【艦これ】金正恩 「鎮守府に着任するニダ」

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64 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/25(木) 17:19:39.48 ID:OB+OZ5igo
ザワザワ ザワザワ


裁判官 「被告人は証言台に立ちなさい」

コツッコツッ


裁判官 「氏名、本籍、住所、生年月日、職業を言いなさい」


金正恩 「……」


裁判官 「まぁいい」


裁判官 「お前は自分勝手な行動でたくさんの人を殺してきた、そうだな?」


金正恩 「……っ!!」


金正恩 「それはちがっ」


トランプ「何言ってんだ、お前のせいだろ!!」
プーチン 「自分の行動に責任持てよ!!!」


金正恩 「……」


検察官 「被告人は自分の弱さによって父である金正日の逆鱗に触れ、〜〜〜」


金正恩 「(俺は悪くない俺は悪くない)」


検察官 「であるから、被告人は〜〜〜」


金正恩 「(そもそもどこなんだここは、何があった?)」


金正恩 「(分からない)」


検察官 「こうして被告人は母親を殺すまで至ったのです」


金正恩 「っ!!」


金正恩 「だから、俺は殺していない!!! 何なんだよ、これ!!! お前ら何してんだよ、おかしいだろ!!」


安倍 「おい、いい加減にしろよ!!」
李承晩 「言い逃れようなんて最低だな」
ポル・ポト 「親殺しの言うことなんて信用出来ないな」
毛沢東 「惨めだな」
オバマ 「一体何がしたいのか」
朴槿恵 「もう死刑でいいでしょう」


金正恩 「何なんだよ……お前ら」
65 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/25(木) 22:14:03.06 ID:o2Xm44wuo
ザワザワ ザワザワ


裁判官 「静粛に、静粛に」

ザワザワ ザワザワ

トランプ 「もういいだろ死刑死刑、裁判する必要もなかったんだよ」
朴槿恵 「その通りだと思います」
ムッソリーニ 「弱いやつに生きる価値はないな」
スターリン 「じゃ、決まりだな」

ポル・ポト 「死刑、死刑」
フセイン 「死刑、死刑」


金正恩 「(黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ)」


金正恩 「何故俺だけこんな目にあわなきゃいけない?」


金正恩 「おかしい、おかしいだろ、不平等だ」


金正恩 「……」


金正恩 「(こいつらは俺に死んでもらいたがっている?)」


金正恩 「(俺が弱いから?)」


金正恩 「(弱いやつは死ぬべきだから?)」


金正恩 「(じゃあもし、俺がお前らより強かったら?)」


金正恩 「(お前ら全員死刑だ)」ニヤァ


金正恩 「(お前らは俺を苦しめた、ここにいる全員死んでもらう)」ニヤァ


金正恩 「(楽には殺さない)」


金正恩 「(このポケットの中に一丁の銃がある)」カチャッ


金正恩 「(本当は拷問器具とかが欲しいが、こいつらを皆殺しにするには十分すぎる)」
66 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/25(木) 23:05:55.02 ID:p/nQ2N65o
金正恩 「殺戮の始まりだ」
67 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/25(木) 23:06:39.75 ID:p/nQ2N65o
トランプ 「おいおい、何か言ってるぞ」
ヒトラー 「怖いなー親殺しが言うから尚更」
ポル・ポト 「厨二病かよ」
朴槿恵 「そもそもどうやっ」パンッ


金正恩 「……」シュゥゥ


トランプ 「……」
ヒトラー 「……」
ポル・ポト 「……」


金正恩 「」パンッ


トランプ 「」グシャッ バタッ


ポル・ポト 「……」


ポル・ポト 「あいつ、本当にやりやがった!!皆、早く逃げろぉっ!!」

ザワザワ ザワザワ


プーチン 「なんで奴が武」パンッ


裁判官 「静粛に、せいしゅ」パンッ


金正恩 「うるせぇんだよ」


ヒトラー 「やめっ」パンッ


ムッソリーニ 「おいっ!!何やっ」パンッ


金正恩 「えっなに?、聞こえなかったなぁ〜」


ムッソリーニ 「くぁっ、てめぇ」バタッ


金正恩 「ハハハ、楽しい、楽しいですね♪」パンッパンッ
68 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/25(木) 23:08:20.26 ID:p/nQ2N65o
裁判官 「グハッ!!」バタッ


