奈緒「早く晶葉から借りたゲームもクリアしないとな……」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 18:52:51.30 ID:qv7OqIoX0
■前スレ
奈緒「さーて、晶葉から借りたゲームでもやるか……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491146376/

【安価】奈緒「そろそろ今日も晶葉から借りたゲームやるかぁ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491487007/

奈緒「よし、今日も晶葉から借りたゲームでもやるか」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1494423792/

奈緒「もうこんな時間か……晶葉から借りたゲームでもやるか」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1501074498/

奈緒「晶葉から借りたゲームでもやるかー」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1507132464/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1510653170
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 18:53:38.07 ID:qv7OqIoX0
――夜、奈緒の部屋

奈緒「22時か……よし、やるか」

奈緒「セーブデータをロード……昨日は紗枝が触手プレイされてからの見事なまでの掌返しでPさんに堕ちたんだよなぁ」

奈緒「一番落差が酷いというか、他のメンバーはそうでもなかったのに……あんなことされた後だってのに、紗枝はその気があるってことなのかな。ハハッ!」

奈緒「まあ話も結構進んだし、あともう少しで終わりそうだけど、どうなるのかなぁ」

奈緒「ロードも終わって……さーてと……」


――――
――
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 18:54:35.07 ID:qv7OqIoX0



[6-1]



……
…………
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 18:55:01.62 ID:qv7OqIoX0
――早朝、ブラックパールガーデン、屋敷(居間)

歌鈴「おはようございまー……ふわぁ……」ガラッ!


紗枝「おはようさんどす、歌鈴はん」

珠美「おはようございます」

歌鈴「おはよ……あれ? 紗枝ちゃん、今日も朝ご飯作ってくれてるんですか?」

紗枝「作らなあきまへんやろ? Pはんが降りてくる前に準備せな」

歌鈴「そ、そう……」

珠美「この掌返しは未だに慣れませんね……以前までの、P殿にキツく当たっていた紗枝殿は一体……」

紗枝「珠美はん? 何か?」スッ……

珠美「ヒィッ!? い、いえっ! なんでもありません!」

紗枝「うちがPはんに何かしはったとか……そないなこと、ありまへんしなぁ?」

珠美「そうです、そうです……ですから、その、料理の途中で包丁を人に向けるのは危ないと思うのですが……」

紗枝「あら、えろうすいまへんなぁ」


歌鈴(こ、怖い……)

珠美「紗枝殿のあの様子、いつまで続くんでしょうか……」ヒソヒソ


……
…………
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 18:55:35.70 ID:qv7OqIoX0
――数十分後、屋敷(居間)

P「……」モグモグ

紗枝「Pはん? 朝ご飯しっかり食べて、今日もお仕事よろしゅうお願いしますね」

P「ん……はい……」モグモグ



歌鈴「……なんだかPさん、元気ないね」ヒソヒソ

珠美「何かあったのでしょうか?」

あやめ「どうやら今朝方、P殿が部屋で就寝していたところを紗枝殿が……」

歌鈴「あ……」



P「……あ、そうだ皆」

歌鈴「はい?」

P「ちょっと連絡遅くなったんだが、週末に春霞全員で撮影の仕事入ったから」

珠美「春霞ということは、芳乃殿もですか」

P「芳乃の初めての仕事にもなるし、しっかり頼む」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 18:56:02.80 ID:qv7OqIoX0

あやめ「それは構いませんが、お仕事の内容は?」

P「夏だからな。海で水着のグラビア撮影取ってきたんだ」

珠美「え゛っ」

歌鈴「え゛っ」

P「おいおい、アイドルなんだからそれくらいは頑張ってくれよ。あと、今回の仕事取ってきたのは俺じゃなくて翠だから」

珠美「いえ、その……まあ、はい」

P「紗枝も、悪いけど皆のこと頼むよ。仕事もしっかりな」

紗枝「大丈夫どす。うちならちゃあんとお仕事できます」

P「それならいいんだが……まあ、今日は全員学校だから、早く朝飯食べてしまうか」

……
…………
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 18:57:20.52 ID:qv7OqIoX0
――午後、ブラックパールガーデン、ブラックパール城(格納庫)

