モバP「自宅でみりあ主催のお泊り会」

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101 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/09(火) 20:00:09.11 ID:QobFlJOw0
美嘉「アタシ?そうだねぇ...アタシは膝よりも、こうして...」

美嘉「プロデューサーに寄りかかりながら、見てみたいかなっ。いい?」

P「美嘉がそうしたいなら、かまわないよ」

美嘉「ありがとっ♪」

莉嘉「うーん...」

みりあ「どうしたの?」
102 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/09(火) 20:12:24.22 ID:QobFlJOw0
莉嘉「いや...見てて、ここなんでこうしちゃったのかなーとか」

莉嘉「自分のダメなところばっかり、目がいっちゃうんだ」

P「今の莉嘉だと、できて当然なことだからそう感じるんだよ」

P「そう感じるってことは、莉嘉が成長しているってことさ」

P「だからそんな悪い方に捉えずに、いい方に捉えて自信を深めてほしいな」

莉嘉「...そうだねっ☆ポジティブに考えないと」
103 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/09(火) 20:13:42.52 ID:QobFlJOw0
莉嘉「懐かしい映像を見て、思い出話で盛り上がろって思ってたけど」

莉嘉「ためになることも、たくさんありそうだねっ☆」

小梅「前に進むことは、大切....だけど立ち止まって、後ろを振り向いて」

小梅「歩んできた道を、また見つめ直すことも...大切...」

小梅「ダメなのは...諦めること....立ち止まるのと、諦めることは、違う...」

美嘉「いい言葉だね...」

小梅「うん...私も、そう思う...」
104 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/09(火) 20:14:14.63 ID:QobFlJOw0
P・美嘉・みりあ・莉嘉「「「「え?」」」」

小梅「あ...今のはあの子の言葉、みんなに伝えてほしいって...頼まれたんだ...」

みりあ「そうなんだ。じゃあ小梅ちゃん、あの子に伝えて」

みりあ「いいお話を聞かせてくれて、ありがとうございますっ!...って」

小梅「ふふふ...大丈夫だよ。私が伝えなくても、みりあちゃんのお礼」

小梅「あの子に、しっかり届いてる、から...どういたしましてって」

小梅「とっても、喜んでる...よ」
105 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/09(火) 20:14:50.70 ID:QobFlJOw0
みりあ「みりあたちの声、ちゃんと聞こえてたんだ!いつもありがとー☆」

莉嘉「アタシも感激したよ☆ありがとー♪」

小梅「今度は...照れてる♪」

P「なんか、一部を除いてみんなあの子になれちゃったな」

美嘉「時々”いる!”って感じることがあるしね★あの子が良い子ってことと、一緒にね」」

P「はははっ、違いない」

美嘉「アタシたちもちゃんとお礼、言わないと」

P「ああ。なんて伝えようかな?」
106 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/09(火) 20:15:33.52 ID:QobFlJOw0
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---

P「懐かしいけど、いろいろ学ぶところがあったな」

美嘉「ためになったよね★定期的に今日みたいなことをするの、いいかもね」

P「ああ、考えるよ。さてと、そろそろ寝ようか」

P「みんなはここに布団を敷くから、ここで寝てもらっていいかい」

みりあ「プロデューサーは?」

P「俺は自分の部屋で寝るよ」

みりあ「えー!?みんなで一緒におやすみしよーよ!」
107 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/09(火) 20:18:04.21 ID:QobFlJOw0
P「流石にそれはダメだよ」

美嘉「流石に...ねぇ...?」

みりあ「む〜〜〜っ...前はプロデューサーが一緒に寝ようって」

みりあ「みりあと茄子さんに言ってくれたのに」

P「え?」

美嘉「はあ?」

小梅「え...?」

莉嘉「Pくん...どういうこと?」
108 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/09(火) 20:18:52.76 ID:QobFlJOw0
P「(心当たりがあるのは...)」

