ダージリン「ローズヒップを弄り倒す」

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107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 21:12:37.91 ID:SxoCZg6dO
3で
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 21:13:29.95 ID:EnqGao4L0
>>106
すみません4って選んだつもりでした
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 21:13:36.10 ID:DQBzxRAMO
おう安価とるならちゃんと取れや
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 21:14:33.50 ID:DQBzxRAMO
って反応してたか。気を付けてな
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/13(土) 21:36:54.42 ID:5EXkdxgm0
オレンジペコ「うぅ…絶対当て付けですよね、格好…」

ダージリン「良く似合っていてよ、オレンジペコ」クスッ

オレンジペコ「というかこんなにぴったりなのよく用意できましたね…」

ダージリン「私用に作ったのだけれど、思いの外小さくてね…思った通り、ペコにはぴったりだったわね」

オレンジペコ「えぇ〜…嘘ですよ…誂えた様にぴったりですもの…」

オレンジペコ「用意してたんですよね?ダージリン様?」



ダージリン「──あああんあん♪あああんあん♪」



オレンジペコ「今の間はなんですか!っていうか絶対用意してましたよね!?ってあれ!体が勝手に…!」クネクネ

ダージリン「あーの子会いたやあの海越えて♪」

オレンジペコ「ちょっ、えっ、ホントどうなって…だ、ダージリン様!ダージリンさまぁぁっ!」



ダージリン「燃やして焦がしてゆーらゆら♪」

112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/13(土) 21:37:28.06 ID:5EXkdxgm0
数分後───

オレンジペコ「はぁ…はぁっ…!」

ダージリン「ふふっ、良い準備運動になったわね」

オレンジペコ「はぁっ…このスーツ、呪われているんですか…?」

ダージリン「そうでもあると言えるし、そうではないとも言えるわね」

ダージリン「貴女はそれを着た瞬間から、あんこう踊りを踊るという義務を自分の中に暗示してしまっているの、だから勝手に体が動いてしまうのよ」クスクス

オレンジペコ「一種の自己暗示…ですか、あんこう踊りって一体…」

ダージリン「ま、それは追い追い究明しましょ。オレンジペコ、ローズヒップの部屋にいってらっしゃい」ガチャ

オレンジペコ「はぁ…分かりました、行ってきます」
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/13(土) 21:38:28.40 ID:5EXkdxgm0
ローズヒップの部屋──

オレンジペコ(さて、と…それじゃ湯船にお湯を張っていきましょうか)

オレンジペコ(ローズヒップさんは戦車のメンテナンスで夕飯を過ぎてから帰って来られるハズ…少し時間がありますね)

オレンジペコ(ふぅ…取り敢えずシュノーケルはお風呂場に置いておいて、っと…)

オレンジペコ(…ん?め、メリケンサック…!?ローズヒップさん一体何故こんなものを…!?)

オレンジペコ「ほ、他にも…何かあるのでしょうか…?」ゴクッ


↓1〜3 ローズヒップの部屋でオレンジペコが見つけたもの
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 21:41:13.49 ID:SxoCZg6dO
とある誰かへの秘めた想いを込めた文
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 21:42:16.97 ID:AAcimHe8O
事故防衛用グッズ
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 21:42:22.35 ID:EnqGao4L0
仮面ライダーカブトのDVD全巻
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 21:45:56.40 ID:SxoCZg6dO
メリケンって地味にダージリン分かってなかった奴やっけ、ペコ怖い
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/13(土) 21:55:01.49 ID:5EXkdxgm0
>>115
事故防衛用だと…戦車でのアクシデント用の脱出する工具とかでしょうか?それとも単純に防災グッズ的なセットで良いのですか?

>>117
ダージリンはパスタメジャーと勘違いしました、ペコは常識人枠だから知っててもおかしくない…ハズ…(汗)
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/13(土) 22:05:52.29 ID:AAcimHe8O
いま誤字にきづきました
自己防衛用、つまりは護身用グッズです
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/13(土) 22:33:15.81 ID:5EXkdxgm0
オレンジペコ「こっちの棚にあるのは…DVDですね」

オレンジペコ「ラブロマンスからアクション、戦争モノまで幅広く…ローズヒップさんは映画がお好きなのでしょうか…?」

オレンジペコ「後、これは…」

オレンジペコ「仮面、らいだー…かぶと?」

オレンジペコ「"おばあちゃんが言っていた…"」

オレンジペコ「…あぁ、お兄様の影響で…」

オレンジペコ「ふふっ、今度ちょっと見てみましょうか。ローズヒップさんともっと話したいですし」

オレンジペコ「……ダージリン様に名言をお返しできるかもしれませんし」ボソッ
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/13(土) 22:34:02.66 ID:5EXkdxgm0
オレンジペコ「…こっちの引き出しは…ちょっと失礼しますねぇ」

オレンジペコ「っ!」

オレンジペコ「す…スタンガン…?」

オレンジペコ「こっちは、催涙スプレー…」

オレンジペコ「警棒に、護身用ナイフ…手錠、ペイントボール、ヌンチャクにスリングショット…」

オレンジペコ「………」

オレンジペコ(これも、ご家族の方が持たせたとすれば納得はできますが…)

オレンジペコ(流石に過剰防衛が過ぎますよねこれ…?)

オレンジペコ(しかも何が一番怖いかって…)

オレンジペコ「数ある防衛品の中から、手元にすぐ用意出来る位置にあるのがメリケンサックって所ですよね…」
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/13(土) 22:34:46.92 ID:5EXkdxgm0
オレンジペコ(他は、そんなもの…かな?)ヒラッ

オレンジペコ「ん、何か机から落ちて…ぁ、これって…」

オレンジペコ(便…箋…、しかも白桃色で可愛らしい…)

オレンジペコ(仄かにですが、良い匂いも…香水も吹き掛けてあるって事は、多分これから誰かに渡す手紙…ですよね…)

オレンジペコ(ローズヒップさんが、態々手紙を出す相手…)



オレンジペコ(私、気になりますっ!)




オレンジペコ「っ……ごめんなさい、ローズヒップさん…!」

オレンジペコ(誰への手紙か分かったらすぐ戻しますからっ!)
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/13(土) 22:35:17.62 ID:5EXkdxgm0
オレンジペコ「………」ジーッ

オレンジペコ「………っ!」ペラッ

オレンジペコ「…………っ///」カァァッ

オレンジペコ「う〜っ…///」

オレンジペコ(お、乙女…ローズヒップさんめっちゃ乙女可愛いっ…!)