晶葉「ようやくブロッサムディーヴァ全機体の同期作業が完了したな。あとはツクヨミヒメだけか」

P「前回の戦闘のおかげで作業やり直しになって、物凄く時間掛かったな……」

晶葉「破壊者の対処が優先だから仕方がない。とはいえ、最後の問題はツクヨミヒメか」

麗奈「ヤタノカガミ、地上に降ろすの?」

晶葉「月に置いてあるヤタノカガミを降ろすと破壊者の観測が出来ないからな……むしろツクヨミヒメと交換でもいいんじゃないかと思っているが」

P「ツクヨミヒメを宇宙に上げても仕方ないんじゃないか?」

晶葉「まあ、ヤタノカガミとして機能させるにしても、ツクヨミヒメのフィールドジェネレーターじゃ出力が足りないからな」

麗奈「それじゃ地道にシステムデータ吸いだして同期取らせるしかないでしょ。あと機体の換装と」

晶葉「そこら辺の話は千秋に相談だろうな。来週にある出資者たちへの報告会で方針も提示しておかなければならんだろうし」

P「そうだなぁ……それにしても、ブロッサムディーヴァとツクヨミヒメの換装……新しいダイオウカーで、どこまでやれるもんなんだろうか」

晶葉「……P、お前には一応話しておく。桜霞……じゃなかった、春霞の4人には話していないが」

P「なんだ?」

晶葉「乗り換え後の新しいダイオウカーはこれまでのダイオウカーとは全く異なる……いや、完全に別物だ。生まれた経緯と、その目的までもが」

P「元々作っていたヤタノカガミを利用して、ダイオウカーの上位機を作ったわけじゃないのか?」

麗奈「……そうね。違うわ」

晶葉「新しいダイオウカーの力の根源は法術とは似て非なる物、それは遥か昔、この世界に――」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 18:58:39.07 ID:qv7OqIoX0



芳乃「破壊の力とー、誕生の力とー、再生の力がありましてー」



P「芳乃? あれ、そういえば学校……」

芳乃「……わたくしはー、自ら通学し、帰って来ているのでしてー」ムスッ

P「あ、そう……まあいいや。んで、今話してくれたのは、ダイオウカーの力の根源ってやつか?」

晶葉「芳乃の言う通りだ。遥か昔……この世界では大きな争いが起きた」

晶葉「破壊の力を振るう存在と、それに抗う英雄たち……英雄たちは、破壊の力に対抗する為に、誕生の力と再生の力を手に入れた」

晶葉「ヤタノカガミは、そのうちの誕生の力の一端を使用して作られた物……誕生の力の本質は、無限に生み出されるエネルギーだ」

晶葉「そのエネルギーを法術として変換し、ダイオウカーの力にする。その力は絶大であり、あらゆる力を凌駕する」

P「んー、よくわからんが破壊の力ってのは破壊者みたいなやつってことか? んでそれに対抗して、出自はよく分からないけどその誕生の力だとかを使うと」

晶葉「これまでのダイオウカーは、言うなれば誕生の力を使う器として、新しいダイオウカーが耐え得るのに必要なデータを収集する為に運用していたと言ってもいい」

晶葉「必要なデータも、機体も用意できた。後はそれを使い、破壊者を打ち倒すだけだ」

P「ふうん……無限のエネルギーって何か凄いな。ていうかそんなメチャクチャに強い力なら、破壊者との戦闘で色んな物もぶっ壊したり吹っ飛ばしたりしそうだけど」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 18:59:41.07 ID:qv7OqIoX0