P「あのー、みりあ?俺はどういう流れで、そんなこと言ったんだっけ?」

みりあ「覚えてないのー?えっとね。お仕事の都合で、みりあがあいさんのお部屋にお泊りしたとき」

みりあ「いろいろあって、茄子さんのお部屋にお泊りすることになったの」

みりあ「その時、茄子さんのお部屋にプロデューサーがいてね....」
109 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/09(火) 20:19:33.94 ID:QobFlJOw0
〜回想〜

みりあ『お邪魔しまーす』

P『あれ?みりあ?みりあじゃないか。おいでおいでー♪』

みりあ『プロデューサー、こんばんわー!』

P『今日も元気で可愛いなー♪なでさせてー』

みりあ『いいよー♪あはは、今日のプロデューサー、いつもとなんだかちがうねっ』

P『酔ってるからなー...嫌だった?』

みりあ『ううん!そんなことないよっ☆...ふ、ふわぁ...』
110 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/09(火) 20:20:09.90 ID:QobFlJOw0
P『ははは、眠たいか。もうこんな時間だし...ふわぁ...俺も限界みたい...』

茄子『ふふっ♪それじゃあ、私のベッドを使ってください』

P『ああ...悪いね...って、茄子はどこで寝るの?』

茄子『私はソファーで眠りますから』

みりあ『それは茄子さんに悪いよー!』

茄子『気持ちはうれしいですけど、二人はお客さんですし』

茄子『ベッドは一つしかありませんから...って、Pさんどうかしましたか?』

P『いや、いけるんじゃないかと思って』

みりあ『何が?』
111 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/09(火) 20:21:10.45 ID:QobFlJOw0
P『茄子のベッド、大きめのサイズだから三人一緒でも大丈夫じゃないかなって』

みりあ『ん〜〜?確かに...三人一緒でも、大丈夫そうだねっ♪』

P『みりあもそう思うか!よしっ、三人で一緒に寝よう!』

茄子『さ、さすがにそれは...』

P『今日は寒いし、ソファーで寝て風邪なんか引いたら大変だろ』

みりあ『そうだよ、茄子さんー』

茄子『...本当にいいんですか?』

P『いいもなにも、俺が言い出したことなんだから』

茄子『...ふふっ♪それでは謹んで、ご相伴に預からせて頂きます♪』
112 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/09(火) 20:21:39.31 ID:QobFlJOw0
〜回想終了〜

みりあ「こんなことがあったよー」

莉嘉「へぇー....」ニヤー

小梅「Pさん...」

美嘉「(色々聞きたいけど、事の成り行きを見守ろう...)」

P「(あの時の状況を作った犯人は、俺だったのか)」

P「(酔っていたことは、言い訳にできないし....うーむ)」

P「ははは、それじゃあ俺も一緒させてもらおうかな」

みりあ「うんっ♪そうしよー☆」
113 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/09(火) 20:43:07.88 ID:QobFlJOw0
美嘉「(え!?本当にプロデューサーと一緒に寝るの?)」

美嘉「(そんな心の準備、全然できてないよー!?うぅ〜〜〜!?)」




小梅「おやすみなさい...」

P「みんなおやすみー」

みりあ「おやすみなさーい☆」

莉嘉「おやすみー☆」

美嘉「おやすみなさい...」

美嘉「(まあ、こうなるよね)」

小梅・P・みりあ・莉嘉・美嘉の順番で並んでる
114 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/09(火) 20:45:24.10 ID:QobFlJOw0
莉嘉「にひひっ...お姉ちゃん、P君のとなりじゃなくて、残念だった?」

美嘉「なっ!?そういう莉嘉こそ、残念だったんじゃないの?」

莉嘉「少しね。でもこうして、お姉ちゃんと一緒に寝るの久しぶりだから」

莉嘉「嬉しいよー☆お姉ちゃんは?」

美嘉「そういえば...ふふっ★アタシも嬉しいかな」

小梅「人肌の温もり...落ち着く...もっと、寄り添っても、いい...?」

P「ああ、いいよ。俺も同じ気分だしね」
115 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/09(火) 20:46:33.27 ID:QobFlJOw0
みりあ「不思議だよねー?寒さとか暑さは関係ないのかな?」

