【ゼノブレイド2】二次創作クエスト「新大陸開拓」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/03(水) 13:00:12.06 ID:uwogdnIS0
正月ということで、よく話題に上がるゼノブレイド2のクリア後の世界を勝手に個人的に妄想して作ります。
まだ設定資料集(ザ・シークレットファイル)が発売されてない上に、自分の個人的願望も少々入り込みます。
そのため公式設定と差異が生まれる確率が非常に高いです。そこはご了承ください。
早計だということは承知しつつ、なるべく公式設定からズレないよう努力して書くつもりです。
また更新ペースは遅め、そして話も恐らく長めですので、そこもご了承ください。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514952011
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/03(水) 15:52:42.67 ID:uwogdnIS0
  第一低軌道ステーション崩壊後 ーー セイリュウの背中


レックス「あ、あれは・・・リベラリタス島嶼群!」

ホムラ「本当だ・・・。イヤサキ島の巨神獣が大陸とくっついていますね。」

ヒカリ「でも周りの小さい巨神獣に動きはないみたいね。」

ハナ「見てくださいも、ご主人。雲海トンネルがあったところに巨神獣がいますも。」

トラ「雲海がなくなったから出てきたんだも!意外とおっきいもー。」

セイリュウ「あのクラウスという男は、消滅する直前に、全ての大型アルスに指令を送っていたようじゃの。大陸と連結するようにと。」

メレフ「やはりこれが世界の再生・・・ということか。」

ジーク「まさにその通りやな。もう巨神獣の寿命に恐怖する必要がないわけや。土地をめぐっての戦争もおさまるやろ。」

サイカ「巨神獣の状態で産業に影響が出ることも無くなるやろなぁ。」

レックス「うん・・・。これがきっと、アルストの皆が望んでた世界の形。俺たちが探してた楽園の姿なんだ。」


ニア「なあジジイ、とりあえずイヤサキ村に停まろうよ。」

レックス「俺も賛成!村の皆も心配してるだろうしね。」

トラ「今日はみんなでイヤサキ村に泊まるも!」

セイリュウ「分かっとるわい。・・・にしてもお主ら、もうちょっとその人使いの荒さをどうにかできんもんかの?」

セイリュウ「せっかくこの姿に戻ったというのに相変わらずこのワシをぞんざいに扱いおって・・・」

レックス「いいからさっさと降下してよ。」

セイリュウ「くうぅぅーーー!なんて失礼な奴じゃあっ!これだから最近の若いもんは・・・。」グチグチ

  
  −イヤサキ村ー

カズナ「あ、あれっ!見ておばさん、セイリュウのおじいちゃんだよ!」

コルレル「!・・・確かにありゃセイリュウのじいさんだ。でも小さくなったはずじゃあ・・・」

ククリ「わぁ!こっちに向かってくるよ!」

セイリュウ「着陸するぞおっ!全員なにかに掴まっとれえ!」

レックス一同「おー!」

ズズズウウウウン・・・・。(ミセット岬にセイリュウ着陸)

 
 セイリュウの背中からいち早く、レックスが駆け出した。

レックス「コルレルおばさん!みんな!」

コルレル「レックス!お友達まで・・・。みんな無事だったのかい!」

レックス「うん!全員無事で、世界樹からちゃんと帰ってきたよ。」

レックス「・・・ただいま!コルレルおばさん!」

コルレル「・・・おかえり、レックス。」


ヒカリ「・・・・」グス

ホムラ「ヒカリちゃん、こういうのに弱いんだもんね。はい、ティッシュ。」フフッ

ニア「・・・・。」


コルレル「にしても一体何が起きたんだい?雲海は消えるわ、巨神獣がものすごいスピードで動くわ、村も大パニックだよ。」

レックス「色々あってさ。説明すると長いんだよなあ・・・。とりあえず、お腹ペコペコなんだ、夕飯作ってくれよ。香り野菜のモットロール!」

コルレル「もちろん!約束だからね、お友達の分もあるから、大量に作らせてもらうよ!・・・腕が鳴るねぇ!」

マーチス「わーい!今日は村のみんなでパーティだね!」

レックス「おう!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/03(水) 22:26:26.54 ID:uwogdnIS0

キッチンでコルレルとホムラが夕飯を作っている。


コルレル「そんな事がねえ・・・。じゃあ空の向こうまで登ってきたっていうのかい?」

レックス「うん。世界樹の上の方に、細い棒みたいなのが突き出てたろ?あれが巨大な昇降機だったんだ!」

コルレル「へえ・・・。世の中にはとんでもないものがあったもんだ。」

ホムラ「軌道エレベータ―、っていうんですよ?・・・今はもう無くなっちゃいましたけれど。」

ジーク「軌道エレベーター、か。良い響きやな・・・。厨二心がくすぶられるわ!」

トラ「いやー、でも思い返すと、世界樹といい楽園といい、とんでもないところだったも!」

メレフ「そうだな・・・。どれも我々の想像を超える科学技術ばかりだった。だがそれ以上に緊迫した状況だったからな、気にする暇もなかった。」

カグツチ「アルストの運命が懸かっていましたからね。リベラリタスに被害は?」

コルレル「空から光線みたいなのが降り注いできたけどねえ。幸いイヤサキ村に直撃はしなかったよ。」

レックス「そうなんだ、安心したよ。・・・でも他の巨神獣には、メツのデバイスに直接襲われたものもあるんだろうな。」

ジーク「・・・・。」

メレフ「・・・・。」

ヒカリ「タイタンは大量に生産されているのが強み。一体一体はそこまで強くないわ。だから多分大丈夫。」

ニア「でもまあ・・・。心配では・・・あるよな。」

ビャッコ「仮に人命に関しては無事だったとしても、経済的な被害は確実に出ているでしょう。復興には時間がかかるでしょうね。」

レックス「やるべきことはたくさん残されている・・・か。」


コルレル「・・・でも嬉しいよ。村一番の悪ガキだったあんたが、こんなに成長して、世界を救っちまうようになるとはね。」

レックス「わ、悪ガキって・・・。別に悪いことはしてないだろ!?」

コルレル「しょっちゅう雲海から大量のモンスターを村に引き連れてきたのはどいつだい?」

レックス「ぐっ!・・・あ、あれはしょうがないことだっただろ!?サルベージの練習で・・・。」

コルレル「はははっ、わかってるよ。昔からアンタは優しい子だったことくらい。」

レックス「・・・・!おばさん・・・!」

セイリュウ「ほっほっほっ!やはり母親には敵わないか、レックスゥ!」

ニア「ジジイッ!?なんでまた小さくなってんの!?」

セイリュウ「ん?ニアには説明しなかったかの?ワシは全身の代謝を最大限にすることで・・・」

ニア「いやそれは知ってる。そうじゃなくて、小さくなった理由!」

セイリュウ「いや、よく考えると幼生体でいた方が楽じゃということに気が付いての。」

レックス「ええ・・・。俺らは大きい方が便利なんだけど・・・。」

セイリュウ「って言ってオヌシらワシをこき使うでないか!小さい方がよっぽど自由じゃわい!」

ニア「い、いや別にこき使うなんてつもりはないよ!。な、なあ?レックス。」

レックス「そうだよ!仮にもじっちゃんだ、そんな酷い扱いするわけ・・・。・・・いや、してたな。ゴメン。」

ニア「ズコッ!」

ホムラ「大丈夫ですよレックス。今の私達は父様からアルストの管理権限をほぼ譲渡されたんです。」

ヒカリ「私達がセイリュウのコアに触れれば、すぐセイリュウを成体化させることができるから安心して。」

レックス「へえー。それができるなら、まあいいか。ヘルメットの中にじっちゃんがいる状況、慣れてきたしね。」

セイリュウ「まあとはなんじゃ、まあとは!」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/04(木) 22:46:44.67 ID:VrhmXK1a0
ニア「いやー、にしたってジジイの姿も変えられるなんて便利だねえ。流石マスターブレイド、って感じ?」

レックス「二人に分かれたのもすごいよな。そんなことができるなんてさ。」

ホムラ「いえ、ブレイドは同調時に細胞を増殖させて体を作るので、二人になれるのはそうおかしいことでもないんですよ?」

ヒカリ「父様が言ってたように、私達のコアには全てのコアからの情報が蓄積されているの。ブレイドは巨神獣の幼体みたいなものだから。」

メレフ「なるほど。全ブレイド、全巨神獣の情報がヒカリ達には蓄えられているんだな。」

ヒカリ「ええ。このシステムは父様が作ったものだから、ゲートの消滅に影響されることはなかったわね。」

ホムラ「でも、ゲートからの力の供給は無くなってしまいましたから・・・。」

トラ「じゃあ弱くなっちゃったのかも?」

ヒカリ「まあ、戦闘面においての力は普通のブレイドと大差ない形になってしまったわね。覚醒は使えなくなったわ。」

カグツチ「・・・・フッ」

ヒカリ「・・・・ムッ」

ニア「ど、どうしたんだ?いきなり睨み合って・・・」

ビャッコ「お嬢様、あの二人は500年前から少々因縁があったようで・・・。あまり関わらない方が身のためかと。」


レックス「・・・でも覚醒の状態になれなくなっちゃったのか、色々残念だなあ。俺あの姿好きだったんだけど。」

ジーク「ほぉ・・・。結構ストレートに攻めるやんけ、ボン!」

レックス「ああ、いや、そーいう意味じゃなくって、普通に似合うなあ、ってことであって・・・・」

ハナ「レックスはポニテが好きなんですも?」

トラ「ふんふん、アニキは中々良い趣味してるも。今度じっくりそういうことについて話し合いたいも!」

レックス「いやだからなんで、皆そっちの方向に話繋げようとするんだよぉ!」

ヒカリ「・・・明日からポニテにしてみよっかなぁ・・・。」ボソ

ホムラ「ヒカリちゃんったらずるいよお・・・。」ボソボソ

コルレル「ああちょっと!そこ頼めるかい?」

ホムラ「あっ、すみません、お話に夢中になってて・・・。すぐこれ刻んでおきますね。」

ニア「・・・・。」


レックス「・・・にしても疲れたなあ・・・。っていうか、今日一日いろんなことがありすぎたよ。」

メレフ「そうだな。とても一日の間に起きたこととは思えなかった。」

ハナ「アイオーン、とってもおっきかったですもー。」

トラ「機動力もとんでもないものだったも!クラウスさんが生まれた時代の科学力はやっぱりすごいも!」

サイカ「あらどう考えても最大出力で動いてたとは思えへん。本気を出せばウチらなんて木端微塵になってたわ。」

カグツチ「自爆のみで世界樹の軸を壊していたわ。サイカの言うとおりね。」

ヒカリ「ええ。第一低軌道ステーションを丸ごと崩壊させるなんて、流石最強のデバイスといったところかしら。」

ジーク「ちゅーことは、メツの奴は・・・。」

ヒカリ「彼はアイオーンを完全に制御できていなかったとは思う。でも確かに意図的なものはあったわね。」

レックス「メツ・・・。」

メレフ「自分を止めてもらいたい、という気持ちが彼にはあった。それ故に手を抜いたのだろう。」

レックス「メツはちゃんと戦っていたんだな。自分の本能と・・・。」

レックス「・・・やっぱり説得できたかもしれない。一緒に歩いていくことだってきっと・・・。」

メレフ「気に病むことはない。ああすることで、彼は確かに救われたはずだ。」

レックス「そう・・・かな?」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/05(金) 17:15:56.09 ID:4aN4d05C0
レックス「・・・・。」

ジーク「どうしたんや、ボン。まだメツの事が気になるか?」

レックス「いやそうじゃなくてさ・・・。・・・あのさ。」

レックス「みんな・・・。これから、どうするんだ?それが気になってさ。」

メレフ「私とカグツチは明日すぐに帝国へ帰ることにする。本来であれば今日にはスペルビアに帰還しなくてはならないところだ。」

カグツチ「そうですね・・・。皇帝陛下やスペルビアの状態も非常に心配です。」

レックス「・・・。」

ジーク「ワイらもルクスリアに帰らなあかんな。」

サイカ「そうやね。メレフほど荷は重くないけど、それでも第一王子やから。テオスアウレの状態も心配やしね。」

レックス「そうだよなぁ・・・。」

トラ「トラもグーラの我が家は心配だも。父ちゃんとキクは大丈夫だって言ってたけど、やっぱり心配も・・・。」

ハナ「姉さまには10万馬力ありますも、きっと大丈夫だとは思いますけども・・・。」

レックス「・・・ニアは?」

ニア「あ、あたし!?あ、あたしはぁ・・・。」チラッ

ホムラ「?」

ニア「・・・まだ決めてない・・・けど。」

レックス「・・・そっか。ちょっと安心したかな。」

ヒカリ「急にどうしたのよ?」

レックス「いや、世界の形も大きく変わったし、メツによる被害も大きいし・・・。やっぱり皆、各自でやることができちゃうんだよね。」

レックス「楽園を見つける、っていう目的も果たしたし、当たり前ではあるんでけどさ・・・。」

レックス「・・・やっぱ寂しいなあ・・・って。」

メレフ「心配することはない。数日たてば、また全員が顔合わせすることも可能だろう。」

ジーク「そうやで。ワイはまだ王位継承する気もさらさらないし、落ち着けばまた放浪に戻るさかい。そん時にまた一緒に冒険すりゃええやろ。」

トラ「トラはこれからもアニキと一緒にいたいも!別にバラバラになる必要もないも。」

レックス「みんな・・・。」


ニア「まぁ、ちょっと寂しいよな。皆で楽園を目指してた旅が終わると思うと。」

サイカ「一つの目的に向かって皆で突っ走るのはやっぱ楽しいんよねえ・・・。」

レックス「うん。楽しかった。皆がいなかったらきっと俺、世界樹にすら辿り着けてなかったと思う。」

ニア「そうだねぇ・・・。メレフに負けて捕まってたかもな?」ニヤニヤ

メレフ「ぐっ!痛い思い出を突いてくるな・・・。」

トラ「天の聖杯を野放しにできないとか言っていたもぉ。」ニヤニヤ

カグツチ「くっ・・・。た、確かにあの頃とは随分と考え方が変わったわね・・・。」

ジーク「そうか・・・。昔メレフは敵やったんやなぁ。少し前の親父みたいなことゆうてたんか。」

メレフ「そうだな。ゼーリッヒ王のあの態度は、昔の自分を思い出したよ。」

ハナ「逆にあの頃からメレフとカグツチが味方になっていたらどうなっていたんですも?」

ニア「逃亡する必要がないからなぁ・・・。インヴィディアに行けなかったかもな。」

レックス「そうするとヴァンダムさんに会えなかったのか・・・。なんだかんだで、結構うまくいったんだな、俺達。」

ジーク「・・・まぁ、運命っちゅうんはそういうものや。何かがレックスの事を導いてくれとったんやろ。」


ホムラ「さぁ皆さん、夕飯が完成しましたよ!広場に持っていって村の方々全員で食べますから、皆さんも広場へ!」

トラ「もももーーーっ!美味しそうなにおいだも!トラ、もうお腹ペコペコだもぉ!」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/05(金) 18:17:52.12 ID:4aN4d05C0
 ー夕食パーティが行われたその後ー


トラ「ふももーー・・・。もうお腹いっぱいだも・・・。」

セイリュウ「なぁかなかに美味だったのう。」

ビャッコ「そうですね。私も今日は、結構な量をいただきました。流石にもう食べれません・・・。」

ニア「あたしももうお腹いっぱいだなあ・・・。食べる前はとっても空いてたんだけどね。」

レックス「俺も・・・。っていうか、ちょっと食べすぎたかなあ、お腹痛いよ。・・・・・・・・。」チラッ

ニア「!。言っとくけどあたしの能力は細胞の再生であって胃薬は作れないからねっ!」

レックス「ええっ、そうなの?残念だなあ、てっきり体を健康にすることもできるかと・・・。」

ニア「あたしはお医者さんじゃないっての!風邪とか病気とかもほとんど対応できないからな!」

レックス「へえ・・・。なんだかんだ言って戦闘向きな能力だったんだな。」

ニア「・・まあね。約10年くらい放浪しながら戦って行けたのも、この能力のおかげかなぁ。」

レックス「まあ、メツに張り合えるレベルなんだしね。すごいよなぁ。」

ニア「そ、そうかな?そう言ってくれるとまぁ、嬉しいけど。」

ヒカリ「ふうん・・・・。」


トラ「!・・・何気にもうこんな時間だも。いっぱい食べて眠くなってきたし、トラはもう寝るも!」

ジーク「闇が世界を塗りつくす・・・・!」

ハナ「ご主人が寝るならハナももう睡眠に入りますも。」

ジーク「だがしかし・・・。明けない夜はないんや・・・!」

メレフ「私は少しイヤサキ村のきれいな空気でも吸ってくるとしようかな。」

カグツチ「では私もそうすることにしましょう。」

ジーク「この覇王の心眼が目覚めし時・・・。」

ニア「あたしはどうしよっかなぁ・・・。眠いしもう寝るか!」

ビャッコ「では私も・・・。」

ジーク「この世の全ての闇はっ!この雷っ轟のジイイイイイイク様によってええええっ・・・!」

ホムラ「私はコルレルさんの手伝いをしますけど・・・。」

ヒカリ「じゃああたしももう少し起きてようかな。」

ホムラ「もう二人に分かれたんですから、気にすることも無いんですよ?」フフッ

ヒカリ「・・・・フフッ、そうね。じゃあお言葉に甘えて、もう寝室に入らせてもらうわね。」

ジーク「完全にっ!完璧にっ!祓われるんやぁ!!」

サイカ「さっきからうるさいわアホ!まだお祭り気分が抜けてへんとちゃう!?」パシーン!

