美穂「いっぱいちゅき…///」P「!?」

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19 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:00:40.73 ID:acHiq7CU0
奏「馬鹿な…! あれだけ聞いたのに1度も映画を褒めてくれなかったわ…!」

P「」

奏「豚骨ラーメンやおつまみやプロデューサーのことは好きだと判断できる答えを出してきたのに何故!?」

P「」

奏「…!」ハッ

P「」

奏「…ごめんなさいプロデューサー。つい映画のことになるとエキサイトしてしまって」

P「」

奏「…あら、プロデューサー? どうしたのかしら?」
20 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:01:11.38 ID:acHiq7CU0
美穂「ううーん…」パチクリ

美穂「はっ! じ、上映会は終わった!?」

奏「終わったわよ…長い時間つき合わせちゃってごめんなさいね。美穂」

美穂「ひぃっ! か、奏ちゃんっ! 正気に戻ったの!?」

奏「何も悲鳴をあげなくてもいいじゃない…私、変だったかしら?」

美穂「うん。目が血走ってたし、映画を上映している間、『雪で大はしゃぎする子供』みたいに興奮してたよ」

奏「…忘れてほしいわ」ハァ

美穂「ところでプロデューサーさんはどうして気絶してるのかな?」

P「」
21 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:01:42.66 ID:acHiq7CU0
奏「ああ…意識が朦朧としている美穂に色々と質問している時に何故か倒れてしまったのだけれど…」

美穂「2人とも私が気絶してる間に何をしてたの!?」ガ-ン!!

奏「大したことは聞いていなかったはずだけ…」

〜回想〜

奏『プロデューサーのことは?』

美穂『いっぱいちゅき…///』
22 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:02:10.35 ID:acHiq7CU0
奏「あ」

美穂「どうしたの?」

奏「…」

奏「(いつもなら…軽い口調で『情熱的な告白だったわね♪』なんて言えるのだけれど…今回はすべて私の暴走から始まってるのよね…)」

奏「(罪悪感がすごいわ…)」ズキ-

美穂「奏ちゃん。なんだか怖い顔をしてるけど大丈夫?」

奏「平気よ。心配ないわ」

奏「…ところで美穂。気を失っている間のことを覚えているかしら?」

美穂「?」
23 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:02:47.19 ID:acHiq7CU0
奏「…プロデューサーのことは?」

美穂「…何の話?」

奏「(覚えてないようね…)」

奏「(…とりあえずプロデューサーが目が覚めるまで待つしかないわね)」

奏「美穂。今日、事務所に来たのは契約書の更新のためでしょう。そこに置いてあるから記入しちゃいなさい。私が後でプロデューサーに渡しておくから」

美穂「いいの?」

奏「ええ。昨日、付き合わせちゃったから寝不足でしょう? 帰って寝たほうがいいわ。というか申し訳ないから寝てほしいの」

美穂「…そうだね。じゃあ、お言葉に甘えちゃおうかな…ふぁぁぁ…」

奏「(後で…お詫びにカフェで何か奢らなきゃいけないわね)」
24 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:03:33.36 ID:acHiq7CU0
(しばらくして)

P「…はっ! 俺は何を!」

奏「ようやく起きたかしら」

P「奏か。俺、何してたんだっけ?」

奏「私の暴走に付き合ってくれてたのよ」

P「…そーいやそうだったな。正気に戻ったのか?」

奏「ご覧の通り。本当にごめんなさい。プロデューサー」ペコリ

P「いいよ。ただ、映画鑑賞に誘う時はきちんと趣旨を相手に説明するんだぞ。その上で、相手がクソ映画に耐えられなくなっても何も言わないこと。いいな?」

奏「…ええ」シュ-ン

P「(映画で興奮さえしなければ普通にいい子なんだよなぁ…)」
25 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:04:55.81 ID:acHiq7CU0
奏「ところで…貴方、気絶した時のことは覚えてる?」

P「ん? そういやなんで俺は気絶したんだっけ? 突然、気を失ったからよく覚えてないんだよな」

奏「…」

奏「いっぱいちゅき…」(裏声)

P「」ズキュゥゥゥン!!

