【モバマス安価】ちひろ「大変ですプロデューサーさん!」

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67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 23:50:31.52 ID:2NxHvhsK0
>>66
第二話が抜けてた

度重なる誤字脱字、すみません
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/04(月) 23:53:44.41 ID:2NxHvhsK0

――――

幸子「プロデューサーさん」

P「ん?」

幸子「この前ボクのパンツを撮影した償いとして、お願いを聞いてもらう約束をしましたよね」

P「3つのやつな。ってかあまり大きな声で言わないでくれ……」

幸子「そのお願いの一番目、使ってもいいですか?」

P「もちろん」

幸子「じゃあ↓2」


↓2 幸子のお願い
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 23:55:14.92 ID:flc2S25po
ksk
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 23:55:19.89 ID:6vTTwTVoo
パンツだけじゃなく着衣から全部ヌードまで撮ってください
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 00:07:48.83 ID:549ggxd90
P「は?」

幸子「だ、だから……撮ってください」

P「……何で」

幸子「いずれはボクも、セクシーなグラビアとか撮るかもしれないじゃないですか?」

幸子「その練習ですよ! そう、練習!」

P「ダメだ」

幸子「何でですか!?」

P「当たり前だろ。自分が何歳か分かってるのか?」

P「いや、例え大人でも……しかもヌードなんて」

幸子「何でも聞いてくれるって言ったのに」ムスッ

P「むくれてもダメなものはダメだ」

幸子「……じゃあ大人になったら」

幸子「プライベートで撮影してもらえますか?」

P「え」
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 00:15:01.35 ID:549ggxd90
幸子「仕事じゃなくて個人的なものだったら」

幸子「引き受けてくれますか?」

P「……そもそも、何で俺に? プロに頼んでもらえば…」

幸子「プロデューサーさんがいいんです! これはお願いなんですから、拒否はできませんよ!」

P(俺ができる範囲内でって言ったよな。まあできることではあるけど)

P(まあ、その頃にはさすがに忘れてるかもしれないし)

P「分かった」

幸子「本当ですか? 約束ですよ?」

P「ああ、幸子が覚えてたらな」

幸子「どうせ覚えてるわけないって感じですね。ふふーん、ボクを舐めないでくださいね!」

幸子「プロデューサーさんも、カメラの腕を磨いておいてくださいね」

P「任せてくれ」
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 00:24:14.11 ID:549ggxd90


――その日の夜――


幸子「……はぁ」

幸子(あの時はああやって言ったけど、大人になる頃には)

幸子(この仕事を続けられてる保証なんてないんですよね)

幸子(もし続けてても、プロデューサーさんと一緒にいるとは限らないし)

幸子(……早く大人になりたい……)

幸子(できれば明日にでも。流れ星にお願いでもしてみましょうか)

幸子(なんて、そんなこと無理に決まって……)

幸子(あ)

幸子「そうだ! もしかしたらなれるかも!」

――――

志希「大人になりたい?」

昌葉「今すぐに?」

幸子「お二人ならと思いましてお話したんです! どうでしょうか?」
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 00:25:24.53 ID:Hcn+J1nso
晶だよ
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 00:26:56.96 ID:549ggxd90
>>74
間違っていました…
ご指摘ありがとうございます
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 00:37:19.93 ID:549ggxd90
志希「あのさー幸子ちゃん」

晶葉「私たちにも限界というものがある」

幸子「そ、そうですよね……ごめんなさい」

晶葉「いくら私が天才とはいえ」

志希「人の成長を操る薬か何かを作ることなんて……」


志希「できたりしてー」ニコッ

幸子「……は?」


幸子「えぇぇぇぇ!? できるんですか!?」

志希「と言っても、晶葉ちゃんと協力してやっと一歩手前まで来れた段階なんだけどねー」

晶葉「あともう少しで完成するから、その時に幸子を呼ぼう」

幸子「だ、大丈夫なんですか? 副作用で死んじゃったりは……」

晶葉「そういうリスクを徹底して潰しているところだ」

志希「リスクがあるものは怖くて使えないしね♪」

幸子(この人たち、アイドルやってていいんですかね)
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 00:53:55.16 ID:549ggxd90
幸子(でも、もしこの話が本当なら)

幸子(ボクはプロデューサーさんにあんなところやこんなところまで撮られて……その後に……)

幸子「えへへへ」

晶葉「ヨダレ垂れてるぞ」

志希「じゃ、気長に待っててねー」

スタスタ

幸子「ダメですよプロデューサーさん、そこは……」クネクネ

――――

志希・晶葉「できた」よー♪」

幸子「こ、これが……この機械が、ボクを大人に変えてくれるんですね!?」

志希「安全面もバッチリだよ♪ 裸になって入ってね」

幸子「え? 裸になるんですか?」

晶葉「体が成長するんだから、どうせ今身につけてるものも破けるぞ」

幸子「……なるほど」

幸子(恥ずかしいけど仕方ないですね)ヌギヌギ
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 01:03:32.79 ID:549ggxd90

――――

晶葉「いくぞ、準備はいいな」

幸子「……」コクン

志希「スイッチオン!」ポチッ

ガガガガガ

幸子「!?」

晶葉「大丈夫だ、何も問題はない」

志希「落ち着いてね」

幸子「……」

幸子(待っててくださいプロデューサーさん)

幸子(レンズ越しにボクの体を見せて、誘惑してあげます!)


