結城友奈と魔法少女

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55 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/03(土) 21:03:29.82 ID:zqr61oGN0
美樹さやか「ほう、まどかも仁美みたいなモテモテの美少女に変身したいと・・・。そこでまずはリボンからイメチェンですかな?」

鹿目まどか「違うよ!これはママが・・・。」

美樹さやか「さてはママからモテる秘訣を教わったな!けしからん!そんなハレンチな子はこうだ!」

鹿目まどか「わひゃー!やめて、くすぐったいよアハハ。」

美樹さやか「可愛い娘め!でも男子にモテようやんて許さん!!まどかは私の嫁になるのだ。」

志筑仁美「ウ・・ウン!」

仁美が咳払いをしたいつの間にか学校についていたようだ。
56 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/03(土) 21:23:14.53 ID:zqr61oGN0
見滝原中学

早乙女和子「ええ・・・今日はみなさんに大事な話があります。心して聞くように!」

早乙女先生はまどか達の担任である。交際をしているがなかなか長続きがしない。

早乙女和子「うどんとは冷たいのですか?それとも温かいのですか?はい、中沢くん!」

中沢「え!?えっと・・・どちらでもいいんじゃないかと・・・。」

早乙女和子「その通り、どちらでもよろしい。たかがうどんの好みなんかで女の魅力が決まるなんて大間違いです!女子のみなさんはくれぐれもうどんは冷たいのしか食べられないとかいう男とは交際しないように!」

美樹さやか「ダメだったかアハハ・・・。」

鹿目まどか「ダメだったみたいだね・・・。」

早乙女和子「そして男子はうどんの温かさにケチをつける男にはならないこと!」
57 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/03(土) 21:32:30.23 ID:zqr61oGN0
早乙女和子「あとそれから、今日はみなさんに転校生を紹介しようと思います。」

美樹さやか「そっちが後回しかい・・・。」

早乙女和子「最初は一人の予定だったのですがわけあって一気にこのクラスに四人の転校生が来ることになりました。」

美樹さやか「四人!?」

早乙女和子「じゃあ、明美さんから入ってください。」

鹿目まどか(あれ!?あの黒い髪の女の子どこかで。)

美樹さやか「うわ、すげえ美人。」

他にも後から3人転校生が教室に入ってきた。

鹿目まどか(嘘!?あの子ってもしかしてこの間の?)


早乙女和子「はい!では自己紹介言ってみよう。」

明美ほむら「明美ほむらです、よろしくお願いします。」

みんな態度と見た目にちょっと怯えていた

早乙女和子「ええと・・・じゃあ次、お願いします。」




58 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/03(土) 21:38:14.41 ID:zqr61oGN0
結城友奈「香川県、讃州中学から来ました。結城友奈です!」

東郷美森「同じく讃州中学から来ました。東郷美森です。」

三好夏凜「同じく讃州中学から来た三好夏凜よ・・・。」

鹿目まどか(やっぱりあの人って・・。)

美樹さやか「一名だけおっぱいでかいな・・・。」

鹿目まどか「いや何言ってんの・・・。」

早乙女和子「では、みなさん新しい生徒と仲良くしてくださいね。」

転校生の四人の内ほむらはまどかの方を見ていた
59 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/09(金) 21:39:17.01 ID:1lon7Jno0
ホームルーム終了後、早速転校生に何人かのクラスメイトが集まってきた。

「友奈ちゃん達って前はみんな同じ学校だったの?」

結城友奈「そうだよ。なんと!私達3人は同じ学校で同じ部活に所属していたんだ。」

「すげえ、そんな偶然もあるんだな。」

結城友奈「後、他の共通点はみんなうどんが好きとかかな。」
60 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/09(金) 21:45:50.00 ID:1lon7Jno0
「うどんか、そういえばさっき先生が「うどんは冷たいのか温かいのか」という質問をしてきたけど結城達はどうなんだ?」

結城友奈「私はどちらでも大好きだよ。」

「さすが元四国地方の学生・・・。」

結城友奈「後、他の共通点は・・・おっとこれは極秘だった。」

「極秘!?なにそれ。」

「ひょっとしてあれか?実はこうみえて魔法少女とか?」

その一言で黒髪の転校生がその男子をギョッと見つめていた。

「ひっ!!」

東郷美森「どうしたの?」

「いや、今アイツから殺人光線をくらったような・・・。」
61 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/09(金) 21:52:52.45 ID:1lon7Jno0
東郷美森「殺人光線って・・・あっ、私は東郷美森です。友奈ちゃんは私の嫁になります!」