みりあ「茄子さんのお部屋の時と一緒で、ほわほわして、ぐっすり眠れそう」

P「小梅も言ったけど、人肌の温もりって、温度とか関係なく心地よくなるよね」

みりあ「だねー...ふわぁ...もう眠くなってきちゃった」

みりあ「もう少しこのまま、お話したかったのに...んん...」

P「また明日、これからも話す時間は作れるさ」
116 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/09(火) 20:49:02.01 ID:QobFlJOw0
P「今は、明日を頑張るためにも、寝なさい」

みりあ「うん...おやすみ...な...さい...」

P「おやすみ」

小梅「...スー...」

莉嘉「クゥ.....ヒュー...」

美嘉「(やっぱ、”いいパパ”じゃん★)」

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---

P「ん...朝...あれ?」

小梅「スー....」

莉嘉「スピー...」

P「(右に小梅は昨日通り、左に莉嘉がくっついて寝てる?)」

P「(みりあ、それに美嘉もいない?あ、台所からいい匂いが...)」
117 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/09(火) 20:51:23.03 ID:QobFlJOw0
みりあ「よいしょっと...あ、プロデューサー、おはよー♪」

P「おはようみりあ」

小梅「ん...おはよう、みりあちゃん、Pさん...」

みりあ「小梅ちゃんもおはよー♪」

みりあ「美嘉ちゃんと朝ごはん作ってるよっ。もう少しで出来上がるから」

P「おおっ、ありがとう。それじゃあ顔を洗いに行こうか...ん」

莉嘉「スピー...んん...」スリスリ

小梅「...」

P「....おりゃ!」
118 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/09(火) 20:52:33.73 ID:QobFlJOw0
ぺしっ

莉嘉「あうっ!?う〜〜〜ひどいよP君...」

莉嘉「寝たふりしているJCに、デコピンするなんて!」

小梅「自分で寝たふりって、言っちゃうんだ...」

美嘉「こーら、莉嘉?だらだらしてないで、顔を洗ってきなさい」

莉嘉「はーい...あれ?お姉ちゃん、なんだか上機嫌だね?」

美嘉「まーね★こんなに素敵な朝だったからねっ、上機嫌になるよ」

P「なるほど」

みりあ「そんな朝にピッタリな朝ごはんを作ってまーすっ☆」
119 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/09(火) 20:53:46.89 ID:QobFlJOw0
みりあ「美味しく食べるために、顔を洗ってきてくださいっ♪」

みりあ「小梅ちゃん、莉嘉ちゃん、パパっ♪」

P「うん...おおっ!?...美嘉が仕込んだなー?」

美嘉「てへへっ♪良かったでしょ?」

P「はははっ、まあね」

みりあ「えへへー♪もうすぐ朝ごはん、できるからねっ」

みりあ「たくさん食べて、今日も頑張っていこー☆」

みりあ「それで、昨日みたいにキラキラした思い出たくさん作ろーね、みんなっ☆」

おわり
120 : ◆JBqI9RdT/Q [sage saga]:2018/01/09(火) 20:55:10.02 ID:QobFlJOw0
>>1です

本編これで完結です。
お付き合い頂きまして、ありがとうございます。
今週中には、番外編の投下をする予定です。

その際もお付き合い頂きましたら、幸いです。
それでは失礼します。
121 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:37:28.86 ID:cvtMdyNu0
>>1です。
訂正箇所があります。

>>118

 ×美嘉「まーね★こんなに素敵な朝だったからねっ、上機嫌になるよ」

 ×P「なるほど」

 〇美嘉「まーね★今日も昨日と同じくらい素敵な日になる」

 〇美嘉「そんな予感がする、素敵な朝だからっ♪」

今回の投下で番外編完結です。
お付き合い頂ければ幸いです。
122 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:38:18.31 ID:cvtMdyNu0
【番外編】

