ハルヒ「キョンTUEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!」 キョン「驚愕、だな」

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496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/19(日) 23:46:38.48 ID:QOqaYXZU0

ハルヒ「有希……」ホッ

キョン「長門が直撃を反らしてくれたんだ……ハルヒ!」

ハルヒ「な、なに!?」

キョン「よく聞け。こっからはお前とヤスミの勝負だ」グググ

ヤスミ「―――」グググ

ハルヒ「……ヤスミちゃん」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!



古泉「くっ……まったく。部室をこれ以上滅茶苦茶するのはやめて頂きたいですね」

朝比奈「あぁっ! マサラチャイセットが!!」

橘「古泉……いや一樹くん」

朝比奈「一樹……くん? 確か幼なじみって……」キュピーン

古泉「朝比奈さん、押さえて」

橘「もう……やめて下さい。涼宮さんを諭してください」

藤原「橘京子の言う通りだ。話が通じるのならもう、無駄な争いは無用だ」

古泉「散々急襲してきたのはどちらでしょう? ここに来て話し合いとはどういう心づもりで?」

藤原「誰も破滅なんて望んじゃいない。このまま『力』が不安定では未来は、ない」

橘「お願いします! 一樹くん、どうか……どうか」

古泉「……」

朝比奈「古泉くん……」

古泉「……思想。信念。目的。極端に違う我々が相容れなかったことがこの現状です」

古泉「何かを変えたかった。己が望む未来に向かって悩み、そして争い……」

藤原「……」

古泉「これが……誰が望んだ結果と言えますか。世界の崩壊をも在りうる状況を」

橘「誰も……望んでなんかいません」

橘「でも、まだ……間に合います! 『力』を統合すれば!!」

橘「世界は守られるんです!! だから、だから!!」

古泉「だからこそ、それは涼宮さんが持つべきだ、と。我々は思うのです。そう―――」

古泉・藤原「「平行線だ(!!)」」

藤原「っ!!?!?」

古泉「と言われようとも。例え世界がどのようになろうとも。最後まで」

古泉「SOS団は団長を信じるのですよ」
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/19(日) 23:50:07.32 ID:QOqaYXZU0

藤原「どうしても涼宮ハルヒにつく、ということなんだな」

古泉「語るに及びません」

朝比奈「と、当然です!」

藤原「……ふー。分かった。あぁ当然だ。譲れないからこその今だ」

朝比奈「……」

藤原「断固として譲れないもののために行動した。ならば……」

橘「ならば……?」ゴクリ

藤原「……あとは好きにするがいいさ」ドサッ

橘「…………えええぇええぇっ!!? ふ、藤原さん!!? 座りこまないでっ!」

古泉「ほう……」

橘「藤原さんっ! どうして!? あなたは未来を……っ!」

藤原「橘京子。僕はもう傍観者だ。言った通り好きにしろ。とは言っても……」



ゴォオォオォオオオオオオオォオ!!!



橘「……」

藤原「ハッ、あの状況に食ってかかる意気があるならな」

橘「そんな……どうして、ここにきて……あなたが一番佐々木さんを……」

藤原「あぁ、利用しようとしていた。だが、もういい」

藤原「僕の望んでいた未来にいてほしかった人とは……―――」

朝比奈「……?」

藤原「―――……もう、いいんだ」

橘「〜〜〜っ!!」
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/19(日) 23:55:07.88 ID:QOqaYXZU0

橘「このヘタレ!! 意気地なし!! 根性無し!! バカぁっ!!!」

藤原「……なんとでも言うがいいさ」フッ

橘「巨乳フェチ!!!」

朝比奈「えっ」

藤原「貴様ぁ!! 言っていいことと悪いことがあるだろう!!」スクッ

橘「なんとでも言っていいと言ったのはあなたです!! それに、もうあなたは関係者じゃありません!!」

橘「見損損損損ないました!! 土壇場で、こんな……」

藤原「……悪かったな」

橘「っ、謝らないでっ!!! もう、もう! なにが、なんだか……!」

古泉「あなたも、もう抵抗は―――」

橘「あぁぁああああぁああああああ!!!」

古泉・朝比奈「「」」ビクッ!

藤原「お、おい。橘?」

橘「ハッッッ!!!!」ハッケイッッ!!!



ゴオォッッッ!!



古泉「ゴハァッッッっ!!?!?」ドゴオオッッ!

