ジョセフ「よろぴくねー!承太郎ちゃん!」

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35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 02:05:40.24 ID:t2ZKC+hV0

少し続きを

ジョセフ「何が敬意を評してだ!だったら浮くのをやめて降りてこい!」

ブン! ナイフを投げる

ポルナレフ「どこを狙っている!」容易く避ける

ブシャー!

アヴドゥル「ナイフがスプリンクラーにッ!」

ジョセフ「ヘッヘーン!俺の目的はスプリンクラーよ!」

ジョセフ「確かにスタンドは見えねえがこの水が飛び散る状況ならスタンドを視覚化することができる!」

ジョセフ「スタンドは物を持ったり人間を持ち上げることができる!つまりは姿は見えないだけで実体はあるはず!」

ジョセフ「そこでスプリンクラーよ!水が落ちないところにスタンドはいる!スタンドの攻略なんて簡単だぜ!」

スチャ 降りてくる

ポルナレフ「成る程、一理ある。しかし…」

ポルナレフ「認識が甘い!ジョセフ・ジョースター!」

アヴドゥル「来ます!ジョースターさん!」

ジョセフ「任せな!水が落ちていないところを探せば…

ポルナレフ「ソラソラソラソラァ!」

ジョセフ「グハッ!」

承太郎「ジジイ…!」

ポルナレフ「確かにスタンドは実体を持つことができるがそれはスタンド使いの調整でだ」

ポルナレフ「つまりは物に触れたい時は実体化できるし触れたくない時は実体化しない」

ジョセフ「なんだよそれ…ハハッ…そんなの勝てねえじゃねえか…」


36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 02:25:19.64 ID:t2ZKC+hV0

ポルナレフ「スタンド使いではないのによく頑張った。貴様がスタンド使いだったと思うとゾッとするよ」

ジョセフ「頼む…許してくれ…!俺もいきなり若返って意味がわからねえんだ!俺は何も悪くねえ!」

花京院「ジョースターさん!駄目だ!完全に気が動転している!」

承太郎「……」スッ

ポルナレフ「動くな空条承太郎!甲冑を外したシルバーチャリオッツは貴様のスタープラチナより速い!貴様が不審な動きを見せれば今すぐジョセフ・ジョースターを始末する!」

アヴドゥル「クソッ…万事休すか…!」

ジョセフ「なんなら俺がお前側に付いてもいいんだぜ!?それなら2対3だ!これならまだお前に勝ち目は…!

ポルナレフ「やかましい」

ジョセフ「こんなに懇願しているのにか?」

ポルナレフ「駄目だ」

ジョセフ「頼む!靴でもなんでも舐めるからよぉ!」

ポルナレフ「最期くらいビシッと決めないかそんな態度だと…ジョセフ「次のお前の台詞は…

ジョセフ「『始末しづらいじゃないか』だ」

ポルナレフ「始末しづらいじゃないか…ハッ…!?」

ジョセフ「ヘヘーン!このジョセフ・ジョースター最期まで諦めの悪い男よ!最期の足掻き見せてやるぜ!」

ポルナレフ「!?(何を考えているかわからない男だ!まぁいい!チャリオッツで!)」」

ポルナレフ「チャリオッ…

ビリビリッ!

ポルナレフ「なっ…!?身体が痺れて…

ジョセフ「どうやら俺の波紋の伝達スピードはテメェのスタンドより速かったようだな」

ポルナレフ「(波紋…だと…?さっき糸に伝わっていた力か…しかし今回は何を媒体として波紋を…)」

バタン!ビチャ! 水溜りに倒れこむ

ポルナレフ「(水溜り…そうか…さっきのスプリンクラーで水を…水溜りができるまで命乞いやスタンドに触れる云々の話で時間稼ぎをしていたのか…)」

ポルナレフ「フフッ…かん…ぱ…いだ…」

ガクッ

ジョセフ「どうよ承太郎!アヴドゥル!花京院!スタンドがなくても倒せたぜ!」

承太郎「」

アヴドゥル「」

花京院「」

ジョセフ「ありゃりゃ…承太郎達にも水溜りを伝って波紋流しちまったようだな…えーとごめんね?」

VSポルナレフ 終了

37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/23(火) 02:52:29.10 ID:TkZraGVE0