-数日後-

美嘉「(どうして...)」

蘭子「ふっふっふ...では、始めよう...」

凛「では、検察から被告の罪状を述べます」

美嘉「(どうしてこうなっちゃたのー!?)」
123 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:39:06.92 ID:cvtMdyNu0
〜20分前〜

蘭子「氷結地獄(コキュートス)からこぼれし雫...我が渇きを甘美に満たす...(カキ氷おいしー♪)」

未央「うーん♪これはいいですなー♪プロデューサーには感謝しないと」

凛「じゃあ事務所のみんなで、何かお礼しようよ」

卯月「いいですねっ♪みんなでお礼は何がいいか、考えましょう!」

美嘉「何がいいのかなー?まぁ、今度考える時間をつくろっ」
124 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:40:36.79 ID:cvtMdyNu0
まゆ「それで...Pさんはどの味付けを一番喜んでましたか?」

みりあ「どれも美味しいって言ってたけど、やっぱりケチャップが一番好きだって言ってたよ」

まゆ「なるほど...ありがとうございます。色々参考になりましたぁ」

未央「相変わらず勉強熱心ですなー」

蘭子「わが友の住処で行われた儀式、世界が廻った暁には...(いいなー...次は私も参加したいなー)」

美嘉「次がある、前提なんだ」

凛「それはそうだよ。ないとおかしい」

まゆ「ですよね。ないと不公平です...ふふふっ♪」
125 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:41:23.64 ID:cvtMdyNu0
奏「お疲れ様...あら、楽しそうね。何の話をしてたのかしら」

卯月「みりあちゃんたちがプロデューサーのお家に、お泊りしたときのお話です」

飛鳥「ああ、件の...美嘉さんやみりあの表情をみれば、どうだったのか窺えるね」

みりあ「とっても楽しかったよー☆プロデューサーと一緒にお昼ご飯作ったりね」

みりあ「みんなでお買い物行って、そのあと公園で水遊びして...」

卯月「思い出いっぱいですねっ♪」

美嘉「密度の高い一日だったよ★ふふっ...ん?」
126 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:42:02.00 ID:cvtMdyNu0
美嘉「(待って!?このまま話が続くと、アタシ流れ弾飛んできて)」

美嘉「(大惨事にならない?)」

みりあ「みんなで初ステージのビデオをみて、それでね...」

みりあ「みんなで一緒に、お休みしたのー☆」

美嘉「!?....(あれ?)」

未央「...それは楽しかっただろーね♪羨ましいなー」
127 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:43:06.05 ID:cvtMdyNu0
卯月「みんなで一緒にお休みって、修学旅行みたいですねっ♪」

奏「そうね。その例えがしっくりくるわ」

まゆ「あ、奏さんと飛鳥さんもカキ氷いかがですか?」

飛鳥「頂くよ。ブルーハワイはあるかい?」

奏「私はレモンでお願い」

蘭子「貢物が...赤と白の脈動が足りん(私もおかわり!いちご練乳でお願いします)」

まゆ「はーい」

美嘉「(みんな意外と...気にしてない?...なんだ、アタシが気にし過ぎか)」
128 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:43:37.24 ID:cvtMdyNu0
<ガチャ!

留美「みりあちゃん、おまたせ。さあ、仕事に行きましょうか」

みりあ「はーいっ☆それじゃあいってきまーす!」

一同「いってらっしゃーい」

<バタン!

凛「....さて、と...」






凛「確保ーーーーっ!!」
129 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:44:12.61 ID:cvtMdyNu0
未央・まゆ「...」スッ

美嘉「え、ええ、えっ!?ちょっと、何!?」

未央「美嘉ねぇ、正直に話したら罪はかるくなるよ?」

美嘉「罪も何も...未央とまゆちゃん、アタシをどこへ連れてくつもりなの!?」

まゆ「まあまあ♪」

美嘉「ちょ...どこに連れて行って、何が始まるのー!?」
130 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:45:21.71 ID:cvtMdyNu0
-現在・事務所会議室-

美嘉「(そんなことで、アタシは今被告として裁判に掛けられてる....)」

凛「...あまつさえプロデューサーと夜を共にした...以上のことから検察としては...」

凛「極めて重い刑を要求します!」ビシィッ!!