朝比奈「古泉くん!!?!? み、鳩尾!!? 鳩尾に衝撃波!? ちょ、超能力……?」

橘「佐々木……さ、ん」フラッ

藤原「……」ガシッ

古泉「っ……フー、フー……彼のかわいがりに日々耐えてたおかげで、なんとか意識を飛ばさずに済みましたよ」

朝比奈「(超能力?? 素の耐久力……?)」

藤原「……橘京子、目覚める頃には終わっている。それが誰が望んだ結果かは分からんがな」

古泉「現状は……誰が望んだかは分かりませんが……結果として残るのは決まっています」

古泉「―――涼宮さんが望んだとおりになるだけです」
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/19(日) 23:56:20.98 ID:QOqaYXZU0
ここまでーー
また書きますね
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/21(火) 07:55:12.52 ID:vrsQYNIMO

久しぶりー
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/22(水) 20:28:09.28 ID:TZPn7rzg0
乙。超乙。
まさかこの瞬間に立ち会えるとは。待ってて良かった
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/25(土) 01:03:04.01 ID:H0tmoIDo0
まさかまたこの続きが読めるとは…
まさにクリスマスプレゼントだわ
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/28(火) 05:23:08.35 ID:kQGNWjAm0
戻ってきてくれて嬉しい 次も踊って舞ってる
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/15(火) 18:07:17.96 ID:64Wo3bcmO
待ってました大統領!!
やぁっぱこのノリは最高だわさ
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/05/29(日) 14:39:48.00 ID:33B6qKKG0
ずっーうっとまっとるで^ ^
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/07/09(土) 21:14:51.10 ID:IfClfxbi0
ありがとう!!
今日投下しますね!!
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/07/09(土) 22:09:57.02 ID:IfClfxbi0

ヤスミ「……」グググッ!

キョン「手四つ……まだ恋人ごっこがしたいか、ヤスミよ」グググ

ヤスミ「……―――」グッ!

キョン「―――……何が死に物狂いだよ」ググッ!

ハルヒ「キョン! あたしとヤスミちゃんの勝負って……」

キョン「……いいか、ハルヒ。さっきも言っていたように『力』の引っ張り合いだ」

キョン「ヤスミはお前に任せる。俺はこの後ヤスミを離し、長門の援護で佐々木に向かう」

ハルヒ「っ……」コクリ

キョン「俺がヤスミを離した瞬間、こいつはお前と接触し、お前の『力』を奪うつもりだ」

キョン「『力』を奪われたら負けだ。絶対に勝て」

ハルヒ「力が入んなくなるってこと?」

キョン「物理的なモンじゃない。お前の中にあるその『力』は」

キョン「SOS団の原動力となる『力』……」

キョン「"魂"みたいなもんだ」

ハルヒ「!!」

キョン「そんな大事なモン、入団候補生に渡すにゃまだ早いだろ?」

ハルヒ「……当然っ! あたしがいる限り渡してやんないわよっ!」

キョン「その意気だ」
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/07/09(土) 22:17:12.42 ID:IfClfxbi0

キョン「それで、引っ張り合いの具体的な方法なんかは、俺は知らん」

ハルヒ「さっきも言ったわよ!! フィーリングでなんとかなる!」

キョン「そうだ……フィーリングでなんとかしろ」

ハルヒ「気合のぶつけ合いでしょ!? そういうのは団長に任せときなさい!」

キョン「……頼んだぞ、ハルヒ!」

ヤスミ「……」ググッ!

キョン「じゃあ予定通りに……いくぞ?」

ハルヒ「……こいっ!」

キョン「……せーの!」

ハルヒ「っ!!?!?」バッ!

キョン「って言ったら離すぞ?」

ハルヒ「こんな時にまぎらわしいことすんな!!!!! お約束じゃないわよ!!」

キョン「冗談だ。肩の力は抜いていけ」

ハルヒ「アホキョン。分かってるわよ」フッ

キョン「……」ジッ

ハルヒ「? っ何よ!? こっち見ないで前向きなさい! それとも作戦中止?」

キョン「……いーや、なんでも……それじゃいくぞ」

ハルヒ「……こいっ!」

キョン「……」スゥ

キョン・ハルヒ「「せーの!!!」」






バッ!!!!
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/07/09(土) 22:23:05.16 ID:IfClfxbi0

周防「……」ギギギ!

長門「……どいて」ギギギ!