フセイン 「ガハッ!!」バタッ


安倍 「やめろ、やめるんだ、頭を冷やせ」


金正恩 「はいバーン」パンッ


李承晩 「いかれてやがっ」バタン


金正恩 「楽しぃぃ♪」


・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
・・・


スターリン 「……」


金正恩 「……」


スターリン 「何故私だけ生かした」


金正恩 「あなたに聞きたいことがある」カチャッ


金正恩 「これで俺はあなたより強いと言えるか?」


スターリン 「フフッ ハハハハハ」


スターリン 「ただの暴力だけで人の強さが決まるという考え自体が未熟だな」


スターリン 「そもそも強さの前にそれではお前のやりたい独裁すらまともにできない」


スターリン 「そもそも独裁とは権力者が自分の為だけに一方的に権力を振りかざすのではな」パンッ


金正恩 「甘いことを言いますね。あなたに政治を教えて貰ったことは感謝しますが」シュゥゥ


金正恩 「所詮はただの老いぼれだったということか」


金正恩 「俺は俺のやり方で独裁を実現する」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
69 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/28(日) 11:12:44.76 ID:tUSyEg1/o
金正恩 「(目覚めたか、床で寝るなんていつ以来だろうか)」


雷 「あっ、起きた!! 司令官、みんな心配してたんだかr」


金正恩 「あぁ、ありがとう。腹減ったから昼飯に行ってくるよ」コツッコツッ


雷「……司令官?」


金正恩 「(独裁を開始するに当たって注意すべき点がいくつかある)」コツッコツッ


金正恩 「(まずは命だろう、反抗的な艦娘はまだ残っているからな)」コツッコツッ


金正恩 「(次は命令を従わせる力。命令を聞かざるを得ない状況を作らなくちゃいけない)」コツッコツッ


金正恩 「(仲間意識の強い艦娘にとって人質は有効だ)」コツッコツッ


金正恩 「……」プルルル プルルル


金正日 「もしもし」


金正恩 「俺だ、突然だが祖国からこちらへ兵を20人よこしてほしい、大至急だ」


金正日 「いいぞ、最高の兵を用意しよう。今日中には着く」


金正恩 「ありがとう」プツッ


金正日 「……なんかアイツ、様子変わってたな」


金正恩 「(これで条件1はクリア)」


金正恩 「(条件2は 、これまでは躊躇っていたが今はもう躊躇わない)」


金正恩 「(日々の改装時に艦娘の体内に爆弾を仕掛けるよう明石に仕向ける)」

・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・

響 「ハラショー、こいつは力を感じる」
夕立 「っぽい?」
榛名 「榛名、感激です!」
山城 「姉様より先でいいのかしら」
翔鶴 「嬉しい!提督、感謝いたします」


金正恩 「喜んで貰えて何よりだ(本当のことを知ったらどう思うんだろうな)」


金正恩 「(この調子なら全員に爆弾を仕掛け終わるのにもそこまで時間はかからないだろうな)」
70 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/28(日) 11:14:07.16 ID:tUSyEg1/o
〜〜食堂〜〜


