静香「未来はサンタさんに何をお願いしたの?」 未来「へ?」

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1 : ◆W56PhqhW.M :2017/12/19(火) 20:36:34.45 ID:3OMvOKju0
初投稿です

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2 : ◆W56PhqhW.M :2017/12/19(火) 20:39:31.83 ID:3OMvOKju0
未来「もう〜 私中学生だよ〜? サンタさんがいないことくらい知ってるって!」

静香「え? 私てっきり未来はサンタさんを信じているものだと思ってたんだけど……」

未来「静香ちゃんまた私のこと馬鹿にしてる〜 小五の頃、お母さんがうっかりクリスマスの日にプレゼントを置き忘れたせいで何となく分かっちゃったかな」

未来「プレゼントがないー!? ってわめいてたら、お母さん慌てて押し入れから取り出してきてさ〜 ほんとお母さんうっかりだよね」

静香「ふふっ、未来みたいね」

翼「ねえねえ二人とも何の話してるの〜?」

未来「あっ翼! 翼はサンタさんに何貰うの?」

翼「え〜 未来まだサンタさん信じてるの? そういうのは小学校の頃に卒業したって感じ♪」

未来「翼まで私のこと馬鹿にして〜 私だってサンタさんがいないことくらい知ってるよ!」

翼「まあ普通はそうだよね。正体を知ってからはプレゼントは貰えなくなったけど、お兄ちゃんとお姉ちゃんが毎年サンタになってくれてすっごく楽しいんだ♪ むしろ昔よりもプレゼント貰ってるかも!」

ガチャ
3 : ◆W56PhqhW.M :2017/12/19(火) 20:41:02.25 ID:3OMvOKju0
瑞希「みなさんお揃いで、何を話しているのですか?」

百合子「みんなおはよう!」

杏奈「…………おはよう……ございます……」

未来「瑞希さんに、百合子、杏奈! おはよう! ねえねえ三人はサンタを信じt 静香「ちょっと未来!!!!」

未来「ひゃっ! 静香ちゃん急に大声ださないでよ〜」

静香「質問が直球すぎるのよ! ごめんね、今の話は聞かなかったことにしてくれる?」

翼「あはっ♪ ごめんね〜」

百合子「えっと……」

瑞希「サンタさんを信じているか、という質問でしょうか?」

静香翼「「!?」」
4 : ◆W56PhqhW.M :2017/12/19(火) 20:42:41.14 ID:3OMvOKju0
瑞希「それなら大丈夫です。先程、私たちも同じような会話をしていました。幸いここにサンタを信じている者はいません」

百合子「私、小さい頃サンタさんの正体探しに夢中になってね、どうにかプレゼントの隠し場所は見つけられたんだけど…… その次の年からプレゼント貰えなくなっちゃったんだ! あぁ、何冊の本を無駄にしたことか……」

杏奈「杏奈も…… サンタさんの正体は…… ネットで探した…… けど、親には言ってないし…… 今年もゲーム…… 貰う予定……」

瑞希「私は、りありすとなので。トナカイが空を飛ぶことなんて非科学的だと思っています。よって信じていません」

静香「よかった。未来もこんなド直球な質問しちゃだめよ? 劇場にはまだ信じている子がいるかもしれないんだから」
5 : ◆W56PhqhW.M :2017/12/19(火) 20:44:33.28 ID:3OMvOKju0
瑞希「聞いた話ですが、サンタさんを信じているメンバーが、この劇場内だけでも、十人はいるそうです。…… 責任重大」

