【安価】とりあえずランダムに百人勇者

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

555 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/14(土) 21:41:21.94 ID:gf2m8Cuf0
ブルマ娘「それはそうとして」

ブルマ娘「占って欲しいのだけれど」

占い師「...いいけど、水晶盗らないでよ?」

ブルマ娘「...?はぁ、盗らないが」

占い師「じゃあ今から貴女がこのままの未来で辿る運命を一部水晶玉に映す」

占い師「いわゆるX-DAYって奴が見えると良いね」

占い師「余命はあればあるだけ良いんじゃないかな。少なくとも貴女にとっては...ね」


占い師はそう言うと水晶玉に力を込めたように見える

すると淡い光を放つ
556 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/14(土) 21:43:18.71 ID:gf2m8Cuf0
下1>>水晶玉に視えたもの
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/14(土) 21:45:42.90 ID:Q1lCe+Eu0
大鬼のような怪獣を
一刀両断にしている
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/14(土) 21:46:23.54 ID:es2Xdy3qO
黒龍と共に強大なナニカと刺し違える未来
559 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/17(火) 19:59:14.74 ID:bfYY8EXy0
占い師「ううむ」

占い師「見てみろ」

ブルマ娘「どれどれ?」


剣を持ったブルマ娘が大鬼のような怪獣を一刀両断している姿が映っている


ブルマ娘「...こいつは」

占い師「魔王かどうかは分からないが、強大な敵だろうな」
560 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/17(火) 20:09:11.69 ID:bfYY8EXy0
その後、ブルマ娘は占いの店から出た

暫く物思いに耽りながら歩き回った

あまりに集中していたのだろう。今の時間が夜だと教えたのは冷たい夜風だった


ブルマ娘「宿を取りたいな」

ブルマ娘(積雪シーズンではないにしろ雪国だし、宿を取って寝れるなら寝たい)


昨晩は狩りで高揚していたのだと自己分析する
561 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/17(火) 20:15:12.76 ID:bfYY8EXy0
〜宿〜

空気が乾燥しているため、軽く咳払いして言う


ブルマ娘「宿に泊まりたいのですが」

宿の主人「...うーん、来るのが遅すぎたな」

ブルマ娘「そうですか」シュン

宿の主人「おおっと、少し待ちな。今から一緒に泊まってもいいって奴を電話で探す」

宿の主人「宿代も割り勘にしておいてやる」
562 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/17(火) 20:21:44.59 ID:bfYY8EXy0
主人が電話を掛けている間暇なので周りを見渡す

そこそこ広いこの部屋。さらに暖房器具がある事から上等な宿だと分かる

何よりこの宿が割り勘だと言うのが最も評価できる点だ


宿の主人「一人だけokを貰った」

ブルマ娘「有り難うこざいます」

宿の主人「あぁ、部屋の予備の鍵があって良かった。この鍵を持っていけ」チャリ

ブルマ娘「はい」
563 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/17(火) 20:22:34.89 ID:bfYY8EXy0
下1>>一緒に泊まる相手
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 20:23:24.12 ID:DxrcAw100
異様にオドオドして怪しい女性
565 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/18(水) 21:09:39.79 ID:LUxFnmak0
〜宿・部屋〜

ブルマ娘「お邪魔しまーす...」ガチャ

女性「あっ、あはい!どうぞごゆっくり!」


なんだか、オドオドし過ぎている。異様だ

こんなにビビってる人間が部屋に入れてくれるだろうか?


ブルマ娘(何だか怪しいな)
566 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/19(木) 19:49:21.94 ID:j8MyOuqe0
ブルマ娘「...」

女性「...」

ブルマ娘「...」


静寂が部屋を包み込む

時計は無いが、あれば煩いだろうなと考える


ブルマ娘「ふぅーっ」

女性「!」ビクッ
567 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/19(木) 19:54:20.70 ID:j8MyOuqe0
ブルマ娘「ねぇ」

女性「は...ぃ」

ブルマ娘「一緒に泊めてくれて嬉しいと思ってる」

ブルマ娘「でも、なんでそんなに緊張してるの?」

ブルマ娘「無理のない範囲で教えてくれる?」

ブルマ娘(場合によっては能力使って無理矢理聞き出すけどね)

女性「分かりました...」


頷いたのか俯いたのか分からない
568 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/19(木) 19:58:18.29 ID:j8MyOuqe0
下1>>女性がオドオドしている理由
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 20:04:33.24 ID:M35bQ9b90
魔王城から逃げてきたので追手が来てまた捕まらないか心配していたから
570 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/21(土) 16:26:12.48 ID:hfRAZV+Y0
女性「実は私、魔王城から逃げて来たんです」

ブルマ娘「...え?」

女性「だから、追手が来てないか心配で...」

ブルマ娘「じゃあなんで私を同じ部屋に?」

女性「困ってる人がいるかも知れないからです」

女性「なんて言えたら格好いいんでしょうけど、本当はお金がないからです」
571 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/21(土) 16:33:52.47 ID:hfRAZV+Y0
ブルマ娘「では、どのルートで魔王城から逃げて来たのか分かる?」ペラ