ジーク「ぐほああああああっ!!!」バタン

ジーク「・・・・やはり世界は闇に包まれておるんやな・・・ぐはっ。」ガクッ

レックス「だ、大丈夫・・・か?」

サイカ「大丈夫大丈夫、放っとけば平気やわ。」

レックス「ええ・・・。」


レックス「それにしても、俺はどうしようかな。皆寝るみたいだし、俺も寝るとしようか・・・?」

コルレル「ああ、すっかり忘れてた!」

コルレル「あんた、すまないけど皿洗い一人で頼めるかい?洗濯物畳むのすっかり忘れててねえ・・。」

ホムラ「ああ、大丈夫ですよ。」

レックス「あ、コルレルおばさん!洗濯物畳むの手伝うよ!」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 15:45:35.31 ID:mLfk7SyI0
あんまり見なかったその後のss
楽しみにしてる
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/06(土) 21:06:27.31 ID:C+i8Jrvs0
 −コルレルの家 ベランダー


コルレル「ありがとね、助かるよ。」

レックス「気にしなくていいって!」

コルレル「それより、玄関前で倒れてるあの人、放っといていいのかい?」

ジーク「」

レックス「う、うん。放っといて大丈夫。いつもあんな感じではあるから・・・。」

コルレル「そうなのかい?それは大変だったねえ。」

レックス「まあね・・・。でも、おかげで冒険が一段と楽しくなった気もしたよ。」

コルレル「まぁ、そう思いながら旅ができるのが一番さね。」

レックス「それにしたってやっぱすごい量だね。洗濯物。」

コルレル「イヤサキ村の子供、ほぼ全員分だからね。昔はアンタの洗濯物もこうやって干してたんだよ?」

レックス「しょっちゅう汚して帰ってきたもんなあ。ごめんね、大変だっただろ?」

コルレル「気にすることはないよ。」

レックス「でも、いっつもこの量の服洗濯するの、すごく大変だろ?」

コルレル「・・・あんたはもっとすごいことしてきたじゃないか。」

レックス「!」

コルレル「もっと自分に自信を持ってもいいんじゃないかい?お友達もたくさんできたんだからさ。」

レックス「へへっ、そうかな?・・・。」

コルレル「そうだよ!何湿っぽくなってるんだい、これからも前も向いて生きるんだろ?」

レックス「・・・うん。そうだよね!もっと元気出さないと!」

コルレル「そうそう!その調子だよ!これからもあの嫁さん守ってかなきゃいけないんだから、気張っていきなよ!」

レックス「うん!・・・って、ええっ!?いや、だから別にホムラは嫁じゃなくって・・・。」

コルレル「じゃあ金髪の娘なのかい?」

レックス「いやっ、だからっ、ヒカリでもないよっ!っていうか、嫁が誰なのかとか考えたことも無いから!」

コルレル「そうなのかい?少なくともあんたに惚れてる娘は3人はいるとあたしゃ見たけどねえ。」ニヤニヤ

レックス「さ、3人もいるのおっ!?」

コルレル「そうそう。あたしはあのホムラって娘を推してるんだけどねえ。家事全般ができるのはいいことだ。」

レックス「ほ、ホムラが・・・。ち、ち、ちなみに残りの二人は・・・?」

コルレル「金髪のヒカリって娘と・・・。あと・・・。」

レックス「あ、あと・・・?」ゴクリ・・・

コルレル「あの娘はグーラ人なのかい?確かニアって名前だったよね?」

レックス「ああ、いや、ニアは性格にはマンイーターで・・・。って、ええええっ!?」

レックス「に、ニアが俺の事っ!?」

コルレル「なんだ、気づいてなかったのかい?あの娘なんだかあたしの若い頃に似ててねえ。すぐわかったよ。」

レックス「そ、そうなの・・・?」

レックス(いや、正確にはまあ、俺もエルピス霊洞の時からもしかしてとは思ってたけどさ・・・。)

レックス「まさか、そんな、ニアが俺の事好きなわけ・・・。」

コルレル「?・・・あんたたち仲悪いのかい?」

レックス「いや、そういう意味じゃ、むしろ、仲は良い方だとは思うけどさぁ・・・。」

レックス「ま、まさかねえ・・・。」

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/06(土) 23:34:23.88 ID:C+i8Jrvs0
ー数分後ー


レックス「よし!これで全部畳み終わったね!」

コルレル「ありがとね、助かったよ、レックス。」

レックス「気にしないでよ!じゃ、お休み!コルレルおばさん!」

 そう言ってレックスは家の中へ帰って行った。

レックス「ふわあああー・・・・。洗濯物畳む手伝いも終わったし、俺ももう寝よう。」スタスタ


 ーコルレルの家 寝室(男部屋)ー

レックス「ふう・・・。」バタン

レックス「やっぱ今日は疲れたな・・・。早く寝て疲れを取らなきゃ。」

レックス「さーて、ヘルメットを外して・・・。」

レックス「お休みなさーいっ!」


レックス(・・・にしたって、さっきのコルレルおばさんの話は本当なのかなぁ・・・。)

レックス(ホムラとヒカリとニア、かあ・・・。まぁ、ホムラとヒカリはともかく、ニアが俺の事好きってのが、なんかなぁ。)

レックス(いや、俺は今まで親友的な関係だと俺は思ってたわけだけど、ニアは違ったりしたのか…?)

レックス(・・・まぁ・・・でも・・・もしそうだったとして・・・。それはそれで、悪くないかも・・・。)

レックス(!!俺は何考えてんだっ!は、早く寝ようっと!)

レックス(・・・・・・・・)



???「それで・・・望むことは決まったのかな?・・・新世界の担い手よ。」

???「教えてくれ・・・。君が望む、この世界の未来を。」

レックス(!?・・・なんだ、この声・・・?)

???「・・・僕は決めないよ。未来は一人一人、世界に住む全員で決めていくものだから。」

???「だから・・・。僕が・・・いや、僕達が望むのは・・・。」

???「神なき世界だ!!」

ピカーン!!

レックス(これは一体・・・。夢でも・・見ているのかな?)



ーコルレルの家 玄関前ー


メレフ「さて、我々もそろそろ寝るとしよう・・・っか!?」

ジーク「」バアアアアーーーンッ

カグツチ「何故ここに・・・。ジークが倒れているのでしょうか?」

メレフ「さ、さあな・・・。」

カグツチ「・・・放っておきますか?」

メレフ「・・・あ、ああ。あまり関わりたくはないな。は、早く寝るとしようか。」スタスタ

カグツチ「そ、そうですね。」スタスタ

ジーク「ちょい待てやー!何さらっと通り過ぎとんねん!」ドオオオオオオーーンッ

メレフ「うおおおっ!!」

カグツチ「キャアアアアアッ!!」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/07(日) 14:33:02.03 ID:ajYgn02o0
 ー翌朝ー


セイリュウ「・・・ス・・・クス・・・レックス!」

レックス「ん・・・。!。あ、お、おはよう・・・。」ウトウト

セイリュウ「全く、若いもんが寝坊してどうするんじゃあっ!」

レックス「ゴメン・・・。なんか変な夢みてさ・・・。」

ビャッコ「セイリュウさん、そう無理して起こす必要もないのでは・・・?流石にお疲れでしょうし。」

トラ「でももうメレフとジークが出発しちゃうも!早くお見送りに行かなきゃ可哀想だも!ホムラちゃん達は先に行っちゃったも!」

レックス「・・・。ええっ!?もう出発しちゃうの!?そりゃ早く港の方まで行かなきゃ!」ガバッ

レックス「いてっ!き、筋肉痛かなあ・・。」

ビャッコ「レックス様、あまり無理はなさらない方が・・・。」

レックス「平気平気!早くイシェバ港に向かおう!」ダッ


 ーイシェバ港ー


メレフ「蒼炎剣・二ノ型・明王!」

ジーク「オーバーロード・サンダービームッ!」

ドゴオオオオーーンッ

タオース「グギャアアアアアッ!」

サイカ「この調子ならいけるで!」

カグツチ「ええっ!どんどん攻めるわよ!」


レックス「何が起きたんだ、皆っ!」ダッ

ニア「あっ、レックス!起きたのか!」ホッ

ホムラ「大陸の方からやってきた生物たちが港で暴れているんです!」

ヒカリ「それが結構手強くて・・!」

レックス「わかった!手を貸すよ!」

 ー【外来種のタオース LV95】 戦闘開始−

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 ー戦闘終了ー

レックス「ふう・・・。何とか倒したか。いてて・・・。」キンニクツウ

ホムラ「つ、強かったです・・・。」

ニア「大きさ的にはグーラのメッサー・タオースとそんなに変わんないくらいだったけどね。」

カグツチ「でもしぶとかったわね。攻撃力も高かったわ。」

ジーク「もしかして大陸の方にはこんなんがうじゃうじゃ生息してるとか・・・。ないとええんやがな。」

サイカ「いや、可能性は高いかもしれへん。」

メレフ「ああ。そうなると、大陸の方へ足を踏み入れるのは中々危険なことになりそうだが・・・。」

カグツチ「ええ。そのあたりは、今後大きな課題となるかもしれませんね。」

ノポン族運転手「ああーーっ!。まずいも、定期便なのに遅れちゃうも!お客さん、乗るならさっさと乗るも!」

メレフ「ああ、すまない。・・・ということで、しばしの別れということになりそうだな。」

レックス「うん。」

ジーク「ほな、また会おうや。」


ガー・・・・ゴオオオオオオオオーーーーン

巨神獣船はスペルビアの方向へ飛んで行った。
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/08(月) 00:01:42.53 ID:71bjIF140

トラ「行っちゃったも・・・。」

レックス「そうだね・・・。・・・さーて!俺たちはグーラに向かうとしますか!」

ニア「りょーかい!トラの家に向かわないとね!」

レックス「うん!えーと、グーラ行きの便は、と・・・。」

ホムラ「あ、あれ?さっきジークさんたちが乗った便、スペルビア、グーラ経由、ルクスリア行き、って書いてありますけど・・・?」

ヒカリ「えっ!?じゃ、じゃあ、私達もさっきのに乗ってれば良かったの!?」

ホムラ「そ、そうみたいだね・・・。」

セイリュウ「ワシらもちゃんと定期便の情報を確かめておけばよかったのう。」

ビャッコ「ええ。・・・にしても驚きですね、昨日あんなことがあったというのに、今日から定期便の運行が始まっているとは。」

ハナ「意外と混乱はしてないのかもしれないですも。」

レックス「そうだな。マルベーニの一件でスペルビアやインヴィディアの紛争状態は一気に治まったって聞いたし。」

ビャッコ「雨降って地固まる。アルストの危機も、案外新たな一歩へのきっかけとなってくれたのかもしれません。」

ニア「はぁーー。なんか難しいことわざ知ってるねぇ、ビャッコ。」

ビャッコ「恐縮です。」

レックス「どうする?次の定期便まで数時間はあるぞ?」

ニア「仕方ないな、時間潰すしかないよ。とりあえず村に戻ろ?」

ホムラ「その必要はありませんよ。ほら。」タッチ

セイリュウ「おおっ!おおおおーーーーっ!?」ピカーン!

レックス「わああっ!?じっちゃん!?」

セイリュウ「なんじゃ、体から力が漲ってくるうーー!」

ピカーーン!

ニア「わあっ!?ジジイがでっかくなった!」

セイリュウ「おお、またいつもの姿に戻れたわい。・・・やっぱこっちの方が居心地良いのう。」

レックス「・・・昨日と言ってた事が真逆じゃないか?」

セイリュウ「まあいいわい。これで定期便を待たずグーラへ行けるからの。・・・だがグーラはどのあたりに停泊しておったかのう?」

ヒカリ「心配しないで。座標なら分かるから。」

レックス「なら大丈夫だね。皆行こう!」

トラ「分かったも!・・・グーラ、どうなってるのか心配だも・・・。」

ハナ「ご主人、ポジティブシンキングですも。」

セイリュウ「全員乗ったな!?では飛び立つぞおっ!」

バサッバサッ!ビュウウウウウウン!


ー上空ー

レックス「いやー、こう空から見ると、大陸ってすごい広いな!」

ヒカリ「奥が見えないわね。まるで無限に広がってるみたい。」

ニア「でもよく見るとなんかおっきいのが飛んでないか?」

トラ「どこっ!?どこだも!?」

ニア「あそこだよ。竜みたいにみえるけど・・・。あんなのに襲われたらひとたまりもないな。」

レックス「そうだな。遠くから見てるから小さく見えるけど、実際は相当大きそうだな。」

ヒカリ(大陸に既に生物が息づいているなんて妙ね・・・。父様が既に用意してたなら話は別だけど。それともゲートの力場関係?うーん・・・。)

セイリュウ「おお、やっとグーラが見えたわい。降りるぞ、しっかり掴まっとれ!」

レックス「うん、わかった!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/08(月) 11:19:20.34 ID:71bjIF140
 ートリゴの街ー


パクス「おいっ!そこっ!何を手を休めている!」

スペルビア兵A「も、申し訳ございません!警備長殿!」

パクス「そこもだぁっ!さっさとその大きな機械を基地へ運べ!」

スペルビア兵B「はっ!了解しました、パクス警備長!・・・うわっ!台車が傾い・・・」

パクス「ぎゃああああああっ!!」

ドスウウウウウン・・・。

パクス「なんて事をする貴様あああっ!危うく押しつぶされるところだったぞ!」

スペルビア兵B「もおおおおうしわけございませえええええんっ!」

パクス「謝って済む問題か貴様あっ!万が一グーラ人に被害が出ることも考えろっ!」

グーラ人A「・・・スペルビアの奴らも改心したもんだなあ。」

グーラ人B「そうねえ。一昔前と比べて、私達グーラ人の事をきちんと考えてくれて。」

モウ「俺達自警団も休んでばかりいられないぞ!急いで木材を運んできて、修復作業に取り掛からないとな!」

グーラ人A「おうっ!」


レックス「トリゴの街、すごい荒れようだな。」

ニア「うん・・・。吊り橋とかも壊れちゃってるな。」

トラ「ほとんどの建物が倒壊してるも・・・。」

ホムラ「でも、復興作業はとっくに始まってるみたいですね。」

ビャッコ「そうですね。自警団とスペルビア兵が共同して作業しているのも珍しい。」

ハナ「あそこのスペルビア兵、壊れたデバイスを運んでますも。トリゴの街にも、デバイスが襲撃してきたんですも。」

ヒカリ「動作停止ならともかく、壊れてるってことは、ここでも戦いがあったみたいね。」

トラ「父ちゃん・・・。大丈夫かも・・?」

ハナ「早くご主人の家に急ぐですも!」


ートラの家ー

タテゾー「トラ・・・。」 

トラ「父ちゃん!ただいまも!」

タテゾー「トラ!トラなのかも!?」

トラ「父ちゃーーーん!無事でよかったもおおおおおっ!」

タテゾー「トラーーーー!心配だったのはこっちの方だもおおおっ!」

トラとタテゾーは抱き合う。


レックス「良かったな、トラ!」

ヒカリ「・・・」グス

ホムラ「ヒカリちゃん、こういうのに弱いんだもんね。はい、ティッシュ。」フフッ

ビャッコ(またこのくだりが入りましたか・・・。定番になりつつありますな。)


トラ「話したい事たくさんあるから、とりあえずご飯にするも!何気にもう昼飯の時間だも!」

ホムラ「わかりました!今から作りますから、待っててくださいね。」

レックス「うん!もうお腹ペコペコだしね。」

ニア「昨日食べ過ぎって言ってたのはどこのどいつだよ?。」ニヤニヤ

レックス「くっ!お、俺はすぐ腹が減るんだよ!」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/08(月) 15:21:41.82 ID:71bjIF140
 ー1日前 トリゴの街ー

人々「逃げろっ!逃げろおおおおっ!」

ピシューーーーン!バシューーーーン!

ワーワー ワーワー ワーワー

天からの粒子砲、タイタンの襲撃。トリゴの街は壊滅状態だ。

シハル「住民は早く基地に避難しろおおおおっ!」

グーラ人A「う、うわあああああっ!」ダッ

ワーワーワーワーワーワー  ワーワーワーワーワーワー

パクス「巨神獣兵器出動!」

スペルビア兵「はっ!」

基地の格納庫から、次々と兵器が出動する。

ガコンガコン ゴオオオオオオ・・・

スペルビア兵「撃て!」

ドシュウウウウウウウウンボゴオオオオオオオン

タイタンは体勢を崩す。・・・が、タイタンの数は当然ながら一体ではない。一人倒すのに精一杯になっているうちに増援がやってくる。

ピシュウウウウウウウウンバゴオオオオオオオオン

空からの粒子砲に、巨神獣兵器たちは次々と倒れていく。

パクス「絶対に!絶対に基地だけは死守せよ!」

スペルビア兵達「うおおおおおおおおおおおっ!」ダダダダダダダダダッ

オレダッテ! ヤラセルカヨ! ヒヨッコメ!

今度はスペルビア兵が基地から大量に駆り出されたが、タイタンには当然敵わない。


グーラ人B「逃げないと・・・。早く逃げないと・・・!うわああああっ!」

ガレーデ居住区からグロッド居住区を結ぶ吊り橋をタイタンが破壊する。

グーラ人B「うわああああっ!基地に逃げられない・・・!もう終わりだ!」

タテゾー「あきらめるなもっ!ほら、こっちに掴まるも!」

キク「向こう側に連れていきますも。」

グーラ人B「あ、あんた、いつも引き籠ってる研究者の・・・。」

タテゾー「いいから急げも!」

グーラ人B「あ、ああ。」

キクたちめがけて吊り橋を破壊したタイタンが襲ってくる。

キク「カムカムバンバン。」

ドゴオオオオオオーーーーン

タイタンは体勢を崩した。空中にいたために、そのまま雲海へ落ちていく。

タテゾー「あんたで最後だも!これで皆基地に避難できたも!」


ースペルビア軍トリゴ基地避難所ー

ぺーカ「やっぱり俺達グーラ人も協力しないわけにはいかないぜ!」

モウ「さっきからどうしたぺーカ。農民のお前がどうするっていうんだ?」

ぺーカ「だからこそさ!うちで育てているグーラ最強の家畜、猛進のアルドラン!今こそお前の力を使うときだぜ!」

アルドラン「フモオオオオオオオオオオオオッ!!!」ドドドドドッ

基地からアルドランが一直線に飛び出す。

天からの粒子砲やタイタンの攻撃に一切ひるまず、猛突進でタイタンを吹き飛ばしていく。
14 :11wk :2018/01/08(月) 23:06:47.87 ID:Z/PoNhQU0
ゼノブレイド2の中で今一番楽しみにしているssです。
15 :11wk :2018/01/08(月) 23:07:39.52 ID:Z/PoNhQU0
ゼノブレイド2の中で今一番楽しみにしているssです。
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/08(月) 23:55:47.64 ID:71bjIF140
ートラの家ー

レックス「へえ・・・。激戦だったんだな!」

ニア「にしても、アルドランが戦ってくれたのは、ちょっとうれしいな。」

ホムラ「そうですね。育てた甲斐があった、って感じですし。」

ヒカリ(エピック・コアクリスタルをよく落としてくれるから育てたんだけどね。)

タテゾー「いやいや、でも一番活躍したのは私とキクだも。」

トラ「そうなのかも?」

ハナ「怪しいですも・・・。」

タテゾー「いいや、本当だも!まるでロボットアニメのヒーローのように華麗にデバイス達と戦ってきたんだも!」

トラ「それ戦ったのはキクだも?」

キク「ご主人様はキクにしがみついていただけでしたも。」

タテゾー「キークー!人聞きの悪い事言うんじゃないも!私は司令官として仕事をしていたも!」

キク「ご主人様は何もキクに指示していませんも。ただふるえてるだけでしたも。」

トラ「父ちゃん・・・。それただの足手まといだも。」

タテゾー「ぐぬぬううううっ・・・。トラだっておんなじようなものも!」

トラ「トラはドライバーとして戦っているんだも!・・・そりゃあ、トラがいない方がハナが強いことは分かっていても、父ちゃんよりマシだも!」

タテゾー「ぐぬぬぬぬ。」


ニア「それにしても、よくもう落ち着いて復興作業を始められたな。ふつーパニックになるだろ?」

タテゾー「まあ・・・。雲海は消えるわ、巨神獣が猛スピードで動くわで一時はパニックになったも。」

タテゾー「でもすぐ治まったも。そもそも、実際に襲撃されるまでにすでに色々あったのに、実際に襲撃されるまで平和そのものだったも!」

ビャッコ「なるほど。・・・そもそもアルストの人たちはアルストの危機にそれほど動揺していなかったと。」

タテゾー「っていうか、この危機を利用して儲けようなんて奴もいたんだも!難民に扮してグーラにやってきたと思ったら…!」

セイリュウ「考えてみれば物価も一切揺らがず安定していたのう。」

ヒカリ「案外、アルストの人たちって希望持ってたのね・・・。」

ニア「それか何にも考えてないとか?」

レックス「ははっ、流石にそんなことはないだろ、ニア。」

キク「いや、ありますも。」

レックス「え?」

キク「ご主人様ですら、デバイスによる襲撃が来るまでずっと設計図とエロ本に向かっていましたも。」

レックス「あ、ああ・・・。ま、まっすぐだね・・・。」ハハハ

ホムラ「でも、ある意味憧れますね、そういう世情に流されないで自分の道をひたすら進むって。」フフッ

トラ「ホムラもわかるもっ!?男のロマンが!」

ホムラ「いえ、それに関しては軽蔑の対象かな、と思ってますけど。」キッパリ

トラ「」ガーーーン


ニア「でも旅をしてきていろんな人に会ってきたけど、そういう人が多かったのは事実だよな。」

レックス「うん。案外良い傾向だったのかもね。」

17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/09(火) 23:43:29.32 ID:OaasW5Kp0
 レックス達はそんなこんなで昼食を食べ終わる。


