【安価】提督「ドロドロ」【修羅場注意】

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89 : ◆AmFoB0SlRA [saga]:2017/12/12(火) 00:09:19.32 ID:YLK9B8DA0
鹿島「龍驤さん、ここ良いですか?」

龍驤「ん〜? ええで。けど他にも席空いとるのにわざわざここに座らんでもええやんか」

鹿島「うふふ。龍驤さんとは少しお話したいことがありまして」

龍驤「ここ食堂やで? 周りに色んな娘がおるけど、だいじょぶなんか?」

鹿島「すぐに済みますよ。龍驤さんが私のお願いを聞いてくれたらいいんです」

龍驤「内容によるなぁ」

鹿島「簡単なことです。私の提督さんにこれ以上ちょっかいをかけないでくれますか?」

龍驤「なんや、思ったより答えを出すのは簡単な内容やったわ」

龍驤「嫌や」

鹿島「どうしてですか? 提督さんは鹿島のとっても大事な人なんですけど」

龍驤「そんなん知らんわ。ウチには関係ない」

鹿島「図々しい女……」ボソッ

龍驤「聞こえとるで。こんな嫉妬深い女に好かれとるなんて、司令官もついてないなぁ」

鹿島「どうしてそんな態度が取れるんですか? 見た目同様に人の言うことが素直に聞けない子供なんですか?」

龍驤「ウチはこれでも物分りはええ方やで。けどな、目の前にいる嫉妬深い乳デカ女の場合は別」

龍驤「あんたの束縛に疲れてる司令官をウチが癒してあげたんや。感謝してほしいぐらいやわ」

鹿島「うるさい……」

龍驤「それにあんたが馬鹿にしてるウチの体型でも司令官は愛してくれたで? 龍驤、龍驤ってな」

瞬間、鹿島はトレイに置いてあった水入りのコップを手に取り、龍驤の頭からゆっくりかけた。

周囲の空気が凍り、視線が二人に集中する。ずぶ濡れになった龍驤の視線の先には瞳から光を無くした鹿島だった。

鹿島「ホントにうるさい……」

静まり返った食堂の中に感情の感じられない鹿島の声が響いた。

【本性】
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