佐々木「猛者同士の鍔迫り合い。こうも迫力があるとはね」

長門「……傷つきたくなければ投降を」

周防「―――あなたたち―――こそ」

佐々木「……くつくつ」

長門「……可笑しい?」

佐々木「あぁ、すまない。嘲笑の意味はないよ」

佐々木「長門さん。もう僕の相手をする必要はない」

佐々木「彼が動く」

長門「……」

周防「―――不毛」

佐々木「だね。決着はこちらではなく涼宮さんの方でつく」

佐々木「あと数十秒さ」

長門「……」

佐々木「……少しだけ、独り言でも話そうか」

周防「―――不要」

佐々木「まぁ独り言だ。聞き流しても構わないよ」

長門「……」
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/07/09(土) 22:30:23.72 ID:IfClfxbi0

佐々木「前にも言ったけど、やはりキョンは周りの人に恵まれているね」

佐々木「あぁ、九曜さん。無論、僕もあなたたちに恵まれた」

佐々木「九曜さん、橘さん、藤原くん。皆がいたからここまで出来た」

佐々木「藤原くんにはきつく当たってしまった時もあったなぁ。今思えば申しわけないよ」

周防「―――」

佐々木「……何時の時代だって僕たちは親友で、二人だった」

佐々木「それが今や、互いの周りには人がいて、親友は消えた」

佐々木「周りの人は増えたのに、何故かな。キミがいないと……」

佐々木「不思議と……寂しいものだよ」

佐々木「……いや、不思議なことなどないか」

佐々木「それほど、キミは僕にとって大きな存在だったんだ」

佐々木「……ありがとう」

長門「……まるで、どちらが勝利するか知っているような口振り」

佐々木「……もちろんだとも。長門さんの同期でもまだ見えない未来を」

佐々木「僕は……いや―――」

佐々木「―――僕たちは知っている」

長門「……それは」

周防「―――何故」

佐々木「……長門さん。彼にこう伝えてくれるかい?」

佐々木「――――――」





511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/07/09(土) 22:37:22.41 ID:IfClfxbi0

ギュン!!



キョン「(勝負はすぐにつく!! この一瞬であいつのところへ……!!)」

キョン「(こんなことしでかしたんだ。とっちめてやるから覚悟しろよ!)」

佐々木『許してやってくれキョン。この世界の僕を』

キョン「(佐々木……)」

佐々木『僕に変わって僕が詫びるよ。くつくつ、ややこしいね』

佐々木『……長い永い一瞬だ。これが走馬燈ってやつかな』

キョン「(俺の体の中で縁起でもねえこと言うんじゃねえ)」

佐々木『おっと失礼』

佐々木『……ありがとう』

キョン「(……なんだ、急に)」

佐々木『いや、なんとなく、さ』

佐々木『なんとなく、この世界の僕が呟いてそうだな、と』

キョン「(……聞こえてこねえよ)」

佐々木『だから代わりに言っておくのさ』

キョン「(直接言え。って言っておけ)」

佐々木『それを直接言いなよ。っと、こんなやりとりですら懐かしいと思うよ』

佐々木『……ねえキョン』

キョン「(待て、もうつく。あとで聞いてやる)」

キョン「(あとで聞いてやるから……今は―――)」

佐々木『――――――』
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/07/09(土) 22:46:10.89 ID:IfClfxbi0

バッ!!



ハルヒ「(! きたっ! 突っ込んできた!! どうする!!?)」

ハルヒ「(フィーリングって言っちゃったけどフィーリングって何!? どうすればいいの!!)」

ハルヒ「(がっぷり四つ? いや仮にも女子高生……見栄えが良くない)」

ハルヒ「(……今の時間、すっごい長く感じる。こんなにごちゃごちゃ考える時間なんてないのに)」

ハルヒ「(……そうよ。こんなごちゃごちゃ考えずに、こんな時―――)」

ハルヒ「頭はこうやって―――!!」ググッ!!

ヤスミ「……」バッ!!

ハルヒ「―――使うのよ!!!!!」ズツキッッッッ!!!!!!!

ヤスミ「……」バッ!












ガンッッッ!!!!!!












ハルヒ「――――――ハッ!!」

ハルヒ「ここどこっ!? あれ? あたし確か……」

ヤスミ「フフ……団長!」

ハルヒ「……あ! ヤスミちゃん!!」
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/07/09(土) 22:51:30.85 ID:IfClfxbi0

ハルヒ「や、ヤスミちゃん? あなた意識が戻ったの?」

ヤスミ「はい! といっても、ここでは、ですが……」

ハルヒ「そう! ここよ! ここどこ!? 壊れかけの部室から何もないトコに来ちゃったけど……」

ハルヒ「ついにあたしの中の瞬間移動が目覚めたの!!?」

ヤスミ「お言葉ですが、残念がらそうではありません」

ヤスミ「ここは、意識の中……まぁ、夢の世界? みたいな?」

ハルヒ「浦安の?」

ヤスミ「ち、違いますっ!! 精神世界的な、なにかです!」

ヤスミ「『力』を持つ者同士がこれる場所……らしいです」

ハルヒ「あやふやね」

ハルヒ「それで、ここにきたのはここであなたと『力』の引っ張り合いっこするためかしら?」

ヤスミ「フフ。そうしてもいいですけど」

ヤスミ「次に現実世界に戻る時には全部終わっているので、その必要はないかもですっ!」

ハルヒ「えっ!?」

ヤスミ「というわけなので。特にすることはありません」

ハルヒ「ちょ、ちょちょ! あたしキョンと結構熱いやりとりしてきたけど……なにもしないの!?」

ハルヒ「ま、まさか……お前はすでに死んでいる状態……!?」アワワ

ヤスミ「……」

ハルヒ「ヤスミちゃん!!? あなたは敵!? 味方!!? どっち!?」

ヤスミ「……どっちでしょう?」

ハルヒ「味方! がいいわ!! 絶対!」

ヤスミ「……フフ」
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/07/09(土) 22:57:34.26 ID:IfClfxbi0

