【安価】異次元の終着点

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61 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/08(金) 20:30:52.43 ID:EkwNiAqn0
男「慣れてない所で不安が強いだろう。俺の住んでる屋敷に泊まるか?」

男「...まぁ、お前をここに飛ばした張本人もそんな事を言ったらしいが」

お嬢「うぅぅぅ...」

男「しょうがねぇか。これをやる」スッ

お嬢「これは...?」

男「屋敷の合鍵だ。無くすなよ」

男「嫌だったら壊してくれ。じゃあな」
62 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/08(金) 21:44:19.38 ID:EkwNiAqn0
男「ふぅーん」

男「もう寝るか」

銀髪「私も一緒に」

男「流石に倫理的にアウト」

銀髪「こんな世界の外れで...」

男「とにかく、俺はもう寝る。おやすみ」
63 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/08(金) 21:46:22.25 ID:EkwNiAqn0
お嬢「はぁ」

お嬢「なんて狭い世界」

お嬢「こんな所で生活するのね...」
64 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/08(金) 21:47:09.21 ID:EkwNiAqn0
下2>>お嬢の行動
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 21:52:18.41 ID:ZmGR0jP+0
決意表明として髪型をショートにする
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 21:54:12.89 ID:HcXyQIoEO
懐にいたハムスターと戯れ
67 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/09(土) 19:08:11.53 ID:dHi0NEuO0
お嬢「はぁ」

ハムスター「キュ?」


お嬢の服の懐に居たハムスターが鳴く


お嬢「あ、ハムスターちゃん」

ハムスター「?」

お嬢「ふふ、可愛いわね」ツンツン

ハムスター「キュン!」


ハムスターは驚いている
68 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/09(土) 19:10:51.11 ID:dHi0NEuO0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ハムスター「...」スースー

お嬢「...寝ちゃったね」


お嬢は再び懐にハムスターをしまう


お嬢「私も寝床を探さなければ...」
69 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/09(土) 19:15:58.94 ID:dHi0NEuO0
下2>>お嬢の今日の寝床
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 19:19:59.62 ID:Uv8yzXqzO
kskst
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 19:21:02.28 ID:H1/l+OkDO
汚いゴザ
72 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/09(土) 19:39:54.67 ID:dHi0NEuO0
お嬢「あれは...」


そこにあったのは、相当年季が入ったであろうゴザだ


お嬢「どうにか寝れそうなサイズではあるわね」

お嬢「この際贅沢は言ってられないわ。寝ようかしら」


お嬢は床についた
73 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/09(土) 19:47:41.35 ID:dHi0NEuO0
男「あぁ、良く寝た」

男「ここ最近で一気に生命活動を行う生き物が増えたな」

男「そろそろ何か飛来してくるんじゃないかな」


空を切る音が聞こえる


男「勘が発達したようだ」
74 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/09(土) 19:48:46.60 ID:dHi0NEuO0
下1>>漂流して来た物や生物
下2>>どうやって来たか
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 19:52:19.05 ID:dlUTh8Hj0
TUBAME
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 19:53:10.90 ID:9e77Yx65O
異次元を切り裂いてきた
77 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/10(日) 08:58:55.20 ID:DZQW5Fxe0
男「なんだなんだ?」


外では、風を切り裂く音が聞こえる


燕「イェァ!ここは何処だァ!?」

男「...くそっ、良く見えねぇ。燕か?」

燕「俺が見えるのか?そうともさ!俺はTUBAME!」

男「危険だからどっかに止まれ!」

燕「俺はあくまで止まらねぇ!俺を止めてみせろ!」
78 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/10(日) 09:07:31.04 ID:DZQW5Fxe0
男(ソニックブームかよあれ)

