【モバマス安価】ちひろ「大変ですプロデューサーさん!」

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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/03(日) 22:52:59.72 ID:pM04xbyDO
核兵器の実験に巻き込まれて生還
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/03(日) 22:53:13.53 ID:Dz+DXy8T0
ありすと入れ替わった
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/03(日) 23:03:37.10 ID:l1oq/vlh0
ちひろ「ありすちゃんと入れ替わってしまったみたいなんです!」

P「……」

ちひろ「何言ってんだこいつ、って目ですね。仕方ない反応です」

ちひろ「でもこれは本当の話なんですよ!」

P「ありえないでしょ」

ちひろ「いいから来てください、一大事なんですよっ!」グイグイ

P「ちょっ、ちょっと!?」

――――

ありす「あ、プロデューサーさん! 来るの遅いですよ!」

幸子「……」ズーン

P(2人共らしからぬ言動をしている!!)

P「あの……ちひろさんから聞いたんだけど」

P「なんか入れ替わったんだって?」

ありす「そうなんですよぉ! 曲がり角でありすちゃんとぶつかっちゃって」

ありす「前を見たら、カワイイボクが……!!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/03(日) 23:12:26.43 ID:l1oq/vlh0
幸子「こんなこと……ありえません……非現実的です……」ブツブツ

ちひろ(すごい落ち込んでる)

P「言っておくけど、みんなでドッキリ仕掛けてるとかだったら…」

ありす「違います!! 見てください、人差し指をほっぺに当てて」

ありす「えへっ」ニコッ

P(可愛い!!)

ありす「こんなことありすちゃんがすると思いますか!?」

P「た、確かに……」

ありす「信じてくれますよね?」ウルウル

P「うーん、そっちの幸子……いや、ありす? の意見も聞きたいんだけど」

幸子「……そうですね。これは夢じゃないみたいです」

幸子「受け入れます。私は幸子さんと入れ替わってしまったみたいです」

P(あの幸子がクールな佇まいをしてる!!)
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/03(日) 23:19:51.61 ID:l1oq/vlh0
ちひろ「どうですか? 私の言ったこと本当だったでしょう」

P「正直まだ信じきれてないですけど……でも、何でこんなことが……」

ちひろ「さっきありすちゃ……じゃなくて、幸子ちゃんが言ってましたよね」

ちひろ「曲がり角でぶつかって、起き上がったら入れ替わってたらしいです」

P「ドラマみたいですね」

幸子「プロデューサーさん、どうすればいいでしょうか」

幸子「こんな体験始めてで……これからお仕事もありますし」

P「俺も目の当たりにしたの始めてだよ」

P(2人は困惑してる。無理もない)

P(ここはプロデューサーの俺が何とかしてやらないと!)


↓2 これからどうするか
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/03(日) 23:21:34.39 ID:nmAWDhq9O
助けてあきえもん!
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/03(日) 23:24:43.65 ID:RuyYkzSDo
今日の所はこのまましごといけ
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/03(日) 23:24:58.18 ID:glXTQCovo
とりあえず後遺症がないか医者に観てもらう
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/03(日) 23:41:42.44 ID:l1oq/vlh0
P「2人共まだ混乱してるとは思う。でも、これからの仕事をキャンセルするわけにもいかない」

P「俺とちひろさんで解決策を探しておくから、2人はお互いの仕事に行って何とか乗り越えてくれ」

ありす「うえぇぇ!? 簡単に言わないでくださいよ!」

幸子「そ、そうです! そんなの無理に決まってます!」

P「休みたい気持ちは分かるけど代わりがいないんだよ……」

P「2人なら絶対にやれるから!」

ありす「うー、でも……」

幸子「……」


幸子「分かりました」

ありす「!?」


幸子「これも一つの経験です。今日一日幸子さんになりきって」

幸子「アイドルとしてひと皮剥けます!」

ありす「!!」

ありす(なるほど! これは演技力を磨く良い機会!)
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/03(日) 23:53:23.96 ID:l1oq/vlh0
ありす「ふふーん、仕方ないですね! ボクもありすちゃんになりきって」

ありす「むしろありすちゃんより、ありすちゃんっぽくなってみせますよ!」

幸子「意味が分かりません……」

P「ありがとう! じゃあ送っていくから、頼んだぞ!」

ちひろ(本当に大丈夫かしら)

――――

カメラマン「ありすちゃん、いつもみたいに頼むよ」

ありす「は、はい……よろしくお願いします」

カメラマン「じゃ、自然に動いてみてー」

ありす(自然に?)

ありす「……」クルクル

ありす「……」ニコッ

カメラマン「んー、ちょっと笑顔があざといかな」パシャッ パシャッ

ありす(笑顔があざとい!?)ガーン

カメラマン「ポーズも可愛すぎるかな。もうちょっと自然な感じで」

ありす「!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 00:06:08.15 ID:2NxHvhsK0
ありす(ポーズが可愛い……ふふっ、ボクの可愛さがにじみ出てしまったみたいですねぇ)ニヤニヤ

カメラマン「!?」

カメラマン「あ、ありすちゃん、どうしたのかな? 調子悪い?」

ありす「はっ! すみません!」

カメラマン「ちょっと休憩する?」

ありす「いえ大丈夫です! やらせてください!」

カメラマン「そう……」

カメラマン(なんかいつもより活発だな)パシャッ パシャッ

――――

司会「さて、今日はアイドルの幸子ちゃんに」

司会「超怖いと評判の絶叫マシーンに乗ってもらいます!」

司会「生中継です! 幸子ちゃーん!」


幸子「……」ガタガタ

司会「あれ? いつにも増して青ざめてるね、大丈夫かな?」

幸子(はっ!)