ガガガガガ

カッ

バシュゥゥゥゥン……
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 01:09:20.02 ID:549ggxd90
晶葉「よし、成功だ」

志希「幸子ちゃん出てきて」

ガチャ

幸子「……」スタスタ

幸子「……あの」

志希・晶葉「?」

幸子「あんまり変わってないですよね」

晶葉「そうか? 背は伸びてるぞ」

幸子「ちょっとだけですけどね」

志希「おっぱいも大きくなったし」

幸子「ここは……まあ1カップくらい……っていうか見ないでくださいよ!?」

幸子「服が破けるって言ったから脱いだのに、これなら着たままでよかったじゃないですか!」

晶葉「そうだな」

幸子「その顔、知ってたんですね!?」

志希「まあまあ女同士だし、ね?」

幸子「うう……」
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 01:19:18.27 ID:549ggxd90
幸子「ところで、これ何歳くらいなんですか」

志希「設定は20歳にしたけど、誤差でプラマイ1だから」

晶葉「19〜21歳だな」

幸子「その年齢でこの体……もっと牛乳飲んで、くびれも作らないと……」

――――

P「はっくしゅっ!!」

ちひろ「風邪ですか?」

P「すみません。ちょっと悪寒がして」

ちひろ「何かの予兆かもしれませんね」

P「はは……やめてくださいよ」


幸子「プロデューサーさん」
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 01:25:05.54 ID:549ggxd90
P「ああ幸子、どうした?」

幸子「……」

P「?」

幸子(えぇぇぇ……気づいてくれない)

幸子(志希さんから服を借りて、大人っぽいメイクもしてもらったのに)

P「……あれ」

P「お前、本当に幸子か?」

幸子「!」

ちひろ「本当ですね。なんか大人っぽいです」

P「いや、よく見ると身長も伸びてるし」

幸子(気づいてくれた! やっぱりボクのプロデューサーさんですね!)

幸子(よーし、ここは一つ大人っぽいアピールをして、惑わしてあげましょう)


↓2 幸子のアピール
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 01:26:27.68 ID:jJuD0MA8O
渾身のどや顔
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 01:29:30.52 ID:DqeYhMgVO
おっぱいアピール
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 01:29:44.31 ID:ZnsadY3DO
雌豹(?)のポーズ
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 01:35:41.96 ID:549ggxd90
幸子「ふふーん、プロデューサーさん」スタスタ

ギュッ

P「!?」

幸子「やっぱりボクの変化に気づいたみたいですね」ムニュムニュ

幸子「そうです、ボクは大人になったんですよ。志希さんと晶葉さんのtからを借りて」ムニュムニュ

P(む、胸が……)

ちひろ「大人になったって、そんなことできるんですか!?」

幸子「2人に聞いてみてください」

ちひろ「分かりました」スッ

ちひろ(もしそれが本当なら、逆のことだってできるかもしれない)

スタタタッ

P「……」

幸子「2人っきりですね」

P「幸子、何でこんなこと……」

幸子「大人になったって、信じてくれるんですか?」
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 01:46:12.54 ID:549ggxd90
P「信じたくないけど、あいつらならできてしまうかもしれないという非常識な思考をしてしまっている」

P「けど何で大人に?」

幸子「この前、大人になったらボクの専属カメラマンになってくれるって約束しましたよね」

P「!!」

幸子「要望通り、大人になってあげました。沢山撮ってくださいね」

P「い、いやいや……こんなのありえない……」

幸子「疑ってますか? ちゃんと体は成長しましたよ」

幸子「さあ! 早くボクのエロカワイイ姿を見てください!」

P「……」

幸子「男に二言は?」

P「……ない」

――――

P「何で俺の家に来たんだ」

幸子「ここが撮影場所ですよ! ボクの中のテーマとしては」

幸子「『日常のエロカワイイ』です。遊びに来た彼女の可愛い姿や」

幸子「ちょっとエッチな姿を、彼氏目線でお送りする写真集を作るんです!」
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 01:58:15.16 ID:549ggxd90
P「作ってどうするんだ……」

幸子「一つの企画として保管して置いてもらえると嬉しいですね」

幸子「あと、プロデューサーさんにも見てもらいたくて……」

P「……痴女か」

幸子「もう! 何でその発想になるんですか!」

幸子(まあいいです。すぐに欲望を抑えきれなくなるに決まってますから)

幸子「じゃあ始めましょう。初めは玄関から!」

P(約束は約束だからな……問題はヌードだけど。ちょっとエッチどころじゃないだろ)

――――

P「言っておくけど、カメラの腕は良くないからな」パシャッ パシャッ

幸子「はい♪ プロデューサーさんがいいなと思った構図で撮ってください」

P「……」パシャッ パシャッ

P(これ、もったいないな。俺なんかよりプロに頼んだ方がいい)

P(大人幸子の良さをもっと引き出したい。例えばこの角度から……)パシャッ パシャッ

幸子(ふふ、熱心になってきましたね。何と言ったって、カワイイだけでなく)

幸子(セクシーさも手に入れてしまったボクですからねぇ)
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 02:02:14.87 ID:549ggxd90
途中ですがここまでで
誤字脱字、呼称間違いすみません
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 03:06:36.51 ID:pjVrbKOEo
乙乙。
よし今からRの方に行こう
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 09:13:48.01 ID:N498/Omto
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 20:35:13.46 ID:549ggxd90
このスレが終わったらRで書く…かもしれないです
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 20:45:32.75 ID:549ggxd90
P「よし、次はリビングで……その次はキッチンかな」

幸子「妄想を膨らませてますね」

P「引き受けた以上は徹底してやりたいから」

幸子(徹底して……つまりボクのヌードも徹底的に……)ドキドキ

――――

P「こんなもんか」

幸子「シャツ一枚のみとは分かってますね」

幸子「見えそうで見えないこの感じが……」

P「ギリギリはいいよな」

P「さて、じゃあ今度は…」

幸子「脱ぎますか?」

P「……あのさ幸子、別に下着や裸は撮らなくてもいいんじゃないか?」

幸子「必要です」

幸子(プロデューサーさんに見せるために)

P「写真集には載せられないだろ」

幸子「そうですね、でも一応撮っておきます」
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 20:54:03.99 ID:549ggxd90
P「……」

幸子「何でも言うこと聞いてくれるんでしょう?」

P「……脱いで」

幸子「はい」ヌギヌギ

パサッ

幸子「どうすればいいですか?」

P「まずは立ちポーズ。その後ベッドに座ったり寝転んでる姿を撮る」

幸子「分かりました」

――――

P「……」パシャッ パシャッ

幸子(おかしいですね。大胆なポーズなのに飛びかかってきません)

P「さて、じゃあ最後にヌードで撮るぞ」

幸子「! は、はい」

P「後ろ向いてるから、脱いだらバスタオル巻いて準備してくれ」

幸子「はい……」
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 21:08:09.97 ID:549ggxd90
幸子(きた!! とうとうこの時が)