翼「へぇ〜 それって誰だか気になりません?」

杏奈「確かに……」

百合子「じゃあみんなで調査しようよ!探偵みたいで楽しいと思わない!?」

未来「楽しそうだね! やろっやろっ♪」

静香「こら! 悪趣味よ!」

瑞希「そうです、最上さんの言う通りです。しかし、私も溢れる好奇心を抑えきれません。気になるぞ」

翼「大丈夫ですって! バレないように聞けばいいんですよ! 静香ちゃんも気になるでしょ? ねっ?」

静香「まぁ、確かに気にはなるけど……」

翼「そうと決まれば、全員で聞きまわりましょう! じゃあ私、ジュリアーノに聞いてこよ〜っと♪」

6 : ◆W56PhqhW.M :2017/12/19(火) 20:46:09.66 ID:3OMvOKju0
杏奈「杏奈も……聞きに行こ……」

百合子「それでは皆さん、健闘を祈ります!」

未来「じゃあ静香ちゃん、私も行ってくるね〜」

静香「ちょっと待ちなさい未来」

未来「?」

静香「ぜっっっっっっっっっっったいに信じている子の夢を壊しちゃダメよ!!!!!!」

未来「…… はい」

静香「よし! 行っていいわよ。さて、私も行くとしましょうか。すいません瑞希さん、変なことに巻き込んでしまって」

瑞希「いえ、私もこのような調査には憧れていましたので、こう見えてワクワクしています。…… 頑張るぞ、瑞希」
7 : ◆W56PhqhW.M :2017/12/19(火) 20:47:06.85 ID:3OMvOKju0
一旦離脱します
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/19(火) 21:22:38.49 ID:anrM6VnLO
流石の未来ちゃでもサンタさん信じてないか
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/19(火) 21:25:08.06 ID:uiEJ7HkE0
昔のまかべーはドヤ顔でサンタへの手紙を書いていたのに
10 : ◆W56PhqhW.M :2017/12/19(火) 22:17:13.32 ID:3OMvOKju0
>>9 うわあああああ! ホントだ! にわかだった


再開します
11 : ◆W56PhqhW.M :2017/12/19(火) 22:18:43.86 ID:3OMvOKju0

志保「海美さん、前も言った通りあれをホットケーキと呼ぶには酷すぎます。私たちが作り方を教えますのでちゃんと作れるようになってください」

可奈「え〜? でも私はあのカリカリのホットケーキ好きだったな〜」

星梨花「私も食べたことがない食感でとっても美味しかったです!」

海美「そうだよねっ! だってあれ私の自信作なんだよ? あれ以上のものを作れる気がしないよ〜」

志保「確かに…… 味は美味しかったですが、人に出すには見た目が少々、いやかなり良くないので、人の食欲を誘うようなものを作るべきだと思います」

海美「え〜 しほりんひど〜い!」

未来「あ! 可奈、志保、星梨花に海美ちゃん! みんな揃って何してるの?」

星梨花「未来さん! おはようございます! 今から海美さんのためにみんなでお料理を教えようとしているんです!」
12 : ◆W56PhqhW.M :2017/12/19(火) 22:20:02.88 ID:3OMvOKju0
未来「えっ! いいないいな〜! 私も混ぜて〜!」

志保「未来、あなたはダメよ。絶対にダメだからね」

未来「え〜? 私ドリンク作りも得意だし、きっと料理もできると思うんだけどなぁ〜」

可奈「はっ、ははは……」

海美「ははは…… 、ところで未来何か探してたみたいだけどどうしたの?」

未来「あ、そうだった! みんなに聞きたいことがあってね、みんなはサンタさんに何をお願いしたの?」

志保「あのね未来、私たちもう中学s 海美「私はスノーボード!!」

海美「この前雪山行った時は仕事で滑れなかったし、今年の冬は絶対滑りに行くんだ! サーフィンみたいで楽しそう〜!」

可奈「私はお菓子の詰め合わせ! クリスマスはいっぱいお菓子貰えるから毎年楽しみかな〜」
13 : ◆W56PhqhW.M :2017/12/19(火) 22:21:03.45 ID:3OMvOKju0
星梨花「私はジュニオールのおもちゃをお願いしました! ジュニオールが喜んでくれるものだといいなぁ〜」

志保「」

未来「あはは〜みんな面白〜い! でも実際サンタさんってほんt……!?」

未来(星梨花の背後からやばいのを感じた)