美嘉「略したら極刑じゃない!なにするつもりなのよー!?」

蘭子「被告は静粛に!」ガンガンっ!!


未央「しぶりんったら...ノリノリで楽しそうだねー」

奏「それにしても、彼女はいつから、ああいうキャラになったのかしら?」

卯月「割と最初っからだと、思いますよ?」

まゆ「確かに...」
131 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:46:01.80 ID:cvtMdyNu0
蘭子「続いては弁護人、述べよ!」

飛鳥「今回被告の弁護を任されたものです」

美嘉「弁護人、飛鳥ちゃん頼んだよー!」

飛鳥「任せてほしい。さて...」

飛鳥「確かに、被告は重大な罪を犯しました」

美嘉「うおいっ!?」

飛鳥「しかしやむにやまれぬ状況だったことも、事実です」

飛鳥「そこで弁護人としては、情状酌量による減刑を要求します!」

美嘉「無罪を要求してよ!」

蘭子「被告は静粛に!」ガンガンっ!!


未央「...魔女裁判?」

奏「他に言いようがないわね」

卯月「でも...仕方ないと思いますよ?」

まゆ「そうですねぇ、これは仕方ありませんね」
132 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:46:50.81 ID:cvtMdyNu0
美嘉「うぅ...不条理だよぉ...」

凛「それでは検察から、被告が犯行を行う意志...もとい下心があったことを示す」

凛「決定的な証拠を提出いたします...裁判長!これを見てください!」

蘭子「そ、それは...忘れらぬ...痛みを伴いし記憶の断片!?(あ!あの時の...あぅ...私も思い出しちゃった...)」

凛「そうです!この下着の色違いを!被告は当日身に着けていたのです!」

蘭子「わが友を堕落に導く禁忌の衣...!(だって、あれはプロデューサーも...その...)」

蘭子「ラグナロク...汝はその先触れとなるつもりだったのか!?(もー!抜け駆けする気だったんでしょー!)
133 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:47:28.07 ID:cvtMdyNu0
美嘉「なんで知ってるのよっ!?」

凛「裁判長!今被告は犯行を自白しました!」

蘭子「破滅の刻は、また一歩近づいた!(ぎるてぃ!ぎるてぃですっ!)」

美嘉「ああ!?しまった!?」

凛「ちなみに先ほどの情報は、内部告発によるものです」

凛「電話で、”美嘉凄かった?”と聞いたら、無邪気にいろいろと聞かせてもらえました」

美嘉「莉嘉ーっ!!簡単に手玉に取られないでよ!」

凛「検察からは、以上となります」
134 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:47:58.26 ID:cvtMdyNu0
まゆ「電話で話しただけで、色違いの下着の写真を用意できますかねぇ?」

未央「らんらんも、心当たりがある話し方してたよね?」

奏「あとで二人にも、詳しく話を聞かせてもらいましょう」

卯月「プロデューサーさんにも、ですねっ♪」
135 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:49:21.25 ID:cvtMdyNu0

飛鳥「オホンっ、では私弁護人は、被告に悪意...下心がなかったことを証明するために」

飛鳥「証人二人を呼んでおります...さあ、頼んだよ」

小梅「証人の...一人、白坂小梅、です...」

蘭子「む?我を謀っているのか?(二人ですよね?小梅ちゃんと誰ですか?)」

飛鳥「もう一人の証人...それは...!」

小梅「私と...あの子、です」

凛「裁判長!あの子は証人として、不適切だと主張します!」
136 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:50:15.55 ID:cvtMdyNu0
蘭子「戯れに付き合うのも、また一興(まあ、とりあえず一度お話を聞きましょう!)」