オレンジペコ「し、しかし手紙の中には相手の名前がまだ書かれていませんでしたね…//」

オレンジペコ「一体、誰に向けて書かれたのでしょうか…?ダージリン様か、アッサム様か…ルクリリさん?は違う、かな…」


オレンジペコ「……私、とか?」


オレンジペコ「まさか、そんな事ありませんよね…そろそろお湯が張られるし、部屋を元に戻してお風呂場へ行きましょう」

オレンジペコ(取り敢えず、お風呂場だけ電気は付けておいて…さっさと気づいて貰いましょう)

オレンジペコ(ゴーグルとシュノーケルを付けて、アンコウの帽子をセット…よし)

オレンジペコ(後はローズヒップさんを待つだけ…!)ドキドキ
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/13(土) 22:40:09.04 ID:5EXkdxgm0
といったところで今日はここまで、遅くなって申し訳ない…大洗メンバーがどうしても思った通りに行かなかった…
一番難産だったのはウサギさんチーム、一番イメージ通り書けたのはアリクイさんチーム
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 00:26:09.63 ID:bYEaj24Z0
乙乙、ゆっくり待ってる
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 10:27:45.59 ID:B8s+L2HC0
数分後──

ガチャッ バタン

ローズヒップ「ふぃ〜っ、今日も一日頑張りましてございますわーっ!」

ローズヒップ「さて、と…ご飯も済ませましたし、お風呂の前に筋トレに勤しみますわーっ!」

ローズヒップ「そうと決まれば早速…ん?」

ローズヒップ「あら…私ったらうっかりですわーっ!お風呂場の電気を付けっ放しでしたわーっ」ガチャッ


浴槽(湯気立ちシュノーケルだけ突出)


ローズヒップ「…………」

ローズヒップ「………え、えぇー!?」



ザッバァァッ


オレンジペコ「…………」※あんこうスーツ&シュノーケルで起立

ローズヒップ「!!???」

ローズヒップ「お、オレンジペコさん…その、姿は…///」

↓2 浴槽に立ち上がったペコの行動
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 10:33:06.13 ID:hb3dYb3cO
やけくそのあんこう踊り
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 11:07:01.19 ID:bgATGIwv0
一緒に風呂に入ってくださいと懇願する
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 12:39:26.99 ID:B8s+L2HC0
ローズヒップ「お、オレンジペコさん…?ど、ぉして私の部屋のお風呂に入ってるんですの…?」

ローズヒップ「それに、その格好は…お、お水着にしてはかなり前衛的でございますわね…」

オレンジペコ「ろ、ローズヒップさん…これは、その…えっと…」

ローズヒップ「……あー!もしかして新しい水着の試着ですの?そしてそれをいち早く私に見せようと…なるほど理解しましたですわーっ!」

オレンジペコ「ちょ、違、っくもないですけど!お、落ち着いてください」バシャッ

ローズヒップ「それじゃぁ私もお水着にお着替えですわーっ!少々お待ちあそばせ……」


オレンジペコ「そうじゃな…きゃっ……!」バンッ

ローズヒップ「っっっ!」ビクッ

オレンジペコ(つ、つまづいて壁ドンしちゃいました…っ!ど、どうしましょう…!)

ローズヒップ「お、オレンジペコ…さん…?お顔がお近くてございますですよ…?」

オレンジペコ「……っ……」

ローズヒップ「その…もうちょい、離れていただかないと…恥ずかしいですわ…」

オレンジペコ(こうなったら…この手しか無いっ!)

オレンジペコ「っ…!ローズヒップさん!」

ローズヒップ「ひ、ひゃいっ!?」


オレンジペコ「い、一緒に…お風呂でも如何ですか…?」※あんこうスーツ&壁ドン


ローズヒップ「 」
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 12:40:16.84 ID:B8s+L2HC0
ローズヒップ「ぇ、えぇぇ…お風呂、ですの…?」

オレンジペコ「はい、私ローズヒップさんとお風呂に入りたいんです!」

オレンジペコ「入りたくて入りたくて仕方ないんですっ!」

ローズヒップ「そ、そーは言っても大浴場は今日清掃でお休みですし…ま、また今度是非ご一緒n──」

オレンジペコ「今から、此処で、二人きりが良いんですっ!!だからずっと待ってたんです!」

ローズヒップ「 」

オレンジペコ「お、お願いです…私、もっとローズヒップさんと仲良くなりたいんです!」

オレンジペコ「ダメ…ですか…?」

ローズヒップ「…………っ」


↓2コンマ二桁 ローズヒップの反応
00〜32 水着ならお安い御用ですわーっ!
34〜67 恥ずかしいから…や、ですわーっ///
68〜98 …………コク///

※ゾロ目はスペシャルな展開がある…かも?
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sake]:2018/01/14(日) 13:01:29.58 ID:bgATGIwv0
踏み台
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 13:04:40.02 ID:hb3dYb3cO
うりゃ
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 14:17:00.50 ID:B8s+L2HC0
ローズヒップ「なーんだ!そんな事でしたのね!」

オレンジペコ「ぇ…」

ローズヒップ「そんな迫られなくてもそーゆー事なら改めてお安い御用ですわーっ!」

オレンジペコ「ぁ…ろ、ローズヒップ、さん…?」

ローズヒップ「お待ちになっててくださいませっ!直ぐに着替えて参りますわーっ!」



オレンジペコ「ぇ…えぇぇ…」




数十分後──

ダージリン「…お帰りなさいペコ」

オレンジペコ「はい、ただ今戻りましたダージリン様」

ダージリン「うまくいったかしら?」

オレンジペコ「はい、万事何事も無く終わりました」

ダージリン「そう、報告はまた明日聞かせて頂戴」

オレンジペコ「はい…もう遅くなりましたから、今日はこれで失礼しますね」

ダージリン「えぇ、御苦労様。また明日ねペコ」


ガチャッ バタン


オレンジペコ「……………」

オレンジペコ「………はぁ」

オレンジペコ「結局、普通にお風呂に入って、お喋りしただけでした…」ホッ

オレンジペコ「何もなくてよかったような…物足りないような…」

オレンジペコ「……あのままの雰囲気だったら、とんでもないこと言っちゃってたかも…」



オレンジペコ「手紙…ローズヒップさん、誰に渡すんだろう…」
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 14:29:15.93 ID:B8s+L2HC0
ダージリン「…そろそろ私とローズヒップがイチャイチャする番でいい筈よ!」

アッサム「ダージリン?」ゴゴゴゴゴ

ダージリン「あっ…」

アッサム「貴女に気絶させられた上忘れ去られ、夜風当たりまくりな紅茶の園で一晩過ごし風邪で三日も生死の境を彷徨った私に何か言う事はないのですか…?」

ダージリン「い、いや…風邪で生死とかちょっと大袈裟よアッサム?こんな言葉を知っていて?"病は気から"、どんな病気も心を強く持てば──」

アッサム「なるほど分かりました…反省の色無しということで、ダージリンにはこれからお仕置きとしてケツバットを敢行します」

ダージリン「ま、待って頂戴アッサム、こんな言葉を──」

アッサム「問答……無用です!」バシーン

ダージリン「あっつぅぅぅ!いたっ、いたいじゃないの!」

アッサム「まだ口答えするんですか…?」ユラァ…




オレンジペコ「……………」

オレンジペコ(ローズヒップさんの…水着…肌、綺麗だったな…はっ!わ、私は何を思い出して…!)