金正恩 「」モグモグ


時雨 「ねえ、提督?」


金正恩 「何だ?(時雨か、こいつは要注意だ)」


時雨 「提督ってこの職業に就く前は何をいていたの?」


金正恩 「(何を考えているか分からないな、慎重に答えよう)」


金正恩 「俺は院卒だからな、それまでは予備校でバイトをしていた」


時雨 「ふーん」


時雨 「なるほど、6-1送りだ」


金正恩 「(なっ!そのフレーズをなぜお前が知っている)」ビクッ


金正恩 「なんだ?、その言葉は」


時雨 「提督、今の反応からして本当は知っているんじゃないの?このフレーズ」


時雨 「どうして知らないふりをしたの?」


金正恩 「それはだな……(しまった、唐突すぎて驚いてしまった)」


金正恩 「……」


時雨 「正直に言ってよ(返答しだいでは撃つ)」


金正恩 「あぁ、知っているよ。その、なるほど、何々送りだ。てフレーズ」


金正恩 「俺の小さい頃、父の友人にスターリンって人がいてな、そいつが言ってた」


時雨 「今でも親しいのかい?」


金正恩 「いや、もう10年以上会っていない」


金正恩 「俺から質問いいか?」


時雨 「いいよ、何でも聞いてよ」


金正恩 「何故お前がスターリンのことを知っている」


時雨 「それはね、」


時雨 「彼がここの前提督だったからさ」


金正恩 「!!(まずい、俺が前提督と繋がりがあるとみんなに知られたら……)」


時雨 「前提督と繋がりがあったことには驚いたけど、もう10年以上会っていないなら大丈夫そうだね」


時雨 「ごめんね、変な事聞いて (ますます怪しくなってきたな)」


金正恩 「あぁ、いいよ (危険だ、もうこいつは生かしてはおけない)」
71 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/28(日) 11:15:16.20 ID:tUSyEg1/o
〜〜翌日〜〜

金正日 「精鋭部隊はもう着いたか?」


金正恩 「ああ、着いたよ。ありがとな色々してもらって」


金正日 「気にしなくて良い、息子よ」


金正日 「独裁を始める準備をしているんだろ、嬉しい限りだ」


金正恩 「はは、頑張るよ。じゃあ、」プツッ


金正日 「そう言えば伝え忘れた事があった」


金正日 「……まあいっか」


〜〜執務室〜〜

金正恩 「さて、君たち精鋭部隊の主な任務は私の身を守ること、それに繋がることだが、艦娘の監視」


金正恩 「君たちの存在は知られないようにしたい」


金正恩 「だから、憲兵の服を着てもらう。その格好じゃ目立ちすぎるからな」


金正恩 「執務室には常に5人以上配置するように」


精鋭部隊 「了解」


金正恩 「さて、仕事を始めよう」

72 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/28(日) 11:16:21.56 ID:tUSyEg1/o
金正恩 「山城、扶桑、重大な知らせがある、執務室に来てくれ」


扶桑 「了解致しました」


〜〜執務室〜〜


金正恩 「この度、君たち2人の人事異動が決まった」


金正恩 「出発は明後日、それまでに準備をしてくれ」


扶桑 「分かりました」
山城 「分かりました」


扶桑 「提督、憲兵雇ったんですね」


金正恩 「あぁ、念のためにな」


〜〜食堂〜〜

時雨 「聞いたよ提督、山城たちがここを離れるって」


時雨 「正直悲しいな」


金正恩 「俺もそう思ってる」


時雨 「上の命令じゃ仕方ないからね (おそらくは君の独断、そうなんだろ?)」


金正恩 「そうなんだよな (こいつの意図が分からない。俺の本性に気づいてるのか?)」


〜〜明後日〜〜

時雨 「これから先、寂しくなるよ。扶桑、山城、異動先でも頑張ってね」


山城 「うん、頑張るわ」


扶桑 「ありがとね、時雨」


時雨 「うん、じゃあね」スッ


時雨 「(録音させてもらう、念のためにね)」
73 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/28(日) 11:16:51.32 ID:tUSyEg1/o
〜〜船内〜〜


扶桑 「あまり綺麗じゃないわね、この船」


山城 「はぁ、不幸だわ」


兵 「君たちに連絡が来ている」


山城 「誰かしら?」


金正恩 「君たちは異動すると言ったが」



金正恩 「あれは嘘だ」


山城 「!」


バァン ガタ ゴト


金正恩 「この船はもうすぐ沈む、君たちは部屋から出られず死ぬ」


金正恩 「必死の抵抗をせよ」


金正恩 「まぁ、艤装を外された君たちが何か出来るとは思えんが」


金正恩 「抵抗しなければ部屋の机の上にある薬を飲んで楽に死ね」


金正恩 「さようなら」プツッ


扶桑 「そんな、提督……」


山城 「不幸だわ」


ガシャーン ゴトッ


扶桑 「山城、急ぎましょ、早くここから出るの、てっ山城!?何してるの?」


山城 「扶桑姉さま、すみません」ゴクリッ パタッ


扶桑 「山城?、ねぇ山城?嘘でしょ、嘘よこんなの。ねぇていと」


ドゴォォォォォオオン
74 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/28(日) 11:18:30.92 ID:tUSyEg1/o
扶桑 「もう終わりみたいね、みんなさよなら」ゴクリッ パタッ