幸子「ど、どうもー! アイドルの輿水幸子でーす!」

幸子「今からこのカワイイボクが……絶叫マシーンに……の、乗り込んでみたいと思いまーす……」ブルブル
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 00:20:13.81 ID:2NxHvhsK0
司会「今にも倒れそうですね。でも、幸子ちゃんなら良いリアクションしてくれるでしょう」

会場「アハハハハ」

司会「じゃ、行ってみようか!」

幸子「……」ドキドキ

ガタンゴトン ガタンゴトン

幸子(動き出した……!)

幸子(ど、どうすれば……普通に乗ってればいいのかな……)

ガタンゴトン ガタンゴトン

幸子(もうすぐ落下する……!)

幸子「あ……ああ……」

司会「この世の終わりみたいな顔してますね」

司会「さあそろそろ来ますよ!」

幸子「……!!」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 00:32:31.39 ID:2NxHvhsK0

カチッ

ゴォォォォォ

幸子「ぴゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」

司会「おお!? 幸子ちゃん可愛い悲鳴を習得したんでしょうか!」

会場「アハハハハ」

司会「止まりました、また上がっていきます」

幸子「も、もう……嫌……」

幸子「誰か助け…」

幸子「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」

幸子「」ブクブク

司会「幸子ちゃん!? ちょっと、白目で泡吹いてるよ!!」

――――

P「さて、どうしましょうか」

ちひろ(今頃2人共、苦労してるんだろうなぁ)

P「ちひろさん?」

ちひろ「え……ああ、はい」

ちひろ「解決策を探るって言っても、私たちの力でどうこうできるものなんですか?」

P「んー……作り話だったら、もう一度ぶつかってみたりすれば元に戻るんですけど」

P「どうするかな……」


↓2 元に戻す方法
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 00:47:45.08 ID:cIZkXlKW0
Pが二人と濃厚なキス
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 00:48:14.50 ID:tCOt2fJK0
便利な志希にゃんケミカル
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 00:48:31.77 ID:vmLsptjw0
よしのんに相談
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 00:49:40.72 ID:29seyWl8o
チーズあんシメサババーガーを食べさせて幽体離脱したところを捕まえて元の体に入れる
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 00:59:58.35 ID:2NxHvhsK0
P「……やっぱり、頼んでみるか」

ちひろ「?」

P「志希か昌葉のどちらかに事情を説明すれば、どうにかなるかもしれません」

ちひろ「ああ……ですね。やっぱりこういうことは、その2人にお任せですね」

P「問題を起こすのも大抵その2人なんですけど、今回は助けてもらいましょう」

P「まずは志希のところへ」

――――

志希「ふむふむ、なるほどー」

P「どうにかできないかな」

志希「できるよ」

ちひろ(できちゃうんだ)

P「本当か!?」

志希「うん。入れ替わりのきっかけになる薬は作れると思う」

志希「それを飲んで、あることをすれば元通りだよー♪」

P「あること?」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 01:09:06.14 ID:2NxHvhsK0

志希「そう。そのあることっていうのは……」

――――

ガチャ

ありす・幸子「お疲れ様です」ゲッソリ

P「お、帰ってきたか! って……すごい顔だな」

ありす「はは……撮影であれこれ要求されて、それに必死に応えるのが……キツかった」

幸子「もう乗りたくないです……あんな悪魔の機械……」

P「大変だったな。本当によく頑張ってくれた。元に戻ったら美味い調理を食べに行こう」

幸子「え?」

ありす「元に戻る方法が分かったんですか!?」

ちひろ「はい、志希ちゃんが薬を作ってくれました」

ありす「え”」

P「嫌な予感はするだろうが、これくらいしか方法は無いんだよ」

ちひろ「これで失敗したら、あとは昌葉ちゃんにお願いするしかないですね」

幸子「どちらも不安ですね……」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 01:16:28.47 ID:2NxHvhsK0
幸子「だけど」

ありす「元に戻れるなら何でも来いですね!」

P「うん。じゃあ早速飲んでくれ」スッ

P「あと、それを飲むだけじゃ元には戻らないんだ」

ありす「というと?」

ちひろ「飲んでから1分間、ずっと抱き合ってないといけないんです」

ありす「なんだ、そんなことですか」

幸子「問題ないですね」

P「いいか? チャンスは1回きり。もしちょっとでも離れたら失敗だ」

P「これを作る材料が手元に無いらしいからな」

ありす・幸子「……」ゴクリ

ちひろ「誰にも邪魔されないよう部屋に鍵をかけておきます」カチャリ

P「いくぞ、準備はいいな」

ありす・幸子「はい!」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 01:25:31.04 ID:2NxHvhsK0
ちひろ「タイマーをセットします。用意してください」

ありす「ありすちゃん、いきますよ」ギュッ

幸子「絶対に放さないように」ギュッ

ありす・幸子「いただきます!」

ゴクゴク

ありす・幸子(苦いっ!)