昔の波紋って割と何でも出来たのにね
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 04:48:52.49 ID:eTIIiwl00
ほら、全盛期ジョセフをさん付けして呼ぶとか難易度高いし
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 08:57:35.07 ID:FRO+l+B5O
>>38
EoHでは若ジョセフとジョースター一行の掛け合いで承太郎以外ジョースターさん呼びだったのでここではジョースターさん呼びにしています。
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/23(火) 13:54:00.25 ID:GuW+VnwRO
昔の波紋は何でも出来るんじゃねこれ感が凄かったよ
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/23(火) 14:58:54.83 ID:bVTvrnlxO
二部終了後のジョセフはDIO知ってるはずだけどその辺は気にしないほうがいいんかな
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/23(火) 16:46:50.43 ID:tLy9kdT+0
出会い頭にマシンガン撃ちまくれば大抵のスタンド使いには勝てるよな
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/23(火) 17:42:28.02 ID:8C7pJxwy0
>>41
序盤のとこで若ジョセフが承太郎達を最初分からなかった辺りからセト神のイレギュラー影響っぽそう
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/23(火) 20:34:13.65 ID:I/33xjIo0
>>41
飛行機でカーズを火山に落とそうとしたときジョースターは短命の〜くだりでジョナサンやディオのこと言ってたね、あとシーザーとの喧嘩

まぁ気がついたら未来の墜落寸前の機内で混乱するやろうし同一人物と気づかんやろ
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/24(水) 01:30:40.18 ID:ns7SDtRr0
二部の頃は知略キレッキレだし身体能力ジョナサンに劣るだけで高いしで
オラオラ系の技除いたら本当万能だよなあ
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/24(水) 13:14:14.53 ID:ESYC6T++O
数十分後…

ポルナレフ「うっ…俺は…確か…」起き上がる

ジョセフ「よう、やっと目覚めたか」

ポルナレフ「ジョセフ・ジョースター!何故俺を助けた!?俺とお前は敵同士なんだぞ!」

ジョセフ「お前もDIOの野郎に肉の芽を植え付けられていたんだろ?だから抜いてやったのさ。お礼は俺じゃなくて承太郎に言いな」

承太郎「前に抜けなくてちとトラウマだったがなんとか抜けたぜ」

ポルナレフ「何故だ…何故俺を助けた…俺はお前らを殺しにきたんだぞ…」

ジョセフ「確かにお前は俺たちを殺しにきてたがDIOの部下ならもっとエゲツない方法で殺しにかかってきてもよかったはずだ」

ポルナレフ「…」

ジョセフ「だがお前は正々堂々俺たちに挑んできた。1対4にも関わらずにな」

ジョセフ「肉の芽の洗脳を超える精神力の持ち主、そんな奴が悪い奴な訳ねえ」

ポルナレフ「……」

ジョセフ「何か理由があったんだろう?よかったら話してくれないか?」


47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/24(水) 13:17:52.24 ID:ESYC6T++O