P「あ、でもそういう時は再生の力? っていうのは使えばいいのか? 再生ってことは元に戻すことが出来る力ってことだろうし――」

麗奈「……英雄たちは……そうね、どっかのバカの言葉を借りるなら、そいつらは偶像の象徴とでも言えばいいのかしらね」

麗奈「英雄たちは、誕生の力と、再生の力を手に入れた。破壊の力に抗う為に……だけど、それは不完全な物だったのよ」

P「不完全?」

麗奈「誕生の力を得ることが出来た。再生の力は……ダメだったのよ」

麗奈「ただ結果として、英雄たちは誕生の力と、不完全だけど何となく手に入れた再生の力を使って、破壊の力を退かせたってことよ」

P「なるほど。つまりぶっ壊したものは直せないと。まあ破壊者を倒すのが仕事だからいいんだろうけど……あ、もしかして草薙剣って」

晶葉「そうだ。ヤタノカガミを格納している月から落としている剣……誕生の力を使い、莫大なエネルギーを生み出している必殺の力だ」

晶葉「現行のダイオウカーそのものには誕生の力は無く、武装として標準搭載出来ないから戦闘時に適時月から下ろしている」

P「歌鈴も草薙剣を使うのは辛そうにしてたからな……それだけ凄い力を持った武器ってことか」

晶葉「現行機では草薙剣を一振りするのが限界だ。それ以上使用すれば一瞬でフィールドジェネレーターが崩壊、機体もバラバラになるほどだ」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 19:00:12.15 ID:qv7OqIoX0
晶葉「だがようやく、誕生の力を受け止めれるだけの機体を作ることが出来た」

晶葉「ヤタノカガミが使えなかったとしても、新しいダイオウカーならば草薙剣を存分に振るうことが出来る」

麗奈「そうなれば破壊者との戦いも、まずアタシたちが負けることはない。それで、この世界は助かるのよ」

P「ん? いやまあ確かにそういう力を好きに使えるなら、破壊者との戦闘も楽勝っていう話は分かるんだけど、物凄い強さの破壊者が来るかもしれないし……」

麗奈「それは無いわ」

P「え?」

麗奈「それは無い、それだけは……無いわ。この世界はその局面にいない。誕生の力が使えるなら、それでこの世界は勝てるのよ」

P「そ、そうなのか……まあ、それだけ凄い力なら、早く新しいダイオウカーを使えるようにしないとな」

晶葉「そうだな。それじゃ早いところヤタノカガミについて千秋に相談しに行くか……ほら、善は急げだ、行くぞ」

……
…………
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 19:00:50.80 ID:qv7OqIoX0
――夜、ブラックパールガーデン、ブラックパール城(レッスン場)

「「「ええー!!」」」

歌鈴「Pしゃっ、一緒に海に行かないんでしゅか!?」

P「どんだけ噛むんだ」

珠美「珠美たちを羞恥に晒すだけではなく、ご自分は安全なところに避難するということですか!!」

紗枝「あんさん……さっきのお話、よう聞こえへんかったので、もう一度お願いしますえ?」

P「いやだから撮影の仕事は俺じゃなくて翠が伝手で取ってきたって朝話したろ……」

紗枝「……」ギロッ!

翠「いえ、その……何処から薙刀を出したのかは分かりませんが、刃をこちらに向けないでください……」

芳乃「……」ハァ、ハァ……

あやめ「練習お疲れ様です、芳乃殿。今のうちに水を飲んで落ち着きましょう」

芳乃「むー……」

歌鈴「せっかくみんなで海に遊びに行けると思ってたのに……」

P「いや仕事だからねキミたち。まぁ、俺は元々行く予定はなかったんだが、さらに別件が入ってな……」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 19:01:29.13 ID:qv7OqIoX0
翠「私が同伴する予定だったのですが、次の報告会に向けて別の準備をする必要が出来て……申し訳ありませんが」

珠美「翠殿も海へ行けないということですか?」

紗枝「……せやったら、Pはんも翠はんもおらんのに、うちらだけでどないすればええんどすか?」

翠「一応、撮影の件については美優さんに引き継いでいますので」

P「春霞の仕事については問題ないとは思ってる。あと、俺と翠の仕事は出張だから2日ほど帰れないからな」

あやめ「それはP殿と翠殿、お2人は同じお仕事ということでしょうか?」

翠「報告会の件で、ダイオウカーの運用について変更される内容が大きいので……事前のすり合わせを慎重に行う為に2人で行くことになりました」

歌鈴「ダイオウカーの?」

あやめ「もしやそれは、開発室で作業をしている……」

P「まあ、新型の話だ。だから皆にとっても重要なことだし、今回の付き添いは楓さんと美優さんの2人だけになるが、我慢してくれ」

珠美「それを言われてしまうと……仕方がないですね」

……
…………
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 19:02:18.11 ID:qv7OqIoX0
――週末、静岡県、熱海市、熱海サンビーチ(海岸)