未来「そ、そうだよね〜 私もまだ何貰うかは決めてないけど毎年クリスマスは楽しみにしてるよ〜 何貰おっかな〜???」

海美「早く決めないとクリスマスになっちゃうよ! 私もう待ちきれなくて靴下を枕元に置いて寝てるよ〜〜〜!!!」

志保「流石にそれは早すぎですよ。でも、未来も早く決めないとね?」

未来(志保の笑顔が怖い)

未来(とりあえず可奈、星梨花、海美ちゃんはまだ信じてて、志保はもう知ってるってことかな! あと星梨花の前でクリスマスの話はあまりしないでおこう)
14 : ◆W56PhqhW.M :2017/12/19(火) 22:23:03.80 ID:3OMvOKju0

朋花「昴ちゃ〜ん? もう受験まで日が残り少ないんですよ? これまで勉強できてなかった分、今やらないでいつやるんですか〜?」

昴「えー、ちょっとだけだからさ、ずっと座ってたら体が痛くなってくるんだよ〜 ホントにちょっとだけ! ちょっとジョギングしてくるだけだから!」

朋花「そう言って昨日はいつまで経っても帰ってこなかったのは誰ですか〜? 劇場には私たちよりも年下の子も沢山いるので、皆の手本となるようにしてもらわないと困ります〜♪」

ひなた「昴さん、私も応援してるべさ。にしても、都会の受験というものはこんなにも死にもの狂いなのかい? 大変だべさ……」

エミリー「英国でもここまで加熱したものではありませんでした。これがジャパニーズお受験…… !」

静香「えっと、今話しかけても大丈夫かしら?」

昴「あ、静香じゃん! ちょうど良かった! 今から俺と付き合ってくれよ!」

朋花「昴ちゃ〜〜ん?? 絶対にダメですからね? ところで静香ちゃん、私たちに何か用ですか?」
15 : ◆W56PhqhW.M :2017/12/19(火) 22:25:47.61 ID:3OMvOKju0
静香「あ、はい。突然邪魔してすいません。実は今劇場のみんながサンタさんに何をお願いするのか聞きまわっていて、よろしければ協力してもらえませんか?」

ひなた「そう言えばもうそんな季節かい。まだ決めとらんね。今年はこっちに引っ越したから、サンタさんが迷わなければいいんだけどね……」

昴「オレはもう決めてるよ! ここ最近はパワーベースボールが主流だから一番飛ぶバットをお願いするんだ! あ〜早く25日にならないかな。もう振りたくて振りたくてしょうがないよ!」

エミリー「……あはははは」

朋花「昴ちゃん? もう遊んでいる暇などないんですよ〜? ひなたちゃん、昴ちゃんがどこかに行かないように見張っておいてくれませんか?」

ひなた「そうだねぇ。かわいそうだけど分かったべさ!」

昴「そんなぁ! もうちょっとくらい休ませてくれよ〜!」

タスケテー モウイヤダー

エミリー「……静香さん、実は私は!」
16 : ◆W56PhqhW.M :2017/12/19(火) 22:27:21.01 ID:3OMvOKju0
朋花「エミリーちゃん、みなまで言わずとも大丈夫です。私はサンタクロースが架空の存在であることを知っています。エミリーちゃんもそうでしょう?」

エミリー「! ……はい!」

静香「ありがとうございます。実はこちらが本当の調査なんです。回りくどい聞き方になってしまってすみません」

朋花「今回は何事もなかったからいいんですよ〜 しかし、このような悪趣味なことは控えてくださいね〜? 聖母たるもの、皆の夢を守ることが宿命です。もしそれを壊すようなことがあれば、お仕置きですからね〜♪」

静香「は、はい……」

エミリー「Wow! 大変です! 昴さんが暴れだしました!」

朋花「昴ちゃん…… これはもう、お仕置きですね〜♪」

オレハベンキョウヲヤメルゾー! ワッ、トモカ!? チョッマッテヤメロウワアアアアアアア!