ちひろ「飲みましたね? スタート!」ピッ

幸子「……」

ありす「……」

P「いいか、絶対に放すなよ。絶対だぞ」

ありす「フリみたいなのやめてください! 放したくなっちゃいます!」

ちひろ(染みついてますね)

幸子「さ、幸子さん……」

ありす「あ……だ、大丈夫ですよ。冗談です冗談」アハハ
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 01:31:37.02 ID:2NxHvhsK0
幸子「……」

ありす「……ん」ピクッ

ありす「あれ? なんか、体が……熱い……」

ちひろ「!!」

幸子「わ、私も……体の奥が……」

ちひろ「どういうことですかプロデューサーさん!」

P「大丈夫ですよ。これは順調にいってる証拠です」

P「志希が言ってましたから。体が熱くなった後に」

ちひろ「後に?」

P「発光するらしいです」

ちひろ「光るんですか!?」

ありす・幸子「」カッ

ちひろ「光った! 本当に!」

ありす「何ですか! 今私どうなってるんですか!」アワワ

P「落ち着け、大丈夫だから」

幸子「眩しくて何も見えません」

ちひろ(光ってますからね……)
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 01:37:12.29 ID:2NxHvhsK0


――1分後――


ちひろ「はい! 一分経ちました!」

P「光も収まったな」

ちひろ「ええ。後は……」

ありす・幸子「……」

ちひろ「2人がどうなったか」

P「どうだ幸子、ありす」

ありす「……」

ありす「……橘って呼んでください」

P・ちひろ「!!」

P「ということは……」

幸子「……橘は私です」

ちひろ「え!?」

P「ありすが増えた!?」

幸子「ぷっ……くくく……!」

幸子「冗談ですよ! ボクはボクです!」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 01:46:22.91 ID:2NxHvhsK0
P「お前な……」

ちひろ「ビックリさせないでください……」

幸子「ふふーん、ボクの演技は見事だったようですね!」

ありす「私はそんな喋り方じゃありません」

幸子「そうですか? カメラマンさんは違和感に気づいてなかったですよ!」

ありす「それは姿が私だったからです!」

P「こらこら、喧嘩をするな」

幸子「……ふふ」

ありす「ふふっ」

幸子「あー良かったです! 元に戻って!」ギュッ

ありす「もう絶叫マシーンに乗らなくて済むんですね!」ギュッ

P(と思ったらハグ)

ちひろ「喜びを噛み締めてますね」

P「そりゃあそうですよ。誰かと体が入れ替わるなんて、絶望しかないですし」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 01:48:35.64 ID:ERq767bYO
?「ふーん、むしろ私は喜んで堪能すると思うんだけどな」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 01:55:40.64 ID:2NxHvhsK0
P「もし俺がちひろさんと入れ替わったらどうなるか、考えてみてください」

ちひろ「……変態」ススス

P「何で距離を置くんですか!? 例をあげただけなのに!」

ちひろ「プロデューサーさんは男ですから、私の体を弄ぶに決まってます」

P「そんなことしません」

P(多分)

幸子「さあプロデューサーさん! 早く連れて行ってください!」

P「え?」

ありす「美味しい料理を食べさせてくれるんですよね?」

ちひろ「あ、私もお供します」

P「……はぁ。よーし、俺について来い! 何でも奢ってやるぞ!」

幸子・ありす・ちひろ「わーい!」


第一話 おわり
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 01:57:55.32 ID:2NxHvhsK0
こんな感じで幸子の話を、安価を適度に入れつつ全12話分やります
お付き合いいただけると嬉しいです
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 01:58:42.49 ID:y3bjoYSQo
おっつ、今夜は終わり?
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 01:59:42.82 ID:2NxHvhsK0
>>29
終わりです
また明日始めます
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 04:05:35.60 ID:StfKrsnho
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 09:30:11.36 ID:Ug27PeKg0
旨そうにいちごパスタ食べる幸子か
…海外ロケで昆虫やら何やら喰わされてるイメージがあるからギャップが無い
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 20:20:51.14 ID:2NxHvhsK0

ガチャ

ちひろ「プロデューサーさん、大変です!」

P「うわ!? ノックも無しにドア開けないでくださいよ!」

ちひろ「すみません。にしてもすごい焦りようですね」

ちひろ「ひょっとしてエッチな動画でも見てたんですか?」ジトー

P「飯食ってリラックスしてるところに、今みたいな登場されたら誰でも驚きますよ……」

P「で、何が大変なんです?」

ちひろ「あ、そうですよ! 幸子ちゃんが大変なんです!」

P「また幸子ですか……誰かと入れ替わったとか?」

ちひろ「違います! ↓2です!」


↓2 幸子に何が起きたか
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 20:23:40.65 ID:+m6onMqXO
カッコよさをアピールするようになった
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 20:23:44.58 ID:h9c3oRuO0
厨二病になった
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 20:24:00.76 ID:vmLsptjw0
関西弁になった
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 20:25:06.33 ID:IQ/qmUoKo
外ハネの霊圧が消えた
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 20:36:13.82 ID:tCOt2fJK0
邪気眼タイプかはたまたペシミストかどっちだろうか
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 20:42:58.52 ID:2NxHvhsK0
ちひろ「幸子ちゃんが廚二病になったんです!」

P「廚二病って……つまり、飛鳥や蘭子みたいな感じに?」

ちひろ「ええ。ですがタイプが2人とまた違って、ええっと」

ちひろ「とにかく来てください! 見れば一発で分かりますから!」グイグイ

P「ちょっ、待って! せめて飯だけ食わせてください!」

――――

幸子「……」

P「ベンチに座って棒付きアメ舐めてますね」

ちひろ「ペロちゃんのやつですね」

P「でもそれだけですよ。どこが廚二病なんですか?」

ちひろ「まあ見ててください」

幸子「……はぁ……」

幸子「社会のルールなんてくだらないですね。みんな従順になりすぎなんですよ」

幸子「ルールは破るためにあるっていうのに、分かってない」ヤレヤレ

P「……」

ちひろ「ね?」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 20:52:58.67 ID:+mDhEC1bO
とりあえず録画しといて後で本人に見せたい
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 20:55:13.40 ID:83DCHR6ho
思い返すと恥ずかしくなるやつや
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 20:55:33.46 ID:2NxHvhsK0
P「なるほど……でもあれ飛鳥に似たタイプじゃないですか?」