オレンジペコ「え、えーっと次は↓2をやるみたいです!」
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 14:43:46.70 ID:RZUfWkcLO
熟睡してるローズヒップの布団を、小さな赤いシミがついたものに変え、仕掛け人が裸で隣に寝る
起きた後慌てふためくローズヒップに仕掛け人が一言「昨日は激しかったわね///」
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 15:10:39.29 ID:FtWncPAU0
突然ダージリンのカップ盗難事件が起き、ローズヒップの机から発見される
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 15:43:55.88 ID:B8s+L2HC0
昼の部(?)はここまで、夜また再開の予定です。
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 18:41:01.28 ID:ZWAPPfRuO
やべぇこのヒップどんだけ落とす気や、夜の部待機
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 20:47:13.59 ID:3V5XK4+4O
ダージリン「…随分とドッキリらしい内容になったわね」

アッサム「えぇ、一つ上になっていたらと思うと心臓が止まりそうになりますね…」

オレンジペコ「そう、ですね…」

ダージリン「まぁ、私としてはどちらも大歓迎よ、早速始めましょう」

オレンジペコ「でも…本物を使うと、破損が怖いですね…」

ダージリン「その辺は抜かりないわ、これを見て頂戴?」カチャッ

アッサム「こ、これは…!?」

オレンジペコ「わぁ、ダージリン様のティーセットと瓜二つですね…これは?」

ダージリン「アマゾンに売っていたわ、流石に便利ねアマゾンは」

アッサム「あ、アマゾン…」
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 20:47:55.63 ID:3V5XK4+4O
ダージリン「…という訳で、ペコは早急にこれをローズヒップの机の中へ仕掛けてきて頂戴」

ダージリン「隠しカメラも一緒に、ね?」

オレンジペコ「かしこまりました、ダージリン様」


ギィィィ…バタム


ダージリン「さて、ローズヒップはどんな反応を見せてくれるのかしら?」

アッサム「あまり良いドッキリとはおもえませんけれど…」

ダージリン「そう?誰にも迷惑の掛からない素晴らしいドッキリだと思うけれど?」

ダージリン「反応としてはそうねぇ…本命は嬉々として私の所へ持ってくる、自分へのプレゼントだと考える…大穴で慌てふためく…だけど」

ダージリン「おっと、オレンジペコがカメラの設置に成功したみたいね、モニターにローズヒップの机の様子が映ったわ」

アッサム「ちょ、ダージリン…まったくもう…」
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 20:48:25.15 ID:3V5XK4+4O
一年生教室──

ローズヒップ「〜〜♪」

ローズヒップ「ふんふんふ〜ん♪」

ローズヒップ「次のお授業は〜♪数学ですわ〜♪」

ローズヒップ「ふんふ……ん…?」

ローズヒップ「…これ何ですの…?机の中に…」ガサゴソ

ローズヒップ「どっこいしょっ!」ズルッ



ティーセット「ごきげんよう〜」



ローズヒップ「 」

ローズヒップ「こ、れは…」

ローズヒップ「ダージリン様のティーセットですわっ!」

ローズヒップ「…………」

この後のローズヒップはどうなる? ↓2
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 20:51:45.26 ID:uI4sIfcvo
でもなんだか安っぽいですわ〜?
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 20:57:09.55 ID:eABTWYydO
よく見たら偽物でしたわ〜 ポイッ
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 21:24:05.07 ID:hb3dYb3cO
大した眼力…
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 21:24:24.78 ID:3V5XK4+4O
ローズヒップ「………にしてはチープですわね…」

ローズヒップ「カップの経もなんだか太くて大きいですわー…」

ローズヒップ「ふむ、つまりこれは…ニセモノですわーっ!」ポーイ

ローズヒップ「おっとと、ニセモノとはいえティーカップをお粗末に扱っては聖グロの名折れですわ」キャッチ

〜〜〜

ダージリン「あら鋭い、流石ローズヒップね」

アッサム「ホントに凄いですね…確かに良く見れば素人目にも違うカップですけれど、こんなに早く看破するなんて」

ダージリン「そうね、ローズヒップも日々成長を遂げている…ということよ」

ダージリン「…という訳で作戦の第二弾、いくわよ」スチャッ

アッサム「…?そのマイクは何ですかダージリン?」

ダージリン「これは現場で待機しているペコへ繋がる無線のマイクよ、ペコ?作戦をプランBに変更なさい」

〜〜〜〜
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 21:25:37.86 ID:3V5XK4+4O
undefined
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 21:27:38.35 ID:3V5XK4+4O
ローズヒップ「な〜んだか見れば見るほどちゃっちいですわ〜、ゲーセンの景品みたいですわ」クルクルクル

ローズヒップ「一応、ダージリン様の元へお渡しに…」


ガチャッ バタン


オレンジペコ「ローズヒップさん!」ガチャッ

ローズヒップ「のわひゃっ!?お、オレンジペコさん?どうかされましてございますの?」

オレンジペコ「た、大変です!ダージリン様のカップが…カップが…盗まれましたっ!」

ローズヒップ「なっ…ま、マジですのーっ!?」

オレンジペコ「マジもマジ大マジですっ!兎に角一緒に探して…って、そのカップ…」

ローズヒップ「…?あぁ、このカップですの?何故だか私の机の中に放り込まれてあったんですわ」

オレンジペコ「…!……ローズヒップ、さん、まさか貴女がっ…!」キッ

ローズヒップ「でも偽物……ぇっ?」

オレンジペコ「貴女がそんな人だとは思いませんでした!どうしてそんな…人のものを勝手に盗むだなんてっ!!」

ローズヒップ「お、オレンジペコさん?そ、それは違いますわーっ!私、帰ってきた時にはここにカップがあったんですのよーっ?」

オレンジペコ「その現場を見た人は居るんですか!?それを証明できるんですか!?」

ローズヒップ「ぅ…そ、それは…お、オレンジペコさん、とにかく落ち着いて…」

オレンジペコ「こんな時に落ち着いてなんていられませんっ!」

148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 21:28:33.53 ID:3V5XK4+4O
〜〜〜


ダージリン「ふふっ、プランB"冤罪"…流石に慌ててるわね、ローズヒップ…♪」

アッサム「…楽しそうですねダージリン、私はもう胃が痛くなってきました…」

ダージリン「あら、どうしてかしら?」

アッサム「だって、ローズヒップとオレンジペコの喧嘩ですよ…?ペコの方は演技とはいえ、見ていて良いものではないですよ…」

ダージリン「そう?中々普段は見られないものだから、中々楽しいわよ?」

アッサム「あぁ…もぅ…主よ、この悪魔にどうか天罰を与え給え…っ」

ダージリン「ぇ、アッサム…?」


〜〜〜


ローズヒップ「お、オレンジペコさん!話を聞いて欲しいのですわ!」

オレンジペコ「話す事なんてありません!ダージリン様の大事なカップを盗んだ貴女にっ…!」

ローズヒップ「そーじゃないですわ!だからこれはニセモノのカップで…あぁもーっ!」

↓2 怒るオレンジペコにローズヒップの取った行動は?
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 21:31:37.60 ID:cHezCS0jO
一撃で黙らせる
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 21:39:05.84 ID:pkpyIYz+O
ぎゅっと抱きついて宥めすかす
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 21:49:06.23 ID:hb3dYb3cO
あら^〜
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 22:12:34.75 ID:3V5XK4+4O
オレンジペコ(さて、と…)

オレンジペコ(この後は怒った勢いでローズヒップさんを引っ張って紅茶の園へ、ダージリン様が元々のカップでお茶を飲んでいて、盗難騒ぎは誤報…カップはそのままローズヒップさんにプレゼントの段取りでしたね…)

オレンジペコ(演技とはいえ、ローズヒップさんに怒るのって…凄く申し訳無いですね…)

オレンジペコ(そろそろ良いかな、それじゃ…ローズヒップさんを引っ張って紅茶の園へ行きましょうか…)

オレンジペコ「っ…!とにかく言い訳なら紅茶の園で聞きますから──」

ローズヒップ「っ…!」



ローズヒップ「オレンジペコさんっ!」ギューッ



オレンジペコ「なっ…!ろ、ローズヒップ、さん…!?」

オレンジペコ(ぇ、ぁ…私、だ、抱きしめられてる…!)





