返したんです。だから私も詳しく知らなくて」
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/24(金) 08:42:47.22 ID:pi3i8kUR0
村人男「ベートーベンさんはすごい人さ。この村のために色々な曲を作ってくれた。何でも本来は耳が聞こえないため永遠亭のお医者様から一時的に聞こえるようにしてもらったとか」
佐村河内「……」
霊夢「この方、外の世界では平成のベートーベンと呼ばれてるそうよ」
村人一同「おおー!!!」
佐村河内「……」
村人男「通りで!」
村人音楽評論家「あの曲は一音符たりとも無駄な音がない。相当に苦労しなきゃ書けない曲ですね」
霊夢「そうかしら?私にはアマチュアがそれっぽく作った曲にしか聴こえなかったけど」
村人女「巫女さんはわかってないわね」
村人男「あの音楽は千年に一人の天才が作った曲さ」
佐村河内「……」
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/25(土) 15:02:47.65 ID:EqAeBwhFO
>>23
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