ちひろ「そうでしょうか」

P「語彙に違いがあるだけで根っこは変わらない、ような気がしますけど……」

P「ってか何でああなったんですか」

ちひろ「分かりません。さっき話しかけたらやたらオラオラしてて、変だなって思ったんです」

P「……本人に直接聞いてみるしかなさそうですね」


スタスタ

P「幸子?」

幸子「ん、プロデューサーさんとちひろさんですか。大人2人でボクに何の用です?」

ちひろ(呼称はボクのままなんですね)

P「うん……あのな…」

幸子「あー待ってください。はいはい、考えてること分かりました」

幸子「当ててみせましょうか?」ニヤッ

P「……うん」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 21:09:07.55 ID:qbDKjYKwo
あぁ…なんだこの胸に突き刺さる痛みは…
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 21:09:42.15 ID:2NxHvhsK0
幸子「いいでしょう。あなた方はこう思ってるはずです」

幸子「あんなに自分をカワイイカワイイ言ってた幸子が、どうしてこんな不良になってしまっているのか」

幸子「Jackpot?」

P「……うん」

ちひろ(うわぁ)

幸子「ふふん、やっぱり。言っておきますけど」

幸子「ボクを元に戻そうとしたって無駄ですからね」

幸子「なんせ本当のボクは今こうしてここにいるんですから」

P「……」

幸子「もし無理にでも手をつけようなら」

幸子「やっちゃいますよ?」パン パン

ちひろ(拳を手のひらにぶつけて俺強いぜアピールしてる!)

P「は、はは……ごめん幸子、ちょっとちひろさんと話をさせてくれ」

幸子「どうぞお好きに」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 21:18:02.28 ID:2NxHvhsK0
P「ははは……」

P「ちひろさん、思ってた以上ですね」ヒソヒソ

ちひろ「ですね、私も表面上のものだと思ってました」

ちひろ「どうするんですかプロデューサーさん

P「……」


↓2 どうするか
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 21:18:40.54 ID:3vT5y6c6o
とりあえず録画
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 21:19:13.89 ID:vmLsptjw0
蘭子に相談
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 21:43:53.55 ID:EftVUC/Jo
蘭子こういうのと方向性違うし困るだけやろwww
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 21:53:32.20 ID:2NxHvhsK0
P「俺には解決の仕方が分かりません」

P「もしこれが幸子自身の成長の一部だったとしたら、それを無理に押し込んでしまうのはダメだと思います」

P「だから、ある人物に相談します」

ちひろ「ある人物?」

――――

蘭子「……」

P「こういう時どうしたらいいと思う?」

P「やっぱり路線を変更した方がいいのかな」

蘭子「心が闇に覆われている」

P「え?」

蘭子「まずは堕天使自らが覆った心の闇に、真実の光を照らさねばなるまい」

蘭子「我に導きを求めるのは、それからでも遅くはない」

ちひろ「プロデューサーさん、何て言ったんですか?」

P「えっと……幸子がそうなった意図が分からないから、まずはそれをハッキリさせないと」

P「蘭子に助言を求めるのはそれからでいいじゃないか、だって。多分」

ちひろ「あー、確かに」
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 22:06:16.10 ID:2NxHvhsK0
ちひろ「意識してやってるのと無意識にやってるのじゃかなり違いますもんね」

P「わざとああして俺たちを困らせてる可能性もありますからね」

P「だとしたら、何でそんなことしたんだって話ですけど」

ちひろ(っていうか、それ聞いて濁されなかったっけ)

P「ありがとう蘭子! 幸子に聞いてくるよ」

蘭子「……ま、待ってください!」

P「!」

蘭子「あの……私もついて行っていいですか? 気になるので」

P「もちろんだ」

ちひろ「蘭子ちゃんがいれば、幸子ちゃんの廚二病の真意をハッキリと見抜けるかもしれないですね」

――――

幸子「ん? また来たんですか2人共。それに蘭子さんまで」

蘭子「むむ……闇の波動を感じる」

P「なあ幸子、もう一度聞くけど」

P「何でそんな態度をとるんだ? 前までのお前はあんなに…」

幸子「言いましたよねプロデューサーさん。無理に深入りするなら」

幸子「やっちゃいますってね?」パン パン
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 22:26:05.47 ID:2NxHvhsK0
P「……蘭子、頼む」

ちひろ「お願いします」

蘭子「え?」

幸子「何ですか蘭子さん。あなたも私に文句が?」パン パン

蘭子「え、えっと……堕天使よ! 我が言の葉に耳を傾けるがいい!」

幸子「なっ……誰が堕天使ですか!!」

P・ちひろ・蘭子(えっ)

幸子「あ」

幸子「な、なーんて! 堕天使、結構良い響きですね。気に入りましたよ」

蘭子(……今)

ちひろ(素に戻った?)

P「おい幸子」グイッ

幸子「な、何ですか」

P「お前もしかして、意識してそれやってるんじゃないだろうな」

幸子「何の話ですか? ボクはボクですけど」

P「……」


↓2 プロデューサーのとった行動
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 22:27:37.22 ID:oNtmdn9po
撮った動画を拡散
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 22:28:28.33 ID:Hfs5DzL+o
スカートをめくって写真を撮る
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 22:28:39.89 ID:+m6onMqXO
飛鳥と会話させる
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 22:28:58.69 ID:29seyWl8o
抱きしめて頭を撫でながらカワイイと褒めまくる
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 22:36:17.83 ID:2NxHvhsK0
P「……ちひろさん、蘭子」