「!?」

東郷美森「一通でも友奈ちゃんにラブレターを出したりしてみなさい。屋上に呼び出して吊し上げますので。」

「まじか・・・。」

三好夏凜「もう、何言ってるんだか・・・。」

三好夏凜「私は三好夏凜、運動が得意、好きな食べ物はにぼしとうどんよ。」

「煮干し?」

三好夏凜「煮干しは栄養をとるためには絶対必須よ!!後、サプリもね。」

「煮干しとサプリっておもしれーな、これからよろしくな!」

62 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/09(金) 21:57:52.67 ID:1lon7Jno0
美樹さやか「・・・。」

鹿目まどか「どうしたの?さやかちゃん。」

美樹さやか「ねえ!」

突然さやかが大きな声を出したからみんなビクっ!となった。そしてさやかはスタスタ友奈の方へ向かい

スッ

結城友奈「?」

美樹さやか「あたしは美樹さやか、困ったことがあったら何でも言ってね、転校生!」

結城友奈「こちらこそよろしくお願いします。結城友奈です。」

二人は握手をした。

鹿目まどか「あの!友奈ちゃん!」

結城友奈「ん?」
63 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/09(金) 22:04:46.48 ID:1lon7Jno0
鹿目まどか「私のこと、覚えてる?ほら、この間駅までの道を教えた。」

結城友奈「もしかして・・・まどかちゃん?良かった、このクラスだったんだ。とっても嬉しいよ。」

東郷美森「えっ?どういうことなの?」

結城友奈「言ってなかったね、私がこの間、駅までの道が分からなくてこの人に道を教えて貰ったんだ。」

東郷美森「それはそれは、うちの友奈ちゃんが大変お世話になりました。」

鹿目まどか「ええっ、そんな大げさだよ。」

結城友奈「でもまどかちゃんがこのクラスにいたなんて分からなかったよ。」

鹿目まどか「この間あった時はポニーテールにチャレンジしてたからね。」

「まどかのポニーテール?何それ超見てみたい。」

美樹さやか「あっ、それならあたしは見たわよ。」

「で、どんな感じだったんだよ美樹。」

美樹さやか「忘れちゃった、めんご!」

「んだよそれ〜。」

とっても賑やかな会話になった。

64 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/09(金) 22:25:54.09 ID:1lon7Jno0
一方、友奈達以外にも生徒に話しかけられている人がいた。そう、もう一人の転校生、暁美ほむらである。

「暁美さんって前はどこの学校にいたの?友奈ちゃん達と同じく讃州中学?」

暁美ほむら「前は東京の密教系の学校よ。讃州中学ではないわ。」

「前は部活とかやっていた?運動系?文化系?」

暁美ほむら「やってなかったわ。」

「すごい綺麗な髪型だね、シャンプーは何使ってるの?」

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

三好夏凜「ねえ、東郷アイツ知ってる?」

東郷美森「いいえ、初めてだけど。」

三好夏凜「そう?どこか怪しいのよね。私達みたいに何かあるのかもしれないわ。」

東郷美森「考えすぎじゃない?」

三好夏凜「そう?」

65 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/09(金) 22:33:34.98 ID:1lon7Jno0
暁美ほむら「・・・・。」

「ん、どうしたの?暁美さん。」

暁美ほむら「ごめんなさい・・・緊張しすぎて、ちょっと気分が・・・保健室に行かせてもらえるかしら?」

「え!?えっと・・・じゃああたしが案内してあげる。」

「あっ!私も行く行く!」

暁美ほむら「お構い無く・・・。係の方にお願いしますから。」

そう言うとほむらは友奈達の居る方へ歩いていった。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「へえ、勇者部か・・・。」

結城友奈「そう!いろんなことを勇んで実施するクラブ、それが讃州中学勇者部!あっでも今は見滝は原にいるから見滝原中学勇者部かな?」

「じゃあ俺依頼したいことがあるんだけどいいかな?」

結城友奈「うん?何々?何でも言って。」

暁美ほむら「鹿目まどかさん・・・。」
66 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/09(金) 22:44:15.92 ID:1lon7Jno0
鹿目まどか「!?」