幸子(プロデューサーさんに私の裸を……)プチッ

パサッ ヌギヌギ

幸子(このあられもない姿を……見てもらうんです)スッ

幸子「準備できました」

P「そうか。じゃあ最初は巻いてるタオルで、前を隠すようにポーズをとってくれ」

幸子「……」ハラリ

P「そう。で、恥ずかしがるような顔で」

幸子「……」カァァ

P「いい演技だな」パシャッ パシャッ

幸子(こ、これは演技じゃなくて素ですよ……)

P「……」パシャッ パシャッ

幸子(プロデューサーさん、今のボクを見てどう思ってるんでしょうか)

P「……」パシャッ パシャッ
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 21:16:16.13 ID:549ggxd90
P「次はタオルをとって」

幸子「!」

P「どうした?」

幸子「……」ドキドキ

パサッ

幸子「……」ドキドキドキ

幸子(ついに見られてしまいました。ボクのヌード)

幸子(プロデューサーさんの反応は……)

P「体を隠すようにポーズ、できるか?」

幸子「え……あ、はい」スッ

P「オッケー、そんな感じ」パシャッ パシャッ

幸子(あれ? なんか思ってた反応と違う)

P「じゃあ次はベッドに寝転んで」

幸子「!!」

幸子(これは……襲いやすいように準備をしてる!?)

幸子(そういうことですかプロデューサーさん。いいでしょう、ボクも覚悟を決めます)
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 21:26:05.75 ID:549ggxd90

ゴロン

P「うん、あとはさっきみたいに体を隠すように」

幸子「……」

P「いいぞ幸子」パシャッ パシャッ

幸子「……」

P「今度は唇に手を添えて。そうだ」パシャッ パシャッ

幸子「……」

――――

P「よし、と。こんなもんかな……はいタオル」スッ

幸子「え……あ、どうも」

P「服を着たら飯でも食べに行くか。いや、その前にその体を元に…」

幸子「ちょっと待ってください!」

P「な、何だよ」

幸子「プロデューサーさん、どうしてですか?」

幸子「こんな可愛さとセクシーさを兼ね備えた、極上の女の子が!」

幸子「素っ裸で目の前にいるのに! 何で襲わないんですか!」
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 21:37:25.30 ID:549ggxd90
P「襲うわけないだろ……幸子はアイドルで14歳だし」

P「それにこれは幸子から頼まれた仕事なんだから」

幸子「今のボクは20歳です!」ガバッ

P「!? こら前を隠せ!」

幸子「ちゃんと見てください、成長したんですから!」

幸子「そりゃボンキュッボンのダイナマイトボディではないですけど……ほら! こんなポーズとかエロいでしょう!?」アッハーン

P「隠せってば!! あとそれ狙いすぎてあんまりエロくない!!」

幸子「じゃあこんなのはどうです!?」ウッフーン

P「いいから隠せって!」

幸子「ええい、面倒です!」ギュッ

P「!?」

幸子「そっちが来ないならこっちが仕掛けます」

幸子「プロデューサーさん。ボク、今とてもドキドキしてるんですよ」

幸子「体も熱いんです」

P「……」
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 21:45:12.66 ID:549ggxd90
幸子「プロデューサーさん」

P「さ……幸子……お前……」

幸子「……あれ」

幸子「なんか本当に体が熱いです……風邪を引いたんでしょうか」フラッ

P「幸子!? 大丈夫か!!」ギュッ

幸子「頭もクラクラして……」

幸子「体が……体が……!」


幸子「熱い!!」カッ


P「幸子が光った!?」

――――

晶葉「そういえば、そろそろ効果が切れる頃だな」

志希「幸子ちゃんに伝えたっけ?」

晶葉「いや」

――――

プシュゥゥゥゥゥ……

P(光が収まった)

P(ん? 幸子の胸が小さくなってる。ということは……)

P「とりあえずタオルをかけよう」スッ

幸子「うう……何ですか今の……」
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 21:54:51.21 ID:549ggxd90
P「気がついたか。どうやら元に戻ったみたいだぞ」

幸子「え? 嘘」ムニッ

幸子「小さくなってる!? そんな……時間制限があったなんて……」

P「これでそういうことはできないな」

幸子「くっ……こうなったらもう一度大人になってきます!!」スッ

P「待て待て、その前に服を着ろ」

幸子「そ、そうですね」イソイソ

幸子「待っててくださいねプロデューサーさん、もう一度誘惑して見せますからね」

スタタタッ

P「着るの早すぎるだろ……」

P「……データ確認データ確認……」

ピッピッ

P「我ながらよく撮れたかもしれない」ピッ ピッ

P「……エロい」


おわり
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 22:02:16.52 ID:549ggxd90

――――

幸子「……」ムスッ

ちひろ「幸子ちゃん、機嫌が悪いみたいですけど、どうしたんですか?」

P「大人になれる機械が壊れてしまったらしんですよ」

P「さらに改造しようとしたら負荷をかけすぎてどうのこうの」

ちひろ(私が若返り機能を求めたせいですね)

P「で、また同じものを作るには部品集めからやらないとダメで」

ちひろ「なるほど」

幸子「……」

P「幸子、何か食べたいものあるか? 奢るぞ」

幸子「何でもいいんですか?」

P「うん」

幸子「じゃあパフェを」

P「よっしゃ、行こう」
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 22:05:57.53 ID:549ggxd90
P「ということなので、ちょっと外出してきます」

ちひろ「はい」

スタスタ

ちひろ「そっか……時間かかるのか」

ちひろ「ま、私はまだまだそんな年じゃないし、いっか」

――――

幸子「2つ目のお願いが決まりました」パクッ

P「唐突だな」

幸子「もう切り替えたので。言っていいですか?」モグモグ

P「うん」


↓2 幸子のお願い
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 22:09:29.16 ID:Hcn+J1nso
ksk
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 22:09:32.53 ID:q95Dhxy30
デートする
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 22:10:08.08 ID:GbCLt6IJ0
小梅さんと輝子さんと一緒に暮らしたい
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 22:18:41.44 ID:549ggxd90
幸子「明日、ボクもプロデューサーさんもお休みですよね? デートしましょう」

P「デートって……大丈夫かな」

幸子「何がです?」

P「幸子と俺で並んで歩いてたら警察に呼び止められるような」

幸子「仕事の下見とか言い訳すれば大丈夫ですよ」

P「そうかな」

幸子「そうです! ってことで決まりですね、どこに行きますか?」

P「強引だな……幸子は行きたいところあるのか?」

幸子「そうですねぇ」


↓2 幸子の希望
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 22:20:44.32 ID:q95Dhxy30
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 22:21:05.30 ID:GbCLt6IJ0
映画館
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 22:35:56.07 ID:549ggxd90
幸子「最近話題の映画を観に行きましょう!」

