【安価】お爺さん「魔王が出たみたいでの〜」勇者「クッ……マジかよ!」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 00:00:12.47 ID:bGtMRvTx0
〜はじまりの街〜

勇者は酒場で枝豆を喰っていた

勇者「なんか魔王が出たらしいがよ」

酒場の主人「らしいですな」

勇者「これって、俺が討伐に行った方がいいのか?」

酒場の主人「行きたければ勝手にどうぞ。行きたくなければ、これもまた勝手にどうぞ。誰も強制はしておりません」

勇者「で、でもよ。あの壁に貼ってあるポスターを見ろよ。魔王を討伐した者に、金貨1000枚を授けるとあるぜ」

酒場の主人「ほう」

勇者「金貨1000枚といったら、あれだぞ。一生遊んで暮らせる金だ。こんなん行くしかねぇだろ! なぁ!」

酒場の主人「今日は、お仲間をお探しで?」

勇者「然りだぜ。勇者っつったら従者だろ。ハーレムを築いて流れで魔王もブッ倒して流れで姫と結婚する」

酒場の主人「あなた、『自称勇者』であることをお忘れなく。ではこちらの名簿を御覧ください。まずは、一人でよろしいですね?」

仲間>>2


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1516201203
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 00:00:43.39 ID:/Y/c+bYT0
ゴーレム
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 00:00:52.76 ID:1eTvmTn+0
遊び人
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 00:01:02.98 ID:2g2Wt3bl0
魔法使い
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 00:01:30.85 ID:Sv2WTTj40
お前エタらせすぎだろ
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 00:02:56.52 ID:Z1c6ARUI0
僧侶♀
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 00:04:32.46 ID:FKfT+YMmO
毎回似たような話しか書かないからな。安価取る人のこと舐めすぎでは?
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 00:10:54.69 ID:vMipRkcBO
碌に捌けないくせに安価は絶対を貫き通して毎回駄作になってる
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 00:14:31.34 ID:bGtMRvTx0
ゴーレム「ピ……ピピ……コンニチハ……」

勇者「デケェ図体して声は随分と小さいんだな。おいテメェ、何ができる」

ゴーレム「ナグッタリ……タタイタリ……デキマス……」

勇者「殴ったり叩いたり!? っつーことはよ、近接攻撃でガンガン前線を上げてくれる戦士タイプだな。そうだろ? マスターさんよ」

酒場の主人「ゴーレムの性能は私にも分かりかねます。近くの石切場に倒れていたのを、拾ってきたのですから」

勇者「使い方に関しては習うより慣れろってことか。分かったぜ、ありがとな! オラ、行くぞゴーレム!」ゲシッ

ゴーレム「ピッピピ……イタイ……」

勇者「で、まず何をすりゃいいんだよ」

ゴーレム「>>10
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 00:15:18.27 ID:vMipRkcBO
自殺
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 00:21:12.66 ID:bGtMRvTx0
ゴーレム「シニマショウ……」

勇者「お、それもいいかもな!」

ズドン! 勇者は拳銃でこめかみを撃ち抜いた。

勇者は死んだ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

神父「おおゆうしゃよ、しんでしまうとはなさけない」

勇者「……あ? 教会? 俺、どうしたんだ?」

神父「こめかみから血を流していたあなたを、ゴーレムが連れてきてくれたのですよ」

勇者「え……ああ、俺、死んだのか……」

神父「金はありますか?」

勇者「いや、酒代でスッちまったよ」

神父「仕方ありませんね……>>12
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 00:22:47.05 ID:vMipRkcBO
あーあ、やっぱいつものノリかよ
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 00:31:51.43 ID:bGtMRvTx0
神父「あーあ、やっぱいつものノリかよ」