暁美ほむら「あなたがこのクラスの保健係よね?」

鹿目まどか「えっと・・・あの。」

暁美ほむら「連れてってもらえる?保健室。」

美樹さやか「ん?どうしたの?まどか。」

鹿目まどか「ううんと、ちょっと保健室まで。」

美樹さやか「そう・・・。」

「まじ!?今日からでも猫を探してくれるの!?助かるよ、ああ、ジャミロクワイ早く見つからないかな?どこいったんだよ。」

「どんな名前よ・・・。」

「うちの母さんが猫とミュージシャン好きだからだよ。」

美樹さやか「あっ!ジャミロクワイならあたしも知ってる。」

三好夏凜「フフフ・・・私達勇者部に任せなさい!どんな依頼だって解決してみせるわ!」

「ありがとう!いつかお礼金を渡すよ。」

結城友奈「ああ、お金はいらないよ。」
67 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/10(土) 10:00:39.45 ID:e6qC92tz0
そのころ、ほむらが廊下を歩くと見た目のせいかみんなにジロジロ見られたが動じずほむらはスタスタと歩いていった。

鹿目まどか「あの・・・その・・・私が保健係ってどうして・・・。」

暁美ほむら「・・・・。」

鹿目まどか「あっ・・・。」

暁美ほむら「早乙女先生から聞いたの。」

鹿目まどか「あっ、そうなんだ。えっと・・・保健室は・・・。」

暁美ほむら「こっちよね。」

鹿目まどか「うん、そうなんだけど・・・いやー、えっとその場所知ってるのかなって。」

ほむらは答えず廊下を歩くだけだった。

鹿目まどか「あっ・・・暁美さん?」

暁美ほむら「・・・・・・・ほむらでいいわ。」

鹿目まどか「ほむらちゃん・・・。」

暁美ほむら「何かしら?」

鹿目まどか「えっと・・・替わった名前だよね。」

暁美ほむら「・・・・・。」

鹿目まどか「えっとね、変な意味じゃなくてね。そのなんというかかっこいいななんて。」

暁美ほむら「・・・・・・・・。」

その時ほむらはくるりと回りまどかの方を見た。


68 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/10(土) 10:12:36.93 ID:e6qC92tz0
暁美ほむら「鹿目まどか、あなたは自分の人生が尊いと思う?家族や友達を大切にしてる?」

鹿目まどか「えっと・・・大切だよ。家族や友達も大好きで、とても大事にしているよ。」

暁美ほむら「本当に?」

鹿目まどか「ホントだよ、嘘なわけないよ。」

暁美ほむら「そう・・・。もしそれが本当なら、今とは違う自分になろうだなんて、絶対に思わないこと。さもなければすべてを失うことになる。」

鹿目まどか「・・・。」

暁美ほむら「あなたは鹿目まどかのままでいればいい、今まで通りこれからも。」
69 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/10(土) 10:23:25.69 ID:e6qC92tz0
一方、教室では、

東郷美森「じゃあ、この紙にあなたの名前、住所、電話番号、依頼内容を書いてもらえるかしら?」

「おお!えっと、名前は藤井裕翔っと・・・。後、電話番号は022ー799-○○○、住所は見滝原市風見野区271-4、依頼内容は3日前からいない飼い猫の捜索、特徴はしましま模様の体と、こんな感じか?」

東郷美森「分かったわ。依頼内容はこれでいいわね。裕翔くん。」

藤井裕翔「ああ。あと、名前は藤井でいいよ。」

三好夏凜「風見野ね・・・。風見野なら確か風が住んでるのよね?」

結城友奈「だったら見かけたかどうか聞いてみようよ、最近目撃したかもしれないよ。」

藤井裕翔「よく庭の回りを遊んでいたからそう遠くまで行ってはないはずだと思う。じゃあ後は宜しくな。」

東郷美森「ええ、見つかり次第連絡するわ。」

70 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/10(土) 10:26:16.17 ID:e6qC92tz0
鹿目まどか「いやー、ゴメンゴメン。」