時雨 「………………」


時雨 「許せない」


時雨 「そうやって天龍も龍田も殺したんだね」


時雨 「もう僕はどうなろうと構わない、ただアイツを殺せればそれでいい」


時雨 「R.I.P. いや、安らかには眠らせない、苦しんでもらうよ、みんなの分」



〜〜執務室〜〜

ガチャ バンバンバン


時雨 「やったか!?」


金正恩 「残念だったな」


精鋭 「」パタッ パタッ


時雨 「なっ、他人を盾にするなんて」


金正恩 「お前は人間を殺した、よってお前を処刑する」


時雨 「お前だってたくさん殺してきた癖にっ!!」


時雨 「山城、扶桑をかえs」パスッ
75 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/28(日) 11:19:32.86 ID:tUSyEg1/o
時雨 「……えっ?」


時雨 「」パタッ


金正恩 「所詮この程度か、お前の敗北の原因は怒りに身を任せて行動したことだ」


金正恩 「勝者は準備を怠らない」


金正恩 「広場に集まるよう放送しておけ、あと死体を片付けろ」


精鋭部隊 「はっ!」


〜〜広場〜〜


金正恩 「えぇ、昼間発砲音が聞こえたかましれないが」


金正恩 「それはこいつがやった、こいつは人を殺した」


金正恩 「生かしてはおけない」


金正恩 「よって今から公開処刑を行う」



「何やってんだよ、アイツ」ザワザワ
「提督はあんなことする人じゃない」
「時雨っ!?」ザワザワ
「やめろ、時雨を放せ」
「これじゃ、前提督の時と」ザワザワ


シーーン


時雨 「…… 山しr」
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 11:20:49.57 ID:T8fuwMBL0
その流れの不幸だわにワロタ
77 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/28(日) 11:20:51.22 ID:tUSyEg1/o
ガチャ、バキッ 、ガチャンガチャン


「キャぁぁぁぁ」
「やめて、やめてよ、」
「もう我慢の限界だ、オレはあいつを、って、なぜ艤装が動かない?」
「止めろ、早く止めるんだ」
「…………」
「グスン、うぇぇぇん、時雨ぇぇぇえ」


ガチャ……シーーン


金正恩 「今までよくここの復興を手伝ってくれた、ありがとう」


金正恩 「今日からは、本格的に海域攻略を始める」


瑞鶴 「このぉぉぉ」タッタッタッ


金正恩 「尚、オレに逆らう者は」ポチッ


瑞鶴 「」バァァン


翔鶴 「」バァァン


金正恩 「大切な人と共に吹き飛んでもらう」


金正恩 「では早速命令をする」
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 11:44:03.71 ID:1aHEBkON0
ブラ鎮物としてはここからどうなるか期待
だが北チョンの人間が日本の艦娘を支配とかムカつくけどな
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/28(日) 17:13:54.17 ID:dRD6Al5o0
https://www65.atwiki.jp/sajest/pages/96.html
https://www65.atwiki.jp/sajest/pages/95.html
https://www65.atwiki.jp/sajest/pages/74.html
https://www65.atwiki.jp/sajest/pages/39.html
https://www65.atwiki.jp/sajest/pages/47.html
80 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/29(月) 07:28:38.02 ID:g2DOI2Soo
金正恩 「夕立よ、発生したこの資材で開発をしろ」