ヤスミ「やっぱり。団長はすごいですっ!」

ハルヒ「どしたのよ急に」

ヤスミ「急なんかじゃありません。ずっとずっとずーっと思ってたことです」

ヤスミ「こんな素敵な団長がいる……いいなぁSOS団って」

ヤスミ「あたしもここにいたい、って……」

ハルヒ「入団するのよ。あなたも。さっさと選抜試験を突破してね」

ハルヒ「なんなら今からやってもいいわ!」

ヤスミ「是非、そうしたいです。でも……」

ヤスミ「団長もご理解されていると思いますが、あたしは『あたし』です」

ハルヒ「あぁ、バックアップ? だとかなんとか言ってたけど……気にしないわよ、そんなの」

ハルヒ「あなたはヤスミちゃんでしょ?」

ヤスミ「……あたしは、本来は存在していない虚構の存在」

ヤスミ「いずれ、消えゆく存在なのです」

ハルヒ「いずれっていつよ? あたしだっていつまでも生きてるわけじゃないわよ。ここからの帰り方も分かんないし」

ヤスミ「そうですね。いずれというのは」

ヤスミ「この世界から元の世界に戻った時です」

ハルヒ「!!?!?」
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/07/09(土) 23:04:44.22 ID:IfClfxbi0

ハルヒ「なっ、なんで……」

ヤスミ「あたしは『力』……どちらが勝とうと、あたしは『力』に帰属する」

ヤスミ「そういう存在なんです」

ハルヒ「ダメっ! ダメよそんなの!! そんなの……悲しすぎるっ!」

ヤスミ「……優しいなぁ。そんな団長で良かった」

ヤスミ「でも、あたしはなにも悲しくはありません。だって、みなさんに出会えて、団員のように扱っていただいて」

ヤスミ「楽しかったから」

ハルヒ「どうすれば……どうすればヤスミちゃんが消えないで済むの!?」

ヤスミ「……」フルフル

ハルヒ「そんな……っ」

ヤスミ「……ありがとうございます」

ハルヒ「……」

ヤスミ「あたしのために……そこまで想っていただいて」

ヤスミ「そろそろ、時間です」

ヤスミ「団長、元の世界に戻ったら、一つ伝えておいてもらっていいですか?」

ヤスミ「先輩に――――――」

ハルヒ「……そんなの、自分で言いなさい」

ハルヒ「自分の口で!! ここから出て!! ちゃんと言いなさいよっ!!」

ヤスミ「……頼みましたよっ! 団長!」ジジッ!!

ハルヒ「ヤスミちゃ―――!!」
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/07/09(土) 23:06:15.48 ID:IfClfxbi0
ここまでーー
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/11(月) 07:41:29.30 ID:dkDzq5IE0
久しぶりに過去作読み返してたら更新来てたわ。
何回読んでも面白い。ずっと待っとるで。
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/07/17(日) 23:29:08.28 ID:TP6eNuNU0
楽しみにしてた!
更新ありがたい!!
519 :ケイ :2022/07/18(月) 22:16:35.92 ID:dBu61VwQ0
すごく久しぶりに来たらいつの間にか更新されていてとても嬉しい。今年で高三。ココに初カキコしたのは中2の時。すごく懐かしい。でも、ついさっき思い出して見て良かった。ありがとうございます。
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/07/19(火) 17:25:35.95 ID:MJGntejW0
高三にもなってsegeも出来ないド低能が存在したとは
521 :ケイ :2022/07/26(火) 11:47:28.43 ID:fvzLf5lIO
↑基本ROM専だから許していただきたい。
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/07/27(水) 03:22:59.84 ID:y7G3kIZxo
ずっと楽しみだぜ!ありがとう!
待ってる間に次回作の原作が出てしまったね(ニチャァ)
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/26(月) 22:03:14.49 ID:QaOGfeqU0
今このシリーズ読み返してきたけどやっぱクソ面白いわ
長くて読み応えあるし掛け合い安定して面白いし
なによりこのSS独自の設定と伏線をうまく活かして原作勢に対して裏を掻く展開を用意してるのが最高
誇張抜きでハルヒSSの中で一、二を争うほど面白いと思ってる
いつまでも舞ってるぜ
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 13:58:46.73 ID:OmXlrgyM0
お久しぶりです。
2023年度の投下を夕方よりおこないます……
残りはあと数回の投下で終わりそうなのですが、それがいつになるやら……
申し訳ございません
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 18:00:43.60 ID:OmXlrgyM0
投下します!
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 18:08:39.47 ID:OmXlrgyM0

ハルヒ・ヤスミ「「!!?!?」」ゴッチン!!!