花京院「なんとゲスな奴だ…一人になった女性を襲い[ピーーー]なんて…」

アヴドゥル「成る程…その『両腕とも右手の男』への復讐心をDIOに煽られたわけか…」

承太郎「だがこれで納得がいくぜ、こいつのスタンドが強えのはその男を[ピーーー]ために磨き上げたわけか」

ポルナレフ「そうだッ!我が妹シェリーを辱め殺したあの男を[ピーーー]までは俺は死ぬわけにはいかねぇ!そうしねぇとシェリーに顔向けができねぇ!」

ポルナレフ「頼む!虫の良い話なのはわかっている!俺も同行させてはもらえないかッ!?アンタらについて行けばそいつに会えそうな気がするんだ!」

ジョセフ「成る程な、確かに虫の良すぎる話だな」

ポルナレフ「……」

ジョセフ「俺は厳しいからな!ガツンと言ってやるぜ!」

ポルナレフ「(やはりダメか…)」

ジョセフ「俺はこう見えても綺麗好きだからな!一緒の部屋になった時に汚え身体で部屋を歩き回ってみろ!その時はぶん殴ってやるからな!」

ポルナレフ「……ッ!それはつまりッ!」

ジョセフ「俺たちは後50日でDIOの野郎をぶっ倒さねえといけねえ、戦力が増えるのは大助かりだ。それにだ…」


ジョセフ「大切な人が死ぬと悲しいもんな」


ポルナレフ「ジョセフ…」

ジョセフ「おおっと!俺は今はこんな姿だがどうやら年齢は60を超えてるらしいからよ!ちゃんと敬意を込めてさんを付けて呼びな!」

ポルナレフ「フッ…そうだったな、それでは改めてよろしく頼むジョースターさん」

ジョセフ「おうよ!肉の芽も無くなって『憎めない』奴になったしな!ギャーハッハッハッ!」

ポルナレフ「ギャーハッハッハッ!」

アヴドゥル「(オンオフが激しい男だ…)」

承太郎「(またうるせえ奴が増えた…)」

花京院「(友達がまた一人増えた…!)

ジョセフ「(ったくDIOの野郎…話を聞けば聞くほどヤバいやつだぜ…!)」

ジョセフ「(初めに聞いていた時は別人だと思ったがまさかおじいちゃんの身体を奪って生きていたなんてな…)」

ジョセフ「(しかも存命の為ではなく自分の目的の為に人を殺したり駒扱いするってのもタチが悪い…ムカつくぜッ!DIO…!ぜってぇ俺がぶっ倒してやるぜッ…!)」

48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/24(水) 13:19:45.86 ID:UomNOCM/o
メール欄にsagaと書くとピーがなくなるよ
sageじゃなくてsagaよん
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/24(水) 13:20:36.67 ID:ESYC6T++O
今回はここまで
次は暗青の月です。
あと次からはsaga付けます…
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/24(水) 15:07:08.05 ID:o2exbHuRO
あとトリップを付けてもらえたら有難いぜこのダボがァ!
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/24(水) 17:43:50.14 ID:eikvnNw60
>>50
そのセリフだと貶しているように見えるからやめた方がいい
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/25(木) 01:46:52.18 ID:R6uUuqEb0
スタンド使えないけど波紋とクラッカーヴォレイのお陰でそれっぽく見えるよなあ
53 : ◆akrJA.dFs. :2018/01/25(木) 10:12:31.69 ID:ukfM2VDaO


ジョセフ「なるほど船を使って目的地まで向かうのね!こりゃ楽チンだな!」

アヴドゥル「この船はスピードワゴン財団が手配してくれたものです。またここの船員全員がスピードワゴン財団を通じた者達なので安心です。」

ジョセフ「なるほどねん!さすがスピードワゴン財団だな!」

ジョセフ「(スピードワゴンのじいさん…死してなお…そして俺がじいさんになってる世代まで俺たち『ジョースター家』を助けくれるなんてな…やっぱアンタはすげえ男だ。)」

ジョセフ「で、ところで承太郎、花京院」

ジョセフ「それ暑くないの?『学ラン』ってやつ」

花京院「僕たちは学生ですから学ランを着るのは当たり前…ってこれでは理由になっていないか」

ポルナルフ「こんな暑いのによくそんなもん着れるな、『武士道』ってやつか?」

ジョセフ「いやいやポルナルフ、確かに学ランは男くせえが女は違うらしいぜ」

ポルナレフ「というと?」

ジョセフ「日本の女は『セーラー服』って卑猥な服を着て学校に通うらしいぜ!」

ポルナルフ「『セーラー服』ッ!?あの噂のか!?」

ジョセフ「ああ!俺の独自調査ではスカートなんてあってないような短さらしいぜ!パンツがモロ見えらしい!」

ポルナルフ「な、なんて破廉恥な国なんだッ!お見それしたぜ日本ッ…!」

承太郎「おいジジイ…馬鹿なこと言って日本の株を下げるんじゃねぇ」

ジョセフ「ごめんよごめん!承太郎は相撲が…

家出少女「離せッ…!離せよッ!」

アヴドゥル「おい誰だその子は。この船は私たち以外は乗せないという約束だっただろう」

船員「すいません、どうやら密航者のようで…」
54 : ◆akrJA.dFs. :2018/01/25(木) 10:19:22.61 ID:ukfM2VDaO
色々あって

ボジャン!