地図を取り出して見せる

すると、魔王城から湖を通ってやってきた様だった

何でも、湖周辺は特に寒く常時湖には氷が張っているらしい


女性「お役に立てましたか?」

ブルマ娘「勿論ですよ」


その日はもう寝ることにした
572 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/21(土) 16:44:06.68 ID:hfRAZV+Y0
〜翌日〜

女性の事情もあり、足早に宿を出ることにした

ブルマ娘は町外れで黒龍に乗った


ブルマ娘「変な奴を見落とすなよーっ」


湖経由で魔王城に向かい追手も倒そうという算段だ
573 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/21(土) 16:58:19.74 ID:hfRAZV+Y0
〜湖〜

ブルマ娘「っ、なんかいる!」


黒龍は降下する

そこには、例の大鬼のような怪物が


怪物「...ヌ?」
574 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/21(土) 17:19:37.75 ID:hfRAZV+Y0
怪物「なんだ貴様ら?」

ブルマ娘「私は貴様を倒さなければならぬ者」

怪物「勇者か、よかろう...」

ブルマ娘「食らえっ!!」


剣を構えて突撃する


怪物「そう慌てるなっ!!」ブオン


腕を一振りし、ブルマ娘を吹き飛ばして距離を取る
575 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/21(土) 18:19:06.03 ID:hfRAZV+Y0
怪物「氷龍よ!」


怪物が叫ぶと猛烈な吹雪が一点に吹き、中から氷龍が出てくる

冷気が開放されていることから、湖周辺の寒さの正体はこの龍であると分かる

怪物は重々しく氷龍に乗る


ブルマ娘「黒龍!!」


ブルマ娘も黒龍に乗る

両者の龍は低空に浮かび攻撃を始める
576 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/21(土) 19:36:58.18 ID:hfRAZV+Y0
氷龍は吹雪で闘いやすいフィールドを作りつつ氷弾で攻撃している

狙いは正確で、黒龍の頭に飛んでくる

黒龍も全て捌ききるのは難しいのでブルマ娘も協力して氷弾を弾く


ブルマ娘(くっ...このままでは勝てない)

ブルマ娘「そうだ」


ブルマ娘は良いことを思い付いた様で、黒龍に指令を出している
577 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/21(土) 19:47:32.35 ID:hfRAZV+Y0
怪物「...墜落したか?」


すると、吹雪の中から頭部にブルマ娘の跨がった黒龍が


怪物「なっ!?」

ブルマ娘「その体、パワーはあるが鈍いんだよ!」


黒龍の勢いそのままに怪物に突っ込む

剣の効果と上乗せされた一撃が怪物を一刀両断にした
578 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/21(土) 19:52:49.40 ID:hfRAZV+Y0
しかし、低空とは言え空中にブルマ娘は放り出されてしまった


ブルマ娘「うわあああっ!これ落ちるじゃん!私のバカ!!」


だがそこを掬い上げたのは、氷龍だった

氷龍と黒龍は降り立ち、凍った湖にブルマ娘を振り落とす


ブルマ娘「ふおっ」ゴシャ
579 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/21(土) 19:58:17.94 ID:hfRAZV+Y0
なんと、その場に強い光が放たれ___

神が降りて来た


神「あれ!?魔王死んじゃった!?早くないすか!?」

ブルマ娘「...は?」


昨日も同じ事を言った気がするがこっちは本当に理解出来ない


黒龍「ェェェェェェェル!!」ゴオッ


今度は黒龍から光が放たれる
580 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/21(土) 20:02:28.97 ID:hfRAZV+Y0
次の瞬間、黒龍は魔人のような姿になっていた


黒龍?「やっと終わったな」

氷龍?「そうですね」


いつの間にか、氷龍までもが魔人のような姿になっていた


神「!?」

黒龍?「では改めて自己紹介させて貰おうか」

黒龍?「俺が新魔王だ」
581 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/21(土) 20:08:25.67 ID:hfRAZV+Y0
新魔王「そしてこいつが」

氷龍?「側近を務めさせて戴く妹です」

神「...成る程。道理でな」

新魔王「どうせ新たな魔王を殺すために送り込んだんだろその勇者」

新魔王「だが俺は先代のような政治はしない。先代は部下に裏切られて独りでここで死んだのだ」

神「じゃあいいや、こっちも下手に危害は加えないよ」

ブルマ娘「...」ギロッ


憎しみの籠った目で神を睨み付けている
582 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/21(土) 20:11:46.16 ID:hfRAZV+Y0
神「はいはい、生き返らせてやれば良いんだろう?」

神「debugmode:remodeling」


死んだ勇者が甦る


初代「おわっ!」

二代「へ?」

三代「ラッキー...」
583 : ◆7M0syXftfg [saga]:2018/04/21(土) 21:14:38.10 ID:hfRAZV+Y0
神「仕事終わったし引きこもらせてくれ」


また光を放ち、消えてしまった


妹「...やれやれ、勝手な神ですね」

新魔王「なぁそこのお前ら」

ブルマ娘「...四代名乗ろう」

初代「なんすか」

新魔王「お前ら四人居るし四天王やらね?」


一同「分かった!!」


END
163.73 KB Speed:0.2   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)