P「ぐぁぁぁぁぁっ!! 胸が苦しいっ!! 動悸が!! 動悸がぁぁぁ!!」

奏「…」
26 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:06:04.60 ID:acHiq7CU0
奏「(人って突然気を失うとその前後のことをほとんど覚えてないのよね)」

奏「(ただ…美穂が言ったパワーワードはプロデューサーの中に無意識に残ってるみたい)」

P「ぐぅぅぅっ!! な、なんだこの気持ちは…!」

奏「すいとーよ…」ボソリ

P「ほ、方言女子ぃぃぃ!!」ズキュゥゥン!!

奏「…どうしたものかしら。これ」
27 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:07:10.80 ID:acHiq7CU0
(しばらくして)

奏「(美穂もプロデューサーも覚えていないのだから私の胸の中にしまっておくのが1番いいはずだけど…何かモヤモヤするのよね)」

奏「(私が発端だから、からかうには不謹慎…でも、溜め込むのも性格的にあまり向いていないのよね…)」

奏「…」ム-

晶葉「むっ。奏が険しい表情をしているなんて珍しいな」

奏「あら。晶葉じゃない」

晶葉「ははん…さては助手絡みの悩み事だな?」キラ-ン

奏「察しがいいわね。時間があるなら、話を聞いてくれるかしら?」

晶葉「ああ、いいぞ。私でよければな」
28 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:07:43.71 ID:acHiq7CU0
(事務所・晶葉の研究室)

奏「…というわけ」

晶葉「難儀だな」

奏「ええ。どうしたらいいのかしら」

晶葉「うむ。記憶消去マシーンを作って奏の記憶を操作するか。誰も覚えていない真実は存在しないのと一緒だからな」キラーン

奏「やめて頂戴」

晶葉「私の腕が信用できないのか?」

奏「腕がいくらよくても『人体実験』には抵抗があるのよ。その辺はわかってほしいわ」

晶葉「ふむ…技術の発展に人の理解は追いつかないのだな」
29 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:08:58.26 ID:acHiq7CU0
バタン!!

P「晶葉ー! 何とかしてくれぇー!」バ-ン!

奏「!?」ビクッ

晶葉「助手?」

P「おお、奏もいたのか! 話を聞いてくれ!!」

晶葉「『いっぱいちゅき』に反応してしまう症候群のことか?」

P「当たらずとも遠からず!」

奏「当たってはいないの?」
30 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:09:59.97 ID:acHiq7CU0
P「実は気絶する前のことをぼんやりと思い出したんだ。その時、誰かが『いっぱいちゅき』と俺に言った! その『誰か』を突き止めたいんだよ!!」

P「もう一度あの『いっぱいちゅき』を聞きたいんだぁぁぁぁぁっ!!!」

晶葉「…」

奏「…」
31 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:10:43.64 ID:acHiq7CU0
奏「私が招いた問題とはいえ面倒なことを言い出したわね」ヒソヒソ

晶葉「どうする。奏?」ヒソヒソ

奏「とりあえず誤魔化しましょう。美穂に迷惑がかかるわ」ヒソヒソ

晶葉「OK」ヒソヒソ

P「あれ? どうした2人とも! まさか誰が言ったのか知ってるのか!?」

奏「知らないわ。プロデューサー」

晶葉「そうだな。当然、私も知らない」

P「それならいい」
32 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:11:56.07 ID:acHiq7CU0
奏「諦めがついた?」

P「違うっ! 晶葉! 作ってほしいマシーンがあるんだ!」

晶葉「ほう。どんなマシーンなんだ?」キラ-ン

P「『いっぱいちゅき』を数値化する装置だ!!」ドーン!
33 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:12:42.84 ID:acHiq7CU0
(しばらくして)

カチャカチャカチャ…ボーンッ!!

晶葉「できたぞ! 『ちゅきちゅきパワー判定マシーン』だっ!!!」ババーン!!

P「ありがとう晶葉博士!!!! これで『いっぱいちゅき』を言った本人を探し当てることができるぞぉぉぉぉぉぉ!!」

晶葉「行ってこい!!」

P「ああ!」

タッタッタッタッタ…

晶葉「ふぅ。ひと仕事終えた後は気分がいいな!」

奏「どうして作っちゃったのよ!?」

晶葉「…?」
34 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:13:45.69 ID:acHiq7CU0
晶葉「あっ! まずい! 美穂に迷惑が掛かってしまう!」ガーン!