ポルナレフ「ヒュー!元気いいね!」

花京院「何を悠長に…ここから陸までどれだけあると…」

承太郎「ほっときな、泳ぎに自信があるから船から降りたんだろ」

船員「しかしまずいですよ!ここはサメがウジャウジャと…!」

サメがウヨウヨ

アヴドゥル「どうしましょうか…ジョースターさ…

ダンッ!

花京院「ジョースターさんが船から飛び込んだッ…!」

サメが家出少女に襲いかかる

家出少女「ギャーーーサメだぁぁぁぁ!」

ガンッ!

ジョセフ「ったく皆ひどいぜ、もう少し悪ガキにも優しくしてやってもいいじゃねぇか」

家出少女「サメを素手で…いやそれよりも…」

家出少女「水面の上を立ってるッ!?」

ジョセフ「ほら捕まりな、戻るぜ」

ウヨウヨ…

ポルナレフ「ん…?何だあれは…?」

アヴドゥル「ジョースターさん!後ろです!後ろに得体の知れないものが!」

ジョセフ「あ?後ろ?何もいねぇじゃねぇか」

花京院「不味いッ!ジョースターさんが『見えていない』ということはッ…!」

承太郎「スタンドだッ…!早く上がってこいジジイ!」

ジョセフ「え、マジで?」

ガシッ

家出少女「おい!俺を手頃なバッグのように掴むんじゃねぇ!」

ジョセフ「うるせぇ!そんなこと言ってる場合じゃねぇんだよ!逃げるんだよぉぉ!」

ダッダッダッ!

ポルナレフ「不味い!追いつかれるぞ!」

花京院「大丈夫だ!僕の法皇の緑ならッ…!」

シュルシュルシュルシュル!

花京院「ダメだッ!少し足りない!」

ジョセフ「少し…?少しでいいのか…!だったら…!」

ジョセフ「ズームパンチ!」

花京院「腕がッ!これならッ…!」

シュルシュル

ダンッ!

家出少女「助かった…のか…?」

ジョセフ「ハァハァ…助かったぜ花京院…」


55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/27(土) 07:11:27.61 ID:ABDhxE+R0
承太郎達にも見せ場欲しい
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/27(土) 18:08:27.69 ID:emKe5mlEO
     __.. -―─ 、__
    /`       三ミー ヘ、_
  ゝ' ;; ,, , ,,     ミミ  , il ゙Z,
  _〉,..    ////, ,彡ffッィ彡从j彡
  〉,ィiiif , ,, 'ノ川jノ川; :.`フ公)了
 \.:.:.:i=珍/二''=く、 !ノ一ヾ゙;.;.;)
  く:.:.:.:lムjイ  rfモテ〉゙} ijィtケ 1イ'´
   〕:.:.|,Y!:!、   ニ '、 ; |`ニ イj'  逆に考えるんだ
   {:.:.:j {: :} `   、_{__}  /ノ
    〉イ 、゙!   ,ィ__三ー、 j′  「足りないならこちらが足せばいいさ」
  ,{ \ ミ \  ゝ' ェェ' `' /
-‐' \ \ ヽ\  彡 イ-、    と考えるんだ
     \ \.ヽゝ‐‐‐升 ト、 ヽ、__
      \  ヽ- 、.// j!:.}    ` ー 、
       ヽ\ 厶_r__ハ/!:.{
          ´ / ! ヽ
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 03:08:36.07 ID:FJg1UJFR0
シーザーとツララで梯子作ってたの見てると海水でロープとか作れそうでは有るんよなあ
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 19:09:36.26 ID:DNMn28SV0
手で触れる氷柱同士をくっつけたから使えたんであって無加工の海水では無理じゃないかな
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 20:42:57.23 ID:GPXZPLapo
確か船長も海の中にいたし青緑波紋疾走を使って本体を倒せばいいんじゃないかな
60 : ◆akrJA.dFs. :2018/01/28(日) 21:17:27.51 ID:iOhKv5UP0
undefined
61 : ◆akrJA.dFs. :2018/01/28(日) 21:18:31.43 ID:iOhKv5UP0

