芳佳「ウォッチドッグズだ」

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36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/09(水) 08:31:20.49 ID:lGACZQWV0
ファントムブレードを使って
前方にいる敵の喉に打ち込む

ローライン「ケルベン!」

−何〜

ローライン「状況はどうだ?」

−ただ今敵の首制圧しました、でも......

ローライン「どうした?」

−この敵首と思われる男はただ操り人形です

ローライン「やはりか......」

37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/11(月) 00:14:28.00 ID:azKVYOhs0
坂本「......そうか、芳佳は」

ケルベン「うん」

ローライン「何を話している?」

ケルベン「服部静夏の証言より、彼女を命令したのは宮藤芳佳......ローラインさんと同じ顔の女の子だった」

ケルベン「先の彼女を止めたのは正解だったね」

ローライン「そろそろ教えてくれるか、坂本さん」

ローライン「あの遺跡の中に隠した物の真実を」

ローライン「こうしてテンプル騎士団の成員までこんな戦時中に正気で裏切合うの物は一体なんだ」

坂本「......聖女ローラインの宝物だ」

ローライン「ローライン家のことか!?」

坂本「私には分からないが、何か決定的な物がその中に隠したと思う」

ローライン「わかった、調べるは私に任せる」

坂本「......すまんない芳佳、貴女を信じなくて」

ローライン「......」

坂本「貴女を信じるって言ったはずなのに、私はそんな簡単に貴女を疑うとは」

ローライン「坂本さん」

ローライン「一つだけ、私も貴女に謝らなければいけない」

ローライン「501にいたころの私は、坂本美緒という人を一度も信じたことはない」

坂本「......なに?」

ローライン「私は坂本美緒そして501のみんなはネウロイとテンプル騎士団に勝ってるなんと一度も信じていなかった」

ローライン「わたしはこれ以上の犠牲をさせたくないから、貴女達の信頼を裏切ったのだ」

ローライン「同じく、ケルベンも、私の傍にいる仲間達を信じたことはない」

ローライン「そこにいるリーネもね」

リーネ「......ローライン」

ローライン「私は、何時裏切られるでも分からない人間を信じる事は出来ない」

ローライン「そしてわたしは誰か信頼できる人間だったのかもわからない」

ケルベンは私の手ゆっくりと繋がった

ローライン「だから、何もかも自分と関係ないように今まで戦ってきた」

ローライン「死んだ仲間と罪のない人間のこえはずっと、忘れなかったから」

ローライン「自分がどれほど悪い奴だったのか、自分にもわかる」

ローライン「そんな自分のことは嫌いなんだ」

坂本「芳佳、お前」

ローライン「ケルベンの子供を生み出して、初めて自分はもう一人ではなかったことを気付いた」

ローライン「坂本さん達との思い出も次々覚えだしていた」

ローライン「気持ち悪いかった、昔の自分を」

ローライン「そして暖かった、みんなの優しさ」

ローライン「でも私はもう飛べない、戻れる家もなくなった」

ケルベン「......ローラインさん、あげてくたざい」

ローライン「ケルベン......ッ!?」

坂本「何も言わないぞ、芳佳」

坂本「でも一つ言っておく、貴女はまだ飛べる!」

坂本「だから、胸を張れ!私たちは友達だ、年離れた友達だ」

ローライン「坂本さん」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/13(水) 00:14:46.64 ID:SP4EIA2K0
土方「すまんない、逃がしてしまった」