奏「作っている途中で気付いてほしかったわ」

晶葉「つ、つい…楽しそうなものを作れと言われたら作ってしまうんだ…すまない、私としたことが目一杯楽しんでしまった!!」

奏「兵器ってこうして発展していったのね」

晶葉「それはともかく! 追いかけるぞ! 奏!」

奏「…そうね。何としてでも誤魔化さなきゃね」
35 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:14:29.73 ID:acHiq7CU0
(しばらくして)

ザワザワ…

P「はーい。みなさん注目です。こちらは晶葉博士が発明した『ちゅきちゅきパワー判定マシーン』といいます。使い方はいたってシンプル。この『たまごっち』のような装置に向かって『いっぱいちゅき』というだけです。するとあら不思議。この画面に…」

志希「あ、面白そうなことやってる〜♪ 1番乗り〜♪」

P「ちょ、説明の途中なんだけど」

志希「ノープロブレム♪ いくよー!」

スッ

志希「いっぱいちゅき…♪」

P「」ズキュゥゥゥン

ピピピピピピ…ピッ!

【いっぱいちゅきパワー:1334ポイント】
36 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:15:01.97 ID:acHiq7CU0
P「ぐふっ…なかなかのパワーの『いっぱいちゅき』だったな…」

志希「『いっぱいちゅき』っていうとそれが数値化されるわけなんだね♪ ちなみに何点満点なの?」

P「100点満点だ…」

志希「初っ端からインフレしてるねぇ♪」

P「ぐっ…それはまあいい! 俺はある事情で最高の『いっぱいちゅき』を探している! みんなっ! 協力してくれ!!!!」

凛「見返りは?」ニュッ

P「へ?」

凛「見返りはあるのかと聞いています」
37 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:16:01.98 ID:acHiq7CU0
P「考えてなかったな…」

凛「じゃあ、最高の『いっぱいちゅき』が言えた人はプロデューサーに好きなお願いを1つできるっていうのはどうかな?」

一同「「!!!!」」

P「うん。それでいいや」テキトー

凛「…!」グッ

タッタッタッタッタ…

奏「ひと足遅くやってきたけれど…」

晶葉「これはマズいな。欲望渦巻く愛怒流武闘会と化しているぞ!!」

一同「「「うぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」」ゴゴゴゴゴ

凛「フルパワー!!!100%中の100%!」シュゴー!!

まゆ「…♪」

美優「…!」グッグッ
38 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:17:02.00 ID:acHiq7CU0
奏「仕方ないわね…とりあえず今は静観しましょう。美穂は?」

晶葉「大丈夫だ。ここにはいない」

奏「ほっ…なら安心ね」

P「えー、ちなみに公平を期すためにもここにいないアイドルには後日参加していただきます。本日お休みの方もご安心ください」

奏「」

晶葉「」

P「始めるぞ!!! 順番にかかってこい!!!」
39 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:17:50.50 ID:acHiq7CU0
(Pの号令と同時に激しい『いっぱいちゅき』が繰り広げられていった)

卯月「い、いっぱいちゅき…///」

P「」ズキュゥゥゥン

【1520ポイント】ピッ!

晶葉「うむ! 王道の破壊力があるな!!」

卯月「えへへ…♪」
40 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:18:33.08 ID:acHiq7CU0
茜「うぉぉぉぉぉぉぉ!! いっぱいちゅきっ!!!!!」

P「」キューン

【178ポイント】ピッ

茜「なんと!!」ガーン

晶葉「大事なのは恥じらいなんだ」
41 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:19:00.22 ID:acHiq7CU0
凛「…いっぱいちゅき」

P「」ズキューン

【756ポイント】ピッ!

凛「う、嘘でしょ!?」ガガーン!