ニア「さーて、この後はどうするつもりなんだ?レックス。」

レックス「この後は・・・。インヴィディアに行こうと思ってる。」

ホムラ「インヴィディアに?」

レックス「フレーズヴェルグ村、様子見に行かなきゃ。なんたって俺は「団長」だからな!」

レックス「それにアルストがこんなことになって仕事も山積みだろうし、俺達も手伝おうと思って。」

ヒカリ「納得。・・・じゃあ、セイリュウにはまたでっかくなってもらおうかしら?」

セイリュウ「ぬう!?わしはもう疲れたわい!今日はもう飛ばんわ!」

レックス「ええーー・・・。そんな事言わずにさ、もう一っ飛び頼むよぉ。」

セイリュウ「絶対にイ・ヤ・じゃ!」

ニア「もおー、ジジイは頑固だなあ。」

ビャッコ「ああ、皆さん、その事ならご安心下さい。先ほど町で、今日グーラから出る巨神獣船の出港状況を聞いてきましたから。」

トラ「おお!さすがビャッコは気が利くも!」

レックス「じっちゃんとは大違いだな!」

セイリュウ「なんじゃとおおおっ!?」

ビャッコ「まあまあ。・・・えーと、今から5時間後にインヴィディア行の直航便がありますね。」

ニア「そっか。じゃあ、今から5時間後にはグーラを発てるな。」


ホムラ「・・・あ、トラ君とハナちゃんはどうします?」

トラ「も?」

ハナ「どういうことですも?」

ヒカリ「だーかーら。一緒についてくるかどうかってことよ。」

トラ「なにを馬鹿なこと聞いてるも!」

ハナ「ハナとご主人はこれからもみんなと一緒にいたいですも。」

ホムラ「ふふっ、それはうれしいですね。」

トラ「トラたちは「オトモダチ」だから当然のことだも!」


ニア「・・・でもどうしよっか?5時間の間何して時間潰す?」

ビャッコ「そうですね・・・。一応ボードゲームは持っておりますが。」

トラ「トラはハナのメンテナンスをするも!昨日激戦を繰り広げたから、本格的な設備のもと、きちんと調べなきゃいけないも!」

ハナ「ついでにアップデートを行って、強化してほしいですも。」

トラ「もちろんも!実は楽園の電子部品格納庫から、使えそうなものをとってきてたも!ハナに組み込んでみるも!」

ニア「それ盗んだっていうんじゃ…。まあいいか。」

タテゾー「メンテナンスなら私も手伝うも!メンテナンスは大好きなんだも!」

レックス「め、メンテナンスが大好きなのか・・・?」

ヒカリ「メンテナンス(意味深)ってことかしら。相変わらず危ない親子ね。」ボソッ

ホムラ「こらっ、ヒカリちゃん!小声でもそういうことは言っちゃダメ!」ボソボソ

ニア「・・・じゃあトラは決まったとして、あたしたちはどうする?」

レックス「復興作業の手伝いをしに行こうよ。肉体労働は腹ごなしにもなるしね。」

ニア「お、それ賛成!」

ビャッコ「では早速、自警団とスペルビア兵の方々のところへ行って、何か手伝うことはないか聞きに行きましょうか。」

レックス「そうだね。じゃあ行ってくるよ、トラ。」

トラ「行ってらっしゃいも!5時間後に港に集合だも!」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/11(木) 00:26:25.91 ID:quaPZpMN0

タテゾー「・・・にしてもトラ。お前そんなパーツ一体どこからとってきたんだも?見たことないものだも!」

トラ「・・・とってきたというより、正確にはもらってきたんだも。」

タテゾー「もらってきたって・・・。一体誰も?」

トラ「神様も!」

タテゾー「かみさまぁ!?」

トラ「そうだも!トラたちは昨日、神様にあってきたんだも!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 それはレックス達が神の部屋からタイタン格納庫へ向かおうとしていた、その一瞬のこと。

トラ「もっ!?もももーーー!?み、皆また消えちゃったも!ど、どういうことだも!?」

クラウス「・・・すまないな。最期にお前たち一人一人と、話をしたかったんだ。・・・お前たちの意識の中に、干渉させてもらっている。」

トラ「かっ、神様っ!ど、どうされました・・・も?」

クラウス「・・・私は神などという大それた存在ではない。一人の人間だ。クラウスと呼んでくれて構わない・・・。」

トラ「・・・じゃ、じゃあクラウスさん、トラと一体何をお話ししたいんだも?」

クラウス「・・・お前はドライバーとしての素質を持っていないだろう?」

トラ「!・・・そ、そうだも・・・。」

クラウス「・・・その代わり、お前にはあのロボットがいる。」

トラ「ロボットなんて言っちゃダメも!ハナ、って名前があるんだも!」

クラウス「そうだったな・・・。すまない。」

クラウス「私はお前に聞きたかったんだ・・・。お前が彼女の事をどう思っているのか・・・?」

トラ「・・・それはもちろん、トラは他の誰よりもハナに愛を注いでいるも!」

クラウス「・・・何故?」

トラ「それはハナが、トラたち親子三代の、「男のロマン」の結晶だからだも!」

クラウス「・・・。」

トラ「ロボは男の夢だも!女の子も男の夢だも!ハナには夢がいーーーっぱい詰まっていて、それがトラの生きがいなんだも!」

クラウス「男の夢・・・か。・・・私はお前が、ドライバーの素質がないことへの逃避として作ったのかと思っていたよ。」

トラ「!・・・まあ、そういう面もあるも。ドライバーは普通の人とは身体能力も段違いだし、憧れてはいるも。」

トラ「でもハナはそんな事のために作ったんじゃないも!男の夢を実現するためのロボットなんだも!アンナことやコンナことするためのものだも!」

クラウス「・・・そう・・・か。・・・やはり世界は変わり始めているのだな・・・。」

トラ「そうなのかも?」

クラウス「お前のような者が存在することが、世界の変化の証だ。・・・かつての人は、そんな理由であそこまでのものを作ることは出来なかったよ。」

トラ「クラウスさんたちの世界はとーーってもすごい技術が発達していたのにも?ハナはすごいのかも?」

クラウス「ああ・・・。正直に言わせてもらうと、あそこまで感受性の高い人工知能を作るのは、我々の世界の技術でも難しいだろう。」

クラウス「それを可能にしたのは、その「男のロマン」に向かうお前の強い意志だ。」

クラウス「一見くだらないことのように思えるが…。お前のその姿勢は尊敬できるものがある。」

トラ「そ、そういわれると・・・照れるも。」

トラ「・・・あ、せっかくだし、クラウスさんにお願いしたいことがあるも!」

クラウス「・・・なんだ?」

トラ「ハナを強化するために、使えそうなパーツをくれないかも?クラウスさんたちの世界のすっごい技術を、ハナにも転用したいんだも!」

クラウス「・・・分かった。お前のポーチの中に、いくつか部品を転送しておこう。」

トラ「ほっ、本当かも!?ありがとうもーー!!」モッホホホーーイ!

クラウス「・・・・・。」フッ

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19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/11(木) 14:57:39.06 ID:HZRXeioNO
ハナの感情はモナドに通ずるものがあるよな
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/11(木) 22:45:26.90 ID:5hSO7lWOO
JDはもはや人口天の聖杯レベルだからな
親子三代でゾハルの領域に到達するとかいう革命家族
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/12(金) 00:07:26.35 ID:XLYQ1zum0
ーグーラ 上層 右半身ー

 レックス一同は、大量の木材を積んだ台車を、一生懸命町まで運んでいる。


レックス「うんとこしょ・・・。どっこいしょ・・・。お、重い・・・。」ゼエゼエ

ニア「こ、この量の木材を一気に町へ運べとか、無理言い過ぎじゃない・・・のか?」ハアハア

ホムラ「で、でも、伐採場から結構運んできまし・・・たよ?町までもう少し・・・ですから・・・。」フウフウ

ヒカリ「でもちょっと疲れたわよ・・・。こういうのはいつもハナに任せてたもんね・・・。」ヘエヘエ

ビャッコ「皆さ・・・ん!このくらいでへばるわけには・・・いきませんよっ・・・!」ヒイヒイ

セイリュウ「そうじゃ!若いもんが、そうすぐにへばってどうするんじゃあっ!」ピンピン!

レックス「じっちゃんは何もしてないんだから偉そうにするなっての!」


ー数十分後 トリゴの街ー


オット「いやー、助かった!まさか一気にこんな量を運んでくれるとは思わなかった!これで作業もはかどる!」

レックス「は、はあ・・・。ど、どういたしまして。」ゼエゼエ

ニア「おいおい・・・。一気にこんな量を運んでくれると思わなかった、ってどういうことだよ・・・?」

オット「いやいや、別に伐採場に置いてある木材全て持って来い、なんて一言も言ってないぞ?できる限りで良かったのに。」

ヒカリ「ええっ!?そうだったの!?」

ビャッコ「伐採場の入り口に積まれていたので、てっきりそれをすべて運べばいいのかと思っていましたが・・・。」

オット「ああ、そりゃすまなかったな。わざわざ無理させちまって。」

ホムラ「い、いえいえ・・・。こ、こうして無事に運んでこれた今、気にすることないですよ・・・。」ハア・・・

オット「そうか?ならいいんだが。」


モウ「おーい、木材、運んできてくれたみたいだな!」

レックス「あ、は、はい!」

モウ「次はちょっと、建物の修復作業を手伝ってくれないか?宿屋のあたりの人手が足りないんだ。」

ヒカリ「えぇ・・・。また仕事?もう疲れたんだけど・・・。」ウンザリ

モウ「そ、そうなのか?」

オット「ああ、この人達、伐採場に置いてある木材を全部一気に運んできちまったから、相当お疲れだろうよ。」

モウ「そ、そうか・・・。それはゴメンな、ゆっくり休憩でもしていてくれ。」

グーラ人C「おーい!こっち来てくれー!」

モウ「あ、ああ!今行くよ!・・・じゃ!」タッタッ・・


二ア「ああーー。なんかすごく損した気分、っていうか、騙された気分、っていうか・・・。」

レックス「ま、まあ復興作業のお手伝いにはなったんだし、良いんじゃないか?」

ホムラ「というか、定期便の到着時間まではあと1時間もないですし、一度トラ君の家に戻って出発する準備でもしましょうか?」

ビャッコ「そうですね。流石に少し休憩もしたいですし。」

ヒカリ「じゃ、宿屋の裏の道の方から隠し扉を使って入る方のルートで行きましょ。そっちの方が近いし。」

レックス「そうだね。」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/14(日) 00:47:31.52 ID:5lHSSRcF0
レックス「この道はなっつかしいなあー。」

ホムラ「そうですね。最初にカグツチに出会ったのがこの道でした。」

ヒカリ「正確には私は「最初」じゃないけどね。」

ニア「あたしはあんま良い思い出じゃないなあー。」

ビャッコ「まぁ、捕まったところですからね。」

ニア「いまだにあのエーテル遮断ネットの感じを思い出してやな感じなんだよねー。」

レックス「ああ、そういえばニアってマンイータ―なんだもんな。」

ニア「そういえば、ってなんだよ!・・・まあ、あのエーテルが供給されない感じって変な感じなんだよね。」

ホムラ「そうなんですか・・・。少し前まで私たちは力の供給源が空気中のエーテルじゃなかったから、その感覚ってわかりづらいんですよね。」

ヒカリ「そうね・・・。まあ、私達も今は普通のブレイドと同じで、空気中からエーテルをとってる筈だけど。あんまり変わった実感わかないわね。」

レックス「まぁでも、あの時ニアが囮になってくれなかったら俺達も捕まってたわけだしな。トラにも会えなかったし。感謝してるよ。」

ニア「そりゃどうも!・・・ま、まぁ、あの時から「友達」だったわけで。・・・当然のことだよ!。」

レックス「そうかな?」

ニア「そりゃそうだよ!・・・・・。」

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 ー1日前 ニアの意識内ー

クラウス「幻影・・・。」

ニア「え?」

クラウス「先ほどお前たちに見せた幻は、今やっているこの「意識世界への干渉」、という技術の応用だ。」

ニア「は、はぁ・・・。そうだったんだ・・・。よくわかんないな。」

クラウス「プネウマ・・・。いや、ホムラとヒカリ以外を除いたお前たち全員に見せたわけだが・・・。」

クラウス「お前の反応は他に比べてより過剰だったな。」

ニア「!・・・そ・・・そうだった・・・かな?」

クラウス「お前はかつてメツたちと行動を共にしていた筈だったが・・・。」

ニア「そ・・・それは、その。あの頃は、あたしの居場所はあそこにしかないと思ってて・・・。」

クラウス「・・・居場所・・・・か。」

ニア「・・・約10年間、ビャッコと二人だけで放浪する中で、ずっと欲しかったのが「居場所」だったんだ。」

ニア「気を抜いて生きていられるところが欲しかったんだ。笑って話せるような場所。」

クラウス「・・・他人が介在しなければ、社会においての自己は確立しない。他人に認められないということは、自分の存在価値がないのと同じ・・・。」

クラウス「私も、ずっとお前のような悩みを抱え続けていたのかもしれないな・・・。」

ニア「・・・でも、今のあたしにとっての居場所は、みんなだから。みんながいるから、今のあたしは笑ってられるんだ。」

クラウス「そうか・・・。お前があの幻に過剰反応を示した理由が理解できた。・・・少し辛すぎたか・・・。」

ニア「・・・う、うん。一気に孤独になった気がして・・・。幻だってわかった今でも、まだちょっと怖いかな・・・。」

クラウス「・・・人は生きている限り、常に自分に問いかける。「自分は何者なのか」と。その答えを出すために生き続けている。」

クラウス「だが、それ故に人は他人に依存する。お前のように、居場所が一つしかないと思っている人間なら尚更だ。」

ニア「依存・・・。あたしが・・・みんなに・・・。」

クラウス「しかし他人とは失われるものでもある。他人への依存は人としての原理でありながら、危ういものでもある。お前もそれを理解しておくといい。」

ニア「・・・うん。やっぱり・・・そうなんだよね。」

クラウス「だが、お前には大切な仲間たちを守ることのできる力がある。その力で戦え。何故なら人はそうして戦ってきたのだから。」

ニア「・・・!」

クラウス「・・・そして・・・。・・・私には、それができなかったからな・・・。」

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23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/14(日) 11:22:22.36 ID:5lHSSRcF0
ートラの家ー

レックス「トラ―。今戻ったよー。」

 研究室の扉の向こうからトラの声が聞こえる。

トラ「!!アニキ達、随分と早いお帰りだも!港で集合するつもりだったのにも・・・。」

ニア「いやー、まぁ、色々あってさ。」ハァーー

ヒカリ「はぁー・・・疲れた・・・。出港は1時間後よね?私寝るから。ホムラ、起こしてね?」

ホムラ「わかりました、ヒカリちゃん。」フフッ


レックス「おーい、トラ、まだメンテナンス中なのか?」

トラ「そ、そうだも!だから、ぜ、絶対に入ってきちゃダメも!」

レックス「う、うん・・・。」

タテゾー「もふふ・・・。いいも、最高だも・・・。」ニヤニヤ

レックス(今、タテゾーさんの笑い声が聞こえたけど・・・一体何やってるんだ?)

セイリュウ「やはり中では・・・。アンナことやコンナことが・・・?」ボソボソ

ビャッコ「セイリュウさん、その先は言わない方が良いかと・・・。」ボソボソ


ー30分後ー

トラ「もふふっ!とうとうハナのメンテナンスが終わったも!」

ハナ「ババーーん!バージョンアップですもーー!」エッヘン

ニア「ハナ・・・?ちょっと見た目変わった?」

トラ「もふふ。ニア、良く気づいたも!今のハナには、デバイス達に組み込まれていた部品を埋め込んであるんだも!」

レックス「へえー。だから、腕の辺りとかが若干ハイテクな感じになってるんだな。」

トラ「発射するカムカムの爆発力とかも上がったし、変形スピードとか、CPUの処理速度が速くなったも!」

ニア「ふーん。よくわかんないけど、強くなったんだな!」

ハナ「エッヘンですも!・・・ついでに、色々と新機能が追加されましたも!」

トラ「!」ギクッ

レックス「新機能って、一体どんな・・・?」

ハナ「それはですも・・・。」

トラ「だーーーーーっ!ダメだも、ハナ!絶対にここでそれを使っちゃダメも!」

ホムラ「何でですか?」

トラ「あんな機能を付けたことがバレたら、トラの身が危ないも!前カグツチに説教されたばかりなのにも・・・・。」

ホムラ「・・・(察し)。へえーー。そういう新機能なんですね?」ジトーーー。

トラ「ぐ!く、口が滑ったも・・・。」

ホムラ「・・・。」ボッ

ニア「お、おいホムラ?こんなところで火なんてつけたら危ないぞ・・・?」

ホムラ「大丈夫ですよ、ニア。ちょっとお仕置きするだけです。」(^言^)ニコッ

ボオオオオオオッ

トラ「ももももーーーっ!?ノポンの丸焼きになっちゃうもおおおおおおっ!?」

レックス「ほ、ホムラァ!そのへんでやめとけよぉ!」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/14(日) 12:09:37.96 ID:5lHSSRcF0
ートリゴの街 グロット居住区 下層の港ー

ニア「もう夜が近づいてるなぁ。」

ホムラ「夕飯作るために、巨神獣船内にあるキッチン貸してもらいましょうか。」

トラ「おおーー!それは名案だも!・・・いてて、火傷がイタイタだも・・・。」

レックス「ははは・・・。」

ヒカリ「自業自得ね・・・。」

ハナ「えーと。その巨神獣船はどこですも・・・?」

レックス「あ!あれじゃないかな?インヴィディア行の船。」

ビャッコ「ええ。あれだと思われます。」

ニア「じゃ、早速乗ろうか!自由席だからいい席取りたいしね。」


ー巨神獣船内ー

運転手「えー、この定期便はグーラ発、インヴィディア行の直航便でございますも。」

運転手「出港まであと20分程ありますも。−−−−」ペラペラ・・・


ニア「運転手、ノポン族みたいだな。」

レックス「うん。イシェバ港で見た定期便の運転手もノポン族だったな。」

インヴィディア人A「それは当然だよ。」

 真ん中の通路を挟んで向こうに座っているインヴィディア人が話しかけてくる。

レックス「当然って?」

インヴィディア人A「知らないのか?・・・どこの国の巨神獣船も、住民の避難に使われたか、空からの光線に壊されたものばっかりだろ?」

インヴィディア人A「だからどこの国も巨神獣船の定期便なんて出す余裕がないわけだが・・・。」

インヴィディア人A「アヴァリティア商会が、全ての国に、定期便用の巨神獣船を貸したのさ。なんと無料でな!しかも運転手付きさ!」

レックス「ああ、そっか!ゴルトムントは他の巨神獣に比べて小さいし、移動速度も速いから、被害も小さかったんだ。」

インヴィディア人A「そういうことだ。この計画を立ててくれたニルニー会長代行様様だよな!おかげで俺も故郷に帰れる。」

ニア「へえーー。それは良かったな!」

ヒカリ「それにしても無料で貸す、なんて・・・。バーンが会長だったら絶対しないわね。」

 後ろの席に座っているヒカリが話に割り込んでくる。

ビャッコ「まぁ、無料で貸したとしても、十分にアヴァリティア商会にとってはプラスでしょう。」

セイリュウ「そうじゃのう。他国に貸しを作っておくのはいざとなった時優位に立てるからのう。」

 前の席に座っているセイリュウとビャッコも話に割り込んでくる。

トラ「まあ、あまりそういうこと考えなくてもいい世の中になってほしいも!」

ハナ「ハナもそう思いますも。ドロドロしてない、平和が一番ですも!」

 セイリュウとビャッコの前の席に座っているトラとハナも話に割り込んでくる。

インヴィディア人A「あ、あんたら・・・。随分と大人数で旅してんだな。」

レックス「ま、まあね。1日前まで、もう4人いたわけだけど・・・。」

インヴィディア人A「じゅ、十人以上じゃねえか、すげえな・・・。」


ホムラ「皆さん、巨神獣船のキッチンの使用許可が下りたので、お弁当作ってきましたよ。」

トラ「もっももおおおお!美味しそうだもお。」

ニア「いやー、相変わらずホムラの料理はクオリティ高いよなあ。」

ホムラ「ふふふ。そういってくれると、嬉しいです。」

ヒカリ「もとは同じはずなのに・・・。私は料理できないのよねえ・・・。」ザンネン
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 20:41:20.80 ID:WndI5YK50
ヒカリの分身がホムラだけど、本体にできないことを分身ができるってのは不思議だよな
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/14(日) 22:50:31.54 ID:5lHSSRcF0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【巨神獣船 座席の様子】