ローライン「意外じゃないね」

坂本「芳佳!」

ローライン「......そういう意味じゃないだ、彼女はどうやって離れた?」

土方「漁船に入り込んで、気付いた時もう遅い」

ローライン「扶桑から離れた......扶桑はもう大丈夫だそうだ」

ローライン「ここは見逃がすほうが正解だ、扶桑の危機はなくなったからね」

ローライン「逆に追いで行くと犠牲は多くなるだろう」

坂本「......そうか」

ローライン「口調直すには時間必要だ」

リーネ「馬鹿らしい」

ローライン「そんな簡単に噛み付くな」

リーネ「うふふふ」

ローライン「それで、まだ飛べるってどう......まさか、あの子まだ生きているの?!」

坂本「ああ、土方」

土方「はッ!」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/13(水) 13:10:58.53 ID:ozT5G4680
ローライン「......ここは相変わらずだね」

九字兼定......私の仲間であった使い魔と出逢った場所だった

坂本「開けよ」

ローライン「待て、私がやります」

私は小さな祠の扉を開く
その中に祀られていた刀を見えた

ローライン「九字兼定......」

中身はある、つまり彼はまだ刀の中に

ローライン「生きていたんだ、九字兼定」

......あの時、戦友達が次々死んでいく叫び声に怖かっていて
九字兼定を拒否したんだ

ローライン「いいや、私の方があなたを捨てたかもしれない」

ローライン「......結局私は、馬鹿らしいことを繰り返していた」

ローライン「九字兼定、すまんない」

−ワン!

ローライン「!?」

頭から、子犬の声が

ケルベン「......?」

坂本「どうした?」

ケルベン「......」

ケルベン「ろーら......」

ローライン「私を許してくれる!?」

ケルベン「......」

リーネ「どうした?」

ケルベン「その......教えた方がいいかどうか」

ケルベン「お......怒るよ」

リーネ「なにか!?」

ケルベン「あの子犬」

その時、ケルベンは私の背中を抱きしめた

そして......

「ヨシかちゃんン〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ふわふわあああああああああああああああああああ」

ローライン「......はっ?」

「いいや〜ほ〜相変わらず胸はないね......ってでかくなってるじゃないか!?」

ローライン「」

「よし! まだ幼女化の魔力を与えよ!!」

ケルベン「焼いてもいい?」

ローライン「......塩を持って来て」

「うん?」

ケルベン「丸聞こえるよ、犬さん」

ローライン「どうやら契約する前に、浄化する必要はありますようだ」

リーネ「え? なにか!?」

ローライン「この刀ね!!!!!!」

リーネ「えええええええええええ!?」

「ういいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!?」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/13(水) 23:12:18.50 ID:53a4jeZh0
ケルベン「私がいるってよかったね〜」

ローライン「ああ、この子犬は九字兼定の正体だったとはね」

リーネ「なるほど、自分の姿まで維持できる程の使い魔か」

坂本「こんな奴はいま汚い物思われていた」

「よ......芳佳、もうやめてくれ」

「あァ、空にいる母が呼んでいる」

ローライン「......」

ローライン「これから、ワタシと共に戦ってくれるか?」

「カールスラントの口調か、もう半分カールスラントの人になったのう」

ローライン「」

「汝のためなら、オレはどうなんことでもやる」

ケルベン「へぇ〜」

「黙れクソ賢者」

ケルベン「うるせぇ馬鹿犬、ローラインさんの胸を触るな」

ケルベン「それ私の者だ!!!!」

「なんだと!!!......やめて!! 塩やめて!!!!」

ケルベン「ほ〜ら〜」

ケルベン「痛ッ、ローラインさん、塩辞めて」

ケルベン「痛い、やめて」

リーネ「じー」

リーネ「きゃああ!? なにするんだ!!!」

ローライン「邪気」

坂本「おい、喧嘩するんじゃない!」

ケルベン「坂本さん〜九字兼定は〜巨乳ビッチめって言ったぞ〜」

坂本「おまえら......正座しろう」

「「「「はい」」」」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/13(水) 23:20:14.11 ID:53a4jeZh0
なんとか契約を交わした
昔のような耳は頭の上に生えていた