色々あって…

承太郎「スタンド使いは煙草の煙を少しでも吸うとだな…」

承太郎「鼻の頭に血管が浮き出る」

一同「………ッ!」鼻を触る

家出少女「(皆何やってんだ…?)」

ポルナレフ「嘘だろッ…!?承太郎ッ…!?」

承太郎「ああ嘘だぜ…だがこれでマヌケは…

ジョセフ「鼻ぁ〜?どうして煙草とスタンドが関係あるんだ〜?よくわかったな承太郎!」鼻ベタベタ

承太郎「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ジョセフ「いやいや承太郎俺のせいにするなよーん!確かに俺が悪いけどよ!こんなブラフ分かりづらいって!それに普通鼻に血管がどうたら言われたらスタンド使いじゃなくても触っちまうって!」

船長「そうですよね、鼻と言われたからつい鼻を…はて…ところで『すたんど』とは結局なんなのでしょうか?鼻の器官か何かですか?」

ジョセフ「ってことだ。この件はお終いだ。おい承太郎煙草一本くれよ。一服してえんだ。」

承太郎「……」無言で渡す

ジョセフ「センキューよセンキュー!」
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 21:19:43.05 ID:8CvawEnG0
若ジョセフが敵にいたらすげえ苦戦を強いられただろうな
63 : ◆akrJA.dFs. :2018/01/28(日) 21:22:16.91 ID:iOhKv5UP0
undefined
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 21:22:57.64 ID:9KJU00DBo
>>1先生…文が長すぎてみれねえぜ ………
65 : ◆akrJA.dFs. :2018/01/28(日) 21:23:05.04 ID:iOhKv5UP0
カチッ カチッ

ジョセフ「あらら…お〜いアヴドゥル!俺のライターガス欠でよ。お前の『火』を貸してくれねえか?」

アヴドゥル「ッ…!仕方ないですね…」

ライターを投げて渡す

ジョセフ「センキュー!」

ボッ!

船長「おい君、さっきも言っただろう煙草は甲板では厳禁だ。ライターから出てる火を今すぐ消しなさい。」

ジョセフ「へへ今テメェ言ったな、ライターから『火』が出てるってよ」

船長「…!?」

66 : ◆akrJA.dFs. :2018/01/28(日) 21:23:42.64 ID:iOhKv5UP0

ジョセフ「いやぁーおかしいな〜アヴドゥル君の火はスタンド使いじゃねぇと見えねえはずなんだけどな〜」

ジョセフ「おいガキ、俺のライターは火が付いてるか?」

家出少女「何言ってんだスカタン、付いてねえよ。そんなのもわからねえのか?」

船長「…ッ!」

ジョセフ「ってことだ船長。俺のライターから出てるであろう火はアヴドゥルのスタンドのものだ。」

船長「いえ…ライターを付ける動作をしていたのでてっきり火が付いたと錯覚しました…」

ジョセフ「おいおいこれはガス欠の俺のライターだぜ!」

ガサゴソ

ジョセフ「アヴドゥルのライターはこっちよん!」

花京院「アヴドゥルさんのライターがポケットに…!そうか!アヴドゥルさんからライターを受け取り火をつける動作をするまでに既にジョースターさん自身のライターとすり替えておいたのだ!」

承太郎「ったく…本当に手グセの悪いジジイだぜ…」

ジョセフ「よく俺の意図を読み取ってライターに火が付いてるように見せてくれたぜアヴドゥル!」

アヴドゥル「フフッ、若くなろうがジョースターさんの考えなどお見通しですよ」

ジョセフ「ヒュッー!俺が未来であんたと仲が良いのも頷けるぜ!」

船長「……」

ジョセフ「観念するんだな船長。いや船長の皮を被ったスタンド使いさんよ!」

船長「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ジョセフ「さっきの承太郎への説教はそりゃ良いこと言ってたけどよぉ、それは元船長の言葉を借りたに過ぎねえだろ。」

ジョセフ「タバコのブラフもテメェが冷静なら見破れただろうが船長を演じようとする気持ちが強くですぎたな!」

船長「ククク…おたく渋いねえ…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

アヴドゥル「やはりジョースターさんの推察通りスタンド使いかッ…!