藤井裕翔「ん?どうしたんだ鹿目。」

鹿目まどか「ほむらちゃんを保健室まで、でもすぐに戻ってくるかも。」

キーンコーンカーンコーン

三好夏凜「チャイムがなったわ。」

美樹さやか「(みんな何が得意科目なのかな?)」
71 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/10(土) 10:30:41.14 ID:e6qC92tz0
そして授業が終わり放課後、まどか達はイネスのカフェまで来ていた。

美樹さやか「ああ・・・疲れた。」

志筑仁美「お疲れ様です。」

美樹さやか「まさか四人転校生来たもののああなるなんてビックリだわ。まずあのおっぱいでかい転校生は・・・。」




72 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/10(土) 10:40:28.09 ID:e6qC92tz0
今日の授業、歴史にて

東郷美森「ええと、尊王攘夷運動というのはですね
江戸時代に幕府が外国の圧力に負け、朝廷の許可を得ずに通商条約を結んだことから、天皇を尊ぶ尊王論や外国の勢力を排除しようとする攘夷論が高まりその2つは結び付き、この幕府に反対する尊王攘夷運動が盛んとなりました。そしてこの運動に多く関わったのが長州藩の西郷隆盛です。ちなみにこの西郷隆盛は・・・。」

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

美樹さやか「と、かれこれ10分は語っていたわ。」

志筑仁美「でもあなた、3分もたたぬ内に寝てましたよね。」

美樹さやか「バレてたか・・・。それと、次に赤髪の転校生ね。」
73 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/17(土) 17:59:44.16 ID:1MGJkCr10
今日の保体の授業は陸上競技であった。
その中で高跳びをやったのだが・・・。

結城友奈「(トットット・・・)」

颯爽と助走をし、そして華麗な高いジャンプをしたのだ。生徒から歓声が上がり、教師も驚き

教師「県内記録じゃないの・・・。」

となった。

勿論、一番声援をしていたのは友奈の大親友東郷であった。

東郷美森「すごいわ友奈ちゃん、県内記録だそうよ。」

結城友奈「うん、よかったよ。」





74 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/17(土) 18:04:59.51 ID:1MGJkCr10
美樹さやか「そして、最後にツインテールの転校生ね。」

志筑仁美「先生が記録を測るのを忘れるくらい速く走りましたね。」

美樹さやか「しかも、声援を受けてるときに・・。」

三好夏凜「ふっ、こんなの勇者なんだから当然でしょ。」

美樹さやか「だって・・・。」



75 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/17(土) 18:09:00.88 ID:1MGJkCr10
鹿目まどか「・・・・。」

美樹さやか「ん?どうしたの、まどか。さっきから黙りこんじゃって。」

鹿目まどか「ううん、ちょっとね・・・。」
76 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/17(土) 18:15:01.63 ID:1MGJkCr10
一方、イネスのフードコートにて・・・。

犬吠埼風「みんな、転校初日お疲れ様。」

「お疲れ様でした。」

勇者部活動は部室がないため、友奈達はイネスでうどんを食べたり公園へ行ったりしてミーティングや報告、雑談などを集まってしている。

犬吠埼風「どう?樹、新しいクラスは。」

犬吠埼樹「まだ、慣れるにはちょっと時間かかるかも・・・。」
犬吠埼風「そっか・・・。友奈達は?」

結城友奈「はい、まだ慣れたわけではないですがいろいろと個性豊かな人がいましたよ。」

犬吠埼風「へえ、誰なの?」
77 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/17(土) 18:22:09.43 ID:1MGJkCr10
犬吠埼風「ふーん、まどか、さやか、志筑、中沢、藤井・・・中々面白そうね。」

三好夏凜「名前だけで判断ってどうなのよ・・。」

東郷美森「あっ先輩、その中で裕翔くんから依頼が来てるのですが。」

東郷が風に依頼内容を説明し

犬吠埼風「成る程、了解したわ。ちょうどあたしも風見野区だから夕方から捜索できるわ。」

東郷美森「ありがとうございます。裕翔くんにはすぐに捜索をすると連絡しときます。」

犬吠埼風「宜しくね。しかし・・・。」

風は深刻な顔を一瞬したかと思うと・・・。
78 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/17(土) 18:29:31.05 ID:1MGJkCr10
犬吠埼風「猫の名前がジャミロクワイって・・・どんな名前なのよ。ハハハ♪」