ローライン「よし、カールスラントに戻ろう」

坂本「違うだろう? 家に戻れ」

ローライン「......いやだ」

坂本「ケルベン」

ケルベン「はい〜」

ローライン「ちょ!? おい!!!」

こうして、私は昔の家の前に立っていた

金田じいちゃんの家はなくなっていたけど、私の家は昔のままだった

ちょっと......古くなっていた

ケルベン「入れないと離せないよ!」

ローライン「わかったよ」

(カチャ)

ローライン「......ただいま」

「おやおや、お客さんです......よ......芳佳ちゃん」

ローライン「お婆ちゃん」

「......ほら、入りなさい」

ローライン「はい......」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/14(木) 00:26:00.47 ID:UpA/mmw90
ローライン「母さんは?」

「今はどこにいるかね」

ローライン「家にいないの!?」

「違うわよ、この子はあなたを探すためにあの日からずっと、夜まで全然戻って来ないわよ」

ローライン「......どうして」

「知らないわ、残るのは彼女に実際にあってから聞こう」

ローライン「」

そして、私は六時間待ていた

「ただいま」

母さんは魂なくなったみたいに入ってきた

ローライン「か」

「すみません、お客様だったね」

ローライン「」

私のことを......覚えていなかったのか

そして......母さんは奥の席に着いた

自分の頭を掴んでいた

「なんで......いないわよ」

手を伸ばして、酒を飲めよっとしていた

ローライン「......」

私は母さんの手を止めた
酒を別のテーブルに置いた

ローライン「」

「どうして、見つけないのよ」

「あの時、あの子のことを怒らなければ、あの子は家にいるのに」

ローライン「」

「返して、酒を返してよ!」

ローライン「私の顔を見てくれ」

「......はぁ?」

「誰......」

ローライン「もっと集中に」

「......あ......ああ」

ローライン「お母さん、ごめん」

「よs、よしか」

「いつ気付くか考えていたわよ、馬鹿娘」

「母さん」

「あの子はあなたを待っていたわよ、六時間あそこに座っているよ」

「......私は、芳佳に悪ィ話しを」

ローライン「......」

43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/14(木) 00:26:39.52 ID:UpA/mmw90
「ごめんなさい、芳佳悪くないのに、私は」

ローライン「母さん、私は色々ことが遭ったよ」

ローライン「楽しいことも、悪いことも」

ローライン「母さんに捨てられちゃったと思った時もあった」

ローライン「でも母さん、この四年......ずっと私を探してくれたね」

気が付いたら、私の目から暖かい水が零れていた

涙だった

ローライン「戻っていいの、かあさ......ッ?」

「いいって決まってる!!!」

ローライン「か......かあさん、かああさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「芳佳、うッ、芳佳!!!!」


この夜、私は母さんに今までのことを話した
子供を出産したことを聞いた時母さんは一瞬顔落ちたですか

すぐ戻りました

私は......まだ生きていて、よかったよ
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/14(木) 10:39:19.85 ID:1wKvnYVG0
そして、朝になった
起きた私は母さんと婆さんを探していた

