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【艦これ】提督「鎮守府が罠だらけ?」ニコ「その2だよ」【×影牢】

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1 : ◆EyREdFoqVQ [saga]:2018/01/04(木) 17:54:29.17 ID:rW2Sb/7eo

前スレ

【艦これ】提督「鎮守府が罠だらけ?」【×影牢】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467129172/


・DMM【艦隊これくしょん】と
 同じくDMM【影牢トラップガールズ】(2016/07/29サービス終了)のクロスオーバーです

・キャラ崩壊注意

・提督も艦娘も殆どが不幸属性持ちです

・前スレを読まないと話がわからないと思います



前スレのあらすじ

太平洋上の孤島に建てられたとある鎮守府に、島流し同然の扱いで着任した提督。
彼が助けた艦娘と暮らしていたある日、突如として罠の化身「メディウム」たちが現れ、鎮守府を乗っ取ってしまう。

やがて和解したメディウムたちは提督を魔神様と呼び、
彼に付き従い深海棲艦や、提督を消そうとする海軍を撃退していく。
しかし、海軍の策略にかかり、提督は部下の駆逐艦を失い、魔神として覚醒。
自分もろとも島を火の海に沈めてしまう。

提督をなんとか保護したメディウムたちは、深海棲艦の力を借りて
海軍の研究施設を乗っ取り、提督の復活を目論んでいた……。




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515056068
2 : ◆EyREdFoqVQ [sage saga]:2018/01/04(木) 17:56:53.04 ID:rW2Sb/7eo

 * 太平洋上 研究施設の沿岸 戦闘海域 *

古鷹「……深海棲艦が、一斉に退き始めましたね……」

朝雲「何かの罠かしら」

筑摩「まさか利根姉さんの身に何か……!?」

山雲「……ねえ、あれ、なぁに〜?」

 ザザザァァ

アーニャ(ロ級騎乗)「久々の海だぁ〜!」

シルヴィア(ハ級騎乗)「こら、遊びじゃないんだから。ちゃんと釣竿掲げて!」

ミーシャ(ロ級騎乗)「これが降参って意味でいいんですか……?」

(W大佐部下:以下「W」)熊野「あれは……白旗ですの?」

W多摩「姉ちゃん、あの人、見覚えあるにゃあ」

W球磨「あー、確かにどこかで釣り上げた覚えのあるヒレクマ」

W鈴谷「ヒレで見分けてんの!?」
3 : ◆EyREdFoqVQ [sage saga]:2018/01/04(木) 17:58:05.96 ID:rW2Sb/7eo

最上「あ、あの人……シルヴィアだね。シャークブレードの」

三隈「旗を持っているのはアーニャさんとミーシャさんではありませんか?」

初雪「……釣竿に白旗をひっかけてきてるみたい」

黒潮「やっぱりメディウムが絡んでたんでたんやなあ」

W伊勢「めでぃうむ……って、あの島で会った罠娘たちのこと?」

W日向「まさか、白旗も罠じゃないだろうな」

伊勢「いや、彼女たちは信用できると思うよ」

日向「ああ。摩耶たちと一緒に投降してきたのがあの3人だ。信じていいだろう」

青葉「そもそも、罠にかける気なら最初から姿を現さずに来るでしょうからねえ」

五十鈴「でも、白旗だなんて、本当に何があったのかしら」
4 : ◆EyREdFoqVQ [sage saga]:2018/01/04(木) 17:59:09.00 ID:rW2Sb/7eo