勇者「いつものノリってなんだよ。俺とテメェは初対面だろうが」

神父「ちょっと神様に聞いてみたんだがな。前世のお前も、その前世のお前も自殺しているらしいじゃねぇか」

勇者「なッ……なんだよ意味わかんねぇよ! 前世の俺がどうしたって!?」

神父「どうせ俺が説教しても、家に帰ったら首吊るんだろ。それでゴキブリに転生してつまらんコントでも始めんだろ。このクソ野郎が」

勇者「口調がおかしいぞ、テメェ本当に神父か!?」

神父「ああ、すまないね。こう見えて、昔はやんちゃしてたんだよ。よく町の外でキメラとサシで殴り合いになったりしたしよ」

勇者「マジか……ちょっと急用思い出した」

神父「あ、逃げんじゃねぇ! 自殺すんじゃねぇぞ! 絶対だぞ!」

外ではゴーレムが待っていた。

ゴーレム「サキホドハ……ドウモスミマセン……ピッ……」

勇者「気にすんな。俺も安易に死を選んだことを後悔してる。で、魔王を倒すんだったよな。どこに行けばいい?」

ゴーレム「>>14
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 00:33:19.38 ID:ODpGh7tbO
ここで延々と過ごす
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 00:42:38.90 ID:bGtMRvTx0
ゴーレム「ココデ……シヌマデ……スゴシマショウ……」

勇者「つまり、他の誰かが魔王を倒しに行ってくれるのを待てってことか?」

ゴーレム「シカリ……」

勇者「テメェ、身体は頑強だがオツムの方はプルプルみてぇだな。そんなん待ってたら、金貨1000枚、他の誰かに取られちまうぞ」

勇者「そうじゃなくてもよ、俺は外の世界を見てみたいんだよ。こんな腐れた町で一生を終える気はさらさらねぇ」

勇者「ゴーレム、テメェだって同じだろ? いつまでも石の身体は嫌だろ? 世界には良質な石がいっぱいあるぜ。ポーキサイトにアメジスト、ルビー、サファイア、エメラルド、ダイアモンド。目を見張る宝石がテメェを待ってるんだ。心、踊らねぇか?」

ゴーレム「ココロ……?」

勇者「何も感じねぇのかよ、クソ……! これだから無機物は嫌いなんだ! せめてかわいい女だったら、男でもいい。人間だったらよォ……!」

勇者「ゴーレム、テメェの提案は却下だ」

勇者「>>16
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 00:43:22.89 ID:ODpGh7tbO
もうやめよう
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 00:50:42.81 ID:bGtMRvTx0
勇者「もうやめよう」

勇者「俺達の関係はこれで終いだ」

勇者「テメェはこの町と一緒に心中でもしてろ」

ゴーレム「ア……マテイ……」

勇者「待たねぇ!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

勇者「……っつーわけでよ。クソゴミを掴まされたんで、もう一度仲間を紹介しろ」

酒場の主人「ゴーレムは壁としても優秀だったのですがね。あなたの対応がマズかったのでは?」

勇者「おい、テメェ死にたいのか?」

酒場の主人「ほらね、注意するとすぐにコレですよ。ゴーレムが逃げるのも分かります」

勇者「逃げたんじゃない、俺が解雇したんだ。あんまりに使えなかったんでな。次は良いの頼むぞ。エロい女とかな」

酒場の主人「女なら、妓館で好きなだけ抱けばいいではありませんか」

勇者「性病になるのが嫌なんだよ! できれば処女な。誰にも犯されてない清楚な女僧侶でな」

酒場の主人「いい精神科を紹介しますよ」

新たな仲間>>18
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 00:51:05.01 ID:1eTvmTn+0
天使
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 00:57:11.45 ID:ODpGh7tbO
【安価】勇者「勇者になってみっか……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1510814419/

これはやらんの?
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 00:59:49.05 ID:bGtMRvTx0
シュワ―ン!

勇者「なんだこの音! ウッ……まぶしい!」

天使「……」

勇者「か、かわいい! これが俺の求めていた従者だぜ! よろしく!」

天使「……クソガキが」

勇者「えッ……」

天使「あ? なにガン飛ばしてんだ殺すぞ」ペッ

勇者「どうしてこんな荒んでんだよ!」

酒場の主人「本当は女僧侶を召喚するつもりだったのですが、既に死んでおりましてね」

酒場の主人「天国から無理やり召喚した結果、下界の汚い空気を吸って心が病んでしまったようですな」

酒場の主人「とりあえず、この方と旅をしてみてください。全体魔法も扱えますし、戦闘面では困らないと思います」

勇者「あ、ありがとう」

天使「クソガキ、あたしはあんたの仲間になった覚えはねぇからな。いつでも寝首掻いてやんよ」

勇者(ちきしょう……俺が天使を従えるつもりだったのに。これでは俺が天使の従者みたいではないか)

勇者「あ、あのう……どこかいきます?」

天使「>>22
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 01:00:23.46 ID:bGtMRvTx0
>>19
すまん
気が向いたら……
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