オレンジペコ「っ、は、なしてっ…//」

ローズヒップ「…離しませんですわ、お話聞いてくれるまで、ずっとこうしてますですからっ」ギュッ

オレンジペコ「ぁっ、あ、あぁっ…//」

オレンジペコ(嗚呼…なんだか、何も考えられない…ローズヒップさん、柔らかくて…良い匂い…//)

ローズヒップ「弟や妹はこーやってぎゅってすると、泣き止んだり癇癪が引っ込んだりしたんですわ、オレンジペコさんも落ち着きまして…?」ナデナデ

オレンジペコ「ん…は、ぃ…//」

ローズヒップ「それは何よりですわっ」クスッ

ローズヒップ「ぁの…オレンジペコさん、落ち着いて聞いて欲しいのでございます…」スルッ

オレンジペコ「ひゃっ…//」

オレンジペコ(ナチュラルに腰に手がっ…ぁ…密着すると匂いが、匂いがっ…//)

ローズヒップ「信じられないのもトーゼンだけど、あのカップはニセモノでございますわ…後でゆっくり見たらオレンジペコさんなら一発で分かりますわ…」

オレンジペコ「ん…ぅん…//」

ローズヒップ「それに、ダージリン様のカップの行方も知りませんわ…尊敬しているダージリン様の物を、私イジワルの為に無断で持ち出したりはしませんですのよ?」ポンポン

オレンジペコ「そう、ですね…」

オレンジペコ(あぁ…なんだか安心する…)
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 22:13:53.09 ID:3V5XK4+4O
〜〜〜〜


ダージリン「 」

アッサム「 」

ダージリン「…はっ!アッサム!呆けてる場合じゃないわ、起きなさい!」

アッサム「…ぁっ!私は一体なにを…っ」

ダージリン「慌てている場合では無いわ!今すぐ教室に行くわよ!」

アッサム「は、はいっ!」

ダージリン「カメラは持った!?」

アッサム「バッチリです!」

〜〜〜〜


ローズヒップ「…オレンジペコさんに分かって貰えて、良かったですわっ」スッ…

オレンジペコ「ぁっ…」

オレンジペコ(もう少し…ぎゅってして欲しかったのに…)

ローズヒップ「そーゆー訳で、オレンジペコさん!」

オレンジペコ「は、はい?」

ローズヒップ「改めて、ダージリン様のカップの捜索をお手伝いしますですわ!」

オレンジペコ「ぁ…その件なのですけど…」

ローズヒップ「先ずはダージリン様の教室からですわーっ!」ギュッ

オレンジペコ「あっ…!」

オレンジペコ(手を、握られて…あったかい…)

ローズヒップ「捜索開始、ですわーっ!」

オレンジペコ「……ふふっ、はいっ!」


なお、数学の授業には二人仲良く遅刻した模様。
ついでにダージリンアッサムも一年の教室へ突撃、既にローズヒップ達の姿は無く撮影も出来ず授業にも遅刻した。
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 22:21:48.67 ID:3V5XK4+4O
──後日、紅茶の園──

ダージリン「…………」

アッサム「…………」



オレンジペコ「…………」ポーッ

オレンジペコ(オレンジペコさん、暖かったなぁ…お姉ちゃんって、あんな感じなの、かな…)



ダージリン「…どういう事なのアッサム、前スレはアッサムの一人勝ちで、今度はペコ?一応私とローズヒップの為のssの筈なのよ?」

アッサム「メタな事言わないでください、寒いですから…」

ダージリン「ペコもあれから夢見る乙女モードで全然集中していないし…」

アッサム「まぁ、後輩同士が仲が良いのは、良い事じゃないですか」

ダージリン「まぁ、そうなのだけれど…」



ダージリン「と、とりあえず次は↓2で弄り倒すわ!」
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 22:29:29.39 ID:pkpyIYz+O
ksk
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 22:29:54.38 ID:u2cz8ImH0
落とし穴に落としてみる
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/14(日) 22:49:04.89 ID:3V5XK4+4O

落とし穴了解です。が、今日はここまで。短い時間でしたがご容赦ください。

落とし穴に落とすシチュエーションだけ安価…↓1〜3でコンマ2桁が大きい物を採用します。
※例:戦車に乗り込もうとしたら…、ダージリンのお使いの途中で…、体育の徒競走の途中で…、などなど
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 22:50:40.67 ID:FtWncPAU0
露天風呂に入ろうとして
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 23:26:26.79 ID:bgATGIwv0
紅茶の園で紅茶を飲んでる時にローズヒップの立ってる床が突然抜けるカンジで
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 23:27:36.74 ID:PoNrq8gYo
ローズヒップがすごい嬉しそうなときにいきなりパカーン!
愉悦
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 07:07:34.23 ID:qxXQUCSh0
ダジさんもいちゃいちゃさせてあげよう
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 09:36:09.42 ID:G/YXBm4yO
ドッキリ要素何処行ったと思ったららしいのが来るのが良いとこ
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/16(火) 21:44:35.15 ID:xU5CESTwO
ダージリン「と、いう訳で次は落とし穴ドッキリよ」キリッ

アッサム「くれぐれも安全には配慮してくださいね…あぁ、頭が痛い…」

オレンジペコ(アッサムさま…お気持ちお察しします)

ダージリン「みんなで仲良く紅茶を飲んで談笑しているところで落とし穴に嵌めるわ」

ダージリン「ペコ、直ぐさまウチの施工管理課と建築課に連絡して此処に呼んで頂戴?」

オレンジペコ「わ、わかりました」




アッサム「…?あの、ダージリン?」

ダージリン「何かしらアッサム?」

アッサム「施工管理課と建築課は…穴を掘る為に呼ぶのですよね?」

ダージリン「もちろんよ、序でに落とし穴もボタン一つでぱっくり開くようにしてもらうつもりよ」

アッサム「あぁいえそうではなく…それなら尚のこと中庭や戦車道の練習場などに移動して、現場を見ながら打ち合わせした方が手間が無くなりませんか?」

アッサム「どうせ後で移動しなきゃならならいなら、わざわざ狭いクラブハウスに集まる必要はないでしょう?」

ダージリン「…?何を言っているのアッサム?」

ダージリン「穴を開けるのはこのクラブハウス、紅茶の園の床よ?」

アッサム「…………」



アッサム「…………はぁっ!?」
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/16(火) 21:45:03.29 ID:xU5CESTwO
アッサム「っ…ダメです!そんなこと絶対に許しません!」

アッサム「由緒正しい聖グロリアーナの紅茶の園に、そんな汚点は残せませんっ!」

ダージリン「大袈裟ねぇアッサム…」

アッサム「これが大袈裟なものですかっ!そんな理由でこのクラブハウスに穴を開けるなんてこと、許可できる訳ないでしょう!?」

ダージリン「でも、ローズヒップが一番リラックスしてお茶を楽しむ場所は此処でしょう?外で紅茶を飲んでる時は、あの子結構動き回るし」

アッサム「そんな事言ってもダメったらダメです!」

アッサム「だいたい、そんな事で落とし穴なんて作ったら卒業なさったお姉さま方に申し訳が立たないでしょうがっ!」

ダージリン「……アッサム、こんな格言を知って──」

アッサム「知りませんっ!良いから今すぐ場所を変えてください!」

ダージリン「……こんな格言を知ってる?"可愛いは正義"」

アッサム「そんな言葉で正当化出来ると思わないでください!ローズヒップの反応が可愛いからってそんなことOG会が許すはずが──」

ダージリン「そのOG会全員の了承サインが此処にあるのだけれど?」パサッ

アッサム「 」

ダージリン「"何事も成功するまでは不可能に思えるものである。"かのネルソン・マンディラの格言…そして、私の盟友角谷杏さんの言葉でもある」

アッサム「 」

ダージリン「もちろん、全員の了承なんて最初は得られなかったわ。でも…」

ダージリン「みんな可愛い後輩の可愛いポートレートには弱いみたいね、ローズヒップの厳選可愛い写真数選を渡したらすぐにサインしてくれたわ」クスッ

アッサム「 」

ダージリン「あぁ、因みにチャーチル会の一番上のお姉さまはガンとして首を縦に振らなかったのだけれど…貴女の写真を渡したら何故か一発でサインをくれたの。貴女のお陰で助かったわ、ありがとうアッサム」ピラッ