 * 戦闘海域の後方 中佐の巡視船内 *

通信(那智)『メディウムが白旗を掲げてきたか……』

中佐「罠かどうかは正直わからない。だが、墓場島の艦娘たちは来てほしいというのが、あちらからの伝言だ」

通信(那智)『……では、私たちも研究施設に向かっていいんだな?』

中佐「ああ。速やかに突入済みの艦隊と合流して、提督少尉の確保に向かってくれ」

通信(足柄)『ええっ!? 提督、生きてるの!?』

中佐「信じられないが、蘇生すると聞いている。でも、あまり良い知らせには思えない。くれぐれも用心して突入してほしい」

通信(千歳)『わかりました……って、白露! 島風! 競争じゃないのよ!!』

通信(足柄)『ね、ねえあれ、由良とはっちゃんじゃない!?』

通信(那智)『中佐、我々にも迎えが来たようだ。これから上陸に向かう』

中佐「うん、よろしく頼むよ」

中佐「……」

H中将「……大丈夫なのか」

中佐「……」

H中将「……中佐?」

中佐「……はい……?」

H中将「……目が半分死にかけてるぞ……しっかりしないか」タラリ

中佐「ははは……何と言いますか、僕がやっていることが本当に正しいのか、少々自信を失いつつありまして」

中佐「人間は無力ですね……こんなときですら、ただ彼女たちを当てにするだけで、何もできないなんて」ウツムキ

H中将「そんなことはない。中佐はよくやっている」

中佐「……ありがとう、ございます」
5 : ◆EyREdFoqVQ [sage saga]:2018/01/04(木) 18:00:50.33 ID:rW2Sb/7eo

 * 研究施設内 会議室 *

初春「」グッタリ

キャロライン「」ウットリ

利根「のう若葉よ。そろそろ縄を解いてやっても良いのではないか?」

若葉「そうか?」

利根「うむ、本人の望まぬ苦行は苦痛でしかないからな」

若葉「むう……利根さんがそう言うなら」

オリヴィア「やれやれ、また派手にやってくれたねえ」ノッシノッシ

武蔵「お前はオリヴィア!」

霞「最初から姿を見せてくるなんて、どういうつもりよ!」

オリヴィア「そうつんけんするんじゃないよ。不本意だけどね、アタイたちはギブアップしに来たんだよ」

武蔵「ギブアップだと?」

川内「うん、もう戦う必要ないんだって」

神通「私たちも怪我した人たちを連れて行くのを手伝ってほしいとお願いされたんです……」

若葉「川内さんと神通さんも無事だったのか」

霞「ふたりとも人質って感じじゃないし、信用していいのかしら?」

オリヴィア「そのために連れてきたんだ。アタイたちだけじゃ信用できないかもしれないからね」

カサンドラ「そ、そういうわけで、私たちも最初から姿を見せて……見せ……恥ずかしいぃぃ!!」ピャッ

利根「そこでオリヴィアの陰に隠れたら説得力がないぞ……」

オリヴィア「カサンドラ……あんた何しに出てきたんだい」
6 : ◆EyREdFoqVQ [sage saga]:2018/01/04(木) 18:02:16.14 ID:rW2Sb/7eo

利根「まあ良い、してギブアップというのはどういうことじゃ?」

メリンダ「これ以上抵抗は致しません。皆様をご主人様のところへ案内してくださいと、ルミナからの言伝がありました」

武蔵「この状況では分が悪いと判断したわけか」

初春「す、すまぬ、わらわがいてこの体たらく、痛恨の極みじゃ……」

オリヴィア「仕方ないよ初春、ほかのメディウムたちも散々な目に遭ってる。ここは負けを認めようじゃないのさ」

メリンダ「そういうことですので、まずはロープを解いていただけないでしょうか」

霞「じゃあ、朝潮に、これ以上私たちを襲わないように説得してくれる?」

朝潮「むぐう……」グッタリ

ハナコ「ふええ……」グッタリ

カサンドラ「も、もう抵抗のしようがないと思うんですけど……」

オリヴィア「ちょっと我を失ってるねえ。アタイが担いで連れて行くよ、道すがら宥めながら行こうじゃないか」ヒョイッ

若葉「そういうことなら仕方ない。解くとしようか」

カサンドラ「は、はい、お願いします……!」

メリンダ「あの……もし若葉様がご不満でしたら、私を縛っていただいても……」ポ

カサンドラ(へ、変態だー!?)ハナヂ

若葉「申し出は嬉しいが、それはまた今度にしよう」キリッ

武蔵(若葉は手遅れか……)

ジェニー「どうでもいいから早く解いてくれないかしら」グッタリ

ツバキ「うちら完全に忘れられとるわけじゃありゃあせんか?」グッタリ

霞「忘れてないから待ってなさい、今ロープを解くわ」シュルシュル
7 : ◆EyREdFoqVQ [sage saga]:2018/01/04(木) 18:03:27.62 ID:rW2Sb/7eo