P「いいな! アクション映画でスカっとしたい」

幸子「アクションもいいですけど、デートなんですから」

幸子「やっぱりラブストーリーですよ! 感動で涙が出るような」

P(ラブストーリー……あまり見たことない)

幸子「あまり見たことないから嫌だって顔ですね」

P「嫌だとは思ってないけど、ってか何で分かったんだ」

幸子「何となくです。まあ何の映画を観るかはプロデューサーさんが決めるとして」

P「俺が!?」

幸子「楽しみにしてますよ♪」フフ

幸子「で、その後どうしますか? どこかで遊びましょう!」

P「映画を観た後……ショッピングは?」

幸子「おお! いいですね、決まりです!」

幸子「その後は夕食で高級レストランに……!」

P「高級は除いて欲しい……」

ワイワイ
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 22:45:47.00 ID:549ggxd90


――翌日――


P(ふぅ、何とか時間通りに来れたな)

P(幸子は……まだ来てない?)キョロキョロ


幸子「プロデューサーさん」

P「!?」


P「い、いたのか幸子。ビックリした」

幸子「まるでお化けを見たような反応ですね、失礼な!」

P「そんなつもりはないって……ん?」

P「なんかオシャレだな。服も見たことないやつだ」

幸子「ふふーん、この日のために買ってあげたんですよ!」

幸子「いつもよりカワイイボクを、今日一日ずっと間近で見られるなんて、幸せ者ですね!」

P(この日のためって、昨日仕事が終わってから買いに行ったのか?)
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 22:55:04.01 ID:549ggxd90
幸子「あ、映画が始まるのってもうそろそろですよね? 行きましょう!」ギュッ

P「そうだな……って何故腕を組むんだ……」

幸子「デートだから当然ですよ。早く早く!」グイグイ

P「まだ余裕あるから急がなくてもいいよ」

P(はしゃいでるな)フフ


↓2 Pが選んだ映画のジャンル
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 22:55:43.05 ID:Hcn+J1nso
ksk
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 22:56:03.49 ID:kc3EVOZVo
サメ
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 22:56:03.49 ID:Xe65b3KRO
コメディ
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 23:08:03.34 ID:549ggxd90
幸子「あの」

P「はい」

幸子「これってジャンル的にはどういうものなんです?」

P「モンスターパニック。ホラーだよ」

幸子「ホラーですか……ふふ、考えましたねプロデューサーさん」

幸子「ボクを怖がらせて夜眠れなくする作戦ですね? でも残念!」

幸子「こういうの意外と平気なんですよね! ふふふ!」ブルブル

P(震えてる)

幸子「……手を握ってもいいですか」ギュッ

P「いいよ」

――――

幸子「え、ちょっと……そっちに行っちゃダメですよ……!」

幸子「サメがいますからぁ……!」

ザバァァァ

男『うわあああああ!!』

幸子「ひぃっ……!?」

女『頑張って! 手を伸ばして! さあ!』

幸子「まだ助かります、頑張って……!」ドキドキ

P(かなり入り込んでるな)
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 23:11:21.96 ID:Hcn+J1ns0
サメ映画で真面目にモンスターパニックしてる……?
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 23:14:31.72 ID:EbRAzrOBo
サメ映画が100%ギャグであるかのような認識はNG
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 23:17:59.20 ID:Mu5vGccko
ちょっと水のあるところならどこでも出てきたりどんなに食べても食欲が落ちなかったり
銃が効かないけどチェーンソーは特効だったりモーター音に反応してるのに船より落ちた人を優先したり
頭が二つあったり蛸と融合してたり竜巻に乗って大群で襲い掛かったり
登場人物が分けの分からない行動したりするだけじゃないか
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 23:24:42.71 ID:549ggxd90

――――

幸子「はぁ……」

P「どうだった?」

幸子「ドキドキハラハラしました。サメが夢に出てきそうです」

幸子「でも楽しかったですよ! 最後はとんでもない展開で、ちょっと笑っちゃいましたけど」

P「ふふ、そうだな。まあサメ映画らしいと言えばらしいけど」

幸子「そうなんですか?」

P「色んなサメ作品が出てるんだよ。あまり説明するとややこしいけど」

P「買い物行こうか」

幸子「はい」

幸子(ちょっと気になりますね。調べてみようかな)

――――

P「人が多いなぁ、当然だけど。離れないようにな」

幸子「手を繋いでるから平気ですよ」フフ

P「俺も放さないようにするから」

幸子「はい! ……あっ」

P「?」


↓2 幸子の目にとまった店
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 23:26:16.59 ID:Hcn+J1nso
ksk
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 23:26:29.66 ID:GbCLt6IJ0
ラーメン屋
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 23:39:14.52 ID:549ggxd90
幸子「プロデューサーさん、あのラーメン屋って有名なとこですよね」

幸子「アイドルの間でもちょっとした話題になってます」

P「ああ、ニュースでも取り上げられてたな」

P「俺も食べたことあるけど、麺もスープも、チャーシューからメンマまで全部美味いんだよな」

P「卵も半熟とろとろでさ」

幸子「……ゴクリ」

P「昼食、あそこで食べていくか」

幸子「はいっ!」

――――

店員「お待たせしました、チャーシュー麺です」コトッ

P「うわ、チャーシューが多くて麺が見えない。しかも一枚一枚が分厚い」

幸子「すごいですね。食べられるんですか?」

P「もちろん」ドヤ

店員「こちら豚骨ラーメンです」コトッ

幸子「ありがとうございます! 美味しそうですねぇ」ワクワク

P「食べようか! いただきます」
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/05(火) 23:43:04.55 ID:8N16AEcL0
飯テロじゃねーか!
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/05(火) 23:51:18.64 ID:549ggxd90
幸子「いただきます! あむっ」ズルズル