ハルヒ・ヤスミ「「あいたーーーーっっ!!!!!」」

ハルヒ「〜〜〜っ!! ヤスミちゃ───! あれ、部室……ヤスミちゃん!!」

ヤスミ「いてて……あれ、団長……? あれ?? あたし、なんで、どうして……」

ハルヒ「っ!!」ガシッ!

ヤスミ「わっ!?!? だ、団長!?」

ハルヒ「よかった……なんでか分かんないけど、ちゃんとヤスミちゃんはここにいるじゃない!!」

ヤスミ「どうして、あたし……っ!?」

ハルヒ「意識の中?? にいたのはどうやら一瞬みたいね。体感時間はそこそこだったのに」

ハルヒ「ただ、帰ってきてよかったかどうかは」



ビシビシビシビシビシッ!!!!



ハルヒ「この部室にいる限りは保証されないみたいね……!」

朝比奈「す、涼宮さん! ヤスミちゃん!! す、すごい音がしましたけど、大丈夫ですか!!?」

ハルヒ「ええ……変な世界にスリップしてたけど、頭突きの勢いが強すぎたのかしらね!」ズキズキ

古泉「空間の崩壊が───ヤスミさん。あなたの『力』は……」

ヤスミ「……あたしの『力』はもう───」

ハルヒ「……??」

朝比奈「みっ、みなさん伏せてぇぇえええ!!」






バキバキバキッッ!!!!!
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 18:18:02.22 ID:OmXlrgyM0

橘「───っ」

藤原「……『力』が統合された」

藤原「この閉鎖空間も間もなく崩壊する。橘、連れて行って欲しいならそのまま眠っていろ」

橘「(………………佐々、木、さ)」ボヤー

藤原「佐々木、僕たちはここまでだ。最後まで付き合えず申し訳ない」

藤原「お前が望んだ結末なのかは分かりかねるが、崩壊した後のことは───」

藤原「未来で知ることにするさ───さよなら」



朝比奈「──────危ない!!」



藤原「姉さん」






ガッシャァアアァアァアアアアン!!!






朝比奈「こ、古泉くくくんんんん!! あ、あの人達のところに瓦礫が……落ちて!!」

古泉「いえ、彼らは窮地を脱したようです。時空間移動でしょうか、潰される瞬間に姿が消えるのを確認しました」

朝比奈「よかった……! いえ! ま、まだよくなかったです!! わ、わたしたちも早く!」

古泉「ええ、涼宮さん! 彼は!?」

ハルヒ「……浮いているわ」

古泉「浮い、何故!!?」

ハルヒ「佐々木……さんのところに飛んでいって……あそこ」

ハルヒ「有希と一緒に、あの───」

ハルヒ「光の粒子を抱えてる」

ヤスミ「───っ!」

古泉「あれは……まさか」

朝比奈「……そんな」

ハルヒ「……キョン」
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 18:24:45.99 ID:OmXlrgyM0

数分前



キョン「佐々木いいぃいいぃぃぃぃいいい!!!!!」ギュン!!

長門「待って」バッ

周防「──────止」シュン!

キョン「長門っ! 大丈夫か!? 怪我は!? 周防!? どこに行きやがった!?」

長門「落ち着いて。わたしは問題ない。そして、終わった」

キョン「終わった?……そういうことかよ」






キョン「勝ち逃げか、親友」

佐々木「この状況のどこが勝ちか教えて欲しいよ、親友」






キョン「……」

佐々木「……」

長門「(体が粒子化し情報結合も解除されている。個体としての意識があるのがありえないレベル)」

長門「(直に……完全消失となる)」

キョン「部室をこんなに滅茶苦茶にして、SOS団の新入部員にスパイを送り込んで、それで今は光って消えようとしています、だと?」

キョン「意味不明すぎるだろうが。待ってろよ、全てを超越した『完全体─パーフェクトフォルム─ オールマックスベストキョン MARKUver3.α Jr.』にかかればこんなもん……」