ちひろ・蘭子「?」

P「そして幸子」

幸子「はい」

P「俺は今から非道な手段に出る。全ては真実を明らかにするためだ」

P「軽蔑してもらっても構わない」

幸子「え」

ちひろ「な、何をする気ですか?」

P「幸子」

幸子「は、はい」

ガバッ

パシャッ

幸子「!!」

P「スマホでお前のスカートの中の写真を撮った」

P「消して欲しかったら正直に言え!」
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 22:39:14.28 ID:tCOt2fJK0
真実を明らかにする為に非道な手段を取る←わかる
スカートをめくって写真を撮る←!?
その写真で脅す←どういうことなの…
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 22:45:15.29 ID:2NxHvhsK0
幸子「な……なあっ……!?」カァァ

蘭子「なんと邪悪な!」カァァ

ちひろ(最低にもほどがあるけど、幸子ちゃんも幸子ちゃんだし……)

P「さ、さあ言え! お前は俺たちをからかってるんだな!?」

幸子「くっ……うう……!」


幸子「……ボクの負けです……」ガクッ

P「やっぱりそうなのか」

幸子「最初はプロデューサーさんをからかうつもりだったんですけど」

幸子「ちひろさんや蘭子さんまで巻き込んでしまって……すみません」

ちひろ「本当に驚きましたよ。でもよかったです」

蘭子「うむ」

幸子「プロデューサーさんもごめんなさい。こんなことは二度としません」

幸子「だから写真を消してください!」

P「もう消したよ、ほら」スッ
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 23:04:20.35 ID:2NxHvhsK0

幸子「むー……確かに無いですけど」

幸子「どこかに隠したんじゃないですか?」

P「そんなことしないって……」

幸子「怪しい。っていうか、いくらボクが白状しないからって」

幸子「スカートめくって撮影なんてしますか普通?」

P「……」

蘭子(私もそう思う)

幸子「しかも脅迫とか、思いっきり犯罪行為ですよ」

P「……」

ちひろ(全くもってその通りですね)

P「そ、そうだよな……ごめん。どうかしてたよ」

P「本当にすまなかった、幸子」ペコリ

幸子「反省してるんですか?」ニヤニヤ

ちひろ(形勢逆転してる)

P「反省してる。お詫びと言ってはなんだけど、何でも一つだけ言うことを聞くから……」

幸子・蘭子・ちひろ「え?」
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 23:05:31.66 ID:eyxsY7uGO
ん?
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 23:06:37.21 ID:tCOt2fJK0
今何でも
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 23:12:36.52 ID:29seyWl8o
じゃあ週休8日で
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 23:21:32.51 ID:2NxHvhsK0
ちひろ「本当ですかプロデューサーさん」

P「え? いや、俺は幸子に言ったんだけど」

蘭子「我が友よ。偽りなくこの思いを打ち明けるが」

蘭子「先刻の行為は全ての乙女を敵に回す非道極まりないもの」

蘭子「見ていた我も酷く傷ついた」

ちひろ「そうですよ。ちゃんと他の人には黙っておきますから」

P(蘭子の言い分は分かるけど、ちひろさんは口止め料よこせって言ってるんだよな……)

P「分かった。じゃあ3人共何でも言ってくれ」

蘭子(やった!)グッ

ちひろ「ありがとうございます」ニコッ

P「あの、俺にできる範囲内でどうか……」

幸子「……」

――――

P(蘭子は買い物に付き合って、アクセサリーをプレゼント)

P(ちひろさんはフレンチを奢った。あとは幸子なんだけど)

幸子「……」ムスッ

P(あれからずっとむくれてる)
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 23:34:52.58 ID:2NxHvhsK0
P「幸子、お願いは決まった?」

幸子「……何でですか」

P「?」

幸子「何で蘭子さんやちひろさんのお願いも聞いちゃうんですか!?」

幸子「あれはボクに言ってくれたことだったのに!」

P「だって、それだけ酷いことしたんだし」

幸子「はぁ、全く……そういうとこがあるから他の人に言い寄られるんですよ」ブツブツ

幸子「お願い決まりました」

P「! そうか、言ってくれ」


幸子「1つのお願いを3つに増やしてください」

P「へ?」


幸子「いいですよね?」

P「いやいや、それは…」

幸子「ダメとは言わせませんよ! ボクは穴をついたんですから!」フフーン

P「……」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 23:41:52.78 ID:IQ/qmUoKo
>>62
おう杏仕事行くぞ
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 23:48:29.01 ID:2NxHvhsK0
P「分かったよ……でも、これ以上は増やさないぞ」

幸子「はい! じゃあ早速一つ使いますね」

幸子「いえ、やっぱりやめておきましょう。もったいないですからね」フフフ

P「まあ期限は無いけど、忘れないうちに言ってくれよ?」

幸子「心配はいりません、絶対に忘れないので!」

幸子「じゃ、そろそろ行きましょうか」

P「え?」

幸子「これから収録があるじゃないですか。送ってくださいよ」

P「お願いかそれ?」

幸子「違いますっ!」

P「大丈夫だよ、分かってる。もう出ないとな」

幸子「……」

幸子(お願い、どんなのにしようかな)


おわり
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 23:50:31.52 ID:2NxHvhsK0
>>66
第二話が抜けてた

度重なる誤字脱字、すみません
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 23:53:44.41 ID:2NxHvhsK0

――――

幸子「プロデューサーさん」

P「ん?」

幸子「この前ボクのパンツを撮影した償いとして、お願いを聞いてもらう約束をしましたよね」

P「3つのやつな。ってかあまり大きな声で言わないでくれ……」

幸子「そのお願いの一番目、使ってもいいですか?」

P「もちろん」

幸子「じゃあ↓2」


↓2 幸子のお願い
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 23:55:14.92 ID:flc2S25po
ksk
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 23:55:19.89 ID:6vTTwTVoo
パンツだけじゃなく着衣から全部ヌードまで撮ってください
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 00:07:48.83 ID:549ggxd90
P「は?」