承太郎「……」

花京院「わかってるよ承太郎、君の方が早く気づいてたもんね」
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 21:25:56.74 ID:FJg1UJFR0
水の波紋で固形化はできそうなんだよなあ。リサリサの水の鉄棒とか
68 : ◆akrJA.dFs. :2018/01/28(日) 21:27:04.73 ID:iOhKv5UP0

船長「まさか正体がバレるとはな…俺もまだまだだな」

ジョセフ「まあ俺がヘマしなかったら承太郎ので見破れていたけどな…ってそんなことはどうでもいい!テメェ!本物の船長はどうした?」

船長「今頃は俺が用意してやった特上の場所で魚を見学してるだろうよ、深海深くのなあ!」

ジョセフ「テメェ!よくも…!」

船長「ジョセフ・ジョースター、確かに貴様は頭が着れるようだがスタンド使いではないなら論外だ。俺が戦いたいのは…」

バッ!

家出少女「何だ…!?身体が勝手にッ!?」

船長「空条承太郎、お前のスタンド、スタープラチナは速いらしいが俺の『暗青の月』も水中でならスピードには自慢があってね。そこでどうだい…俺と…

ドゴォン!

船長「ブベラァ!」

ジョセフ「『口より手を動かせ』とはよく言ったもんだぜ。自分のスタンドの説明をする前にさっさと行動に移すんだったな」

船長「テメェ…こっちには人質がいんだぞ…何も考えず攻撃してくるとは…」

ジョセフ「そこはあんたが認める空条承太郎に任せてるよ」

承太郎「ジジイ…さっきのアヴドゥル然り俺たちに依存しすぎだ…」

ジョセフ「俺なんてか弱な華奢な男の子だからよぉん!強い人に守ってもらわないといけないのよ」

ポルナレフ「…(どの口が言う…)」
69 : ◆akrJA.dFs. :2018/01/28(日) 21:33:37.45 ID:iOhKv5UP0

ジョセフ「さあ!人質は承太郎が助けた!人質もいなくなったテメェに何ができる!観念しな!」

船長の姿がない

ジョセフ「ってあいつ…!何処へ!?」

花京院「ジョースターさん!後ろです!」

ジョセフ「…え

暗青の月がジョセフを掴み海へ引きずり込もうとする

アヴドゥル「マズイッ!承太郎!早くジョースターさんをッ!」

承太郎「わかっている!スタープラチ…

シュンシュン

承太郎「グッ!野郎鱗のようなものを飛ばしてきやがって…!」

ジョセフ「ギニャーーーー!」

ポルナレフ「ジョースターさぁぁぁん!」

70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 21:38:37.64 ID:9KJU00DBo
水の中なら波紋が通るのは容易いから一呼吸ができるかどうかだな
71 : ◆akrJA.dFs. :2018/01/28(日) 21:54:55.46 ID:iOhKv5UP0

ブクブクブクブクブクブク!

ジョセフ「(なんだ!?この抱きつかれているような感覚は!?何処まで泳ぐつもりだッ!?これじゃあ承太郎達に助けを呼べねえ!)」

ジョセフ「(マズイ…呼吸ができねえ…!これじゃあ波紋は使自由に使えねえ!!)」

バッ!