晶葉「ややクール過ぎたんだな」

凛「もう一回!!!」

晶葉「駄目だ」ピシー
42 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:19:51.46 ID:acHiq7CU0
佐藤「いっぱいちゅきだぞ☆ 惚れろよ☆」

P「ふむ。可愛い」

【87ポイント】ピッ

晶葉「初めて100点満点基準のポイントが出たな」

佐藤「おいおい☆ はぁとがこの点数ってどういうことだよ☆」

晶葉「ネタ的にセリフを言うことで『美味しい役回り』を狙いに行ってたんだろう。そのわりには普通に可愛らしかったのが普通の高得点に繋がってしまったんだろうな」

佐藤「その通りなんだけど冷静に分析すんなよ。泣くぞ」
43 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:20:37.24 ID:acHiq7CU0
フレデリカ「一杯やっていかないかい…? 旦那…」(裏声)

P「…悪くない」フフフ

【900ハードボイルド】ピッ

晶葉「ふむ。ダンディだな!」
44 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:21:19.37 ID:acHiq7CU0
奏「私も言うわけ?」

晶葉「当然だ!!」

奏「というか晶葉。何を自然に審判の枠に収まっているのよ」

晶葉「細かいことは気にするな!」バーン

P「そうだ! かかってこい!」バーン

奏「ふぅ…じゃあいくわよ」

奏「いっぱい…ちゅき♪」パチッ

P「」ズキュゥゥゥン

【1967ポイント】ピッ!

晶葉「つ、強いっ!?この女、ウィンクまで繰り出すあざとさでトップに躍り出たぞ!!!!」

奏「(ふふふ…せっかくだもの。ご褒美は狙っていくわ♪)」
45 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:21:47.79 ID:acHiq7CU0
杏「いっぱいちゅき…///」キューン

P「」ズキュゥゥゥン

【2409ポイント】ピッ!

晶葉「に、2000ポイントだと!?」

奏「!?」

杏「ふっふっふ…やっぱこういうのは演技派が有利だよね」ニヤリ

杏「(優勝したらきらりとプロデューサーと3人で出かけよっかなー♪)」
46 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:22:40.14 ID:acHiq7CU0
美波「いっぱいちゅきです♪」

P「」ズキュゥゥゥン

【3006ポイント】ピッ!

晶葉「3000…!?」

杏「なんだと!!」ガーン

美波「(ふふふ…爽やかに、かつストレートなセリフも効果的なのよ…!)」
47 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:23:09.34 ID:acHiq7CU0
奈緒「は、はぁ…!? こんなのやってなんの意味があんだよ!」

P「頼む。とりあえずみんなに一通りやってほしいんだ」

奈緒「…」

奈緒「…ったくプロデューサーさんは仕方ないな。い、1回だけだかんな」

P「ありがとう。奈緒」

奈緒「…」

奈緒「い…いっぱいちゅき…///」

P「」ズキュゥゥゥゥゥゥゥゥン

【測定不能】バーン!!!

晶葉「測定器が壊れた!?」

P「」パタリ

奈緒「お、おいっ!? 大丈夫かプロデューサーさん!?」

晶葉「暫定…ぶっちぎりの1位だ!!」

美波「そんな!?」ガーン
48 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:23:40.94 ID:acHiq7CU0
P「次はありすか」

ありす「は、はい。参加しないのも不義理ですし、言うだけ言ってあげますよ」

ありす「…」

ありす「い、いっぱいちゅき…です…///」カァァァ

P「」ズキュゥゥゥゥゥゥゥゥン

【測定不能】バーン!!!

晶葉「また測定器が壊れた!?」

P「」パタリ

晶葉「ツンデレのデレの破壊力はエグいな…!!」
49 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:24:15.54 ID:acHiq7CU0
美優「…いっぱいちゅき///」

P「」ズキュゥゥゥゥゥゥゥゥン

【測定不能】バーン!!!

晶葉「何台壊すつもりだぁぁぁぁぁぁ!!!!」

美優「(恥ずかしかったですが…効果的に働いたようですね///)」
50 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:24:49.11 ID:acHiq7CU0
まゆ「いっぱいちゅき…です♪」

P「」ズキュゥゥゥン

【1790ポイント】ピッ!

