[ミリマス]真美「仮に、仮にだよ」雪歩「うん」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/16(土) 04:25:06.66 ID:mfr81ECi0
※百合注意
※キャラ崩壊注意
書き溜めあり

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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/16(土) 04:26:40.58 ID:mfr81ECi0
真美「仮に、ゆきぴょんが女の子が好きだとするじゃん?」

雪歩「え?男の人はまだちょっと苦手だけど別に女の子が好きなわけじゃ」

真美「仮にだってば。それで、仮に女の子が好きだとして、年上と年下どっちが好き?」

雪歩「ええと…、ちょっと答えられないかな」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/16(土) 04:27:43.02 ID:mfr81ECi0
真美「…わかってるよ。ゆきぴょん」

雪歩「真美ちゃん、変なこと聞いてるってわかってくれたの」

真美「本当は年下って答えたいけど、素直に言えなかったんだよね。わかってるよ」

雪歩「ええ!?」

真美「ゆきぴょんは17歳だもんね。年下って言ったらまだ中学生ばっかりでリモコン扱いされるのが怖かったんだよね」

雪歩「それを言うならロリコン、いやロリコンでもないよ!」

真美「大丈夫。真美はわかってるから。大丈夫だよゆきぴょん」

雪歩「うぅ、絶対わかってないよ」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/16(土) 04:28:49.55 ID:mfr81ECi0
貴音「そうですよ、真美」

雪歩「し、四条さん!」

真美「うげ、お姫ちん。いつから聞いてたの?」

貴音「ふふ、とっぷしいくれっとです。それで雪歩が年下の女の子好きというのは間違っています」

雪歩「四条さん、説得しちゃってください」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/16(土) 04:29:56.79 ID:mfr81ECi0
貴音「任せなさい、雪歩。いいですか、真美?雪歩は年下の女の子好きではありません。なぜなら雪歩が好きなのは年上の女性だからです」

雪歩「」

真美「お姫ちん、何を言ってるんだい?」

貴音「聞きなさい、真美。先程貴方は雪歩に年上と年下どちらが好きかを聞きました。それに対して雪歩ははっきりと答えませんでした。なぜか、それは雪歩は年上の女性が好きだからです。それをはっきり言ってしまえば目の前にいる年下の真美が悲しむと思い、言葉を濁したのです。そうですよね、雪歩?」

雪歩「ええと、違いますぅ」

真美「違うってさ、お姫ちん」

貴音「ふふ、照れているだけですよ」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/16(土) 04:31:06.78 ID:mfr81ECi0
真「ふたりして何を言ってるのさ」

雪歩「真ちゃん!」

真美「出たな、まこちん」

真「出たなって、そんな怪物みたいな。…それで、ふたりの言ってることは間違ってるよ」

雪歩「そうだよ。言ってあげて真ちゃん」

真「雪歩が好きなのは同い年の子だよ」

雪歩「」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/16(土) 04:32:21.16 ID:mfr81ECi0
真「いい?真美はさっき年下か年上どっちがいいか聞いた。雪歩はそれに答えなかった。なぜならその質問じゃ雪歩の答えにはたどり着かないからさ。雪歩は同い年の子が好き。だから真美の質問にははっきり答えなかった。そうだよね、雪歩?」

雪歩「違いますぅ」

真美「違うってさ」

真「照れてるんだよ」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/16(土) 04:33:47.13 ID:mfr81ECi0
桃子「みんなして雪歩さんを囲んでさっきから何おかしなこと言ってるの?」

雪歩「桃子ちゃん!」

真「おかしなこととは聞き捨てならないなぁ」

桃子「だってそうでしょ?だいたい雪歩さんがはっきり言わないのもいけないんです」

雪歩「ご、ごめんね桃子ちゃん」

桃子「謝らなくてもいいよ。…桃子が代わりに言ってあげるね。雪歩さんは年下の女の子が好き。当たり前でしょ」

雪歩「」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/16(土) 04:34:45.38 ID:mfr81ECi0
真美「いいぞ、ももーん。その調子だ」

桃子「別に真美さんのためじゃないよ。ねえ、雪歩さん、桃子ほかにも聞きたいことがあるけどいい?」

雪歩「まず前提が間違ってる気がするけど、いいよ。なあに桃子ちゃん?」

桃子「雪歩さんは自分より背が高い女の子と背の低い女の子どっちが好き?」

貴音「それは興味深いですね。周防桃子が出した間違った結論は置いておくとしても」

雪歩「ええと…、それもちょっと答えられないかな」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/16(土) 04:36:08.35 ID:mfr81ECi0
桃子「…わかってる。わかってるよ、雪歩さん」

雪歩「この流れはまずいですぅ」

桃子「雪歩さんは本当は自分より背の低い子が好きだよね。でも今雪歩さんの周りにいる真美さんも真さんも貴音さんも雪歩さんより背が高いから、みんなに気遣ってはっきり言わなかったんだよね。全く雪歩さんは優しすぎるんだから。でも、桃子はちゃんと雪歩さんのことわかってるからね」

雪歩「ちっともわかってくれてないですぅ」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/16(土) 04:37:55.95 ID:mfr81ECi0
真「あはは、桃子面白いこと言うね。雪歩が同い年の自分より背が高い人が好きってことは揺るぎない事実だって言うのに」

貴音「いえ、年上の自分より背の高い女性です」

真美「いーや、違うね。ゆきぴょんが好きなのは年下の自分よりも背が低い女の子だよ」

千鶴「さっきから何を騒いでるんですの?」

雪歩「千鶴さん!」
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