幸子「んー! おいひい!」モグモグ

P「幸子は豚骨が好きなのか?」

幸子「好きですけど、特別これに限る! とかではないですよ」

幸子「はー、スープも美味しいです……」

P「幸せそうだな」フフ

幸子「……プロデューサーさん、チャーシュー一口もらえませんか」

P「え?」

幸子「ボクのより肉厚ですし、食べてみたいなぁって」

幸子「お願いします!」

P「まあいいけど。一口と言わず全部あげるよ」

幸子「さすがにそんなに食べれないですよ! 一口だけでいいんです」

P「そうか……じゃあ、はい」スッ

幸子「……」

P「どうした?」

幸子(あーんして欲しかったんですけど、ラーメンじゃ厳しいですよね)
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/06(水) 00:01:56.52 ID:GEwmC4eO0
幸子「ありがとうございます! はむっ」

幸子「はふはふっ……んぅー! ジューシーですねぇ!」

P「だよなぁ、スープと合わせて飲むとまた美味いんだよ」

幸子「もらっただけでは悪いので、メンマあげます」ヒョイッ

P「あ、ありがとう」パクッ

P(そんなに『おお!』とはならないけど……でも美味い)モグモグ

――――

P「あー美味かった!」

幸子「また行きたいですねぇ。これでみんなに良いお土産話ができました!」

P「土産話になるくらい話題なんだな」

幸子「ええ。みんなアイドルですから、体型を気にしたり、女の子だけで入ったりするのが恥ずかしくて」

幸子「なかなか入れないんですよね」

幸子「特にこういうラーメン感を全面に押し出してる看板のところは、厳しいです」

P「なるほどな……ラーメン店っぽくないオシャレな店とかだと、女性人気あるもんな」
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 00:03:10.63 ID:gr6chv77o
あいどるだからなかなか入れないとは面妖な
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/06(水) 00:09:39.62 ID:GEwmC4eO0
幸子「まあプロデューサーさんがいれば、みんなも入りやすく…」

幸子(はっ! 危ない危ない、こんなことを言ってしまってはダメです!)

P「俺がどうしたって?」

幸子「何でもないです、あははは……それより買い物を続けましょう!」

P「?」


――2時間後――


P「ふー、結構歩いたな」

幸子「ふふーん、だらしないですねプロデューサーさん!」

幸子「ボクは日頃レッスンをしているので、まだまだ元気ですよ!」

P「見れば分かるよ……凄いな幸子は」

幸子(まあ、せっかくのプロデューサーさんとのデートだからっていうのもありますけど)

幸子「あ! プロデューサーさん、次はあそこに入りましょう!」スタスタ

P(本当に元気だ……)
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/06(水) 00:22:29.36 ID:GEwmC4eO0

P「アクセサリーショップか」

幸子「お気に入りの店です! カワイイボクにピッタリのものが売ってるんですよ」

P「確かに、幸子に似合いそうなものが沢山あるな」

P「例えばこのネックレスとか」キラッ

幸子「それいいですよね……でもちょっと高くて買えないんですよね……」

P「プレゼントしようか?」

幸子「えっ」

P「これをつけた幸子を見てみたいし」

幸子「い……いいんですか?」

P「遠慮してるなら別に…」

幸子「ちょっ!? そんなことないです! すごく嬉しいです!」

幸子「ありがとうございます!」ニコッ

P「はは……喜びすぎだろ。すみません」

店員「はい」
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/06(水) 00:31:28.60 ID:GEwmC4eO0

――――

P「もう夕方か」

幸子「あっという間でしたね。きっと楽しかったせいです」

幸子「楽しい時間は短く感じるのって、何ででしょうね」

P「不思議だよな」

幸子「全くです。どうせなら……痛っ」ピタッ

P「どうした?」

幸子「な、何でもないです……ちょっと躓いてしまって」

P「……!」

P「靴を脱いで足を見せてくれ」

幸子「大丈夫ですってば」

P「幸子」

幸子「……」スッ

P「……靴擦れか。この靴新品だよな?」

幸子「はい……」
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/06(水) 00:40:22.77 ID:GEwmC4eO0
P「ごめん。一緒にいたのに気づいてやれなかった」

幸子「あ、謝らないでください! ボクの演技力の賜物ですから!」

P「痛いなら痛いと言ってくれればよかったのに……」

幸子「そんなこと……言えないですよ」

幸子「プロデューサーさんとのデート、楽しみにしてたんですから」

幸子「言っちゃったら、デートが台無しじゃないですか」

P「……」

スッ

幸子「背中を向けて何してるんです?」

P「おんぶする」

幸子「!」

P「させてくれ。これ以上歩かせられない」

P「タクシーも通りそうにないし、幸子の家までもうすぐだから」

幸子「……分かりました」スッ

ギュッ

P「よっと」

幸子「な、なんか恥ずかしいですね」
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/06(水) 00:48:59.03 ID:GEwmC4eO0
P「じゃあお姫様抱っこするか?」

幸子「!!」

幸子「は、はい……してください」

P「……言っておいてなんだけど、俺も恥ずかしい。ごめん」スタスタ

幸子「そ、そうですか……」

幸子「……」

幸子(プロデューサーさんの背中、広くて大きいですね)ドキドキ

P「幸子」

幸子「は、はい」

P「今日のデート、俺も本当に楽しかったよ」

P「また遊ぼうな」

幸子「……はい」ニコッ

幸子(やっぱり子供にしか見られてないんですかね)

幸子(でも、いつかきっと……)ギュッ

P「幸子、首が締まってる……」

幸子「……」ウットリ

P「幸子? ちょっと!!」


第四話 おわり
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/06(水) 00:55:04.92 ID:GEwmC4eO0

――――

幸子「……」ニコニコ

ちひろ「幸子ちゃん、一昨日とは打って変わってご機嫌ですね」

ちひろ「聞いた話によると、プロデューサーさんとデートしたとか」

P「はい、楽しかったですよ」

ちひろ「私もお願いする時、デートしてくださいって言えばよかったなぁ」

P「ええ……俺からどんだけ搾取する気ですか」

ちひろ「私はそんなにがめつい女じゃないです!!」

幸子「プロデューサーさん」

P「!」

幸子「ちょっとこっちに来てください」

P「何だ?」スタスタ

ちひろ「全くもう」プンプン
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/06(水) 00:58:43.92 ID:GEwmC4eO0
幸子「昨日は楽しかったです。ありがとうございました」