   トラ   ハナ  
 
   セイリュウ ビャッコ |  ツ  |   グーラ人D  グーラ人E
 
   レックス  ニア |   ウ | インヴィディア人A

   ホムラ  ヒカリ  |  ロ  |  

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ー巨神獣船内ー

ゴオオオオオオオ・・・・・


ビャッコ「グーラからインヴィディアまであと数時間かかるようですね。」

ニア「そっか・・・。じゃ、今日は巨神獣船内で寝ることになるのか・・・。」

レックス「そうだな。」

ヒカリ「私、座りながら寝るのは得意じゃないんだけど・・・。」

ホムラ「そ、それで良いんじゃないかな?ヒカリちゃん、熟睡すると・・・その・・・。」

ヒカリ「・・・。うるさい?」

ホムラ「あっ、いや、そのぉ・・・。」

ヒカリ「・・・いいわよ、遠慮しなくて。・・・私なんか・・・。」ハアアーーーー。

ホムラ「ひ、ヒカリちゃん、ゴメン・・・。そんなに落ちこまないでって・・・。」


レックス「・・・。」ボーーー・・・

ニア「どうしたんだよ?窓なんてみてボーっとして。」

レックス「いつもだったら、目の前に雲海が広がっていたんだよなあ・・・。」

ニア「そうだな・・・。結構新鮮かもね。」

レックス「・・・でも、これはこれで結構きれいだよ。ほら、見てみなよ。」

ニア「そうなの?・・・よっこらせっと。」

 通路側の座席から窓の方へ身を乗り出して見ると、巨神獣船はとても高いところを飛んでいた。下に広がる海は遠くに見える。

ニア「ひゃあ!高いっ!」ビクッ

レックス「うわあっ!急に飛び退くなって!」ビクッ

ニア「だ、だって怖いんだよ!知ってるだろ!?あたし高所恐怖症!」

レックス「あー、そういやそうだったな。乗り物酔いとかもするタイプだっけ?」

ニア「・・・少なくとも、レックスよりは弱いよ。」

レックス「ふーん。」ニヤニヤ

ニア「何勝ち誇った顔してるんだよっ!コノヤロ!」ボカッ

レックス「いってえっ!」


セイリュウ「後ろの若いもんは元気じゃの。ワシはもう眠くなってきたわい。」

ビャッコ「そうですね・・・。・・・。」

セイリュウ「どうした?ビャッコ。」

ビャッコ「セイリュウさん、隣に座っているグーラ人ですが・・・。」ボソボソ

セイリュウ「・・・。本当じゃのう・・・。グーラ人がインヴィディアに行くなんて珍しいわい。しかもこんな時に。」ボソボソ

ビャッコ「見たところ、ドライバーの様ですね。ブレイドは見当たりませんが・・・。」ボソボソ

セイリュウ「インヴィディアで何か起こっているのかもしれんのう。インヴィディアでドライバーといえば・・・。」ボソボソ

ビャッコ「・・・傭兵団、ですね・・・。」ボソボソ
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/14(日) 22:59:41.53 ID:5lHSSRcF0
【作者コメント】26コメントの【巨神獣船 座席の様子】のところ、レックスニアの列が約1マスずれていますね、申し訳ございません。

        では、インヴィディア編に入ります。新大陸編に入ってからが中盤なので、まだまだ続きますね(笑)
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 23:49:51.82 ID:lDShV28AO
大クエストだな
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/15(月) 00:19:11.65 ID:Z6aJcUqs0
ー巨神獣船内 真夜中ー

船内の客たちは全員寝静まっている。

レックス「・・・・。」zzz・・・

ニア「・・・・。」ピクッ

ニア(耳が当たった・・・?おかしいなあ、今はドライバーの姿だから何かに当たるとはおもえな・・・)

ニア(・・・!!)

レックス「・・・・・。」zzz・・・

ニア(ち、近い!な、なんで、こっちに寄り掛かってきてるんだよ・・・。)ドキドキ

レックス「・・・・。」zzz・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

???「もう・・・行くのね。」

レックス(ま、また変な声が・・・。昨日聞いたのとは・・・違う?)

???「手掛かりとなるのは、Y資料に残された断片的な情報だけ。」

???「しかもU.M.Nが消滅したことで、転移航法は使えず、移動は通常航法のみ。」

???「困難な旅になると思うけど・・・。でも、貴方達なら大丈夫ね。」

???「・・・ええ。ケイオス君との、約束ですから。」

???「・・・必ず、ロスト・エルサレムへ辿り着いて見せます。」

レックス(ろ、ロストエ・・・何だ?い、今なんて・・・?)

レックス(ん・・・?なんか当たった・・・・?)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

レックス「!」ピクッ

ニア「あ・・・。」

レックス「え・・・。」

レックスとニア「--------っ!!!」カアアアアア

レックス「ご、ゴメン!べ、別にそんなつもりはなくて・・・。」(小声)

ニア「あ、い、いや、あ、あたしこそレックスの方に寄り掛かってたっていうか…。そ、その、ご、ゴメンな、お、起こしちゃって・・・。」(小声)

レックス「え、あ、いや、大丈夫だよ。む、むしろ・・・あ、いやそのっ。」(小声)

ニア「む、むしろって・・・。そ、それって・・・。」(小声)

レックス「あ、いや、今のは違うんだって!忘れてってばあっ!」(小声)

レックス(昨日の夜あんな事聞かされてるんだから動揺しちゃうのは仕方ないだろ…。)

ニア「あ、そ、そうだよな。あ、あんまり騒ぐと皆起きちゃうし、は、早く寝よ?」(小声)

レックス「そ、そうだな・・・。・・・ん?」

ニア「ど、どうした?」

レックス「斜め前の座席に座ってたグーラ人の二人組・・・。いないぞ?」

ニア「ほ、ホントだ。」

 その直後、外への扉が開く音がしたかと思うと、いなくなっていた二人組が入ってきた。

グーラ人D「・・・。」スタスタ

グーラ人E「・・・。」スタスタ

レックス(あ、あいつら、何者だ・・・?)

ニア(こんな時間に、部屋から出て、何してたんだろ・・・?)

そう考えているうちに、二人はまた眠りについてしまった。
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 12:44:47.09 ID:Pt0fcIfCo
水を刺すようで申し訳ないんだが
アルス船って雲海ないと浮翌遊できないのでは・・・?
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/15(月) 22:12:47.37 ID:Z6aJcUqs0
【作者コメント】>>30 そうでしたっけ?一部は雲海を泳いでいるわけでなく、飛んでいるタイプの巨神獣船もあったような気が・・・。
           雲海は「崩壊した物質を再構築する」ナノマシンのかたまりってだけなんで巨神獣船の浮遊云々には関係ありませんでしたよね?
           あれ?僕がなんか見落としてる?
           
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 22:46:24.32 ID:dqubDlRKo
飛んでるアルスには雲海の影響ないでしょ
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 22:58:20.73 ID:jRSJe9SAo
テンペラでインヴィとスペルビアが衝突しそうになったとき、両軍とも浮いてたし
リベラリタスなんかはまんまアルスたちが浮いてる国だし
トリゴ基地のちっさいアルス兵器だって浮いてる
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 22:59:55.79 ID:jRSJe9SAo
てかアヴァリディアのアルス船って設定だしそりゃ浮いてるんじゃないの
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 23:18:30.79 ID:vgqzfBIco
ありゃ、どっかでそんな説明あった気がしたが自分の見間違いか
スレ汚しすんませんでした
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/15(月) 23:21:52.65 ID:nBlV38lio
考察とかそのへん詳しくないけど
グーラの雲海低いときでも街中のアルス船が
浮翌遊状態で不動で停船していたな
じっちゃんも飛んでるしイケルイケル
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/16(火) 00:07:05.58 ID:Sp5JBygY0

ーインヴィディアー

ーフォンス・マイム港ー


レックス「よーし!フォンス・マイム到着だ!」

ニア「とりあえず街の様子でも見て回る?」

ホムラ「そうですね。ここも復興作業中みたいですし、ちょっと手伝っていきましょうか?」

レックス「そうだね。けどまあ、とりあえずはフレーズヴェルグ村に帰ろうよ。」

ビャッコ「そうですね。復興作業の手伝いなら、仕事の依頼として何件も入っているでしょうし。」

ニア「そうだな!まずは正門の方へ向かうか。・・・港から一番遠い位置にあるんだよなあ・・・これが。」


レックス「・・・あ、そういや皆、船の中にいた客に、グーラ人の二人組、いたよな?」

セイリュウ「ああ・・・。いかにも怪しい感じじゃったのう。ワシが起きたときにはもう船から出てたが…。」

レックス「うん。誰か知ってる人、いる?」

ヒカリ「あの身なりからしてドライバーね。船が到着した後、すぐに船から出てったけど。」

トラ「グーラからインヴィディアに行くグーラ人なんて変だも・・・。」

レックス「あの二人組、真夜中に船の外に出て何かしてたっぽいんだよな。」

ニア「そーそー。冬に入ったって時期の真夜中にわざわざ外出て何してたんだろ?絶対寒いよなぁ。」

ホムラ「よっぽど暑がりだったんでしょうか。確かに船内の暖房の効き様はすごかったですし。」ウーン

ヒカリ「・・・ホムラ、あなたそれ本気で言ってる?」

ホムラ「本気って・・・。なんか変かな?私、実は船内が暑くて暑くて、良く寝れなかったくらいだったけど・・・。」

ヒカリ「・・・あなた結構天然なのね・・・。」ハア・・・

ビャッコ「・・・考えられるのは、聞かれたくないことを話す為、もしくは見られたくないものを見る為・・・。とかでしょうか。」

セイリュウ「客が全員寝ている中で外に出るんじゃから、前者の可能性が高いの。」

トラ「でも、いちいち二人で会話するために外に出るかも?着いてから話せばいいのにも・・・。」

ハナ「・・・ということは、考えられるのは「通信」ですも。誰かと通信して話していたなら向こうの都合に合わせる必要が出てきますも。」

レックス「なるほどな。俺らみたいな一般人にも聞かれちゃまずいことを、通信で話してたわけか・・・。国家機密とか?」

ニア「まあ、アタシたち一般人ってわけじゃないけどね。・・・まぁ、見た目は一般人か。ジークとメレフがいないし。」

トラ「ももーー。とにかくそいつら怪しいも。事件のにおいがプンプンするも!」

ビャッコ「問題は、誰と、どんなことを通信していたかですが…。まあ、今我々が詮索しても仕方のないことでしょう。」

ニア「そうだな。当の二人はとっくにいなくなって調べようがないし、今ここで考えてても意味ないしな。」

ホムラ「ですね。・・・そういえば、真夜中に外で何かしてるのを見た・・・って、二人とも、真夜中に起きてたんですか?」

レックス「っ!あ、い、いやー、それはその、なんやかんやあって起きちゃって・・・。」アセアセ

トラ「なんやかんや、ってなにも?」

レックス「あっ、えと、お、俺とニアの寝相が悪すぎて、蹴りあって二人とも起きちゃったんだよ!」

ニア「そ、そーそー!全然どうでもいいことだから。な、な?」アセアセ

レックス「う、うん!」アセアセ

レックス(もう少し顔が近づいてたらキスしてた、なんて話言えないしな・・・。)

ヒカリ「なんか怪しいわね、その焦りっぷり。」ジトーーー

レックス「いやっ、全然やましいことなんてないかr」

ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

レックス「!?悲鳴だ!行ってみよう!」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/18(木) 00:12:06.66 ID:jRFk9ZDU0
インヴィディア人B「うわああああーー。ご、強盗だあああっ!」

覆面を被った男A「グチグチ騒いでんじゃねえぞ!」グサッ

インヴィディア人B「ぐああああっ!!」


覆面を被った男A「・・・へへ。もうこんなに集められてたとは驚きだぜ。二日前に降ってきたばかりなのによお・・・。」

覆面を被った男B「おいおい、戦利品を眺めるのは後にして、とっととズラかるぞ!お目当てのものは頂いたからな!」

レックス「お前ら!何してるんだよ!」ダッ

 レックスは男達の前に立ちふさがる。

覆面を被った男A「ああ?んだお前らは?」

覆面を被った男B「チンタラしてらんねえぇんだよ!どけガキ共!」

 男達は抜刀した。

ニア「やるつもりってか。容赦しないからねっ!」


 ー【強欲なマスクド・ドライバー】LV.92 【卑劣なマスクド・ドライバー】LV.93 戦闘開始ー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ー戦闘終了ー

覆面を被った男A「強ええっ!なんなんだこいつらはあっ!?」

インヴィディア軍「そこで何をしている貴様らあっ!」

覆面を被った男B「くそっ!逃げるぞっ!!」ダッ

トラ「あっ!待つも――!逃げるなもーーー!!」

覆面を被った男A「くっそお!袋が重くて速く走れねえ・・・。」

覆面を被った男B「馬鹿野郎!それはさっさと手放せ!」

バッ

ハナ「あ、盗んだもの、落としていきましたも。」

インヴィディア軍「待てええええ!!待てえええええ!!」ダダダダダダダッ

レックス「・・・あいつらはインヴィディア軍の兵士に任せて・・・。」

レックス「よいしょ・・っと。ほら、これ。あんたが盗まれたもんだろ?」

インヴィディア人B「あ、ありがとう!助かったよお・・・。新しい商売道具がなくなったら人生が終わるところだった。」

インヴィディア人B「・・・にしても君達何者だ?嬢ちゃんなんて一瞬で姿が変身するし、いつの間にか俺の刺された傷が塞がってるし・・・。」

ニア「ああ、それあたしの能力。もう痛くないだろ?」

ニアはブレイド姿からドライバー姿に戻る。

ニア「・・・最近はこっちの方が落ち着くなあ。」

インヴィディア人B「・・・あ、ああ・・・。随分とどエライ人達なんだな、あんたら。」ビクビク

レックス「はは・・・。皆特殊な能力を持ってるからね・・・。そう怯える必要はないって。」

レックス「・・・あ、ちょっと聞きたいんだけど、その袋の中身、何?」

インヴィディア人B「これか?これはな、天から降ってきた隕石さ。二日前雲海が消えた日、降ってきたの知ってるだろ?」

ヒカリ「ああ。つまり、バラバラになった軌道タワーの残骸ね。」

インヴィディア人B「その軌道なんちゃら、ってのは俺はよく知らないけどな・・・。」

インヴィディア人B「これがサルベージで獲れるオーパーツと材質が類似してるってんで、学者に高く売れるんだ。」

ニア「ふーん。・・・でも、どこもかしこも復興で忙しい時期に商売に必死になっていいのかよ?」

インヴィディア人B「むしろ逆。こういう時に商売がめぐって経済が活発になれば、復興の勢いも増すんだよ。」

レックス「なるほどなあ。経済の巡りって面白いね。」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/18(木) 16:54:29.54 ID:jRFk9ZDU0
トラ「それにしても、さっきの奴らはなんだったも?」

ハナ「袋を狙ってましたも。ってことは、この残骸が欲しかったんですも?」

インヴィディア人B「まあ、今言った通り高く売れるし、新しいビジネスの形でもあるからな。俺以外にも隕石集めをしている商人はいるぜ。」

ホムラ「ええっ、世界樹が倒壊したのは2日前なのに、もうそんな風潮ができあがってるんですか?」

インヴィディア人B「当たりまえさ!ビジネスの世界は1秒単位で変化していくものなんだから。」

ヒカリ「経済って深いわね・・・。」

レックス「・・・でも、さっきの奴ら、結構強かったよな?」

ビャッコ「ええ。凄腕のドライバーであることに間違いはありませんね。」

ニア「今までああいうタイプの奴らとは結構戦ってきてるけど、あんなに強いのはあまり見ないなあ。」

インヴィディア人B「・・・やっぱり噂の連中なのかもな?」

トラ「噂の連中、ってなんだも?」

インヴィディア人B「知らないか?数週間前から、カラムの遺跡辺りで凄腕のドライバーが集結しているって目撃情報があるんだよ。」

インヴィディア人B「多分裏社会で暗躍している連中さ。何を企んでいるんだか。」

レックス「へえ・・・。どこも復興で忙しいような時期だってのに、こういう問題は起きてほしくないよな・・・。」

インヴィディア人B「そうだよなぁ。・・・ま、それじゃ俺はアヴァリティアに向かうよ。・・・達者でな!」

レックス「うん!あんたも気をつけてな!」



トラ「にしても驚いたも。とっくに商売の世界は新しい領域に踏み込んでいるんだも!」

セイリュウ「ある意味平和じゃのう。」

ビャッコ「傭兵稼業も盛り上がっているようですね。」

ホムラ「そうですね。建物の修理のための人員をあちこちで派遣してるみたいです。」

ニア「あ、あそこで働いてるの、フレーズヴェルグ傭兵団の人じゃない?」

レックス「あ、ほんとだな!・・・ってことは、村は無事みたいだな。」ホッ

セイリュウ「そうじゃのう。恐らく、ユウとズオが代わりに運営してくれとるんじゃろう。」

レックス「そうだね。・・・早く村に帰ろうか!皆、俺達の事心配してるだろうしね!」ダッ

ホムラ「ちょ、レックス!走る必要はないんじゃないですか!」


ー フォンス・マイム水域 ー


ハナ「見てくださいも!タイタンの残骸ですも。」

レックス「ほんとだ!町の中で残骸はたくさん見かけたけど、こういうところにもあるんだな。」

ヒカリ「この辺りの土壌、・・・焦げた跡がある。この辺りでも戦いがあったのね。」

ニア「そうだな。・・・?あれ、これよく見てよ!」

ビャッコ「装甲に傷がついていますね。武器によるもの・・・。それもブレイドの武器ではなさそうです。」

セイリュウ「あちこちに同じようなものが付いとる。恐らく集団戦法を仕掛けて戦ったんじゃろうな。」

ホムラ「ってことはこのタイタンって・・・。」

トラ「イグーナが倒したのかも!?」

レックス「多分ね。傷からある程度武器の形は分かるんだ。イグーナたちが持ってるものと同じだと思う。」

ホムラ「まあ、確かにイグーナはターキンのように知能の高い種族ですけど・・・。驚きですね。」

セイリュウ「アルストの危機ともなると、普段我々を襲う原生生物たちも、我々と同じ立場となってデバイスと戦った、ということかのう。」

ビャッコ「ええ。彼らを我々は敵とみなしがちですが、同じアルストに生きる生物であることには変わりないということですね。」

トラ「哲学だも・・・。」シンミリ
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 17:52:06.32 ID:WqYPhlqXo

ただ、地上を襲ってたのはタイタンではなく「ガーゴイル」ってデバイスだったと思う
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/18(木) 21:02:09.97 ID:jRFk9ZDU0
【作者コメント】>>40  了解しました。これから全部「ガーゴイル」に変更します。ムービーを見返しましたが、確かに形状がタイタンと違いますね。
            無知で申し訳ございません。次は気を付けます。
            まあ色んなデバイスがアルストに降っていてもおかしくはないかな?とは思いますがw
           
           >>1に示した通り、私の無知ゆえにこのSSは公式設定とイロイロずれが生じます。多分これからも。
           というわけで皆さんからの情報提供が非常に大切になってきます。提供してくださった情報はすぐに反映します。
           皆さんのご協力お願いします。「できるだけ公式に近いSS」を目指して一緒に頑張っていきましょう。
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/19(金) 22:19:51.14 ID:eRPpK8G80
ーフレーズヴェルグ村ー

ワイワイ・・・・ガヤガヤ・・・


レックス「よおーーし!村に到着だっ!」

ニア「良かった。村は大丈夫そうだな!みんな元気そうだし。」

ホムラ「でも、テントとかはみんなボロボロですね・・・。」

ユウ「あっ!!れ、レックスじゃないっスか!」

ズオ「おおっ!やっと帰ってきやがったか!」

レックス「ユウ!ズオ!無事だったんだな!」

ユウ「それはこっちのセリフっスよ!2日前から音信不通で、本当に心配してたんスから!」

ズオ「でも俺は信じてたぜ?アンタらが生きてるって事。」

レックス「ははっ、ありがとう。俺も村の皆が大丈夫そうで安心したよ!」

ユウ「おおおーーーい!傭兵団のみんな!団長が帰ってきたっスよ―――!!」


村の人々「!?・・・おおおおおおっ!!!」ザワザワッ!!