※ヅカメイクのアッサム写真

アッサム「 」



アッサム「 」
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/16(火) 21:46:24.64 ID:xU5CESTwO
アッサム「…………」シクシクシク

オレンジペコ「失礼しますダージリン様、お呼び致しま──あ、アッサム様?大丈夫ですか?」

ダージリン「あぁ、ご苦労様オレンジペコ。アッサムの事は気にしないで頂戴」

ダージリン「……それで皆さん?早速準備の方始めていただいて良いかしら?」



施工管理課、建築課生徒「「「はいっ、ダージリン様」」」



ダージリン「ふふ…楽しくなってきたわね…」

建築課生徒「あの…ダージリン様、一つ質問が…」

ダージリン「どうしたの?何か問題?」

建築課生徒「いえ、そうではないのですが…あの、ホントに良いんですか?紅茶の園に穴を開けちゃって…」

施工管理課生徒「勿論、安全には細心の注意を払いますし、終わったら穴は塞ぎますけど…どうしても跡は残りますよ?」

ダージリン「覚悟の上よ、やってしまいなさい」

建築課生徒「そこまで仰るなら…」

施工管理課生徒「承りましたわ、完璧にこなしてみせます」

ダージリン「えぇ、よろしくね?」



ダージリン「──さぁ、ローズヒップはどんな反応を見せてくれるのかしら?」
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/16(火) 21:48:23.13 ID:xU5CESTwO
すいません、冒頭だけ書いて今日はこごで、まだここまでしかできてないです…遅筆すみません
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/17(水) 22:43:45.67 ID:nibsnUApO
数時間後──


施工管理課「よし、とりあえず出来上がりましたよ、ダージリン様」

建築課「ダージリン様の要望通りに仕上がりました」

ダージリン「そう、皆さんご苦労様」

建築課「ご要望通り、落とし穴は電動でスイッチ一つで落下します」

施工管理課「天板の積載可能総重量400kg、ローズヒップさんが五人乗っても大丈夫な設計です」

オレンジペコ「五人どころじゃない気がしますけど…」

建築課「穴の深さ約2m、といっても緩衝材をかなり大量に仕込みますので落下の時間は1秒にも満たないでしょう」

施工管理課「落とし穴内部の緩衝材には特殊なカーボンを練りこんだスポンジ素材を使用して柔らかくローズヒップさんを包み込みます。理論上10mの高さから人間が落下しても無傷で済む素材ですので、万が一にも怪我をする心配はありません」

ダージリン「上々ね。アッサム、ペコ、すぐにお茶の準備をしなさい」

オレンジペコ「かしこまりました、ダージリン様」

アッサム「全く…たかだか悪戯一つでなんて事…」
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/17(水) 22:44:21.10 ID:nibsnUApO
ダッダッダッダッ バターン

ローズヒップ「おっまたせしましたダージリンさまっ!」

アッサム「ローズヒップ、いつも言っているでしょう…もっと優雅に入ってらっしゃい」

ローズヒップ「お言葉ですがアッサムさまっ!ダージリンさまにお呼ばれされれば、私居ても立っても居られないのでございますわ!」

ダージリン「あら、それなら今度からローズヒップを呼ぶのは控えるわね?」

ローズヒップ「ダージリンさまいけずですわーっ!」

ダージリン「ふふっ、もう良いから座りなさい、せっかくの紅茶が冷めてしまうわ」

ローズヒップ「それはいけませんわっ!」シュバッ

アッサム(相変わらずダージリンには素直なのよね、この子…)

オレンジペコ「ローズヒップさん、こちらスコーンと紅茶になります」

ローズヒップ「ありがとうございますですわ、オレンジペコさん」ニコッ

オレンジペコ「 」キュン
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/17(水) 22:45:02.14 ID:nibsnUApO
ダージリン「んっんんっ!それじゃぁ今日もお茶会を楽しみましょう?」

ローズヒップ「頂きまーすっ!でございますわーっ!」


ズズーッ


ローズヒップ「ぷはーっ!相変わらずウチのお紅茶はおいしゅうございますねーっ!五臓六腑に染み渡りますわーっ!」

アッサム「こら、ローズヒップ!音を立てて飲むなんてはしたないでしょう?」

ローズヒップ「おっと、ごめんあそばせ…つい美味しくて飲みきってしまいましたわーっ」

ダージリン「全く仕方ない娘ねぇ…ローズヒップ、ティーポットを取って頂戴?私も序でにお代わりをいただくわ」

ローズヒップ「わっかりましたわーっ!ダージリンさまにお注ぎできるなんて光栄ですわーっ♪」ガタッ


ドタドタドタ


オレンジペコ(ぁ、もうすぐ…件の落とし穴に──)

ダージリン「………」ポチッ


ガタンッ


ローズヒップ「のわきゃぁぁっ!」ヒュー ボスンッ
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/17(水) 22:49:27.26 ID:nibsnUApO
アッサム「ちょっと…物凄い声だしてたけど…」

オレンジペコ「大丈夫…でしょうか?」

ダージリン「ぷっ…ふふふ…」

アッサム「…ローズヒップ?ローズヒップ大丈夫?」ヒョイッ



ローズヒップ「…………」※犬神家落下&パンツ丸見え



アッサム「ぶぅぅっ!ろ、ローズヒップ!ローズヒップ返事をなさいっ!」

ダージリン「あらあら、檸檬色なんてローズヒップも女の子ね」カシャッ カシャッ

オレンジペコ「あの…ダージリン様、どこからカメラを…?」

ローズヒップ「……っぷはっ!なんだか急に落ちましたわーっ!」

アッサム「いいからローズヒップ!スカート!スカート戻しなさいっ!」

ローズヒップ「ぅー…?あら、アッサム様やダージリン様が天井に見えますわーっ!」

アッサム「あなたが落ちただけでしょうがっ!とにかく、今ロープを下ろしますから…」

ローズヒップ「…あのー、このスポンジフワフワで結構快適なので、もう少しここに居ても宜しいですの?」

アッサム「いいから早く上がってらっしゃいっ!!」
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/17(水) 22:50:00.45 ID:nibsnUApO
──後日、紅茶の園──


アッサム「……4」

オレンジペコ「……5です」

ダージリン「ふふっ、6よ」

アッサム「……」

オレンジペコ「……」

ダージリン「どうしたのアッサム?貴女の番よ」

アッサム「…分かっています、7です」

オレンジペコ「えっと…8です」

ダージリン「それじゃ、最後の一枚…9ね」

アッサム「ダウトですダージリン、貴女がずっと握っていたその札が9である確率は3%です」

ダージリン「…"意思決定においては、小手先の細工を用いてはならない。真剣な分析と配慮にまさるものはない。"」

オレンジペコ「ロバート・ルーピンですね」

ダージリン「それが貴女の答えねアッサム?でも…」



ダージリン「"勝利は、もっとも忍耐強い人にもたらされる。"」ペラッ



アッサム「な…っ!きゅ、9っ…!」

オレンジペコ(ナポレオンですね…)