佐々木「よしてくれキョン」スッ

キョン「なぜだ」ピタッ

佐々木「今のキミにとって全てをやり直し、なかったことにするなんて造作もないことだろう」

佐々木「消えゆく僕を再生させ、閉鎖空間の崩壊を止め、もとの世界に戻る。なんなら、消失世界すら戻すことも可能かな?」
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 18:32:41.81 ID:OmXlrgyM0

キョン「可能さ。火急の件の親友の暴走を止めた後に全部対応するつもりさ。だから───」

佐々木「もう、いいんだ。もういいんだよ、キョン」

キョン「なにがもういいんだ、だ! なにもよくねえよ。久しぶり現れたかと思いきや、訳分からんこと言いながら、訳分からんことしやがって!」

キョン「未だに目的が不明なんだよ。ハルヒの『力』を奪い、『力』を統合させるのは手段だろ?」

佐々木「……」

キョン「杜撰な計画を立てて、ちょっかい出しては失敗して……これじゃお遊びじゃねえか。ズッコケ敵対組織なんてつくりやがって」

キョン「お前たちは……お前は何をしたかったんだよ?」

佐々木「……気づいていなかったのかい?」

キョン「お前に世界征服とか、人類支配みたいな野望があるわけでもなしに、わざわざ手を離れた『力』を再度持ってどうするんだよ」

キョン「こんな『力』に拘るなんて、らしくないんだよ、佐々木」

佐々木「…………くつくつ。あぁ、そうだね。いや、恥ずかしい」

佐々木「大昔に、キミに教えてあげたのは、他ならぬ僕だというのにね」

キョン「あぁ?」

佐々木「『力』なんて特別でもなく、この世に特別な人間なんかいない」

キョン「それがどうした。忘れちゃいねえよ。おれの力なんざ別に───」

佐々木「いいや、忘れていたのはキミじゃない……僕さ」

佐々木「『力』こそ、キミと僕とを結ぶ特別な繋がりだと、そう思ってしまっていたんだよ」

キョン「は……お前……」

佐々木「『力』を統合させるのは目的であってるよ。そして目的は達成された」

佐々木「残念ながら、器こそ違うけれどね」
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 18:39:14.94 ID:OmXlrgyM0

ビキッビキッ!!!



長門「───時間がない」ボソッ

キョン「あぁ、分かってる!! 佐々木! その話はこの後詳しく1週間は聞かせろ!! だから───!」

佐々木「1週間と言わず、1年でも100年でも10000年でも、その先もずっと……ずっとキミといたかった」

キョン「あぁ! 気の済むまで一緒にいてやる!! だから自分から消えようとするな!」

佐々木「キミといるためには、どうしても『力』を完璧な状態で持たなければならなかった」

キョン「いらねえよ! 別にそんなもんなくても、俺は……俺は!」

佐々木「これからのキミに相応しいのは、僕じゃない。涼宮ハルヒさんだよ」

佐々木「僕はもう用済み───」

キョン「ふざけるな! 俺の前で俺の親友を用済みなんて言うんじゃねえ!!」

佐々木「……過去の女」

長門「」ピクッ

キョン「親友!!! 親友な!!! 誤解を招く言い方するんじゃねえ!」

佐々木「くつくつ……あの楽しかった日々を思い出すよ。尤も、思い出す必要のない程、鮮明に想い続けているんだけどね」

佐々木「……さて、そろそろだ。意外と長々と話せてよかったよ」パアァ

キョン「おい! 待て!! そんな長々と話してまだ話足りないんだろ!? まだまだ聞いてやるから早く───」ガシッ!

キョン「……長門?」

長門「…………」

キョン「な、長門。すまん、時間がないのは分かってるが、手を離してくれないと佐々木を───」

長門「あなたが彼女の親友であるなら」







長門「親友の意思を尊重してあげてほしいと、わたしは思う」
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 18:45:21.51 ID:OmXlrgyM0

キョン「……長、門……お前」

長門「親友……友人という関係を正しく理解しているか、まだわたしには確証がない。でも」

長門「あなたや朝倉涼子、そして涼宮ハルヒが同様に何かを選択した時は、わたしもその意思を尊重したいと思う」

長門「これは思念体の意志などではなく、わたし個人の意思」

キョン「……」

佐々木「……くつくつ。長門さんの言う通りさ」

佐々木「最後の最後まで、僕はキミの隣にいたくて『力』を求め、行動を起こした」

佐々木「結果はこのザマ。協力者である橘さん、九曜さん、藤原くんには申し訳ないよ」

キョン「…………それだけか? それだけのために行動を起こしたのか?」

佐々木「勿論、そ───」

キョン「違うだろ? 分かるさ、親友だからな。そこはなんにも変わっちゃいない」

キョン「お前が自分自身のためだけに、ここまで行動するやつじゃないことぐらい」

佐々木「…………」

キョン「気を使いすぎなんだよ、お前は……」

佐々木「……困ったね。やっぱりキミは僕の親友だった」

キョン「……佐々木」

佐々木「──────」スッ












佐々木「涼宮ハルヒさんをよろしく頼むよ、親友」ニコッ












パアァアァア
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 18:53:04.75 ID:OmXlrgyM0

