【モバマス安価】ちひろ「大変ですプロデューサーさん!」

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400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/17(日) 20:28:17.57 ID:Q8gC3Swto
コントロールできるように訓練してみる
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/17(日) 20:28:24.17 ID:NOewwN1m0
2 果報は寝て待つ
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/17(日) 20:28:26.48 ID:8IHQL+Iv0
1 よしのんに解決法を聞いてみよう
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/17(日) 20:28:35.86 ID:lInTyo9r0
1道明寺様に依頼
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/17(日) 20:30:09.45 ID:X/0RBxDpO
茄子にお祈りした後、クラリス、こずえ、聖に相談。最後に歌鈴に祈祷してもらう
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/17(日) 20:43:06.60 ID:lCXBfMw00
幸子「果報は寝て待てと言います」

幸子「元に戻るまで頑張って大人しくしてます!」

P「よし。幸子がそう決めたのなら、俺もサポートしよう」

ちひろ「私も力になりますよ」

幸子「あ、ありがとうございます……」ウルウル

加蓮「そうだ! 他のアイドルにもこの事を話して協力してもらったら?」

加蓮「どうせ離脱時の姿を見られてるんだし、いい説明にもなるでしょ」

小梅「気のせいじゃ済まないもんね……」

P「そうするか。見てないアイドルは信じないと思うけど」

――――

幸子(それからボクは、まず混乱を避けるため)

幸子(信じてもらえないアイドルの方にも幽体を見てもらいました)


幸子「はっ!」ブォン

凛「うわ、本当だ」

奈緒「すごいな……」

輝子「これ、マンガで見たことあるぞ……」

ちひろ(スタンドのことでしょうか)
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/17(日) 20:53:44.56 ID:lCXBfMw00
幸子(そしてアイドルの仕事はもちろん、学校生活や)

幸子(休日などのプライベートでも幽体を出さないよう必死に我慢しました)

幸子(初めはちょくちょく出てしまい、ごまかすのに大変でしたけど)

幸子(やがて幽体を操る方法を忘れていき、我慢しなくても幽体でなく自分の手が出るようになり)

幸子(1か月の時が経つ頃には、やろうと思っても操れなくなっていました)

――――

輝子「レッスン、厳しかったな……」

小梅「でも……楽しかった……」

幸子「142'sでステージに立てますからねぇ! それを考えたら楽しいに決まってますよ!」

幸子「もうそろそろ休憩終わりですよ! 頑張りましょう!」

輝子「そ、そうだな……もっと上手くなって……」

小梅「絶対成功させようね……」


P「……」

ちひろ「ここにいたんですか」

P「ちひろさん……はい、3人の様子を見に来たんです」
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/17(日) 21:08:32.19 ID:lCXBfMw00
ちひろ「幸子ちゃん、ちゃんと自分の手でペットボトルを持ってますか?」

P「ええ、もうすっかり大丈夫です」

P「操ることはおろか、幽体離脱も無くなってきたみたいですから」

ちひろ「そうですか。よかったですね」

P「撮影の時に幽体もピースしてて、腕が4本になってるのを見た時は頭を抱えましたけどね」

ちひろ「プロデューサーとして良い思い出じゃないですか」

P「プロデューサーでくくる必要はないでしょう……」


幸子「プロデューサーさん! それにちひろさんも、見に来てくれたんですか!」

P「!」

ちひろ「はい、みんな頑張ってますね」

小梅「もっと上手くなって……お客さんに見てもらいたいから……」

輝子「このキノコを……」スッ

幸子「キノコを見せてどうするんですか!? ボクたちのステージでしょう!」

ちひろ「ふふっ」

P「その調子で頑張れよ」フフ

スタスタ

幸子「あ、待ってください!」
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/17(日) 21:16:40.82 ID:lCXBfMw00
幸子「プロデューサーさん、その……」

幸子「レッスンが終わったら、お話したいことがあるんですけど」

P「いいよ。仕事しながら待ってるよ」

幸子「ありがとうございます!」


――――


―プロダクション屋上――


P「……」

幸子「……」

P「冷えてきたな」

幸子「は、はい」

P「話って何だ?」

幸子「……」

幸子「プロデューサーさん……ボク……」

幸子「えっと……」
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/17(日) 21:26:30.58 ID:lCXBfMw00
幸子「この前ボクがプロデューサーさんの実家に行った時」

幸子「アイドルを17歳でやめるって言ったこと、覚えてますか?」

P「覚えてるよ。ビックリしたから」

幸子「それ、取り消します」

幸子「あれからアイドルのお仕事をやってて思ったんです。これはボクの天職」

幸子「できれば何歳でもやり続けたいです。楽しすぎて、やめるなんて考えられないって」

P「夢はどうしたんだ。やめてでも追いかけたいんだろ?」

幸子「抜け道を見つけたので」

P「は?」

幸子「こ、こっちの話です。とにかく、17歳を過ぎてもアイドルは続けるつもりです」

幸子「まあ続けられたらの話ですけど」

P「弱気だな」

幸子「だって、世の中何が起こるか分からないじゃないですか」

P「幸子なら大丈夫だよ。ずっと続けていける」

幸子「そうでしょうか」

P「うん」
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/17(日) 21:35:29.64 ID:lCXBfMw00
P「だって面白いし」