オリヴィア「ところでル級。アンタ、どうして武蔵たちにフォージド兵の素材を渡したんだい?」

ル級「……」

霞「それは私も聞きたいわね。なんか考えがあったんでしょ?」

ル級「提督ガ、変ワッテシマウノガ嫌ダッタカラヨ」

オリヴィア「変わる?」

ル級「モトモトノ素養ガアッテニセヨ、彼ガ人間デナクナッテシマウコトガ嫌ダッタノ」

ル級「私ニハドウシテモ、アノ容レ物ノ中ニ入レラレタ彼ガ、別ノモノニ作リ替エラレテイル気ガシテ……ネ」

ル級「蘇ルコト自体ハ良イコトダロウシ、私モ良イトハ思ッタ……ケレド、彼ガ彼デナケレバ、何ノ意味モナイワ」

ル級「メディウム生成ノ素材ヲ集メテ長門ニ渡シタノハ、オ前タチノ都合ノ良イヨウニ作ラレタ提督ヲ壊シタカッタカラ」

ル級「結果的ニ艦娘タチハ、提督ニ会ウタメノ手段トシテ使ッタノダケレド」

武蔵「ル級の思惑とは違っていたわけか」

ル級「デモ、ソレデ良カッタノカモシレナイワネ」

武蔵「軽巡棲姫はどうなんだ?」

ル級「アノ子ハアノ子デ考エガアルヨウダケド……私ハ聞イテイナイワ」

神通(それにしても……この部屋、すごく目のやり場に困ります……)カオマッカ

川内「うわ、結び目固すぎ! これ切っちゃってもいいよね?」ナイフトリダシ

リンメイ「い、痛くなければなんでもいいね!」

サム「早めにお願いしますよ」ハァ
8 : ◆EyREdFoqVQ [sage saga]:2018/01/04(木) 18:04:10.72 ID:rW2Sb/7eo

 * 施設内 地下通路途中の小部屋 *

長門「……」カオマッカ

摩耶「……」カオマッカ

加古「いやあ、すごい光景だったねえ」

鳥海「……」ハナヂポタポタ

敷波「まあ、あたしは目隠しされてて見てないんだけどね」

加古「で、当の本人は熟睡中、と」

潮「スヤァ……」

加古「いいなあ、あたしも一眠りしたいなあ」

クリスティーナ「そんなこと言ってる場合じゃないでしょう?」

摩耶「っ! いつの間に!」

クリスティーナ「警戒しなくていいわよ、マヤ。この場は私たちも矛を収めるわ」

摩耶「え? ど、どういうことだ?」

フウリ「あの、わたしたち、もうケンカしなくていいんです……!」

敷波「しなくていい?」

榛名「はい、メディウムのみなさんは投降するそうです」

比叡「司令がいるお部屋に、みんな連れて行きましょう、って話になりました!」

敷波「比叡さんに榛名さん!? 二人とも無事だったの!?」
9 : ◆EyREdFoqVQ [sage saga]:2018/01/04(木) 18:05:14.25 ID:rW2Sb/7eo

榛名「無事といいますか、普通に過ごしてましたね……」

セレスティア「むしろ私たちは比叡さんからお料理を教わっていましたので」

クリスティーナ「不愉快にはさせてなかったと思うわ」

摩耶「霧島さんも一緒なのか?」

フウリ「は、はい! 今は魔神様のいるお部屋にいます……!」

クリスティーナ「私たちだけじゃ信用してもらえないだろうし、この二人にも同席してもらおうと思ってね」

摩耶「そっか、みんなが無事ならそっちは安心だな」

榛名「それと、長門さんの治療もしないといけません。高速修復材をお持ちしましたので、使ってください」

長門「すまない、助かる」ヨロッ

敷波「ああ、動いちゃ駄目だってば!」

長門「無理はしないさ。とりあえず、私よりも彼女たちを心配してやってくれ」チラッ

朧「……」ボーゼン

オボロ「朧殿、しっかりなされよ!」オロオロ

電「こんなの……こんなのひどいのです」メソメソ

パメラ「もうお嫁にいけない……」ズーン

イサラ「もう引きこもりたい……」ズーン

マルヤッタ「み、みんなしっかりするじょ……!」

マリッサ「たまにはこんな風に激しく責められるのもいいかもぉ」ウットリ

タチアナ「この人だけはぶれませんね……」
10 : ◆EyREdFoqVQ [sage saga]:2018/01/04(木) 18:06:49.41 ID:rW2Sb/7eo