夕立 「……え?」


金正恩 「聞こえなかったか?開発をしろ、この資材で」


夕立 「……」


金正恩 「そうか」スッ


夕立 「……わ、分かりました! だからそのボタンは押さないで!!」


金正恩 「よろしい」


金正恩 「あと、これも使え。龍田と天龍を解体した際に発生した資材だ。」


夕立 「!!!」
81 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/29(月) 07:29:44.66 ID:g2DOI2Soo
金正恩 「あと伊168、8、58、お前らは今日までにオリョクル30回」


伊168 「……」


伊58 「嫌でち」ボソッ


金正恩 「そうか、ならば」スッ


伊58 「分かった、行く、行くでち」


金正恩 「あぁ、任せたよ」ニコッ


その日を境に、鎮守府は地獄と化した。


伊58 「もう、限界でち」


金正恩 「行け、燃料は残っているだろ」


金正恩 「行け」

…………


金正恩 「お前には失望した、解体だ」


伊19 「イクが代わりに行くから解体しないでなの」


金正恩 「いいだろう」


金正恩 「伊58、お前は休んでいろ」


伊58 「はい、イク、ありがとう」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
82 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/29(月) 07:30:37.59 ID:g2DOI2Soo
金正恩 「今日のノルマをクリア出来なかったみたいだな」


那珂 「……」


金正恩 「よって解体だ」


那珂 「やめっ」

カンカンカン

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

摩耶 「もう我慢出来ねぇ、死ねぇぇえ」


パスッ


摩耶 「」バタッ


金正恩 「馬鹿め、こいつも公開処刑だな」


金正恩 「連帯責任で鳥海は爆破だ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

電 「もう辞めてください、提督はいつからこんなこと考えていたのですか?」


金正恩 「始めからこうするつもりだった」


電 「許せない……許せないのです」チャキッ


金正恩 「やれ」

パスッ


電 「」バタッ


金正恩 「学習しないな、お前らは」


金正恩 「ついでに雷は爆破だ」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

戦果はあがるがそこの鎮守府からもう笑顔は無くなっていた、そんな時……
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/29(月) 17:21:39.52 ID:YdcId6nn0
ん? 普通の艦これプレイヤーじゃん
84 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/31(水) 18:37:56.21 ID:G3E6qbQQo
長門 「では、作戦内容を確認する」


長門 「この部屋は電波を一切受け付けない。基本はここで待機」


長門 「夕張、明石は制御室へ行き、応援を呼ばれないよう外からの電波をブロック」


長門 「更に鎮守府の出入口を全て閉鎖して逃げられないようにしろ」


長門 「護衛として筑摩、利根が着いていけ」


長門 「これで第1段階終了」


長門 「第二段階は、相手の麻酔銃は脅威だから少数の部隊でこの部屋から出動。提督に見えない場所で兵に奇襲をかけては撤退を繰り返す。決して人質にはなるな」


長門 「提督に勘付かれる前に大半の戦力を削げ」


長門 「最後には提督を拘束する」


長門 「爆弾は一定の距離内に入らないと作動しない、遠くから腕を撃ち落とせ」



武蔵 「ゲリラ戦か、私は賛成だ。皆は?」
85 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/31(水) 18:38:53.48 ID:G3E6qbQQo
木曾 「異論はない」


陸奥 「それが一番だと思うわ」


長門 「じゃあ奇襲をかける部隊を発表する。島風、吹雪…………

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

金正恩 「暇になってきたな。もう独裁にも飽きてきたな」


金正恩 「何か刺激が欲しい」


金正恩 「何か異常はないか?」


精鋭 「いえ、監視カメラには何も、というか人陰が全く無いです」


金正恩 「……そうか」


金正恩 「制御室に精鋭を6人ぐらい置いておけ」


精鋭 「……何故でしょうか?」


金正恩 「楽しいことが始まるからだよ。お前は皆に戦闘準備をするよう伝えろ」


金正恩 「(こちらは20人だからな、圧倒的に分が悪い。応援を40人ほど呼んでおこうか)」ククク


金正恩 「(それまではゲリラ戦で行くか)」


金正恩 「(楽しませてくれよ。いざとなれば皆爆破すればいい。気が楽だ)」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
86 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/31(水) 18:39:45.20 ID:G3E6qbQQo
長門 「では、作戦開始!!」