ビャッコ「すっかりレックス様もこの村の人々の憧れとなりましたね。」

セイリュウ「そりゃあ新団長として成功している証じゃ。ヴァンダムも喜んでおるじゃろう。」

ビャッコ「そうですね・・。」


スザク「クーーーッ!・・・やっと帰ってきたようだな、遅くて待ちくたびれたぜ?」スタッ

レックス「スザク!・・・どう、村の様子は?」

スザク「見ての通り、何の問題もなしだ。賑やかすぎてうるさいくらいに活気にあふれてる。」

ユウ「みんな頑張って、村の・・・いや、アルストの立て直しのために働いているんスよ。」

ニア「だから村の雰囲気が盛り上がってるんだな。」

ズオ「まぁそれもあるけどよ・・・。あんた達が村に預けてくブレイド、超個性的な奴が結構いるだろ?そいつらがこのところハイテンションでよ。」


ヂカラオ「ウオオオオオオオオオオオオアアアアアッ!!!仕事っ!するっ!」ドドドドドドド・・・・

グレン「こういう時こそ、正義の炎が輝かなくてはいけないんだああああっ!!」ダダダダダダダッ


ニア「ああ・・・。なるほどねぇ・・・。」

トラ「レアブレイド達は、個性的ってレベルじゃないも・・・。ちゃんと仕事できてるのかも?」

スザク「そういう面では意外と大丈夫だぜ?なんだかんだいって、皆真面目に任務を遂行してるんだ。」

ホムラ「まぁ、レアブレイドの方々の中には、まともな感性の方もいらっしゃいますからね。」

ヒカリ「でも全員村にいるわけでもなさそうね?」

スザク「レアブレイドのほとんどは既にアルストの各地へ派遣されている。仕事が大量に入ってきてるからな。」

レックス「やっぱりたくさん仕事入ってるよね。」

ユウ「そうっすね。主に食糧生産の手伝いとか、建造物修復の手伝いとか、人手を要求するものばっかりッス。」

ズオ「まぁそういうのは、派遣が楽で助かるけどな。」

レックス「じゃあ、派遣が難しそうな仕事とかも入ってるんだろ?・・・そういうのは俺たちに任せてくれよ!」

ユウ「さっすがリーダーっス!よろしくお願いしたいッス!」

ユウ「・・・と言いたいところッスけど、今日はもう夜ッス。明日からで良いッスよ。」

レックス「ええっ、そんな気にする必要なんてないよ・・・。」

ズオ「何言ってんだ、団長がアルスト救って帰ってきたんだぞ?今日は村の皆で祝杯を挙げようぜ!」

トラ「おお、トラ、賛成だも!イヤサキ村に続いて、またたくさん食べれるもーーー!」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/19(金) 23:06:12.35 ID:eRPpK8G80
ー2日前 インヴィディア フォンス・マイムー

 空から粒子砲が降り注ぎ、ガーゴイルの襲撃により、町は崩壊を辿っていく。

ラゲルト「いいですか?民衆の避難が第一です。私達には構わず、早く避難の援助に向かってください。」

インヴィディア兵「で、ですが・・・。」

ラゲルト「急ぎなさい!これは命令です!」バッ

インヴィディア兵「はっ!!」


ーフレーズヴェルグ村ー

ユウ「このままじゃインヴィディアが持たねえぞ、逃げるしかねえ!急いでフォンスマイムまで向かうんだ!」

ズオ「そうだな!全員、フォンスマイム港に向かって突っ走るぞおっ!」

村の人々「うおおおおおおおおっ!」ドドドドドッ


ノポンA「あ、ちょっと待っても、キノコがまだ・・・。・・あ。」

逃げ遅れた(?)ノポンの前に、ガーゴイル・デバイスが立ちはだかる。

ノポンA「ちょ、ちょっと待つも、キノコあげるから許してもーーー!」

ドオオオオオーーーン!

ノポンA「・・・?」

スザク「おい、逃げ遅れてるんじゃねえぞ!キノコは俺が運んでやるから、お前はさっさと逃げろ!」

ノポンA「・・・あ、ありがともーーー!」


ー数分後 ローネの大木ー

ユウ「くそっ、この辺りもマシンどもでいっぱいかよ!」

ズオ「迷っている暇はねえ!逃げられねえんなら正面突破だ!」ジャキン!

傭兵たち「うおおおっ!!」ドドドドッ

一斉にガーゴイルたちに襲い掛かる。傭兵たちの実力は確かなもので、確実にガーゴイル達デバイスの急所を仕留めていく。

ドオオーーーン!バアアーーン!ドゴオオオオーーン!

ガーゴイルは倒れていく。

ユウ「よし一体!この調子で俺らフレーズヴェルグ傭兵団の実力を見せつけてやるっス!」

ズオ「目指すはフォンス・マイム!一直線で向かうぞ!」


ー数分後 フォンス・マイム  ー

イオン「おじいちゃん!?」

コール「ぐほっ・・・。くっ、発作がまた・・。激しく動き過ぎたか・・・?」

イオン「そんな、せっかくヒカリお姉ちゃんたちに治してもらったばかりなのに・・・。」

コール「年とは辛いな・・・。私の事は良い、お前だけでも逃げろ、イオン・・!。」

イオン「そ、そんなことできないよ!・・・きゃあっ!」

ガーゴイルが襲い掛かる。

ラゲルト「インヴィディアの民に手を出すのはやめなさい!」

ドゴオオーーーン!

イオン「・・・え?女王・・・さま?」

ラゲルト「小型ドーラ砲。兵士が戦闘で使うためにインヴィディアの最新技術で小型化したものですが・・・。こんな形で使うことになるとはね。」

ラゲルト「無論巨神獣兵器としてのドーラ砲は巨神獣からエネルギーを直接抽出していますが、こちらは間接的。」

ラゲルト「放出できるエネルギーに限りはありますが、時間を稼ぐだけならば十分でしょう。・・・早くお逃げなさい!」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/20(土) 00:29:39.94 ID:+0rrzWrV0
イオン「で、でもおじいちゃんが・・!」

コール「ぐ・・ふっ・・・。」

ラゲルト「安心しなさい。私の読みが正しければ、すぐに助けが来る。」

イオン「え・・・?」

ドドドドドドド・・・

沢山の人間が物凄いスピードで走ってくる音が聞こえる。

ユウ「走れええええええっ!」

ズオ「おおっ!」

イオン「あの人たちって・・・。ヴァンダムおじちゃんの部下の・・・。」

ガキイイイイイイン・・・。

小型ドーラ砲でひるんでいたガーゴイルに、ユウとズオの同時攻撃がとどめをさす。

ユウ「よし、このまま港まで・・・って、えっ!?・・・あ、あんたは、ら、ラゲルト女王、ッスか!?」

ラゲルト「やはり・・・。フレーズヴェルグ傭兵団の方々ですね。」

イオン「・・・!」

ラゲルト「突然で申し訳ないですが、あなた方にも民衆の避難の手助けをしてもらいたいのです。特にこの動けないご老人を頼みたい。」

コール「・・・。ぐっ・・・。」

ズオ「・・・。分かった。・・・いいか!、傭兵団に入っていない女性や子供たちは今すぐ港へ向かうんだ!」

ユウ「傭兵団の団員たちはフォンス・マイムに残るッス!この大きなマシンどもを駆除して、民衆の避難の援助に回るっス!」

傭兵団団員達「了解っ!」

まとまっていた傭兵団員たちは、一気に散らばった。残りの一般人や難民はまた港へ走り出す。

団員A「おい、じいさん、大丈夫か?港の脱出船までおぶって運んでやるから、安心しろよ!」

コール「・・・すまない・・・。・・・全く、随分と生き長らえる運命にあるな・・・。」

イオン「ありがとう、おじちゃんたち!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

レックス「へぇ、やっぱり、インヴィディアもすごい激闘だったんだな。」

ニア「グーラでの話もすごかったけど、こっちも大変だったね。」

ユウ「そりゃあそうッス!無数の巨大なマシンと死闘を繰り広げたッスよ。」


ヒカリ「・・・あ、そういえば村のあちこちにある残骸、タイタンじゃなくてガーゴイルね。」

ホムラ「タイタン格納庫の窓から見えた景色から推測するに、地上に襲撃をしたデバイスのほとんどはガーゴイルだったんだと思う。」

ヒカリ「そうね。思えば、フォンス・マイムにあった残骸も全部ガーゴイルだったかしら。」

ハナ「あれ、でもグーラに襲撃したのはタイタンですも?さっきフォンス・マイム水域で見た残骸もタイタンでしたも。」

ヒカリ「さあ、グーラに襲撃したデバイスはもうとんど基地に運ばれていたからわからないわよ。」

ホムラ「そうですね。偶然タイタンを運んでいるのが見えたから、グーラを襲ったデバイス=タイタンだと先入観で考えちゃいましたけど・・・。」

ビャッコ「確か、ゲートが消失したことで、デバイスは動作停止し、宇宙空間にいたデバイスは皆、アルストに落下したはずですよね。」

セイリュウ「それを運んでいたのかもしれんのう。そう考えると、さっき水域で見たタイタンの残骸が怪しく感じてくるがのう・・・。」

ハナ「そもそも、傭兵団の人たちならともかく、あのあたりに住むイグーナたちにデバイスは倒せるとはおもえませんも。」

ヒカリ「確かに・・・。もし、あの残骸につけられた傷が戦闘のものじゃなくて動作停止後につけられたものだとしたら・・・。」

ヒカリ「いや、今ここで考えても仕方ない事かしら。」


ユウ「って、俺達の事より、レックス達はどうだったんスか?一体世界樹で何があったんスか?」

レックス「あぁ、俺達は俺達ですごい体験ばっかりしてきたからなぁ、すごく話長くなりそうだけど、良い?」

ズオ「もちろん!その話を聞くために宴会ひらいてるんだからよ!」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/21(日) 00:21:45.23 ID:eYpwcNrK0
ー 夜 10時 ー

トラ「ふああああーーー。そろそろ寝る時間だも・・・。このところ眠いも・・。」

ハナ「でも、宿屋のテントとかボロボロですも?どこで寝るんですも?」

スザク「そうだな・・・。2日前から、この村にも難民がやってきてな。おかげで小さいテントならたくさん入手できた。」

スザク「まだ空きがたくさん残っているから、それを使え。まぁ、少々寝心地は悪いだろうがな。」

トラ「トラたちは野宿を何度も経験してるから全然大丈夫だも!」

ハナ「じゃあ、ハナとご主人はもうテントの方へ行ってもいいですかも?」

スザク「ああ、構わない。・・・あっちはまだ話に盛り上がってるみたいだがな。」


ユウ「そんなことがあったんスか!?」

レックス「うん。同じ世界のものとは思えなかったよ。」

ズオ「じゃあ、2日前アルストに降ってきた巨大なマシンも・・・。」

レックス「うん。世界樹の上に格納されていたのを、メツが解放させたんだ。」

ユウ「ああ、まさか世界樹の上にそんなものがあるなんて考えもしなかったッス。」

ズオ「現実ってのは、意外と稀有なものなんだなあ。」

ヒカリ「そうね・・・。私ですら、楽園がああなってるとは知らなかったわ。」

ニア「あたしは世界樹のなかがああなってる時点で、悪い予感はしてたかなぁ。」

ビャッコ「ええ。私も、あの機械的な世界から豊饒の大地は想像できませんでした。」

レックス「そうかな?俺はむしろ、あそこまでのテクノロジーがあれば、夢に出てきたあの理想的な世界も作れると思ったんだけどな。」

ニア「あんたって、結構夢ある思考の持ち主だよな・・・。」

レックス「これこそまさに男のロマン!!ってね。」エッヘン!

ホムラ「・・・男のロマン・・・っていうと、トラ君のそっちを連想してしまって嫌ですね・・・。」ハァ・・・

レックス「ハハ・・・。」


ユウ「でも・・・。きっとおやっさんも喜んでるッスよ。レックスがそこまで成長したことに。」

レックス「・・・そうかな?」

 レックスは空の方を見上げる。でも、インヴィディアの体内なので、空は見えない。

レックス「まだ届かないよ。・・・強さとか、できる事だけで、あの人を超えられるわけじゃないと思ってる。」

ズオ「レックス・・・。」

ヒカリ「・・・。あの時、私がもっと早く力を覚醒させてれば・・・。」

ニア「・・・ヒ、ヒカリは気にすることないって。あの時、力を覚醒するべきだったのはアタシであって・・・。」

レックス「!・・・ヒカリもニアも気にしないでって!・・・あの時、一番ダメだったのは俺だったんだから・・・。」

ニア「・・・・。」

ヒカリ「レックス・・・。」

ユウ「レックスこそ、それを気にすることないッス。おやっさんは、そんな事気にしてないっス!」

レックス「・・・そうだろうけどさ。・・・俺もまだまだ未熟だなあ・・・って。」

レックス「楽園から脱出するときだって、一人じゃ何の判断もできなかった。なんだかんだあったけど、いつまでたっても誰かに頼ってて・・・。」

ホムラ「・・・そんな事ないですよ、レックスはちゃんと世界を、・・・私達を救ってくれました!」

レックス「・・・うん。コルレルおばさんにも言われたよ。・・・でも。」

ズオ「・・・おいおい、あんま暗い方に話を持っていくのもなんだろう、話はまだ終わってないだろ?・・・続けてくれよ!」

レックス「・・・そうだね!・・・えーっと、どこまで話したんだっけ?クラウスさんと話したところまでかな?」

ユウ「そうそう、そうッス!その後何があったんスか?」

レックス「うん。その後、俺達は、メツのいるアイオーン格納庫へ向かったんだ。それで・・・・・」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/22(月) 00:15:59.26 ID:t/ujjg3B0
ー 夜 11時 ー

ハナ「・・・・・。」

ニア(ハナは流石人工ブレイドって感じだよな。寝息一つ聞こえないぞ。久しぶりに快適に寝れそうだな!)

ハナ「・・・・。」グルッ

ニア「痛いっ!寝返りはうつのかよ・・・。」


ヒカリ「グーー・・・グーー・・・ギシギシ・・・」

ホムラ「うーーん、ヒカリちゃんったら、もう・・・。うるさいなぁ。」

ヒカリ「ウ・・・」ガッ

ホムラ「痛いっ!もう、蹴らないでって・・・。ホント寝相悪いんだから・・・。」


トラ「・・・ももも・・・。トラのあまあまういんな分けてあげるもぉ・・・。むほほ・・・。」ムニャムニャ

レックス(トラの寝言うるさいっ!・・・しかもなんか表現が意味深というか・・・。どんな夢見てるんだ?)


セイリュウ「ビャッコ・・・。オヌシの体は本当にベッドみたいで気持ちが良いのう。」

ビャッコ「本来この体をベッドとして使っていいのはお嬢様だけなのですが・・・。まぁセイリュウさんなら良いでしょう。」

セイリュウ「ビャッコぉ、・・・オヌシも中々のむっつりスケベじゃのう。」フッ

ビャッコ「いえいえ・・・。セイリュウさんには及びません。」フッ


スザク(全く・・・。どこのテントも平和じゃねえなあ。人間ってのは狭いところで2人以上で寝ようとすると、騒ぎ出す生き物らしいな。)

スザク(いや、実際のところブレイドが半数を占めてるのか・・・?)

スザク(まぁいい、木の上で一人、安眠できる俺には関係のないことだしな。)



           ― 翌日 朝 ー

レックス「ふああーーー。このところ妙にリアルというか・・・。変な夢ばっかり見てたけど、今日はそうでもなかったな。」

レックス「まだトラは寝てるか・・・。他のテントを見ても、起きてる人は少なそうだな。」

レックス「もう一回寝るっていうのもなんだし、起きてちょっと散歩でもしようかな・・・。」

 レックスはテントの外に出る。

レックス「なんていうか・・・。こういう言い方もなんだけど、朝になった気がしないよね、インヴィディアって。」

ニア「あぁ、わかる。・・・まぁ仕方ないよね、体内なんだから、建物の中にいるのと一緒だしな。」

レックス「そうだよね・・・。・・・ってニア!?」

ニア「えあ!?・・・何、気づいてなかったの!?」

レックス「・・・うん。俺まだ寝ぼけてたっぽいな。」

ニア「ほ、ほら、あたし早起きだから。・・・あんたこそ、最近にしては珍しく早起きじゃん?このところいっつも寝坊してたくせに。」

レックス「ああ、そういえばそうだな。もう疲れが取れてきたのかなぁ?」

ニア「疲れが取れたって・・・。大量の木材運ばされたり、ドライバーと戦ったり、あんま休めてないと思うんだけど?」

レックス「そうだよなぁ。未だに筋肉痛なんだ、これが。」イテテ・・・

ニア「ああ、筋肉痛くらいならあたしの細胞操作でどうにかなるよ?」ブレイドニ ヘンシン!