歌鈴「海だー!」

珠美「なんだかんだと、海に来ると幾らかは楽しい気分になりますね」

紗枝「お天道様も昇って、ええ撮影日和やわぁ」

芳乃「ほほー……」

あやめ「楓殿、わたくしたちはどうしていればよいでしょうか?」

楓「スタッフのみなさんにご挨拶しておきましょうか。美優さんは監督の人と撮影のお話をしているところですし」

歌鈴「はぁい。はぁ……Pさんも一緒に来てくれたらなぁ」


……
…………
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 19:02:44.60 ID:qv7OqIoX0
――東京都、某所(車内)

P「よし終わり……次は飛行機か」バタンッ!

翠「今から空港に向かって飛行機に乗って……現地での打合せが終わる頃にはもう夜になってそうですね」

P「まあ北のほうには黒川千秋が行ってるからいいけど……それにしても体が足りないな」

翠「仕方がありません。疲れを残さないようにしませんと……」ペラッ、ペラッ

P「何見てんの?」

翠「これですか? 今日宿泊予定の旅館の案内ですが……読みますか?」

P「いや俺運転してるから……ってあれ、ホテルじゃないの?」

翠「はい」

P「まあビジホよりはのんびりできるし……気になる場所でもあったのか?」

翠「いえ、Pさんと外泊するのでしたら、なるべく良さそうなところがいいかと思いまして」

P「……俺は突っ込まないからな」

翠「えっ? い、いえ……その、ここでするよりは、旅館に到着してからで……」

P「いやそういう話じゃなくてだな……」

……
…………
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 19:03:33.51 ID:qv7OqIoX0
――静岡県、熱海市、熱海サンビーチ(海岸)

「この後は人数分けて別々に撮影しますので、組み合わせなんですけど」

美優「えええ……えっと、それじゃあ、私たちのほうで付き添うのは……」



歌鈴「美優さん、大変そうですね……」

あやめ「普段はP殿や翠殿が、わたくしたちのお仕事の段取りを整えてくれていますからね」

珠美「というよりも、来るとき一緒だった楓殿は一体どこに……」

紗枝「ほんまや……うちらが水着に着替えとるときはおったのに」

芳乃「……」ピクッ



「……導かれてここまで来たけれど、どうやら行き詰まっているみたいね。三船美優」




美優「えっ?」

歌鈴「へ?」

あやめ「何者……」

紗枝「あの服装……お城のめいどはんの衣装や」

珠美「いえ、というか、あの女性が担いでいるのは……」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 19:04:09.01 ID:qv7OqIoX0
「楓はそこの海の家で堂々と酒を煽っていたわ。必要であれば叩き起こして使うのよ」ポイッ!

ドシャッ!!

楓「……」


美優「か、楓さん!? 楓さーん!!」

珠美「いやあの、楓殿は間違いなく意識がないと思うのですが……」

「酔った楓を連れてくるには、腹部に一撃を叩き込むのが一番効率的……」

あやめ「いえそれは誰に対しても同じかと」

「ところで、貴方たちは……春霞のメンバーということかしら?」

歌鈴「は、はい……」

「楓は動かず、美優もまだ不慣れでいるところ……ここからは私が、美優の代わりとなるわ」

美優「えっ? ええと……あの、すみません、お名前は……」

「……挨拶が遅れたわね」


のあ「私は……高峯のあよ」


……
…………
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 19:04:36.17 ID:qv7OqIoX0
――夕方、ブラックパールガーデン、ブラックパール城(格納庫)

整備士「はい、シミュレーターの準備終わりましたよ」

歌鈴「昼はお仕事、夜はダイオウカーの訓練かぁ……」ハァ……

紗枝「仕方があらへんやろ? Pはんがいなくても、うちらでしっかり訓練しておきまへんと」

珠美「珠美はこちらのほうが性に合ってますから、今からでも飛ばしていけますよ!」

芳乃「ほー……」

歌鈴「あ、芳乃ちゃんと一緒に訓練するのって初めてですよね」

あやめ「芳乃殿、シミュレーターでの訓練は?」

芳乃「動かしたことであればー」


のあ「春霞……今回の訓練では、これまでの破壊者との戦闘データを使用した疑似戦闘を行いなさい」


あやめ「おや……貴方は」

のあ「貴方達の担当が不在という話を聞いた……代わりに、昼間と同じように私が監視役となるわ」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 19:05:11.54 ID:qv7OqIoX0
紗枝「……だいおうかーの訓練、あいどるのお仕事と違うんやけど」