チェルシー「だからもう陸の上は嫌なんだよぉ……」グスグス

セレスティア「チェルシー、あなたの苦手なクラーケンは海の魔物ではありませんか」

チェルシー「このあたしの心の傷を癒してくれるのは海しかないんだああ!」ウワーーン

摩耶「どんだけ海が好きなんだよ……わからなくねーけど」

加古「まあ、あんだけのことをされちゃってたら、こうなるのも仕方ないかねえ」

セレスティア「鳥海さん、何があったのか教えていただけませんか」

鳥海「……く、クラーケンの、触手が……パメラさんやチェルシーさんの……はうっ」ハナヂブパァ

セレスティア「鳥海さんっ!?」

敷波「思い出しただけで鼻血を出すとか、いったい何が起こってたのさ……」

加古「うん、つまり鳥海が説明できないくらい触手でエロエロな宴が繰り広げられてたんだよね」

長門「ま、摩耶は平気なのか?」

摩耶「あー、た、多少は耐性あるっすから」

摩耶(駆逐艦連中が隠し持ってたエロ本にああいうのあったんだよな……予習してなかったら危なかったぜ)ポ

セレスティア「加古さんは平然としておられますが……」

加古「だって駆逐艦たちが持ってたエロ本に、ああいうのあったんだよね」

長門「」

摩耶「……」アチャー

鳥海「ど、ど、どういうことですかっ!!」

加古「そんなん訊かれても知らないよー」

長門「……ほ、本当か、敷波」

敷波「え、えーっと……あたしは知らないかなっ」プイッ
11 : ◆EyREdFoqVQ [sage saga]:2018/01/04(木) 18:07:53.89 ID:rW2Sb/7eo

加古「まあとにかくさ、メディウムたちがこれ以上戦う意思がないんなら、怪我してる子たちを運ぶの手伝うよ?」

長門「そ、そうだな……私のニードルフロアの怪我もあるだろうし」

クリスティーナ「そのために戦艦の二人に来てもらったの。あなたたちもダメージ受けてるんだから、こっちは任せて」

セレスティア「電さん、肩を貸しますよ」

電「セレスティアさん……神様は残酷なのです……!」グスグス

セレスティア「ど、どうしたんですか」

電「潮ちゃんのおっぱいには勝てなかったのです!」

セレスティア「……は?」

朧「朧は……井の中の蛙でした」

クリスティーナ「ふ、ふたりとも、どうしたの?」

フウリ「い、いったい何があったんですか?」

加古「あー、潮の艤装に乗ってたクラーケンが調子に乗っててさあ……よいしょっと」

フウリ「潮ちゃんを後ろから抱きかかえて……?」

クリスティーナ「何をするの?」

加古「早い話が、触手がこういうことをしたんだよねえ」ウシオノムネモチアゲ

潮「」タユンタユンタユンタユン

クリスティーナ「」

セレスティア「」

榛名「」

比叡「うわあ……」カァァ
12 : ◆EyREdFoqVQ [sage saga]:2018/01/04(木) 18:09:18.51 ID:rW2Sb/7eo

朧「……あれを見たとき、どうやっても潮には勝てないって……」

オボロ「くっ……し、忍びに巨乳は不要……っ!」プルプル

電「電だって育ったはずなのに……!」グスグス

パメラ「う、ウエストでは負けてないわ……」

摩耶(かける言葉が見つからない……)

加古「っていうかさあ?」フウリノウシロニマワリコミ

フウリ「きゃあ!?」

加古「フウリちゃんだって結構凶悪だよねえ?」フウリノムネモチアゲ

フウリ「いにゃあああああああ!?」ポユンポユンポユンポユン

クリスティーナ「」

セレスティア「」

榛名「」

比叡「ひええ……」

長門「なにをしてるんだ加古ぉぉぉ!!」

加古「ん? いやあ、いいじゃんか、減るもんじゃないしぃ」

マルヤッタ「やってることは完全にセクハラおやじだじょ……」
13 : ◆EyREdFoqVQ [sage saga]:2018/01/04(木) 18:10:06.07 ID:rW2Sb/7eo