ニア「ええっと・・・。こことここだな。うわぁ、確かに結構傷んでる、これ本来だったら治るのに一週間以上かかるね。」

レックス「えっ!?場所わかるの!?」

ニア「あったりまえでしょ!このニア様は全ての細胞の状態を一瞬で確認できるんだよ!・・・ほら、これでどうだ?」

レックス「えっ・・・。ホントだ!動かしても痛くない!」

ニア「ふふーーん。・・・あとでご飯おごってよ?」ドヤァ

レックス「ええ・・・。それはきついなぁ、魚料理って結構高いのに・・・。」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 22:37:05.15 ID:iB6qBYyRo
全細胞の状態確認でレックスくんの色んな所を把握してそう(意味深)
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/23(火) 17:31:35.49 ID:8ZUKnOY10
レックス「・・・・。」

ニア「なんだよ、急に黙り込んで?」


レックス「・・・あ、あのさ、ニア。・・・・ちょっと聞きたいことがあるんだけど・・・。」

ニア「え!?・・・な、なに!?急に改まって・・・。」

レックス「・・・えと・・・・その・・・・。エルピス霊洞での事なんだけd」

スザク「クーーーーーーーーーーーッ!!!」バサバサッ

レックス「うわああああああああっ!!?スザクっ!?」ビクッ

ニア「にゃああああっ!?お、おどかすなよ!」」ビクッ

スザク「あぁ、悪い悪い。寝起きに一声叫ぶと眠気が吹っ飛ぶんだよ。」

ニア「そ、そうなのか?」

スザク「・・・ついでに、村に朝を知らせる役割も担ってるんだ。・・・ほら見ろ、ユウとズオがテントから出てきたぞ。」

レックス「ええ・・・。それってまるでニワト・・いやっ!なんでもない!」

スザク「俺は鶏じゃねぇ!・・・まぁいい、・・・にしても、若い奴は早起きだな。まだ朝の6時だぜ?」

ニア「・・・まぁ、早起きは三文の徳、って言うじゃん?」

スザク「そうだな、早起きは良いことだ。だがトラとハナと違ってお前らは寝るのが遅かっただろ。眠くねぇのか?」

レックス「ぜーんぜん!眠くなかったら起きないよ!」

スザク「若いってのは良いな。生まれたときからいい歳してる俺には辛い言葉だぜ・・・。」

ニア「生まれたときから・・・。ブレイドの宿命だなぁ・・・。」シミジミ

スザク「・・・ところで、何か話してたのか?」

レックス「えっ」

スザク「いや、俺が朝の一声を叫んだ時、妙なほど驚いてたもんだから、てっきり何かしてたんじゃねぇかと・・・。」

レックス(さ、流石ヴァンダムさんのブレイド・・・。鋭いなぁ・・・。)

レックス「い、いやぁ、別に大したことじゃないからな!き、気にするなって!」アセアセ

スザク「そうか?ならいいが。」

ニア(あたしは気になるんだけどなぁ、さっきの話の続き・・・。)


スザク「あぁ、そうそう。今のうちに手渡しておくか。」パサッ

レックス「これって・・・。依頼表?」

スザク「そうだ。派遣が難しい任務を手伝ってくれるんだよな?その依頼のとこだけ赤い印をつけといた。全部で3つあるんだが・・・。よろしく頼む。」

レックス「えーと・・・。ほんとだ。全部で3つだな。ありがとう、スザク!」

スザク「礼を言うほどの事じゃねえだろう。・・・さあ、朝飯にするか!」

ニア「えっ、もう?まだ朝6時だぞ?」

スザク「言っただろ?この村には難民も大量にやってきてるからな。難民たちの食糧分も賄うとなると大量の料理が必要になってくる。」

スザク「よって作るのにも時間がかかるんだ。早めに準備しねえとな。」

レックス「なるほど。・・・じゃあ俺、ホムラ起こしてくるよ!ホムラが手伝ってくれれば少しは楽になるだろ?」

スザク「おお、それは助かるぜ。」

レックス「じゃ、行ってくる!」


レックス「ホムラ!・・・あれ、起きてる・・・?。」

ホムラ「・・あ、レックス・・・。おはよう・・・ございます・・・。」ウトウト

レックス「だ、大丈夫・・・?すごい顔だけど・・・。」

ホムラ「ヒカリちゃんに蹴られ続けて・・・最終的には私の布団まで奪われてしまって・・・。全然・・・眠れませんでし・・・た。」バタン・・・

レックス「ほ、ホムラ!?だ、大丈夫!?・・・・こりゃ、朝食作る手伝いしてくれー、なんて言えないなぁ・・・。」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/23(火) 23:03:50.11 ID:8ZUKnOY10

ヒカリ「グーーーグルーーースピーーーーイイイ・・・ギシギシギシ・・・」


レックス「うわっ、ホントに酷い寝相なんだな、いびきとか歯ぎしりとか、やっぱりするんだ・・・。」

レックス「ヒカリ?起きてよ、ヒカリ?」

ヒカリ「ウ、・・・ウーーン・・・。」ガッ

レックス「ぐはっ!・・・け、蹴られた・・・。痛いなぁ・・・。そういえば昨日眠そうだったし、こりゃしばらくは起きないかなぁ…。困った。」

レックス(あぁ、でも、よだれ垂らしてる姿とか結構可愛いかも・・・。いやっ!何を考えているんだ、俺はっ!)

ホムラ「ハ・・・ハワエ・・・」

レックス「ホムラは、寝てるというより・・・、気絶状態だよな。とりあえず、ホムラをここに放っておくのもなんだなぁ。どうにかしないと。」

レックス(うーん、でも気絶してるホムラも中々可愛・・・いやっ!さっきから変なことばかり考えているっ!ダメだダメだ!)

レックス「とりあえず助けを・・・。あっ、おーい、ニアーー!ヤバいからちょっと来て!手伝って!」

ニア「何!?何があったの!?」タッタッタ・・・


ニア「・・・うわぁ・・・。これは・・・。」

レックス「酷いだろ・・・?改めて、ヒカリの寝相の悪さを実感したよ。」

ニア「ホムラが気絶してるのは何で・・・?」

レックス「えーと、ヒカリのせいで全く眠れなかったみたい・・・。」

ニア「ええ・・・。と、とにかく、ホムラを何とかしないと・・・!。」

レックス「うん。と、とりあえず、ニアのテントに運び込めないかな?ここに置いとくと、ヒカリにまた蹴られそうだし・・・。」

ニア「お、オッケー。よし、じゃあ持ち上げるよ!・・・いっせーのっ」

レックス「せっ!・・・うおっ!持ち上がらない!・・・そうだった、ホムラの体重ってすごく重かったんだっけ・・・。」

ニア「うーん、どうしたものか・・・。」


トラ「アニキーーー!おっはようもーー!・・・?何してるも、アニキ?」

ハナ「ニアもどうしたんですも?そこはホムラとヒカリのテントですも?」

レックス「あっ!トラ、ハナ、いいところにっ!実は・・・。」



ー 朝 8時 ー

ヒカリ「ふあああーーー、おはよ。・・・あら、皆もう朝ごはん食べてるのね。」

レックス「あ、ああ。おはよう・・・。」

ヒカリ「・・・?あの子はどこ?テントにいなかったから起きてると思うんだけど・・・。」

ニア「は、はは・・・。ホムラなら、アタシとハナのテントで寝かせてるよ。」

ヒカリ「え?何でよ?」

トラ「なんでって・・・。ヒカリのせいじゃないかも!」

ヒカリ「えええええっ!?・・・ど、どういうことよレックス!?」

レックス「いや、そのぉ・・・。ヒカリの寝相が悪すぎて・・・。」

ヒカリ「・・・あ、やっ・・・ぱり・・・?」

スザク「テントは狭いからな、少々仕方のない部分はあるが・・・。」

ニア「いや、でもあのテントの様子は真面目に地獄絵図というか・・・。」

ハナ「布団はすごいことになってるわ、テントの骨組みも折れてるわ、荷物も散乱してるわで大変でしたも。」

ヒカリ「・・・・・・。」ズーン

レックス「ご、ゴメン、ヒカリ。そんなに落ち込まないでって・・・。」

ヒカリ「・・・いや、いいのよ。気にしないで。500年前もこんな感じでアデル達に迷惑かけちゃってたのよね・・・。私ったらホント馬鹿・・・。」ハァ・・・
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/25(木) 13:44:34.50 ID:NcUkx5IW0
いくらなんでもすごく重いはひどいな
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/26(金) 22:58:46.22 ID:1n2Cdb4So
あの作中場面の「重い」が、
少年体型のレックスにとって成人女性が重いという意味なのか
それともブレイド特有の規格外の重さという意味なのか…?
サルベージャーが人の身体の重さの目測を誤るというのは無さそうだし
やっぱり後者ではありそうだが
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/26(金) 23:11:57.75 ID:eLD1YsNX0
レックス「ま、まぁまぁ。夢遊病で男子部屋に入り込むこともあるんだし、それよりはまだマシなんじゃないか?」

トラ「いやそれ全然慰めになってないも・・・。」

ヒカリ「・・・・」ズーン・・・

ニア「そ、そんなに落ち込むなよヒカリ・・・。ほ、ほら、朝ごはん食べて元気出しなよ?」

ヒカリ「そ、そうね・・・。・・・え、朝ごはんからカレーなの?」

スザク「腹が減っては戦は出来ぬ、っていうだろ?腹ごしらえは重要だぜ?」

ビャッコ「スザク様特製のチキンカレー。結構スパイシーな味付けですが、中々に美味ですね。」

セイリュウ「いやぁ、スザクがチキンカレーを作るというのが何とも・・・」

レックス「じっちゃん。それ以上言ってはいけない。」

セイリュウ「す、スマン・・・。」

ヒカリ「ハァ・・・。ホムラには悪いことしちゃったなぁ。今まで二人で一つだったから不思議な感覚なのよね。」

レックス「あぁ、そっか。俺も確かに、ホムラとヒカリが並んでいる姿って違和感だなぁ。」

ヒカリ「まぁ精神世界じゃ二人でいられたけどね。・・・精神世界に隠れることもできなくなって、不便になったわね・・・。」

ハナ「精神世界に隠れてると、便利なんですかも?」

ヒカリ「だってほら、色々まずい状況になったら、ホムラを身代わr・・・あ、いや、今のは何でもないのよ、アハハ・・・。」

レックス(カラムの遺跡でやったやつか・・・。ホムラもずるい、って言ってたなぁ…。)

ニア「とりあえず、ホムラは村に残していくしかなさそうだな・・・。」

レックス「まぁ、依頼は全部フォンス・マイムからで、別の巨神獣に出かけるわけでもないし、問題ないか!」

ヒカリ「・・・あぁ、こういう時に、二人に分かれてると便利なのね。」

トラ「二人に分かれてなかったら、ホムラもあんな風になってないけども・・・。」

ヒカリ「・・・・」ズーン

レックス「トラァ!せっかくヒカリの機嫌が直ってきたのに、また落ち込ませるなって!」

トラ「ご、ごめんもぉ!」


ー 朝 9時 ー

レックス「さーて、朝ごはんも食べ終わったことだし、フォンス・マイムに向かうとするか!」

ニア「そうだね!留守番よろしく、スザク!」

スザク「ふっ、任せておけ、当然のことっ!」クーーーッ!

トラ「・・・スザクって、妙にテンションが高くなる時があるも・・・。」

ハナ「同感ですも。」

ビャッコ「まぁ、それがスザク様の個性ですから・・・。」

ヒカリ「・・・じゃあ、出発するわよ・・・。・・・ハアーーーー。」

レックス(ま、まだ寝相のこと引きずってるのかな・・・。早く元気を取り戻してほしいところだけど。)


ー フォンス・マイム水域 ー

レックス「あれ?昨日ここにあったデバイスの残骸・・・どこいった?」

ヒカリ「あら、本当ね。ガーゴイルの残骸ならところどころに残ってるけど・・・。ここにあったタイタンの残骸がなくなってるわね。」

ハナ「ああ、あの怪しいやつですかも?・・・ほんとですも、あそこに落ちてたのに、見当たらないですも!」

セイリュウ「商人に回収されたか、インヴィディアの軍隊か・・・。タイタンだけ回収する意味がわからんのう。」

トラ「イグーナ達もデバイスと戦ってたんだも!すごいもーー、・・・って昨日は感動してたけど、疑惑が浮上してきたも?」

ヒカリ「まぁ、正直疑惑ね。・・・そもそもあの残骸、宇宙から落ちてきたならインヴィディアに落ちてくるはずないのよ。」

ビャッコ「例えばセイレーンの粒子砲などは、インヴィディアの背にある半透明の膜を通って通過できるわけですが・・・。」

ニア「ええ、じゃああの残骸は運び込まれたもんなの?まさか、だったらなんであんなところに放置すんのさ?・・・そんな事より、正門が見えてきたよ!」
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/27(土) 00:45:01.08 ID:uR+Jz64F0
【作者コメント】インヴィディア編後半に入る前にここでひとつ作者コメントを。
        
        >>40さんに指摘された内容とそれまでのストーリーになるべく違和感がないように若干今後のストーリー構想を変えました。
        
        ホムラとヒカリの体重については・・・。恐らくですが結構重いと考えられます。
        体を構築するエネルギーの密度が半端じゃないと思うんですよ。100Kgくらいあってもいいと思いますね。
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/27(土) 18:11:17.76 ID:cAsLEXOz0
浮翌力ありとはいえ宝箱をドカドカ持ってこれるレックスが持ち上げることもできないってなるとな
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 02:08:39.15 ID:W4b/m3+oo
まあ天の聖杯は何でもありらしいだからな
常識では計り知れない存在ってことなんだろ
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/28(日) 16:17:30.95 ID:HxyNPFi00
ー 首都 フォンス・マイム ー

ノポン「はじめましても。ワタクシ、ナイナイと申しますも。」

レックス「よろしくお願いします!ナイナイさん!」

ナイナイ「皆さんにお願いしたいのは、ナイナイの最愛の息子の捜索なんですも。」

ニア「息子?・・・もしかして、行方不明?」

ナイナイ「そうなんですも・・・。一昨日の夜からいないんですも。」

トラ「一昨日の夜っていうと・・・。トラたちは巨神獣船でインヴィディアに向かっていた頃だも。」

ナイナイ「昨日は一日中フォンス・マイムを捜し歩きましたも。・・・全然だめでしたも・・・。」

ビャッコ「それで昨日、傭兵団に連絡を。」

ナイナイ「そうなんですも。・・・実は、フレーズヴェルグだけじゃなくって、他の傭兵団にも依頼してますも。」

ヒカリ「えっ、そうなの・・・?」

ハナ「どおりで、町がにぎやかですも。」

ナイナイ「あぁ、いや、町が賑やかなのは、別の理由なんですも。」

レックス「別の理由?」

ナイナイ「知ってますかも?昨日の夜、インヴィディアで幽霊が目撃されたらしいんですも!!」

ニア「えええっ!?ゆゆゆ、幽霊!?」

ナイナイ「そうなんですも。おかげで他の傭兵団は幽霊確保に人員を回してしまって・・・。」

レックス「なるほどね。それで俺達しか依頼を受けてくれる傭兵団がいなかったと。」

ナイナイ「そういうことですも。何卒よろしくお願いいたしますも!」

レックス「わかりました!息子さんは絶対に見つけ出します!・・・で、ナイナイさん。ナイナイさんって、難民なんですよね?」

ナイナイ「正確には、難民に扮した商人親子ですも。スペルビアからやってきましたも。」

ヒカリ「やっぱりそうなのね・・・。で、何を使って商売してるの?」

ナイナイ「ナイナイの息子、アルアルはスペルビアじゃ腕の立つエンジニアでしたも。軍から兵器製造のために依頼が来るほどでしたも。」

セイリュウ「なるほど、エンジニアじゃったか。」

ナイナイ「ところが、スペルビアの環境がどんどん悪くなっていって、みんなアルアルの発明品を買ってくれなくなりましたも。」

トラ「それでインヴィディアに移住してきたのかも?」

ナイナイ「そうですも。難民に扮して他国へ移動する同志のノポンはたくさんいましたも!」

ハナ「でも、生物至上主義のインヴィディアで、エンジニアなんてやっていけるんですかも?」

ナイナイ「はじめはそう思って、グーラへの移動を考えてましたも。ところが3日前、とんでもない大仕事がアルアルに回ってきたんですも!」

レックス「大仕事?」

ナイナイ「3日前、アルストにでっかいマシンが大量に襲撃してきましたも。ところが数時間後に動作停止して、今でもあっちこっちに残骸がありますも。」

ナイナイ「あれを分解せよ、という依頼がラゲルト女王から直々に来たんですも!心が躍りましたもぉ。」

ビャッコ「昨日出会った商人様も言っておりましたね、クラウス様の文明の産物は新しい経済の中心・・・だと。」

ヒカリ「そうね。研究すれば技術の発展にも繋がるだろうし、デバイスの残骸をそのままにしておくわけにもいかないでしょうしね。」

ナイナイ「ところが一昨日の夜アルアルは難民キャンプから姿を消し、せっかくの大仕事をこなすチャンスはなくなってしまいましたも・・・。」

ナイナイ「なによりも母親として息子の安否が心配なんですも・・・。」

レックス「うーん・・・。大仕事が翌日に控えてるのに、いなくなるなんておかしいなぁ。」

ニア「・・・もしかして、誘拐・・・とか?」

ビャッコ「可能性はありますね。彼が優秀なエンジニアであったのならば、いくらでも動機は思いつきます。」

ヒカリ「仕事を邪魔するため・・・かしら?」

セイリュウ「一番考えられるのはそれじゃのう。ノポン商人が誰かから私怨を向けられているケースはしょっちゅうじゃ。」

レックス「だとすると事は結構深刻かもね・・・。急いで情報を集めに行こう!」
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/28(日) 18:32:38.24 ID:HxyNPFi00
ー しばらくフォンスマイム内で情報集め その後 −


レックス「・・・町の人は皆幽霊の話で持ちきりか・・・。」ハァ・・・。

ニア「・・・ん?ねえ、見てよ、依頼表。2つ目の依頼って、幽霊目撃者からみたいだけど・・・。」

ビャッコ「本当ですね。フォンス・マイム港で待っているとのことですが・・・。」

ヒカリ「ねぇ、せっかくだしその人の話も聞きに行きましょうよ?」

レックス「そうだね。・・・もしかしたら、幽霊と誘拐事件、関係しているかもしれないし。」

トラ「じゃあ早速港へ向かうも!」



ー フォンス・マイム港 −


ミタミタ「本当なんですも!ミタミタは見たんですも!あれは絶対「グノーシス」でしたも!」

レックス「えっ、グノーシス・・・って、子供用の絵本に出てくるお化けだよな?」

ミタミタ「そうですも。絵本に書いてある姿そのまんまでしたも!ああ、思い出すだけで背筋が震えますも・・・。」

ビャッコ「では、町で噂になっている幽霊とは、グノーシスの事だと?」

ミタミタ「そうですも!なんてったって、噂の元はこのミタミタですからも!」エッヘン!

トラ「・・いや、それいばってどうするも?」

ニア「あ、ああああのさ・・・レックス。ぐ、グノーシスってどんなお化けなんだ・・・?」ガクブル

レックス「えーと。グノーシスは、魂の世界から抜け出てきた化け物なんだ。紫色で気持ち悪い見た目なんだよね。」

ニア「・・・。」サーーーッ

レックス「・・・で、・・・なんとグノーシスに触られた人間は、・・・・・その人もグノーシスになってしまうんだ!」

ニア「にゃあああああああっ!?な、ななななんだよ、それぇ・・・。」ガクブルガクブル

レックス「なんだニア、怖いのかよ?」ニヤニヤ

ニア「えあ、い、こ、怖くて悪いのかよ!あたしマジでそーいうの苦手なんだってば!!」

レックス「へえーー、怖いんだぁーー?」ニヤニヤ

ニア「・・・コ、コノォーーー・・・!」カアーーーッ

トラ「ちなみに、どういう絵本なのかも?」

ビャッコ「夜更かしして街を歩いていた子供がグノーシスに襲われ、逃げ続けるのですが、最後追い詰められてしまうのです。」

ビャッコ「そこでその子供の母親が助けに来るのですよ。子供の母親はグノーシス化しましたが、子供は助かり、その後真っ当な人生を歩んでいく・・と。」

ハナ「なんとも切ない、バッドエンドな絵本ですも。」

セイリュウ「まぁ、あんなもん子供に見せてもトラウマを植え付けるだけじゃろう、という気がしたのう。子供向けの話でもないしのう。」

ビャッコ「挿絵は水彩絵の具で描かれていて柔らかいタッチではありましたが、母親がグノーシスになるシーンなどは中々にグロテスクでしたね。」

セイリュウ「むしろ水彩絵の具のぼかされた感じが逆にホラーじゃったのう。」

ヒカリ「私それ読んだことないわね・・・。その話を聞く限り、作者の感性が疑われる絵本ね。」

セイリュウ「そうじゃのう。・・・レックスの秘密基地に本がまだあると思うから、見てみたらどうじゃろうか?」

ヒカリ「ふーん。リベラリタスにまた戻ったら、見てみようかしら。」

セイリュウ「懐かしいのう。あの本を読んで泣いていたレックスの顔は今でも覚えとるわい。」

レックス「なっ!そ、それは言わないでよー!じっちゃん!」

ニア「なんだぁーー、レックスも怖がってたんじゃん!」ニヤニヤ

レックス「くっ!い、今から7年も前の事だぞ!?い、今は全然怖くなんてないからな!」

ニア「ホントかよー?」ニヤニヤ

ミタミタ(ミタミタ、依頼人のはずなのにすっごく疎外感を感じるも!!)
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/30(火) 23:42:44.11 ID:2UPhnvmz0
ビャッコ「まぁ、所詮フィクションの中のものにすぎませんから、皆さまもそう怯えることはありません。」

ヒカリ「そうね。所詮絵本の中のキャラクター・・・って言いたいところだけども。」

ミタミタ「ミタミタは見たんだも!あの姿は絵本に書いてあった姿そのものだったも!紫色の姿がすごく目立っていたも・・・。」

レックス「まぁ、火のない所に煙は立たぬ、って言うし、本当にいるのかもな、・・・グノーシス。」

ニア「ヒッ・・・。」ガクガク

レックス「・・・やっぱり怖いんだろ?」ニヤニヤ

ニア「−−−っ!!マジで殴り倒すぞぉ!?」

ビャッコ「ま、まぁまぁ、二人とも落ち着いてください。・・・ところでミタミタ様、目撃したのは、ここフォンス・マイム港なのですか?」

ミタミタ「そうだも。ミタミタは普段ここの木箱の上で寝てるんだけども、ふと真夜中に目が覚めると、目の前に巨大な紫色の姿が蠢いていたも。」

ヒカリ「巨大・・?それは一体だったの?」

ミタミタ「一体だけだも。・・・多分。」

トラ「・・・多分だも?」

ヒカリ「ちなみに巨大というけど、どのくらいの大きさだったのかしら?」

ミタミタ「小型の巨神獣船くらいは大きかったと思うも。・・・ああ、数日前に襲ってきたマシンくらいでしたも!・・・恐らく。」

ハナ「・・・恐らくですも?」

ヒカリ「蠢いてた、っていうけど、どこかに向かって動いてる様子はあった?」

ミタミタ「えーと・・・。フォンターナ大聖門の方から降りてきたから、そのまま港からインヴィディアの外に向かったんだと・・・思いますも。」

セイリュウ「思います・・・って、見ておらんのかの?」

ミタミタ「当然ですも!ミタミタはこう見えて怖がりなので、アレを見た一秒後には気絶してましたも!・・・多分。」エッヘン!