のあ「問題ないわ。貴方達がどれほどの技術、精神を持っているのか……私に見せてみなさい」


麗奈「んー……あ、のあじゃないの」


歌鈴「麗奈ちゃん? のあさんとお知り合いだったんですか?」

麗奈「連合にいたときに一緒に仕事してたのよ。まあ……腐れ縁?」

のあ「その表現……適切ではないわね。言うなれば私は分かれた身……言うほど貴方と長い時間を共にしてはいないわ」

麗奈「何でもいいけど……アンタたち、訓練やるならしっかりやんなさいよ。のあは連合で特務隊の教官やってたんだから、指導ならそれなりよ」

珠美「よくわかりませんが、つまり指導者ということですね。よろしくお願いします!」

のあ「貴方達が私についてこれるかが問題……さあ、訓練を始めるわよ」

……
…………
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 19:05:39.50 ID:qv7OqIoX0
――数時間後

珠美「……」ハァ、ハァ……

あやめ「これは……まったく……」

歌鈴「……」

紗枝「うっぷ……」

芳乃「ほほー……」ボリボリ

のあ「10分の休憩時間の終了……次のシミュレーターを起動させるわ。め……依田芳乃も、煎餅は片付けなさい」

芳乃「むー」ゴソゴソ

珠美「も、もう少し待ってください……か、歌鈴殿が……」

歌鈴「……」

あやめ「完全にダウンしていますね。歌鈴殿、起きられますか?」

歌鈴「う……」

紗枝「こないな訓練、今までやっとらんし……もう少し休まんと……」

のあ「……ダイオウカーのパイロットであれば、もう少し出来るものかと思っていたけれど……どうやら、私の認識が誤っていたということかしら」

珠美「え?」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 19:06:05.64 ID:qv7OqIoX0
のあ「これまでの戦闘は、機体性能に頼っていただけ、ということ……まさか、この程度の訓練が限界とは、思わなかったわ」

紗枝「そんなこと……」

のあ「貴方達の指導者が、余程甘いだけなのか……もしくは、貴方達の不出来の尻拭いを自らしているのか……」

歌鈴「P……Pさんは、しゃんと私たちに、色々教えてくれてます……!」グググッ!

珠美「そ、そうです! 確かに技術的なことは不得手な方ではありますが……精神の在り方や、心構えについて説いてくれました!」

紗枝「あんさん、うちのPはんのことなんて、なんも知らへんで好き勝手ばかり……!」キッ!

あやめ「み、みなさん落ち着きましょう。のあ殿も、わたくしたちがこれまでやってきた訓練は、連合のそれとはまた異なりますので……」

芳乃「……」

のあ「……そうね。今の発言については私にも非がある……最後の部分については謝罪をするわ」

のあ「ただし、訓練の不足については別……もうしばらく続けるわよ」

歌鈴「う、うええええ……」


……
…………
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 19:06:51.61 ID:qv7OqIoX0
――ブラックパールガーデン、屋敷(居間)

歌鈴「体痛い……」

珠美「いやしかし、とても厳しい方でした……」

紗枝「なんやあの人! うちのPはんのこと好き勝手言って!」

歌鈴「そうですよね。私もちょっとムッと来ちゃいました……」

あやめ「まあまあ、確かに訓練中ののあ殿の発言には思うところもありましたが……P殿がアイドルの指導はともかく、戦闘の指導について不慣れなのは事実ですし」

歌鈴「でも……私たち、Pさんに教えてもらったから、これまで戦ってこれたのに……」

珠美「とはいえ、戦闘中もP殿自ら出撃し、お力を借りているのもまた事実」

紗枝「はぁ……Pはん、はよ帰ってきぃへんかなぁ……こないないときに、翠はんと2人でお泊りなんで……」ゴゴゴゴゴ……!!