幸子「なっ!? そこはカワイイと言ってほしいですね!」

P「カワ面白い」

幸子「面白いは余計です!! まあ悪い気はしませんけど」

幸子「見ててくださいね、いずれは可愛すぎると世界中で大騒ぎされるほどのアイドルになりますから!」

P「ふふ、そうだな……頑張れ」

幸子「はい!」

P「うう……本当に寒くなってきたな。中に入ろうか」スタスタ

幸子「あ……」

ギュッ

P「!」

幸子「こ、こうすればあったかいですよ」

P「手だけだろ。このままじゃ風邪ひくぞ」

幸子「待ってください。もう一つお話があるんです」

P「中に入ってからにしよう」

幸子「それじゃダメです! い、今じゃないと……またうやむやにしてしまいそうなんです」
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/17(日) 21:45:30.50 ID:lCXBfMw00
P「……」

幸子「あ、あの……ボク……」

幸子「ぷ、プロデューサーさんのこと……」

幸子「……」

P「……」

幸子「……」

幸子「……何でもないです」

P「えっ?」

幸子「中に入りましょう」スタスタ

P「待て待て、ここまで待たせておいて!」ガシッ

幸子「いつか言いますから! 必ず!」

P「いつかっていつだ。うやむやにしたくないんだろ」

幸子「だ、だって……いざ話すとなると、怖くて……」

P「……」

P「こういう機会だから、俺も幸子に打ち明けておきたいことがある」

幸子「ボクにですか?」

P「俺はたぶん幸子のことが好きだ。異性として」
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/17(日) 22:06:10.81 ID:lCXBfMw00
幸子「……」

P「こんなこと知られるとロリコンだの何だの言われそうだから」

P「もう口には出さないことにする」

幸子「え? ……え!?」

幸子「ちょっと待ってください、水みたいにサーッと流れていったので思考停止しましたけど」

幸子「え!? 今なんて言いました!?」

P「もう口には出さないことにする」

幸子「言ってくださいよっ! 聞き間違いかどうか知りたいんです!」

P「……」

幸子「どうして黙るんですかっ。言ってくださいよ……グスッ」

幸子「な……何で、言ってくれないんですかぁ……ヒック……」

P「泣くほどか!?」

幸子「ち、違います……これは……嬉しいんです……っ」

幸子「だって……ボクもプロデューサーさんが、好きだから……」

幸子「プロデューサーさんのことが好きだったから……だから、この気持ちを伝えて……」

幸子「断られたらどうしようって……ウエッ……ひっぐ……」

幸子「怖くて……でも、でも……!」
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/17(日) 22:19:05.58 ID:lCXBfMw00
P「アイドルがしちゃいけない顔してるぞ。はいハンカチ」スッ

幸子「誰のせいですか……グスン……ずびびびび」

P(思いっきり鼻かんだな)

幸子「ありがとうございます」スッ

P「い、いいよ。あげるよ」

幸子「そうですか……グスッ……」

幸子「ちょっと落ち着きました……」

P「……好きだよ」ボソッ

幸子「!」

P「アイドルとして頑張る幸子も、いつだって自信満々の幸子も」

P「どの幸子も好きだ。こうして涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしてる幸子も」

P「カワイイよ。すごくな」

幸子「ぷっ……ぷろでゅーさーさぁん……!」

ギュッ

P「!?」

幸子「ボクも大好きです……! プロデューサーさんが他のアイドルと話をしてるだけで」

幸子「すごく嫉妬しました……それで、こっちを向いてもらおうと頑張って……」

幸子「ぷろでゅーさーさぁん……!!」グリグリ

P(服が鼻水で……)
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/17(日) 22:27:26.93 ID:lCXBfMw00
P「でも、こんなこと知れたら大変だよな」

P「みんなからロリコンロリコン言われるし。実際ロリコンだし」

幸子「……確かにそうですね」

幸子「ボクが大人になった時も襲いかかってきませんでしたし。真っ裸なのに」

P「あれは仕事だと割り切ってたからだよ。その後写真で……はっ!」

幸子「写真で、何です?」

P「な、何でもない」

幸子「何ですか? 写真で? ねえねえ何ですか?」

P「めっちゃ食いついてくるな!?」

幸子「あれ? もしかして……」

幸子「ふふーん、そういうことですか」ニヤァ

P「いやらしい笑顔だな!」

幸子「いやらしいのは誰ですかねぇ」

P「ぐっ……!」

幸子「そうですか、安心しました。実はあの件で体に自信を無くしてたんですよ」

幸子「でも、ちゃんと反応してくれたんですねぇ」

P「もうその話はやめよう……」
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/17(日) 22:36:03.92 ID:lCXBfMw00
幸子「いいですよ。そのかわり」