キョン「…………」

長門「……情報連結の完全解除を確認。および、彼女に観測されていた『力』は───」












ハルヒ「キョン!!!!!」












長門「───涼宮ハルヒに帰属した」

キョン「……そうか」

キョン「だが……まだ終わっていない」ドクン

キョン「この閉鎖空間を……ん?」

ヤスミ「───」

キョン「ヤスミ?? 『力』を失ったはずのあいつがなんで……あぁ」

キョン「結局、お前も俺と同じってことかよ」ハハ

ハルヒ「キョン!!! 何がどうなったかは今聞かないけど!」

ハルヒ「早くこっち降りてきなさい!! で、瓦礫を防いでちょうだい!!」

キョン「そこは古泉の男の見せ所だろー」

古泉「いえ、結構もうボロボロで……」

朝比奈「ふえぇ!!! キョンくーん!!」

長門「空間の崩壊まで5分を切った」

キョン「……やれやれ」

ハルヒ「キョン!!!!」
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 18:55:32.39 ID:OmXlrgyM0






キョン・ハルヒ「「とっとと元の世界に戻るわよ!!!」」





534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 19:03:06.32 ID:OmXlrgyM0

キョン「スィーっと、みんな無事か?」スタッ

ハルヒ「五体満足よ!! 有希、怪我してない?」

古泉「なんとか持ちこたえてます、長門さんお怪我は?」

朝比奈「だ、大丈夫です。長門さん、大丈夫でしたか?」

長門「問題ない。無事で何より」

キョン「俺の心配がないのは何故か。SNSで聞いてみよう」スッ

ハルヒ「あんたの心配するのも、SNSで聞くのも時間の無駄よ!!」

キョン「やれやれ……ヤスミ」

ヤスミ「っ!!」ビクッ!!

キョン「お前は……」

ヤスミ「〜〜〜っ、す、すみま───」

キョン「動画配信とか、広報の役割とかどうだ? 中々向いているかと思うが」

ヤスミ「───っはぇ? えっ、えっ!?」

ハルヒ「むっ、中々鋭い案を出すじゃないの……SOS団団長の左脳という役割より良いわね」フム

キョン「なんだそのキモいポジション」

古泉「僕のボードゲームエキサイティングプレーヤーより良いかと」

キョン「本人の心持次第じゃねーか」

長門「作者の気持ち代弁者より、良い」

キョン「限定的すぎるぞ。確かに作者の気持ちを読み取るのは難しいけども」

朝比奈「わたしの妹よりも……うーん、うーん……」

キョン「そこは兼任できそうですね。よし、それでいきましょう」

朝比奈「!! やったぁ!!」

ハルヒ「あまっ!! みくるちゃんに甘いわよ!! だったら左脳も兼任させなさい!」

キョン「それは副団長である古泉に兼任させよう」

古泉「えっ」

ハルヒ「古泉くんは右脳を既に兼任してるでしょうが!!」

古泉「えっ」



ワイワイギャーギャー!!!



ヤスミ「…………なにこれ」
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 19:12:12.64 ID:OmXlrgyM0

ヤスミ「……??? え、えっと、あの、その。み、皆さん……」

キョン「おっと、大事なテーマではあるが、今決めることでもないな」

ハルヒ「そうね。さっさと部室、いや校内から脱出しなきゃ!!」

キョン「とりあえず、SOS団入団後のヤスミの役割案は保留ということで」

朝比奈・古泉・長門「「「異議なし」」」

ヤスミ「えっ! えっ!? ええっ!!?」

ヤスミ「じゃ、じゃなくて、まずあたし皆さんに謝罪をしなければ───!」

ハルヒ「謝罪ぃ!? なんの謝罪よ? 光って部室壊しちゃったこと? そんなのたまにキョンがやるから気にしないわよ」

ヤスミ「……なにやってるんですか先輩」

キョン「人間そういう時もあろうが」

古泉「なしにしていただけると今後助かります」

ヤスミ「そ、そうじゃなくて!! いえ、それもですけど……」

ヤスミ「……あたし。こんなに良くしていただいた皆さんに隠し事や嘘ついたりして……」

ヤスミ「こんな危険なことに巻き込んでしまって……本当に、本当に───!」




ハルヒ「ありがとうね!!」




ヤスミ「申し───あえっ!?」

ハルヒ「いやまあ、全部が全部ヤスミちゃん由来かどうかは知らないけど、こんな不思議な体験できたのはあなたのおかげよ!」

ハルヒ「人が飛んだり、光ったり、爆発したり、なんか精神世界に行ったり。いやーもう訳分かんないわよ!!」

ハルヒ「で、これって結局どういうトリックなの? どこまでが本当?」ン?