ジョセフ「(身体が自由に…)」

船長「ようようにいちゃんよぉ…さっきはよくもやってくれたよなあ…」

ジョセフ「(なんだアイツ…口をモゴモゴして何か言ってやがる)」

船長「お前がスタンド使いであればスタンド同士で会話ができたもののお前がスタンド使いじゃないからわざわざ口を動かさなきゃいけねえ」

ジョセフ「(動 か さ な き ゃ い け ね ぇ…口パクで相手が何言ってるか読み取るのはめんどくさいぜ!)」

船長「まあ今お前が考えていることはわかる。『こいつどんなスタンド使いなんだ?』『遠距離攻撃はできるのか?』そもそも『こいつはどれだけ潜っていられるのか?』ってところだ」

ジョセフ「(チッ…こいつの長え話は聞いてられねえ…!一度空気を吸いに…

船長「おおっとそうはいかないぜ!おにいちゃん!」

シュンシュン!

ジョセフ「ガアッ!」ゴボゴボ

船長「まず一つ目の答えとしては『遠距離攻撃はある』だ!」

ジョセフ「(クソッ!見えねえが…何かをぶつけられた…!それも高速で…!)」

船長「第二の答えとしては!」

ジャキジャキ!

ジョセフ「グアァ!」

船長「俺のスタンド、暗青の月は鋭利で素早いッ!お前なぞ海の藻屑にしてやるよ!おにいちゃん!」





72 : ◆akrJA.dFs. :2018/01/28(日) 22:11:25.37 ID:iOhKv5UP0

船長「それに最後の絶望的なことを教えてやる!」

船長「俺は訓練を重ね潜水時間は6分12秒!どうだ!これだけで意識が遠のくだろぉ!」

ジョセフ「ヘヘッ…ヘヘッ…」

船長「どうやら息を止めることも諦めて気がおかしくなったと見える。波紋とやらは呼吸が出来なければ意味がないらしいからな」

ジョセフ「(海か…潜水か…)」

メッシーナ『一秒間に10回の呼吸ができるようになれ!』

ロギンス『10分間息を吸い続けて10分間吐き続けろ!それができたらマスクを外してやる!』

ジョセフ「(こちとらそうやって海で戦えねえようにならねえ為にキッツイ師範代二人にみっちりシゴかれたんだよ…!)」

ジョセフ「コォォォォォォォォォ」

船長「なに!?あいつ海で呼吸をッ!?一体どれだけの肺活量を持って…!?」

ジョセフ「6分12秒だぁ?そんなもんメッシーナとロギンスの前で言ったら鼻で笑われちまうぜ!」

ジョセフ「くらえ!青緑波紋疾走!」

バチバチバチバチッ!


73 : ◆akrJA.dFs. :2018/01/28(日) 22:29:03.60 ID:iOhKv5UP0
今日はここまで
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 22:31:55.22 ID:9KJU00DBo
気になるところで切りやがって
おつです
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 22:35:57.89 ID:p1GDHfF00

波紋戦士に勝てるわけないんだよなぁ
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 22:39:23.87 ID:DJH77SiW0
ジョセフageで承太郎sageはやめろよ。
みんなに見せ場があってのジョジョだろ。
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 22:41:39.34 ID:q9aI/9W1O
>>76
ヒント:二部でのジョセフ以外の活躍
78 : ◆akrJA.dFs. :2018/01/28(日) 23:01:52.42 ID:iOhKv5UP0

シュン! ザパァン!

ジョセフ「チッ…避けられて打ち上げただけになっちまったか!」

船長「危ない…もう少しで喰らうところだった…!あれが波紋か…!喰らっていればどうなっていたか…」

ジョセフ「どうにもならねぇよ」

ジョセフ「スタンドはスタンドでしか倒せないらしいからな、世知辛くて涙が出そうだぜ。だが…!」

ジョセフ「直接お前をぶん殴れば済む話だぜ!」

船長「クククッ…それはどうかな?」

ジョセフ「なっ…!?急に力が抜けて…」

船長「さっき俺が発射したのは相手の生命エネルギーを吸い取るフジツボでね…!このままお前は体力を吸われ続けて溺死するんだな!」

ジョセフ「成る程な…今俺の身体には『スタンド』が付いているのか…だったら…!」

ジョセフ「波紋!」

船長「なんの…!さっきの攻撃如きスタンドでガードすれば…!」

シュンシュンシュンシュン!