ニア「いや、威張ることじゃないし・・・。ってか、一秒しか目撃してないのかよ!?しかもそれすら多分とかいう不確定状態!?」

レックス「・・・さっきから多分とか、恐らくとか・・・。ミタミタさん、そもそも目撃したんですか?」

ミタミタ「いやいやいやいや!確かに見たのは確かなんだも!紫色で動き方が気持ち悪くて・・・。形がなんとなく絵本と似てたしも・・・。」

ヒカリ「つーまーり。それって要は、紫色の、お化けみたいな形をした物が、向こうから降りてくるのを見た。しかも一秒間だけ。・・・って事よね?」

ミタミタ「・・・。・・・まぁ・・・。そういうことになりますかも?」

ヒカリ「いやそれ全然幽霊である確証ないじゃない!?っていうか、むしろ幽霊である可能性の方が低いわよ!」

ミタミタ「・・・・。」

レックス「そんな根も葉もない噂が、町を混乱させてるのか・・・?聞いた話によると、俺たち以外の傭兵団は、既に動き出してるのもいるとか・・・。」

ミタミタ「・・・・・・・・・・。」

ビャッコ「方向的に港の方へ運ばれていたなら、物資の運搬の様子だったというのが自然でしょうか。」

ミタミタ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

トラ「・・・完全に黙りこくっちゃったも。・・・大丈夫かも?」

ミタミタ「・・・で、でもぉ、あの紫色は、普通の物資にかけるカバーじゃないも。カバーの色ってのは中の物が判別しやすいように決まりがあるんだも!」

ミタミタ「つ、ついでに言えば、あの大きさの物資を運ぶ巨神獣船なんて、今アルストにはほとんどないも。数日前に大半が大破したも。」

ミタミタ「し、しかもそれは蠢いていたんだも!・・・仮に物資を運んでいたとしたら、生物みたいに動くものを物資として扱ってたことになるも。」

レックス「まぁ、そりゃあ、確かにそうだろうけど・・・。」

ミタミタ「そうだもそうだも!やっぱりミタミタが見たのはゆうr」

ニア「じゃあなんだ、この人が見たのは違法取引の現場ってこと?」

ミタミタ「いやなんでそっちに話繋げるも?ミタミタがグノーシスを見たことを信じてくれると思ったんだk」

ビャッコ「なるほど、それならば目撃証言とも辻褄があいますね。」

ヒカリ「大きな物資・・・。昨日はあって今日は無くなってた大きなもの・・・。大きさはデバイスぐらい・・・となると。」

レックス「そうだ、タイタンデバイスの残骸だっ!」


ミタミタ(・・・おーい、話聞いてるかも?マジでミタミタ疎外されてるも?グノーシス実在を証明して学者に返り咲くミタミタの夢はどうなるも・・・?)
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/31(水) 05:58:01.94 ID:xGXIt/F20
頑張れよイッチ
楽しく見てるぞ
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/02/01(木) 23:36:26.37 ID:4yjnki0A0
ヒカリ「うーん、でも、この人が見た話が本当なら、中に入ってたものは動くものだったのよね?停止したデバイスの残骸じゃそうはならないわ。」

レックス「うーん・・・。じゃあ、何が入ってたんだろ?」

ミタミタ「いやいや、何か物を運んでた前提で会話するのはやめr」

ビャッコ「動いている大きいもの・・・。小型の巨神獣ならば、可能性は。」

セイリュウ「なんじゃと!?生きてる巨神獣にカバーをかけて運んだというのかの!?」

ニア「エグイな・・・。まぁ、逃げないようにカバーしてた、ってなら辻褄も合うけど。・・・そもそも巨神獣をそんな運び方する必要ないよね?」

ヒカリ「それに、港の方へ巨神獣を運んでたって変よね?そんな事する理由がない・・・、っていうかどこから巨神獣を運んできたのかわからないわ。」

ビャッコ「それもそうですね・・・。ここはやはり、レックス様のデバイス残骸説が濃厚でしょうか。」

ハナ「残骸は水域の方にありましたも。ということは、そこから港に運んできたならば来た方向にも矛盾はないですも。」

トラ「でも動いてたんだも?動き方も生物っぽかったみたいだし、中には生きてるものが入ってたって考えるのが自然だも。」

ミタミタ「あのですね、皆さん。つまりミタミタが見たのはy」

レックス「幽霊ってのはまずあり得なさそうだしなぁ…。」

ミタミタ(・・・!ミタミタのセリフに合わせてきた!?・・・さてはこの人達、分かっててミタミタの事を阻害してるパターンかも?)

レックス「でも大きかったんだし、カバーをかけて台車か何かで運んでたんなら、中に入ってるものが一つとも限らないよね。」

ヒカリ「じゃあ・・・。デバイスと、あともう一つ。生きてるものを運んでいたと仮定しましょう。」

セイリュウ「一緒にカバーをかけていたということは、逃げ出さないようにするためじゃろ。」

ビャッコ「動いていたのは、中に入っている「それ」が、逃げ出さんともがいていたのかもしれません。」

ミタミタ「でも、激しい動きというより、蠢いてると表現した方がいいように見えましたも。」

ハナ「ということは・・・。中に入っていた「それ」は、そんなに大きいものではなく、むしろ小さかったということですも。」

ミタミタ(・・・あれ?・・・はっ!いつの間にかミタミタも話に参加してしまってましたも!?いやいや、幽霊の方に話を持ってかないとも・・・。)

レックス「小さいもの・・・。逃げ出さないように・・・。拘束・・・。カバー・・・。中の物が見えない・・・。違法・・・。」

レックス「流石に飛躍しすぎかもしれないけど、もしかしたら中に入ってたのって、アルアルさんなんじゃ・・・?。」

ニア「なっ!?・・・まぁ、小さい生物・・・、折りたたまれたデバイスと比較すれば想像できるサイズはノポンくらいか。」

ビャッコ「逃げ出さないように拘束して運ぶ・・・。というのも、誘拐というワードにつながりますね。」

ヒカリ「・・・でも待って。アルアルさんが誘拐されたのは一昨日の夜。こっちが目撃されたのは昨日の夜。一日ずれてるのよ。」

トラ「ホントだも!一日ずれてるとなると、これも間違いかも・・・?」

セイリュウ「いや、ワシは今までの中で一番この説が筋が通っとると思う。」

ビャッコ「ですね。連日起きたフォンス・マイムでの奇妙な事件・・・。繋がりがないというのも、よく考えればおかしな話です。」

ニア「問題は、そのアルアルって人が、昨日の一日の間、どこにいたかだよな。誘拐されてから、一日どこかに監禁されてたことになるし。」

レックス「うん。そして、一日監禁しなくちゃならなかった理由も気になるね。」

ミタミタ「それは多分巨神獣船を待っていたんじゃないですかも?港に向かうということは、巨神獣船で運ぼうとしていたに違いありませんも。」

ミタミタ「誘拐事件で、それを別の巨神獣まで運ぶとするならば、当然違法だから、それ専用の船を用意してたことになりますも。」

レックス「なるほど・・・。その巨神獣船の到着が遅れたから一日どこかに監禁せざるを得なかったと。それが一番考えられる説だな。」

ミタミタ(ここまで来たら、いっその事開き直って、違法取引を暴いたノポンとして返り咲くも!・・・もふふふふうううっ!!)

ニア「じゃあどこの巨神獣に運ばれたんだろ・・・?」

ビャッコ「監禁先を特定することができれば、そこに手がかりが眠っているやもしれませんね。」

セイリュウ「さてどう特定するかじゃが…。そもそも今までの推理は全部仮説じゃしの。一体どこに手掛かりが・・・?」

レックス「・・・運ばれてたのはアルアルさんだけじゃない。タイタンデバイスの残骸も運ばれていたはずなんだ。」

ヒカリ「そういえば、あの残骸には、不自然なくらいに、イグーナ達がつけた傷が残ってたわね。」

ニア「イグーナは、ターキンほどじゃないにしろ、知能の高い種族だからな。今回の事件に絡んでいるのかも。」

トラ「ももも・・・。でっかい事件のような予感がしてきたも・・・!」

レックス「じゃあ、まず向かうべき場所は一つだな!イグーナ達のアジトだ!」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/02/01(木) 23:50:48.02 ID:4yjnki0A0
                             【作者コメント】 
         
        「こわいぞグノーシス」は、今から50年前くらいに書かれた絵本で、作者不明で都市伝説も多い、一部のマニアには有名な絵本である。
          
         ちなみに当時の値段は500G。子供向けの絵本という形で出版されたにもかかわらず、そのグロテスクな描写とストーリー故に、

子供の教育には向かないとされ、ほとんどの国で販売が禁止された。ルクスリア図書館に一冊残っていると言われている。。

         何故かレックスの秘密基地にも置いてあり、本人曰くどこで手に入れたか不明らしい。

         今ではとてもレアものな絵本で、一部のマニアには高く売れるそうだ。今では知る人はほとんどいない。


        ( とまあ、独自の設定を書き連ねましたが、このグノーシスは、サーガのグノーシスと全く関連性はありません。

          あくまでフィクションの産物であり、名前や特徴こそ似ていますが、全て偶然一致したものと思って頂いて結構です。

          本来種類豊富なはずのグノーシスが、絵本内では紫色の巨体という、一つの見た目に収束しているのはこの為です。 )
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/02(金) 23:10:03.93 ID:Bpn3gx6e0
ー 罪人の岩窟砦 ー

オレオレ「いいも?これが報酬だも。昨日分解してもらった部品もやるも。有効に使えも。」

イグーナ「エシャーーッ!」

グーラ人D「ノポンってえのはイグーナとも会話できるのか、すげえもんだな。」

オレオレ「イグーナ語は独学で勉強したものだから、全てのノポンができることではないも。オレオレをもっと褒めて良いも。」

グーラ人E「へっ、だれがするかよ、んなこと。・・・まぁイグーナ達が襲ってこないのは助かるがな。」

グーラ人D「あの「ダークネス」から聞いた話によると、別動隊がターキンとも取引を行うことに成功したらしい。」

オレオレ「ふっ、それは良かったも。あの巨大ロボットの残骸と例のエンジニアも昨日あっちに送り届けたし、オレオレ達もそろそろここをズらかるも。」

グーラ人D「にしてえも、あーっちこっちから、エンジニアと、3日前に襲撃してきたロボットの残骸を集めて、「ダークネス」はいってえ何がしたいんだ?」

オレオレ「お前たちには言えないも。ワレワレ「ヤミ組織」の計画はオレオレのような幹部しか知ることのできない機密事項だも。」

オレオレ「数週間前に壊滅した「リントヴルム」から引っこ抜いてきただけのオマエ達に話すことはないも。」

グーラ人E「ちっ、いちいちムカつく野郎だぜ。」

オレオレ「勝手に言ってろも。さぁ、イグーナ達に渡すものも渡したし、とっととここを離れる身支度しろも。」ガサゴソ


レックス達は入口からその様子をこっそり伺う。

レックス「まさかとは思ってたけど・・・。どうやらビンゴだったみたいだな。」コソコソ

ニア「ヤミ組織とかダークネスとか、よくわからない単語も聞こえたな。」コソコソ

ヒカリ「そして、リントヴルムなんて、聞いた事ある組織名も聞こえたわね。構成員のドライバーの大半は壊滅後行方不明になったと聞いてたけど・・・。」

ビャッコ「ヤミ組織とやらに引き抜かれていたというわけですか。納得です。」

トラ「ももも。あのオレオレとか言うやつは幹部らしいも。雰囲気がリントヴルムに似てるけど、もしかしてバーンと関係あるも・・・?」

セイリュウ「さあ、そこまでは分からんが…。リントヴルムから引き抜かれたというあのグーラ人二人・・・。見覚えがあるのう、レックス。」

レックス「うん。一昨日の夜、巨神獣船内にいた、怪しい二人組だ。」

ニア「だよね・・・。あとあそこに落ちてるマスク・・・。昨日強盗が付けてたマスクと同じなんじゃない?」

ハナ「そういえば背丈が似ているなと思ってましたけども、まさか同一人物だったとは驚きですも・・・。」

ニア「・・・で、どうする、レックス?。」

ヒカリ「やっぱり正面突破で行く?イグーナ達もいるし、難しそうだけど・・・。」

レックス「うん。・・・しかもあいつら、フォンス・マイムの時と違ってブレイドが近くにいるから、あの時より強いだろうし…。」

トラ「その分、あのオレオレって幹部は戦えなさそうだも。あいつ一人だけ狙って、締め上げるってのはどうかも?」

レックス「・・・。考えてる暇はないな、直にあいつらは外に出てくるし、・・・イグーナ達もいるけど、正面突破くらいしかなさそうだな・・・!」

セイリュウ「お、おいレックス、いくらなんでも正面突破は・・・。」


オレオレ「そこに隠れてこそこそしてる5人と2匹!流石にばれてないなんて思ってはいないも・・・?」

レックス「!やっぱりばれてた!」

グーラ人D「おれぁ気づかなかったなあ――。流石大組織の幹部、戦えなくても勘はいい、ってか。」

オレオレ「当然だも。」

グーラ人E「誰かと思えば昨日会ったガキ共じゃねえか。いいぜ、今度こそ潰してやろうじゃねえの。」

ニア「やるしかない感じか。油断しないで行くよ!」ジャキン!


ー 【強欲なグーラ・ドライバー】LV.96【卑劣なグーラ・ドライバー】LV.97【クレイヴ・イグーナ】LV.91【デストロイ・イグーナ】LV.93 戦闘開始 −

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ー 戦闘終了 −

グーラ人D「畜生!ま、負けちまった・・!」

グーラ人E「あのノポン野郎は・・!?どさくさに紛れて逃げやがったか・・・!」

レックス「さあ、お前らが知ってること、洗いざらいしゃべってもらうからな!」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/02/04(日) 11:56:49.65 ID:racaaS760
レックス「ええっ!?す、スペルビア!?」

グーラ人D「そうだよ。スペルビア行だと、船の運転手が言ってたからな。多分そうなんだろ。」

ヒカリ「多分・・・って、随分とあいまいな表現じゃない?」

グーラ人D「盗み聞きしてたなら聞いただろうが、雇われただけの下っ端の俺達は計画の事をよく知らねぇんだ。」

グーラ人E「まぁあのエンジニアのノポンを救出したいんならスペルビアに向かうんだな。・・・ちっ、まさか捕まっちまうとは思わなかったぜ。」

ニア「・・・まぁこいつらはインヴィディア軍に引き渡すとして、あたしたちはどうする?」

レックス「決まってるだろ。スペルビアに向かうんだ。受けた任務はしっかり遂行しなきゃ。」

セイリュウ「どうも事はそれだけじゃ済まなそうだしのう。」

レックス「うん。とりあえずフォンス・マイムに戻って、今後の事について考えていく必要性がありそうだね。」

ビャッコ「それにしても、「ヤミ組織」やら「ダークネス」というのは、一体・・・?」

グーラ人D「裏社会での闇取引の中心となっている巨大な企業らしい。ダークネスはそのボスを指すコードネームみてえなもんだ。」

グーラ人E「俺達はそいつの正体も知らねえ。多分ノポンが中心になって作られているんだろうが・・・。」

レックス「・・・。なんとなく、裏社会で暗躍してる商人って、ほぼノポンじゃないか?」

グーラ人D「そりゃあそうだろう。連中はがめつさの象徴だからな。」

グーラ人E「今でこそ、バーン元会長の力量でアヴァリティア一強のノポン商会の世界だが、ドーンが会長だった時代の競争は半端なかったらしい。」

トラ「そうなのかも?」

ビャッコ「ええ。そうらしいですね。その世代のノポン商会は、十一のノポン商会がひたすら競い合い、まさにルール無用だったそうです。」

ハナ「ルール無用ですかも・・・?」

セイリュウ「そうじゃのう。わしも結構痛い目に合ったわい。・・・主に借金じゃな。」

グーラ人E「そのルール無用の世代が、今は裏社会の中心となっているんだろうから、当然だろうよ。」

レックス「・・・。ノポン商会か・・・。とりあえず、フォンス・マイムに戻ろう!」


ー フォンス・マイム −

ニア「困ったなぁ…。スペルビア行の船は今日はもうないみたいだぞ?」

レックス「そうみたいだね。・・・まぁ、ホムラをインヴィディアに置いていくのもなんだし。」

ヒカリ「そうね。・・・起きたら、フォンス・マイムに来るよう伝えて、ってスザクには言っといたけど。」

ビャッコ「では、今日中にはホムラ様と合流することは可能なようですね。」

トラ「とはいえ、まだ夕方前だも。・・・まぁこのところ疲れたし、もう宿で寝ちゃうも?」

レックス「いいや、トラ。まだ三つ目の仕事が残ってるんだ。」

ニア「そういえばそうだな。どこからの依頼?」

レックス「・・・この人達からの依頼は、俺達がやらなくちゃいけない感じがするんだよね・・・。よし!フォンス・マイム劇場区へ急ごう!」


ー フォンス・マイム劇場区 −

レックス「ほ、本当ですか!?コールさん、ヴァンダムさんの劇の脚本が完成したって・・・。」

コール「ああ・・・。イオンが手伝ってくれたこともあって、予想よりも早く完成してな・・・。早速準備に取り掛かっている・・・。」

ヒカリ「早速準備に・・・。って、あの事件からまだ三日よ?そもそもこの辺りの建物、大丈夫なわけ?」

コール「劇場区あたりの被害は、非常に少なかったんだ・・・。まるで誰かに守られていたかのようにな・・・。」

コール「ここで行われる劇は、フォンス・マイムの人々の心の拠り所でもある。・・・こういう時だからこそ、私達の必要性があることを実感したよ。」

レックス「・・・そうだね・・・。それで?コールさん、俺達に頼みたいことって・・・?」

コール「ああ、実はな・・・。」
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/02/08(木) 00:24:43.11 ID:MIexWq300
レックス「ええーーーっ!?俺達が劇に出演するのぉ!?」

コール「・・・イオンがな・・。本物の方が演出的に映えるというんだ・・・。」

レックス「・・・で、でもぉ、俺達演技とか・・・。上手くないし。」

ニア「そ、そーそー。前トラに無理矢理させられたことあったけど、アタシほとんど棒読みしかできなかったし。」

コール「・・・脚本の流れとしては、奴がフリーの傭兵だった時代から、傭兵団を築き上げ、お前たちを守るために名誉の戦死を遂げるまでを描いている。」

コール「だから出演するのは最後の場面だけだ・・・。そう緊張しなくても、お前たちならば大丈夫だろう。」

トラ「ホッ・・。それならまぁできそうだも!」

コール「・・・とは言ったが、クライマックスだからな。重要な役ではあるが・・・。」

トラ「あ、そうなのかも?」

ヒカリ「まぁ当然ね。・・・って、それ提案したのってイオンなの?」

コール「ああ・・・。このところあの子は、一人で結構な仕事をこなすようになってな。」

コール「脚本づくりや演出づくりの手伝いだけでなく、役者のスカウトや指導まで始めて、劇場の収入の精算までも一人で出来るようになってな・・・。」

セイリュウ「おお・・・。も、ものすごい成長っぷりじゃのう・・・。」

コール「どれも責任重大な仕事だが、今まで失敗したことがないのは驚いたよ・・・。役者の指導の仕方も本物だった。」

コール「あの子曰く、わしの姿を見てひとりで覚えたらしい。あそこまでの末恐ろしい才能の持ち主とは正直思っていなかった・・・。」

レックス「は、ははは・・・。まぁ、そういう子たちがいれば、世界の未来も明るいよな!」

ヒカリ「・・・でも、ほとんど仕事とられてるけど、大丈夫なの?ミノチ。」

コール「大丈夫だ・・・。お前たちのおかげでずいぶん楽にはなったが、やはり病の力には勝てなくてな…。あの子のおかげでずいぶん負担が減った。」

ヒカリ「そう・・・。病気に関しては、また調子が悪くなれば、いつでも治してあげるから。」

コール「助かるな。・・・さて、そろそろ劇場の中に向かおうか。公演までまだ時間がある。それまでに練習しておかなくてはな・・・。」

トラ「あー、練習は辛いも・・・。そういうのトラ苦手なんだもー。」

ハナ「ご主人、頑張るですも!」

レックス「はは・・・。・・・あ、でも、劇に出るならホムラも必要・・・。いや、ホムラは演技上手そうだし、ぶっつけ本番でも大丈夫かな?」


ー フレーズヴェルグ村 −

ホムラ「ん・・・。・・・!!」ガバッ!!