幸子「だ、だから……撮ってください」

P「……何で」

幸子「いずれはボクも、セクシーなグラビアとか撮るかもしれないじゃないですか?」

幸子「その練習ですよ! そう、練習!」

P「ダメだ」

幸子「何でですか!?」

P「当たり前だろ。自分が何歳か分かってるのか?」

P「いや、例え大人でも……しかもヌードなんて」

幸子「何でも聞いてくれるって言ったのに」ムスッ

P「むくれてもダメなものはダメだ」

幸子「……じゃあ大人になったら」

幸子「プライベートで撮影してもらえますか?」

P「え」
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 00:15:01.35 ID:549ggxd90
幸子「仕事じゃなくて個人的なものだったら」

幸子「引き受けてくれますか?」

P「……そもそも、何で俺に? プロに頼んでもらえば…」

幸子「プロデューサーさんがいいんです! これはお願いなんですから、拒否はできませんよ!」

P(俺ができる範囲内でって言ったよな。まあできることではあるけど)

P(まあ、その頃にはさすがに忘れてるかもしれないし)

P「分かった」

幸子「本当ですか? 約束ですよ?」

P「ああ、幸子が覚えてたらな」

幸子「どうせ覚えてるわけないって感じですね。ふふーん、ボクを舐めないでくださいね!」

幸子「プロデューサーさんも、カメラの腕を磨いておいてくださいね」

P「任せてくれ」
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 00:24:14.11 ID:549ggxd90


――その日の夜――


幸子「……はぁ」

幸子(あの時はああやって言ったけど、大人になる頃には)

幸子(この仕事を続けられてる保証なんてないんですよね)

幸子(もし続けてても、プロデューサーさんと一緒にいるとは限らないし)

幸子(……早く大人になりたい……)

幸子(できれば明日にでも。流れ星にお願いでもしてみましょうか)

幸子(なんて、そんなこと無理に決まって……)

幸子(あ)

幸子「そうだ! もしかしたらなれるかも!」

――――

志希「大人になりたい?」

昌葉「今すぐに?」

幸子「お二人ならと思いましてお話したんです! どうでしょうか?」
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 00:25:24.53 ID:Hcn+J1nso
晶だよ
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 00:26:56.96 ID:549ggxd90
>>74
間違っていました…
ご指摘ありがとうございます
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 00:37:19.93 ID:549ggxd90
志希「あのさー幸子ちゃん」

晶葉「私たちにも限界というものがある」

幸子「そ、そうですよね……ごめんなさい」

晶葉「いくら私が天才とはいえ」

志希「人の成長を操る薬か何かを作ることなんて……」


志希「できたりしてー」ニコッ

幸子「……は?」


幸子「えぇぇぇぇ!? できるんですか!?」

志希「と言っても、晶葉ちゃんと協力してやっと一歩手前まで来れた段階なんだけどねー」

晶葉「あともう少しで完成するから、その時に幸子を呼ぼう」

幸子「だ、大丈夫なんですか? 副作用で死んじゃったりは……」

晶葉「そういうリスクを徹底して潰しているところだ」

志希「リスクがあるものは怖くて使えないしね♪」

幸子(この人たち、アイドルやってていいんですかね)
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 00:53:55.16 ID:549ggxd90
幸子(でも、もしこの話が本当なら)

幸子(ボクはプロデューサーさんにあんなところやこんなところまで撮られて……その後に……)

幸子「えへへへ」

晶葉「ヨダレ垂れてるぞ」

志希「じゃ、気長に待っててねー」

スタスタ

幸子「ダメですよプロデューサーさん、そこは……」クネクネ

――――

志希・晶葉「できた」よー♪」

幸子「こ、これが……この機械が、ボクを大人に変えてくれるんですね!?」

志希「安全面もバッチリだよ♪ 裸になって入ってね」

幸子「え? 裸になるんですか?」

晶葉「体が成長するんだから、どうせ今身につけてるものも破けるぞ」

幸子「……なるほど」

幸子(恥ずかしいけど仕方ないですね)ヌギヌギ
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 01:03:32.79 ID:549ggxd90

――――

晶葉「いくぞ、準備はいいな」

幸子「……」コクン

志希「スイッチオン!」ポチッ

ガガガガガ

幸子「!?」

晶葉「大丈夫だ、何も問題はない」

志希「落ち着いてね」

幸子「……」

幸子(待っててくださいプロデューサーさん)

幸子(レンズ越しにボクの体を見せて、誘惑してあげます!)


ガガガガガ

カッ

バシュゥゥゥゥン……
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 01:09:20.02 ID:549ggxd90
晶葉「よし、成功だ」

志希「幸子ちゃん出てきて」

ガチャ

幸子「……」スタスタ

幸子「……あの」

志希・晶葉「?」

幸子「あんまり変わってないですよね」

晶葉「そうか? 背は伸びてるぞ」

幸子「ちょっとだけですけどね」

志希「おっぱいも大きくなったし」

幸子「ここは……まあ1カップくらい……っていうか見ないでくださいよ!?」

幸子「服が破けるって言ったから脱いだのに、これなら着たままでよかったじゃないですか!」

晶葉「そうだな」

幸子「その顔、知ってたんですね!?」

志希「まあまあ女同士だし、ね?」

幸子「うう……」
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 01:19:18.27 ID:549ggxd90
幸子「ところで、これ何歳くらいなんですか」

志希「設定は20歳にしたけど、誤差でプラマイ1だから」

晶葉「19〜21歳だな」

幸子「その年齢でこの体……もっと牛乳飲んで、くびれも作らないと……」

――――

P「はっくしゅっ!!」

ちひろ「風邪ですか?」

P「すみません。ちょっと悪寒がして」

ちひろ「何かの予兆かもしれませんね」

P「はは……やめてくださいよ」


幸子「プロデューサーさん」
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 01:25:05.54 ID:549ggxd90
P「ああ幸子、どうした?」

幸子「……」

P「?」

幸子(えぇぇぇ……気づいてくれない)

幸子(志希さんから服を借りて、大人っぽいメイクもしてもらったのに)

P「……あれ」

P「お前、本当に幸子か?」

幸子「!」

ちひろ「本当ですね。なんか大人っぽいです」

P「いや、よく見ると身長も伸びてるし」

幸子(気づいてくれた! やっぱりボクのプロデューサーさんですね!)