静香(朋花さんとエミリーは知ってて、昴とひなたはまだ信じているようね。にしても、この調査精神的にキツいわね。早く終わらないかしら)
17 : ◆W56PhqhW.M :2017/12/19(火) 22:28:53.03 ID:3OMvOKju0

翼「あ!! ジュリアーノ見つけた! ねぇねぇ、ジュリアーノ、サンタさんに何お願いしたの!?」

ジュリア「うおっ! って翼か。あと何回も言うけどジュリアな、ジュリア」

紗代子「サンタさん、かしら? 翼ちゃん?」

美也「お〜サンタさんですか〜 もうそんな季節なんですね〜」

茜「はっ!! これはこれは〜茜ちゃん人形クリスマスバージョンを制作しなければにゃ〜ん!!」

翼「そうそう! みんなもうすぐクリスマスなんだよ? で、ジュリアーノは何をお願いするの? 教えて〜 だめぇ?」

ジュリア「うっさいな! あとベタベタしてくんな! ……そうだな、例年はギターとかアンプだとかが多かったが…… 仮にも今のあたしはアイドルだからな。今年は化粧品なんかをお願いしようと思っている」

翼紗代子茜「「「え?」」」美也「? お〜?」

ジュリア「なんだ、みんなして素っ頓狂な顔しやがって? 別に面白いこと言ったつもりはないぞ」

翼「あっははははは! ジュリアーノ、そんなキザなカッコしてるのにサンタさん信じてたんだ〜!! 面白〜い!! あっはははははははは!!」
18 : ◆W56PhqhW.M :2017/12/19(火) 22:30:31.99 ID:3OMvOKju0
ジュリア「は!? サンタさんはいるだろ!? あたしが生まれて16年間、サンタさんは一度も欠けることなくクリスマスプレゼントを置いてきてくれたんだぞ!? なぁ、サヨ、アカネ、ミャオ?」

紗代子「まぁ……」

茜「そうだね……」

ジュリア「なんだよその煮え切らねぇ返事は? ミャオはどうなんだ?」

美也「私ですか〜? 私は今年新たにチェスを始めようかと思いまして〜 なのでチェス盤と駒を頼みました〜」

ジュリア「そうだよな! サンタさんはあたしたちに夢を与えてくれるいいやつなんだ。お前らもサンタさんがいないだとか陰口叩いてると、今年はプレゼント貰えないかもしれないんだぞ? いいのか?」

翼「あっははははは!! ジュリアーノ、真面目な顔して、面白すぎ〜〜〜〜〜!!」

茜「…… まぁまぁ翼ちゃん、笑うのもその辺にしてさ、たった今出来上がった茜ちゃん人形クリスマスバージョンを見ていかないかにゃ〜〜ん!?」

紗代子「そうだね。あんまりジュリアを笑っちゃかわいそうだよ」

翼「え〜 皆さん面白いじゃないですか〜? じゃあね、ジュリアーノ! プレゼント届いたらメイク見せてね!」

ジュリア「うっせぇ! 絶対見せないからな!」

茜「って待ってよ! 翼ちゃ〜ん! 茜ちゃん人形クリスマスバージョン欲しくない!? ねえねえ!?」

翼(あの様子だと、ジュリアーノと美也さんは信じてるって感じだったかな♪ やっぱりジュリアーノって面白いな〜 みんなにも言っちゃおっ♪)
19 : ◆W56PhqhW.M :2017/12/19(火) 22:32:27.21 ID:3OMvOKju0