ローライン「......もう時間か」

ケルベン「(フルフル)」

「あんたね、私の芳佳を......」

ケルベン「ひィ〜!!!!!」

ローライン「ケルベン?」

ケルベン「ローラインさん〜!!!!」

「......ローライン、芳佳が?」

「そう......そうだった」

「芳佳ちゃんが、あのローラインに!?」

ローライン「......昨日言ったはずだが?」

「ローラインの名を受けたなんて聞いたことないわ、そもそも......」

「やめなさい、これも運命なんだろう」

「......」

ローライン「母さんもローラインのついて知っているのか!?」

「私たちは、聖女ローラインの後代だった」

ローライン「えッ!?」

ケルベン「ローラインの後代だったんだ〜 だからどこか似ていると思ったよ〜」

「あァ?」

ケルベン「ひいいいいいいいいいいいい!?」

ローライン「......もう、母さんもケルベンをからかわないで」

「バレチャッタ?」

ローライン「ケルベン渡せないよ」

「......芳佳泣かせたら、次はないよ」

ケルベン「うん!」

ローライン「じゃあ、行って来る」

「カールスラントに?」

ローライン「うん」

「これから、宮藤芳佳になりなさい」

ローライン「えッ?」

「ローラインの名は今テンプル騎士団の成員に狙われているのなら、芳佳としていきましょう」

ローライン「......いいの?」

「どうなんことあっても、宮藤家の人なんですよ......胸を張って」

ローライン「......うん」

「それとこれを......」

ローライン「これは......巫女服」

「扶桑のウィッチの制服の一つよ、そしてこれをつけなさい」

ローライン「これはアサシンの!?」

「君の父さんのリストブレードよ」

ローライン「どうしてここに?」

「カールスラント人が届いてきた物よ」

ローライン「......おれを止めてみせよ......って」

ローライン「アンドレーさんもかなりの変人ね」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/14(木) 10:42:41.15 ID:1wKvnYVG0

フードを着いて、父さんのリストブレードも付いていた

ローライン「......母さん、婆ちゃん」

そして、わたしは家の扉を踏み越えた

芳佳「母さん、婆ちゃん、私行って来る」

「......いってらしゃい」

「いってきな」

芳佳「......いくぞ、ケルベン!」

芳佳「わたし達の支部を取り戻す!」

ケルベン「ラージャ〜」

土方用意した車を乗って、家から離れた

「......ッ、母さん」

「わかっておる、でも今度はしっかり戻ってくるわよ」

「......うん、あの人とそっくりね」

「流石、あの人の娘ね」

芳佳の母さんと婆ちゃんは
頼もしくなった娘の背中を見守っていた
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/14(木) 11:53:14.58 ID:7JvyDdZZO
蘭子「混沌電波第172幕!(ちゃおラジ第172回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1528712430/
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/15(金) 00:31:53.68 ID:Daxg1p5Z0
芳佳「おい、坂本さん」

坂本の顔はなんかまずい物食べた顔だった
......いいや、出生初めて{恐れること}に味わったみたいな顔

芳佳「坂本さん」

坂本「な......なんだ」

芳佳「何を隠しているだろう、吐け」

車乗っているまま立派な屋敷入ってしまった

そして坂本さんはなぜその入り口に私を待っていた

坂本「すぐ分かる」

ある部屋の前に立ち止めた

そして、扉をノックした

−来たようじゃ、入りたまえ

女性の声だった、いいや、女の子だ

坂本「はッ、宮藤芳佳を連れてきました」

芳佳「坂本さん」

坂本「早く入れ」

私を裏切ったのか?

いいや、坂本さんはそんなことをする訳ないだろう

−お構わなく、部屋の外にいても構わない

坂本「......」

芳佳「わかった、入ります」

扉を押し開く
その中は広間だった

たたみの部屋だった

「お久しいぶりですじゃ、ローラインさん」

芳佳「!?」

「妾のこと覚えはないか」

芳佳「......貴女、まさか」

「貴女が扶桑から離れるあの日、妾は襲われたどころだったわ」

「そして、貴女に助かれた」

芳佳「......一応聞く、ここはどこ?」

「ここは扶桑一偉いの姫様の暮しどころだ、宮藤芳佳」

「私は貴女に、恩を返したい」

芳佳「......恩?」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/15(金) 12:35:26.50 ID:+sdrzILW0
坂本「うッ、ミーナの気持ち分かった気がする」