幸子(よーし、ここは一つ大人っぽいアピールをして、惑わしてあげましょう)


↓2 幸子のアピール
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 01:26:27.68 ID:jJuD0MA8O
渾身のどや顔
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 01:29:30.52 ID:DqeYhMgVO
おっぱいアピール
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 01:29:44.31 ID:ZnsadY3DO
雌豹(?)のポーズ
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 01:35:41.96 ID:549ggxd90
幸子「ふふーん、プロデューサーさん」スタスタ

ギュッ

P「!?」

幸子「やっぱりボクの変化に気づいたみたいですね」ムニュムニュ

幸子「そうです、ボクは大人になったんですよ。志希さんと晶葉さんのtからを借りて」ムニュムニュ

P(む、胸が……)

ちひろ「大人になったって、そんなことできるんですか!?」

幸子「2人に聞いてみてください」

ちひろ「分かりました」スッ

ちひろ(もしそれが本当なら、逆のことだってできるかもしれない)

スタタタッ

P「……」

幸子「2人っきりですね」

P「幸子、何でこんなこと……」

幸子「大人になったって、信じてくれるんですか?」
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 01:46:12.54 ID:549ggxd90
P「信じたくないけど、あいつらならできてしまうかもしれないという非常識な思考をしてしまっている」

P「けど何で大人に?」

幸子「この前、大人になったらボクの専属カメラマンになってくれるって約束しましたよね」

P「!!」

幸子「要望通り、大人になってあげました。沢山撮ってくださいね」

P「い、いやいや……こんなのありえない……」

幸子「疑ってますか? ちゃんと体は成長しましたよ」

幸子「さあ! 早くボクのエロカワイイ姿を見てください!」

P「……」

幸子「男に二言は?」

P「……ない」

――――

P「何で俺の家に来たんだ」

幸子「ここが撮影場所ですよ! ボクの中のテーマとしては」

幸子「『日常のエロカワイイ』です。遊びに来た彼女の可愛い姿や」

幸子「ちょっとエッチな姿を、彼氏目線でお送りする写真集を作るんです!」
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 01:58:15.16 ID:549ggxd90
P「作ってどうするんだ……」

幸子「一つの企画として保管して置いてもらえると嬉しいですね」

幸子「あと、プロデューサーさんにも見てもらいたくて……」

P「……痴女か」

幸子「もう! 何でその発想になるんですか!」

幸子(まあいいです。すぐに欲望を抑えきれなくなるに決まってますから)

幸子「じゃあ始めましょう。初めは玄関から!」

P(約束は約束だからな……問題はヌードだけど。ちょっとエッチどころじゃないだろ)

――――

P「言っておくけど、カメラの腕は良くないからな」パシャッ パシャッ

幸子「はい♪ プロデューサーさんがいいなと思った構図で撮ってください」

P「……」パシャッ パシャッ

P(これ、もったいないな。俺なんかよりプロに頼んだ方がいい)

P(大人幸子の良さをもっと引き出したい。例えばこの角度から……)パシャッ パシャッ

幸子(ふふ、熱心になってきましたね。何と言ったって、カワイイだけでなく)

幸子(セクシーさも手に入れてしまったボクですからねぇ)
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 02:02:14.87 ID:549ggxd90
途中ですがここまでで
誤字脱字、呼称間違いすみません
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 03:06:36.51 ID:pjVrbKOEo
乙乙。
よし今からRの方に行こう
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 09:13:48.01 ID:N498/Omto
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 20:35:13.46 ID:549ggxd90
このスレが終わったらRで書く…かもしれないです
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 20:45:32.75 ID:549ggxd90
P「よし、次はリビングで……その次はキッチンかな」

幸子「妄想を膨らませてますね」

P「引き受けた以上は徹底してやりたいから」

幸子(徹底して……つまりボクのヌードも徹底的に……)ドキドキ

――――

P「こんなもんか」

幸子「シャツ一枚のみとは分かってますね」

幸子「見えそうで見えないこの感じが……」

P「ギリギリはいいよな」

P「さて、じゃあ今度は…」

幸子「脱ぎますか?」

P「……あのさ幸子、別に下着や裸は撮らなくてもいいんじゃないか?」

幸子「必要です」

幸子(プロデューサーさんに見せるために)

P「写真集には載せられないだろ」

幸子「そうですね、でも一応撮っておきます」
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 20:54:03.99 ID:549ggxd90
P「……」

幸子「何でも言うこと聞いてくれるんでしょう?」

P「……脱いで」

幸子「はい」ヌギヌギ

パサッ

幸子「どうすればいいですか?」

P「まずは立ちポーズ。その後ベッドに座ったり寝転んでる姿を撮る」

幸子「分かりました」

――――

P「……」パシャッ パシャッ

幸子(おかしいですね。大胆なポーズなのに飛びかかってきません)

P「さて、じゃあ最後にヌードで撮るぞ」

幸子「! は、はい」

P「後ろ向いてるから、脱いだらバスタオル巻いて準備してくれ」

幸子「はい……」
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 21:08:09.97 ID:549ggxd90
幸子(きた!! とうとうこの時が)