恵美「二人はクリスマス何して過ごすの?」

エレナ「私は家族でパーティするヨ! たくさん友達を呼ぶから絶対楽しいネ! 二人も来る?」

琴葉「私は家族で外食かな。だからエレナの誘いには乗れないの。ごめんね、エレナ」

恵美「でもでも! パーティとかって多分晩からでしょ? だったら昼間は3人でどっか出かけない? クリスマスの街って何か雰囲気あっていいじゃん!」

エレナ「いいネ! せっかくのクリスマスだし、ぜーんぶ楽しまないと勿体ないヨ!」

琴葉「うーん…… そうね、最近忙しかったし3人ともクリスマスが休みになったのも何かの運命だと思う。私も参加していいかしら、恵美」

恵美「もっちろん! じゃあ当日は9時にいつもの場所集合ってことで!」

琴葉「ってそれファミレスじゃないの!? せっかくクリスマスなのにまたいつもみたいにずっとファミレスに居座るつもり?」

瑞希「まあまあ、それはそれでまた一興ではありませんか」

琴葉「瑞希ちゃん!? もう、いきなり脅かさないでよ」
20 : ◆W56PhqhW.M :2017/12/19(火) 22:33:57.26 ID:3OMvOKju0
瑞希「すいません、しかしこれには訳があるのです。今、私は皆さんがサンタさんに何をお願いしたのか、という調査をしています。…… 決してやましい理由ではありません」

恵美「何それ面白そう! ねえねえ琴葉は何をお願いしたの?」

琴葉「恵美すっごく悪い顔してる。悪いけど期待には沿わないから。小学校卒業と同時にサンタさんからのプレゼントは届かなくなったの。その時ちゃんと理由も教えてもらったわ」

恵美「えっ! アタシてっきり琴葉はサンタさん信じてると思ってたよ! 意っ外だな〜」

エレナ「私もコトハはサンタさんを絶対信じてると思ってたヨ!」

琴葉「二人とも私のことを何だと思ってるのよ……」

瑞希「私も、田中さんは信じているものだと思っていました。…… 騙されやすそうなので」

琴葉「って、それ悪口じゃないの!」

エレナ「アハハハハ! 確かにコトハって騙されやすそうだネ! 優しいし、真面目だし!」

瑞希「騙されやすそう、で言えばお二人もですよ、島原さん、所さん」

恵美エレナ「「えっ?」」

瑞希「田中さんにも共通することですが、皆さんはとてもお人好しです。しかし、それが皆さんの良いところではないでしょうか。似たもの同士、特別な絆で結ばれていて……羨ましいな」
21 : ◆W56PhqhW.M :2017/12/19(火) 22:35:08.78 ID:3OMvOKju0
恵美「にゃはは…… ありがとね、瑞希。でもアタシも瑞希はめっちゃお人好しだってこと知ってるから!」

琴葉「そうよ、瑞希ちゃんに限らずみんな優しくて、楽しいもの」

エレナ「お人好しの劇場、だネ!」

瑞希「皆さん…… ありがとうございます。そう言ってもらえてとても嬉しいです。……名残惜しいですが調査の結果をまとめなければならないので、私はこれにて失礼します。本当にご協力どうもありがとうございました」

恵美「うん! またね瑞希!」

エレナ「バイバイ!ミズキ!」

琴葉「またね!」



瑞希(トライスタービジョンのお三方は全員サンタさんを信じてはいませんでした。しかし、サンタさんという幻想がなくとも3人は仲良く、幸せそうでした。……本当に羨ましいな)
22 : ◆W56PhqhW.M :2017/12/19(火) 22:36:37.52 ID:3OMvOKju0

桃子「寒っ! 室内にいてもこの温度だなんて、今日ホント寒すぎじゃない!?」

育「確かに今日は寒いね。お母さんが編んでくれたマフラー付けてても首元が冷たくなってきちゃうし」

桃子「え〜? それすっごくあったかそうだと思ってたのに。…… で、環は何でこんなに寒いのに夏場と全く変わらない格好してるわけ?」

環「それはこっちのセリフだぞ! 二人こそ厚着すぎだぞ! そんなんじゃ走るときに不利になっちゃうよ!」

育「それもそうかもだけど……」

桃子「劇場は走る場所じゃないでしょ! 全く、ここは遊ぶ場所じゃないって何度も言ってるのに、環もだけどダメな大人が多すぎるよ!」

杏奈「あ、年少組発見…… みんな……何してるの……? って、環ちゃん……寒そう……」

環「あ! あんなだ! たまき丈夫だから全然寒くないよ! 今までほとんど風邪とか引いたことないいんだ〜」
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