一同 「ハッ!!」

タッタッタッ タッタッタッ

武蔵 「なぁ長門」


長門 「ん、何だ?」


武蔵 「嫌な予感がする。明石達に着いて行ってもいいか?」


長門 「お前の勘はよく当たるからな。行ってくれ」


長門 「(何よりも脅威的なのは私たちの体内にある爆弾)」


長門 「(制御室をいかに早く制圧するかがポイントだな)」


陸奥 「私たちはここにいていいの?」


長門 「あぁ、大人数でいくと勘付かれやすくなる。無闇な爆破は避けたい」


長門 「仮に爆破ボタンを押されてもここにいれば被害を受けない上、提督を欺くことができる。そこにスキができる」


長門 「最低だな、他の艦を危険な目に合わせて自分は見ているだけだなんて」


陸奥 「いいえ、そんなことない。これが最善だと思うわ」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

夕張 「あまり兵に遭遇しないわね」タッタッタッ


明石 「この調子でいけばいいのですが」タッタッタッ


武蔵 「そうはいかんだろう。私なら5人ぐらいは兵を置く」タッタッタッ


武蔵 「制御室は重要だからな」タッタッタッ


明石 「ですよねー」タッタッタッ


武蔵 「見えてきたな」タッタッタッ
87 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/31(水) 18:40:16.29 ID:G3E6qbQQo
〜〜制御室前〜〜

武蔵 「皆、飛行甲板を用意」


武蔵 「いくぞっ!!」


精鋭 「先手必勝!撃てぇぇ!!」


カンカン カン カンカンカン


精鋭 「何ぃ!? 飛行甲板を盾にするなんて」


ゴン ゴン バコンッ


精鋭 「グハッ!!」


利根 「まさか飛行甲板で人を殴る日が来るとは思ってもみなかったのじゃ」


武蔵 「あぁ、本当にそうだな」


武蔵 「明石、夕張、どうだ、やれそうか?」


明石 「これをこうして、こう!」


明石 「完了しました」


夕張 「こっちも完了したわ」


武蔵 「明石はカメラで監視を続けろ。他の皆はここを守るぞ」


一同 「了解!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

金正恩 「(シャッターが降りた?ということは制御室は制圧されたか)」


金正恩 「お前ら、監視カメラを見つけ次第壊していけ」バン パリィン


金正恩 「応援を呼んである。すぐにくるだろうが、それまでこちらは少数で不利だ。だからゲリラ戦に持ち込む」


金正恩 「と言いたいところだが相手の居場所が分からない」


金正恩 「よって俺たちは守りに徹する」


金正恩 「爆破を恐れるなら敵は大人数では来ない」


金正恩 「守りきれる……はずだ」


金正恩 「(奴らが俺の身柄を捕獲しようとする限りは)」


金正恩 「(もしそうでなければ……)」
88 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/31(水) 18:42:05.83 ID:G3E6qbQQo
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

明石 「行動が早いですね。監視カメラはあまり役に立ちそうにないです」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

吹雪 「敵、いないね」タッタッタッ


暁 「ここまで来ると不気味だわ」タッタッタッ


島風 「みんな外に逃げちゃったのかな?」タッタッタッ


吹雪 「いえ、恐らくどこかに隠れているか、司令室で防衛戦を繰り広げるのだと思う」タッタッタッ


吹雪 「そうなると無闇に近づけないし、司令官を捕らえるという目的がある以上遠くから迎撃するわけにもいかないし厄介」タッタッタッ


島風 「殺すと裁判が出来ないもんね」タッタッタッ


吹雪 「一旦戻りましょう」タッタッタッ


島風 「りょうかーい!」タッタッタッ


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
89 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/31(水) 18:42:34.76 ID:G3E6qbQQo
金正恩 「(下の階から足音がする)」


金正恩 「(制御室を取り戻すのは困難)」


金正恩 「(防衛戦を繰り広げると相手が気づいたら、ここは攻め込まず一旦本陣に戻って作戦を練り直すはず)」



金正恩 「誰か1人下の階の足音についていけ、本陣の場所を突き止めて連絡しろ。捕まりそうになったら自爆しろ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