飛鳥「ありがとうございます。では...どうぞ」

小梅「はい...Pさんのお家に、お泊りしたとき...」

小梅「美嘉さんに下心は、なかったと思います...」

小梅「美嘉さんは、ずっとみりあちゃんや莉嘉ちゃん、それに私に気を遣ってくれて」

小梅「本当のお姉さんみたいに、接してくれて、すごく...楽しかったです」
137 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:51:16.51 ID:cvtMdyNu0
小梅「ずっと一緒で、その...凛さんが蘭子ちゃんが、思ってるようなことは、なかった...よ?」

小梅「それに、みりあちゃんが一緒にお休みしたいって、言ったとき...」

小梅「美嘉さんは、むしろみりあちゃんを説得、しようとして、ました」

小梅「あと、美嘉さんはPさんと、一番離れた場所だったよ?」

小梅「あの子も、私と同じことを、証言して...います」
138 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:51:59.81 ID:cvtMdyNu0
飛鳥「さて、裁判長も検察も、証人たちがどのような人物か、よくご存じのはず」

飛鳥「下着の件...確かに疑念を生みました。しかしそれを犯行の決定的な証拠するのは、いかがでしょうか?」

蘭子「うーむ、我も知りし、無垢なる輝き...(小梅ちゃん、嘘はつきませんよねー)」

美嘉「そうそう♪小梅ちゃんはとってもいい子っ♪」

凛「くっ...!あの子も、漠然とだけど...小梅ちゃんと同じだってわかってる...」

美嘉「だよね、だよねー★」
139 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:53:24.22 ID:cvtMdyNu0

未央「証言だけで、いろいろ覆りそうだね」

奏「裁判長も検察も弁護士も...被告も身内だものね」

まゆ「人柄をよく知っているから、小梅ちゃんの証言は強力ですね」

卯月「小梅ちゃんは嘘なんてつきませんよね」


小梅「よくわからないけど、良かったね、美嘉さん...」

美嘉「うんうん★ありがとうね、小梅ちゃん♪」

小梅「あ...でもPさんのベッドに、黙って横になるのは、良くないよ...?」

美嘉「うんう...んっ!?」

小梅「今あの子が教えてくれて...あ、あれ...?みんな、どうしたの?」

蘭子「証人よ...真実を照らし出すのだ(もっと詳しく、お話してください)」

小梅「えっと...あの子が、言うには...」
140 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:54:18.65 ID:cvtMdyNu0
〜お泊り会・二日目早朝〜

-Pの寝室-

美嘉「おじゃま...しまーす...」

美嘉「...プロデューサー、ごめんね....」

美嘉「....」

バフっ!!

美嘉「......♪」ゴロゴロゴロっ♪

美嘉「ふふふっ♪そっか...これがプロデューサーの膝上の...ふふふっ♪」

美嘉「うーん...昨日素直に応じてればよかったなー」

美嘉「こんなにいいものだって、知ってたらなー...」

美嘉「よしっ!堪能した。さーて、朝ごはん作ろっと★」

美嘉「今度チャンスがあったら、本当に座らせてもらおうかな?」

〜終了〜
141 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:54:59.96 ID:cvtMdyNu0
小梅「...以上が、あのこが見たこと、です...」

小梅「Pさんもいいって、言ってくれたから、お願いすれば...あ、あれ?」

蘭子「.....」

凛「....」

飛鳥「.....」


未央「....終わったね」

奏「これは...もう巻き返しは無理ね」

まゆ「一転して、今度は強力な告発ですね...」

卯月「小梅ちゃん...嘘つきませんからね...」
142 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:56:48.03 ID:cvtMdyNu0
蘭子「被告よ、今の告発に対して異議はあるか?(どうなんですか、美嘉さん...)」

美嘉「あ、あははは...★」ニコッ

蘭子「....」ニコッ

ガンっ!!