何故か風は突然大爆笑してしまった。

結城友奈「どうやらミュージシャンの名前が元らしいですよ。」

犬吠埼風「成る程・・・ミュージシャンね。アハハ♪」

三好夏凜「なんでつぼったのよ・・・。」

79 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/17(土) 22:46:33.59 ID:1MGJkCr10
犬吠埼樹「そういえば私、昨日の夕方猫を家の近くでみかけたのでお腹が空いてた模様だったからお姉ちゃんに言って魚をあげました。」

犬吠埼風「そういや、そんなことがあったわね。フフ・・・。」

三好夏凜「いつまでつぼってんのよ・・・。」

結城友奈「もしかしたらそれが裕翔くんの言っていたジャミロクワイかもしれません。」

犬吠埼樹「帰るときに見てみますね。特長が体にしましま模様があるんですよね?」

結城友奈「うん、そうだよ。」

犬吠埼風「そしてその猫の名前がジャミロクワ・・・ブー!!」

三好夏凜「もうええわ!!」

80 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/17(土) 22:48:53.91 ID:1MGJkCr10
一旦話しはさっきのまどか達へ



81 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/17(土) 22:59:49.34 ID:1MGJkCr10
さやかはホットドッグを食べながら目をパチクリしていた。

美樹さやか「ええ!?なにそれ。」

鹿目まどか「わけわかんないよね・・・。」

美樹さやか「文武両道で才色兼備かと思いきや実はサイコな電波さん。」

志筑仁美「数学もスラスラと問題をとき、保体では友奈さんや夏凜さんに差がまったくないくらいな記録を出してましたしね。」

美樹さやか「くっ・・・どこまでキャラ立てすれば気がすむんだあの転校生は・・・萌えか、そこが萌えなのか〜。」

何故かバタッとさやかはテーブルにうつぶせをした。
82 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/22(木) 17:43:20.65 ID:UoXlIh5d0
仁美がまどかに尋ねて来た。

志筑仁美「まどかさん、本当に暁美さんとは初対面ですの?」

鹿目まどか「うん、常識的にはそうなんだけど・・・。」

さやかはムクっと起きだし

美樹さやか「なにそれ、非常識な方で心当たりがあると?」

鹿目まどか「ええっとね・・・夕べ、夢の中で出会った・・・ような。」

それを聞いてた二人はジュースを飲み干してしばらくして盛大に笑いだした。

美樹さやか「アハハハハ、すげぇ、まどかまでキャラが立ち始めたよ。」

鹿目まどか「ひどいよ、私は真剣に悩んでいるのに。」

83 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/22(木) 17:52:47.47 ID:UoXlIh5d0
美樹さやか「ああ、もう決まりだ。それ、前世の因果だわ。あんた達、時空を越えた仲間なんだわ♪」

からかい上手のさやかちゃんであった。


志筑仁美「夢って、どんな夢でしたの?」

鹿目まどか「それが、何があったか思い出せないんだけどとにかく変な夢だったってだけで。」

志筑仁美「もしかしたら、暁美さんと前に会ったことがあるのかもしれませんわ。」

鹿目まどか「え?」

志筑仁美「まどかさん自身は覚えていないつもりでも、深層心理には彼女の印象が残っていてそれが夢に出てきたのかもしれません。」
84 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/03/22(木) 17:58:23.40 ID:UoXlIh5d0
美樹さやか「それ出来すぎてない?どんな偶然よ。」

志筑仁美「そうね・・・。」

仁美は携帯を取り出すと

志筑仁美「あら、もうこんな時間ですの。ごめんなさい、お先に失礼しますわ。」

美樹さやか「今日はピアノ?日本舞踊?」

志筑仁美「お茶のお稽古ですの。もうすぐ受験だと言うのにいつまで続けさせられるのか。」

美樹さやか「うわ・・・小市民に生まれてきて良かったわ。」

仁美はお嬢様であり、いろいろな稽古を習っているのである。
85 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/04/07(土) 21:11:43.60 ID:YLcotd/u0
鹿目まどか「私達も行こうか!」