ホムラ「あれ!?・・・私・・・。どうしたんでしたっけ?」

ホムラ「ああ・・・。確かヒカリちゃんのせいですっかり寝れなくて・・・。・・・それでどうなったんだったかな・・?」

ホムラ「・・・あ。そうだ、すっかり気絶しちゃって、それで・・・。あれ?ここってニアとハナちゃんのテント・・・。」

ホムラ「あれ?・・・外はもうお昼過ぎ?」スタスタ

ワイワイ・・・・・     ワイワイ・・・・

ホムラ「村はにぎやかですけど・・・。レックス達は?・・・あのーー、レックス――?みなさーーーん?」

ホムラ「いない・・・?確か今日は傭兵団のお仕事のお手伝い・・・。もしかして置いてかれちゃった?」

スザク「クウウウウウウウウウウウッーーーー!!!」バサバサッ

ホムラ「ひゃああああっ!?・・・スザクさん?」

スザク「おい、やっと起きたのか?レックス達なら数時間前にとっくにフォンス・マイムに向かったぞ?」

ホムラ「えええっ!?そんな、私皆さんに迷惑を・・・。急いでフォンス・マイムまで行かなきゃ!」タッタッタッ・・・

スザク「・・・これで大丈夫そうだ。・・・にしても、人一人倒れさせる寝相の悪さってのはすげぇな。そういうところも含めて天の聖杯か・・・。」


ー フォンス・マイム劇場内 −

ヒカリ「私が天のせいh・・・へっ、ヘーーーックション!!」

レックス「だ、大丈夫?ヒカリ。・・・風邪じゃないよね?」

ヒカリ「ブレイドは風邪ひかないわよ。・・・きっと誰かが噂してるんだわ。・・・ホムラかしら・・・?」

レックス(まだ寝相の事引きずってるのかな・・・?)
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/02/09(金) 00:37:55.52 ID:FUGdeD8P0
トラ「わー、ぜんぜんかてないもーー。ぐはーーー。」

コール「ダメだ。それではまだ棒読み感が拭えておらん。」

トラ「もぉ・・・。」ショボン

ハナ「ご主人、いくらなんでも下手過ぎですも。ハナの方が上手ですも。」

トラ「こらっ、ハナ!ご主人様ディスリはやめろも!・・・もうお約束と化してる気もするけども・・・。」

ハナ「ご主人はほぼ無能なので、仕方ないですも。」

トラ「トラは無能じゃないも!」

ニア「でもさ・・。いったいハナのその性格のきつさはどこからやってきたんだろうな?」

ビャッコ「そうですね。トラ様もタテゾー様も、そういう趣味ではなかったように感じますが。」

トラ「これは全部センゾ―じいちゃんの趣味も。ハナとかキクの人格形成とか基本部分は全部センゾ―じいちゃんが作ったものだから、そういうことだも。」

トラ「センゾ―じいちゃんは年代的な問題もあって「M」だったんだも。自爆とかの趣味も完全に昭和の80年代のアニメ感半端ないも。世代の違いだも!」

ニア「・・・えーと、えむとか、しょうわとか、はちじゅうねんだいとか、あにめとか、よく分からない単語があって理解できないんだけど・・・?」

ビャッコ「・・・恐らく、我々には理解できない領域にトラ様たちは達しているのでしょうね。」

イオン「こらーっ!そこ、おしゃべりしない!シーンBの最初からもう一回やり直すよーー!!」

トラ「はっ、はいですもーー!」キリッ!!

ニア「はは、イオン、すっかり監督気分だな。」


ヒカリ「・・・。」ペラペラ

レックス「どうしたの?台本の紙なんかじーっと見て。」

ヒカリ「こう台本を見ていると、なんだか懐かしいわね。」

レックス「懐かしい、って言っても、カラムの遺跡でのあの出来事からまだ半年も経ってないんじゃないか?」

ヒカリ「そうね・・・。でも私としては、500年ぶりの目覚めだったから。あそこは私が目覚めた場所でもあるし。」

レックス「・・・。」

セイリュウ「だが今思うと、あの姿でさえ天の聖杯の本当の力ではなかったと思うと驚きじゃのう。モルスの断崖では驚いたわい。」

ヒカリ「トリニティプロセッサーのシステムで、ゲートの力を行使していただけだから、あれが天の聖杯の力というと、誤解を生みそうだけど。」

レックス「でも、ゲートが消えたから、今はもうなれないんだよね・・・?」

ヒカリ「ええ。事象変移はもちろん、それどころかデバイスの操作も、因果律予測も、全く不可能よ。他のコアから情報集積することも今はできないし。」

セイリュウ「?・・・じゃが今でも他のコアクリスタルにさわってその情報の修復などをしておるではないか?」

ヒカリ「理由は知らないけど、ゲート消失までに集積されてきた情報に関しては、バックアップが残ってたのよ。そんなのあった気がしないんだけど。」

レックス「・・・言ってることがよく分からないけど・・・。まぁ、クラウスさんがいろいろとやってくれたんじゃないか?」

ヒカリ「父様が・・・。そうね、私達が復活できたのも、それが理由かもね。」


ワーワーワーワー  ワーワーワーワー

コール「・・・?なんだ、外の方が騒がしいな。」

スタッフA「大変だーーー!フォンターナ大聖門の辺りで、ディブロが暴れてるらしいぞーー!」

レックス「なんだって!?」

ニア「なんでディブロ!?よりによってフォンターナ大聖門で暴れてるとかわけわからないんだけど!?」

レックス「とにかくここで劇の練習なんかしてる場合じゃない!なんとかしにいこう!」ダッ

ヒカリ「わ、わかったわ!」


ー フォンターナ大聖門 −

レックス「本当にディブロがいる・・・!。カラムの遺跡の方から降りてきたみたいだけど・・・。一体どうやって?」

ニア「理由をここで考えてても仕方がないよ!とりあえず町に入るのだけは食い止めなきゃ!」

 ー 【バイオレンス・ディブロ】LV.98 【バイオレンス・ディブロ】LV.99 【バイオレンス・ディブロ】LV.100 戦闘開始  −
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/02/09(金) 22:33:19.27 ID:FUGdeD8P0
ー 戦闘終了 −

レックス「ふうーー。・・・・・にしても一体なんなんだ?妙に凶暴だったよな。」

ニア「うん。なんというか気が立ってたよな。・・・・。」ジーーー・・・・

ハナ「ニア、なにしてるんですかも?」

ニア「えーとね、こいつらの細胞の状態を観察してるんだ。・・・うーん、ちょっと正常とは言えないな、この反応は塩分の影響に近いかな?」

レックス「へーー、ニア、お前まるで医者みたいだな。」

ニア「そりゃどうも。・・・・そうだ、これからはニア先生、って呼んでくれて構わないよ?。」ドヤァ

レックス「・・・なんか悔しいから呼ばない。」

ヒカリ「塩分・・・。・・・うーん、なるほどね。・・・なんで大階段の方からディブロが来たかがわかったわ。」

トラ「本当かも!?一体何が理由なのかも?」

ヒカリ「塩分・・・。雲海がなくなって、今の世界は海の上にあるの。海は塩分を含んでいるわ。なめるとしょっぱいのよ。」

ヒカリ「3日前雲海が消失したことで、雲海内に生息していた生物のほとんどは海の中に落下したはず。多分このディブロ達もそう。」

ヒカリ「ディブロの遺伝子には相転移実験前の生物、いわゆる魚類の情報が入ってるから、塩分濃度の高い海水内でも活動は出来ただろうけど…。」

ヒカリ「ナノマシンで構築された雲海から急に環境が変化したことで混乱したのね。海水への耐性も、本物の魚より低いだろうし。」

ヒカリ「それでとにかく、陸上に移動しようと試みて、インヴィディアの尻尾から背中を伝ってカラムの遺跡まで登ってきたのよ。」

ビャッコ「尻尾から・・・。なるほど、今のインヴィディアは海水に半分浸かるような形で、動いていませんから・・・。」

セイリュウ「そこから登ってきたのか。よっぽど海水が嫌じゃったんじゃのう。」

トラ「すごいも!名推理だも!」

ヒカリ「ふふ、名探偵ヒカリちゃん、って呼んでくれて構わないのよ?」ドヤァ

ニア「・・・なんか悔しいから呼ばない。」

レックス「・・・でも、ヒカリの言ってることが正しいとなると・・・。まずいな、来たのはこいつらだけじゃなさそうだ。」

ヒカリ「・・。そうね。大階段の方、数匹のディブロがたむろしてるのが見える。・・・こっちに向かって来てるわ。」

ニア「急ごう!なんとかして侵攻を止めないと!」

レックス「うん。・・・ちょっと可哀想だけど、こんな時期に、町を襲撃させるわけにはいかない・・・!」

セイリュウ「だが奴らは意外に強かったぞ。・・・用心せずに行くんじゃ!」

レックス「分かってる!・・・とりあえず、大階段の辺りでたむろしてるディブロ達を全員倒していこう!」

全員「おお!!」


ー フォンス・マイム正門前 −

ホムラ「フォンス・マイムまでもう少し・・・!」タッタッタッタ・・・

ホムラ「・・・?なんか町の方が騒がしい気が・・・。何かあったのかな・・・?」


ー カラムの遺跡 −

レックス「大階段あたりのディブロ達は全員倒す事ができたっぽいな・・・。」

ヒカリ「・・・そうね。・・・けど、この先にもう一体いるようね。とびきりでかいのが。」

トラ「ほんとだも!・・・いるも、でかいのが一匹!」

ハナ「相当大きい種類ですも。」

ディブロ「シャアアアアアアアアアアッッッックッ!!」

レックス「ディブロ、っていうと懐かしいね。古代船でホムラと出会う前に戦ったんだっけ。」

ニア「そうだね。あん時の奴もけっこうでかかったけど、こいつはもう二回りくらいでかいんじゃない・・・?」

ヒカリ「やるしかなさそうだけど・・・。本気で行きましょ!」

レックス「最初からそのつもりだって!!」ジャキン!


ー 【暴走巨鮫メギガローサ】LV.112  戦闘開始 −
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 01:12:10.54 ID:RnGKaEyx0
確かに淡水?で生きてた生き物たちじゃあ海水では生活が難しいよな
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/02/13(火) 00:10:36.91 ID:H9Nvah2H0
ー HP半分削って戦闘中断 ー

レックス「つ、強い・・・。」

ディブロ「シャアアアアアアアアアアッッッックッ」ズザザザザァ!!

ドゴオオオオーーン!!

ニア「うわああああああっ!!」フットビ

トラ「もももももお!?」フットビ

レックス「ニア!!トラ!!・・・くそっ、ブロー効果のある技はきついな・・・。」

ニア「くそぉ・・・。こいつでかいくせに速い・・・!威力も桁違いだよ…。」

ビャッコ「お嬢様!急いで回復を・・・!」

ニア「分かってる!行くよっ、ヒーリングハi・・・」

ディブロ「シャアアアアアアアアアアッッッックッ!!!」

ニア「!」

レックス「まずい、ヘイトがニアに・・!くそっ、ダブルスピンエーーーッジッ!!」

ディブロ「ギシャアアアアアアアッ」

レックス「側面を狙ったから効いたはず・・・!とにかく今はこっちにヘイトを・・・。」

ディブロ「シャアアアアア・・・」ギロッ

レックス「よし・・・!ヒカリ、因果律予測最速で!しばらく持ちこたえるよ!」

ヒカリ「えっ・・・・・。」

レックス「?・・・ヒカリ?」

ヒカリ「・・・・。」

レックス「あっ、・・・そうか、まずい、すっかり忘れてた、今のヒカリは・・・!」

ディブロ「シャアアアアアアアアアアッッッックッ」ズザザザザァ!!

レックス「!!うわあああああああああっっ!!」フットビ

ヒカリ「レックス!」

レックス「く・・・まだ大丈夫・・・!・・・ごめん、俺がすっかり忘れてて・・・。それより、ヒカリ。体は大丈夫・・・?」

ヒカリ「大丈夫・・・。もう情報共有してないから、安心して。」

レックス「そっか・・・。!・・・くそっ、次が来る!」

トラ「ハナ、チェーンジJKモード!水の反属性の火の攻撃で、あいつのヘイトをこっちに向けるも!」

ハナ「了解しましたも!」カチャッ!

ドゴオオオオオオーーーーン

ディブロ「ギシャアアアアアアアーーースッ!!」

トラ「よし、カムカム命中も!!」

ハナ「何とか敵の気を引き付けて、できるだけ耐久しますも!」

ニア「とはいえ・・・。こんなんじゃ負けちゃうんじゃないか・・・?レックス、やっぱりアタシ・・・」

レックス「戦いが長引くとマズイ。どちらかというと一気に片を付けたいから、ニアはドライバーのままで攻撃に集中してほしい。」

ニア「だけど・・・、それでも火力が足りないよ。どうにかできないか・・・?・・・ん?」

ボオオオオオオオオーーーーン!!

ディブロ「ギヤアアアアアアアアアーーーーーッスッ!!!」

レックス「この炎の攻撃は・・・、もしかして!」

ホムラ「皆さん、ごめんなさい!!・・・遅れました!」

ヒカリ「ホムラ!!」

ホムラ「・・・ヒカリちゃん、もう大丈夫です。水の反属性は火。ここは私に任せてください・・・!」ボオオ・・・

レックス「・・・よし!ここから一気に形勢を立て直そう!」ジャキン!
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/02/17(土) 01:15:14.03 ID:wUsx4SDw0
ー 戦闘終了 ー

レックス「な、なんとか勝った・・・。雲海の中にはこんなに強いのがいたんだな・・・。」

ニア「そ、そうだな・・・。サルベージで出くわしたりしないの?」

レックス「ここまでのは全然。きっと限界深度辺りに生息してたんだろうな。」

トラ「とりあえず、町に戻るも!ディブロ達がなんとかなったことも伝えないとだも!」

ヒカリ「そういや、劇の練習も途中だったわね。」

ホムラ「・・・?劇って一体・・・?」

レックス「ああ、実はね・・・。」


ー 数時間後 宿屋 −

レックス「はあーーー。今日はすっごく疲れたなぁ。」

ヒカリ「仕方ないわね。朝から夜まで休む暇なく仕事してたものね。」

トラ「まぁ、なんだかんだ言って劇は大成功だったから結果オーライだも!」

ハナ「ちゃんと盛り上がってましたも!」

ビャッコ「どうでしょう・・・。あの棒読み演技を大成功というのは流石に・・・。」

レックス「いやでも、ホムラの演技はうまかったぞ?・・・ホムラだけか。」

ヒカリ「一番練習してないホムラが一番上手って・・・。・・まぁ、もともと演技上手だしね。」

セイリュウ「じゃが、盛り上がってたのは、ほとんど本物が登場したのが理由じゃろうな。」

レックス「だろうね。」

ニア「・・・そう考えると、アタシ達って割と有名人なんだな。」

ホムラ「まぁそりゃ、アデルと同じくらい・・・いやそれ以上の功績を成し遂げた英雄たちですから。」

トラ「も?じゃあトラたちの名前は、これからも永久に語り継がれていくのかも?」

ヒカリ「充分そのレベルに達してるわね。・・・そう考えると、ここのところ忙しいのも仕方ないかもね。」

レックス「?・・・どういうこと?」

ヒカリ「アデルは聖杯大戦でメツに勝つ前から、英雄として有名だったから・・・。慈善活動とか割と忙しかったのよ?」

ホムラ「そうですね。メツに勝利した後も、戦争で負傷した人々への支援とか…。」

レックス「アデルさんも忙しかったんだなぁ。」

ホムラ「まあ、アデルはレックスと違って、「疲れた」なんて弱音吐きませんでしたけどね。」フフッ

レックス「・・・ム。」

ヒカリ「でもなんだかんだ言ってそんな500年前の毎日も楽しかったわ。今みたいに皆で宿屋の部屋でお喋りしてね・・・。」

ニア「・・・それが今じゃああなったんだもんなぁ・・・。・・・そういや、500年前もカグツチと旅してたんだよね?」

ヒカリ「ええ。500年前のスペルビア皇帝陛下のブレイドとしてね。・・・今思うと、全然性格変わってないわよね。彼女。」

セイリュウ「まぁ、ブレイドは初めての同調時の影響が最も色濃く出るからのう。それ以外で何度も同調し直してもそれほど変化はないんじゃろう。」

レックス「カグツチかぁ・・・。そういや、明日はスペルビアに向かうことになるんだよな。」

ニア「あー、そっか!ごたごたですっかり忘れてたな。」

トラ「割と早くメレフたちと再会できそうだも!」

レックス「そうだな!スペルビアがどうなってるのかはちょっと心配だけど・・・。すぐメレフとカグツチにまた会えそうなのはうれしいな。」

ニア「そーだな。まぁ、明日からはスペルビアで忙しい毎日を送ることになりそうだし、今日はもう早く寝るか。」

ビャッコ「そうですね。では、我々男性は隣の部屋で寝ますので。」

ホムラ「はい。じゃあ明日の朝ロビーで集合ですよ。」

レックス「了解!」


ー インヴィディア編 終わり −
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/02/17(土) 01:23:43.48 ID:wUsx4SDw0
【作者コメント】

唐突ですが、作者が諸事情で忙しくなったので、インヴィディア編が終了したここで一回区切りをつけて、この話を中断させていただきたいと思います。

100%の保証は出来ませんが、しばらくして時間が空いたらスペルビア編から再開しようと考えています。

ただ一か月以上の放置が行われる可能性が高いので、一度ここで、このお話を終了するという形をとります。

楽しみに読んでくださっていた方がいたら誠に申し訳ないのですが、ご理解よろしくお願いします。
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/19(月) 02:51:08.44 ID:TAtq1Zrx0
あらま
帰ってくるのを勝手に期待して待ってるよ
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/19(月) 08:35:11.92 ID:/jl0hC5po
残念だか仕方なし
保守ったほうがいいのか…?
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 03:14:11.84 ID:/OjCDCpNo
乙も 過去話あたりはイーラ組アプデで本編でも触れられそうな予感
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/03/21(水) 11:17:25.38 ID:L7fTxIRHO
待っとります
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