珠美「お、落ち着いてください紗枝殿……ま、まあ遅くなったので、晩御飯の用意をしましょうか」

……
…………
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 19:08:05.31 ID:qv7OqIoX0
――ブラックパールガーン、ブラックパール城(客間)

のあ「……いくら破壊者が、あの時の存在だったとはいえ……彼女たちの戦闘力は低すぎるわね」

麗奈「ま、レイナサマが直接やれば指1本で全部燃やし尽くせるけど……そうねえ、あんなもんに乗らないと戦えないなんて、面倒くさいったらありゃしないわ」

のあ「とはいえ、それは小関麗奈が生きていた世界での話……この世界ではこうして戦うのが道理……」

麗奈「法術なんてしょぼくれたモンは残ってるってのに。せめて島村やガキんちょたちくらい戦えれば何も問題ないんだケド」

のあ「……レイナ、貴方はなぜ私を呼んだのかしら?」

麗奈「ん?」

のあ「いえ、正確には私の複製品を選んだ……事態の解決を優先するのであれば、南条光や安部菜々、島村卯月、シンデレラガールのほうが余程……」

麗奈「バカね、それじゃ意味ないでしょ。この世界のことはこの世界の人間に何とかさせないと」

麗奈「アタシや他のバカたちが無理に出張って片付けても仕方がないのよ」

のあ「……そう。私はてっきり、南条光や安部菜々と顔を合わせることに抵抗があるのかと思っていたわ」

麗奈「んなわけないでしょ! ま、まあ……あいつらとまた顔合わせるのもね……アンタは口は堅そうだし、小間使い程度なら丁度良いって思っただけよ」

のあ「素直じゃないのね。南条光から受け取ったその指輪……まだ残しているというのに」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 19:08:40.72 ID:qv7OqIoX0
麗奈「これはいいのよ。義理っていうか、最後の約束っていうか……」

のあ「そう、野暮なことを聞いたわ。この世界の争いの果てが、楽園へと続いてしまうのならば話が変わってくるのも事実」

のあ「女神の2人が産み落とされているとしても、その力は無い……」

麗奈「そういうことよ。てか、この世界は何とかしておかないと、この前行ってた蜂が飛び回る世界も危ないのよ。次元が隣接してるし」

のあ「分離した他の世界の話、かしら?」

麗奈「色んなところ行ってきた中で、あそこは一番ヤバかったところね。他の世界とも近づいてるし……アタシは途中で帰ったけど、その後はどうなってることやら」

麗奈「ま、あれだけお膳立てしてやって結局滅ぶなら、それまでの世界だったってことだけど」

のあ「そう……私たちの世界とは無縁の話だけれど、思うところがあるわね」

麗奈「アンタたちはアンタたちでしんどかったでしょ。まあ、ここでこんな話しても仕方ないし、連合から持ってきたデータの照合、さっさとやっちゃうわよ」

のあ「ええ、そうね」


……
…………
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/14(火) 19:20:14.51 ID:qv7OqIoX0
----------------ここから関係ない話----------------


千佳「マジカルガールズのコーナー!」

舞「今日の魔法少女を紹介しますね。今日の魔法少女は……この子です」


https://i.imgur.com/s1K3mxz.jpg


由愛「マジカルガールフレイム。炎を操る最強の魔法少女です。その炎はあらゆるすべてを燃やし尽くすと言われています」

由愛「得意な魔法は……えっと、炎の渦のマジカルフレイム・ストーム、ジャスティス・フレイム・トラップ」

由愛「このスレ的には他の魔法も使ってますね」

舞「モバマス版のほうでは消防法を気にしていたり、実はとっても良い魔法使いさんなんですよ」

千佳「それじゃあ今日はここまで! これからもマジカルテット・マジカルガールズをよろしくね!」



――(デレステに来てくれて)めっちゃ嬉しい


----------------ここまで関係ない話----------------
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/15(水) 08:15:41.41 ID:lyFDGCNUo
>>10
これ、絶対あるやつじゃん

26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/15(水) 14:20:03.18 ID:N9hb4Gj/O
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/15(水) 17:07:26.11 ID:ajc5m1iuO
いや流石にまだ終わってないだろwww
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