男「あぁもうめんどくさい奴だな」

燕「HAHAHA!切り裂かれない内に逃げるんだな!」ヒュヒュヒュン

男「絶対止めてみせる...」

男「撃ち落としてでもなッ!」
79 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/10(日) 09:11:30.75 ID:DZQW5Fxe0
下2>>どうやって止める?
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 09:30:07.53 ID:DallHQIP0
燕返ししかないだろ
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 09:31:15.98 ID:9S/IYBirO
大根力燕返し
82 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/10(日) 14:36:35.87 ID:DZQW5Fxe0
男「はっ!」ピョイーン


男は飛び上がる


男「大根刀!!」ブォン

燕「うおっ!?てめぇどっから刀を!?」ピュン

燕「だが、距離を間違えたようだな!」


男の刀は命中しなかった。が...


男「大根力!燕返し!!」ブオン

燕「何ィーッ!?」ズシャ
83 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/10(日) 14:41:06.28 ID:DZQW5Fxe0
男「ふん、大根力の前ではこの程度か」

燕「ち、畜SHOW...」

燕「俺は逃げるぜ!あばよとっつぁん!」ピシューン

男「!?」


燕は空間を引き裂いて逃げていった


男「何だったんだアイツ...」
84 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/10(日) 14:54:41.01 ID:DZQW5Fxe0
男「はぁ疲れた」


男は肘掛け付きの椅子の背もたれに寄り掛かって脱力している


男「あれで割れないとかこの屋敷の窓凄い頑丈だな」

大根「イイン」

銀髪「お疲れなら肩でも揉みましょうか?」

男「いや、別にいいよ」

銀髪「むぅ」
85 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/10(日) 14:58:17.64 ID:DZQW5Fxe0
男「...」スースー

銀髪「結局あのまま寝ちゃったね」

大根「コン」

銀髪「折角だし散歩でもしようか」


銀髪は男の服のポケットから鍵を抜き取る


大根「ダゴン」

銀髪「れっつごー!」
86 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/10(日) 15:00:10.44 ID:DZQW5Fxe0
下1、2>>散歩の途中で見つけた物
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/10(日) 15:01:26.67 ID:5bmF1foj0
大量の放射性廃棄物。別次元から捨てられたらしい
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/10(日) 15:18:47.12 ID:zHR0yJOU0
↑+美少女ロボット(今、壊れて動かないが直せば動ける)
89 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/10(日) 15:45:38.07 ID:DZQW5Fxe0
〜汚染地帯〜

そこにある看板には、こう書いてあった

『放射性廃棄物があります!これ以上近づかないで下さい!』


銀髪「放射性廃棄物?ってなんだろう」

大根「イイダイイダ」

銀髪「えっ、危険なの?」


看板には写真も載っていて、廃棄物を収容する箱が写っている
90 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/10(日) 15:51:05.41 ID:DZQW5Fxe0
ロボット「...」ガガガッ


そこには、壊れたロボットがあった


銀髪「うーん...外見的に問題は無さそうだけど...」

大根「コンダイ」

銀髪「持って帰ってみようか」
91 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/10(日) 15:56:12.88 ID:DZQW5Fxe0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

銀髪「...という訳なんです」

男「ふぅん...じゃあちょっと修理してみようかね」

男「その代わりに頼みがあるんだが」

大根「インイン!」

男「ああ、さっきまた漂流してきたみたいだ。それを見てきてくれ」
92 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/10(日) 15:57:55.12 ID:DZQW5Fxe0
下1>>漂流して来た物や生物
下2>>どうやって来たか
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 15:58:03.88 ID:RQosIO800
メカニックのおっさん
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 15:59:33.71 ID:2ykcKICvO
圧倒的な闘気で道を切り開いてきた
95 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/10(日) 19:47:48.74 ID:DZQW5Fxe0
銀髪「うっ...なんか空気がピリピリしてる」