P「喜んでもらえて何よりだよ」

幸子「で、最後のお願いなんですけど」

P「話が変わるの早いな。どんなお願いだ?」


↓2 幸子のお願い
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 01:05:25.01 ID:2jmLMkJDO
誓いのキスを
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 01:05:29.43 ID:gr6chv77o
Pの実家に遊びに行く
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 01:09:22.51 ID:GEwmC4eO0
ここまでにします
サメ映画にわかですがディープブルーとシャークネードが好きです
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 01:23:37.52 ID:cxaeNXJLO
おつ
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/06(水) 09:43:46.00 ID:ecBAuBN70
大人状態で実家に遊びに行ってれば、Pを人生の墓場に引きずり込めたのに(大人組的発想)
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/06(水) 23:09:47.37 ID:GEwmC4eO0
幸子「プロデューサーさんの実家に遊びに行きたいです」

P「俺の実家? 何でまた」

幸子「プロデューサーさんの生まれた所がどんな場所か知りたいんですよ」

P「知っても良いことないぞ。田舎で何もないし」

幸子「行くことに意味があるんです! 次に2人の休みが重なる日に行きましょう」

幸子「これは決定ですからね」

P「いいけど、ガッカリするなよ?」

幸子「しませんよ」

幸子(まあ、とか何とか言ってご両親に会うのが目的なんですけどね)

幸子(きっと子供にしか見られないでしょうけど、今から良い印象を持ってもらえれば)

幸子(数年後のためになります。そう、ボクが結婚できる歳になったら!)フフフ

P(めっちゃ笑顔だな。そんなに楽しみなのか)
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/06(水) 23:19:43.55 ID:GEwmC4eO0


――2人の休日――


幸子「結構電車乗り継ぐんですね」

P「退屈だろ?」

幸子「そんなことないですよ。色んな景色が見れますし」

幸子「まるで旅行してるみたいで楽しいです」

P「そうか……俺は何度も往復してるから、この景色に慣れちゃったな」

P「みかん食べる?」

幸子「もらいます! あーん」

P「……?」

幸子「固まってないで食べさせてください」

P「ああ、そういうことか。ほい」スッ

幸子(他にどういうことがあるんですか)パクッ モグモグ

『次は○○駅、○○駅です』

幸子「あ、そろそろ着きますね」

P「もう1回乗り継げば到着するから」

幸子「了解です!」
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/06(水) 23:36:49.41 ID:GEwmC4eO0

――――

幸子「わぁ……山がたくさんありますね」

P「これでも開発が進んでるんだけどな。俺が東京に初めてやって来た時はもっと…」

???「Pちゃん! こっちこっち!」

P「あ」

幸子「綺麗な女の人……知り合いですか?」

P「知り合いっていうか、俺の母親だよ」

幸子「!!」

P母「よく来たねぇ。この子が電話で言ってたアイドルさん? めんこい子だね」

P「輿水幸子って名前だよ。知らない?」

P母「ごめんね、私そういうのに疎くて」

幸子「いえいえ! ボ……私がもっと有名になっていないのが悪いんです!」

P(私!?)

幸子「輿水幸子と言います。よろしくお願いいたします」ペコリ

P母「こちらこそよろしくね」
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/06(水) 23:46:53.54 ID:GEwmC4eO0

――車内――

P母「へぇーそうなの。まだ14歳なのに、すごいねぇ」

幸子「そんなことないです。私より歳が下の子もアイドルとしてお仕事をしてますから」

幸子「学業との両立は大変ですけど、とても楽しくてやりがいを感じてます」ニコッ

P母「まあ素敵な笑顔! 私も幸子ちゃんのファンになろうかしら」

幸子「わぁ! 嬉しいです!」

P(誰だこれ)

P母「ねえPちゃん、紙と書くものあるかしら? サインもらいたいんだけど」

P「今運転中だから帰ってからにして。あとちゃん付けするのやめてくれ……もう大人なんだから」

P母「いいじゃない別に。私からしたらずっと子供なんだから」

P母「ねえ幸子ちゃん?」

幸子「はいお母様!」

P(お母様!?)
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/06(水) 23:58:52.42 ID:GEwmC4eO0

――Pの実家――

P母「じゃあ私、畑仕事があるから」

P母「何もないところだけど、ゆっくりしていってね幸子ちゃん」

幸子「はい! ありごとうございます!」

スタスタ

P「幸子」

幸子「何ですか?」

P「なんか態度がいつもと違うような気がするんだけど」

幸子「そりゃあプロデューサーさんのご両親ですからねぇ」

幸子「プロデューサーさんが見つけたアイドルとして、きっちりしたところを見せないと」

P「ありのままで良かったと思うけどな……」

幸子「ところで、ボクプロデューサーさんの部屋が見たいんですけど」

P「見てどうするんだ。子供の時に使ってた机とかしかないけど」

幸子「いいじゃないですか、お願いします」

P「分かったよ……ついて来て」スタスタ

幸子「お邪魔します!」
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/07(木) 00:17:07.37 ID:qhKiR+RP0

幸子「へー、ここが……」

P「この机で勉強したり、オモチャ箱のオモチャで遊んだり」

P「まあ大半は外で遊んでたんだけど」

幸子「ここら辺だと遊ぶ場所たくさんありそうですね」

幸子「アルバムとかないんですか?」

P「卒業アルバムは東京の家に持ってったからなぁ」

P「でも生まれた時の写真とか、学校に入学とか節目の時に撮った写真なら」

P「母さんが持ってるかもしれないな」

幸子「見たいです! っていうか」

幸子「プロデューサーさん、お母様のこと母さんって呼ぶんですね」

P「うん。っていうかお前は、何でお母様って…」

幸子「あ、これ何です?」

P「話を逸らすな!」


P母「Pちゃーん! お父さんが幸子ちゃんに挨拶したいって!」

幸子「!」

幸子(プロデューサーさんのお父様……何としても気に入ってもらわないと)

P「仕事終わってからでいいのに。居間に行くか」

幸子「はい」
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/07(木) 00:31:54.79 ID:qhKiR+RP0

――――

P父「へー、めんこい子だなぁ」

幸子「輿水幸子と言います、よろしくお願いいたします」ペコリ

P父「ご丁寧にどうも。Pの父です」ペコリ

P父「で、何でこの子と一緒に、この時期に家に帰ってきたんだ?」

P父「まさかこの子と結婚するってんじゃ……」

幸子「!!」

P「幸子に失礼だって。まだ14だし」

P「ここには遊びに来ただけだよ」

P父「ははは、冗談だよ。ごめんな幸子ちゃん」

幸子「いえそんな」

P母「でも、幸子ちゃんのような子が嫁に来てくれたら」

P母「私も可愛がっちゃうわ」

P「母さん……」

幸子(これは……チャンス?)