ヤスミ「……」ポカーン

キョン「……あーヤスミ? とりあえず、団長は今回のことを気にしてないし、勿論俺らも気にしてない」

朝比奈「(隠し事に関しては……)」

長門「(わたしたちも同じく)」

古泉「(それに、我々由来のトラブルも少なからずありますしね)」

キョン「元は佐々木のバックパップだったかも知れないが、今のお前は渡橋ヤスミだ。それ以上でも以下でもない」

キョン「そのヤスミが、SOS団の入団を望むというなら、SOS団は快く受け入れる、って話だ」

キョン「今の状況とか、今までやってきたこととか、そんなもん関係ない。どうとでもなる」

キョン「だから、今後の身の振りに関しては、ヤスミ自身が選択しろ」

ヤスミ「……あたしが」
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 19:19:11.60 ID:OmXlrgyM0

ガララッッ!!!!



ハルヒ「!? 崩れてきたっ!!」

キョン「あー、古泉」

古泉「仕方ない、ですねっ!!」ボッッ!!



ドガアァッァアアアアアン!!



古泉「みなさん、お怪我は??」パラパラ

ハルヒ「っ、すっご!! 古泉くん! いつの間にファイヤーボール出せるようになったの!?」

ハルヒ「ん? 赤い、ボール? 古泉くん……なんか前にも同じことあったような」ハテ

古泉「ちょっと! ばれない様にフォローをお願いしますよ! 以前の閉鎖空間のことを思い出してしま───」ボソッ

キョン「映画のあれだろ? レッドバルーンいっちゃん」

ハルヒ「それだわっ! なんか既視感あったのよね!」

古泉「……」ズーン

長門「トラウマ」

朝比奈「こ、古泉くん、元気出して!」

古泉「……えぇ、大丈夫ですよ。なんとか」

朝比奈「(ギリギリなんだ……)」

古泉「……っ」ピクッ

キョン「お」

古泉「……今更ですか、最後の足掻きと言わんばかりに」

古泉「───神人」






ォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォオオオオオオオオオオオオオ!!!!
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 19:24:43.49 ID:OmXlrgyM0
ここまでーー
いつもいつも遅くてすみません……
ただ、何年経っても見て頂いて、レスをくれる方がいることが本当にありがたいです
だったらはよ書けと言われれば、ぐうの音も出ませんが……まだお付き合いいただければ幸いです!
いつもありがとうございます
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/24(月) 23:56:17.14 ID:6OCqwmF/0
なんで書き溜めないのかな?
書き溜めないでスレ立てする時の心情ってどーなってるの?

普通に友達関係や上下関係作ってる人で人間関係の最低常識が解ってる
人ならこんな非常識な事を出来無い筈なんだがな?

一応は読物で素人の発表場所で読み手をイライラさせるって
なに考えてるの?
確かに俺はお前に金銭を渡してる訳じゃない

お前もプロ意識なんてある訳じゃないと思う
でも、書き手と読み手が居たらそれは一つの作品なんだよ

これはお前の作品であり可愛い子供なんだよ
それをネットで流して俺みたいな奴からダメ出し受けて
悔しくないのか?

なんでその場凌ぎの子供を世間に晒すんだ?

ちゃんと考えて書き溜めしてからスレ立てして
恥ずかしくないお前の子供を世の中に送れよ

お前の意識の問題だぞ
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/26(水) 21:42:42.19 ID:1vpw19/FO
その通りだぞ冨樫、木多、萩原
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/04(金) 02:56:40.70 ID:M9xw4cGPo
待ってた!完結を見届けるまでは[ピーーー]ん
待ってるよ!
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/06(水) 21:22:37.33 ID:y9EDoEIg0
更新感謝!
ちょうど読み返してたからレッドバルーンいっちゃんとか懐かしいもの拾ってくれて嬉しい
いつまでも待ってる
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/11(月) 00:12:47.45 ID:Uy/MjYO/0
楽しみに続き待ってるでな!
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 06:11:53.04 ID:cKhwodbl0
更新ゆっくり待ってるよ。現世ではいとうのいぢ展あってるよ、気分転換になるだろうし機会があったら行ってきたらいい
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/28(火) 21:46:24.63 ID:sHYzX3CK0
乙 ゆっくり待ってる
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2024/01/23(火) 18:11:36.27 ID:3UZ+JhJUO
気付いたらこんなに月日が経っていたのか...
2024年も待ってるぞ
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