ダージリン「これで私の勝利、152戦113勝36敗3引き分けね」

アッサム「くっ…また負けが増えてしまった…っ」

ダージリン「ふふ、と言うわけで次のローズヒップ弄りは私が取り仕切らせていただくわ」




オレンジペコ「…ぇ、ダウトにそんなもの賭けてたんですか!?」

ダージリン「次は↓2をやるわっ!」
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/17(水) 22:50:57.21 ID:sLDmytlyo
あの手紙の真意をさぐるてきな
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/17(水) 22:51:26.42 ID:wwlAGDH40
アッサムのおでこに肉と書かれているが誰も指摘しない
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 08:15:04.39 ID:9/SV8oTCO
ダージリン「と、言うことだからアッサム?そのピカピカ光るおデコを差し出しなさい」

アッサム「くっ…こんな屈辱…!」プルプル

ダージリン「さぁてと…それじゃあ始めましょうか」キュポンッ

アッサム「さっさと終わらせてくださ……ちょ、ちょっと待って!それ油性ペンじゃない!」

オレンジペコ(珍しくアッサム様が乱れてます…というかこれ、完全にアッサム様を弄ってるような…)

ダージリン「バレてしまっては仕方ないわね…今度はちゃんと水性よ?」

ダージリン「はい、きゅきゅ〜っと」キュッキュッ



ダージリン「……ぷっ、っふふふふ…!」



ダージリン「ふふっ、あ、アッサム…っくふふふふ…」プルプル

オレンジペコ「だ、ダージリン様笑いすぎですよ!」

ダージリン「だ、だって…!これ、想像以上にヒドイ絵面だもの…っぷぷ…!」

アッサム「くっ…!」ギリッ

オレンジペコ「だからって笑いすぎです!アッサム様が可哀想じゃないですか!」

アッサム「っ…!ペコ、私の為にっ…!」

オレンジペコ「…………ぷふっ……」

アッサム「!今笑ったわね!?笑ったわねオレンジペコ!?」
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 08:16:20.17 ID:9/SV8oTCO
ダージリン「…そういえば、今日の予定って何か入っていたんじゃなかったかしら?」

オレンジペコ「えーっと、そうですね…一応本日のお茶会は↓2がご一緒される予定になっています」

アッサム「どうするんですかダージリン!私この姿を誰かに見られる事になるんですよ!?」

ダージリン「まぁまぁ、これも一興よアッサム。その人にも今回は手伝って貰いましょう」

オレンジペコ「そういえばそろそろいらっしゃる時間ですね…」


ガチャッ


↓2「こんにちはー」
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 08:21:34.71 ID:uNYix7GRo
ケイ
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 08:22:11.40 ID:1hU5SxBK0
カチューシャ
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 20:24:02.18 ID:NfcmE/SY0
カチューシャ「わざわざ来てやったわ、光栄に思いなさいダージリン!」

ノンナ「お誘いありがとうございます」

ダージリン「お二人とも遠いところをようこそ。ペコ、紅茶をお出しして」

オレンジペコ「かしこまりました」

ダージリン「あぁ、それとペコ?戸棚にジャムがあるからそれも用意して頂戴」

カチューシャ「むっ…またカチューシャを子供扱いして…」

ダージリン「子供扱いじゃないわ。私には淑女として来賓には全力のおもてなしをする義務があるの」

ダージリン「貴女を同等の大人の女性と認めているからこそ、紅茶も一番楽しめる飲み方で飲んでもらいたいの」ニコッ

カチューシャ「そ、そうなの…?ふ、ふるん!ようやくカチューシャの隠し切れない大人の魅力にダージリンも気付いてきたみたいねっ!」

ダージリン「えぇ、同じ戦車道の隊長同士ですもの」

オレンジペコ「お待たせしました、こちらが紅茶と…ジャムになります」コト



"いちごじゃむ〜こども(かちゅーしゃ)よう〜"


カチューシャ「やっぱりバカにしてるじゃないのっ!」バンッバンッ

ダージリン「おほほほ、愉悦愉悦」

カチューシャ「むっきぃぃぃっ!ダージリンのばかぁぁぁっ!」
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 20:24:29.38 ID:NfcmE/SY0
ノンナ(──流石はダージリン、カチューシャの扱い…ことカチューシャを怒らせる事に関しては、右に出る者は居ないですね…)

ノンナ(あぁ…カチューシャがあんなに怒っている…気心の知れたダージリンからの悪戯だとカチューシャも理解しているから、あんなに心情を露わにして怒る事が出来るのでしょうね)

ノンナ(私の知らないカチューシャの表情があんなにも…嗚呼、カチューシャ万歳!カチューシャ最高!)カシャカシャカシャカシャカシャッ

オレンジペコ(…ノンナさんさっきから血涙流しながらカメラの連写してる…こ、怖い…)
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 20:25:12.96 ID:NfcmE/SY0
カチューシャ「まぁ、とりあえず今日の所は水に流してあげるわ…私は"オトナ"だから!」

カチューシャ「…そう言えばいつものデコーシャの姿が見えないのだけれど?」

ダージリン「あぁ、あの子なら…あそこにいるわよ?」


不自然に膨れたカーテン「 」ビクッ


カチューシャ「…何やってるの?新手のかくれんぼ?」

ダージリン「…出てきてちょうだいアッサム、一人二人増えても関係ないでしょう」

カーテン「い、嫌です!」

ダージリン「全く…たかが落書きじゃない、さっさと出てらっしゃい」

カーテン「お断りします!」

カチューシャ「…なに、アンタ友達の顔に落書きする趣味とかあったの?」

ダージリン「心外ね、ちゃんとした理由があるのよ」

ダージリン「もういい加減…」スタスタ グッ

ダージリン「出てきなさいっ!」シャーーッ


アッサム(額に肉)「あっ……!」


カチューシャ「ぶっ…!ぷふふっ…あーっはっはっは!」

カチューシャ「あはははっ!額に、肉って…くくくっ、ふふふふふ…!」

ダージリン「どうかしら、カチューシャ?」

カチューシャ「ひーっ、ひーっ…!面白すぎて…お腹割れそうよっ…!」

アッサム「 」



ノンナ「…………」

ノンナ「…………」フフッ

オレンジペコ(ぁ、ノンナさんちょっと笑ってる…)
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 20:26:16.86 ID:NfcmE/SY0
ダージリン「…とまぁ、そういう訳で普段の鬱憤と罰ゲームを兼ねてアッサムはこんな姿になったって訳」

カチューシャ「へぇ〜、それでカチューシャ達にもそのお遊びに付き合えってこと?」

ダージリン「まぁ、平たく言えばそういう事ですわ」

カチューシャ「ふーん…良いわよ、面白そうじゃない!」

オレンジペコ「ぇ…いいのですか?」

カチューシャ「そりゃぁ会議の席とか試合の打ち合わせとかなら"バッカじゃないの?"って一蹴してたけど…」

カチューシャ「今日はホントに遊びに来ただけだし、面白そうな事に協力しない義理はないわ!いいわよねノンナ?」

ノンナ「はいカチューシャ、私も同じ気持ちです」

カチューシャ「そーゆー訳だから、私とノンナは全面的にサポートするわっ!」

ダージリン「そう…ありがとうカチューシャ、ノンナ」
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 20:27:02.79 ID:NfcmE/SY0
アッサム「……そういえば、ダージリン?」