幸子(グイグイいけば掴めるかもしれない。いや)

幸子(謙虚に行くべきでしょうか……うーん……)


1、グイグイいく

2、謙虚にいく


↓2
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 00:33:45.34 ID:p+bXM3BwO
kskst
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 00:33:58.67 ID:NSQKN1Ap0
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/07(木) 00:52:57.02 ID:qhKiR+RP0
幸子「そ、そんな……結婚なんて考える歳じゃないですし」

幸子「私みたいな子、プロデューサーさんとつり合わないですよ」アハハ…

幸子「プロデューサーさんはとても優しくて、カッコよくて、頼りになる素敵な男性なので」

P父「こいつがかぁ? お世辞にもほどがあるだろ」

P(おい父親。と言いたいけど、確かに俺もそう思う)

P母「でも2人が並んでるところ見ると、お似合いだと思うんだけどねぇ」

幸子「本当ですか? そう言ってもらえると嬉しいです」ニコッ

P「もうこの話はいいから、2人共仕事に戻ったら?」

P父「そうはいかねえぞ。お前が帰ってくるたび言ってんだろ」

P父「早く良い嫁さん見つけて親を安心させろって」

P「俺が40越えてるならまだしも……」

P母「今付き合ってる女の子はいるの?」

幸子「」ピクッ

P「……」

幸子「……」ドキドキ

P「いないけどさ」

幸子(よ、よかった……)ホッ
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/07(木) 01:04:42.47 ID:qhKiR+RP0
P父「地元で付き合ってた子いたろ。あの子はどうしたんだ」

P「お互いに離れた場所だったし、なかなか会えないからって別れたよ」

P「てかそれ3年くらい前の話だから」

P母「何でもいいけど、3年後くらいには良い報告してね」

P「分かってる。心配しすぎだって」

幸子(え)

――――

P「ごめんな幸子。説教に付き合わせちゃったな」

幸子「いえ……」

幸子「あの、プロデューサーさん」

P「ん?」

幸子「さっきお母様が、3年後くらいには良い報告してねって仰った時」

幸子「分かってるって返事しましたけど」

幸子「……当てはあるんですか?」

P「当て?」

幸子「返事をしたっていうことは、結婚したいと思う女性がいるってことですよね?」
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/07(木) 01:24:39.87 ID:qhKiR+RP0
幸子「今年に付き合って、それから3年したら…」

P「あれはその場凌ぎだよ」

幸子「え?」

P「ああでも言わないと話が長引いちゃうからさ」

P「まあ俺だってそういうことは考えてるし、なるべく早く親を安心させたいって思ってるから」

P「目標として設定はするつもりだけど」

幸子「3年後に、ですか?」

P「うん」

幸子(その頃ボクは17歳……結婚できる年齢ではありますけど)

幸子(そしたらアイドルは当然やめなきゃいけないですよね。ちょっと早いような……)

P「何か食べに行くか?」

幸子「!」

P「甘いものでもさ。ここにいたってすることないし」


1、甘い者を食べに行く

2、P実家付近を散歩する

3、自由安価


↓2
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 01:33:19.26 ID:Ol0lNgDL0
2
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 01:40:14.88 ID:kLmbUnuJO
2
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 01:43:51.97 ID:qhKiR+RP0
ここまでにします
できれば21時くらいに始めます
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 10:17:00.48 ID:0MgPUXfPO
かわいい
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 17:49:42.64 ID:uLr0itmp0
お願いで婚姻届キープやないアタリは若いな…
きっとPの意志で出して欲しいんやろなぁ。
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/07(木) 21:22:38.15 ID:qhKiR+RP0
幸子「せっかく来たんですしここら辺を散歩したいです」

P「散歩か? まあいいけど」

――――

幸子「ふー、穏やかです。マイナスイオンもたっぷりですね」

P「東京だと人や建物ばかりだもんな」

P「お……あそこの空き地、よく友達と集まって遊んだんだよ」

P「野球とかサッカーとかしたなぁ」

幸子「やっぱりアウトドアなんですね」

P「いや、どちらかというと家でゲームしてる方が楽しかったんだけどな」

P「親が外で遊べとうるさくて。あとは山の中に入って野イチゴ探して食べたり」

幸子「ワイルドですね……」

P「秘密基地も作ったりしたよ。今残ってるか分からないけど」

幸子「男の子って好きですよね。ボクも小学校の時に」

幸子「クラスの男の子が秘密基地の話してるの聞いてましたよ」

P「ロマンがあるからな。マンガやお菓子持ち込んだりして……」

幸子(ふふ、目がキラキラしてますね)
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/07(木) 21:35:06.96 ID:qhKiR+RP0
幸子「……」

幸子「……プロデューサーさん」

P「ん?」

幸子「えっと、相談したいことがあるんですけど」

P「珍しいな」

幸子「ボク、これからもカワイイアイドルとして仕事を頑張るつもりなんですけど」

幸子「17歳でやめようかなと思ってるんです」

P「えっ……ど、どうして?」

幸子「理由は伏せさせてください。これについてプロデューサーさんはどう思いますか?」

P「どう思うって、理由が分からないんじゃ……」

P「できれば幸子にはアイドルを続けて欲しいよ。これからもっともっと輝いていけると確信してるから」

幸子「……」

P「決定なのか?」

幸子「いえ、まだ迷ってるんです。そもそも」

幸子「アイドルをやめる場合の理由も、成し遂げられるか分からないので」
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/07(木) 21:50:31.12 ID:qhKiR+RP0
P「つまり、幸子の夢か」

幸子「そうですね。ボクの夢です」

幸子(そしてある種女の子の夢でもあります。なんかアイドルみたいですね)