まゆ「…え?」ハイライトオフ

晶葉「え、ええとだな…その…誰だって得手不得手はあるというか…ポイントは平均よりずっと高いから落ち込まなくていいというか…一部が異常というか」アセアセ

まゆ「…」ハイライトオフ
51 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:25:17.21 ID:acHiq7CU0
(次の日)

美穂「…」

奏「いよいよね…」ヒソヒソ

晶葉「いよいよだな…」ヒソヒソ

美穂「…いきます!」

P「かかってこい!」

美穂「い、いっぱいちゅき…///」

P「!」ズキュゥゥゥン

奏「(判定は…!?)

【1415ポイント】ピッ!

晶葉「ふ、普通だ…!」
52 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:25:55.60 ID:acHiq7CU0
奏「プロデューサーは気付いて…」

P「ありがとう。よかったぞ美穂。次!!」

奏「ないみたいね…よかったわ」ホッ

晶葉「考えてみたら『数値化』してわかるようなものでもなかったな」

奏「ふふっ、そうね♪」

P「…」
53 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:26:30.15 ID:acHiq7CU0
(イベント終了後)

P「あの『いっぱいちゅき』を言ったのは美穂だったか…ようやく胸のつっかえが取れたな。これですべてが解決だ…はっはっは!」

奏「…気付いていたのね」

P「奏か。美穂だって知っていたのか?」

奏「まあね。それより、どういうシチュエーションで美穂が言ったのか。知りたくはないの?」

P「…」

P「そいつを聞くのは野暮ってもんだろ」

奏「…そうね♪」

アッハッハッハッハ♪

終わり
54 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:27:06.93 ID:acHiq7CU0
【まだ終わらない】

おまけ

奈緒「…」

ありす「…」

美優「…」

晶葉「というわけで。決着がつかなかったので3人とも優勝ということになった!」

P「そうか。まあいい。約束通り願い事を聞こうか。なんでもいいぞ!」
55 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:27:56.18 ID:acHiq7CU0
奈緒「何でも断らないんだよな?」

ありす「男に二言はありませんよね?」

美優「確約してください」

P「もちろん。どんな願いも必ず聞こう!」

3人「「「じゃあ、結婚」」」

P「…ん?」

3人「「「結婚」」」

P「」
56 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:28:49.92 ID:acHiq7CU0
おまけ

まゆ「…♪」

P「あの。まゆさん?」

まゆ「いっぱいちゅき…♪」

P「あの。ここ俺の家なんだけど。そしてどうして俺が縛られているのかな?」

まゆ「いっぱい…ちゅき♪」

P「」

イヤァァァァァァァァァァ!!
57 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:29:39.39 ID:acHiq7CU0
おまけ

凛「いっぱいちゅき!」バーン

凛「いっぱいちゅき…」キリッ

凛「いっぱいちゅき…///」キューン

未央「何やってるの? しぶりん?」

凛「次の大会に向けて練習。努力家でしょ?」

未央「ソウデスネ…」

おまけ
58 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:30:11.86 ID:acHiq7CU0
おまけ

美穂「…いっぱいちゅき…えへへ…///」

奏「もしかして美穂。自分で言ったことを覚えているのかしら?」

美穂「そ、そんなわけないよっ!?」ギクッ

奏「図星なのね…」

終わり
59 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2018/01/12(金) 00:31:52.24 ID:acHiq7CU0
以上です
お読みいただきありがとうございました

方言女子っていいですよね
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 00:40:13.48 ID:p/Gn8Isf0
おつおつ
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 00:49:21.50 ID:wDYpaCTXO
おつ
…30分枠で放送しておきながら枠内で再放送やらかしたクソアニメが何だって?
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 00:50:07.10 ID:4i9iEX4p0
おいおい765編で高木社長に言わせるのがまだだぞ
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 02:26:02.71 ID:3vijWcMDo
おつおつ。かわいい
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 03:18:20.24 ID:d6irNgjto

つ「シベリア超特急」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/12(金) 08:20:41.59 ID:h80mmUtW0
いっぱいちゅき(いいと思います)
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 09:48:58.32 ID:xXDk7bBV0

ED的には実質アイマスだしな
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/12(金) 11:25:11.19 ID:sMf6J5xdO
Pは中指立てるなんて言わない!
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2018/01/13(土) 02:39:57.18 ID:svOTd3Af0
✌✌✌✌✌✌✌✌いっぱいちょき✌✌✌✌✌✌✌✌
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