ダージリン「?」

アッサム「カチューシャさんとノンナさんの顔を見ていたら思い出しました事がありまして…」

ダージリン「…?何かあったかしら?」

アッサム「えぇ、これです」ドサッ


"白鳥印の厳選珈琲 ゴールドブレンド"


ダージリン「 」

アッサム「……やりますよね?」

カチューシャ「あら、珈琲?そっちの方がカチューシャ達には馴染みがあるかもしれないわね!」

ノンナ「カチューシャはミルクたっぷりじゃないと飲めませんがね」

カチューシャ「余計なこと言わなくていいの!」

ダージリン「あ、あああアッサム…何故それを…」

アッサム「随分と大事にされてたみたいですね…まさか自室の床下に部屋を作ってまで保管してたなんて…」

ダージリン「いや、それはホントに特別な日に飲む用で…」

カチューシャ「あら、大事なお客様が来ているのに今日は特別な日じゃ無いっていうの?」ニヤニヤ

ノンナ(あぁっ!ダージリンを追い込む新感覚に嬉しそうなカチューシャ可愛い!)

ダージリン「 」ダラダラダラ

アッサム「一年越しの宿題、済ませてしまいましょうか?」

ダージリン「……ハイ」

オレンジペコ(……一年越し?)
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 20:27:51.57 ID:NfcmE/SY0
数十分後──

ダッダッダッダッダッ バターン

ローズヒップ「お待たせしましてございますですわっ!」

ダージリン「ローズヒップ、今日はお客様もいらっしゃると伝えておいたでしょう?そんな嗜みもへったくれもない入場をされたら、フォローもしようが無いじゃない」

ローズヒップ「ご、ごめんなさいダージリンさま…」シュン

ダージリン「全くもう…」

カチューシャ「あははっ、ダージリンったら、後輩への指導が足りないんじゃないの?」

ダージリン「ローズヒップは特別です、あの子ったら何度言っても聞かないのよ…」

ローズヒップ「私特別ですの!?やっりぃですわーっ!」

オレンジペコ「あ、あはは…」

オレンジペコ(…ただ今アッサム様は前髪を下ろして壁際を向いて珈琲を準備してらっしゃいます)

オレンジペコ(今のところは背中を向けてらっしゃいますし、此方を向いても前髪に隠れて額の文字は見えないみたいです)

アッサム「…さ、そろそろ始めましょうか。皆さまどうぞ」

ローズヒップ「?アッサムさま、今日は何だかいつもと違いますのね…?」

アッサム「 」ギクッ

アッサム(まずい…額を見られた…?)

ローズヒップ「…あー!髪を下ろしてイメチェンですのね?」

アッサム「!え、えぇ…そうよ…」

アッサム(よ、よかった…まだバレてない…)
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 20:28:28.52 ID:NfcmE/SY0
ダージリン「さて、そろそろ始めましょうか?」

ローズヒップ「はいですわーっ!今日のお紅茶…は…」

ローズヒップ「………真っ黒ですの?」

ダージリン「何を言ってるのローズヒップ、ウチはいつもこれでしょう?」

ローズヒップ「えぇ〜!普段はもっと薄色で赤色ですわーっ!」

オレンジペコ(それはそれとして漠然とし過ぎですよ、ローズヒップさん!)

カチューシャ「ねぇ〜まだぁ?カチューシャ退屈で昼寝しちゃうわよ?」

ダージリン「おっと、ごめんなさいねカチューシャ、それじゃぁ…いただきましょう?」

カチューシャ「ノンナ、砂糖三つにミルクたっぷりね!」

ノンナ「かしこまりました、カチューシャ」

ローズヒップ「………」クンクン


ローズヒップ「これコーヒーですわっ!…はっ!ここは西グロですの!?」

ダージリン「正真正銘聖グロですの」
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 20:29:15.25 ID:NfcmE/SY0
ダージリン「いいから早く飲みなさいローズヒップ?冷めると美味しく無いわよ?お砂糖はいくつ?」

ローズヒップ「え、えぇ〜…じゃぁ、二つで…???」

オレンジペコ(いい具合に混乱してますね、ローズヒップさん…)

アッサム「ん、二個ね…はい、どうぞローズヒップ。ゆっくりおあがりなさい」

ローズヒップ「い、いただきますですわー…」グィッ

ローズヒップ(美味しいですけど…やっぱりコーヒーですわー…???)ゴクッゴクッ

ダージリン「………」チラッ

アッサム(ダージリンから目配せ…それじゃぁ、いつもの髪型に戻しましょうか)

アッサム「…………」スッ



アッサム(額に肉)「ローズヒップ、お味はいかが?」ババーン


ローズヒップ「───!!!」


ローズヒップの反応 ↓2
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 20:39:09.16 ID:xpAiCjMPO
アッサムの顔に向かって綺麗な霧吹き
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 20:52:31.92 ID:2g2Wt3bl0
大爆笑、カチューシャもつられて笑う
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 20:55:06.85 ID:ny76M7bao
アッサムがいじめられたのではと心配し泣きはじめる
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 21:07:43.02 ID:NfcmE/SY0
ローズヒップ「っ…!っ、ぶふふぅぅっ!」

ローズヒップ「あはっ、あはははっ!あ、あっさむ、さまっ…あはははっ!」

アッサム「…………」ズズッ

アッサム「お行儀悪いわよローズヒップ?」キリッ

ローズヒップ「うひひひっ!や、だめっ…笑い…しにますわぁっ!あはははっ!」

カチューシャ「っ…ぷぷ、あはははっ!やば、やっぱ我慢できな…っひひひ!!」

ローズヒップ「あはははははっ!」

カチューシャ「っふふふふぅ!」

アッサム「…………」

ダージリン「…………」

ノンナ「…………」

オレンジペコ「…………」


ダージリン「……こんな格言を知ってる?"だめだこりゃ"」

ノンナ「いかりや長介ですね…」

オレンジペコ「それ一応私の担当なのですが…」
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 21:08:17.05 ID:NfcmE/SY0
──後日、紅茶の園──

ダージリン「…はぁ、溌溂とした笑い顔が見られたのは素晴らしかったけれど、ドッキリとしては中途半端になってしまったわね」パチッ

オレンジペコ「アッサム様笑われ損じゃないですか…」パチッ

ダージリン「そうね…アッサムには悪いことをしたわ…」パチッ

オレンジペコ「………」パチッ

ダージリン「…………」パチッ

オレンジペコ「……角、取りますね」パチッ

ダージリン「あっ…!ま、待ってちょうだいペコ…!」

オレンジペコ「ダメです、もう二回目ですよ?」

ダージリン「くぅっ…ペコはオセロだけは強いのよね…」ムムム

オレンジペコ「ダージリン様が弱すぎるだけじゃないですか?」

ダージリン「 」



ダージリン「どうしてオセロは勝てないのかしら…」

オレンジペコ「とにかく、今回は私の勝ちですね。それじゃ次は↓2でローズヒップさんを弄ります」
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 21:11:04.84 ID:2g2Wt3bl0
茶会にやってきたらダージリンがロビンマスクのマスクを被っていた
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 21:13:06.66 ID:YJvw1PmqO
ローズヒップが朝起きたら隣にダージリンが寝てる
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 21:29:14.93 ID:BktpD/0oO
自分がと言わないペコ優しさ

珈琲って何だっけ最後の奴だっけ?