幸子「……」スッ

P「何故目を閉じて口をこっちに突き出す?」

幸子「分かってるくせに」

P「それはマズイぞ幸子…プロデューサーとアイドルの関係なんだし……」

幸子「彼氏と彼女の関係でもありますよ。相思相愛なんですから」

幸子「このくらいいいじゃないですか」

P「……あ」

P「そ、そうだ。どこからかパパラッチが撮影してるかも」

幸子「む、なるほど。なら仕方ないですね」

P(実際こういう場面を撮られて、雑誌に載せられでもしたらマズイしな)

P(っていうかいないよな?)キョロキョロ

幸子「そうですよ。ボクは浮かれていました」

幸子「思いが通じたあまりの嬉しさに舞い上がって、現実が見えてませんでした」

幸子「ボクはまだまだこれからアイドルとして頑張っていきたいですから」

幸子「残念ですけど……こういうことは、しばらくおあずけですね」
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/17(日) 22:47:26.40 ID:lCXBfMw00
P(いないみたいだな)ホッ

幸子「プロデューサーさん」

P「?」

幸子「もう言いましたけど、ボクはまだまだアイドルを続けていくつもりです」

幸子「いつになるかは……いえ、さすがに30歳にはならないと思いますけど」

幸子「ボクがアイドルをやめる時まで、待っていてもらえますか?」

P「何を?」

幸子「結婚」

P「!?」

幸子「お母様とお父様にちゃんと報告してくださいね。相手が見つかったって」

幸子「おお、いよいよ冷え込んできましたね……中に入りましょうか」スタスタ

P「……」

P(そうか、幸子のアイドルをやめてまで叶えたい夢って)

P(だからあんなに難しい顔を……。筋が通ったな)

P「幸子、ちょっと待った」スタスタ

幸子「何ですか?」

P「……他のアイドルには、なるべく秘密だからな」

P「バレたら厄介なことになるから」

幸子「2人だけの秘密ですね! 了解です!」

スタスタ
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/17(日) 22:53:29.84 ID:lCXBfMw00


――その頃、向かい側の建物・屋上――


パパラッチ「危ねぇ……見つかるところだった」

パパラッチ「でも、良いネタが撮れたな。これを載せれば……」ニヤニヤ


ちひろ「そこで何をしてるんですか?」

パパラッチ「!!」


パパラッチ「え、えっと……」

ちひろ「その手にもってるの、カメラですよね」

ちひろ「渡してもらえないでしょうか」

パパラッチ「……あんた、知ってるのか」

パパラッチ「残念だがこれを渡すわけにはいかない。俺の生活がかかってるんでね」

ちひろ「それを言ったら、あなたが撮った一人の女の子と男性の生活も」

ちひろ「めちゃくちゃになりますよね?」

パパラッチ「!?」ビクッ

パパラッチ(な、何だこの威圧感は!)
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/17(日) 23:00:15.09 ID:lCXBfMw00
パパラッチ「うるさい! お前には関係ないだろ!」

ちひろ「ありますよ。巴ちゃん」

巴「おう」スッ

パパラッチ「? あんたは確かアイドルの……」

ゾロゾロ

パパラッチ(う、後ろから黒服の男が!?)

巴「お前ら、この男前をちょっと説得してやってくれんかのう」

「「「へい」」」


ウワー! ゴメンナサイ! ユルシテクダサイ!


ちひろ「……」

ちひろ(安心してください幸子ちゃん。私たちが守ってあげますから)

ちひろ「……グスッ」

巴(ちひろの姉御も、乙女じゃのう)
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/17(日) 23:12:12.51 ID:lCXBfMw00

――――

幸子「ふふーん! 今日もボクはカワイイですねぇ!」

輝子「フヒ……キノコみたいに……」

幸子「それは……喜んでいいんでしょうか」

小梅「あそこで手を振ってる女の子みたいに……」

幸子「ひぃっ!?」


ちひろ「今日も元気ですね、幸子ちゃん」

P「そうですね。嫌でも声が届いてきますから」

小梅「でも……なんか最近すごく可愛くなってる……」

輝子「うん、冗談抜きで……」

幸子「そうですか? ふふ、やっぱり恋を…」

P(おい!?)

小梅「こい……?」

幸子「こ……こ、鯉を見ると……心が洗われますよね」

輝子「意味が分からない……」

P(はぁ……)

ちひろ(この様子だと、他のアイドルに気づかれるのも時間の問題ですね)アハハ…

幸子「ま、まあ何にしても」

幸子「ボクはまだまだ可愛くなりますからね! 見ててくださいよ!」


おわり
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/17(日) 23:13:44.69 ID:lCXBfMw00
最後に長々とすみません
142'sの話でもよかったような…
お付き合いありがとうございました
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/17(日) 23:23:00.18 ID:lvVUAJn0o
おっつし
途中の早耶云々さえ無ければ完璧だったんだがなぁ
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/17(日) 23:25:28.50 ID:mRUKWR+Xo
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 14:30:41.96 ID:F6ldjt3eo
>>421
お前しつこいな嵐かなにか?
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 22:56:43.20 ID:gcZMbZjH0
自分で荒らして自分で怒って自分で文句を言う
マッチポンプだってバレバレなんだよね
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 23:04:25.30 ID:rcNnGC5Eo
やっぱ早耶P最低だな
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