島風 「後ろから1人追跡者がいるの気づいてる?」タッタッタッ


吹雪 「うん、これじゃ本陣に戻れない」タッタッタッ


島風 「どうする、捕らえる?」タッタッタッ


吹雪 「いや、それは危険。だから」クルッ


バンバン


精鋭 「」バタッ


吹雪 「これでいいと思う」


響 「早く戻ろう」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

金正恩 「やられたか」


金正恩 「まぁいいよ」


ドゴォォォォォオオン


金正恩 「やっと来たか」


タッタッタッ タッタッタッ


金正恩 「これより制御室に一斉攻撃を仕掛ける。縦陣でいけ」


金正恩 「俺も行く」
90 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/31(水) 18:43:31.01 ID:G3E6qbQQo
武蔵 「今の爆発音は!?」


明石 「分かりません、それよりここへ40人ぐらいの部隊が向かっています、逃げましょう」


武蔵 「それは出来ない、ここを空けたらどの道負けてしまう。シャッターをおろせ!」


ザッザッザッザッ


ガラガラガラ


バァァン


ザッザッザッザッ


武蔵 「仕方ないか。利根、筑摩、夕張、行くぞ。明石、ここでさよならだ。済まなかったな」

・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
・・・


武蔵 「なぁ提督、最後に一つ聞きたい」


武蔵 「お前は最初からこうするつもりだったのか?」


武蔵 「私はそうは思えない。何故ならあの生活の中でお前はた」


金正恩 「撃てぇぇ」


ババババババン バンバンバン


武蔵 「話を聞く気はないか」


武蔵 「最後くらいは抵抗させてもらう」
91 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/31(水) 18:43:57.88 ID:G3E6qbQQo
長門 「なんだ?この発砲音は。ここまでの音が聞こえてくるのはおかしい」


陸奥 「様子を見に行った方が良いんじゃないの?」


長門 「そうだな」


長門 「ってあれは!」


ザッザッザッザッザッザッザッザッ


長門 「なんだあの数は?」


長門 「敵襲だ、戦闘準備をしろ!!」


ハイッ!! バタバタバタバタ カチャッ カチャリ


長門 「(予め応援を呼んでおいたのか。手際がいいな。)」


長門 「(それを鎮守府のために使ってくれれば……いや、あいつは敵だ)」


長門 「こんな状況だ、捕獲しなくてもいい、とにかく敵戦力を削げ!」


バンバン バァァン

・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・


結局、相手の戦力はかなり削いだが、対艦娘用兵器に圧倒されて終わった。
皆、身柄を拘束された、今から皆処刑されるらしい
92 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/31(水) 18:44:36.15 ID:G3E6qbQQo
暁 「嫌だ嫌だ!!離してよ!」


精鋭 「黙れ、どうせすぐ楽になる我慢しろガキ」


吹雪 「もう……やめてください」


長門 「もういいだろ!!今回の件は私が主犯なんだ、私だけ処刑すればそれでいいだろ」


金正恩 「もうこの鎮守府は終わりだ」


金正恩 「」プルル


金正恩 「なんだ?」


金正日 「前連絡が来た時言おうと思っていたのだがな、」


金正恩 「?」


金正日 「お前が解体しろと言った天龍」


金正日 「こちら側に裏切り者がいてな、脱走されたんだ」


金正恩 「いいさ、それ位取るに足らないこと」


金正日 「いや、復讐に燃えたものの力を侮ってはいけない、お前ならよく分かっているはずだ」


金正恩 「そうか、だが所詮一艦娘ごときに」

バンッ

金正恩 「なんだ!?」


金正日 「始まったようだな、健闘を祈る」プツッ
93 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/31(水) 18:45:21.35 ID:G3E6qbQQo
金正恩 「おい、どういう事だ説明し」