芳佳「」

坂本「どうした芳佳、何かあったのか?」

芳佳「えっと、私扶桑海軍に入ったことになったらしい」

坂本「はッ!?」

芳佳「勿論、カールスラントに通達したらしい」

坂本「それはまずいではないか、カールスラントは彼らが」

芳佳「......いいや、通達した人は軍人ですか、そんな偉い人間ではなかった」

芳佳「引き続き、いいや......坂本さんと共に501に入隊させるつもりだったらしい」

坂本「そうか、まだ一緒に戦えるとはな」

芳佳「ケルベンは?」

坂本「そこに寝ている」

芳佳「今度は本当にカールスラントに戻るぞ」

坂本「って......天子殿はどうやってあなたと......」

芳佳「わからない、でも......悪いやつではないならどうでもいい」

坂本「おい、天子にそんな言い方」

芳佳「彼女は大した怒りはないならいいじゃないか」

坂本「問題あるよ!」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/15(金) 13:00:03.84 ID:+sdrzILW0
ようやっく、カールスラントに行けるようになった

扶桑のテンプル騎士は何かあったのかわからないですか
まとめで倒した

ケルベンの御蔭て家族と仲間直した

これから私は宮藤芳佳として戦えるようになった

カールスラント救う前にな

坂本「一緒に行かないのはすまんない、扶桑にはまだ」

芳佳「いいんだ、リーネは?」

リーネ「姉さんと合流するつもりだから、姉さんの基地に行くつもりだ」

芳佳「では、暫く分かれることなんだね」

リーネ「そうね」

芳佳「じゃあな」

飛行機に乗り込んだ私は
扶桑に来たときと違う感情を取り戻した気がする

芳佳「まだな」

ケルベン「にひひひ」

芳佳「ふん」
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/15(金) 13:10:09.11 ID:+sdrzILW0
カールスラントにいる私の支部は今テンプル騎士に奪われた......

いいや、私から取り戻したのだろう

まァ、それはとにかく

芳佳「ロータたちは無事だろう?」

(トォン!!!)

芳佳「なんだ!?」

ケルベン「なになに!?」

「何かを捕まえろ、機身はもう持たない!!」

芳佳「なんですって!?」

ケルベン「ローラインさん!!!! あれ!!!」

芳佳「あれは......龍!?」
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/18(月) 10:46:44.59 ID:OFI4t7cs0
不時着のせいで
持ってきたストライカーユニットは壊れた
バリアを張って飛行機に潰されずに済んだが
パイロットは気絶して動けない状態になってしまった

芳佳「何かあったのか」

(ザッザッ)

芳佳「!?」

「......」

不気味の鎧を纏った少女

サーニャだった......

芳佳「サーニャ!?」

サーニャ「......ローライン?」

芳佳「ここでなにをしている?」

サーニャ「遺跡......灰たちが残した遺跡がいたから」

芳佳「あの龍(ドラゴン)は?」

サーニャ「遺跡から詠み帰ったドラゴンです」

サーニャ「接近することはできなくて、困っている」

芳佳「......ストライカーユニットはあるか?」

サーニャ「ある、何をする?」

芳佳「私は龍の注意を引き逸らせる、サーニャはトドメを刺す......ってエイラは?」

サーニャ「龍(ドラゴン)になった」

芳佳「......わかった」

サーニャ「ローライン」

芳佳「うん?」

サーニャ「生きていて、よかった」

芳佳「......ああ」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/07(火) 09:37:06.24 ID:In2l2A/10
芳佳「うわァ、くさッ」

火に焼かれた人々の死体から散発してきた特殊の匂いに
芳佳は吐きそうな気持ちを抑えながら進んだ

サーニャ「味覚なくなったから、私気付かない」

芳佳「そうか、それはすまんな」

芳佳「よし、あそこだ」

飛んで回っているドラゴンは攻撃して来た人々を次々炎で迎撃していく

芳佳「見たこと制服だな」

サーニャ「最近、私達を追いでいた」

サーニャ「よく見て」

芳佳「......私とそっくり顔だな、そうか、あいつだ」

サーニャ「どうする?」

芳佳「大丈夫だ、救ってみせる」

サーニャ「......ありがとう」

芳佳「よし、行こう!」

サーニャ「はい!」
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