まどかも席をたった。

美樹さやか「あっ!まどか、帰りにCD屋に寄ってもいい?」

鹿目まどか「いいよ。また上条くんの?」

美樹さやか「ウヒヒ・・・まあね。」

上条とは、さやかの幼なじみでありさやかが好きな人である。だが、彼は今腕をけがして入院中である。
86 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/04/07(土) 21:18:36.38 ID:YLcotd/u0
店を出るとまどか達は仁美と別れてから、CD屋へ立ち寄った。まさか、この後とてつもないものと出くわすとは知らずに。

まどかはCD屋で曲を聞いてるとしばらくしてから「助けて・・・」という声が聞こえたのだ。

だが最初はまどかも気のせいかと思っていたが

「助けて・・・まどか!」

自分の名前を言ってきたからまどかはビックリし

鹿目まどか「え?何・・・この声。」

さすがに動揺していた。

そしてまどかはCD屋を出たのだ。

美樹さやか「ん?」


87 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/04/07(土) 21:29:33.71 ID:YLcotd/u0
同時期、友奈達は・・・。

イネス フードコート

迷子の猫「ジャミロクワイ」について話してからしばらくして風がこんなことを話してきた。

犬吠埼風「そういえば、あんたら聞いた?」

三好夏凜「え?何をなの・・・。」

犬吠埼風「この見滝原の怖いウ・ワ・サ♪」

三好夏凜「へえ、そんな話をしてくるとは意外ね。」

犬吠埼風「そりゃ今日学校で聞いたことだからね・・・アハハ。」

東郷美森「風先輩、どういう噂なのですか?」
88 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/04/14(土) 21:49:13.38 ID:vu8k+Dgh0
犬吠埼風「それは、どうやら見滝原では最近飛び降り自殺が多いらしいわ。」

三好夏凜「飛び降り自殺!?」

犬吠埼風「ええ。でも、何故そうなるのかは分からないわ。」

結城友奈「それで、真相でも確かめるのですか?」

犬吠埼風「まっさか、そんなことするわけないわよ。さてと、うどんも食べ終わったところだし、そろそろ出ましょうか。」

犬吠埼樹「猫を探さないといけないしね。」

犬吠埼風「そう、猫のジャミロク・・・ぶー!」

三好夏凜「(もう、つっこまないでおこう・・。)」

そして風達はイネスからでた。


89 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/04/14(土) 21:54:21.55 ID:vu8k+Dgh0
その時、友奈は謎の声が聞こえた。

「助けて・・・。」

結城友奈「誰!?」

そして友奈は声のほうへ走り出した。

犬吠埼風「友奈?どうしたのよ。そっちは改装工事中よ。」

結城友奈「こっちから助けてと声が・・・。」

三好夏凜「ちょ!待ちなさい、友奈!」

だが、改装工事中の場所をしばらく走っていたら声はまったく聞こえなくなった。

90 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/04/14(土) 21:58:27.25 ID:vu8k+Dgh0
結城友奈「あれ?聞こえなくなった。」

犬吠埼風「結局なんだったのかしら?」

犬吠埼樹「さあ。」

犬吠埼風「まあいいわ。でましょうか。」

犬吠埼樹「ちょっと待ってお姉ちゃん!」

犬吠埼風「ん、何?って、嘘!?」

三好夏凜「何コレ・・・結界?」

今、友奈達は改装工事中のイネス店内にいたはずだったがまったく別のところにいた。

東郷美森「ここは・・・どこなの?」

91 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/04/14(土) 22:06:15.94 ID:vu8k+Dgh0
犬吠埼風「道が・・どんどん変わっていく・・・。」

三好夏凜「樹海化とはまた別のものっぽいわね。」

ガサゴソ・・・

東郷美森「誰!?」

すると・・・


「ア、チェミオ、パオノマナタ、サニートノニモ・・」

謎の化け物が友奈達を取り囲んでいた

92 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/04/14(土) 22:11:19.62 ID:vu8k+Dgh0
犬吠埼樹「お姉ちゃん!」

犬吠埼風「大丈夫よ、樹。私がいるわ。」

三好夏凜「あたし達を襲うってことはこれってバーテックス!?」

東郷美森「いや、それではないわ。でも今は・・・みなさん、ここは勇者システムを使いましょう!」

三好夏凜「ええ、その方がいいかもしれないわね。」

結城友奈「そうだね。よし、いくよ!」



93 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/04/14(土) 22:17:07.85 ID:vu8k+Dgh0
友奈達はスマホの勇者システムというアプリで勇者に変身ができるのだ。