幸子(プロデューサーさんに私の裸を……)プチッ

パサッ ヌギヌギ

幸子(このあられもない姿を……見てもらうんです)スッ

幸子「準備できました」

P「そうか。じゃあ最初は巻いてるタオルで、前を隠すようにポーズをとってくれ」

幸子「……」ハラリ

P「そう。で、恥ずかしがるような顔で」

幸子「……」カァァ

P「いい演技だな」パシャッ パシャッ

幸子(こ、これは演技じゃなくて素ですよ……)

P「……」パシャッ パシャッ

幸子(プロデューサーさん、今のボクを見てどう思ってるんでしょうか)

P「……」パシャッ パシャッ
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 21:16:16.13 ID:549ggxd90
P「次はタオルをとって」

幸子「!」

P「どうした?」

幸子「……」ドキドキ

パサッ

幸子「……」ドキドキドキ

幸子(ついに見られてしまいました。ボクのヌード)

幸子(プロデューサーさんの反応は……)

P「体を隠すようにポーズ、できるか?」

幸子「え……あ、はい」スッ

P「オッケー、そんな感じ」パシャッ パシャッ

幸子(あれ? なんか思ってた反応と違う)

P「じゃあ次はベッドに寝転んで」

幸子「!!」

幸子(これは……襲いやすいように準備をしてる!?)

幸子(そういうことですかプロデューサーさん。いいでしょう、ボクも覚悟を決めます)
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 21:26:05.75 ID:549ggxd90

ゴロン

P「うん、あとはさっきみたいに体を隠すように」

幸子「……」

P「いいぞ幸子」パシャッ パシャッ

幸子「……」

P「今度は唇に手を添えて。そうだ」パシャッ パシャッ

幸子「……」

――――

P「よし、と。こんなもんかな……はいタオル」スッ

幸子「え……あ、どうも」

P「服を着たら飯でも食べに行くか。いや、その前にその体を元に…」

幸子「ちょっと待ってください!」

P「な、何だよ」

幸子「プロデューサーさん、どうしてですか?」

幸子「こんな可愛さとセクシーさを兼ね備えた、極上の女の子が!」

幸子「素っ裸で目の前にいるのに! 何で襲わないんですか!」
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 21:37:25.30 ID:549ggxd90
P「襲うわけないだろ……幸子はアイドルで14歳だし」

P「それにこれは幸子から頼まれた仕事なんだから」

幸子「今のボクは20歳です!」ガバッ

P「!? こら前を隠せ!」

幸子「ちゃんと見てください、成長したんですから!」

幸子「そりゃボンキュッボンのダイナマイトボディではないですけど……ほら! こんなポーズとかエロいでしょう!?」アッハーン

P「隠せってば!! あとそれ狙いすぎてあんまりエロくない!!」

幸子「じゃあこんなのはどうです!?」ウッフーン

P「いいから隠せって!」

幸子「ええい、面倒です!」ギュッ

P「!?」

幸子「そっちが来ないならこっちが仕掛けます」

幸子「プロデューサーさん。ボク、今とてもドキドキしてるんですよ」

幸子「体も熱いんです」

P「……」
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 21:45:12.66 ID:549ggxd90
幸子「プロデューサーさん」

P「さ……幸子……お前……」

幸子「……あれ」

幸子「なんか本当に体が熱いです……風邪を引いたんでしょうか」フラッ

P「幸子!? 大丈夫か!!」ギュッ

幸子「頭もクラクラして……」

幸子「体が……体が……!」


幸子「熱い!!」カッ


P「幸子が光った!?」

――――

晶葉「そういえば、そろそろ効果が切れる頃だな」

志希「幸子ちゃんに伝えたっけ?」

晶葉「いや」

――――

プシュゥゥゥゥゥ……

P(光が収まった)

P(ん? 幸子の胸が小さくなってる。ということは……)

P「とりあえずタオルをかけよう」スッ

幸子「うう……何ですか今の……」
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 21:54:51.21 ID:549ggxd90
P「気がついたか。どうやら元に戻ったみたいだぞ」

幸子「え? 嘘」ムニッ

幸子「小さくなってる!? そんな……時間制限があったなんて……」

P「これでそういうことはできないな」

幸子「くっ……こうなったらもう一度大人になってきます!!」スッ

P「待て待て、その前に服を着ろ」

幸子「そ、そうですね」イソイソ

幸子「待っててくださいねプロデューサーさん、もう一度誘惑して見せますからね」

スタタタッ

P「着るの早すぎるだろ……」

P「……データ確認データ確認……」

ピッピッ

P「我ながらよく撮れたかもしれない」ピッ ピッ

P「……エロい」


おわり
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 22:02:16.52 ID:549ggxd90

――――

幸子「……」ムスッ

ちひろ「幸子ちゃん、機嫌が悪いみたいですけど、どうしたんですか?」

P「大人になれる機械が壊れてしまったらしんですよ」

P「さらに改造しようとしたら負荷をかけすぎてどうのこうの」

ちひろ(私が若返り機能を求めたせいですね)

P「で、また同じものを作るには部品集めからやらないとダメで」

ちひろ「なるほど」

幸子「……」

P「幸子、何か食べたいものあるか? 奢るぞ」

幸子「何でもいいんですか?」

P「うん」

幸子「じゃあパフェを」

P「よっしゃ、行こう」
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 22:05:57.53 ID:549ggxd90
P「ということなので、ちょっと外出してきます」

ちひろ「はい」

スタスタ

ちひろ「そっか……時間かかるのか」

ちひろ「ま、私はまだまだそんな年じゃないし、いっか」

――――

幸子「2つ目のお願いが決まりました」パクッ

P「唐突だな」

幸子「もう切り替えたので。言っていいですか?」モグモグ

P「うん」


↓2 幸子のお願い
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