蘭子「極刑に処する!(はぁーい、有罪ですっ♪)」

美嘉「うえぇえええええっ!!?」

凛「検察としては、判決に満足しております」

飛鳥「弁護人としは、これ以上抗弁することを放棄します」

美嘉「諦めるの早いって!?」
143 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:57:25.78 ID:cvtMdyNu0
小梅「美嘉さん...余計なこと、言っちゃったみたいで...ごめんなさい」

美嘉「い、いや?小梅ちゃんは悪くないよ」

蘭子「それでは刑について、述べよう!(罰ゲームの内容は...)」

蘭子「大量地獄にて、我が配下にその身を蝕まれ...叫喚するがよいっ!!」

美嘉「何それ!?なにするつも...」

凛「はい、アイマスクをしてください」

美嘉「あっ!?何も見えない...ねぇ?なんかたくさん人が近づいてない?」
144 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:58:18.37 ID:cvtMdyNu0
未央「おー!これは、大変ですなー」

奏「加減が苦手そうな配下さんたちね。美嘉、頑張りなさいよ?」


美嘉「え!?何々!?何が起こってるの?」

蘭子「ふっふっふ...それでは配下たちよかかれ!(じゃあみなさん、宜しくお願いしまーす♪)」

美嘉「...っ!!」
145 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:58:49.38 ID:cvtMdyNu0
薫「美嘉お姉ちゃん、こしょこしょだよー♪」

仁奈「仁奈もこしょこしょするでごぜーますですよ♪」

美嘉「え!?ちょ...あはははっ♪くすぐったい...ふふっ♪」

こずえ「こずえもー...するのー」

千枝「千枝もくすぐりますっ♪こしょこしょー♪」

美嘉「あはははっ♪苦しい...降参、降参だよー★あははっ♪」
146 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 19:59:26.77 ID:cvtMdyNu0
まゆ「あらあら♪可愛らしい配下さんたち♪」

卯月「美嘉さん、苦しそうというより、嬉しそうですねっ♪」

奏「まあ酷いことはしないと思ってたけど、これは罰になるのかしら?」

未央「らんらんもしぶりんもあすあすも満足したみたいだし、いいんじゃない?」

奏「確かに...やりきって、充実した表情をしてるわね」

まゆ「美嘉さんも、今明らかに楽しんでますしね♪あら?小梅ちゃんも加わりましたね」

卯月「みんな楽しそう♪うふふっ♪」

卯月「楽しい雰囲気でまとまって、良かったです♪」









愛海「ちっともよくないよー!」
147 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 20:00:13.81 ID:cvtMdyNu0
愛海「なんで!?なんであたし別室で檻に入れられてるの!?」

愛海「うーーー!早苗さん、出してよー!」

早苗「悪事を行わないって誓えるなら、もちろんいいわよ?」

愛海「もちろん行わないよー!私はただ...」

早苗「ただ?」

愛海「.................」

早苗「.................」

愛海「.......................................」

早苗「.......................................」

愛海「............................................................」
148 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 20:00:44.66 ID:cvtMdyNu0
早苗「....その無言こそが、事を雄弁に語っているわよ?」

愛海「分かりました。正直に話します」

愛海「小さい子に混じって、カリスマJKのお山を登りたい...」

愛海「ああ!?なんで!?なんで檻の出入り口を鎖で縛るの!?」

愛海「あ〜〜んっ!!正直に言ったのに〜〜!?」

早苗「正直に言えば、何とかなるものでもないわよ!」

愛海「そんなー!?」

終わり
149 : ◆JBqI9RdT/Q [saga]:2018/01/14(日) 20:06:25.94 ID:cvtMdyNu0
>>1です。

以上で完結となります。お付き合い頂きまして、ありがとうございます。
次回は前回安価を取らせて頂きました通り、比奈をメインとした話を投下させて頂きます。
タイトルは変更される可能性があることをご了承ください。

それでは失礼します。
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 20:34:59.69 ID:ZI00jQPdo

これ極刑がご褒美になってないかww
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