三好夏凜「さてと、殲滅開始よ!」

犬吠埼風「とおりゃー!」

風は真っ先に化け物を一匹、また一匹と、凪ぎ払った。

犬吠埼樹「私も・・・。えーい!」

樹が化け物を捕らえる。

東郷美森「・・・・。」

東郷はひたすら銃撃をし。

三好夏凜「チョロい!」

夏凜が化け物を次々と切っていった。

犬吠埼風「今よ、友奈!」

結城友奈「はい!とおりゃー!勇者パンチ!!」

ドカッ!の音と共に友奈の拳が化け物に当たった・・・が。

犬吠埼風「嘘でしょ・・・。」
94 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/05/05(土) 23:35:43.56 ID:F14eYDFm0
「アッ トカ アヨニ モヒト ニ」

化け物はみんなピンピンしていた。

三好夏凜「なんで・・・攻撃が効いていない!?」

東郷美森「そういうことだったのですか!」

犬吠埼風「どういうことなの?東郷。」

東郷美森「みなさん、ここに来た時の大赦の連絡を思い出してください。」

犬吠埼風「大赦の連絡?」

東郷美森「あの時、大赦は勇者システムは使えるようにしてるが力が衰えるかもしれない。と言っていました。」

三好夏凜「それって・・・。」

東郷美森「しかもここは、神世紀でもなく香川でもなくそして神樹様がない世界。」

結城友奈「てことは・・・。」

東郷美森「今の私達は勇者でもなんでもない、ただのコスプレをした普通の人間です!!」
95 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/05/05(土) 23:42:26.29 ID:F14eYDFm0
犬吠埼風「コスプレをした・・・」

三好夏凜「普通の・・・人間・・・今のあたし達では戦えないということ!?」

しかし、そんな都合など知らないと化け物は友奈達に迫ってきてた。

犬吠埼風「嘘でしょ・・・こんな知らないところまで連れていかれたあげく更に化け物に殺されないといけないってわけ!?」

犬吠埼樹「お姉ちゃん・・・。」

三好夏凜「くっ・・・来るな!!!」

東郷美森「神樹様!!」

刻一刻と化け物は近づいてきてた・・・だが

結城友奈「・・・・・。」

バシューン!!

「!?」

突然銃声が聞こえてきたのだ


96 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/05/05(土) 23:54:32.50 ID:F14eYDFm0
結城友奈「今のは東郷さん?」

東郷美森「いえ、私ではないわ。」

その時、声が聞こえた。

「あなた達危なかったわね、でももう大丈夫。」

結城友奈「えっ・・・だれ?」

そこにいたのは綺麗な金髪の女性だった。

犬吠埼樹「きれい・・・。」

犬吠埼風(あれ?あの顔どこかで・・・。)

「あなた達は魔法少女に見えるけど、どうやら違うみたいね。」

三好夏凜「は?魔法少女?」

東郷美森「あの・・・何て名前なのですか?」

「あら、自己紹介がまだのようね。でも・・・」

「?」

「その前に!!」

97 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/05/06(日) 21:28:07.52 ID:6P25GByg0
そう言うと女性はジャンプし・・・

パンパン! ダダダダダ!シュバーン!シュバーン!

銃弾を化け物に向かい撃ちまくったのだ。

三好夏凜「攻撃が効いているわ!」

結城友奈「かっこいい・・・。」

そして女性が巨大な大砲を用意し・・・

「ティロ・フィナーレ!!」

ドガーン!!!