踏んでたら↓
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 21:48:50.22 ID:NfcmE/SY0
ダージリン「……ふぇ?」

オレンジペコ「…?何か問題でもありますか?」

ダージリン「い…いいの…?」

オレンジペコ「まぁ、アッサム様も今回は傷心で塞ぎ込んでらっしゃいますし…」

オレンジペコ「たまには、ダージリン様にもいい思いをさせてあげたいですから」

ダージリン「オレンジペコ…っ!」ジーン


オレンジペコ「た、だ、しっ!」


ダージリン「!」

オレンジペコ「あくまで添い寝だけです!ローズヒップさんに指一本でも触れたら…」

ダージリン「ふ、触れたら…?」

オレンジペコ「…アダムスファミリーのハンドってご存知ですか?」 ガシッ ニコッ

ダージリン「そ、それを何故私の手首を握りながら言うのかしら…」ダラダラダラ

オレンジペコ「他意はありませんよ?…まぁ、この白魚の様な手とおさらばする形になりますので、お気をつけください」

ダージリン「は、はい…っ」
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 21:49:49.76 ID:NfcmE/SY0
深夜──

オレンジペコ「…さ、もう草木も眠る丑三つ刻ですダージリン様」

ダージリン「そうね…緊張してきたわ…!」

オレンジペコ「これからダージリン様にはローズヒップさんの部屋へ侵入、朝までローズヒップさんに添い寝をして貰います」

ダージリン「えぇ…ついにこの時が来たわね…腕がなるわ…」ドキドキ

オレンジペコ「…そういえば以前のパジャマパーティで来てた白い寝具じゃないんですね」

ダージリン「えぇ、やっぱりローズヒップへのドッキリだもの。それなりの衣装じゃないと」

オレンジペコ「…以前の様に伽椰子の衣装とかでもないんですね」

ダージリン「当たり前じゃない!ようやく回って来た私のターンなのよ、ネタになんて走らないわ」

オレンジペコ「そ、そうですか…」

↓2 ダージリン渾身の寝間着とは
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 21:51:52.33 ID:NfcmE/SY0
>>193
一応エタったスレの最期の安価ですね、カチューシャ達と混乱するローズヒップを尻目に何事もなくコーヒーを堪能する安価でした。とりあえずリベンジで書けてホッとしてます。

安価下
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 21:52:14.76 ID:2g2Wt3bl0
黒のネグリジェ
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 21:52:47.57 ID:1hU5SxBK0
紐ビキニ
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 22:14:53.57 ID:NfcmE/SY0
オレンジペコ「うわぁ…良くそんなのお持ちでしたね…」

ダージリン「あら、何処か変かしら?」

オレンジペコ「いえ、身内贔屓無しにたいへん良くお似合いですよ。ただ…その…目の遣り場に困ります…」

ダージリン「ふふ…そう?それは良かったわ…」

オレンジペコ「なんというか…洋画の女優さんが、濡れ場の前に着ているヤツというか…下着はおろかおヘソすら透けて見えてますよコレ…」

ダージリン「オレンジペコ、これが私の一張羅よ」フフン

オレンジペコ「性的魅力を通り越してもう下品なレベル……いえ、流石にもうツッコミませんからね」

ダージリン「つれないわね…まぁ良いわ、今日のメインはこっちだし」カチャカチャ ガチャッ

オレンジペコ「…良いですかダージリン様、私はもう自室に戻りますけど、くれぐれもローズヒップさんにへんな事はしないように!わかりましたね?」

ダージリン「信用ないわねぇ…大丈夫、添い寝するだけよ」

オレンジペコ「…神に誓えますか?」

ダージリン「神にも校章にも、このダージリンという名前にも誓えるわ」

オレンジペコ「…わかりました、それじゃまた明日お伺いしますので…おやすみなさいダージリン様」

ダージリン「えぇ、おやすみペコ」


ダージリン「……さ、生ローズヒップを堪能しましょ…♪」
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 22:15:57.64 ID:NfcmE/SY0
ローズヒップ自室──


ダージリン「………」ヌキアシ サシアシ

ダージリン「…さて、部屋へと入れたのだけれどローズヒップは──いた」


ローズヒップ「すぅ…ぅ、ん……」zzZ


ダージリン「ふふふ、良く寝てるわねローズヒップ…この時間だから当たり前だけれど」

ダージリン「それにしても相変わらず可愛らしい寝顔ね…」スッ

ダージリン「いつもありがとう、ローズヒップ…貴女のひた向きな姿、いつもちゃあんと見ているわ」ナデ ナデ…

ローズヒップ「っん、ぅん…ぇへへ…」

ダージリン「ふふっ、可愛い…いつもの騒がしさが嘘みたいね」ナデナデ


ローズヒップ「ぅうん…だーじりん、さまぁ…」zzZ


ダージリン「 」ドキッ

ダージリン「……ちょ、ちょっとだけ、ちょっとだけ眠ってるローズヒップに悪戯しましょうか…」

ダージリン「べ、別にえっちな事をしようって訳じゃ無いし、ペコにバレない範囲なら大丈夫よね…」

ダージリン「そ、それじゃぁ…」ドキドキ

↓2 寝ているローズヒップに何をするか
※コンマが30以下の場合、ペコの脅しを思い出して何もしない
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 22:26:22.95 ID:uNYix7GRo
上だけ脱がす
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 22:27:14.97 ID:YSfDyCmFO
顔をパンダに落書き
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 22:40:08.83 ID:84b4OkD9O
それでこそダー様w
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 22:49:24.13 ID:NfcmE/SY0
ダージリン「 」ウズッ

ダージリン「ふふ、ふふふ…ローズヒップ、私に無防備な姿を見せた自分自身を呪いなさい…」キュポン

ダージリン「アッサムの額に肉を書いたこの水性ペンで…」

ダージリン「…………」キューッ キュッキュッ

ダージリン「…ふぅ、出来上がったわ」


ローズヒップ「……くぅ……」※パンダフェイス


ダージリン「っっっっ…!!」

ダージリン「っっ…はぁ…っ、なんとか笑いを堪える事ができたわ」

ダージリン「…とりあえず一枚撮っておきましょ」パシャ
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 22:50:08.09 ID:NfcmE/SY0
ダージリン「さて、それじゃぁそろそろ…添い寝させてもらいましょうか」

ダージリン「ローズヒップ、少し寄ってちょうだい…?」

ローズヒップ「ぅん…むにゃ…ふぁいれすわぁ…」

ダージリン「ふふ、ありがとうローズヒップ。それじゃ隣、失礼するわね」スルッ



ダージリン「…ローズヒップの体温、あったかいのね…」

ダージリン「ん…もう少し、そっちに寄ってもいいかしら…?」ギュッ

ローズヒップ「ぅんん…ぅ…」

ダージリン「ふふ、どんな夢を見ているのかしらね…」

ダージリン「…私達が卒業したら、貴女達が聖グロを引っ張っていくのよ?分かっているの?」ホッペツネッ

ローズヒップ「ぅむむ…ごしょうれすわぁ…あっさむさまぁ…」

ダージリン「…うふふ、頑張ってねローズヒップ」チュ

ダージリン「…ほっぺにちゅぅ位は、大目に見てくれるわよね」ポッ


ダージリン「ふぁ…そろそろ私も寝ましょ…おやすみ、ローズヒップ」

ローズヒップ「むにゃ…おやしゅみらはいませ…」

↓2 コンマゾロ目で起床時にステキな事が…!
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 22:50:35.71 ID:YSfDyCmFO
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