船長「ガアッ!何故だ…!?スタンド使いじゃないお前がスタンドにダメージを与えることができる…!?」







79 : ◆akrJA.dFs. :2018/01/28(日) 23:12:23.74 ID:iOhKv5UP0

ジョセフ「俺がお前に発射したのは波紋じゃねぇ…俺には見えねえが自分のスタンドをよく見な!」

船長「なっ…!?俺の発射したフジツボが…!?」

ジョセフ「俺にくっついてるフジツボにくっつく波紋!つまり負の波紋を流したのさ!そして正の波紋が流れているお前に磁石のように吸い寄せられて飛んでいったのさ!」

船長「ふざけるな…俺に波紋なんざ…ッ!まさか…」

ジョセフ『『口より手を動かせ』とはよく言ったもんだぜ。自分のスタンドの説明をする前にさっさと行動に移すんだったな』

船長「俺を殴った時に既に波紋を流していたのか…!?」

ジョセフ「しょーゆことよ!」

船長「グッ…まさか自分のスタンドにやられるとは…!力が…!」

ジョセフ「どうだ!これでテメェはお終いよ!」

船長「マズイ…このままでは溺れる………なんちゃって!」

船長「スタンドから出したものは自分の意思で消すことができる!つまりお前の最後の足掻きは無駄だったわけだジョセフ・ジョースター!」

ジョセフ「ちくしょう…!さっきの波紋で俺ももう限界だ…文字通り最後の足掻きになっちまった…!」

船長「ハーハッハッハッ!それでは宣言通りお前を海の藻屑にしてやろう!」




承太郎「なんだ?誰が海の藻屑になるだって?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ




ジョセフ「俺はもう限界だから後は承太郎に任せるぜ」







80 : ◆akrJA.dFs. :2018/01/28(日) 23:24:24.95 ID:iOhKv5UP0

船長「承太郎!?何故貴様がここに…!?追ってこれないように泳いで遠くまで来たというのに…!?」

承太郎「なぁに、ここらへんにデッカい水しぶきが上がったもんでな」

船長「水しぶき…?まさかッ…!」

ジョセフ「ヘヘッ!今頃気づいたようだな!」

船長「一発目に撃った波紋は俺に攻撃する目的ではなく打ち上げて居場所を教える為に…!」

ジョセフ「その通り!まぁどれだけ離れていたかわからなかったからこればっかりは承太郎のスタープラチナの視力の良さに賭けたんだけどな」

承太郎「ったくジジイ…スタンド使いの見分け方を横取りされるわ俺をガキの助けに使うやら挙句の果てテメェの助けをさせられるとはいい度胸してるじゃねえか」

ジョセフ「あれ…承太郎ちゃんって案外根に持つタイプ…?」

承太郎「……最後は俺が直々にぶちのめす…」

ジョセフ「(図星かよ…)」

ジョセフ「んじゃバッタージョセフ・ジョースターに代わりまして空条承太郎!」

承太郎「スタープラチナ!」

船長「(マズイ…速く逃げ…

スタープラチナ「オラオラオラオラオラオオラオラオラオラオァ!」

船長「ブベラァァァァァァァァァ!」

シューーーーーーーーン!

キラーン!

ジョセフ「(この飛距離はホームランだな…結構イライラしてたんだろうな承太郎…後で謝っておこ)」

承太郎「ふぅ…スッキリしたぜ」


VS暗青の月 終了

81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/29(月) 08:46:45.66 ID:/BunJy8e0
ジョジョ一族はただの攻撃だと思ったのが実はフェイクみたいなの見る度に
そういう知略どうすりゃ思いつくんだろっていつも思わされるな。ジョナサンの剣あぶりとか
ジョセフのリサリサ助けながらカーズ倒したりとか承太郎の時止めの際のボタンフェイクとか
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/29(月) 09:26:57.19 ID:943vmm4zO
波紋戦士に呼吸で戦おうなどとは10年は早いんじゃあないかな
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/29(月) 12:28:31.13 ID:NfNWJFI/0
バッター承太郎です(テテーン
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/08(木) 20:47:44.84 ID:htayae9To
待ってるぜ
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