化け物は跡形もなく飛び散った。

東郷美森「・・・・。」

「一仕事終了ね。」

そう言うと女性は変身を解いたのだ。

98 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/05/06(日) 21:37:58.30 ID:6P25GByg0
「あなた達大丈夫かしら?」

結城友奈「はっはい!助けてくれてありがとうございます!」

「そういえばバトルに夢中で名前を言い忘れていたわね。私は巴マミ、魔法少女よ。」

犬吠埼樹「魔法少女?」

犬吠埼風「魔法少女というのは後にして・・・あなたマミなの!?」

巴マミ「あら、やっと気づいたみたいね。犬吠埼さん、それに三好さんも。」

結城友奈「えっ!?」

三好夏凜「まさかあなただったとはね、マミ。」

東郷美森「どういうことなの?夏凜ちゃん。」

三好夏凜「実は、あたしが新しいマンションに来たときにいろいろと他のマンションの人に挨拶をしてたんだけどちょうどマミも同じマンションに住んでたのよね、そこで出会ったわ。」

東郷美森「成る程。」

犬吠埼風「あたしは今日新しいクラスで彼女に出会ったわ。」

東郷美森「同居と同級生ですか・・・。」

結城友奈「こういう偶然もあるんだね。」



99 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/05/26(土) 19:41:48.78 ID:PFelDwLS0
美樹さやか「あ、いたいた。マミさーん!」

鹿目まどか「どうしたんですか急に。」

巴マミ「あら、鹿目さんに美樹さん。」

美樹さやか「急にどっか行ったからビックリしましたよ。」

巴マミ「ふふ、ごめんなさい。その方達が魔女の使い魔に襲われてて。」

美樹さやか「フーン・・・ってあんたらは。」

鹿目まどか「友奈ちゃん!それに東郷さんと夏凜ちゃんも。」

結城友奈「えっ!?まどかちゃんとさやかちゃん?どうしてここにってあれ?」

鹿目まどか「ん?どうかしたの?」

結城友奈「いや、その抱えてる白い動物なんだけど・・・。」

巴マミ「あら?その子が見えるのね。」

犬吠埼風「見える?どういうことよ。」

巴マミ「その子はキュウべえ、私達魔法少女のサポーターみたいなものよ。」

犬吠埼風「大赦みたいな奴か・・・。」

巴マミ「大赦?」

犬吠埼風「あっ!いや・・その何でもないわ。」



100 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/05/26(土) 19:43:37.61 ID:PFelDwLS0
鹿目まどか「ところで、友奈ちゃんらキュウべえのことを見て驚いてたの?」

結城友奈「いや、私その子に呼ばれたような気がして。」

美樹さやか「どういうことよ?」

結城友奈
101 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/05/26(土) 19:46:56.16 ID:PFelDwLS0
結城友奈「それはかくかくしかじか。」

友奈はまどかとさやかに状況を説明した。」

美樹さやか「成る程、コイツに呼ばれて工事現場に行ったら突然声が聞こえなくなってその後化け物に襲われた・・・か。」

キュウべえ「そりゃそこでまどかが助けてくれたからね、声が聞こえなくなったのは当たり前さ。」

犬吠埼風「うわー!ビックリした!コイツ喋るのね・・・。」
102 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/05/26(土) 19:53:15.86 ID:PFelDwLS0
東郷美森「うん?まどかに助けてもらったって?」

鹿目まどか「実は私達もこの子に助けを求められて助けてあげたら突然化け物に襲われたんだ。」

東郷美森「成る程ね。」

キュウべえ「まあ堅苦しいことはなしで。それより僕は君達にお願いがあって助けを呼んだんだ。結城友奈、東郷美森、犬吠埼樹、犬吠埼風、三好夏凜、僕と契約して魔法少女になってよ。」

犬吠埼風「コイツ・・・名乗ってもないのに全員の名前をフルネームで。」

美樹さやか「私もホントビックリしたわ。なんでコイツ名乗ってもないのに名前知ってるのかしら?」
103 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/05/26(土) 19:58:14.15 ID:PFelDwLS0
三好夏凜「あのさ・・・それくらいでいいかしら?もうわけがわからないわ・・・コイツといい魔法少女だったりさっき襲ってきた化け物だったり・・・何がなんだかサッパリだわ。」

巴マミ「ふふ、いろいろと説明不足だったわね。でも、ここにいてもあれだしあなた達これから家にいらっしゃい。」

三好夏凜「何故に?」

巴マミ「そこで詳しく話してあげるわ。丁度鹿目さんと美樹さんにも説明をしようとしてたところだったし。」
104 :ゆーゆ ◆VM3rCD.BMg :2018/05/26(土) 20:03:19.64 ID:PFelDwLS0
結城友奈と魔法少女
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