バンバンバンバンバンバン


暁 「枷が外れた!」
吹雪 「助かりました」
島風 「誰か分からないけど、ありがとう!」
長門 「あれは!」


??? 「久しぶりだな、クソ提督」


金正恩 「お前は!」


天龍 「あぁ、天龍だ。改ニになって地獄から戻ってきたぜ」


天龍 「武器がないと何も出来ない。解放されたものはみんな逃げろぉ」



金正恩 「させるな!!もう殺せ!全員殺せ!!!」


天龍 「お前は……」


天龍 「黙ってろぉ!!!!!!」バァン


金正恩 「な……ん……だ……と」バタッ


精鋭 「全員殺せぇ、早く!!、お前らは金正恩様を病院へ連れていけ」
94 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/31(水) 18:45:52.20 ID:G3E6qbQQo
天龍 「おい、もうやめろ!お前らのリーダーはもういない。殺す目的もないだろ」


精鋭 「そうはいかんのだ」


精鋭 「やめて欲しいなら俺たちを殺してくれよ。なぁ、殺してくれ」


天龍 「(こいつらまさか!?)」


天龍 「あぁ……分かった」


天龍 「(すまない)」

・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・

俺は最後まで戦い続けた。艦娘と精鋭を解放するために……
みんなはうまく逃げ切れたか?きっと上手くいくだろう。
唯一の心残りは、アイツを殺せたかどうかがまだ分かっていないこと。
そんなことを考えているうちに意識は遠のく
95 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/31(水) 18:46:38.28 ID:G3E6qbQQo
〜〜〜2年後〜〜〜

金正恩 「」パチリ


金正恩 「…………」


医者 「起きたか、気分はどうかね」


金正恩 「ぁ、ぁぁ」


医者 「まだ難しいか、この2年間色々なことがあったみたいだ」


金正恩 「……」


〜〜何週間か後 病院屋上〜〜


精鋭 「まずはこの2年間で金正日さんはご逝去されました」


金正恩 「……そうか」


精鋭 「1週間後総書記として着任してもらいます」


金正恩 「分かった」


精鋭 「あと、艦娘の残党たちは皆死亡が確認されました」


金正恩 「艦娘?何のことだ?」


精鋭 「えっ?」



金正恩 「まぁいい、とても、とても長い間悪夢を見ていたような気がするよ」


金正恩 「今は清々しい気分だ」
96 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/31(水) 18:47:04.10 ID:G3E6qbQQo
金正恩 「何か俺は失敗をしたらしい」


金正恩 「今度こそは失敗しない」
97 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/31(水) 18:47:32.49 ID:G3E6qbQQo
金正恩 「みんなが笑顔になれる国を作っていくニダ」

〜fin〜
98 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/31(水) 18:54:12.62 ID:G3E6qbQQo
ディレクター 「はい、カット」


マネージャー 「お疲れ様でした」


提督 「ふぅ、ありがとう」


天龍 「まさか私たちが映画に登場することになるとはな」


提督 「ハハハ、全くだよ。しかも何で俺が金正恩役なんだよ」


天龍 「まぁ、男はお前しかいないからな。仕方ないだろ」


提督 「デスヨネー」


天龍 「それよりお前、演技中々上手かったな」


摩耶 「でもニダはないだろw ニダは。本当に吹きそうだった」


提督 「うるさーい!」


〜本当のFin〜
99 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/31(水) 19:02:48.26 ID:bZRH3lFto
初投稿で所々不自然なとこがあったかもしれないけど、ここまで見て下さった方
ありがとうございます
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/31(水) 19:05:06.43 ID:4z6ypcX0o
乙です
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/31(水) 19:21:22.26 ID:7Ft6T/860
乙です。
だけどこんな映画を製作する経緯は何だったんだろうな
102 : ◆r7uyzP44FTXS [saga ]:2018/01/31(水) 19:58:07.97 ID:Z9RdlYqbo
訂正
>>98の4行目
私たち→俺たち
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/01(木) 12:38:04.45 ID:5XJoe9sP0
ヴォエ!
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/02(金) 14:25:30.38 ID:2alLUCqEO
金正恩を演じられる見た目の提督にも惚れてしまう艦娘達の性の悲しさよ
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/03(土) 00:00:02.30 ID:kyZBbqsk0
>>104 提督/金正恩 演:六角精児
これなら納得
何はともあれ乙でした
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