P「そうか……じゃあ引き止めないよ。その夢に向かって突き進んで欲しい」

P「……なあ幸子」

幸子「?」

P「もしその夢を叶えたとして、アイドルに復帰することはできないか?」

P「一時的に休養すると世間で言っておいて…」

幸子「それは無理ですね」

P「……幸子は、アイドルを続けたいと思わないのか」

幸子「え」

P「いや、ごめん。アイドルをやめると決断するほど追いかけたい夢なんだよな」

P「今のは忘れてくれ……余計なことを言った」

幸子「……」

幸子(そりゃあボクだって、アイドルはずっと続けたいと思ってますよ)

幸子(でもプロデューサーさんが……プロデューサーさんが結婚を3年後に設定するなんて言わなければ……)

幸子(あっ)ピーン
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/07(木) 22:12:55.52 ID:qhKiR+RP0
幸子(待ってください!? 結婚とまではいかなくても)

幸子(婚約をするというのはどうでしょう!! 何が何でも結婚しますという意思表示をしておけば)

幸子(ご両親に安心してもらえると思いますし、ボクも20歳ちょっとくらいまで……は、欲張りすぎでしょうか)

幸子(ともかく17歳より長い時間アイドルを続けられるかもしれません!)

幸子(フィアンセ……そう、フィアンセですよ! 良い響きですねぇ!)

P「さて、そろそろ家に戻るか」

幸子「プロデューサーさん」

P「?」


幸子「3年後までには、必ず成し遂げてみせますからね」ニコッ

P「!?」ゾクッ


P(な、何だ……! 笑顔なのに威圧感が……まるで蛇に睨まれているような……!)

幸子「でも道は険しいですねぇ。ライバルがそこそこいるので」

幸子「まあカワイイボクなら軽ーく蹴散らしちゃいますけどね! ふふーん!」

P「そ、そうか……頑張れ」

幸子「はいっ!」
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/07(木) 22:24:54.65 ID:qhKiR+RP0


――翌日――


P母「もう帰っちゃうの」

P父「あと2、3日くらい居りゃいいのに」

P「無茶な。俺も幸子も仕事や学校があるんだから」

幸子「短い間でしたけど、お話できてよかったです!」

P母「また来てね? 歓迎するから」

P父「アイドル頑張れ! うちの家族はみんな幸子ちゃんのファンだ!」

幸子「ありがとうございます!」

P「はは……」

――――

P「騒がしい家族だったろ?」

幸子「というより賑やかでしたね。いずれはボクもあの中に入るんですね」

P「え?」

幸子「あ、見てくださいプロデューサーさん。綺麗な景色です」

P「幸子、今のはどういう…」

幸子「みかん食べますか?」

P「……うん」


おわり
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/07(木) 22:36:26.49 ID:qhKiR+RP0

――――

P「んー……」

ちひろ「プロデューサーさん、難しい顔してますけどどうしたんですか?」

P「あ、すみません。気にしないでください」

ちひろ「気になりますよ。悩み事ですか」

P「はい……幸子のことなんですけど」

ちひろ「幸子ちゃんに何かあったんですか?」

P「気づきませんか。様子が変なんです」

ちひろ「様子が……?」


↓2 幸子に何が起きたか
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 22:39:19.23 ID:bfkgw7bno
ksk
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 22:40:11.17 ID:mOjMjlR8o
留美さん達と結婚情報誌を読むようになった
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 22:40:12.26 ID:NSQKN1Ap0
頭からきのこがはえた
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/07(木) 23:06:21.78 ID:qhKiR+RP0
P「留美さん達と結婚情報誌を読むようになったんですよ」

P「最初は大人の女性に感化されて、真似してるのかなと微笑ましく思ってたんですけど」

P「話しかけたら真剣な顔をしてて、俺の声も届いてないみたいなんです」

ちひろ「結婚情報誌ですか……」

P「そういう仕事を意識してるんでしょうか」

P「前にLove YellでWith Loveという曲をやりましたけど、仲間に入りたいとか」

ちひろ「可能性はありますね。曲じゃないにしても、ウエディングドレスを着ることに憧れてるとか」

ちひろ「あとは……」

P「あとは?」

ちひろ(結婚を考えている、ですね。まだ中学生ですからその線はないと思いますけど)

ちひろ「いえ、何でも。こうやって考えていても正解は出ませんし」

ちひろ「直接聞いてみては?」

P「やっぱりそうですよね……はい、行ってきます」スッ

スタスタ
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/07(木) 23:35:32.14 ID:qhKiR+RP0

――――

早苗「ねえ、私たちって虚しくない?」

瑞樹「何で?」

早苗「こういう結婚関連の雑誌ばっか読んで何になるんだって話じゃない」

早苗「それより相手を探した方がずっと有意義だと思うわ」

留美「それはそれ、これはこれ。相手を探す時はそれに専念して」

留美「そうでない時はこうして雑誌を読んで、素敵な未来を想像するのも良いと思うわ」

瑞樹「良いこと言うわね留美ちゃん! あ、見てみて! このドレス可愛い!」

早苗(留美ちゃんはまあまだ余裕があるとして、私と瑞樹ちゃんは想像してる場合じゃないような)

早苗(……いや……考えてみればまだ28よね? うん、ものは考えようよ)

早苗(アイドルとして仕事も頑張ってるんだから、そのうち相手は見つかる。うん)

早苗「どれどれ? わー本当ー!」

留美(とは言え没頭するのも、端から見たら悲しく見られると思うけど……)

幸子「……」ジー

留美(ここにも没頭してる子が1人ね)
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/07(木) 23:42:59.66 ID:qhKiR+RP0
幸子(はぁ……いいですねぇウエディングドレス)

幸子(こんなの着てバージンロードを歩いてみたい。そしてその先にいるプロデューサーさんの元へ行き)

幸子(神父さんの言葉の後に、プロデューサーさんがボクのベールを持ち上げ……)

幸子(誓いのキスを! えへへへ)ニヤニヤ

留美「幸子ちゃん?」

幸子「はいっ!? なな、何ですか!?」ビクッ

留美「ごめんなさい、やけに真剣だったから」

留美「それを読んでる理由、やっぱり教えてくれないの?」

幸子「い、言ったじゃないですか! ボクにも将来結婚する時がきますから!」

幸子「それに備えて知識を入れておくんですよ!」

幸子(嘘は言ってませんよね?)

留美「そう、まあいいけれど……」


P「幸子!」スタスタ

幸子「プロデューサーさん!?」アタフタ

留美(この慌てようは……)
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