潮「ん……むにゃ……ふえっ? な、なにかあったんですか?」

フウリ「う、う、潮ちゃああああん!!」ダキツキッ

潮「ふ、フウリちゃん!? い、いったい何があったの!?」オロオロ

クリスティーナ「高く飛ぶには、軽いほうがいいのよ……」ズーン

セレスティア「火のそばにいれば汗をかいてしまうんですから……」ズーン

榛名「提督は、榛名が慎ましやかでもきっと大丈夫です……」ズーン

比叡「ちょっ!? 被害拡大してる!?」

イサラ「フォローに来たメディウムの心まで折っちまうなんて、ひどすぎッス……」

マリッサ「それよりもぉ、早く魔神様のところへ引き上げたほうがいいと思うんだけどぉ?」

タチアナ「一番正論を言いそうにない人がそれを言いますか」

比叡「いえいえマリッサさんの言う通り、とにかく急ぎましょう? ニコちゃんから、司令がもうすぐ復活するって聞いてますから!」

全員「「!!」」

14 : ◆EyREdFoqVQ [sage saga]:2018/01/04(木) 18:13:13.76 ID:rW2Sb/7eo

 * 施設内 地下の広間へ続く通路 *

ルミナ「まったく……若葉君には困ったものだ」

金剛「メディウムにまで悪い癖を炸裂させるなんて、若葉も罪深いデスネ……Charrolline は大丈夫デスカ?」

ルミナ「…………Possibly、かな」

金剛「Oh...」

ルミナ「それよりもだ。味方だと思っていた深海棲艦のル級君に、まんまとしてやられたよ」

ルミナ「彼女はなにかと私たちのやることに消極的だったし……彼女はいったい何に憂いていたのかね?」

軽巡棲姫「……」

ルミナ「軽巡棲姫君も何を考えているのか……そろそろ話してくれないかな」

軽巡棲姫「……」プイ

ルミナ「やれやれ、嫌われてしまったかな?」ポリポリ

龍驤「雲龍、泊地棲姫背負ってもらってるけど、重たない?」

雲龍「重いけど大丈夫」ヨイショ

陸奥「泊地棲姫は魔力槽に入れてあげるの?」

ナンシー「うーん、応急処置的に魔力槽の液体をバケツに汲み上げて、かけてあげたほうがいいんじゃなーい?」

如月「そうね。修復材も混ぜてあげればいいと思うわ」

龍驤「今に始まった話じゃないとはいえ、その辺の仕組みがよくわからへんなあ……」

ナンシー「まー、私たちも全部わかってるわけじゃないしね〜」
15 : ◆EyREdFoqVQ [sage saga]:2018/01/04(木) 18:14:18.17 ID:rW2Sb/7eo

ルミナ「私は全力で解析中だよ。むしろ私には、君たちがなぜそれを疑問に思わないのかのほうが疑問なんだけどねえ……」

ディニエイル「皆が皆、あなたのように疑い深いわけではないのですよ」

不知火「好奇心は猫を殺す、などと言う言葉もありますし、深入りは控えるべき事案もあります」

リンダ「……ほんまに似た者同士やな、デニやんとヌイヌイは」

不知火「ぬい!?」ギョッ

ノイルース「なんですかその愛称は」

リンダ「ええやん、ヌイヌイ。可愛いやんか〜、デニやんもそう思わん?」

ディニエイル「……」ウーム

ディニエイル「……ヌイヌイ……」ボソ

不知火「なんですか!? その嬉しそうな顔はいったいなんですかディニエイルさん!?」カァァ

五月雨「……ぷっ……」

吹雪「……ふ、ふふ……」

不知火「なんですか二人とも!? その笑いは! 何がおかしいんですか!?」ワタワタ

大和「……なんだか、いいですね……こういう雰囲気」

如月「そうよね。私たち、本当はこういう雰囲気を求めていたのよね……」

大和「ええ……あのときまで、時間が戻ってくれれば良いのに……」

ルミナ「ああ、戻したいねえ……さて、魔神君はこの事態をどうしてくれるかな?」

軽巡棲姫「……」
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