メカニック「よう」

大根「イン!?」

銀髪「うわっ!」

メカニック「おい娘さん。そんなビビんなくても良いだろう。おじさん悲しんじゃうよ?」

銀髪「あ...す、すみません」

メカニック「まぁいいや、ここどこ?」

銀髪「えーっと...異次元の終着点って言うらしいです」

メカニック「終着点?」

銀髪「脱出不可能だから...らしいです」

メカニック「そりゃ参ったなぁ。でも多分出れるぞ」
96 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/10(日) 19:56:50.39 ID:DZQW5Fxe0
銀髪「何故ですか?」

メカニック「だってここまで空間を切り開いて来たんだからね」

銀髪「...ちょっと皆を呼んで来ます」

メカニック「ここには、他にも誰かいるのかい?」

銀髪「ええ」
97 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/10(日) 20:00:41.61 ID:DZQW5Fxe0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

男「出れるのか...」

ロボット「私には良くわかりませんが、きっと嬉しいのでしょう」

お嬢「ふぃー...」

銀髪「じゃあ、お願いします」

メカニック「はぁぁ...」ゴゴゴゴゴ

メカニック「むんっ!」ビカーン
98 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/10(日) 20:01:23.74 ID:DZQW5Fxe0
下2>>出れる?
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 20:03:17.63 ID:RQosIO800
kskst
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 20:54:26.29 ID:6Zn5pR5m0
出られる
101 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/12(火) 19:53:34.72 ID:OdbAvkwm0
ぐにょぉぉん...


次元に穴が空いた!


男「...こいつぁすげぇや」

銀髪「私達は元の世界に帰れるんだね」

お嬢「...これじゃ只の予定より長い家出ね」

メカニック「さぁ、帰りましょう」
102 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/12(火) 19:58:50.20 ID:OdbAvkwm0
〜次元の狭間〜

メカニック「みんな、何処の世界から来たのか分かるかな?」

お嬢「私は科学世界」

銀髪「...分かんない」

メカニック「見た感じ中世世界の人っぽいしなー」

銀髪「別に、どこでもいいんですけどねぇ。元々の扱いが酷かったですからね」

ロボット「私は所有者と共に」

男「...」

メカニック「君はどの世界から?」
103 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/12(火) 19:59:52.94 ID:OdbAvkwm0
下2>>男の居るべき世界
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/12(火) 20:03:14.39 ID:umcS3KUsO
実は記憶をいじられてたがあの世界の管理者たる存在だった

故に帰る場所は存在しない
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/12(火) 20:03:40.69 ID:szWaz4lXO
106 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/13(水) 21:35:40.48 ID:mWks2ESv0
男「うぐっ!」ドサッ


男はまるで雷に打たれたかのようにして倒れた


一同「!?」

男「...ふぅ」スクッ

男「心配をかけてすまなかったな。...全て思い出したよ」

メカニック「思い出した、とは?」
107 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/13(水) 21:40:22.01 ID:mWks2ESv0
男「俺は終着点の管理者」

男「どこにも居るべきじゃないんだ」

銀髪「それはいくらなんでも可哀想です」

男「んな事言われたってもなぁ。使命は使命だからな」

お嬢「しょうがないわね。でもいつか____」

男「何か勘違いをしているな?」

お嬢「!?」
108 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/13(水) 21:44:26.96 ID:mWks2ESv0
男「異次元の終着点はゴミ溜めみたいな物だ」

男「皆は運悪く飛ばされたり連れてこられたりしただけ」

男「だから元の生活な戻ってくれ」

男「こんな所の事なんかさっさと忘れてしまった方が良い」

男「未来のある人間を潰したくないんだ」

男「...んじゃ、さらばだ」ピシュン


男は異次元の終着点に再び転送された
109 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/13(水) 21:47:05.65 ID:mWks2ESv0
それからと言うもの。退屈で慣れた日常を過ごしている

強いて変わった事があるとすれば...

大根が増えた事

...今日も退屈に待ち人生活か


END
110 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/12/13(水) 21:48:12.66 ID:mWks2ESv0
それでは、安価に付き合って戴き、ありがとうございました
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